JP2020024046A - ヒートポンプ装置 - Google Patents

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祐輔 大西
賢哲 安嶋
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賢哲 安嶋
時空 吉田
Tokiaki Yoshida
時空 吉田
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【課題】排温水の温度が一定でない場合にも、高段圧縮機に問題が生じる事態を防止すること。【解決手段】気相冷媒吐出口7dを通じて気液分離器7から吐出された冷媒を高段圧縮機4の吸入ポート4aに供給する中間配管9と、中間配管9を流通する冷媒を加熱する内部熱交換器10と、気液分離器7で分離された液相の冷媒を内部熱交換器10よりも上流側において中間配管9に供給するバイパス配管12と、バイパス配管12に設けられた調節弁13とを備えるようにしている。【選択図】図1

Description

本発明は、二段圧縮二段膨張サイクル式のヒートポンプ装置に関するものである。
ヒートポンプ装置には、圧縮を二段階にすることで圧縮機単段当たりの圧縮比を低減するようにしたものがある。この種のヒートポンプ装置では、低段側サイクルの冷媒流量を必要最小限とすることで低段側の圧縮動力を最小化することができ、単段サイクルに比べて効率を向上することが可能となる(例えば、特許文献1参照)。
特開2014−119157号公報(図4)
ところで、排熱の回収対象となる工場排水や使用済冷却水等の排温水は、温度が一定ではなく、大きくばらつく場合が多い。特許文献1に記載されたように、気液分離器の冷媒を高段圧縮機に供給する中間配管に内部熱交換器等の加熱手段を設けたヒートポンプ装置では、排温水の温度が高くなると、高段圧縮機に供給される冷媒の温度が上昇し、高段圧縮機から吐出される冷媒の過熱度が過剰となる場合がある。この結果、ヒートポンプ装置の運転効率が低下するばかりでなく、高段圧縮機において潤滑不良や炭化等の問題を招来するおそれがある。
本発明は、上記実情に鑑みて、排温水の温度が一定でない場合にも、高段圧縮機に問題が生じる事態を防止することのできるヒートポンプ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係るヒートポンプ装置は、吸入ポートに供給された冷媒を圧縮する高段圧縮機と、流通する被加熱媒体との間で熱交換を行うことにより前記高段圧縮機から供給された冷媒を凝縮させる凝縮器と、前記凝縮器を通過した冷媒を減圧する高段膨張機構と、前記高段膨張機構を通過した冷媒を気相及び液相に分離する気液分離器と、前記気液分離器で分離された液相の冷媒を吐出する液相冷媒吐出口と、前記気液分離器で分離された気相の冷媒を吐出する気相冷媒吐出口と、前記液相冷媒吐出口から吐出された冷媒を減圧する低段膨張機構と、流通する温水との間で熱交換を行うことにより前記低段膨張機構を通過した冷媒を蒸発させる蒸発器と、前記蒸発器を通過した冷媒を圧縮して前記吸入ポートに供給する低段圧縮機と、前記気相冷媒吐出口から吐出された冷媒を前記吸入ポートに供給する中間配管と、前記中間配管を流通する冷媒を加熱する加熱手段と、前記気液分離器で分離された液相の冷媒を前記加熱手段よりも上流側において前記中間配管に供給するバイパス配管と、前記バイパス配管に設けられた調節弁とを備えることを特徴とする。
また本発明は、上述したヒートポンプ装置において、前記バイパス配管は、前記気液分離器から前記低段膨張機構までの間の冷媒配管と、前記中間配管との間を接続するように設けられていることを特徴とする。
また本発明は、上述したヒートポンプ装置において、前記バイパス配管は、前記気液分離器に設けたバイパス用吐出口と、前記中間配管との間を接続するように設けられていることを特徴とする。
また本発明は、上述したヒートポンプ装置において、前記加熱手段から前記凝縮器までの間のいずれかにおいて冷媒の過熱度を検出し、検出した過熱度に基づいて前記調節弁を制御する制御部を備えたことを特徴とする。
また本発明は、上述したヒートポンプ装置において、前記気相冷媒吐出口から前記中間配管において前記バイパス配管との合流点までの間に減圧部を設けたことを特徴とする。
また本発明は、上述したヒートポンプ装置において、前記加熱手段は、前記凝縮器から吐出され、前記高段膨張機構に導入されるまでの冷媒を熱源とした内部熱交換器であることを特徴とする。
