JP2020015158A - 加工装置 - Google Patents

加工装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2020015158A
JP2020015158A JP2018141795A JP2018141795A JP2020015158A JP 2020015158 A JP2020015158 A JP 2020015158A JP 2018141795 A JP2018141795 A JP 2018141795A JP 2018141795 A JP2018141795 A JP 2018141795A JP 2020015158 A JP2020015158 A JP 2020015158A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spindle motor
opening
slide plate
plate
housing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018141795A
Other languages
English (en)
Inventor
典彦 岡本
Norihiko Okamoto
典彦 岡本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP2018141795A priority Critical patent/JP2020015158A/ja
Publication of JP2020015158A publication Critical patent/JP2020015158A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Grinding-Machine Dressing And Accessory Apparatuses (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)
  • Auxiliary Devices For Machine Tools (AREA)

Abstract

【課題】メンテナンス作業が容易な加工装置を提供する。【解決手段】スピンドルモータと、前記スピンドルモータを水平方向に移動させる水平移動機構と、上面に上面開口部を有する筐体と、前記スピンドルモータの回転軸を挿通する挿通部を有し、前記スピンドルモータの水平方向の移動にともなって移動するスライドプレートと、一端側が前記スライドプレートに取り付けられ、前記上面開口部を閉塞するジャバラと、前記ジャバラの他端側が取り付けられる取付部材と、を備える、加工装置。【選択図】図5

