JP2020027785A - 負荷制御システム - Google Patents

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Abstract

【課題】使用者が自主的にコントローラを停止した場合や、コントローラに不具合が発生した場合でも負荷への給電を継続できる負荷制御システムを提供する。【解決手段】負荷制御システム100は、消費電力に応じた出力をする負荷40と、電力を供給する電源30と、ユーザが操作可能な複数のスイッチを備えたスイッチユニット10と、指示に応じて負荷40の出力を制御するコントローラ20と、電源30と負荷40とをコントローラ20を介さずにスイッチを介して接続して、電源30からの電力を負荷40に供給するための第1の配線と、電源30とコントローラ20とをスイッチユニット10を介して接続して、電源30からの電力をコントローラ20に供給するための第2の配線とを備える。スイッチユニット10に対する操作によって、第1と第2の配線を接続し、又は切断することが可能である。【選択図】図1

Description

本発明は、負荷の出力を制御する負荷制御システムに関する。
住宅内の機器は、それを制御するための指示装置からの指示に従って制御される。指示装置として、無線通信によって指示を送信するものも知られている。このような指示装置としては、例えば、ユーザによって操作され、その操作に応じた指示を無線送信するリモートコントローラがあり、住宅内の機器を制御するコンピュータやセンサを指示装置として、当該指示装置から指示が無線送信されることもある。
無線送信された指示を受けて機器を制御するためのコントローラも知られている。コントローラは、例えば壁面に設置されたスイッチ装置の背面に設けられて、スイッチ装置とともにスマートスイッチを構成する。コントローラは、指示装置と無線通信可能であるとともに、ユーザが手動操作によって機器を制御するための操作装置(例えば、壁面に設置されたスイッチ装置)とも接続される。これによって、コントローラは、指示装置から無線通信で受けた指示または、スイッチ装置を介してユーザから受けた手動操作による指示によって、機器の負荷を制御することができる。
また、近年では家屋に音・可視光・振動・赤外線などの各種センサを配置することで住民の行動を認識し、人工知能技術を用いて住民の次の行動を予測して照明や空調などを制御して住環境を整える住宅が登場しており、特許文献1ではこのような用途に無線通信技術が使用されることが開示されている。
しかし、このようなシステムでは、悪意ある第三者によって住宅の外部から無線信号が送信され、それによって機器が制御されることを防ぐ必要がある。このため、家庭内では特許文献1に記載されているZigBee(登録商標)のような短距離無線通信規格が用いられるか、緊急用の通信遮断スイッチを用意することが考えられる。
特許文献2では、無線制御を禁止できるスイッチ装置を含む負荷制御システムが開示されている。この負荷制御システムでは、通信遮断スイッチがスイッチ操作パネルの背後に配置される。ユーザが操作パネルを取り外して当該スイッチを操作することにより、コントローラへの給電が停止されて、無線制御を禁止できる。
特表2017−535084号公報 特許6290504号公報
特許文献2で開示されている通信遮断スイッチは、それが操作されるとコントローラへの給電を遮断して無線制御を不可能にする。しかし、負荷(例えば照明器具)はコントローラを経由して給電を受けているため、コントローラが停止すれば負荷への給電も停止されてしまう。
また、特許文献2の負荷制御システムでは、電源と負荷を接続する回路中にコントローラが介在しているので、コントローラに不具合が発生した場合にも、負荷への給電は停止してしまう。
そこで、本発明は、使用者が自主的にコントローラを停止した場合や、コントローラに不具合が発生した場合でも負荷への給電を継続できる負荷制御システムを提供することを目的とする。
本発明に係る負荷制御システムの一態様は、電力を供給する電源と、入力された電力または出力に応じた出力をする負荷とを接続可能な負荷制御システムであって、ユーザが操作可能な複数のスイッチを備えたスイッチユニットと、指示に応じて前記負荷の出力を制御するコントローラと、前記電源と前記負荷とを前記コントローラを介さずに前記スイッチを介して接続して、前記電源からの電力を前記負荷に供給するための第1の配線と、前記電源と前記コントローラとを前記スイッチユニットを介して接続して、前記電源からの電力を前記コントローラに供給するための第2の配線と、を備え、前記スイッチユニットに対する第1の操作によって、前記第1の配線を接続し、又は切断することが可能であり、前記スイッチユニットに対する第2の操作によって、前記第2の配線を接続し、又は切断することが可能である。
この構成により、第2の配線を切断してコントローラへの電力供給を遮断した場合、及び、コントローラに不具合が発生した場合にも、第1の配線で電源と負荷とを接続して、負荷に電力を供給できる。
また、上記の負荷制御システムは、前記電源と前記負荷とを前記スイッチユニット及び前記コントローラを介して接続して、前記電源からの電力を前記負荷に供給するための第3の配線をさらに備えていてよく、前記コントローラは、無線による指示または前記スイッチユニットからの指示を受けて、前記指示に応じて前記電源からの電力を制御して前記負荷に供給してよく、前記第1の操作と前記第2の操作とは同一のスイッチに対する操作であってよく、前記第2の配線を切断する操作によって、前記第1の配線が接続されてよい。
