JP2020026678A - Symbiotic residential land structure - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は、共生宅地構造に関する。 The present invention relates to a symbiotic residential land structure.
2013年に施行された「障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律(障害者総合支援法)」では、障がい者が地域で暮らせる社会の実現を基本理念としており、近年、住宅地から比較的離れた場所にある福祉施設での生活から、地域社会での生活への移行が推進されている。このような背景から、障がい者が地域住民との関わりを持つ機会が増えており、自立して生活する場としてのグループホームは、社会的に重要な役割を担っている。 The “Law for Comprehensive Support of the Daily and Social Life of Disabled Persons (Comprehensive Support for Persons with Disabilities)” enacted in 2013, has been based on the basic philosophy of realizing a society where people with disabilities can live in the community. The shift from living in welfare facilities that are relatively far from residential areas to living in local communities is being promoted. Against this background, people with disabilities have more opportunities to interact with local residents, and group homes as places to live independently play an important role in society.
ところで、近年、障がい者自身の高齢化やその保護者の高齢化が進んでおり、保護者の住居とグループホームが遠距離であると、グループホームの訪問すらも困難になる場合がある。このような問題を解決するために、一つの敷地内に、障がい者だけでなく、障がい者の保護者や勤務スタッフも居住できるような大型の施設を建築する構想がなされる場合がある。
当該構想と同様の考え方として、特許文献1においては、高齢者向けの大型施設ではあるものの、福祉施設や医療施設等を備えた生活総合センターと、介護型住宅やユニバーサル住宅、ファミリー住宅と、を併設することが提案されている。すなわち、ファミリー住宅に、入居者である高齢者の子世代が居住することで、いわゆる近距離別居が可能となっている。
By the way, in recent years, the aging of persons with disabilities themselves and the guardians of their guardians have advanced, and even if the guardian's residence and the group home are far away, even visiting the group home may be difficult. In order to solve such a problem, there is a case where a plan is made to construct a large facility in one premises where not only a disabled person but also a guardian and a working staff of the disabled person can live.
As a concept similar to the concept, in
ところが、特許文献1のような大型施設は、建物の存在感が大きく、周囲に住宅が立ち並ぶ住宅地には馴染みにくい。また、施設としての性格が強くなってしまい、入居者のプライバシーが確保しにくい場合もある。さらに、大型施設であるため、商業地域や防火地域においては耐火建築物としなければならず、施工コストが高騰し、その結果、入居者の家賃負担も高騰するという問題もある。
すなわち、地域社会に溶け込みやすく、障がい者やその保護者を含む関係者にとって総合的に住み心地の良い生活環境づくりが求められていた。
However, large facilities such as
In other words, it has been demanded to create a living environment that is easy to fit into the local community and is comfortable to live for, including persons with disabilities and their guardians.
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、地域社会に溶け込みやすく、障がい者やその関係者にとって総合的に住み心地の良い生活環境を形成することが可能な共生宅地構造を提供することを目的とする。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and provides a symbiotic residential land structure that is easy to fit into a local community and can form a comfortable living environment comprehensively for persons with disabilities and related persons. With the goal.
請求項1に記載の発明は、例えば図1〜図3に示すように、敷地10内に、障がい者が居住する障がい者用住居棟11,12と、障がい者の関係者が居住する関係者用住居棟13,14と、がそれぞれ独立して建築されており、
前記障がい者用住居棟11,12及び前記関係者用住居棟13,14の各住居棟には、居住者の出入りが可能な掃き出し窓11a,12a,13a,14aが設けられており、
前記敷地10には、前記各住居棟11〜14の近傍を通過するようにしてフットパス21,22が配置されており、
前記各住居棟11〜14における前記掃き出し窓11a〜14aは、前記フットパス21,22に面して配置されていることを特徴とする。
The invention according to
In each of the
On the
The
請求項1に記載の発明によれば、敷地10内に、障がい者が居住する障がい者用住居棟11,12と、障がい者の関係者が居住する関係者用住居棟13,14と、がそれぞれ独立して建築されているので、大型の施設を建設する必要がなく、外部から見た人に、あたかも戸建て住宅が並んで建てられた一つの宅地のような印象を与えることができる。また、このように大型の施設を建設する必要がないため、各住居棟11〜14を、準耐火建築物として建築することができることから、施工コストの低減を図ることができ、その結果、入居者の家賃負担の低減も図ることができる。また、各住居棟11〜14が独立しているため、プライバシーの保護を図りやすい。
さらに、各住居棟11〜14には、居住者の出入りが可能な掃き出し窓11a〜14aが設けられており、敷地10には、各住居棟11〜14の近傍を通過するようにしてフットパス21,22が配置されており、各住居棟11〜14における掃き出し窓11a〜14aは、フットパス21,22に面して配置されているので、各住居棟11〜14間の往来がしやすく、入居者同士の交流を促進することができる。さらに、外部から見た人には、フットパス21,22を通じて視線の抜け(見通しの良さ)を感じさせることができる。しかも、風も敷地10内を抜けやすくなるので(図2,図3における破線双方向矢印を参照。)、快適な生活環境の形成に貢献できる。
すなわち、地域社会に溶け込みやすく、障がい者やその関係者にとって総合的に住み心地の良い生活環境を形成することが可能となる。
According to the invention as set forth in
Further, each of the
That is, it is possible to form a living environment that is easy to fit into the local community and comfortable for the disabled and related persons to live in comprehensively.
請求項2に記載の発明は、例えば図2,図3に示すように、請求項1に記載の共生宅地構造において、
前記敷地10は、当該敷地10の外部にある近隣の住宅地4と隣り合っており、
前記関係者用住居棟13,14は、前記障がい者用住居棟11,12よりも前記住宅地4側に配置されていることを特徴とする。
The invention according to claim 2 is, for example, as shown in FIGS. 2 and 3, in the symbiotic residential land structure according to
The
The
請求項2に記載の発明によれば、敷地10は、当該敷地10の外部にある近隣の住宅地4と隣り合っており、関係者用住居棟13,14は、障がい者用住居棟11,12よりも住宅地4側に配置されているので、障がい者の関係者と、近隣の住宅地4における住民(近隣住民)との交流を促進できる。そして、関係者と近隣住民との交流を皮切りに、共生宅地と地域社会の住民同士の交流を図ることができる。
According to the invention described in claim 2, the
請求項3に記載の発明は、例えば図2,図3に示すように、請求項1又は2に記載の共生宅地構造において、
前記敷地10は、当該敷地10の外部にある道路1,2に面して設けられており、
前記道路1,2には、道幅の広い道路1と、道幅の狭い道路2とが含まれており、
前記障がい者用住居棟11,12は、前記道幅の広い道路1側に配置され、前記関係者用住居棟13,14は、前記道幅の狭い道路2側に配置されていることを特徴とする。
The invention according to claim 3 is, for example, as shown in FIGS. 2 and 3, in the symbiotic residential land structure according to
The
The
The
請求項3に記載の発明によれば、障がい者用住居棟11,12は、道幅の広い道路1側に配置され、関係者用住居棟13,14は、道幅の狭い道路2側に配置されているので、関係者用住居棟13,14と、道幅の狭い道路2の向こう側にある地域との間隔を小さくすることができる。これにより、障がい者の関係者と地域社会の住民同士の交流を促進できる。
According to the invention described in claim 3, the
請求項4に記載の発明は、例えば図1〜図3に示すように、請求項3に記載の共生宅地構造において、
前記敷地10には、前記道路1,2に面して駐車場23,24が設けられていることを特徴とする。
The invention according to
The
請求項4に記載の発明によれば、敷地10には、道路1,2に面して駐車場23,24が設けられているので、駐車場23,24を利用する際に、敷地10外部の地域住民との交流を図ることができる。
According to the invention described in
請求項5に記載の発明は、例えば図1〜図3に示すように、請求項1〜4のいずれか一項に記載の共生宅地構造において、
前記敷地10内に、ダイニング17を備えた管理棟16が独立して建築されており、
前記障がい者用住居棟11,12及び前記関係者用住居棟13,14の各住居棟には、ダイニング111,112,113,114が設けられており、
