JP2020003022A - ピストンリング - Google Patents

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Abstract

【課題】耐摩耗性に加えシリンダボア摺動面攻撃性が低いDLC被膜によって被覆されたピストンリングを提供する。【解決手段】 摺動面がDLC被膜によって被覆されたピストンリングであって、前記DLC被膜は、その厚さ方向断面SEM画像(×10,000)において観察されるピット数が、3μm×10μm当たり15個以下であり、且つその硬度が1000HV以上2000HV以下である、ピストンリング。【選択図】図2

Description

本発明は、内燃機関用に用いられ得るピストンリングに関する。
ピストンリングの摺動面は、低フリクション、耐摩耗性を向上させるため、硬質炭素被膜により被覆される。硬質炭素被膜はDLC(ダイアモンドライクカーボン)被膜とも称され、様々な開発が行われている。
特許文献1には、DLC被膜が摺動面に被覆されたピストンリングにおいて、DLC被膜が、硬度が異なる2種類の層が2層以上積層された積層被膜であり、2種類の層の硬度差が500〜1700HVであることが開示されている。
特許文献2には、ピストンリング基材の少なくとも外周摺動面上に形成される硬質炭素被膜であって、TEM−EELSスペクトルで測定されたsp成分比が40〜80%であり、硬質炭素被膜表面におけるマクロパーティクルの面積比が0.1%〜10%である、硬質炭素被膜が開示されている。
特開2012−202522号公報 国際公開第2014/133095号
DLC被膜に関してはさまざまな開発がされているところ、摺動に対してDLC被膜の摩耗を抑制する耐摩耗性に加え、シリンダボアの摺動面を摩耗させない、即ちシリンダボア摺動面攻撃性が低いことも要求される。
本発明は、耐摩耗性に加えシリンダボア摺動面攻撃性が低いDLC被膜によって被覆されたピストンリングを提供することを課題とする。
本発明者らは、上記課題を解決すべく鋭意検討を重ね、内部構造において欠陥を低減させたDLC被膜が、耐摩耗性に優れ且つシリンダボア摺動面攻撃性が低い被膜であることに想到し、発明を完成させた。
本発明は、摺動面がDLC被膜によって被覆されたピストンリングであって、
前記DLC被膜は、その厚さ方向断面SEM画像(×10,000)において観察されるピット数が、3μm×10μm当たり15個以下であり、且つその硬度が1000HV以上2000HV以下であるピストンリングを含む。
また、前記DLC被膜は、分光エリプソメータにより測定された屈折率が、波長550nmにおいて2.3以上であることで、内部構造においてピットが存在しない傾向にあり、好ましい。
また、前記DLC被膜は、その硬度が1000HV以上1700HV以下であることが好ましく、摺動面表面の摩擦係数が0.10以下であることが好ましく、シリンダボア摺動面攻撃性の観点からは、往復動摩擦試験機による摩耗量測定試験において、相手材摩耗量が0.6μm以下であることが好ましい。
本発明により、耐摩耗性に加えシリンダボア摺動面攻撃性が低いDLC被膜によって被覆されたピストンリングを提供することができる。
往復動摩擦試験機の構成を示す模式図である。 実施例1で製造したDLC被膜の断面SEM画像を示す(図面代用写真) 実施例2で製造したDLC被膜の断面SEM画像を示す(図面代用写真) 比較例1で製造したDLC被膜の断面SEM画像を示す(図面代用写真) 比較例2で製造したDLC被膜の断面SEM画像を示す(図面代用写真)
本発明の一実施形態は、摺動面がDLC被膜によって被覆されたピストンリングであって、前記DLC被膜は、その厚さ方向断面SEM画像(×10,000)において観察されるピット数が、3μm×10μm当たり15個以下であり、且つその硬度が1000HV以上2000HV以下である。
本実施形態においてDLC被膜は、その内部構造において欠陥が低減されている。DLC被膜の内部欠陥は、DLC被膜の厚さ方向断面SEM画像を観察することで確認できる。断面SEM画像はその倍率が小さい場合には欠陥が観察できない場合があるため、本実施形態では、10,000倍の画像とした際に観察されるピット数により、DLC被膜の内部欠陥を確認する。
