JP2020068599A - Moving body - Google Patents
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Abstract
Description
本開示は、搭乗者を搭乗させた状態で走行する移動体に関するものである。 The present disclosure relates to a moving body that travels with an occupant onboard.
特許文献1に開示されている移動体は、左右の旋回量を決定する出力値を出力する出力部と、この出力部により出力された出力値に基づいて左右の旋回を制御する制御部と、を有する。
The moving body disclosed in
しかしながら、特許文献1に開示されている移動体において、制御部は、出力部を構成する全ての感圧素子(圧力センサ)により検出される出力値に基づいて左右の旋回を制御している。そのため、多くの数の感圧素子により左右への旋回を行う必要がある。したがって、コストが増大してしまう。
However, in the moving body disclosed in
そこで、本開示は上記した問題点を解決するためになされたものであり、少ない数の感圧素子により左右への旋回を行うことができる移動体を提供することを目的とする。 Then, this indication is made in order to solve the above-mentioned problem, and an object of the present disclosure is to provide a moving body which can turn right and left with a small number of pressure sensitive elements.
上記課題を解決するためになされた本開示の一形態は、左右への旋回を行う移動体において、感圧素子と、前記感圧素子が出力する出力値を使用して前記移動体の左右への旋回を制御する制御部と、を有し、前記感圧素子として、前記移動体の左右方向の中央の位置に対して前記移動体の左右方向の一方側の位置に設けられた1つまたは複数の一方側感圧素子を備え、前記制御部は、前記移動体の左右への旋回を制御するために行う制御モードとして、前記一方側感圧素子が出力する一方側感圧素子出力値のみを使用して前記移動体の左右への旋回を制御する一方側感圧素子使用制御モードを備えていること、を特徴とする。 One form of the present disclosure made in order to solve the above-mentioned problem is a moving body that turns to the left and right, using a pressure-sensitive element and an output value output by the pressure-sensitive element to move to the left and right of the moving body. A control unit for controlling the turning of the moving body, and the pressure-sensitive element is provided at a position on one side in the left-right direction of the moving body with respect to a central position in the left-right direction of the moving body, or The control unit includes a plurality of one-sided pressure-sensitive elements, and the control unit performs only a one-sided pressure-sensitive element output value output by the one-sided pressure-sensitive element as a control mode performed to control the turning of the moving body to the left and right. Is used to control the turning of the moving body to the left and right, and a one-side pressure sensitive element use control mode is provided.
この態様によれば、制御部は、感圧素子として、移動体の左右方向の一方側の位置に設けられた一方側感圧素子のみ設けられている場合でも、一方側感圧素子のみを使用して、移動体の左右への旋回を制御することができる。そのため、移動体は、少ない数の感圧素子により左右への旋回を行うことができる。 According to this aspect, the control unit uses only the one-side pressure-sensitive element as the pressure-sensitive element, even when only the one-side pressure-sensitive element provided at the position on one side in the left-right direction of the moving body is provided. Thus, the turning of the moving body to the left and right can be controlled. Therefore, the moving body can turn left and right with a small number of pressure-sensitive elements.
本開示の移動体によれば、少ない数の感圧素子により左右への旋回を行うことができる。 According to the moving body of the present disclosure, it is possible to turn left and right with a small number of pressure-sensitive elements.
以下、本開示の移動体の実施形態について説明する。 Hereinafter, an embodiment of the mobile object of the present disclosure will be described.
[第1実施形態]
まず、第1実施形態について説明する。
[First Embodiment]
First, the first embodiment will be described.
<移動体の概要について>
本実施形態の移動体1の概要について説明する。移動体1は、搭乗者を搭乗させた状態で走行するものである。
<Overview of mobile units>
The outline of the moving
図1と図2に示すように、移動体1は、移動体本体11と、駆動輪12と、補助輪13と、座席14と、右ハンドル15Aと、左ハンドル15Bと、アクセル16(操作部、加減速調整部)と、制御部17と、モータ18と、感圧センサ19(荷重センサ)などを有する。
As shown in FIGS. 1 and 2, the
駆動輪12としては、右駆動輪12Aと左駆動輪12Bの2輪が設けられている。なお、図1に示す例では、駆動輪12は、移動体本体11にて座席14に対して後方向の位置に設けられている。
As the
右駆動輪12Aは、搭乗者の右側の位置(搭乗者が移動体1の前進方向に向かって移動体1に搭乗したときの搭乗者の右側の位置、図1における紙面奥側の位置)に設けられている。図2に示すように、右駆動輪12Aは、移動体1の左右に設けられるモータ18のうちの右モータ18Aに接続し、当該右モータ18Aの動力により駆動する。
The
左駆動輪12Bは、搭乗者の左側の位置(搭乗者が移動体1の前進方向に向かって移動体1に搭乗したときの搭乗者の左側の位置、図1における紙面手前側の位置)に設けられている。図2に示すように、左駆動輪12Bは、移動体1の左右に設けられるモータ18のうちの左モータ18Bに接続し、当該左モータ18Bの動力により駆動する。なお、以下の説明において「モータ18」というときは、右モータ18Aと左モータ18Bの両方を含む意味であるとする。
The
補助輪13は、1輪または2輪設けられている。なお、図1に示す例では、補助輪13は、移動体本体11にて座席14に対して前方向の位置に設けられている。
One or two
座席14は、搭乗者が座る席であって、搭乗者の臀部を支持する座部であり、移動体本体11の頂上部分に設けられている。そして、この座席14には、感圧センサ19が設けられている。この感圧センサ19は、感圧素子の一例であり、荷重が作用することにより荷重センサ値が出力される荷重センサである。すなわち、感圧センサ19は、その出力値である感圧センサ値が感圧センサ19に作用する荷重の大きさによって変化するものであり、例えば図3に示すように感圧センサ19に作用する荷重が大きくなるほど感圧センサ値が小さくなる特性を有する。
The
右ハンドル15Aと左ハンドル15Bは、搭乗者が移動体1の搭乗時に把持する部位である。右ハンドル15Aは搭乗者の右側の位置に設けられ、左ハンドル15Bは搭乗者の左側の位置に設けられている。