前記管理棟16における前記ダイニング17は、前記各住居棟11〜14における前記ダイニング111,112,113,114よりも面積が広く設定されていることを特徴とする。
The invention according to
In the
The area of the
請求項5に記載の発明によれば、管理棟16におけるダイニング17は、各住居棟11〜14におけるダイニング111,112,113,114よりも面積が広く設定されているので、障がい者用住居棟11,12及び関係者用住居棟13,14の居住者は、ダイニング17に集まりやすくなる。すなわち、敷地10内の居住者が共用できる。これにより、障がい者用住居棟11,12及び関係者用住居棟13,14の居住者同士の交流を促進することができる。
According to the invention described in
請求項6に記載の発明は、例えば図1〜図3に示すように、請求項5に記載の共生宅地構造において、
前記敷地10には中庭20が設けられており、
前記管理棟16には、利用者の出入りが可能な掃き出し窓16aが設けられており、
前記障がい者用住居棟11,12、前記関係者用住居棟13,14、前記管理棟16の各棟は前記中庭20に面して配置され、前記フットパス21,22は前記中庭20を通過するようにして配置され、前記管理棟16における前記掃き出し窓16aは前記中庭20に面して配置されていることを特徴とする。
The invention according to claim 6 is, for example, as shown in FIGS. 1 to 3, in the symbiotic residential land structure according to
On the
The
Each of the
請求項6に記載の発明によれば、各棟11〜14,16は中庭20に面して配置され、フットパス21,22は中庭20を通過するようにして配置されているので、各棟11〜14,16と中庭20との間の往来がしやすく、入居者同士が中庭20に集まりやすい。また、管理棟16における掃き出し窓16aは中庭20に面して配置されているので、入居者は、中庭20を通じて管理棟16に行きやすい。さらに、フットパス21,22に面して掃き出し窓11a〜14aが配置された上で、フットパス21,22は中庭20を通過するようにして配置されているので、掃き出し窓11a〜14aから中庭20に視線が向きやすくなる。これにより、入居者同士の交流をより促進することができる。
According to the invention described in claim 6, each of the
請求項7に記載の発明は、例えば図1〜図3に示すように、請求項5又は6に記載の共生宅地構造において、
前記敷地10内に、勤務スタッフが居住するスタッフ用住居棟15が独立して建築されており、
前記スタッフ用住居棟15には、居住者の出入りが可能な掃き出し窓15aが設けられており、
前記フットパス21,22は、前記スタッフ用住居棟15の近傍を通過するようにして配置されており、
前記スタッフ用住居棟15における前記掃き出し窓15aは、前記フットパス22(21)に面して配置されていることを特徴とする。
The invention according to claim 7 is, for example, as shown in FIGS. 1 to 3, in the symbiotic residential land structure according to
In the
The
The
The
請求項7に記載の発明によれば、敷地10内に、勤務スタッフが居住するスタッフ用住居棟15が独立して建築されているので、勤務スタッフにとっては、職場と住居とが近接した所謂職住近接の環境を形成することができるので、通勤時間の省略など、効率の良い働き方を提案することができる。
さらに、スタッフ用住居棟15には、居住者の出入りが可能な掃き出し窓15aが設けられており、フットパス21,22は、スタッフ用住居棟15の近傍を通過するようにして配置されており、スタッフ用住居棟15における掃き出し窓15aは、フットパス22(21)に面して配置されているので、スタッフ用住居棟15からフットパス22(21)を通って他の棟に行きやすく、入居者との交流を促進することができる。
According to the invention as set forth in claim 7, the
Further, a
請求項8に記載の発明は、例えば図1〜図3に示すように、請求項7に記載の共生宅地構造において、
前記管理棟16における前記ダイニング17は、前記掃き出し窓16aを介して前記中庭20に面して配置されていることを特徴とする。
The invention according to claim 8 is, for example, as shown in FIGS. 1 to 3, in the symbiotic residential land structure according to claim 7,
The
請求項8に記載の発明によれば、管理棟16におけるダイニング17は、掃き出し窓16aを介して中庭20に面して配置されているので、入居者は、中庭20から掃き出し窓16aを介してダイニング17に移動でき、ダイニング17に集まりやすくなる。これにより、入居者同士の交流をより促進することができる。
According to the invention described in claim 8, since the
請求項9に記載の発明は、例えば図1,図2に示すように、請求項5〜8のいずれか一項に記載の共生宅地構造において、
前記管理棟16は、重度の障がい者が居住する障がい者用居住スペース19を備えることを特徴とする。
The invention according to claim 9 is, for example, as shown in FIGS. 1 and 2, in the symbiotic residential land structure according to any one of
The
請求項9に記載の発明によれば、管理棟16は、重度の障がい者が居住する障がい者用居住スペース19を備えるので、管理棟16に集まる入居者と重度の障がい者も交流を図ることができる。また、管理棟16には、勤務スタッフの事務所スペース18もあるので、勤務スタッフにとっても事務所スペース18と障がい者用居住スペース19との行き来がしやすい。
According to the invention as set forth in claim 9, since the
本発明によれば、地域社会に溶け込みやすく、障がい者やその関係者にとって総合的に住み心地の良い生活環境を形成することが可能となる。 ADVANTAGE OF THE INVENTION According to this invention, it becomes easy to blend into a local community, and it becomes possible to form a living environment in which a handicapped person and its related persons can live comfortably comprehensively.
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。ただし、以下に述べる実施形態には、本発明を実施するために技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の技術的範囲を以下の実施形態および図示例に限定するものではない。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. However, the embodiments described below are provided with various technically preferable limits for carrying out the present invention, but the technical scope of the present invention is not limited to the following embodiments and illustrated examples. Absent.
図1〜図3において符号10は、共生宅地構造を構成する敷地を示す。この敷地10は、複数の戸建て住宅が建築できる程度の広さに設定されており、図1に示すように、南北方向よりも東西方向に長く、平面視矩形状に形成されている。すなわち、敷地10を全体的に見た場合に、概略的(縦か横かで判断できる程度に概略的)に、ある一つの方向に長く形成された状態となっている。
なお、本実施形態においては、敷地10の東西方向の長さが約40メートルとされ、南北方向の長さが約27メートルとされている。
In FIG. 1 to FIG. 3,
In the present embodiment, the length of the
敷地10の周辺には、住宅地4や様々な施設(例えば、店舗、企業、行政機関、学校機関、医療機関等のように、地域社会を構成する種々の施設等を指すものとする。)がある。より具体的に説明すると、本実施形態における敷地10は、当該敷地10の外部にある道路1,2や非住宅地5,6に面して設けられている。
本実施形態では、敷地10の東側には、複数車線の車道1aと、敷地10側に位置する歩道1bとを備えた道路1がある。敷地10の西側には、車が通行可能で歩道のない道路2があり、この道路2の更に西側に住宅地4がある。敷地10の北側には非住宅地5があり、敷地10の南側にも非住宅地6がある。なお、非住宅地5,6は、住宅地以外であればよく、特に限定されるものではない。
すなわち、敷地10の東側と西側には道路1,2があり、西側の道路2よりも東側の道路1の方が道幅の広い道路とされ、当該道幅の広い道路1のある側が、敷地10における間口とされている。
Around the
In the present embodiment, on the east side of the
That is, there are
敷地10内には、図1〜図3に示すように、障がい者が居住する障がい者用住居棟11,12と、障がい者の関係者が居住する関係者用住居棟13,14と、勤務スタッフが居住するスタッフ用住居棟15と、敷地10内の居住者が共用できるダイニング17と勤務スタッフの事務所スペース18とを備えた管理棟16と、がそれぞれ独立して建築されている(合計6棟)。すなわち、敷地10は、障がい者と、障がい者の関係者と、勤務スタッフとが共同生活を送る共生宅地を構成する。
なお、障がい者の関係者には、親・兄弟などの家族や、生活をサポートするボランティア等が含まれており、本実施形態においては、そのいずれかの関係者が関係者用住居棟13,14に居住している。
また、障がい者の関係者に、障がい者の生活に関与しない第三者は含まれない。換言すれば、関係者用住居棟13,14は、障がい者の生活を支援できる関係者が居住する施設であり、単なるシェアハウスとは異なる。
また、障がい者用住居棟11,12、関係者用住居棟13,14、スタッフ用住居棟15、管理棟16の各棟は、敷地10中央から見て北西の位置に第一関係者用住居棟13が建築され、その南側にスタッフ用住居棟15が建築され、更にその南側に第二関係者用住居棟14が建築されている。また、敷地10中央から見て北東の位置に第一障がい者用住居棟11が建築され、その南側に管理棟16が建築され、更にその南側に第二障がい者用住居棟12が建築されている。
各棟11〜16は、互いに間隔を空けて配置されており、隣り合う棟間のスペースはいずれも歩行が可能な幅員となっている。
As shown in FIG. 1 to FIG. 3, in the
It should be noted that persons with disabilities include families such as parents and siblings, volunteers supporting life, and the like. In the present embodiment, one of the persons concerned is the
In addition, persons involved in persons with disabilities do not include third parties who are not involved in the lives of persons with disabilities. In other words, the
