JP2020068669A - 作物摘心作業車 - Google Patents

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JP2020068669A JP2018203142A JP2018203142A JP2020068669A JP 2020068669 A JP2020068669 A JP 2020068669A JP 2018203142 A JP2018203142 A JP 2018203142A JP 2018203142 A JP2018203142 A JP 2018203142A JP 2020068669 A JP2020068669 A JP 2020068669A
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伸一 松家
Shinichi Matsuie
伸一 松家
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【課題】本発明の作物摘心作業車は、切り落とした摘心物が作物上に降り掛かるのを防ぎ、摘心物の収集を楽に行えるようにすることを課題とする。【解決手段】前後車輪3,4で畝溝を走行する走行車体1の前側に横長のバリカン刈刃装置10を設けた作物摘心作業車において、バリカン刈刃装置10に摘心物を受ける受樋28と該受樋28内に溜まる摘心物を送風で横送りするファン29を設け、受樋28の側端から畝溝に摘心物を放出する作物摘心作業車とする。【選択図】図1

Description

本発明は、自走しながら大豆の枝先やチューリップの花等を切り落とす摘心作業が行える作物摘心作業車に関する。
特許文献1に記載の作物摘心作業車では、走行車体の前に摘心作業用バリカン刈刃が設けられ、切り落とした摘心物がバリカン刈刃上に留まるのを防ぐためにファンで発生した送風で圃場へ吹き落とすようにしている。
特許第5446664号公報
前記の作物摘心作業車は、バリカン刈刃上に溜まる摘心物を送風で吹き落とすだけであるために、吹き落す摘心物が植生している作物に降り掛かり、作物の生育を妨げることがある。また、摘心物を回収したい場合、回収作業が困難である。
本発明の作物摘心作業車は、切り落とした摘心物が作物上に降り掛かるのを防ぎ、摘心物の収集を楽に行えるようにすることを課題とする。
上記本発明の課題は、次の技術手段により解決される。
請求項1の発明は、前後車輪3,4で畝溝を走行する走行車体1の前側に横長のバリカン刈刃装置10を設けた作物摘心作業車において、バリカン刈刃装置10に摘心物を受ける受樋28と該受樋28内に溜まる摘心物を送風で横送りするファン29を設け、受樋28の側端から畝溝に摘心物を放出することを特徴とする作物摘心作業車とする。
請求項2の発明は、バリカン刈刃装置10の周囲を囲う安全ガード31を設けたことを特徴とする請求項1に記載の作物摘心作業車とする。
請求項3の発明は、バリカン刈刃装置10を一体的に走行車体1へ着脱可能にしてなる請求項1に記載の作物摘心作業車とする。
請求項1の発明で、バリカン刈刃装置10で刈り落とされる枝先等の摘心物が受樋28に集められ、ファン29の送風で受樋28の側端に送られ畝溝へ放出されるので、摘心物が植生する作物の生育を阻害することが無く、畝溝へ放出された摘心物を集めることも容易である。
請求項2の発明で、請求項1の効果に加えて、作業者が不用意にバリカン刈刃装置10に接近しても安全ガード31で切刃が直接体に接触して怪我をすることを防ぐ。
請求項3の発明で、請求項1の効果に加えて、この作物摘心作業車は、バリカン刈刃装置10を走行車体1から取り外して別の農作業に使用することが簡単に行える。
作物摘心作業車の側面図である。 同上平面図である。 作物摘心作業車の正面図である。 作物摘心作業車の側面図である。 送風ダクトの拡大図である。
この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1及び図2は、大豆等の作物摘心装置を備えた作物摘心作業車を示すものであり、作物摘心装置はチューリップの摘花にも利用され、この走行車体1の前部にエンジンEを搭載し、このエンジンEの回転動力を走行ミッションケ−ス2内の変速装置に伝え、この変速装置で減速された回転動力を前輪3と後輪4とに伝えるようにしている。機体後部側中央に運転席5が、その前方にはステアリングハンドル6が装備されている。