The
アクセル16は、移動体1の前進と後退を搭乗者の片手で操作可能な操作部の一例である。このアクセル16は、右ハンドル15Aの先端の位置に設けられている。なお、アクセル16が設けられる位置は、図1に示す位置に限定されず、左ハンドル15Bの先端の位置であってもよい。なお、アクセル16としては、例えば前後方向の2方向に倒して操作するレバーのようなものを想定している。また、アクセル16は、搭乗者の足元の位置に設けられていてもよい。
The
制御部17は、CPUとROM,RAM等のメモリを含み、移動体1の走行を制御する。図2に示すように、制御部17は、アクセル16やモータ18や感圧センサ19に接続しており、アクセル16や感圧センサ19から出力される操作量や搭乗者の体重移動の検出値(感圧センサ値)を取得したり、モータ18の駆動を制御したりする。なお、制御部17は、例えば移動体本体11におけるいずれかの位置に設けられている。
The
以上のような構成の移動体1において、制御部17は、搭乗者の体重移動により変化する感圧センサ19から出力される感圧センサ値を使用して、モータ18の駆動を制御して、移動体1の左右への旋回を制御する。なお、制御部17は、モータ18の駆動を制御するため、感圧センサ値からモータ18の回転数を算出する際には、演算式やマップを用いる。また、制御部17は、アクセル16の操作量に基づいて、モータ18の駆動を制御して、移動体1の前進と後退を制御する。このようにして、本実施形態では、移動体1は、搭乗者の体重移動により左右へ旋回する一方で、搭乗者の手によるアクセル16の操作により前進および後退する。
In the moving
(第1実施例)
以上のような概要の本実施形態の移動体1において、第1実施例について説明する。本実施例では、図4に示すように、座席14において、感圧センサ19として、移動体1の左右方向の中央の位置CPに対して右側(移動体1の前進方向に向いたときの右側)の位置に、右感圧センサ19Aのみが設けられている。右感圧センサ19Aは、1つまたは複数設けられている。
(First embodiment)
A first example of the moving
ここで、右感圧センサ19Aが出力する右感圧センサ値VR(出力値)は、移動体1の左右方向の搭乗者の体重移動量(以下、単に「搭乗者の体重移動量」という)に対して、図5に示すような特性を有する。図5に示すように、右感圧センサ値VRは、搭乗者が移動体1の右側に体重を移動させるほど小さくなる一方で、搭乗者が移動体1の左側に体重を移動させるほど大きくなる。また、図5に示すように、搭乗者の体重移動量が「0」のとき(搭乗者の重心の位置が移動体1の左右方向の中央の位置CPであるとき)の右感圧センサ値VRを、中央分布値CVとする。
Here, the right pressure-sensitive sensor value VR (output value) output by the right pressure-
なお、図5に示すように、搭乗者の体重移動量に対する右感圧センサ値VRの特性を表した線(出力特性線)は、中央分布値CVの位置を境界点BPとして、傾きが変化している。言い換えると、図5に示すように、搭乗者が移動体1に作用させる荷重(感圧センサ19に作用する荷重)に対して、右感圧センサ値VRの特性を表した線図において、右感圧センサ値VRの特性を表した線は、その傾きが変わる境界点BPを備えている。
As shown in FIG. 5, the line representing the characteristic of the right pressure sensor value VR with respect to the amount of weight movement of the occupant (output characteristic line) changes in inclination with the position of the central distribution value CV as the boundary point BP. is doing. In other words, as shown in FIG. 5, in the diagram showing the characteristic of the right pressure sensor value VR with respect to the load applied to the moving
本実施例では、制御部17は、右感圧センサ19Aを用いて、図5に示すような右感圧センサ値VRの特性が示される線図(マップ)を参照しながら、図6に示すようにして移動体1の走行を制御する。なお、制御部17は、搭乗者が移動体1に搭乗したとき(搭乗者が移動体1に乗り込んだとき)に、前記の境界点BPを検出して図5に示すような右感圧センサ値VRの特性が示される線図を作成する。
In the present embodiment, the
図6に示すように、制御部17は、右感圧センサ値VRを取得し(ステップS1)、右感圧センサ値VRが中央分布学習値LCVから所定値Aaを減算した値(LCV−Aa)未満であるとの条件を満たすか否かを判定する(ステップS2)。ここで、中央分布学習値LCVは、搭乗者が移動体1に搭乗したときに、中央分布値CVを学習して得られた値である。本実施例では、中央分布値CVは搭乗者の体重によって変化し得ることから、制御部17は、搭乗者が移動体1に搭乗したときに、中央分布値CVを学習して中央分布学習値LCVを算出して(すなわち、境界点BPを検出して)、図5に示すような線図を作成する。なお、例えば、中央分布学習値LCVは2[V]であり、所定値Aaは0.5[V]である。
As shown in FIG. 6, the
そして、制御部17は、ステップS2の条件を満たすと判定した場合(ステップS2:YES)には、移動体1を右へ旋回させるための右旋回制御を行う(ステップS3)。このようにして、制御部17は、右感圧センサ値VRが中央分布学習値LCV(境界点BPの値)よりも小さい場合には、右旋回制御を行う。
When the
一方、制御部17は、ステップS2の条件を満たさないと判定した場合(ステップS2:NO)には、右感圧センサ値VRが中央分布学習値LCVに所定値Abを加算した値(LCV+Ab)よりも大きいとの条件を満たすか否かを判定する(ステップS4)。なお、例えば、所定値Abは0.5[V]である。
On the other hand, when the
そして、制御部17は、ステップS4の条件を満たすと判定した場合(ステップS4:YES)には、移動体1を左へ旋回させるための左旋回制御を行う(ステップS5)。このようにして、制御部17は、右感圧センサ値VRが中央分布学習値LCV(境界点BPの値)よりも大きい場合には、移動体1を左へ旋回させる制御を行う。
When the
このようにして、制御部17は、移動体1の左右への旋回を制御するときに、図5に示す線図を参照して、右感圧センサ値VRの特性を表した線における、境界点BPの位置と、右感圧センサ19Aから取得した右感圧センサ値VRの位置との位置関係より、移動体1の左右の旋回方向を決定する。
In this way, the
また、制御部17は、ステップS4の条件を満たさないと判定した場合(ステップS4:NO)には、移動体1を直進(前進また後退)させるための直進制御を行う(ステップS6)。このようにして、制御部17は、右感圧センサ値VRが中央分布学習値LCV付近の値((LCV−Aa)以上かつ(LCV+Ab)以下の値)である場合には、移動体1を直進させる制御を行う。すなわち、制御部17は、右感圧センサ値VRについて、その中央分布学習値LCVからのバラツキ量が所定値Aaや所定値Abの範囲内であれば、移動体1を直進させる制御を行う。
In addition, when the
なお、座席14において、右感圧センサ19Aの代わりに、移動体1の左右方向の中央の位置CPに対して左側の位置に、1つまたは複数の左感圧センサ19Bのみが設けられていてもよい。ここで、図7に示すように、搭乗者の体重移動量に対する右感圧センサ値VRと左感圧センサ値VLの特性は、対称性を有する。そのため、制御部17は、右感圧センサ値VRを使用したときと同様にして、左感圧センサ値VLを使用して移動体1の走行を制御することができる。
In the
このようにして、本実施例では、制御部17は、移動体1の左右への旋回を制御するために行う制御モードとして、右感圧センサ値VR(左感圧センサ値VL)のみを使用して移動体1の左右への旋回を制御する一方側感圧素子使用制御モードを備えている。
In this way, in the present embodiment, the
(第2実施例)
次に、第2実施例を説明する。本実施例では、感圧センサ19として、図8に示すように、座席14において、感圧センサ19として、中央の位置CPに対して右側の位置に1つまたは複数の右感圧センサ19Aが設けられ、中央の位置CPに対して左側の位置に1つまたは複数の左感圧センサ19Bが設けられている。
(Second embodiment)
Next, a second embodiment will be described. In the present embodiment, as the pressure-
ここで、右感圧センサ値VRと左感圧センサ値VLは、搭乗者の体重移動量に対して、前記の図7に示すような特性を有する。図7に示すように、右感圧センサ値VRは、搭乗者が移動体1の右側に体重を移動させるほど小さくなる一方で、搭乗者が移動体1の左側に体重を移動させるほど大きくなる。また、左感圧センサ値VLは、搭乗者が移動体1の左側に体重を移動させるほど小さくなる一方で、搭乗者が移動体1の右側に体重を移動させるほど大きくなる。
