JP2020048607A - 粒子線治療システムおよびその拡張方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】拡張性を向上させた粒子線治療システムを提供すること。【解決手段】粒子線治療システム1は、第1フロア51と第2フロア53S,53Vと有する建屋と、第1フロアに設置され、粒子線を発生させる粒子線発生装置2と、粒子線発生装置から第1治療室内の第1照射装置へ粒子線を輸送するための第1輸送系3(1)と、第1輸送系から分岐して第2フロアを経由し、第2治療室の第2照射装置へ粒子線を輸送するための第2輸送系3(2)と、を備えた粒子線治療システムであって、第2輸送系は、粒子線発生装置の設置面と異なる第2フロアの方向へ粒子線を偏向させる第1偏向電磁石32(2)を有し、建屋5は、第1フロアと第2フロアとを遮蔽する遮蔽壁55を有し、第2輸送系は、粒子線の進行方向に対して第1偏向電磁石よりも後方で、遮蔽壁を貫通して設けられている。【選択図】図2
Description
本発明は、粒子線治療システムおよびその拡張方法に関する。
患部に陽子や炭素などの粒子線を照射することにより治療する粒子線治療システムは知られている(特許文献1)。
特許文献1では、夜間や休日などの治療していない時間を利用してシステムの追加などの更新ができるようになっている。しかし、特許文献1には、粒子線を発生させる加速器の設置面と異なるフロアへ粒子線を供給する場合において、粒子線治療システムを短期間で効率よく拡張する方法は開示されていない。
本発明の目的は、拡張性を向上させた粒子線治療システムおよびその拡張方法を提供することにある。
上記課題を解決すべく、本発明に従う粒子線治療システムは、第1フロアと第2フロアと有する建屋と、第1フロアに設置され、粒子線を発生させる粒子線発生装置と、粒子線発生装置から第1治療室内の第1照射装置へ粒子線を輸送するための第1輸送系と、第1輸送系から分岐して第2フロアを経由し、第2治療室の第2照射装置へ粒子線を輸送するための第2輸送系と、を備えた粒子線治療システムであって、第2輸送系は、粒子線発生装置の設置面と異なる第2フロアの方向へ粒子線を偏向させる第1偏向電磁石を有し、建屋は、第1フロアと第2フロアとを遮蔽する遮蔽壁を有し、第2輸送系は、粒子線の進行方向に対して第1偏向電磁石よりも後方で、遮蔽壁を貫通して設けられている。
本発明によれば、第2治療室の第2照射装置へ粒子線を輸送する第2輸送系を、粒子線発生装置の設置面と異なる第2フロアの方向へ粒子線を偏向させる第1偏向電磁石の後方で、遮蔽壁を貫通して設けることができる。これにより、粒子線発生装置の影響を受けずに第2治療室側へシステムを拡張することができる。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。本実施の形態に係る粒子線治療システムは、後述するように、あらかじめ拡張性を考慮した構成を備えている。以下、粒子線を「ビーム」と呼ぶことがある。
本実施形態では、粒子線治療システム1を構成する建屋5には、粒子線治療システム1の導入当初より稼動する治療室52(1)とともに、将来の治療室数の増加を考慮した拡張用の治療室52(2)〜52(4)を事前に用意する。治療室52(2),52(3)は図1に示されており、治療室52(4)は図8に示されている。
本実施形態では、ビーム輸送室53には、導入当初より稼動する治療室52(1)にビームを輸送する第1ビーム輸送ライン3(1)と、拡張用の治療室52(2)〜52(4)にビームを輸送する第2ビーム輸送ライン3(2)との間に、遮蔽壁55を設ける。第1ビーム輸送ライン3(1)は、「第1輸送系」の例である。第2ビーム輸送ライン3(2)は、「第2ビーム輸送系」の例である。
本実施形態では、導入当初より稼動する治療室52(1)へビームを輸送する第1ビーム輸送ライン3(1)と将来の治療室52(2)〜52(4)へビームを輸送する第2ビーム輸送ライン3(2)との分岐点に第1偏向電磁石32(2)を設ける。さらに、将来の治療室52(2)〜52(4)へビームを輸送する第2ビーム輸送ライン3(2)は、ビーム輸送室51の遮蔽壁55を越えた先まで事前に施工しておき、将来の治療室52(2)〜52(4)を施工するまでの間は、第2ビーム輸送ライン3(2)の末端をゲート弁等の遮断手段33により閉止しておく。