この構成により、通常時にはコントローラは第2の配線を通じで電力供給を受けて、指示に応じて電力を制御して第3の配線を通じて負荷に電力を供給することで負荷の制御を行う。第2の配線を切断することでコントローラが機能しなくなるため、第3の配線では負荷に電力を供給できなくなるが、その代わりに第1の配線がコントローラを介さずに電源と負荷とを接続して、負荷に電力を供給できる。すなわち、コントローラの機能を停止させるためのスイッチの操作によって、同時にコントローラを介さない負荷への電力供給を行うことができ、コントローラに不具合が発生した際には負荷への電力供給のON/OFFスイッチとして用いることもできる。
また、上記の負荷制御システムは、前記電源と前記負荷とを前記スイッチユニット及び前記コントローラを介して接続して、前記電源からの電力を前記負荷に供給するための第3の配線をさらに備えていてよく、前記コントローラは、無線で指示を受けて、前記指示に応じて前記電源からの電力を制御して前記負荷に供給してよく、前記第1の操作と前記第2の操作とは別のスイッチに対する操作であってよい。
この構成により、通常時にはコントローラは第2の配線を通じて電力供給を受けて、指示に応じて電力を制御して第3の配線を通じて負荷に電力を供給することで負荷の制御を行う。第2の配線を切断することでコントローラが機能しなくなるため、第3の配線では負荷に電力を供給できなくなるが、第2の配線を切断する第1の操作とは独立して、別のスイッチに第2の操作を行うことで第1の配線がコントローラを介さずに電源と負荷とを接続して、負荷に電力を供給できる。
また、上記の負荷制御システムにおいて、前記コントローラは、前記スイッチユニットに対する操作に応じて前記負荷に対する制御信号を生成して送信してよく、前記第1の操作と前記第2の操作とは同一のスイッチに対する操作であってよく、前記第2の配線を接続する操作によって、前記第1の配線が接続され、前記第2の配線を切断する操作によって、前記第1の配線が切断してよい。
この構成により、コントローラが故障して制御信号を送信しなくなった場合には、負荷は供給された電力に従って電力を消費するが、この状態で第1の操作と第2の操作とを行う同一のスイッチに第1の配線を接続する操作をすることで電源からの電力が負荷に供給され、そのスイッチに第1の配線を切断する操作をすることで電源からの電力を負荷に供給しないようにできる。すなわち、コントローラに不具合が発生した際には、コントローラの機能を停止するためのスイッチを、負荷への電力供給のON/OFFスイッチとして用いることができる。
上記の負荷制御システムにおいて、前記スイッチのうち、前記コントローラへの電力供給を停止する機能または前記負荷に対して直接電力を供給する機能を有するスイッチは、他のスイッチとは異なる外観の部材で構成されていてよい。
コントローラへの電力供給を停止する機能または負荷に対して直接電力を供給する機能を有するスイッチ、即ち、非常時に操作するスイッチが、他のスイッチと外観上容易に区別できれば、ユーザは非常時に間違えることなく対応を行うことができるとともに、誤って不要な非常時用の操作をしてしまう可能性を低減できる。
上記の負荷制御システムは、無線信号を送信する遠隔制御装置をさらに備えていてよく、前記コントローラは、前記遠隔制御装置から送信された前記無線信号を受信して、受信した無線信号に従って前記負荷の出力を制御してよい。
この構成により、遠隔制御装置によって負荷の出力を制御できるとともに、遠隔制御装置に成りすまして負荷を制御しようとする悪意の制御に対してコントローラへの電力供給を遮断するという対応ができる。
上記の負荷制御システムは、家屋内に設置された複数のセンサからの情報を受け、住民の挙動を検出し、次の行動を予測し柄家屋内の環境を自動的に整える指示を出力する指示装置をさらに備えていてよく、前記遠隔制御装置は、前記指示装置からの指示に従って前記コントローラに前記指示を送信してよい。
本構成により、居住者であるユーザの需要を自動的に満たす住みよい家を実現することができる。
上記の負荷制御システムにおいて、前記制御装置は、ユーザによる指示に従って前記コントローラに前記指示を送信してよい。
本構成により、ユーザは、例えば携帯電話等の端末から遠隔制御装置に指示をするという、スイッチユニット以外の手段によって、負荷の出力を制御するための指示を与えることができる。
本発明によれば、コントローラと電源とを接続する配線を切断してコントローラへの電力供給を遮断した場合、及び、コントローラが故障した場合にも、電源と負荷とを直接接続する配線で電源と負荷とを接続することで、負荷に電力を供給できるという効果が得られる。