Description

本開示は、加工装置に関する。
半導体ウェハのような板状の被加工物の板厚を薄くするように加工する加工装置が知られている。
特許文献1には、チャックテーブルの保持面と平行な方向および直交する方向に移動する研磨ユニットを備える加工装置が開示されている。また、研磨ユニットのカバーが開示されている。
特開2016−97463号公報
本開示の一態様は、メンテナンス作業が容易な加工装置を提供する。
本開示の一態様に係る加工装置は、スピンドルモータと、前記スピンドルモータを水平方向に移動させる水平移動機構と、上面に上面開口部を有する筐体と、前記スピンドルモータの回転軸を挿通する挿通部を有し、前記スピンドルモータの水平方向の移動にともなって移動するスライドプレートと、一端側が前記スライドプレートに取り付けられ、前記上面開口部を閉塞するジャバラと、前記ジャバラの他端側が取り付けられる取付部材と、を備える。
本開示の一態様によれば、メンテナンス作業が容易な加工装置を提供することができる。
一実施形態に係る加工装置の平面図。 一実施形態に係る加工装置の3次加工ユニットにおいて上面開口部を閉じた状態の断面図。 一実施形態に係る加工装置において上面開口部を閉じた状態の斜視図。 一実施形態に係る加工装置の3次加工ユニットにおいて上面開口部を開いた状態の断面図。 一実施形態に係る加工装置において上面開口部を開いた状態の斜視図。 スライドプレートの一例の斜視図。 伝達機構の一例の断面図。
以下、図面を参照して本開示を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
一実施形態に係る加工装置10について、図1および図2を用いて説明する。図1は、一実施形態に係る加工装置10の平面図である。図2は、一実施形態に係る加工装置10の3次加工ユニット43の断面図である。なお、図2の断面図において、スピンドルモータ431の内部構造は省略して図示している。
加工装置10は、基板Wを加工する。基板Wは、例えば、シリコンウェハなどの半導体基板、またはガラス基板である。加工装置10は、回転テーブル20と、4つの回転チャック30と、1次加工ユニット41と、2次加工ユニット42と、3次加工ユニット43と、液供給機構50と、液受け部60と、筐体70(図2参照)と、制御装置80を備える。
尚、加工装置10は、基板Wの1次加工、2次加工および3次加工を行うため、基板Wを加工する加工ユニットを3つ有するが、加工ユニットの数は3つには限定されない。加工ユニットの数は、1つでもよいし、2つでもよく、4つ以上でもよい。
回転テーブル20は、鉛直軸周りに回転させられる。回転テーブル20の回転中心線の周りには、4つの回転チャック30が等間隔で配設される。4つの回転チャック30のそれぞれは、回転テーブル20と共に回転し、受渡位置A0、1次加工位置A1、2次加工位置A2および3次加工位置A3に移動する。
受渡位置A0は、外部の基板搬送装置(図示せず)が加工前の基板Wを回転チャック30に載せる位置と、基板搬送装置が加工後の基板Wを回転チャック30から受け取る位置とを兼ねる。1次加工位置A1は、1次加工ユニット41が1次加工(例えば1次研削)を行う位置である。2次加工位置A2は、2次加工ユニット42が2次加工(例えば2次研削)を行う位置である。3次加工位置A3は、3次加工ユニット43が3次加工(例えば3次研削)を行う位置である。
4つの回転チャック30は、それぞれの回転中心線を中心に回転自在に、回転テーブル20に取り付けられている。4つの回転チャック30のそれぞれは、保持している基板Wが加工ユニットによって加工される間、回転させられる。4つの回転チャック30のそれぞれは、基板搬送装置との間で加工前または加工後の基板Wを受け渡す間、回転停止させられる。
4つの回転チャック30のそれぞれは、基板Wを下方から保持する。4つの回転チャック30のそれぞれは、基板Wの直径よりも大きい直径の円形の吸着面を有し、その吸着面に基板Wを吸着する。
1次加工ユニット41は、基板Wの1次研削を行う。1次加工ユニット41は、スピンドルモータ411と、スピンドル支持部412と、鉛直移動機構413と、支持構造体414と、研削ホイール(図示せず)を取り付けるフランジ(図示せず)と、を備えている。スピンドルモータ411は、フランジを介して研削ホイールを回転させる。スピンドル支持部412は、スピンドルモータ411を支持する。鉛直移動機構413は、スピンドル支持部412と支持構造体414の間に設けられ、スピンドル支持部412を鉛直方向に移動させる。支持構造体414は、加工装置10のフレーム(図示せず)に固定されている。
このように、スピンドルモータ411は、研削ホイールを回転させる。また、鉛直移動機構413は、スピンドル支持部412に支持されたスピンドルモータ411を鉛直方向に移動させることにより、研削ホイールを加工送り方向(鉛直下方向)に移動させる。研削ホイールは、回転しながら下降し、回転チャック30と共に回転する基板Wの上面を研削する。
2次加工ユニット42は、基板Wの2次研削を行う。2次加工ユニット42は、1次加工ユニット41と同様の構成を有している。但し、2次加工ユニット42の研削ホイールの砥粒の平均粒径は、1次加工ユニット41の研削ホイールの砥粒の平均粒径よりも小さい。
3次加工ユニット43は、基板Wの3次研削を行う。3次加工ユニット43は、スピンドルモータ431と、スピンドル支持部432と、鉛直移動機構433と、支持ブロック434と、水平移動機構435と、支持構造体436と、研削ホイール438を取り付けるフランジ437と、を備えている。スピンドルモータ431は、フランジ437を介して研削ホイール438を回転させる。スピンドル支持部432は、スピンドルモータ431を支持する。鉛直移動機構433は、スピンドル支持部432と支持ブロック434の間に設けられ、スピンドル支持部432を鉛直方向に移動させる。水平移動機構435は、支持ブロック434と支持構造体436の間に設けられ、スピンドル支持部432を水平方向に移動させる。支持構造体436は、加工装置10のフレーム(図示せず)に固定されている。
