JP2019534630A - 制御チャネル送信方法、ネットワーク装置、及び端末装置 - Google Patents

制御チャネル送信方法、ネットワーク装置、及び端末装置 Download PDF

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Abstract

本発明の実施形態は、制御チャネル送信方法、ネットワーク装置、及び端末装置を提供し、制御チャネルを取得するとき端末装置がブラインド検出を実行する回数が削減でき、端末装置のブラインド検出の複雑さが低減できるようにする。当該方法は、第1制御チャネルをM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングするステップであって、前記第1制御チャネルはデータチャネルをスケジューリングするために使用され、送信要素は、制御チャネルを送信するために使用される最小単位であり、M≧1である、ステップと、前記第1制御チャネルを端末装置へ送信するステップと、を含む。

Description

本発明は、通信分野に関し、より具体的には、制御チャネル送信方法、ネットワーク装置、及び端末装置に関する。
標準的な無線通信ネットワーク、例えばロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)ネットワークでは、共有データチャネル(Shared Data Channels)の選択は、スケジューリング/許可(Scheduling/Grant)メカに済みに基づき、基地局(Base Station、略称:「BS」)により完全に制御される。本メカニズムでは、ネットワーク装置は、端末装置へ、データチャネルをスケジューリングするために使用される制御チャネルを送信する。制御チャネルは、2つのカテゴリに分類されて良い。1つはダウンリンク許可(Downlink Grant、DL Grant)である。ネットワーク装置は、ダウンリンク許可を端末装置へ送信して、端末装置に割り当てられたダウンリンク送信リソースを端末装置に通知する。したがって、端末装置は、許可されたダウンリンク送信リソース上でダウンリンクデータを受信する。もう1つは、アップリンク許可(Uplink Grant、UL Grant)である。ネットワーク装置は、アップリンク許可を端末装置へ送信して、端末装置に割り当てられたアップリンク送信リソースを端末装置に通知する。したがって、端末装置は、許可されたアップリンク送信リソース上でアップリンクデータを送信する。
制御チャネルを送信するとき、ネットワーク装置は、制御チャネルを制御チャネル要素(Control Channel Element、CCE)にマッピングする必要がある。しかしながら、ネットワーク装置は、制御チャネルをマッピングするとき、ランダムマッピングを実行する。結果として、端末装置は、制御チャネルを取得するためにブラインド検出を複数回実行しなければならず、端末装置によるCCE上のブラインド検出の複雑性が高い。
本願は、制御チャネル送信方法、ネットワーク装置、及び端末装置を提供し、端末装置がブラインド検出を実行する回数が削減でき、端末装置のブラインド検出の複雑さが低減できるようにする。
第1の態様によると、制御チャネル送信方法が提供される。当該方法は、第1制御チャネルをM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングするステップであって、前記第1制御チャネルはデータチャネルをスケジューリングするために使用され、送信要素は、制御チャネルを送信するために使用される最小単位であり、M≧1である、ステップと、前記第1制御チャネルを端末装置へ送信するステップと、を含む。
本ソリューションでは、制御チャネルはM個の連続番号を付された送信要素にマッピングされ、端末装置がブラインド検出を実行する回数が削減でき、端末装置のブラインド検出の複雑さが低減できるようにする。
第1の態様の可能な実装では、前記第1制御チャネルをM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングする前記ステップは、前記第1制御チャネルが前記M個の第1送信要素の中の最大番号を有する送信要素に最初にマッピングされる順序で、前記第1制御チャネルを前記M個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングするステップ、を含む。
本ソリューションでは、第1制御チャネルをマッピングするとき、ネットワーク装置は、先ず、第1制御チャネルを最大番号を有する送信要素にマッピングする。ブラインド検出中、端末装置は、制御チャネルが先ず最大番号を有する送信要素にマッピングされると仮定されるときのみ、復調を正しく実行できる。この方法では、最大番号を有し且つ制御チャネルを送信するために使用される送信要素が決定でき、端末装置が占有された送信要素を正しく識別する確率が向上され得る。
任意で、第1の態様の可能な実装では、第1制御チャネルをM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングする前記ステップは、前記第1制御チャネルを前記M個の連続番号を付された第1送信要素に番号の降順にマッピングするステップを含む。
本ソリューションでは、マッピングは番号の降順(又は逆順)に実行され、最大番号を有し且つ制御チャネルを送信するために使用される送信要素が決定できるだけでなく、ネットワーク装置により制御チャネルをマッピングする際の効率も向上できる。
任意で、第1の態様の可能な実装では、第1制御チャネルをM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングする前記ステップは、前記第1制御チャネルを前記M個の連続番号を付された第1送信要素に、マッピングが番号インターリービング方法で実行される順序で、マッピングするステップを含む。
本ソリューションでは、端末装置が占有された送信要素を正しく識別する確率が向上できる。
第1の態様の可能な実装では、前記M個の第1送信要素の各々は、リソースエレメントREのT個のグループを含み、第1制御チャネルをM個の第1送信要素にマッピングする前記ステップは、前記第1送信要素をマッピングするとき、先ず、ネットワーク装置により、前記M個の第1送信要素の各々の中のREのi番目のグループを占有し、次に、各第1送信要素の中のREの(i+1)番目のグループを占有するステップであって、T≧2、及びiの値は1からTまでの範囲である、ステップ、を含む。
本ソリューションでは、ネットワーク装置は、この方法でマッピングを実行し、1つの制御チャネルを異なる集約レベルに対応する1又は複数の送信要素にマッピングする方法が異なるようにし、したがって、端末装置は、ブラインド検出を通じて、制御チャネルを送信するために使用される送信要素を決定できる。さらに、本マッピング方法は、ダイバーシティ利得を得るために、1つの送信要素が異なる符号変調シンボルを含むことを可能にする。
第1の態様の可能な実装では、前記データチャネルは、ダウンリンクデータチャネルであり、前記M個の連続番号を付された第1送信要素のうちの最大番号はkであり、前記データチャネルに対応するリソースは少なくとも1つの第2送信要素を含み、前記少なくとも1つの第2送信要素の各々に対応する番号はkより大きい。
本ソリューションでは、端末装置は、ブラインド検出を通じて、最大番号を有し且つ制御チャネルを送信するために使用される送信要素を正しく決定し、番号が最大番号以下の全ての送信要素が制御チャネルを送信するために使用されることを決定し得る。それによりデータレートマッチング誤りの発生を回避する。さらに、番号がkより大きい少なくとも1つの第2送信要素は、ダウンリンクデータチャネルを送信するために使用でき、リソース利用率が向上できる。
第1の態様の可能な実装では、データチャネルに対応するリソースにより占有される物理リソースブロックPRBは、番号がkより小さい少なくとも1つの送信要素を含み、番号がkである第1送信要素を含まない。言い換えると、データチャネルに対応するリソースにより占有されるPRBは、番号がkである第1送信要素を含まない、又はデータチャネルに対応するリソースにより占有されるPRB及び番号がkである第1送信要素は、周波数ドメインで重なり合わない。
本ソリューションでは、端末装置のデータチャネルの位置するPRBに含まれる送信要素が別の端末装置の制御チャネルを伝達することを許可されるとき、端末装置の制御チャネルは、端末装置のデータチャネルのものと異なるPRBで伝達され、スケジューリングの柔軟性が向上されるようにする。
第1の態様の可能な実装では、M個の第1送信要素の各々は、N個のPRB上に位置付けられ、N≧2であり、N個のPRBのうちの少なくとも2個のPRB上のM個の第1送信要素のうちの少なくとも1つの位置は異なる。
本ソリューションでは、1つの第1送信要素が複数のPRBに位置付けられて、1又は複数の送信要素に対してブラインド検出を実行するとき、端末装置が、チャネル推定を、複数のPRBを用いて一緒に実行できるようにし、それによりチャネル推定性能を向上する。
第1の態様の可能な実装では、方法は、第1DMRSを端末装置へ送信するステップであって、前記第1DMRSは前記第1制御チャネルを復調するために使用される、ステップを更に含む。
第1の態様の可能な実装では、前記M個の第1送信要素は前記第1DMRSにより占有されるシンボル内に位置付けられる。
本ソリューションでは、M個の第1送信要素は第1DMRSにより占有されるシンボル内にのみ位置付けられ、異なるsTTI長における制御チャネル設計が統一され得るようにし、それにより、ネットワーク装置により実行されるスケジューリング及び端末装置により実行されるブラインド検出を実現する。さらに、端末装置は、第1DMRSを取得するとき第1制御チャネルを取得でき、端末装置により第1DMRSに基づき第1制御チャネルを復調する際の効率が向上できる。
第1の態様の可能な実装では、前記データチャネルはダウンリンクデータチャネルであり、前記データチャネルに対応するリソースは、少なくとも1つの第3送信要素を含み、前記データチャネルに対応するアンテナポートは、前記少なくとも1つの第3送信要素の各々に対応するアンテナポートを含む。
本ソリューションでは、送信要素がデータチャネルを送信するために使用可能であるか否かは、送信要素に対応するアンテナポートとデータチャネルに対応するアンテナポートとの関係を用いて決定され(データチャネルに対応するリソースに含まれる送信要素に対応するアンテナポートは、データチャネルに対応するアンテナポートの部分集合又は全体集合である)、端末装置がデータチャネルに対応するリソースに含まれる送信要素の中でどの送信要素がデータチャネルを送信するために使用可能かを見分けるようにし、したがって、シグナリング指示オーバヘッドが削減できる。
第1の態様の可能な実装では、前記第1制御チャネルを前記端末装置へ送信する前記ステップの前に、前記方法は、前記端末装置へ、第2制御チャネルと、前記第2制御チャネルを復調するために使用される第2DMRSと、を送信するステップであって、前記第1制御チャネル及び前記第2制御チャネルのために同じアンテナポート及び同じプリコーディングが使用されて、前記端末装置が前記第1制御チャネルを前記第2DMRS及び前記第1DMRSに基づき復調するようにする、ステップを更に含む。
本ソリューションでは、ネットワーク装置は、同じ端末装置へ同じアンテナポート及び同じプリコーディングを用いて、同じ周波数内にあるが異なる時間にある第1制御チャネル及び第2制御チャネルを送信し、第1DMRS及び第2DMRSは第1制御チャネル及び第2制御チャネルに対応し、端末装置が、チャネル推定を、時間ドメインにおいて異なる位置にある2つのDMRSを用いて一緒に実行できるようにし、それによりチャネル推定性能を向上する。
任意で、前記ネットワーク装置は、前記端末装置の前記データチャネルに対応するリソースに含まれる少なくとも4個の送信要素が第2端末装置の第3制御チャネルを送信するために使用されると決定し、前記第1端末装置の前記データチャネルに対応するアンテナポートは、前記第3制御チャネルに対応するアンテナポートと異なり、前記第1端末装置の前記データチャネルのために1つの送信ポートが存在する。
第2の態様によると、制御チャネル送信方法が提供される。前記方法は、ネットワーク装置により送信された第1制御チャネルを受信するステップであって、前記第1制御チャネルはM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングされ、前記第1制御チャネルはデータチャネルをスケジューリングするために使用され、送信要素は、制御チャネルを送信するために使用される最小単位であり、M≧1である、ステップと、前記第1制御チャネルに基づき前記データチャネルを受信する又は送信するステップと、を含む。
本ソリューションでは、ネットワーク装置は、制御チャネルをM個の連続番号を付された送信要素にマッピングし、端末装置がブラインド検出を実行する回数が削減でき、端末装置のブラインド検出の複雑さが低減できるようにする。
第2の態様の可能な実装では、前記第1制御チャネルを前記M個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングする順序は、先ず、前記第1制御チャネルを、前記M個の第1送信要素の中で最大番号を有する送信要素にマッピングする。
本ソリューションでは、復調は、制御チャネルが先ず最大番号を有する送信要素にマッピングされると仮定されるときのみ、正しく実行できる。本方法では、最大番号を有し且つ制御チャネルを送信するために使用される送信要素が決定でき、番号が最大番号以下である全ての送信要素が制御チャネルを送信するために使用されると決定できる。
任意で、第2の態様の可能な実装では、前記第1制御チャネルを前記M個の第1送信要素にマッピングするマッピング方法は、番号の降順にマッピングを実行することである。
本ソリューションでは、マッピングは番号の降順(逆順)で実行され、端末装置が占有された送信要素を正しく識別する確率が向上できるだけでなく、端末装置が第1制御チャネルを取得する確率も向上できるようにする。
任意で、第2の態様の可能な実装では、前記第1制御チャネルを前記M個の第1送信要素にマッピングする前記ステップは、番号インターリービング方法で実行される。
本ソリューションでは、端末装置が占有された送信要素を正しく識別する確率が向上できる。
第2の態様の可能な実装では、前記第1制御チャネルをマッピングする方法は、先ず、前記M個の第1送信要素の各々の中のREのi番目のグループを占有し、次に、各第1送信要素の中のREの(i+1)番目のグループを占有する。ここで、T≧2、iの値は1〜Tの範囲である。
本ソリューションでは、1つの制御チャネルを異なる集約レベルに対応する1又は複数の送信要素にマッピングする方法が異なり、端末装置は、ブラインド検出を通じて、制御チャネルを送信するために使用される送信要素を決定できる。さらに、ダイバーシティ利得を得るために、1つの送信要素が異なる符号変調シンボルを含み得る。
第2の態様の可能な実装では、前記データチャネルは、ダウンリンクデータチャネルであり、前記M個の連続番号を付された第1送信要素のうちの最大番号はkであり、前記データチャネルに対応するリソースは少なくとも1つの第2送信要素を含み、前記少なくとも1つの第2送信要素の各々に対応する番号はkより大きい。
本ソリューションでは、端末装置は、ブラインド検出を通じて、最大番号を有し且つ制御チャネルを送信するために使用される送信要素を正しく決定し、番号が最大番号以下の全ての送信要素が制御チャネルを送信するために使用されることを決定し得る。それによりデータレートマッチング誤りの発生を回避する。
第2の態様の可能な実装では、データチャネルに対応するリソースにより占有される物理リソースブロックPRBは、番号がkより小さい少なくとも1つの送信要素を含み、番号がkである第1送信要素を含まない。データチャネルに対応するリソースにより占有されるPRBは、番号がkである第1送信要素を含まない。言い換えると、データチャネルに対応するリソースにより占有されるPRB及び番号がkである第1送信要素は周波数ドメインにおいて重なり合わない。
本ソリューションでは、端末装置のデータチャネルの位置するPRBに含まれる送信要素が別の端末装置の制御チャネルを伝達することを許可されるとき、端末装置の制御チャネルは、端末装置のデータチャネルのものと異なるPRBで伝達され、スケジューリングの柔軟性が向上されるようにする。
第2の態様の可能な実装では、M個の第1送信要素の各々は、N個のPRB上に位置付けられ、N≧2であり、N個のPRBのうちの少なくとも2個のPRB上のM個の第1送信要素のうちの少なくとも1つの位置は異なる。
本ソリューションでは、1つの第1送信要素が複数のPRBに位置付けられて、1又は複数の送信要素に対してブラインド検出を実行するとき、端末装置が、チャネル推定を、複数のPRBを用いて一緒に実行できるようにし、それによりチャネル推定性能を向上する。
第2の態様の可能な実装では、前記方法は、前記ネットワーク装置により送信された第1DMRSを受信するステップであって、前記第1DMRSは前記第1制御チャネルを復調するために使用される、ステップを更に含む。
第2の態様の可能な実装では、前記M個の第1送信要素は前記第1DMRSにより占有されるシンボル内に位置付けられる。
本ソリューションでは、M個の第1送信要素は第1DMRSにより占有されるシンボル内にのみ位置付けられ、異なるsTTI長における制御チャネル設計が統一され得るようにし、それにより、ネットワーク装置により実行されるスケジューリング及び端末装置により実行されるブラインド検出を実現する。さらに、端末装置は、第1DMRSを取得するとき第1制御チャネルを取得し、端末装置により第1DMRSに基づき第1制御チャネルを復調する際の効率が向上できる。
第2の態様の可能な実装では、前記データチャネルはダウンリンクデータチャネルであり、前記データチャネルに対応するリソースは、少なくとも1つの第3送信要素を含み、前記データチャネルに対応するアンテナポートは、前記少なくとも1つの第3送信要素の各々に対応するアンテナポートを含む。
本ソリューションでは、送信要素がデータチャネルを送信するために使用可能であるか否かは、送信要素に対応するアンテナポートとデータチャネルに対応するアンテナポートとの間の関係を用いて決定され(データチャネルに対応するリソースに含まれる送信要素に対応するアンテナポートは、データチャネルに対応するアンテナポートの部分集合又は全体集合である)、データチャネルに対応するリソースに含まれる送信要素に対応するアンテナポートが、データチャネルに対応するアンテナポートの部分集合又は全体集合であり、端末装置が、データチャネルに対応するリソースに含まれる送信要素の中のどの送信要素がデータチャネルを送信するために使用可能かを見分けられるようにする。
第2の態様の可能な実装では、ネットワーク装置により送信された第1制御チャネルを受信する前記ステップの前に、前記方法は、前記ネットワーク装置により送信された、第2制御チャネルと、前記第2制御チャネルを復調するために使用される第2DMRSと、を受信するステップであって、前記第1制御チャネル及び前記第2制御チャネルのために同じアンテナポート及び同じプリコーディングが使用される、ステップを更に含み、ネットワーク装置により送信された第1制御チャネルを受信する前記ステップは、前記第1制御チャネルを前記第2DMRS及び前記第1DMRSに基づき復調するステップを含む。
本ソリューションでは、端末装置は、チャネル推定を、時間ドメインで異なる位置にある2個のDMRSを用いて一緒に実行して、チャネル推定性能が向上され得るようにする。
第3の態様によると、ネットワーク装置が提供され、第1の態様及び第1の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおける方法を実行するよう構成される。具体的に、ネットワーク装置は、第1の態様及び第1の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおける方法を実行するよう構成されるモジュールを含む。
第4の態様によると、端末装置が提供され、第2の態様及び第2の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおける方法を実行するよう構成される。具体的に、端末装置は、第2の態様及び第2の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおける方法を実行するよう構成されるモジュールを含む。
第5の態様によると、ネットワーク装置が提供される。前記ネットワーク装置は、プロセッサ、通信機、及びメモリを含む。任意で、前記ネットワーク装置はバスシステムを更に含む。前記通信機、前記メモリ、及び前記プロセッサは、前記バスシステムを用いて接続される。前記メモリは、命令を格納するよう構成される。前記プロセッサは、前記メモリに格納された前記命令を実行して、前記通信機を、信号を受信し又は送信するよう制御するよう構成され、前記プロセッサが前記メモリに格納された前記命令を実行すると、前記プロセッサは、第1の態様及び第1の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおける方法を実行する。
第6の態様によると、端末装置が提供される。前記端末装置は、プロセッサ、通信機、及びメモリを含む。任意で、前記端末装置はバスシステムを更に含む。前記通信機、前記メモリ、及び前記プロセッサは、前記バスシステムを用いて接続される。前記メモリは、命令を格納するよう構成される。前記プロセッサは、前記メモリに格納された前記命令を実行して、前記通信機を、信号を受信し又は送信するよう制御するよう構成され、前記プロセッサが前記メモリに格納された前記命令を実行すると、前記プロセッサは、第2の態様及び第2の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおける方法を実行する。
第7の態様によると、コンピュータ記憶媒体が提供される。前記コンピュータ記憶媒体はプログラムコードを格納し、前記プログラムコードは、第1の態様及び第1の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおける方法を実行するよう指示するために使用される。
第8の態様によると、コンピュータ記憶媒体が提供される。前記コンピュータ記憶媒体はプログラムコードを格納し、前記プログラムコードは、第2の態様及び第2の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおける方法を実行するよう指示するために使用される。
本発明の実施形態の技術的ソリューションをより明確に記載するために、本発明の実施形態を説明するのに必要な添付の図面を以下に簡単に説明する。明らかなことに、以下の説明中の添付の図面は、本発明のほんの一部の実施形態であり、これらの図面に従って当業者により創造的労力を有しないで他の図面も得られる。
本発明の一実施形態による制御チャネル送信方法の概略フローチャートである。
本発明の一実施形態による制御チャネル送信方法の別の概略フローチャートである。
本発明の一実施形態による制御チャネルリソース割り当ての一例の概略図である。
本発明の一実施形態によるリソースマッピング図の別の例の概略図である。
本発明の一実施形態によるリソースマッピング図の更に別の例の概略図である。
本発明の一実施形態によるリソースマッピング図のまた別の例の概略図である。
本発明の一実施形態によるリソースマッピング図の更に別の例の概略図である。
本発明の一実施形態によるリソースマッピング図のまた別の例の概略図である。
本発明の一実施形態によるリソースマッピング図の更に別の例の概略図である。
本発明の一実施形態による制御チャネルリソース割り当ての概略図である。
本発明の一実施形態によるリソースマッピング図の更に別の例の概略図である。
本発明の一実施形態によるネットワーク装置の一例の概略ブロック図である。
本発明の一実施形態による端末装置の一例の概略ブロック図である。
本発明の一実施形態によるネットワーク装置の別の例の概略ブロック図である。
本発明の一実施形態による端末装置の別の例の概略ブロック図である。
以下に、本発明の実施形態の添付の図面を参照して、本発明の実施形態における技術的ソリューションを明確且つ十分に説明する。明らかに、記載される実施形態は、本発明の実施形態の一部であり、全てではない。本発明の実施形態に基づき創造的労力を有しないで当業者により得られる全ての他の実施形態は、本発明の保護範囲に包含される。
以下に、本発明の実施形態の添付の図面を参照して、本発明の実施形態における技術的ソリューションを明確且つ十分に説明する。明らかに、記載される実施形態は、本発明の実施形態の一部であり、全てではない。本発明の実施形態に基づき創造的労力を有しないで当業者により得られる全ての他の実施形態は、本発明の保護範囲に包含される。
本願明細書で使用される「コンポーネント」、「モジュール」及び「システム」のような用語は、コンピュータ関連エンティティ、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェア、又は実行中のソフトウェアを示すために使用される。例えば、コンポーネントは、プロセッサで実行するプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プログラム、及び/又はコンピュータであって良いが、これらに限定されない。コンピューティング装置で実行するコンピューティング装置及びアプリケーションは両方とも、図中に示されるコンポーネントであって良い。F個のコンポーネントは、プロセス及び/又は実行スレッド内に存在して良く、コンポーネントは1つのコンピュータに配置され及び/又は2以上のコンピュータに分散されて良い。さらに、これらのコンポーネントは、種々のデータ構造を格納する種々のコンピュータ可読媒体から実行されて良い。コンポーネントは、F個のデータパケットを有する信号(例えば、ローカルシステム、分散システム、及び/又は別のネットワーク、例えば他のシステムと信号を用いて相互作用するインターネット、内の別のコンポーネントと相互作用する2つのコンポーネントからのデータ)に基づき、ローカル及び/又はリモートプロセスを使用することにより、通信して良い。
本発明の実施形態のソリューションは、既存のセルラ通信システム、例えばグローバルシステム・フォー・モバイルコミュニケーションズ(英語正式名:Global System for Mobile Communications、略称:GSM)、符号分割多重接続(英語正式名:Code Division Multiple Access、略称:CDMA)システム、広帯域符号分割多重接続(英語正式名:Wideband Code Division Multiple Access、略称:WCDMA)システム、汎用パケット無線サービス(英語正式名:General Packet Radio Service、略称:GPRS)システム、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーションシステム(英語正式名:Universal Mobile Telecommunications System、略称:UMTS)、又はロングタームエボリューション(英語正式名:Long Term Evolution、略称:LTE)システム、に適用されて良く、特に4.5G進化型LTEシステム及び5G無線通信システムに適用される。サポートされる通信は、主に音声及びデータ通信である。通常、伝統的な基地局は、限られた数の接続をサポートし、実装が容易である。
実施形態は、本発明では、端末装置を参照して記載される。端末装置は、ユーザ機器(UE、User Equipment)、アクセス端末、加入者ユニット、加入者局、移動局、移動体、リモート局、リモート端末、モバイル装置、ユーザ端末、端末、無線通信装置、ユーザエージェント、又はユーザ装置としても参照される場合がある。端末装置は、無線ローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Networks、WLAN)内にある局(Station、ST)であって良く、又はセルラ電話機、コードレス電話機、セッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol、SIP)電話機、無線ローカルループ(Wireless Local Loop、WLL)局、パーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)装置、無線通信機能を備えるハンドヘルド装置、無線モデムに接続されるコンピューティング装置又は別の処理装置、車内装置、ウェアラブル装置、将来の5Gネットワークにおける端末装置、又は将来の進化型PLMNネットワークにおける端末装置、等であって良い。これは、本発明において限定されない。
さらに、実施形態は、本発明では、ネットワーク装置を参照して記載される。ネットワーク装置は、モバイル装置と通信するよう構成される装置であって良い。ネットワーク装置は、WLANにおけるアクセスポイント(Access Point、AP)、GSM又は符号分割多重接続(Code Division Multiple Access、CDMA)における基地通信局(Base Transceiver Station、BTS)であって良く、WCDMAにおけるNodeB(NodeB、NB)であって良く、又はロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)における進化型NodeB(Evolutional NodeB、eNB、又はeNodeB)、中継局若しくはアクセスポイント、車内装置、ウェアラブル装置、将来の5Gネットワークにおけるネットワーク装置、又は将来の進化型PLMNネットワークにおけるネットワーク装置、等であって良い。これは、本発明において限定されない。
理解されるべきことに、本発明の実施形態の技術的ソリューションは、LTEシステム又は5Gシステムのような種々の通信システムに適用されて良く、又は制御チャネルが送信される必要のある他の通信システムに適用されて良い。
