JP2020014611A - 心因性非てんかん発作検出装置及び方法 - Google Patents

心因性非てんかん発作検出装置及び方法 Download PDF

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Abstract

【課題】心因性非てんかん発作を選択的に検出する装置を提供すること。【解決手段】本発明は、心因性非てんかん発作の発症時の被験者の脳波取得装置であって、前記脳波を受信するための電気回路を備えた複数の電極と、前記心因性非てんかん発作の発症を指示する1つもしくは複数の装置と、前記心因性非てんかん発作の発症を判断する評価装置と、前記心因性非てんかん発作の発症時の脳波を抽出する装置からなる、心因性非てんかん発作発症時脳波取得装置を提供する。【選択図】図1

Description

本発明は、心因性非てんかん発作検出装置及び方法に関する。
心因性非てんかん発作は精神疾患である。該発作は、その様態が脳神経細胞に突然発生する電気的な興奮が原因の慢性脳疾患であるてんかん発作と酷似しているために、度々てんかん発作と誤認される。心因性非てんかん発作をてんかん発作と誤認することは、心因性非てんかん発作患者がカウンセリング等の該発作に適した精神科での治療を受けることを数年単位で遅らせるだけでなく、不要な抗てんかん薬の服用や自動車運転の制限を受けるなど、患者のクオリティ・オブ・ライフ(quality of life;QOL)を著しく阻害する。また、日本国内において心因性非てんかん発作と誤認されるてんかん発作の有病率は1%と多く、性別、年齢に関係なく発症するため、該誤認をさらに進める原因となっている。
通常、心因性非てんかん発作の診断は、長時間ビデオ脳波モニタリング検査を基に行われる。すなわち、該検査は、前記検査を実施可能な施設を備えた病院に入院した被験者に対して、その間のビデオによる行動記録と、頭部に貼り付けた電極で脳の神経細胞の異常電気的興奮(発作波)の有無を確認することで行われるが、大規模な検査設備・体制と、被験者は数日間の入院を余儀なくされるため、より簡便な心因性非てんかん発作の検査方法が切望されている。
特許文献1は、携帯型医療機器により痙攣発作を検出し、前記発作がてんかん発作、もしくは非てんかん発作の判別を行う方法を開示しており、具体的には、筋電図または加速度センサによる発作運動の検出、及び発作歴の記録装置を開示している。
特許文献2は、四肢の運動から痙攣発作の鑑別診断をする方法を開示しており、具体的には、四肢運動の検出方法、及び解析方法を開示している。
非特許文献1は、四肢に装着した加速度センサによる発作の検出、心因性非てんかん発作の同定方法を開示しており、具体的には、加速度センサで検出するデータの種類とその精度を開示している。
非特許文献2は、心因性非てんかん発作において診断上有用な特徴的運動の兆候を開示しており、具体的には、四肢及び体幹の特徴的運動を組み合わせることによる診断補助の精度を開示している。
国際公開2014/202098号 国際公開2009/020880号
J.Gubbi et al., IEEE J Biomed Health Inform,20,1061−1072,(2016) V.Dhiman et al., Brain Dev,36,287−293(2014)
しかしながら、特許文献1の筋電図・加速度センサによる痙攣発作のてんかん発作、もしくは非てんかん発作の判別、及び特許文献2の四肢の運動から痙攣発作の鑑別診断をする方法は、実臨床上で最も重要視される脳波所見について検討しておらず、実臨床上での心因性非てんかん発作の診断に用いるのは困難である。
また、非特許文献1の四肢に装着した加速度センサによる発作の検出、及び心因性非てんかん発作の同定方法は、その診断精度の検証が不十分であり、心因性非てんかん発作の特異的な検出におけるエビデンスは低い。
また、非特許文献2の心因性非てんかん発作において診断上有用な特徴的運動兆候の報告では、単一の所見による診断は困難であると言及されており、前記先行技術の実臨床上の有用性が低いことを示唆している。
以上のような理由により、心因性非てんかん発作を選択的に検出する技術の開発が望まれている。
