JP2019533924A - Numerologyに基づく同期および非同期動作の間の適合化 - Google Patents

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Abstract

第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスに対する同期状態を決定するように構成された、方法、無線デバイス、およびネットワークノード。 一実施形態絵では、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスに対する同期状態を決定するために無線デバイスによって実行される方法が提供される。 方法は、第1のネットワークノードから受信された第1のダウンリンク信号の受信と第2のネットワークノードから受信された第2のダウンリンク信号の受信との間の時間差を推定することと、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて第1のダウンリンク閾値を取得することと、推定された時間差と第1のダウンリンク閾値との間の関係に基づいて無線デバイスの同期状態を決定することを含む。【選択図】図4

Description

本開示は、無線通信に関し、特に、numerology(ヌメロロジ―)に基づく無線ネットワークにおける同期動作と非同期動作との間の適合化のための方法、無線デバイスおよびネットワークノードに関する。
[New Radio(NR)の構造]
NR(5Gまたは次世代としても知られる)の構造は、第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)において議論されており、現在の概念は図1に示されている。ここで、eNBはロングタームエボリューション(LTE)eNodeB1を表し、gNBはNR基地局(BS)2(1つのNR BSは1つ以上の送信/受信ポイントに対応することができる)、およびノード(発展型パケットコア(EPC)3と次世代コア(NextGen core)4)間の線は、3GPPで議論されている対応するインタフェースを示す。更に、図2A〜図2Dは、3GPPにおいて議論されているNR BSを伴う展開シナリオを示す。例えば、図2Aは、コア5が別々に配置されたNR BS 2とLTE eNB 1とをサービスする非集中型構成を示す。図2Bは、NR BS2がeNB1と併置される構成を示す。図2Cは、NR BS2を上位レイヤ2−Aと下位レイヤ2−Bに分割した構成である。図2Dは、異なる事業者がgNB2を共用するように、コア5−A、5−Bおよび5−Cが異なる事業者によって運用される構成である。
[NR Numerology]
LTEに関して、用語「numerology」は、例えば、以下の要素を含む。すなわち、フレーム期間、サブフレームまたは遷移時間間隔(TTI)期間、スロット期間、サブキャリア間隔、リソースブロック当たりのサブキャリア数(RB)、帯域幅中のRBの数(異なるnumerologyは同じ帯域幅内の異なる数のRBをもたらすかもしれない)。
異なる無線アクセス技術(RAT)におけるnumerology要素の正確な値は、通常、性能目標によって左右される。例えば、性能要件は、使用可能なサブキャリア間隔サイズに影響を与える。例えば、最大許容位相雑音およびスペクトルの遅い減衰(フィルタリングの複雑さと保護帯域のサイズに影響を与える)は、所与の搬送波周波数に対する最小サブキャリア帯域幅を設定し、必要なサイクリックプレフィックスは、所与の搬送波周波数に対する最大サブキャリア帯域幅を設定する。
しかしながら、既存のRATにおいてこれまで使用されてきたnumerologyは、かなり静的であり、典型的には無線デバイス(例えばユーザ装置(UE))によって、例えばRATへの1対1マッピング、周波数帯域、サービスタイプ(例えば、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(MBMS))等によって自明に導出することができる。
直交周波数分割多重(OFDM)ベースのLTEダウンリンクでは、サブキャリア間隔は、通常のサイクルプレフィックス(CP)では15kHzであり、拡張CPでは15kHzおよび7.5kHz(すなわち、低減されたキャリア間隔)であり、後者はMBMS専用キャリアでのみ許可されている。
複数のnumerology(multiple numerologies)のサポートは、同じまたは異なる無線デバイスの周波数および/または時間領域で多重化できるNRについて合意されている。
OFDMに基づくことになるNRでは、一般的な動作のために複数のnumerologyがサポートされるであろう。NRに対するサブキャリア間隔候補(15kHz、30kHz、60kHz等)を導出するために、スケーリングアプローチ(スケーリングファクタ2^n、n = 1、2、…に基づく)が考慮される。numerology特有のサブフレーム期間は、サブキャリア間隔に基づいてミリ秒単位で決定することができる。(2×15)kHzのサブキャリア間隔は、正確に1/2ミリ秒を与える。
NRでは、最大960kHzのサブキャリア間隔が現在検討されている(最も高い値はミリ波ベースの技術に対応する)。同じNRキャリア帯域幅内で異なる複数のnumerologyを多重化することがサポートされ、周波数分割多重化(FDM)および/または時分割多重化(TDM)が考慮され得ることもまた合意された。更に、異なるnumerologyを使用する複数の周波数/時間部分が同期信号を共有することに同意した。ここで、同期信号は、信号自体と、同期信号を送信するのに使用される時間周波数リソースとを指す。更に別の合意は、非常に低いサブキャリア間隔は非常に高いキャリア周波数では使用されないと想定されるが、使用されるnumerologyは周波数帯域とは無関係に選択できることである。図3では、いくつかの候補キャリア間隔が周波数およびセル範囲に関して示されている。以下の表1において、いくつかの候補キャリア間隔についての対応する持続時間についての更なる詳細が提供される。
マルチキャリアまたはキャリアアグリゲーション(CA)動作では、無線デバイスは、2つ以上のサービングセルにデータを受信および/または送信することができる。キャリアアグリゲーション(CA)という用語は、「マルチキャリアシステム」、「マルチセル動作」、「マルチキャリア動作」、「マルチキャリア」送信および/または受信とも呼ばれる(例えば、互換的に呼ばれる)。CAでは、コンポーネントキャリア(CC)のうちの1つは、プライマリコンポーネントキャリア(PCC)、または単にプライマリキャリア、さらにはアンカーキャリアである。残りのものは、セカンダリコンポーネントキャリア(SCC)または単にセカンダリキャリア、あるいは補助キャリアとさえ呼ばれる。サービングセルは、互換的にプライマリセル(PCell)またはプライマリサービングセル(PSC)とも呼ばれる。同様に、セカンダリサービングセルは、互換的にセカンダリセル(SCell)またはセカンダリサービングセル(SSC)とも呼ばれる。
デュアルコネクティビティ(DC)動作では、無線デバイスは少なくとも2つのノードによってサービスを受けることができる。1つはマスターeNB(MeNB)と呼ばれ、もう1つはセカンダリeNB(SeNB)と呼ばれる。一般に、多重接続(別名、マルチコネクティビティ)動作では、無線デバイスは、2つ以上のノード、例えば、MeNB、SeNB1、SeNB2などによってサービスが提供され得る。無線デバイスは、MeNBとSeNBの両方からのPCCを用いて構成される。MeNBおよびSeNBからのPCellは、それぞれPCellおよびPSCellと呼ばれる。PCellおよびPSCellは無線デバイスを通常独立して動作させる。無線デバイスはまた、MeNBおよびSeNBのそれぞれからの1つ以上のSCCを用いて構成される。MeNBおよびSeNBによってサービス提供される対応するセカンダリサービングセルはSCellと呼ばれる。DCにおける無線デバイスは、通常、MeNBおよびSeNBとの接続のそれぞれに対して別々の送信器(TX)/受信器(RX)を有する。これにより、MeNBおよびSeNBが、それぞれPCellおよびPSCellでの無線リンク監視(RLM)、不連続受信(DRX)サイクル等の1つ以上の手順を用いて無線デバイスを独立して構成することが可能になる。方法および実施形態は、CA、DCおよびマルチコネクティビティ(MC)の両方に適用可能である。
本明細書で使用される「シグナリング」という用語は、(例えば、無線リソース制御(RRC)などを介した)上位レイヤシグナリング、(例えば、物理制御チャネルまたはブロードキャストチャネルを介した)下位レイヤシグナリング、またはそれらの組み合わせのいずれかを含み得る。シグナリングは暗黙的または明示的であり得る。シグナリングはさらにユニキャスト、マルチキャストまたはブロードキャストであり得る。シグナリングはまた、他のノードに直接に、または第3のノードを介してもよい。
本明細書で使用される時間リソースという用語は、時間の長さに関して表現された任意のタイプの物理リソースまたは無線リソースに対応し得る。時間リソースの例は、シンボル、タイムスロット、サブフレーム、無線フレーム、送信時間間隔(TTI)、インターリーブ時間等である。
本明細書で使用される「柔軟なnumerology」という用語は、例えば、柔軟に構成することができ動的に変更することができる、サブキャリア間隔、RB当たりのサブキャリア数、帯域幅内のRB数などのうちの任意の1つ以上を指す。
本明細書で使用される「無線測定」という用語は、無線信号に対して実行される任意の測定を指し得る。無線測定は絶対的または相対的であり得る。無線測定は、例えば周波数内、周波数間、CA等であり得る。無線測定は、単方向(例えば、ダウンリンク(DL)またはアップリンク(UL))または双方向(例えば、往復時間(RTT)、Rx−Tx等)であり得る。無線測定のいくつかの例は、タイミング測定(たとえば到着時間(TOA)、タイミングアドバンス、RTT、基準信号時間差(RSTD)、SSTD、Rx−Tx、伝搬遅延など)、角度測定(たとえば到来角度)、電力ベースの測定(例えば、受信信号電力、基準信号受信電力(RSRP)、受信信号品質、基準信号受信品質(RSRQ)、信号対干渉雑音比(SINR)、信号対雑音比(SNR)、チャネル状態情報(CSI)、チャネル品質情報(CQI)、プリコーディング行列インジケータ(PMI)、干渉電力、総干渉と雑音、受信信号強度インジケータ(RSSI)、雑音電力等)、セル検出または識別、ビーム検出またはビーム識別、システム情報の読み取り、無線リンク監視(RLM)等である。
[マルチキャリア動作]
キャリアアグリゲーション(CA)では、端末は、プライマリセル(PCell)とも称されるPCC(またはセルまたはサービングセル)で構成される。PCellは、制御シグナリングがこのセル等でシグナリングされるという事実のため、特に重要である。また、無線デバイスはPCell上で無線品質の監視を実行する。CA対応端末は、上述のように、セカンダリセル(SCell)と呼ばれる追加のキャリア(またはセルもしくはサービングセル)で構成することもできる。
デュアルコネクティビティ(DC)では、RRC_CONNECTED状態の無線デバイスは、マスターセルグループ(MCG)とセカンダリセルグループ(SCG)で構成されている。セルグループ(CG)は、それぞれMeNBまたはSeNBのいずれかに関連付けられたサービングセルのグループである。MCGとSCGは次のように定義されている。MCGは、PCellと、オプション的に1つ以上のSCellとを含む、MeNBに関連付けられたサービングセルのグループである。SCGは、pSCell(プライマリSCell)と、オプション的に1つ以上のSCellとを含む、SeNBに関連付けられたサービングセルのグループである。
