JP2020020841A - マウント - Google Patents

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JP2020020841A JP2018141968A JP2018141968A JP2020020841A JP 2020020841 A JP2020020841 A JP 2020020841A JP 2018141968 A JP2018141968 A JP 2018141968A JP 2018141968 A JP2018141968 A JP 2018141968A JP 2020020841 A JP2020020841 A JP 2020020841A
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長嶺 劉
Chorei Ryu
長嶺 劉
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Abstract

【課題】カメラとレンズの同軸調整時間を短縮し、しかも連結を確実に実施できるマウントを提供すること。【解決手段】オス部材、メス部材、リング部材を備えるバヨネット式マウントにおいて、リング部材の外周面に一つ以上の貫通穴を有することを特徴とする。【選択図】図1

Description

本発明は、カメラとレンズを連結するマウントに関し、特に質量の大きいレンズまたはカメラを連結するバヨネットマウントに関するものである。
従来から特許文献1に開示されたようなバヨネットマウントはレンズとカメラの連結手段として利用されている。図5はバヨネットマウントを有するレンズとカメラの保持機構の模式図である。図5に示すように、この保持機構にはレンズ10、カメラ11 、マウント12、アジャスター13、サポータ14を備えている。
図6はマウント12の構造を示す分解図である。図6に示すように、マウント12には少なくともオス部材121、メス部材122、リング部材123を備える。一般にオス部材121はレンズ10側に、メス部材122はカメラ11側に取り付ける。またリング部材123は内ネジ面1233を有し、内ネジ面1233と外ネジ面1224の螺合によりメス部材122と連結する。
図7はバヨネットマウントを有するレンズとカメラの保持機構の分解図である。以下は図6と図7を参照しながら、レンズとカメラの連結作業を説明する。
まず、レンズ10に固定された引っ掛かり部材101と位置決めピン102を利用してレンズ10をサポータ14の所定位置に取り付ける。次に、カメラ11をサポータ14の上に配設されたアジャスター13に載せ、カメラ11の光軸がレンズ10の光軸と一致するようにアジャスター13を利用してカメラ11の位置と姿勢の4自由度の調整を行う。ここでカメラ11の位置はレンズ10の光軸に直交する2軸方向の位置、カメラ11の姿勢は上記2軸回りの回転角を指す。続いて、リング部材123の円周方向位置を調整し、爪部1213が間欠部1232を通過させる。さらにアジャスター13を調整し、位置決め部1215を中心穴1223に挿入する。爪部1213の端面が位置決め端面1225に当接した後、リング部材123を回し、爪部1231が爪部1213の一部または全部を圧接するようにする。
レンズの利用効率を高めるために、一種類のレンズに複数種類のカメラを交換して連結する必要がある。交換カメラのサイズが異なる場合、上記のカメラの位置と姿勢の調整作業を再度実施することが必要である。
特開2000−352753号公報
上記の従来技術には以下の問題点がある。まず、レンズ光軸に対するカメラ光軸の同軸調整は、4自由度の誤差がすべて同時に許容範囲内に収まる状態にしなければならないが、修正は1自由度ずつ試行錯誤で行うしかできなく、非常に時間がかかる。また、カメラの光軸がレンズの光軸に対して傾くと、オス部材の位置決め部の一部しかメス位置決め穴に入らないまま、マウントリングが回転不能になる場合がある。この状態はカメラが正しく連結された状態と誤判される恐れがある。
そこで、本発明の目的は、カメラとレンズの同軸調整時間を短縮し、しかも連結を確実に実施できるマウントを提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明は以下のようなマウントを提供する。
請求項1に記載のマウントは、オス部材、メス部材、リング部材を備えるバヨネット式マウントにおいて、リング部材の外周面に一つ以上の貫通穴を有することを特徴とする。
請求項2に記載のマウントは、請求項1に記載のマウントにおいて、貫通穴を透明カバーで覆い、透明カバーはリング部材の内部を光学的に拡大することを特徴とする。
請求項3に記載のマウントは、請求項1又は請求項2に記載のマウントにおいて、上記オス部材の位置決め部に設けた二つ以上の照準線と、上記メス部材の位置決め端面に設けた二つ以上の照準線とを有し、リング部材の貫通穴を通じて上記照準線が見えることを特徴とする
