JP2020026935A - 情報提案システム - Google Patents

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JP2020026935A JP2018152685A JP2018152685A JP2020026935A JP 2020026935 A JP2020026935 A JP 2020026935A JP 2018152685 A JP2018152685 A JP 2018152685A JP 2018152685 A JP2018152685 A JP 2018152685A JP 2020026935 A JP2020026935 A JP 2020026935A
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磯崎 健
Takeshi Isozaki
健 磯崎
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Abstract

【課題】利用者個人の予定や趣味等に合わせて、入浴、給湯、空調等の住宅設備機器の利用や操作が行えるようにする。【解決手段】住宅設備機器の利用者の予め定められた期間における生活情報と今後の予定情報のうち少なくとも前記生活情報を含む利用者関連情報を、情報入力操作部2により利用者が入力するための情報入力操作部と前記利用者関連情報のクラウド情報をクラウドから入手する情報入手手段との少なくとも一方を備え、前記利用者関連情報に基づき前記住宅設備機器の稼動の設定情報と利用情報の少なくとも一方について前記住宅設備機器の利用上の提案内容を判断し該提案内容を利用者に提案するか否かを判断する情報提案判断手段と、該情報提案判断手段により提案報知の必要ありと判断されたときに判断した提案内容を音声により報知する情報提案手段とを有することを特徴とする情報提案システム。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば利用者の予定や趣味等に合わせて、入浴、空調、床暖房等の住宅設備機器の利用や操作についての提案を行う情報提案システムに関するものである。
給湯器等の住宅設備機器の動作は、もっぱら利用者の意図による機器の操作により行われている。例えば、利用者がお風呂に入りたいと思ったときに、給湯器に信号接続されているリモコン装置を操作し、リモコン装置に設けられている自動ボタンを押すことにより自動湯張りが開始され、何分か後に湯張りが終了して入浴が可能となる。また、利用者がシャワーのお湯の温度を少しぬるめにしたいと思ったときに前記リモコン装置を操作して給湯設定温度を低くすることにより、シャワーの湯の温度がぬるめに変更される。
特許5908140号公報 特許6189508号公報
ところで、例えば夜9時頃に入浴する習慣のある利用者が、ある日の夜9時からワールドカップのサッカーの試合をテレビで視聴することを予定している場合に、その日も通常と同様に夜9時頃に入浴しようとすると、前記サッカーの視聴時刻と入浴予定時刻とが重なってしまうことになる。このような場合、多くの利用者はサッカーの視聴を優先すると考えられ、その結果、サッカーが終了してから入浴することになるが、入浴時刻が遅くなると、その後の過ごし方にも影響が出るおそれがある。
しかしながら、そのような状況を考慮して、より効率的な過ごし方になるように常に考えて生活している利用者は多くないと考えられ、利用者の意図に従っての住宅関連機器の操作による利用では、生活をより充実させるような効率的な利用を行える可能性が高くはなかった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、利用者個人の予定や趣味等に合わせて、入浴、給湯、空調等の住宅設備機器の利用や操作が行えるようにして生活をより充実させた効率的な利用を行える可能性を高めることができるようにする情報提案システムを提供することにある。