本発明によれば、気液分離器で分離された液相の冷媒をバイパス配管から中間配管に供給することにより、加熱手段を通過した後の冷媒の過熱度を低下させることができる。従って、調節弁によって中間配管に供給される液相の冷媒の流量を調整すれば、高段圧縮機から吐出される冷媒の過熱度が高すぎることに起因した高段圧縮機の問題を防止することが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態であるヒートポンプ装置の構成を示す回路図である。 図2は、図1に示したヒートポンプ装置のP−H線図である。 図3は、図1に示したヒートポンプ装置に適用する減圧部の変形例について要部を示す回路図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明に係るヒートポンプ装置の好適な実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本発明の実施の形態であるヒートポンプ装置の構成を示す回路図である。ここで例示するヒートポンプ装置は、二段圧縮二段膨張サイクルにより、工場排水や使用済冷却水等の排温水から排熱を回収して被加熱媒体を加熱するもので、循環配管1によって順次接続された蒸発器2、低段圧縮機3、高段圧縮機4、凝縮器5、高段膨張弁(高段膨張機構)6、気液分離器7、低段膨張弁(低段膨張機構)8を備えている。被加熱媒体としては、水や油、あるいは冷媒を対象とすることができる。本実施の形態では、特に水を被加熱媒体として蒸気を生成するヒートポンプ装置(=ヒートポンプ式蒸気生成装置)を例示する。
蒸発器2は、供給される排温水との間で熱交換を行うことにより、通過する冷媒を蒸発させるものである。低段圧縮機3及び高段圧縮機4は、蒸発器2を通過した冷媒を順次圧縮するものである。すなわち、低段圧縮機3は、吸入ポート3aに供給された冷媒を中間圧に圧縮して吐出ポート3bから吐出するものである。高段圧縮機4は、吸入ポート4aが低段圧縮機3の吐出ポート3bに接続してあり、低段圧縮機3から吐出された冷媒をさらに高圧に圧縮して吐出ポート4bから吐出するものである。低段圧縮機3及び高段圧縮機4としては、別個に構成されたものを適用しても良いし、二段スクロール圧縮機等の一体型のものを適用しても良い。
凝縮器5は、高段圧縮機4から供給された冷媒と、供給される被加熱水との間で熱交換を行うものである。高段膨張弁6は、凝縮器5を通過した凝縮後の冷媒を減圧して気液分離器7に供給するものである。
気液分離器7は、分離器本体7aの内部において高段膨張弁6からの冷媒を重力により気相と液相とに分離するもので、上部導入口7b、液相冷媒吐出口7c及び気相冷媒吐出口7dを備えている。上部導入口7bは、高段膨張弁6からの冷媒を分離器本体7aの内部に導入するためのもので、分離器本体7aの上部に開口している。液相冷媒吐出口7cは、分離器本体7aで分離された液相の冷媒を外部に吐出するので、分離器本体7aの下部に開口している。気相冷媒吐出口7dは、分離器本体7aで分離された気相の冷媒を外部に吐出するもので、分離器本体7aの上部周面に開口している。
低段膨張弁8は、気液分離器7の液相冷媒吐出口7cから吐出された冷媒を減圧して蒸発器2に供給するものである。高段膨張弁6及び低段膨張弁8としては、与えられた指令に応じて開度を変更することのできる電磁弁を適用しているが、キャピラリチューブ等の絞り通路を適用しても良い。
また、ヒートポンプ装置には、気液分離器7の気相冷媒吐出口7dと高段圧縮機4の吸入ポート4aとの間を連通するように中間配管9が設けてある。中間配管9は、分離器本体7aで分離された気相の冷媒を低段圧縮機3からの冷媒と共に高段圧縮機4の吸入ポート4aに供給するものである。この中間配管9には、内部熱交換器(加熱手段)10、絞り部(減圧部)11及びバイパス配管12が設けてある。内部熱交換器10は、気液分離器7から高段圧縮機4に供給される冷媒と、凝縮器5から高段膨張弁6に供給される冷媒との間で熱交換を行うものである。絞り部11は、流路面積が中間配管9よりも小さくなった部分であり、気液分離器7から中間配管9においてバイパス配管12との合流点11aまでの間に設けてある。バイパス配管12は、液相冷媒吐出口7cから低段膨張弁8までの循環配管1と、絞り部11から内部熱交換器10までの中間配管9との間を連通するもので、途中に調節弁13を備えている。調節弁13としては、与えられた指令に応じて開度を変更することできる電磁弁を適用している。
さらに、ヒートポンプ装置には、高段圧縮機4から凝縮器5までの間の循環配管1に温度センサ14、圧力センサ15が設けてある。温度センサ14は、高段圧縮機4から吐出された冷媒の温度を検出するものである。圧力センサ15は、高段圧縮機4から吐出された冷媒の圧力を検出するものである。これら温度センサ14の検出結果及び圧力センサ15の検出結果は、所定の検出周期で制御部20に与えられることになる。
