JP2020046850A - 保険適用システムおよびプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】保険に加入するときに個人情報を必要としない保険適用システム等を提供する。【解決手段】保険を掛ける対象となる機器を特定するための情報である機器情報を取得する機器情報取得部411と、保険を掛けるのに必要な保険掛け金が支払われた旨の支払い情報と機器情報とを関連付けて記憶する記憶部42と、保険の適用の際に、保険の適用を受ける人物を特定する個人情報を初めて取得する個人情報取得部412と、を有する保険適用システム1。【選択図】図3

Description

本発明は、保険適用システム、プログラムに関する。
家電等の機器に対し保険に加入すると、故障等が生じた場合に、修理等のサービスや保険金を受け取れる保険適用システムが存在する。
例えば、特許文献1に記載の家電保守サービスシステムは、家電機器を監視する家電機器監視装置及び家電機器に関する保険契約業務を管理する保険契約管理装置がネットワークにより接続されており、家電機器監視装置が故障診断した結果を保険契約管理装置との間で自動的に情報のやりとりを実施する。
特開2004−5371号公報
通常、保険に加入する場合には、氏名、住所等の個人情報を提供する必要がある。ところが、個人情報の書類への記載や入力画面等への入力等は、労力を有することであり、保険に気軽に入ることができず、保険に入る上で障害になることがある。
本発明の目的は、保険に加入するときに個人情報を必要としない保険適用システム等を提供することを目的とする。
かくして本発明によれば、保険を掛ける対象となる機器を特定するための情報である機器情報を取得する機器情報取得手段と、保険を掛けるのに必要な保険掛け金が支払われた旨の支払い情報と機器情報とを関連付けて記憶する記憶手段と、保険の適用の際に、保険の適用を受ける人物を特定する個人情報を初めて取得する個人情報取得手段と、を有する保険適用システムが提供される。
ここで、機器情報は、機器を撮影した画像とすることができる。この場合、保険に加入するときの手続きをより簡略化できる。
また、機器を撮影した画像は、機器を異なる角度から撮影した静止画とすることができる。この場合、保険に加入するときの手続きをさらに簡略化できる。
さらに、保険掛け金は、機器の種類によらず保険期間により定まるようにすることができる。この場合、保険加入者がより気軽に保険に加入することができる。
またさらに、機器情報を基に、保険を掛けるときに機器の動作状態が正常な状態であったか否かを検証する分析手段をさらに備えることができる。この場合、保険加入者がより気軽に保険に加入することができる。
そして、分析手段は、保険の適用の際に検証するようにすることができる。この場合、不正に機器に保険が掛けられることをより抑制できる。
さらに本発明によれば、コンピュータに、保険を掛ける対象となる機器を特定するための情報である機器情報を取得する機器情報取得機能と、保険を掛けるのに必要な保険掛け金が支払われた旨の支払い情報と機器情報とを関連付けて記憶する記憶機能と、保険の適用の際に、保険の適用を受ける人物を特定する個人情報を初めて取得する個人情報取得機能と、を実現させるためのプログラムが提供される。
本発明によれば、保険に加入するときに個人情報を必要としない保険適用システム等を提供することができる。
本実施の形態における保険適用システムの構成例を示す図である。 保険適用システムの概略動作の例について示した図である。 保険適用システムの機能構成例を示したブロック図である。 本実施形態において、保険に加入する際に、携帯端末および管理サーバが行なう動作について説明したフローチャートである。 表示部に対応するディスプレイに機器の種類を選択する画面を示した図である。 機器情報として、静止画を撮影するときに表示される画面を示した図である。 記憶部で記憶される支払い情報および機器情報の一例について示した図である。 本実施形態において、保険を適用する際に、携帯端末および管理サーバが行なう動作について説明したフローチャートである。 保険加入者が、加入者情報を入力する画面の例を示した図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
<保険適用システム全体の説明>
図1は、本実施の形態における保険適用システム1の構成例を示す図である。
図示するように本実施の形態の保険適用システム1は、携帯端末20a、20bと、端末装置30a、30bと、管理サーバ40とが、ネットワーク70、ネットワーク80、アクセスポイント90を介して接続されることにより構成されている。