Here, the right pressure-sensitive sensor value VR and the left pressure-sensitive sensor value VL have such characteristics as shown in FIG. 7 with respect to the amount of weight movement of the occupant. As shown in FIG. 7, the right pressure sensor value VR becomes smaller as the passenger moves his / her weight to the right side of the moving
本実施例では、制御部17は、通常、右感圧センサ19Aと左感圧センサ19Bの両方を用いて、図7に示すように右感圧センサ値VRと左感圧センサ19Bの特性が規定された線図を参照しながら、移動体1の走行を制御する両側感圧素子使用制御モードの制御を行う。
In the present embodiment, the
しかしながら、右感圧センサ19Aまたは左感圧センサ19Bが故障した場合には、制御部17は、右感圧センサ19Aと左感圧センサ19Bの両方を用いて、移動体1の走行を制御することができない。
However, when the
そこで、本実施例では、故障判定部21(異常判定部)が、右感圧センサ19Aと左感圧センサ19Bの故障(異常)の発生の有無を判定する。そして、制御部17は、故障判定部21により右感圧センサ19Aと左感圧センサ19Bのいずれか一方に故障が発生していると判定されたた場合に、故障していない方の感圧センサ19が出力する感圧センサ値を使用して移動体1の走行を制御する。
Therefore, in this embodiment, the failure determination unit 21 (abnormality determination unit) determines whether or not a failure (abnormality) has occurred in the
すなわち、制御部17は、左感圧センサ19Bの故障が発生したと判定された場合には、右感圧センサ19Aが出力する右感圧センサ値VRを用いて、第1実施例と同様にして一方側感圧素子使用制御モードの制御を行って、移動体1の走行を制御する。一方、制御部17は、右感圧センサ19Aの故障が発生したと判定された場合には、左感圧センサ19Bから出力される左感圧センサ値VLを用いて、第1実施例と同様にして一方側感圧素子使用制御モードの制御を行って、移動体1の走行を制御する。なお、故障判定部21は、図2に示す例では制御部17内に設けられているが、これに限定されず、制御部17とは別に設けられていてもよい。
That is, when it is determined that the left pressure-
ここで、故障判定部21にて右感圧センサ19Aと左感圧センサ19Bの故障の発生の有無を判定する際に行われる判定方法について説明する。
Here, a determination method performed when the
(第1の判定方法)
まず、第1の判定方法について説明する。第1の判定方法では、図9に示すように、故障判定部21は、右感圧センサ値VRと左感圧センサ値VLを取得する(ステップS11)。
(First determination method)
First, the first determination method will be described. In the first determination method, as shown in FIG. 9, the
次に、故障判定部21は、右感圧センサ値VRと左感圧センサ値VLが、ともに、所定値B以上かつ所定値C以下であるとの条件を満たすと判定した場合(ステップS12:YES、ステップS13:YES)には、センサ正常判定(第1のセンサ正常判定)を行う(ステップS14)。すなわち、ステップS14では、右感圧センサ19Aと左感圧センサ19Bの両方が正常である(故障していない)との判定がなされる。
Next, when the
なお、所定値Bは、感圧センサ19の正常時における感圧センサ値の下限値である。また、所定値Cは、感圧センサ19の正常時における感圧センサ値の上限値である。また、所定値Bは例えば0.5[V]であり、所定値Cは例えば4.5[V]である。
The predetermined value B is a lower limit value of the pressure sensor value when the
このようにして、故障判定部21は、右感圧センサ値VRと左感圧センサ値VLが、ともに、所定値Bと所定値Cとの間の正常な範囲内の値である判定した場合には、右感圧センサ19Aと左感圧センサ19Bの両方が正常であるとの判定を行う。
In this way, when the
一方、故障判定部21は、ステップS12の条件を満たさないと判定した場合(ステップS12:NO)には、右感圧センサ19Aが故障しているとの右センサ故障判定を行う(ステップS16)。すなわち、故障判定部21は、右感圧センサ値VRが所定値Bと所定値Cの間の正常な範囲内にないと判定した場合には、右感圧センサ19Aが故障しているとの判定を行う。
On the other hand, when the
また、故障判定部21は、ステップS12の条件を満たすが、ステップS13の条件を満たさないと判定した場合(ステップS12:YES、ステップS13:NO)には、左感圧センサ19Bが故障しているとの左センサ故障判定を行う(ステップS15)。すなわち、故障判定部21は、右感圧センサ値VRが所定値Bと所定値Cの間の正常な範囲内にあるが、左感圧センサ値VLが所定値Bと所定値Cの間の正常な範囲内にないと判定した場合には、左感圧センサ19Bが故障しているとの判定を行う。
When the
なお、制御部17は、故障判定部21が右センサ故障判定や左センサ故障判定を行った際には、ディスプレイ表示やランプ点滅等で搭乗者に通知する。
When the
(第2の判定方法)
次に、第2の判定方法について説明する。第2の判定方法では、図10に示すように、故障判定部21は、前記の第1の判定方法においてセンサ正常判定(第1のセンサ正常判定)を行った場合(ステップS21:YES)に、さらに判定を行う。そこで、故障判定部21は、右感圧センサ値の推定値VRestと左感圧センサ値の推定値VLestを算出する(ステップS22)。
(Second determination method)
Next, the second determination method will be described. In the second determination method, as shown in FIG. 10, when the
ここで、右感圧センサ値の推定値VRestとは、左感圧センサ値VLから推定される右感圧センサ値である。左感圧センサ値の推定値VLestとは、右感圧センサ値VRから推定される左感圧センサ値である。すなわち、図11に示すように、搭乗者の体重移動量に対する右感圧センサ値VRと左感圧センサ値VLの特性には、対称性がある。そこで、この対称性を利用して一方の感圧センサ値から他方の感圧センサ値を推定したものが、感圧センサ値の推定値である。例えば、図11に示すように、左感圧センサ値VLが「VL1」のときに、右感圧センサ値の推定値VRestは「VR1」となる。 Here, the estimated value VRest of the right pressure-sensitive sensor value is the right pressure-sensitive sensor value estimated from the left pressure-sensitive sensor value VL. The estimated value VLest of the left pressure-sensitive sensor value is a left pressure-sensitive sensor value estimated from the right pressure-sensitive sensor value VR. That is, as shown in FIG. 11, the characteristics of the right pressure-sensitive sensor value VR and the left pressure-sensitive sensor value VL with respect to the amount of weight movement of the passenger have symmetry. Therefore, the estimated value of the pressure-sensitive sensor value is obtained by estimating the other pressure-sensitive sensor value from the one pressure-sensitive sensor value by utilizing this symmetry. For example, as shown in FIG. 11, when the left pressure-sensitive sensor value VL is “VL1”, the estimated value VRest of the right pressure-sensitive sensor value is “VR1”.
