JP2020016705A - レンズ鏡枠組立方法及びレンズ鏡枠組立装置 - Google Patents

レンズ鏡枠組立方法及びレンズ鏡枠組立装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020016705A
JP2020016705A JP2018137980A JP2018137980A JP2020016705A JP 2020016705 A JP2020016705 A JP 2020016705A JP 2018137980 A JP2018137980 A JP 2018137980A JP 2018137980 A JP2018137980 A JP 2018137980A JP 2020016705 A JP2020016705 A JP 2020016705A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
suction
reference axis
suction mechanism
frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018137980A
Other languages
English (en)
Inventor
凜 簑原
Rin Minohara
凜 簑原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Corp filed Critical Olympus Corp
Priority to JP2018137980A priority Critical patent/JP2020016705A/ja
Publication of JP2020016705A publication Critical patent/JP2020016705A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Lens Barrels (AREA)
  • Automatic Assembly (AREA)

Abstract

【課題】レンズとレンズ室とが同軸な状態でレンズを鏡枠に設置することが可能なレンズ鏡枠組立方法及びレンズ鏡枠組立装置を提供する。【解決手段】レンズ鏡枠組立方法は、受け台のレンズ載置部にレンズを設置するレンズ設置工程(S1)と、吸着機構によりレンズを吸着した状態で前記受け台の基準軸とレンズの光軸とが一致した姿勢でレンズを持ち上げるレンズ持ち上げ工程(S2)と、レンズ載置部の外周に設けられた鏡枠載置部に、基準軸と鏡枠のレンズ室の中心軸とを同軸上に配置して鏡枠を載置する鏡枠載置工程(S3)と、レンズ室にレンズの下面が当接するまで吸着機構を下降した後に、レンズの吸着を解除し、レンズをレンズ室内に配置するレンズ取付工程(S4)と、吸着機構を退避位置に移動させる退避工程(S5)と、熱カシメホーンを下降させて鏡枠の舌片をレンズに熱カシメする熱カシメ工程(S6)と、を含む。【選択図】図2

Description

本発明は、レンズ鏡枠組立方法及びレンズ鏡枠組立装置に関する。
近年、カメラのレンズを鏡枠、鏡筒に熱カシメを用いて固定するケースが増加している。熱カシメでレンズを鏡枠に固定する際、レンズを固定する鏡枠のレンズ室の中心軸とレンズ光軸とを一致させて固定できないと、熱カシメ後にレンズ室の中心軸とレンズ光軸とに偏心ずれが生じ得る。このように偏心ずれが生じたレンズ鏡枠は、カメラの撮像性能に影響を与えるため使用できず、製造ロスが発生する。
レンズ室とレンズとの同軸状態を保ちつつ熱カシメを行う例として、特許文献1には、軽圧入の鏡枠に吸着機構を用いてレンズを圧入し、その後、熱カシメを行う方法が提案されている。
特開2015−121572号公報
特許文献1の方法では、レンズとレンズ室との間にがたつきがある場合に、レンズ室内に対するレンズの位置を固定できない。そのため、レンズとレンズ室とを軸合わせした状態で熱カシメが行えない。
本発明は、上記のような問題に鑑みてなされたものであり、レンズとレンズ室とが同軸な状態でレンズを鏡枠に設置することが可能なレンズ鏡枠組立方法及びレンズ鏡枠組立装置を提供することを目的とする。
本発明の第一の態様に係るレンズ鏡枠組立方法は、レンズ及び鏡枠を設置可能な受け台のレンズ載置部にレンズを設置するレンズ設置工程と、吸着機構により前記レンズを吸着した状態で前記吸着機構を上昇させることにより、前記受け台の基準軸と前記レンズの光軸とが一致した姿勢で前記受け台から前記レンズを持ち上げるレンズ持ち上げ工程と、前記レンズ載置部の外周に沿って設けられた鏡枠載置部に、前記基準軸と前記鏡枠のレンズ室の中心軸とを同軸上に配置して前記鏡枠を載置する鏡枠載置工程と、前記レンズ室に前記レンズの下面が当接するまで前記吸着機構を下降した後に、前記吸着機構による前記レンズの吸着を解除し、前記レンズを前記レンズ室内に配置するレンズ取付工程と、前記吸着機構を退避位置に移動させる退避工程と、熱カシメホーンを下降させて前記鏡枠の舌片を前記レンズに熱カシメする熱カシメ工程と、を含む。