本発明は上記目的を達成するために、次の構成をもって課題を解決する手段としている。すなわち、第1の発明は、住宅設備機器の利用者の予め定められた期間における生活情報と今後の予定情報のうち少なくとも前記生活情報を含む利用者関連情報を前記利用者により入力するための情報入力操作部と前記利用者関連情報のクラウド情報をクラウドから入手する情報入手手段との少なくとも一方を備え、前記利用者関連情報に基づき前記住宅設備機器の稼動の設定情報と利用情報の少なくとも一方について前記住宅設備機器の利用上の提案内容を判断し該提案内容を利用者に提案するか否かを判断する情報提案判断手段と、該情報提案判断手段により提案報知の必要ありと判断されたときに判断した提案内容を音声により報知する情報提案手段とを有する構成をもって課題を解決する手段としている。
また、第2の発明は、前記第1の発明の構成に加え、前記クラウドから入手する情報は前記利用者関連情報以外の情報を含むことを特徴とする。
さらに、第3の発明は、前記第1または第2の発明の構成に加え、前記住宅設備機器は自動湯張り機能を備えた熱源装置であり、現在時刻を検出する時計手段を有し、前記利用者関連情報に基づき前記熱源装置による前記自動湯張り機能を用いた自動湯張りの開始を勧める時刻に該自動湯張り開始を促す提案を前記情報提案手段により報知することを特徴とする。
さらに、第4の発明は、前記第1または第2または第3の発明の構成に加え、前記住宅設備機器は自動湯張り機能を備えた熱源装置であり、現在時刻を検出する時計手段を有し、前記情報提案判断手段によって今後の予定情報に基づき前記熱源装置の前記自動湯張り機能を用いた自動湯張り開始時刻を変更する提案の報知が必要と判断されたときには前記自動湯張りの開始時刻を変更する提案を前記情報提案手段により報知することを特徴とする。
さらに、第5の発明は、前記第1または第2または第3の発明の構成に加え、前記住宅設備機器は自動湯張り機能を備えた熱源装置であり、現在時刻を検出する時計手段を有し、前記利用者関連情報に基づき前記熱源装置による前記自動湯張り機能を用いた自動湯張りの完了時刻に自動湯張りが完了するように該自動湯張り開始を促す提案を前記情報提案手段により報知することを特徴とする。
さらに、第6の発明は、前記第5の発明の構成に加え、前記自動湯張りの完了時刻に自動湯張りが完了するように前記熱源装置に自動湯張り動作を開始させる動作指示手段を有することを特徴とする。
さらに、第7の発明は、前記第2乃至第6のいずれか一つの発明の構成に加え、気象予定情報に基づき自動湯張りの設定温度を変更する提案を前記情報提案手段により報知することを特徴とする。
さらに、第8の発明は、前記第1乃至第7のいずれか一つの発明の構成に加え、前記住宅設備機器は冷房と暖房の少なくとも一方の機能を備えて屋内空間の温度を調整可能な空間温度調整機器であり、該空間温度調整機器が予め定められた運転情報に基づいて自動的に運転される設定がなされている状態において今後の予定情報に基づき前記空間温度調整機器の運転が不要であると判断されるときに前記設定の解除提案を前記情報提案手段により報知することを特徴とする。
さらに、第9の発明は、前記第1乃至第8のいずれか一つの発明の構成に加え、前記情報提案手段は前記住宅設備機器に信号接続されて音声報知機能を備えたリモコン装置と、前記住宅設備機器に信号接続されて音声報知機能を備えた外部報知装置と、前記リモコン装置に信号接続されて音声報知機能を備えた外部報知装置との少なくとも一つの装置としたことを特徴とする。
本発明は、住宅設備機器の利用者の予め定められた期間における生活情報と今後の予定情報のうち少なくとも前記生活情報を含む利用者関連情報を前記利用者により入力するための情報入力操作部と前記利用者関連情報のクラウド情報をクラウドから入手する情報入手手段との少なくとも一方により得た利用者関連情報に基づき、情報提案判断手段が、前記住宅設備機器の稼動の設定情報と利用情報の少なくとも一方について前記住宅設備機器の利用上の提案内容を判断し該提案内容を利用者に提案するか否かを判断する。