制御部20は、温度センサ14の検出結果及び圧力センサ15の検出結果に基づいて高段圧縮機4から吐出された冷媒の過熱度を算出し、算出した過熱度に応じて調節弁13の開度を制御するものである。具体的には、高段圧縮機4から吐出される冷媒の過熱度が所定の値、例えば5℃となるように、制御部20によって調節弁13の開度が制御されることになる。なおこの制御部20は、低段圧縮機3及び高段圧縮機4の駆動制御も行っている。なお、圧力センサ15については、高段圧縮機4から高段膨張弁6までの間であれば、どこに設けても構わない。
上記のように構成したヒートポンプ装置では、低段圧縮機3及び高段圧縮機4を駆動すると、高圧の気相の冷媒が凝縮器5に供給され(図2の点a)、凝縮器5を通過する被加熱水との間において熱交換が行われる。この結果、被加熱水が加熱されるとともに、気相の冷媒が凝縮されて液相の冷媒となる(図2の点b)。被加熱水を加熱することによって生成される温水や蒸気は、例えば図示せぬ外部提供用気液分離器を通過した後、それぞれが外部の利用設備に供給されることになる。
凝縮器5を通過した高圧の液相の冷媒は、バイパス配管12を通過した後、高段膨張弁6において中間圧に減圧され(図2の点c)、気液二相の冷媒となって気液分離器7に供給される。この結果、分離器本体7aの下部に液相の冷媒が貯留され、分離器本体7aの上部に気相の冷媒が貯留される。
分離器本体7aで分離された液相の冷媒は、液相冷媒吐出口7cを通じて低段膨張弁8に供給され、低圧に減圧された後、蒸発器2に供給される(図2の点d)。蒸発器2に供給された液相の冷媒は、排温水との熱交換により排熱を回収して蒸発し、低段圧縮機3に供給される(図2の点e)。
分離器本体7aで分離された気相の冷媒は、気相冷媒吐出口7dを通じてバイパス配管12に供給され、凝縮器5から吐出された冷媒との間の熱交換によって加熱された後に高段圧縮機4の吸入ポート4aに供給される(図2の点f)。
このように、上述のヒートポンプ装置では、高段膨張弁6によって減圧される際に発生する気相の冷媒を高段圧縮機4の吸入ポート4aに供給しているため、低圧から中間圧に圧縮する動力が減少する。さらに、中間配管9からの冷媒が混合されることで、高段圧縮機4の吸入ポート4aに供給される冷媒の温度が低下し、比容積が減少するため圧縮動力が減少することになり、成績係数が増加するという利点がある。
また、上述のヒートポンプ装置では、中間配管9に内部熱交換器10を設けるようにしている。従って、内部熱交換器10において冷媒が過熱されるため、液相の冷媒が高段圧縮機4の吸入ポート4aに供給される事態が招来されるおそれがないという利点がある。但し、排温水の温度が高すぎる場合には、図2中の破線で示すように、高段圧縮機4の吸入ポート4aに供給される冷媒の過熱度が高くなり(図2中の点g)、高段圧縮機4から吐出される冷媒の過熱度が過剰となってしまうおそれがある(図2中の点h)。
しかしながら、上述のヒートポンプ装置によれば、高段圧縮機4から吐出される冷媒の過熱度が5℃を超えると、それまで閉じていた調節弁13が制御部20によって開いた状態に制御されるため、気液分離器7の液相冷媒吐出口7cから低段膨張弁8に供給される液相の冷媒の一部がバイパス配管12を通じて中間配管9に供給されることになる。すなわち、気液分離器7の気相の冷媒が気相冷媒吐出口7dを通じて中間配管9を通過する際に絞り部11によって負圧が生じるため、調節弁13が開くと、バイパス配管12の液相の冷媒が中間配管9に吸い込まれることになる。この結果、高段圧縮機4の吸入ポート4aに供給される冷媒の過熱度が低下し(図2中の点f)、高段圧縮機4から吐出される冷媒の過熱度も低下することになる(図2中の点a)。高段圧縮機4から吐出される冷媒の過熱度が5℃未満となると、制御部20によって調節弁13が閉じた状態に制御され、バイパス配管12からの液相の冷媒の供給が断たれる。このため、高段圧縮機4の吸入ポート4aに供給される冷媒の過熱度が上昇し、高段圧縮機4から吐出される冷媒の過熱度も高くなる。
以降、制御部20によって上述の制御が繰り返し行われ、高段圧縮機4から吐出される冷媒の過熱度が5℃を維持するようになる。これにより、高段圧縮機4において潤滑不良や炭化等の問題を招来するおそれがなくなり、また、運転効率の向上を図ることも可能となる。なお、中間配管9に供給された液相の冷媒は、内部熱交換器10を通過する際に加熱されて蒸発するため、液相のまま高段圧縮機4に供給されるおそれはない。
なお、上述した実施の形態では、中間配管9に絞り部11を設け、負圧を利用してバイパス配管12の冷媒を中間配管9に供給するようにしているため、駆動源を必要としないという利点がある。しかしながら、本発明はこれに限定されず、例えばバイパス配管12と中間配管9とに高低差を設けてバイパス配管12の冷媒を中間配管9に供給するようにしても良いし、バイパス配管12にポンプ手段を設けてバイパス配管12の冷媒を中間配管9に供給することも可能である。負圧を利用してバイパス配管12の冷媒を中間配管9に供給する場合には、図1の絞り部11に換えて、図3に示す変形例のように、開度を調整することが可能な圧力制御弁(減圧部)30を設けるようにしても良い。