本発明の第二の態様として、第一の態様に係るレンズ鏡枠組立方法では、前記レンズ設置工程において、前記吸着機構の前記レンズ載置部に前記レンズを軽圧入させて、前記基準軸と前記レンズの光軸とを同軸に配置してもよい。
本発明の第三の態様として、第二の態様に係るレンズ鏡枠組立方法では、前記レンズ持ち上げ工程において、前記基準軸と同軸上で前記吸着機構を昇降させ、前記吸着機構により前記レンズの光軸が前記基準軸と一致した姿勢を保持しながら、前記受け台から前記レンズを持ち上げてもよい。
本発明の第四の態様は、第一の態様に係レンズ鏡枠組立方法では、前記吸着機構の円筒形状の吸着部の中心軸を前記基準軸と同軸に配置し、前記レンズ持ち上げ工程において、前記吸着部及び前記レンズ載置部を前記レンズに当接させるベルクランプ方式により、前記受け台の基準軸と前記レンズの光軸とが一致した姿勢で前記レンズを持ち上げてもよい。
本発明の第五の態様は、レンズを載置可能なレンズ載置部及び前記レンズ載置部の外周に設けられ、鏡枠を載置可能な鏡枠載置部と、を備える受け台と、前記受け台の上方に昇降可能に設けられ、前記レンズ載置部に載置される前記レンズを吸引力により吸着及び吸着解除可能に構成された吸着機構と、前記吸着機構を退避位置に移動させる退避機構と、前記鏡枠の舌片を前記レンズに熱カシメ可能に構成された熱カシメホーンと、を備え、前記レンズ載置部、前記鏡枠載置部、および前記吸着機構は、受け台の基準軸上に配置されているレンズ鏡枠組立装置である。
本発明の第六の態様は、第五の態様に係るレンズ鏡枠組立装置では、前記レンズ載置部は、前記レンズを軽圧入可能な寸法を有し、前記レンズ載置部は、前記基準軸と、前記レンズの光軸が一致するように前記レンズを圧入可能に形成されていてもよい。
本発明の第七の態様として、第五の態様に係るレンズ鏡枠組立装置では、前記吸着機構は、前記基準軸上を昇降可能に設けられていてもよい。
本発明の第八の態様として、第五の態様に係るレンズ鏡枠組立装置では、前記レンズ載置部は、前記レンズの下縁部を支持可能な円環形状の当接部を備え、前記当接部の中心軸は前記基準軸と同軸に配置され、前記吸着機構は、円筒形状の吸着部を備え、前記吸着部の中心軸が前記基準軸と同軸に配置され、ベルクランプ方式により前記当接部と前記吸着部とで前記レンズの光軸を前記基準軸上に軸合わせ可能に構成されていてもよい。
本発明によればレンズとレンズ室とが同軸な状態でレンズを鏡枠に設置することが可能なレンズ鏡枠組立方法及びレンズ鏡枠組立装置を提供できる。
本発明の第1実施形態に係るレンズ鏡枠組立装置の構成を示す模式図である。 本発明の第1実施形態に係るレンズ鏡枠組立方法のフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係るレンズ鏡枠組立方法を模式的に示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係るレンズ鏡枠組立方法を模式的に示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係るレンズ鏡枠組立方法を模式的に示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係るレンズ鏡枠組立方法で組み立てた鏡枠ユニットを模式的に示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係るレンズ鏡枠組立方法を模式的に示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係るレンズ鏡枠組立方法を模式的に示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係るレンズ鏡枠組立方法を模式的に示す断面図である。 本発明の第3実施形態に係るレンズ鏡枠組立方法を模式的に示す断面図である。
(第1実施形態)
図1から図6を参照して、本実施形態に係るレンズ鏡枠組立方法及びレンズ鏡枠組立装置1について説明する。図1は、本実施形態に係るレンズ鏡枠組立装置1の構成を模式的に示す断面図である。図2は、本実施形態に係る実施形態に係るレンズ鏡枠組立方法のフローチャートである。図3から図5は、本実施形態に係るレンズ鏡枠組立方法を模式的に示す断面図である。図6は、本実施形態に係るレンズ鏡枠組立方法で組み立てたレンズ鏡枠ユニット100を模式的に示す断面図である。図6は熱カシメ後の鏡枠ユニット100の態様を示す断面図である。
本実施形態に係るレンズ鏡枠組立方法は、レンズ2を鏡枠6に配置し、熱カシメによりレンズ2をレンズ室62に固定して鏡枠ユニット100を組み立てる製造工程に用いる。特に、熱カシメ前に、レンズ2の光軸Oが鏡枠6に対して所定の位置となる状態でレンズ2を鏡枠6のレンズ室62に配置する方法に関する。
本実施形態では、図6に示すように、鏡枠6のレンズ室62のレンズ支持部64に載置し、レンズ2の光軸Oを所定位置に配置した後、熱カシメによりレンズ支持部64とカシメ用の爪部63(舌片)とでレンズ2を挟持して鏡枠ユニット100を製造する。
