JP2020013181A - Backup control apparatus, on-vehicle device and backup control program - Google Patents
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Abstract
Description
この発明は、バックアップ制御装置、バックアップ制御装置を含む車載機器、バックアップ制御プログラムに関するものである。 The present invention relates to a backup control device, a vehicle-mounted device including the backup control device, and a backup control program.
電子機器は、電源電圧低下及び電源遮断により、リセットと再起動とが発生する。上記電子機器は、電源電圧低下及び電源遮断を予め予測することができないので、電源電圧低下及び電源遮断によるリセット発生時、データをバックアップできない。 An electronic device is reset and restarted due to a power supply voltage drop and a power cutoff. The electronic device cannot predict the power supply voltage drop and the power cutoff in advance, and thus cannot back up data when a reset occurs due to the power supply voltage drop or the power cutoff.
特許文献1に係るコンテンツ再生装置は、ユーザ操作によってCD(Compact Disc)の再生位置が変化したときの時刻を、基準時刻として変化後の再生位置と共に記憶する。このコンテンツ再生装置は、電源電圧低下によりリセットが発生して再起動した場合、現在時刻と上記基準時刻とから、上記基準時刻からリセット発生時刻までの経過時間を推定し、推定した経過時刻分、ユーザ操作による変化後の再生位置から進めた位置をCD再生の再開点とする。 The content reproduction device according to Patent Literature 1 stores a time when a reproduction position of a CD (Compact Disc) is changed by a user operation together with a changed reproduction position as a reference time. When the content reproducing apparatus is reset and restarted due to a drop in power supply voltage, the content reproducing apparatus estimates the elapsed time from the reference time to the reset occurrence time from the current time and the reference time, and estimates the elapsed time, The position advanced from the reproduction position after the change by the user operation is set as the restart point of CD reproduction.
特許文献1に係るコンテンツ再生装置は、シャットダウン要求信号がきた場合には通常の手順でシャットダウンし、シャットダウン要求信号がこない場合のリセットの要因が電源電圧低下のみであれば、上記方法により再起動後に動作を正しく再開できる。しかしながら、上記方法では、シャットダウン要求信号が存在しない電子機器における電源遮断によるリセット発生時には、再起動後に動作を正しく再開できないという課題があった。 The content reproduction device according to Patent Document 1 shuts down in a normal procedure when a shutdown request signal comes, and when the only factor of resetting when the shutdown request signal does not come is power supply voltage drop, after the restart by the above method, Operation can be resumed correctly. However, the above-described method has a problem that when a reset occurs due to power shutdown in an electronic device in which a shutdown request signal does not exist, the operation cannot be correctly resumed after the restart.
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、電源遮断直前のデータをバックアップすることを目的とする。 The present invention has been made to solve the above-described problem, and has as its object to back up data immediately before power-off.
この発明に係るバックアップ制御装置は、電子機器のデータを記憶装置にバックアップするバックアップ制御装置であって、電子機器の電源遮断を予見させる現象を観測する電源遮断観測部と、電源遮断観測部により電源遮断を予見させる現象が観測された場合、データをバックアップするバックアップ周期を定常時より短くするバックアップ周期制御部と、バックアップ周期制御部により制御されたバックアップ周期で、電子機器のデータを記憶装置にバックアップするバックアップ制御部とを備えるものである。 A backup control device according to the present invention is a backup control device for backing up data of an electronic device in a storage device, wherein a power cutoff observation unit for observing a phenomenon that predicts a power shutoff of the electronic device, and a power cutoff observation unit for If a phenomenon that predicts interruption is observed, the data of the electronic device is backed up to the storage device with the backup cycle control unit that shortens the backup cycle for backing up data from the normal time and the backup cycle controlled by the backup cycle control unit And a backup control unit.
この発明によれば、電子機器の電源遮断を予見させる現象が観測された場合にバックアップ周期を定常時より短くするようにしたので、電源遮断直前のデータをバックアップすることができる。 According to the present invention, the backup cycle is set to be shorter than the normal time when a phenomenon that predicts the power shutdown of the electronic device is observed, so that the data immediately before the power shutdown can be backed up.
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るバックアップ制御装置40を含む車載機器10の構成例を示すブロック図である。実施の形態1では、情報機器の一例として車両に搭載される車載機器10を示すが、情報機器は車両に搭載されないものであってもよい。この車載機器10は、電子機器20と、記憶装置30と、電子機器20のデータを記憶装置30にバックアップするバックアップ制御装置40とを備える。
Embodiment 1 FIG.
FIG. 1 is a block diagram showing a configuration example of the vehicle-mounted
直流電源1は、車載機器10に供給される電源である。定電圧回路2は、変動する直流電源1の電圧を、車載機器10の動作電圧に定電圧化する。ディスプレイ3は、電子機器20に接続される。スピーカ4は、電子機器20に接続される。ユーザデバイス5は、電子機器20に接続される、USB(Universal Serial Bus)メモリ等である。
The DC power supply 1 is a power supply supplied to the vehicle-mounted
