JP2020039304A - 落花生の脱莢機構および自走式拾い上げ脱莢機 - Google Patents

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Abstract

【課題】掘り取って地干しされている状態の落花生の株を自走しながら拾い上げて脱莢する作業を、脱莢機構の残滓滞留に起因して中断されずに連続的に効率良く行い得る自走式拾い上げ脱莢機を提供すること。【解決手段】自走式拾い上げ脱莢機1に搭載される脱莢部4は、水平な回転軸線46回りに回転する扱ぎ胴47と、扱ぎ胴47の外周面47aの下側部分に配置した受け網48とを備えている。扱ぎ胴47の外周面47aには、落花生の株の根、茎、葉、莢を分離あるいは分断する扱ぎ歯51に加えて、受け網48に沿って摺動可能な弾性棒状体52bを備えた残滓排出用突起52が配置されている。脱莢動作においては、受け網48に沿って摺動する残滓排出用突起52によって残滓の排出動作が同時に行われ、残滓の滞留を大幅に低減できる。【選択図】図2

Description

本発明は、落花生の株から莢を分離して選別する作業を行う落花生の脱莢機構に関し、更に詳しくは、掘り取って地干し状態の落花生の株を自走しながら拾い上げて脱莢するのに適した脱莢機構を備えた自走式拾い上げ脱莢機に関する。
落花生は機械化の遅れから栽培面積が減少したが、主産地では畑作物を維持するための重要な輪作作物に位置づけられている。近年、落花生の播種機と掘取機が開発され、産地への普及が進むとともに、手作業に頼っている脱莢作業についても機械化の要望が高まっている。国内産地では、掘り取った株を列状に並べた状態で乾燥させた後、集草・積み上げ(ニオ積み)を行い、この状態で長期間かけて十分に乾燥させた株を、手作業で据え置き型の脱莢機に投げ込む作業を行っている。据え置き型の落花生の脱莢機は、例えば、非特許文献1に掲載されている。
脱莢作業を省力化するためには、列状に並べた圃場乾燥段階の株を自走しながら拾い上げ脱莢する作業機(以下、自走式拾い上げ脱莢機)の実現が求められている。しかしながら、自走式拾い上げ脱莢機は、国内では実用化されていない。
このため、国内産地では、据え置き型の脱莢機を利用しており、乾燥させた株を手作業で投げ込む作業を行っている。既存の据え置き型の脱莢機の脱莢機構では、扱ぎ胴で完全に粉砕できなかった茎葉が、残滓として、扱ぎ胴、受け網に徐々に滞留するため、間欠的にそれらを排出する作業が必要である。また、列状に並べた圃場乾燥段階の株を対象とした脱莢作業は、乾燥が不十分な株の粉砕不足や滞留増加の懸念から、一般には行われていない。
「落花生脱粒機(脱穀機、脱莢機)、[online]、[平成30年7月30日検索]、(インターネット<URL:https://www.asahi-seisakusho.jp/製品紹介/落花生脱粒機/>
自走式拾い上げ脱莢機の実現には、脱莢機構を含めて、連続的な作業の実現が必須である。自走式拾い上げ脱莢機の脱莢機構に、既存の据え置き型脱莢機の脱莢機構を流用した場合、扱ぎ胴、受け網に滞留する残滓(夾雑物)の排出動作を、間欠的に行う必要が生じ、連続作業の支障になる。
また、列状に並べた圃場乾燥段階の株を対象とすると、乾燥が不十分な株の粉砕不足や滞留増加の傾向が強くなる。残滓が滞留すると莢の回収が不十分になり、さらに滞留が進むと投入した株が詰まり、機械動作を停止する状態になる。なお、自走式拾い上げ脱莢機が実用化されている海外の産地では、一般的に株を掘り取り後に列状に並べる圃場乾燥工程だけで十分に乾燥するため、株は扱ぎ胴で完全に粉砕され細かな塵埃となって機外に放出されるので、残滓の滞留はほとんど問題にならない。