レンズ2は、例えば、図6に示すように、第一レンズ面21及び第二レンズ面22を有する。レンズ2の外周部は、レンズ2の光軸Oと同軸の円周壁であるレンズ側面23が形成されている。第一レンズ面21及び第二レンズ面22の形状は特に限定されず、例えば、球面、非球面、自由曲面、平面等の適宜の面形状のレンズ2を用いることができる。第一レンズ面21及び第二レンズ面22は、凸面、平面、凹面のいずれでもよい。また、レンズの外周部にフランジを有するレンズであってもよい。本実施形態では、一例として、第一レンズ面21が凸球面、第二レンズ面22が凹球面であるメニスカスレンズを示す。
レンズ2の材質は熱カシメが可能であればよく、ガラスや合成樹脂であってもよい。
図2の(D)及び図6に示すように、鏡枠6は、枠本体61と、レンズ室62と、カシメ用の爪部63とを有する。枠本体61は中心軸C6に沿って開口する円筒形状を有する。レンズ室62は、枠本体61の中心軸C6に沿って開口し、内周面がレンズ2の外径よりも僅かに大径の円形である。
枠本体61の内周面には、径方向内側に延びる円環形状のレンズ受け面64が形成されている、レンズ受け面64は、中心軸C6に対して直交する平面である。レンズ受け面64は、枠本体61の中心軸C6方向におけるレンズ2の位置を位置決めする。レンズ受け面64及び枠本体61の第一端部65側の内周面がレンズ室62を構成する。レンズ受け面64の径方向内側は中心軸C6方向に沿って開口する貫通孔66が形成されている。中心軸C6方向の第一端部65と反対側の第二端部68には、貫通孔66より開口径が広い中空部である第二室67を備える。
爪部63は、枠本体61の第一端部65に形成されている。図3の(D)に示すように、爪部63は、熱カシメ前は、枠本体61の第一端部65側の開口部から上方に延びて形成されている。爪部63は、外周面が次第に縮径し、開口端の厚さが薄くなるテーパ面を有する。爪部63の内周面は、レンズ室62の内周面に沿って上方に延出している。爪部63は、後述する熱カシメホーン7により加熱、加圧されて変形可能に構成されている。
本実施形態では、以下に説明するレンズ鏡枠組立装置1を用いる。図1は、レンズ鏡枠組立装置1の構成を示す模式図であり、レンズ鏡枠組立装置1の基準軸C4に沿う方向の断面図である。
図1に示すように、レンズ鏡枠組立装置1は、受け台4と、吸着機構3と、昇降装置(退避機構)5と、熱カシメホーン7とを備える。以下の説明において、レンズ鏡枠組立装置1の基準軸C4方向における受け台4側を下側、吸着機構3側を上側と称する。
受け台4は、レンズ2及び鏡枠6を載置する台である。受け台4は、レンズ2を載置可能な凹部(レンズ載置部)41及び鏡枠6を載置可能な鏡枠載置部42と、を備える。受け台4は、基部40−1と直交する基準軸C4が設定され、基準軸C4に対して各部の位置が設定されている。また受け台4は、不図示の台座部品に基部40−1が当接した状態で固定される。
図1に示すように、受け台4は、平板状の基部40から鉛直上方に突出する柱状部43を有する。柱状部43は略円柱形状を有し、上面に凹部41が形成されている。凹部41がレンズ載置部を構成する。凹部41はレンズ2の外周形状と相似形の穴である。本実施形態では、外周形状が円形のレンズ2を取り付けるため、凹部41は円形状の穴である。凹部41の内径は、レンズ2の外周より僅かに大きく、レンズ2を挿入可能であり、かつ、凹部41内でレンズ2が位置決め可能な寸法を有する。具体的には、凹部41の内径とレンズ2の外径との径差は、5μm以内に設定され、凹部41にレンズ2が挿入されると、受け台4の基準軸C4に対し、レンズ2の光軸Oが一致または基準軸C4からの差が5μm以内の精度で位置決め可能に構成されている。なお、基準軸C4からの差は、製品としての要求精度に合わせて変更可能である。
ここで、凹部41の形状をレンズ2の外周形状と相似形とすることは必須の構成ではなく、凹部41内でレンズ2が位置決め可能に軽圧入されればよく、レンズ側面23が凹部41と部分的に当接する構成であってもよい。例えば、基準軸C4方向から見た凹部の形状を三角形とし、レンズ側面23が凹部に内接する寸法に形成してもよい。この場合も、凹部とレンズ側面23との近接部分の隙間が5μm以下とすると、レンズ2の光軸Oが基準軸C4と一致または5μm以内の精度で位置決めできる。
他の例としては、凹部の内周面から径方向内側に突出する複数の突起を設け、突起によりレンズ2を位置決めしてもよい。この場合、レンズ2を凹部に挿入した状態で、突起とレンズ2の外径との間の隙間が5μm以内となるように突起を設けると、レンズ2の光軸Oが基準軸C4と一致または5μm以内の精度で位置決めできる。
凹部41の底部は、基準軸C4に対して直交する平面からなり、レンズ支持部44(当接部)を構成する。レンズ支持部44は、凹部41の内周面46から径方向内側に突出した円環形状を有する。レンズ支持部44の径方向内側は中心軸C6方向に貫通する貫通孔45が形成されている。