図1は、本発明の第1実施形態の負荷制御システムの回路図である。 図2は、本発明の第1実施形態における第1の配線について示したものであり、太線部分が第1の配線を示す。 図3は、本発明の第1実施形態における第2の配線について示したものであり、太線部分が第2の配線を示す。 図4は、本発明の第1実施形態における第3の配線について示したものであり、太線部分が第3の配線を示す。 図5は、本発明の第1実施形態のスイッチユニットの外観の正面図である。 図6は、本発明の第1実施形態におけるスイッチユニットの変形例の外観の正面図である。 図4は、本発明の第2実施形態の負荷制御システムの回路図である。 図8は、本発明の第2実施形態における第1の配線について示したものであり、太線部分が第1の配線を示す。 図9は、本発明の第2実施形態における第2の配線について示したものであり、太線部分が第2の配線を示す。 図10は、本発明の第3実施形態の負荷制御システムの回路図である。 図11は、第3実施形態における第1の配線について示したものであり、太線部分が第1の配線を示す。 図12は、第3実施形態における第2の配線について示したものであり、太線部分が第2の配線を示す。 図13は、第3実施形態における第3の配線について示したものであり、太線部分が第3の配線を示す。 図14は、第3実施形態のスイッチユニットの外観の正面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、本発明を実施する場合の一例を示すものであって、本発明を以下に説明する具体的構成に限定するものではない。本発明の実施にあたっては、実施の形態に応じた具体的構成が適宜採用されてよい。以下では、負荷として、照明器具、より具体的には電球を例示しているが、負荷はこれに限定されるものではない。また、負荷制御とは、その負荷の出力を制御することをいう。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態の負荷制御システム100の回路図である。負荷制御システム100は、スイッチユニット10、コントローラ20、電源30、負荷40、遠隔制御装置50、無線ルータ60、端末装置70、及び指示装置80を備えている。電源30は、定格交流電圧を供給する商用電源である。
スイッチユニット10とコントローラ20は連携して負荷制御装置90として機能するが、お互い別々に構成され、互いに電線で接続されていてもよいし、スイッチユニット10とコントローラ20とが一体となってスマートスイッチとして構成されていてもよい。
スイッチユニット10は、第1操作スイッチ11と、無線制御停止スイッチ12と、第2操作スイッチ13とを備えている。本実施形態では、第1操作スイッチ11及び第2操作スイッチ13は、常開型(A接点)のモーメンタリ動作スイッチであり、無線制御停止スイッチ12は3路(C接点)のオルタネイト動作スイッチである。各スイッチ11〜13は、それぞれ独立にユーザによって操作される。
各スイッチ11〜13の電源側は、それぞれ電源30のライブ線Lに接続されている。また、図1の例では、電源30のライブ線Lから出ている配線が、枝分かれして各スイッチ11〜13に接続されているが、スイッチ11〜13がそれぞれ異なる配線によって電源30に接続されてもよい。各スイッチ11〜13のコントローラ20側は、後述するコントローラ20の対応する端子に接続されている。但し、無線制御停止スイッチ12を無線制御停止側(遮断側)に操作した場合には、電源30のライブ線Lは、コントローラ20を介すことなく、コントローラ20の被制御出力端子(NO1)と負荷40とを結ぶ配線に接続される。
コントローラ20は、N端子21、S1端子22、S2端子23、NO1端子24、L端子25を含む複数の端子を備えている。N端子21は、ニュートラル入力端子であり、電源30に接続されたニュートラル線(接地側電線)Nに接続される。S1端子22には、第1操作スイッチ11からの配線が接続される。S2端子23には、第2操作スイッチ13からの配線が接続される。NO1端子24は、被制御出力端子(ライブ出力端子)である。NO1端子24からの配線は負荷40に接続されている。負荷40には、電源30のニュートラル線Nが接続されている。L端子25は、負荷制御出力の対象であり、コントローラ20に対しても給電を行うライブ入力端子であり、通常時の無線制御停止スイッチ12からの配線が接続されている。
コントローラ20は、無線通信モジュール28、電力調整モジュール27、及び制御モジュール26を備えている。無線通信モジュール28は、無線通信機能を有し、必要に応じて遠隔制御装置50との無線通信を行う。制御モジュール26は、マイクロコンピュータで構成され、現在の負荷40に対する電力出力を記憶する記憶部(図示せず)を有し、第1操作スイッチ11及び第2操作スイッチ13からの入力や、遠隔制御装置50からの通信により負荷出力を決定する。
給電が絶たれる可能性があるという仕様上、接続する記憶部としてはEEPROM等の不揮発性メモリが採用されることが望ましい。しかし、負荷40を照明器具に限定するのであれば、記憶はさほど重要でないので、記憶部として揮発性メモリを採用してもよい。
(スイッチ操作による負荷制御)
第1操作スイッチ11を押下(接続)すると、コントローラ20のS1端子22がライブ線Lに接続される。第2操作スイッチ13を押下(接続)すると、コントローラ20のS2端子23にライブ線Lが接続される。制御モジュール26は、S1端子22及びS2端子23の各々の接続状態を検知する。第1操作スイッチ11または第2操作スイッチ13が予め定められた手順で押下された場合には、制御モジュール26は、後述する電力調整モジュール27を、操作に応じた出力制御を行うように制御する。例えば、短押しした場合には点灯・消灯をし、長押しした場合には徐々に出力の上げ下げをする。このように、コントローラ20は、スイッチユニット10に対してされたユーザの操作による指示を受ける。制御モジュール26は、第1操作スイッチ11または第2操作スイッチ13への操作による指示に応じた調光パラメータを生成して電力調整モジュール27に出力する。
