JP2020027364A - 医療機関受付システム、医療機関受付装置、およびプログラム - Google Patents

医療機関受付システム、医療機関受付装置、およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】患者の状態に応じて、問診内容や案内の仕方を自動的に変えることが可能な医療機関受付システムを提供する。【解決手段】医療機関において、受診する患者の受付を管理する医療機関受付システムであって、受付を行う患者に関する情報の入力を受ける受付端末と、受付端末から受付を行う患者に関する情報を受信し、受付リストに当該患者の受付情報を登録する管理サーバと、を備え、管理サーバは、受付端末から、受付を行う患者の症状に関する測定情報を取得する症状測定情報取得部と、取得した測定情報に基づいて、患者に提示する質問項目を決定する質問項目決定部と、受付端末を介して、提示した質問項目に対する回答内容を取得する回答情報取得部と、測定情報と回答内容に基づいて、当該患者の受付情報を作成し、受付リストに登録する受付情報作成部と、を備える。【選択図】図3

Description

本発明は、医療機関受付システム、医療機関受付装置、およびプログラムに関する。
近年、医療機関においては、患者の受付から、診察、会計までの一連の業務を管理するシステムが利用されている。
例えば、特許文献1には、受付時に、診察券や保険証の情報に基づいてカルテデータを作成し、患者の問診結果や基礎データの測定結果を取得し、診療の順番を決定するシステムが記載されている。また、カルテデータに記録された診療結果に基づいて、診療費を計算し、精算処理を行うことが記載されている。
特開2004−348214号公報
従来のシステムでは、受付時の患者に対する問診の内容は一律に決まっていた。例えば症状が重い患者にとっては、質問の内容に一つ一つ回答するのは負担が大きかった。
本発明は、以上説明した事情を鑑みてなされたものであり、患者の状態に応じて、問診内容や案内の仕方を自動的に変えることが可能な医療機関受付システムを提供することを目的の一つとする。
本発明の一実施形態に係る医療機関受付システムは、医療機関において、受診する患者の受付を管理する医療機関受付システムであって、
受付を行う患者に関する情報の入力を受ける受付端末と、
前記受付端末から前記受付を行う患者に関する情報を受信し、受付リストに当該患者の受付情報を登録する管理サーバと、を備え、
前記管理サーバは、
前記受付端末から、前記受付を行う患者の症状に関する測定情報を取得する症状測定情報取得部と、
取得した前記測定情報に基づいて、前記患者に提示する質問項目を決定する質問項目決定部と、
前記受付端末を介して、提示した前記質問項目に対する回答内容を取得する回答情報取得部と、
前記測定情報と前記回答内容に基づいて、当該患者の受付情報を作成し、前記受付リストに登録する受付情報作成部と、を備えたものである。
また、前記症状測定情報取得部は、温度センサによって測定された患者の体温の情報を取得し、前記質問項目決定部は、前記患者の体温が所定の条件を満たす場合には、検温を行ったか否かを確認する質問を前記患者に提示するようにしてもよい。
また、前記症状測定情報取得部は、マイクに拾われた前記受付端末付近の音声データを取得し、前記質問項目決定部は、前記音声データに咳音が含まれていない場合には、咳の有無についての質問を前記患者に提示し、前記音声データに咳音が含まれている場合には、前記咳の有無についての質問を省略し、前記受付情報作成部は、前記音声データに咳音が含まれている場合には、当該患者の受付情報に咳有りと記録するようにしてもよい。
また、前記症状測定情報取得部は、カメラで撮影された前記患者の顔画像を取得し、前記質問項目決定部は、前記顔画像から両眼の色を解析し、目が充血していないと判断された場合には、目の充血の有無についての質問を前記患者に提示し、目が充血していると判断された場合には、前記目の充血の有無についての質問を省略し、前記受付情報作成部は、前記顔画像から目が充血していると判断された場合には、当該患者の受付情報に目の充血有りと記録するようにしてもよい。
また、取得した前記測定情報に基づいて、前記受付リストに登録された患者の待ち順を変更する順番待ち管理部を備えるようにしてもよい。
また、取得した前記測定情報に基づいて、感染症の疑いの有無を判定し、感染症の疑いが有ると判定された場合には、前記受付端末に、感染症疑い時の案内を表示させる案内提示部を備えるようにしてもよい。
本発明によれば、患者の状態に応じて、問診内容や案内の仕方を自動的に変えることが可能な医療機関受付システムを提供することができる。
