JP2020004483A - 車両用灯具 - Google Patents
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Abstract
【課題】車両用灯具における光の利用効率を向上させる。【解決手段】車両用灯具は、光源6と、第1方向に長い出射面14を有し、光源6の光を内部で導光しながら出射面14から光を出射する棒状の第1導光部10と、光源6の光の入射面20を有し、光源6の光を内部で導光しながら第1導光部10に導く第2導光部12と、を備える。第2導光部12は、入射面20から入射した光を平行光に変換する変換部22を有する。【選択図】図4
Description
本発明は、車両用灯具に関し、特に自動車などの車両に用いられる車両用灯具に関する。
従来、光源の光を導光体を介して灯具前方へ出射する車両用灯具が知られている。例えば特許文献1には、導光体が棒状部と、棒状部の周面から分岐する複数の入光部とを有し、入光部から入射した光を棒状部の周面に設けられたステップによって灯具前方へ出射する構造が開示されている。
本発明者らは、棒状部の周面に入光部を接続した導光体を有する車両用灯具について鋭意検討を重ねた結果、従来の車両用灯具には、光の利用効率を向上させる余地があることを見出した。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、車両用灯具における光の利用効率を向上させる技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様は車両用灯具である。当該車両用灯具は、光源と、第1方向に長い出射面を有し、光源の光を内部で導光しながら前記出射面から光を出射する棒状の第1導光部と、光源の光の入射面を有し、光源の光を内部で導光しながら第1導光部に導く第2導光部と、を備える。第2導光部は、入射面から入射した光を平行光に変換する変換部を有する。この態様によれば、車両用灯具における光の利用効率を向上させることができる。
本発明の他の態様も車両用灯具である。当該車両用灯具は、光源と、第1方向に長い出射面を有し、光源の光を内部で導光しながら出射面から光を出射する棒状の第1導光部と、光源の光の入射面を有し、光源の光を内部で導光しながら第1導光部に導く第2導光部と、を備える。第2導光部は、入射面から入射した光を反射する放物反射面を有する。この態様によっても、車両用灯具における光の利用効率を向上させることができる。
上記態様において、光源は、発光面が放物反射面の焦点を含むように配置されてもよい。また、上記態様において、第2導光部は、第1導光部の、出射面に背向する裏面に接続され、裏面は、第1導光部内の光を出射面から出射させるための光学構造を有し、第1導光部は、出射面側に、第2導光部から入射する光を内面で全反射する反射面を有してもよい。また、上記いずれかの態様において、第2導光部は、第1方向における第1導光部の中間領域に配置されてもよい。また、上記いずれかの態様において、車両用灯具が複数の第2導光部を有し、複数の第2導光部は、第1方向に所定の間隔をあけて配置されてもよい。また、上記いずれかの態様において、車両用灯具が第1導光部に沿って延びる棒状の第3導光部を有し、第2導光部は、第3導光部に接続され、光源の光は、第2導光部から第3導光部を経由して第1導光部に入射してもよい。
本発明によれば、車両用灯具における光の利用効率を向上させることができる。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、各図に示す各部の縮尺や形状は、説明を容易にするために便宜的に設定されており、特に言及がない限り限定的に解釈されるものではない。また、本明細書または請求項中に「第1」、「第2」等の用語が用いられる場合には、特に言及がない限りこの用語はいかなる順序や重要度を表すものでもなく、ある構成と他の構成とを区別するためのものである。また、各図面において実施の形態を説明する上で重要ではない部材の一部は省略して表示する。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1に係る車両用灯具の概略構造を示す正面図である。図2は、導光体および光源の概略構造を示す平面図である。本実施の形態に係る車両用灯具1は、例えば車両前方の左右に配置される一対の前照灯ユニットを有する車両用前照灯装置である。一対の前照灯ユニットは概ね左右対称の構造を有し、実質的に同一の構成であるため、図1には車両用灯具1として一方の前照灯ユニットの構造を示す。