本実施形態の粒子線治療システムでは、将来の治療室52(2)〜52(4)へビームを輸送する第2ビーム輸送ライン3(2)について、加速器22が設置されている水平面と異なる水平面を持つ第2フロア53V,53Sへ向けて偏向するまでの区間を先行して設置する。
本実施形態では、上述のように、第2ビーム輸送ライン3(2)にゲート弁等の遮断手段33を設けている。詳しくは、第2ビーム輸送ライン3(2)のうち治療室を拡張する前に設置される部分の末端を、ゲート弁等の遮断手段33を設けることで気密に閉止しておく。これにより、ゲート弁等の遮断手段33よりも上流側(粒子線の移動方向上の上流側)の真空度を保持しつつ、漏洩線量を抑えることで、ゲート弁等の遮断手段33の下流側にシステムを短期間で追加することができる。
本実施形態では、第1治療室52(1)へのビーム輸送と第2治療室52(2)〜52(4)へのビーム輸送との分岐点に設ける偏向電磁石32(2)は、将来の治療室52(2)〜52(4)の追加工事が完了するまでは、将来の治療室52(2)〜52(4)へビームを輸送できないように、インターロックを設けることもできる。
このように構成される本実施形態によれば、粒子線治療システム1の初期導入費用を抑えつつ、治療患者数の増加等に応じて治療室を短期間で追加することができる。さらに、本実施形態によれば、既に稼働している治療室52(1)の治療を停止させることなく、治療室52(2)〜52(4)を追加できる。これにより、本実施形態では、粒子線治療システム1の長期間の停止させることなく、治療の継続と治療収入の確保とを実現することができる。
図1〜図5を用いて第1実施例を説明する。図1は、粒子線治療システム1の平面図である。図2は、図1中の矢示II−II方向断面図である。
粒子線治療システム1は、例えば病院の専門治療棟などの建屋5に設けられる。建屋5は強固な壁50により、例えば、加速器室51、治療室52(1)〜52(3)、ビーム輸送室53を備えるように建設されている。各室51〜53には、適宜出入り口54が設けられる(ビーム輸送室53への出入り口は不図示)。加速器室51は、「第1フロア」の例である。三層構造のビーム輸送室53のうち第2層および第3層は、「第2フロア」の例である。
治療室52(1)は、「第1治療室」の例である。治療室52(1)は、「第1粒子線」としての陽子ビームを照射するための陽子線治療室である。治療室52(2),52(3)は、「第2治療室」の例である。第2治療室52(2),52(3)は、「第2粒子線」としての炭素ビームを照射するための炭素線治療室である。
図2に示すように、本実施例のビーム輸送室53は、三層構造である。第1層53Hは、第2治療室52(2),52(3)内に水平方向からビームを照射させる水平方向用フロアである。第2層53Sは、第2治療室52(2),52(3)内に斜め方向からビームを照射させる斜め方向用フロアである。第3層53Vは、第2治療室52(2),52(3)内に垂直方向からビームを照射させる垂直方向用フロアである。層を区別しない場合、ビーム輸送室53と呼ぶ。斜め方向用フロア53Sおよび垂直方向用フロア53Hは、「第2フロア」に該当する。
ビーム輸送室53H,53S,53Vには、加速器室51との境界に位置して、遮蔽壁55が立設されている。ビーム輸送室53Hには、その床から天井にかけて遮蔽壁55(1)が垂直に設けられている。同様に、ビーム輸送室53Sにも、その床から天井にかけて遮蔽壁55(2)が垂直に設けられている。ビーム輸送室53Vにも、その床から天井にかけて遮蔽壁55(3)が垂直に設けられている。
各遮蔽壁55(1)〜55(3)は、粒子線発生装置2の設置された加速器室51とビーム輸送室53とを区切るように、偏向電磁石32(2)の後方に位置してビームの輸送経路の途中に設けられている。各遮蔽壁55(1)〜55(3)には、除去可能な領域551(1)〜551(3)を含んでもよい。治療室53(2),52(3)へのシステム拡張(システム追加)を行う際に、領域551(1)〜551(3)を除去することにより、作業者の出入り口を形成することができる。なお、領域551(1)〜551(3)だけでなく、遮蔽壁55(1)〜55(3)の全体を取り壊して撤去してもよい。その場合は、より広い作業通路を得ることができる。