図10の説明に戻って、次に、故障判定部21は、右感圧センサ値の推定値VRestと右感圧センサ値VRとの差の絶対値(|VRest−VR|)が所定値D(推定誤差許容値)以下、かつ、左感圧センサ値の推定値VLestと左感圧センサ値VLとの差の絶対値(|VLest−VL|)が所定値D以下との条件を満たすか否かを判定する(ステップS23)。なお、所定値Dは、例えば、0.5[V]である。
Returning to the explanation of FIG. 10, next, the
そして、故障判定部21は、ステップS23の条件を満たすと判定した場合(ステップS23:YES)には、センサ正常判定(第2のセンサ正常判定)を行う(ステップS24)。一方、故障判定部21は、ステップS23の条件を満たさないと判定した場合(ステップS23:NO)には、右感圧センサ19Aと左感圧センサ19Bのどちらが故障しているかを判定するために、図12に示す故障判定モードの制御を行う(ステップS25)。
Then, when the
ここで、ステップS25で行う故障判定モードの制御の内容を説明する。図12に示すように、故障判定部21は、移動体1を停止させて右側へ体重移動を行うように搭乗者へ指示を行う(ステップS31)。そして、これにより、搭乗者は、右側へ体重移動を行う。
Here, the content of the control in the failure determination mode performed in step S25 will be described. As illustrated in FIG. 12, the
次に、故障判定部21は、右感圧センサ値VRが左感圧センサ値VL未満、かつ、右感圧センサ値VRが中央分布学習値LCV未満との条件を満たすか否かを判定する(ステップS32)。そして、故障判定部21は、ステップS32の条件を満たすと判定した場合(ステップS32:YES)には、左センサ故障判定を行う(ステップS33)。一方、故障判定部21は、ステップS32の条件を満たさないと判定した場合(ステップS32:NO)には、右センサ故障判定を行う(ステップS34)。
Next, the
以上のようにして、本実施例では、故障判定部21は、右感圧センサ19Aと左感圧センサ19Bの故障の発生の有無を判定する。
As described above, in the present embodiment, the
<本実施形態の効果について>
以上のように本実施形態の移動体1において、制御部17は、移動体1の左右への旋回を制御するために行う制御モードとして、右感圧センサ値VR(左感圧センサ値VL)(一方側感圧素子出力値)のみを使用して移動体1の左右への旋回を制御する一方側感圧素子使用制御モードを備えている。なお、本実施形態では、右感圧センサ値VRと左感圧センサ値VLのうちの、一方を一方側感圧素子出力値とし、他方を他方側感圧素子出力値とする。
<Effects of this embodiment>
As described above, in the moving
このようにして、制御部17は、座席14に感圧センサ19として右感圧センサ19Aのみ設けられている場合でも、右感圧センサ値VRのみを使用して、移動体1の左右への旋回を制御することができる。また、制御部17は、座席14に感圧センサ19として左感圧センサ19Bのみ設けられている場合でも、左感圧センサ値VLのみを使用して、移動体1の左右への旋回を制御することができる。そのため、移動体1は、少ない数の感圧センサ19により左右への旋回を行うことができる。
In this way, even when only the
また、制御部17は、搭乗者が移動体1に搭乗したときに、中央分布学習値LCVを算出することにより境界点BPを検出して、図5や図7に示すような線図を作成する。そして、制御部17は、作成した前記の線図を参照して移動体1の左右への旋回を制御するときに、右感圧センサ値VR(左感圧センサ値VL)の特性を表す線にて、境界点BPの位置と、右感圧センサ19A(左感圧センサ19B)から取得した感圧センサ値VR(左感圧センサ値VL)の位置との位置関係を見て、移動体1の左右の旋回方向を決定する。
In addition, the
このようにして、制御部17は、搭乗者の体重や体型により中央分布値CVが変化することを考慮して、搭乗者が移動体1に搭乗したときに、中央分布値CVを学習して得られる中央分布学習値LCVを算出する。そして、制御部17は、この中央分布学習値LCVを境界点BPとして、図5や図7に示すような線図を作成する。
In this way, the
そして、制御部17は、移動体1の左右への旋回を制御するときに、図5や図7に示すような線図を参照しながら、右感圧センサ値VR(左感圧センサ値VL)と中央分布学習値LCVとの大小関係に基づき移動体1の左右の旋回方向を決定する。
Then, the
例えば、制御部17は、移動体1の左右への旋回を制御するときに、右感圧センサ値VRが中央分布学習値LCV(詳しくは(LCV−Aa))よりも小さい場合には、右旋回制御を行う。一方、制御部17は、移動体1の左右への旋回を制御するときに、右感圧センサ値VRが中央分布学習値LCV(詳しくは(LCV+Ab))よりも大きい場合には左旋回制御を行う。
For example, when the right pressure-sensitive sensor value VR is smaller than the central distribution learning value LCV (specifically, (LCV-Aa)) when controlling the turning of the moving
これにより、搭乗者の体重や体型に関わらず、安定して移動体1の左右への旋回方向を制御することができる。
As a result, the turning direction of the moving
また、制御部17は、故障判定部21により左感圧センサ19B(右感圧センサ19A)の異常が発生していると判定された場合に、右感圧センサ値VR(左感圧センサ値VL)のみを使用して移動体1の左右への旋回を制御する一方側感圧素子使用制御モードによる制御を行う。
Further, when the
このようして、右感圧センサ19Aと左感圧センサ19Bのうちの一方が故障しても、故障していない方の感圧センサ19が出力する感圧センサ値を使用して移動体1の左右への旋回を制御できる。
In this way, even if one of the
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明するが、第1実施形態と同等の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略し、異なった点を中心に述べる。ここでは、例えば、前記の図8に示すように、右感圧センサ19Aと左感圧センサ19Bが設けられているとする。
[Second Embodiment]
Next, the second embodiment will be described. The same components as those in the first embodiment will be designated by the same reference numerals and description thereof will be omitted, and different points will be mainly described. Here, for example, as shown in FIG. 8, the
(第1実施例)
まず、第1実施例について説明する。本実施例では、搭乗者が移動体1に搭乗したときに行われる中央分布学習値LCVの算出時(中央分布学習値LCVを算出して、境界点BPを検出して図5や図7に示す線図を作成するとき)において、搭乗者の着座状態が判定される。
(First embodiment)
First, the first embodiment will be described. In the present embodiment, when calculating the central distribution learning value LCV performed when the passenger boards the moving body 1 (the central distribution learning value LCV is calculated, the boundary point BP is detected, and the results are shown in FIG. 5 and FIG. 7. (When creating the diagram shown), the sitting state of the passenger is determined.
