JP2019536550A - 口腔ケア装置及びアタッチメント - Google Patents
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Abstract
口腔ケア装置のためのアタッチメント、及び斯かるアタッチメントを有する口腔ケア装置が提供される。該アタッチメントは、第1の電極及び第2の電極を含み、該電極は、該第1の電極及び該第2の電極が、ユーザの口腔内の組織に接触し、供給される電流が、該組織を介して該第1の電極から該第2の電極へと流れることが可能であるように配置される。
Description
本発明は、口腔ケア装置及び斯かる装置のためのアタッチメントに関する。更に詳細には、本発明は電極を持つアタッチメントに関する。
乾燥した口腔(口腔乾燥症として知られる)は、口腔内の唾液腺が十分な唾液を生成しない場合に生じ得る。斯かる状態は、例えば脱水症状又は不安症によって引き起こされ得る。乾燥した口腔及び十分な唾液を生成するための唾液腺の不能は、影響を受ける人物にとって不快となり得る症状に導き得る。斯かる症状は、口腔内の焼けるような感覚又は痛み、乾燥した***、不適な呼吸(悪臭呼気として知られる)、低減した又は変更された味覚、口腔感染症、歯の腐食、歯周病、低減した発話、食事及び/又は嚥下能力を含み得る。
口腔乾燥症の短期間の処置は、ガムを噛むことやミントを吸うことのような動作を含む。しかしながら、斯かる処置は、歯の脱塩又は口腔粘膜の炎症のような口腔内の組織に対する望ましくない他の影響を及ぼし得、また短期間の効果しか持たない。
口腔乾燥症に起因する症状を低減するためには、口腔内の唾液腺が十分な唾液を生成することが望ましい。唾液生成を促すための既存の手段は、効果的ではない。それ故、口腔内の唾液生成を改善するための、より効果的な手段に対するニーズがある。
第1の態様によれば、個人向け口腔ケア装置のためのアタッチメントが提供される。前記アタッチメントは、第1の電極及び第2の電極を含み、前記電極は、前記第1の電極及び前記第2の電極が、ユーザの口腔内の組織に接触し、供給される電流が、前記組織を介して前記第1の電極から前記第2の電極へと流れることが可能であるように配置される。
口腔組織に電流を供給することは、唾液腺による唾液生成を促すことを支援し得る。特に、口腔内の特定の神経の電気刺激は、唾液生成を促し得る。舌は、高密度の神経接続を含む。舌洗浄器又は電動歯ブラシのような口腔ケア装置に電極を組み込むことにより、ユーザは、同じ装置を使って、電気刺激信号を供給することと、通常の口腔衛生のための日課を便利に行うことが可能となる。両方の電極が処置されるべき口腔組織に接触するように配置されるようアタッチメントにこれら電極を含ませることは、口腔組織の特定の部分が目標とされることができる点において有利である。口腔組織の他の部分に電流を意図せず供給してしまうことなく、処置されることが意図される組織の特定の部分に、制御された電流が供給されることができる。
更に、口腔組織に対する該口腔ケア装置アタッチメントの動作(例えば振動又は回転)が、組織上の破壊、浸透及び/又は分散材料(例えば生体膜又は唾液膜)による電気刺激の効果を支援又は向上するよう機能し、電極が組織により適切に接触できるようにし得る。
前記第1の電極と前記第2の電極とは、反対の極性のものであっても良い。ユーザの口のなかの組織の特定の部分に陽極及び陰極を配置することにより、該組織を流れる電流が、所望のとおりに正確に制御され目標に向けられることができる。
幾つかの実施例においては、前記第1の電極及び前記第2の電極は、少なくとも部分的に、前記アタッチメントの表面内に埋め込まれるか、該表面上に配置されるか、又は該表面から延在しても良い。
幾つかの実施例においては、前記口腔ケア装置の前記アタッチメントは、舌洗浄アタッチメントを有しても良い。
前記舌洗浄アタッチメントは、複数の洗浄要素を有しても良い。前記第1の電極は、前記複数の洗浄要素の第1のサブセットを有しても良い。前記第2の電極は、前記複数の洗浄要素の第2のサブセットを有しても良い。前記洗浄要素は、洗浄効果を向上させるため、舌の表面における凹部及び溝部に合う又はフィットするよう構成された、円錐型の突出部、隆線部又はその他のタイプの突出部であっても良い。洗浄要素の形状と類似する形状に電極を形成することにより、電極と口腔組織との間の接触が改善され、電気刺激効果を向上させる。