このように、スピンドルモータ431は、研削ホイール438を回転させる。また、鉛直移動機構433は、スピンドル支持部432に支持されたスピンドルモータ431を鉛直方向に移動させることにより、研削ホイール438を加工送り方向(鉛直下方向)に移動させる。研削ホイール438は、回転しながら下降し、回転チャック30と共に回転する基板Wの上面を研削する。なお、3次加工ユニット43の研削ホイール438の砥粒の平均粒径は、2次加工ユニット42の研削ホイールの砥粒の平均粒径よりも小さい。また、水平移動機構435は、スピンドルモータ431を水平方向に移動させることにより、研削ホイールの回転中心軸と回転チャック30の回転中心軸との水平距離を変更する。
液供給機構50は、1次加工位置A1、2次加工位置A2、3次加工位置A3において、回転チャック30に吸着された基板Wの上面である加工面(研削面)に液を供給する装置である。なお、供給される液は、水であってもよく、スラリー液であってもよく、限定されるものではない。
液受け部60は、回転テーブル20の下に設けられ、使用済の液を回収する。
筐体70(図2参照)は、回転テーブル20を収納するように設けられ、加工室を形成する。筐体70は、受渡位置A0において、基板搬送装置による基板Wの受け渡しが可能に開口(図示せず)している。また、筐体70は、1次加工位置A1において、1次加工ユニット41が挿通する上面開口部71を有している。筐体70は、2次加工位置A2において、2次加工ユニット42が挿通する開口部(図示せず)を有している。筐体70は、3次加工位置A3において、3次加工ユニット43が挿通する開口部(図示せず)を有している。
制御装置80は、たとえばコンピュータであり、制御部81と記憶部82とを備える。記憶部82には、加工装置10において実行される各種の処理を制御するプログラムが格納される。制御部81は、記憶部82に記憶されたプログラムを読み出して実行することによって加工装置10の動作を制御する。
なお、かかるプログラムは、コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体に記録されていたものであって、その記憶媒体から制御装置80の記憶部82にインストールされたものであってもよい。コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体としては、たとえばハードディスク(HD)、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD)、マグネットオプティカルディスク(MO)、メモリカードなどがある。
次に、3次加工位置A3に設けられた3次加工ユニット43について、図2を用いてさらに説明する。
フランジ437は、スピンドルモータ431の回転軸431aに取り付けられている。フランジ437は、軸部437aと、円板部437bと、を有している。軸部437aと円板部437bは、同心に形成される。また、円板部437bの外径は軸部437aの外径よりも大きくなっている。研削ホイール438は、フランジ437の円板部437bの下面側に取り付けられている。研削ホイール438は、フランジ437の円板部437bの上面側からボルト439が挿入され、フランジ437に固定される。
筐体70の上面には、スピンドルモータ431が水平方向に移動可能に上面開口部71(図2及び後述する図4,5参照)が設けられている。上面開口部71は、水平移動方向を長手とする長方形に形成されている。加工装置10は、スピンドルモータ431が鉛直方向および水平方向に移動可能としつつ、筐体70の加工室内の液や切削屑等が外に流出することを防止するためのスピンドルカバーユニット100を備えている。
次に、スピンドルカバーユニット100の構造ついて、図2から図5を用いてさらに説明する。前述の図2は、一実施形態に係る加工装置10の3次加工ユニット43において上面開口部71を閉じた状態の断面図である。図3は、一実施形態に係る加工装置10において上面開口部71を閉じた状態の斜視図である。図4は、一実施形態に係る加工装置10の3次加工ユニット43において上面開口部71を開いた状態の断面図である。図5は、一実施形態に係る加工装置10において上面開口部71を開いた状態の斜視図である。また、以下の説明において、鉛直移動機構433によりスピンドルモータ431が移動する方向を上下方向と称し、水平移動機構435によりスピンドルモータ431が移動する方向を左右方向と称し、上下方向および左右方向と直交する方向を前後方向と称するものとする。
スピンドルカバーユニット100は、筐体70の上面開口部71(図2,4,5参照)を塞ぐとともに、鉛直移動機構433によるスピンドルモータ431の上下方向の移動と、水平移動機構435によるスピンドルモータ431の左右方向の移動と、を妨げないように構成されている。スピンドルカバーユニット100は、円筒カバー110と、スライドプレート120と、スライドガイド130と、平型ジャバラ140と、取付プレート150と、ヒンジ160と、端部プレート170と、伝達機構180と、を備えている。なお、スピンドルカバーユニット100は、左右方向において同様の構成を有している。このため、一方の側の構成について説明し、他方の側の構成は説明は省略する。
円筒カバー110は、上端側でスピンドル支持部432の底面に固定され、スピンドルモータ431の回転軸431aが挿通する。円筒カバー110の下端側は回転軸431aの方向に屈曲しており、フランジ437の軸部437aの側面との隙間を狭くするように構成されている。円筒カバー110と軸部437aの側面との隙間を狭めることにより、研削ホイール438で基板Wを研削した際に液や研削屑等が円筒カバー110の内側に侵入することを抑制している。
スライドプレート120は、筐体70の上面開口部71の一部を塞ぐとともに、左右方向に移動することができる。ここで、図6にスライドプレート120の一例の斜視図を示す。スライドプレート120は、ベースプレート121と、穴部122と、摺動部123と、取付部124と、を有している。