そして、提案報知の必要ありと判断されたときには、判断した提案内容を、情報提案手段が音声により報知するので、利用者は、ほぼ確実に、この音声報知提案に気づくことができ、必要に応じて提案を受け入れることができる。そのため、提案に基づいて前記住宅設備機器を操作することによって、生活をより充実させる効率的な住宅設備機器利用の可能性を高めることができる。
また、前記クラウドから入手する情報は前記住宅設備機器の利用者の前記生活情報と前記予定情報の少なくとも一方も含むようにすると、これらの情報に基づき、より、生活を充実させる効率的な住宅設備機器利用の可能性を高めることができる。
さらに、前記住宅設備機器は自動湯張り機能を備えた熱源装置とし、時計手段により現在時刻を検出し、前記利用者関連情報に基づき前記熱源装置による前記自動湯張り機能を用いた自動湯張りの開始を勧める時刻に該自動湯張り開始を促す提案を前記情報提案手段により報知することにより、利用者がつい自動湯張り開始操作を忘れていた場合でも、前記提案の報知によって利用者に気づかせることができ、生活を充実させる効率的な熱源装置利用の可能性を高めることができる。
さらに、前記住宅設備機器は自動湯張り機能を備えた熱源装置とし、時計手段により現在時刻を検出し、情報提案判断手段によって今後の予定情報に基づき前記熱源装置の前記自動湯張り機能を用いた自動湯張り開始時刻を変更する提案の報知が必要と判断されたときには前記自動湯張りの開始時刻を変更する提案を前記情報提案手段により報知することにより、例えば入浴時刻を利用者の予定等にあわせて臨機応変に変更し、生活をより充実させる効率的な熱源装置利用の可能性を高めることができる。
さらに、前記住宅設備機器は自動湯張り機能を備えた熱源装置とし、時計手段により現在時刻を検出し、前記利用者関連情報に基づき前記熱源装置による前記自動湯張り機能を用いた自動湯張りの完了時刻に自動湯張りが完了するように前記情報提案手段により報知することにより、利用者が入浴したい時刻に自動湯張りが完了するように促すことができるので、利用者が熱源装置の利用を快適に行えるようにすることができる。また、その提案に加えて前記熱源装置に自動湯張り動作を開始させる動作指示手段を有することにより、前記提案に加えて熱源装置の動作を開始させて、利用者がより楽に住宅設備機器を利用できるようにすることができる。
さらに、気象予定情報に基づき自動湯張りの設定温度を変更する提案を前記情報提案手段により報知することにより、気象予定情報に基づいて利用者の生活をより充実させる効率的な熱源装置利用の可能性を高めることができる。
さらに、前記住宅設備機器は冷房と暖房の少なくとも一方の機能を備えて屋内空間の温度を調整可能な空間温度調整機器とし、該空間温度調整機器が予め定められた運転情報に基づいて自動的に運転される設定がなされている状態において今後の予定情報に基づき前記空間温度調整機器の運転が不要であると判断されるときに前記設定の解除提案を前記情報提案手段により報知することにより、例えば旅行などにより長期的に家を留守にする場合に前記空間温度調整機器が自動的に運転してしまってエネルギの無駄が生じてしまうといったことを防ぐことができる。
さらに、前記情報提案手段を、前記住宅設備機器に信号接続されて音声報知機能を備えたリモコン装置と、前記住宅設備機器に信号接続されて音声報知機能を備えた外部報知装置と、前記リモコン装置に信号接続されて音声報知機能を備えた外部報知装置との少なくとも一つの装置とすることにより、例えば前記情報提案手段をリモコン装置とすれば、住宅設備機器に必然的に信号接続されるリモコン装置を用いての情報提案を行うことができて、コストを安くできる。
また、前記情報提案手段を外部報知装置とすれば、利用者がより多く在住する箇所に外部報知機器を設けることによって前記情報提案に確実に気づかせることができるし、外部報知機器を居住地以外に無線で接続し、かつ、在宅していなくても住宅設備機器の操作を行えるようにすれば、外部から住宅設備機器を操作することもでき、より、便利で快適な利用の可能性を高めることができる。