粒子線治療システム1は、建屋5のほかに、例えば、粒子線発生装置2と、ビーム輸送ライン3(1),3(2)と、照射装置4(1)〜4(3)と、制御装置6(図2参照)と、図示せぬ電源装置とを備える。
本実施例の粒子線発生装置2は、陽子または炭素などの複数の荷電粒子ビームを切り替えて発生させることのできるハイブリッド型装置である。以下、荷電粒子ビームを「ビーム」と略記する場合がある。
粒子線発生装置2は、加速器室51に設置されている。粒子線発生装置2は、例えば、イオン源(図示せず)、前段加速器21、円形加速器22を備える。円形加速器22は、例えば、シンクロトロンでもよいし、サイクロトロンでもよい。
前段加速器21の上流側に図示せぬイオン源が接続されており、前段加速器21の下流側に円形加速器22が接続される。ここで本実施例において、「上流側」または「下流側」とは、ビームの進む方向を基準とする。ビームの流れてくる方向が「上流側」または「前方」であり、ビームの流れていく方向が「下流側」または「後方」である。
ビーム輸送ライン3(1)は、「第1ビーム輸送系」の例である。ビーム輸送ライン3(1)は、ビーム輸送室53に設けられている。ビーム輸送ライン3(1)は、粒子線発生装置2の下流側に接続されており、粒子線発生装置2と陽子線治療室52(1)内の照射装置4(1)とを接続する。
粒子線発生装置2で発生された陽子ビームは、ビーム輸送ライン3(1)を通って、治療室52(1)に設置された照射装置4(1)に送られる。陽子ビームは、照射装置4(1)により患者の患部7(図3参照)へ照射される。照射装置4(1)は、「第1照射装置」の例である。
ビーム輸送ライン3(1)は、例えば、ビームの輸送経路31(1)と、ビームの輸送経路31(1)に設けられた複数の偏向電磁石32(1),32(2),32(3)とを含む。ビームの輸送経路31(1)には、偏向電磁石32(1)のほかに、例えば、四極電磁石、ステアリング電磁石、プロファイルモニタ(いずれも不図示)が設けられる。
偏向電磁石32(1)は、ビームの輸送経路31(1)の途中に設けられており、制御装置6からの制御信号に応じて、ビームの輸送経路31(1)を通過するビームの方向を制御する。偏向電磁石32(2)は、「第1偏向電磁石」に該当し、加速器室51に設置された粒子線発生装置2の設置面と異なる第2フロア53S,53Vの方向へビームを偏向させる。
すなわち、図2に示すように、偏向電磁石32(1)は、加速器室51の床面と平行な面を持つ各フロア53S,53Vに向けてビームがそれぞれ輸送されるように、ビームの向きを制御する。
加速器室51と同一の水平面上では、偏向電磁石32(3)により、ビームは、治療室52(1)内の照射装置4(1)、または治療室52(2),52(3)内の照射装置4(2),4(3)のいずれかに供給される。遮蔽壁55(1)の後方で、管路31(1)には真空度を保持するためのゲート弁等の遮断手段33(1)が設けられている。
偏向電磁石32(2)により加速器室51の床面(粒子線発生装置2の設置面、あるいは加速器22の水平面)の高さ方向へ曲げられたビームは、偏向電磁石32(4)によって斜め方向用フロア53Sまたは垂直方向用フロア53Vのいずれかに供給される。
斜め方向用フロア53Sでは、偏向電磁石32(5)により、ビームは、治療室52(2),52(3)の方向へゲート弁等の遮断手段33(2)を介して送られる。ビームは、遮蔽壁55(2)を貫通するビームの輸送経路を通過して斜め方向用フロア53Sへ到達し、偏向電磁石32(21)によって治療室52(2)に供給されるか、または偏向電磁石32(22)によって治療室52(3)へ供給される。
同様に、垂直方向用フロア53Vには、偏向電磁石32(4),32(5),32(6)および32(7)を介してビームが送られる。ビームは、遮蔽壁55(3)を貫通するビームの輸送経路およびゲート弁等の遮断手段33(3)を通過して垂直方向用フロア53Vへ到達し、偏向電磁石32(31)によって治療室52(2)に供給されるか、または偏向電磁石32(32)によって治療室52(3)へ供給される。
図3に示すように、炭素線治療室52(2),52(3)に設けられた照射装置4(2),4(3)は、ハイブリッド型の粒子線発生装置2から供給される炭素線を、患部7へ水平方向H、斜め方向Sあるいは垂直方向Vのいずれかから照射する。