鏡枠載置部42は、柱状部43の外面により構成されている。つまり、鏡枠載置部42は、凹部41の外側に設けられている。柱状部43の外形状は、枠本体61の第二室67の形状に倣って形成されている。柱状部43の外径は、第二室67の内径より僅かに大きく、鏡枠6が着脱可能な寸法を有する。柱状部43の基準軸C4方向の高さは、第二室67の中心軸C6方向の高さより高い。鏡枠載置部42に鏡枠6が載置されると、第二室67が鏡枠載置部42に外嵌される。具体的には、第二室67の内径と鏡枠載置部42の外径との径差は、5μm以内に設定され、鏡枠載置部42に鏡枠6が載置されると、受け台4の基準軸C4に対し、鏡枠6の中心軸C6が一致または基準軸C4から5μm以内の精度で位置決め可能に構成されている。また、鏡枠載置部42に鏡枠6が載置されると、第二室67内に鏡枠載置部42が軽圧入される。鏡枠6の、受け台4に対する基準軸C4方向の位置は、鏡枠6の第二室67の底面67−1(図6参照)が柱状部43の上面43−1に当接することにより位置決めされる。
吸着機構3は、吸着本体30と、吸引管31と、吸引装置34とを備える。図1に示すように、吸着本体30は、略円筒形状の部材である。吸着本体30は、下端に吸着部33を備え、上端に通気孔32を備える。吸着部33は、基準軸C4を中心とする円形に開口し、内周面が下端に向かって拡径するテーパ形状に形成されている。通気孔32は、吸着本体30の径方向中央部に基準軸C4方向に貫通する孔である。通気孔32に吸引管31が連結されている。
吸引装置34は、吸引ポンプ等、公知の吸引装置である。吸引管31は長尺な管部材であり、吸着本体30と吸引装置34とが吸引管31を介して連通可能に連結されている。吸着機構3は、吸引装置34が作動すると、吸引管31を介して吸着本体30の内部の空気が吸引可能であり、レンズ2を吸着及び吸着解除可能に構成されている。
図1、図3の(A)及び図5に示すように、吸着本体30は、吸着部33の中心軸C3が基準軸C4と同軸に配置されている。吸着本体30は、昇降装置により基準軸C4に沿って昇降可能に設けられている。
退避機構は、吸着機構を退避位置に移動させる機構である。退避位置とは、熱カシメホーン7により鏡枠6を熱カシメする際に、熱カシメホーン7の熱の影響を受けない位置である。本実施形態では、吸着本体30を昇降させる昇降装置5と、退避機構とを兼ねる。昇降装置5は、吸着本体30が受け台4に近接配置した吸着位置と、退避位置との間で吸着本体30を移動可能に構成されている。昇降装置5は、例えばモータ等の駆動源が駆動力伝達部材51を介して吸着本体30に接続されている。昇降装置5は、駆動源の駆動力が駆動力伝達部材51を経由して伝達され、吸着本体30及び吸引管31を基準軸C4に沿って昇降可能な装置である。
熱カシメホーン7は、爪部63を加熱及び加圧して爪部63を軟化させて折り曲げ熱カシメ可能に構成されている。本実施形態では、熱カシメホーン7は、略円筒形状の金属部材からなる。熱カシメホーン7は、円筒形状の中心軸C7が基準軸C4と同軸に配置されている。熱カシメホーン7は、下端部の内周面が下側に向かって拡径する傾斜面72を有する。熱カシメホーン7は、不図示の熱源と接続されており、熱源から供給される熱により加熱される。
熱カシメホーン7は、基準軸C4に沿って昇降可能に設けられている。熱カシメホーン7と吸着本体30とは、基準軸C4方向に相対移動可能に設けられている。
次に、レンズ鏡枠組立方法について説明する。図3は、本実施形態に係るレンズ鏡枠組立方法を模式的に示す図であり、基準軸C4に沿った断面図である。本実施形態に係るレンズ鏡枠組立方法は、レンズ設置工程S1と、レンズ持ち上げ工程S2と、鏡枠載置工程S3と、レンズ取付工程S4と、退避工程S5と、熱カシメ工程S6とを含む。本実施形態に係るレンズ鏡枠組立装置は、レンズ2及び鏡枠6が自動供給される自動組立装置の一部を構成する。
まず、図3の(A)に示すように、受け台4の凹部41にレンズ2を設置する(レンズ設置工程S1)。レンズ2は、公知のレンズ供給装置(不図示)により凹部41に配置される。例えば、受け台4の上方に配置されたレンズ供給装置により、凹部41の上方からレンズ2が凹部41内に載置される。なお、受け台4がレンズ供給装置、吸着機構3及び熱カシメホーン7、鏡枠供給装置の下方で製造ライン上を移動する構成、あるいは、受け台4上方でレンズ供給装置、吸着機構3及び熱カシメホーン7、鏡枠供給装置が移動する構成としてもよい。
図4に示すように、凹部41にレンズ2が載置されると、第二レンズ面22の縁部(下縁部)がレンズ支持部44に当接し、レンズ側面23が凹部41の内周面46に当接または近接する。レンズ2は、光軸Oが受け台4の基準軸C4と同軸上に配置され、水平方向の移動が規制された状態でレンズ支持部44に保持され、かつ、凹部41から取り外し可能に軽圧入される。