電子機器20は、例えば、ユーザデバイス5又は図示しないディスクメディア等に記憶されている音声又は映像の少なくとも一方を再生してスピーカ4又はディスプレイ3の少なくとも一方へ出力するコンテンツ再生機能を備える。また、例えば、電子機器20は、この電子機器20が搭載された車両の走行予定経路を、ディスプレイ3及びスピーカ4を使用して案内するナビゲーション機能を備える。電子機器20が備える機能は、上記のコンテンツ再生機能及びナビゲーション機能に限定されない。この電子機器20は、走行予定経路及び走行位置、並びに音質設定及び音量設定といったユーザ設定データと、コンテンツの再生再開位置等のデータとを、記憶装置30にバックアップするデータとして、バックアップ制御装置40のバックアップ制御部43へ出力する。
なお、電子機器20は、ECU(Electronic Control Unit)等であってもよい。
The
The
記憶装置30は、eMMC(embedded Multi Media Card)、SDメモリ、又はUFS(Universal Flash Storage)等の不揮発性メモリである。
The
この車載機器10は、通常アクセサリ(ACC)信号で通知される電源がオフされたことを示すシャットダウン要求信号を受け取ることができないため、電源遮断を事前に認識することができない。また、車載機器10には、電源瞬断時に電子機器20のデータを記憶装置30にバックアップする動作に必要な電荷を蓄えておくための、十分な容量の電源バックアップキャパシタが設けられていない。他方、バックアップすべきデータを、NAND型フラッシュメモリである記憶装置30に書き込むには、数百ミリ秒を有する。そのため、上記のような車載機器10において、電源遮断が起こりシャットダウンするとき、バックアップすべきデータを記憶装置30に記憶させることができない。そこで、実施の形態1のバックアップ制御装置40は、定期的に電子機器20のデータを記憶装置30にバックアップする。
Since the in-
バックアップ制御装置40は、電源遮断観測部41、バックアップ周期制御部42、バックアップ制御部43、及びタイマ44を備える。電源遮断観測部41は、直流電源1から電子機器20へ供給される電源の遮断を予見させる現象(以下、「電源遮断予見現象」と称する)を観測し、電源遮断予見現象の観測結果をバックアップ周期制御部42へ通知する。電源遮断予見現象の観測方法の例は、実施の形態2,3にて詳述する。なお、電源遮断予見現象は、電子機器20のシャットダウンを引き起こす電源遮断を予見させる現象だけでなく、電子機器20のリセットを引き起こす電源電圧低下を予見させる現象を含んでもよい。
The
バックアップ周期制御部42は、電源遮断観測部41から通知される観測結果に従い、電源遮断予見現象が観測されていない場合は定常時のバックアップ周期T0をバックアップ制御部43へ通知し、電源遮断予見現象が観測された場合は定常時のバックアップ周期より短いバックアップ周期T1をバックアップ制御部43へ通知する。
The backup
バックアップ制御部43は、バックアップ制御部43から通知されるバックアップ周期T0又はバックアップ周期T1を、タイマ44を用いて測定する。そして、バックアップ制御部43は、バックアップ周期T0又はバックアップ周期T1が経過する都度、電子機器20から受け取った最新のデータを記憶装置30にバックアップする。
The
図2は、実施の形態1に係るバックアップ制御装置40のハードウェア構成例を示す図である。バックアップ制御装置40における電源遮断観測部41、バックアップ周期制御部42、バックアップ制御部43、及びタイマ44の機能は、処理回路により実現される。即ち、バックアップ制御装置40は、上記機能を実現するための処理回路を備える。処理回路は、メモリ102に格納されるプログラムを実行するプロセッサ101である。
FIG. 2 is a diagram illustrating a hardware configuration example of the
電源遮断観測部41、バックアップ周期制御部42、バックアップ制御部43、及びタイマ44の機能は、ソフトウェア、ファームウェア、又はソフトウェアとファームウェアとの組み合わせにより実現される。ソフトウェア又はファームウェアはプログラムとして記述され、メモリ102に格納される。プロセッサ101は、メモリ102に格納されたプログラムを読みだして実行することにより、各部の機能を実現する。即ち、バックアップ制御装置40は、プロセッサ101により実行されるときに、後述する図3等のフローチャートで示されるステップが結果的に実行されることになるプログラムを格納するためのメモリ102を備える。また、このプログラムは、電源遮断観測部41、バックアップ周期制御部42、バックアップ制御部43、及びタイマ44の手順又は方法をコンピュータに実行させるものであるとも言える。
The functions of the power
ここで、プロセッサ101とは、CPU(Central Processing Unit)、処理装置、演算装置、又はマイクロプロセッサ等のことである。メモリ102は、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、又はフラッシュメモリ等の不揮発性もしくは揮発性の半導体メモリであってもよいし、ハードディスク又はフレキシブルディスク等の磁気ディスクであってもよい。
Here, the
なお、プロセッサ101及びメモリ102は、バックアップ制御装置40に専用のものであってもよいし、バックアップ制御装置40と電子機器20とで共有されるものであってもよい。
以下では、プロセッサ101がバックアップ制御装置40と電子機器20とで共有される場合を想定する。
Note that the
Hereinafter, it is assumed that the
次に、バックアップ制御装置40の動作を説明する。
図3は、実施の形態1に係るバックアップ制御装置40の動作例を示すフローチャートである。図4は、実施の形態1におけるバックアップ周期変更のタイムチャートである。
Next, the operation of the
FIG. 3 is a flowchart illustrating an operation example of the
ここで、T0,T1,・・・,Tnは、バックアップ周期である。nは任意の整数である。D0,D1,・・・,Dnは、バックアップ周期T0,T1,・・・,Tnの累積継続時間である。D1s,D2s,・・・,Dnsは、バックアップ周期がバックアップ周期T1,T2,・・・,Tnに切り替わってからの経過時間である。D1r,D2r,・・・,Dnrは、経過時間D1s,D2s,・・・,Dnsの上限時間、即ちタイムアウト時間である。
なお、T0,T1,・・・,Tn、D0,D1,・・・,Dn、D1s,D2s,・・・,Dns、及びD1r,D2r,・・・,Dnr、並びに後述するAVT、LT、Vd、及びVTは、記憶装置30又はバックアップ制御装置40が有するメモリ102に保存されており、必要に応じて更新されるものとする。
Here, T0, T1,..., Tn are backup cycles. n is an arbitrary integer. , Dn are the cumulative durations of the backup periods T0, T1, ..., Tn. Dns are the elapsed times from when the backup cycle is switched to the backup cycle T1, T2,..., Tn. Dnr are upper limit times of the elapsed times D1s, D2s,..., Dns, that is, timeout times.
Tn, D0, D1,..., Dn, D1s, D2s,..., Dns, and D1r, D2r,. Vd and VT are stored in the
また、上限時間Dnrは、バックアップ周期Tnの一定倍数(例えば、500倍)であるものとする。また、後述するステップST11において、バックアップ周期制御部42は、バックアップ周期Tnを延長した場合、延長後のバックアップ周期Tnとの相対比率が同一比になるように上限時間Dnrを延長する。
The upper limit time Dnr is a fixed multiple (for example, 500 times) of the backup cycle Tn. In step ST11 described later, when the backup cycle Tn is extended, the backup
頻繁なデータのバックアップ作業は、プロセッサ101に負荷をかける。そのため、バックアップ周期制御部42は、プロセッサ101の処理負荷が重いときはバックアップ周期T0又はバックアップ周期T1の少なくとも一方の長さを長く設定し、反対にプロセッサ101の処理負荷が軽いときはバックアップ周期T0又はバックアップ周期T1の少なくとも一方の長さを短く設定することが好ましい。また、バックアップ周期制御部42は、電子機器20の機能追加等によりバックアップすべきデータの量が増えた場合、バックアップ周期T0又はバックアップ周期T1の少なくとも一方の長さを長く設定し、反対にバックアップすべきデータの量が減った場合、バックアップ周期T0又はバックアップ周期T1の少なくとも一方の長さを短く設定することが好ましい。
Frequent data backup operations place a load on the
ステップST1において、バックアップ周期制御部42は、電源遮断観測部41において電源遮断予見現象が観測されていない定常時、例えば30秒のバックアップ周期T0をバックアップ制御部43に通知する。バックアップ制御部43は、30秒に一度、電子機器20のデータを記憶装置30にバックアップする。記憶装置30の不揮発性メモリの想定寿命に対する書き換え可能回数、及び不揮発性メモリ書き込み時の電子機器20及びバックアップ制御装置40のプロセッサ101にかかる負荷を考慮すると、定常時のバックアップ周期T0をあまり短くすることは好ましくない。
In step ST <b> 1, the backup
ステップST2において、バックアップ周期制御部42は、電源遮断観測部41において電源遮断予見現象が観測された場合(ステップST2“YES”)、ステップST3へ進み、電源遮断予見現象が観測されていない場合(ステップST2“NO”)、ステップST1へ戻る。