サービングセル管理は、SCellの(非)設定(別名、SCell追加)、SCellの(非)起動、およびDCにおけるPSCellの設定および解除を制御するための媒体アクセス制御(MAC)コマンドによって実行される。SCellは有効化または無効化することができるが、PCellは常に有効化されている。
[複数のタグ]
CAで構成された無線デバイスは、PCellを含むpTAGである少なくとも1つのタイミングアドバンスグループ(TAG)を用いて構成される。pTAGはまた、1つ以上のSCellを含み得る。
複数のタイミングアドバンスをサポートすることができる無線デバイスはまた、pTAGに加えて、1つ以上のsTAGにおけるアップリンクを有する1つ以上のサービングセルで構成され得る。
デュアルコネクティビティサポートすることができる無線デバイスは、1つのpTAGで構成されなければならず、また1つのpsTAGで構成されてもよい。pTAGはPCellを含み、構成されている場合は1つのSCellも含み得る。psTAGはPSCellを含み、構成されている場合は1つのSCelも含み得る。pTAGでは、無線デバイスはpTAGに対する無線デバイス送信タイミングを導出するための基準セルとしてPCellを使用し、psTAGでは、無線デバイスはpsTAGに対する無線デバイス送信タイミングを導出するための基準セルとしてPSCellを使用する。
同じTAGにおけるセルは、同じ基準タイミングを共有することができる。更に、TAGの少なくとも1つのサービングセルがアップリンクタイムアラインメント(時間調整)されている場合、同じグループに属する全てのサービングセルはこのタイミング調整値を使用することができる。
TAGは、eNodeBにより構成される。各sTAGは、関連付けられたsTAG IDとタイムアライメントタイマー(TAT)を有する。TATは、TAグループのサービングセルがランダムアクセスを実行するときに開始する、それによってその最初のTA値が割り当てられる。その後、TAグループによって使用されるTA値が更新されるたびに、例えばTAコマンド(TAC)の受信時にTATが再起動される。SCellは、関連付けられたTATが実行されているときにアップリンクタイムアラインメントされているとみなされ、それが有効化された場合、無線デバイス上で送信することができる。TATが期限切れになると、そのTATに関連付けられたサービングセルはランダムアクセス要求を除いて無線デバイス送信を実行しないかもしれない。
[同期および非同期デュアルコネクティビティ動作]
DCにおいて、無線デバイスにおいて受信されたMeNBおよびSeNBからの信号の最大受信タイミング差(Δt)の取り扱いは、無線デバイスの構造(アーキテクチャ)に依存する。これは、無線デバイス同期状態またはレベルに関して2つのケースのデュアルコネクティビティ(DC)動作、すなわち同期DC動作および非同期DC動作を生じさせる。同期DC動作および非同期DC動作はまた、互換的に同期DCおよび非同期DCとも呼ばれる。
本明細書における同期化動作は、MCGおよびSCGに属するCCから無線デバイスで受信された信号間の受信時間差(Δt)がある閾値(例えば±33μs)内であるという条件で無線デバイスがDC動作を実行できることを意味する。一例として、本明細書における同期化された動作は、MCGおよびSCGに属するCCのサブフレーム境界からの無線デバイスで受信された信号間の受信時間差(Δt)が、ある閾値(例えば±33μs)内にあることを意味する。
本明細書における非同期動作は、無線デバイスがMCGおよびSCGに属するCCから無線デバイスで受信した信号間の受信時間差(Δt)に関係なく、すなわちΔtの任意の値に対してDC動作を実行できることを意味する。一例として、本明細書における非同期動作は、MCGおよびSCGに属するCCのサブフレーム境界からの無線デバイスで受信された信号間の受信時間差(Δt)が任意の値(例えば、±33μs以上、最大±0.5ms等の任意の値)であり得ることを意味する。
更に、無線デバイスはまた、少なくとも以下のPCellとPSCellとの間の最大アップリンク送信タイミング差を処理することができる。
・無線デバイスが同期デュアルコネクティビティに対応している場合は、35.21μs
・無線デバイスが非同期デュアルコネクティビティに対応している場合は、〜500μs
無線デバイスにおける最大受信タイミング差(Δt)は以下の構成要素を含む。
(1)相対伝搬遅延。これは、MeNBとSeNBとの間の伝搬遅延の差として表される。
(2)MeNBとSeNBのアンテナコネクタ間の同期レベルによる送信タイミング差。
(3)各eNBからの無線信号のマルチパス伝搬による遅延。
無線デバイスは、無線デバイスが同期および/または非同期のデュアルコネクティビティ動作が可能であるかどうかを示すその能力をネットワークノードにシグナリングする。能力情報は、デュアルコネクティビティ動作のために無線デバイスによってサポートされる各帯域または帯域の組み合わせに関連付けられる。例えば、無線デバイスは、それが周波数帯の組み合わせ(それぞれバンド1+バンド3と、バンド7+バンド8)に対して同期および非同期DC動作をサポートすることを示してもよい。この受信された無線デバイス能力情報に基づいて、ネットワークノードは、無線デバイスが特定の帯域または帯域の組み合わせに対して同期または非同期DC動作に構成されるべきかどうかを決定することができる。
以下の参考文献は、タイミング差に基づいて同期または非同期動作を決定することを論じている:国際公開番号WO 2015/122695、欧州特許出願番号EP 3018954、国際公開番号WO 2016/080899、および米国特許出願公開第2013/279434。
NRでは、同じリンクの異なる時間リソースで、または動作に関連する異なるリンクで、異なるnumerologyを使用できる。動作の例は、マルチキャリア動作、2つ以上のリンクまたはセルにわたって行われる測位測定、例えば受信した時間差である。無線デバイスのマルチコネクティビティ動作は、同期または非同期とすることができる。また、測位測定は、同期または非同期とすることができるセルのペア上で実行することができる。しかしながら、そのような動作(例えば、マルチコネクティビティ動作)上の異なるnumerologyの影響は、定義されていない。特に、考えられるさまざまなnumerologyの下での無線デバイスの同期状態への影響は不明である。これらの制限および未定義の原理のために、NRにおけるマルチコネクティビティ動作および/または測位等の動作を実行することができないか、または少なくともこれらの動作の性能が著しく低下することになる。
本開示の態様の特定の実施形態は、以下を含む1つ以上の技術的利点を提供し得る。
・異なるnumerologyを含むマルチコネクティビティ動作が強化される。
・異なるnumerologyを含むマルチコネクティビティ動作下の無線デバイスの同期状態が、明確に定義される。
特定の実施形態は、上記の利点のうちのいくつか、すべて、または全くないことがある。他の利点は当業者に明らかであろう。
いくつかの実施形態は、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスに対する同期状態を決定するために無線デバイスによって実行される方法を含む。方法は、第1のネットワークノードから受信された第1のダウンリンク信号の受信と第2のネットワークノードから受信された第2のダウンリンク信号の受信との間の時間差を推定することを含む。方法は更に、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて第1のダウンリンク閾値を取得することを含む。方法はまた、推定された時間差と第1のダウンリンク閾値との間の比較に基づいて、無線デバイスの同期状態を決定することを含む。
別の実施形態によれば、いくつかの実施形態は、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに対する同期状態を決定するように構成された無線デバイスを含む。無線デバイスは、通信インタフェースを有する。無線デバイスはまた、第1のネットワークノードから受信された第1のダウンリンク信号の受信と第2のネットワークノードから受信された第2のダウンリンク信号の受信との間の時間差を推定するように構成される処理回路を有する。処理回路はまた、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて第1のダウンリンク閾値を取得するように構成される。処理回路はまた、推定された時間差と第1のダウンリンク閾値との間の比較に基づいて、無線デバイスの同期状態を決定するように構成される。
いくつかの実施形態では、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスに対する同期状態を決定するためにネットワークノードによって実行される方法が提供される。方法は、無線デバイスから、第1のネットワークノードから受信された第1のダウンリンク信号の無線デバイスによる受信と第2のネットワークノードから受信された第2のダウンリンク信号の無線デバイスによる受信との間の推定された時間差を取得することを含む。方法は更に、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて第1のダウンリンク閾値を取得することを含む。方法はまた、推定された時間差と第1のダウンリンク閾値との間の比較に基づいて、無線デバイスの同期状態を決定することを含む。
いくつかの実施形態では、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスに対する同期状態を決定するように構成されたネットワークノードが提供される。ネットワークノードは、無線デバイスから、第1のネットワークノードから受信された第1のダウンリンク信号の無線デバイスによる受信と第2のネットワークノードから受信された第2のダウンリンク信号の無線デバイスによる受信との間の推定された時間差を取得し、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて第1のダウンリンク閾値を取得するように構成された通信インタフェースを有する。ネットワークノードはまた、推定された時間差と第1のダウンリンク閾値との間の比較に基づいて、無線デバイスの同期状態を決定するように構成された処理回路を有する。
いくつかの実施形態では、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスに対する同期状態を決定するために無線デバイスによって実行される方法が提供される。方法は、無線デバイスにより送信された第1のアップリンク信号の送信時間と、前記無線デバイスにより送信された第2のアップリンク信号の送信時間との間の時間差を推定することを含む。方法はまた、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて第1のアップリンク閾値を取得することを含む。方法は更に、推定された時間差と第1のアップリンク閾値との間の比較に基づいて、無線デバイスの同期状態を決定することを含む。