本発明の実施形態に係る医療機関受付システム1000の概略構成を示す図。 受付端末200の主要構成を示すブロック図。 本発明の実施形態に係る医療機関受付システム1000における受付登録処理のフローチャート。 本発明の実施形態に係る受付端末200に表示される問診画面を例示する図。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本実施形態に係る医療機関受付システム1000の概略構成を示す図である。図1に示すように、医療機関受付システム1000は、管理センター等に設置された管理サーバ(医療機関受付装置)100と、医療機関(施設)の入口付近などに設置された受付端末200を含んでいる。管理サーバ100は、受付端末200と通信ネットワークNを介して接続されている。
管理サーバ100は、受付端末200を介して登録される患者の受付情報を施設毎に管理する。図1の例では、1つの施設の受付端末200のみが図示されているが、管理サーバ100は、実際には複数の施設に設置されている受付端末200と通信ネットワークNで接続され、各施設の受付情報を管理している。管理サーバ100は、汎用的なコンピュータによって構成され、そのコンピュータにおいて所定のサーバ用プログラムが動作することにより、サーバ機能を実現する。管理サーバ100を構成するコンピュータは、必ずしも1台である必要はなく、通信ネットワークN上に分散する複数のコンピュータから構成されてもよい。
管理サーバ100は、各施設の受付端末200を管理するための管理データベース110と、プロセッサ(症状測定情報取得部、質問項目決定部、回答情報取得部、受付情報作成部、順番待ち管理部、案内提示部)120を備えている。管理データベース110は、クライアント管理テーブルTA1と、ステータス管理テーブルTA2を備えている。
クライアント管理テーブルTA1には、施設毎に、受付端末200に対して付与されている固有のIDとパスコード(アカウント)が登録されている。例えば、「医療機関A」のレコードとして、「ID:A1・・・」、「パスコード:AA2・・・」等が設定されている。これらの情報は、例えば、システム導入の際に各施設の管理者等によって設定される。なお、1施設で複数の受付端末200を利用する場合には、同一のIDとパスコードを利用してもよいし、複数のIDとパスワードを使い分けるようにしてもよい。
ステータス管理テーブルTA2には、各施設での受付リストが登録されている。受付リストには、例えば、診察の順番待ちをしている各患者についての、診察券番号、保険証番号、診察を受ける診療科、順番待ちの状況を表すステータス情報、受付時に登録された症状に関する情報、緊急性、感染症疑い等が含まれる。例えば、受付リストの1レコードには、受付番号「1」、受付時刻「13:03」、診察券番号「A1001」、保険証番号「123456」、診療科「内科」、ステータス「呼出中」、体温「38.0度」、咳の有無「有」、目の充血の有無「無」、緊急性「無」、感染症疑い「無」等の情報が含まれている。その他、氏名、連絡先メールアドレス、電話番号などが含まれていてもよい。
診療科は、受付登録時に選択される情報であり、患者自身が選択してもよいし、問診情報や測定情報などから自動的に決定するようにしてもよい。
ステータスには、順番到来前の状態である「待ち中」、順番が来たことを知らせた状態である「呼出中」、順番が来た患者を実際に診察室に案内した状態である「案内済」、さらに順番待ちをキャンセルした状態である「取消済」等が含まれる。ステータスとしてどのような項目を設定するかは各施設の管理者等が適宜設定し、変更も可能となっている。
症状に関する情報(体温、咳の有無、目の充血の有無)は、受付時に入力された質問事項への回答や、各種センサによって測定された測定値に基づいて登録される。例えば、体温は、受付端末200に設置された非接触体温計によって測定された値、または患者自身が受付端末200を介して入力した値が登録される。咳の有無は、受付端末200に設置されたマイクによって咳が検知されるか、または患者自身が受付端末200を介して咳有りと入力した場合に「有」が登録される。目の充血の有無は、受付端末200に設置されたカメラによって撮影された目の画像に基づいて充血有りと判断されるか、または患者自身が受付端末200を介して充血有りと入力した場合に「有」が登録される。これらの情報の登録方法の詳細については後述する。
緊急性および感染症疑いは、症状に関する情報の内容に基づいて決定される。例えば、体温が39度以上の場合には緊急性「有」、40度以上の場合には感染症疑い「有」などのように条件を設定することができる。