前記第1の電極及び前記第2の電極の少なくとも一方は、隆線状の表面及び複数の突出部を持つ表面の少なくとも一方を有しても良い。
幾つかの実施例においては、前記口腔ケア装置の前記アタッチメントは、歯ブラシヘッドを有しても良い。
前記アタッチメントは、第1の面と、前記第1の面とは反対側の第2の面と、を有しても良い。第1の複数の毛が、前記第1の面から延在しても良く、前記第1の電極及び前記第2の電極は、前記第2の面上又は前記第2の面内に配置されても良い。このようにして、ユーザは、同じ装置を用いて、該ユーザの歯をブラシングすることと、電気刺激処置を提供することと、を別個に行うための装置を用いることができる。電気刺激信号の供給は、ユーザの通常の口腔衛生のための日課を阻害することなく実行されることができる。
幾つかの実施例においては、前記歯ブラシヘッドは、複数の毛を有しても良い。前記第1の電極は、前記複数の毛の第1のサブセットを有しても良い。前記第2の電極は、前記複数の毛の第2のサブセットを有しても良い。歯ブラシの毛の幾つかから電極を形成することにより、ユーザは、該ユーザの歯をブラシングする間に電気刺激を適用することができ、これにより両方のタスクを実行するために必要とされる時間を削減する。
前記第1のサブセット及び前記第2のサブセットにおける前記毛のそれぞれは、長さ方向の一部に沿った絶縁部を有しても良い。電極を形成する毛のそれぞれの一部を絶縁することは、意図される組織以外の媒体(例えば唾液又は歯磨き粉)を介して電極間に電流が流れる機会を低減させる。
幾つかの実施例においては、前記第1の電極及び前記第2の電極は、少なくとも部分的に、金及び導電性ポリマーを有する群から選択された材料から形成されても良い。前記第1及び第2の電極は、他の金属及び/又は他の生物学的適合を有する材料から形成されても良い。
第2の態様によれば、本体と、前記本体内の駆動機構と、前記駆動機構により駆動されるよう構成された駆動シャフトと、以上に説明されたアタッチメントと、前記第1の電極及び前記第2の電極の少なくとも一方への供給のための第1の電流を生成するための信号生成器と、を有する、口腔ケア装置が提供される。前記信号生成器は、所望の電流及び/又は電圧波形を生成するよう構成及び/又は制御(例えばプロセッサにより)されても良い。
幾つかの実施例においては、前記信号生成器は、前記アタッチメント内に配置されても良い。他の実施例においては、前記信号生成器は、ハンドル部の本体内に配置されても良い。
幾つかの実施例においては、前記アタッチメントは、第3の電極及び第4の電極を有しても良い。前記信号生成器は、前記第3の電極及び前記第4の電極の少なくとも一方への供給のための第2の電流を生成するよう構成されても良く、このとき前記第2の電流は、前記第1の電流とは異なる。他の実施例においては、前記第3及び/又は第4の電極に供給される電流は、前記第1及び/又は第2の電極に供給される電流と同じであっても良い。該アタッチメントに付加的な電極を含めることにより、電気刺激処置が、組織の特定の部分に向けられることができ、特定の電流が、各電極又は電極の対に必要に応じて供給されることができる。
前記信号生成器は、一連のパルスで電流を生成するよう構成されても良い。
他の有利な特徴は、以下の説明から明らかとなるであろう。
本発明のより良い理解のために、また本発明がどのように実施化されるかを更に明確に示すために、単に例として、添付図面への参照が以下に為される。
以上に述べたように、本発明は、口腔内における唾液生成を促すための装置を提供する。特に、舌、頬又は歯肉のような口腔内の組織を電気的に刺激することが、唾液腺による唾液生成を改善することを支援し得ることが認識されている。より具体的には、口腔粘膜(人間の口の内側の粘膜)の電気刺激が、唾液生成の長期的な改善をもたらし、口腔乾燥症に関連する症状を軽減することを支援し得る。
図1は、口腔ケア装置10の例の模式的な図である。装置10は、本体12及びアタッチメント100を含む。本体12は、使用の間にユーザの手に保持されるべき形状及びサイズとされた、装置10のハンドル部を形成する。幾つかの実施例においては、本体/ハンドル部12は、略円筒形の形状であっても良い。本体12内の空洞は、コントローラ16、バッテリ18、信号生成器11及び駆動機構14を含んでも良い、装置10の種々の構成要素を収容する。該駆動機構は、装置10の少なくとも一部が、例えば振動又は回転のような幾つかの動きを引き起こすようにし得る、駆動シャフト20を駆動しても良い。