すなわち、ビームとして炭素線を用いる場合、水平方向だけでなく、斜め方向または垂直方向からも患部7に向けてビームを照射できるようにする必要がある。
本実施例では、陽子線と炭素線を切り替えて出力可能なハイブリッド型粒子線発生装置2を建屋5に設置する。そして、本実施例では、回転ガントリなどの照射装置4(1)を有する陽子線治療室52(1)と、水平方向、斜め方向あるいは垂直方向からビームを照射する炭素線治療室52(2),52(3)を建屋5内に設ける。これにより、本実施例では、一つの施設内で、治療対象の患部に応じた粒子線を用いて治療できる。
図4,図5は、遮蔽壁55の一部を除去した状態を示す図である。治療室52(2),52(3)の追加時に、遮蔽壁55(1)〜55(3)の一部の領域551(1)〜551(3)を取り除く。これにより、建屋5内に加速器室51とビーム輸送室53とを連結する作業通路が形成される。
粒子線治療システム1を拡張する際の手順を説明する。
(S1)加速器室51,治療室52(1)〜52(3)、ビーム輸送室53を有する建屋5を建設し、加速器室51に粒子線発生装置2を設置し、陽子線治療室52(1)に照射装置4(1)を設置する。拡張工事前は、陽子線治療室52(1)での陽子線を用いた治療を行うことができる。拡張工事前では、遮蔽壁55(1)〜55(2)を通過する各ビームの輸送経路の末端は、ゲート弁等の遮断手段33(1)〜33(3)により閉止されている。
(S2)治療室の拡張が決定されると(所定の時期が到来すると)、炭素線治療室52(2),52(3)に照射装置4(2),4(3)が設置される。各照射装置4(2),4(3)と粒子線発生装置2とは、ゲート弁等の遮断手段33(1)〜33(3)および偏向電磁石32群を介して接続される。システム拡張に必要な偏向電磁石32(11),32(12),32(21),32(22),32(31),32(32)は、拡張が決定された後で追加設置される。追加設置されたそれら偏向電磁石32群は、制御装置6および電源装置(不図示)に接続される。
(S3)システムの追加部分を真空引きし、遮蔽壁55(1)〜55(3)の一部551(1)〜551(3)を除去する。遮蔽壁55(1)〜55(3)の全体を取り除いてもよい。
このように構成される本実施例によれば、第2輸送系3(2)は、粒子線発生装置2の設置面と異なる第2フロア53S,53Vの方向へ粒子線を偏向させる第1偏向電磁石32(2)を有し、建屋5は、第1フロア51と第2フロア53S,53Vとを遮蔽する遮蔽壁55を設け、第2輸送系3(2)は、粒子線の進行方向に対して第1偏向電磁石32(2)よりも後方で、遮蔽壁55を貫通して設けられる。
これにより、本実施例によれば、粒子線発生装置2で発生させた粒子線を、粒子線発生装置2の設置面とは異なるフロア53S,53Vの方向へ送ることができるため、照射角度がほぼ固定されている照射装置4(2),4(3)に対応することができる。
本実施例によれば、第1フロア51(加速器室51)と第2フロア53S,53Vとの間を遮断するようにして遮蔽壁55を設けるため、治療室52(1)での治療を先行して開始し、他の治療室52(2),52(3)での治療を後から追加できる。これにより、粒子線治療システム1の初期導入費用を抑制しつつ、拡張性を得ることができる。
本実施例によれば、既存設備である治療室52(1)と追加設備となる治療室52(2),52(3)とにビームを供給するビームの輸送経路の途中に、遮蔽壁55(1)〜55(3)の後方に位置してゲート弁等の遮断手段33(1)〜33(3)を設ける。これにより、既存設備である治療室52(1)での治療を継続しながら、拡張工事を短期間で実施できる。
さらに、治療室52(2)に対応する偏向電磁石32(11),32(21),32(31)の後方にゲート弁(不図示)を設けると共に、治療室52(3)に対応する偏向電磁石32(12),32(22),32(32)の後方にもゲート弁(不図示)を設けることにより、治療室52(2),52(3)をシステムから切り離すことができる。これにより、他の治療室での治療を止めることなく、照射装置4の更新や保守を行うこともできる。