更に理解されるべきことに、アップリンクシンボルは、シングルキャリア周波数分割多重接続(Single Carrier Frequency Division Multiple Access、SC−FDMA)シンボルとして参照され、ダウンリンクシンボルは、直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、OFDM)シンボルとして参照される。直交周波数分割多重接続(Orthogonal Frequency Division Multiple Access、OFDMA)のアップリンク多重アクセスモードが将来の5G技術又はLTE技術の進化に導入される場合、アップリンクシンボルはOFDMシンボルとしても参照され得る。本発明の実施形態では、アップリンクシンボル及びダウンリンクシンボルは集合的にシンボルとして参照される。代替として、本発明の実施形態の技術的ソリューションにおいて言及されるシンボルは、別の種類の通信におけるシンボルであって良い。これは、本発明の実施形態において限定されない。
実施形態は、本発明では、物理チャネルを参照して記載される。物理チャネルは、具体的に、データ情報及び/又は制御情報を送信するために使用される。本発明の本実施形態では、物理チャネルは、以下:PUSCH(physical uplink shared channel、物理アップリンク共有チャネル)、PDCCH(Physical Downlink Control Channel物理ダウンリンク制御チャネル)、EPDCCH(Enhanced−Physical Downlink Control Channel拡張物理ダウンリンク制御チャネル)MPDCCH(MTC physical downlink control channel、MTC物理ダウンリンク制御チャネル)、PCFICH(Physical Control Format Indicator Channel、物理制御フォーマット指示チャネル)、PHICH(Physical hybrid ARQ indicator channel、物理ハイブリッドARQ指示子チャネル)、PDSCH(Physical Downlink Shared Channel、物理ダウンリンク共有チャネル)等、のうちの1つ又は組合せを含んで良く、又は、標準に新たに導入される及び異なる名称であるが同じ機能を持つ、例えば制御チャネル又はショートTTI送信に導入されるデータチャネル、チャネルであって良い。
実施形態は、本発明では、復調参照信号を参照して記載される。参照信号(Reference Signal、RS)は、物理レイヤで使用され、上位レイヤからのデータ情報、例えばダウンリンクで使用されるセル固有参照信号(Cell−specific Reference Signal、CRS)、ダウンリンクで使用される端末装置固有参照信号(UE−specific Reference Signal、UE−RS)、ダウンリンクで使用されるグループ固有参照信号(Group−specific Reference Signal、GRS)、アップリンクで使用される復調参照信号(Demodulation Reference Signal、DMRS)、又はサウンディング参照信号(Sounding reference signal、SRS)、を伝達しない。ダウンリンクで使用されるUE−RSは、ダウンリンクで使用される復調参照信号(Demodulation Reference Signal、DMRS)としても参照される。
ダウンリンクDMRSは、EPDCCH復調のために使用されるEPDCCH DMRS及びPDSCH復調のために使用されるPDSCH DMRSを含む。端末装置は、チャネル推定をDMRSに基づき実行し、次に対応するEPDCCH又はPDSCHを推定したチャネル値に基づき復調して、EPDCCH又はPDSCH上で伝達される様々なデータ、情報、信号、等を取得する。
理解されるべきことに、LTEシステム及び進化型LTEシステムでは、時間次元の観点からは、サブフレームの時間長は1msであり、通常巡回プレフィックス(Normal Cyclic Prefix、NCP)サブフレームは14個のシンボルを含む。周波数次元の観点からは、最小単位はサブキャリアである。物理リソースブロック(Physical Resource Block、PRB)は周波数ドメインで12個のサブキャリアを含む。リソースブロックグループ(Resource Block Group、RBG)は、整数個のPRBを含んで良い。時間次元及び周波数次元の両方の観点から、アンテナポート送信のために使用されるリソースの最小単位はリソースエレメント(Resource Element、RE)である。1個のREは、時間ドメインにおいて1個のシンボル、及び周波数ドメインにおいて1個のサブキャリアを含む。リソースエレメントグループ(Resource−Element Group、REG)は、整数個のREを含んで良い。
更に理解されるべきことに、短送信時間間隔(Short Transmission Time Interval、sTTI)送信は、1サブフレームより短い長さのTTI又は1msより短い長さのTTIにおける送信である。例えば、sTTI長は、1シンボル、2シンボル、3シンボル、4シンボル、5シンボル、6シンボル、又は7シンボルである。代替として、1サブフレーム内のシンボルは、通常、整数個のsTTIに分割され、sTTI送信がサブフレーム境界を跨がないようにする。具体的に言うと、1サブフレームは1種類のシンボル長を含み得る。例えば、sTTI長は7シンボルであり、1サブフレームは2個のsTTIを含み、各sTTIの長さは7シンボルである。代替として、1サブフレームは複数種類のシンボル長の結合を含んで良い。例えば、sTTI長は2シンボルであるが、PDCCHが1〜3個のシンボルを占有して良いことを考慮すると、1サブフレームは6sTTIを含み、sTTIの長さはそれぞれ3シンボル、2シンボル、2シンボル、2シンボル、2シンボル、及び3シンボルである。或いは、2個のシンボルが通常PDCCHのために構成されることを考慮すると、sTTIの長さはそれぞれ2シンボル、2シンボル、3シンボル、2シンボル、2シンボル、及び3シンボルであり、又は別の組み合わせが使用される。異なる長さを有する複数の短TTIがシステム内に存在し得る。例えば、システムは、7シンボルsTTI送信及び2シンボルsTTI送信が1サブフレーム内で実行されることをサポートする。
更に理解されるべきことに、本発明の実施形態におけるリソース(例えば、第1リソース又は第2リソース)は、一般的意味における通信リソースであって良い。リソースは、2つの次元:時間及び周波数における通信リソースであって良い。言い換えると、通信リソースは、時間ドメインリソース及び周波数ドメインリソースを含んで良い。リソースは、符号ドメインリソース及び空間ドメインリソースを更に含んで良い。
以下は、図1及び図2を参照して本発明の実施形態における制御チャネル送信方法を詳細に記載する。
図1は、本発明の一実施形態による制御チャネル送信方法の概略フローチャートである。図1は、制御チャネル送信方法100のステップ又は動作を示すが、該ステップ又は動作は単に例であり、他の動作又は図1中の動作の変形が代替として本発明の本実施形態において実行されて良い。さらに、図1のステップは、図1に示されたものと異なる順序で実行されて良く、場合によっては必ずしも図1の全ての動作が実行される必要はない。制御チャネル送信方法100は以下のステップを含み得る。
S110。第1制御チャネルをM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングする。ここで、送信要素は、制御チャネルを送信するために使用される最小単位であり、第1制御チャネルはデータチャネルをスケジューリングするために使用され、M≧1である。
理解されるべきことに、第1制御チャネルは、少なくとも3種類のダウンリンク制御情報(Downlink Control Information、DCI):(ダウンリンクデータチャネルを受信するために使用される)ダウンリンクデータ送信のためのスケジューリング情報、(アップリンクデータチャネル送信をスケジューリングするために使用される)アップリンクデータ送信のためのスケジューリング情報、及び(アップリンク電力制御及び調整を指示するために使用される)アップリンク電力制御コマンド、のうちの任意の1つを送信して良い。
S120。第1制御チャネルを端末装置へ送信する。
図2は、本発明の一実施形態による制御チャネル送信方法の別の概略フローチャートである。図2は、制御チャネル送信方法200のステップ又は動作を示すが、該ステップ又は動作は単に例であり、他の動作又は図2中の動作の変形が代替として本発明の本実施形態において実行されて良い。さらに、図2のステップは、図2に示されたものと異なる順序で実行されて良く、必ずしも図2の全ての動作が実行される必要はない。制御チャネル送信方法200は以下のステップを含み得る。
S210。ネットワーク装置により送信された第1制御チャネルを受信する。ここで、第1制御チャネルはM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングされ、第1制御チャネルはデータチャネルをスケジューリングするために使用され、送信要素は、制御チャネルを送信するために使用される最小単位であり、M≧1である。
S220。データチャネルを第1制御チャネルに基づき受信又は送信する。
具体的に、第1制御チャネルを送信する前に、ネットワーク装置は、第1制御チャネルを送信するために使用されるリソースを決定して良い。具体的に言うと、M個の第1送信要素は、第1制御チャネルを送信するために使用される。第1制御チャネルをM個の第1送信要素にマッピングした後に、ネットワーク装置は、M個の第1送信要素を用いて第1制御チャネルを送信して良い。端末装置は、ネットワーク装置により送信された第1制御チャネルを受信する。第1制御チャネルは、少なくとも以下の2つの場合を含んで良い。
(1)第1制御チャネルがDL許可である場合
方法100は、データチャネルを端末装置へ送信するステップを更に含み、
方法200は、ネットワーク装置により送信されたデータチャネルを受信するステップを更に含む。
(2)第1制御チャネルがUL許可である場合
方法200は、データチャネルをネットワーク装置へ送信するステップを更に含み、
方法100は、端末装置により送信されたデータチャネルを受信するステップを更に含む。
本発明の実施形態で提供される方法では、第1制御チャネルを送信するとき、ネットワーク装置は、先ず、第1制御チャネルをM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングして、端末装置がブラインド検出を実行する回数が削減でき、したがって端末装置のブラインド検出の複雑さが低減されるようにする。
留意すべきことに、送信要素(例えば、後に開示される第1送信要素及び第2送信要素及び第3送信要素)の概念が本発明の実施形態に導入される。送信要素(Transmission Element、TE)は、制御チャネルを送信するために使用される最小単位であり、1つの制御チャネルは整数個の送信要素を用いて送信されて良い。具体的に、送信要素は、LTEシステムにおいてPDCCHを送信するために使用されるCCE(Control Channel Element)であって良く、又はLTEシステムにおいてEPDCCH又はMPDCCHを送信するために使用されるECCE(Enhanced Control Channel Element)であって良く、又はPRB、RBG、若しくはREGのうちの1つであって良く、又は制御チャネルを送信するために使用され及びsTTI送信で導入される最小単位、又は制御チャネルを送信するために使用され及び将来の5Gシステムにおいて導入される最小単位であって良い。これは、本発明において限定されない。
理解及び説明を容易にするために、以下は、本発明の実施形態を、sTTI送信における制御チャネル(sPDCCH)及び/又はデータチャネル(sPDSCH)の送信及び受信を例として用いて記載する。
1.sPDCCH領域の決定
任意で、ネットワーク装置は、sPDCCHを送信するために使用可能であり及び1sTTIの範囲内の送信要素により占有される周波数ドメインリソースを決定する。具体的に、周波数ドメインリソースはPRB又はRBGである。
留意すべきことに、異なる長さを有する複数のsTTIにおけ送信をサポートするサービスが、システム内に存在し得る。任意で、同じ設計が、異なる長さを有するsTTIに対応するsPDCCHのために使用されて良い。2シンボルsTTI及び7シンボルsTTIが一例として使用される。時間ドメインにおいてsPDCCHのために使用可能なリソースは、2シンボルsTTIの長さだけ短縮される。具体的に言うと、2シンボルsTTIに対応するsPDCCH、及び7シンボルsTTIに対応するsPDCCHは、両方とも、時間ドメインにおいて最大2個のシンボルを占有して良い。したがって、2つの長さを有するsTTIにおけるsPDCCHの送信方法は同じである。異なる長さを有するsTTIにおける送信をサポートする端末装置がシステム内に存在し得るので、異なる長さを有するsTTIに対応するsPDCCHのために同じ設計を用いることは、ネットワーク装置により実行されるスケジューリング、及び端末装置により実行されるブラインド検出を実現する。
本発明の実施形態では、sPDCCH設計は、1シンボルが占有される又は2シンボルが占有される一例を用いて記載されるが、本発明はこれに限定されない。
任意で、sPDCCHを送信するために使用可能であり及び1sTTIの範囲内の送信要素により占有される周波数ドメインリソースは、正整数個のRBGである。1RBGは1又は複数のPRBを含む。図3は、本発明の一実施形態による制御チャネルリソース割り当ての一例の概略図である。具体的に、図3は、sPDCCHを送信するために使用可能である及び2シンボルsTTIにおける送信要素により占有される複数のRBGの概略図である。図3に示すように、送信要素は、sTTIの位置する帯域幅内に位置付けられ、時間において2シンボルを占有し、周波数ドメインにおいて5RBGを占有する。各RBGは1又は複数の送信要素を含んで良い。任意で、端末装置は、所定の方法で又はネットワーク装置のシグナリング通知を通じて、5個のRBGの位置を通知されて良い。
任意で、ネットワーク装置は、sTTIにおけるsTTIダウンリンクデータ受信をスケジューリングするために使用されるsPDCCHが、sPDCCHに対応するsPDSCHの位置するPRBに含まれる送信要素上に位置することを決定する。sTTI送信処理では、リソース利用効率を向上するために、sPDCCHを送信するために使用されず且つsPDSCHの位置するPRB内に含まれる送信要素の中にある送信要素は、sTTIにおけるデータチャネル送信のために使用されて良い。
特定のスケジューリング処理では、任意で、ネットワーク装置及び端末装置は、制御チャネルが番号の昇順に送信要素を占有することに合意して良い。システム内にDL許可だけが存在する場合、ネットワーク装置は、端末装置のsPDCCHを、該端末装置のsPDSCHの位置するPRBに含まれる送信要素にマッピングする。システム内にDL許可及びUL許可の両方が存在する場合、ネットワーク装置は、UL許可を送信するために、端末装置のsPDSCHの位置するPRBに含まれる送信要素のうち比較的小さい番号を有する送信要素を使用し、UL許可をマッピングした後に、DL許可をマッピングする。DL許可及びUL許可は両方とも、連続番号を付された送信要素を占有する。これを行うことの利点は以下の通りである。sPDCCHを検出した後に、端末装置は、sPDCCHにより占有される最大番号の送信要素を知ることができ、該最大番号に基づき、sPDSCHの位置するPRBに含まれる送信要素のうち最大番号以下の番号の送信要素がsPDCCHを送信するために既に使用されていることを決定し、sPDSCHの位置するPRBに含まれる送信要素のうち最大番号より大きい番号の送信要素がデータ送信のために使用されると決定する。
2.端末装置がsPDCCHを検出する方法
任意で、ネットワーク装置は、sPDCCHを送信するために使用可能であり且つ1sTTI内にある送信要素により占有される時間ドメインリソース、該送信要素により占有される周波数ドメインリソース、該送信要素の数、該送信要素の番号、該送信要素に対応する物理リソース、端末装置の探索空間、及びsPDCCHの探索のために端末装置により使用される集約レベル、のような少なくとも1種類の情報を決定し、端末装置に前述の情報を所定の方法で又はシグナリング通知を通じて通知する。さらに、任意で、ネットワーク装置は、端末装置に、前述の情報をRRCシグナリング又は物理レイヤシグナリングを用いて通知して良い。留意すべきことに、リソース利用率を向上するために、ネットワーク装置は、sPDCCH送信のために使用されない送信要素を使用して、データチャネル、参照信号、又は他の情報を送信して良い。
任意で、ネットワーク装置は、異なる端末装置のsPDCCHを対応する端末装置へ1sTTI内の送信要素で送信して良い。複数のsPDCCHは多重化されて探索空間全体を形成する。端末装置は、探索空間全体又は端末装置の探索空間内の全ての可能なsPDCCHについてブラインド検出を実行して、ネットワーク装置により端末装置へ送信されたsPDCCHがあるか否かを決定する。端末装置がsPDCCHに対してブラインド検出を実行する回数を削減するために、ネットワーク装置により端末装置へ送信されるsPDCCHは、M個の連続番号を付された送信要素で伝達され、Mは正整数である。端末装置がブラインド検出を実行する回数を更に削減するために、ネットワーク装置はMの値範囲、つまりsPDCCH集約レベルを制限し、ツリーのような集約方法を使用して良い。例えば、Mの値範囲は1、2、4、及び8である。言い換えると、集約レベルは1、2、4、又は8である。1つのsPDCCHは、1個の送信要素、2個の送信要素、4個の送信要素、又は8個の送信要素を使用することによってのみ送信できる。1個の送信要素を用いて送信されるsPDCCHの送信は、任意の位置の送信要素から開始して良い。2個の送信要素を用いて送信されるsPDCCHの送信は、偶数番号の送信要素から開始する。4個の送信要素を用いて送信されるsPDCCHの送信は、4の整数倍の番号を付された送信要素から開始する。8個の送信要素を用いて送信されるsPDCCHの送信は、8の整数倍の番号を付された送信要素から開始する。
任意で、端末装置は、以下の方法で、ネットワーク装置により送信された最初のsPDCCHを受信して良い。端末装置は、ネットワーク装置により通知された探索空間内のsPDCCHに対して又はsPDCCHを送信するために使用可能な且つ1sTTI内にある送信要素に対して、ブラインド検出を実行する。端末装置は、システムによりサポートされる可能な集約レベル又はネットワーク装置により通知された集約レベルに基づき、検出を実行する。例えば、探索空間のサイズは8個の送信要素であり、sPDCCH集約レベルは1、2、4、又は8であって良い。8個の送信要素は0〜7の番号を付される。ブラインド検出中、端末装置は、先ず、1個のsPDCCHが1個の送信要素にマッピングされると想定し、0〜7の番号を付された全ての送信要素に対して検出を実行して、端末装置のsPDCCHが存在するか否かを決定する。この場合、検出は全部で8回実行される。端末装置のsPDCCHが検出されない場合、次に、1個のsPDCCHが2個の送信要素にマッピングされていると仮定される。検出が送信要素0及び1に対して実行され、端末装置のsPDCCHが存在するか否かを決定する。端末装置のsPDCCHが検出されない場合、検出は送信要素2及び3に対して実行され、以下同様である。検出が2個の送信要素に基づき実行されたとき、端末装置のsPDCCHが検出されない場合、端末装置は、次に、1個のsPDCCHが4個の送信要素にマッピングされていると仮定し、送信要素0、1、2、及び3、並びに送信要素4、5、6、及び7に対して別個に検出を実行して、端末装置のsPDCCHが存在するか否かを決定する。端末装置のsPDCCHが検出されない場合、端末装置は、1個のsPDCCHが8個の送信要素にマッピングされていると仮定し、送信要素0、1、2、3、4、5、6、及び7に対して検出を実行して、端末装置のsPDCCHが存在するか否かを決定する。探索空間全体が探索された後に端末装置のsPDCCHが検出されない場合、端末装置は、ネットワーク装置がsTTIにおいて端末装置をスケジューリングしていないと考える。端末装置のsPDCCHが探索処理中に検出された場合、端末装置は、探索を停止し、sPDCCHの内容に基づきダウンリンクデータを受信し又はアップリンクデータを送信して良い。
3.送信要素と物理リソースとの間の対応
任意で、ネットワーク装置は、1つのsTTIの中のsPDCCH領域内の全ての送信要素に番号を付ける。具体的に、送信要素は番号と1対1対応にあり、番号は昇順に配置される。例えば、1つのsTTIの中のsPDCCH領域が10個の送信要素を含むと仮定すると、ネットワーク装置は10個の送信要素に0から9まで番号を付けて良い。
留意すべきことに、送信要素は物理リソースと1対1対応にある。任意で、本発明の実施形態では、sPDCCH領域内の1個のRBGはN個のPRBを含み、Nは正整数であり、N個のPRBはP個の送信要素を含み、Pは正整数である。任意で、P個の送信要素の各々はN個のPRB上に位置し、各送信要素は1個のPRB内のT個のREを占有し、Tは正整数である。N個のPRBの中の各送信要素により占有されるi番目のREがi番目のREGとして考えられる場合、これは、各送信要素がT個のREGを含み、各REGがN個のREを含むと考えられて良い。1個のRBGが8個のPRBを含み、8個のPRBが4個の送信要素を含む一例を用いて、説明が以下に提供される。図4Aは、本発明の一実施形態によるリソースマッピング図の一例の概略図である。さらに、図4Aは、具体的に、1シンボル内の1個のRBGに含まれる送信要素が物理リソースにマッピングされる概略図である。図4Aに示すように、RBGのサイズは8個のPRBであり、それぞれTEa、TEb、TEc、TEdである4個の送信要素を含む。4個の送信要素の各々は8個のPRBに位置し、各送信要素は1個のPRB内の3個のREを占有する。複数のPRBの中の各送信要素により占有されるi番目のREが1個のREGとして考えられる場合、これは、各送信要素が3個のREGを含み、各REGが8個のREを含むと考えられて良い。
図4Bは、本発明の一実施形態によるリソースマッピング図の別の例の概略図である。さらに、図4Bは、具体的に、2シンボル内の1個のRBGに含まれる送信要素が物理リソースにマッピングされる概略図である。図4Bに示すように、RBGのサイズは8個のPRBであり、それぞれTEa、TEb、TEc、TEdである4個の送信要素を含む。4個の送信要素の各々は8個のPRBに位置し、各送信要素は1個のPRB内の6個のREを占有する。複数のPRBの中の各送信要素により占有されるi番目のREが1個のREGとして考えられる場合、これは、各送信要素が6個のREGを含み、各REGが8個のREを含むと考えられて良い。代替として、各送信要素により占有され且つ複数のPRB内のi番目のサブキャリア内に位置するREは、1個のREGとして考えられて良い。したがって、これは、各送信要素が3個のREGを含み、各REGが24個のREを含むと考えられて良い。
1個の送信要素と複数のPRB上の物理リソースとの間の対応が確立され、端末装置が、sPDCCHに対してブラインド検出を実行するとき、複数のPRBを用いることにより一緒にチャネル推定を実行できるようにし、チャネル推定性能を向上する。
さらに、任意で、Nが2以上であるとき、N個のPRBのうちの少なくとも2個のPRB上のP個の送信要素のうちの少なくとも1個の送信要素の位置は異なって良い。図4Cは、本発明の一実施形態によるリソースマッピング図の更に別の例の概略図である。さらに、図4Cは、具体的に、2シンボル内の1個のRBGに含まれる送信要素が物理リソースにマッピングされる概略図である。図4Cに示すように、RBGのサイズは8個のPRBであり、それぞれTEa、TEb、TEc、TEdである4個の送信要素を含む。4個の送信要素の各々は8個のPRB上に位置し、各送信要素は1個のPRB内の6個のREを占有し、8個のPRBのうちの少なくとも2個のPRB上の少なくとも1個の送信要素の位置は異なる。図に示されるように、PRB0内のTEaにより占有される第1REはPRB0内の第1サブキャリアに位置し、PRB1内のTEaにより占有される第1REはPRB1内の第4サブキャリアに位置する。言い換えると、PRB0及びPRB1上のTEaの位置は、異なる。複数のPRBの中の各送信要素により占有されるi番目のREが1個のREGとして考えられる場合、これは、各送信要素が6個のREGを含み、各REGが8個のREを含むと考えられて良い。代替として、各送信要素により占有され且つ複数のPRB内のi番目のサブキャリア内に位置するREは、1個のREGとして考えられて良い。したがって、これは、各送信要素が3個のREGを含み、各REGが24個のREを含むと考えられて良い。
参照信号がRBG内で送信される必要がある場合、参照信号は各PRB内の同じ位置にあり各PRB内で同数のREを占有するので、参照信号は、このようなリソースマッピングを用いてRBG内の送信要素の中の同様の数のリソースを占有し、DCI又はデータを送信するために使用可能であるリソース数と送信要素により占有されるリソース数との間のバランスを保証する。
4.制御チャネルを送信要素に対応する物理リソースにマッピングするマッピング方法
任意で、一例では、ネットワーク装置は第1制御チャネルをM個の第1送信要素にマッピングする。具体的に、ネットワーク装置は、先ず、M個の第1送信要素を決定し、又は制御チャネルを送信するために使用される送信要素の数がMであると決定して良い。具体的に、第1制御チャネルをM個の第1送信要素にマッピングする方法は以下の通りである。
マッピング方法1。シーケンシャルマッピング。
具体的に、ネットワーク装置は、第1制御チャネルを、送信要素の番号の昇順にM個の第1送信要素にマッピングして良い。
例えば、第1制御チャネルが4個の第1送信要素にマッピングされ、4個の送信要素の番号がそれぞれ0、1、2、及び3であると仮定する。ネットワーク装置が第1制御チャネルを4個の第1送信要素にマッピングする順序は、先ず、第1制御チャネルを送信要素0に、次に送信要素1に、次に送信要素2に、そして最後に送信要素3にマッピングする。
留意すべきことに、ネットワーク装置が第1制御チャネルをマッピング方法1でマッピングするとき、幾つかの状況では、第1制御チャネルはM個の第1送信要素にマッピングされるが、端末装置は、第1制御チャネルをM−G個の送信要素だけを用いて取得して良い。結果として、端末装置は、誤って、第1制御チャネルがM−G個の送信要素にマッピングされていると考え、端末装置の処理においてエラーが生じ得る(G≧1)。
例えば、第1制御チャネルが送信要素0、1、2、及び3にマッピングされると仮定する。ブラインド検出中、端末装置は、送信要素0及び1のみを用いて第1制御チャネルを正しく受信し、その結果、誤って、第1制御チャネルが送信要素0及び1上のリソースを占有すると考え得る。この場合、端末装置は、送信要素2及び3が第1制御チャネルを送信するために使用されていないと考え、更に送信要素2及び3がデータチャネルを送信するために使用されると考える。その結果、端末装置は、間違ったレートマッチング処理をデータチャネルに対して実行する。この現象を回避するために、ネットワーク装置は以下の幾つかのマッピング方法を使用して良い。
マッピング方法2。先ず、M個の第1送信要素の中で最大番号を有する送信要素にマッピングする。
具体的に、マッピング方法2では、制御チャネルをM個の第1送信要素にマッピングするとき、ネットワーク装置は、先ず、制御チャネルを最大番号を有する第1送信要素にマッピングし、制御チャネルを、M個の第1送信要素の中で最大番号を有する第1送信要素以外の送信要素にマッピングする順序は、本発明の実施形態において限定されない。
例えば、第1制御チャネルが送信要素0、1、2、及び3にマッピングされると仮定する。具体的に、ネットワーク装置が第1制御チャネルを4個の第1送信要素にマッピングする順序は、先ず、第1制御チャネルを送信要素3にマッピングし、次に第1制御チャネルを送信要素1、2、及び0にマッピングする。ブラインド検出中、端末装置は、第1制御チャネルが先ず送信要素3にマッピングされていると仮定されるときのみ、第1制御チャネルを正しく復調できる。したがって、第1制御チャネルを正しく復調した後に、端末装置は、送信要素3が占有されると決定し、更に番号が3より大きい送信要素のみがデータチャネルのために使用可能であると決定して良い。この方法では、データレートマッチング誤りの現象は生じない。
マッピング方法2では、所与の集約レベルで、ネットワーク装置は、先ず、制御チャネルを最大番号を有する送信要素にマッピングし、ブラインド検出中、制御チャネルが先ず最大番号を有する送信要素にマッピングされていると仮定されるときのみ、端末装置は復調を正しく実行でき、端末装置が最大番号を有し且つ制御チャネルを送信するために使用される送信要素を決定し、及び番号が最大番号以下の全ての送信要素は制御チャネルを送信するために使用されると決定できるようにし、それによりデータレートマッチング誤りの発生を回避する。
マッピング方法3。逆順マッピング。
具体的に、マッピング方法3は、マッピング方法2に基づく更なる限定である。マッピング方法3では、ネットワーク装置は、第1制御チャネルを、送信要素の番号の降順にM個の第1送信要素にマッピングして良い。
例えば、第1制御チャネルが4個の第1送信要素にマッピングされ、4個の送信要素の番号がそれぞれ0、1、2、及び3であると仮定する。ネットワーク装置が第1制御チャネルを4個の第1送信要素にマッピングする順序は、先ず、第1制御チャネルを送信要素3に、次に送信要素2に、次に送信要素1に、そして最後に送信要素0にマッピングする。
マッピング方法2と比べて、マッピング方法3では、第1制御チャネルをネットワーク装置によりマッピングする際の効率が向上され得る。理由は次の通りである。マッピング方法3はマッピング方法1と類似しており、ネットワーク装置は、第1制御チャネルを、送信要素の番号の降順にM個の第1送信要素にマッピングする。制御チャネルがマッピング方法3でマッピングされるとき、データレートマッチング誤りの発生が回避できるだけでなく、制御チャネルをネットワーク装置によりマッピングする際の効率も向上され得る。
マッピング方法4。インターリーブ方法。
具体的に、マッピング方法4では、ネットワーク装置は、第1制御チャネルを、送信要素の番号をインターリーブすることによりM個の第1送信要素にマッピングして良い。