ベースプレート121は、上面開口部71を塞ぐ板状部材である。穴部122は、ベースプレート121に設けられ、スピンドルモータ431の回転軸431aおよび円筒カバー110が挿通する。図2に示すように、穴部122の内径は、円筒カバー110の外径よりもわずかに大きく形成されている。円筒カバー110の外周面とスライドプレート120の穴部122の内周面との隙間を狭めることにより、液や研削屑等が筐体70の外に流出することを抑制している。摺動部123は、スライドプレート120の前後方向端部に設けられ、スライドガイド130のスライドブロック131の上に載置される。摺動部123がスライドブロック131の上を摺動することにより、スライドプレート120は、左右方向に移動することができる。取付部124は、スライドプレート120の左右方向端部に設けられ、平型ジャバラ140が取り付けられる。
また、スライドプレート120は、左右方向に分割して構成され、第1部材120Aと、第2部材120Bと、を有している。第1部材120Aと第2部材120Bとは、ボルト120Cで固定される。このような構成により、スライドプレート120の取り付け・取り外し作業を容易に行うことができる。例えば、フランジ437の円板部437bの径は、スライドプレート120穴部122の径よりも大きいため、左右方向に分割されていないスライドプレート120の取り付け・取り外しの際にはフランジ437をスピンドルモータ431の回転軸431aから取り外す必要がある。これに対し、図6に示すようにスライドプレート120が左右方向に分割する構成では、スピンドルモータ431の回転軸431aにフランジ437が取り付けられた状態でスライドプレート120の取り付け、取り外しが可能となる。
次に、図7に伝達機構180の一例の断面図を示す。伝達機構180は、ピン181と、立ち上がりプレート182と、穴183aと、ブロック183と、を有している。ピン181は、上端がスピンドル支持部432の底面に固定され、鉛直方向に延びる軸である。立ち上がりプレート182は、下面部182aと、立ち上がり部182bと、上面部182cと、を有している。下面部182aは、スライドプレート120のベースプレート121に固定される。立ち上がり部182bは下面部182aから鉛直方向に折り曲げられて形成される。上面部182cは立ち上がり部182bから水平方向に折り曲げられて形成される。また、上面部182cには、水平なピン181が挿通する穴182dを有する。ブロック183は、ピン181が挿通する穴183aを有し、穴182dと穴183aが連通するように上面部182cの上に固定される。
鉛直移動機構433によりスピンドルモータ431を上下方向に移動させた場合、ピン181も上下方向に移動する。この際、立ち上がりプレート182の穴182dとブロック183の穴183aに対して抜き差しされることとなり、スライドプレート120は上下方向には移動しないようになっている。
一方、水平移動機構435によりスピンドルモータ431を左右方向に移動させた場合、ピン181も左右方向に移動する。この際、ピン181の側面がブロック183の穴183aの内周面と当接してブロック183をスピンドルモータ431の移動方向に押す。これにより、スライドプレート120は、スピンドルモータ431を左右方向に移動に追随して、左右方向に動くことができる。また、スピンドルモータ431が左右方向に動く際、スライドプレート120が円筒カバー110に接触して、円筒カバー110が撓むことを防止することができる。
スライドガイド130は、上面開口部71の左右方向に延びる淵に沿って筐体70の上面に設けられ、スライドプレート120の移動をガイドし、平型ジャバラ140の移動をガイドする。スライドガイド130は、スライドブロック131と、スライドカバー132と、を備えている。スライドプレート120の摺動部123は、スライドブロック131の上に載置される。平型ジャバラ140の幅方向両端部は、スライドブロック131とスライドカバー132の間の空間に配置され、ガイドされる。
平型ジャバラ140は、伸縮可能な部材であり、スライドプレート120の移動によって伸縮し上面開口部71を閉塞する。平型ジャバラ140は、伸縮方向(左右方向)の一端がスライドプレート120の取付部124に固定され、伸縮方向の他端が取付プレート150に固定される。また、平型ジャバラ140の幅方向(前後方向)両端部は、スライドガイド130によりガイドされる。
取付プレート150は、一方の面(スピンドルモータ411の側の面)に平型ジャバラ140の他端が固定されてる。また、他方の面にヒンジ160を介して端部プレート170が取り付けられている。端部プレート170は、下に開く矩形のU形状を有しており、ヒンジ160はその天面に取り付けられている。また、ヒンジ160の開き角度は、0°から90°の範囲に制限されている。図2および図3に示す上面開口部71を閉じた状態において、ヒンジ160の開き角度は90°となっている。これにより、平型ジャバラ140の復元力により、取付プレート150がスピンドルモータ411の側に引っ張られても、取付プレート150が平型ジャバラ140の方向に倒れこまないように構成されている。なお、取付プレート150、ヒンジ160および端部プレート170は、取付部材とも称する。
筐体70の側面には側面開口部72が設けられており、側面開口部72を開閉する側面パネル75が設けられている。側面パネル75はヒンジ74によって開閉する。ここで、図5に示すように、上面開口部71と、側面開口部72とは、連通するように形成されている。また、筐体70には、上面開口部71または側面開口部72に向かって突出するように係止部73が設けられている。係止部73は、図2および図3に示す上面開口部71を閉じた状態において、端部プレート170を係止する。
また、受金76aが端部プレート170に設けられ、側面パネル75に設けられた固定フック76によって、側面開口部72がを閉じた状態で側面パネル75はを固定することができる。