In step ST2, the backup
ステップST3において、バックアップ周期制御部42は、バックアップ周期を、バックアップ周期T0より短いバックアップ周期T1(例えば、2秒)に変更し、変更後のバックアップ周期T1をバックアップ制御部43に通知する。バックアップ制御部43は、2秒に一度、電子機器20のデータを記憶装置30にバックアップする。電源遮断予見現象が観測された場合、定常時のバックアップ周期T0よりも短いバックアップ周期T1でデータがバックアップされるので、定常時よりも電源遮断直前に近いデータのバックアップが可能となる確率が上昇する。
また、バックアップ周期制御部42は、タイマ44を用いて、バックアップ周期T0からバックアップ周期T1に切り替わってからの経過時間D1sの測定を開始する。
In step ST3, the backup
In addition, the backup
ステップST4において、実際に電源遮断が起こると車載機器10はシャットダウンし(ステップST4“YES”)、バックアップ制御装置40は図3のフローチャートに示される動作を終了する。ただし、上述したように、車載機器10がシャットダウンしたことを、電子機器20及びバックアップ制御装置40は認識できない。電源遮断が起こらなければ(ステップST4“NO”)、バックアップ周期制御部42はステップST5へ進む。
In step ST4, when the power is actually cut off, the vehicle-mounted
ステップST5において、バックアップ周期制御部42は、バックアップ周期T0からバックアップ周期T1に切り替わってからの経過時間D1sが、上限時間D1r以下である場合(ステップST5“NO”)、ステップST6へ進み、経過時間D1sが上限時間D1rより大きい場合(ステップST5“YES”)、ステップST7へ進む。
In step ST5, if the elapsed time D1s after switching from the backup cycle T0 to the backup cycle T1 is equal to or shorter than the upper limit time D1r (“NO” in step ST5), the backup
経過時間D1sが上限時間D1rに達していない場合、ステップST6において、バックアップ周期制御部42は、電源遮断観測部41において電源遮断予見現象が継続して観測されているか否かを確認する。バックアップ周期制御部42は、電源遮断予見現象が継続している場合(ステップST6“YES”)、ステップST3へ戻り、電源遮断予見現象が継続していない場合(ステップST6“NO”)、ステップST7へ進む。
If the elapsed time D1s has not reached the upper limit time D1r, in step ST6, the backup
経過時間D1sが上限時間D1rに達した場合、ステップST7において、バックアップ周期制御部42は、バックアップ周期T1を定常時のバックアップ周期T0へ戻す。
When the elapsed time D1s has reached the upper limit time D1r, in step ST7, the backup
ステップST8において、バックアップ周期制御部42は、前回のステップST9における平均バックアップ周期AVBUの算出時点から、予め定められた算出周期AVTが経過したか否かを確認する。バックアップ周期制御部42は、算出周期AVTが経過した場合(ステップST8“YES”)、ステップST9へ進み、算出周期AVTが経過していない場合(ステップST8“NO”)、ステップST1へ戻る。なお、算出周期AVTは、バックアップ周期T0,T1よりも十分大きい値(例えば、3時間)である。
In step ST8, the backup
ステップST9において、バックアップ周期制御部42は、式(1)を計算し、平均バックアップ周期AVBUを求める。平均バックアップ周期AVBUの算出後、バックアップ周期制御部42は、タイマ44を用いて、新たな算出周期AVTの測定を開始する。
AVBU=(D0・T0+D1・T1)/(D0+D1) (1)
In step ST9, the backup
AVBU = (D0.T0 + D1.T1) / (D0 + D1) (1)
ステップST10において、バックアップ周期制御部42は、ステップST9で算出した平均バックアップ周期AVBUの長さを評価する。LTを電子機器20の想定寿命、Vdをバックアップするデータの量、VTを記憶装置30の容量と書き換え可能回数との積としたとき、LT/AVBU・Vd≦VTを満たす必要がある。そこで、バックアップ周期制御部42は、上記式を変形した式(2)が成立したか否かを判定する。バックアップ周期制御部42は、式(2)が成立する場合(ステップST10“YES”)、ステップST1へ戻り、式(2)が成立しない場合(ステップST10“NO”)、ステップST11へ進む。
AVBU≧LT・Vd/VT (2)
In step ST10, the backup
AVBU ≧ LT · Vd / VT (2)
ステップST11において、バックアップ周期制御部42は、バックアップ周期T0又はバックアップ周期T1の少なくとも一方を延長する。バックアップ周期制御部42は、バックアップ周期を延長することにより、平均バックアップ周期AVBUを大きくして式(2)を成立させる。例えば、バックアップ周期制御部42は、初めてステップST11の処理を行うとき、バックアップ周期T0を延長し、2回目にステップST11の処理を行うとき、バックアップ周期T1を延長し、3回目にステップST11の処理を行うとき、バックアップ周期T0を再延長するというように、バックアップ周期T0,T1を交互に延長する。あるいは、バックアップ周期制御部42は、一度に、バックアップ周期T0,T1の両方を延長してもよい。
In step ST11, the backup
また、バックアップ周期制御部42は、バックアップ周期T1を延長した場合、上限時間D1rも延長する。上述のように、バックアップ周期制御部42は、延長後のバックアップ周期T1との相対比率が同一比になるように上限時間D1rを延長する。例えば、延長前のバックアップ周期T1が2秒であり、上限時間D1rが500倍の1000秒である場合、バックアップ周期制御部42は、バックアップ周期T1を3秒に延長すると、上限時間D1rも500倍の1500秒に延長する。
When the backup cycle T1 is extended, the backup
バックアップ周期制御部42は、ステップST11からステップST1に戻った場合、延長後のバックアップ周期T0,T1及び上限時間D1rを使用する。
When returning from step ST11 to step ST1, the backup
以上のように、実施の形態1に係るバックアップ制御装置40は、電源遮断観測部41、バックアップ周期制御部42、及びバックアップ制御部43を備える。電源遮断観測部41は、電子機器20の電源遮断を予見させる現象を観測する。バックアップ周期制御部42は、電源遮断観測部41により電源遮断を予見させる現象が観測された場合、データをバックアップするバックアップ周期を、定常時のバックアップ周期T0より短くする。バックアップ制御部43は、バックアップ周期制御部42により制御されたバックアップ周期T0,T1で、電子機器20のデータを記憶装置30にバックアップする。これにより、バックアップ制御装置40は、電源遮断予見現象が観測された場合にバックアップ周期を短くすることにより、実際に電源遮断が発生した際には、電源遮断予見現象の観測し、バックアップ周期の短縮を行わなかった場合よりも、より電源遮断直前のデータをバックアップする確率を上昇させることができる。一方、バックアップ制御装置40は、電源遮断予見現象が観測されない場合にバックアップ周期を長くし、平均バックアップ回数を減少させることにより、記憶装置30を構成するNAND型フラッシュメモリの書き換え寿命を超えない範囲以内に、総のべ書き込みデータ量を抑えることができ、NAND型フラッシュメモリの劣化を抑制できる。
As described above, the
また、実施の形態1のバックアップ周期制御部42は、電源遮断を予見させる現象が観測された場合に短くしたバックアップ周期T1を、予め定められた上限時間D1r継続させた後、定常時のバックアップ周期T0に変更する。これにより、バックアップ制御装置40は、記憶装置30を構成するNAND型フラッシュメモリの総のべ書き込みデータ量を抑制することができる。
In addition, the backup
また、実施の形態1における予め定められた時間である上限時間Dnrは、短くしたバックアップ周期Tnと比例関係にある。これにより、バックアップ周期Tnが決まれば、自動的に上限時間Dnrも決まるため、上限時間Dnrの計算が簡単になる。また、上限時間Dnrが経過するまでの時間におけるバックアップ周期Tnでのトータルの書き込み回数が、バックアップ周期Tnの長さが変化した場合でも一定に保たれる。 The upper limit time Dnr, which is a predetermined time in the first embodiment, is in a proportional relationship with the shortened backup cycle Tn. Thus, when the backup cycle Tn is determined, the upper limit time Dnr is automatically determined, so that the calculation of the upper limit time Dnr is simplified. Further, the total number of times of writing in the backup cycle Tn until the upper limit time Dnr elapses is kept constant even when the length of the backup cycle Tn changes.