図1は、実施の形態1に係る車両用灯具の概略構造を示す正面図である。図2は、導光体および光源の概略構造を示す平面図である。本実施の形態に係る車両用灯具1は、例えば車両前方の左右に配置される一対の前照灯ユニットを有する車両用前照灯装置である。一対の前照灯ユニットは概ね左右対称の構造を有し、実質的に同一の構成であるため、図1には車両用灯具1として一方の前照灯ユニットの構造を示す。
車両用灯具1(1A)は、車両前方側に開口部を有するランプボディ2と、ランプボディ2の開口部を覆う、透光性のアウターカバー4とを備える。ランプボディ2とアウターカバー4とにより形成される灯室内には、複数の光源6と、導光体8とが収容される。
光源6は、例えばLED(発光ダイオード)で構成される。なお、光源6は、LD(レーザーダイオード)、有機または無機EL(エレクトロルミネセンス)等の他の半導体発光素子や、白熱球、ハロゲンランプ、放電球等であってもよい。光源6が搭載された基板(図示せず)は、例えばランプボディ2に固定される。
導光体8は、任意の第1方向に長い透光性部材である。本実施の形態では、導光体8はおおよそ車幅方向に延在している。導光体8は、支持部材(図示せず)を介してランプボディ2に固定される。例えば導光体8は、アクリル樹脂やポリカーボネート樹脂等の透光性を有する樹脂材料で形成される。
導光体8は、第1導光部10と、第2導光部12とを有する。第1導光部10は、棒状の透光性部材であって第1方向に延在する。第1導光部10の灯具前方側を向く周面は、光源6の光を出射する出射面14を構成する。周面とは、棒状部材の延伸軸(延伸方向の中心軸)に沿って延びる表面である。つまり、第1導光部10は、第1方向に長い出射面14を有する。第1導光部10は、光源6の光を内部で導光しながら出射面14から光を出射する。出射面14は、灯具外部から発光部として視認される。
第2導光部12は、光源6と第1導光部10との間に介在して、光源6の光を内部で導光しながら第1導光部10に導く透光性部材である。本実施の形態の第2導光部12は、第1導光部10の、出射面14に背向する裏面16に接続されている。また、本実施の形態の第2導光部12は、第1方向における第1導光部10の中間領域に配置されている。より具体的には、導光体8は、複数の第2導光部を有する。図2には、2つの第2導光部12a,12bが図示されている。複数の第2導光部12a,12bは、第1方向に所定の間隔をあけて、第1導光部10の中間領域に配置されている。
第2導光部12aの近傍には、第2導光部12aに光を入射するための光源6aが配置される。同様に、第2導光部12bの近傍には、第2導光部12bに光を入射するための光源6bが配置される。光源6aの光は、第2導光部12aを経由して第1導光部10に入射され、光源6bの光は、第2導光部12bを経由して第1導光部10に入射される。
また、第1導光部10の一方の端面18の近傍には、光源6cが配置される。端面とは、棒状部材の端部において延伸軸と交わる方向に延びる表面である。光源6cは、その発光面が第1導光部10の端面18と対向するように配置される。したがって、光源6cの光は、端面18から直に第1導光部10に入射される。第1導光部10の他方の端面19の近傍には、光源6は配置されない。本実施の形態では、端面18は車幅方向外側に位置し、端面19は車幅方向内側に位置する。
以下、導光体8の形状をより詳細に説明する。図3は、導光体の一部分を拡大して示す平面図である。図4(A)は、図3におけるA−A線に沿った導光体の断面形状の模式図である。図4(B)は、図4(A)におけるB−B線に沿った導光体の断面形状の一部分の模式図である。以下では、第2導光部12aを例に挙げて、第2導光部12の構造を説明する。第2導光部12bの構造は、第2導光部12aと実質的に同一である。