また、側面パネル75は、検知プレート77を有している。近接センサ78は、筐体70に固定されている。図2および図3に示す上面開口部71および側面開口部72を閉じた状態において、検知プレート77が近接センサ78に近接する。一方、図4および図5に示す上面開口部71および側面開口部72を開いた状態において、検知プレート77が近接センサ78から離れている。近接センサ78は、例えば、磁性金属を検出する近接センサを用いることができる。検知プレート77は磁性金属で形成されていてもよく、検知プレート77に磁性金属が接着されていてもよい。
近接センサ78の検知結果は、制御装置80の制御部81に送信される。制御部81は、近接センサ78が検知プレート77を検知した場合、加工装置10の運転を許可する。一方、制御部81は、近接センサ78が検知プレート77を検知していない場合、加工装置10の運転を不許可する。例えば、回転テーブル20、回転チャック30、1次加工ユニット41、2次加工ユニット42、3次加工ユニット43、液供給機構50等の動作を不許可とする。
次に、スピンドルカバーユニット100の動作について説明する。
図2及び図3に示す上面開口部71および側面開口部72を閉じた状態において、端部プレート170は係止部73に係止されており、側面パネル75は、固定フック76により固定されている。このように構成することにより、加工室内から外の空間に液や切削屑等が流出することを防止することができる。
また、この状態において、鉛直移動機構433によりスピンドルモータ431を上下方向に移動させた場合、円筒カバー110がスライドプレート120の穴部122で抜き差しされる。また、ピン181が立ち上がりプレート182及びブロック183に対して抜き差しされる。これにより、スピンドルカバーユニット100による上面開口部71の閉塞を保ったまま、鉛直移動機構433によりスピンドルモータ431を加工送り方向に移動させることができる。
また、この状態において、水平移動機構435によりスピンドルモータ431を左右方向に移動させた場合、スピンドルモータ431とともにピン181が左右方向に移動し、ピン181の側面がブロック183を押して、スライドプレート120が左右方向に移動する。これにより、スピンドルモータ431の左右方向の移動にスライドプレート120が追随する。また、スライドプレート120の取付部124と取付プレート150の間には、平型ジャバラ140が取り付けられており、平型ジャバラ140が伸縮する。これにより、スピンドルカバーユニット100による上面開口部71の閉塞を保ったまま、水平移動機構435によりスピンドルモータ431を水平移動させることができる。
次に、図4及び図5に示す上面開口部71および側面開口部72を開いた状態について説明する。作業者は、固定フック76を外して、図5で白抜き矢印に示すように、側面パネル75をヒンジ74により回転させ、側面開口部72を開く。そして、係止部73に係止されている端部プレート170をヒンジ160により持ち上げる方向に回転させることができる。端部プレート170を回転させることにより、端部プレート170と係止部73との係止が解除され、図5で白抜き矢印に示すように、平型ジャバラ140を縮めてながら取付部材(取付プレート150、ヒンジ160、端部プレート170)をスピンドルモータ431の方向に向かって押し込むことができる。
これにより、上面開口部71および側面開口部72が開口する。上面開口部71および側面開口部72が連通して開口することにより、加工室内をメンテナンスする際の作業性が向上する。
なお、上面開口部71および側面開口部72を開閉する際は、ドライバ等の工具は不要であり、ツールレスで作業することができる。また、側面パネル75や端部プレート170はヒンジ74,160で固定されているため、取り外される部品もない。このため、部品の落下や紛失等を防止することができる。
また、固定フック76の受金76aは、端部プレート170に設けられている。このため、上面開口部71を開いた状態のまま側面パネル75を閉じることができなくなっている。これにより、側面パネル75が閉じられた状態では、上面開口部71が閉じられた状態であるので、上面開口部71の閉め忘れを防止することができる。また、側面パネル75に設けた検知プレート77を検知する近接センサ78により、側面パネル75が閉状態であるか否かを検知する。側面パネル75の閉状態を検知することにより、上面開口部71の閉状態も確認することができる。
以上、本開示に係る加工装置の実施形態について説明したが、本開示は上記実施形態などに限定されない。特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更、修正、置換、付加、削除、および組合わせが可能である。それらについても当然に本開示の技術的範囲に属する。
10 加工装置
20 回転テーブル
30 回転チャック
43 3次加工ユニット
431 スピンドルモータ
431a 回転軸
432 スピンドル支持部
433 鉛直移動機構
434 支持ブロック
435 水平移動機構
436 支持構造体
437 フランジ
437a 軸部
437b 円板部
438 研削ホイール
439 ボルト
70 筐体
71 上面開口部
72 側面開口部
73 係止部
75 側面パネル
75a ヒンジ
76 固定フック(固定部)
76a 受金
77 検知プレート
78 近接センサ
100 スピンドルカバーユニット
110 円筒カバー
120 スライドプレート
120A 第1部材
120B 第2部材
120C ボルト
121 ベースプレート
122 穴部(挿通部)
123 摺動部
124 取付部
130 スライドガイド
131 スライドブロック
132 スライドカバー
140 平型ジャバラ
150 取付プレート(取付部材)
160 ヒンジ(取付部材)
170 端部プレート(取付部材)
180 伝達機構(伝達部)
181 ピン
182 立ち上がりプレート
182a 下面部
182b 立ち上がり部
182c 上面部
182d 穴
183 ブロック
183a 穴