電力調整モジュール27は、制御モジュール26から受けた調光パラメータに従い、ライブ線Lから通常時の無線制御停止スイッチ12を経由してL端子25に供給されている電力を調整してNO1端子24から出力する。電力調整モジュール27は、電源30からの電力を調整することなく出力することで、負荷40に100%の電力を供給し、電源30からの電力を遮断することで、負荷40への供給電力を0にすることができる。また、負荷40が白熱電球や、調光対応機能を有するLED電球である場合には、電力調整モジュール27は、パルス変調又は位相制御を行うことで、0〜100%の範囲で任意の調光を実現することができる。
(無線通信による負荷制御)
遠隔制御装置50は、コントローラ20(の無線通信モジュール28)と無線信号を送受信するためのドングル51を具備している。コントローラ20と遠隔制御装置50のドングル51との間の通信方式には、例えば無線通信規格であるZ−Wave(登録商標)を採用することができる。
遠隔制御装置50は、無線通信機能を有する無線ルータ60と関連付けられている。当該無線ルータ60と遠隔制御装置50との間の通信は、有線通信であっても無線通信であってもよい。
無線ルータ60は、更に端末装置70と関連付けられている。端末装置70は、例えばユーザの保有する携帯電話などのコンピュータ端末であり、Wi−Fi(登録商標)などの無線通信規格で無線ルータ60と接続される。また端末装置70と無線ルータ60との間の通信経路はLTE回線などを通じて一旦インターネットを介したものであってよい。
端末装置70がコントローラ20を制御するための方法は、制御信号を送信するアプリケーションソフトウエア等の形式で提供されてよい。ユーザは当該アプリケーションソフトウエアを通じて、端末装置70から負荷40を制御するための指示を出すことができる。負荷40が照明器具である場合の例としては、指示の内容は点灯・消灯・調光・タイマー制御などになる。
端末装置70から送信された制御信号は、無線ルータ60及び遠隔制御装置50を介してコントローラ20に伝達される。コントローラ20の無線通信モジュール28は、端末装置70からの制御信号を受信する。制御モジュール26は、無線通信モジュール28で受信した制御信号に従って電力調整モジュール27を制御することで、NO1端子から負荷40に送り出す電力を調整する。
また、遠隔制御装置50には、指示装置80が接続されていてよい。指示装置80は、複数の宅内センサを接続した、ホームコントロールOSを搭載したコンピュータである。当該ホームコントロールOSは、AI(人工知能)を搭載しており、住宅内に複数設置された各種センサ(例えば、赤外線センサ・振動センサ・音センサ等)の情報から、住民の行動を認識し、次の行動を予測し、次の行動に向けて住環境を整えることを目的としたものである。
指示装置80から送信された指示は、遠隔制御装置50を介してコントローラ20に伝達される。コントローラ20の無線通信モジュール28は、指示装置80からの指示を受信する。制御モジュール26は、無線通信モジュール28で受信した指示に従って電力調整モジュール27に調光パラメータを出力する。電力調整モジュール27は、調光パラメータに従って、NO1端子24から負荷40に送り出す電力を調整する。これにより、住環境の自動制御が実現される。
(第1実施形態における第1の配線)
図2は、第1実施形態における第1の配線について示したものであり、太線部分が第1の配線を示す。コントローラ20に不具合が発生し、NO1端子24からの電力供給が絶たれると、負荷40への給電は停止する。これにより、負荷40が照明器具である場合には、負荷40は消灯したままとなる。このような場合に、ユーザがスイッチユニット10にある無線制御スイッチ12を無線制御停止側に操作をする(遮断する)ことで、スイッチユニット10から負荷40側の配線はコントローラ20を経由せずに負荷40に直接接続される。
悪意の制御が疑われる場合には、ユーザはスイッチユニット10にある無線制御停止スイッチ12を無線制御停止側に操作する。当該操作により、コントローラ20のL端子25へのライブ入力は遮断され、コントローラ20への給電は停止される。これにより、コントローラ20の機能は停止するため、内蔵されている無線通信モジュール28も停止し、無線制御は停止するが、一方でスイッチユニット10から負荷40側の配線はコントローラ20を経由せずに負荷40に直接接続されて負荷40に電力が供給される。
既述のとおり、負荷40は電源30のニュートラル線Nに接続されている。このため、例えば負荷40が照明器具である場合には、ユーザが無線制御停止スイッチ12を無線制御停止側に操作すれば、第1の配線に電気が流れ、負荷40は100%の照度で点灯する。
この第1の配線により、コントローラ20に不具合が発生している場合には、無線制御停止スイッチ12を通常のON/OFFスイッチとして使用することができる。また、無線制御をユーザの意思により停止した場合でも、負荷40への給電は継続できる。
(第1実施形態における第2の配線)
図3は、第1実施形態における第2の配線について示したものであり、太線部分が第2の配線を示す。無線制御停止スイッチ12が無線制御停止側に操作されていない場合(即ち、通常時)には、コントローラ20のL端子25に対して電源30からのライブ線Lが接続されている。コントローラ20のN端子21は電源30のニュートラル線Nに接続されているため、コントローラ20と電源30とを接続する電気回路が形成され、コントローラ20が駆動電源を得ることになる。当該第2の配線によりコントローラ20内部の制御モジュール26に通電がなされ、制御モジュール26は無線通信モジュール28が受けた無線信号または、第1操作スイッチ11、第2操作スイッチ13の操作に基づいて調光パラメータを生成して電力調整モジュール27を制御することができる。