In addition, the
Each of the
各棟11〜16は、いずれも一般的な戸建て住宅のサイズである。
なお、住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)において調査されて公表されている、住宅金融支援機構が新築融資した戸建て住宅の規模(住宅面積)は、平成16年度において、一戸あたり全国平均で、134.62平方メートル(平米)とされている(参考URL:https://www.jhf.go.jp/about/research/tech_scale.html)。本実施形態における各棟11〜16も、これと同等のサイズとされており、極端に大きく(例えば上記の全国平均の2倍以上の住宅面積)ならないように設定されている。また、各棟11〜16のサイズと、近隣の住宅地4に建てられた住宅のサイズは、近隣の住宅地4との調和を図るために同等であることが望ましい。
Each of the
The scale of the detached houses (housing area) newly financed by the Japan Housing Finance Agency, which was surveyed and published by the Japan Housing Finance Agency (formerly Japan Housing Finance Corporation), was the national average per house in FY2004. It is 134.62 square meters (square meter) (reference URL: https://www.jhf.go.jp/about/research/tech_scale.html). Each of the
また、敷地10には、各棟11〜16のうち隣り合う棟間を通過するようにしてフットパス(第一フットパス21、第二フットパス22)が配置されている。なお、フットパスとは、歩行者専用の路地、小路、小道を指しており、車を気にせずに歩行することが可能となっている。
より詳細に説明すると、第一フットパス21及び第二フットパス22は、敷地10を東西方向に通過するようにして形成されている(図2の破線双方向矢印を参照)。
第一フットパス21及び第二フットパス22は、東西方向に沿って真っ直ぐに形成されてはいるものの、第一フットパス21及び第二フットパス22に施された舗装や、第一フットパス21及び第二フットパス22に植栽された植物の配置等により、あたかも蛇行しているかのように見える状態となっている。
なお、第一フットパス21及び第二フットパス22に施される舗装の種類は、敷石舗装、コンクリート舗装、マカダム舗装、木質舗装、タイル舗装等を始め、様々な舗装を適宜採用することができ、特に限定されるものではない。これらの舗装を組み合わせてもよい。
Further, on the
More specifically, the
Although the
The type of pavement applied to the
第一フットパス21は、第二フットパス22よりも北側に位置し、第一関係者用住居棟13とスタッフ用住居棟15との間、第一障がい者用住居棟11と管理棟16との間を通過している。
また、第一フットパス21の東側端部はスロープ21aとなっており、西側端部は階段21bとなっている。
The
The east end of the
第二フットパス22は、第一フットパス21よりも南側に位置し、第二関係者用住居棟14とスタッフ用住居棟15との間、第二障がい者用住居棟12と管理棟16との間を通過している。
また、第二フットパス22の西側端部はスロープ22aとなっており、東側端部は階段22bとなっている。
The
The west end of the
また、敷地10には、中庭20が設けられている。各棟11〜16は中庭20に面して配置され、第一フットパス21及び第二フットパス22は中庭20を通過するようにして配置されている。
より詳細に説明すると、中庭20は、敷地10の東側に配置された各棟11,12,16と、西側に配置された各棟13,14,15との間にある。そして、敷地10の東西方向よりも南北方向に長く形成されている。このような中庭20と、第一フットパス21及び第二フットパス22は、互いに交差して配置された状態となっている。
中庭20には、入居者が集いやすい工夫がなされており、中庭20の北端(第一障がい者用住居棟11と第一関係者用住居棟13との間)には築山20aがある。また、中央(スタッフ用住居棟15と管理棟16との間)にはシンボルツリー20bが植栽されており、南端(第二障がい者用住居棟12と第二関係者用住居棟14との間)には菜園20cがある。
Further, a
More specifically, the
The
また、敷地10には、東側と西側のそれぞれに駐車場(第一駐車場23、第二駐車場24)が設けられている。
東側に位置する第一駐車場23は、敷地10外部の歩道1bを備えた道幅の広い道路1に面して設けられており、本実施形態においては最大で7台の車が駐車できる想定となっている。
西側に位置する第二駐車場24は、敷地10外部の近隣の住宅地4に面して設けられており、本実施形態においては最大で10台の車が駐車できる想定となっている。
これら第一駐車場23及び第二駐車場24は、第一フットパス21及び第二フットパス22におけるスロープ21a,22aや階段21b,22bを避けながら、敷地10の南端から北端にかけて設けられており、道幅の広い道路1及び近隣の住宅地4との間の中間地帯として機能している。
The
The
The
The
なお、敷地10と非住宅地5,6との境界には、例えば塀や柵等の囲いを適宜設けるようにしてもよい。
In addition, you may make it provide the enclosure of a fence, a fence, etc. suitably at the boundary of the
続いて、各棟11〜16について、より詳細に説明する。
まず、中庭20を挟んで東側にある第一障がい者用住居棟11、第二障がい者用住居棟12、管理棟16は、障がい者が入居したり、勤務スタッフが勤務したりする場所となるため、これら三つの棟が合わさって、一つのグループホームとして機能するようになっている。
中庭20を挟んで西側にある第一関係者用住居棟13、第二関係者用住居棟14、スタッフ用住居棟15は、障がい者の関係者と勤務スタッフが入居する場所となるため、これらの各棟は、それぞれがシェアハウスとして機能するようになっている。
すなわち、グループホームとシェアハウスとが中庭20を挟んで隣り合い、さらに、蛇行しているように見える第一フットパス21及び第二フットパス22が中庭20と交差して配置されているため、6棟の住まいが中庭20を囲んで緩やかに繋がった状態となっている。
Next, the
First, the first
The first and second related persons'
That is, the group home and the share house are adjacent to each other with the
第一障がい者用住居棟11及び第二障がい者用住居棟12は、上述のように障がい者が居住するための棟であり、管理棟16を挟む形で敷地10内に配置された二階建ての建物である。
第一障がい者用住居棟11及び第二障がい者用住居棟12は、一般的な戸建て住宅のように、居住者が集まるダイニング111,112と、各居住者が起居する複数の寝室と、玄関11b,12bや廊下、トイレ・浴室等の水廻り室、上下階間移動のための階段(エレベーターを備えてもよい。)等を含む非居室と、バルコニー等のスペース、その他の必要な住宅設備を備えている。
The first
The
第一障がい者用住居棟11は、間取りが所謂4DKとなっており、ダイニング111(DK)が、建物一階の南西の角に配置されている。このダイニング111の南側外壁には、第一フットパス21に面して配置された掃き出し窓11aが形成されている。掃き出し窓11aは、居住者の屋内外の出入りを可能としている。
ダイニング111には、キッチンルームが併設されており、キッチン部分には、コンロ付き流し台111aが設置されている。
ダイニング111の東側には玄関11bが配置されており、この玄関11bも第一フットパス21に面して配置されている。なお、玄関11bは、管理棟16側に向けられた状態となっている。
一階の東側の角と二階には、合計四つの寝室が設けられており、最大で4人の障がい者が入居できるようになっている。これら寝室の一つ一つは、ダイニング111よりも床面積が小さく設定されている。
In the
The
An
On the eastern corner of the first floor and on the second floor, there are a total of four bedrooms, which can accommodate up to four people with disabilities. Each of these bedrooms has a smaller floor area than the
第二障がい者用住居棟12は、間取りが所謂4DKとなっており、ダイニング112(DK)が、建物一階の南西の角に配置されている。このダイニング112の北側には、ダイニング112と連続する予備室112bがあり、当該予備室112bの北側外壁には、第二フットパス22に面して配置された掃き出し窓12aが形成されている。掃き出し窓12aは、居住者の屋内外の出入りを可能としている。
ダイニング112には、キッチンルームが併設されており、キッチン部分には、コンロ付き流し台112aが設置されている。
建物一階の北東の角には玄関12bが配置されており、この玄関12bも第二フットパス22に面して配置されている。なお、玄関12bは、管理棟16側に向けられた状態となっている。
一階の玄関12bの南側と二階には、合計四つの寝室が設けられており、最大で4人の障がい者が入居できるようになっている。これら寝室の一つ一つは、ダイニング112よりも床面積が小さく設定されている。
The second resident's
A kitchen room is added to the
An
A total of four bedrooms are provided on the south side of the
また、第一関係者用住居棟13及び第二関係者用住居棟14は、上述のように障がい者の関係者が居住するための棟であり、スタッフ用住居棟15を挟む形で敷地10内に配置された二階建ての建物である。
第一関係者用住居棟13及び第二関係者用住居棟14も、第一障がい者用住居棟11及び第二障がい者用住居棟12と同様に、ダイニング113,114、寝室、非居室、バルコニー等のスペース、その他の必要な住宅設備を備えている。
なお、第一関係者用住居棟13及び第二関係者用住居棟14におけるダイニング113,114は、第一障がい者用住居棟11及び第二障がい者用住居棟12におけるダイニング111,112よりも床面積が広く設定されている。これにより、第一関係者用住居棟13及び第二関係者用住居棟14のダイニング113,114に、関係者や障がい者が集まりやすくなり、関係者と障がい者との交流の促進や、障がい者の外出の促進に貢献できる。
In addition, the first person's
The living
The
第一関係者用住居棟13は、間取りが所謂4LDKとなっており、ダイニング113(LDK)が、建物一階の南東の角に配置されている。このダイニング113の南側外壁には、第一フットパス21に面して配置された掃き出し窓13aが形成されている。掃き出し窓13aは、居住者の屋内外の出入りを可能としている。
ダイニング113には、リビングルームとキッチンルームが併設されており、キッチン部分には、コンロ付き流し台113aが設置されている。
建物一階の北西の角には玄関13bが配置されており、近隣の住宅地4(第二駐車場24)側に向けられた状態となっている。
玄関13bの南側と二階には、合計四つの寝室が設けられており、最大で4人の関係者が入居できるようになっている。これら寝室の一つ一つは、ダイニング113よりも床面積が小さく設定されている。
In the
In the dining room 113, a living room and a kitchen room are provided side by side. In the kitchen portion, a sink 113a with a stove is installed.