図6,図7を用いて第2実施例を説明する。本実施例を含む以下の各実施例は第1実施例の変形例に該当するため、第1実施例との相違を中心に説明する。本実施例では、遮蔽壁55(4)を、第1フロア51と第2フロア53S,53Vとを遮断するようにして、第2フロア53S,53Vと平行に設ける。
図6は、本実施例に係る粒子線治療システム1Aの平面図である。図7は、遮蔽壁55(4)と遮蔽壁55(1)の一部とを除去した状態を示す。
第1実施例では、第2フロアとしての斜め方向用フロア53Sおよび垂直方向用フロア53Vの床面から天井にかけて遮蔽壁55(2),55(3)を立設した。これに代えて、本実施例では、第2フロア53S,53Vと第1フロア51との間を遮断するようにして、斜め方向用フロア53Sの床面56(1)と平行に遮蔽壁55(4)を設ける。
すなわち、本実施例の第2フロア53S,53Vは、第1フロア51(粒子線発生装置2の設置面)と高さの異なる平行な床面56(1)に設けられており、第1フロア51と第2フロア53S,53Vとは開口部57(図7参照)で連通する。そこで、本実施例では、開口部57を施蓋するようにして、斜め方向用フロア53Sの床面56(1)に遮蔽壁55(4)を設ける。
システム拡張時には、遮蔽壁55(4)と遮蔽壁55(1)の一部551(1)とを除去して作業通路を形成する。
このように構成される本実施例も第1実施例と同様の作用効果を奏する。さらに本実施例では、第1フロア51と第2フロア53S,53Vとが連通する開口部57を施蓋するようにして遮蔽壁55(4)を設けるため、第1実施例に比べて遮蔽壁の設置コストを低減することができる。
図8〜図11を用いて第3実施例を説明する。本実施例では、システム拡張部分をグループ化する。図8は、粒子線治療システム1Bの平面図である。図9は、図8中の矢示IX−IX方向断面図である。図10および図11は、遮蔽壁55の一部を除去した状態を示す。
本実施例の粒子線治療システム1Bは、一つの陽子線治療室53(1)と三つの炭素線治療室52(2)〜52(4)を備える。拡張対象の治療室52(2)〜52(4)は、2つのグループを含む。一つのグループは、二つの炭素線治療室52(2),52(3)から構成されている。他の一つのグループは、一つの炭素線治療室52(4)から構成されている。一つのグループと他の一つのグループとは、遮蔽壁55(4)によって遮蔽されている。
各治療室52(2),52(3),52(4)には、ゲート弁等の遮断手段33(1)〜33(3)と偏向電磁石32(11)〜32(13),32(21)〜32(23),32(31)〜32(33)等とを介して、粒子線発生装置2からのビームが供給される。
このように構成される本実施例も第1実施例と同様の作用効果を奏する。さらに本実施例の粒子線治療システム1Bでは、一つまたは複数の治療室52をグループ化して段階的に拡張することができるため、患者数等に応じて効率的にシステムを拡張でき、利便性が向上する。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されない。当業者であれば、本発明の範囲内で、種々の追加や変更等を行うことができる。上述の実施形態において、添付図面に図示した構成例に限定されない。本発明の目的を達成する範囲内で、実施形態の構成や処理方法は適宜変更することが可能である。例えば、遮蔽壁は、第1偏向電磁石の手前(加速器側)に設けてもよい。
また、本発明の各構成要素は、任意に取捨選択することができ、取捨選択した構成を具備する発明も本発明に含まれる。さらに特許請求の範囲に記載された構成は、特許請求の範囲で明示している組合せ以外にも組み合わせることができる。
1,1A,1B:粒子線治療システム、2:ビーム発生装置、3:ビーム輸送系、4:照射装置、5:建屋、6:制御装置、21:前段加速器、22:円形加速器、31:ビームの輸送経路、32:偏向電磁石、33:ゲート弁、51:加速器室、52:治療室、53:ビーム輸送室、55:遮蔽壁
Claims (13)
- 第1フロアと第2フロアと有する建屋と、
前記第1フロアに設置され、粒子線を発生させる粒子線発生装置と、
前記粒子線発生装置から第1治療室内の第1照射装置へ粒子線を輸送するための第1輸送系と、
前記第1輸送系から分岐して前記第2フロアを経由し、第2治療室の第2照射装置へ粒子線を輸送するための第2輸送系と、
を備えた粒子線治療システムであって、