本実施例では、制御部17は、中央分布学習値LCVの算出時に、搭乗者の体重移動量が0(または0付近)である状態で搭乗者が移動体1に搭乗しているか否かを判定する。なお、搭乗者の体重移動量が0(または0付近)である状態とは、搭乗者の重心の位置が移動体1の左右方向の中央の位置CPである状態であり、また、搭乗者が移動体1に作用させる荷重が移動体1の左右方向の両側に均等に作用された状態(ニュートラル状態)でもある。
In the present embodiment, the
具体的には、制御部17は、搭乗者に対して移動体1の左右方向の中央に搭乗するように指示したうえで、図13に示すようにして制御する。
Specifically, the
図13に示すように、制御部17は、学習実施フラグが「ON」である場合(中央分布学習値LCVの算出を行う場合)(ステップS41:YES)には、学習カウンタのカウントアップを行う(ステップS42)。
As shown in FIG. 13, when the learning execution flag is “ON” (when the central distribution learning value LCV is calculated) (step S41: YES), the
次に、制御部17は、学習カウンタが所定時間T1(所定の学習時間)以下である場合(ステップS43:YES)には、右感圧センサ値VRと左感圧センサ値VLを取得して積算する(ステップS44、ステップS45)。なお、所定時間T1は、例えば500[ms]である。
Next, when the learning counter is equal to or shorter than the predetermined time T1 (predetermined learning time) (step S43: YES), the
一方、制御部17は、学習カウンタが所定時間T1を過ぎている場合(ステップS43:NO)には、積算した右感圧センサ値VRと左感圧センサ値VLの平均値を算出する(ステップS46)。そして、このように算出した平均値を、右感圧センサ19Aの中央分布学習値LCVである学習値LCVR、左感圧センサ19Bの中央分布学習値LCVである学習値LCVLとする。
On the other hand, when the learning counter has passed the predetermined time T1 (step S43: NO), the
次に、制御部17は、学習値LCVRと学習値LCVLの差の絶対値(|LCVR−LCVL|)が所定値E(第1中央許容値)以下であるとの条件を満たすか否かを判定する(ステップS47)。なお、所定値Eは、例えば、0.5[V]である。
Next, the
そして、制御部17は、ステップS47の条件を満たす場合(ステップS47:YES)には、学習実施フラグを「OFF」として(ステップS48)、学習カウンタをリセットする(ステップS49)。すなわち、制御部17は、学習値LCVRと学習値LCVLの差が小さい場合には、中央分布学習値LCVの算出時に、搭乗者の体重移動量が0(または0付近)である状態で搭乗者が移動体1に搭乗していたと判定する。そして、これにより、制御部17は、中央分布学習値LCVが正常に算出されたと判断し、中央分布学習値LCVの算出を終了する。
When the condition of step S47 is satisfied (step S47: YES), the
一方、制御部17は、ステップS47の条件を満たさない場合(ステップS47:NO)には、再学習を行うことを搭乗者に通知する(ステップS50)。すなわち、制御部17は、学習値LCVRと学習値LCVLの差が大きい場合には、中央分布学習値LCVの算出時に、搭乗者の体重移動量が0(または0付近)である状態で搭乗者が移動体1に搭乗していなかったと判定する。そして、これにより、制御部17は、中央分布学習値LCVが正常に算出されなかったと判断し、中央分布学習値LCVの算出を再度行うように通知する。
On the other hand, if the condition of step S47 is not satisfied (step S47: NO), the
なお、変形例として、制御部17は、学習値LCVRと学習値LCVLのいずれか一方を、右感圧センサ値の推定値VRestまた左感圧センサ値の推定値VLestをもとに算出してもよい。
As a modification, the
(第2実施例)
次に、第2実施例について説明する。本実施例では、移動体1の走行中(直進時)において、搭乗者の着座状態が判定される。
(Second embodiment)
Next, a second embodiment will be described. In the present embodiment, the seated state of the occupant is determined while the moving
本実施例では、搭乗位置ずれ判定部22は、図14に示すフローチャートの内容に基づき、移動体1の直進時において、搭乗者の着座状態を判定する。なお、搭乗位置ずれ判定部22は、図2に示す例では制御部17内に設けられているが、これに限定されず、制御部17とは別に設けられていてもよい。
In the present embodiment, the riding position
図14に示すように、搭乗位置ずれ判定部22は、右車輪速度SRと左車輪速度SLを取得する(ステップS51)。右車輪速度SRは右駆動輪12Aの回転数であり、左車輪速度SLは左駆動輪12Bの回転数である。次に、搭乗位置ずれ判定部22は、右車輪速度SRと左車輪速度SLとの差の絶対値が所定値F(直進判定速度)以下であるという条件を満たすか否かを判定する(ステップS52)。なお、所定値Fは、例えば、1[km/h]である。
As shown in FIG. 14, the riding position
そして、搭乗位置ずれ判定部22は、ステップS52の条件を満たすと判定した場合(ステップS52:YES)には、移動体1が直進していると判断して、ステップS53の判定を行う。このステップS53では、搭乗位置ずれ判定部22は、学習値LCVRと右感圧センサ値VRとの差の絶対値が所定値G(第2中央許容値)以下、かつ、学習値LCVLと左感圧センサ値VLとの差の絶対値が所定値G以下であるとの条件を満たすか否かを判定する(ステップS53)。なお、所定値Gは、前記の所定値Aaや所定値Abよりも小さく、例えば0.2[V]である。
Then, when it is determined that the condition of step S52 is satisfied (step S52: YES), the boarding position
そして、搭乗位置ずれ判定部22は、ステップS53の条件を満たすと判定した場合(ステップS53:YES)には、搭乗者の重心の位置が移動体1の左右方向の中央の位置CPからずれていない(または、僅かにずれているに過ぎない)と判断し、その旨の通知(ズレ無し通知)を行う(ステップS54)。さらに、ステップS54において、搭乗位置ずれ判定部22は、移動体1の走行速度の上限値を通常値にする。
Then, when the boarding position
一方、搭乗位置ずれ判定部22は、ステップS53の条件を満たさないと判定した場合(ステップS53:NO)には、搭乗者の重心の位置が移動体1の左右方向の中央の位置CPから(大きく)ずれていると判断し、その旨の通知(ズレ有り通知)を行う(ステップS55)。さらに、ステップS55において、搭乗位置ずれ判定部22は、移動体1の走行速度の上限値を通常値よりも小さい値に抑制する。
On the other hand, when the boarding position
<本実施形態の効果について>
以上のように本実施形態の移動体1において、制御部17は、搭乗者が移動体1に搭乗したときに、搭乗者の体重移動量が0(または0付近)である状態(搭乗者の重心の位置が移動体1の左右方向の中央の位置CPである状態)で搭乗者が移動体1に搭乗しているか否かを判定する。
<Effects of this embodiment>
As described above, in the moving
これにより、この判定結果をもとに、搭乗者が移動体1に搭乗したときに、搭乗者の搭乗位置を調整することができる。そのため、搭乗者が移動体1に搭乗したときに、精度良く境界点BPを検出して線図(搭乗者が移動体1に作用させる荷重に対して感圧素子が出力する出力値の特性を表した線図、図5や図7など参照)を作成できる。そして、このようにして作成した精度の良い線図を参照して移動体1の左右への旋回を制御することにより、移動体1の左右への旋回の制御の精度が向上する。