本発明の目的は、このような点に鑑みて、連続的な脱莢作業の実現等のために、扱ぎ胴、受け網への残滓の滞留を防止あるいは抑制可能な落花生の脱莢機構を提供することにある。
また、本発明の目的は、乾燥が不十分な株の粉砕不足等に起因する扱ぎ胴、受け網への残滓の滞留増加を防止あるいは抑制可能な落花生の脱莢機構を提供することにある。
さらに、本発明の目的は、掘り取って地干しされている落花生の株を自走しながら拾い上げて脱莢する作業を、残滓滞留に起因して中断されることなく、連続的に効率良く行うことのできる自走式拾い上げ脱莢機を提供することにある。
上記の課題を解決するために、本発明の落花生の脱莢機構は、
水平な回転軸線回りに回転する扱ぎ胴と、
扱ぎ胴の外周面に下側から対峙し、落花生の莢が通過可能な網目の受け網と、
扱ぎ胴の外周面から放射状に突出している扱ぎ歯と、
扱ぎ胴の外周面から放射状に突出しており、扱ぎ胴の回転に伴って、扱ぎ胴と受け網の間に滞留する残滓を掻き出す残滓排出用突起と
を有しており、
残滓排出用突起は、受け網に沿って摺動可能な突出長さの弾性部材を備えていることを特徴としている。
本発明においては、扱ぎ胴の外周面に、落花生の株の根、茎、葉、莢を分離、分断する扱ぎ歯に加えて、受け網に沿って摺動可能な弾性部材を備えた残滓排出用突起が配置されている。脱莢作業においては、扱ぎ胴と受け網の間に徐々に残滓(夾雑物)が滞留するが、同時に、受け網に沿って摺動する残滓排出用突起によって残滓の排出動作も行われる。これにより、残滓の滞留を大幅に低減でき、滞留した残滓除去のために脱莢動作が中断することを防止でき、あるいは中断回数を大幅に低減でき、脱莢作業の効率を高めることができる。また、乾燥が不十分な株の粉砕不足等に起因する扱ぎ胴、受け網への残滓の滞留増加も、効果的に防止あるいは抑制できる。
ここで、扱ぎ歯と残滓排出用突起の配列形態として、扱ぎ胴の外周面において、その円周方向に沿って、扱ぎ歯および残滓排出用突起を、所定の角度間隔で、交互に配列する配列形態を採用できる。残滓排出用突起は、少なくとも、受け網を摺動する先端側部分を弾性部材から形成しておけばよい。
また、扱ぎ歯として、扱ぎ胴の回転方向の前方を向く傾斜端面を、直線的な後退角を持つ形状にして、作業中に扱ぎ歯自体に残滓が絡みつき、結果として滞留する残滓の量が多くなることを防止することが望ましい。すなわち、扱ぎ歯の傾斜端面を、扱ぎ胴の外周面において傾斜端面との交点に引いた法線に対して、25度から35度の角度で、回転方向の後方に傾斜している形状とすることが望ましい。特に、30度の角度にすることが望ましい。
次に、本発明は、掘り取って地干し状態にある落花生の株を自走しながら拾い上げて脱莢する自走式拾い上げ脱莢機であって、
地干しされている状態の落花生の株を拾い上げる株ピックアップ部と、
株ピックアップ部から送り込まれる落花生の株から莢を分離・選別して回収する脱莢部と、
株ピックアップ部および脱莢部が搭載されている走行車体と
を有しており、
脱莢部として、上記構成の脱莢機構を備えていることを特徴としている。
本発明の自走式拾い上げ脱莢機では、残滓の滞留を防止あるいは抑制可能な脱莢機構が搭載されているので、残滓滞留の除去作業によって中断されることなく、連続的に効率良く作業を行うことのできる自走式拾い上げ脱莢機を実現できる。
本発明を適用した自走式拾い上げ脱莢機の外観形状を示すための写真である。 自走式拾い上げ脱莢機の概略構成図である。 自走式拾い上げ脱莢機の動作説明図である。 扱ぎ胴の外周面部分、扱ぎ歯および残滓排出用突起を示す説明図である。 揺動式篩の揺動機構の説明図である。
以下に、図面を参照して、本発明を適用した自走式拾い上げ脱莢機の実施の形態を説明する。なお、以下に述べる実施の形態は本発明の一例を示すものであり、本発明は実施の形態の構成に限定されるものではない。