また、以下、携帯端末20aと携帯端末20bとを区別しない場合には、単に「携帯端末20」と言うことがある。またさらに、端末装置30aと端末装置30bとを区別しない場合には、単に「端末装置30」と言うことがある。
なお図1では、携帯端末20および端末装置30は、それぞれ2つずつのみ示したが、個数はいくつでもよい。
携帯端末20は、例えば、モバイルコンピュータ、携帯電話、スマートフォン、タブレット等のモバイル端末である。携帯端末20は、無線通信を行なうためにアクセスポイント90に接続する。そして携帯端末20は、アクセスポイント90を介して、有線で通信を行うネットワーク70に接続する。携帯端末20は、家電等の機器に対し保険に加入する手続きを行なう人物が所有する携帯端末である。なお、以後、この人物を、「保険加入者」と言うことがある。
端末装置30は、例えば、所謂汎用のパーソナルコンピュータ(PC)である。そして、端末装置30は、OS(Operating System)による管理下において、各種アプリケーションソフトウェアを動作させることで、種々の情報処理を行なうことができる。
本実施の形態では、端末装置30は、携帯端末20と同様に、保険加入者が所有する端末装置である。
管理サーバ40は、保険適用システム1の全体の管理をするサーバコンピュータである。詳しくは後述するが、例えば、管理サーバ40は、家電等の機器を対象とする保険に加入する手続きを受け付ける。また機器に故障等が生じたときには、保険の適用を受けるための処理を行なう。
携帯端末20、端末装置30および管理サーバ40は、演算手段であるCPUと、記憶手段であるメインメモリ及びHDD(Hard Disk Drive)とを備える。ここで、CPUは、OS(基本ソフトウェア)やアプリケーションプログラム(応用ソフトウェア)等の各種ソフトウェアを実行する。また、メインメモリは、各種ソフトウェアやその実行に用いるデータ等を記憶する記憶領域であり、HDDは、各種ソフトウェアに対する入力データや各種ソフトウェアからの出力データ等を記憶する記憶領域である。
さらに、携帯端末20、端末装置30および管理サーバ40は、外部との通信を行なうための通信インタフェース(以下、「通信I/F」と表記する)と、ビデオメモリやディスプレイ等からなる表示機構と、入力ボタン、タッチパネル、キーボード等の入力機構とを備える。
またさらに、携帯端末20は、カメラを備える。そしてGPS(Global Positioning System)などの機能を備えていてもよい。
ネットワーク70は、携帯端末20、端末装置30および管理サーバ40の間の情報通信に用いられる通信手段であり、例えば、インターネットである。
ネットワーク80も、ネットワーク70と同様に、携帯端末20、端末装置30および管理サーバ40の間の情報通信に用いられる通信手段であり、例えば、LAN(Local Area Network)である。
アクセスポイント90は、有線で通信を行うネットワーク70に対して、無線通信回線を利用して無線通信を行なう機器である。アクセスポイント90は、携帯端末20と、ネットワーク70との間の情報の送受信を媒介する。
無線通信回線の種類としては、携帯電話回線、PHS(Personal Handy-phone System)回線、Wi−Fi(Wireless Fidelity)、Bluetooth(登録商標)、ZigBee、UWB(Ultra Wideband)等の各回線が使用可能である。
<保険適用システム1の動作の概略説明>
図2は、保険適用システム1の概略動作の例について示した図である。
なお端末装置30でも同様のことを行なうことができるが、ここでは、端末装置30については、相違点のみ記載し、携帯端末20を代表して説明を行なう。
まず、保険加入者が、携帯端末20を操作し、保険を掛ける対象となる機器を特定する情報を取得する(1A)。保険を掛ける対象となる機器を特定する情報は、例えば、機器を撮影した画像である。本実施の形態では、機器を特定する情報を、例えば、携帯端末20に内蔵されたカメラで取得する。なお以後、機器を特定する情報を、「機器情報」と言うことがある。
なお、端末装置30でカメラが内蔵されていない場合、機器情報を取得するには、例えば、デジタルカメラで静止画や動画を撮影し、SDカード等のメモリカードに保存する。そして、端末装置30において、SDカード内の撮影データを読み取ることで、機器情報を取得できる。
次に、保険加入者が、携帯端末20を操作し、保険掛け金の支払いを行なう(1B)。保険掛け金の支払いの方法は、特に限られるものではなく、既存の方法を使用することができる。