そこで、本発明は、心因性非てんかん発作を選択的に検出する装置を提供することを目的とする。
本発明者らは、心因性非てんかん発作発生時に該発作に特徴的な複数の動作の運動量及び脳波を同時に測定し、前記運動量に基づいて前記発作時の脳波を抽出し、前記抽出脳波を医師に供することで、前記発作の正診率が著しく向上することを見出し、本発明を完成するに至った。
本発明の実施形態を以下に記載する。
[1]心因性非てんかん発作の発症時の被験者の脳波取得装置であって、前記脳波を受信するための電気回路を備えた複数の電極と、前記心因性非てんかん発作の発症を指示する1つもしくは複数の装置と、前記心因性非てんかん発作の発症を判断する評価装置と、前記心因性非てんかん発作の発症時の脳波を抽出する装置からなる、心因性非てんかん発作発症時脳波取得装置。
[2]被験者が心因性非てんかん発作を発症した時、もしくは前記発作の発症の兆候を認識した時に送信した信号を受信する心因性非てんかん発作の発症を指示する装置を有する、[1]に記載の心因性非てんかん発作時脳波取得装置。
[3]被験者の上肢の動作を評価する装置と、2つもしくはそれ以上の数の動作測定センサからなる心因性非てんかん発作の発症を指示する装置を有し、前記動作測定センサは前記被験者の両上肢の動作を測定するものであり、前記上肢の動作を評価する装置は両上肢間の左右非対称の度合いを評価するものである、[1]に記載の心因性非てんかん発作時脳波取得装置。
[4]被験者の上肢の動作を評価する装置と、複数の電極を有する筋電位計からなる心因性非てんかん発作の発症を指示する装置を有し、前記筋電位計は前記被験者の両上肢の筋肉の活動を測定するものである、[1]に記載の心因性非てんかん発作時脳波取得装置。
[5]被験者の後背の緊張を評価する装置と、1つもしくは複数の電極を有する筋電位計からなる心因性非てんかん発作の発症を指示する装置を有し、前記筋電位計は前記被験者の後背の筋肉の緊張を測定するものである、[1]に記載の心因性非てんかん発作時脳波取得装置。
[6]被験者の閉眼を検出する装置からなり、前記装置による被験者の閉眼の検出は心因性非てんかん発作の発症の可能性を高めるものであると、心因性非てんかん発作の発症を判断する評価装置により判断される、[1]に記載の心因性非てんかん発作時脳波取得装置。
[7]被験者の頚部の動作を評価する装置と、1つもしくは複数の動作測定センサからなる心因性非てんかん発作の発症を指示する装置を有し、前記動作測定センサは前記被験者の頚部の動作を測定するものであって、前記装置による被験者の頚部の動作の検出は心因性非てんかん発作の発症の可能性を高めるものであると、心因性非てんかん発作の発症を判断する評価装置により判断される、[1]に記載の心因性非てんかん発作時脳波取得装置。
[8]被験者の応答を取得する装置からなる心因性非てんかん発作の発症を指示する装置を有し、前記の被験者の応答を取得する装置は、前記被験者への呼びかけ、もしくは前記被験者への刺激に対して前記被験者から応答を取得するものであって、前記応答の取得は心因性非てんかん発作の発症の可能性を高めるものであると、心因性非てんかん発作の発症を判断する評価装置により判断される、[1]に記載の心因性非てんかん発作時脳波取得装置。
[9]被験者の涕泣を検出する装置からなる心因性非てんかん発作の発症を指示する装置を有し、前記装置による被験者の涕泣の検出は心因性非てんかん発作の発症の可能性を高めるものであると、心因性非てんかん発作の発症を判断する評価装置により判断される、[1]に記載の心因性非てんかん発作時脳波取得装置。
[10]心因性非てんかん発作の発症の指示を記録する要素からなり、前記要素は心因性非てんかん発作の発症の信頼性を評価するために、心因性非てんかん発作の発症を指示する装置によって取得された情報を記録する、[1]に記載の心因性非てんかん発作時脳波取得装置。
[11]心因性非てんかん発作の診断を補助する要素からなり、前記要素は、心因性非てんかん発作の発症時の脳波を抽出する装置、及び心因性非てんかん発作の発症を指示する装置によって取得された情報に基づいて心因性非てんかん発作の発症の可能性を推算する、[10]に記載の心因性非てんかん発作時脳波取得装置。