本発明によれば、カメラとレンズの同軸調整時間を短縮し、両者の連結を容易にするマウントの提供を実現きる。また、カメラとレンズの連結状態を確認でき、連結を正しく確実に行えるマウントの提供を実現できる。
本発明の第1実施例のマウントの斜視図である。 本発明の第1の実施例のマウントを利用したレンズとカメラの保持機構の斜視分解図である。 本発明の第1実施例のマウントを利用したレンズとカメラの保持機構の斜視分解図である。 本発明の第2の実施例のマウントの斜視図である。 従来バヨネットマウントを利用したレンズとカメラの保持機構の模式図である。 従来バヨネットマウントの構成を説明する図である。 従来バヨネットマウントを利用したレンズとカメラの連結機構の分解図である。
以下に、本発明を実施するための形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1(a)は本発明を適用したマウントの実施例1の斜視分解図である。図1(a)に示すように、マウントにはオス部材121と、メス部材122と、リング部材123とを有する。
以下は各構成部材の形状とその機能について説明を行う。
オス部材121は光軸垂直面の中心部には段付きの中心穴1217を有し、中心穴1217に光学部材(不図示)を取り付けることができる。オス部材121は光学部材の光軸がレンズの光軸と一致するようにレンズ(不図示)に固定する。
オス部材121の左側に第1フランジ1210を有し、第1フランジ1210に複数の貫通穴1211を備える。オス部材121は貫通穴1211を通したネジ(不図示)によってレンズ(不図示)に固定する。オス部材121の右側に第2フランジ1212が設けられており、第2フランジ1212に三つの爪部1213と三つの間欠部1214 が円周方向に交互に形成されている。オス部材121の最右端に位置決め部1215が設けられている。位置決め部1215は円筒状外周面を有し、円筒状外周面の2箇所に照準線が刻まれている。第1照準線1216は中心穴1217の軸を含む垂直面にあり、第2照準線1218は中心穴1217の軸を含む水平面にある。
次に、リング部材123について説明する。リング部材123はリング状に形成されている。リング内面の左部に三つの爪部1231と三つの間欠部1232が円周方向に交互に形成されている。リング内面の右部に内ネジ面1233を備えている。リング部材123は円周方向に沿って中心角90度以上の貫通長穴1234が設けられている。貫通長穴1234を通してリング部材123の内側の様子を観察することができる。リング部材123の外周面にローレット加工が施されており、ローレット加工面1235はリング部材123を回す時に手のすべりを防ぐために設けたものである。
続いてメス部材122について説明する。メス部材122の右側にフランジ部1221を有し、フランジ部1221に複数のフランジ貫通穴1222 を備える。フランジ貫通穴1222はメス部材122をカメラに固定するために設けられたネジ通し穴である。メス部材122の光軸回りに中心穴1223が形成されている。被写体からの光線はレンズ、中心穴1217、リング部材中心穴1236を順次通過した後、中心穴1223を通し、最終的にカメラに入り、結像する。中心穴1223はオス部材121の位置決め部1215と嵌合し、オス部材121とメス部材122との同軸調整の基準として利用される。メス部材122は中心穴1223の軸がカメラの光軸と一致するようにカメラに固定する。
メス部材122の外周面に外ネジ面1224が形成されている。外ネジ面1224はリング部材123の内ネジ面1233と螺合し、オス部材121、メス部材122、リング部材123を連結する。メス部材の左側の位置決め端面1225に2本の照準線、第1照準線1226と第2照準線1227が刻まれている。第1照準線1226は中心穴1223の軸を含む垂直面にあり、第2照準線1227は中心穴1223の軸を含む水平面にある。位置決めを行う際、オス部材121の位置決め部1215をメス部材122の中心穴1223に容易に挿入するために、位置決め部1215の位置決め部先端1219や中心穴1223の入口部1228の少なくとも一つに面取り加工を実施する。
次に、図2、図1(b)を参照しながら、本提案第1実施例のマウントを用いたレンズとカメラとの同軸調整方法について説明する。図2は本発明第1実施例のマウントを利用したレンズとカメラの保持機構の斜視分解図である。
まず、レンズ10に固定された引っ掛かり部材101と位置決めピン102を利用してレンズ10をサポータ14の所定位置に取り付ける。次に、カメラ11をサポータ14の上に配設されたアジャスター13に載せる。続いて、リング部材123を回転させ、爪部1231とメス部材122の位置決め端面1225の間隔がオス部材121の第2フランジ1212の幅より大きくようにし、かつリング部材123の貫通長穴1234が手前の上方に位置するようにする。こうすると、リング部材123の間欠部1232はオス部材121の爪部1213と円周方向に対応し、後者を通すことができる。