例えば、第1制御チャネルが4個の第1送信要素にマッピングされ、4個の送信要素の番号がそれぞれ0、1、2、及び3であると仮定する。ネットワーク装置が第1制御チャネルを4個の第1送信要素にマッピングする順序は、先ず、第1制御チャネルを送信要素0に、次に送信要素2に、次に送信要素1に、そして最後に送信要素3にマッピングする。この場合、ブラインド検出中に、端末装置は、送信要素0及び1のみ又は送信要素2及び3のみに基づき第1制御チャネルを正しく復調できず、それによりデータレートマッチング誤りの発生を回避する。
したがって、本発明の実施形態におけるマッピング方法2、3、及び4は、端末装置が、最大番号を有し且つ制御チャネルを送信するために使用される送信要素を正しく決定し、番号が最大番号以下の全ての送信要素が制御チャネルを送信するために使用されることを決定できるようにし、それによりデータレートマッチング誤りの発生を回避する。
前述の4つの方法では、ネットワーク装置が第1制御チャネルをM個の第1送信要素に、送信要素の番号に基づきマッピングする順序又はルールは、制御チャネルを送信要素にマッピングする観点から記載された。マッピング順序が決定された後に、第1制御チャネルはM個の第1送信要素に対応する物理リソースにマッピングされる必要がある。以下は、ネットワーク装置が第1制御チャネルをM個の第1送信要素に対応するリソースにマッピングする方法を具体的に記載する。
任意で、本発明の実施形態では、ネットワーク装置は、インターリーブ方法で、第1制御チャネルをM個の第1送信要素に対応するリソースにマッピングして良い。具体的に、M個の第1送信要素の各々はリソースエレメントREのT個のグループを含む。第1制御チャネルをマッピングするとき、ネットワーク装置は、先ず、M個の第1送信要素の各々の中のREのi番目のグループを占有し、次に、各第1送信要素の中のREの(i+1)番目のグループを占有する。ここで、T≧2、iの値は1〜Tの範囲である。
説明は、図4Aに示される、送信要素を物理リソースにマッピングする構造を参照して、以下に提供される。
Mは1であると仮定する。具体的に言うと、ネットワーク装置は、制御チャネルを1個の送信要素にマッピングする必要がある。図5Aは、本発明の一実施形態によるリソースマッピング図の更に別の例の概略図である。具体的に、図5Aは、制御チャネルが1個の送信要素にマッピングされる概略図である。ネットワーク装置は第1制御チャネルを送信要素TEaにマッピングすると仮定する。第1制御チャネルをマッピングするとき、ネットワーク装置は、先ず、各PRB内のTEaの第1REを占有し、次に、各PRB内のTEaの第2REを占有し、Teaに含まれる全てのREが占有されるまで、以下同様である。図5Aでは、REの番号は、制御チャネルが送信要素TEa内のREを占有する順序を示す。
Mは2であると仮定する。具体的に言うと、ネットワーク装置は、制御チャネルを2個の送信要素にマッピングする必要がある。図5Bは、本発明の一実施形態によるリソースマッピング図のまた別の例の概略図である。具体的に、図5Bは、制御チャネルが2個の送信要素にマッピングされる概略図である。ネットワーク装置は第1制御チャネルを送信要素TEa及びTEbにマッピングすると仮定する。第1制御チャネルをマッピングするとき、ネットワーク装置は、順次、各PRB内のTEaの第1RE、各PRB内のTEbの第1RE、各PRB内のTEaの第2RE、各PRB内のTEbの第2RE、TEa及びTEbに含まれる全てのREが占有されるまで、以下同様に占有する。図5Bでは、REの番号は、制御チャネルが送信要素TEa及びTEb内のREを占有する順序を示す。
Mは4であると仮定する。具体的に言うと、ネットワーク装置は、制御チャネルを4個の送信要素にマッピングする必要がある。図5Cは、本発明の一実施形態によるリソースマッピング図の更に別の例の概略図である。具体的に、図5Cは、制御チャネルが4個の送信要素にマッピングされる概略図である。ネットワーク装置は第1制御チャネルを送信要素TEa、TEb、TEc、及びTEdにマッピングすると仮定する。第1制御チャネルをマッピングするとき、ネットワーク装置は、順次、各PRB内のTEaの第1RE、各PRB内のTEbの第1RE、各PRB内のTEcの第1RE、各PRB内のTEdの第1RE、各PRB内のTEaの第2RE、各PRB内のTEbの第2RE、各PRB内のTEcの第2RE、各PRB内のTEdの第2RE、TEa、TEb、TEc、及びTEdに含まれる全てのREが占有されるまで、以下同様に占有する。図5Cでは、REの番号は、制御チャネルが送信要素TEa、TEb、TEc、及びTEd内のREを占有する順序を示す。
図4B及び図4Cに示される構造に対するマッピング方法は、図4Aのものと同様であり、詳細はここに記載されない。留意すべきことに、送信要素が2個のシンボルにマッピングされるとき、送信要素の中のREのi番目のグループ及びREの(i+1)番目のグループをマッピングする順序は、先ず時間ドメインで次に周波数ドメインであり、又は先ず周波数ドメインで次に時間ドメインであって良い。これは、本発明において限定されない。
ネットワーク装置は、この方法でマッピングを実行し、1つの制御チャネルを異なる集約レベルに対応する1又は複数の送信要素にマッピングする方法が異なるようにし、したがって、端末装置は、ブラインド検出を通じて、制御チャネルを送信するために使用される送信要素を決定できる。
留意すべきことに、方法は、制御チャネルを送信要素にマッピングする4つのマッピング方法のうちのいずれか1つと結合されて良い。例えば、M=4であると仮定する。ネットワーク装置が番号の通常の順序でマッピングを実行する場合、図4Aで、TEaは送信要素0であり、TEbは送信要素1であり、TEcは送信要素2であり、TEdは送信要素3である。ネットワーク装置が番号の逆の順序でマッピングを実行する場合、図4Aで、TEaは送信要素3であり、TEbは送信要素2であり、TEcは送信要素1であり、TEdは送信要素0である。
更に留意すべきことに、マッピング方法1を本方法と結合することは、端末装置が、ブラインド検出を通じて、制御チャネルを送信するために使用される送信要素を決定することも可能にする。
さらに、本発明の実施形態における方法では、制御チャネルが送信要素の中のREにマッピングされるとき、インターリービングが実行され、ダイバーシティ利得を得るために、1個の送信要素が異なる符号変調シンボルを含み得るようにする。
5.非占有送信要素がsPDSCH送信のために使用されることの黙示的指示
以上は、ネットワーク装置は第1制御チャネルをM個の第1送信要素にマッピングすることを記載した。第1制御チャネルがダウンリンクデータ送信をスケジューリングするために使用される、具体的に言うと、ネットワーク装置が第1制御チャネル及びデータチャネルの両方を送信する場合、データチャネルがF(F≧1)個の送信要素を含むとき、制御チャネルにより占有されず且つF個の送信要素の中にある送信要素は、ダウンリンクデータチャネルを送信するために使用される。従来、ネットワーク装置は、シグナリングを端末装置へ送信することにより、ダウンリンクデータチャネルを送信するために使用され且つデータチャネルに対応するリソースの中にある送信要素を示し、その結果、シグナリングオーバヘッドが比較的高い。
前述の問題を解決するために、ネットワーク装置は、第1制御チャネルにより占有される第1送信要素を用いて、データチャネルを送信するために使用され且つ端末装置のデータ領域に含まれるF個の送信要素の中にある特定送信要素を黙示的に示して良く(留意すべきことに、端末装置のデータ領域は端末装置のデータチャネルに対応するリソース、つまり端末装置のデータチャネルの位置するPRBであって良い)、シグナリングオーバヘッドが削減できるようにする。以下は、ネットワーク装置が端末装置に黙示的に通知する幾つかの方法を詳述する。
任意的な実施形態では、ネットワーク装置は、M個の第1送信要素の番号(又は最大番号)を用いて、端末装置に、データチャネルの位置するPRBに含まれるF個の送信要素の中のf番目の送信要素がデータチャネルを送信するために使用可能か否かを黙示的に通知して良い。ここでf=1、...、Fである。
留意すべきことに、本発明の実施形態におけるM個の第1送信要素は、第1制御チャネルを送信するために使用される送信要素であり、F個の送信要素は端末装置のダウンリンクデータチャネルに対応するリソースに含まれる送信要素であり、F個の送信要素及びM個の第1送信要素は同じ送信要素を含んで良く、又は異なる送信要素を含んで良い。
具体的に、送信要素は、番号と1対1対応にある。具体的に言うと、M個の第1送信要素はMこの番号と1対1対応にあり、F個の送信要素はF個の番号と1対1対応にある。M個の第1送信要素の中の第1送信要素Aの番号が、F個の送信要素の中の送信要素Bの番号と同じ場合、これは、第1送信要素A及び送信要素Bが同じ送信要素であることを示す。ネットワーク装置及び端末装置は、制御チャネルが番号の昇順に送信要素を占有することに合意して良い。例えば、第1制御チャネルに対応するM個の番号が番号Sを含むと仮定すると、これは、F個の送信要素の中で1〜Sの番号を付された送信要素が占有されることを示し得る。したがって、M個の第1送信要素に対応するM個の番号の中で最大番号がkであると仮定するとき、以下の幾つかの場合が含まれ得る。
(1)F個の送信要素の中のa個の送信要素の番号がkより小さいことは、a個の送信要素の全部が第1制御チャネル(又は場合によっては別の制御チャネル、例えば他のユーザ機器の制御チャネル)により占有されていることを示し得る。したがって、a個の送信要素のうちのいずれも、データチャネルを送信するために使用されない。ここでa≧0である。
(2)F個の送信要素の中の送信要素Cの番号がkに等しいことは、送信要素Cが第1制御チャネルにより占有されていることを示し得る。したがって、送信要素Cはデータチャネルを送信するために使用されない。
(3)F個の送信要素のうちの少なくとも1つの番号がkより大きく、F個の送信要素の中で番号がkより大きい送信要素は、第2送信要素であり、少なくとも1つの第2送信要素の各々はデータチャネルを送信するために使用され得る。
したがって、第1制御チャネルを受信した後に、端末装置は、第1制御チャネルに対応するM個の第1送信要素の番号(又は最大番号)に基づき、F個の送信要素の中で番号がkより大きい少なくとも1つの第2送信要素がデータチャネルを送信するために使用され得ると決定して良く、端末装置がデータチャネルを正しく受信できるようにし、それにより、データレートマッチング誤りの発生を回避する。このソリューションは、簡易且つ動作が容易であり、シグナリングオーバヘッドを削減し、及びリソース利用率を向上する。
留意すべきことに、「第1送信要素」、「第2送信要素」、「第1制御チャネル」等は、理解及び記載を容易にするために使用される名称であり、本発明に対するいかなる限定も構成するべきではない。端末装置のデータチャネルの位置するPRBに含まれるF個の送信要素、及びM個の第1送信要素は、同じ送信要素を含んで良く又は含まなくて良い。詳細な説明は後に提供される。
以上は、ネットワーク装置が、送信要素の番号を用いて、データチャネルを送信するために使用可能であり且つデータチャネルに対応するリソースの中の送信要素を黙示的に示し得ることを記載した。データチャネルに対応するリソースが第2送信要素を含む場合、第2送信要素は制御チャネルを送信するために使用されてはならない。
言い換えると、M個の第1送信要素に対応するM個の番号の中の最大番号はkであり、F個の送信要素は番号がkである第1送信要素を含まない。具体的に言うと、最大番号を有し且つ第1制御チャネルに対応する第1送信要素は、データチャネルに対応するリソースの中にない。
本ソリューションでは、端末装置のデータチャネルに対応するF個の送信要素は、必ずしも、第1制御チャネルを送信するために使用される送信要素を含まず、第1制御チャネルを送信するために使用されるM個の第1送信要素は、データチャネルに対応するリソースと別個であって良く、ネットワーク装置によるリソース割り当ての柔軟性が向上できるようにする。
本ソリューションでは、端末装置のデータチャネルの位置するPRBに含まれる送信要素が別の端末装置の制御チャネルを伝達することを許可されるとき、端末装置の制御チャネルは、端末装置のデータチャネルのものと異なるPRBで伝達され、スケジューリングの柔軟性が向上されるようにする。
留意すべきことに、ネットワーク装置及び端末装置は、両方とも、システムにおける送信要素の数及び送信要素の番号を知っている。端末装置は、ブラインド検出を通じて、ある番号に対応する送信要素が端末装置の制御チャネルを送信するために使用されるか否かを決定し、更に第1制御チャネルに対応する送信要素の番号を学習して良い。
任意で、本発明の実施形態では、制御チャネルの送信要素を複数の端末装置に割り当てるとき、ネットワーク装置は連続する送信要素を割り当てなくて良い。図6は、本発明の一実施形態による制御チャネルリソース割り当ての概略図である。図6に示されるように、sTTIにおける送信要素の数、及び送信要素の番号は、予め定められて良い。目標sTTI内で、ネットワーク装置は、4個のUEのダウンリンク送信をスケジューリングする。ネットワーク装置は、UE1の第1制御チャネルを3と番号を付された第1送信要素にマッピングする。UE1のデータチャネルの位置するPRBは、0及び2と番号を付された送信要素を含み、番号が3より大きい第2送信要素を含まない。言い換えると、UE1のデータチャネルにより占有されるリソースは、送信要素を含まない。ネットワーク装置は、UE2の第1制御チャネルを2と番号を付された第1送信要素にマッピングする。UE2のデータチャネルの位置するPRBは、1及び4と番号を付された送信要素を含む。送信要素4の番号は2より大きく、送信要素4はデータチャネルを送信するために使用されて良い。ネットワーク装置は、UE3の第1制御チャネルを1と番号を付された第1送信要素にマッピングする。UE3のデータチャネルの位置するPRBは、送信要素を含まない。ネットワーク装置は、UE4の第1制御チャネルを5と番号を付された第1送信要素にマッピングする。UE4のデータチャネルの位置するPRBは、3及び5と番号を付された送信要素を含み、これは、UE4のデータチャネルにより占有されるリソースが送信要素を含まないことを示す。
したがって、本発明の実施形態における方法では、データチャネルのリソースに含まれる送信要素は、必ずしも第1制御チャネルを送信するために使用されず、このマッピング方法では、ネットワーク装置によるリソース割り当ての柔軟性が向上され得る。さらに、本発明の実施形態における方法では、ネットワーク装置は、第1制御チャネルにより占有されるリソースの位置、及びデータチャネルにより占有されるリソースの位置を柔軟に構成できる。例えば、第1制御チャネルにより占有されるリソースは、データチャネルにより占有されるリソースに隣接して良い。
6.DMRSに基づき復調されるsPDCCH
別の任意の実施形態では、第1制御チャネルはDMRSに基づき復調される制御チャネルを含む。DMRSに基づき復調される第1制御チャネルを検出する処理において、端末装置は、先ず、第1制御チャネルのアンテナポートを決定する必要がある。任意で、ネットワーク装置は、複数の方法で、端末装置が第1制御チャネルに対応するアンテナポートを学習することを可能にして良い。方法1では、ネットワーク装置は、端末装置へ、物理レイヤシグナリング又は上位レイヤシグナリングを用いて、第1制御チャネルに対応するアンテナポートを示すために使用される指示情報を送信して良い。方法2では、アンテナポートは送信要素と対応し、ネットワーク装置は、端末装置に、第1制御チャネルを送信するために使用される第1送信要素を用いて、第1制御チャネルに対応するアンテナポートを黙示的に示す。例えば、偶数番号の送信要素に対応するアンテナポートはポート7であり、奇数番号の送信要素に対応するアンテナポートはポート8である。
任意で、端末装置は、データチャネルのために使用されるアンテナポート及び第1制御チャネルのために使用されるアンテナポートを用いて、データチャネルの位置するPRBの中の送信要素がデータチャネルを送信するために使用可能か否かを決定して良い。具体的に、データチャネルのために使用されるアンテナポートがデータチャネルの位置するPRBの中の送信要素で使用されるアンテナポートを含む場合、データチャネル、及びデータチャネルの位置するPRBの中の送信要素は、同じDMRSアンテナポートを用いて復調される。この場合、制御チャネルを送信するために使用されない送信要素は、データチャネルを送信するために使用されて良い。例えば、データチャネルのアンテナポートがポート7及び8であり、データチャネルにより占有されるPRBに含まれる少なくとも1つの第3送信要素に対応するアンテナポートはポート8であり、少なくとも1つの第3送信要素は制御チャネルにより占有されない。この場合、少なくとも1つの第3送信要素は、データチャネルを送信するために使用されて良い。
図7は、本発明の一実施形態によるリソースマッピング図の更に別の例の概略図である。さらに、図7は、具体的に、データチャネルのアンテナポート及び送信要素のアンテナポートに基づき、データ送信のために使用される送信要素を決定する概略図である。図7に示されるように、データチャネル領域は6個の送信要素を含み、2個の送信要素が制御チャネルを送信するために使用される。残りの4個の送信要素は、2個の第3送信要素A及び2個の第3送信要素Bを含む。第3送信要素Aに対応するアンテナポートはポート7であり、第3送信要素Bに対応するアンテナポートはポート8である。データチャネルに対応するアンテナポートはポート7及び8である。データチャネル及び送信要素は同じDMRSを用いて復調されうので、第3送信要素A及び第3送信要素Bはデータチャネルを送信するために使用されて良い。
したがって、本発明の実施形態における方法では、データ送信のために使用可能であり且つデータチャネルに対応するリソースに含まれる送信要素の中の特定送信要素は、データチャネルのために使用されるアンテナポート及びデータチャネルの位置するPRB内の送信要素において使用されるアンテナポートを用いて決定され得る。したがって、本方法では、シグナリングオーバヘッドが削減でき、動作は簡易且つ実装が容易である。
本願の別の任意的な例では、ネットワーク装置は、端末装置に、データチャネルにより占有されるPRBに含まれる送信要素に対応するアンテナポート及びM個の第1送信要素の番号を用いて、データチャネルを送信するために使用可能な特定送信要素を黙示的に示して良い。
前述の記載から、データチャネルのアンテナポートがデータチャネルにより占有されるPRB内の送信要素に対応するアンテナポートを含み、送信要素が制御チャネルにより占有されない場合、送信要素はデータチャネルを送信するために使用可能であることが分かる。したがって、データチャネルを送信するために使用可能であり且つF個の送信要素の中にある少なくとも1つの第3送信要素が、送信要素に対応するアンテナポートを用いて決定されて良い。
例えば、M個の第1送信要素の番号が2及び3を含み、データチャネルのアンテナポートはポート7であり、データチャネルにより占有されるPRB内のF個の送信要素の番号は0、1、及び4を含み、0と番号を付された送信要素に対応するアンテナポートもポート7であり、1と番号を付された送信要素に対応するアンテナポートはポート8である。番号0は番号3より小さいが、0と番号を付された送信要素及びデータチャネルが同じアンテナポートに対応し、具体的に言うと、0と番号を付された送信要素に対応するDMRSがデータチャネルと同じプリコーディング情報を伝達するので、0と番号を付された送信要素はデータチャネルを送信するために使用可能である。1と番号を付された送信要素に対応するアンテナポートは、データチャネルのアンテナポートと異なり、番号は3より小さい。したがって、送信要素1はデータチャネルを送信するために使用できない。番号4は番号3より大きいので、これは、4と番号を付された送信要素がデータチャネルを送信するために使用可能であることを示す。
任意で、ネットワーク装置は、sPDSCHの位置するPRBに含まれる送信要素に、sPDSCHの送信をスケジューリングするために使用されるsPDCCHをマッピングする。任意で、端末装置がUL許可及びDL許可の両方を含む場合、ネットワーク装置は、sPDSCHの位置するPRBに含まれる送信要素に、それぞれUL許可及びDL許可に対応するsPDCCHをマッピングする。この方法では、sPDSCH及びsPDCCHは同じDMRSを共有して良く、それによりDMRSオーバヘッドを削減する。
理解されるべきことに、スケジューリング処理において、以下の状況が生じ得る。端末装置1のスケジューリングされたsPDSCHの位置するPRB内の送信要素リソースが不十分である、又はスケジューリングされたsPDSCHの位置するPRBが送信要素を含まない、又はアップリンクデータ送信要求のみがあり、ダウンリンクデータ受信要求がない。
任意で、ネットワーク装置は、第1端末装置のデータチャネル領域内の少なくとも1つの第4送信要素が、第2端末装置の第3制御チャネルを送信するために使用されると決定する。第1端末装置のデータチャネルに対応するアンテナポートは、第3制御チャネルに対応するアンテナポートと異なり、第1端末装置のデータチャネルのために1つの送信レイヤがある。言い換えると、DMRSのためのアンテナポートリソースは限られている。スケジューリング中、ネットワーク装置が端末装置の制御チャネルを別の端末装置のデータチャネル領域にスケジューリングする必要がある場合、ネットワーク装置は、望ましくは、端末装置の制御チャネルを、1つのデータ送信レイヤを有する端末装置のデータチャネル領域にスケジューリングする。
例えば、ネットワーク装置は、端末装置1に対応するDL許可又はUL許可を、比較的小さい番号を有し且つ端末装置2のデータチャネルの位置するPRBに含まれる送信要素にマッピングする。したがって、端末装置1のsPDCCHと、端末装置2のsPDCCH及び/又はsPDSCHとは、同じPRBに位置して良い。言い換えると、端末装置1のDMRS及び端末装置2のDMRSは、同じPRBに位置して良い。DMRSのREオーバヘッドを削減するために、符号分割多重化が、端末装置1の且つsPDCCH復調のために使用されるDMRS、並びに端末装置2の且つsPDCCH及び/又はsPDSCH復調のために使用されるDMRSに対して実行されて良い。言い換えると、異なるアンテナポートが端末装置1のDMRS及び端末装置2のDMRSのために使用される。DMRSのアンテナポートリソースは限られているので、望ましくは、符号分割多重化が端末装置1のDMRS及び比較的少数のデータ送信レイヤを有する端末装置のDMRSに対して実行される。例えば、符号分割多重化は、望ましくは、端末装置1のDMRS及び1つのみのデータチャネルレイヤを送信する端末装置のDMRSに対して実行される。
任意で、第1制御チャネルに対応するアンテナポートは、端末装置により、第1データチャネルに対応するアンテナポートを決定するために使用される。
任意で、一例では、同じアンテナポートがデータチャネル及び第1制御チャネルのために使用されて良い。言い換えると、ネットワーク装置は、同じアンテナポートを第1制御チャネル及びデータチャネルのために構成する。例えば、第1制御チャネルに対応するアンテナポートがポート7である場合、データチャネルに対応するアンテナポートもポート7である。
任意で、別の例では、データチャネルのアンテナポートは第1制御チャネルのアンテナポート及びランクに関連付けられる。アンテナのレイヤ(Layer)数は、MIMOチャネル行列のランク(Rank)、つまり独立仮想チャネルの数として定められる。例えば、第1制御チャネルに対応するアンテナポートがポート7であり、ランク=2であり、これは、データチャネルのために2個のアンテナポート:ポート7及びポート8が存在することを示す。ランク=1である場合、これは、データチャネルのために1つのアンテナポート、ポート7のみが存在することを示す。
したがって、本発明の実施形態における方法では、データチャネルに対応するアンテナポートは、第1制御チャネルに対応するアンテナポートを用いて決定され、追加シグナリング指示が必要なく、シグナリングオーバヘッドが削減できる。
留意すべきことに、第1制御チャネルに対応するアンテナポートがポート7であり、ランク=2であるとき、対応するアンテナポートがポート7及びポート8、又はポート7及びポート6であるかは、プロトコルの中で合意され又は別の方法で示されて良い。これは、本発明の実施形態において限定されない。
任意で、端末装置がダウンリンクデータを受信する処理において、データチャネルが取得される前に、第1制御チャネルが先ず復調される必要がある。第1制御チャネルがDMRSを用いて復調される制御チャネルである場合、端末装置は、以下の2つの方法のうちの少なくとも1つで、第1制御チャネルを復調する際の効率を向上し得る。
方法1。M個の第1送信要素は第1DMRSのシンボル内に位置付けられる。
上述のように、異なる長さを有するsTTI内のsPDCCHのために同じ設計を用いて、ネットワーク装置により実行されるスケジューリング、及び端末装置により実行されるブラインド検出を実現する。同じsPDCCH設計は、短時間ドメイン長を有するsTTIに限定される。具体的に言うと、システムが2シンボルsTTIをサポートする場合、時間ドメインにおいてsPDCCHにより占有されるシンボルの数は、最も望ましくは2を超えない。したがって、任意で、第1制御チャネルを復調するために使用される第1DMRSがsTTI内で送信されるとき、第1制御チャネルを送信するために使用される送信要素は、第1DMRSにより占有されるシンボル内に位置付けられる。例えば、第1DMRSがシンボル5及びシンボル6内に位置付けられると仮定すると、シンボル5及びシンボル6を含むsTTI内の第1制御チャネルにより占有される送信要素は、シンボル6、シンボル6、又はシンボル5及びシンボル6内に位置付けられて良い。
本発明の実施形態における方法では、第1送信要素は第1DMRSにより占有されるシンボル内に位置付けられ、異なるsTTI長における制御チャネル設計が統一され得るようにし、それにより、ネットワーク装置により実行されるスケジューリング及び端末装置により実行されるブラインド検出を実現する。
さらに、第1DMRSが時間ドメインにおいて第1制御チャネルに近いとき、端末装置にとっては、第1制御チャネルを第1DMRSに基づき迅速に復調することが一層有益である。第1DMRSにより占有される時間ドメインリソースが、M個の第1送信要素に対応する時間ドメインリソースを含むとき(言い換えると、第1DMRSにより占有される時間ドメインリソースが、制御チャネルにより占有される時間ドメインリソースを含むとき)、端末装置は、第1DMRSを取得するとき、第1制御チャネルを取得でき、第1制御チャネルを第1DMRSに基づき効率的に復調する。特に、sTTI長が7シンボルであるとき、本方法は、端末装置の処理待ち時間を明らかに削減できる。
留意すべきことに、M個の第1送信要素が第1DMRSのシンボル内に位置付けられることは、少なくとも以下の2つの場合を含み得る。
ケース(1)。M個の第1送信要素(又は第1制御チャネル)に対応する時間ドメインリソース、及び第1DMRSにより占有される時間ドメインリソースが同じであり、周波数ドメインリソースが異なる。例えば、M個の第1送信要素及び第1DMRSは、全て、sTTI(又はTTI)内の最初のシンボル又は最初の2個のシンボルに位置付けられるが、M個の第1送信要素及び第1DMRSは異なるREを占有する。
ケース(2)。M個の第1送信要素に対応する時間ドメインリソースは、第1DMRSにより占有される時間ドメインリソースのサブセットである。例えば、M個の第1送信要素はsTTI(又はTTI)内の最初のシンボルに位置付けられ、第1DMRSはsTTI(又はTTI)内の最初の2個のシンボルに位置付けられる。
したがって、本発明の実施形態における方法では、端末装置により第1DMRSに基づき第1制御チャネルを復調する際の効率が更に向上できる。
方法2。第1制御チャネルは、複数のDMRSに基づき復調される。
具体的に、ネットワーク装置は、第1制御チャネルを送信する前に、第2制御チャネルを送信して良い。第1制御チャネル及び第2制御チャネルが同じPRBに位置付けられ、両方ともDMRSに基づき復調される制御チャネルであり、及び同じ端末装置へ送信される場合、ネットワーク装置は、第1制御チャネル及び第2制御チャネルを、同じアンテナポート及び同じプリコーディングを用いて送信して良く、端末装置は、第1制御チャネルを第2制御チャネルの第2DMRS及び第1制御チャネルのDMRSに基づき復調し、それにより、DMRSに基づくチャネル推定の性能を向上し、更に端末装置が第1制御チャネルを復調する成功確率を向上する。
例えば、ネットワーク装置は、先ず、第2制御チャネルを端末装置へ送信し、次に、第1制御チャネルを送信する。2つの制御チャネルのために使用される周波数リソースが同じ場合、ネットワーク装置は、第2制御チャネル及び第1制御チャネルを、同じアンテナポート及び同じプリコーディングを用いて送信して、端末装置が、第1制御チャネルを、第2制御チャネルの第2DMRS及び第1制御チャネルの第1DMRSを用いて一緒に復調できるようにする。
留意すべきことに、端末装置は、ネットワーク装置により許可されているときのみ、前述の仮定を行うことができる。任意で、ネットワーク装置は、端末装置のために、同じ周波数内の且つ同じアンテナポート上の2以上の連続DMRSが同じプリコーディングを使用すると仮定できるか否かを示すために使用されるシグナリングを構成する。
別の例では、チャネル送信処理において、端末装置が同じ周波数ドメイン位置内にあるサブフレーム内で2個のsTTI(又は時間ドメインにおいて互いにあまり遠く離れていない2個のsTTI)を受信し、制御チャネル(及び/又はデータチャネル)が2個のsTTI内で同じアンテナポートを用いて送信された場合、ネットワーク装置により許可されているとき、端末装置は、2個のsTTI内のアンテナポートが同じプリコーディングを使用すると仮定して良く、端末装置は、チャネル推定を、現在の制御チャネル(及び/又はデータチャネル)に対して一緒に、前のsTTI内のDMRS及び現在のsTTI内のDMRSを用いて実行して良い。
留意すべきことに、本発明の実施形態における方法では、第1制御チャネルはDL許可又はUL許可であって良く、第2制御チャネルもDL許可又はUL許可であって良い。
本発明の実施形態における方法では、端末装置は、チャネル推定を、時間ドメインで異なる位置にある2個のDMRSを用いて一緒に実行して、チャネル推定性能が向上され得るようにする。
留意すべきことに、本発明の実施形態の中の種々の実施形態が互いに排他的でない場合、それらへの相互参照が行われて良い。
以上は、図1〜図7を参照して本発明の実施形態における制御チャネル送信方法を記載した。以下は、図8〜図11を参照して本発明の実施形態における端末装置及びネットワーク装置を記載する。