図1は本実施の形態に係る自走式拾い上げ脱莢機を示す写真であり、(a)はその左側面の部分を示す写真であり、(b)はその左側面の側の部分を前方から見た場合の写真であり、(c)はその右側面の側の部分を後方から見た場合の写真であり、作業員が乗った状態を示す。
自走式拾い上げ脱莢機1(以下、単に、「脱莢機1」と呼ぶ。)は、クローラ式の走行車体2と、走行車体2の前端に搭載した株ピックアップ部3と、株ピックアップ部3の後側の位置において走行車体2に搭載した脱莢部4(脱莢機構)とを備えている。走行車体2の後端には、動力発生源であるエンジン5が搭載されている。走行車体2における脱莢部4の左側の部位および脱莢部筐体41の左側面には、株ピックアップ部3および脱莢部4のそれぞれに動力を伝達するトランスミッション、回転軸、ベルト、プーリ等を含む動力伝達機構6が組み付けられている。
走行車体2における脱莢部4の右側には、作業用床板7が水平に取り付けられている。図1(c)に示すように、作業員8は、脱莢機1の走行作業中に作業用床板7に乗って作業を行う。また、作業用床板7には、莢回収ボックス(図示せず)が搭載され、ここに、脱莢部筐体41の右側面の下端部から上方に延びている莢回収管42を通って送り出される落花生の莢が回収される。
図2、図3を参照して、株ピックアップ部3および脱莢部4の構造を説明する。図2は脱莢機1の内部構造を示す概略構成図であり、図3は脱莢機1の動作を示す動作説明図である。
株ピックアップ部3は、駆動側スプロケット31および従動側スプロケット32と、これらの間に架け渡したチェーン33と、チェーン33に連結された株ピックアップ用の棒状突起34と、棒状突起34によって拾い上げられる株を搬送する搬送ベルト35とを備えている。駆動側スプロケット31は走行車体2の上方の位置において車幅方向に水平に架け渡されており、従動側スプロケット32は、その下方における僅かに車体前方の側の位置において車幅方向に水平に架け渡されている。これらの間に架け渡したチェーン33および、チェーン33に連結されている搬送ベルト35は、下端から上端に向かって僅かに車体後方に傾斜した無限軌道に沿って循環する。搬送ベルト35の下端部分は、走行車体2の接地面よりも僅かに高い位置にある。搬送ベルト35は、車幅方向に複数列、配置されており、各搬送ベルト35の間から、株ピックアップ用の棒状突起34が突出している。棒状突起34は搬送ベルト35の長さ方向に沿って一定の間隔で配置されている。株ピックアップ部3における車幅方向の両側は、左右の垂直側板36、37によって覆われている。
走行車体2を走行させながら、駆動側スプロケット31を回転駆動してチェーン33を無限軌道に沿って矢印の方向に循環させる。チェーン33に連結されている搬送ベルト35および棒状突起34も同一方向に循環する。掘り起こされて列状に地干しされている落花生の株9を、棒状突起34に絡めて拾い上げることができる。棒状突起34に絡めた状態の株を搬送ベルト35によって斜め上方に搬送できる。
株ピックアップ部3の車体後側に位置する脱莢部4は、落花生の株9から莢91を分離する莢分離機構43と、株9から分離した莢91を風力により夾雑物(落花生の根、茎、葉等)から選別する風力選別機構44と、選別された莢91を回収して莢回収管42を通して不図示の莢回収ボックスに回収する莢回収機構45とを備えている。
莢分離機構43は、車幅方向に水平に延びる回転軸線46回りに回転する円筒状の扱ぎ胴47と、扱ぎ胴47の下側位置において車幅方向に水平に配置した受け網48とを備えている。受け網48は、扱ぎ胴47の回転軸線46を中心とする円弧状に湾曲した形状をしており、扱ぎ胴47の外周面47aの下側部分に対して一定の間隔で対峙している。受け網48は落花生の莢91が通過可能な網目サイズの網である。扱ぎ胴47の外周面47aと、受け網48の車体前端側の縁端との間が投入口49となっており、投入口49から、株ピックアップ部3によって拾い上げた落花生の株9が投入される。