The
A total of four bedrooms are provided on the south side and the second floor of the
第二関係者用住居棟14は、間取りが所謂4LDKとなっており、ダイニング114(LDK)が、建物一階の東側に配置されている。このダイニング114の北側外壁には、第二フットパス22に面して配置された掃き出し窓14aが形成されている。掃き出し窓14aは、居住者の屋内外の出入りを可能としている。
ダイニング114には、リビングルームとキッチンルームが併設されており、キッチン部分には、コンロ付き流し台114aが設置されている。
建物一階の北西の角には玄関14bが配置されており、近隣の住宅地4(第二駐車場24)側に向けられた状態となっている。
玄関14bの南側と二階には、合計四つの寝室が設けられており、最大で4人の関係者が入居できるようになっている。これら寝室の一つ一つは、ダイニング114よりも床面積が小さく設定されている。
The second person's
The
The
A total of four bedrooms are provided on the south side and the second floor of the
スタッフ用住居棟15は、上述のように勤務スタッフが居住するための棟であり、第一関係者用住居棟13と第二関係者用住居棟14との間に挟まれる形で敷地10内に配置された二階建ての建物である。
このようなスタッフ用住居棟15は、間取りが所謂3LDKとなっており、ダイニング115(LDK)が、建物一階の中央に配置されている。このダイニング115の南側外壁には、第二フットパス22に面して配置された掃き出し窓15aが形成されている。掃き出し窓15aは、居住者の屋内外の出入りを可能としている。
ダイニング115には、リビングルームとキッチンルームが併設されており、キッチン部分には、コンロ付き流し台115aが設置されている。
建物一階の北西の角には玄関15bが配置されており、近隣の住宅地4(第二駐車場24)側に向けられた状態となっている。
建物二階には、合計三つの寝室が設けられており、最大で3人の勤務スタッフが入居できるようになっている。これら寝室の一つ一つは、ダイニング115よりも床面積が小さく設定されている。
The
In such a
In the
The
On the second floor of the building, there are a total of three bedrooms, which can accommodate up to three working staff. Each of these bedrooms has a smaller floor area than the
管理棟16は、第一障がい者用住居棟11と第二障がい者用住居棟12との間に挟まれる形で敷地10内に配置された平屋建ての建物である。管理棟16を除く各住居棟11〜15は二階建てであるため、二階の寝室の窓やバルコニーから、平屋の管理棟16の様子を確認しやすくなっている。また、管理棟16は、このように平屋建てであって、かつ、敷地10の専有面積が各住居棟11〜15よりも広く設定されているため、外部から見ても、各住居棟11〜15とは異なる性格を持った建物であることが見て取れるようになっている。
このような管理棟16は、敷地内の居住者が共用できるダイニング17と、勤務スタッフの事務所スペース18と、重度の障がい者が居住する障がい者用居住スペース19と、を備えている。
管理棟16の玄関16bは、建物中央の北側に、第一フットパス21に面して配置されている。なお、玄関16bは、第一障がい者用住居棟11側に向けられた状態となっている。
The
Such a
The
ダイニング17は、管理棟16の建物の西側に配置されており、リビングルームとキッチンルームが併設されている。ダイニング17は、他の棟におけるダイニング111〜115よりも床面積が広く設定されており、キッチン部分には、コンロ付き流し台17aが設置されている。また、ダイニング部分には、他の棟よりも多くの人が着座できるように複数のテーブルと椅子が配置されている。
管理棟16の西側外壁(ダイニング17の西側外壁)には、中庭20に面して配置された掃き出し窓16aが形成されている。掃き出し窓16aは、管理棟16の利用者及び居住者の屋内外の出入りを可能としている。つまり、ダイニング17は、掃き出し窓16aを介して中庭20に面して配置された状態となっている。
管理棟16の西側外壁の外側には、パーゴラ16cが組まれて設けられている。パーゴラ16cに植物を絡ませることで下方に日陰を形成できるので、パーゴラ16cのある場所は、入居者が集いやすいスペースとして機能するようになっている。
The
On the west outer wall of the management building 16 (the west outer wall of the dining 17), a
A
事務所スペース18は、玄関16bの東側に配置されており、勤務スタッフが日常的に使用しており、管理棟16に集まる入居者との交流も図りやすくなっている。また、後述する障がい者用居住スペース19に居住する障がい者にも目が届きやすい。
なお、事務所スペース18には、夜間の勤務ができるようにベッド18aが設置されている。
The
The
障がい者用居住スペース19は、上述のように重度の障がい者が居住するための部屋であり、第一部屋19aと第二部屋19bとを有する。
第一部屋19aは、建物の南東の角に配置されており、第二部屋19bは、第一部屋19aの西側隣りに配置されている。これら二つの部屋19a,19bは、事務所スペース18に近接しており、勤務スタッフの目が届きやすい。
The living
The
なお、管理棟16には、その他にもトイレや洗面室、浴室、廊下等の非居室が設けられている。
In addition, the
なお、本実施形態における各掃き出し窓11a〜16aは、上述のように、居住者の屋内外の出入りが可能となっている。すなわち、標準的な身長の居住者が屋内外を出入りするにあたって不自由なく出入りすることが可能な高さ寸法に設定されており、例えば1700mm〜2200mm程度の高さ寸法に設定されている。
また、各棟11〜16における掃き出し窓11a〜16aの屋外側には、屋内と屋外との間の段差を解消するためのステップやスロープが設けられているものとする。
Note that, as described above, the spill-out
In addition, steps and slopes for eliminating a step between the indoor and the outdoor are provided on the outdoor side of the
第一障がい者用住居棟11及び第一関係者用住居棟13と非住宅地5との間、築山20aと非住宅地5との間、第二障がい者用住居棟12及び第二関係者用住居棟14と非住宅地6との間にそれぞれ形成されたスペースは、デッドスペースとはせずに、例えばエアコンの室外機やヒートポンプユニット等の各種機器を設置して有効活用する。
Between the
なお、本実施形態においては、障がい者用住居棟が2棟、関係者用住居棟が2棟、スタッフ用住居棟が1棟、管理棟16が1棟とされているが、これに限られるものではなく、入居者(障がい者)の定員数を超えない範囲で適宜変更可能である。 In the present embodiment, there are two housing wings for persons with disabilities, two housing wings for persons involved, one housing wing for staff, and one management wing, but this is not a limitation. Instead, the number of residents (disabled persons) can be changed as appropriate without departing from the number of occupants.
本実施の形態によれば、敷地10内に、障がい者が居住する第一障がい者用住居棟11及び第二障がい者用住居棟12と、障がい者の関係者が居住する第一関係者用住居棟13及び第二関係者用住居棟14と、がそれぞれ独立して建築されているので、大型の施設を建設する必要がなく、外部から見た人に、あたかも戸建て住宅が並んで建てられた一つの宅地のような印象を与えることができる。また、このように大型の施設を建設する必要がないため、各住居棟11〜14を、準耐火建築物として建築することができることから、施工コストの低減を図ることができ、その結果、入居者の家賃負担の低減も図ることができる。また、各住居棟11〜14が独立しているため、プライバシーの保護を図りやすい。
さらに、各住居棟11〜14には、居住者の出入りが可能な掃き出し窓11a〜14aが設けられており、敷地10には、各住居棟11〜14の近傍を通過するようにして第一フットパス21及び第二フットパス22が配置されており、各住居棟11〜14における掃き出し窓11a〜14aは、フットパス21,22に面して配置されているので、各住居棟11〜14間の往来がしやすく、入居者同士の交流を促進することができる。さらに、外部から見た人には、フットパス21,22を通じて視線の抜け(見通しの良さ)を感じさせることができる。しかも、風も敷地10内を抜けやすくなるので(図2,図3における破線双方向矢印を参照。)、快適な生活環境の形成に貢献できる。
すなわち、地域社会に溶け込みやすく、障がい者やその関係者にとって総合的に住み心地の良い生活環境を形成することが可能となる。
According to the present embodiment, the
In addition, each of the
That is, it is possible to form a living environment that is easy to fit into the local community and comfortable for the disabled and related persons to live in comprehensively.