続いて、マウント12の上から貫通長穴1234を通して、オス部材121の第2フランジ1212の表面とメス部材122の位置決め端面1225を見ながら、両者が平行になるようにアジャスター13を利用してカメラ11の縦軸回りの姿勢を調整する。
一方、マウント12の手前方向から貫通長穴1234を通して、オス部材121の第2フランジ1212の表面とメス部材122の位置決め端面1225を見ながら、両者が平行になるようにアジャスター13を利用してカメラ11の光軸回りの姿勢を調整する。カメラ11の光軸回りの姿勢調整は縦軸回りの姿勢調整と順番を入れ替えてもよい。
上記調整により、オス部材121とメス部材122とは軸が平行するようになる。
それで、下記の手順を踏んで、オス部材121とメス部材122との軸の平行ずれを調整する。まず、オス部材121の第1照準線1216がメス部材122の第1照準線1226の水平方向の相対位置を見ながら、両者が一致するようにアジャスター13を用いて、カメラ11の奥行き方向の位置を調整する。次に同様方法でオス部材121の第2照準線1218とメス部材122の第2照準線1227の垂直方向の相対位置を見ながら、両者が一致するようにアジャスター13を用いて、カメラ11の縦方向の位置を調整する。カメラ11の縦方向の調整は奥行き方向の調整と順番を入れ替えてもよい。
上記調整が完了後、オス部材121の第2フランジ1212がメス部材122の位置決め端面1225と当接するまでカメラ11を光軸に沿って平行移動させる。最後にリング部材123を回し、リング部材123の爪部1231をオス部材121の爪部1213の少なくとも一部に重なり、しかも押圧するようにし、連結を終了する。
以下、図4を参照しながら、本発明の第2の実施例について説明する。
本発明の第2の実施例は第1の実施例のすべての構成要件以外、リング部材123の貫通長穴1234を覆う透明部材124を備える。
透明部材124は図4(b)に示す。透明部材124の内面1241は円筒面状に形成され、円周方向の曲率はリング部材123の外周面と同様である。外面1242は円周方向も軸方向も円弧状を呈するが、両方向の曲率は必ずしも同一ではない。透明部材124は光学的に正のパワーを持つ。その焦点はリング部材123の内部にあり、半径方向位置はオス部材121の位置決め部1215の半径と略一致である。
上記の例では内面1241を円筒面状にしているが、凸形状に形成してもよい。
透明部材124の材質はガラス、プラスチックのいずれかを利用する。透明部材124に保護膜、反射防止膜、透過増大膜を付加しても良い。
透明部材124は内面1241に接着剤を塗布し、リング部材123に固定する。また透明部材124にネジ通し穴、リング部材123にネジ穴をそれぞれ設けて、ネジで固定しても良い。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
10 レンズ、101 引っ掛かり部材、102 位置決めピン、11 カメラ、
12 マウント、121 オス部材、1210 第1フランジ、1211 貫通穴、
1212 第2フランジ、1213 爪部、1214 間欠部、
1215 位置決め部、1216 第1照準線、1217 中心穴、
1218 第2照準線、1219 位置決め部先端、122 メス部材、
1221 フランジ部、1222 フランジ貫通穴、1223 中心穴、
1224 外ネジ面、1225 位置決め端面、1226 第1照準線、
1227 第2照準線、1228 入口部、123 リング部材、1231 爪部、
1232 間欠部、1233 内ネジ面、1234 貫通長穴、
1235 ローレット加工面、1236 リング部材中心穴、
124 透明部材、1241 内面、1242 外面、13 アジャスター、
14 サポータ

Claims (3)

  1. オス部材、メス部材、リング部材を備えるバヨネット式マウントにおいて、リング部材の外周面に一つ以上の貫通穴を有することを特徴とするマウント。
  2. 貫通穴を透明部材で覆い、透明部材はリング部材の内部を光学的に拡大することを特徴とする請求項1に記載のマウント。
  3. 上記オス部材の位置決め部に設けた二つ以上照準線と、メス部材に位置決め端面に設けた二つ以上の照準線とを有し、リング部材の貫通穴を通じて上記照準線が見えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のマウント。
JP2018141968A 2018-07-30 2018-07-30 マウント Pending JP2020020841A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2023204086A1 (ja) * 2022-04-20 2023-10-26 ソニーグループ株式会社 アダプター及び撮像装置

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