次に、吸着機構3により受け台4の凹部41からレンズ2を持ち上げる(レンズ持ち上げ工程S2)。レンズ持ち上げ工程S2では、吸着機構3によりレンズ2を吸着する。まず、図3の(B)及び図5に示すように、吸着本体30が昇降装置5により下降し、吸着部33をレンズ2の第一レンズ面21に当接させる。吸着部33と第一レンズ面21とが接触した状態で、吸着本体30の内部に閉空間が形成される。この状態で、吸引装置34を作動させると、吸引管31を介して、吸着本体30の閉空間内が吸気されて吸引力によりレンズ2が吸着本体30に吸着する。この後、図3の(C)に示すように、昇降装置5により吸着本体30を基準軸C4方向に持ち上げる。吸着機構3は、吸着部33の中心軸が基準軸C4上に配置されている。そのため、吸着部33がレンズ2を吸着して上昇すると、受け台4の基準軸C4とレンズ2の光軸Oとが一致した姿勢を保持しながらレンズ2を受け台4の上方に持ち上げることができる。
次に、鏡枠載置部42に、基準軸C4と鏡枠6のレンズ室62の中心軸C6とを同軸上に配置して鏡枠を載置する(鏡枠載置工程S3)。具体的には、不図示の鏡枠供給装置により鏡枠載置部42に上方から鏡枠6を近付けて、第二室67を鏡枠載置部42に外挿する。鏡枠載置部42に載置された鏡枠6は、鏡枠6の中心軸C6が基準軸C4と同軸となる位置に位置決めされる。このとき、図3の(D)に示すように、凹部41の外周縁部の上方に、鏡枠6のレンズ受け面64が配置される。
次に、図3の(E)に示すように、レンズ室62内のレンズ受け面64にレンズ2の第二レンズ面(下面、下縁部)22が当接するまで吸着機構3の吸着本体30を下降させる。その後、吸着機構3によるレンズ2の吸着を解除し、レンズ2をレンズ室62内に配置する(レンズ取付工程S4)。レンズ室62の寸法は、レンズ2の光軸Oが鏡枠6の中心軸C6と同軸または近似する位置(中心軸C6から5μm以内の範囲)で水平方向の移動が規制されて保持される。
次に、図3の(F)に示すように、吸着機構3を退避位置に移動させる(退避工程S5)。具体的には、昇降装置5により吸着本体30を上昇させて受け台4から離間させる。
次に、図3の(F)に示すように、熱カシメホーン7を下降させて鏡枠6の爪部63をレンズ2に熱カシメする(熱カシメ工程S6)。具体的には、熱カシメホーン7を下降させて、爪部63に熱カシメホーン7の傾斜面72を当接させる。傾斜面72を爪部63に当接させた状態で、熱カシメホーン7を加熱させながら降下させて爪部63を加熱しながら加圧することにより、爪部63を軟化させて折り曲げる。折り曲げられた爪部63は、熱カシメホーン7の先端の形状に沿って変形する。加熱を停止して爪部63が硬化すると、レンズ2が鏡枠6に固定される。以上により、鏡枠ユニット100の組み立てが終了する。
本実施形態に係るレンズ鏡枠組立方法によれば、レンズ設置工程S1、レンズ持ち上げ工程S2、鏡枠載置工程S3、及びレンズ取付工程S4において、基準軸C4と同軸にレンズ2の光軸O及び鏡枠6の中心軸C6が軸合わせされて受け台4に対して配置される。この結果、レンズ2とレンズ室62とが同軸な状態でレンズを鏡枠に設置可能である。さらに、この状態で熱カシメ工程S6が行われる結果、レンズ2の光軸Oが鏡枠6の中心軸C6に軸合わせされた状態で、熱カシメされてレンズ2が鏡枠6に固定される。したがって、レンズ2を鏡枠6に対して高精度に軸合わせされた状態で固定できる。
本実施形態に係るレンズ鏡枠組立方法によれば、レンズ設置工程S1において、凹部41にレンズ2を軽圧入させて、基準軸C4とレンズ2の光軸Oとを同軸に配置する。このため、凹部41内において、レンズ2の水平方向の移動が規制でき、レンズ2が基準軸C4と同軸に配置された状態が保持される。
レンズ持ち上げ工程S2において、基準軸C4と同軸上で吸着機構3の吸着本体30を昇降させ、吸着本体30によりレンズ2の光軸Oが基準軸C4と一致した姿勢を保持しながら、受け台4からレンズ2を持ち上げる。そのため、レンズ2の光軸O基準軸C4に沿って上昇した状態で、鏡枠6が受け台4に載置され、鏡枠6の中心軸C6とレンズ2の光軸Oを軸合わせした状態でレンズ2を鏡枠6に配置できる。
本実施形態では、鏡枠載置部42に鏡枠6が外挿されて軽圧入する例を示したが、鏡枠載置部に鏡枠が軽圧入する構成であればよく、上記形態に限定されない。例えば、鏡枠載置部を、凹部41の外周側であって上方に開口する円環状の溝で構成し、この溝内に鏡枠を挿入する構成であってもよい。この構成の場合、溝の寸法を鏡枠の寸法に応じて形成し、鏡枠を溝で軽圧入可能に形成する。具体的には、円環状の溝の外周側面が、挿入される鏡枠の外周に近接可能に、鏡枠の外径よりも僅かに大きい寸法で溝が形成され、溝の外周側面と鏡枠の外周とで摩擦係合する例や、円環状の溝の内周側面が挿入される鏡枠の内周に近接可能に鏡枠の内径よりも僅かに小さい寸法で溝が形成され、溝の内周側面と鏡枠の内周とで摩擦係合する例が挙げられる。
本実施形態では、昇降装置5が退避機構を兼ねる例を示したが、退避機構と昇降装置を独立して設けてもよい。例えば、吸着本体30を昇降する昇降装置5と、吸着機構3全体を退避位置に移動させる退避機構とを独立して設けてもよい。
本実施形態では、メニスカスレンズを鏡枠6に固定する例を示したが、レンズ2の形状はこれに限定されない。
(第2実施形態)
第2実施形態に係るレンズ鏡枠組立方法及びレンズ鏡枠組立装置について説明する。第2実施形態の説明において、第1実施形態における構成要素と同一の部分については、同一の符号を付しその説明を省略する。図7及び図8は、レンズ鏡枠組立方法を模式的に示す断面図である。