また、実施の形態1のバックアップ周期制御部42は、長さの異なる複数のバックアップ周期について、バックアップ周期それぞれの累積継続時間とバックアップ周期との積を合計した値(D0・T0+D1・T1)を、電子機器20の初回起動時から現在までの累積動作時間(D0+D1)で除して平均バックアップ周期AVBUを算出し、想定される電子機器20の寿命LTを平均バックアップ周期AVBUで除した値と、バックアップするデータの量Vdとの積(LT/AVBU・Vd)が、前記記憶装置30のデータ容量と許容書き換え回数との積VT以下となるように、平均バックアップ周期AVBUを操作する。例えば、バックアップ周期制御部42は、定常時のバックアップ周期T0の長さを変化させること、又は、電源遮断を予見させる現象が観測された場合の短いバックアップ周期T1の長さを変化させることの少なくとも一方を行うことによって、平均バックアップ周期AVBUを操作する。これにより、バックアップ制御装置40は、記憶装置30を構成するNAND型フラッシュメモリの総のべ書き込みデータ量を抑制することができる。
Further, the backup
また、実施の形態1のバックアップ周期制御部42は、平均バックアップ周期AVBUの算出を、長さの異なる複数のバックアップ周期より十分長い算出周期AVTで行う。これにより、バックアップ制御装置40は、頻繁な平均バックアップ周期AVBUの算出によりプロセッサ101にかかる負荷を低減できる。
In addition, the backup
また、実施の形態1のバックアップ周期制御部42は、電子機器20又はバックアップ制御装置40が有するプロセッサ101の負荷状況に応じて、定常時のバックアップ周期T0の長さを変化させること、又は、電源遮断を予見させる現象が観測された場合の短いバックアップ周期T1の長さを変化させることの少なくとも一方を行う。これにより、バックアップ制御装置40は、バックアップ作業によりプロセッサ101にかかる負荷を低減できる。
Further, the backup
また、実施の形態1のバックアップ周期制御部42は、記憶装置30にバックアップするデータの量に応じて、定常時のバックアップ周期T0の長さを変化させること、又は、電源遮断を予見させる現象が観測された場合の短いバックアップ周期T1の長さを変化させることの少なくとも一方を行う。これにより、バックアップ制御装置40は、バックアップ作業によりプロセッサ101にかかる負荷を低減できる。
Further, the backup
実施の形態2.
図5は、実施の形態2に係るバックアップ制御装置40を含む車載機器10の構成例を示すブロック図である。実施の形態2に係るバックアップ制御装置40は、図1に示された実施の形態1のバックアップ制御装置40に対して、交流電圧測定部45、直流電圧測定部46、電源投入検出部47、オルタネータ検出部48、スタータ動作検出部49、及び音声映像検出部50が追加された構成である。図5において、図1と同一又は相当する部分は、同一の符号を付し説明を省略する。
FIG. 5 is a block diagram illustrating a configuration example of the vehicle-mounted
なお、交流電圧測定部45、直流電圧測定部46、及び電源投入検出部47は、図示しない処理回路により実現される。オルタネータ検出部48、スタータ動作検出部49、及び音声映像検出部50は、図2に示されたプロセッサ101がメモリ102に格納されているプログラムを実行することにより実現される。
The AC
実施の形態2に係る車載機器10は、ガソリン車又はハイブリッド車に搭載される。直流電源1は、これらの車両に搭載されたバッテリである。交流成分6は、これらの車両に搭載されたオルタネータ等の交流発電機の動作に起因した、直流電源1から供給される直流電圧に重畳されるリップル成分である。
In-
交流電圧測定部45は、直流電源1の直流電圧に重畳した交流成分6の交流電圧を測定し、測定結果をオルタネータ検出部48へ通知する。直流電圧測定部46は、直流電源1の直流電圧を測定し、測定結果をオルタネータ検出部48及びスタータ動作検出部49へ通知する。電源投入検出部47は、電子機器20が動作可能な電源電圧の投入、即ち車両のACC電源がオンされたことを検出し、検出結果をスタータ動作検出部49へ通知する。
The AC
図6は、実施の形態2におけるバックアップ周期変更のタイムチャートである。図6を参照してオルタネータ検出部48、スタータ動作検出部49、及び音声映像検出部50の動作を説明する。
FIG. 6 is a time chart of the backup cycle change in the second embodiment. The operation of the
オルタネータ検出部48は、交流電圧測定部45及び直流電圧測定部46の各測定結果を用いて、車両に搭載された図示しないオルタネータの動作状態を検出し、検出結果を電源遮断観測部41へ通知する。オルタネータの起電力による直流電圧の上昇が直流電圧測定部46により測定された場合、かつ、オルタネータの動作に起因したリップルである交流電圧が交流電圧測定部45により測定された場合、オルタネータ検出部48は、オルタネータが始動したと判断する。一方、オルタネータ検出部48は、オルタネータ始動後に直流電圧の低下及び交流電圧の低下が測定された場合、オルタネータが停止したと判断する。
The
スタータ動作検出部49は、直流電圧測定部46の測定結果及び電源投入検出部47の検出結果を用いて、車両に搭載された図示しないスタータの動作状態を検出し、検出結果を電源遮断観測部41へ通知する。電源投入時の電圧上昇が電源投入検出部47により測定された後、スタータがエンジンを始動させる際に発生する直流電圧の低下が直流電圧測定部46により測定された場合、スタータ動作検出部49は、スタータが始動したと判断する。また、スタータ動作検出部49は、スタータ始動後に直流電圧の上昇が測定された場合、スタータが停止し、エンジンがスタートしたと判断する。
The starter
なお、スタータ動作検出部49は、タイマ44の測定時間及び電源投入検出部47の検出結果を用いて、スタータの動作状態を検出してもよい。スタータ動作検出部49は、電源投入時の電圧上昇による立ち上がりパルスが電源投入検出部47により測定された時点から、タイマ44を用いて測定を開始し、スタータの動作に伴いエンジンがクランキングする想定時間が経過した時点までを検出し、この想定時間が経過する時点まではスタータが動作していると判断し、この想定時間が経過した時点でスタータが停止した、すなわちエンジンスタートしたと判断する。なお、エンジンがクランキングする想定時間(例えば、7秒)は、予め、スタータ動作検出部49に与えられているものとする。
Note that the starter
電子機器20が備えるコンテンツ再生機能は、音声又は映像の少なくとも一方の再生状態を示す情報を、音声映像検出部50へ通知する。音声映像検出部50は、電子機器20からの通知を受け取り、電子機器20が音声又は映像の少なくとも一方を再生しているか否かを検出し、検出結果を電源遮断観測部41へ通知する。