また、敷地10は、当該敷地10の外部にある近隣の住宅地4と隣り合っており、第一関係者用住居棟13及び第二関係者用住居棟14は、第一障がい者用住居棟11及び第二障がい者用住居棟12よりも住宅地4側に配置されているので、障がい者の関係者と、近隣の住宅地4における住民との交流を促進できる。そして、関係者と近隣住民との交流を皮切りに、共生宅地と地域社会の住民同士の交流を図ることができる。
In addition, the
また、障がい者用住居棟11,12は、道幅の広い道路1側に配置され、第一関係者用住居棟13及び第二関係者用住居棟14は、道幅の狭い道路2側に配置されているので、第一関係者用住居棟13及び第二関係者用住居棟14と、道幅の狭い道路2の向こう側にある地域との間隔を小さくすることができる。これにより、障がい者の関係者と地域社会の住民同士の交流を促進できる。
In addition, the
また、敷地10には、道路1,2に面して第一駐車場23及び第二駐車場24が設けられているので、第一駐車場23及び第二駐車場24を利用する際に、敷地10外部の地域住民との交流を図ることができる。
In addition, since the
また、管理棟16におけるダイニング17は、第一障がい者用住居棟11及び第二障がい者用住居棟12と、第一関係者用住居棟13及び第二関係者用住居棟14の、各住居棟11〜14におけるダイニング111,112,113,114よりも面積が広く設定されているので、障がい者用住居棟11,12及び関係者用住居棟13,14の居住者は、ダイニング17に集まりやすくなる。すなわち、敷地10内の居住者が共用できる。これにより、障がい者用住居棟11,12及び関係者用住居棟13,14の居住者同士の交流を促進することができる。
特に、本実施形態において、第一障がい者用住居棟11及び第二障がい者用住居棟12におけるダイニング111,112(DK)は、第一関係者用住居棟13、第二関係者用住居棟14、スタッフ用住居棟15におけるダイニング113,114,115(LDK)よりも、あえて面積が狭く設定されている。これにより、管理棟16におけるダイニング17に移動することを促進できるようになっている。
In addition, the
In particular, in the present embodiment, the
また、各棟11〜14,16は中庭20に面して配置され、第一フットパス21及び第二フットパス22は中庭20を通過するようにして配置されているので、各棟11〜14,16と中庭20との間の往来がしやすく、入居者同士が中庭20に集まりやすい。また、管理棟16における掃き出し窓16aは中庭20に面して配置されているので、入居者は、中庭20を通じて管理棟16に行きやすい。さらに、第一フットパス21及び第二フットパス22に面して掃き出し窓11a〜14aが配置された上で、第一フットパス21及び第二フットパス22は中庭20を通過するようにして配置されているので、掃き出し窓11a〜14aから中庭20に視線が向きやすくなる。これにより、入居者同士の交流をより促進することができる。
In addition, since each
また、敷地10内に、勤務スタッフが居住するスタッフ用住居棟15が独立して建築されているので、勤務スタッフにとっては、職場と住居とが近接した所謂職住近接の環境を形成することができるので、通勤時間の省略など、効率の良い働き方を提案することができる。
さらに、スタッフ用住居棟15には、居住者の出入りが可能な掃き出し窓15aが設けられており、第一フットパス21及び第二フットパス22は、スタッフ用住居棟15の近傍を通過するようにして配置されており、スタッフ用住居棟15における掃き出し窓15aは、第二フットパス22に面して配置されているので、スタッフ用住居棟15から第二フットパス22を通って他の棟に行きやすく、入居者との交流を促進することができる。
In addition, since the
Further, a
また、管理棟16におけるダイニング17は、掃き出し窓16aを介して中庭20に面して配置されているので、入居者は、中庭20から掃き出し窓16aを介してダイニング17に移動でき、ダイニング17に集まりやすくなる。これにより、入居者同士の交流をより促進することができる。
Further, since the
また、管理棟16は、重度の障がい者が居住する障がい者用居住スペース19を備えるので、管理棟16に集まる入居者と重度の障がい者も交流を図ることができる。また、管理棟16には、勤務スタッフの事務所スペース18もあるので、勤務スタッフにとっても事務所スペース18と障がい者用居住スペース19との行き来がしやすい。
In addition, since the
また、近年において顕在化している空き家・空き地増加問題、住宅地の空洞化問題、地域の人口減少問題等の諸問題の一つの解決策として提示でき、地域における低未利用地の活性化を図ることができる。
また、障がい者が地域で暮らせる社会の実現を図り、障がい者の自立を近くで見守りたいという関係者・家族のニーズを満たすことができる。
In addition, it can be presented as a solution to various problems such as the vacant houses and vacant land increase problem that has become apparent in recent years, the problem of hollowing out residential areas, and the problem of declining population in the area, and revitalize low unused areas in the area. be able to.
In addition, it is possible to realize a society where people with disabilities can live in the community, and to meet the needs of stakeholders and families who want to watch the independence of people with disabilities nearby.
1 道路
2 道路
4 住宅地
5 非住宅地
6 非住宅地
10 敷地
11 第一障がい者用住居棟
11a 掃き出し窓
11b 玄関
12 第二障がい者用住居棟
12a 掃き出し窓
12b 玄関
13 第一関係者用住居棟
13a 掃き出し窓
13b 玄関
14 第二関係者用住居棟
14a 掃き出し窓
14b 玄関
15 スタッフ用住居棟
15a 掃き出し窓
15b 玄関
16 管理棟
16a 掃き出し窓
16b 玄関
17 ダイニング
18 事務所スペース
19 障がい者用居住スペース
20 中庭
21 第一フットパス
22 第二フットパス
23 第一駐車場
24 第二駐車場
DESCRIPTION OF
請求項1に記載の発明は、例えば図1〜図3に示すように、敷地10内に、中庭20と、舗装されたフットパス21,22と、が配置され、かつ複数階建ての二つの第一住居棟11,12と、複数階建ての二つの第二住居棟23,24と、複数階建ての一つの第三住居棟15と、平屋の一つの管理棟16と、がそれぞれ独立して建築されるとともに、これら各棟11〜16が前記中庭20に面しており、
前記中庭20は、前記敷地10の第一方向における中央に配置されるとともに、前記敷地10の前記第一方向と直交する第二方向に長尺に形成されており、
前記二つの第一住居棟11,12及び前記一つの管理棟16は、前記敷地10のうち前記中庭20よりも前記第一方向の一方側に配置され、かつ、前記二つの第一住居棟11,12の間に前記一つの管理棟16を挟んだ状態で前記第二方向に離間しており、
前記二つの第二住居棟13,14及び前記一つの第三住居棟15は、前記敷地10のうち前記中庭20よりも前記第一方向の他方側に配置され、かつ、前記二つの第二住居棟13,14の間に前記一つの第三住居棟15を挟んだ状態で前記第二方向に離間しており、
前記フットパス21,22は、第一フットパス21と、第二フットパス22と、を備え、
前記第一フットパス21は、一つの前記第一住居棟11及び前記管理棟16の間と、前記中庭20と、一つの前記第二住居棟13及び前記第三住居棟15の間と、を通過して前記第一方向に長尺に形成されるとともに、当該第一フットパス21における前記第一方向の一端部が、前記敷地10の中央側に向かって上り勾配とされたスロープ21aとなっており、他端部が、前記敷地10の中央側に向かって上る階段21bとなっており、
前記第二フットパス22は、もう一つの前記第一住居棟12及び前記管理棟16の間と、前記中庭20と、もう一つの前記第二住居棟14及び前記第三住居棟15の間と、を通過して前記第一方向に長尺に形成されるとともに、当該第二フットパス22における前記第一方向の一端部が、前記敷地10の中央側に向かって上る階段22bとなっており、他端部が、前記敷地10の中央側に向かって上り勾配とされたスロープ22aとなっており、
前記各棟11〜16は、外壁によって囲まれた躯体構造を有し、前記外壁には、居住者の出入りが可能な掃き出し窓11a〜16aが設けられ、少なくとも、前記二つの第一住居棟11,12及び前記二つの第二住居棟13,14における前記掃き出し窓11a〜14aは、前記第一フットパス21と前記第二フットパス22のうち、前記二つの第一住居棟11,12及び前記二つの第二住居棟13,14のそれぞれが隣接するフットパス21,22に面して配置されていることを特徴とする。
According to the first aspect of the present invention, as shown in FIGS. 1 to 3, for example, a
The
The two
The two
The
The
The
Each of the
請求項1に記載の発明によれば、敷地10内に、障がい者が居住する障がい者用住居棟11,12と、障がい者の関係者が居住する関係者用住居棟13,14と、がそれぞれ独立して建築されているので、大型の施設を建設する必要がなく、外部から見た人に、あたかも戸建て住宅が並んで建てられた一つの宅地のような印象を与えることができる。また、このように大型の施設を建設する必要がないため、各住居棟11〜14を、準耐火建築物として建築することができることから、施工コストの低減を図ることができ、その結果、入居者の家賃負担の低減も図ることができる。また、各住居棟11〜14が独立しているため、プライバシーの保護を図りやすい。
さらに、各住居棟11〜14には、居住者の出入りが可能な掃き出し窓11a〜14aが設けられており、敷地10には、各住居棟11〜14の近傍を通過するようにしてフットパス21,22が配置されており、各住居棟11〜14における掃き出し窓11a〜14aは、フットパス21,22に面して配置されているので、各住居棟11〜14間の往来がしやすく、入居者同士の交流を促進することができる。さらに、外部から見た人には、フットパス21,22を通じて視線の抜け(見通しの良さ)を感じさせることができる。しかも、風も敷地10内を抜けやすくなるので(図2,図3における破線双方向矢印を参照。)、快適な生活環境の形成に貢献できる。
すなわち、地域社会に溶け込みやすく、障がい者やその関係者にとって総合的に住み心地の良い生活環境を形成することが可能となる。
また、各棟11〜16は中庭20に面して配置され、第一及び第二フットパス21,22は中庭20を通過するようにして配置されているので、各棟11〜16と中庭20との間の往来がしやすく、入居者同士が中庭20に集まりやすい。
さらに、第一及び第二フットパス21,22に面して掃き出し窓11a〜14aが配置された上で、第一及び第二フットパス21,22は中庭20を通過するようにして配置されているので、掃き出し窓11a〜14aから中庭20に視線が向きやすくなる。これにより、入居者同士の交流をより促進することができる。
According to the invention as set forth in
Further, each of the
That is, it is possible to form a living environment that is easy to fit into the local community and comfortable for the disabled and related persons to live in comprehensively.