なお、受付リストに含める情報や設定方法は、各施設の管理者等が適宜設定し、変更することもできる。受付リストのレコードの内容は、受付端末200から送信される受付リストへの新規登録情報、またはステータスの更新情報(詳細は後述)に基づいて更新される。
プロセッサ120は、算術演算、論理演算、ビット演算等を処理する算術論理演算ユニット(CPUなど)および各種レジスタから構成され、ROM等の記憶手段に格納されている各種プログラムを実行することで管理サーバ100の各部を中枢的に制御する。また、プロセッサ120は、受付端末200と連携して受付情報を管理するためのコンピュータプログラム(順番管理アプリケーション)も実行する。
通信ネットワークNは、管理サーバ100と受付端末200およびユーザ端末300との間などで、相互に情報を送受信可能な通信網を含む。通信ネットワークNは、例えば、インターネット、LAN、専用線、電話回線、企業内ネットワーク、移動体通信網、ブルートゥース(登録商標)、WiFi(Wireless Fidelity)、その他の通信回線、それらの組み合わせ等のいずれであってもよく、有線であるか無線であるかを問わない。
受付端末200は、タブレット端末や、パーソナルコンピュータ(PC)、ノートPC、スマートフォン、携帯電話機、携帯情報端末(PDA)など、通信ネットワークNを介して管理サーバ100とデータの授受が可能なあらゆる端末装置を利用することができる。なお、受付端末200は、1施設で複数台利用することもできる。
図2は、受付端末200の主要構成を示すブロック図である。受付端末200は、プロセッサ210と、入力装置215と、表示装置216と、通信インタフェース220と、記憶資源230、カメラ240、マイク250、非接触体温計260を備える。受付端末200は、患者や従業者が直接タッチパネルなどの入力装置215を操作することで、受付リストへの登録やレコードの更新等の入力を受け付ける。
プロセッサ210は、算術演算、論理演算、ビット演算等を処理する算術論理演算ユニット(CPUなど)および各種レジスタから構成され、記憶資源230に格納されている各種プログラムを実行することで受付端末200の各部を中枢的に制御する。各種レジスタは、例えば、プログラムカウンタ、データレジスタ、命令レジスタ、汎用レジスタ等である。
入力装置215は、順番待ちリストへの受付や順番待ちリストからの消込み等の入力を受け付けるための各種操作ボタンやタッチパネル215aを備えている。
表示装置216は、順番待ちリストや、受付画面やステータス管理画面を表示するための装置であり、例えば液晶ディスプレイにより構成される。
通信インタフェース220は、通信ネットワークNに接続し、通信ネットワークNを介して他の装置と通信をするためのハードウェアモジュールである。通信インタフェース220は、例えば、ISDNモデム、ADSLモデム、ケーブルモデム、光モデム、ソフトモデム等の変調復調装置である。
記憶資源230は、例えば、物理デバイスの記憶領域が提供する論理デバイスである。物理デバイスは、例えば、ディスクドライブまたは半導体メモリ(ROM、RAMなど)等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。記憶資源230は、複数の物理デバイスを1つの論理デバイスにマッピングして構築してもよいし、1つの物理デバイスを複数の論理デバイスにマッピングして構築してもよい。
記憶資源230には、オペレーティングシステムプログラム、ドライバプログラム、各種データ等が格納される。ドライバプログラムとしては、例えば、通信インタフェース220を制御するための通信インタフェースドライバプログラム等がある。また、記憶資源230には、これら各種プログラムや各種データのほか、プロセッサ210が実行することにより、管理サーバ100やユーザ端末300と連携して順番待ちを管理するためのコンピュータプログラム(順番管理アプリケーション)AP1が記憶されている。
カメラ240は、受付端末200の前に立った患者の顔画像(特に目の付近)を自動的に撮像する。撮像された画像データは管理サーバ100に送信される。
マイク250は、受付端末200の周囲の音声を拾い、音声データを管理サーバ100に送信する。
非接触体温計260は、例えば赤外線センサなどの温度センサを用いたものであり、受付端末200の前に立った患者の体温を測定する。測定した体温は管理サーバ100に送信される。
次に、本実施形態による医療機関受付システム1000の受付登録処理について、図3のフローチャートを用いて説明する。