いくつかの実施形態では、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスに対する同期状態を決定するように構成された無線デバイスが提供される。方法は、無線デバイスにより送信された第1のアップリンク信号の送信時間と、無線デバイスにより送信された第2のアップリンク信号の送信時間との間の時間差を推定するように構成された処理回路を有する。処理回路はまた、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて第1のアップリンク閾値を取得し、推定された時間差と第1のアップリンク閾値との間の比較に基づいて無線デバイスの同期状態を決定するように構成される。
いくつかの実施形態では、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスに対する同期状態を決定するためにネットワークノードによって実行される方法が提供される。方法は、無線デバイスから、第1のアップリンク信号の送信と第2のアップリンク信号の送信との間の推定された時間差を取得することを含む。方法はまた、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて第1のアップリンク閾値を取得することを含む。方法また、推定された時間差と第1のアップリンク閾値との間の比較に基づいて、無線デバイスの同期状態を決定することを含む。
いくつかの実施形態では、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスに対する同期状態を決定するように構成されたネットワークノードが提供される。ネットワークノードは、無線デバイスから、第1のアップリンク信号の送信と第2のアップリンク信号の送信との間の推定された時間差を取得するように構成された処理回路を有する。処理回路は更に、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて第1のアップリンク閾値を取得し、推定された時間差と第1のアップリンク閾値との間の比較に基づいて無線デバイスの同期状態を決定するように構成される。
いくつかの実施形態では、データ送信に対して定義された、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスに対する同期状態を決定するために無線デバイスによって実行される方法が提供される。方法は、無線デバイスと第1のネットワークノードおよび第2のネットワークノードとの間でそれぞれ交換された第1の信号と第2の信号との間の送信時間差を推定することを含む。方法はまた、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて閾値を取得することを含む。方法はまた、推定された時間差と閾値との間の比較に基づいて、無線デバイスの同期状態を決定することを含む。
いくつかの実施形態では、データ送信に対して定義された、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスに対する同期状態を決定するための無線デバイスが提供される。無線デバイスは、無線デバイスと第1のネットワークノードおよび第2のネットワークノードとの間でそれぞれ交換された第1の信号と第2の信号との間の送信時間差を推定するように構成された処理回路を有する。処理回路はまた、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて閾値を取得し、推定された時間差と閾値との間の比較に基づいて無線デバイスの同期状態を決定するように構成される。
いくつかの実施形態では、データ送信に対して定義された、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスに対する同期状態を決定するためにネットワークノードによって実行される方法が提供される。方法は、無線デバイスから、無線デバイスと第1のネットワークノードおよび第2のネットワークノードとの間でそれぞれ交換された第1の信号と第2の信号との間の推定された送信時間差を取得することと、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて閾値を取得することと、推定された時間差と閾値との間の比較に基づいて無線デバイスの同期状態を決定することを含む。
本実施形態、ならびにそれに付随する利点および特徴のより完全な理解は、添付の図面と併せて考慮すると、以下の詳細な説明を参照することによってより容易に理解されるであろう。
図1は、NRアーキテクチャの図である。 図2Aは、NR基地局を有する配置シナリオの図である。 図2Bは、NR基地局を有する配置シナリオの図である。 図2Cは、NR基地局を有する配置シナリオの図である。 図2Dは、NR基地局を有する配置シナリオの図である。 図3は、NRに対する例示的なサブキャリア間隔候補構成の図である。 図4は、本明細書で記載される原理に従って第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスに対する同期状態を決定するための例示的な無線デバイスを示す。 図5は、本明細書で記載される原理に従って、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスに対する同期状態を決定するために無線デバイスによって実行される例示的な処理のフローチャートである。 図6は、本明細書で記載される原理に従って、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスに対する同期状態を決定するための例示的なネットワークノードを示す。 図7は、本明細書で記載される原理にしたがって、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスに対する同期状態を決定するためにネットワークノードによって実行される例示的な処理のフローチャートである。 図8は、本明細書で記載される原理に従って、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスに対する同期状態を決定するための別の例示的な無線デバイスを示す。 図9は、本明細書で記載される原理に従って、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスに対する同期状態を決定するための別の例示的なネットワークノードを示す。 図10は、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスに対する同期状態を決定するために無線デバイスによって実行される別の例示的な処理のフローチャートである。 図11は、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスに対する同期状態を決定するためにネットワークノードによって実行される別の例示的な処理のフローチャートである。 図12は、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスに対する同期状態を決定するために無線デバイスによって実行される別の例示的な処理のフローチャートである。 図13は、無線デバイスの同期状態を決定するためのネットワークノードにより実行される例示的な処理のフローチャートである。
本開示では例として第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP)からの用語、すなわちロングタームエボリューション(LTE)を使用しているが、これは本開示の範囲を前述のシステムのみに限定するものと見なすべきではない。NR(すなわち5G)、広帯域符号分割多元接続(WCDMA)、WiMax、ウルトラモバイルブロードバンド(UMB)、および移動体通信システムのためのグローバルシステム(GSM)を含む他の無線システムもまた、本開示内に含まれる概念および方法を利用することから利益を得る。
eNodeBおよび無線デバイスなどの用語は非限定的であると見なされるべきであり、特にその2つの間の特定の階層的関係を暗示するものではないことにも留意されたい。一般に、「eNodeB」はデバイス1、および「無線デバイス」はデバイス2と見なすことができ、これら2つのデバイスはある無線チャネルを介して互いに通信する。また、本開示はダウンリンクにおける無線送信に焦点を合わせているが、実施形態はアップリンクにおいても同様に適用可能である。
本明細書で使用される「無線デバイス」という用語は、セルラーまたはモバイル通信システム内のネットワークノードおよび/または別の無線デバイスと通信する任意のタイプの無線デバイスを指すことがある。無線デバイスの例は、ユーザ機器(UE)、ターゲットデバイス、デバイス・ツー・デバイス(D2D)無線デバイス、マシンタイプ無線デバイス、またはマシン・ツー・マシン(M2M)通信が可能な無線デバイス、UEを備えたセンサ、PDA、iPAD、タブレット、携帯端末、スマートフォン、ラップトップ内蔵機器(LEE)、ラップトップ搭載機器(LME)、USBドングル、コンピュータ宅内機器(CPE)等である。
本明細書で使用される「ネットワークノード」という用語は、無線ネットワークノードまたは別のネットワークノード、たとえばコアネットワークノード、MSC、MME、O&M、OSS、SON、測位(ポジショニング)ノード(例えばE−SMLC)、MDTノードなどを指すことがある。
本明細書で使用される「ネットワークノード」または「無線ネットワークノード」という用語は、基地局(BS)、無線基地局、基地トランシーバ局(BTS)、基地局コントローラ(BSC)、無線ネットワーク制御装置(RNC)、gノードB(gNB)、発展型ノードB(eNBまたはeNodeB)、ノードB、MSR BSのようなマルチスタンダード無線(MSR)無線ノード、マルチセル/マルチキャストコーディネーションエンティティ(MCE)、リレーノード、リレーを制御するドナーノード、無線アクセスポイント(AP)、送信ポイント、送信ノード、リモート無線ユニット(RRU)リモートラジオヘッド(RRH)、コアネットワークノード(モバイル管理など)エンティティ(MME)、自己組織化ネットワーク(SON)ノード、調整ノード、測位ノード、MDTノードなど)、外部ノード(例えば、サードパーティノード、現在のネットワークの外部のノード)、分散ノードアンテナシステム(DAS)等のいずれかを更に含むことができる無線ネットワークに含まれる任意の種類のネットワークノードであり得る。ネットワークノードはまた試験装置を含むことができる。本明細書で使用される「無線ノード」という用語は、UEまたは無線ネットワークノードなどの無線デバイスも指すために使用されることがある。
更に、無線デバイスまたはネットワークノードによって実行されるものとして本明細書で説明されている機能は、複数の無線デバイスおよび/またはネットワークノードにわたって分散され得る。言い換えれば、本明細書に記載のネットワークノードおよび無線デバイスの機能は、単一の物理デバイスによる性能に限定されず、実際には、いくつかの物理デバイスに分散させることができると考えられる。
例示的な実施形態を詳細に説明する前に、実施形態は、主に、numerologyに基づく無線ネットワークにおける同期動作と非同期動作との間の適合化に関する装置構成要素および処理ステップの組み合わせにあることに留意されたい。したがって、本明細書の記載の利点を有する当業者には容易に明らかとなる詳細で本開示を曖昧にしないように、実施形態の理解に関連する特定の詳細のみを示して、構成要素は適宜図面中の従来の記号によって表されている。