図8は、本発明の一実施形態によるネットワーク装置の一例の概略ブロック図である。図8に示されるように、ネットワーク装置300は以下を含む:
第1制御チャネルをM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングするよう構成される処理モジュール310であって、第1制御チャネルはデータチャネルをスケジューリングするために使用され、M≧1である、処理モジュール310、及び、
第1制御チャネルを端末装置へ送信するよう構成される送信モジュール320。
任意で、処理モジュール310は具体的に、第1制御チャネルが、先ず、M個の第1送信要素の中で最大番号を有する送信要素にマッピングされる順序で、第1制御チャネルをM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングするよう構成される。
任意で、M個の第1送信要素の各々は、リソースエレメントREのT個のグループを含み、処理モジュール310は、具体的に、第1制御チャネルをマッピングするとき、先ず、M個の第1送信要素の各々の中のREのi番目のグループを占有し、次に、各第1送信要素の中のREの(i+1)番目のグループを占有し、T≧2、及びiの値は1からTまでの範囲である、よう構成される。
任意で、データチャネルはダウンリンクデータチャネルである。M個の連続番号を付された第1送信要素の最大番号はkであり、データチャネルに対応するリソースは少なくとも1つの第2送信要素を含み、該少なくとも1つの第2送信要素の各々に対応する番号はkより大きい。
任意で、データチャネルに対応するリソースにより占有される物理リソースブロックPRBは、番号がkより小さい少なくとも1つの送信要素を含み、番号がkである第1送信要素を含まない。
任意で、M個の第1送信要素の各々は、N個のPRB上に位置付けられ、N≧2であり、N個のPRBのうちの少なくとも2個のPRB上のM個の第1送信要素のうちの少なくとも1つの位置は異なる。
任意で、送信モジュール320は、第1DMRSを端末装置へ送信するよう更に構成される。第1DMRSは、第1制御チャネルを復調するために使用される。
任意で、M個の第1送信要素は第1DMRSにより占有されるシンボル内に位置付けられる。
任意で、データチャネルはダウンリンクデータチャネルである。データチャネルに対応するリソースは、少なくとも1つの第3送信要素を含み、データチャネルに対応するアンテナポートは、少なくとも1つの第3送信要素の各々に対応するアンテナポートを含む。
任意で、第1制御チャネルを端末装置へ送信する前に、送信モジュール320は、端末装置へ、第2制御チャネルと、第2制御チャネルを復調するために使用される第2DMRSと、を送信し、第1制御チャネル及び第2制御チャネルのために同じアンテナポート及び同じプリコーディングが使用されて、端末装置が第1制御チャネルを第2DMRS及び第1DMRSに基づき復調するようにする、よう更に構成される。
理解されるべきことに、ネットワーク装置300は、ここで、機能モジュールの形式で表される。用語「モジュール」は、ここで、特定用途向け集積回路(Application−Specific Integrated Circuit、ASIC)、電子回路、1又は複数のソフトウェア若しくはファームウェアプログラムを実行するよう構成されるプロセッサ(例えば、共有プロセッサ、専用プロセッサ、又はグループプロセッサ)及びメモリ、組み合わせ論理回路、及び/又は専用機能をサポートする別の適切なコンポーネントであって良い。任意的な例では、当業者は、ネットワーク装置300が、具体的に、前述の実施形態の通信方法における端末装置であって良く、ネットワーク装置300が、方法の実施形態におけるネットワーク装置に対応する手順及び/又はステップを実行するよう構成されて良いことを理解し得る。繰り返しを回避するために、詳細はここに再び記載されない。
図9は、本発明の一実施形態による端末装置の一例の概略ブロック図である。図9に示すように、端末装置400は以下を含む:
ネットワーク装置により送信された第1制御チャネルを受信するよう構成される通信モジュール410であって、第1制御チャネルはM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングされ、第1制御チャネルはデータチャネルをスケジューリングするために使用され、送信要素は、制御チャネルを送信するために使用される最小単位であり、M≧1である、通信モジュール410。
通信モジュール410は、データチャネルを第1制御チャネルに基づき受信する、又はデータチャネルを第1制御チャネルに基づき送信するよう更に構成される。
留意すべきことに、本発明の本実施形態における通信モジュール410は、通信機モジュールに対応して良い。言い換えると、通信モジュールは、信号を受信し及び送信するよう構成されて良い。さらに、通信モジュール410は、エンティティ機器内の通信機に対応して良い。
任意で、第1制御チャネルをM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングする順序は、先ず、第1制御チャネルを、M個の第1送信要素の中で最大番号を有する送信要素にマッピングする。
任意で、M個の第1送信要素の各々は、リソースエレメントREのT個のグループを含み、第1制御チャネルをM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングするマッピング方法は、先ず、M個の第1送信要素の各々の中のREのi番目のグループを占有し、次に、各第1送信要素の中のREの(i+1)番目のグループを占有し、T≧2、及びiの値は1からTまでの範囲である。
任意で、データチャネルはダウンリンクデータチャネルである。M個の連続番号を付された第1送信要素の最大番号はkであり、データチャネルに対応するリソースは少なくとも1つの第2送信要素を含み、該少なくとも1つの第2送信要素の各々に対応する番号はkより大きい。
任意で、データチャネルに対応するリソースにより占有される物理リソースブロックPRBは、番号がkより小さい少なくとも1つの送信要素を含み、番号がkである第1送信要素を含まない。
任意で、M個の第1送信要素の各々は、N個のPRB上に位置付けられ、N≧2であり、N個のPRBのうちの少なくとも2個のPRB上のM個の第1送信要素のうちの少なくとも1つの位置は異なる。
任意で、通信モジュール410は、ネットワーク装置により送信された第1DMRSを受信するよう更に構成される。第1DMRSは、第1制御チャネルを復調するために使用される。
任意で、M個の第1送信要素は第1DMRSにより占有されるシンボル内に位置付けられる。
任意で、データチャネルはダウンリンクデータチャネルである。データチャネルに対応するリソースは、少なくとも1つの第3送信要素を含み、データチャネルに対応するアンテナポートは、少なくとも1つの第3送信要素の各々に対応するアンテナポートを含む。
任意で、通信モジュール410が第1制御チャネルを受信する前に、通信モジュール410は、ネットワーク装置により送信された第2制御チャネルと第2制御チャネルを復調するために使用される第2DMRSと、受信するよう更に構成される。同じアンテナポート及び同じプリコーディングが、第1制御チャネル及び第2制御チャネルのために使用される。端末装置400は、第1制御チャネルを第2DMRS及び第1DMRSに基づき復調するよう構成される処理モジュールを更に含む。
理解されるべきことに、端末装置400は、ここで、機能モジュールの形式で表される。用語「モジュール」は、ここで、特定用途向け集積回路(Application−Specific Integrated Circuit、ASIC)、電子回路、1又は複数のソフトウェア若しくはファームウェアプログラムを実行するよう構成されるプロセッサ(例えば、共有プロセッサ、専用プロセッサ、又はグループプロセッサ)及びメモリ、組み合わせ論理回路、及び/又は専用機能をサポートする別の適切なコンポーネントであって良い。任意的な例では、当業者は、端末装置400が、具体的に、前述の実施形態の通信方法における端末装置であって良く、端末装置400が、方法の実施形態における端末装置に対応する手順及び/又はステップを実行するよう構成されて良いことを理解し得る。繰り返しを回避するために、詳細はここに再び記載されない。
図10は、本発明の一実施形態によるネットワーク装置500の別の例の概略ブロック図である。図10に示すように、ネットワーク装置500は、通信機510、メモリ520、及びプロセッサ530を含む。メモリ520は、プログラム命令を格納するよう構成される。プロセッサ530は、メモリ520に格納されたプログラム命令を呼び出して良い。プロセッサ530は、情報を受信し又は送信するよう通信機510を制御して良い。任意で、ネットワーク装置500は、プロセッサ530、メモリ520、及び通信機510を相互接続するバスシステム640を更に含む。
プロセッサ530は、第1制御チャネルをM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングするよう構成され、第1制御チャネルはデータチャネルをスケジューリングするために使用され、M≧1である。
通信機510は、第1制御チャネルを端末装置へ送信するよう構成される。
任意で、処理モジュール530は具体的に、第1制御チャネルが、先ず、M個の第1送信要素の中で最大番号を有する送信要素にマッピングされる順序で、第1制御チャネルをM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングするよう構成される。
任意で、M個の第1送信要素の各々は、リソースエレメントREのT個のグループを含み、プロセッサ530は、具体的に、第1制御チャネルをマッピングするとき、先ず、M個の第1送信要素の各々の中のREのi番目のグループを占有し、次に、各第1送信要素の中のREの(i+1)番目のグループを占有し、T≧2、及びiの値は1からTまでの範囲である、よう構成される。
任意で、データチャネルはダウンリンクデータチャネルである。M個の連続番号を付された第1送信要素の最大番号はkであり、データチャネルに対応するリソースは少なくとも1つの第2送信要素を含み、該少なくとも1つの第2送信要素の各々に対応する番号はkより大きい。
任意で、データチャネルに対応するリソースにより占有される物理リソースブロックPRBは、番号がkより小さい少なくとも1つの送信要素を含み、番号がkである第1送信要素を含まない。
任意で、M個の第1送信要素の各々は、N個のPRB上に位置付けられ、N≧2であり、N個のPRBのうちの少なくとも2個のPRB上のM個の第1送信要素のうちの少なくとも1つの位置は異なる。
任意で、通信機510は、第1DMRSを端末装置へ送信するよう更に構成される。第1DMRSは、第1制御チャネルを復調するために使用される。
任意で、M個の第1送信要素は第1DMRSにより占有されるシンボル内に位置付けられる。
任意で、データチャネルはダウンリンクデータチャネルである。データチャネルに対応するリソースは、少なくとも1つの第3送信要素を含み、データチャネルに対応するアンテナポートは、少なくとも1つの第3送信要素の各々に対応するアンテナポートを含む。
任意で、通信機510が第1制御チャネルを端末装置へ送信する前に、通信機510は、端末装置へ、第2制御チャネルと、第2制御チャネルを復調するために使用される第2DMRSと、を送信し、第1制御チャネル及び第2制御チャネルのために同じアンテナポート及び同じプリコーディングが使用されて、端末装置が第1制御チャネルを第2DMRS及び第1DMRSに基づき復調するようにする、よう更に構成される。
理解されるべきことに、ネットワーク装置500は、具体的に前述の実施形態におけるネットワーク装置であって良く、方法の実施形態におけるネットワーク装置に対応するステップ及び/又は手順を実行するよう構成されて良い。任意で、メモリ520は、読み出し専用メモリ及びランダムアクセスメモリを含み、プロセッサに命令及びデータを提供して良い。メモリの一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリを更に含んで良い。例えば、メモリは装置種別情報を更に格納して良い。プロセッサ530は、メモリに格納された命令を実行するよう構成されて良く、プロセッサが命令を実行すると、プロセッサは、方法の実施形態におけるネットワーク装置に対応するステップを実行して良い。
図11は、本発明の一実施形態による端末装置の別の例の概略ブロック図である。図11に示すように、端末装置600は、通信機610、メモリ620、及びプロセッサ630を含む。メモリ620は、プログラム命令を格納するよう構成される。プロセッサ630は、メモリ620に格納されたプログラム命令を呼び出して良い。プロセッサ630は、情報を受信し又は送信するよう通信機610を制御して良い。任意で、端末装置600は、プロセッサ630、メモリ620、及び通信機610を相互接続するバスシステム640を更に含む。プロセッサ630は、通信機610を、ネットワーク装置により送信された第1制御チャネルを受信するよう制御するよう構成され、第1制御チャネルはM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングされ、第1制御チャネルはデータチャネルをスケジューリングするために使用され、送信要素は、制御チャネルを送信するために使用される最小単位であり、M≧1である。
プロセッサは、通信機を、データチャネルを第1制御チャネルに基づき受信する、又はデータチャネルを第1制御チャネルに基づき送信するよう制御するよう更に構成される。
任意で、第1制御チャネルをM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングする順序は、先ず、第1制御チャネルを、M個の第1送信要素の中で最大番号を有する送信要素にマッピングする。
任意で、M個の第1送信要素の各々は、リソースエレメントREのT個のグループを含み、第1制御チャネルをM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングするマッピング方法は、先ず、M個の第1送信要素の各々の中のREのi番目のグループを占有し、次に、各第1送信要素の中のREの(i+1)番目のグループを占有し、T≧2、及びiの値は1からTまでの範囲である。
任意で、データチャネルはダウンリンクデータチャネルである。M個の連続番号を付された第1送信要素の最大番号はkであり、データチャネルに対応するリソースは少なくとも1つの第2送信要素を含み、該少なくとも1つの第2送信要素の各々に対応する番号はkより大きい。
任意で、データチャネルに対応するリソースにより占有される物理リソースブロックPRBは、番号がkより小さい少なくとも1つの送信要素を含み、番号がkである第1送信要素を含まない。
任意で、M個の第1送信要素の各々は、N個のPRB上に位置付けられ、N≧2であり、N個のPRBのうちの少なくとも2個のPRB上のM個の第1送信要素のうちの少なくとも1つの位置は異なる。
任意で、通信モジュール610は、ネットワーク装置により送信された第1DMRSを受信するよう更に構成される。第1DMRSは、第1制御チャネルを復調するために使用される。
任意で、M個の第1送信要素は第1DMRSにより占有されるシンボル内に位置付けられる。
任意で、データチャネルはダウンリンクデータチャネルである。データチャネルに対応するリソースは、少なくとも1つの第3送信要素を含み、データチャネルに対応するアンテナポートは、少なくとも1つの第3送信要素の各々に対応するアンテナポートを含む。
任意で、通信機610が第1制御チャネルを受信する前に、通信機610は、ネットワーク装置により送信された第2制御チャネルと第2制御チャネルを復調するために使用される第2DMRSと、受信するよう更に構成される。同じアンテナポート及び同じプリコーディングが、第1制御チャネル及び第2制御チャネルのために使用される。プロセッサ630は、第1制御チャネルを第2DMRS及び第1DMRSに基づき復調するよう構成される。
理解されるべきことに、端末装置600は、具体的に前述の実施形態におけるネットワーク装置であって良く、方法の実施形態におけるネットワーク装置に対応するステップ及び/又は手順を実行するよう構成されて良い。任意で、メモリ620は、読み出し専用メモリ及びランダムアクセスメモリを含み、プロセッサに命令及びデータを提供して良い。メモリの一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリを更に含んで良い。例えば、メモリは装置種別情報を更に格納して良い。プロセッサ630は、メモリに格納された命令を実行するよう構成されて良く、プロセッサが命令を実行すると、プロセッサは、方法の実施形態におけるネットワーク装置に対応するステップを実行して良い。
本発明の本実施形態では、プロセッサは、中央処理ユニット(英語:central processing unit、CPU)、ネットワークプロセッサ(network processor、NP)、又はCPUとNPとの組合せであって良い。プロセッサは、ハードウェアチップを更に含んで良い。ハードウェアチップは、特定用途向け集積回路(application−specific integrated circuit、ASIC)、プログラマブル論理素子(英語:programmable logic device、PLD)、又はそれらの組合せであって良い。PLDは、複合プログラマブル論理素子(complex programmable logic device、略称:CPLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field−programmable gate array、FPGA)、汎用アレイロジック(generic array logic、GAL)、又はそれらの組合せであって良い。
通信機は、モバイル端末装置と別の装置又は通信ネットワークとの間の通信を実施可能である。
メモリは、読み出し専用メモリ及びランダムアクセスメモリを含み、プロセッサに命令及びデータを提供して良い。プロセッサの一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリを更に含んで良い。例えば、プロセッサは装置種別情報を更に格納して良い。
データバスに加えて、バスシステムは、電力バス、制御バス、状態信号バス、等を含んで良い。提示の容易さのために、1本の太線のみが図中でバスを提示するのために使用されるが、これは1本のバス又は1種類のバスみのが存在することを意味するものではない。
理解されるべきことに、本発明の実施形態では、「Aに対応するB」は、BがAに関連付けられること、及びBがAに従い決定されて良いこと、を示す。しかしながら、更に理解されるべきことに、Aに基づきBを決定することはBがAのみに基づき決定されることを意味しない。BはA及び/又は他の情報に基づいて決定されても良い。本願明細書において用語「及び/又は」は、関連するオブジェクトを説明するための関連付け関係を記載するだけであり、3つの関係が存在し得ることを表すことが理解されるべきである。例えば、A及び/又はBは、以下の3つの場合を表すことがある。Aのみが存在する、AとBの両方が存在する、並びに、Bのみが存在する。さらに、本願明細書中の記号「/」は、概して、関連するオブジェクト間の「又は」の関係を示す。
更に理解されるべきことに、前述の処理のシーケンス番号は、本発明の種々の実施形態において実行順を意味しない。処理の実行順序は、機能及び処理の内部ロジックに基づき決定されるべきであり、本発明の実施形態の実装過程に対する制限として考えられるべきではない。
当業者は、本願明細書に開示の実施形態を参照して記載された例におけるユニット及びアルゴリズムのステップが、電子ハードウェア又はコンピュータソフトウェア及び電子ハードウェアの組み合わせにより実施され得ることを認識し得る。機能がハードウェア又はソフトウェアにより実行されるかは、技術的ソリューションの特定の適用及び設計制約条件に依存する。当業者は、各々の特定の適用について記載の機能を実施するために異なる方法を使用できるが、実装が本発明の範囲を超えると考えられるべきではない。
便宜上及び簡潔な説明のために、前述のシステム、装置、及びユニットの詳細な動作処理については、前述の方法における対応する処理を参照して良く、詳細事項はここで再び記載されないことが、当業者により明らかに理解され得る。
本願において提供される幾つかの実施形態では、開示のシステム、機器、及び方法は他の方法で実装されて良いことが理解されるべきである。例えば、記載した機器の実施形態は単なる例である。例えば、ユニットの分割は、単なる論理的機能の分割であり、実際の実装では他の分割であって良い。例えば、複数のユニット又はコンポーネントは、別のシステムに結合又は統合されて良い。或いは、幾つかの機能は無視されるか又は実行されなくて良い。追加で、示された又は議論された相互結合、又は直接結合、又は通信接続は、幾つかのインタフェース、機器又はユニット間の間接結合又は通信接続であって良く、又は電気的、機械的、又は他の形式で実装されて良い。
別個の部分として記載されたユニットは、物理的に別個であって良く、又はそうでなくて良い。ユニットとして示される部分は、物理的ユニットであって良く又はそうでなくて良く、1つの位置に置かれ又は複数のネットワークユニットに分散されて良い。一部又は全部のユニットは、実施形態のソリューションの目的を達成するために実際の要件に依存して選択されて良い。
さらに、本発明の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されて良く、或いは各ユニットが物理的に単独で存在して良く、或いは2以上のユニットが1つのユニットに統合されて良い。
本願の文書の簡潔さ及び明確さのために、実施形態のうちの1つにおける技術的特徴及び記載が他の実施形態に適用可能であることが理解され得る。例えば、ある方法の実施形態の技術的特徴は、機器又は別の方法の実施形態に適用可能であり、詳細は他の実施形態で再び記載されない。
機能がソフトウェア機能ユニットの形式で実装され、独立した製品として販売され又は使用されるとき、機能は、コンピュータ可読記憶媒体に格納されて良い。このような理解に基づき、本発明の基本的技術的ソリューション、又は従来技術に貢献する部分、又は一部の技術的ソリューションは、ソフトウェア製品の形式で実施されて良い。コンピュータソフトウェアプロダクトは、記憶媒体に格納され、コンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワーク装置、等であって良い)に、本発明の実施形態で記載された方法のステップの全部又は一部を実行するよう指示する複数の命令を含む。前述の記憶媒体は、USBフラッシュディスク、取り外し可能ハードディスク、読み出し専用メモリ(ROM、Read−Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク又は光ディスクのような、プログラムコードを格納可能な任意の媒体を有する。
上述の説明は、本発明の単なる特定の実装であり、本発明の保護範囲を制限するものではない。本発明で開示された技術範囲内にある、当業者により直ちに考案される変形又は置換は、本発明の保護範囲に含まれるべきである。したがって、本発明の保護範囲は、請求項の保護範囲に従う。
本発明は、通信分野に関し、より具体的には、制御チャネル送信方法、ネットワーク装置、及び端末装置に関する。
標準的な無線通信ネットワーク、例えばロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)ネットワークでは、共有データチャネル(shared data channel)の選択は、スケジューリング/許可(Scheduling/Grant)メカに済みに基づき、基地局(ase station、略称:「BS」)により完全に制御される。本メカニズムでは、ネットワーク装置は、端末装置へ、データチャネルをスケジューリングするために使用される制御チャネルを送信する。制御チャネルは、2つのカテゴリに分類されて良い。1つはダウンリンク許可(downlink grant、DL Grant)である。ネットワーク装置は、ダウンリンク許可を端末装置へ送信して、端末装置に割り当てられたダウンリンク送信リソースを端末装置に通知する。したがって、端末装置は、許可されたダウンリンク送信リソース上でダウンリンクデータを受信する。もう1つは、アップリンク許可(uplink grant、UL Grant)である。ネットワーク装置は、アップリンク許可を端末装置へ送信して、端末装置に割り当てられたアップリンク送信リソースを端末装置に通知する。したがって、端末装置は、許可されたアップリンク送信リソース上でアップリンクデータを送信する。
制御チャネルを送信するとき、ネットワーク装置は、制御チャネルを制御チャネル要素(control channel element、CCE)にマッピングする必要がある。しかしながら、ネットワーク装置は、制御チャネルをマッピングするとき、ランダムマッピングを実行する。結果として、端末装置は、制御チャネルを取得するためにブラインド検出を複数回実行しなければならず、端末装置によるCCE上のブラインド検出の複雑性が高い。
本願は、制御チャネル送信方法、ネットワーク装置、及び端末装置を提供し、端末装置がブラインド検出を実行する回数が削減でき、端末装置のブラインド検出の複雑さが低減できるようにする。
第1の態様によると、制御チャネル送信方法が提供される。当該方法は、第1制御チャネルをM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングするステップであって、前記第1制御チャネルはデータチャネルをスケジューリングするために使用され、送信要素は、制御チャネルを送信するために使用される最小単位であり、M≧1である、ステップと、前記第1制御チャネルを端末装置へ送信するステップと、を含む。
本ソリューションでは、制御チャネルはM個の連続番号を付された送信要素にマッピングされ、端末装置がブラインド検出を実行する回数が削減でき、端末装置のブラインド検出の複雑さが低減できるようにする。
第1の態様の可能な実装では、前記第1制御チャネルをM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングする前記ステップは、前記第1制御チャネルが前記M個の第1送信要素の中の最大番号を有する送信要素に最初にマッピングされる順序で、前記第1制御チャネルを前記M個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングするステップ、を含む。
本ソリューションでは、第1制御チャネルをマッピングするとき、ネットワーク装置は、先ず、第1制御チャネルを最大番号を有する送信要素にマッピングする。ブラインド検出中、端末装置は、制御チャネルが先ず最大番号を有する送信要素にマッピングされると仮定されるときのみ、復調を正しく実行できる。この方法では、最大番号を有し且つ制御チャネルを送信するために使用される送信要素が決定でき、端末装置が占有された送信要素を正しく識別する確率が向上され得る。
任意で、第1の態様の可能な実装では、第1制御チャネルをM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングする前記ステップは、前記第1制御チャネルを前記M個の連続番号を付された第1送信要素に番号の降順にマッピングするステップを含む。
本ソリューションでは、マッピングは番号の降順(又は逆順)に実行され、最大番号を有し且つ制御チャネルを送信するために使用される送信要素が決定できるだけでなく、ネットワーク装置により制御チャネルをマッピングする際の効率も向上できる。
任意で、第1の態様の可能な実装では、第1制御チャネルをM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングする前記ステップは、前記第1制御チャネルを前記M個の連続番号を付された第1送信要素に、マッピングが番号インターリービング方法で実行される順序で、マッピングするステップを含む。
本ソリューションでは、端末装置が占有された送信要素を正しく識別する確率が向上できる。
第1の態様の可能な実装では、前記M個の第1送信要素の各々は、リソースエレメントREのT個のグループを含み、第1制御チャネルをM個の第1送信要素にマッピングする前記ステップは、前記第1送信要素をマッピングするとき、先ず、ネットワーク装置により、前記M個の第1送信要素の各々の中のREのi番目のグループを占有し、次に、各第1送信要素の中のREの(i+1)番目のグループを占有するステップであって、T≧2、及びiの値は1からTまでの範囲である、ステップ、を含む。
本ソリューションでは、ネットワーク装置は、この方法でマッピングを実行し、1つの制御チャネルを異なる集約レベルに対応する1又は複数の送信要素にマッピングする方法が異なるようにし、したがって、端末装置は、ブラインド検出を通じて、制御チャネルを送信するために使用される送信要素を決定できる。さらに、本マッピング方法は、ダイバーシティ利得を得るために、1つの送信要素が異なる符号変調シンボルを含むことを可能にする。
第1の態様の可能な実装では、前記データチャネルは、ダウンリンクデータチャネルであり、前記M個の連続番号を付された第1送信要素のうちの最大番号はkであり、前記データチャネルに対応するリソースは少なくとも1つの第2送信要素を含み、前記少なくとも1つの第2送信要素の各々に対応する番号はkより大きい。
本ソリューションでは、端末装置は、ブラインド検出を通じて、最大番号を有し且つ制御チャネルを送信するために使用される送信要素を正しく決定し、番号が最大番号以下の全ての送信要素が制御チャネルを送信するために使用されることを決定し得る。それによりデータレートマッチング誤りの発生を回避する。さらに、番号がkより大きい少なくとも1つの第2送信要素は、ダウンリンクデータチャネルを送信するために使用でき、リソース利用率が向上できる。
第1の態様の可能な実装では、データチャネルに対応するリソースにより占有される物理リソースブロックPRBは、番号がkより小さい少なくとも1つの送信要素を含み、番号がkである第1送信要素を含まない。言い換えると、データチャネルに対応するリソースにより占有されるPRBは、番号がkである第1送信要素を含まない、又はデータチャネルに対応するリソースにより占有されるPRB及び番号がkである第1送信要素は、周波数ドメインで重なり合わない。