走行車体1の前方側には、昇降シリンダ8の伸縮作動により対地面対して略平行姿勢を保って昇降する昇降リンク機構9が装備されている。昇降リンク機構9には、作物の先端部を切断処理するバリカン刈刃装置10が刈刃駆動エンジン11によって駆動可能に装備されている。刈刃駆動エンジン11は走行車体1の右側に設けられ畝溝上に位置し、畝溝に立った作業者が起動操作やメンテナンス作業が行い易い。
なお、昇降リンク機構9の先端には、バリカン刈刃装置10の他に薬液散布装置16を装着するが、これらを取り外したり別の作業機を取り付けたりするようにする。
また、前記昇降リンク機構9部には、圃場の作物に薬液を散布する散布ノズル13、散布ホース14、散布ブームランス15等を有した薬液散布装置16が備えられている。機体後部に搭載された薬液タンク18内の薬液は、ポンプにより散布ホ−ス14を通じて散布ノズル13から噴出されるようになっている。
前記昇降リンク機構9は、回動軸芯Q1,Q2を支点として上下動する上リンク9uと下リンク9dと前リンク(フレーム)9f等からなる。
バリカン刈刃装置10は、固定受刃10aとカムで左右に往復動する可動刈刃10bとからなり、そして、可動刈刃10bは、偏心軸を有した刈刃駆動エンジン11にて駆動する構成として、作物の茎を切断後の枝先や花などを固定受刃10aの後に落とすようになる。花の実施例としては、例えばチューリップがあり。球根から育って来たチューリップの花を切断して、球根を大きくする場合に摘心作業を行う。なお、刈刃駆動エンジン11と一体のファン29を設けて駆動するようにしている。バリカン刈刃装置10は、機体側のエンジンEからの動力を利用しないため、簡素な構成となる。
また、バリカン刈刃装置10の底部後側には切り落とす枝先や花などの摘心物を受ける受樋28を散布ブームランス15に取り付けて機体進行左側(ファン29と反対側)に向けて下り傾斜で設け、ファン29の送風を送風ダクト30で受樋28内に導き、摘心物をバリカン刈刃装置10の左端下部から畝溝に落下放出するようにしている。
図5に示すように、送風ダクト30には風量調節板30aを設け、ノブボルト30bの絞め量で送風力を調整する。摘心物は畝溝に集められているので、摘心物の回収作業が容易となる。例えば、バキューム装置を用いて直径が20cmほどの吸引パイプで摘心物を吸引して回収する場合、吸引回収作業が容易となる。散布作業が不要な場合は、薬液タンク18を外してバキューム装置を搭載することで、摘心作業と摘心物の回収作業が同時に可能となる。
バリカン刈刃装置10の左右刈取幅は機体幅(前後輪の左右幅)より両外側方へ広くすることによって作物の摘心作業残しがなくなり、作業能率が向上する。なお、バリカン刈刃装置10の刈刃面は、機体進行方向と略直交する横方向に設けることで、作物の刈刃への入り込みが良くなり、切断精度が向上する。
バリカン刈刃装置10の固定受刃10aは、散布ブームランス15の前側で支持ステー22を介して装着支持するように構成することで、刈刃の支持構成が簡単で容易にでき部品点数も少なくなるメリットがある。バリカン刈刃装置10の支持高さは、運転席に着座するオペレータより刈刃の刃先が見える位置に配置しておくと、作物先端部の摘心位置が決め易くなる。
バリカン刈刃装置10は、走行車体1に対して着脱自在に構成している。これにより、メンテナンス作業が容易となり、また、施肥装置などの別の装置を取り付けることで、別の作業への移行が容易となる。特に、前述したように、バリカン刈刃装置10は、機体側のエンジンEからの動力を利用しないため、着脱にあたり伝動系の着脱が不要となるので、着脱の工数も少なくなる。
バリカン刈刃装置10を駆動するための専用の刈刃駆動エンジン11においては、作業車の運転席5に乗り込む前に予め始動しておく必要があるが、小型バッテリーとセルモータをバリカン刈刃装置10側に搭載しておき、リモコン等の遠隔操作で前記セルモータを駆動させて、刈刃駆動エンジン11を駆動するように構成してもよい。