さらに、保険加入者は、携帯端末20を操作し、アクセスポイント90、ネットワーク70およびネットワーク80を介して、管理サーバ40に対し、機器情報を送信する(1C)。
そして管理サーバ40は、保険掛け金の支払いの確認を行ない、支払い情報と機器情報とを関連付けてHDD等に記憶する(1D)。
また、機器の故障等が生じ、保険加入者が保険の適用を受けたい場合は、保険加入者が、携帯端末20から、保険適用の申請を行なう(1E)。この場合、申請の内容は、管理サーバ40に送られる。またこのとき保険加入者に関する情報を併せて送信する。保険加入者に関する情報は、保険加入者を特定する情報である。また以下、この情報を、「加入者情報」と言うことがある。
次に、管理サーバ40は、機器情報をHDD等から出力する(1F)。
そして、機器情報から、保険の加入の際に、破損などの瑕疵が存在しないか否かを判断する(1G)。
そして、保険の加入の際に、破損などの瑕疵が存在しない状態であった場合、保険金の支払いや機器の修理等の保険の適用が行なわれる(1H)。この場合、詳しくは後述するが、保険業者に対し、所定の手続きが行われる。
次に、本実施の形態の保険適用システム1の詳細な機能構成および動作について説明する。
<保険適用システム1の機能構成の説明>
図3は、保険適用システム1の機能構成例を示したブロック図である。
なおここでは、保険適用システム1が有する種々の機能のうち本実施の形態に関係するものを選択して図示している。
保険適用システム1において、携帯端末20は、情報の送受信を行なう送受信部21と、画像の表示を行なう表示部22と、情報を入力する入力部23と、撮影を行なう撮影部24とを備える。
送受信部21は、例えば、通信I/Fであり、アクセスポイント90、ネットワーク70およびネットワーク80を介し、管理サーバ40と情報の送受信を行なう。
表示部22は、例えば、タッチパネルである。この場合、表示部22は、各種情報が表示されるディスプレイと、指やスタイラスペン等で接触された位置を検出する位置検出シートとを備える。接触された位置を検出する手段としては、接触による圧力をもとに検出する抵抗膜方式や、接触した物の静電気をもとに検出する静電容量方式など、どのようなものが用いられてもよい。また表示部22は、液晶ディスプレイなどであってもよい。
入力部23は、例えば、上述したタッチパネルである。つまりこの場合、タッチパネルは、表示部22および入力部23の双方の機能を有する。また入力部23は、キーボードやマウス等で構成されていてもよい。
撮影部24は、撮影対象である機器を撮影するカメラである。撮影部24は、撮影対象の像を収束する光学系と、光学系により収束された像を検出するイメージセンサとを備える。
光学系は、単一のレンズまたは複数のレンズを組み合わせて構成される。例えば、2つの半球レンズを使用し、その球面側を向かい合わせに組み合わせたツインレンズが用いられる。レンズの組み合わせおよびレンズ表面に施されたコーティング等により、各種の不要な収差は適切に除去されている。イメージセンサは、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の撮像素子を配列して構成される。
端末装置30は、携帯端末20と同様の機能を有する送受信部31と、表示部32と、入力部33とを備える。
送受信部31は、例えば、通信I/Fであり、送受信部21と同様の機能を有する。
表示部32は、例えば、PC用の液晶ディスプレイである。ただし液晶方式に限られるものではなく、画像を表示する機能を備えたものであればよい。よって、例えば、液晶テレビ、ブラウン管ディスプレイ、有機ELディスプレイ、プラズマディスプレイ、プロジェクタなどであってもよい。
入力部33は、例えば、キーボードやマウス等の入力装置である。
管理サーバ40は、外部と通信を行なう送受信部41と、所定の情報を記憶する記憶部42と、機器情報を出力する出力部43と、機器情報の分析を行なう分析部44と、保険適用の手続きを行なう適用部45とを有する。
送受信部41は、例えば、通信I/Fであり、携帯端末20および端末装置30と通信を行ない、所定の情報のやりとりを行なう。
また送受信部41は、機器情報取得手段の一例である機器情報取得部411と、個人情報取得手段の一例である個人情報取得部412とを有する。
機器情報取得部411は、保険を掛ける対象となる機器を特定するための情報である機器情報を取得する。上述したように、機器情報は、機器を撮影した画像である。
個人情報取得部412は、保険の適用の際に、保険の適用を受ける人物を特定する個人情報である加入者情報を初めて取得する。