The content reproduction function of the
電源遮断観測部41は、オルタネータ検出部48、スタータ動作検出部49、及び音声映像検出部50の各検出結果を用いて、電源遮断予見現象を観測すると共に、電源遮断が起きる確率を求める。
The power
図6に示されるように、電源遮断観測部41は、電源投入開始直後、スタータ動作中、及びオルタネータ始動までを、電源遮断予見現象として観測すると共に、電源遮断が起きる確率が一番高いと判定する。この場合、バックアップ周期制御部42は、取り得るバックアップ周期T1〜T3の中で最も短いバックアップ周期T1(例えば、2秒)を選択する。また、電源遮断観測部41は、オルタネータが停止した場合、即ちエンジンオフ時を、電源遮断予見現象として観測すると共に、電源遮断が起きる確率が二番目に高いと判定する。この場合、バックアップ周期制御部42は、取り得るバックアップ周期T1〜T3の中で二番目に短いバックアップ周期T3(例えば、3秒)を選択する。また、電源遮断観測部41は、予め定められた時間(例えば、30秒)、電子機器20が音声及び映像の再生停止を継続している場合を、電源遮断予見現象として観測すると共に、電源遮断が起きる確率が三番目に高いと判定する。この場合、バックアップ周期制御部42は、取り得るバックアップ周期T1〜T3の中で三番目に短いバックアップ周期T2(例えば、5秒)を選択する。
As shown in FIG. 6, the power cut-off
次に、バックアップ制御装置40の動作を説明する。
図7及び図8は、実施の形態2に係るバックアップ制御装置40の動作例を示すフローチャートである。
Next, the operation of the
7 and 8 are flowcharts illustrating an operation example of the
ステップST21において、電源投入検出部47は、ACC電源がオンされ、車載機器10に電源が投入されたことを検出した場合(ステップST21“YES”)、検出結果をスタータ動作検出部49へ通知し、ステップST22へ進む。一方、電源投入検出部47は、電源投入を検出しない場合(ステップST21“NO”)、ステップST21へ戻る。
In step ST21, when detecting that the ACC power is turned on and the power is turned on to the in-vehicle device 10 (step ST21 “YES”), the power-on
ステップST22において、バックアップ周期制御部42は、バックアップ制御装置40に対して電源投入が開始されて起動した場合、定常時のバックアップ周期T0より短いバックアップ周期T1をバックアップ制御部43に通知する。
また、バックアップ周期制御部42は、タイマ44を用いて、バックアップ周期T1でのバックアップを開始してからの経過時間D1sの測定を開始する。
In step ST22, when the
The backup
車両では、通常、ACC電源がオンされて車載機器10の電源が投入された直後、短時間の間にエンジンをスタートさせる。大電力を消費するスタータが始動してエンジンをクランキングさせる際、電源電圧が大きく低下する。エンジンクランキング時の電源電圧の低下は、スタータ動作検出部49が検出する。エンジンクランキング時、電子機器20の動作電圧以下まで電源電圧が低下し、電子機器20のリセットが発生した結果、ユーザ設定データ又はコンテンツの再生位置等の最新データを消失する可能性がある。そのため、電源遮断観測部41は、スタータが動作しているときを、電子機器20のリセットを予見させる現象として観測する。そして、バックアップ制御部43が定常時のバックアップ周期T0より短いバックアップ周期T1でバックアップを行い、極力リセット直前の最新データをバックアップする。
In a vehicle, the engine is normally started for a short time immediately after the ACC power is turned on and the power of the vehicle-mounted
ステップST23において、電源遮断観測部41は、スタータ動作検出部49によりスタータが停止したことが検出された場合(ステップST23“YES”)、ステップST24へ進む。一方、電源遮断観測部41は、スタータが動作中である場合(ステップST23“NO”)、スタータ動作を観測したことをバックアップ周期制御部42へ通知し、ステップST22へ戻る。
In step ST23, when the starter
ステップST24において、バックアップ周期制御部42は、バックアップ周期T1でのバックアップを開始してからの経過時間D1sが、上限時間D1r以下である場合(ステップST24“NO”)、ステップST22へ戻り、経過時間D1sが上限時間D1rより大きい場合(ステップST24“YES”)、ステップST25へ進む。
また、バックアップ周期制御部42は、オルタネータ始動を観測したことの通知を電源遮断観測部41から受け取った場合(ステップST24“YES”)、ステップST25へ進み、オルタネータが始動していない場合(ステップST24“NO”)、ステップST22へ戻る。
In step ST24, the backup
When the backup
経過時間D1sが上限時間D1rに達した場合、又はオルタネータが始動した場合、ステップST25において、バックアップ周期制御部42は、バックアップ周期T1を定常時のバックアップ周期T0へ戻す。一方、経過時間D1sが上限時間D1rに達していない場合、又はオルタネータが始動していない場合、バックアップ周期制御部42は、バックアップ周期T1を維持する(ステップST22)。
When the elapsed time D1s reaches the upper limit time D1r or when the alternator is started, in step ST25, the backup
ステップST26〜ST29の動作は、図3のステップST8〜ST11の動作と同じである。ただし、実施の形態2ではバックアップ周期Tn及び累積継続時間Dnが3つ以上あるため、上式(1)は、下式(3)のようになる。
AVBU
=(D0・T0+D1・T1+・・・+Dn・Tn) (3)
÷(D0+D1+・・・+Dn)
The operations in steps ST26 to ST29 are the same as the operations in steps ST8 to ST11 in FIG. However, in the second embodiment, since there are three or more backup cycles Tn and three or more cumulative continuation times Dn, the above equation (1) becomes the following equation (3).