本実施形態に係るレンズ鏡枠組立装置1Aは、吸着機構の構成が第1実施形態と異なる。本実施形態の吸着機構3Aは、吸着部33Aの先端形状が可変であり、軟質状態と硬質状態とに切り替え可能に構成されている。例えば、Universal Granular Gripper(PNAS 2010年11月2日 vol.107 No.44 18809−18814参照)等のロボットハンドが使用できる。具体的には、吸着本体30Aは、円筒形状の軟質で変形可能な袋体内に微粉が充填されて構成されている。吸着本体30Aは、自然状態では、先端の吸着部33Aが軟質であり、外力により変形可能である。吸着本体30Aは、吸引装置(不図示)により袋体内を吸引することにより、硬質な状態が保持可能に構成されている。
図7に示すように、吸着機構3Aは、基準軸C4上から離れた位置であり基準軸C4に平行な位置に吸着本体30Aの中心軸C3が位置するように配置されている。吸着部33Aは、軟質状態では外力により変形可能であるため、レンズ2の第一レンズ面21に吸着部33Aが当接するとき、第一レンズ面21の形状に倣って変形する。
第1実施形態と同様のレンズ設置工程S1を行った後、第一レンズ面21に吸着部33Aが当接した状態で、袋体内を吸引すると吸着部33Aが硬質となり、吸着部33Aが第一レンズ面21に当接した状態が保持され、第一レンズ面21と吸着本体30A内に閉空間が形成される。この状態で、吸引装置34により吸着本体30Aの閉空間内を脱気すると、吸着本体30Aがレンズ2を吸着する。すなわち、吸着機構3Aは、レンズ2の光軸Oと中心軸C3とがずれた状態でも、レンズ2の光軸Oは、基準軸C4と同軸の状態が保持可能である。この状態で第1実施形態と同様に吸着本体30Aを基準軸C4と平行に上昇させる(レンズ持ち上げ工程S2)。このとき、レンズ2は、光軸Oが基準軸C4と同軸となる位置で上昇する。
続いて、第1実施形態と同様に鏡枠載置工程S3を行う。その後、吸着本体30Aを基準軸C4と平行に下降させ、レンズ2の第二レンズ面22を鏡枠6のレンズ受け面64に載置する(レンズ取付工程S4)。その後の、退避工程S5及び熱カシメ工程S6は第1実施形態と同様に行い、レンズ2を鏡枠6に固定する。
本実施形態に係るレンズ鏡枠組立装置1A及びレンズ鏡枠組立方法によれば、第1実施形態と同様に基準軸C4と同軸にレンズ2の光軸O及び鏡枠6の中心軸C6が軸合わせされて受け台4に対して配置される。この結果、レンズ2とレンズ室62とが同軸な状態でレンズを鏡枠に設置可能である。
本実施形態に係るレンズ鏡枠組立装置1Aによれば、吸着機構3Aの吸着部33Aが変形可能であり、かつ軟質状態と硬質状態とに切り替え可能であるため、吸着本体30Aの中心軸C3が基準軸C4と同軸でなくても、レンズ2の光軸Oを基準軸C4と同軸に配置できる。また、レンズ2の第一レンズ面21の形状に応じて吸着部33Aが変形してレンズ2を吸着可能であるため、レンズ2の第一レンズ面21の形状に応じた形状の吸着本体を取り換える必要がなく、部品の共用化が実現できる。
本実施形態に係るレンズ鏡枠組立装置1Aでは、吸着本体30Aの中心軸C3を基準軸C4からずらす例を示したが、上述の通り、吸着機構3Aはレンズ2の第一レンズ面21の形状に応じて変形可能であるため、吸着本体30Aの中心軸C3を基準軸C4と同軸に配置しても同様の効果を奏する。
(第3実施形態)
第3実施形態に係るレンズ鏡枠組立方法及びレンズ鏡枠組立装置について説明する。第2実施形態の説明において、第1実施形態における構成要素と同一の部分については、同一の符号を付しその説明を省略する。図9及び図10は、レンズ鏡枠組立方法を模式的に示す断面図である。
本実施形態に係るレンズ鏡枠組立装置1Bは、凹部の構成が第1実施形態と異なる。本実施形態では、第一レンズ面21及び第二レンズ面22がともに凸状曲面を有する両凸レンズ2Bを鏡枠6に固定する例を示す。
凹部41Bのレンズ支持部44Bは、凹部41Bの内周面46よりも径方向内側に上方に突出して設けられている。図9に示すように、レンズ支持部44Bは、レンズ2Bの第二レンズ面22と円環状に線接触可能に構成され、レンズ指示部44Bの中心軸は基準軸C4と同軸になるように設計されている。吸着機構3の吸着部33の円筒形状の中心軸C3は、基準軸C4と同軸に配置されている。
レンズ持ち上げ工程S2において、吸着部33及びレンズ支持部44Bをレンズ2Bに当接させると、レンズ2Bは、吸着部33とレンズ支持部44Bとにより挟持され、ベルクランプ方式により、受け台4の基準軸C4とレンズ2Bの光軸Oとが一致した姿勢でレンズ2を持ち上げることができる。
ベルクランプ方式でレンズ2Bの光軸Oと基準軸C4とを同軸に配置する条件は、レンズ2Bの曲率、吸着部33の直径、及びレンズ支持部44Bの直径に基づき、吸着部33とレンズ支持部44Bを設定する。すなわち、レンズ2Bの第一レンズ面21の曲率半径をR1、第二レンズ面22の曲率半径をR2とし、吸着部33の直径をφ1、レンズ支持部44Bの直径をφ2としたとき、以下の式(1):Z=1/2×(φ1/|R1|+φ2/|R2|)及び式(2):|Z|≧0.1の関係を満たすように、吸着部33及びレンズ支持部44Bの直径を設定する。