[12]インピーダンス測定装置及び電極接着確認装置及び電極接着警告装置からなり、前記インピーダンス測定装置は電極の被験者への接着のインピーダンスを調査する装置であり、前記電極接着確認装置は前記インピーダンスに基づいて電極の接着を推測する装置であり、前記電極接着警告装置は前記接着確認装置によって推測された電極の接着の程度が閾値を下回るときに、不適切な接着を前記被験者もしくは医療従事者に知らせるものである、[1]に記載の心因性非てんかん発作時脳波取得装置。
本発明の装置によれば、心因性非てんかん発作を選択的に検出することができる。
心因性非てんかん発作の発症時の被験者の脳波取得装置の構成要素の一例である。
以下、本発明の実施形態について更に詳細に説明する。本明細書の全体にわたり、単数形の表現は、特に言及しない限り、その複数形の概念をも含むことが理解されるべきである。したがって、単数形の冠詞(例えば、英語の場合は「a」、「an」、「the」等)は、特に言及しない限り、その複数形の概念をも含むことが理解されるべきである。また、本明細書において使用される用語は、特に言及しない限り、当該分野で通常用いられる意味で用いられることが理解されるべきである。したがって、他に定義されない限り、本明細書中で使用される全ての専門用語及び科学技術用語は、本発明の属する分野の当業者によって一般的に理解されるのと同じ意味を有する。矛盾する場合、本明細書(定義を含めて)が優先する。
本実施形態に係る装置は、心因性非てんかん発作を検出するための装置に関する。また、本実施形態に係る装置は、心因性非てんかん発作の発症時の被験者の脳波取得装置であって、前記脳波を受信するための電気回路を備えた複数の電極と、前記心因性非てんかん発作の発症を指示する1つもしくは複数の装置と、前記心因性非てんかん発作の発症を判断する評価装置と、前記心因性非てんかん発作の発症時の脳波を抽出する装置からなる。
本実施形態の装置は、心因性非てんかん発作を選択的に検出することができる。また、本実施形態の装置は、好ましくは、該装置によって得られた脳波を医師に供することによって、心因性非てんかん発作に対して優れた正診率を得ることが出来る。
本実施形態に係る装置は、「脳波を受信するための電気回路を備えた複数の電極」を用いて脳神経の電気活動信号すなわち脳波を測定し、「心因性非てんかん発作の発症を指示する1つもしくは複数の装置」を用いて、心因性非てんかん発作に特徴的な1つもしくは複数の動作を自動もしくは手動で検出し、「心因性非てんかん発作の発症を判断する評価装置」を用いて前記動作が心因性非てんかん発作に特徴的な動作であることを判断し、前記心因性非てんかん発作が検出された期間の脳波を、「心因性非てんかん発作の発症時の脳波を抽出する装置」で抽出することを特徴とする。本実施形態に係る装置の内部の構成と、前記装置を用いた心因性非てんかん発作時の脳波の取得スキームを、図1に沿って説明する。図1において、0は心因性非てんかん発作時脳波取得装置である。1は被験者である。2は被験者が心因性非てんかん発作を発症したことを指し示す1つもしくは複数の装置である。3で得られた1つもしくは複数の指示データは、4の心因性非てんかん発作の発症する評価装置で処理されて、5の心因性非てんかん発作時脳波抽出装置を構成の構成要素の1つで、6で示した前記発作の発症する期間の脳波を抽出したデータとなる。2は被験者の脳で、その神経電気活動は、7の脳波受信装置を構成する8の電極を通して取得され、9の電気回路で信号処理され、10の脳波を得る。前記脳波は11の脳波抽出装置において、6の脳波抽出の根拠データを用いて、心因性非てんかん発作の発症時の脳波のみ抽出されて、12の抽出脳波を得る。前記抽出脳波は13の心因性非てんかん発作診断補助装置で、医師による心因性非てんかん発作の診断の補助データに加工される。
「心因性非てんかん発作の発症を判断する評価装置」は、「心因性非てんかん発作の発症を指示する1つもしくは複数の装置」を用いて自動もしくは手動で検出された心因性非てんかん発作に特徴的な1つもしくは複数の動作を、予め決定された1つもしくは複数の基準に照らし合わせて、基準への適合もしくは不適合を自動で判断する。