AVBU
= (D0.T0 + D1.T1 + ... + Dn.Tn) (3)
÷ (D0 + D1 + ... + Dn)
図7のステップST29に続く図8のステップST31において、電源遮断観測部41は、オルタネータ検出部48によりオルタネータが動作中であることが検出された場合(ステップST31“YES”)、オルタネータ動作を観測したことをバックアップ周期制御部42へ通知し、ステップST32へ進む。一方、電源遮断観測部41は、オルタネータ検出部48によりオルタネータが停止したことが検出された場合(ステップST31“NO”)、オルタネータ停止の電源遮断予見現象を観測したことをバックアップ周期制御部42へ通知し、ステップST37へ進む。オルタネータが停止したことが検出された場合、車両が停車しており車載機器10のシャットダウンが近いことが予見される。
In step ST31 of FIG. 8 subsequent to step ST29 of FIG. 7, when the
ステップST32において、バックアップ周期制御部42は、予め定められた時間内において電子機器20が音声及び映像の再生を継続していることが音声映像検出部50により検出された場合(ステップST32“YES”)、この段階での電源遮断の確率は低いため、ステップST25へ戻る。一方、バックアップ周期制御部42は、予め定められた時間内において電子機器20が音声及び映像の再生が停止したことが音声映像検出部50により検出された場合(ステップST32“NO”)、ステップST33へ進む。音声及び映像の再生が停止した場合、電源遮断の確率が高いと予測される。
なお、音声映像検出部50は、例えば、ステップST31においてオルタネータが動作中であることが検出された時点から予め定められた時間(例えば、30秒)が経過するまでに音声及び映像の再生が停止するか否かを検出する。
In step ST32, the backup
Note that the audio and
ステップST33において、音声及び映像の再生が停止した状況では車両が停車している可能性、即ち電源遮断の可能性があるため、バックアップ周期制御部42は、バックアップ周期をバックアップ周期T2に変更する。
また、バックアップ周期制御部42は、タイマ44を用いて、バックアップ周期T2でのバックアップを開始してからの経過時間D2sの測定を開始する。
In step ST33, the backup
The backup
ステップST34において、実際に電源遮断が起こると車載機器10はシャットダウンし(ステップST34“YES”)、図7及び図8のフローチャートに示される動作を終了する。電源遮断が起こらなければ(ステップST34“NO”)、バックアップ周期制御部42はステップST35へ進む。
In step ST34, when the power supply actually shuts down, the in-
ステップST35において、バックアップ周期制御部42は、バックアップ周期T2でのバックアップを開始してからの経過時間D2sが、上限時間D2rより大きい場合(ステップST35“YES”)、ステップ25へ戻り、経過時間D2sが上限時間D2r以下である場合(ステップST35“NO”)、ステップST36へ進む。
In step ST35, if the elapsed time D2s since the start of the backup in the backup cycle T2 is larger than the upper limit time D2r (step ST35 “YES”), the backup
ステップST36において、バックアップ周期制御部42は、バックアップ周期T2でのバックアップ中、電子機器20が音声及び映像を再生していることが音声映像検出部50により検出された場合(ステップST36“YES”)、車載機器10のシャットダウンの確率が下がったと判断し、ステップST25へ戻る。一方、バックアップ周期制御部42は、電子機器20が音声及び映像の再生を停止したことが音声映像検出部50により検出された場合(ステップST36“NO”)、ステップST33へ戻る。
In step ST36, the backup
ステップST37において、車両が停車し、オルタネータが停止した状況では電源遮断の可能性が高いため、バックアップ周期制御部42は、バックアップ周期をバックアップ周期T3に変更する。
また、バックアップ周期制御部42は、タイマ44を用いて、バックアップ周期T3でのバックアップを開始してからの経過時間D3sの測定を開始する。
In step ST37, in a situation where the vehicle has stopped and the alternator has stopped, there is a high possibility that the power will be cut off, so the backup
In addition, the backup
ステップST38において、実際に電源遮断が起こると車載機器10はシャットダウンし(ステップST38“YES”)、図7及び図8のフローチャートに示される動作を終了する。電源遮断が起こらなければ(ステップST38“NO”)、バックアップ周期制御部42はステップST39へ進む。
In step ST38, when the power is actually cut off, the in-
ステップST39において、バックアップ周期制御部42は、バックアップ周期T3でのバックアップを開始してからの経過時間D3sが、上限時間D3rより大きい場合(ステップST39“YES”)、ステップST25へ戻り、経過時間D3sが上限時間D3r以下である場合(ステップST39“NO”)、ステップST40へ進む。
In step ST39, if the elapsed time D3s since the start of the backup in the backup cycle T3 is greater than the upper limit time D3r (step ST39 “YES”), the backup
ステップST40において、電源遮断観測部41は、オルタネータ検出部48によりオルタネータが動作中であることが検出された場合(ステップST40“YES”)、オルタネータ動作を観測したことをバックアップ周期制御部42へ通知し、ステップST25へ戻る。一方、電源遮断観測部41は、オルタネータ検出部48によりオルタネータが停止したことが検出された場合(ステップST40“NO”)、オルタネータ停止の電源遮断予見現象を観測したことをバックアップ周期制御部42へ通知し、ステップST37へ戻る。
In step ST40, when the
以上のように、実施の形態2に係るバックアップ制御装置40は、車両に搭載されたオルタネータの動作状態を検出するオルタネータ検出部48を備える。オルタネータ検出部48は、例えば、車両に搭載された電源の、オルタネータの停止に伴う直流電圧の低下及び交流電圧の低下を検出する。電源遮断観測部41は、オルタネータ検出部48によりオルタネータが停止したことが検出された場合、電源遮断を予見させる現象が観測されたと判定する。これにより、バックアップ制御装置40は、エンジンが停止して電源遮断が近い状況において、バックアップの頻度を上げてシャットダウンに備えることができる。
As described above, the
また、実施の形態2に係るバックアップ制御装置40は、オルタネータ検出部48に加え、車両に搭載されたスタータの動作状態を検出するスタータ動作検出部49を備える。スタータ動作検出部49は、例えば、車両に搭載された電源から電子機器20への電源投入開始、及び電源投入開始後におけるスタータの動作に伴う電源の直流電圧の低下を検出する。また、例えば、スタータ動作検出部49は、上記電源投入開始、及び電源投入開始の時点からスタータの動作に伴いエンジンがクランキングする予め定められたクランキング想定時間が経過した時点を検出する。電源遮断観測部41は、スタータ動作検出部49によりスタータが動作したことが検出された場合、電子機器20のリセットを予見させる現象が観測されたと判定し、その後、オルタネータ検出部48によりオルタネータが動作したことが検出された場合、電子機器20のリセットを予見させる現象が観測されないと判定する。バックアップ周期制御部42は、スタータ動作検出部49によりスタータが動作したことが検出された場合、バックアップ周期を定常時のバックアップ周期T0より短くし、オルタネータ検出部48によりオルタネータが動作したことが検出された場合、バックアップ周期を定常時のバックアップ周期T0に変更する。これにより、バックアップ制御装置40は、エンジンスタート時のスタータの動作に伴う電圧不足によって電子機器20がリセットし、ユーザ設定データ又はコンテンツの再生位置等の最新データを消失する可能性が高い状況において、バックアップの頻度を上げてリセット直前の最新データを保持することができる。
Further, the
また、実施の形態2に係るバックアップ制御装置40は、電子機器20が音声又は映像の少なくとも一方を再生しているか否かを検出する音声映像検出部50を備える。電源遮断観測部41は、音声映像検出部50により電子機器20の音声及び映像の再生が停止したことが検出された場合、電源遮断を予見させる現象が観測されたと判定する。これにより、バックアップ制御装置40は、電子機器20において音声又は映像が再生されない場合に電源遮断が近いと予見して、バックアップの頻度を上げてシャットダウンに備えることができる。
Further, the
また、実施の形態2の電源遮断観測部41は、電子機器20の電源遮断の確率を予測し、バックアップ周期制御部42は、電源遮断観測部41により電源遮断の確率がより高いと予測された場合、バックアップ周期をより短くする。これにより、バックアップ制御装置40は、バックアップの頻度を上げて、実際に電源遮断が発生した際には、バックアップ周期の短縮を行わなかった場合よりも、より電源遮断直前のデータをバックアップする確率を上昇させることができる。
Further, the power
実施の形態3.