本発明に係る情報提案システムの実施例の制御構成を説明するためのブロック図である。 第1実施例の情報提案システムの信号接続構成例を説明するための模式図である。 第1実施例の情報提案システムの動作例を説明するための模式的な説明図である。 第1実施例の情報提案システムにおける別の提案例を示す説明図である。 第2実施例の情報提案システムの動作例を説明するための模式的な説明図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき説明する。
図1には、本発明に係る情報提案システムの第1実施例が模式的なブロック図により示されている。同図に示されるように、本実施例の情報提案システム1は、情報入力操作部2と情報入手手段3と、情報提案判断手段4と、情報提案手段5、時計手段6を有しており、これらの各手段3,4,5,6と情報入力操作部2はスマートスピーカ7に設けられている。スマートスピーカ7は、住宅設備機器としての熱源装置(図1には図示せず)のリモコン装置8に信号接続されており、音声報知機能を備えた外部報知装置としても機能するものである。
なお、図2には、スマートスピーカ7とリモコン装置8と熱源装置9との信号接続状態例が模式的に示されており、図2において、符号8aは台所配置のリモコン装置、符号8bは浴室配置のリモコン装置を示す。また、スマートスピーカ7と利用者のスマートホン10とを無線により信号接続し、スマートホン10にも情報提案手段5を設け、利用者が外出中においても様々な対応がとれるようにもしている。
前記情報入力操作部2は、住宅設備機器の利用者の予め定められた期間における生活情報と今後の予定情報のうち少なくとも前記生活情報を含む利用者関連情報を利用者により入力するための操作部である。この情報入力操作部2は、利用者が直接操作して情報を入力するようにしてもよいし、図1の鎖線矢印に示されるように、利用者がリモコン装置8を操作することにより自動的に(リモコン装置8の操作と連動して)情報入力操作部2により情報が入力されるようにしてもよい。
情報入手手段3は、前記利用者関連情報のクラウド情報をクラウドから入手する手段であり、予め定められた時間ごと、あるいは、逐次、クラウドから前記利用者関連情報を入手する。なお、本実施例では、クラウド情報は、前記利用者関連情報以外の情報を含むものであり、情報入手手段3は、その情報も入手する。
情報提案判断手段4は、前記利用者関連情報に基づき前記住宅設備機器の稼動の設定情報と利用情報の少なくとも一方について前記住宅設備機器の利用上の提案内容を判断し、該提案内容を利用者に提案するか否かを判断する。本実施例では、情報入力操作部2の操作により入力される利用者関連情報と情報入手手段3により入手されるクラウド情報の利用者関連情報および、利用者関連情報以外の例えば気象情報等の適宜のクラウド情報が情報提案判断手段4に加えられる。情報提案判断手段4は、提案報知の必要ありと判断すると、その情報を情報提案手段5に加える。
情報提案手段5は、情報提案判断手段4により提案報知の必要ありと判断されたときに、判断した提案内容をスピーカ等を用いて音声により報知する手段である。時計手段6は、現在時刻を検出する手段である。
本実施例において、前記住宅設備機器は自動湯張り機能を備えた熱源装置であり、その詳細についての説明は省略するが、自動湯張り機能を備えていれば、他に、給湯機能、浴槽湯水の追い焚き機能、暖房機能等、様々な機能を備えていてもよいし、備えていなくてもよい。
本実施例の情報提案システムにおける1つの動作例は、前記利用者関連情報に基づき、情報提案判断手段4が熱源装置の利用上の提案内容として、自動湯張り機能を用いた自動湯張りの開始時刻(利用者が通常モコンの自動ボタンを操作する時刻)に利用者に自動湯張り開始を促す提案を行うことを毎日判断し、時計手段6により検出される湯張り開始の時刻に情報提案手段5が提案する。例えば、情報提案手段5が「お湯張りの時間ですよ」といったような音声を流し、利用者に湯張り開始操作を行うよう提案する(提案を音声報知する)。