アタッチメント100の機能は、以下に議論されるように、異なる実施例においては異なるものであり得る。しかしながら一般的には、アタッチメント100は処置要素118を含み、首部116を含み得る。アタッチメント100の首部116は、本体12に結合されるよう構成されても良い。しかしながら、幾つかの実施例においては、処置要素118は、首部116の使用なく直接に本体12に結合しても良いことは、理解されるであろう。幾つかの実施例においては、首部116は、アタッチメント100を本体12に固定し、駆動シャフトとアタッチメントの処置要素118との間の接続を提供するための、駆動シャフト20を受容するよう構成された空洞を含む。
アタッチメント100の処置要素118は、例えばそれぞれコネクタ124及び126によって、1つ以上のコントローラ16、バッテリ18及び信号生成器11に接続されていても良い第1の電極120及び第2の電極122を含む。例えばユーザが電源ボタン(図示されていない)を押下することによって、口腔ケア装置10がスイッチオンされると、コントローラ16は、駆動機構14に電力を供給するようバッテリ18を作動させても良い。駆動機構14は、駆動シャフト20に振動又は回転のような動きを引き起こさせても良く、そのことが、処置要素118又はその一部が同様に動くことを引き起こし得る。使用時には、口腔組織に対する振動又は急速な回転のような処置要素118の急速な動きが、処置されるべき組織上の生体膜又は唾液の膜を浸透、遊離及び/又は除去することを支援し得る。駆動機構14の動作に加えて、コントローラ16はまた、電極120、122の一方又は両方に供給されるべき電流を生成するよう信号生成器11を動作させても良い。
幾つかの実施例においては、第1の電極120と第2の電極122とは、反対の極性のものである。換言すれば、これら電極の一方は陽極として機能し、他方の電極は陰極として機能する。使用時には、装置100のユーザは、該ユーザの口に処置要素118を挿入し、該ユーザの舌のような口腔組織に対して第1及び第2の電極120、122を接触させる。装置10がスイッチオンされると、該口腔組織を介して、電極120、122の一方から、該電極の他方へと、電流が流される。電流が該口腔組織を通って流れると、該組織は電気刺激として知られる過程で刺激され得、顎下腺及び舌下腺のような唾液線の神経経路の刺激を引き起こし、唾液生成を誘発し得る。
信号生成器11により生成される電流の形は、装置10の要件又は所望される該装置の使用による結果に依存して変わり得る。例えば、幾つかの実施例においては、コントローラ16は、第1の電極120と第2の電流122との間の口腔組織を介して流れる連続的な電流(例えば直流)を生成するよう、信号生成器11を動作させても良い。他の実施例においては、コントローラ16は、パルス型の電流を生成するよう、信号生成器11を動作させても良い。
図2乃至7は、本発明の種々の実施例によるアタッチメントの例を示す。図2A乃至7Aは、種々のアタッチメントの底面図を示し、図2B乃至7Bは、対応するアタッチメントを側面図で示す。
図2a及び2bは、首部116及び処置要素118を含むアタッチメント200を示す。本実施例においては、第1の電極120及び第2の電極122は、処置要素118の表面において互いから離隔された金属接点として形成される。図2に示された実施例においては、電極120、122は丸いが、他の形状の電極も想到され得る。電極120、122は、幾つかの実施例においては、処置要素118の表面128を通るように延在し、図2bに示されるように、該表面から該電極が起立する。しかしながら、他の実施例においては、該電極は、処置要素118の表面128と同一平面上となるよう配置されても良い。電極120、122が、処置要素118の表面128から僅かに突出するよう配置することは、処置されるべき組織との好適な接触を該電極が為す機会を向上させ得る。