本明細書で使用するとき、「第1」および「第2」、「上部」および「下部」などの関係用語は、あるエンティティまたは要素を別のエンティティまたは要素と区別するためにのみ、そのようなエンティティまたは要素間の物理的または論理的な関係または順序を必ずしも必要とすることも暗示することもなく、使用され得る。
いくつかの実施形態では、本開示は、同期および/または非同期動作のサポートに関連する無線デバイスの能力(機能)に関する情報(例えば、マルチコネクティビティ、キャリアアグリゲーション、測位等)を別のノードに示す無線デバイスを提供する。一実施形態では、このプロセスは処理におけるオプションのステップである。次のステップにおいて、無線デバイスは、無線デバイスにおいて第1のネットワークノード(NW1)から受信された第1のダウンリンク信号(DLS1)と、無線デバイスにおいて第2ネットワークノード(NW2)から受信された第2のダウンリンク信号(DLS2)との間の受信時間差(ΔTr)を推定する。一実施形態では、NW1とNW2は同じであり得る。別の実施形態では、NW1とNW2は異なり得る。
次のステップにおいて、無線デバイスは、それぞれDLS1およびDLS2を動作させるために使用される少なくとも1つの第1のnumerology(N1)および少なくとも1つの第2のnumerology(N2)を決定する。次のステップにおいて、無線デバイスは、決定されたN1とN2に基づいて、第1のダウンリンク閾値(G1)を取得する。次のステップにおいて、無線デバイスは、ΔTrとG1との間の関係に基づいて、無線デバイスの同期状態を決定する。オプション的に、無線デバイスは、1つ以上の動作タスクに対する無線デバイスの決定された同期状態を使用し得る。
以下では、上に提示された各ステップをより詳細に説明する。第1の(オプションの)ステップでは、無線デバイスは、他のノード(例えば、無線ネットワークノード、コアネットワークノード、測位ノードなどのネットワークノード)に、同期および/または非同期マルチコネクティビティに関する無線デバイスの能力についての情報を指示することができる。指示された無線デバイスの能力は、柔軟なnumerologyシナリオの下で同期および/または非同期マルチコネクティビティを動作させるための無線デバイスの能力を更に含み得る。この能力は、他のノード(すなわち、eNBなどのネットワークノード)からの要求に応じて、または例えばトリガーイベント、条件に応じて、または他のノードからのメッセージの受信などに応答して、一方的な方法で送信され得る。
次のステップにおいて、無線デバイスは、第1のネットワークノード(NW1)から受信された第1のダウンリンク信号(DLS1)と、第2ネットワークノード(NW2)から受信された第2のダウンリンク信号(DLS2)との間の受信時間差(ΔTr)を推定する。DLS1とDLS2は、第1のセル(セル1)と第2のセル(セル2)において受信され得る。セル1とセル2は、NW1とNW2によりそれぞれ運用される。セル1とセル2はまた、無線デバイスのサービングセルであり得る。一例では、NW1とNW2は同じノードであり得る。別の例では、NW1とNW2は異なるノードであり、同じ場所に設置されても、同じ場所に配置されても、または同じ場所に配置されなくてもよい。ΔTrの推定は、1つ以上の時間リソース(例えば、1つのサブフレームまたは複数のサブフレーム)を含み得る推定期間(Td)にわたって実行され得る。ΔTrの推定は更に、Td以内に無線デバイスによって取得された1つ以上のサンプルまたはスナップショットを含み得る。
本明細書における推定という用語は、互換的に、計算、測定または決定と呼ばれることがある、同様に、推定期間は、互換的に、測定期間、計算期間等と呼ばれることがある。
ΔTrの推定は、特定の時間リソースの境界間で実行されてもよい。特定の時間リソースは、例えば、
・特定の種類(例えばサブフレーム)、
・使用されるnumerologyを考慮して、予め定義された規則に基づいて決定される(例えば、DLS1のサブキャリア間隔がDLS2のそれより小さい場合、DLS1に関連付けられた時間リソースと、条件[例えば、偶数またはmod(ID,n)=0、ここでnは整数であり、例えばn = 2]を満たす数またはIDを持つ最も近い時間リソースとの間)、
・別のノードから受信された指示またはメッセージに基づいて決定される、等である。
時間リソース(例えば、サブフレームまたはスロット)は、同じ絶対長(ただし、異なる複数のnumerologyによる、サブフレーム内の異なる時間リソース粒度)または異なる絶対長であり得る。
例えば、ΔTrは、それぞれDLS1およびDLS2を送信するNW1およびNW2のDLサブフレームの開始の間に無線デバイスによって推定され得る。別の例では、ΔTrは、それぞれDLS1およびDLS2を送信するNW1およびNW2のDLフレームの開始の間に無線デバイスによって推定され得る。
無線デバイスは更に、第1のネットワークノード(NW1)により動作される第1のセル(セル1)における無線デバイスにより送信される第1のアップリンク信号(ULS1)と、第2のネットワークノード(NW2)により動作される第2のセル(セル2)における無線デバイスにより送信される第2のアップリンク信号(ULS2)との間の送信時間差(ΔTr)を推定することを含み得る。ULS1とULS2は、第1のセル(セル1)と第2のセル(セル2)において送信され得る。別の例では、ULS1とULS2は、別のセットのセル、第3のセル(セル3)と第4のセル(セル4)において無線デバイスにより送信され得る。セル3とセル4は、NW1とNW2によりそれぞれ動作され得る。セル3とセル4はまた、無線デバイスのサービングセルであり得る。ΔTtの値は、セル3およびセル4にそれぞれ属する時間リソース(たとえば、スロットまたはサブフレームなど)の開始境界間で推定され得る。ΔTtの値はまた、TAG間の時間差、すなわちセル3とセル4をそれぞれ含むTAG1とTAG2の間の時間差とも呼ばれる。
ΔTtの推定は、1つ以上の複数の時間リソース(例えば、1つのサブフレームまたは複数のサブフレーム)を含み得る推定期間(Tu)にわたって実行され得る。ΔTtの推定はさらに、Tu以内に無線デバイスによって取得された1つ以上のサンプルまたはスナップショットを含み得る。
セル1とセル2は、キャリア周波数#1(F1)とキャリア周波数#2(F2)を使用して動作され得る。
セル1とセル2はまた、それぞれDLにおいてキャリア周波数#1(F1)およびキャリア周波数#2(F2)を使用し、それぞれキャリア周波数#3(F3)およびキャリア周波数#4(F4)を使用して動作され得る。
例示的な一実施態様では、F1とF2は同じであり得る。別の実施形態では、F1とF2は異なり得る。
例示的な一実施態様では、F3とF4は同じであり得る。別の実施形態では、F3とF4は異なり得る。
DLS1とDLS2は、NW1とNW2によりそれぞれnumerology#1(N1)とnumerology#2(N2)を用いて送信され得る。
ULS1とULS2はまた、無線デバイスによりそれぞれnumerology#1(N1)とnumerology#2(N2)を用いて送信され得る。
更に別の例では、ULS1とULS2は、無線デバイスによりそれぞれnumerology#3(N3)とnumerology#4(N4)を用いて送信され得る。
例示的な一実施態様では、N1とN2は同じであり得る。別の実施形態では、N1とN2は異なり得る。
また、例示的な一実施態様では、N3とN4は同じであり得る。別の実施形態では、N3とN4は異なり得る。
次のステップにおいて、無線デバイスは、それぞれDLS1およびDLS2を動作させるために使用される少なくとも1つの第1のnumerology(N1)および少なくとも1つの第2のnumerology(N2)に関する情報を決定し得る。無線デバイスは更に、同じセルまたはリンクにおいてDLS1を送信するために使用される複数のnumerology、例えば同じセル内の異なる時間リソースで使用される異なるnumerologyに関連する情報を決定することができる。無線デバイスは更に、同じセルまたはリンクにおいてDLS2を送信するために使用される複数のnumerology、例えば同じセル内の異なる時間リソースで使用される異なるnumerologyに関連する情報を決定することができる。無線デバイスは更に、それぞれULS1およびULS2を動作させるために使用される少なくとも1つの第1のnumerology(N3)および少なくとも1つの第2のnumerology(N4)に関する情報を決定し得る。無線デバイスは、無線デバイスに記憶された情報、ネットワークノードから受信された指示、無線デバイス等によって実行された無線測定などのうちの1つ以上に基づいて、numerologyを決定し得る。numerologyに関する情報は、例えば、サブキャリア間隔、時間リソース長、CP長等を含み得る。
次のステップにおいて、無線デバイスは、決定されたN1とN2についての情報に基づいて、第1のダウンリンク閾値(G1)を取得し得る。閾値G1は、セル1とセル2に関する無線デバイスの同期および非同期の動作の間の境界を定義する。いくつかの実施形態では、N1とN2は同じであり得る(すなわち、N1=N2)。
G1=f(N1,N2) (1)
無線デバイスは更に、N1とN2についての決定された情報に基づいて第2のダウンリンク閾値(G2)を決定し得る。閾値G2は、無線デバイスが処理できる最大受信時間差、例えば無線デバイスの非同期動作下での最大ΔTrの大きさを定義する。
G2=f(N1,N2) (2)
関数の例は以下の通りである。すなわち、2つのnumerologyうちの同じ種類の最小時間単位の特定の分数(例えば半分)。
上記において、NW1とNW2の少なくとも1つによって2つ以上のnumerologyが使用される場合、N1および/またはN2は、それぞれNW1およびNW2において最大のサブキャリア間隔を有するnumerologyに対応する予め定義された規則、例えばN1およびN2に基づいて、NW1および/またはNW2によって使用される複数のnumerologyから選択され得る。同じ原理がN3とN4に対して適用され得る。
セル1およびセル2においてそれぞれ使用されるN1およびN2の関数としてのG1およびG2の大きさの例を以下のテーブル(表)1に示す。
テーブル1:セル1のダウンリンクおよびセル2のダウンリンクにおいて使用されるnumerologyの関数としての閾値、G1およびG2、の大きさ。X1、Y1、およびZ1の値は、セル1のDLおよびセル2のDLで使用される複数のnumerologyの異なる組み合わせに対して、UEが同期動作の下で処理できる受信時間差の大きさに対応する。X2、Y2、およびZ2の値は、セル1のDLおよびセル2のDLで使用される複数のnumerologyの異なる組み合わせに対して、UEが非同期動作の下で処理できる受信時間差の大きさに対応する。
Figure 2019533924
セル1およびセル2においてそれぞれ使用されるサブキャリア間隔の関数としてのG1およびG2の大きさの具体例を、以下のテーブル2に示す。テーブル2に示されるように、セルにおいて使用されるより大きいサブキャリア間隔は、より小さい値のG1およびG2をもたらす。これは、より大きなサブキャリア間隔が短いリソース期間(例えば、スロット、サブフレームなど)をもたらすためである。ΔTrの値は、時間リソースの期間(例えばスロット期間)も小さい場合、時間リソースの境界間(例えばスロット間)で推定され、より小さい最大値のG1またはG2となる。
テーブル2:セル1のダウンリンクおよびセル2のダウンリンクにおいて使用されるnumerologyの関数としての閾値、G1およびG2、の大きさ。