本ソリューションでは、端末装置のデータチャネルの位置するPRBに含まれる送信要素が別の端末装置の制御チャネルを伝達することを許可されるとき、端末装置の制御チャネルは、端末装置のデータチャネルのものと異なるPRBで伝達され、スケジューリングの柔軟性が向上されるようにする。
第1の態様の可能な実装では、M個の第1送信要素の各々は、N個のPRB上に位置付けられ、N≧2であり、N個のPRBのうちの少なくとも2個のPRB上のM個の第1送信要素のうちの少なくとも1つの位置は異なる。
本ソリューションでは、1つの第1送信要素が複数のPRBに位置付けられて、1又は複数の送信要素に対してブラインド検出を実行するとき、端末装置が、チャネル推定を、複数のPRBを用いて一緒に実行できるようにし、それによりチャネル推定性能を向上する。
第1の態様の可能な実装では、方法は、第1DMRSを端末装置へ送信するステップであって、前記第1DMRSは前記第1制御チャネルを復調するために使用される、ステップを更に含む。
第1の態様の可能な実装では、前記M個の第1送信要素は前記第1DMRSにより占有されるシンボル内に位置付けられる。
本ソリューションでは、M個の第1送信要素は第1DMRSにより占有されるシンボル内にのみ位置付けられ、異なるsTTI長における制御チャネル設計が統一され得るようにし、それにより、ネットワーク装置により実行されるスケジューリング及び端末装置により実行されるブラインド検出を実現する。さらに、端末装置は、第1DMRSを取得するとき第1制御チャネルを取得でき、端末装置により第1DMRSに基づき第1制御チャネルを復調する際の効率が向上できる。
第1の態様の可能な実装では、前記データチャネルはダウンリンクデータチャネルであり、前記データチャネルに対応するリソースは、少なくとも1つの第3送信要素を含み、前記データチャネルに対応するアンテナポートは、前記少なくとも1つの第3送信要素の各々に対応するアンテナポートを含む。
本ソリューションでは、送信要素がデータチャネルを送信するために使用可能であるか否かは、送信要素に対応するアンテナポートとデータチャネルに対応するアンテナポートとの関係を用いて決定され(データチャネルに対応するリソースに含まれる送信要素に対応するアンテナポートは、データチャネルに対応するアンテナポートの部分集合又は全体集合である)、端末装置がデータチャネルに対応するリソースに含まれる送信要素の中でどの送信要素がデータチャネルを送信するために使用可能かを見分けるようにし、したがって、シグナリング指示オーバヘッドが削減できる。
第1の態様の可能な実装では、前記第1制御チャネルを前記端末装置へ送信する前記ステップの前に、前記方法は、前記端末装置へ、第2制御チャネルと、前記第2制御チャネルを復調するために使用される第2DMRSと、を送信するステップであって、前記第1制御チャネル及び前記第2制御チャネルのために同じアンテナポート及び同じプリコーディングが使用されて、前記端末装置が前記第1制御チャネルを前記第2DMRS及び前記第1DMRSに基づき復調するようにする、ステップを更に含む。
本ソリューションでは、ネットワーク装置は、同じ端末装置へ同じアンテナポート及び同じプリコーディングを用いて、同じ周波数内にあるが異なる時間にある第1制御チャネル及び第2制御チャネルを送信し、第1DMRS及び第2DMRSは第1制御チャネル及び第2制御チャネルに対応し、端末装置が、チャネル推定を、時間ドメインにおいて異なる位置にある2つのDMRSを用いて一緒に実行できるようにし、それによりチャネル推定性能を向上する。
任意で、前記ネットワーク装置は、前記端末装置の前記データチャネルに対応するリソースに含まれる少なくとも4個の送信要素が第2端末装置の第3制御チャネルを送信するために使用されると決定し、前記末装置の前記データチャネルに対応するアンテナポートは、前記第3制御チャネルに対応するアンテナポートと異なり、前記末装置の前記データチャネルのために1つの送信ポートが存在する。
第2の態様によると、制御チャネル送信方法が提供される。前記方法は、ネットワーク装置により送信された第1制御チャネルを受信するステップであって、前記第1制御チャネルはM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングされ、前記第1制御チャネルはデータチャネルをスケジューリングするために使用され、送信要素は、制御チャネルを送信するために使用される最小単位であり、M≧1である、ステップと、前記第1制御チャネルに基づき前記データチャネルを受信する又は送信するステップと、を含む。
本ソリューションでは、ネットワーク装置は、制御チャネルをM個の連続番号を付された送信要素にマッピングし、端末装置がブラインド検出を実行する回数が削減でき、端末装置のブラインド検出の複雑さが低減できるようにする。
第2の態様の可能な実装では、前記第1制御チャネルを前記M個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングする順序は、先ず、前記第1制御チャネルを、前記M個の第1送信要素の中で最大番号を有する送信要素にマッピングする。
本ソリューションでは、復調は、制御チャネルが先ず最大番号を有する送信要素にマッピングされると仮定されるときのみ、正しく実行できる。本方法では、最大番号を有し且つ制御チャネルを送信するために使用される送信要素が決定でき、番号が最大番号以下である全ての送信要素が制御チャネルを送信するために使用されると決定できる。
任意で、第2の態様の可能な実装では、前記第1制御チャネルを前記M個の第1送信要素にマッピングするマッピング方法は、番号の降順にマッピングを実行することである。
本ソリューションでは、マッピングは番号の降順(逆順)で実行され、端末装置が占有された送信要素を正しく識別する確率が向上できるだけでなく、端末装置が第1制御チャネルを取得する確率も向上できるようにする。
任意で、第2の態様の可能な実装では、前記第1制御チャネルを前記M個の第1送信要素にマッピングする前記ステップは、番号インターリービング方法で実行される。
本ソリューションでは、端末装置が占有された送信要素を正しく識別する確率が向上できる。
第2の態様の可能な実装では、前記第1制御チャネルをマッピングする方法は、先ず、前記M個の第1送信要素の各々の中のREのi番目のグループを占有し、次に、各第1送信要素の中のREの(i+1)番目のグループを占有する。ここで、T≧2、iの値は1〜Tの範囲である。
本ソリューションでは、1つの制御チャネルを異なる集約レベルに対応する1又は複数の送信要素にマッピングする方法が異なり、端末装置は、ブラインド検出を通じて、制御チャネルを送信するために使用される送信要素を決定できる。さらに、ダイバーシティ利得を得るために、1つの送信要素が異なる符号変調シンボルを含み得る。
第2の態様の可能な実装では、前記データチャネルは、ダウンリンクデータチャネルであり、前記M個の連続番号を付された第1送信要素のうちの最大番号はkであり、前記データチャネルに対応するリソースは少なくとも1つの第2送信要素を含み、前記少なくとも1つの第2送信要素の各々に対応する番号はkより大きい。
本ソリューションでは、端末装置は、ブラインド検出を通じて、最大番号を有し且つ制御チャネルを送信するために使用される送信要素を正しく決定し、番号が最大番号以下の全ての送信要素が制御チャネルを送信するために使用されることを決定し得る。それによりデータレートマッチング誤りの発生を回避する。
第2の態様の可能な実装では、データチャネルに対応するリソースにより占有される物理リソースブロックPRBは、番号がkより小さい少なくとも1つの送信要素を含み、番号がkである第1送信要素を含まない。データチャネルに対応するリソースにより占有されるPRBは、番号がkである第1送信要素を含まない。言い換えると、データチャネルに対応するリソースにより占有されるPRB及び番号がkである第1送信要素は周波数ドメインにおいて重なり合わない。
本ソリューションでは、端末装置のデータチャネルの位置するPRBに含まれる送信要素が別の端末装置の制御チャネルを伝達することを許可されるとき、端末装置の制御チャネルは、端末装置のデータチャネルのものと異なるPRBで伝達され、スケジューリングの柔軟性が向上されるようにする。
第2の態様の可能な実装では、M個の第1送信要素の各々は、N個のPRB上に位置付けられ、N≧2であり、N個のPRBのうちの少なくとも2個のPRB上のM個の第1送信要素のうちの少なくとも1つの位置は異なる。
本ソリューションでは、1つの第1送信要素が複数のPRBに位置付けられて、1又は複数の送信要素に対してブラインド検出を実行するとき、端末装置が、チャネル推定を、複数のPRBを用いて一緒に実行できるようにし、それによりチャネル推定性能を向上する。
第2の態様の可能な実装では、前記方法は、前記ネットワーク装置により送信された第1DMRSを受信するステップであって、前記第1DMRSは前記第1制御チャネルを復調するために使用される、ステップを更に含む。
第2の態様の可能な実装では、前記M個の第1送信要素は前記第1DMRSにより占有されるシンボル内に位置付けられる。
本ソリューションでは、M個の第1送信要素は第1DMRSにより占有されるシンボル内にのみ位置付けられ、異なるsTTI長における制御チャネル設計が統一され得るようにし、それにより、ネットワーク装置により実行されるスケジューリング及び端末装置により実行されるブラインド検出を実現する。さらに、端末装置は、第1DMRSを取得するとき第1制御チャネルを取得し、端末装置により第1DMRSに基づき第1制御チャネルを復調する際の効率が向上できる。
第2の態様の可能な実装では、前記データチャネルはダウンリンクデータチャネルであり、前記データチャネルに対応するリソースは、少なくとも1つの第3送信要素を含み、前記データチャネルに対応するアンテナポートは、前記少なくとも1つの第3送信要素の各々に対応するアンテナポートを含む。
本ソリューションでは、送信要素がデータチャネルを送信するために使用可能であるか否かは、送信要素に対応するアンテナポートとデータチャネルに対応するアンテナポートとの間の関係を用いて決定され(データチャネルに対応するリソースに含まれる送信要素に対応するアンテナポートは、データチャネルに対応するアンテナポートの部分集合又は全体集合である)、データチャネルに対応するリソースに含まれる送信要素に対応するアンテナポートが、データチャネルに対応するアンテナポートの部分集合又は全体集合であり、端末装置が、データチャネルに対応するリソースに含まれる送信要素の中のどの送信要素がデータチャネルを送信するために使用可能かを見分けられるようにする。
第2の態様の可能な実装では、ネットワーク装置により送信された第1制御チャネルを受信する前記ステップの前に、前記方法は、前記ネットワーク装置により送信された、第2制御チャネルと、前記第2制御チャネルを復調するために使用される第2DMRSと、を受信するステップであって、前記第1制御チャネル及び前記第2制御チャネルのために同じアンテナポート及び同じプリコーディングが使用される、ステップを更に含み、ネットワーク装置により送信された第1制御チャネルを受信する前記ステップは、前記第1制御チャネルを前記第2DMRS及び前記第1DMRSに基づき復調するステップを含む。
本ソリューションでは、端末装置は、チャネル推定を、時間ドメインで異なる位置にある2個のDMRSを用いて一緒に実行して、チャネル推定性能が向上され得るようにする。
第3の態様によると、ネットワーク装置が提供され、第1の態様及び第1の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおける方法を実行するよう構成される。具体的に、ネットワーク装置は、第1の態様及び第1の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおける方法を実行するよう構成されるモジュールを含む。
第4の態様によると、端末装置が提供され、第2の態様及び第2の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおける方法を実行するよう構成される。具体的に、端末装置は、第2の態様及び第2の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおける方法を実行するよう構成されるモジュールを含む。
第5の態様によると、ネットワーク装置が提供される。前記ネットワーク装置は、プロセッサ、通信機、及びメモリを含む。任意で、前記ネットワーク装置はバスシステムを更に含む。前記通信機、前記メモリ、及び前記プロセッサは、前記バスシステムを用いて接続される。前記メモリは、命令を格納するよう構成される。前記プロセッサは、前記メモリに格納された前記命令を実行して、前記通信機を、信号を受信し又は送信するよう制御するよう構成され、前記プロセッサが前記メモリに格納された前記命令を実行すると、前記プロセッサは、第1の態様及び第1の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおける方法を実行する。
第6の態様によると、端末装置が提供される。前記端末装置は、プロセッサ、通信機、及びメモリを含む。任意で、前記端末装置はバスシステムを更に含む。前記通信機、前記メモリ、及び前記プロセッサは、前記バスシステムを用いて接続される。前記メモリは、命令を格納するよう構成される。前記プロセッサは、前記メモリに格納された前記命令を実行して、前記通信機を、信号を受信し又は送信するよう制御するよう構成され、前記プロセッサが前記メモリに格納された前記命令を実行すると、前記プロセッサは、第2の態様及び第2の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおける方法を実行する。
第7の態様によると、コンピュータ記憶媒体が提供される。前記コンピュータ記憶媒体はプログラムコードを格納し、前記プログラムコードは、第1の態様及び第1の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおける方法を実行するよう指示するために使用される。
第8の態様によると、コンピュータ記憶媒体が提供される。前記コンピュータ記憶媒体はプログラムコードを格納し、前記プログラムコードは、第2の態様及び第2の態様の可能な実装のうちのいずれか1つにおける方法を実行するよう指示するために使用される。
本発明の実施形態の技術的ソリューションをより明確に記載するために、本発明の実施形態を説明するのに必要な添付の図面を以下に簡単に説明する。明らかなことに、以下の説明中の添付の図面は、本発明のほんの一部の実施形態であり、これらの図面に従って当業者により創造的労力を有しないで他の図面も得られる。
本発明の一実施形態による制御チャネル送信方法の概略フローチャートである。
本発明の一実施形態による制御チャネル送信方法の別の概略フローチャートである。
本発明の一実施形態による制御チャネルリソース割り当ての一例の概略図である。
本発明の一実施形態によるリソースマッピング図の別の例の概略図である。
本発明の一実施形態によるリソースマッピング図の更に別の例の概略図である。
本発明の一実施形態によるリソースマッピング図のまた別の例の概略図である。
本発明の一実施形態によるリソースマッピング図の更に別の例の概略図である。
本発明の一実施形態によるリソースマッピング図のまた別の例の概略図である。
本発明の一実施形態によるリソースマッピング図の更に別の例の概略図である。
本発明の一実施形態による制御チャネルリソース割り当ての概略図である。
本発明の一実施形態によるリソースマッピング図の更に別の例の概略図である。
本発明の一実施形態によるネットワーク装置の一例の概略ブロック図である。
本発明の一実施形態による端末装置の一例の概略ブロック図である。
本発明の一実施形態によるネットワーク装置の別の例の概略ブロック図である。
本発明の一実施形態による端末装置の別の例の概略ブロック図である。
以下に、本発明の実施形態の添付の図面を参照して、本発明の実施形態における技術的ソリューションを明確且つ十分に説明する。明らかに、記載される実施形態は、本発明の実施形態の一部であり、全てではない。本発明の実施形態に基づき創造的労力を有しないで当業者により得られる全ての他の実施形態は、本発明の保護範囲に包含される。
本願明細書で使用される「コンポーネント」、「モジュール」及び「システム」のような用語は、コンピュータ関連エンティティ、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェア、又は実行中のソフトウェアを示すために使用される。例えば、コンポーネントは、プロセッサで実行するプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プログラム、及び/又はコンピュータであって良いが、これらに限定されない。コンピューティング装置で実行するコンピューティング装置及びアプリケーションは両方とも、図中に示されるコンポーネントであって良い。F個のコンポーネントは、プロセス及び/又は実行スレッド内に存在して良く、コンポーネントは1つのコンピュータに配置され及び/又は2以上のコンピュータに分散されて良い。さらに、これらのコンポーネントは、種々のデータ構造を格納する種々のコンピュータ可読媒体から実行されて良い。コンポーネントは、F個のデータパケットを有する信号(例えば、ローカルシステム、分散システム、及び/又は別のネットワーク、例えば他のシステムと信号を用いて相互作用するインターネット、内の別のコンポーネントと相互作用する2つのコンポーネントからのデータ)に基づき、ローカル及び/又はリモートプロセスを使用することにより、通信して良い。
本発明の実施形態のソリューションは、既存のセルラ通信システム、例えばグローバルシステム・フォー・モバイルコミュニケーションズ(英語正式名:Global System for Mobile Communications、略称:GSM)、符号分割多重接続(英語正式名:Code Division Multiple Access、略称:CDMA)システム、広帯域符号分割多重接続(英語正式名:Wideband Code Division Multiple Access、略称:WCDMA)システム、汎用パケット無線サービス(英語正式名:General Packet Radio Service、略称:GPRS)システム、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーションシステム(英語正式名:Universal Mobile Telecommunications System、略称:UMTS)、又はロングタームエボリューション(英語正式名:Long Term Evolution、略称:LTE)システム、に適用されて良く、特に4.5G進化型LTEシステム及び5G無線通信システムに適用される。サポートされる通信は、主に音声及びデータ通信である。通常、伝統的な基地局は、限られた数の接続をサポートし、実装が容易である。
実施形態は、本発明では、端末装置を参照して記載される。端末装置は、ユーザ機器(UE、user equipment)、アクセス端末、加入者ユニット、加入者局、移動局、移動体、リモート局、リモート端末、モバイル装置、ユーザ端末、端末、無線通信装置、ユーザエージェント、又はユーザ装置としても参照される場合がある。端末装置は、無線ローカルエリアネットワーク(Wireless Local Area Network、WLAN)内にある局(station、ST)であって良く、又はセルラ電話機、コードレス電話機、セッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol、SIP)電話機、無線ローカルループ(wireless local loop、WLL)局、パーソナルデジタルアシスタント(personal digital assistant、PDA)装置、無線通信機能を備えるハンドヘルド装置、無線モデムに接続されるコンピューティング装置又は別の処理装置、車内装置、ウェアラブル装置、将来の5Gネットワークにおける端末装置、又は将来の進化型PLMNネットワークにおける端末装置、等であって良い。これは、本発明において限定されない。
さらに、実施形態は、本発明では、ネットワーク装置を参照して記載される。ネットワーク装置は、モバイル装置と通信するよう構成される装置であって良い。ネットワーク装置は、WLANにおけるアクセスポイント(Access Point、AP)、GSM又は符号分割多重接続(Code Division Multiple Access、CDMA)における基地通信局(base transceiver station、BTS)であって良く、WCDMAにおけるNodeB(NodeB、NB)であって良く、又はロングタームエボリューション(Long Term Evolution、LTE)における進化型NodeB(evolved NodeB、eNB、又はeNodeB)、中継局若しくはアクセスポイント、車内装置、ウェアラブル装置、将来の5Gネットワークにおけるネットワーク装置、又は将来の進化型PLMNネットワークにおけるネットワーク装置、等であって良い。これは、本発明において限定されない。
理解されるべきことに、本発明の実施形態の技術的ソリューションは、LTEシステム又は5Gシステムのような種々の通信システムに適用されて良く、又は制御チャネルが送信される必要のある他の通信システムに適用されて良い。
更に理解されるべきことに、アップリンクシンボルは、シングルキャリア周波数分割多重接続(single carrier frequency division multiple access、SC−FDMA)シンボルとして参照され、ダウンリンクシンボルは、直交周波数分割多重(orthogonal frequency division multiplexing、OFDM)シンボルとして参照される。直交周波数分割多重接続(orthogonal frequency division multiple access、OFDMA)のアップリンク多重アクセスモードが将来の5G技術又はLTE技術の進化に導入される場合、アップリンクシンボルはOFDMシンボルとしても参照され得る。本発明の実施形態では、アップリンクシンボル及びダウンリンクシンボルは集合的にシンボルとして参照される。代替として、本発明の実施形態の技術的ソリューションにおいて言及されるシンボルは、別の種類の通信におけるシンボルであって良い。これは、本発明の実施形態において限定されない。
実施形態は、本発明では、物理チャネルを参照して記載される。物理チャネルは、具体的に、データ情報及び/又は制御情報を送信するために使用される。本発明の本実施形態では、物理チャネルは、以下:PUSCH(physical uplink shared channel、物理アップリンク共有チャネル)、PDCCH(physical downlink control channel物理ダウンリンク制御チャネル)、EPDCCH(enhanced−physical downlink control channel拡張物理ダウンリンク制御チャネル)MPDCCH(MTC physical downlink control channel、MTC物理ダウンリンク制御チャネル)、PCFICH(physical control format indicator channel、物理制御フォーマット指示チャネル)、PHICH(physical hybrid ARQ indicator channel、物理ハイブリッドARQ指示子チャネル)、PDSCH(physical downlink shared channel、物理ダウンリンク共有チャネル)等、のうちの1つ又は組合せを含んで良く、又は、標準に新たに導入される及び異なる名称であるが同じ機能を持つ、例えば制御チャネル又はショートTTI送信に導入されるデータチャネル、チャネルであって良い。
実施形態は、本発明では、復調参照信号を参照して記載される。参照信号(reference signal、RS)は、物理レイヤで使用され、上位レイヤからのデータ情報、例えばダウンリンクで使用されるセル固有参照信号(cell−specific reference signal、CRS)、ダウンリンクで使用されるUE固有参照信号(UE−specific reference signal、UE−RS)、ダウンリンクで使用されるグループ固有参照信号(group−specific reference signal、GRS)、アップリンクで使用される復調参照信号(demodulation reference signal、DMRS)、又はサウンディング参照信号(sounding reference signal、SRS)、を伝達しない。ダウンリンクで使用されるUE−RSは、ダウンリンクで使用される復調参照信号(demodulation reference signal、DMRS)としても参照される。
ダウンリンクDMRSは、EPDCCH復調のために使用されるEPDCCH DMRS及びPDSCH復調のために使用されるPDSCH DMRSを含む。端末装置は、チャネル推定をDMRSに基づき実行し、次に対応するEPDCCH又はPDSCHを推定したチャネル値に基づき復調して、EPDCCH又はPDSCH上で伝達される様々なデータ、情報、信号、等を取得する。
理解されるべきことに、LTEシステム及び進化型LTEシステムでは、時間次元の観点からは、サブフレームの時間長は1msであり、通常巡回プレフィックス(normal cyclic prefix、NCP)サブフレームは14個のシンボルを含む。周波数次元の観点からは、最小単位はサブキャリアである。物理リソースブロック(physical resource block、PRB)は周波数ドメインで12個のサブキャリアを含む。リソースブロックグループ(resource block group、RBG)は、整数個のPRBを含んで良い。時間次元及び周波数次元の両方の観点から、アンテナポート送信のために使用されるリソースの最小単位はリソースエレメント(resource element、RE)である。1個のREは、時間ドメインにおいて1個のシンボル、及び周波数ドメインにおいて1個のサブキャリアを含む。リソースエレメントグループ(resource−element group、REG)は、整数個のREを含んで良い。
更に理解されるべきことに、短送信時間間隔(short transmission time interval、sTTI)送信は、1サブフレームより短い長さのTTI又は1msより短い長さのTTIにおける送信である。例えば、sTTI長は、1シンボル、2シンボル、3シンボル、4シンボル、5シンボル、6シンボル、又は7シンボルである。代替として、1サブフレーム内のシンボルは、通常、整数個のsTTIに分割され、sTTI送信がサブフレーム境界を跨がないようにする。具体的に言うと、1サブフレームは1種類のシンボル長を含み得る。例えば、sTTI長は7シンボルであり、1サブフレームは2個のsTTIを含み、各sTTIの長さは7シンボルである。代替として、1サブフレームは複数種類のシンボル長の結合を含んで良い。例えば、sTTI長は2シンボルであるが、PDCCHが1〜3個のシンボルを占有して良いことを考慮すると、1サブフレームは6sTTIを含み、sTTIの長さはそれぞれ3シンボル、2シンボル、2シンボル、2シンボル、2シンボル、及び3シンボルである。或いは、2個のシンボルが通常PDCCHのために構成されることを考慮すると、sTTIの長さはそれぞれ2シンボル、2シンボル、3シンボル、2シンボル、2シンボル、及び3シンボルであり、又は別の組み合わせが使用される。異なる長さを有する複数の短TTIがシステム内に存在し得る。例えば、システムは、7シンボルsTTI送信及び2シンボルsTTI送信が1サブフレーム内で実行されることをサポートする。
更に理解されるべきことに、本発明の実施形態におけるリソース(例えば、第1リソース又は第2リソース)は、一般的意味における通信リソースであって良い。リソースは、2つの次元:時間及び周波数における通信リソースであって良い。言い換えると、通信リソースは、時間ドメインリソース及び周波数ドメインリソースを含んで良い。リソースは、符号ドメインリソース及び空間ドメインリソースを更に含んで良い。
以下は、図1及び図2を参照して本発明の実施形態における制御チャネル送信方法を詳細に記載する。
図1は、本発明の一実施形態による制御チャネル送信方法の概略フローチャートである。図1は、制御チャネル送信方法100のステップ又は動作を示すが、該ステップ又は動作は単に例であり、他の動作又は図1中の動作の変形が代替として本発明の本実施形態において実行されて良い。さらに、図1のステップは、図1に示されたものと異なる順序で実行されて良く、場合によっては必ずしも図1の全ての動作が実行される必要はない。制御チャネル送信方法100は以下のステップを含み得る。
S110。第1制御チャネルをM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングする。ここで、送信要素は、制御チャネルを送信するために使用される最小単位であり、第1制御チャネルはデータチャネルをスケジューリングするために使用され、M≧1である。
理解されるべきことに、第1制御チャネルは、少なくとも3種類のダウンリンク制御情報(downlink control information、DCI):(ダウンリンクデータチャネルを受信するために使用される)ダウンリンクデータ送信のためのスケジューリング情報、(アップリンクデータチャネル送信をスケジューリングするために使用される)アップリンクデータ送信のためのスケジューリング情報、及び(アップリンク電力制御及び調整を指示するために使用される)アップリンク電力制御コマンド、のうちの任意の1つを送信して良い。
S120。第1制御チャネルを端末装置へ送信する。
図2は、本発明の一実施形態による制御チャネル送信方法の別の概略フローチャートである。図2は、制御チャネル送信方法200のステップ又は動作を示すが、該ステップ又は動作は単に例であり、他の動作又は図2中の動作の変形が代替として本発明の本実施形態において実行されて良い。さらに、図2のステップは、図2に示されたものと異なる順序で実行されて良く、必ずしも図2の全ての動作が実行される必要はない。制御チャネル送信方法200は以下のステップを含み得る。
S210。ネットワーク装置により送信された第1制御チャネルを受信する。ここで、第1制御チャネルはM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングされ、第1制御チャネルはデータチャネルをスケジューリングするために使用され、送信要素は、制御チャネルを送信するために使用される最小単位であり、M≧1である。