第2導光部12は、入射面20と、変換部22とを有する。入射面20は、第2導光部12の一端側に配置され、光源6の発光面24と対向する。したがって、光源6の光は、入射面20から第2導光部12内に入射する。本実施の形態の入射面20は、灯具後方側の端部に配置される。また、光源6と入射面20とが並ぶ方向は、灯具前後方向、言い換えれば第1導光部10と第2導光部12とが並ぶ方向に対して交わる方向である。
変換部22は、入射面20から入射した光を平行光に変換する光学要素である。本実施の形態の変換部22は、入射面20から第2導光部12内に入射した光を、第1導光部10に向かう平行光に変換する。より具体的には、変換部22は、入射面20から入射した光を第1導光部10に向けて反射する放物反射面で構成される。変換部22は、第2導光部12の表面のうち、光源6と入射面20とが並ぶ方向で入射面20と背向する領域に配置される。また、光源6は、発光面24が放物反射面の焦点Fを含むように配置される。好ましくは、焦点Fは、放物反射面と第2導光部12の屈折率と空気の屈折率とで規定される仮想焦点である。第2導光部12の屈折率は、空気の屈折率よりも大きい。このため、入射面20から第2導光部12に入射する光は屈折し、光線経路にずれが生じる。仮想焦点の位置は、当該ずれを考慮して放物反射面の形状に応じた焦点の位置を補正したものである。図4(A)において、焦点Fの位置、すなわち仮想焦点の位置は、放物反射面の形状に応じた焦点の位置から紙面上方にずれた位置である。
入射面20から第2導光部12内に入射した光源6の光は、放物反射面で構成される変換部22によって反射される。これにより、光源6の光は、第1導光部10に向かう平行光に変換される。平行光は、第2導光部12の内部を第1導光部10に向かって進行する。また、平行光は、入射面20側の端部と反対側の端部とをつなぐ2つの平面(本実施の形態では上面および下面)の延在方向に対して平行に進行する。第2導光部12は、入射面20側とは反対側の端部が第1導光部10の裏面16に接続されている。つまり、第2導光部12は、第1導光部10の裏面16から突き出して、その先端に入射面20および変換部22が配置された構造を有する。
また、変換部22は、第1導光部10に向けて反射した平行光の進行方向と、第1導光部10の延在方向とのなす角度が鋭角となるように設計されている。本実施の形態の変換部22は、平行光が第1導光部10に近づくにつれて第1導光部10の端面19側、言い換えれば車幅方向内側に向かうように設計されている。
第2導光部12内の光は、裏面16から第1導光部10内に入射される。第2導光部12から第1導光部10に入射した平行光は、第1導光部10の周面で内面反射を繰り返し、第1導光部10の内部を端面19側に進んでいく。第1導光部10の裏面16は、第1導光部10内の光を出射面14から出射させるための光学構造26を有する。本実施の形態では、光学構造26は複数の反射ステップで構成されている。反射ステップは、裏面16のうち、第2導光部12が接続される領域を除く領域に配列される。第1導光部10内を内面反射しながら進む光は、その一部が光学構造26に当たって反射される。光学構造26によって反射された光は、出射面14から第1導光部10の外に出射される。
第1導光部10の灯具前方側の周面のうち、変換部22から第1導光部10に向かう平行光の進行方向と交わる領域は、第2導光部12から入射して光学構造26を経ずに直に到達した平行光に対しては内面で全反射する反射面28として機能する。つまり、第1導光部10は、出射面14側に、第2導光部12から入射する光を内面で全反射する反射面28を有する。また、当該領域は、光学構造26で反射されて到達した光に対しては第1導光部10外に出射する出射面14として機能する。例えば、第2導光部12aに対応する反射面28は、端面18から入射した光源6cの光に対して出射面14として機能し、第2導光部12bに対応する反射面28は、第2導光部12aから入射した光源6aの光に対して出射面14として機能する。