記憶部42は、記憶手段の一例であり、保険を掛けるのに必要な保険掛け金が支払われた旨の支払い情報と機器情報とを関連付けて記憶する。
出力部43は、保険の適用の際に、機器情報を出力する。
分析部44は、分析手段の一例であり、取得した機器情報の分析を行なう。例えば、分析部44は、機器情報を基に、保険の適用の際に、保険を掛けるときに機器の動作状態が正常な状態であったか否かを検証する。機器情報が、撮影情報であった場合、検証するのは、外見からわかるものとなる。即ち、機器に破損などの瑕疵が存在したか否かを判断する。
適用部45は、保険の加入の際に、機器が正常な状態であったときに、保険を適用する手続きを行なう。具体的には、例えば、保険金の支払いを行なう。これは例えば、保険業者の銀行口座等に振り込み手続きをしてもよく、郵便為替等を保険業者に送付する方法でもよい。また、保険を適用する手続きとしては、例えば、機器の修理が挙げられる。この場合、適用部45は、機器の修理をするためのサービスマンの派遣の手続き等を行なう。
<保険に加入する際の動作の説明>
次に本実施の形態において、保険に加入する際における携帯端末20および管理サーバ40の動作の例について、より詳細に説明を行なう。
図4は、本実施形態において、保険に加入する際に、携帯端末20および管理サーバ40が行なう動作について説明したフローチャートである。
まず、保険加入者が、携帯端末20で動作するブラウザ等のアプリを起動する。そして、管理サーバ40が提供し、加入したい保険の手続きが可能なウェブサイトに接続する(ステップ101)。この場合、入力部23であるタッチパネルに対し、タッチ等の操作をすると、それに応じた画面が、表示部22でもあるタッチパネルに表示される。
次に、保険加入者は、撮影部24を使用して、保険を掛ける対象となる機器を特定する情報として機器情報を取得する(ステップ102)。本実施の形態では、機器情報は、例えば、機器を撮影した画像である。具体的には、機器を異なる角度から撮影した静止画である。静止画は、1枚でもよいが、複数枚とした方が、不正を防止する観点から、より好ましい。機器情報を、機器を撮影した画像とすることで、携帯端末20に内蔵されたカメラで、簡単に機器情報を取得することができ、保険に加入する際の手続きがより簡略化される。また、機器情報は、機器を異なる角度から撮影した静止画に限られるものではない。例えば、機器を異なる角度から撮影した動画でもよく、機器を製造したメーカー、機器の型番、機器の製造番号を記載したラベル、保証書、納品書等を撮影した画像であってもよい。
図5および図6は、機器情報を取得する際に、携帯端末20に表示される画面について示した図である。
このうち、図5は、表示部22に対応するディスプレイ210に機器の種類を選択する画面を示した図である。この場合、「保険を掛ける機器の選択をしてください。」のメッセージ211とともに、機器の一覧が、メニュー212として表示される。そしてメニュー212の中から、テレビ、冷蔵庫など機器の名称を選択することで、図6の画面に移行する。
図6は、機器情報として、静止画を撮影するときに表示される画面を示した図である。
この場合、図5のメニュー212からテレビを選択したときに表示される画面を示している。そして、ディスプレイ210に、「テレビを正面、右側面、左側面から見たときの画像を撮影してください。」のメッセージ213とともに、撮影した画像を表示するウィンドウ214が、表示される。そして、保険加入者が、撮影部24に対応し、携帯端末20に内蔵されたカメラにより撮影を行なうと、その画像が、図示するようにウィンドウ214に表示される。このウィンドウ214は、テレビの正面を撮影した静止画が表示されるウィンドウ214a、テレビの右側面を撮影した静止画が表示されるウィンドウ214b、テレビの左側面を撮影した静止画が表示されるウィンドウ214cからなる。そしてOKボタン215を押下すると、次に説明する保険掛け金の支払いを行なうことができる。
図4に戻り、保険加入者は、保険掛け金の支払いを行なう(ステップ103)。保険掛け金の支払いは、例えば、クレジットカードでの支払い、銀行振込、コンビニエンスストアでの支払いなどの方法が使用できる。また、携帯端末20に電子マネー機能を備えさせ、保険掛け金を、この電子マネー機能を使用して支払う方法も使用できる。この場合、保険掛け金を支払う手続きがより簡略化できる。
次に、送受信部21は、機器情報を、管理サーバ40に対し送信する(ステップ104)。