Thereby, based on the determination result, when the passenger boards the moving
また、搭乗位置ずれ判定部22は、移動体1の直進時に、搭乗者の重心の位置が移動体1の左右方向の中央の位置CPから所定距離(所定値Gよりも大きく)ずれた場合に搭乗者の搭乗位置がずれたと判定する。なお、所定距離は、例えば5cmである。
In addition, the boarding position
これにより、移動体1の直進時に、搭乗位置ずれ判定部22の判定結果をもとに、搭乗者の搭乗位置のずれ量を小さくするように調整できる。そのため、移動体1を安定して直進させることができる。
Accordingly, when the moving
そして、制御部17は、搭乗位置ずれ判定部22により搭乗者の搭乗位置がずれたと判定されたときに、搭乗者の重心の位置の位置CPからのずれ量に基づき、搭乗者の重心の位置がずれた方向に右感圧センサ値VR(左感圧センサ値VL)をオフセットする補正を行う補正制御を行ってもよい。
Then, when the boarding position
ここで、「搭乗者の重心の位置がずれた方向に右感圧センサ値VR(左感圧センサ値VL)をオフセットする」とは、具体的には、右感圧センサ値VR(左感圧センサ値VL)において移動体1の旋回方向を決定する境界値となる中央分布値CVを、補正後の中央分布値CV´に変更するということである。例えば、制御部17は、搭乗者の重心の位置が右方向にずれた場合には、図15に示すように、右感圧センサ値VRについて、その中央分布値CVをずれ量ADだけシフトさせた(小さくした)補正後の中央分布値CV´に変更する。なお、ずれ量ADは、搭乗者の重心の位置の位置CPからのずれ量に基づき推定した値である。
Here, “to offset the right pressure-sensitive sensor value VR (left pressure-sensitive sensor value VL) in a direction in which the position of the center of gravity of the occupant is displaced” is specifically the right pressure-sensitive sensor value VR (left sense). This means that the central distribution value CV, which is the boundary value that determines the turning direction of the moving
そして、制御部17は、この補正後の中央分布値CV´に基づいて、移動体1の走行を制御する。例えば、制御部17は、右感圧センサ値VRが補正中央分布値CV´よりも小さい場合には、移動体1を右へ旋回させる制御を行う。また、制御部17は、右感圧センサ値VRが補正中央分布値CV´よりも大きい場合には、移動体1を左へ旋回させる制御を行う。また、制御部17は、右感圧センサ値VRが補正中央分布値CV´(または、その付近の値)である場合には、移動体1を直進させる制御を行う。
Then, the
これにより、制御部17は、搭乗者の重心の位置が移動体の左右方向の中央の位置CPからずれた場合でも、移動体1の走行を確実に制御することができる。
As a result, the
[第3実施形態]
次に、第3実施形態について説明するが、第1実施形態と第2実施形態と同等の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略し、異なった点を中心に述べる。
[Third Embodiment]
Next, the third embodiment will be described. The same components as those of the first and second embodiments are designated by the same reference numerals, and the description thereof will be omitted. Differences will be mainly described.
本実施形態では、搭乗者の体重移動で移動体1の左右への旋回が行われるときに、低速旋回重視モード(第1旋回制御モード)と高速直進重視モード(第2旋回制御モード)の2つの走行モードを使い分けて、移動体1の走行性能を向上させる。
In the present embodiment, when the moving
低速旋回重視モードは、低速で移動体1の左右への旋回を行うことを重視したモードである。高速直進重視モードは、高速で移動体1の直進を行うことを重視したモードである。
The low-speed turning-oriented mode is a mode that emphasizes turning the
そして、この高速直進重視モードによれば、移動体1の直進時の走行状態が安定し、急旋回が起きにくくなるため移動体1の横転の危険性から搭乗者を守ることができる。
In addition, according to the high-speed straight-ahead driving mode, the traveling state of the moving
そして、制御部17は、移動体1の左右への旋回を制御するために行う制御モードとして、低速旋回重視モードと高速直進重視モードとに切り替え可能である。
Then, the
本実施形態において、図16に示すように、右感圧センサ19Aと左感圧センサ19Bは、右感圧センサ19Aの外形線LAと左感圧センサ19Bの外形線LBが搭乗者の臀部BUの外形線BUaと一致するようにして、設けられている。なお、座席14において、右感圧センサ19Aと左感圧センサ19Bは、土台23の上であって、かつ、搭乗者が座るクッション材24の下の位置に設けられている。
In the present embodiment, as shown in FIG. 16, in the
(低速旋回重視モードについて)
まず、低速旋回重視モードについて説明する。ここでは、一例として、移動体1を右へ旋回させる場合を想定して説明する。なお、移動体1を左へ旋回させる場合についても同様に説明できるので、説明は省略する。
(About low-speed turning emphasis mode)
First, the low speed turning importance mode will be described. Here, as an example, description will be given on the assumption that the moving
図17に示すように搭乗者が移動体1を右に旋回させるために移動体1の右側に体重移動を行うと、右感圧センサ19Aに作用する荷重が増加する一方で、左感圧センサ19Bに作用する荷重が減少する。これにより、図18に示すように、右感圧センサ値VRは減少して中央分布値CVよりも小さくなる一方で、左感圧センサ値VLは増加して中央分布値CVよりも大きくなる。
As shown in FIG. 17, when the occupant moves his / her weight to the right side of the moving
そして、このとき、図18に示すように、本実施形態の感圧センサ19においては、右感圧センサ値VRの線の傾きよりも、左感圧センサ値VLの線の傾きが大きくなる特性を有する。すなわち、本実施形態では、搭乗者の体重移動量が0から所定量X変化したときに、右感圧センサ値VRについての中央分布値CVからの変化量δRが、左感圧センサ値VLについての中央分布値CVからの変化量δLよりも小さくなる。
At this time, as shown in FIG. 18, in the pressure-
そこで、低速旋回重視モードでは、移動体1を右に旋回させるときのモータ18の回転数を、変化量δRよりも大きい変化量δLとなる特性を有する左感圧センサ値VLを使って算出する。
Therefore, in the low speed turning importance mode, the rotation speed of the
例えば、以下の計算式を用いて算出する。
[計算式1]
Rright=Rbase−Rbase×T×VL
[計算式2]
Rleft=Rbase
For example, it is calculated using the following formula.