また、別の動作例として、情報提案判断手段4が、今後の予定情報に基づき、前記熱源装置の前記自動湯張り機能を用いた自動湯張り開始時刻を変更する提案(利用上の提案内容)の報知が必要と判断し、そのときには前記自動湯張りの開始時刻を変更する提案を情報提案手段5により報知する。
例えば、図3に示されるように、情報提案判断手段4は、過去の操作記録、イベント情報・類似の行動、データ(Twitter(ツイッター(登録商標))/検索上位キーワード、番組表、視聴予定)、使用者・住人の行動予定、現在の行動情報(TV(テレビ)・PC(パソコン)・調理機器)、(稼働中か否か、終了予定時刻)、住宅判定(位置情報/改札通過情報/車両運行記録/ETC通過情報…)等から、利用者の入浴時刻を推定し、自動湯張りの開始時刻を判断する。また、その時刻を変更する必要があるかどうか、その場合、どのように変更するか、変更する必要がありと判断した時に、その情報を提案するか否か、を判断する。
具体的には、例えば図3のA枠内に示されているように、過去の操作記録から平均値や曜日別、前日の記録により入浴時刻を推定する。そして、その入浴推定時刻にスケジュールありか否か、入浴推定時刻にイベント情報ありか否か、現在の行動の終了予定時刻はいつか、といった情報を考慮し、最適値を判定する。この判定方法は、前記操作記録情報のみを用いての判定でもよいし、操作記録以外のいずれかの情報がある場合には、その開始時刻と終了時刻を比較し操作記録情報に近い方を提案してもよいし、操作記録以外に、複数の使用者に提案してもよい。
また、利用者が在宅中はスマートスピーカ7の情報報知手段5によりスピーカから音声による報知を行い、利用者が外出中は、スマートホン10や携帯電話、タブレット端末等を用いて音声報知するようにしてもよい(場合によっては振動音と文字表示による報知でも可能)。その報知例としては、「 〇〇時頃にお風呂に入りますか、○○時頃にお風呂に入りますか、その頃には、△時〜△時まで□□スケジュールがあります。」といった提案が挙げられる。
さらに、利用者から「はい、それでお風呂を準備して。」「▽▽時にお風呂を準備して。」といったような返答があった場合には、リモコン装置8を通じて熱源装置の動作指示を行い、自動湯張りを開始させるようにしてもよい。
さらに、例えば図4に示されるように、入浴時刻や外気温、室温から、風呂設定温度を提案することがよい(妥当あるいは必要)と判断されるときには、その旨の提案(熱源装置の稼動の設定情報の提案)も同時に行ってもよい。一例として、外気温が15度より低く、室温も20℃より低い場合に(秋、冬や雨の日等に)、風呂設定温度が40℃未満(例えば38℃)に設定されていた場合には、風呂設定温度を1℃上げるように提案をしたり、浴室暖房機等があれば、その動作を行うように提案したりする。また、風呂設定温度が43℃よりも高く設定されているときには、低くすることを提案したり、気温が高い夏には、風呂設定温度を下げる提案をしたり、半身浴の提案をしたりすることも考えられる。このような提案により、ガス代や水道代の節約を促すことができる。
ここで、自動湯張り開始時刻の変更提案の一例を挙げると、例えば、通常は21時に入浴する利用者が、その20分前に自動湯張り開始操作を行っている場合、21時から視聴したいテレビ番組がある場合には、そのテレビ番組が始まる前に入浴が済むように、例えば20時に入浴できるように19時40分に自動湯張りを開始するよう変更の必要ありと判断し、情報提案手段5が19時40分に「お湯張りの時間ですよ」といったような音声を流し、利用者に湯張り開始操作を行うよう提案する(提案を音声報知する)。
なお、このように、本実施例では、前記利用者関連情報に基づき前記熱源装置による前記自動湯張り機能を用いた自動湯張りの完了時刻に自動湯張りが完了するように(例えば20時に入浴が可能となるように)、該自動湯張り開始を促す提案(その20分前である19時40分に利用者による自動ボタンを操作するように提案すること)を情報提案手段5により報知するようにしている。