管理サーバ40では、機器情報を、送受信部41の機器情報取得部411が受信し、所定の情報が揃っているか否かを判断する(ステップ105)。つまり機器情報の他、保険掛け金を支払った旨の支払い情報が存在するか否かを判断する。
その結果、揃っている場合(ステップ105でYes)、保険の加入を認める(ステップ106)。そして、支払い情報および動作情報を記憶部42にて記憶する(ステップ107)。またこのとき、携帯端末20に対し、保険の加入が認められた旨を通知してもよい。さらに、図7で後述する保険番号や保険期間を通知してもよい。
対して、揃っていない場合(ステップ105でNo)、ステップ102に戻る。即ち、保険加入者に対し、所定の情報を入力する必要がある旨や保険掛け金の支払いを催促する旨を通知し、手続きの履行を促す。
図7は、記憶部42で記憶される支払い情報および機器情報の一例について示した図である。
図示する例では、支払い情報として、保険掛け金の支払いがあったことを、「○」の記号で示している。また支払い情報として、保険掛け金の支払日を示している。さらに支払い情報として、保険番号および保険期間が記憶される。保険番号は、保険の加入が認められた場合に、自動的に付与される。また、保険期間は、保険加入者が、機器に対し保険を掛ける期間であり、保険加入者が、期間を選択することができる。例えば、旅行中だけカメラに保険を掛けたい場合、旅行期間を保険期間とすればよい。なお、保険掛け金は、機器の種類によらず保険期間により定まることが好ましい。これにより保険に加入する際の手続きがより簡略化される。
また、機器情報は、機器を撮影した画像が格納されるファイル名が記憶される。このファイル名に該当するファイルを参照すれば、機器情報が取得可能である。またこれに加え、図5でユーザが選択した機器の種類として、テレビ、カメラ等が記憶される。
このように、保険の加入の段階では、加入者を特定する加入者情報等の個人情報は、提供される必要はなく、記憶部42にも記憶されない。
<保険を適用する際の動作の説明>
次に本実施の形態において、保険を適用する際における携帯端末20および管理サーバ40の動作の例について、より詳細に説明を行なう。
図8は、本実施形態において、保険を適用する際に、携帯端末20および管理サーバ40が行なう動作について説明したフローチャートである。
まず、保険加入者が、携帯端末20で動作するブラウザ等のアプリを起動する。そして、管理サーバ40が提供し、保険の適用の手続きが可能なウェブサイトに接続する(ステップ201)。
次に、保険加入者は、携帯端末20の入力部23を使用して、保険番号、加入者情報を入力する(ステップ202)。入力された加入者情報は、表示部22で表示される。
本実施の形態では、個人情報である加入者情報は、保険の適用の際に初めて入力する。加入者情報は、保険加入者を特定できる情報である。具体的には、保険加入者の郵便番号、住所、氏名、性別、年齢、電話番号、メールアドレス等の情報である。なお、このとき保険の適用の理由として、故障、紛失、盗難などの入力を行なってもよい。
図9は、保険加入者が、加入者情報を入力する画面の例を示した図である。
図示する例では、表示部22に対応するディスプレイ210に、「以下の欄に、記入をお願いします。」のメッセージ216が表示される。また、保険加入者が、加入者情報217を入力した場合を示している。この場合、加入者情報217は、氏名217a、郵便番号217b、住所217c、および連絡先217dからなる。連絡先217dは、この場合、メールアドレスであるが、電話番号等であってもよい。さらに他の情報218として、保険の適用の理由218aおよび保険番号218bを入力した場合を示している。
図8に戻り、保険加入者は、加入者情報を管理サーバ40に対し、保険番号や加入者情報を送信する(ステップ203)。送信は、送受信部21により行なわれる。なお、図9の例では、画面からOKボタン219を押下すると、送信が行なわれる。これにより、保険適用の申請をしたことになる。
送信された保険番号や加入者情報は、送受信部41の個人情報取得部412が受信する(ステップ204)。そして、出力部43が、保険番号を基に、機器情報を出力する(ステップ205)。
次に、分析部44が、機器情報である機器を撮影した画像を基に、機器に破損などの瑕疵がないか否かを判断する(ステップ206)。取得した機器の形状から、画像解析等を行なうことで、撮影された機器に破損などが存在するか否かを判断する。
その結果、破損等の瑕疵がない場合(ステップ206でYes)、適用部45は、保険を適用する手続きを行なう(ステップ207)。つまり、上述したような、保険業者の銀行口座等に振り込み手続きをし、保険金の支払いを行なうなどの処理を行なう。