Claims (7)

  1. スピンドルモータと、
    前記スピンドルモータを水平方向に移動させる水平移動機構と、
    上面に上面開口部を有する筐体と、
    前記スピンドルモータの回転軸を挿通する挿通部を有し、前記スピンドルモータの水平方向の移動にともなって移動するスライドプレートと、
    一端側が前記スライドプレートに取り付けられ、前記上面開口部を閉塞するジャバラと、
    前記ジャバラの他端側が取り付けられる取付部材と、を備える、加工装置。
  2. 前記スピンドルモータの水平方向の移動を前記スライドプレートに伝達する伝達部を備える、
    請求項1に記載の加工装置。
  3. 前記スピンドルモータを鉛直方向に移動させる鉛直移動機構を備え、
    前記伝達部は、前記スピンドルモータの鉛直方向の移動を前記スライドプレートに伝達しない、
    請求項2に記載の加工装置。
  4. 前記筐体は、前記上面開口部を閉じる際に前記取付部材を係止させる係止部を有し、
    前記取付部材と前記係止部との係止を解除して前記ジャバラを縮めることにより、前記上面開口部を開く、
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の加工装置。
  5. 前記筐体は、側面開口部を有し、
    前記上面開口部と前記側面開口部は連通する、
    請求項4に記載の加工装置。
  6. 前記筐体は、前記側面開口部を閉塞する側面パネルを有し、
    前記側面パネルを前記取付部材に固定する固定部を有する、
    請求項5に記載の加工装置。
  7. 前記スライドプレートは、分割されて構成される、
    請求項1乃至請求項6のいずれか1項に記載の加工装置。
JP2018141795A 2018-07-27 2018-07-27 加工装置 Pending JP2020015158A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018141795A JP2020015158A (ja) 2018-07-27 2018-07-27 加工装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018141795A JP2020015158A (ja) 2018-07-27 2018-07-27 加工装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2020015158A true JP2020015158A (ja) 2020-01-30