Moreover, since each ridge 11-16 is arrange | positioned facing the
Furthermore, since the
請求項2に記載の発明は、例えば図1〜図3に示すように、請求項1に記載の共生宅地構造において、
前記第一住居棟11,12と前記第二住居棟13,14は、前記中庭20を挟んで前記第一方向に沿って隣り合って配置され、
前記第三住居棟15と前記管理棟16は、前記中庭20を挟んで前記第一方向に沿って隣り合って配置されていることを特徴とする。
The invention according to claim 2 is, for example, as shown in FIGS. 1 to 3, in the symbiotic residential land structure according to
The
The third
請求項3に記載の発明は、例えば図2,図3に示すように、請求項1又は2に記載の共生宅地構造において、
前記敷地10は、当該敷地10の前記第一方向における両端部よりも前記各棟11〜16が建築された領域の方が高さが高くなっていることを特徴とする。
The invention according to claim 3 is, for example, as shown in FIGS. 2 and 3, in the symbiotic residential land structure according to
The
請求項4に記載の発明は、例えば図1〜図3に示すように、請求項1〜3のいずれか一項に記載の共生宅地構造において、
前記管理棟16における前記掃き出し窓16aは、前記中庭20に面して配置され、
前記管理棟16の前記中庭20側における前記外壁の外側には、パーゴラ16cが組まれて設けられ、
前記中庭20の前記第二方向における中央には、前記第一フットパス21と前記第二フットパス22との間に位置してシンボルツリー20bが植栽され、当該シンボルツリー20bは前記パーゴラ16cと前記第一方向に隣り合って配置されていることを特徴とする。
The invention according to
The
On the outside of the outer wall on the
At the center of the
請求項4に記載の発明によれば、管理棟16における掃き出し窓16aは中庭20に面して配置されているので、入居者は、中庭20を通じて管理棟16に行きやすい。
According to the fourth aspect of the present invention, since the
請求項5に記載の発明は、例えば図1〜図3に示すように、請求項4に記載の共生宅地構造において、
前記中庭20には、前記シンボルツリー20bを含む複数の樹木が植栽され、
前記複数の樹木は、前記中庭20のうち、前記第一フットパス21よりも前記敷地10における前記第二方向の一端部側と、前記第二フットパス22よりも前記敷地10における前記第二方向の他端部側にも分布して植栽されていることを特徴とする。
The invention according to
A plurality of trees including the
The plurality of trees are one end of the
請求項6に記載の発明は、例えば図1〜図3に示すように、請求項5に記載の共生宅地構造において、
前記中庭20のうち、前記第一フットパス21よりも前記敷地10における前記第二方向の一端部側と、前記第二フットパス22よりも前記敷地10における前記第二方向の他端部側のいずれか一方には、前記樹木が植栽された築山20aが設けられ、他方には、菜園20cが設けられていることを特徴とする。
The invention according to claim 6 is, for example, as shown in FIGS. 1 to 3, in the symbiotic residential land structure according to
In the
請求項7に記載の発明は、例えば図1〜図3に示すように、請求項1〜6のいずれか一項に記載の共生宅地構造において、
前記管理棟16は、居住スペース19を備えており、
前記管理棟16における前記第一方向の一端部は、前記二つの第一住居棟11,12における前記第一方向の一端部よりも、前記敷地10における前記第一方向の一端部側に突出しており、
前記居住スペース19は、前記管理棟16における前記第一方向の一端部側に配置されていることを特徴とする。
The invention according to claim 7 is, for example, as shown in FIGS. 1 to 3, in the symbiotic residential land structure according to any one of
The
One end of the
The living
請求項8に記載の発明は、例えば図1〜図3に示すように、請求項1〜7のいずれか一項に記載の共生宅地構造において、
前記二つの第一住居棟11,12と、前記二つの第二住居棟13,14と、前記管理棟16のそれぞれにはダイニング111,112,113,114,17が設けられており、
前記管理棟16における前記ダイニング17は、前記二つの第一住居棟11,12及び前記二つの第二住居棟13,14における前記ダイニング111,112,113,114よりも面積が広く設定され、前記第二住居棟13,14における前記ダイニング113,114は、前記第一住居棟11,12における前記ダイニング111,112よりも面積が広く設定されていることを特徴とする。
The invention according to claim 8 is, for example, as shown in FIGS. 1 to 3, in the symbiotic residential land structure according to any one of
The
請求項9に記載の発明は、例えば図1〜図3に示すように、請求項1〜8のいずれか一項に記載の共生宅地構造において、
前記第一方向は、東西方向であり、前記第二方向は、南北方向であることを特徴とする。
According to a ninth aspect of the present invention, as shown in FIGS. 1 to 3 , for example, in the symbiotic residential land structure according to any one of the first to eighth aspects,
The first direction is an east-west direction, and the second direction is a north-south direction .
敷地10内には、図1〜図3に示すように、障がい者が居住する障がい者用住居棟11,12と、障がい者の関係者が居住する関係者用住居棟13,14と、勤務スタッフが居住するスタッフ用住居棟15と、敷地10内の居住者が共用できるダイニング17と勤務スタッフの事務所スペース18とを備えた管理棟16と、がそれぞれ独立して建築されている(合計6棟)。すなわち、敷地10は、障がい者と、障がい者の関係者と、勤務スタッフとが共同生活を送る共生宅地を構成する。
なお、障がい者の関係者には、親・兄弟などの家族や、生活をサポートするボランティア等が含まれており、本実施形態においては、そのいずれかの関係者が関係者用住居棟13,14に居住している。
また、障がい者の関係者に、障がい者の生活に関与しない第三者は含まれない。換言すれば、関係者用住居棟13,14は、障がい者の生活を支援できる関係者が居住する施設であり、単なるシェアハウスとは異なる。
また、障がい者用住居棟11,12(すなわち、第一住居棟11,12)、関係者用住居棟13,14(すなわち、第二住居棟13,14)、スタッフ用住居棟15(すなわち、第三住居棟15)、管理棟16の各棟は、敷地10中央から見て北西の位置に北側関係者用住居棟13が建築され、その南側にスタッフ用住居棟15が建築され、更にその南側に南側関係者用住居棟14が建築されている。また、敷地10中央から見て北東の位置に北側障がい者用住居棟11が建築され、その南側に管理棟16が建築され、更にその南側に南側障がい者用住居棟12が建築されている。
各棟11〜16は、互いに間隔を空けて配置されており、隣り合う棟間のスペースはいずれも歩行が可能な幅員となっている。
As shown in FIG. 1 to FIG. 3, in the
It should be noted that persons with disabilities include families such as parents and siblings, volunteers supporting life, and the like. In the present embodiment, one of the persons concerned is the
In addition, persons involved in persons with disabilities do not include third parties who are not involved in the lives of persons with disabilities. In other words, the
In addition, the
Each of the
第一フットパス21は、第二フットパス22よりも北側に位置し、北側関係者用住居棟13とスタッフ用住居棟15との間、北側障がい者用住居棟11と管理棟16との間を通過している。
また、第一フットパス21の東側端部はスロープ21aとなっており、西側端部は階段21bとなっている。
The
The east end of the
第二フットパス22は、第一フットパス21よりも南側に位置し、南側関係者用住居棟14とスタッフ用住居棟15との間、南側障がい者用住居棟12と管理棟16との間を通過している。
また、第二フットパス22の西側端部はスロープ22aとなっており、東側端部は階段22bとなっている。
The
The west end of the
また、敷地10には、中庭20が設けられている。各棟11〜16は中庭20に面して配置され、第一フットパス21及び第二フットパス22は中庭20を通過するようにして配置されている。
より詳細に説明すると、中庭20は、敷地10の東側に配置された各棟11,12,16と、西側に配置された各棟13,14,15との間にある。そして、敷地10の東西方向よりも南北方向に長く形成されている。このような中庭20と、第一フットパス21及び第二フットパス22は、互いに交差して配置された状態となっている。
中庭20には、入居者が集いやすい工夫がなされており、中庭20の北端(北側障がい者用住居棟11と北側関係者用住居棟13との間)には築山20aがある。また、中央(スタッフ用住居棟15と管理棟16との間)にはシンボルツリー20bが植栽されており、南端(南側障がい者用住居棟12と南側関係者用住居棟14との間)には菜園20cがある。
Further, a
More specifically, the
The
続いて、各棟11〜16について、より詳細に説明する。
まず、中庭20を挟んで東側にある北側障がい者用住居棟11、南側障がい者用住居棟12、管理棟16は、障がい者が入居したり、勤務スタッフが勤務したりする場所となるため、これら三つの棟が合わさって、一つのグループホームとして機能するようになっている。
中庭20を挟んで西側にある北側関係者用住居棟13、南側関係者用住居棟14、スタッフ用住居棟15は、障がい者の関係者と勤務スタッフが入居する場所となるため、これらの各棟は、それぞれがシェアハウスとして機能するようになっている。
すなわち、グループホームとシェアハウスとが中庭20を挟んで隣り合い、さらに、蛇行しているように見える第一フットパス21及び第二フットパス22が中庭20と交差して配置されているため、6棟の住まいが中庭20を囲んで緩やかに繋がった状態となっている。