Figure 2019533924
無線デバイスは更に、セル1とセル2の無線デバイスにおいて使用されるN3とN4についての決定された情報に基づいて、第1のダウンリンク閾値(H1)を決定し得る。いくつかの実施形態では、N3とN4は、それぞれN1とN2であり得る。一実施形態では、N3とN4は同じであり得る(すなわち、N3=N4)。
閾値H1は、アップリンクにおけるセル1とセル2に関する、無線デバイスの同期動作に対する第1のTAグループ(TAG1)と第2のTAグループ(TAG2)との間のアップリンク送信時間差(ΔTr)の最大値を定義する。セル1とセル2は、TAG1とTAG2にそれぞれ属する。ΔTtはまた、セル1とセル2、例えば、PCellとPSCellとの間の最大アップリンク送信時間差としても知られる。
H1=f(N3,N4) (3)
無線デバイスは更に、N3とN4についての決定された情報に基づいて第2のアップリンク閾値(H2)を決定し得る。閾値H2は、セル1とセル2に関する、無線デバイスの非同期動作に対する第1のTAグループ(TAG1)と第2のTAグループ(TAG2)との間のアップリンク送信時間差の最大値、例えば、無線デバイスの非同期動作下における最大ΔTtの大きさ、を定義する。
H2=f(N3,N4) (4)
セル1の無線デバイスとセル2のULにおいてそれぞれ使用されるN3およびN4の関数としてのH1およびH2の大きさの例を以下のテーブル3に示す。
テーブル3:セル1のアップリンクおよびセル2のアップリンクにおいて使用されるnumerologyの関数としての閾値、H1およびH2、の大きさ。A1、B1、およびC1の値は、セル1のDLおよびセル2のDLで使用される複数のnumerologyの異なる組み合わせに対する、UEが同期動作の下で処理できるアップリンク送信時間差の大きさに対応する。A2、B2、およびC2の値は、セル1のDLおよびセル2のDLで使用される複数のnumerologyの異なる組み合わせに対する、UEが非同期動作の下で処理できるTAG間のアップリンク送信時間差の大きさに対応する。
Figure 2019533924
セル1におけるUL送信に対する無線デバイスおよびセル4におけるUL送信に対する無線デバイスによりそれぞれ使用されるサブキャリア間隔の関数としてのH1およびH2の大きさの具体例を、以下のテーブル4に示す。テーブル4に示されるように、セル内で使用されるより大きいサブキャリア間隔は、より小さい値のH1およびH2をもたらす。ΔTtの値は、時間リソースの期間(例えばスロット期間)も小さい場合、時間リソースの境界間(例えばスロット間)で推定され、より小さい最大値のH1またはH2となる。
テーブル4:セル1におけるUL送信およびセル2におけるUL送信に対する無線デバイスにより使用されるサブキャリアの関数としての閾値、H1およびH2、の大きさ。
Figure 2019533924
無線デバイスは、以下のメカニズムのうちの1つ以上に基づいて、閾値パラメータG1、G2、H1、およびH2のうちのいずれかを決定することができる。
‐予め定義されたルール。例えば、予め定義されたマッピングテーブル1、2、3、4、
‐別の無線デバイスおよび/またはネットワークノード等のノードから受信された情報、
‐履歴または統計、
‐最近使用された値。例えば、無線デバイスのメモリに格納された最近の値。
別のステップでは、無線デバイスはΔTrの推定値を少なくともG1の決定値と比較し、この比較に基づいて無線デバイスはセル1およびセル2に対する無線デバイス動作の同期状態を決定する。同期状態は、セル1およびセル2に関して無線デバイスが同期状態にあるか非同期状態にあるかを示し得る。例えば、無線デバイスは、
‐G1の大きさがΔTrの大きさより大きくない場合、無線デバイスは同期モードで動作している。
‐それ以外の場合(すなわち、ΔTr>G)、無線デバイスは非同期モードで動作している。
無線デバイスが非同期状態で動作していると決定された場合、無線デバイスは更に、ΔTrの最大値の大きさがG2を超えないことを保証する。
無線デバイスが上述のように同期モードで動作する場合、無線デバイスは更に、推定されたΔTtの値を少なくともH1の決定された値と比較して、無線デバイスが同期動作の下でΔTtの最大可能値を処理できることを保証する。
無線デバイスが上述のように非同期モードで動作する場合、無線デバイスは更に、推定されたΔTtの値を少なくともH2の決定された値と比較して、無線デバイスが非同期動作の下でΔTtの最大可能値を処理できることを保証する。
無線デバイスに対するオプションのステップであり得る別のステップでは、無線デバイスは、1つ以上の動作タスクのために無線デバイスの決定された同期状態を使用する。そのような同期タスクの例は、
‐信号の受信、例えば復調、
‐例えば、ACK/NACK、CSI等の信号の送信、
‐無線測定、
‐電力制御方式等の選択および適用、
‐ΔTrおよび/またはΔTtの結果を別の無線デバイスへ送信すること、
‐ΔTrおよび/またはΔTtの結果をネットワークノード、例えば、サービングノード、コアネットワークノード、測位ノード等へ送信すること、
‐無線デバイスの同期状態を別のノードまたは別の無線デバイスへ指示すること。
いくつかの実施形態では、ネットワークノードは、同期および/または非同期のマルチコネクティビティのサポートに関する無線デバイスの能力についての情報を取得することを含む方法を実行する。これは、ネットワークノードによるオプションのステップである。別のステップでは、ネットワークノードは、受信時間差(ΔTr)を受信する。ここで、ΔTrは、第1のネットワークノード(NW1)から受信された第1のダウンリンク信号(DLS1)と、第2ネットワークノード(NW2)から受信された第2のダウンリンク信号(DLS2)との間で無線デバイスにより推定される。次のステップでは、ネットワークノードは、DLS1とDLS2それぞれを動作させるために使用される少なくとも1つの第1の numerology(N1)と少なくとも1つの第2の numerology(N2)を決定し、次のステップでは、決定したN1とN2に基づいて第1のダウンリンク閾値(G1)を取得する。別のステップでは、無線デバイスは、ΔTrとG1との間の関係、例えばΔTrとG1との間の比較に基づいて、無線デバイスの同期状態を決定する。オプションのステップである別のステップでは、ネットワークノードは、1つ以上の動作タスクのために無線デバイスの決定された同期状態を使用する。
ネットワークノードは、第1のネットワークノード(NW1)、第2のネットワークノード(NW2)、任意の他の無線アクセスノード(例えば、NW1および/またはNW2の近隣のもの)、コアネットワークノード等のいずれかとすることができる。
上記に概要を示したネットワークノードにおいて行われるステップについて、次により詳細に説明する。
1つのステップでは、ネットワークノードは、同期および/または非同期のマルチコネクティビティのサポートに関する無線デバイスの能力についての情報を、無線デバイスから取得し得る。指示された無線デバイスの能力は、柔軟なnumerologyシナリオの下で同期および/または非同期マルチコネクティビティを動作させるための無線デバイスの能力を更に含み得る。ネットワークノードは、要求に応じて、または、一方的に(例えば、トリガーイベント、条件、別のノードからメッセージを受信することに応じて)、無線デバイスから能力情報を受信する。
別のステップでは、ネットワークノードは、第1のネットワークノード(NW1)から受信された第1のダウンリンク信号(DLS1)と、第2ネットワークノード(NW2)から受信された第2のダウンリンク信号(DLS2)との間で無線デバイスにより推定された時間差(ΔTr)を受信し得る。
ネットワークノードは更に、セル3において無線デバイスにより送信された第1のアップリンク信号(ULS1)とセル4において無線デバイスにより送信された第2のアップリンク信号(ULS2)との間の送信時間差(ΔTt)を取得し得る。無線デバイスによるΔTrとΔTtの推定は、無線デバイスの機能に関して上述した通りである。
ネットワークノードは、以下の1つ以上に基づいて、ΔTrとΔTtの値を取得し得る。
‐無線デバイスから受信された、指示または報告または測定結果、
‐別の無線ネットワークノード、コアネットワークノート等の別のノードから受信された指示または報告または測定結果、
‐履歴データまたは統計。
別のステップにおいて、ネットワークノードは、DLS1およびDLS2をそれぞれ動作させるために使用される第1のnumerology(N1)および第2のnumerology(N2)に関する情報を決定し得る。ネットワークノードは更に、同じセルまたはリンクにおいてDLS1を動作させるために使用される複数のnumerology、例えば同じセル内の異なる時間リソースで使用される異なるnumerologyに関連する情報を決定し得る。ネットワークノードは更に、同じセルまたはリンクにおいてDLS2を動作させるために使用される複数のnumerology、例えば同じセル内の異なる時間リソースで使用される異なるnumerologyに関連する情報を決定し得る。ネットワークノードは更に、ULS1およびULS2をそれぞれ動作させるために使用される少なくとも1つの第3のnumerology(N3)および少なくとも1つの第4のnumerology(N4)に関する情報を決定し得る。
ネットワークノードは更に、ネットワークノードまたは別のノード、例えば、NW1、NW2等により無線デバイスへ送信された設定情報に基づいて、numerologyを決定し得る。
別のステップにおいて、ネットワークノードは、セル1のDLとセル2のDL2においてそれぞれ使用される、決定されたN1とN2に基づいて、少なくとも第1のダウンリンク閾値(G1)を取得し得る。ネットワークノードは更に、セル1のDL1とセル2のDL2において使用される、決定されたN1とN2に基づいて、第2のダウンリンク閾値(G2)を決定し得る。
ネットワークノードは、セル1の無線デバイスとセル2の無線デバイスにおいてそれぞれ使用される、決定されたN3とN4に基づいて、少なくとも第1のダウンリンク閾値(H1)を決定し得る。ネットワークノードは更に、セル1の無線デバイスとセル2の無線デバイスにおいてそれぞれ使用される、決定されたN3とN4に基づいて、第2のダウンリンク閾値(H2)を決定し得る。
ネットワークノードは、以下のメカニズムのうちの1つ以上に基づいて、閾値パラメータG1、G2、H1、およびH2のうちのいずれかを決定し得る。
‐上述したマッピングテーブル1、2、3、4等のような予め定義された規則、
‐別のネットワークノード等の別のノードから受信した情報、
‐履歴または統計、すなわち、過去において使用された値、
‐最近使用された値、例えば、ネットワークノードのメモリに格納された最近の値。
別のステップでは、ネットワークノードは、ΔTtと決定されたG1の値との間の関係に基づいて、無線デバイスの同期状態を決定し得る。ネットワークノードは更に、ΔTtと決定されたG2の値との間の比較に基づいて、無線デバイスが同期モードまたは非同期モードで動作しているかを決定し得る。
ネットワークノードはまた、無線デバイスがセル1とセル2に関して動作の同期モードが可能である場合に、無線デバイスが同期モードに対するΔTtの決定された最大許容値で動作することが可能かを決定し得る。ネットワークノードは更に、無線デバイスがセル1とセル2に関して動作の非同期モードが可能である場合に、無線デバイスが非同期モードに対するΔTtの決定された最大許容値で動作することが可能かを決定し得る。