扱ぎ胴47の外周面47aには、多数枚の扱ぎ歯51が装着されている。扱ぎ歯51は外周面47aから放射状に突出しており、扱ぎ胴47と受け網48の間に沿って、回転軸線46に直交する方向に落花生の株9を送り出しながら、当該株9から莢91を分離する。また、扱ぎ胴47の外周面47aには、多数本の残滓排出用突起52が装着されている。残滓排出用突起52も、外周面47aから放射状に突出しており、扱ぎ胴47の回転に伴って、扱ぎ胴47と受け網48の間に滞留する残滓(夾雑物)を掻き出すためのものである。
受け網48の車体後方側の縁端は、ほぼ、扱ぎ胴47の回転軸線46の高さ位置まで延び、ここには、車体後方に向けて斜め下方に折れ曲がって延びる残滓排出ガイド板48aが形成されている。残滓排出ガイド板48aの車体後方側には、車幅方向に水平に延びる残滓排出用回転羽根53が配置され、この下方には、莢91が分離された後の残滓(夾雑物)を脱莢部筐体41の後端に開口する残滓排出口41aにガイドする残滓排出ガイド板54が配置されている。扱ぎ胴47と受け網48の間を通って後方に送り出される間に、扱ぎ歯51によって分離された莢91および細かな残滓は、受け網48を通過して落下する。受け網48から落下せずに、その後端の残滓排出ガイド板48aまで送り出された残滓は、残滓排出用回転羽根53によって送り出され、残滓排出ガイド板54にガイドされて、残滓排出口41aから後方に排出される。
図4(a)は扱ぎ胴47の外周面47aに装着した扱ぎ歯51および残滓排出用突起52を示す説明図であり、図4(b)は扱ぎ歯51を取り出して示す説明図であり、図4(c)は残滓排出用突起52を取り出して示す説明図である。
本例では、扱ぎ胴47の外周面47aにおいて、その円周方向に沿って一定の角度間隔の位置に、扱ぎ歯51が配列されている。各角度間隔の位置においては、それぞれ、扱ぎ歯51が回転軸線46の方向に沿って一定の間隔で一列に配列されている。
これに対して、残滓排出用突起52は、扱ぎ胴47の外周面47aにおいて、その円周方向において、各扱ぎ歯51の列の間に位置するように配置されている。また、円周方向の各位置において、残滓排出用突起52は、回転軸線46の方向に沿って、扱ぎ歯51よりも広い間隔で、扱ぎ歯51に対して千鳥状に配置されている。
扱ぎ歯51は、図4(b)に示すように、扱ぎ胴47の外周面47aに取り付けられる取付板部分51aと、この取付板部分51aの一端から直角に起立している先細りの台形状輪郭の平板状の扱ぎ歯部分51bとを備えている。取付板部分51aは不図示のボルトによって、扱ぎ胴47の外周面47aには扱ぎ歯取付位置に、取付穴47bが形成されており、各扱ぎ歯51の取付板部分51aは、不図示のボルトによって扱ぎ胴47の外周面47aに締結固定される。
扱ぎ歯51は、その扱ぎ歯部分51bが、外周面47aの円周方向を向く状態に取り付けられている。また、扱ぎ歯部分51bにおいて、扱ぎ胴47の回転方向の前方を向く傾斜端面51cは、直線状に後退角θが付いている。すなわち、傾斜端面51cは、扱ぎ胴47の外周面47aにおける傾斜端面51cに交差する位置に引いた法線(半径線r)に対して、25度から35度の角度で、回転方向の後方に直線状に傾斜している。本例では30度の角度で傾斜している。