Next, the
First, the northern- sided housing for
Since the northern-
That is, the group home and the share house are adjacent to each other with the
北側障がい者用住居棟11及び南側障がい者用住居棟12は、上述のように障がい者が居住するための棟であり、管理棟16を挟む形で敷地10内に配置された二階建ての建物である。
北側障がい者用住居棟11及び南側障がい者用住居棟12は、一般的な戸建て住宅のように、居住者が集まるダイニング111,112と、各居住者が起居する複数の寝室と、玄関11b,12bや廊下、トイレ・浴室等の水廻り室、上下階間移動のための階段(エレベーターを備えてもよい。)等を含む非居室と、バルコニー等のスペース、その他の必要な住宅設備を備えている。
North disabilities
North disabilities
北側障がい者用住居棟11は、間取りが所謂4DKとなっており、ダイニング111(DK)が、建物一階の南西の角に配置されている。このダイニング111の南側外壁には、第一フットパス21に面して配置された掃き出し窓11aが形成されている。掃き出し窓11aは、居住者の屋内外の出入りを可能としている。
ダイニング111には、キッチンルームが併設されており、キッチン部分には、コンロ付き流し台111aが設置されている。
ダイニング111の東側には玄関11bが配置されており、この玄関11bも第一フットパス21に面して配置されている。なお、玄関11bは、管理棟16側に向けられた状態となっている。
一階の東側の角と二階には、合計四つの寝室が設けられており、最大で4人の障がい者が入居できるようになっている。これら寝室の一つ一つは、ダイニング111よりも床面積が小さく設定されている。
In the
The
An
On the eastern corner of the first floor and on the second floor, there are a total of four bedrooms, which can accommodate up to four people with disabilities. Each of these bedrooms has a smaller floor area than the
南側障がい者用住居棟12は、間取りが所謂4DKとなっており、ダイニング112(DK)が、建物一階の南西の角に配置されている。このダイニング112の北側には、ダイニング112と連続する予備室112bがあり、当該予備室112bの北側外壁には、第二フットパス22に面して配置された掃き出し窓12aが形成されている。掃き出し窓12aは、居住者の屋内外の出入りを可能としている。
ダイニング112には、キッチンルームが併設されており、キッチン部分には、コンロ付き流し台112aが設置されている。
建物一階の北東の角には玄関12bが配置されており、この玄関12bも第二フットパス22に面して配置されている。なお、玄関12bは、管理棟16側に向けられた状態となっている。
一階の玄関12bの南側と二階には、合計四つの寝室が設けられており、最大で4人の障がい者が入居できるようになっている。これら寝室の一つ一つは、ダイニング112よりも床面積が小さく設定されている。
In the
A kitchen room is added to the
An
A total of four bedrooms are provided on the south side of the
また、北側関係者用住居棟13及び南側関係者用住居棟14は、上述のように障がい者の関係者が居住するための棟であり、スタッフ用住居棟15を挟む形で敷地10内に配置された二階建ての建物である。
北側関係者用住居棟13及び南側関係者用住居棟14も、北側障がい者用住居棟11及び南側障がい者用住居棟12と同様に、ダイニング113,114、寝室、非居室、バルコニー等のスペース、その他の必要な住宅設備を備えている。
なお、北側関係者用住居棟13及び南側関係者用住居棟14におけるダイニング113,114は、北側障がい者用住居棟11及び南側障がい者用住居棟12におけるダイニング111,112よりも床面積が広く設定されている。これにより、北側関係者用住居棟13及び南側関係者用住居棟14のダイニング113,114に、関係者や障がい者が集まりやすくなり、関係者と障がい者との交流の促進や、障がい者の外出の促進に貢献できる。
In addition, the
North party
Incidentally,
北側関係者用住居棟13は、間取りが所謂4LDKとなっており、ダイニング113(LDK)が、建物一階の南東の角に配置されている。このダイニング113の南側外壁には、第一フットパス21に面して配置された掃き出し窓13aが形成されている。掃き出し窓13aは、居住者の屋内外の出入りを可能としている。
ダイニング113には、リビングルームとキッチンルームが併設されており、キッチン部分には、コンロ付き流し台113aが設置されている。
建物一階の北西の角には玄関13bが配置されており、近隣の住宅地4(第二駐車場24)側に向けられた状態となっている。
玄関13bの南側と二階には、合計四つの寝室が設けられており、最大で4人の関係者が入居できるようになっている。これら寝室の一つ一つは、ダイニング113よりも床面積が小さく設定されている。
In the
In the dining room 113, a living room and a kitchen room are provided side by side. In the kitchen portion, a sink 113a with a stove is installed.
The
A total of four bedrooms are provided on the south side and the second floor of the
南側関係者用住居棟14は、間取りが所謂4LDKとなっており、ダイニング114(LDK)が、建物一階の東側に配置されている。このダイニング114の北側外壁には、第二フットパス22に面して配置された掃き出し窓14aが形成されている。掃き出し窓14aは、居住者の屋内外の出入りを可能としている。
ダイニング114には、リビングルームとキッチンルームが併設されており、キッチン部分には、コンロ付き流し台114aが設置されている。
建物一階の北西の角には玄関14bが配置されており、近隣の住宅地4(第二駐車場24)側に向けられた状態となっている。
玄関14bの南側と二階には、合計四つの寝室が設けられており、最大で4人の関係者が入居できるようになっている。これら寝室の一つ一つは、ダイニング114よりも床面積が小さく設定されている。
In the
The
The
A total of four bedrooms are provided on the south side and the second floor of the
スタッフ用住居棟15は、上述のように勤務スタッフが居住するための棟であり、北側関係者用住居棟13と南側関係者用住居棟14との間に挟まれる形で敷地10内に配置された二階建ての建物である。
このようなスタッフ用住居棟15は、間取りが所謂3LDKとなっており、ダイニング115(LDK)が、建物一階の中央に配置されている。このダイニング115の南側外壁には、第二フットパス22に面して配置された掃き出し窓15aが形成されている。掃き出し窓15aは、居住者の屋内外の出入りを可能としている。
ダイニング115には、リビングルームとキッチンルームが併設されており、キッチン部分には、コンロ付き流し台115aが設置されている。
建物一階の北西の角には玄関15bが配置されており、近隣の住宅地4(第二駐車場24)側に向けられた状態となっている。
建物二階には、合計三つの寝室が設けられており、最大で3人の勤務スタッフが入居できるようになっている。これら寝室の一つ一つは、ダイニング115よりも床面積が小さく設定されている。
The
In such a
In the
The
On the second floor of the building, there are a total of three bedrooms, which can accommodate up to three working staff. Each of these bedrooms has a smaller floor area than the
管理棟16は、北側障がい者用住居棟11と南側障がい者用住居棟12との間に挟まれる形で敷地10内に配置された平屋建ての建物である。管理棟16を除く各住居棟11〜15は二階建てであるため、二階の寝室の窓やバルコニーから、平屋の管理棟16の様子を確認しやすくなっている。また、管理棟16は、このように平屋建てであって、かつ、敷地10の専有面積が各住居棟11〜15よりも広く設定されているため、外部から見ても、各住居棟11〜15とは異なる性格を持った建物であることが見て取れるようになっている。
このような管理棟16は、敷地内の居住者が共用できるダイニング17と、勤務スタッフの事務所スペース18と、重度の障がい者が居住する障がい者用居住スペース19と、を備えている。
管理棟16の玄関16bは、建物中央の北側に、第一フットパス21に面して配置されている。なお、玄関16bは、北側障がい者用住居棟11側に向けられた状態となっている。
The
Such a
The
北側障がい者用住居棟11及び北側関係者用住居棟13と非住宅地5との間、築山20aと非住宅地5との間、南側障がい者用住居棟12及び南側関係者用住居棟14と非住宅地6との間にそれぞれ形成されたスペースは、デッドスペースとはせずに、例えばエアコンの室外機やヒートポンプユニット等の各種機器を設置して有効活用する。
The
本実施の形態によれば、敷地10内に、障がい者が居住する北側障がい者用住居棟11及び南側障がい者用住居棟12と、障がい者の関係者が居住する北側関係者用住居棟13及び南側関係者用住居棟14と、がそれぞれ独立して建築されているので、大型の施設を建設する必要がなく、外部から見た人に、あたかも戸建て住宅が並んで建てられた一つの宅地のような印象を与えることができる。また、このように大型の施設を建設する必要がないため、各住居棟11〜14を、準耐火建築物として建築することができることから、施工コストの低減を図ることができ、その結果、入居者の家賃負担の低減も図ることができる。また、各住居棟11〜14が独立しているため、プライバシーの保護を図りやすい。
さらに、各住居棟11〜14には、居住者の出入りが可能な掃き出し窓11a〜14aが設けられており、敷地10には、各住居棟11〜14の近傍を通過するようにして第一フットパス21及び第二フットパス22が配置されており、各住居棟11〜14における掃き出し窓11a〜14aは、フットパス21,22に面して配置されているので、各住居棟11〜14間の往来がしやすく、入居者同士の交流を促進することができる。さらに、外部から見た人には、フットパス21,22を通じて視線の抜け(見通しの良さ)を感じさせることができる。しかも、風も敷地10内を抜けやすくなるので(図2,図3における破線双方向矢印を参照。)、快適な生活環境の形成に貢献できる。
すなわち、地域社会に溶け込みやすく、障がい者やその関係者にとって総合的に住み心地の良い生活環境を形成することが可能となる。
According to the present embodiment, the
In addition, each of the
That is, it is possible to form a living environment that is easy to fit into the local community and comfortable for the disabled and related persons to live in comprehensively.