変換部22は、平行光と反射面28とのなす角度が、反射面28によって平行光が全反射される角度となるように配置される。これにより、反射面28は、第2導光部12から入射した平行光を裏面16側に向けて全反射することができる。反射面28で反射された光の一部は、直に光学構造26に向かい、光学構造26で反射されて出射面14から出射される。反射面28で反射された光の他の一部は、第1導光部10の周面で内面反射した後に光学構造26に当たって反射され、出射面14から出射される。
本実施の形態の導光体8は、突出部30を有する。突出部30は、第1導光部10の裏面16から灯具後方側に突出するとともに、裏面16に沿って第1方向に広がる板状の透光性部材である。突出部30は、第2導光部12aから第2導光部12bにかけて延在している。また、突出部30は、端面18から第2導光部12aまでの領域と、第2導光部12bから端面19の近傍までの領域とにも延在している(図2参照)。
第1導光部10内で内面反射を繰り返しながら進行する光は、その一部が裏面16から突出部30に入射し得る。突出部30の灯具後方側を向く端面は、裏面16から突出部30内に入射した光が端面で反射されて第1導光部10側に戻るように、第1導光部10に対して角度が定められている。これにより、裏面16から突出部30に入射した光を、出射面14から出射させることができる。したがって、光の利用効率を高めることができる。本実施の形態では、第1導光部10、第2導光部12および突出部30は一体成形品である。
車両用灯具1は、第1導光部10の出射面14から光を出射することで、例えばターンシグナルランプ、デイタイムランニングランプ、クリアランスランプ等の標識灯として機能することができる。光源6a〜6cを同時に発光することで、第1方向に長い発光面を形成することができる。また、光源6a〜6cを順番に点灯させることで、いわゆるシーケンシャル発光を実現することができる。例えば、光源6b、光源6a、光源6cの順に点灯させることで、車幅方向内側から外側に延びていくシーケンシャル発光を実現することができる。なお、車両用灯具1は、ヘッドランプとして用いることもできる。さらに、車両用灯具1は、車両後方に配置されて、テールランプ、ブレーキランプ等として用いることもできる。
以上説明したように、本実施の形態に係る車両用灯具1は、光源6と、第1方向に長い出射面14を有し、光源6の光を内部で導光しながら出射面14から光を出射する棒状の第1導光部10と、光源6の光の入射面20を有し、光源6の光を内部で導光しながら第1導光部10に導く第2導光部12とを備える。第2導光部12は、入射面20から第1導光部10に入射する光を平行光に変換する変換部22を有する。あるいは、第2導光部12は、入射面20から入射する光を反射する放物反射面を有する。
また、第2導光部12は、第1導光部10における出射面14に背向する裏面16に接続され、裏面16は、第1導光部10内の光を出射面14から出射させるための光学構造26を有する。そして、第1導光部10は、出射面14側に、第2導光部12から入射する平行光を内面で全反射する反射面28を有する。
第2導光部12に入射した光を変換部22によって平行光に変換して第1導光部10に導光することで、導光中に第2導光部12の内壁面で光が反射されることを抑制することができる。このため、光が意図しない入射角度で第2導光部12から第1導光部10に入射すること、つまり第1導光部10の反射面28により全反射できない角度で反射面28に光が当たることを抑制することができる。また、第2導光部12からの漏光も抑制することができる。これにより、出射面14からの出射光量を増やすことができるため、光の利用効率を向上させることができる。
また、第1導光部10に到達した光が意図しない方向に出射されること、例えば、第2導光部12の延長上にある反射面28から直に出射されることを抑制することができる。これにより、出射面14の一部が他の領域に比べて明るく光って見えてしまう点光り現象が抑制され、導光体8の発光の均一性を向上させることができる。
また、本実施の形態では、光源6は、その発光面24が変換部22を構成する放物反射面の焦点Fを含むように配置される。これにより、第2導光部12に入射するより多くの光を平行光に変換することができる。したがって、光利用率と導光体8の発光均一性とを、より向上させることができる。