残滓排出用突起52は、図4(c)に示すように、扱ぎ胴47の外周面47aに開けた取付穴47bに取り付け固定されるねじ部を備えた固定金具52aと、この固定金具52aの円筒部分に差込固定されている細長い円形断面の弾性棒状体52bとを備えている。弾性棒状体52bは例えばウレタン樹脂等の素材から成形されている。残滓排出用突起52は、その弾性棒状体52bの先端部が、受け網48に対して、所定の押圧力で押し付けられた状態が形成されるように、突出長さが設定されている。したがって、扱ぎ胴47に取り付けて使用する状態では、図4(c)において想像線52Aで示すように、弾性棒状体52bは、回転方向の後方に僅かに湾曲して受け網48の内周表面に押圧された状態で、当該内周表面に沿って摺動する。
このように、本例の脱莢機構4では、扱ぎ胴47と受け網48の間に滞留する残滓を掻き出すための残滓排出用突起52が配置されており、残滓排出用突起52は、扱ぎ胴47の外周面47aに装着された状態で、その弾性棒状体52bの先端部分が、受け網48に接触して僅かに湾曲した状態が形成される寸法になっている。また、扱ぎ歯51として、その前側端面に30度の後退角を持つ板状の歯を用いている。
脱莢動作において、扱ぎ胴47と受け網48の間に残滓(夾雑物)が徐々に滞留するが、同時に、残滓排出用突起52によって残滓が掻き出される動作も行われる。よって、残滓の滞留を従来に比べて、大幅に低減できる。また、一般的な大豆用の扱ぎ歯は、扱ぎ胴外周面からの立ち上がり角度が直角に近いことや、丸棒を利用したアーチ形状のため、作業中に扱ぎ歯自体に残滓が絡みつき易く、結果として滞留する残滓の量を多くすることがある。これに対して、平板状で直線的な30度の後退角θを持つ扱ぎ歯51は、絡みつく残滓の量を低減できる。
本発明者等は、上記の残滓排出用突起52と、30度の直線状の後退角θの付いた平板状の扱ぎ歯51を備えた試験機による試験を行った。この結果、落花生の株の投入量に対する機内残留量が低く抑えられ、また、株の含水率が高い場合でも扱ぎ胴などの機械動作条件を調整することで機内残留量を低減できることが明らかになった。
次に、図2および図3を参照して、受け網48の下側に組み込まれている風力選別機構44および莢回収機構45を説明する。風力選別機構44は、受け網48を通過して落下する莢および細かな夾雑物(根、茎、葉その他の異物)から、風力選別により、相対的に比重の大きな莢91を選別する。風力選別機構44において選別された莢91は、その底部に位置する莢回収機構45によって回収される。
風力選別機構44は、受け網48の下側に位置する矩形輪郭をした揺動式篩板55を備えている。揺動式篩板55は、受け網48の下側の位置において、車体後方に向けてほぼ水平に配置されている。揺動式篩板55は、受け網48を通過して落下する莢91および夾雑物を受け取る受け板部分55aと、この受け板部分55aの車体後方側の端に連続して形成した篩部分55bとを備えている。
受け板部分55aの上面は、車体後方に向けて傾斜した波状の凹凸が車体後方に向かって一定のピッチで形成された波板面となっている。篩部分55bにおいては、車体後方に向けて僅かに上方に傾斜している一定長さの細長い金属棒55cが車幅方向に一定の間隔で配列されており、金属棒55cの間が篩目となっている。金属棒55cの列は、車体後方に向かって複数列、図示の例では、4列形成されている。また、車体後方に向かうに連れて、篩目を形成している金属棒55cの上向きの傾斜角度が大きくなるように設定されている。各篩目の幅は、莢91が通過可能な寸法に設定されている。
揺動式篩板55には、その受け板部分55aで受け取った莢91等を篩部分55bに向かう送り方向(車体後方に向かう方向)に送り出す揺動運動が与えられる。揺動式篩板55の揺動運動によって、その受け板部分55a上の莢91および夾雑物92は、送り方向に送られて篩部分55bに至り、莢91は篩部分55bの篩目から落下する。