S220。データチャネルを第1制御チャネルに基づき受信又は送信する。
具体的に、第1制御チャネルを送信する前に、ネットワーク装置は、第1制御チャネルを送信するために使用されるリソースを決定して良い。具体的に言うと、M個の第1送信要素は、第1制御チャネルを送信するために使用される。第1制御チャネルをM個の第1送信要素にマッピングした後に、ネットワーク装置は、M個の第1送信要素を用いて第1制御チャネルを送信して良い。端末装置は、ネットワーク装置により送信された第1制御チャネルを受信する。第1制御チャネルは、少なくとも以下の2つの場合を含んで良い。
(1)第1制御チャネルがDL許可である場合
方法100は、データチャネルを端末装置へ送信するステップを更に含み、
方法200は、ネットワーク装置により送信されたデータチャネルを受信するステップを更に含む。
(2)第1制御チャネルがUL許可である場合
方法200は、データチャネルをネットワーク装置へ送信するステップを更に含み、
方法100は、端末装置により送信されたデータチャネルを受信するステップを更に含む。
本発明の実施形態で提供される方法では、第1制御チャネルを送信するとき、ネットワーク装置は、先ず、第1制御チャネルをM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングして、端末装置がブラインド検出を実行する回数が削減でき、したがって端末装置のブラインド検出の複雑さが低減されるようにする。
留意すべきことに、送信要素(例えば、後に開示される第1送信要素及び第2送信要素及び第3送信要素)の概念が本発明の実施形態に導入される。送信要素(transmission element、TE)は、制御チャネルを送信するために使用される最小単位であり、1つの制御チャネルは整数個の送信要素を用いて送信されて良い。具体的に、送信要素は、LTEシステムにおいてPDCCHを送信するために使用されるCCE(control channel element)であって良く、又はLTEシステムにおいてEPDCCH又はMPDCCHを送信するために使用されるECCE(enhanced control channel element)であって良く、又はPRB、RBG、若しくはREGのうちの1つであって良く、又は制御チャネルを送信するために使用され及びsTTI送信で導入される最小単位、又は制御チャネルを送信するために使用され及び将来の5Gシステムにおいて導入される最小単位であって良い。これは、本発明において限定されない。
理解及び説明を容易にするために、以下は、本発明の実施形態を、sTTI送信における制御チャネル(sPDCCH)及び/又はデータチャネル(sPDSCH)の送信及び受信を例として用いて記載する。
1.sPDCCH領域の決定
任意で、ネットワーク装置は、sPDCCHを送信するために使用可能であり及び1sTTIの範囲内の送信要素により占有される周波数ドメインリソースを決定する。具体的に、周波数ドメインリソースはPRB又はRBGである。
留意すべきことに、異なる長さを有する複数のsTTIにおけ送信をサポートするサービスが、システム内に存在し得る。任意で、同じ設計が、異なる長さを有するsTTIに対応するsPDCCHのために使用されて良い。2シンボルsTTI及び7シンボルsTTIが一例として使用される。時間ドメインにおいてsPDCCHのために使用可能なリソースは、2シンボルsTTIの長さだけ短縮される。具体的に言うと、2シンボルsTTIに対応するsPDCCH、及び7シンボルsTTIに対応するsPDCCHは、両方とも、時間ドメインにおいて最大2個のシンボルを占有して良い。したがって、2つの長さを有するsTTIにおけるsPDCCHの送信方法は同じである。異なる長さを有するsTTIにおける送信をサポートする端末装置がシステム内に存在し得るので、異なる長さを有するsTTIに対応するsPDCCHのために同じ設計を用いることは、ネットワーク装置により実行されるスケジューリング、及び端末装置により実行されるブラインド検出を実現する。
本発明の実施形態では、sPDCCH設計は、1シンボルが占有される又は2シンボルが占有される一例を用いて記載されるが、本発明はこれに限定されない。
任意で、sPDCCHを送信するために使用可能であり及び1sTTIの範囲内の送信要素により占有される周波数ドメインリソースは、正整数個のRBGである。1RBGは1又は複数のPRBを含む。図3は、本発明の一実施形態による制御チャネルリソース割り当ての一例の概略図である。具体的に、図3は、sPDCCHを送信するために使用可能である及び2シンボルsTTIにおける送信要素により占有される複数のRBGの概略図である。図3に示すように、送信要素は、sTTIの位置する帯域幅内に位置付けられ、時間において2シンボルを占有し、周波数ドメインにおいて5RBGを占有する。各RBGは1又は複数の送信要素を含んで良い。任意で、端末装置は、所定の方法で又はネットワーク装置のシグナリング通知を通じて、5個のRBGの位置を通知されて良い。
任意で、ネットワーク装置は、sTTIにおけるsTTIダウンリンクデータ受信をスケジューリングするために使用されるsPDCCHが、sPDCCHに対応するsPDSCHの位置するPRBに含まれる送信要素上に位置することを決定する。sTTI送信処理では、リソース利用効率を向上するために、sPDCCHを送信するために使用されず且つsPDSCHの位置するPRB内に含まれる送信要素の中にある送信要素は、sTTIにおけるデータチャネル送信のために使用されて良い。
特定のスケジューリング処理では、任意で、ネットワーク装置及び端末装置は、制御チャネルが番号の昇順に送信要素を占有することに合意して良い。システム内にDL許可だけが存在する場合、ネットワーク装置は、端末装置のsPDCCHを、該端末装置のsPDSCHの位置するPRBに含まれる送信要素にマッピングする。システム内にDL許可及びUL許可の両方が存在する場合、ネットワーク装置は、UL許可を送信するために、端末装置のsPDSCHの位置するPRBに含まれる送信要素のうち比較的小さい番号を有する送信要素を使用し、UL許可をマッピングした後に、DL許可をマッピングする。DL許可及びUL許可は両方とも、連続番号を付された送信要素を占有する。これを行うことの利点は以下の通りである。sPDCCHを検出した後に、端末装置は、sPDCCHにより占有される最大番号の送信要素を知ることができ、該最大番号に基づき、sPDSCHの位置するPRBに含まれる送信要素のうち最大番号以下の番号の送信要素がsPDCCHを送信するために既に使用されていることを決定し、sPDSCHの位置するPRBに含まれる送信要素のうち最大番号より大きい番号の送信要素がデータ送信のために使用されると決定する。
2.端末装置がsPDCCHを検出する方法
任意で、ネットワーク装置は、sPDCCHを送信するために使用可能であり且つ1sTTI内にある送信要素により占有される時間ドメインリソース、該送信要素により占有される周波数ドメインリソース、該送信要素の数、該送信要素の番号、該送信要素に対応する物理リソース、端末装置の探索空間、及びsPDCCHの探索のために端末装置により使用される集約レベル、のような少なくとも1種類の情報を決定し、端末装置に前述の情報を所定の方法で又はシグナリング通知を通じて通知する。さらに、任意で、ネットワーク装置は、端末装置に、前述の情報をRRCシグナリング又は物理レイヤシグナリングを用いて通知して良い。留意すべきことに、リソース利用率を向上するために、ネットワーク装置は、sPDCCH送信のために使用されない送信要素を使用して、データチャネル、参照信号、又は他の情報を送信して良い。
任意で、ネットワーク装置は、異なる端末装置のsPDCCHを対応する端末装置へ1sTTI内の送信要素で送信して良い。複数のsPDCCHは多重化されて探索空間全体を形成する。端末装置は、探索空間全体又は端末装置の探索空間内の全ての可能なsPDCCHについてブラインド検出を実行して、ネットワーク装置により端末装置へ送信されたsPDCCHがあるか否かを決定する。端末装置がsPDCCHに対してブラインド検出を実行する回数を削減するために、ネットワーク装置により端末装置へ送信されるsPDCCHは、M個の連続番号を付された送信要素で伝達され、Mは正整数である。端末装置がブラインド検出を実行する回数を更に削減するために、ネットワーク装置はMの値範囲、つまりsPDCCH集約レベルを制限し、ツリーのような集約方法を使用して良い。例えば、Mの値範囲は1、2、4、及び8である。言い換えると、集約レベルは1、2、4、又は8である。1つのsPDCCHは、1個の送信要素、2個の送信要素、4個の送信要素、又は8個の送信要素を使用することによってのみ送信できる。1個の送信要素を用いて送信されるsPDCCHの送信は、任意の位置の送信要素から開始して良い。2個の送信要素を用いて送信されるsPDCCHの送信は、偶数番号の送信要素から開始する。4個の送信要素を用いて送信されるsPDCCHの送信は、4の整数倍の番号を付された送信要素から開始する。8個の送信要素を用いて送信されるsPDCCHの送信は、8の整数倍の番号を付された送信要素から開始する。
任意で、端末装置は、以下の方法で、ネットワーク装置により送信された最初のsPDCCHを受信して良い。端末装置は、ネットワーク装置により通知された探索空間内のsPDCCHに対して又はsPDCCHを送信するために使用可能な且つ1sTTI内にある送信要素に対して、ブラインド検出を実行する。端末装置は、システムによりサポートされる可能な集約レベル又はネットワーク装置により通知された集約レベルに基づき、検出を実行する。例えば、探索空間のサイズは8個の送信要素であり、sPDCCH集約レベルは1、2、4、又は8であって良い。8個の送信要素は0〜7の番号を付される。ブラインド検出中、端末装置は、先ず、1個のsPDCCHが1個の送信要素にマッピングされると想定し、0〜7の番号を付された全ての送信要素に対して検出を実行して、端末装置のsPDCCHが存在するか否かを決定する。この場合、検出は全部で8回実行される。端末装置のsPDCCHが検出されない場合、次に、1個のsPDCCHが2個の送信要素にマッピングされていると仮定される。検出が送信要素0及び1に対して実行され、端末装置のsPDCCHが存在するか否かを決定する。端末装置のsPDCCHが検出されない場合、検出は送信要素2及び3に対して実行され、以下同様である。検出が2個の送信要素に基づき実行されたとき、端末装置のsPDCCHが検出されない場合、端末装置は、次に、1個のsPDCCHが4個の送信要素にマッピングされていると仮定し、送信要素0、1、2、及び3、並びに送信要素4、5、6、及び7に対して別個に検出を実行して、端末装置のsPDCCHが存在するか否かを決定する。端末装置のsPDCCHが検出されない場合、端末装置は、1個のsPDCCHが8個の送信要素にマッピングされていると仮定し、送信要素0、1、2、3、4、5、6、及び7に対して検出を実行して、端末装置のsPDCCHが存在するか否かを決定する。探索空間全体が探索された後に端末装置のsPDCCHが検出されない場合、端末装置は、ネットワーク装置がsTTIにおいて端末装置をスケジューリングしていないと考える。端末装置のsPDCCHが探索処理中に検出された場合、端末装置は、探索を停止し、sPDCCHの内容に基づきダウンリンクデータを受信し又はアップリンクデータを送信して良い。
3.送信要素と物理リソースとの間の対応
任意で、ネットワーク装置は、1つのsTTIの中のsPDCCH領域内の全ての送信要素に番号を付ける。具体的に、送信要素は番号と1対1対応にあり、番号は昇順に配置される。例えば、1つのsTTIの中のsPDCCH領域が10個の送信要素を含むと仮定すると、ネットワーク装置は10個の送信要素に0から9まで番号を付けて良い。
留意すべきことに、送信要素は物理リソースと1対1対応にある。任意で、本発明の実施形態では、sPDCCH領域内の1個のRBGはN個のPRBを含み、Nは正整数であり、N個のPRBはP個の送信要素を含み、Pは正整数である。任意で、P個の送信要素の各々はN個のPRB上に位置し、各送信要素は1個のPRB内のT個のREを占有し、Tは正整数である。N個のPRBの中の各送信要素により占有されるi番目のREがi番目のREGとして考えられる場合、これは、各送信要素がT個のREGを含み、各REGがN個のREを含むと考えられて良い。1個のRBGが8個のPRBを含み、8個のPRBが4個の送信要素を含む一例を用いて、説明が以下に提供される。図4Aは、本発明の一実施形態によるリソースマッピング図の一例の概略図である。さらに、図4Aは、具体的に、1シンボル内の1個のRBGに含まれる送信要素が物理リソースにマッピングされる概略図である。図4Aに示すように、RBGのサイズは8個のPRBであり、それぞれTEa、TEb、TEc、TEdである4個の送信要素を含む。4個の送信要素の各々は8個のPRBに位置し、各送信要素は1個のPRB内の3個のREを占有する。複数のPRBの中の各送信要素により占有されるi番目のREが1個のREGとして考えられる場合、これは、各送信要素が3個のREGを含み、各REGが8個のREを含むと考えられて良い。
図4Bは、本発明の一実施形態によるリソースマッピング図の別の例の概略図である。さらに、図4Bは、具体的に、2シンボル内の1個のRBGに含まれる送信要素が物理リソースにマッピングされる概略図である。図4Bに示すように、RBGのサイズは8個のPRBであり、それぞれTEa、TEb、TEc、TEdである4個の送信要素を含む。4個の送信要素の各々は8個のPRBに位置し、各送信要素は1個のPRB内の6個のREを占有する。複数のPRBの中の各送信要素により占有されるi番目のREが1個のREGとして考えられる場合、これは、各送信要素が6個のREGを含み、各REGが8個のREを含むと考えられて良い。代替として、各送信要素により占有され且つ複数のPRB内のi番目のサブキャリア内に位置するREは、1個のREGとして考えられて良い。したがって、これは、各送信要素が3個のREGを含み、各REGが24個のREを含むと考えられて良い。
1個の送信要素と複数のPRB上の物理リソースとの間の対応が確立され、端末装置が、sPDCCHに対してブラインド検出を実行するとき、複数のPRBを用いることにより一緒にチャネル推定を実行できるようにし、チャネル推定性能を向上する。
さらに、任意で、Nが2以上であるとき、N個のPRBのうちの少なくとも2個のPRB上のP個の送信要素のうちの少なくとも1個の送信要素の位置は異なって良い。図4Cは、本発明の一実施形態によるリソースマッピング図の更に別の例の概略図である。さらに、図4Cは、具体的に、2シンボル内の1個のRBGに含まれる送信要素が物理リソースにマッピングされる概略図である。図4Cに示すように、RBGのサイズは8個のPRBであり、それぞれTEa、TEb、TEc、TEdである4個の送信要素を含む。4個の送信要素の各々は8個のPRB上に位置し、各送信要素は1個のPRB内の6個のREを占有し、8個のPRBのうちの少なくとも2個のPRB上の少なくとも1個の送信要素の位置は異なる。図に示されるように、PRB0内のTEaにより占有される第1REはPRB0内の第1サブキャリアに位置し、PRB1内のTEaにより占有される第1REはPRB1内の第4サブキャリアに位置する。言い換えると、PRB0及びPRB1上のTEaの位置は、異なる。複数のPRBの中の各送信要素により占有されるi番目のREが1個のREGとして考えられる場合、これは、各送信要素が6個のREGを含み、各REGが8個のREを含むと考えられて良い。代替として、各送信要素により占有され且つ複数のPRB内のi番目のサブキャリア内に位置するREは、1個のREGとして考えられて良い。したがって、これは、各送信要素が3個のREGを含み、各REGが24個のREを含むと考えられて良い。
参照信号がRBG内で送信される必要がある場合、参照信号は各PRB内の同じ位置にあり各PRB内で同数のREを占有するので、参照信号は、このようなリソースマッピングを用いてRBG内の送信要素の中の同様の数のリソースを占有し、DCI又はデータを送信するために使用可能であるリソース数と送信要素により占有されるリソース数との間のバランスを保証する。
4.制御チャネルを送信要素に対応する物理リソースにマッピングするマッピング方法
任意で、一例では、ネットワーク装置は第1制御チャネルをM個の第1送信要素にマッピングする。具体的に、ネットワーク装置は、先ず、M個の第1送信要素を決定し、又は制御チャネルを送信するために使用される送信要素の数がMであると決定して良い。具体的に、第1制御チャネルをM個の第1送信要素にマッピングする方法は以下の通りである。
マッピング方法1。シーケンシャルマッピング。
具体的に、ネットワーク装置は、第1制御チャネルを、送信要素の番号の昇順にM個の第1送信要素にマッピングして良い。
例えば、第1制御チャネルが4個の第1送信要素にマッピングされ、4個の送信要素の番号がそれぞれ0、1、2、及び3であると仮定する。ネットワーク装置が第1制御チャネルを4個の第1送信要素にマッピングする順序は、先ず、第1制御チャネルを送信要素0に、次に送信要素1に、次に送信要素2に、そして最後に送信要素3にマッピングする。
留意すべきことに、ネットワーク装置が第1制御チャネルをマッピング方法1でマッピングするとき、幾つかの状況では、第1制御チャネルはM個の第1送信要素にマッピングされるが、端末装置は、第1制御チャネルをM−G個の送信要素だけを用いて取得して良い。結果として、端末装置は、誤って、第1制御チャネルがM−G個の送信要素にマッピングされていると考え、端末装置の処理においてエラーが生じ得る(G≧1)。
例えば、第1制御チャネルが送信要素0、1、2、及び3にマッピングされると仮定する。ブラインド検出中、端末装置は、送信要素0及び1のみを用いて第1制御チャネルを正しく受信し、その結果、誤って、第1制御チャネルが送信要素0及び1上のリソースを占有すると考え得る。この場合、端末装置は、送信要素2及び3が第1制御チャネルを送信するために使用されていないと考え、更に送信要素2及び3がデータチャネルを送信するために使用されると考える。その結果、端末装置は、間違ったレートマッチング処理をデータチャネルに対して実行する。この現象を回避するために、ネットワーク装置は以下の幾つかのマッピング方法を使用して良い。
マッピング方法2。先ず、M個の第1送信要素の中で最大番号を有する送信要素にマッピングする。
具体的に、マッピング方法2では、制御チャネルをM個の第1送信要素にマッピングするとき、ネットワーク装置は、先ず、制御チャネルを最大番号を有する第1送信要素にマッピングし、制御チャネルを、M個の第1送信要素の中で最大番号を有する第1送信要素以外の送信要素にマッピングする順序は、本発明の実施形態において限定されない。
例えば、第1制御チャネルが送信要素0、1、2、及び3にマッピングされると仮定する。具体的に、ネットワーク装置が第1制御チャネルを4個の第1送信要素にマッピングする順序は、先ず、第1制御チャネルを送信要素3にマッピングし、次に第1制御チャネルを送信要素1、2、及び0にマッピングする。ブラインド検出中、端末装置は、第1制御チャネルが先ず送信要素3にマッピングされていると仮定されるときのみ、第1制御チャネルを正しく復調できる。したがって、第1制御チャネルを正しく復調した後に、端末装置は、送信要素3が占有されると決定し、更に番号が3より大きい送信要素のみがデータチャネルのために使用可能であると決定して良い。この方法では、データレートマッチング誤りの現象は生じない。
マッピング方法2では、所与の集約レベルで、ネットワーク装置は、先ず、制御チャネルを最大番号を有する送信要素にマッピングし、ブラインド検出中、制御チャネルが先ず最大番号を有する送信要素にマッピングされていると仮定されるときのみ、端末装置は復調を正しく実行でき、端末装置が最大番号を有し且つ制御チャネルを送信するために使用される送信要素を決定し、及び番号が最大番号以下の全ての送信要素は制御チャネルを送信するために使用されると決定できるようにし、それによりデータレートマッチング誤りの発生を回避する。
マッピング方法3。逆順マッピング。
具体的に、マッピング方法3は、マッピング方法2に基づく更なる限定である。マッピング方法3では、ネットワーク装置は、第1制御チャネルを、送信要素の番号の降順にM個の第1送信要素にマッピングして良い。
例えば、第1制御チャネルが4個の第1送信要素にマッピングされ、4個の送信要素の番号がそれぞれ0、1、2、及び3であると仮定する。ネットワーク装置が第1制御チャネルを4個の第1送信要素にマッピングする順序は、先ず、第1制御チャネルを送信要素3に、次に送信要素2に、次に送信要素1に、そして最後に送信要素0にマッピングする。
マッピング方法2と比べて、マッピング方法3では、第1制御チャネルをネットワーク装置によりマッピングする際の効率が向上され得る。理由は次の通りである。マッピング方法3はマッピング方法1と類似しており、ネットワーク装置は、第1制御チャネルを、送信要素の番号の降順にM個の第1送信要素にマッピングする。制御チャネルがマッピング方法3でマッピングされるとき、データレートマッチング誤りの発生が回避できるだけでなく、制御チャネルをネットワーク装置によりマッピングする際の効率も向上され得る。
マッピング方法4。インターリーブ方法。
具体的に、マッピング方法4では、ネットワーク装置は、第1制御チャネルを、送信要素の番号をインターリーブすることによりM個の第1送信要素にマッピングして良い。
例えば、第1制御チャネルが4個の第1送信要素にマッピングされ、4個の送信要素の番号がそれぞれ0、1、2、及び3であると仮定する。ネットワーク装置が第1制御チャネルを4個の第1送信要素にマッピングする順序は、先ず、第1制御チャネルを送信要素0に、次に送信要素2に、次に送信要素1に、そして最後に送信要素3にマッピングする。この場合、ブラインド検出中に、端末装置は、送信要素0及び1のみ又は送信要素2及び3のみに基づき第1制御チャネルを正しく復調できず、それによりデータレートマッチング誤りの発生を回避する。
したがって、本発明の実施形態におけるマッピング方法2、3、及び4は、端末装置が、最大番号を有し且つ制御チャネルを送信するために使用される送信要素を正しく決定し、番号が最大番号以下の全ての送信要素が制御チャネルを送信するために使用されることを決定できるようにし、それによりデータレートマッチング誤りの発生を回避する。
前述の4つの方法では、ネットワーク装置が第1制御チャネルをM個の第1送信要素に、送信要素の番号に基づきマッピングする順序又はルールは、制御チャネルを送信要素にマッピングする観点から記載された。マッピング順序が決定された後に、第1制御チャネルはM個の第1送信要素に対応する物理リソースにマッピングされる必要がある。以下は、ネットワーク装置が第1制御チャネルをM個の第1送信要素に対応するリソースにマッピングする方法を具体的に記載する。
任意で、本発明の実施形態では、ネットワーク装置は、インターリーブ方法で、第1制御チャネルをM個の第1送信要素に対応するリソースにマッピングして良い。具体的に、M個の第1送信要素の各々はリソースエレメントREのT個のグループを含む。第1制御チャネルをマッピングするとき、ネットワーク装置は、先ず、M個の第1送信要素の各々の中のREのi番目のグループを占有し、次に、各第1送信要素の中のREの(i+1)番目のグループを占有する。ここで、T≧2、iの値は1〜Tの範囲である。
説明は、図4Aに示される、送信要素を物理リソースにマッピングする構造を参照して、以下に提供される。
Mは1であると仮定する。具体的に言うと、ネットワーク装置は、制御チャネルを1個の送信要素にマッピングする必要がある。図5Aは、本発明の一実施形態によるリソースマッピング図の更に別の例の概略図である。具体的に、図5Aは、制御チャネルが1個の送信要素にマッピングされる概略図である。ネットワーク装置は第1制御チャネルを送信要素TEaにマッピングすると仮定する。第1制御チャネルをマッピングするとき、ネットワーク装置は、先ず、各PRB内のTEaの第1REを占有し、次に、各PRB内のTEaの第2REを占有し、Teaに含まれる全てのREが占有されるまで、以下同様である。図5Aでは、REの番号は、制御チャネルが送信要素TEa内のREを占有する順序を示す。
Mは2であると仮定する。具体的に言うと、ネットワーク装置は、制御チャネルを2個の送信要素にマッピングする必要がある。図5Bは、本発明の一実施形態によるリソースマッピング図のまた別の例の概略図である。具体的に、図5Bは、制御チャネルが2個の送信要素にマッピングされる概略図である。ネットワーク装置は第1制御チャネルを送信要素TEa及びTEbにマッピングすると仮定する。第1制御チャネルをマッピングするとき、ネットワーク装置は、順次、各PRB内のTEaの第1RE、各PRB内のTEbの第1RE、各PRB内のTEaの第2RE、各PRB内のTEbの第2RE、TEa及びTEbに含まれる全てのREが占有されるまで、以下同様に占有する。図5Bでは、REの番号は、制御チャネルが送信要素TEa及びTEb内のREを占有する順序を示す。
Mは4であると仮定する。具体的に言うと、ネットワーク装置は、制御チャネルを4個の送信要素にマッピングする必要がある。図5Cは、本発明の一実施形態によるリソースマッピング図の更に別の例の概略図である。具体的に、図5Cは、制御チャネルが4個の送信要素にマッピングされる概略図である。ネットワーク装置は第1制御チャネルを送信要素TEa、TEb、TEc、及びTEdにマッピングすると仮定する。第1制御チャネルをマッピングするとき、ネットワーク装置は、順次、各PRB内のTEaの第1RE、各PRB内のTEbの第1RE、各PRB内のTEcの第1RE、各PRB内のTEdの第1RE、各PRB内のTEaの第2RE、各PRB内のTEbの第2RE、各PRB内のTEcの第2RE、各PRB内のTEdの第2RE、TEa、TEb、TEc、及びTEdに含まれる全てのREが占有されるまで、以下同様に占有する。図5Cでは、REの番号は、制御チャネルが送信要素TEa、TEb、TEc、及びTEd内のREを占有する順序を示す。
図4B及び図4Cに示される構造に対するマッピング方法は、図4Aのものと同様であり、詳細はここに記載されない。留意すべきことに、送信要素が2個のシンボルを含むとき、送信要素の中のREのi番目のグループ及びREの(i+1)番目のグループをマッピングする順序は、先ず時間ドメインで次に周波数ドメインであり、又は先ず周波数ドメインで次に時間ドメインであって良い。これは、本発明において限定されない。
ネットワーク装置は、この方法でマッピングを実行し、1つの制御チャネルを異なる集約レベルに対応する1又は複数の送信要素にマッピングする方法が異なるようにし、したがって、端末装置は、ブラインド検出を通じて、制御チャネルを送信するために使用される送信要素を決定できる。
留意すべきことに、方法は、制御チャネルを送信要素にマッピングする4つのマッピング方法のうちのいずれか1つと結合されて良い。例えば、M=4であると仮定する。ネットワーク装置が番号の通常の順序でマッピングを実行する場合、図4Aで、TEaは送信要素0であり、TEbは送信要素1であり、TEcは送信要素2であり、TEdは送信要素3である。ネットワーク装置が番号の逆の順序でマッピングを実行する場合、図4Aで、TEaは送信要素3であり、TEbは送信要素2であり、TEcは送信要素1であり、TEdは送信要素0である。
更に留意すべきことに、マッピング方法1を本方法と結合することは、端末装置が、ブラインド検出を通じて、制御チャネルを送信するために使用される送信要素を決定することも可能にする。
さらに、本発明の実施形態における方法では、制御チャネルが送信要素の中のREにマッピングされるとき、インターリービングが実行され、ダイバーシティ利得を得るために、1個の送信要素が異なる符号変調シンボルを含み得るようにする。
5.非占有送信要素がsPDSCH送信のために使用されることの黙示的指示
以上は、ネットワーク装置は第1制御チャネルをM個の第1送信要素にマッピングすることを記載した。第1制御チャネルがダウンリンクデータ送信をスケジューリングするために使用される、具体的に言うと、ネットワーク装置が第1制御チャネル及びデータチャネルの両方を送信する場合、データチャネルがF(F≧1)個の送信要素を含むとき、制御チャネルにより占有されず且つF個の送信要素の中にある送信要素は、ダウンリンクデータチャネルを送信するために使用される。従来、ネットワーク装置は、シグナリングを端末装置へ送信することにより、ダウンリンクデータチャネルを送信するために使用され且つデータチャネルに対応するリソースの中にある送信要素を示し、その結果、シグナリングオーバヘッドが比較的高い。
前述の問題を解決するために、ネットワーク装置は、第1制御チャネルにより占有される第1送信要素を用いて、データチャネルを送信するために使用され且つ端末装置のデータ領域に含まれるF個の送信要素の中にある特定送信要素を黙示的に示して良く(留意すべきことに、端末装置のデータ領域は端末装置のデータチャネルに対応するリソース、つまり端末装置のデータチャネルの位置するPRBであって良い)、シグナリングオーバヘッドが削減できるようにする。以下は、ネットワーク装置が端末装置に黙示的に通知する幾つかの方法を詳述する。
任意的な実施形態では、ネットワーク装置は、M個の第1送信要素の番号(又は最大番号)を用いて、端末装置に、データチャネルの位置するPRBに含まれるF個の送信要素の中のf番目の送信要素がデータチャネルを送信するために使用可能か否かを黙示的に通知して良い。ここでf=1、...、Fである。
留意すべきことに、本発明の実施形態におけるM個の第1送信要素は、第1制御チャネルを送信するために使用される送信要素であり、F個の送信要素は端末装置のダウンリンクデータチャネルに対応するリソースに含まれる送信要素であり、F個の送信要素及びM個の第1送信要素は同じ送信要素を含んで良く、又は異なる送信要素を含んで良い。
具体的に、送信要素は、番号と1対1対応にある。具体的に言うと、M個の第1送信要素はMこの番号と1対1対応にあり、F個の送信要素はF個の番号と1対1対応にある。M個の第1送信要素の中の第1送信要素Aの番号が、F個の送信要素の中の送信要素Bの番号と同じ場合、これは、第1送信要素A及び送信要素Bが同じ送信要素であることを示す。ネットワーク装置及び端末装置は、制御チャネルが番号の昇順に送信要素を占有することに合意して良い。例えば、第1制御チャネルに対応するM個の番号が番号Sを含むと仮定すると、これは、F個の送信要素の中で1〜Sの番号を付された送信要素が占有されることを示し得る。したがって、M個の第1送信要素に対応するM個の番号の中で最大番号がkであると仮定するとき、以下の幾つかの場合が含まれ得る。