DLC被膜は、断面SEM画像(×10,000)において、3μm×10μmの領域に、ピット数が15以下であり、10以下であってよく、5以下であってよく、3以下であってよく、2以下であってよく、1以下であってよい。DLC被膜の断面観察においてピット数が低減されることで、DLC被膜が、耐摩耗性に優れ且つシリンダボア摺動面攻撃性が低い被膜となる。
本実施形態においてピットとは、図2〜図5に示すSEM画像において円で囲まれた箇所に存在する、V字型の欠陥をいう。DLC被膜内部においてこのようなピットが多数存在することで、DLC被膜表面において、摺動面形成時に凹凸が残存するため、相手材への攻撃性、具体的にはシリンダボア摺動面への攻撃性が高くなっており、シリンダボア材摩耗量が増加すると、本発明者らは推定する。本実施形態のDLC被膜は、DLC被膜内部に存在するピットの数が低減されており、よって凹凸の無い摺動面形成が可能となり、相手材への攻撃性を低くすることができる。
ピット数の測定は3μm×10μmで行うが、通常ピストンリング上に形成されるDLC被膜の厚みを勘案すると、3μmの幅をDLC被膜の厚さ方向で、10μmの幅をピストンリング周方向に設定することが典型的である。しかしながら、この逆に測定幅を設定してもよく、斜方向に測定幅を設定してもよい。
本実施形態では、DLC被膜において、少なくともその一部において3μm×10μm当たりピット数が15個以下の領域を有すればよいが、DLC被膜のうち50%以上の領域で3μm×10μm当たりピット数が15個以下の領域であることが好ましく、80%以上の領域であることがより好ましく、90%以上の領域であることが更に好ましい。
上記ピット数が低減されたDLC被膜は、その製造工程においてフィルタードアークイオンプレーティング法(FCVA)を用い、そのパルスバイアス電圧を高くすること、DLC被膜の硬度を過度に高くしないこと、などにより形成することができる。
本実施形態においてDLC被膜の硬度は、1000HV以上2000HV以下であり、1700HV以下であってよく、1500HV以下であってよい。通常、耐摩耗性を考慮すると、被膜の硬度は高い方が好まれるが、被膜の硬度が高すぎる場合にはシリンダボア摺動面攻撃性が高くなる傾向にあること、及びDLC被膜はピストンリング外周面に形成する被膜のため、ピストンへの組み付け作業時等の変形を伴う場合の被膜破壊が発生することから、本実施形態では過度に硬すぎない上記範囲とすることが好ましい。
DLC被膜は、分光エリプソメータにより測定された屈折率が、波長550nmにおいて2.3以上であることが好ましい。屈折率がこの範囲以上であると、DLC被膜中のピットが低減される傾向にある。屈折率は、2.35以上であってよく、2.40以上であってよい。屈折率を測定する分光エリプソメータとしては、例えば分光エリプソメータUVISEL(株式会社 堀場製作所製)を用いることができる。
本実施形態に係るDLC被膜は相手材攻撃性が低いことから、DLC被膜の摺動面表面の摩擦係数が比較的低い数値であることが好ましい。具体的には、ピストンリングを被覆するDLC被膜の摺動面表面の摩擦係数μが0.10以下であることが好ましい。摩擦係数μは、0.10未満であってもよく、0.095以下であってよく、0.090以下であってよい。
本実施形態に係るDLC被膜は、主としてアモルファス状の炭素からなる被膜であるが、水素を含んでいてもよく、その他の不可避不純物を含んでいてもよい。DLC被膜に含有される水素は、通常5at%以下であり、3at%以下であってよく、2at%以下であってよく、1at%以下であってよく、または0.5at%以下であってよい。
またDLC被膜は、電子エネルギー損失分光法(EELS)により測定されるsp成分比が通常40%以上であり、50%以上であってよく、60%以上であってよく、また通常80%以下である。
本実施形態に係るDLC被膜の製造方法は、上記物性を有するDLC被膜を製造できる限り特段限定されない。一例としては、フィルタードアークイオンプレーティング法(FCVA)を用いて被膜を形成する方法があげられる。FCVA法は、一度の工程で全DLC被膜を形成してもよく、印加するパルスバイアスを変化させて、またはパルスバイアスを変化させることなく、複数回成膜することでDLC被膜を形成してもよい。