そして、利用者から、例えば「では20時に入浴できるようにして」と伝えられた時には、20時に前記自動湯張りの完了時刻に自動湯張りが完了するように、図1の鎖線に示されるように、リモコン装置8を介して前記熱源装置に自動湯張り動作を開始させる動作指示手段11を設け、自動湯張りを自動的に開始させるようにしてもよい。
また、例えば、視聴したいテレビ番組が、例えばタイガースの試合のナイター中継(21時までテレビ中継予定)だった場合で、21時に入浴しようとしていた利用者が、その20分前に自動湯張り開始操作を行うようにしている場合に、以下のようなことが起きる場合がある。例えばその試合が行われる兵庫県西宮市の阪神甲子園球場を含む地域で急に予定外のゲリラ豪雨があったりすると、ゲリラ豪雨は、突発的で局地的に大雨がふるもので予測が困難であるので、試合実施決定後に急に中止になることがある(イベント確定後の変化あり)。
そのような場合、利用者が例えば関東地区にいて西宮地区でゲリラ豪雨が降るなどとは考えておらず、また、スマートスピーカ7やスマートホンの近くにいなかったりして、情報提案システムによって、イベント確定後の変化に応じた入浴時間変更の提案を利用者に伝えることができない場合がある。このような場合には、例えば、スマートスピーカ7によって別の要件を依頼されたついでに、例えば、タイガースの野球の試合がゲリラ豪雨により中止になったので、入浴開始時刻を早めますか、といったような「修正提案」(入浴開始時刻の修正提案)を行うようにしてもよい(時間の有効利用のためには好ましい)。
一方、野球中継が延長されることが決定された場合には、タイガースの野球の試合のテレビ中継が延長されることになったので、入浴開始時刻を遅くしますか(例えば21時30分にしますか)、といったような「修正提案」(入浴開始時刻の修正提案)を行うようにしてもよい。なお、これらの「修正提案」を行う場合に、スマートスピーカ7が受け取るテレビ音声からコマーシャルタイムであることを推定し、そのコマーシャルタイム時に行うことが好ましい。また、このような「修正提案」をスマートホンにて行う場合は、利用者がスマートホンを手に取った場合に行えるようにするとよい(例えばスマートホンにインストールされているアプリを起動させた状態で待機させておいて、加速度センサがスマートホンの動きを感知した場合に、行うことが好ましい)。
さらに、利用者が外出中の場合に、その位置情報から、住居に接近した場合に湯張りを提案したり、入浴希望時刻に利用者に問い合わせの提案をしたりしてもよい。
次に、本発明に係る情報提案システムの第2実施例について述べる。なお、第2実施例の説明において前記第1実施例の説明と同一名称部分には同一符号を付し、その重複説明は省略または簡略化する。
第2実施例は、前記第1実施例と同様に、図1に示されるような制御構成を有しているが、第2実施例において、住宅設備機器は冷房と暖房の少なくとも一方の機能を備えて屋内空間の温度を調整可能な空間温度調整機器である。該空間温度調整機器の例として、エアコンや床暖房用のマット等が挙げられる。これらのリモコン装置8にスマートスピーカ7を接続するようにして前記第1実施例と同様の制御構成を設けることにより、以下のような動作を行うことができる。
第2実施例では、例えば、前記空間温度調整機器が予め定められた運転情報に基づいて自動的に運転される設定がなされている状態において、今後の予定情報に基づき、前記空間温度調整機器の運転が不要であると判断されるときに前記設定の解除提案を前記情報提案手段5により報知することを特徴とする。
例えば、図5に示されるように、タイマー運転判定と、使用者(利用者)・住人の行動予定に基づく在宅判定を情報として入手する。一例として、利用者の旅行情報をクラウド情報から情報入手手段3が入手することにより、宿泊により利用者宅が留守になると判断する、といったことが考えられる。