(1)F個の送信要素の中のa個の送信要素の番号がkより小さいことは、a個の送信要素の全部が第1制御チャネル(又は場合によっては別の制御チャネル、例えば他のユーザ機器の制御チャネル)により占有されていることを示し得る。したがって、a個の送信要素のうちのいずれも、データチャネルを送信するために使用されない。ここでa≧0である。
(2)F個の送信要素の中の送信要素Cの番号がkに等しいことは、送信要素Cが第1制御チャネルにより占有されていることを示し得る。したがって、送信要素Cはデータチャネルを送信するために使用されない。
(3)F個の送信要素のうちの少なくとも1つの番号がkより大きく、F個の送信要素の中で番号がkより大きい送信要素は、第2送信要素であり、少なくとも1つの第2送信要素の各々はデータチャネルを送信するために使用され得る。
したがって、第1制御チャネルを受信した後に、端末装置は、第1制御チャネルに対応するM個の第1送信要素の番号(又は最大番号)に基づき、F個の送信要素の中で番号がkより大きい少なくとも1つの第2送信要素がデータチャネルを送信するために使用され得ると決定して良く、端末装置がデータチャネルを正しく受信できるようにし、それにより、データレートマッチング誤りの発生を回避する。このソリューションは、簡易且つ動作が容易であり、シグナリングオーバヘッドを削減し、及びリソース利用率を向上する。
留意すべきことに、「第1送信要素」、「第2送信要素」、「第1制御チャネル」等は、理解及び記載を容易にするために使用される名称であり、本発明に対するいかなる限定も構成するべきではない。端末装置のデータチャネルの位置するPRBに含まれるF個の送信要素、及びM個の第1送信要素は、同じ送信要素を含んで良く又は含まなくて良い。詳細な説明は後に提供される。
以上は、ネットワーク装置が、送信要素の番号を用いて、データチャネルを送信するために使用可能であり且つデータチャネルに対応するリソースの中の送信要素を黙示的に示し得ることを記載した。データチャネルに対応するリソースが第2送信要素を含む場合、第2送信要素は制御チャネルを送信するために使用されてはならない。
言い換えると、M個の第1送信要素に対応するM個の番号の中の最大番号はkであり、F個の送信要素は番号がkである第1送信要素を含まない。具体的に言うと、最大番号を有し且つ第1制御チャネルに対応する第1送信要素は、データチャネルに対応するリソースの中にない。
本ソリューションでは、端末装置のデータチャネルに対応するF個の送信要素は、必ずしも、第1制御チャネルを送信するために使用される送信要素を含まず、第1制御チャネルを送信するために使用されるM個の第1送信要素は、データチャネルに対応するリソースと別個であって良く、ネットワーク装置によるリソース割り当ての柔軟性が向上できるようにする。
本ソリューションでは、端末装置のデータチャネルの位置するPRBに含まれる送信要素が別の端末装置の制御チャネルを伝達することを許可されるとき、端末装置の制御チャネルは、端末装置のデータチャネルのものと異なるPRBで伝達され、スケジューリングの柔軟性が向上されるようにする。
留意すべきことに、ネットワーク装置及び端末装置は、両方とも、システムにおける送信要素の数及び送信要素の番号を知っている。端末装置は、ブラインド検出を通じて、ある番号に対応する送信要素が端末装置の制御チャネルを送信するために使用されるか否かを決定し、更に第1制御チャネルに対応する送信要素の番号を学習して良い。
任意で、本発明の実施形態では、制御チャネルの送信要素を複数の端末装置に割り当てるとき、ネットワーク装置は連続する送信要素を割り当てなくて良い。図6は、本発明の一実施形態による制御チャネルリソース割り当ての概略図である。図6に示されるように、sTTIにおける送信要素の数、及び送信要素の番号は、予め定められて良い。目標sTTI内で、ネットワーク装置は、4個のUEのダウンリンク送信をスケジューリングする。ネットワーク装置は、UE1の第1制御チャネルを3と番号を付された第1送信要素にマッピングする。UE1のデータチャネルの位置するPRBは、0及び2と番号を付された送信要素を含み、番号が3より大きい第2送信要素を含まない。言い換えると、UE1のデータチャネルにより占有されるリソースは、送信要素を含まない。ネットワーク装置は、UE2の第1制御チャネルを2と番号を付された第1送信要素にマッピングする。UE2のデータチャネルの位置するPRBは、1及び4と番号を付された送信要素を含む。送信要素4の番号は2より大きく、送信要素4はデータチャネルを送信するために使用されて良い。ネットワーク装置は、UE3の第1制御チャネルを1と番号を付された第1送信要素にマッピングする。UE3のデータチャネルの位置するPRBは、送信要素を含まない。ネットワーク装置は、UE4の第1制御チャネルを5と番号を付された第1送信要素にマッピングする。UE4のデータチャネルの位置するPRBは、3及び5と番号を付された送信要素を含み、これは、UE4のデータチャネルにより占有されるリソースが送信要素を含まないことを示す。
したがって、本発明の実施形態における方法では、データチャネルのリソースに含まれる送信要素は、必ずしも第1制御チャネルを送信するために使用されず、このマッピング方法では、ネットワーク装置によるリソース割り当ての柔軟性が向上され得る。さらに、本発明の実施形態における方法では、ネットワーク装置は、第1制御チャネルにより占有されるリソースの位置、及びデータチャネルにより占有されるリソースの位置を柔軟に構成できる。例えば、第1制御チャネルにより占有されるリソースは、データチャネルにより占有されるリソースに隣接して良い。
6.DMRSに基づき復調されるsPDCCH
別の任意の実施形態では、第1制御チャネルはDMRSに基づき復調される制御チャネルを含む。DMRSに基づき復調される第1制御チャネルを検出する処理において、端末装置は、先ず、第1制御チャネルのアンテナポートを決定する必要がある。任意で、ネットワーク装置は、複数の方法で、端末装置が第1制御チャネルに対応するアンテナポートを学習することを可能にして良い。方法1では、ネットワーク装置は、端末装置へ、物理レイヤシグナリング又は上位レイヤシグナリングを用いて、第1制御チャネルに対応するアンテナポートを示すために使用される指示情報を送信して良い。方法2では、アンテナポートは送信要素と対応し、ネットワーク装置は、端末装置に、第1制御チャネルを送信するために使用される第1送信要素を用いて、第1制御チャネルに対応するアンテナポートを黙示的に示す。例えば、偶数番号の送信要素に対応するアンテナポートはポート7であり、奇数番号の送信要素に対応するアンテナポートはポート8である。
任意で、端末装置は、データチャネルのために使用されるアンテナポート及び第1制御チャネルのために使用されるアンテナポートを用いて、データチャネルの位置するPRBの中の送信要素がデータチャネルを送信するために使用可能か否かを決定して良い。具体的に、データチャネルのために使用されるアンテナポートがデータチャネルの位置するPRBの中の送信要素で使用されるアンテナポートを含む場合、データチャネル、及びデータチャネルの位置するPRBの中の送信要素は、同じDMRSアンテナポートを用いて復調される。この場合、制御チャネルを送信するために使用されない送信要素は、データチャネルを送信するために使用されて良い。例えば、データチャネルのアンテナポートがポート7及び8であり、データチャネルにより占有されるPRBに含まれる少なくとも1つの第3送信要素に対応するアンテナポートはポート8であり、少なくとも1つの第3送信要素は制御チャネルにより占有されない。この場合、少なくとも1つの第3送信要素は、データチャネルを送信するために使用されて良い。
図7は、本発明の一実施形態によるリソースマッピング図の更に別の例の概略図である。さらに、図7は、具体的に、データチャネルのアンテナポート及び送信要素のアンテナポートに基づき、データ送信のために使用される送信要素を決定する概略図である。図7に示されるように、データチャネル領域は6個の送信要素を含み、2個の送信要素が制御チャネルを送信するために使用される。残りの4個の送信要素は、2個の第3送信要素A及び2個の第3送信要素Bを含む。第3送信要素Aに対応するアンテナポートはポート7であり、第3送信要素Bに対応するアンテナポートはポート8である。データチャネルに対応するアンテナポートはポート7及び8である。データチャネル及び送信要素は同じDMRSを用いて復調されうので、第3送信要素A及び第3送信要素Bはデータチャネルを送信するために使用されて良い。
したがって、本発明の実施形態における方法では、データ送信のために使用可能であり且つデータチャネルに対応するリソースに含まれる送信要素の中の特定送信要素は、データチャネルのために使用されるアンテナポート及びデータチャネルの位置するPRB内の送信要素において使用されるアンテナポートを用いて決定され得る。したがって、本方法では、シグナリングオーバヘッドが削減でき、動作は簡易且つ実装が容易である。
本願の別の任意的な例では、ネットワーク装置は、端末装置に、データチャネルにより占有されるPRBに含まれる送信要素に対応するアンテナポート及びM個の第1送信要素の番号を用いて、データチャネルを送信するために使用可能な特定送信要素を黙示的に示して良い。
前述の記載から、データチャネルのアンテナポートがデータチャネルにより占有されるPRB内の送信要素に対応するアンテナポートを含み、送信要素が制御チャネルにより占有されない場合、送信要素はデータチャネルを送信するために使用可能であることが分かる。したがって、データチャネルを送信するために使用可能であり且つF個の送信要素の中にある少なくとも1つの第3送信要素が、送信要素に対応するアンテナポートを用いて決定されて良い。
例えば、M個の第1送信要素の番号が2及び3を含み、データチャネルのアンテナポートはポート7であり、データチャネルにより占有されるPRB内のF個の送信要素の番号は0、1、及び4を含み、0と番号を付された送信要素に対応するアンテナポートもポート7であり、1と番号を付された送信要素に対応するアンテナポートはポート8である。番号0は番号3より小さいが、0と番号を付された送信要素及びデータチャネルが同じアンテナポートに対応し、具体的に言うと、0と番号を付された送信要素に対応するDMRSがデータチャネルと同じプリコーディング情報を伝達するので、0と番号を付された送信要素はデータチャネルを送信するために使用可能である。1と番号を付された送信要素に対応するアンテナポートは、データチャネルのアンテナポートと異なり、番号は3より小さい。したがって、送信要素1はデータチャネルを送信するために使用できない。番号4は番号3より大きいので、これは、4と番号を付された送信要素がデータチャネルを送信するために使用可能であることを示す。
任意で、ネットワーク装置は、sPDSCHの位置するPRBに含まれる送信要素に、sPDSCHの送信をスケジューリングするために使用されるsPDCCHをマッピングする。任意で、端末装置がUL許可及びDL許可の両方を含む場合、ネットワーク装置は、sPDSCHの位置するPRBに含まれる送信要素に、それぞれUL許可及びDL許可に対応するsPDCCHをマッピングする。この方法では、sPDSCH及びsPDCCHは同じDMRSを共有して良く、それによりDMRSオーバヘッドを削減する。
理解されるべきことに、スケジューリング処理において、以下の状況が生じ得る。端末装置1のスケジューリングされたsPDSCHの位置するPRB内の送信要素リソースが不十分である、又はスケジューリングされたsPDSCHの位置するPRBが送信要素を含まない、又はアップリンクデータ送信要求のみがあり、ダウンリンクデータ受信要求がない。
任意で、ネットワーク装置は、第1端末装置のデータチャネル領域内の少なくとも1つの第4送信要素が、第2端末装置の第3制御チャネルを送信するために使用されると決定する。第1端末装置のデータチャネルに対応するアンテナポートは、第3制御チャネルに対応するアンテナポートと異なり、第1端末装置のデータチャネルのために1つの送信レイヤがある。言い換えると、DMRSのためのアンテナポートリソースは限られている。スケジューリング中、ネットワーク装置が端末装置の制御チャネルを別の端末装置のデータチャネル領域にスケジューリングする必要がある場合、ネットワーク装置は、望ましくは、端末装置の制御チャネルを、1つのデータ送信レイヤを有する端末装置のデータチャネル領域にスケジューリングする。
例えば、ネットワーク装置は、端末装置1に対応するDL許可又はUL許可を、比較的小さい番号を有し且つ端末装置2のデータチャネルの位置するPRBに含まれる送信要素にマッピングする。したがって、端末装置1のsPDCCHと、端末装置2のsPDCCH及び/又はsPDSCHとは、同じPRBに位置して良い。言い換えると、端末装置1のDMRS及び端末装置2のDMRSは、同じPRBに位置して良い。DMRSのREオーバヘッドを削減するために、符号分割多重化が、端末装置1の且つsPDCCH復調のために使用されるDMRS、並びに端末装置2の且つsPDCCH及び/又はsPDSCH復調のために使用されるDMRSに対して実行されて良い。言い換えると、異なるアンテナポートが端末装置1のDMRS及び端末装置2のDMRSのために使用される。DMRSのアンテナポートリソースは限られているので、望ましくは、符号分割多重化が端末装置1のDMRS及び比較的少数のデータ送信レイヤを有する端末装置のDMRSに対して実行される。例えば、符号分割多重化は、望ましくは、端末装置1のDMRS及び1つのみのデータチャネルレイヤを送信する端末装置のDMRSに対して実行される。
任意で、第1制御チャネルに対応するアンテナポートは、端末装置により、第1データチャネルに対応するアンテナポートを決定するために使用される。
任意で、一例では、同じアンテナポートがデータチャネル及び第1制御チャネルのために使用されて良い。言い換えると、ネットワーク装置は、同じアンテナポートを第1制御チャネル及びデータチャネルのために構成する。例えば、第1制御チャネルに対応するアンテナポートがポート7である場合、データチャネルに対応するアンテナポートもポート7である。
任意で、別の例では、データチャネルのアンテナポートは第1制御チャネルのアンテナポート及びランクに関連付けられる。アンテナのレイヤ(layer)数は、MIMOチャネル行列のランク(rank)、つまり独立仮想チャネルの数として定められる。例えば、第1制御チャネルに対応するアンテナポートがポート7であり、ランク=2であり、これは、データチャネルのために2個のアンテナポート:ポート7及びポート8が存在することを示す。ランク=1である場合、これは、データチャネルのために1つのアンテナポート、ポート7のみが存在することを示す。
したがって、本発明の実施形態における方法では、データチャネルに対応するアンテナポートは、第1制御チャネルに対応するアンテナポートを用いて決定され、追加シグナリング指示が必要なく、シグナリングオーバヘッドが削減できる。
留意すべきことに、第1制御チャネルに対応するアンテナポートがポート7であり、ランク=2であるとき、対応するアンテナポートがポート7及びポート8、又はポート7及びポート6であるかは、プロトコルの中で合意され又は別の方法で示されて良い。これは、本発明の実施形態において限定されない。
任意で、端末装置がダウンリンクデータを受信する処理において、データチャネルが取得される前に、第1制御チャネルが先ず復調される必要がある。第1制御チャネルがDMRSを用いて復調される制御チャネルである場合、端末装置は、以下の2つの方法のうちの少なくとも1つで、第1制御チャネルを復調する際の効率を向上し得る。
方法1。M個の第1送信要素は第1DMRSのシンボル内に位置付けられる。
上述のように、異なる長さを有するsTTI内のsPDCCHのために同じ設計を用いて、ネットワーク装置により実行されるスケジューリング、及び端末装置により実行されるブラインド検出を実現する。同じsPDCCH設計は、短時間ドメイン長を有するsTTIに限定される。具体的に言うと、システムが2シンボルsTTIをサポートする場合、時間ドメインにおいてsPDCCHにより占有されるシンボルの数は、最も望ましくは2を超えない。したがって、任意で、第1制御チャネルを復調するために使用される第1DMRSがsTTI内で送信されるとき、第1制御チャネルを送信するために使用される送信要素は、第1DMRSにより占有されるシンボル内に位置付けられる。例えば、第1DMRSがシンボル5及びシンボル6内に位置付けられると仮定すると、シンボル5及びシンボル6を含むsTTI内の第1制御チャネルにより占有される送信要素は、シンボル6、シンボル6、又はシンボル5及びシンボル6内に位置付けられて良い。
本発明の実施形態における方法では、第1送信要素は第1DMRSにより占有されるシンボル内に位置付けられ、異なるsTTI長における制御チャネル設計が統一され得るようにし、それにより、ネットワーク装置により実行されるスケジューリング及び端末装置により実行されるブラインド検出を実現する。
さらに、第1DMRSが時間ドメインにおいて第1制御チャネルに近いとき、端末装置にとっては、第1制御チャネルを第1DMRSに基づき迅速に復調することが一層有益である。第1DMRSにより占有される時間ドメインリソースが、M個の第1送信要素に対応する時間ドメインリソースを含むとき(言い換えると、第1DMRSにより占有される時間ドメインリソースが、制御チャネルにより占有される時間ドメインリソースを含むとき)、端末装置は、第1DMRSを取得するとき、第1制御チャネルを取得でき、第1制御チャネルを第1DMRSに基づき効率的に復調する。特に、sTTI長が7シンボルであるとき、本方法は、端末装置の処理待ち時間を明らかに削減できる。
留意すべきことに、M個の第1送信要素が第1DMRSのシンボル内に位置付けられることは、少なくとも以下の2つの場合を含み得る。
ケース(1)。M個の第1送信要素(又は第1制御チャネル)に対応する時間ドメインリソース、及び第1DMRSにより占有される時間ドメインリソースが同じであり、周波数ドメインリソースが異なる。例えば、M個の第1送信要素及び第1DMRSは、全て、sTTI(又はTTI)内の最初のシンボル又は最初の2個のシンボルに位置付けられるが、M個の第1送信要素及び第1DMRSは異なるREを占有する。
ケース(2)。M個の第1送信要素に対応する時間ドメインリソースは、第1DMRSにより占有される時間ドメインリソースのサブセットである。例えば、M個の第1送信要素はsTTI(又はTTI)内の最初のシンボルに位置付けられ、第1DMRSはsTTI(又はTTI)内の最初の2個のシンボルに位置付けられる。
したがって、本発明の実施形態における方法では、端末装置により第1DMRSに基づき第1制御チャネルを復調する際の効率が更に向上できる。
方法2。第1制御チャネルは、複数のDMRSに基づき復調される。
具体的に、ネットワーク装置は、第1制御チャネルを送信する前に、第2制御チャネルを送信して良い。第1制御チャネル及び第2制御チャネルが同じPRBに位置付けられ、両方ともDMRSに基づき復調される制御チャネルであり、及び同じ端末装置へ送信される場合、ネットワーク装置は、第1制御チャネル及び第2制御チャネルを、同じアンテナポート及び同じプリコーディングを用いて送信して良く、端末装置は、第1制御チャネルを第2制御チャネルの第2DMRS及び第1制御チャネルのDMRSに基づき復調し、それにより、DMRSに基づくチャネル推定の性能を向上し、更に端末装置が第1制御チャネルを復調する成功確率を向上する。
例えば、ネットワーク装置は、先ず、第2制御チャネルを端末装置へ送信し、次に、第1制御チャネルを送信する。2つの制御チャネルのために使用される周波数リソースが同じ場合、ネットワーク装置は、第2制御チャネル及び第1制御チャネルを、同じアンテナポート及び同じプリコーディングを用いて送信して、端末装置が、第1制御チャネルを、第2制御チャネルの第2DMRS及び第1制御チャネルの第1DMRSを用いて一緒に復調できるようにする。
留意すべきことに、端末装置は、ネットワーク装置により許可されているときのみ、前述の仮定を行うことができる。任意で、ネットワーク装置は、端末装置のために、同じ周波数内の且つ同じアンテナポート上の2以上の連続DMRSが同じプリコーディングを使用すると仮定できるか否かを示すために使用されるシグナリングを構成する。
別の例では、チャネル送信処理において、端末装置が同じ周波数ドメイン位置内にあるサブフレーム内で2個のsTTI(又は時間ドメインにおいて互いにあまり遠く離れていない2個のsTTI)を受信し、制御チャネル(及び/又はデータチャネル)が2個のsTTI内で同じアンテナポートを用いて送信された場合、ネットワーク装置により許可されているとき、端末装置は、2個のsTTI内のアンテナポートが同じプリコーディングを使用すると仮定して良く、端末装置は、チャネル推定を、現在の制御チャネル(及び/又はデータチャネル)に対して一緒に、前のsTTI内のDMRS及び現在のsTTI内のDMRSを用いて実行して良い。
留意すべきことに、本発明の実施形態における方法では、第1制御チャネルはDL許可又はUL許可であって良く、第2制御チャネルもDL許可又はUL許可であって良い。
本発明の実施形態における方法では、端末装置は、チャネル推定を、時間ドメインで異なる位置にある2個のDMRSを用いて一緒に実行して、チャネル推定性能が向上され得るようにする。
留意すべきことに、本発明の実施形態の中の種々の実施形態が互いに排他的でない場合、それらへの相互参照が行われて良い。
以上は、図1〜図7を参照して本発明の実施形態における制御チャネル送信方法を記載した。以下は、図8〜図11を参照して本発明の実施形態における端末装置及びネットワーク装置を記載する。
図8は、本発明の一実施形態によるネットワーク装置の一例の概略ブロック図である。図8に示されるように、ネットワーク装置300は以下を含む:
第1制御チャネルをM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングするよう構成される処理モジュール310であって、第1制御チャネルはデータチャネルをスケジューリングするために使用され、M≧1である、処理モジュール310、及び、
第1制御チャネルを端末装置へ送信するよう構成される送信モジュール320。
任意で、処理モジュール310は具体的に、第1制御チャネルが、先ず、M個の第1送信要素の中で最大番号を有する送信要素にマッピングされる順序で、第1制御チャネルをM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングするよう構成される。
任意で、M個の第1送信要素の各々は、リソースエレメントREのT個のグループを含み、処理モジュール310は、具体的に、第1制御チャネルをマッピングするとき、先ず、M個の第1送信要素の各々の中のREのi番目のグループを占有し、次に、各第1送信要素の中のREの(i+1)番目のグループを占有し、T≧2、及びiの値は1からTまでの範囲である、よう構成される。
任意で、データチャネルはダウンリンクデータチャネルである。M個の連続番号を付された第1送信要素の最大番号はkであり、データチャネルに対応するリソースは少なくとも1つの第2送信要素を含み、該少なくとも1つの第2送信要素の各々に対応する番号はkより大きい。
任意で、データチャネルに対応するリソースにより占有される物理リソースブロックPRBは、番号がkより小さい少なくとも1つの送信要素を含み、番号がkである第1送信要素を含まない。
任意で、M個の第1送信要素の各々は、N個のPRB上に位置付けられ、N≧2であり、N個のPRBのうちの少なくとも2個のPRB上のM個の第1送信要素のうちの少なくとも1つの位置は異なる。
任意で、送信モジュール320は、第1DMRSを端末装置へ送信するよう更に構成される。第1DMRSは、第1制御チャネルを復調するために使用される。
任意で、M個の第1送信要素は第1DMRSにより占有されるシンボル内に位置付けられる。
任意で、データチャネルはダウンリンクデータチャネルである。データチャネルに対応するリソースは、少なくとも1つの第3送信要素を含み、データチャネルに対応するアンテナポートは、少なくとも1つの第3送信要素の各々に対応するアンテナポートを含む。
任意で、第1制御チャネルを端末装置へ送信する前に、送信モジュール320は、端末装置へ、第2制御チャネルと、第2制御チャネルを復調するために使用される第2DMRSと、を送信し、第1制御チャネル及び第2制御チャネルのために同じアンテナポート及び同じプリコーディングが使用されて、端末装置が第1制御チャネルを第2DMRS及び第1DMRSに基づき復調するようにする、よう更に構成される。
理解されるべきことに、ネットワーク装置300は、ここで、機能モジュールの形式で表される。用語「モジュール」は、ここで、特定用途向け集積回路(application−specific integrated circuit、ASIC)、電子回路、1又は複数のソフトウェア若しくはファームウェアプログラムを実行するよう構成されるプロセッサ(例えば、共有プロセッサ、専用プロセッサ、又はグループプロセッサ)及びメモリ、組み合わせ論理回路、及び/又は専用機能をサポートする別の適切なコンポーネントであって良い。任意的な例では、当業者は、ネットワーク装置300が、具体的に、前述の実施形態の通信方法におけるネットワーク装置であって良く、ネットワーク装置300が、方法の実施形態におけるネットワーク装置に対応する手順及び/又はステップを実行するよう構成されて良いことを理解し得る。繰り返しを回避するために、詳細はここに再び記載されない。
図9は、本発明の一実施形態による端末装置の一例の概略ブロック図である。図9に示すように、端末装置400は以下を含む:
ネットワーク装置により送信された第1制御チャネルを受信するよう構成される通信モジュール410であって、第1制御チャネルはM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングされ、第1制御チャネルはデータチャネルをスケジューリングするために使用され、送信要素は、制御チャネルを送信するために使用される最小単位であり、M≧1である、通信モジュール410。
通信モジュール410は、データチャネルを第1制御チャネルに基づき受信する、又はデータチャネルを第1制御チャネルに基づき送信するよう更に構成される。
留意すべきことに、本発明の本実施形態における通信モジュール410は、通信機モジュールに対応して良い。言い換えると、通信モジュールは、信号を受信し及び送信するよう構成されて良い。さらに、通信モジュール410は、エンティティ機器内の通信機に対応して良い。
任意で、第1制御チャネルをM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングする順序は、先ず、第1制御チャネルを、M個の第1送信要素の中で最大番号を有する送信要素にマッピングする。
任意で、M個の第1送信要素の各々は、リソースエレメントREのT個のグループを含み、第1制御チャネルをM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングするマッピング方法は、先ず、M個の第1送信要素の各々の中のREのi番目のグループを占有し、次に、各第1送信要素の中のREの(i+1)番目のグループを占有し、T≧2、及びiの値は1からTまでの範囲である。
任意で、データチャネルはダウンリンクデータチャネルである。M個の連続番号を付された第1送信要素の最大番号はkであり、データチャネルに対応するリソースは少なくとも1つの第2送信要素を含み、該少なくとも1つの第2送信要素の各々に対応する番号はkより大きい。
任意で、データチャネルに対応するリソースにより占有される物理リソースブロックPRBは、番号がkより小さい少なくとも1つの送信要素を含み、番号がkである第1送信要素を含まない。
任意で、M個の第1送信要素の各々は、N個のPRB上に位置付けられ、N≧2であり、N個のPRBのうちの少なくとも2個のPRB上のM個の第1送信要素のうちの少なくとも1つの位置は異なる。
任意で、通信モジュール410は、ネットワーク装置により送信された第1DMRSを受信するよう更に構成される。第1DMRSは、第1制御チャネルを復調するために使用される。
任意で、M個の第1送信要素は第1DMRSにより占有されるシンボル内に位置付けられる。
任意で、データチャネルはダウンリンクデータチャネルである。データチャネルに対応するリソースは、少なくとも1つの第3送信要素を含み、データチャネルに対応するアンテナポートは、少なくとも1つの第3送信要素の各々に対応するアンテナポートを含む。
任意で、通信モジュール410が第1制御チャネルを受信する前に、通信モジュール410は、ネットワーク装置により送信された第2制御チャネルと第2制御チャネルを復調するために使用される第2DMRSと、受信するよう更に構成される。同じアンテナポート及び同じプリコーディングが、第1制御チャネル及び第2制御チャネルのために使用される。端末装置400は、第1制御チャネルを第2DMRS及び第1DMRSに基づき復調するよう構成される処理モジュールを更に含む。
理解されるべきことに、端末装置400は、ここで、機能モジュールの形式で表される。用語「モジュール」は、ここで、特定用途向け集積回路(application−specific integrated circuit、ASIC)、電子回路、1又は複数のソフトウェア若しくはファームウェアプログラムを実行するよう構成されるプロセッサ(例えば、共有プロセッサ、専用プロセッサ、又はグループプロセッサ)及びメモリ、組み合わせ論理回路、及び/又は専用機能をサポートする別の適切なコンポーネントであって良い。任意的な例では、当業者は、端末装置400が、具体的に、前述の実施形態の通信方法における端末装置であって良く、端末装置400が、方法の実施形態における端末装置に対応する手順及び/又はステップを実行するよう構成されて良いことを理解し得る。繰り返しを回避するために、詳細はここに再び記載されない。
図10は、本発明の一実施形態によるネットワーク装置500の別の例の概略ブロック図である。図10に示すように、ネットワーク装置500は、通信機510、メモリ520、及びプロセッサ530を含む。メモリ520は、プログラム命令を格納するよう構成される。プロセッサ530は、メモリ520に格納されたプログラム命令を呼び出して良い。プロセッサ530は、情報を受信し又は送信するよう通信機510を制御して良い。任意で、ネットワーク装置500は、プロセッサ530、メモリ520、及び通信機510を相互接続するバスシステム40を更に含む。