図9は、実施の形態3に係るバックアップ制御装置40を含む車載機器10の構成例を示すブロック図である。実施の形態3に係るバックアップ制御装置40は、電子機器20のナビゲーション機能が車両の走行予定経路を案内中であるか否か、又は車両が道路の中央部を走行しているか否かの少なくとも一方を示す情報を電源遮断観測部41へ通知する点が、図5に示された実施の形態2のバックアップ制御装置40とは異なる。図9において、図1及び図5と同一又は相当する部分は、同一の符号を付し説明を省略する。
FIG. 9 is a block diagram illustrating a configuration example of the vehicle-mounted
実施の形態3に係る車載機器10は、アイドルストップ機能を備えた車両に搭載される。なお、車載機器10が、搭載された車両側から情報を取得し、当該車両にアイドルストップ機能が有るか否かを判定してもよい。アイドルストップ機能を備えた車両は、目的地に着き、停車してエンジンをオフ(オルタネータも停止)し、システムシャットダウンする場合と、信号待ち等の一時停止時にエンジン停止(オルタネータも停止)する場合とが存在する。そのため、オルタネータ検出部48によりオルタネータが停止したことが検出されたとしても、電源遮断が近いとは限らない。そこで、実施の形態3の電源遮断観測部41は、オルタネータ検出部48によりオルタネータが停止したことが検出された場合、かつ、電子機器20が走行予定経路を案内中であること又は車両が道路の中央部を走行していることが電子機器20から通知された場合には、オルタネータの停止はアイドルストップのためであり、電源遮断予見現象とはしない。一方、電源遮断観測部41は、オルタネータ検出部48によりオルタネータが停止したことが検出された場合、かつ、電子機器20が走行予定経路を案内中でないことと車両が道路の中央部を走行していないことの両方が電子機器20から通知された場合には、オルタネータの停止は駐車によるエンジン停止のためであり、電源遮断予見現象とする。車両が道路の中央部を走行していない場合とは、例えば、停車するために車両が路肩に寄っている場合である。
In-
次に、バックアップ制御装置40の動作を説明する。
図7及び図10は、実施の形態3に係るバックアップ制御装置40の動作例を示すフローチャートである。図7のフローチャートに示される動作は、実施の形態2,3に共通である。
Next, the operation of the
7 and 10 are flowcharts illustrating an operation example of the
図7のステップST29に続く図10のステップST31において、電源遮断観測部41は、オルタネータ検出部48によりオルタネータが動作中であることが検出された場合(ステップST31“YES”)、オルタネータ動作を観測したことをバックアップ周期制御部42へ通知し、ステップST32へ進む。一方、電源遮断観測部41は、オルタネータ検出部48によりオルタネータが停止したことが検出された場合(ステップST31“NO”)、オルタネータ停止の電源遮断予見現象を観測したことをバックアップ周期制御部42へ通知し、ステップST41へ進む。
In step ST31 of FIG. 10 following step ST29 of FIG. 7, when the
ステップST41において、電源遮断観測部41は、電子機器20からの通知を受け取り、電子機器20が走行予定経路を案内中である場合、又は自車位置が道路中央部である場合(ステップST41“YES”)、ステップST32へ進む。一方、電源遮断観測部41は、電子機器20が走行予定経路を案内中でない場合、かつ、自車位置が道路中央部でない場合(ステップST41“NO”)、ステップST37へ進む。
In step ST41, the power
ステップST32〜ST40の動作は、図8のステップST32〜ST40の動作と同じである。 The operations in steps ST32 to ST40 are the same as the operations in steps ST32 to ST40 in FIG.
以上のように、実施の形態3の電源遮断観測部41は、オルタネータ検出部48によりオルタネータが停止したことが検出された場合、かつ、電子機器20が走行予定経路を案内中である場合又は車両の位置が道路中央部である場合、電源遮断の確率が低いと予測する。一方、電源遮断観測部41は、オルタネータ検出部48によりオルタネータが停止したことが検出された場合、かつ、電子機器20が走行予定経路を案内中でない場合、かつ、車両の位置が道路中央部でない場合、電源遮断の確率が高いと予測する。これにより、アイドルストップ機能を備えた車両に搭載された電子機器20の電源遮断予見現象を精度よく判定できる。
As described above, the power
なお、実施の形態2及び実施の形態3に係るバックアップ制御装置40は、電源遮断予見現象を観測するためにオルタネータ検出部48、スタータ動作検出部49、及び音声映像検出部50を備える構成であるが、オルタネータ検出部48、スタータ動作検出部49、又は音声映像検出部50のうちの少なくとも1つを備える構成であってもよい。
Note that the
本発明はその発明の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、各実施の形態の任意の構成要素の変形、又は各実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。 Within the scope of the present invention, any combination of the embodiments, modification of any constituent element of each embodiment, or omission of any constituent element of each embodiment is possible within the scope of the present invention.
1 直流電源、2 定電圧回路、3 ディスプレイ、4 スピーカ、5 ユーザデバイス、6 交流成分、10 車載機器、20 電子機器、30 記憶装置、40 バックアップ制御装置、41 電源遮断観測部、42 バックアップ周期制御部、43 バックアップ制御部、44 タイマ、45 交流電圧測定部、46 直流電圧測定部、47 電源投入検出部、48 オルタネータ検出部、49 スタータ動作検出部、50 音声映像検出部、101 プロセッサ、102 メモリ。 DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 DC power supply, 2 constant voltage circuits, 3 displays, 4 speakers, 5 user devices, 6 AC components, 10 in-vehicle devices, 20 electronic devices, 30 storage devices, 40 backup control devices, 41 power cutoff observation unit, 42 backup cycle control Unit, 43 backup control unit, 44 timer, 45 AC voltage measurement unit, 46 DC voltage measurement unit, 47 power-on detection unit, 48 alternator detection unit, 49 starter operation detection unit, 50 audio / video detection unit, 101 processor, 102 memory .