但し、メニスカスレンズの場合は、式(2)は、式(3):Z=1/2×(φ1/|R1|−φ2/|R2|)の関係を満たすように、吸着部33及びレンズ支持部44Bの直径を設定する。
レンズ鏡枠組立装置1Bのその他の構成は第1実施形態と同様である。また、レンズ持ち上げ工程S2後は、第1実施形態の鏡枠載置工程S3、レンズ取付工程S4、退避工程S5、熱カシメ工程S6と同様の方法を行いレンズ2Bを鏡枠6に固定する。
本実施形態に係るレンズ鏡枠組立装置1B及びレンズ鏡枠組立方法によれば、第1実施形態と同様に基準軸C4と同軸にレンズ2の光軸O及び鏡枠6の中心軸C6が軸合わせされて受け台4に対して配置される。この結果、レンズ2とレンズ室62とが同軸な状態でレンズを鏡枠に設置可能である。
本実施形態に係るレンズ鏡枠組立装置1B及びレンズ鏡枠組立方法によれば、レンズ2Bがメニスカスレンズでなく、第一レンズ面21及び第二レンズ面22が曲率の比較的小さい曲面を有する場合には特に好適に使用できる。
本実施形態では、両凸レンズを鏡枠6に固定する例を示したが、例えばメニスカスレンズ等にも適用可能である。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
また、上述の各実施形態において示した構成要素は適宜に組み合わせて構成することが可能である。
1、1A、1B レンズ鏡枠組立装置
2、2B レンズ
3 吸着機構
4 受け台
5 昇降装置(退避機構)
7 熱カシメホーン
33、33A、33B 吸着部
41 凹部(レンズ載置部)
42 鏡枠載置部
63 爪部(舌片)
44B レンズ支持部(当接部)

Claims (8)

  1. レンズ及び鏡枠を設置可能な受け台のレンズ載置部にレンズを設置するレンズ設置工程と、
    吸着機構により前記レンズを吸着した状態で前記吸着機構を上昇させることにより、前記受け台の基準軸と前記レンズの光軸とが一致した姿勢で前記受け台から前記レンズを持ち上げるレンズ持ち上げ工程と、
    前記レンズ載置部の外周に沿って設けられた鏡枠載置部に、前記基準軸と前記鏡枠のレンズ室の中心軸とを同軸上に配置して前記鏡枠を載置する鏡枠載置工程と、
    前記レンズ室に前記レンズの下面が当接するまで前記吸着機構を下降した後に、前記吸着機構による前記レンズの吸着を解除し、前記レンズを前記レンズ室内に配置するレンズ取付工程と、
    前記吸着機構を退避位置に移動させる退避工程と、
    熱カシメホーンを下降させて前記鏡枠の舌片を前記レンズに熱カシメする熱カシメ工程と、
    を含むレンズ鏡枠組立方法。
  2. 前記レンズ設置工程において、前記吸着機構の前記レンズ載置部に前記レンズを軽圧入させて、前記基準軸と前記レンズの光軸とを同軸に配置する
    請求項1に記載のレンズ鏡枠組立方法。
  3. 前記レンズ持ち上げ工程において、前記基準軸と同軸上で前記吸着機構を昇降させ、前記吸着機構により前記レンズの光軸が前記基準軸と一致した姿勢を保持しながら、前記受け台から前記レンズを持ち上げる
    請求項2に記載のレンズ鏡枠組立方法。
  4. 前記吸着機構の円筒形状の吸着部の中心軸を前記基準軸と同軸に配置し、
    前記レンズ持ち上げ工程において、前記吸着部及び前記レンズ載置部を前記レンズに当接させるベルクランプ方式により、前記受け台の基準軸と前記レンズの光軸とが一致した姿勢で前記レンズを持ち上げる
    請求項1に記載のレンズ鏡枠組立方法。
  5. レンズを載置可能なレンズ載置部及び前記レンズ載置部の外周に設けられ、鏡枠を載置可能な鏡枠載置部と、を備える受け台と、
    前記受け台の上方に昇降可能に設けられ、前記レンズ載置部に載置される前記レンズを吸引力により吸着及び吸着解除可能に構成された吸着機構と、
    前記吸着機構を退避位置に移動させる退避機構と、
    前記鏡枠の舌片を前記レンズに熱カシメ可能に構成された熱カシメホーンと、
    を備え、
    前記レンズ載置部、前記鏡枠載置部、および前記吸着機構は、受け台の基準軸上に配置されているレンズ鏡枠組立装置。
  6. 前記レンズ載置部は、前記レンズを軽圧入可能な寸法を有し、
    前記レンズ載置部は、前記基準軸と、前記レンズの光軸が一致するように前記レンズを圧入可能に形成されている
    請求項5に記載のレンズ鏡枠組立装置。
  7. 前記吸着機構は、前記基準軸上を昇降可能に設けられている
    請求項5に記載のレンズ鏡枠組立装置。
  8. 前記レンズ載置部は、前記レンズの下縁部を支持可能な円環形状の当接部を備え、前記当接部の中心軸は前記基準軸と同軸に配置され、
    前記吸着機構は、円筒形状の吸着部を備え、前記吸着部の中心軸が前記基準軸と同軸に配置され、
    ベルクランプ方式により前記当接部と前記吸着部とで前記レンズの光軸を前記基準軸上に軸合わせ可能に構成されている
    請求項5に記載のレンズ鏡枠組立装置。