受付端末200の表示装置216には、各診療科の診察の順番待ちをしている患者の人数や待ち時間の情報などが表示されている。これらの情報は、管理サーバ100から定期的に取得して更新される。
受付登録しようとする患者が、受付端末200の正面に立つと、受付端末200はカメラ240によって患者の顔写真を撮影し、画像データを管理サーバ100に送信する(ステップS101)。なお、特に患者の目の付近の鮮明な画像を取得するため、カメラ240の前に顔を近づけてもらったり、瞬きをしないように注意喚起を行うなどのメッセージを表示装置216に表示したり、スピーカーから音声で出力するようにしてもよい。
また、マイク250は、周囲の音声を拾い、音声データを管理サーバ100に送信する(ステップS102)。
また、非接触体温計260は、患者の体温を測定し、管理サーバ100に送信する(ステップS103)。なお、正確に患者の体温を測定できるように、患者に非接触体温計260に近づいてもらうよう注意喚起するなどのメッセージを表示装置216に表示したり、スピーカーから音声で出力するようにしてもよい。
管理サーバ100は、受付端末200から受信したデータに基づいて、受付端末200の問診画面に表示する質問項目を決定する。まず、管理サーバ100は、非接触体温計260によって測定された患者の体温に基づいて、体温についての質問を行うか否かを決定する(ステップS104)。例えば、体温が一定値以上(例えば、38度以上)の場合には、体温についての質問(「今朝の体温は測りましたか」「今朝の体温は何度でしたか」等)を行うようにしてもよい。
また、管理サーバ100は、マイク250が拾った音声データに基づいて、咳の有無についての質問を行うか否かを決定する(ステップS105)。管理サーバ100は、音声データに咳音が含まれている場合には、咳の有無についての質問(「咳はありますか」等)を省略する。具体的には、管理サーバ100は、マイク250が拾った音声データを解析し、咳音に特有の成分が検出されたら、咳音が含まれていると判断するようにしてもよい。
次に、管理サーバ100は、カメラ240によって撮影された患者の顔写真に基づいて、目の充血の有無についての質問を行うか否かを決定する(ステップS106)。管理サーバ100は、顔写真の画像データを解析し、目が充血していると判断された場合には、目の充血の有無についての質問(「目の充血はありますか」等)を省略する。具体的には、顔画像から両目の情報を抽出して白目の部分の色判定を行い、例えば「赤」に分類される色の範囲が、白目全体の面積に占める割合が一定値以上の場合には、目が充血していると判断するようにしてもよい。
管理サーバ100は、決定した質問項目に基づいて、問診画面を作成し、受付端末200に表示させる(ステップS107)。図4は、受付端末200に表示される問診画面を例示する図である。図4の例では、測定された体温が38度以上であったため、体温についての質問が表示されている。また、音声データから咳音が検出されたため咳の有無についての質問は省略されている。一方、画像データから目の充血は確認されなかったので、目の充血の有無についての質問は省略せずに表示されている。
患者が問診画面に表示された質問に対して回答の入力操作を行うと、入力された回答の内容が管理サーバ100に送信される(ステップS108)。さらに、管理サーバ100は、受付端末200を介して、診察券や保険証の情報や、その他の必要事項(呼出の希望の有無、呼出時の連絡先の電話番号またはメールアドレス等)の入力を受け付ける。診察券や保険証の情報は、表面に記載された番号を画像読み取りによって解読したり、ICチップに記録されたデータを読み取ることによって取得してもよい。
管理サーバ100は、受信した回答内容と必要事項に基づいて、受付リストに新規のレコードを追加し、ステータス管理テーブルTA2を更新する(ステップS109)。例えば、新規のレコードとして、受付番号「1」、受付時刻「13:03」、診察券番号「A1001」、保険証番号「123456」、診療科「内科」、ステータス「待ち中」、体温「38.2度」、咳の有無「有」、目の充血の有無「無」、緊急性「無」、感染症疑い「無」といったレコードが登録される。咳の有無については、音声データの解析の結果「有」が登録されている。仮に、音声データに咳音が含まれていないと判断された場合には、問診画面にて咳の有無についての質問を行い、選択された回答結果が登録される。目の充血の有無については、問診画面での質問に対する回答として「無」が選択されたので、「無」が登録されている。仮に、顔の画像データの解析の結果、目が充血していると判断された場合には、質問を行わずに「有」を登録する。