Claims (18)
前記電子機器の電源遮断を予見させる現象を観測する電源遮断観測部と、
前記電源遮断観測部により電源遮断を予見させる現象が観測された場合、データをバックアップするバックアップ周期を定常時より短くするバックアップ周期制御部と、
前記バックアップ周期制御部により制御されたバックアップ周期で、前記電子機器のデータを前記記憶装置にバックアップするバックアップ制御部とを備えることを特徴とするバックアップ制御装置。 A backup control device for backing up electronic device data to a storage device,
A power cutoff observation unit that observes a phenomenon that predicts a power cutoff of the electronic device,
When a phenomenon that predicts a power shutdown by the power shutdown observing unit is observed, a backup cycle control unit that shortens a backup cycle for backing up data from a normal time,
A backup control unit for backing up the data of the electronic device to the storage device at a backup cycle controlled by the backup cycle control unit.
前記バックアップ周期制御部は、前記電源遮断観測部により電源遮断の確率がより高いと予測された場合、バックアップ周期をより短くすることを特徴とする請求項1記載のバックアップ制御装置。 The power cutoff observation unit predicts a probability of power cutoff of the electronic device,
The backup control device according to claim 1, wherein the backup cycle control unit shortens the backup cycle when the power shutdown observation unit predicts that the probability of power shutdown is higher.
前記車両に搭載されたオルタネータの動作状態を検出するオルタネータ検出部を備え、
前記電源遮断観測部は、前記オルタネータ検出部により前記オルタネータが停止したことが検出された場合、電源遮断を予見させる現象が観測されたと判定することを特徴とする請求項1記載のバックアップ制御装置。 When the electronic device is mounted on a vehicle,
An alternator detection unit that detects an operation state of the alternator mounted on the vehicle,
2. The backup control device according to claim 1, wherein when the alternator detection unit detects that the alternator has stopped, the power cutoff observation unit determines that a phenomenon that predicts power cutoff has been observed. 3.
前記電源遮断観測部は、前記オルタネータ検出部により前記オルタネータが停止したことが検出された場合、かつ、前記電子機器が走行予定経路を案内中である場合又は前記車両の位置が道路中央部である場合、電源遮断の確率が低いと予測し、前記オルタネータ検出部により前記オルタネータが停止したことが検出された場合、かつ、前記電子機器が走行予定経路を案内中でない場合、かつ、前記車両の位置が道路中央部でない場合、電源遮断の確率が高いと予測することを特徴とする請求項10記載のバックアップ制御装置。 Whether the vehicle on which the electronic device is mounted has an idle stop function, and whether the electronic device is providing a navigation function and guiding the scheduled travel route, or the position of the vehicle is at the center of the road When notifying at least one of
The power cut-off observation unit is configured to detect when the alternator has been stopped by the alternator detection unit, and when the electronic device is guiding a scheduled route, or when the vehicle is located at the center of the road. In the case, it is predicted that the probability of power cutoff is low, and when the alternator detection unit detects that the alternator has stopped, and when the electronic device is not guiding the planned traveling route, and the position of the vehicle 11. The backup control device according to claim 10, wherein when is not the center of the road, the probability of power cutoff is predicted to be high.
前記車両に搭載されたオルタネータの動作状態を検出するオルタネータ検出部と、
前記車両に搭載されたスタータの動作状態を検出するスタータ動作検出部とを備え、
前記電源遮断観測部は、前記スタータ動作検出部により前記スタータが動作したことが検出された場合、前記電子機器のリセットを予見させる現象が観測されたと判定し、その後、前記オルタネータ検出部により前記オルタネータが動作したことが検出された場合、前記電子機器のリセットを予見させる現象が観測されないと判定し、
前記バックアップ周期制御部は、前記スタータ動作検出部により前記スタータが動作したことが検出された場合、バックアップ周期を定常時より短くし、前記オルタネータ検出部により前記オルタネータが動作したことが検出された場合、バックアップ周期を前記定常時のバックアップ周期に変更することを特徴とする請求項1記載のバックアップ制御装置。 When the electronic device is mounted on a vehicle,
An alternator detection unit that detects an operation state of the alternator mounted on the vehicle,
A starter operation detection unit that detects an operation state of a starter mounted on the vehicle,
The power cut-off observation unit, when the starter operation detection unit detects that the starter has been operated, determines that a phenomenon that predicts a reset of the electronic device has been observed, and thereafter, the alternator detection unit detects the alternator. If it is detected that has operated, it is determined that a phenomenon that predicts the reset of the electronic device is not observed,
The backup cycle control unit, when it is detected that the starter has been operated by the starter operation detection unit, when the backup cycle is shorter than the normal time, when the alternator detection unit detects that the alternator has been operated 2. The backup control device according to claim 1, wherein the backup cycle is changed to the backup cycle at the normal time.
前記電子機器が音声又は映像の少なくとも一方を再生しているか否かを検出する音声映像検出部を備え、
前記電源遮断観測部は、前記音声映像検出部により前記電子機器が音声及び映像の再生を停止したことが検出された場合、電源遮断を予見させる現象が観測されたと判定することを特徴とする請求項1記載のバックアップ制御装置。 When the electronic device has a content reproduction function of reproducing at least one of audio or video,
An audio / video detection unit that detects whether the electronic device is reproducing at least one of audio and video,
The power cutoff observation unit, when the audio / video detection unit detects that the electronic device has stopped reproduction of audio and video, determines that a phenomenon that predicts power cutoff has been observed. Item 2. The backup control device according to Item 1.
記憶装置と、
前記電子機器のデータを前記記憶装置にバックアップする請求項1から請求項14のうちのいずれか1項記載のバックアップ制御装置とを備える車載機器。 Electronic devices mounted on the vehicle,
A storage device;
An on-vehicle device comprising the backup control device according to any one of claims 1 to 14, which backs up data of the electronic device in the storage device.
前記電子機器の電源遮断を予見させる現象を観測する電源遮断観測手順と、
前記電源遮断観測手順により電源遮断を予見させる現象が観測された場合、データをバックアップするバックアップ周期を定常時より短くするバックアップ周期制御手順と、
前記バックアップ周期制御手順により制御されたバックアップ周期で、前記電子機器のデータを前記記憶装置にバックアップするバックアップ制御手順とを、コンピュータに実行させることを特徴とするバックアップ制御プログラム。 A backup control program for backing up data of an electronic device to a storage device,
A power-off observation procedure for observing a phenomenon that predicts power-off of the electronic device,
A backup cycle control procedure for shortening the backup cycle for backing up data from a normal time when a phenomenon that predicts power shutdown is observed by the power shutdown observation procedure,
A backup control program causing a computer to execute a backup control procedure for backing up data of the electronic device to the storage device at a backup cycle controlled by the backup cycle control procedure.
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