JP2018137980A 2018-07-23 2018-07-23 レンズ鏡枠組立方法及びレンズ鏡枠組立装置 Pending JP2020016705A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018137980A JP2020016705A (ja) 2018-07-23 2018-07-23 レンズ鏡枠組立方法及びレンズ鏡枠組立装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018137980A JP2020016705A (ja) 2018-07-23 2018-07-23 レンズ鏡枠組立方法及びレンズ鏡枠組立装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020016705A true JP2020016705A (ja) 2020-01-30

Family

ID=69581799

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018137980A Pending JP2020016705A (ja) 2018-07-23 2018-07-23 レンズ鏡枠組立方法及びレンズ鏡枠組立装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020016705A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112318113A (zh) * 2020-10-30 2021-02-05 苏州天准科技股份有限公司 摄像头多工位aa组装机
CN113681287A (zh) * 2021-09-01 2021-11-23 江南大学 镜框组装台及组装方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112318113A (zh) * 2020-10-30 2021-02-05 苏州天准科技股份有限公司 摄像头多工位aa组装机
CN112318113B (zh) * 2020-10-30 2021-12-24 苏州天准科技股份有限公司 摄像头多工位aa组装机
CN113681287A (zh) * 2021-09-01 2021-11-23 江南大学 镜框组装台及组装方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4874084B2 (ja) 光学レンズおよびその製造方法、複合レンズおよびその製造方法、ならびに接合レンズおよびその製造方法
EP2144104B1 (en) Driving device for lens
JP2020016705A (ja) レンズ鏡枠組立方法及びレンズ鏡枠組立装置
US7354536B2 (en) Method of manufacturing an optical component having a holder
TW200401443A (en) Producing method of image pickup device
JP4780982B2 (ja) モールドプレス成形装置および光学素子の製造方法
US20230074609A1 (en) Lens unit and manufacturing method of lens unit
JP2012106895A (ja) ガラス光学素子およびその製造方法
JP5317962B2 (ja) ガラス成形体の製造方法およびモールドプレス成形装置
JP2003104739A (ja) 鏡筒付き光学素子の成形型
JP2016085409A (ja) レンズ保持枠、レンズ組立体、およびレンズ組立体の組立方法
JP2017026964A (ja) レンズユニット製造装置、およびレンズユニットの製造方法
US20040196521A1 (en) Method of manufacturing holder-mounted optical element
TWI363201B (en) Assembling lens jig, assembling system having same and assembling method
JP2008137116A (ja) 圧入装置
JP2019132877A (ja) 重心位置調整部材を備える振れ補正機能付き光学ユニット、および、その重心位置調整部材の固定方法
CN110967799B (zh) 光学镜头和摄像模组及其应用
JP7158925B2 (ja) 成形型の分解組立装置
CN113891862B (zh) 玻璃透镜成型模具
JP7103977B2 (ja) プレス成形装置
KR200493234Y1 (ko) 휴대폰 렌즈용 바렐 피커 장치
JP2018174240A (ja) リード付き部品のアライメント装置
JP2007131467A (ja) 光学素子成形装置
JP6927746B2 (ja) レンズユニットおよびカメラモジュール
CN111103669A (zh) 一种微型成像物镜半球透镜的装配装置与方法