請求項2に記載の発明は、被験者が心因性非てんかん発作を発症した時、もしくは前記発作の発症の兆候を認識した時に送信した信号を自動で受信して、心因性非てんかん発作の発症を指示することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の心因性非てんかん発作に特徴的な発作中の身体動作を1つもしくは複数組み合わせて心因性非てんかん発作を検出する工程において、上肢の動作を捉えることを特徴とする。
前記上肢の動作は、上肢を左右交互に律動的にばたつかせる動作を含む。
「動作測定センサ」は、筋電図(EMG)、加速度計、傾斜計、モーションセンサ(加速度、地磁気、角速度を含むセンサ)、ドップラーセンサ、赤外線センサ等を含む。「動作測定センサ」は、好ましくはEMGで、より好ましくはモーションセンサで、さらに好ましくは、加速度計である。
上肢の動作の検出には、被験者の画像(例えばビデオ、カメラ等)を用いてもよい。
心因性非てんかん発作に特徴的な上肢の動作は、上肢を左右非対称に交互にばたつかせる動作を含む。
「被験者の上肢の動作を評価する装置」は、前記の心因性非てんかん発作に特徴的な上肢を左右非対称に交互にばたつかせる動作を、予め決定された1つもしくは複数の基準に照らし合わせて、基準への適合もしくは不適合を自動で評価する。
請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の心因性非てんかん発作に特徴的な発作中の身体動作を1つもしくは複数組み合わせて心因性非てんかん発作を検出する工程において、心因性非てんかん発作を検出する工程において、上肢の筋肉の活動を筋電位として検出することを特徴とする。
「被験者の上肢の動作を評価する装置」は、前記の心因性非てんかん発作に特徴的な上肢を左右非対称に交互にばたつかせる動作にともなう上肢の筋電位を、予め決定された1つもしくは複数の基準に照らし合わせて、基準への適合もしくは不適合を自動で評価する。
「筋電位計」は、両上肢の皮膚表面のいずれか1箇所、もしくは複数箇所に装着される。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の心因性非てんかん発作に特徴的な発作中の身体動作を1つもしくは複数組み合わせて心因性非てんかん発作を検出する工程において、強直性発作の動作を捉えることを特徴とする。
強直性発作には、後背の筋肉の緊張を伴う。
「被験者の後背の緊張を評価する装置」は、筋電図を含み、特に後弓反張にともなう僧帽筋、広背筋もしくは脊柱起立筋などの背筋の緊張を、心因性非てんかん発作に特徴的な動作として検出することを特徴とする。
「筋電位計」は、両上肢の皮膚表面のいずれか1箇所、もしくは複数箇所に装着される。
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の心因性非てんかん発作に特徴的な発作中の身体動作を1つもしくは複数組み合わせて心因性非てんかん発作を検出する工程において、閉眼を捉えることを特徴とする。
「閉眼」とは、上下まぶたが接している状態を意味する。
閉眼を検出には、まぶたもしくは眼球の露出を検出するセンサ等が用いられ、前記センサは筋電図(EMG)、加速度計、傾斜計、モーションセンサ(加速度、地磁気、角速度を含むセンサ)、ドップラーセンサ、赤外線センサを含む。
開眼の検出には、被験者の画像(例えばビデオ、カメラ等)を用いてもよい。
前記センサは、被験者の皮膚表面、のいずれか1箇所、もしくは複数箇所に装着されてもよく、被験者が装着するめがねや装身具などに装着されてもよく、その形状は限定しない。
請求項7に記載の発明は、請求項1に記載の心因性非てんかん発作に特徴的な発作中の身体動作を1つもしくは複数組み合わせて心因性非てんかん発作を検出する工程において、頚部の動作を捉えることを特徴とする。
「頚部の動作」とは、頚部を左及び右に振る運動、頚部を前及び後ろに振る運動、首を捻転させる運動を意味する。「頚部の動作」の検出は、「動作測定センサ」によって提供される測定データを「心因性非てんかん発作の発症を判断する評価装置」で処理することで検出する。
「動作測定センサ」は、EMG、加速度計、傾斜計、モーションセンサ(加速度、地磁気、角速度を含むセンサ)、ドップラーセンサ、赤外線センサ等を含む。「動作測定センサ」は、好ましくはEMGで、より好ましくはモーションセンサで、さらに好ましくは、加速度計である。