幾つかの実施例においては、第1及び第2の電極120、122は、ユーザの舌の洗浄又はユーザの歯のブラシングのような他の機能のために用いられる口腔ケア装置のアタッチメントに組み込まれても良い。図3a、3b及び4a、4bにおいては、舌洗浄アタッチメントとして機能するアタッチメント300及び400が示されている。図3a及び3bを参照すると、舌洗浄アタッチメント300は、複数の舌洗浄突出部130を含む。本実施例における突出部130は、処置要素118の表面128から延在する円錐部を有し、ユーザが該ユーザの口のなかを該装置のアタッチメントを動かすときに、舌の表面を洗浄するように機能する。他の実施例においては、舌洗浄アタッチメント300は、円錐部130ではなく、表面128から延在する隆線又は突出部(図示されていない)のパターンを含んでも良い。一般的に、これら突出部(例えば円錐部130又は隆線)は、舌の種々の折れ曲がり部及び突起部の完全な洗浄を提供するため、舌における溝部及び窪み部に進入するよう機能する。図3bに示された実施例においては、第1及び第2の電極120、122は、円錐130と略同じ程度にまで、処置要素118の表面128から延在する。図3の実施例においては、電極120、122は丸いディスク状の構造のものとして示されているが、他の実施例においては、電極は他の形状を持っていても良い。例えば、これら電極は、処置要素118の長さ又は幅に亘って延在しても良い。
図4a及び4bは、アタッチメント300と同様に、処置要素118の表面128から延在する複数の突出部130を含む、舌洗浄アタッチメント400の他の構成の例を示す。しかしながら、本実施例においては、円錐部130のサブセットが、電極120、122として機能する。電極120、122を形成する円錐部は、電極として機能しない円錐部を形成するために用いられる材料とは異なる材料から形成されても良い。幾つかの例においては、第1及び第2の電極120、122の円錐部は、炭素担持シリコーンのような、導電性のポリマーから形成されても良い。他の実施例においては、第1及び第2の電極120、122の円錐部は、金属又は炭素ベースの材料のような、1つ以上の他の材料から形成されていても良い。上述したように、代替の実施例においては、突出部130は、隆線又は円錐状ではない突出部であっても良い。斯かる形状を持つ電極120、122を組み込むことにより、電極とユーザの舌の表面との間の接触が改善され、使用の間の電流が組織へと流れる能力を向上させ得る。
図5a、5b、6a、6b、7a及び7bにおいては、歯ブラシアタッチメントとして機能するアタッチメント500、600及び700が示されている。幾つかの実施例においては、アタッチメント500、600及び700のそれぞれは、電動歯ブラシのためのものであっても良い。歯ブラシヘッドに導電性の毛が実装される場合には、口腔組織を介してではなく、ユーザの口において該毛における歯磨き粉及び/又は唾液を介して、第1の電極120の導電性の毛から第2の電極122の導電性の毛へと電流が伝導させられ得る。
図5a及び5bを参照すると、電動歯ブラシアタッチメント又は歯ブラシヘッド500が示されている。本実施例においては、複数の毛132が、処置要素118の表面128から延在している。該毛は、群として又は別個に、例えば振動及び/又は回転によって動き、使用の間にユーザの歯に対して洗浄効果を発揮するよう構成されても良い。本実施例においては、第1及び第2の電極120、122は、処置要素118の表面134から延在している。表面134は、毛132が延在する表面128とは反対側であり、表面134は、歯ブラシヘッド500の上面又は背面としてみなされ得、該毛が延在する表面128は、歯ブラシヘッドの底面又は前面とみなされ得る。図5bのアタッチメント500のユーザは、例えば該ユーザの歯をブラシングするために表面128上の毛132を使用し、該ユーザの口のなかの組織に電気刺激を与えるために表面134上の電極120、122を使用する。幾つかの実施例においては、ユーザが該ユーザの歯をブラシングするために該歯ブラシを使用している間に、電極120、122を介して口腔組織へと電流が供給されても良い。他の実施例においては、ユーザは、該ユーザの歯のブラシングと、電気刺激のための該装置の使用と、の間で切り換えても良い。