(第1実施形態における第3の配線)
図4は、第1実施形態における第3の配線について示したものであり、太線部分が第3の配線を示す。無線制御停止スイッチ12が無線制御停止側に操作されていない場合(即ち、通常時)には、負荷40と電源30のライブ線Lとの間の電気回路は一旦コントローラ20を経由する。コントローラ20のL端子25に入力された電力は、コントローラ20内部の電力調整モジュール27により調整されて、コントローラ20のNO1端子24から出力され、負荷40に供給される。また、負荷40は、ニュートラル線Nによって電源30と接続される。
当該第3の配線により、負荷40に対して、スイッチユニット10の操作もしくは遠隔制御装置50からの無線通信による負荷制御を行うことができる。なお、当該第3の配線は、無線制御停止スイッチ12を無線制御停止側に操作した場合には、第2の配線と同様に切断され、代わりに第1の配線が負荷40に電力を供給する。
(スイッチ部分の形態)
図5は、本発明の実施形態のスイッチユニット10の外観の正面図である。スイッチユニット10は、外縁部に設けられた化粧プレート101と、中央部に設けられた複数の大型ハンドル111〜113から構成される。ハンドル111の背面には第1操作スイッチ11が設けられており、ハンドル112の背面には無線制御停止スイッチ12が設けられており、ハンドル113の背面には第2操作スイッチ13が設けられている。更にそれらのスイッチ11〜13の背面には、図1に示したような電気配線が接続されている。なお、上述のように、コントローラ20とスイッチユニット10とが一体化されていてもよい。
ハンドル111〜113の一部には、透光窓を設けることができる。各スイッチ11〜13の対応部分にはLEDやネオンランプなどの小型光源を備えることができ、スイッチ11〜13の通電状態に応じて発光させることができる。ユーザは透光窓から漏れ出た光により、現在のスイッチの通電状態を知ることができる(例えば、通電時は緑、切断時は赤等)。また、スイッチ11〜13として、遮断時にのみ小型光源が点灯するものを採用してもよい。これらの小型光源及び透光窓により、ユーザは夜間照明が落とされた状態でスイッチの位置を容易に知ることができる。
また、図6は、本実施形態におけるスイッチユニット10の変形例の外観の正面図である。この変形例では、通常の調光制御に用いる第1操作スイッチ11に対応するハンドル111、第2操作スイッチ13に対応するハンドル113の構造は図2と同等であるが、無線制御停止スイッチ12に対応するハンドル112は、ハンドル111及びハンドル113とは外観(大きさ、形状、色等)が異なる、例えばタンブラースイッチとして構成される。ハンドル112も通電状態を発光により表す機能を有していてよい。この構成により、通常時にはユーザが誤って無線通信による制御を停止してしまうことを防ぐことができ、悪意の制御が行われている可能性がある場合や、コントローラ20に不具合が発生した場合には、ユーザは間違えずに迅速に無線制御停止スイッチ12を操作することができる。
(スイッチの操作)
本実施形態では、無線制御停止スイッチ12を操作することで、第1の配線と、第2の配線の接続が排他的に切り替わり、第3の配線の接続状態は第2の配線に連動する。すなわち、スイッチユニット10に対する第1の操作と第2の操作は、同一のスイッチである無線制御停止スイッチ12の操作により実現される。
(第1実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態によれば、コントローラ20に不具合が発生した場合であっても、無線制御停止スイッチ12を操作して第1の配線を接続することにより、負荷40に電力を供給でき、コントローラ20の不具合が解消するまでは、無線制御停止スイッチ12を負荷40に対するON/OFFスイッチとして使用することができる。また、無線通信モジュール28が不正制御されている恐れがあって、無線通信による制御を遮断した場合でも、負荷40への電力供給は維持できる。
(第2実施形態)
図4は、本発明の第2実施形態の負荷制御システム100´の回路図である。スイッチ11とスイッチ13の機能は実施例1と同様であるが、無線制御停止スイッチ12は、通常通電状態の(B接点)オルタネイト動作スイッチとなっている。本実施形態では、スイッチ装置の外観は第1実施形態で提示したものと同等なもの(図2、図3)を使用してよい。
本実施形態では、負荷40として、負荷側出力制御装置41を備えたものを使用する。負荷側出力制御装置41は、負荷40の付近に設けられていてもよいし、負荷40の内部に組み込まれていてもよい。電源30からの電力は、負荷側出力制御装置41に供給される。負荷側出力制御装置41は、無線通信によって送信された制御信号を受信して、制御信号に従って負荷40の出力を制御する。
無線制御停止スイッチ12は、電源30のライブ線Lと、コントローラ20のL端子25とを接続する回路上に設けられる。また、無線制御停止スイッチ12とコントローラ20との間には分岐回路が設けられ、負荷側出力制御装置41を介して負荷40に接続する。