無線デバイスが同期モードで動作する場合、ネットワークノードは更に、推定されたΔTtの値を少なくともH1の決定された値と比較して、無線デバイスが同期動作の下でΔTtの最大可能値を処理できるかを決定する。
無線デバイスが非同期モードで動作する場合、ネットワークノードは更に、推定されたΔTtの値を少なくともH2の決定された値と比較して、無線デバイスが非同期動作の下でΔTtの最大可能値を処理できるかを決定する。
ネットワークノードに対してオプションである別のステップでは、ネットワークノードは、1つ以上の動作タスクのために無線デバイスの決定された同期状態を使用する。そのような同期タスクの例は、
‐無線デバイスからの信号の受信、例えば復調、
‐無線デバイスへの信号の送信、
‐無線デバイスにおけるULおよび/またはDLにおける信号のスケジューリング、
‐無線測定、
‐タイミングアドバンスの推定、
‐測定ギャップの設定の適合化、
‐無線デバイスに対するDRX設定の適合化、
‐無線デバイスへ送信される測定設定の適合化、
‐タイミングアドバンスグループ、例えば、TAG1におけるセル1およびTAG2におけるセル2、の設定
‐電力制御方式等の選択および設定等
‐ΔTrおよび/またはΔTtの結果をネットワークノード、例えば、サービングノード、コアネットワークノード、測位ノード等へ送信すること。
図4は、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイス20に対する同期状態を決定するための例示的な無線デバイスを20示す。一実施形態では、無線デバイスは、1つ以上のプロセッサ26と通信するメモリ24を含む処理回路22を有する。1つ以上のプロセッサ26は、時間差推定器28と同期状態決定器30を有する無線デバイス20はまた、通信インタフェース32を有する。メモリ24は、1つ以上のプロセッサ26により実行された場合に、1つ以上のプロセッサ26を、具体的には、時間差推定器28を、第1のネットワークノードから受信した第1のダウンリンク信号の受信と第2のネットワークノードから受信された第2のダウンリンク信号の受信との間の時間差を推定するように構成する。1つ以上のプロセッサは更に、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて第1のダウンリンク閾値を取得するように構成される。1つ以上のプロセッサ、具体的には、同期状態決定器30は、推定された時間差と第1のダウンリンク閾値との間の関係に基づいて、無線デバイス20の同期状態を決定するように構成される。従来の1つ以上のプロセッサおよびメモリに加えて、処理回路22は、処理および/または制御のための集積回路、例えば、1つ以上のプロセッサおよび/または1つ以上のプロセッサコアおよび/またはFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)および/またはASIC(特定用途向け集積回路)、を有し得る。
処理回路22は、任意の種類の揮発性および/または不揮発性メモリ、たとえばキャッシュおよび/またはバッファメモリおよび/またはRAM(ランダムアクセスメモリ)および/またはROM(読み取り専用メモリ)および/または光メモリおよび/またはEPROM(消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ)を含み得るメモリ24を含む、および/またはそれに接続される、および/またはそれにアクセスする(例えば、それに書き込むおよび/またはそこから読み出す)ように構成され得る。そのようなメモリ24は、制御回路によって実行可能なコードおよび/または他のデータ、たとえば通信に関するデータ、たとえばノードの構成データおよび/またはアドレスデータなどを格納するように構成され得る。処理回路22は、本明細書に記載の方法のうちのいずれかを制御するように、および/またはそのような方法を、例えば1つ以上のプロセッサ26によって実行させるように構成され得る。対応する命令は、処理回路22に読み取り可能および/または読み取り可能に接続することができるメモリ24に格納され得る。言い換えれば、処理回路22は、マイクロプロセッサおよび/またはマイクロコントローラおよび/またはFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)デバイスおよび/またはASIC(特定用途向け集積回路)デバイスを含み得るコントローラを含み得る。処理回路22は、コントローラおよび/または処理回路22による読み取りおよび/または書き込みのためにアクセス可能であるように構成され得るメモリを含むか、またはそれらに接続されるかまたは接続可能であると考えられ得る。
図5は、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイス20に対する同期状態を決定するための無線デバイス20における例示的な処理のフローチャートである。このような処理は、例えば、一実施形態では、メモリ24が、1つ以上のプロセッサ26によって実行されると、処理回路22に本明細書に記載の機能を実行させる実行可能プログラムコードを格納する処理回路22によって実行され得る。処理は、オプション的に、通信インタフェース32を介して、同期および非同期マルチコネクティビティのうちの少なくとも一方のサポートに関する無線デバイスの能力についての情報を他のノードに指示することを含む(ブロックS100)。処理は、1つ以上のプロセッサ26により、特に、無線デバイス20の時間差推定器28により、第1のネットワークノードから受信された第1のダウンリンク信号の受信と第2のネットワークノードから受信された第2のダウンリンク信号の受信との間の時間差を推定することを含む(ブロックS110)。処理は更に、1つ以上のプロセッサ26により、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて第1のダウンリンク閾値を取得すること(ブロックS120)と、1つ以上のプロセッサ26により、特に無線デバイス20の同期状態決定器30により、推定された時間差と第1のダウンリンク閾値との間の関係に基づいて無線デバイス20の同期状態を決定すること(ブロックS130)を含む。処理は、オプション的に、プロセッサ26を介して、少なくとも1つの動作タスクのために無線デバイスの決定された同期状態を使用することを含む(ブロックS140)。
一実施形態では、第1のnumerologyは、第1のダウンリンク信号を動作させるために使用され、第2のnumerology第2のダウンリンク信号を動作させるために使用される。一実施形態では、第1のネットワークノードと第2のネットワークノードは同じである。一実施形態では、第1のネットワークノードと第2のネットワークノードは異なる。
一実施形態では、少なくとも1つの動作タスクは、受信信号の復調、信号の送信、無線測定、電力制御方式の選択および適用の少なくとも1つ、推定された時間差およびアップリンク送信時間差の少なくとも1つの他の無線デバイスへの送信、推定された時間差およびアップリンク送信時間差の少なくとも1つの他のネットワークノードへの送信、無線デバイスの同期状態を他のネットワークノードまたは他の無線デバイスへ指示すること、のうちの少なくとも1つを含む。別の実施形態では、方法は更に、無線デバイス20の1つ以上のプロセッサ26により、第1のネットワークノードにより運用される第1のセルにおける無線デバイス20により送信された第1のアップリンク信号と、第2のネットワークノードにより運用される第2のセルにおける無線デバイスにより送信される第2のアップリンク信号との間の送信時間差を推定することを含み得る。
図4の通信インタフェース32と組み合わせた1つ以上のプロセッサ26は、図5の方法および上記実施形態を実行するように構成されていることに留意されたい。
図6は、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイス20に対する同期状態を決定するための例示的なネットワークノード34である。ネットワークノード34は、1つ以上のプロセッサ40と通信するメモリ38を含む処理回路36を有する。1つ以上のプロセッサ40は、同期状態決定器42を有する。ネットワークノード34はまた、通信インタフェース44を有する。通信インタフェース44は、無線デバイス20から、第1のネットワークノードから受信された第1のダウンリンク信号の無線デバイス20による受信と第2のネットワークノードから受信された第2のダウンリンク信号の無線デバイス20による受信との間の推定された時間差を取得するように構成される。通信インタフェース44はまた、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて第1のダウンリンク閾値を取得するように構成される。メモリ38は、1つ以上のプロセッサ40により実行された場合に、1つ以上のプロセッサ40、具体的には同期状態決定器42を、推定された時間差と第1のダウンリンク閾値との間の関係に基づいて、無線デバイス20の同期状態を決定するように構成する命令を有する。従来のプロセッサおよびメモリに加えて、処理回路36は、処理および/または制御のための集積回路、例えば、1つ以上のプロセッサおよび/または1つ以上のプロセッサコアおよび/またはFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)および/またはASIC(特定用途向け集積回路)、を有し得る。
処理回路36は、任意の種類の揮発性および/または不揮発性メモリ、たとえばキャッシュおよび/またはバッファメモリおよび/またはRAM(ランダムアクセスメモリ)および/またはROM(読み取り専用メモリ)および/または光メモリおよび/またはEPROM(消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ)を含み得るメモリ38を含む、および/またはそれに接続される、および/またはそれにアクセスする(例えば、それに書き込むおよび/またはそこから読み出す)ように構成され得る。そのようなメモリ38は、制御回路によって実行可能なコードおよび/または他のデータ、例えば通信に関するデータ、たとえばノードの構成データおよび/またはアドレスデータなどを格納するように構成され得る。処理回路36は、本明細書に記載の方法のうちのいずれかを制御するように、および/またはそのような方法を、例えば1つ以上のプロセッサ36によって実行させるように構成され得る。対応する命令は、処理回路36に読み取り可能および/または読み取り可能に接続することができるメモリ38に格納され得る。言い換えれば、処理回路36は、マイクロプロセッサおよび/またはマイクロコントローラおよび/またはFPGA(フィールドプログラマブルゲートアレイ)デバイスおよび/またはASIC(特定用途向け集積回路)デバイスを含み得るコントローラを含み得る。処理回路36は、コントローラおよび/または処理回路36による読み取りおよび/または書き込みのためにアクセス可能であるように構成され得るメモリを含むか、またはそれらに接続されるかまたは接続可能であると考えられ得る。