例えば翌日に旅行の予定があるかどうかや、タイマー運転時刻に利用者が帰宅しうるかどうかを判断し、タイマー運転実施日時にそれによる便益を使用者(在住者)が得るかどうかを検討し、タイマー運転を行ったほうがよいかを判断する。そして、例えば、利用者に、「翌日○○時から床暖房のタイマー運転がセットされています。翌日は△△の予定がありますが、タイマー運転を変更しますか。」といった提案を行う。利用者から「タイマー運転をキャンセルします。」といった旨の返答があれば、動作指示部により指示してタイマー運転をキャンセルしてよい。
また、エアコンや床暖房用のマットにおいても、給湯等に用いる熱源装置に暖房用の熱媒供給機能を備えて空間温度調整機器を稼働するものにおいては、前記第1実施例の動作と組み合わせることもできる。さらに、旅行中等、利用者が留守の間は、貯湯槽を有する熱源装置において貯湯を停止する提案をしてもよい。
なお、本発明は、前記実施例に限定されるものでなく、本発明の技術的範囲を逸脱しない範囲において様々な態様を採り得る。例えば図1に示したような制御構成を、スマートスピーカ7に設けずに熱源装置9のリモコン装置8に設けてもよい。また、スマートホン10の代わりに、あるいはスマートホン10に加えて携帯電話やタブレット端末を無線接続するようにしてもよい。
また、住宅設備機器は熱源装置や空間温度調整機器に限定されるものでなく、適宜設定されるものである。例えば、住宅設備機器は、洗濯機としてもよく、例えば洗濯が終わる時刻を考慮して洗濯開始時刻を提案するようにしてもよい。その理由として、洗濯機において洗濯終了後に洗濯物を洗濯槽の中に放置すると雑菌が繁殖して洗濯物に臭いがついてしまうので、選択終了後には洗濯物をすぐに干せるように、例えば朝の炊事が終わるころに選択が終了するように選択開始時刻を提案するとか、帰宅予定時刻に直ぐに洗濯開始するように提案するといったことが考えられる。
さらに、住宅設備機器はシャッターや照明器具としてもよく、例えば、外が暗くなったら、雨戸を閉めて照明をつけることを提案してもよい。この場合、作業が完了することを期待する将来の時刻ではなく、完了することを期待することとなる将来のあり得る「環境変化」を指定し、例えば曇天など日没より早く暗くなることが(クラウド上の情報より)予想される場合には、実施時刻を早めにするなどが考えられる。
さらに、出かける予定を指定したり、(クラウド上の)外出予定を検出し、その時刻の適宜前の時間(床暖房:30分前、エアコン:10分前)に空調のオフを提案したりしてもよい。合わせて、車の空調をスタートさせることを提案してもよい。
さらに、外出中に掃除用ロボットに部屋を掃除させることの提案や、外出中に二酸化塩素やオゾンなどにより室内を除菌させておくことの予約を提案させてもよい。後者の場合、24時間換気と連携し、除菌実施中は24時間換気を停止して終了後は24時間換気を再開させたり、利用者の位置情報により、帰宅しそうである(利用者が自宅に近付いている場合)には、即、除菌を終了して換気させるように、利用者に遠隔操作を提案したり、除菌や換気の装置に自動的に動作指示を行ってもよい。
さらに、利用する情報や情報の利用の仕方も前記実施例および前記説明に限定されるものでなく、適宜設定されるものであり、様々な提案により利用者の生活を効率的で快適なものにすることができる。例えば前記各実施例のようにクラウド情報を入手せず、利用者関連情報を情報入力操作部2の操作情報からのみ判断してもよいし、その逆にクラウド情報からのみ判断してもよい。また、利用者関連情報は、利用者の予め定められた期間における生活情報と今後の予定情報のうち少なくとも前記生活情報を含むものとすればよく、今後の予定情報を含まなくてもよいが、今後の予定情報を考慮すると、より快適な利用ができるような提案ができるので好ましい。
1 情報提案システム
2 情報入力操作部
3 情報入手手段
4 情報提案判断手段
5 情報提案手段
6 時計手段
7 スマートスピーカ
8 リモコン装置