前記第2輸送系は、前記粒子線発生装置の設置面と異なる前記第2フロアの方向へ粒子線を偏向させる第1偏向電磁石を有し、
前記建屋は、前記第1フロアと前記第2フロアとを遮蔽する遮蔽壁を有し、
前記第2輸送系は、粒子線の進行方向に対して前記第1偏向電磁石よりも後方で、前記遮蔽壁を貫通して設けられている
粒子線治療システム。 - 前記遮蔽壁は、前記第1フロアと前記第2フロアとを遮断するようにして、前記第2フロアに立設される、
請求項1に記載の粒子線治療システム。 - 前記遮蔽壁は、前記第1フロアと前記第2フロアとを遮断するようにして、前記第2フロアと平行に設けられる、
請求項1に記載の粒子線治療システム。 - 前記第2輸送系の途中には、粒子線の進行方向上、前記遮蔽壁の後側にゲート弁が設けられている、
請求項1に記載の粒子線治療システム。 - 前記第1輸送系は前記第1照射装置に接続されており、前記第2輸送系は前記ゲート弁により遮断されている、
請求項4に記載の粒子線治療システム。 - 治療室を拡張する所定の時期に、前記第2輸送系は前記第2照射装置に接続されて、前記ゲート弁が開弁されるようになっている、
請求項5に記載の粒子線治療システム。 - 前記所定の時期に、前記遮蔽壁の少なくとも一部が除去される、
請求項6に記載の粒子線治療システム。 - 前記第2フロアには、垂直方向から前記第2治療室へ粒子線を照射させるための垂直方向用フロアと、前記垂直方向から所定角度傾いた斜め方向から前記第2治療室へ粒子線を照射させるための斜め方向用フロアとのうち少なくともいずれか一方が含まれる、
請求項1に記載の粒子線治療システム。 - 前記第2フロアには、前記垂直方向用フロアと前記斜め方向用フロアが含まれ、
前記遮蔽壁は、前記第1フロアと前記垂直方向用フロアおよび前記斜め方向用フロアとをそれぞれ遮断するようにして、前記垂直方向用フロアおよび前記斜め方向用フロアにそれぞれに立設される、
請求項8に記載の粒子線治療システム。 - 前記斜め方向用フロアの上側に前記垂直方向用フロアが位置しており、
前記遮蔽壁は、前記第1フロアと前記垂直方向用フロアおよび前記斜め方向用フロアとをそれぞれ遮断するようにして、前記斜め方向用フロアと前記第1フロアとの間に位置して、前記斜め方向用フロアと平行に設けられる、
請求項9に記載の粒子線治療システム。 - 前記垂直方向用フロアには、粒子線を垂直方向から照射させるための垂直方向照射装置が前記第2照射装置の一つとして設けられており、
前記斜め方向用フロアには、粒子線を斜め方向から照射させるための斜め方向照射装置が前記第2照射装置の他の一つとして設けられており、
前記第1照射装置は、前記粒子線発生装置で発生された第1粒子線を照射し、
前記垂直方向照射装置および前記斜め方向照射装置は、前記粒子線発生装置で発生された第2粒子線を照射する、
請求項10に記載の粒子線治療システム。 - さらに、前記第2治療室へ水平方向から粒子線を照射させるための水平方向照射装置を有する、
請求項12に記載の粒子線治療システム。 - 第1フロアと第2フロアと有する建屋と、
前記第1フロアに設置され、粒子線を発生させる粒子線発生装置と、
前記粒子線発生装置から第1治療室内の第1照射装置へ粒子線を輸送するための第1輸送系と、
を備える粒子線治療システムを拡張する方法であって、
前記第1輸送系から分岐して前記第2フロアを経由し、第2治療室の第2照射装置へ粒子線を輸送するための第2輸送系を設け、
前記第2輸送系には、前記粒子線発生装置の設置面と異なる前記第2フロアの方向へ粒子線を偏向させる第1偏向電磁石を設け、
前記建屋には、前記粒子線発生装置のある空間を遮蔽する遮蔽壁を、前記第1フロアとは異なるフロアに設け、
前記第2輸送系を、粒子線の進行方向に対して前記第1偏向電磁石よりも後方で、前記遮蔽壁を貫通して配置し、
前記第2輸送系の途中には、粒子線の進行方向上、前記遮蔽壁の後側に位置してゲート弁を設け、
前記ゲート弁により前記第2輸送系を遮断し、
所定の時期に、前記第2輸送系を、前記第2治療室に設置された前記第2照射装置に接続し、
前記第2輸送系内を真空に保持した後で前記ゲート弁を開弁し、
前記遮蔽壁の少なくとも一部を除去する、
粒子線治療システムの拡張方法。
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