図5は揺動式篩板55の揺動機構を示す説明図である。図5も参照して説明すると、揺動機構は、揺動式篩板55の受け板部分55aにおける送り方向の上流端の部分を支持していると共に、上下方向および送り方向に所定の振幅で揺動させる偏心回転軸56aを備えている。また、揺動機構は、揺動式篩板55の篩部分55bにおける送り方向の下流端の部分を、上流端の部分の揺動に追従させて、その振幅よりも小さな振幅で上下および前後に揺動可能な状態で吊下げている揺動リンク56bを備えている。揺動リンク56bの下端は、車幅方向に水平に延びる軸線回りに回動可能な状態で揺動式篩板55の下流端の部分に連結されている。揺動リンク56bの上端は、揺動式篩板55よりも上方の固定した位置に、車幅方向に水平に延びる揺動中心軸線回りに回動可能に取り付けられている。
この構成の揺動機構によって、揺動式篩板55の上流端55dの側は大きな振幅で上下および前後に揺動し、当該揺動に追従して、その下流端55eの側は、より小さな振幅で上下および前後に揺動する。揺動式篩板55を一般的な揺動機構を用いて全体として同一振幅で上下および前後に揺動させる場合に比べて、効率良く、莢91および夾雑物92を送り出せることが確認された。
図2、3に戻って説明すると、揺動式篩板55の下方には、篩部分55bから落下する莢91を莢回収機構45にガイドするために、送り方向の上流側および下流側に配置した上流側傾斜ガイド板57および下流側傾斜ガイド板58が配置されている。上流側傾斜ガイド板57は車体後方に向かって下方に傾斜しており、下流側傾斜ガイド板58は逆に車体前方に向かって下方に傾斜している。これらの上流側傾斜ガイド板57および下流側傾斜ガイド板58の下端部は、莢回収機構45における車幅方向に水平に延びる莢横送り樋61まで延びている。
上流側傾斜ガイド板57の車体前方側には、唐箕ファン59が配置されている。唐箕ファン59の吹き出し口59aは、車体後方に向けて、上流側傾斜ガイド板57の上端縁の部分に開口している。下流側傾斜ガイド板58の車体後側の上端縁は、残滓排出口41aまで延びている。また、下流側傾斜ガイド板58の上方には、遮蔽板60が配置されている。遮蔽板60は、莢回収機構45の莢横送り樋61の上方位置から下流側傾斜ガイド板58の表面に沿って車体後方側の途中位置まで延びている。
風力選別機構44の選別動作においては、揺動式篩板55が揺動して、莢91および夾雑物92を、その送り板部分55aから後ろ側の篩部分55bに向けて送り出す動作が行われる。また、揺動式篩板55の下側においては、唐箕ファン59の吹き出し口59aから吹き出される風が、上流側傾斜ガイド板57の表面に沿って流れ、下流側傾斜ガイド板58の下側部分を覆っている遮蔽板60によって、揺動式篩板55の篩部分55bに向かうように斜め上方にガイドされる。一部の風は直接に残滓排出口41aに向かい、残りは、篩部分55bの篩目を通って上方に吹き上がった後に残滓排出口41aに流れる。このような流れの選別用空気流によって、篩部分55bに送り出される莢91および夾雑物92が比重差により風力選別される。
相対的に比重の大きな莢91は、篩部分55bの篩目から、上流側傾斜ガイド板57、遮蔽板60あるいは下流側傾斜ガイド板58上に落下する。相対的に比重の小さな根、茎、葉等の夾雑物92は、篩目を通って吹き上がる選別用空気流に乗って、篩部分55bから吹き上げられて、残滓排出口41aから車体後方側に排出される。
上流側傾斜ガイド板57上に落下した莢91の多くは、その表面を滑落して、莢回収用の莢横送り樋61に回収される。遮蔽板60上に落下した莢91は、遮蔽板表面に沿って上向きに流れる選別用空気流に乗って遮蔽板60の上端まで移動して、ここから下流側傾斜ガイド板58に落下し、ここを滑落して莢回収用の莢横送り樋61に至る。遮蔽板60の上面に沿って選別用空気流が上方の篩部分55bに向かって吹き上がっている。篩部分55bの篩目を通って落下する細かな夾雑物92は、選別用空気流に乗って吹き上げられるので、莢回収用の莢横送り樋61に落下することはない。遮蔽板60によって、篩目を落下した莢91と比較的細かな夾雑物92とが精度良く選別分離される。