図7は、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイス20に対する同期状態を決定するためのネットワークノード34における例示的な処理のフローチャートである。このような処理は、例えば、一実施形態では、メモリ38が、1つ以上のプロセッサ40によって実行されると、処理回路36に本明細書に記載の機能を実行させる実行可能プログラムコードを格納する処理回路36によって実行され得る。処理は、オプション的に、同期および非同期マルチコネクティビティのうちの少なくとも一方のサポートに関する無線デバイス20の能力についての情報を取得することを含む(ブロックS150)。ステップは、ネットワークノード34の通信インタフェース44により実行され得る。一実施形態では、情報は、ネットワークノード34からの情報に対する要求に応答して無線デバイス20から受信される。処理は、通信インタフェース44により、無線デバイス20から、第1のネットワークノードから受信された第1のダウンリンク信号の無線デバイス20による受信と第2のネットワークノードから受信された第2のダウンリンク信号の無線デバイス20による受信との間の推定された時間差を取得することを含む(ブロックS160)。処理は更に、通信インタフェース44を介して、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて第1のダウンリンク閾値を取得することを含む(ブロックS170)。処理は更に、1つ以上のプロセッサ40により、具体的には、ネットワークノード34の同期状態決定器42により、推定された時間差と第1のダウンリンク閾値との間の関係に基づいて、無線デバイス20の同期状態を決定することを含む(ブロックS180)。一実施形態では、処理はオプション的に、少なくとも1つの動作タスクのために無線デバイス20の決定された同期状態を使用するステップを含む(ステップS190)。このステップは、ネットワークノード34の1つ以上のプロセッサ40により実行され得る。
一実施形態では、第1のnumerologyは、第1のダウンリンク信号を動作させるために使用され、第2のnumerology第2のダウンリンク信号を動作させるために使用される。一実施形態では、第1のネットワークノードと第2のネットワークノードは同じである。一実施形態では、第1のネットワークノードと第2のネットワークノードは異なる。
一実施形態では、少なくとも1つの動作タスクは、無線デバイスからの信号の受信、無線デバイスへの信号の送信、アップリンクおよびダウンリンク信号の少なくとも一方のスケジューリング、無線測定、タイミングアドバンスの推定、測定ギャップの設定の適合化、無線デバイスに使用される間欠受信(DRX)設定の適合化、無線デバイスに送信される測定設定の適合化、タイミングアドバンスグループの設定、電力制御方式の選択および設定のいずれか一方、および推定された時間差およびアップリンク送信時間差の少なくともいずれかの他のネットワークノードへの送信、のうちの少なくとも1つを含む。一実施形態では、処理は更に、ネットワークノード34において、第1のセルにおける無線デバイス20により送信された第1のアップリンク信号と第2のセルにおける無線デバイス20により送信された第2のアップリンク信号との間の、無線デバイス20により推定された、送信時間差を取得することを含む。ステップは、ネットワークノード34の通信インタフェース44により実行され得る。
図6の通信インタフェース44と組み合わせた1つ以上のプロセッサ40は、図7の方法および上記実施形態を実行するように構成されていることに留意されたい。
図8は、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイス46に対する同期状態を決定するための別の例示的な無線デバイス46を示す。無線デバイス46は、メモリモジュール48、時間差推定モジュール50、および同期状態決定モジュール52を有する。時間差推定モジュール50は、第1のネットワークノードから受信された第1のダウンリンク信号の受信と第2のネットワークノードから受信された第2のダウンリンク信号の受信との間の時間差を推定するように構成される。同期状態決定モジュール50は、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて第1のダウンリンク閾値を取得し、推定された時間差と第1のダウンリンク閾値との間の比較に基づいて無線デバイスの同期状態を決定するように構成される。
図9は、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイス46に対する同期状態を決定するための例示的なネットワークノード54である。ネットワークノード54は、無線デバイス46から、第1のネットワークノードから受信された第1のダウンリンク信号の無線デバイス46による受信と第2のネットワークノードから受信された第2のダウンリンク信号の無線デバイス46による受信との間の推定された時間差を取得し、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて第1のダウンリンク閾値を取得するように構成された通信インタフェースモジュール56を有する。ネットワークノード54はまた、推定された時間差と第1のダウンリンク閾値との間の関係に基づいて、無線デバイス46の同期状態を決定するように構成された同期状態決定モジュール58を有する。
図10は、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスに対する同期状態を決定するために無線デバイスによって実行される例示的な処理のフローチャートである。処理は、無線デバイスにより送信された第1のアップリンク信号の送信時間と、無線デバイスにより送信された第2のアップリンク信号の送信時間との間の時間差を推定することを含む(ブロックS200)。処理は更に、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいてアップリンク閾値を取得することを含む(ブロックS210)。処理はまた、推定された時間差と第1のアップリンク閾値との間の比較に基づいて、無線デバイスの同期状態を決定することを含む。
図11は、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスに対する同期状態を決定するためにネットワークノードによって実行される例示的な処理のフローチャートである。処理は、無線デバイスから、第1のアップリンク信号の送信と第2のアップリンク信号の送信との間の推定された時間差を取得することを含む(ブロックS230)。処理は更に、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいてアップリンク閾値を取得することを含む(ブロックS240)。処理はまた、推定された時間差と第1のアップリンク閾値との間の比較に基づいて、無線デバイスの同期状態を決定することを含む(ブロックS250)。
図12は、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイス20に対する同期状態を決定するために無線デバイス20によって実行される例示的な処理のフローチャートである。処理は、無線デバイス20と第1のネットワークノード34および第2のネットワークノード34との間でそれぞれ交換された第1の信号と第2の信号との間の送信時間差を推定することを含む(ブロックS260)。処理はまた、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて閾値を取得することを含む(ブロックS270)。処理は更に、推定された時間差と閾値との間の比較に基づいて、無線デバイス20の同期状態を決定することを含む(ブロックS280)。
図13は、無線デバイスに対する同期状態を決定するためにネットワークノード34により実行される例示的な処理のフローチャートである。処理は、無線デバイス20から、無線デバイスと第1のネットワークノードおよび第2のネットワークノードとの間でそれぞれ交換された第1の信号と第2の信号との間の推定された送信時間差を取得することを含む(ブロックS290)。処理はまた、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて閾値を取得することを含む(ブロックS300)。処理は更に、推定された時間差と閾値との間の比較に基づいて、無線デバイス20の同期状態を決定することを含む(ブロックS320)。
いくつかの実施形態では、第1の信号は第1のネットワークノードからの第1のダウンリンク信号であり、第2の信号は第2のネットワークノードからの第2のダウンリンク信号であり、送信時間差を推定することは、第1のネットワークノードから受信された第1のダウンリンク信号の受信と、第2のネットワークノードから受信された第2のダウンリンク信号の受信との間の時間差を推定することを含む。
いくつかの実施形態では、閾値を取得することは、ダウンリンク閾値を取得することを含む。この場合、同期状態を決定することは、推定された時間差とダウンリンク閾値との間の比較に基づいて同期状態を決定することを含む。第1の信号は第1のアップリンク信号であり、第2の信号は第2のアップリンク信号であり、送信時間差を推定することは、第1のアップリンク信号を第1のネットワークノードへ送信することと、第2のアップリンク信号を第2のネットワークノードへ送信することの時間差を推定することを含む。閾値を取得することは、アップリンク閾値を取得することを含み得る。この場合、同期状態を決定することは、推定された時間差とアップリンク閾値との間の比較に基づいて同期状態を決定することを含む。第1のnumerologyは、第1のダウンリンク信号を動作させるために使用され、第2のnumerology第2のダウンリンク信号を動作させるために使用され得る。第1のネットワークノード34と第2のネットワークノード34は同じノードであり得る。代替的に、第1のネットワークノード34と第2のネットワークノード34は異なるノードであり得る。方法は更に、同期および非同期マルチコネクティビティのうちの少なくとも一方のサポートに関する無線デバイス20の能力についての情報を他のノードに指示することを含み得る。指示は、当該他のノードからの要求の受信に応答して当該他のノードに送信され得る。方法は更に、少なくとも1つの動作タスクのために無線デバイス20の決定された同期状態を使用することを含み得る。少なくとも1つの動作タスクは、受信信号の復調、信号の送信、無線測定、電力制御方式の選択および適用の少なくとも1つ、推定された時間差およびアップリンク送信時間差の少なくとも1つの他の無線デバイスへの送信、推定された時間差およびアップリンク送信時間差の少なくとも1つの他のネットワークノードへの送信、無線デバイスの同期状態を他のネットワークノードまたは他の無線デバイスへ指示すること、のうちの少なくとも1つを含み得る。ダウンリンク閾値は、異なるサブキャリア間隔に対応する閾値のテーブルから選択され得る。いくつかの実施形態では、無線デバイス20の同期状態は、推定された時間差がダウンリンク閾値を超える場合に同期的であり、そうでない場合に非同期的である。処理は、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて第2のアップリンク閾値を取得し、推定された時間差と第1のアップリンク閾値との間の比較に基づいて無線デバイスの同期状態を決定することを含む。第1のダウンリンク閾値の大きさは、第1のダウンリンクセルと第2のダウンリンクセルの少なくとも一方において使用されるサブキャリア間隔における増加に伴い減少する。 処理は、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて第2のアップリンク閾値を取得し、推定された時間差と第2のアップリンク閾値との間の比較に基づいて無線デバイスの同期状態を決定することを含む。第2のダウンリンク閾値の大きさは、第1のダウンリンクセルと第2のダウンリンクセルの少なくとも一方において使用されるサブキャリア間隔の増加に伴って減少し得る。