体温については、問診画面にて入力された値が登録される。体温についての質問を行わなかった場合や、患者が検温を行っていない場合などには、未登録にしてもよいし、非接触体温計260で測定した値を登録してもよい。
緊急性および感染症疑いについては、登録された体温の値や、症状(咳の有無、目の充血の有無)に基づいて決定してもよい。
管理サーバ100は、受付端末200に受付完了画面を表示させる(ステップS110)。受付完了画面には、受付番号や、現時点での予想待ち時間等が表示される。また、順番券を受け取るよう促すメッセージが表示され、患者は、受付端末200に接続されたプリンタから印刷される順番券を受け取ることができる。
順番券には、受付番号と対応付けられた二次元コードが印刷されている。患者が自身の携帯端末を利用して順番券に印刷された二次元コードを読み取ることで、携帯端末に、現在の順番待ち状況(現状の待ち組数や予想待ち時間など)が表示される。また、患者が、二次元コードを読み込むことによって表示される案内にしたがって電話番号やメールアドレスを入力することにより、診察の順番が到来した際に電話またはメールによるメッセージを受信したり、順番が近づいたときにリマインドメッセージを受信したりすることができる。
また、緊急性や感染症疑いが「有」の場合には、別途案内画面を表示するようにしてもよい。例えば、感染症疑いが「有」の場合には、「その場でお待ちください」、「待合室Bに入ってお待ちください」などのように、別室へ誘導するなどの対応を取れるようにしてもよい。
また、緊急性が「有」の場合には、受付リストの先頭に登録するなど、診察の優先順位をあげるようにしてもよい。
なお、カメラ240やマイク250で取得したデータは、当該患者の受付データに紐づけて管理し、診察室で医師等が視聴できるようにしてもよい。
(受付リストの更新)
受付リストに登録された各レコードの内容は、施設の従業者(医師、看護師、医療事務担当者等)が受付端末200を用いて「取消」、「変更」、「呼出」、「案内」等の操作を行った際に更新される。「取消」は、順番待ちをキャンセルすることを意味し、「変更」は、いったん入力された順番待ちの内容を変更することを意味する。また、「呼出」は、順番が来た患者を口頭で呼出したり、電話や呼出メールなどで知らせた状態であることを意味し、「案内」は、順番が来た患者を実際に診察室へ案内した状態であることを意味する。
従業者は、受付端末200に表示された受付リストの中から、更新対象の患者のレコードを選択し、選択したレコードに対して「呼出」、「取消」、「変更」のいずれかの更新操作を行う。更新対象のレコードを特定する情報(例えば受付番号「1」)と更新操作の情報(例えば「呼出」)は、受付端末200から通信ネットワークNを介して管理サーバ100にアップロードされる。管理サーバ100は、受信した情報に基づき、当該施設の受付リストを更新する。例えば、受付番号「1」に対して「呼出」操作を行った場合には、受付番号「1」のレコードのステータスが「呼出中」に更新される。
以上のように、本実施形態によれば、受付時に、受付端末200を介して患者の症状に関する測定情報を取得し、取得した測定情報に基づいて、患者に提示する質問項目を決定するようにしたので、患者の症状に応じて、問診内容を自動的に変えることができる。特に、咳の有無や目の充血の有無については、マイクやカメラで検知できれば質問は省略できるので、患者にとって受付時の負担を軽くすることができる。
また、温度センサによって体温が高いことが検知された場合に検温済か否かを確認し、体温の情報を入力してもらうようにすることにより、発熱が予想される場合にのみ体温についての質問を行うことができる。これにより、質問項目を必要最小限に減らし、患者の負担を軽減することができる。
また、取得した患者の症状に関する測定情報に基づいて、重症が疑われる患者の優先順位をあげることにより、測定情報に基づいて患者の症状をある程度予測し、緊急性の高い患者には早急に対応することができる。
また、取得した患者の症状に関する測定情報に基づいて、感染症が疑われる患者は別室へ誘導するなど、案内を変えるようにすることにより、感染症が疑われる患者に対して適切な対応を取ることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、他の様々な形で実施することができる。このため、上記実施形態はあらゆる点で単なる例示にすぎず、限定的に解釈されるものではない。例えば、上述した各処理ステップは処理内容に矛盾を生じない範囲で任意に順番を変更し、または並列に実行することができる。