本実施形態では、コントローラ20のNO1端子24は負荷40とは接続されないため、負荷40はコントローラ20を経由して給電を受けることはなく、コントローラ20は電力調整モジュール27を有しない。コントローラ20は制御モジュール26でスイッチユニット10による負荷制御操作を受け付け、これを無線通信モジュール28は無線信号として送信する。遠隔制御装置50は当該無線信号を受信する。
遠隔制御装置50は、第1実施形態で説明した通り、指示装置80からの指示を受けている。遠隔制御装置50は、これらの信号を取りまとめて無線ルータ60に送信する。無線ルータ60は制御信号を無線送信し、これを負荷側出力制御装置41が受信し、負荷側出力制御装置41は、負荷40に供給する電力または位相を制御する。
無線ルータ60は、更にユーザの所持する端末装置70からの制御を受けることがある。第1実施形態では、端末装置70からの制御を受けた無線ルータ60は、遠隔制御装置50を経由してコントローラ20に対して制御信号を送信し、コントローラ20が負荷制御を行ったが、本実施形態では無線ルータ60自体が遠隔制御装置50を介さずに制御信号を送信することとしてよい。この場合、負荷側出力制御装置41との無線通信方法はWi−Fi(登録商標)などの無線LAN規格になる。勿論無線ルータ60から有線または無線で送信された制御信号を、遠隔制御装置50が受信して、これを負荷側出力制御装置41に対して無線送信することとしてもよく、この場合の通信方法はZ−Wave(登録商標)などが用いられてよい。
図示しないが、負荷側出力制御装置41は通信部と、制御部と、記憶部を備える。通信部は、無線ルータ60または遠隔制御装置50から無線通信により受信した制御信号を制御部に伝達し、制御部は負荷40に提供する電力を調整し、現在受けている出力制御の内容を記憶部で保持する。また、負荷側出力制御装置41は上記制御信号を定期的にチェックし、直近の通信状態を記録してもよい。記憶部は揮発性メモリでよいが、保守の必要性があればEEPROMなどの不揮発性メモリを使用して記録が残るように構成してもよい。
負荷側出力制御装置41の制御部は、無線通信が連続して失敗し、失敗回数が閾値を超えた場合、それまで受けていた制御を無視し、供給電力をそのまま負荷40に加える。この状態は、負荷側出力制御装置41が制御信号を再度受信した場合には解除される。この構成により、本実施形態の通信経路を担う各装置のいずれかに不具合が発生しても、無線制御停止スイッチ12が操作されない限り、負荷40に対する給電は維持できる。
(第2実施形態における第1の配線)
図8は、第2実施形態における第1の配線について示したものであり、太線部分が第1の配線を示す。本実施形態では、無線制御停止スイッチ12からの配線は、無線制御停止スイッチ12を通過した後に分岐回路を通じて負荷40側とコントローラ20側に枝分かれするので、負荷40とコントローラ20への給電は連動する。
このため、コントローラ20に何らかの不具合が発生した場合でも、スイッチユニット10のスイッチ11および13が作動しなくなるだけで、負荷40への給電はユーザの特別な操作を要さずに第1の配線により確保され続ける。また、無線通信による制御信号の送信は遠隔制御装置50または無線ルータ60が担い、負荷側出力制御装置41がこれを受信して負荷40の出力制御が行われるため、スイッチユニット10のスイッチ11および13による操作が停止するだけで、指示装置80や端末装置70を通じた負荷制御は正常に動作する。
無線制御停止スイッチを無線制御停止側に操作にすると、コントローラ20および負荷40への給電は停止する。負荷40は負荷側出力制御装置41で無線制御を受けているので、これらの装置に給電されなくなることで、負荷が照明器具である場合には消灯し、負荷40に対する無線制御も受信側である負荷側出力制御装置41への給電が停止するため遮断される。
(第2実施形態における第2の配線)
図9は、第2実施形態における第2の配線について示したものであり、太線部分が第2の配線を示す。第2の配線は、電源30のライブ線Lが無線制御停止スイッチ12を介してコントローラ20のL端子25に入力され、N端子21から電源30のニュートラル線Nに接続する電気回路を構成する。第1の配線と第2の配線との分岐点は、無線制御停止スイッチ12の先に設けられているので、第1の配線と第2の配線への通電状態は無線制御停止スイッチ12の操作に連動する。
無線制御停止スイッチ12を無線制御停止側に操作すると、コントローラ20への給電が停止され、コントローラ20は停止する。無線制御停止スイッチを無線制御停止側に操作すると、第1の配線も遮断され、負荷40への給電および負荷40への無線制御も停止する。
(第2実施形態における第3の配線)
本実施形態では負荷40の制御はコントローラ20から負荷40に供給する電力の制御ではなく負荷側出力制御装置41に対する無線通信で行われ、電力制御は負荷側出力制御装置41によって行われるため、電源30と負荷40との間を、コントローラ20を介して接続する第3の配線は存在しない。
(スイッチの操作)
本実施形態では、無線制御停止スイッチ12を操作することで、第1の配線と第2の配線の接続が連動して切り替わる。すなわち、スイッチユニット10に対する第1の操作と第2の操作は、同一のスイッチである無線制御停止スイッチ12の操作により実現されるものの、第2の配線を接続する操作により第1の配線も接続され、第2の配線を切断する操作により、第1の配線も切断される。
(第2実施形態の効果)