印加するパルスバイアスは特段限定されないが、−500V以下であってよく、−800V以下であってよく、−1000V以下であってよく、−1500V以下であってよく、−2000V以下であってよく、また−3000V以上であってよい。
製造するDLC被膜の厚さは特段限定されないが、ピストンリングの摺動面に被膜を形成する場合には、通常1μm以上であり、3μm以上であってよく、5μm以上であってよく、また20μm以下であってよく、15μm以下であってよい。
製造したDLC被膜は、相手材攻撃性が非常に低減される。相手材攻撃性は、往復動摩擦試験機による摩耗量測定試験により評価できる。当該試験において、60分摺動した際の、相手材である鋳鉄製シリンダボア材の摩耗量は0.6μm以下であることが好ましく、0.5μm以下であってよく、0.4μm以下であってよく、0.3μm以下であってよい。
往復動摩擦試験機による摩耗量測定試験は、以下のとおりである。
図1に概要を示すピンオンプレート式往復動摩擦試験機を用いて行う。往復動摩擦試験に際して用いた上試験片は、ピストンリングまたはピストンリングの外周部分に見立てた部材であり、ピンの材質にはピストンリング用母材を使用し、ピン全面には必要に応じて
ピストンリング母材と同様に窒化処理を行い、窒化層を形成する。そして、窒化層の表面に各種DLC膜を形成する。
なお、この上試験片の作製に用いたピンは、直径が8mmであり、ピンの先端部(摺動面)は、曲率半径が18mmとなるように鏡面仕上げされたものを用いる。また、下試験片は鋳鉄製シリンダボアを見立てたプレート(FC250相当材:HRB100、Aタイプ黒鉛75%、炭化物析出0.5%以下、Rz1.0μm、#600エメリーペーパーによる研磨仕上げ)を用いる。
往復動摩擦試験に際しては、上試験片と下試験片との摺動界面にチュービングポンプやエアディスペンサーを用いて潤滑油を供給した。この際の試験条件を以下に示す。
<試験条件>
・ストローク:50mm
・荷重:50N
・速度:300cycle/min
・下試験片の温度:80℃
・潤滑油:0W−20(150μl)
・試験時間:60min
以下の方法により、DLC被膜を製造した。
(実施例1)
ピストンリング基材をフィルタードアークイオンプレーティング装置内にセットした状態で、装置内を真空排気して減圧した後、基材を加熱した。その後に基材に対してパルスバイアス電圧を−500〜−1500Vの範囲で印加した状態で、アルゴンイオンでイオンボンバードを行った。
次にスパッタリング方式を用い、ピストンリング基材に対してバイアス電圧を−50〜−300Vの範囲に設定した後、接着層としてTi被膜をピストンリング基材上に成膜した。
次にTi被膜上に第一のアモルファスカーボン層と、第二のアモルファスカーボン層とを交互に成膜して積層した。ここで第一のアモルファスカーボン層はスパッタリング方式を用い、ピストンリング基材に対してバイアス電圧を−50〜−300Vの範囲内で印加した状態で、カーボンターゲットを用いてアルゴンガス雰囲気下にて成膜した。また、第二のアモルファスカーボン層はフィルタードアーク方式を用い、基材に対してパルスバイアス電圧を−500〜−1500Vの範囲内で印加した状態でカーボンターゲットを用いて成膜した。
なお、第一のアモルファスカーボン層及び第二のアモルファスカーボン層の成膜に際しては、膜中に水素が取り込まれることないように、成膜室に水素を含むガスを導入せずに実施した。また、第一のアモルファスカーボン層の厚みは2〜8nmとし、第二のアモルファスカーボン層の厚みは350〜400nmとした。そして1層の第一のアモルファスカーボン層と1層の第二のアモルファスカーボン層とを1組2層とし、この1組2層単位で繰り返し積層し、厚さ5.0μmのDLC被膜を得た。
(実施例2)
ピストンリング基材をフィルタードアークイオンプレーティング装置内にセットした状態で、装置内を真空排気して減圧した後、基材を加熱した。その後に基材に対してパルスバイアス電圧を−500〜−1500Vの範囲で印加した状態で、アルゴンイオンでイオンボンバードを行った。