[Calculation formula 1]
Rright = Rbase-Rbase × T × VL
[Calculation formula 2]
Rleft = Rbase
なお、Rrightは右モータ18Aの回転数の指令値であり、Rleftは左モータ18Bの回転数の指令値である。また、Rbaseは、基準回転数であり、例えばアクセル16の入力値で決定される値である。また、Tは、感圧センサ値を増幅する係数である。
Note that Rright is a command value for the rotation speed of the
一例として、Rbase=500[rpm]、T=0.1[rpm/V]、VL=5[V]とすると、計算式1と計算式2より、Rright=250[rpm]、Rleft=500[rpm]となる。
As an example, if Rbase = 500 [rpm], T = 0.1 [rpm / V], and VL = 5 [V], then Rright = 250 [rpm] and Rleft = 500 [from
これにより、右モータ18Aの回転数が250rpmに設定され、左モータ18Bの回転数が500rpmに設定される。このようにして、右モータ18Aの回転数が小さくなり、右モータ18Aの回転数と左モータ18Bの回転数との差が大きくなる。そのため、移動体1は、低速で、図19に示すように小さな旋回半径で右へ旋回し、移動体1の右への旋回量が大きくなる。したがって、例えば道幅が狭い交差点などでも、移動体1は、切返しを行うことなく、滑らかに走行できる。なお、図19と後述する図20に示す例では、移動体1は、補助輪13として、右補助輪13Aと左補助輪13Bを有する。
As a result, the rotation speed of the
(高速直進重視モードについて)
次に、高速直進重視モードについて説明する。ここでは、一例として、前記の低速旋回重視モードの説明と同様に、移動体1を右へ旋回させる場合を想定する。
(About high-speed straight ahead mode)
Next, the high speed straight ahead mode will be described. Here, as an example, it is assumed that the moving
高速直進重視モードでは、移動体1を右に旋回させるときのモータ18の回転数を、変化量δLよりも小さい変化量δRとなる特性を有する右感圧センサ値VRを使って算出する。
In the high-speed straight-ahead mode, the rotation speed of the
例えば、以下の計算式を用いて算出する。
[計算式3]
Rright=Rbase−Rbase×T×(1−VR)
[計算式4]
Rleft=Rbase
For example, it is calculated using the following formula.
[Calculation formula 3]
Rright = Rbase-Rbase × T × (1-VR)
[Calculation formula 4]
Rleft = Rbase
一例として、Rbase=500[rpm]、T=0.1[rpm/V]、VR=0.1[V]とすると、計算式3と計算式4より、Rright=455[rpm]、Rleft=500[rpm]となる。 As an example, if Rbase = 500 [rpm], T = 0.1 [rpm / V], and VR = 0.1 [V], then Rright = 455 [rpm] and Rleft = from Formula 3 and Formula 4. It becomes 500 [rpm].
これにより、右モータ18Aの回転数が455rpmに設定され、左モータ18Bの回転数が500rpmに設定される。このようにして、右モータ18Aの回転数が僅かに小さくなるだけで、右モータ18Aの回転数と左モータ18Bの回転数との差が小さくなる。そのため、移動体1は、高速で、図20に示すように大きな旋回半径で右へ旋回し、移動体1の右への旋回量が小さくなる。したがって、移動体1の直進時の走行状態が安定する。また、移動体1の急旋回が起きにくくなるため、移動体1が横転し難くなる。
As a result, the rotation speed of the
なお、中央分布値CVは、搭乗者の体重によって変化する。そのため、子供や女性など搭乗者の体重が軽い場合には、中央分布値CVは大きくなる可能性がある。この場合、例えば、中央分布値CV=1.5[V]となってVL=1.2[V]となったときには、計算式3と計算式4より、Rright=510[rpm]、Rleft=500[rpm]となる。すると、移動体1は、左へ旋回してしまう。
The median distribution value CV changes depending on the weight of the passenger. Therefore, when the weight of the passenger such as a child or a woman is light, the median distribution value CV may be large. In this case, for example, when the median distribution value CV = 1.5 [V] and VL = 1.2 [V], Rright = 510 [rpm] and Rleft = from Formula 3 and Formula 4. It becomes 500 [rpm]. Then, the moving
そこで、搭乗者の体重が軽い場合には、計算式3の代わりに、以下の計算式5を使用する。
[計算式5]
Rright=Rbase−Rbase×T×(1−VR/CV)
Therefore, when the passenger's weight is light, the following calculation formula 5 is used instead of the calculation formula 3.
[Calculation formula 5]
Rright = Rbase-Rbase × T × (1-VR / CV)
一例として、Rbase=500[rpm]、T=0.1[rpm/V]、CV=1.5[V]、VR=0.1[V]とすると、計算式4と計算式5より、Rright=453[rpm]、Rleft=500[rpm]となる。これにより、移動体1は、右へ旋回する。
As an example, if Rbase = 500 [rpm], T = 0.1 [rpm / V], CV = 1.5 [V], and VR = 0.1 [V], then from calculation formula 4 and calculation formula 5, Rright = 453 [rpm] and Rleft = 500 [rpm]. As a result, the moving
なお、低速旋回重視モードでは、移動体1を左に旋回させるときのモータ18の回転数を、変化量δRよりも小さい変化量δLとなる特性を有する左感圧センサ値VLを使って算出する。また、高速直進重視モードでは、移動体1を左に旋回させるときのモータ18の回転数を、変化量δLよりも大きい変化量δRとなる特性を有する右感圧センサ値VRを使って算出する。
In the low-speed turning-oriented mode, the rotation speed of the
<本実施形態の効果について>
以上のように本実施形態の移動体1において、制御部17は、移動体1の左右への旋回を制御するために行う制御モードとして、低速旋回重視モードと高速直進重視モードとに切り替え可能である。ここで、低速旋回重視モードは、左感圧センサ値VL(右感圧センサ値VR)のみを使用して移動体1の左右への旋回を制御する制御モードである。高速直進重視モードは、右感圧センサ値VR(左感圧センサ値VL)のみを使用して移動体1の左右への旋回を制御する制御モードである。
<Effects of this embodiment>
As described above, in the moving
このようにして、移動体1の左右への旋回を制御するために行う制御モードを低速旋回重視モードに切り替えることにより、安全性を重視して移動体1を低速で旋回させることができる。また、移動体1の左右への旋回を制御するために行う制御モードを高速直進重視モードに切り替えることにより、ダイナミックに移動体1を高速で旋回させることができる。そのため、移動体1の左右への旋回時における移動体1の走行態様を適宜変えることができるので、移動体1の走行性能が向上する。
In this way, by switching the control mode for controlling the turning of the moving
また、例えば、右感圧センサ19Aのみ設けられている場合においても、制御部17は、移動体1の左右への旋回を制御するために行う制御モードとして、低速旋回重視モードと高速直進重視モードとに切り替え可能である。
Further, for example, even when only the
すなわち、右感圧センサ19Aのみ設けられている場合には、前記の図5に示すような出力特性線(出力値の特性を示す線)で示される右感圧センサ値VRのみが出力される。ここで、前記の図11に示すように右感圧センサ値VRと左感圧センサ値VLは対称性を有するので、右感圧センサ値VRから左感圧センサ値の推定値VLestを推定することができる。
That is, when only the right pressure-