対して、破損等の瑕疵があった場合(ステップ206でNo)、適用部45は、保険を適用しないことを決定する(ステップ208)。
以上詳述した形態によれば、保険に加入するときに個人情報である加入者情報を必要とせず、保険を適用するときに初めて加入者情報を必要とする。そのため、保険に加入するときの手続きが簡略化され、保険に加入するときの労力を軽減することができる。また、保険の適用を受けるとき以外は、加入者情報を知らせる必要がない。その結果、保険に気軽に入ることができる。
また以上詳述した形態では、保険適用システム1は、携帯端末20と、端末装置30と、管理サーバ40とが、ネットワーク70、ネットワーク80、アクセスポイント90を介して接続されることにより構成されていたが、管理サーバ40だけでも保険適用システムであるとして扱うことができる。
さらに、上述した例では、分析部44が、機器の状態が正常な状態であったか否かを検証していたが、人が検証することもできる。例えば、人が、機器情報である機器を撮影した画面を目視で見て、機器が正常な状態であるか否かを判断する。なおこの場合、分析部44は、不要になることがある。
<プログラムの説明>
ここで以上説明を行った本実施の形態における管理サーバ40が行なう処理は、例えば、アプリケーションソフトウェア等のプログラムとして用意される。そしてこの処理は、ソフトウェアとハードウェア資源とが協働することにより実現される。即ち、管理サーバ40に設けられたコンピュータ内部の図示しないCPUが、上述した各機能を実現するプログラムを実行し、これらの各機能を実現させる。
よって本実施の形態で、管理サーバが行なう処理は、コンピュータに、保険を掛ける対象となる機器を特定するための情報である機器情報を取得する機器情報取得機能と、保険を掛けるのに必要な保険掛け金が支払われた旨の支払い情報と機器情報とを関連付けて記憶する記憶機能と、保険の適用の際に、保険の適用を受ける人物を特定する個人情報を初めて取得する個人情報取得機能と、を実現させるためのプログラムとして捉えることもできる。
なお、本実施の形態を実現するプログラムは、通信手段により提供することはもちろんCD−ROM等の記録媒体に格納して提供することも可能である。
以上、本実施の形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、種々の変更または改良を加えたものも、本発明の技術的範囲に含まれることは、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1…保険適用システム、20、20a、20b…携帯端末、30、30a、30b…端末装置、40…管理サーバ、41…送受信部、42…記憶部、43…出力部、44…分析部、45…適用部

Claims (7)

  1. 保険を掛ける対象となる機器を特定するための情報である機器情報を取得する機器情報取得手段と、
    保険を掛けるのに必要な保険掛け金が支払われた旨の支払い情報と前記機器情報とを関連付けて記憶する記憶手段と、
    保険の適用の際に、保険の適用を受ける人物を特定する個人情報を初めて取得する個人情報取得手段と、
    を有する保険適用システム。
  2. 前記機器情報は、機器を撮影した画像であることを特徴とする請求項1に記載の保険適用システム。
  3. 前記機器を撮影した画像は、機器を異なる角度から撮影した静止画であることを特徴とする請求項2に記載の保険適用システム。
  4. 前記保険掛け金は、機器の種類によらず保険期間により定まることを特徴とする請求項1に記載の保険適用システム。
  5. 前記機器情報を基に、保険を掛けるときに機器の動作状態が正常な状態であったか否かを検証する分析手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の保険適用システム。
  6. 前記分析手段は、保険の適用の際に検証することを特徴とする請求項5に記載の保険適用システム。
  7. コンピュータに、
    保険を掛ける対象となる機器を特定するための情報である機器情報を取得する機器情報取得機能と、
    保険を掛けるのに必要な保険掛け金が支払われた旨の支払い情報と前記機器情報とを関連付けて記憶する記憶機能と、
    保険の適用の際に、保険の適用を受ける人物を特定する個人情報を初めて取得する個人情報取得機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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