動作測定には、被験者の画像(例えばビデオ、カメラ等)を用いてもよい。
「動作測定センサ」は、被験者の首、頭部、肩、その他部位の皮膚表面、被験者の生活する部屋(床、壁、天井等)のいずれか1箇所、もしくは複数箇所に装着される。また、「動作測定センサ」は1つ、もしくは複数個装着及び設置される。
「動作測定センサ」によって提供される測定データは、運動の振幅及び速度の増加または減少、頚部の運動の特定のパターンの出現、頚部の筋緊張の著しい増加に関連する観察結果を意味する。
請求項8に記載の発明は、請求項1に記載の心因性非てんかん発作に特徴的な発作中の身体動作を1つもしくは複数組み合わせて心因性非てんかん発作を検出する工程において、被験者の応答を捉えることを特徴とする。
「応答」とは、発作の発症時に被験者への呼びかけ、もしくは被験者へ加えた「刺激」に対して、該被験が示す反応を意味する。例えば、身体(頭部、頸部、胴体、四肢等)の一部もしくは複数個所の作動、発声、開閉眼、鼻水もしくは唾液の分泌を含む。
前記「応答」の検出は、応答を測定するセンサによって提供される測定データを応答を評価する装置で処理することで検出する。
前記応答を測定するセンサは、EMG、加速度計、傾斜計、被験者の画像(例えばビデオ、カメラ等)、モーションセンサ(加速度、地磁気、角速度を含むセンサ)、ドップラーセンサ、赤外線センサ、ボイスレコーダー、湿度センサ等を含む。応答を測定するセンサは、好ましくは加速度計であり、さらに好ましくはモーションセンサであり、より好ましくは、ボイスレコーダーである。
前記応答を測定するセンサは、被験者の首、頭部、肩、その他部位の皮膚表面、被験者の生活する部屋(床、壁、天井等)のいずれか1箇所、もしくは複数箇所に装着される。また、「動作測定センサ」は1つ、もしくは複数個装着及び設置される。
前記測定データは、運動の振幅及び速度の増加または減少、被験者の運動の特定のパターンの出現、筋緊張の著しい増加、音量及び音が発声する長さや音程、湿度の増加または減少に関連する観察結果を含む。
前記「刺激」とは、被験者の感覚や心情に反応を生じさせることを目的として、外部から働きかけることを意味し、例えば、物理刺激(電気刺激、磁気刺激、機械刺激、光刺激、熱刺激)、科学的刺激(薬物、毒素)、生物的刺激(ワクチン、血清)等を含む。
「刺激」は、被験者の身体(皮膚、眼、口、鼻、耳、爪、髪、等)のいずれか1つ、あるいは複数部位に与えられる。
請求項9に記載の発明は、請求項1に記載の心因性非てんかん発作に特徴的な発作中の身体動作を1つもしくは複数組み合わせて心因性非てんかん発作を検出する工程において、涕泣を捉えることを特徴とする。
「涕泣」とは、ある感情や「刺激」への反応として涙を流すこと、涙を流して声を出すこと、もしくは目に涙を浮かべることを意味する。
涕泣の検出は、涕泣の有無を測定するセンサによって提供される測定データを、涕泣の有無を評価する装置で処理することで達成される。
前記涕泣の有無を測定するセンサは、被験者の画像(例えばビデオ、カメラ等)、EMG、ボイスレコーダー等を含み、好ましくはEMGで、さらに好ましくはボイスレコーダーで、より好ましくは被験者の画像(例えばビデオ、カメラ等)である。
前記涕泣の有無を測定するセンサは、被験者の首、頭部、肩、その他部位の皮膚表面、被験者の生活する部屋(床、壁、天井等)のいずれか1箇所、もしくは複数箇所に装着される。また、「動作測定センサ」は1つ、もしくは複数個装着及び設置される。
前記測定データは、涕泣時の特定の発声や動作等のパターンの出現、頚部及び頭部の筋緊張の著しい増加、音量及び音が発声する長さや音程に関連するという観察結果を意味する。
請求項10に記載の「心因性非てんかん発作の発症の指示を記録する要素」とは、心因性非てんかん発作の発症の信頼性を評価するために「心因性非てんかん発作の発症を指示する装置によって取得された情報」を記録する機能を有する。
「心因性非てんかん発作抽出装置によって得られた情報」には、前記測定データを含む。