また、本実施の形態の第2導光部12は、第1導光部10が延びる第1方向における中間領域に配置されている。これにより、第1方向に長い出射面14における発光均一性を向上させることができる。さらに、本実施の形態の導光体8は、複数の第2導光部12を有し、これらが第1方向に所定の間隔をあけて配置されている。これにより、発光均一性のさらなる向上を図ることができる。
(実施の形態2)
実施の形態2に係る車両用灯具1は、導光体8の形状を除いて実施の形態1に係る車両用灯具1の構成と概ね共通する。以下、実施の形態2に係る車両用灯具1について、実施の形態1と異なる構成を中心に説明し、共通する構成については簡単に説明するか、あるいは説明を省略する。
実施の形態2に係る車両用灯具1は、導光体8の形状を除いて実施の形態1に係る車両用灯具1の構成と概ね共通する。以下、実施の形態2に係る車両用灯具1について、実施の形態1と異なる構成を中心に説明し、共通する構成については簡単に説明するか、あるいは説明を省略する。
図5は、実施の形態2に係る車両用灯具の一部分の概略構造を示す鉛直断面図である。本実施の形態に係る車両用灯具1(1B)が備える導光体8は、第1導光部10および第2導光部12に加えて、第3導光部32を有する。第3導光部32は、第1導光部10に沿って延びる棒状の透光性部材である。第1導光部10と第3導光部32とは、それぞれの周面同士が接している。また、第2導光部12は、第3導光部32に接続される。第2導光部12は、第3導光部32の周面における灯具後方側を向く領域に接続される。
光源6の光は、第2導光部12から第3導光部32を経由して第1導光部10に入射する。第2導光部12に入射した光は、変換部22によって第3導光部32に向かう平行光に変換され、第3導光部32に入射する。実施の形態1における第1導光部10と第2導光部12との接続態様と同様に、第2導光部12の変換部22は、第3導光部32に向けて反射した平行光の進行方向と、第3導光部32の延在方向とのなす角度が鋭角となるように設計されている。例えば変換部22は、平行光が、第3導光部32に近づくにつれて第1導光部10の端面19側に向かうように設計されている。
第3導光部32は、灯具前方側の周面のうち第2導光部12から入射する平行光の進行方向と交わる領域に、平行光を内面で全反射する反射面28を有する。第2導光部12から第3導光部32に入射した平行光は、反射面28で内面反射された後、第3導光部32内で内面反射を繰り返して端面19側に向かって進行する。この過程で一部の光は、第3導光部32の周面と第1導光部10の周面とが接する領域から、第1導光部10内に入射する。そして、第1導光部10の周面で内面反射を繰り返して端面19側に向かって進行する。
第1導光部10の裏面16には、第1導光部10内の光を出射面14から出射させるための光学構造26が設けられている。このため、第1導光部10内を進む光の一部は、光学構造26によって反射され、出射面14から第1導光部10の外に出射される。なお、第3導光部32は光学構造26を有しない。導光体8の灯具前方側には、透光性のインナーカバー34が配置されている。出射面14から出射した光は、インナーカバー34およびアウターカバー4を通過して、灯具前方に照射される。
インナーカバー34は、エクステンション部材36に固定される。エクステンション部材36は、ランプボディ2に固定される。エクステンション部材36は、出射面14から出射される光の灯具前方への進行を許容する開口部38を有する。開口部38は、インナーカバー34で覆われている。開口部38の縁部40は、灯具前方側から見て第3導光部32の少なくとも一部と重なるように配置される。これにより、第3導光部32の少なくとも一部と第2導光部12とを、灯具外部に対して隠すことができる。この結果、車両用灯具1の意匠性、見映えを向上させることができる。
本実施の形態において、第1導光部10、第2導光部12および第3導光部32は一体成形品である。また、導光体8は、ホルダ42に嵌め込まれて、ランプボディ2に支持される。ホルダ42は、第2導光部12の変換部22を除く全体と、第3導光部32および第1導光部10の裏面側とを覆っている。ホルダ42は、リフレクタとして機能してもよい。