そこで、制御部17は、移動体1を右に旋回させるときのモータ18の回転数を、低速旋回重視モードでは左感圧センサ値VL(図18参照)の代わりに左感圧センサ値の推定値VLestを使って算出し、高速直進重視モードでは右感圧センサ値VR(図18参照)を使って算出する。
Therefore, the
このようにして、右感圧センサ19Aのみ設けられている場合であっても、制御部17は、移動体1の左右への旋回を制御するための制御モードとして、低速旋回重視モードと高速直進重視モードとに切り替え可能である。そして、このとき、制御部17は、低速旋回重視モードでは、前記の図5に示すような右感圧センサ値VRの出力特性線における境界点BPに対して左側(一方側)の領域の右感圧センサ値VRを使用して(詳しくは、左側の領域の右感圧センサ値VRから推定した左感圧センサ値の推定値VLestを使用して)移動体1の左右への旋回を制御する。また、制御部17は、高速直進重視モードでは、前記の図5に示すような右感圧センサ値VRの出力特性線における境界点BPに対して右側(他方側)の領域の右感圧センサ値VRを使用して移動体1の左右への旋回を制御する。
In this way, even when only the
なお、ここでは、右感圧センサ19Aのみ設けられている場合について説明したが、左感圧センサ19Bのみ設けられている場合についても同様である。
Although the case where only the
このようにして、本実施形態では、右感圧センサ19Aおよび左感圧センサ19Bのいずれか一方のみ設けられている場合であっても、制御部17は、移動体1の左右への旋回を制御するための制御モードとして、低速旋回重視モード(第1旋回制御モード)と高速直進重視モード(第2旋回制御モード)とに切り替え可能である。そのため、移動体1の左右への旋回時における移動体1の走行態様を適宜変えることができるので、移動体1の走行性能が向上する。
In this way, in the present embodiment, even if only one of the
[第4実施形態]
次に、第4実施形態について説明するが、第1〜3実施形態と同等の構成要素については、同一の符号を付して説明を省略し、異なった点を中心に述べる。
[Fourth Embodiment]
Next, although a fourth embodiment will be described, the same components as those in the first to third embodiments will be designated by the same reference numerals, description thereof will be omitted, and different points will be mainly described.
本実施形態では、制御部17は、移動体1の左右への旋回を制御するための制御モードとして、右感圧センサ19Aの出力特性と左感圧センサ19Bの出力特性が異なる条件下で、右感圧センサ値VRのみを使用する右感圧センサ使用制御モード(第3旋回制御モード)と、左感圧センサ値VLのみを使用する左感圧センサ使用制御モード(第4旋回制御モード)と、に切り替え可能であるとしてもよい。これにより、移動体1の左右への旋回時における移動体1の走行態様を適宜変えることができるので、移動体1の走行性能が向上する。
In the present embodiment, the
また、制御部17は、移動体1の左右への旋回を制御するための制御モードとして、右感圧センサ使用制御モードと左感圧センサ使用制御モードに、第3実施形態の低速旋回重視モードと高速直進重視モードを組み合わせた4つのモードに切り替え可能としてもよい。
In addition, the
なお、右感圧センサ19A(左感圧センサ19B)の出力特性とは、右感圧センサ19A(左感圧センサ19B)に所定の荷重が作用したときに出力される右感圧センサ値VR(左感圧センサ値VL)の特性(出力値の傾き)である。そして、右感圧センサ19Aの出力特性と左感圧センサ19Bの出力特性が異なるとは、右感圧センサ19Aと左感圧センサ19Bについて、作用する荷重に対する感圧センサ値の特性(前記の図3参照)が異なり、前記の図7に示すような感圧センサ値の対称性がないということである。
The output characteristic of the
なお、上記した実施の形態は単なる例示にすぎず、本開示を何ら限定するものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることはもちろんである。 It should be noted that the above-described embodiment is merely an example and does not limit the present disclosure in any way, and it is needless to say that various improvements and modifications can be made without departing from the gist thereof.
1 移動体
11 移動体本体
12 駆動輪
13 補助輪
14 座席
16 アクセル
17 制御部
18 モータ
19 感圧センサ
19A 右感圧センサ
19B 左感圧センサ
21 故障判定部
22 搭乗位置ずれ判定部
VR 右感圧センサ値
VL 左感圧センサ値
VRest 推定値
VLest 推定値
CP 中央の位置
CV 中央分布値
BP 境界点
LCV 中央分布学習値
Aa 所定値
Ab 所定値
B 所定値
C 所定値
D 所定値
E 所定値
F 所定値
G 所定置
T1 所定時間
LCVR 学習値
LCVL 学習値
SR 右車輪速度
SL 左車輪速度
δR 変化量
δL 変化量
1 moving
Claims (1)
感圧素子と、
前記感圧素子が出力する出力値を使用して前記移動体の左右への旋回を制御する制御部と、を有し、
前記感圧素子として、前記移動体の左右方向の中央の位置に対して前記移動体の左右方向の一方側の位置に設けられた1つまたは複数の一方側感圧素子を備え、
前記制御部は、前記移動体の左右への旋回を制御するために行う制御モードとして、前記一方側感圧素子が出力する一方側感圧素子出力値のみを使用して前記移動体の左右への旋回を制御する一方側感圧素子使用制御モードを備えていること、
を特徴とする移動体。 In a moving body that turns left and right,
A pressure sensitive element,
A control unit that controls the turning of the moving body to the left and right using an output value output by the pressure-sensitive element,
As the pressure-sensitive element, one or a plurality of one-side pressure-sensitive elements provided at a position on one side in the left-right direction of the moving body with respect to a center position in the left-right direction of the moving body,
The control unit uses the one-side pressure-sensitive element output value output by the one-side pressure-sensitive element only as a control mode to control the turning of the moving body to the left and right. One side pressure sensitive element use control mode for controlling the turning of the
A mobile body characterized by.
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018200565A JP2020068599A (en) | 2018-10-25 | 2018-10-25 | Moving body |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018200565A JP2020068599A (en) | 2018-10-25 | 2018-10-25 | Moving body |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020068599A true JP2020068599A (en) | 2020-04-30 |
Family
ID=70390646
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018200565A Pending JP2020068599A (en) | 2018-10-25 | 2018-10-25 | Moving body |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2020068599A (en) |
-
2018
- 2018-10-25 JP JP2018200565A patent/JP2020068599A/en active Pending
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