請求項11に記載の「心因性非てんかん発作の発症を指示する装置によって取得された情報」とは、「心因性非てんかん発作の発症時の脳波を抽出する装置」によって抽出された脳波データ及び「心因性非てんかん発作の発症を指示する装置によって取得された情報」から心因性非てんかん発作の可能性を推算する機能を有する。
請求項12に記載の発明は、請求項1に記載の複数の電極を用いて心因性非てんかん発作時の脳波を取得する工程において、電極が被験者の脳波の検出の可否を指示すること特徴とする。
「インピーダンス測定装置」とは、「心因性非てんかん発作時脳波取得装置」を構成する複数の電極間のインピーダンスを測定する装置を意味する。
「インピーダンス測定装置」は、「心因性非てんかん発作時脳波取得装置」が稼働している期間は常に稼働し、複数の電極間のインピーダンスを測定する。
「接着確認装置」とは、被験者が前記電極が正しく装着されていることを確認する装置を意味する。
「接着警告装置」とは、「装着確認装置」によって推定された「接着の程度」が閾値を下回る場合に、不適切な装着を被験者または医療従事者に「警告」する装置を指す。
「接着の程度」とは、電極と被験者の頭皮間で得られた測定データを基に算出された指標を指す。前記測定データは、電極と被験者の頭皮間のインピーダンス値、アドミタンス値、距離、接着面積等を含むいずれか1つ、または複数の数値を意味する。「接着の程度」を算出する際に使用する測定データは、好ましくは接着面積であり、さらに好ましくは、インピーダンス値であり、より好ましくは、アドミタンス値である。
「警告」は、被験者または医療従事者に対して、前記電極が適切に装着されていないことを伝達する手段を意味し、物理的手段(電気、磁気、機械、光、熱、音)等を含む。
以下実施例を挙げて本発明を説明するが、本発明はこれらの例によって限定されるものではない。
本発明の一つの代表的実施形態は、被験者の長時間計測した脳波から心因性非てんかん発作に関する領域を効率よく抽出した脳波を医師に提供することをひとつの目的とし、以下の工程を含む。
被験者の頭の上またはその近くにある一つ以上の電極あるいは他のセンサから直接的もしくは間接的に脳波形シグナルを記録するために患者の脳波計測を実行する。この実施形態においては長時間、病院内に限らず家庭や学校、職場など病院外の場所でも可能である。
脳波形シグナルを、有線または無線により集積機器に収集する。
脳波形に含まれるてんかん異常波を確認し、脳波形シグナルを処理するソフトウェアを使用する。好ましくはソフトウェアによるデータ処理は自動的にユーザーの入力なしで自動化される。
心因性非てんかん発作を検出するために、カメラ、ビデオカメラ、筋電図、加速度センサ、心拍センサ、水分検出センサ、赤外線センサ、ボイスレコーダー、自動もしくは手動の発作発症期間記録装置を用いる。また、これら複数の装置を組み合わせて使用してもよい。
1つまたは組み合わされた複数の装置で取得したデータを収集し、ソフトウェアを用いて解析する。前記ソフトウェアは、発作に特徴的な動作の識別アルゴリズム、定量化アルゴリズム、スコアアルゴリズム、心因性非てんかん発作とてんかん発作のパターン認識識別アルゴリズムを含み、前記アルゴリズムを用いて処理されたデータに基づき、前記データが心因性非てんかん発作に由来するものであることの有効性と信頼性をスコア化して明示する。
前記解析データに基づき、長時間計測した脳波から、心因性非てんかん発作発症期間の脳波形を抽出する。
抽出した脳波形の中から選択的に情報を開示提供する。
本実施形態の脳波取得装置及び方法は、心因性非てんかん発作の発症時の脳波を抽出することができる。そのため、心因性非てんかん発作の診断への適用が期待される。
0 心因性非てんかん発作時脳波取得装置
1 被験者
2 被験者の脳
3 心因性非てんかん発作の発症を指示する装置
4 心因性非てんかん発作の発症を判断する評価装置
5 心因性非てんかん発作時脳波抽出装置
6 脳波抽出の根拠データ
7 脳波受信装置
8 電極
9 電気回路
10 脳波
11 脳波抽出装置
12 抽出脳波
13 心因性非てんかん発作診断補助装置

Claims (12)

  1. 心因性非てんかん発作の発症時の被験者の脳波取得装置であって、前記脳波を受信するための電気回路を備えた複数の電極と、前記心因性非てんかん発作の発症を指示する1つもしくは複数の装置と、前記心因性非てんかん発作の発症を判断する評価装置と、前記心因性非てんかん発作の発症時の脳波を抽出する装置からなる、心因性非てんかん発作発症時脳波取得装置。