以上説明したように、本実施の形態に係る車両用灯具1は、第1導光部10に沿って延びる棒状の第3導光部32を有し、第2導光部12は第3導光部32に接続される。そして、光源6の光は、第2導光部12から第3導光部32を経由して第1導光部10に入射する。変換部22は、入射面20から入射した光を平行光に変換して、第3導光部32に入射させる。これにより、第2導光部12または第3導光部32からの漏光を抑制することができるため、光の利用効率を向上させることができる。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明した。前述した実施の形態は、いずれも本発明を実施するにあたっての具体例を示したものにすぎない。実施の形態の内容は、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、請求の範囲に規定された発明の思想を逸脱しない範囲において、構成要素の変更、追加、削除等の多くの設計変更が可能である。前述の実施の形態では、このような設計変更が可能な内容に関して、「本実施の形態の」、「本実施の形態では」等の表記を付して強調しているが、そのような表記のない内容でも設計変更が許容される。以上の構成要素の任意の組み合わせも、本発明の態様として有効である。図面の断面に付したハッチングは、ハッチングを付した対象の材質を限定するものではない。
実施の形態に係る車両用灯具1は、2つの第2導光部12を備えるが、その数は特に限定されず、1つでもよいし3つ以上でもよい。変換部22は、放物反射面に限定されない。例えば変換部22は、第1導光部10に向かう光が通過することで平行光に変換されるコリメートレンズ等であってもよい。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム等の間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
1 車両用灯具、 6 光源、 10 第1導光部、 12 第2導光部、 14 出射面、 16 裏面、 20 入射面、 22 変換部、 26 光学構造、 28 反射面、 32 第3導光部。
Claims (7)
- 光源と、
第1方向に長い出射面を有し、前記光源の光を内部で導光しながら前記出射面から光を出射する棒状の第1導光部と、
前記光源の光の入射面を有し、前記光源の光を内部で導光しながら前記第1導光部に導く第2導光部と、を備え、
前記第2導光部は、前記入射面から入射する光を平行光に変換する変換部を有することを特徴とする車両用灯具。 - 光源と、
第1方向に長い出射面を有し、前記光源の光を内部で導光しながら前記出射面から光を出射する棒状の第1導光部と、
前記光源の光の入射面を有し、前記光源の光を内部で導光しながら前記第1導光部に導く第2導光部と、を備え、
前記第2導光部は、前記入射面から入射する光を反射する放物反射面を有することを特徴とする車両用灯具。 - 前記光源は、発光面が前記放物反射面の焦点を含むように配置される請求項2に記載の車両用灯具。
- 前記第2導光部は、前記第1導光部の、前記出射面に背向する裏面に接続され、
前記裏面は、前記第1導光部内の光を前記出射面から出射させるための光学構造を有し、
前記第1導光部は、前記出射面側に、前記第2導光部から入射する光を内面で全反射する反射面を有する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両用灯具。 - 前記第2導光部は、前記第1方向における前記第1導光部の中間領域に配置される請求項1乃至4のいずれか1項に記載の車両用灯具。
- 複数の前記第2導光部を有し、
複数の前記第2導光部は、前記第1方向に所定の間隔をあけて配置される請求項1乃至5のいずれか1項に記載の車両用灯具。 - 前記第1導光部に沿って延びる棒状の第3導光部を有し、
前記第2導光部は、前記第3導光部に接続され、
前記光源の光は、前記第2導光部から前記第3導光部を経由して前記第1導光部に入射する請求項1乃至3のいずれか1項に記載の車両用灯具。
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