1000…医療機関受付システム
100…管理サーバ
110…管理データベース
120…プロセッサ
200…受付端末
210…プロセッサ
215…入力装置
215a…タッチパネル
216…表示装置
220…通信インタフェース
230…記憶資源
240…カメラ
250…マイク
260…非接触体温計
TA1…クライアント管理テーブル
TA2…ステータス管理テーブル
N…通信ネットワーク
AP1…順番管理アプリケーション

Claims (8)

  1. 医療機関において、受診する患者の受付を管理する医療機関受付システムであって、
    受付を行う患者に関する情報の入力を受ける受付端末と、
    前記受付端末から前記受付を行う患者に関する情報を受信し、受付リストに当該患者の受付情報を登録する管理サーバと、を備え、
    前記管理サーバは、
    前記受付端末から、前記受付を行う患者の症状に関する測定情報を取得する症状測定情報取得部と、
    取得した前記測定情報に基づいて、前記患者に提示する質問項目を決定する質問項目決定部と、
    前記受付端末を介して、提示した前記質問項目に対する回答内容を取得する回答情報取得部と、
    前記測定情報と前記回答内容に基づいて、当該患者の受付情報を作成し、前記受付リストに登録する受付情報作成部と、を備えた医療機関受付システム。
  2. 前記症状測定情報取得部は、温度センサによって測定された患者の体温の情報を取得し、
    前記質問項目決定部は、前記患者の体温が所定の条件を満たす場合には、検温を行ったか否かを確認する質問を前記患者に提示する、請求項1に記載の医療機関受付システム。
  3. 前記症状測定情報取得部は、マイクに拾われた前記受付端末付近の音声データを取得し、
    前記質問項目決定部は、前記音声データに咳音が含まれていない場合には、咳の有無についての質問を前記患者に提示し、前記音声データに咳音が含まれている場合には、前記咳の有無についての質問を省略し、
    前記受付情報作成部は、前記音声データに咳音が含まれている場合には、当該患者の受付情報に咳有りと記録する、請求項1または2に記載の医療機関受付システム。
  4. 前記症状測定情報取得部は、カメラで撮影された前記患者の顔画像を取得し、
    前記質問項目決定部は、前記顔画像から両眼の色を解析し、目が充血していないと判断された場合には、目の充血の有無についての質問を前記患者に提示し、目が充血していると判断された場合には、前記目の充血の有無についての質問を省略し、
    前記受付情報作成部は、前記顔画像から目が充血していると判断された場合には、当該患者の受付情報に目の充血有りと記録する、請求項1から3のいずれか1項に記載の医療機関受付システム。
  5. 取得した前記測定情報に基づいて、前記受付リストに登録された患者の待ち順を変更する順番待ち管理部を備えた、請求項1から4のいずれか1項に記載の医療機関受付システム。
  6. 取得した前記測定情報に基づいて、感染症の疑いの有無を判定し、感染症の疑いが有ると判定された場合には、前記受付端末に、感染症疑い時の案内を表示させる案内提示部を備えた、請求項1から5のいずれか1項に記載の医療機関受付システム。
  7. 医療機関において、受診する患者の受付を管理する医療機関受付装置であって、
    受付を行う患者に関する情報の入力を受ける受付端末から、前記受付を行う患者の症状に関する測定情報を取得する症状測定情報取得部と、
    取得した前記測定情報に基づいて、前記患者に提示する質問項目を決定する質問項目決定部と、
    前記受付端末を介して、提示した前記質問項目に対する回答内容を取得する回答情報取得部と、
    前記測定情報と前記回答内容に基づいて、当該患者の受付情報を作成し、前記受付リストに登録する受付情報作成部と、を備えた医療機関受付装置。
  8. コンピュータを、
    受付を行う患者に関する情報の入力を受ける受付端末から、前記受付を行う患者の症状に関する測定情報を取得する症状測定情報取得部と、
    取得した前記測定情報に基づいて、前記患者に提示する質問項目を決定する質問項目決定部と、
    前記受付端末を介して、提示した前記質問項目に対する回答内容を取得する回答情報取得部と、
    前記測定情報と前記回答内容に基づいて、当該患者の受付情報を作成し、前記受付リストに登録する受付情報作成部と、して機能させるプログラム。
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