  2. 被験者が心因性非てんかん発作を発症した時、もしくは前記発作の発症の兆候を認識した時に送信した信号を受信する心因性非てんかん発作の発症を指示する装置を有する、請求項1に記載の心因性非てんかん発作時脳波取得装置。
  3. 被験者の上肢の動作を評価する装置と、2つもしくはそれ以上の数の動作測定センサからなる心因性非てんかん発作の発症を指示する装置を有し、前記動作測定センサは前記被験者の両上肢の動作を測定するものであり、前記上肢の動作を評価する装置は両上肢間の左右非対称の度合いを評価するものである、請求項1に記載の心因性非てんかん発作時脳波取得装置。
  4. 被験者の上肢の動作を評価する装置と、複数の電極を有する筋電位計からなる心因性非てんかん発作の発症を指示する装置を有し、前記筋電位計は前記被験者の両上肢の筋肉の活動を測定するものである、請求項1に記載の心因性非てんかん発作時脳波取得装置。
  5. 被験者の後背の緊張を評価する装置と、1つもしくは複数の電極を有する筋電位計からなる心因性非てんかん発作の発症を指示する装置を有し、前記筋電位計は前記被験者の後背の筋肉の緊張を測定するものである、請求項1に記載の心因性非てんかん発作時脳波取得装置。
  6. 被験者の閉眼を検出する装置からなり、前記装置による被験者の閉眼の検出は心因性非てんかん発作の発症の可能性を高めるものであると、心因性非てんかん発作の発症を判断する評価装置により判断される、請求項1に記載の心因性非てんかん発作時脳波取得装置。
  7. 被験者の頚部の動作を評価する装置と、1つもしくは複数の動作測定センサからなる心因性非てんかん発作の発症を指示する装置を有し、前記動作測定センサは前記被験者の頚部の動作を測定するものであって、前記装置による被験者の頚部の動作の検出は心因性非てんかん発作の発症の可能性を高めるものであると、心因性非てんかん発作の発症を判断する評価装置により判断される、請求項1に記載の心因性非てんかん発作時脳波取得装置。
  8. 被験者の応答を取得する装置からなる心因性非てんかん発作の発症を指示する装置を有し、前記の被験者の応答を取得する装置は、前記被験者への呼びかけ、もしくは前記被験者への刺激に対して前記被験者から応答を取得するものであって、前記応答の取得は心因性非てんかん発作の発症の可能性を高めるものであると、心因性非てんかん発作の発症を判断する評価装置により判断される、請求項1に記載の心因性非てんかん発作時脳波取得装置。
  9. 被験者の涕泣を検出する装置からなる心因性非てんかん発作の発症を指示する装置を有し、前記装置による被験者の涕泣の検出は心因性非てんかん発作の発症の可能性を高めるものであると、心因性非てんかん発作の発症を判断する評価装置により判断される、請求項1に記載の心因性非てんかん発作時脳波取得装置。
  10. 心因性非てんかん発作の発症の指示を記録する要素からなり、前記要素は心因性非てんかん発作の発症の信頼性を評価するために、心因性非てんかん発作の発症を指示する装置によって取得された情報を記録する、請求項1に記載の心因性非てんかん発作時脳波取得装置。
  11. 心因性非てんかん発作の診断を補助する要素からなり、前記要素は、心因性非てんかん発作の発症時の脳波を抽出する装置、及び心因性非てんかん発作の発症を指示する装置によって取得された情報に基づいて心因性非てんかん発作の発症の可能性を推算する、請求項10に記載の心因性非てんかん発作時脳波取得装置。
  12. インピーダンス測定装置及び電極接着確認装置及び電極接着警告装置からなり、前記インピーダンス測定装置は電極の被験者への接着のインピーダンスを調査する装置であり、前記電極接着確認装置は前記インピーダンスに基づいて電極の接着を推測する装置であり、前記電極接着警告装置は前記接着確認装置によって推測された電極の接着の程度が閾値を下回るときに、不適切な接着を前記被験者もしくは医療従事者に知らせるものである、請求項1に記載の心因性非てんかん発作時脳波取得装置。
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