歯ブラシヘッドアタッチメント600が、処置要素118の表面128から延在する複数の毛132を有する、代替の実施例が、図6a及び6bに示されている。しかしながら、本実施例においては、第1の電極120が、複数の毛132の第1のサブセットを有し、第2の電極122が、該複数の毛の第2のサブセットを有する。該毛のサブセットのそれぞれは、1本以上の毛を含み得る。図6a及び6bに示された実施例においては、電極120、122を形成する毛は、略円形の房を有する。しかしながら、他の実施例においては、電極120、122を形成する毛は、行のような他の形状で配置されても良い。
図7a及び7bは、意図される口腔組織を含まない経路を介して第1の電極の毛120と第2の電極の毛122との間の導電の量を低減させる、歯ブラシヘッドアタッチメント700を示す。アタッチメント500及び600と同様に、歯ブラシヘッドアタッチメント700は、処置要素118の表面128から延在する複数の毛132を含み、毛132の第1のサブセットが第1の電極120を形成し、毛132の第2のサブセットが第2の電極122を形成する。しかしながら、本実施例においては、図7bに示されるように、第1の電極120を形成する毛のそれぞれの一部が、絶縁性の被覆136を含み、第2の電極122を形成する毛のそれぞれの一部が、絶縁性の被覆138を含む。それ故、第1の電極120は、第1のサブセットにおける各毛の小さな部分(本例においては先端)140を有し、第2の電極122は、第2のサブセットにおける各毛の小さな部分(即ち先端)142を有する。このようにして、電極の一方から電極の他方へと流れる電流が、歯磨き粉又は唾液のような口腔内の他の何らかの導電性媒体を介してではなく、電極が接触した口腔組織を介して伝導される見込みが高くなる。
以上、第1の電極120及び第2の電極122のみを含む種々の実施例が議論された。ここで議論された実施例のいずれにおいても、アタッチメントは、例えば第3の電極又は第3及び第4の電極(図示されていない)のような、更なる電極を含んでも良い。電流は、互いに同時に又は異なる時間において電極の種々の組み合わせ間に伝導されても良く、これにより、組織の異なる部分が、電気刺激により独立して処置されることが可能であっても良い。幾つかの実施例においては、異なる電極間には異なる電流が供給されても良い。同様に、異なる電流間には異なるパターンの電流パルスストリームが供給されても良く、これにより異なる処置効果を引き起こしても良い。電極間に供給されるべき電流は、口腔ケア装置10におけるコントローラ16により制御されても良い。
2つよりも多い電極を含む実施例においては、これら電極は、装置10の意図される用途、又はその使用の所望される結果に依存して、多くの異なる態様で配置され得る。幾つかの実施例においては、これら電極は、同心円状の環(例えば金属の又は導電性の円錐、突出部若しくは毛の環)として形成されても良い。斯かる例においては、隣接する環は、反対の極性を持っても良い。他の実施例においては、電極は多角形の頂点に配置されても良いし、又は直線に配置されても良い。処置要素118上の電極の位置は、処置されることが意図される組織の位置に依存して選択されても良い。例えば、ユーザの舌の背後における組織に電流を供給することが意図される電極は、処置要素118の遠位端に(即ち口腔ケア装置10の本体12から最も遠い処置要素の端部に)配置されても良い。
ここで説明されたいずれの実施例における電極も、金属(例えば銅)、炭素、シリコーン又は導電性ポリマーのような、いずれの適切な導電性材料から形成されても良い。幾つかの例においては、電極は金により被覆されても良い。
口腔ケア装置10のためのアタッチメントに加えて、本発明は更に、口腔ケア装置自体にも関する。口腔ケア装置10は、本体12を持つハンドル部と、前記ハンドル部の前記本体内の駆動機構14と、前記駆動機構により駆動されるよう構成された駆動シャフト20と、ここで説明されたようなアタッチメント200、300、400、500、600、700と、第1の電極120及び第2の電極122の少なくとも一方への供給のための第1の電流を生成するための信号生成器11と、を含む。信号生成器11は、装置10の本体12のなかに配置されても良いし、又は前記アタッチメント内に配置されても良い。信号生成器11は、連続的な電流として及び/又は一連のパルスとして電流を生成しても良く、該電流は、1つ以上の付加的な電極に独立して供給されても良い。