次に、莢回収機構45は、莢回収用の莢横送り樋61の一端に配置した送風ファン(図示せず)を備えている。送風ファンから吹き出される風によって、莢回収用の莢横送り樋61に集められた莢91は、莢横送り樋61を流れる風によって、車幅方向に送り出される。莢横送り樋61の端は、莢回収管42の下端に繋がっている。莢横送り樋61を通って送り出される莢91は、莢回収管42を経由して作業用床板7に載せた不図示の莢回収ボックスに回収される。
1 自走式拾い上げ脱莢機(脱莢機)
2 走行車体
3 株ピックアップ部
4 脱莢部(脱莢機構)
5 エンジン
6 動力伝達機構
7 作業用床板
8 作業員
9 落花生の株
31 駆動側スプロケット
32 従動側スプロケット
33 チェーン
34 棒状突起
35 搬送ベルト
36、37 垂直側板
41 脱莢部筐体
41a 残滓排出口
42 莢回収管
43 莢分離機構
44 風力選別機構
45 莢回収機構
46 回転軸線
47 扱ぎ胴
47a 外周面
47b 取付穴
48 受け網
48a 残滓排出ガイド板
49 投入口
51 扱ぎ歯
51a 取付板部分
51b 扱ぎ歯部分
51c 傾斜端面
52 残滓排出用突起
52a 固定金具
52A 想像線
52b 弾性棒状体
53 残滓排出用回転羽根
54 残滓排出ガイド板
55 揺動式篩板
55a 受け板部分
55b 篩部分
55c 金属棒
55d 上流端
55e 下流端
56a 偏心回転軸
56b 揺動リンク
57 上流側傾斜ガイド板
58 下流側傾斜ガイド板
59 唐箕ファン
59a 吹き出し口
60 遮蔽板
61 莢横送り樋
91 莢
92 夾雑物

Claims (9)

  1. 水平な回転軸線回りに回転する扱ぎ胴と、
    前記扱ぎ胴の外周面に下側から対峙し、落花生の莢が通過可能な網目の受け網と、
    前記扱ぎ胴の前記外周面から放射状に突出している扱ぎ歯と、
    前記扱ぎ胴の前記外周面から放射状に突出しており、前記扱ぎ胴の回転に伴って、前記扱ぎ胴と前記受け網の間に滞留する残滓を掻き出す残滓排出用突起と
    を有しており、
    前記残滓排出用突起は、前記受け網に沿って摺動可能な突出長さの弾性部材を備えている落花生の脱莢機構。
  2. 請求項1において、
    前記扱ぎ胴の前記外周面には、その円周方向に沿って、前記扱ぎ歯および前記残滓排出用突起が、所定の角度間隔の位置に、交互に配置されている落花生の脱莢機構。
  3. 請求項2において、
    前記残滓排出用突起は、所定長さの弾性棒状体と、この弾性棒状体を前記扱ぎ胴の外周面に固定している剛性の固定金具とを備えている落花生の脱莢機構。
  4. 請求項1において、
    前記扱ぎ歯は、前記扱ぎ胴の回転方向の前方を向く傾斜端面を備えており、
    前記傾斜端面は、前記扱ぎ胴の前記外周面において前記傾斜端面との交点に引いた法線に対して、25度から35度の角度で、前記回転方向の後方に傾斜している落花生の脱莢機構。
  5. 請求項1において、
    前記受け網を通過して落下する落下物から、風力により、落花生の莢を選別する風力選別機構と、
    前記風力選別機構で選別された莢を回収する莢回収機構と
    を有しており、
    前記風力選別機構は、