本実施形態では、コントローラ20に不具合が発生した場合でも、ユーザはスイッチユニット10に設置されている第1操作スイッチ11と第2操作スイッチ13の操作による負荷制御ができなくなるだけで、端末装置70による負荷制御は引き続き行うことができる。また、指示装置80による自動的な負荷制御も受けることができる。また、第1実施形態と同様、無線制御停止スイッチ12を負荷40に対する給電のON/OFFスイッチとして代用することができる。
(第3実施形態)
図10は、スイッチユニット10に更に別の回路形態を持つ、負荷制御システム100´´の回路図である。本実施形態では、負荷制御の方法は第1実施形態と同様であるが、無線制御停止スイッチ12は通常通電状態の(B接点)オルタネイト動作スイッチとなっており、電源30のライブ線Lと、コントローラ20のL端子25にのみ接続されている。外部からの悪意の制御が疑われる場合には、無線制御停止スイッチ12を無線制御停止側に操作することで、コントローラ20への通電を停止することができる。この結果、コントローラ20は機能を停止し、コントローラ20が担っている無線制御も停止する。
また、本実施形態では、スイッチユニット10は新たに通常切断状態(A接点)のオルタネイト動作スイッチである第3操作スイッチ14を備える。第3操作スイッチ14の電源30側は電源30のライブ線Lに直接または他のスイッチに至る回路から分岐回路を通じて枝分かれして接続されており、負荷40側はコントローラ20を介さずに、コントローラ20のNO1端子24と負荷40とを接続する配線中に接続されている。
(第3実施形態における第1の配線)
図11は、第3実施形態における第1の配線について示したものであり、太線部分が第1の配線を示す。通常は、無線制御停止スイッチ12は通電状態になっているため、負荷40はコントローラ20のNO1端子24からの給電と負荷制御を受けている。しかし、ユーザが無線制御を停止するため無線制御停止スイッチ12を無線制御停止側に操作してコントローラ20への給電を停止した場合や、コントローラ20に不具合が発生した場合などは、NO1端子24からの給電が停止するので、負荷40への給電も停止してしまう。
このような場合に、ユーザが第3操作スイッチ14を接続側に操作すると、図11に示した通りコントローラ20を経由しない第1の配線が形成される。前述のとおり、第3操作スイッチの負荷側配線は、負荷40に直接接続されている。ユーザは、第3操作スイッチ14を操作してこの配線を接続することにより、コントローラ20の状態によらず、負荷40に対して電力を供給することができる。
(第3実施形態における第2の配線)
図12は、第3実施形態における第2の配線について示したものであり、太線部分が第2の配線を示す。無線制御停止スイッチ12が操作されていない状態の場合には、コントローラ20のL端子25に対して電源30からの配線が接続されている。コントローラ20のN端子21は電源30のニュートラル線Nに接続されているため、コントローラ20を介した電気回路が形成され、コントローラ20の内部機能に給電を行う第2の配線が接続される。当該第2の配線によりコントローラ20内部の制御モジュール26に通電がなされ、制御モジュール26は無線通信モジュール28が受けた指示または、ユーザによる第1操作スイッチ11、第2操作スイッチ13の操作に基づいて、電力調整モジュール27を制御することができる。
(第3実施形態における第3の配線)
図13は、第3実施形態における第3の配線について示したものであり、太線部分が第3の配線を示す。無線制御停止スイッチ12が無線制御停止側に操作されていない場合(即ち、通常時)には、負荷40と電源30のライブ線Lとの間の電気回路は一旦コントローラ20を経由する。コントローラ20のL端子25に入力された電力は、コントローラ20内部の電力調整モジュール27により調整されて、コントローラ20のNO1端子24から出力され、負荷40に供給される。
当該第3の配線により、負荷40に対して、スイッチユニット10の第1操作スイッチ11と第2操作スイッチ13の操作もしくは無線通信による負荷制御を行うことができる。なお、当該第3の配線は、コントローラ20に不具合が発生した場合や、無線制御停止スイッチ12を無線制御停止側に操作した場合には、第2の配線と同様に切断される。このような場合、本実施形態では、ユーザは第3操作スイッチ14を操作することで、第1の配線により負荷40への電力供給のON/OFF操作をすることができる。
図14は、第3実施形態のスイッチユニット10の外観の正面図である。スイッチユニット10は第1実施形態と同じく、外縁部に設けられた化粧プレート101と、中央部に設けられた複数の大型ハンドル111〜113から構成されている。ハンドル111の背面には第1操作スイッチ11が設けられており、ハンドル112の背面には無線制御停止スイッチ12が設けられており、ハンドル113の背面には第2操作スイッチ13が設けられている。
また、ハンドル111〜113の下方には、ハンドル114が設けられる。ハンドル114の背面には第3操作スイッチ14が設けられている。ハンドル114は、他のハンドル111〜113とは、外観(大きさ、形状、色等)が異なる、例えばタンブラースイッチとして構成される。第3操作スイッチ14も通電状態を発光により表す機能を有していてよい。
更に、それらのスイッチ11〜14の背面には、図10に示す電気配線が接続されている。コントローラ20がスイッチと一体化している場合、更にコントローラ20が備えられている。透光窓による接続状態表示機能を持たせることができる点も第1実施形態と同様である。