また、上述した実施の形態では、中間配管9に内部熱交換器10を設けることによって通過する冷媒を加熱するようにしているが、必ずしもこれに限定されず、内部熱交換器10以外の加熱手段を適用しても構わない。
さらに、高段圧縮機4から吐出される冷媒の過熱度に基づいて調節弁13の開度を調整するようにしているが、本発明はこれに限定されず、内部熱交換器10から高段圧縮機4までの間において冷媒の過熱度を検出し、検出した過熱度に基づいて調節弁13の開度を制御しても良い。さらに、制御部20によって調節弁13の開度を調整するようにしているが、必ずしも制御部20から指令によらずに調節弁13の開度を調整するようにしても良い。
またさらに、バイパス配管12として気液分離器7から低段圧縮機3までの間の循環配管1から分岐して気液分離器7と内部熱交換器10との間の中間配管9に接続されるものを例示しているが、本発明は、気液分離器7で分離された液相の冷媒を内部熱交換器10よりも上流側において中間配管9に供給できれば、これに限定されない。例えば、気液分離器7の分離器本体7aの下部において液相冷媒吐出口7cとは異なる位置に新たにバイパス用吐出口を設け、このバイパス用吐出口から中間配管9において気液分離器7と内部熱交換器10との間までを接続するようにバイパス配管を設けるようにしても良い。バイパス用吐出口としては、気液分離器7の液相の冷媒を供給できるように分離器本体7aの下部に設けてあれば良い。
2 蒸発器
3 低段圧縮機
4 高段圧縮機
4a 吸入ポート
5 凝縮器
6 高段膨張弁
7 気液分離器
7c 液相冷媒吐出口
7d 気相冷媒吐出口
8 低段膨張弁
9 中間配管
10 内部熱交換器
11 絞り部
11a 合流点
12 バイパス配管
13 調節弁
20 制御部
30 圧力制御弁

Claims (6)

  1. 吸入ポートに供給された冷媒を圧縮する高段圧縮機と、
    流通する被加熱媒体との間で熱交換を行うことにより前記高段圧縮機から供給された冷媒を凝縮させる凝縮器と、
    前記凝縮器を通過した冷媒を減圧する高段膨張機構と、
    前記高段膨張機構を通過した冷媒を気相及び液相に分離する気液分離器と、
    前記気液分離器で分離された液相の冷媒を吐出する液相冷媒吐出口と、
    前記気液分離器で分離された気相の冷媒を吐出する気相冷媒吐出口と、
    前記液相冷媒吐出口から吐出された冷媒を減圧する低段膨張機構と、
    流通する温水との間で熱交換を行うことにより前記低段膨張機構を通過した冷媒を蒸発させる蒸発器と、
    前記蒸発器を通過した冷媒を圧縮して前記吸入ポートに供給する低段圧縮機と、
    前記気相冷媒吐出口から吐出された冷媒を前記吸入ポートに供給する中間配管と、
    前記中間配管を流通する冷媒を加熱する加熱手段と、
    前記気液分離器で分離された液相の冷媒を前記加熱手段よりも上流側において前記中間配管に供給するバイパス配管と、
    前記バイパス配管に設けられた調節弁と
    を備えることを特徴とするヒートポンプ装置。
  2. 前記バイパス配管は、前記気液分離器から前記低段膨張機構までの間の冷媒配管と、前記中間配管との間を接続するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプ装置。
  3. 前記バイパス配管は、前記気液分離器に設けたバイパス用吐出口と、前記中間配管との間を接続するように設けられていることを特徴とする請求項1に記載のヒートポンプ装置。
  4. 前記加熱手段から前記凝縮器までの間のいずれかにおいて冷媒の過熱度を検出し、検出した過熱度に基づいて前記調節弁を制御する制御部を備えたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一つに記載のヒートポンプ装置。
  5. 前記気相冷媒吐出口から前記中間配管において前記バイパス配管との合流点までの間に減圧部を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか一つに記載のヒートポンプ装置。
  6. 前記加熱手段は、前記凝縮器から吐出され、前記高段膨張機構に導入されるまでの冷媒を熱源とした内部熱交換器であることを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれか一つに記載のヒートポンプ装置。
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