9 熱源装置
10 スマートホン

Claims (9)

  1. 住宅設備機器の利用者の予め定められた期間における生活情報と今後の予定情報のうち少なくとも前記生活情報を含む利用者関連情報を前記利用者により入力するための情報入力操作部と前記利用者関連情報のクラウド情報をクラウドから入手する情報入手手段との少なくとも一方を備え、前記利用者関連情報に基づき前記住宅設備機器の稼動の設定情報と利用情報の少なくとも一方について前記住宅設備機器の利用上の提案内容を判断し該提案内容を利用者に提案するか否かを判断する情報提案判断手段と、該情報提案判断手段により提案報知の必要ありと判断されたときに判断した提案内容を音声により報知する情報提案手段とを有することを特徴とする情報提案システム。
  2. 前記クラウドから入手する情報は前記利用者関連情報以外の情報を含むことを特徴とする請求項1記載の情報提案システム。
  3. 前記住宅設備機器は自動湯張り機能を備えた熱源装置であり、現在時刻を検出する時計手段を有し、前記利用者関連情報に基づき前記熱源装置による前記自動湯張り機能を用いた自動湯張りの開始時刻に該自動湯張り開始を促す提案を前記情報提案手段により報知することを特徴とする請求項1または請求項2記載の情報提案システム。
  4. 前記住宅設備機器は自動湯張り機能を備えた熱源装置であり、現在時刻を検出する時計手段を有し、前記情報提案判断手段によって今後の予定情報に基づき前記熱源装置の前記自動湯張り機能を用いた自動湯張り開始時刻を変更する提案の報知が必要と判断されたときには前記自動湯張りの開始時刻を変更する提案を前記情報提案手段により報知することを特徴とする請求項1または請求項2記載の情報提案システム。
  5. 前記住宅設備機器は自動湯張り機能を備えた熱源装置であり、現在時刻を検出する時計手段を有し、前記利用者関連情報に基づき前記熱源装置による前記自動湯張り機能を用いた自動湯張りの完了時刻に自動湯張りが完了するように該自動湯張り開始を促す提案を前記情報提案手段により報知することを特徴とする請求項1または請求項2記載の情報提案システム。
  6. 前記自動湯張りの完了時刻に自動湯張りが完了するように前記熱源装置に自動湯張り動作を開始させる動作指示手段を有することを特徴とする請求項5記載の情報提案システム。
  7. 気象予定情報に基づき自動湯張りの設定温度を変更する提案を前記情報提案手段により報知する請求項2乃至請求項6のいずれか一つに記載の情報提案システム。
  8. 前記住宅設備機器は冷房と暖房の少なくとも一方の機能を備えて屋内空間の温度を調整可能な空間温度調整機器であり、該空間温度調整機器が予め定められた運転情報に基づいて自動的に運転される設定がなされている状態において今後の予定情報に基づき前記空間温度調整機器の運転が不要であると判断されるときに前記設定の解除提案を前記情報提案手段により報知することを特徴とする請求項1または請求項2記載の情報提案システム。
  9. 前記情報提案手段は前記住宅設備機器に信号接続されて音声報知機能を備えたリモコン装置と、前記住宅設備機器に信号接続されて音声報知機能を備えた外部報知装置と、前記リモコン装置に信号接続されて音声報知機能を備えた外部報知装置との少なくとも一つの装置としたことを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれか一つに記載の情報提案システム。
JP2018152685A 2018-08-14 2018-08-14 情報提案システム Pending JP2020026935A (ja)

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CN111735101A (zh) * 2020-06-28 2020-10-02 武汉施尔诺新能源科技有限公司 一种二联供壁挂炉联动补偿***
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