また、敷地10は、当該敷地10の外部にある近隣の住宅地4と隣り合っており、北側関係者用住居棟13及び南側関係者用住居棟14は、北側障がい者用住居棟11及び南側障がい者用住居棟12よりも住宅地4側に配置されているので、障がい者の関係者と、近隣の住宅地4における住民との交流を促進できる。そして、関係者と近隣住民との交流を皮切りに、共生宅地と地域社会の住民同士の交流を図ることができる。
In addition, the
また、障がい者用住居棟11,12は、道幅の広い道路1側に配置され、北側関係者用住居棟13及び南側関係者用住居棟14は、道幅の狭い道路2側に配置されているので、北側関係者用住居棟13及び南側関係者用住居棟14と、道幅の狭い道路2の向こう側にある地域との間隔を小さくすることができる。これにより、障がい者の関係者と地域社会の住民同士の交流を促進できる。
In addition, the
また、管理棟16におけるダイニング17は、北側障がい者用住居棟11及び南側障がい者用住居棟12と、北側関係者用住居棟13及び南側関係者用住居棟14の、各住居棟11〜14におけるダイニング111,112,113,114よりも面積が広く設定されているので、障がい者用住居棟11,12及び関係者用住居棟13,14の居住者は、ダイニング17に集まりやすくなる。すなわち、敷地10内の居住者が共用できる。これにより、障がい者用住居棟11,12及び関係者用住居棟13,14の居住者同士の交流を促進することができる。
特に、本実施形態において、北側障がい者用住居棟11及び南側障がい者用住居棟12におけるダイニング111,112(DK)は、北側関係者用住居棟13、南側関係者用住居棟14、スタッフ用住居棟15におけるダイニング113,114,115(LDK)よりも、あえて面積が狭く設定されている。これにより、管理棟16におけるダイニング17に移動することを促進できるようになっている。
Further, dining 17 in the
In particular, in this embodiment, the
1 道路
2 道路
4 住宅地
5 非住宅地
6 非住宅地
10 敷地
11 北側障がい者用住居棟
11a 掃き出し窓
11b 玄関
12 南側障がい者用住居棟
12a 掃き出し窓
12b 玄関
13 北側関係者用住居棟
13a 掃き出し窓
13b 玄関
14 南側関係者用住居棟
14a 掃き出し窓
14b 玄関
15 スタッフ用住居棟
15a 掃き出し窓
15b 玄関
16 管理棟
16a 掃き出し窓
16b 玄関
17 ダイニング
18 事務所スペース
19 障がい者用居住スペース
20 中庭
21 第一フットパス
22 第二フットパス
23 第一駐車場
24 第二駐車場
DESCRIPTION OF
Claims (9)
前記障がい者用住居及び前記関係者用住居棟の各住居棟には、居住者の出入りが可能な掃き出し窓が設けられており、
前記敷地には、前記各住居棟の近傍を通過するようにしてフットパスが配置されており、
前記各住居棟における前記掃き出し窓は、前記フットパスに面して配置されていることを特徴とする共生宅地構造。 On the premises, a residential building for people with disabilities, where the disabled lives, and a residential building for the people, where people related to the disabled live, are constructed independently of each other.
In each of the residential building for the disabled and the related person residential building, a sweeping window through which residents can enter and exit is provided,
On the site, a foot path is arranged so as to pass near each of the residential buildings,
Wherein the sweep window in each of the residential buildings is arranged facing the foot path.
前記敷地は、当該敷地の外部にある近隣の住宅地と隣り合っており、
前記関係者用住居棟は、前記障がい者用住居棟よりも前記住宅地側に配置されていることを特徴とする共生宅地構造。 In the symbiotic residential land structure according to claim 1,
The site is adjacent to a nearby residential area outside the site,
The symbiotic residential land structure, wherein the residential building for the person concerned is arranged closer to the residential area than the residential building for the disabled.
前記敷地は、当該敷地の外部にある道路に面して設けられており、
前記道路には、道幅の広い道路と、道幅の狭い道路とが含まれており、
前記障がい者用住居棟は、前記道幅の広い道路側に配置され、前記関係者用住居棟は、前記道幅の狭い道路側に配置されていることを特徴とする共生宅地構造。 In the symbiotic residential land structure according to claim 1 or 2,
The site is provided facing a road outside the site,
The road includes a wide road and a narrow road,
The said residential building for persons with disabilities is arranged on the road side where the road width is wide, and the residential building for persons involved is arranged on the road side where the road width is narrow.
前記敷地には、前記道路に面して駐車場が設けられていることを特徴とする共生宅地構造。 In the symbiotic residential land structure according to claim 3,
A symbiotic residential land structure, wherein a parking lot is provided on the site facing the road.
前記敷地内に、ダイニングを備えた管理棟が独立して建築されており、
前記障がい者用住居棟及び前記関係者用住居棟の各住居棟には、ダイニングが設けられており、
前記管理棟における前記ダイニングは、前記各住居棟における前記ダイニングよりも面積が広く設定されていることを特徴とする共生宅地構造。 In the symbiotic residential land structure according to any one of claims 1 to 4,
On the site, a management building with a dining area is built independently,
A dining room is provided in each of the housing ridges for the disabled and the housing ridge for the concerned person,
The symbiotic residential land structure, wherein the dining area in the management building has a larger area than the dining area in each of the residential buildings.
前記敷地には中庭が設けられており、
前記管理棟には、利用者の出入りが可能な掃き出し窓が設けられており、
前記障がい者用住居棟、前記関係者用住居棟、前記管理棟の各棟は前記中庭に面して配置され、前記フットパスは前記中庭を通過するようにして配置され、前記管理棟における前記掃き出し窓は前記中庭に面して配置されていることを特徴とする共生宅地構造。 In the symbiotic residential land structure according to claim 5,
A courtyard is provided on the site,
The management building is provided with a sweep window through which users can enter and exit,
The building for the disabled person, the building for the person concerned, and the management building are arranged facing the courtyard, and the footpath is arranged so as to pass through the courtyard, and the sweeping in the management building is performed. A symbiotic residential land structure, wherein a window is arranged facing the courtyard.
前記敷地内に、勤務スタッフが居住するスタッフ用住居棟が独立して建築されており、
前記スタッフ用住居棟には、居住者の出入りが可能な掃き出し窓が設けられており、
前記フットパスは、前記スタッフ用住居棟の近傍を通過するようにして配置されており、
前記スタッフ用住居棟における前記掃き出し窓は、前記フットパスに面して配置されていることを特徴とする共生宅地構造。 In the symbiotic residential land structure according to claim 5 or 6,
In the premises, a residence ridge for the staff in which the working staff lives is independently constructed,
The staff's residential building is provided with a sweeping window through which residents can enter and exit,
The footpath is arranged so as to pass near the staff residence ridge,
The symbiotic residential land structure, wherein the sweep window in the staff residence ridge is arranged facing the foot path.
前記管理棟における前記ダイニングは、前記掃き出し窓を介して前記中庭に面して配置されていることを特徴とする共生宅地構造。 In the symbiotic residential land structure according to claim 7,
The symbiotic residential land structure, wherein the dining room in the management building is arranged facing the courtyard through the sweep window.
前記管理棟は、重度の障がい者が居住する障がい者用居住スペースを備えることを特徴とする共生宅地構造。 In the symbiotic residential land structure according to any one of claims 5 to 8,
The management building is provided with a living space for persons with disabilities in which severely disabled persons live.
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高齢者や障がい者が共に暮らす共生型グループホームの実践的研究, JPN6020018142, 10 August 2017 (2017-08-10), JP, ISSN: 0004274517 * |
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