散布ノズル13を有した散布ブームランス15と一体的に設けたバリカン刈刃装置10において、散布ブームランス15の後方近くに左右方向に横たわる左右の横軸23,23を架設し、摘心作業用刈刃10と散布ブームランス15が一体的に横軸23を支点として回動できる構成としている。これにより、バリカン刈刃装置10の作物に対する作用角度を任意に決定でき、最も切断性能が良好な切断角度を決定することができる。
また、薬液の散布作業時においても噴霧角を任意に決定でき、作物の内部まで薬液が進入でき、よりよい防除効果を得ることができる。
刈刃の角度調節は、刈刃位置より上方に配した調節ハンドル24の回動操作で、伸縮可能なアジャスタ25を介して行えるように構成してある。また、調節ハンドル24及びアジャスタ25は、刈刃位置より上方に配置することによって調節時に作物との干渉がなくなり、ハンドル操作が容易に行える。
前記調節ハンドル24の回動基部にモータを設け、リモコン等の遠隔操作で調節ハンドル24を回動させるように構成してもよい。
なお、前リンク9fに装着されたブーム支持フレーム21と、該ブーム支持フレーム21から前方に突設する左右の連結部材26,26を介して連結支持される散布ブームランス15との間に、バリカン刈刃装置10と散布ブームランス15の回動支点である横軸23を設けた構成としている。散布ブームランス15とブーム支持フレーム21との間を前記アジャスタ25に代えて油圧シリンダで連結し、運転席近くに設ける遠隔操作スイッチの操作で油圧シリンダを伸縮作動させ、刈刃の角度調節を遠隔操作できるように構成することもできる。
また、図3に示すように、昇降リンク機構9の前面に設けた前フレーム9fに、ブーム支持フレーム21をローリング軸40を介して左右ローリング自在に装着し、ブーム支持フレーム21と前フレーム9fを自動水平用シリンダ41にて連結し、そして、このローリング可能なブーム支持フレーム21に散布ブームランス15とバリカン刈刃装置10を装備した構成としている。ブーム支持フレーム21は、機体が傾いても水平状態を保持するので、作物の摘心位置が正確に決まり、所定位置で確実に摘心することができる。
なお、ブーム支持フレーム21には、バリカン刈刃装置10の後側を直線状パイプで前側と側部を固定受刃10aの上でループ状に囲むパイプを直線状パイプに差し込んで幅調整可能にノブボルトで固定した安全ガード31を設けて、作業者が誤って固定受刃10aや可動刈刃10bに接触しないようにしている。
図4に示すように、前記安全ガード31は、固定受刃10aと可動刈刃10bの斜め上方に設ける構成としている。これにより、摘心作業中における安全ガード31の作用効果として、被摘心物は安全ガード31により押されて前方に倒れた状態となるので、刈刃が作用し易くなり切断性能が向上する。
1 走行車体
3 前車輪
4 後車輪
10 バリカン刈刃装置
28 受樋
29 ファン
31 安全ガード

Claims (3)

  1. 前後車輪(3,4)で畝溝を走行する走行車体(1)の前側に横長のバリカン刈刃装置(10)を設けた作物摘心作業車において、前記バリカン刈刃装置(10)に摘心物を受ける受樋(28)と該受樋(28)内に溜まる摘心物を送風で横送りするファン(29)を設け、前記受樋(28)の側端から畝溝に摘心物を放出することを特徴とする作物摘心作業車。
  2. 前記バリカン刈刃装置(10)の周囲を囲う安全ガード(31)を設けたことを特徴とする請求項1に記載の作物摘心作業車。
  3. 前記バリカン刈刃装置(10)を一体的に前記走行車体(1)へ着脱可能にしてなる請求項1に記載の作物摘心作業車。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021205996A1 (ja) 2020-04-06 2021-10-14 株式会社国際電気通信基礎技術研究所 脳機能結合相関値のクラスタリング装置、脳機能結合相関値のクラスタリングシステム、脳機能結合相関値のクラスタリング方法、脳機能結合相関値の分類器プログラム、脳活動マーカー分類システムおよび脳機能結合相関値のクラスタリング分類器モデル

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