Family

ID=69579910

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018141795A Pending JP2020015158A (ja) 2018-07-27 2018-07-27 加工装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2020015158A (ja)

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1080838A (ja) * 1996-09-09 1998-03-31 Nittoku Eng Co Ltd 工作装置
JPH11165234A (ja) * 1997-12-05 1999-06-22 Nittoku Eng Co Ltd 工作装置
JP2007276016A (ja) * 2006-04-04 2007-10-25 Mori Seiki Co Ltd 工作機械
JP2014050899A (ja) * 2012-09-05 2014-03-20 Disco Abrasive Syst Ltd 加工装置
CN105598738A (zh) * 2016-03-22 2016-05-25 吉林大学 一种具有随动自清洁实时观察防护罩的卧式加工机床

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1080838A (ja) * 1996-09-09 1998-03-31 Nittoku Eng Co Ltd 工作装置
JPH11165234A (ja) * 1997-12-05 1999-06-22 Nittoku Eng Co Ltd 工作装置
JP2007276016A (ja) * 2006-04-04 2007-10-25 Mori Seiki Co Ltd 工作機械
JP2014050899A (ja) * 2012-09-05 2014-03-20 Disco Abrasive Syst Ltd 加工装置
CN105598738A (zh) * 2016-03-22 2016-05-25 吉林大学 一种具有随动自清洁实时观察防护罩的卧式加工机床

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6267647B1 (en) Grinding machines and polishing machines
JP5990010B2 (ja) 研磨装置
JP5225089B2 (ja) 直接ロードプラテンを用いた研磨装置および方法
JP2014507293A (ja) 2つの旋回可能な横部材を備えた、ワークの機械加工及び/又は測定のための機械
JP5863483B2 (ja) 板状部材の研削装置
CN1094179A (zh) 光盘设备和光盘驱动装置
JP5936963B2 (ja) 加工装置
JP2020015158A (ja) 加工装置
KR101851383B1 (ko) 반도체 웨이퍼 그라인더
JP2017047504A (ja) 加工装置
US20150221536A1 (en) Substrate processing apparatus, substrate transfer method and substrate transfer device
JP2019202399A (ja) 研削装置
JP2011161550A (ja) 研削装置
US20230112974A1 (en) Hand, transfer apparatus, and substrate processing apparatus
JP5936972B2 (ja) 加工装置
JP2016150403A (ja) 両頭平面研削装置
JP2020015157A (ja) 加工装置
JP7304742B2 (ja) 基板加工装置
KR20160094725A (ko) 밸브 시트면 연마를 위한 래핑 머신
KR20190058296A (ko) 가공 장치
KR20230017139A (ko) 연삭 휠의 장착 기구
JP2019093474A (ja) 基板処理システム
US6558226B1 (en) Polishing apparatus
JP2012121085A (ja) 研削装置
CN220971725U (zh) 基板处理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210528

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20220331

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220405

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20221011