    前記受け網を通過して落下する莢および夾雑物を受け取る受け板部分、および、この受け板部分の一方の端に連続して莢が通過可能な篩目を備えた篩部分を備え、前記受け板部分で受け取った前記莢および夾雑物を前記篩部分に向かう送り方向に送り出す揺動運動が与えられる揺動式篩板と、
    前記揺動式篩板の前記篩部分から落下する莢を前記莢回収機構にガイドするために、前記送り方向の上流側および下流側に配置した上流側傾斜ガイド板および下流側傾斜ガイド板と、
    前記揺動式篩板および前記上流側傾斜ガイド板の間を通り、前記送り方向の下流側に流れる選別用空気流を形成する唐箕ファンと、
    前記下流側傾斜ガイド板に向かう前記選別用空気流を前記篩部分に向けてガイドすると共に、前記選別用空気流が前記下流側傾斜ガイド板に当たらないように、前記下流側傾斜ガイド板の上方において当該下流側傾斜ガイド板に沿って配置した遮蔽板と
    を有している落花生の脱莢機構。
  6. 請求項5において、
    前記揺動式篩板に前記揺動運動を与える揺動機構は、
    前記揺動式篩板の前記送り方向の上流端の部分を、上下方向および前記送り方向に所定の振幅で揺動させる偏心回転軸と、
    前記揺動式篩板の前記送り方向の下流端の部分を、前記上流端の部分の揺動に追従して、前記振幅よりも小さな振幅で揺動するように吊り下げている揺動リンクと
    を有している落花生の脱莢機構。
  7. 掘り取って地干しされている状態の落花生の株を自走しながら拾い上げて脱莢する自走式拾い上げ脱莢機であって、
    地干しされている状態の落花生の株を拾い上げる株ピックアップ部と、
    前記株ピックアップ部から送り込まれる落花生の株から莢を分離・選別して回収する脱莢部と、
    前記株ピックアップ部および前記脱莢部が搭載されている走行車体と
    を有しており、
    前記脱莢部は、請求項1ないし4のうちのいずれか一つの項に記載の脱莢機構を備えていることを特徴とする自走式拾い上げ脱莢機。
  8. 請求項7において、
    前記脱莢部は、
    前記受け網を通過して落下する落下物から、風力により、落花生の莢を選別する風力選別機構と、
    前記風力選別機構で選別された莢を回収する莢回収機構と
    を有しており、
    前記風力選別機構は、
    前記受け網を通過して落下する莢および夾雑物を受け取る受け板部分、および、この受け板部分の一方の端に連続して莢が通過可能な篩目を備えた篩部分を備え、前記受け板部分で受け取った前記莢および夾雑物を前記篩部分に向かう送り方向に送り出す揺動運動が与えられる揺動式篩板と、
    前記揺動式篩板の前記篩部分から落下する莢を前記莢回収機構にガイドするために、前記送り方向の上流側および下流側に配置した上流側傾斜ガイド板および下流側傾斜ガイド板と、
    前記揺動式篩板および前記上流側傾斜ガイド板の間を通り、前記送り方向の下流側に流れる選別用空気流を形成する唐箕ファンと、
    前記下流側傾斜ガイド板に向かう前記選別用空気流を前記篩部分に向けてガイドすると共に、前記選別用空気流が前記下流側傾斜ガイド板に当たらないように、前記下流側傾斜ガイド板の上方において当該下流側傾斜ガイド板に沿って配置した遮蔽板と
    を有している自走式拾い上げ脱莢機。
  9. 請求項8において、
    前記揺動式篩板に前記揺動運動を与える揺動機構は、
    前記揺動式篩板の前記送り方向の上流端の部分を、上下方向および前記送り方向に所定の振幅で揺動させる偏心回転軸と、
    前記揺動式篩板の前記送り方向の下流端の部分を、前記上流端の部分の揺動に追従して、前記振幅よりも小さな振幅で揺動するように吊り下げている揺動リンクと
    を有している自走式拾い上げ脱莢機。
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