この構成により、コントローラ20が正常に動作している間は、ユーザによるスイッチ14の誤操作を防ぐことができ、コントローラ20自体に不具合が発生している状況や、ユーザが無線制御停止スイッチ12を無線制御停止側に操作したことによりコントローラ20を停止した状態では、スイッチ14を負荷への給電のON/OFFをすることができる。
(スイッチの操作)
本実施形態では、無線制御停止スイッチ12を操作することで、第2の配線と、第3の配線の接続状態が連動して切り替わる。一方で、第1の配線は、第3操作スイッチ14の操作により切り替わる。すなわち、第1の操作と第2の操作は、別のスイッチに対する操作であり、それぞれ独立して行うことができる。
(第3実施形態の効果)
本実施形態によれば、コントローラ20の不具合や、無線制御停止スイッチ12の操作によるコントローラ20の稼働状況に関わらず、ユーザは負荷に電力を供給するか否かを選択することができる。
(変形例)
以上、各実施形態について説明したが、本発明はこれだけに限られるものでない。例えば、第2実施形態では、コントローラ20から電力調整モジュール27を取り外し、負荷40に対する無線制御を遠隔制御装置50や無線ルータ60が担当したが、コントローラ20自体が更に負荷40に対して無線制御を行う機能を備えていてもよい。この構成によってもコントローラ20を経由しない第1の配線と、コントローラ20を経由する第2の配線の形態は変化せず、コントローラ20が直接負荷40との通信を行えば、他の装置の機能は大きく変更する必要がない。
10 スイッチユニット
11 第1操作スイッチ
12 無線制御停止スイッチ
13 第2操作スイッチ
14 第3操作スイッチ
20 コントローラ
26 制御モジュール
27 電力調整モジュール
28 無線通信モジュール
30 電源
40 負荷
41 負荷側出力制御装置
50 遠隔制御装置
60 無線ルータ
70 端末装置
80 指示装置
90、90´、90´´ 負荷制御装置
100、100´、100´´ 負荷制御システム
L ライブ線
N ニュートラル線

Claims (8)

  1. 電力を供給する電源と、入力された電力または出力に応じた出力をする負荷とを接続可能な負荷制御システムであって、
    ユーザが操作可能な複数のスイッチを備えたスイッチユニットと、
    指示に応じて前記負荷の出力を制御するコントローラと、
    前記電源と前記負荷とを前記コントローラを介さずに前記スイッチを介して接続して、前記電源からの電力を前記負荷に供給するための第1の配線と、
    前記電源と前記コントローラとを前記スイッチユニットを介して接続して、前記電源からの電力を前記コントローラに供給するための第2の配線と、
    を備え、
    前記スイッチユニットに対する第1の操作によって、前記第1の配線を接続し、又は切断することが可能であり、
    前記スイッチユニットに対する第2の操作によって、前記第2の配線を接続し、又は切断することが可能である、負荷制御システム。
  2. 前記電源と前記負荷とを前記スイッチユニット及び前記コントローラを介して接続して、前記電源からの電力を前記負荷に供給するための第3の配線をさらに備え、
    前記コントローラは、無線による指示または前記スイッチユニットからの指示を受け、前記指示に応じて前記電源からの電力を制御して前記負荷に供給し、
    前記第1の操作と前記第2の操作とは同一のスイッチに対する操作であり、前記第2の配線を切断する操作によって、前記第1の配線が接続される、請求項1に記載の負荷制御システム。
  3. 前記電源と前記負荷とを前記スイッチユニット及び前記コントローラを介して接続して、前記電源からの電力を前記負荷に供給するための第3の配線をさらに備え、
    前記コントローラは、無線で指示を受けて、前記指示に応じて前記電源からの電力を制御して前記負荷に供給し、
    前記第1の操作と前記第2の操作とは別のスイッチに対する操作である、請求項1に記載の負荷制御システム。
  4. 前記コントローラは、前記スイッチユニットに対する操作に応じて前記負荷に対する制御信号を生成して送信し、
    前記第1の操作と前記第2の操作とは同一のスイッチに対する操作であり、前記第2の配線を接続する操作によって、前記第1の配線が接続され、前記第2の配線を切断する操作によって、前記第1の配線が切断する、請求項1に記載の負荷制御システム。
  5. 前記スイッチのうち、前記コントローラへの電力供給を停止する機能または前記負荷に対して直接電力を供給する機能を有するスイッチは、他のスイッチとは異なる外観の部材で構成されている、請求項1から4のいずれかに記載の負荷制御システム。
  6. 前記指示を無線送信する遠隔制御装置をさらに備え、
    前記コントローラは、前記遠隔制御装置から無線送信された前記指示を受信する、請求項2又は3に記載の負荷制御システム。
  7. 家屋内に設置された複数のセンサからの情報を受け、住民の挙動を検出し、次の行動を予測して家屋内の環境を自動的に整える指示を出力する指示装置をさらに備え、
    前記制御装置は、前記指示装置からの指示に従って前記コントローラに前記指示を送信する、請求項6に記載の負荷制御システム。
  8. 前記制御装置は、ユーザによる指示に従って前記コントローラに前記指示を送信する、請求項6に記載の負荷制御システム。
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