図面、説明及び添付される請求項を読むことにより、請求される本発明を実施化する当業者によって、開示された実施例に対する他の変形が理解され実行され得る。請求項において、「有する(comprising)」なる語は他の要素又はステップを除外するものではなく、「1つの(a又はan)」なる不定冠詞は複数を除外するものではない。単一のプロセッサ又はその他のユニットが、請求項に列記された幾つかのアイテムの機能を実行しても良い。特定の手段が相互に異なる従属請求項に列挙されているという単なる事実は、これら手段の組み合わせが有利に利用されることができないことを示すものではない。請求項におけるいずれの参照記号も、請求の範囲を限定するものとして解釈されるべきではない。
Claims (15)
- 口腔ケア装置のためのアタッチメントであって、前記アタッチメントは、
処置要素
を含み、前記処置要素は、第1の電極及び第2の電極を含み、前記電極は、前記第1の電極及び前記第2の電極が、ユーザの口腔内の組織に接触し、供給される電流が、前記組織を介して前記第1の電極から前記第2の電極へと流れることが可能であるように配置された、アタッチメント。 - 前記第1の電極と前記第2の電極とは、反対の極性のものである、請求項1に記載のアタッチメント。
- 前記第1の電極及び前記第2の電極は、少なくとも部分的に、前記処置要素の表面内に埋め込まれるか、該表面上に配置されるか、又は該表面から延在する、請求項1又は2に記載のアタッチメント。
- 前記口腔ケア装置の前記アタッチメントは、舌洗浄アタッチメントを有する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のアタッチメント。
- 前記舌洗浄アタッチメントは、複数の洗浄突出部を有し、
前記第1の電極は、前記複数の洗浄突出部の第1のサブセットを有し、
前記第2の電極は、前記複数の洗浄突出部の第2のサブセットを有する、
請求項4に記載のアタッチメント。 - 前記第1の電極及び前記第2の電極の少なくとも一方は、隆線状の表面及び複数の突出部を持つ表面の少なくとも一方を有する、請求項1乃至5のいずれか一項に記載のアタッチメント。
- 前記口腔ケア装置の前記アタッチメントは、歯ブラシヘッドを有する、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のアタッチメント。
- 前記アタッチメントは、第1の面と、前記第1の面とは反対側の第2の面と、を有し、
第1の複数の毛が、前記第1の面から延在し、前記第1の電極及び前記第2の電極は、前記第2の面上に配置された、
請求項7に記載のアタッチメント。 - 前記歯ブラシヘッドは、複数の毛を有し、
前記第1の電極は、前記複数の毛の第1のサブセットを有し、
前記第2の電極は、前記複数の毛の第2のサブセットを有する、
請求項7に記載のアタッチメント。 - 前記第1のサブセット及び前記第2のサブセットにおける前記毛のそれぞれは、長さ方向の一部に沿った絶縁部を有する、請求項9に記載のアタッチメント。
- 前記第1の電極及び前記第2の電極は、少なくとも部分的に、金、銅及び導電性ポリマーを有する群から選択された材料から形成された、請求項1乃至10のいずれか一項に記載のアタッチメント。
- 本体と、
前記本体内の駆動機構と、
前記駆動機構により駆動されるよう構成された駆動シャフトと、
請求項1乃至11のいずれか一項に記載のアタッチメントと、
前記第1の電極及び前記第2の電極の少なくとも一方への供給のための第1の電流を生成するための信号生成器と、
を有する、口腔ケア装置。 - 前記信号生成器は、前記アタッチメント内に配置された、請求項12に記載の口腔ケア装置。
- 前記アタッチメントは、第3の電極及び第4の電極を有し、
前記信号生成器は、前記第3の電極及び前記第4の電極の少なくとも一方への供給のための第2の電流を生成するよう構成され、前記第2の電流は、前記第1の電流とは異なる、
請求項12又は13に記載の口腔ケア装置。 - 前記信号生成器は、一連のパルスで電流を生成するよう構成された、請求項12乃至14のいずれか一項に記載の口腔ケア装置。
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