プロセッサ530は、第1制御チャネルをM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングするよう構成され、第1制御チャネルはデータチャネルをスケジューリングするために使用され、M≧1である。
通信機510は、第1制御チャネルを端末装置へ送信するよう構成される。
任意で、処理モジュール530は具体的に、第1制御チャネルが、先ず、M個の第1送信要素の中で最大番号を有する送信要素にマッピングされる順序で、第1制御チャネルをM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングするよう構成される。
任意で、M個の第1送信要素の各々は、リソースエレメントREのT個のグループを含み、プロセッサ530は、具体的に、第1制御チャネルをマッピングするとき、先ず、M個の第1送信要素の各々の中のREのi番目のグループを占有し、次に、各第1送信要素の中のREの(i+1)番目のグループを占有し、T≧2、及びiの値は1からTまでの範囲である、よう構成される。
任意で、データチャネルはダウンリンクデータチャネルである。M個の連続番号を付された第1送信要素の最大番号はkであり、データチャネルに対応するリソースは少なくとも1つの第2送信要素を含み、該少なくとも1つの第2送信要素の各々に対応する番号はkより大きい。
任意で、データチャネルに対応するリソースにより占有される物理リソースブロックPRBは、番号がkより小さい少なくとも1つの送信要素を含み、番号がkである第1送信要素を含まない。
任意で、M個の第1送信要素の各々は、N個のPRB上に位置付けられ、N≧2であり、N個のPRBのうちの少なくとも2個のPRB上のM個の第1送信要素のうちの少なくとも1つの位置は異なる。
任意で、通信機510は、第1DMRSを端末装置へ送信するよう更に構成される。第1DMRSは、第1制御チャネルを復調するために使用される。
任意で、M個の第1送信要素は第1DMRSにより占有されるシンボル内に位置付けられる。
任意で、データチャネルはダウンリンクデータチャネルである。データチャネルに対応するリソースは、少なくとも1つの第3送信要素を含み、データチャネルに対応するアンテナポートは、少なくとも1つの第3送信要素の各々に対応するアンテナポートを含む。
任意で、通信機510が第1制御チャネルを端末装置へ送信する前に、通信機510は、端末装置へ、第2制御チャネルと、第2制御チャネルを復調するために使用される第2DMRSと、を送信し、第1制御チャネル及び第2制御チャネルのために同じアンテナポート及び同じプリコーディングが使用されて、端末装置が第1制御チャネルを第2DMRS及び第1DMRSに基づき復調するようにする、よう更に構成される。
理解されるべきことに、ネットワーク装置500は、具体的に前述の実施形態におけるネットワーク装置であって良く、方法の実施形態におけるネットワーク装置に対応するステップ及び/又は手順を実行するよう構成されて良い。任意で、メモリ520は、読み出し専用メモリ及びランダムアクセスメモリを含み、プロセッサに命令及びデータを提供して良い。メモリの一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリを更に含んで良い。例えば、メモリは装置種別情報を更に格納して良い。プロセッサ530は、メモリに格納された命令を実行するよう構成されて良く、プロセッサが命令を実行すると、プロセッサは、方法の実施形態におけるネットワーク装置に対応するステップを実行して良い。
図11は、本発明の一実施形態による端末装置の別の例の概略ブロック図である。図11に示すように、端末装置600は、通信機610、メモリ620、及びプロセッサ630を含む。メモリ620は、プログラム命令を格納するよう構成される。プロセッサ630は、メモリ620に格納されたプログラム命令を呼び出して良い。プロセッサ630は、情報を受信し又は送信するよう通信機610を制御して良い。任意で、端末装置600は、プロセッサ630、メモリ620、及び通信機610を相互接続するバスシステム640を更に含む。プロセッサ630は、通信機610を、ネットワーク装置により送信された第1制御チャネルを受信するよう制御するよう構成され、第1制御チャネルはM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングされ、第1制御チャネルはデータチャネルをスケジューリングするために使用され、送信要素は、制御チャネルを送信するために使用される最小単位であり、M≧1である。
プロセッサは、通信機を、データチャネルを第1制御チャネルに基づき受信する、又はデータチャネルを第1制御チャネルに基づき送信するよう制御するよう更に構成される。
任意で、第1制御チャネルをM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングする順序は、先ず、第1制御チャネルを、M個の第1送信要素の中で最大番号を有する送信要素にマッピングする。
任意で、M個の第1送信要素の各々は、リソースエレメントREのT個のグループを含み、第1制御チャネルをM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングするマッピング方法は、先ず、M個の第1送信要素の各々の中のREのi番目のグループを占有し、次に、各第1送信要素の中のREの(i+1)番目のグループを占有し、T≧2、及びiの値は1からTまでの範囲である。
任意で、データチャネルはダウンリンクデータチャネルである。M個の連続番号を付された第1送信要素の最大番号はkであり、データチャネルに対応するリソースは少なくとも1つの第2送信要素を含み、該少なくとも1つの第2送信要素の各々に対応する番号はkより大きい。
任意で、データチャネルに対応するリソースにより占有される物理リソースブロックPRBは、番号がkより小さい少なくとも1つの送信要素を含み、番号がkである第1送信要素を含まない。
任意で、M個の第1送信要素の各々は、N個のPRB上に位置付けられ、N≧2であり、N個のPRBのうちの少なくとも2個のPRB上のM個の第1送信要素のうちの少なくとも1つの位置は異なる。
任意で、通信モジュール610は、ネットワーク装置により送信された第1DMRSを受信するよう更に構成される。第1DMRSは、第1制御チャネルを復調するために使用される。
任意で、M個の第1送信要素は第1DMRSにより占有されるシンボル内に位置付けられる。
任意で、データチャネルはダウンリンクデータチャネルである。データチャネルに対応するリソースは、少なくとも1つの第3送信要素を含み、データチャネルに対応するアンテナポートは、少なくとも1つの第3送信要素の各々に対応するアンテナポートを含む。
任意で、通信機610が第1制御チャネルを受信する前に、通信機610は、ネットワーク装置により送信された第2制御チャネルと第2制御チャネルを復調するために使用される第2DMRSと、受信するよう更に構成される。同じアンテナポート及び同じプリコーディングが、第1制御チャネル及び第2制御チャネルのために使用される。プロセッサ630は、第1制御チャネルを第2DMRS及び第1DMRSに基づき復調するよう構成される。
理解されるべきことに、端末装置600は、具体的に前述の実施形態における端末装置であって良く、方法の実施形態における端末装置に対応するステップ及び/又は手順を実行するよう構成されて良い。任意で、メモリ620は、読み出し専用メモリ及びランダムアクセスメモリを含み、プロセッサに命令及びデータを提供して良い。メモリの一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリを更に含んで良い。例えば、メモリは装置種別情報を更に格納して良い。プロセッサ630は、メモリに格納された命令を実行するよう構成されて良く、プロセッサが命令を実行すると、プロセッサは、方法の実施形態における端末装置に対応するステップを実行して良い。
本発明の本実施形態では、プロセッサは、中央処理ユニット(英語:central processing unit、CPU)、ネットワークプロセッサ(network processor、NP)、又はCPUとNPとの組合せであって良い。プロセッサは、ハードウェアチップを更に含んで良い。ハードウェアチップは、特定用途向け集積回路(application−specific integrated circuit、ASIC)、プログラマブル論理素子(英語:programmable logic device、PLD)、又はそれらの組合せであって良い。PLDは、複合プログラマブル論理素子(complex programmable logic device、略称:CPLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(field−programmable gate array、FPGA)、汎用アレイロジック(generic array logic、GAL)、又はそれらの組合せであって良い。
通信機は、モバイル端末装置と別の装置又は通信ネットワークとの間の通信を実施可能である。
メモリは、読み出し専用メモリ及びランダムアクセスメモリを含み、プロセッサに命令及びデータを提供して良い。プロセッサの一部は、不揮発性ランダムアクセスメモリを更に含んで良い。例えば、プロセッサは装置種別情報を更に格納して良い。
データバスに加えて、バスシステムは、電力バス、制御バス、状態信号バス、等を含んで良い。提示の容易さのために、1本の太線のみが図中でバスを提示するのために使用されるが、これは1本のバス又は1種類のバスみのが存在することを意味するものではない。
理解されるべきことに、本発明の実施形態では、「Aに対応するB」は、BがAに関連付けられること、及びBがAに従い決定されて良いこと、を示す。しかしながら、更に理解されるべきことに、Aに基づきBを決定することはBがAのみに基づき決定されることを意味しない。BはA及び/又は他の情報に基づいて決定されても良い。本願明細書において用語「及び/又は」は、関連するオブジェクトを説明するための関連付け関係を記載するだけであり、3つの関係が存在し得ることを表すことが理解されるべきである。例えば、A及び/又はBは、以下の3つの場合を表すことがある。Aのみが存在する、AとBの両方が存在する、並びに、Bのみが存在する。さらに、本願明細書中の記号「/」は、概して、関連するオブジェクト間の「又は」の関係を示す。
更に理解されるべきことに、前述の処理のシーケンス番号は、本発明の種々の実施形態において実行順を意味しない。処理の実行順序は、機能及び処理の内部ロジックに基づき決定されるべきであり、本発明の実施形態の実装過程に対する制限として考えられるべきではない。
当業者は、本願明細書に開示の実施形態を参照して記載された例におけるユニット及びアルゴリズムのステップが、電子ハードウェア又はコンピュータソフトウェア及び電子ハードウェアの組み合わせにより実施され得ることを認識し得る。機能がハードウェア又はソフトウェアにより実行されるかは、技術的ソリューションの特定の適用及び設計制約条件に依存する。当業者は、各々の特定の適用について記載の機能を実施するために異なる方法を使用できるが、実装が本発明の範囲を超えると考えられるべきではない。
便宜上及び簡潔な説明のために、前述のシステム、装置、及びユニットの詳細な動作処理については、前述の方法における対応する処理を参照して良く、詳細事項はここで再び記載されないことが、当業者により明らかに理解され得る。
本願において提供される幾つかの実施形態では、開示のシステム、機器、及び方法は他の方法で実装されて良いことが理解されるべきである。例えば、記載した機器の実施形態は単なる例である。例えば、ユニットの分割は、単なる論理的機能の分割であり、実際の実装では他の分割であって良い。例えば、複数のユニット又はコンポーネントは、別のシステムに結合又は統合されて良い。或いは、幾つかの機能は無視されるか又は実行されなくて良い。追加で、示された又は議論された相互結合、又は直接結合、又は通信接続は、幾つかのインタフェース、機器又はユニット間の間接結合又は通信接続であって良く、又は電気的、機械的、又は他の形式で実装されて良い。
別個の部分として記載されたユニットは、物理的に別個であって良く、又はそうでなくて良い。ユニットとして示される部分は、物理的ユニットであって良く又はそうでなくて良く、1つの位置に置かれ又は複数のネットワークユニットに分散されて良い。一部又は全部のユニットは、実施形態のソリューションの目的を達成するために実際の要件に依存して選択されて良い。
さらに、本発明の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに統合されて良く、或いは各ユニットが物理的に単独で存在して良く、或いは2以上のユニットが1つのユニットに統合されて良い。
本願の文書の簡潔さ及び明確さのために、実施形態のうちの1つにおける技術的特徴及び記載が他の実施形態に適用可能であることが理解され得る。例えば、ある方法の実施形態の技術的特徴は、機器又は別の方法の実施形態に適用可能であり、詳細は他の実施形態で再び記載されない。
機能がソフトウェア機能ユニットの形式で実装され、独立した製品として販売され又は使用されるとき、機能は、コンピュータ可読記憶媒体に格納されて良い。このような理解に基づき、本発明の基本的技術的ソリューション、又は従来技術に貢献する部分、又は一部の技術的ソリューションは、ソフトウェア製品の形式で実施されて良い。コンピュータソフトウェアプロダクトは、記憶媒体に格納され、コンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワーク装置、等であって良い)に、本発明の実施形態で記載された方法のステップの全部又は一部を実行するよう指示する複数の命令を含む。前述の記憶媒体は、USBフラッシュディスク、取り外し可能ハードディスク、読み出し専用メモリ(ROM、read−only memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、random access memory)、磁気ディスク又は光ディスクのような、プログラムコードを格納可能な任意の媒体を有する。
上述の説明は、本発明の単なる特定の実装であり、本発明の保護範囲を制限するものではない。本発明で開示された技術範囲内にある、当業者により直ちに考案される変形又は置換は、本発明の保護範囲に含まれるべきである。したがって、本発明の保護範囲は、請求項の保護範囲に従う。

Claims (40)

  1. 制御チャネル送信方法であって、前記方法は、
    第1制御チャネルをM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングするステップであって、前記第1制御チャネルはデータチャネルをスケジューリングするために使用され、送信要素は、制御チャネルを送信するために使用される最小単位であり、M≧1である、ステップと、
    前記第1制御チャネルを端末装置へ送信するステップと、
    を含む方法。
  2. 前記第1制御チャネルをM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングする前記ステップは、
    前記第1制御チャネルが前記M個の第1送信要素の中の最大番号を有する送信要素に最初にマッピングされる順序で、前記第1制御チャネルを前記M個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングするステップ、を含む、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記M個の第1送信要素の各々は、リソースエレメントREのT個のグループを含み、第1制御チャネルをM個の第1送信要素にマッピングする前記ステップは、
    前記第1送信要素をマッピングするとき、先ず、ネットワーク装置により、前記M個の第1送信要素の各々の中のREのi番目のグループを占有し、次に、各第1送信要素の中のREの(i+1)番目のグループを占有するステップであって、T≧2、及びiの値は1からTまでの範囲である、ステップ、を含む、
    請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記データチャネルは、ダウンリンクデータチャネルであり、
    前記M個の連続番号を付された第1送信要素の最大番号はkであり、前記データチャネルに対応するリソースは少なくとも1つの第2送信要素を含み、前記少なくとも1つの第2送信要素の各々に対応する番号はkより大きい、
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記データチャネルに対応するリソースにより占有される物理リソースブロックPRBは、番号がkより小さい少なくとも1つの送信要素を含み、番号がkである前記第1送信要素を含まない、請求項4に記載の方法。
  6. 前記M個の第1送信要素の各々は、N個のPRB上に位置付けられ、N≧2であり、前記N個のPRBのうちの少なくとも2個のPRB上の前記M個の第1送信要素のうちの少なくとも1つの位置は異なる、請求項1乃至5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記方法は、
    第1DMRSを前記端末装置へ送信するステップであって、前記第1DMRSは前記第1制御チャネルを復調するために使用される、ステップ、
    を更に含む請求項1乃至6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記M個の第1送信要素は、前記第1DMRSにより占有されるシンボルに位置付けられる、請求項7に記載の方法。
  9. 前記データチャネルはダウンリンクデータチャネルであり、
    前記データチャネルに対応するリソースは、少なくとも1つの第3送信要素を含み、前記データチャネルに対応するアンテナポートは、前記少なくとも1つの第3送信要素の各々に対応するアンテナポートを含む、
    請求項7又は8に記載の方法。
  10. 前記第1制御チャネルを前記端末装置へ送信するステップの前に、前記方法は、
    前記端末装置へ、第2制御チャネルと、前記第2制御チャネルを復調するために使用される第2DMRSと、を送信するステップであって、前記第1制御チャネル及び前記第2制御チャネルのために同じアンテナポート及び同じプリコーディングが使用されて、前記端末装置が前記第1制御チャネルを前記第2DMRS及び前記第1DMRSに基づき復調するようにする、ステップ、
    を更に含む請求項7乃至9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 制御チャネル送信方法であって、前記方法は、
    ネットワーク装置により送信された第1制御チャネルを受信するステップであって、前記第1制御チャネルはM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングされ、前記第1制御チャネルはデータチャネルをスケジューリングするために使用され、送信要素は、制御チャネルを送信するために使用される最小単位であり、M≧1である、ステップと、
    前記第1制御チャネルに基づき前記データチャネルを受信する又は送信するステップと、
    を含む方法。
  12. 前記第1制御チャネルを前記M個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングする順序は、先ず、前記第1制御チャネルを、前記M個の第1送信要素の中で最大番号を有する送信要素にマッピングする、請求項11に記載の方法。
  13. 前記M個の第1送信要素の各々は、リソースエレメントREのT個のグループを含み、前記第1制御チャネルを前記M個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングするマッピング方法は、先ず、前記M個の第1送信要素の各々の中のREのi番目のグループを占有し、次に、各第1送信要素の中のREの(i+1)番目のグループを占有し、T≧2、及びiの値は1からTまでの範囲である、
    請求項11又は12に記載の方法。
  14. 前記データチャネルは、ダウンリンクデータチャネルであり、
    前記M個の連続番号を付された第1送信要素の最大番号はkであり、前記データチャネルに対応するリソースは少なくとも1つの第2送信要素を含み、前記少なくとも1つの第2送信要素の各々に対応する番号はkより大きい、
    請求項11乃至13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記データチャネルに対応するリソースにより占有される物理リソースブロックPRBは、番号がkより小さい少なくとも1つの送信要素を含み、番号がkである前記第1送信要素を含まない、請求項14に記載の方法。
  16. 前記M個の第1送信要素の各々は、N個のPRB上に位置付けられ、N≧2であり、前記N個のPRBのうちの少なくとも2個のPRB上の前記M個の第1送信要素のうちの少なくとも1つの位置は異なる、請求項11乃至15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記方法は、
    前記ネットワーク装置により送信された第1DMRSを受信するステップであって、前記第1DMRSは前記第1制御チャネルを復調するために使用される、ステップ、
    を更に含む請求項11乃至16のいずれか一項に記載の方法。
  18. 前記M個の第1送信要素は、前記第1DMRSにより占有されるシンボルに位置付けられる、請求項17に記載の方法。
  19. 前記データチャネルはダウンリンクデータチャネルであり、
    前記データチャネルに対応するリソースは、少なくとも1つの第3送信要素を含み、前記データチャネルに対応するアンテナポートは、前記少なくとも1つの第3送信要素の各々に対応するアンテナポートを含む、
    請求項17又は18に記載の方法。
  20. ネットワーク装置により送信された第1制御チャネルを受信するステップの前に、前記方法は、
    前記ネットワーク装置により送信された、第2制御チャネルと、前記第2制御チャネルを復調するために使用される第2DMRSと、を受信するステップであって、前記第1制御チャネル及び前記第2制御チャネルのために同じアンテナポート及び同じプリコーディングが使用される、ステップ、
    を更に含み、
    ネットワーク装置により送信された第1制御チャネルを受信する前記ステップは、
    前記第1制御チャネルを前記第2DMRS及び前記第1DMRSに基づき復調するステップを含む、
    請求項17乃至19のいずれか一項に記載の方法。
  21. ネットワーク装置であって、前記ネットワーク装置は、
    第1制御チャネルをM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングするよう構成される処理モジュールであって、送信要素は制御チャネルを送信するために使用される最小単位であり、前記第1制御チャネルはデータチャネルをスケジューリングするために使用され、M≧1である、処理モジュールと、
    前記第1制御チャネルを端末装置へ送信するよう構成される送信モジュールと、
    を含むネットワーク装置。
  22. 前記処理モジュールは具体的に、前記第1制御チャネルが、先ず、前記M個の第1送信要素の中で最大番号を有する送信要素にマッピングされる順序で、前記第1制御チャネルを前記M個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングするよう構成される、請求項21に記載のネットワーク装置。
  23. 前記M個の第1送信要素の各々は、リソースエレメントREのT個のグループを含み、
    前記処理モジュールは、具体的に、前記第1制御チャネルをマッピングするとき、先ず、前記M個の第1送信要素の各々の中のREのi番目のグループを占有し、次に、各第1送信要素の中のREの(i+1)番目のグループを占有し、T≧2、及びiの値は1からTまでの範囲である、よう構成される、
    請求項21又は22に記載のネットワーク装置。
  24. 前記データチャネルは、ダウンリンクデータチャネルであり、
    前記M個の連続番号を付された第1送信要素の最大番号はkであり、前記データチャネルに対応するリソースは少なくとも1つの第2送信要素を含み、前記少なくとも1つの第2送信要素の各々に対応する番号はkより大きい、
    請求項21乃至23のいずれか一項に記載のネットワーク装置。
  25. 前記データチャネルに対応するリソースにより占有される物理リソースブロックPRBは、番号がkより小さい少なくとも1つの送信要素を含み、番号がkである前記第1送信要素を含まない、請求項24に記載のネットワーク装置。
  26. 前記M個の第1送信要素の各々は、N個のPRB上に位置付けられ、N≧2であり、前記N個のPRBのうちの少なくとも2個のPRB上の前記M個の第1送信要素のうちの少なくとも1つの位置は異なる、請求項21乃至25のいずれか一項に記載のネットワーク装置。
  27. 前記送信モジュールは、第1DMRSを前記端末装置へ送信し、前記第1DMRSは前記第1制御チャネルを復調するために使用される、よう更に構成される、請求項21乃至26のいずれか一項に記載のネットワーク装置。
  28. 前記M個の第1送信要素は、前記第1DMRSにより占有されるシンボルに位置付けられる、請求項27に記載のネットワーク装置。
  29. 前記データチャネルはダウンリンクデータチャネルであり、
    前記データチャネルに対応するリソースは、少なくとも1つの第3送信要素を含み、前記データチャネルに対応するアンテナポートは、前記少なくとも1つの第3送信要素の各々に対応するアンテナポートを含む、
    請求項27又は28に記載のネットワーク装置。
  30. 前記第1制御チャネルを前記端末装置へ送信する前に、
    前記送信モジュールは、前記端末装置へ、第2制御チャネルと、前記第2制御チャネルを復調するために使用される第2DMRSと、を送信し、前記第1制御チャネル及び前記第2制御チャネルのために同じアンテナポート及び同じプリコーディングが使用されて、前記端末装置が前記第1制御チャネルを前記第2DMRS及び前記第1DMRSに基づき復調するようにする、よう更に構成される、請求項27乃至29のいずれか一項に記載のネットワーク装置。
  31. 端末装置であって、前記端末装置は、
    ネットワーク装置により送信された第1制御チャネルを受信するよう構成される通信モジュールであって、前記第1制御チャネルはM個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングされ、前記第1制御チャネルはデータチャネルをスケジューリングするために使用され、送信要素は、制御チャネルを送信するために使用される最小単位であり、M≧1である、通信モジュール、を含み、
    前記通信モジュールは、前記第1制御チャネルに基づき前記データチャネルを受信する又は前記第1制御チャネルに基づき前記データチャネルを送信するよう更に構成される、端末装置。
  32. 前記第1制御チャネルを前記M個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングする順序は、先ず、前記第1制御チャネルを、前記M個の第1送信要素の中で最大番号を有する送信要素にマッピングする、請求項31に記載の端末装置。
  33. 前記M個の第1送信要素の各々は、リソースエレメントREのT個のグループを含み、前記第1制御チャネルを前記M個の連続番号を付された第1送信要素にマッピングするマッピング方法は、先ず、前記M個の第1送信要素の各々の中のREのi番目のグループを占有し、次に、各第1送信要素の中のREの(i+1)番目のグループを占有し、T≧2、及びiの値は1からTまでの範囲である、
    請求項31又は32に記載の端末装置。
  34. 前記データチャネルは、ダウンリンクデータチャネルであり、
    前記M個の連続番号を付された第1送信要素の最大番号はkであり、前記データチャネルに対応するリソースは少なくとも1つの第2送信要素を含み、前記少なくとも1つの第2送信要素の各々に対応する番号はkより大きい、
    請求項31乃至33のいずれか一項に記載の端末装置。
  35. 前記データチャネルに対応するリソースにより占有される物理リソースブロックPRBは、番号がkより小さい少なくとも1つの送信要素を含み、番号がkである前記第1送信要素を含まない、請求項34に記載の端末装置。
  36. 前記M個の第1送信要素の各々は、N個のPRB上に位置付けられ、N≧2であり、前記N個のPRBのうちの少なくとも2個のPRB上の前記M個の第1送信要素のうちの少なくとも1つの位置は異なる、請求項31乃至35のいずれか一項に記載の端末装置。
  37. 前記通信モジュールは、前記ネットワーク装置により送信された第1DMRSを受信し、前記第1DMRSは前記第1制御チャネルを復調するために使用される、よう更に構成される、請求項31乃至36のいずれか一項に記載の端末装置。
  38. 前記M個の第1送信要素は、前記第1DMRSにより占有されるシンボルに位置付けられる、請求項37に記載の端末装置。
  39. 前記データチャネルはダウンリンクデータチャネルであり、
    前記データチャネルに対応するリソースは、少なくとも1つの第3送信要素を含み、前記データチャネルに対応するアンテナポートは、前記少なくとも1つの第3送信要素の各々に対応するアンテナポートを含む、
    請求項37又は38に記載の端末装置。
  40. 前記通信モジュールが前記第1制御チャネルを受信する前に、
    前記通信モジュールは、前記ネットワーク装置により送信された、第2制御チャネルと、前記第2制御チャネルを復調するために使用される第2DMRSと、を受信し、前記第1制御チャネル及び前記第2制御チャネルのために同じアンテナポート及び同じプリコーディングが使用される、よう更に構成され、
    前記端末装置は、前記第1制御チャネルを前記第2DMRS及び前記第1DMRSに基づき復調するよう構成される処理モジュールを更に含む、請求項37乃至39のいずれか一項に記載の端末装置。
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