次にスパッタリング方式を用い、ピストンリング基材に対してバイアス電圧を−50〜−300Vの範囲に設定した後、接着層としてTi被膜をピストンリング基材上に成膜した。
次にTi被膜上にアモルファスカーボン層を成膜した。アモルファスカーボン層は基材に対してパルスバイアス電圧を−2000〜−3000Vの範囲内で印加した状態でカーボンターゲットを用いて成膜した。なお、アモルファスカーボン層の成膜に際しては、膜中に水素が取り込まれることないように、成膜室に水素を含むガスを導入せずに実施した。また、アモルファスカーボン層1層の厚みは350〜400nmとし、13回繰り返すことで、厚さ5.0μmのDLC被膜を得た。
(比較例1)
ピストンリング基材を用意し、アーク式PVD装置を用いて厚み10μmのCrN層を被覆した。その後、厚み0.2μmのCr中間層を被覆した。245℃までヒータ加熱を行いながら、バイアス電圧−700V、アーク電流40Aで10分間アーク放電を行った後、バイアス電圧−170V、アーク電流40Aでアーク放電を行って合計膜厚0.5μmの黒色の硬質層と白色の硬質層を成膜した後に、一旦125℃まで冷却した。
その後、バイアス電圧を−1000V、アーク電流40Aで90秒間、アーク放電を行って白色の硬質炭素からなる密着層を成膜後、再びバイアス電圧−170V、アーク電流40Aでアーク放電を行って、245℃までヒータ加熱を行い、合計膜厚0.5μmの黒色の硬質層と白色の硬質層を成膜するという昇温と冷却の繰り返しサイクルを8回行い、総膜厚5.0μmのDLC被膜を成膜した。
(比較例2)
ピストンリング基材をアークイオンプレーティング装置内にセットした状態で、装置内を真空排気して減圧した後、基材を加熱した。その後に基材に対してバイアス電圧を−500〜−1000Vの範囲で印加した状態で、Crターゲットを用いて、アーク電流50〜100Aで放電し、Crイオンボンバードを行った。
次にアークイオンプレーティングにて、ピストンリング基材に対してバイアス電圧を−10〜−100Vの範囲で印加した状態で、Crターゲットを用いて、アーク電流50〜100Aで放電し、接着層としてCr被膜をピストンリング基材上に成膜した。
次にCr被膜上にアモルファスカーボン層を成膜した。アモルファスカーボン層は基材に対してバイアス電圧を0〜−100Vの範囲内で印加した状態でカーボンターゲットを用いて、アーク電流50〜100Aで放電し、成膜することで、アモルファスカーボン層厚みが5.0μmのDLC被膜を得た。
実施例1及び2、比較例1及び2で得られたDLC被膜に対し、断面SEMによるピット数(個/3×10μm)、分光エリプソメータによる屈折率、硬度(Hv)、sp成分比(%)、往復動摩擦試験による摩擦係数(μ)、DLC被膜摩耗量(μm)、相手材摩耗量(μm)、の各数値の測定を行った。なお、往復動摩擦試験開始1分後の摩擦係数を摩擦係数とした。結果を表1に示す。
100 上試験片
110 下試験片
120 可動ブロック
122 ヒータ

Claims (5)

  1. 摺動面がDLC被膜によって被覆されたピストンリングであって、
    前記DLC被膜は、その厚さ方向断面SEM画像(×10,000)において観察されるピット数が、3μm×10μm当たり15個以下であり、且つその硬度が1000HV以上2000HV以下である、ピストンリング。
  2. 前記DLC被膜は、分光エリプソメータにより測定された屈折率が、波長550nmにおいて2.3以上である、請求項1に記載のピストンリング。
  3. 前記DLC被膜は、その硬度が1000HV以上1700HV以下である、請求項1または2に記載のピストンリング。
  4. 前記DLC被膜は、摺動面表面の摩擦係数が0.10以下である、請求項1〜3のいずれか1項に記載のピストンリング。
  5. 前記DLC被膜は、往復動摩擦試験機による摩耗量測定試験において、相手材である鋳鉄製シリンダボアに相当する試験片の摩耗量が0.6μm以下である、請求項1〜4のいずれか1項に記載のピストンリング。
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