別の態様によれば、いくつかの実施形態は、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイス20に対する同期状態を決定するように構成された無線デバイス20を有する。無線デバイス20は、通信インタフェース32を有する。無線デバイスはまた、図12の処理/方法を実行するように構成された処理回路22を有する。
いくつかの実施形態では、データ送信に対して定義された、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイス20に対する同期状態を決定するためにネットワークノード34によって実行される方法が提供される。方法は、無線デバイスから、無線デバイスと第1のネットワークノードおよび第2のネットワークノードとの間でそれぞれ交換された第1の信号と第2の信号との間の推定された送信時間差を取得すること(ブロックS290)と、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて閾値を取得すること(ブロックS300)と、推定された時間差と閾値との間の比較に基づいて無線デバイスの同期状態を決定すること(ブロックS320)を含む。第1の信号は第1のネットワークノードからの第1のダウンリンク信号であり、第2の信号は第2のネットワークノードからの第2のダウンリンク信号であり、送信時間差を推定することは、第1のネットワークノードから受信された第1のダウンリンク信号の受信と、第2のネットワークノードから受信された第2のダウンリンク信号の受信との間の時間差を推定することを含む。閾値を取得することは、ダウンリンク閾値を取得することを含み得る。この場合、比較は推定された送信時間差とダウンリンク閾値との間である。いくつかの実施形態では、第1の信号は第1のアップリンク信号であり、第2の信号は第2のアップリンク信号であり、送信時間差を推定することは、第1のアップリンク信号を第1のネットワークノードへ送信することと、第2のアップリンク信号を第2のネットワークノードへ送信することの時間差を推定することを含む。閾値を取得することは、アップリンク閾値を取得することを含み得る。この場合、比較は推定された送信時間差とアップリンク閾値との間である。処理は、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて第2のアップリンク閾値を取得し、推定された送信時間差と第2のアップリンク閾値との間の比較に基づいて無線デバイスの同期状態を決定することを含む。第2のアップリンク閾値の大きさは、第1のアップリンクセルと第2のアップリンクセルの少なくとも一方において使用されるサブキャリア間隔の増加に伴って減少し得る。
いくつかの実施形態では、第1のnumerologyは、第1のダウンリンク信号を動作させるために使用され、第2のnumerologyは第2のダウンリンク信号を動作させるために使用される。第1のネットワークノード34と第2のネットワークノード34は同じノードであり得る。代替的に、第1のネットワークノード34と第2のネットワークノード34は異なるノードであり得る。いくつかの実施形態では、方法は更に、同期および非同期マルチコネクティビティのうちの少なくとも一方のサポートに関する無線デバイス20の能力についての情報を取得することを含む。情報は、ネットワークノード34からの情報に対する要求に応答して無線デバイス20から受信され得る。方法は更に、少なくとも1つの動作タスクのために無線デバイス20の決定された同期状態を使用することを含む。少なくとも1つの動作タスクは、無線デバイス20からの信号の受信、無線デバイス20への信号の送信、アップリンクおよびダウンリンク信号の少なくとも一方のスケジューリング、無線測定、タイミングアドバンスの推定、測定ギャップの設定の適合化、無線デバイスに使用される間欠受信(DRX)設定の適合化、無線デバイスに送信される測定設定の適合化、タイミングアドバンスグループの設定、電力制御方式の選択および設定のいずれか一方、および推定された時間差およびアップリンク送信時間差のすくなくともいずれかの他のネットワークノード34への送信、のうちの少なくとも1つを含む。アップリンク閾値の大きさは、第1のアップリンクセルと第2のアップリンクセルの少なくとも一方において使用されるサブキャリア間隔の増加に伴って減少し得る。いくつかの実施形態では、ネットワークノード34は、図13の方法の全てのステップを実行するように構成される。より具体的には、ネットワークノード34は、本明細書に記載される方法により提供される実施形態および機能性を実行するように構成された処理回路を有する。
いくつかの実施形態は以下のものを含む。
[実施形態1]第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスの同期状態を決定するために無線デバイスによって実行される方法であって、方法は、
第1のネットワークノードから受信された第1のダウンリンク信号の受信と第2のネットワークノードから受信された第2のダウンリンク信号の受信との間の時間差を推定することと、
前記第1のnumerologyおよび前記第2のnumerologyに基づいて第1のダウンリンク閾値を取得することと、
前記推定された時間差と前記第1のダウンリンク閾値との間の関係に基づいて、前記無線デバイスの前記同期状態を決定することを含む。
[実施形態2]実施形態1の方法であって、前記第1のnumerologyは、前記第1のダウンリンク信号を動作させるために使用され、前記第2のnumerology第2のダウンリンク信号を動作させるために使用される。
[実施形態3]実施形態1の方法であって、前記第1のネットワークノードと前記第2のネットワークノードは同じノードである。
[実施形態4]実施形態1の方法であって、前記第1のネットワークノードと前記第2のネットワークノードは異なるノードである。
[実施形態5]実施形態1の方法であって、更に、同期および非同期マルチコネクティビティのうちの少なくとも一方のサポートに関する前記無線デバイスの能力についての情報を他のノードに指示することを含む。
[実施形態6]実施形態5の方法であって、前記指示は、前記他のノードからの要求の受信に応答して前記他のノードに送信される。
[実施形態7]実施形態1の方法であって、更に、少なくとも1つの動作タスクのために前記無線デバイスの前記決定された同期状態を使用することを含む。
[実施形態8]実施形態7の方法であって、前記少なくとも1つの動作タスクは、受信信号の復調、信号の送信、無線測定、電力制御方式の選択および適用の少なくとも1つ、前記推定された時間差およびアップリンク送信時間差の少なくとも1つの他の無線デバイスへの送信、前記推定された時間差および前記アップリンク送信時間差の少なくとも1つの他のネットワークノードへの送信、前記無線デバイスの前記同期状態を別のネットワークノードまたは他の無線デバイスへ指示すること、のうちの少なくとも1つを含む。
[実施形態9]実施形態1の方法であって、更に、前記無線デバイスにおいて、前記第1のネットワークノードにより運用される第1のセルにおける前記無線デバイスにより送信される第1のアップリンク信号と、前記第2のネットワークノードにより運用される第1のセルにおける前記無線デバイスにより送信される第2のアップリンク信号との間の送信時間差を推定すること、を含む。
[実施形態10]第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスに対する同期状態を決定するように構成された無線デバイスであって、
通信インタフェースと、
メモリと1つ以上のプロセッサを有する処理回路と、を有し、前記メモリは前記1つ以上のプロセッサと通信状態にあり、前記メモリは第1の信号シーケンスと第2の信号シーケンスを格納するように構成され、前記1つ以上のプロセッサにより実行された場合に、前記1つ以上のプロセッサを、
第1のネットワークノードから受信された第1のダウンリンク信号の受信と第2のネットワークノードから受信された第2のダウンリンク信号の受信との間の時間差を推定し、
前記第1のnumerologyおよび前記第2のnumerologyに基づいて第1のダウンリンク閾値を取得し、
前記推定された時間差と前記第1のダウンリンク閾値との間の関係に基づいて、前記無線デバイスの前記同期状態を決定する、ように構成する命令を含む。
[実施形態11]実施形態10の無線デバイスであって、前記第1のnumerologyは、前記第1のダウンリンク信号を動作させるために使用され、前記第2のnumerology第2のダウンリンク信号を動作させるために使用される。
[実施形態12]実施形態10の無線デバイスであって、前記第1のネットワークノードと前記第2のネットワークノードは同じノードである。
[実施形態13]実施形態10の無線デバイスであって、前記第1のネットワークノードと前記第2のネットワークノードは異なるノードである。
[実施形態14]実施形態10の無線デバイスであって、前記通信インタフェースは、同期および非同期マルチコネクティビティのうちの少なくとも一方のサポートに関する前記無線デバイスの能力についての情報を他のノードに指示するように構成される。
[実施形態15]実施形態14の無線デバイスであって、前記指示は、前記他のノードからの要求の受信に応答して前記他のノードに送信される。
[実施形態16]実施形態10の無線デバイスであって、前記1つ以上のプロセッサは、更に、少なくとも1つの動作タスクのために前記無線デバイスの前記決定された同期状態を使用するように構成される。
[実施形態17]実施形態16の無線デバイスであって、前記少なくとも1つの動作タスクは、受信信号の復調、信号の送信、無線測定、電力制御方式の選択および適用の少なくとも1つ、前記推定された時間差およびアップリンク送信時間差の少なくとも1つの他の無線デバイスへの送信、前記推定された時間差および前記アップリンク送信時間差の少なくとも1つの他のネットワークノードへの送信、前記無線デバイスの前記同期状態を他のネットワークノードまたは他の無線デバイスへ指示すること、のうちの少なくとも1つを含む。
[実施形態18]実施形態10の無線デバイスであって、前記1つ以上のプロセッサは、更に、前記第1のネットワークノードにより運用される第1のセルにおける前記無線デバイスにより送信される第1のアップリンク信号と、前記第2のネットワークノードにより運用される第2のセルにおける前記無線デバイスにより送信される第2のアップリンク信号との間の送信時間差を推定するように構成される。
[実施形態19]第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスの同期状態を決定するためにネットワークノードによって実行される方法であって、
前記無線デバイスから、第1のネットワークノードから受信された第1のダウンリンク信号の前記無線デバイスによる受信と第2のネットワークノードから受信された第2のダウンリンク信号の前記無線デバイスによる受信との間の推定された時間差を取得することと、
前記第1のnumerologyおよび前記第2のnumerologyに基づいて第1のダウンリンク閾値を取得することと、
前記推定された時間差と前記第1のダウンリンク閾値との間の関係に基づいて、前記無線デバイスの前記同期状態を決定することを含む。
[実施形態20]実施形態19の方法であって、前記第1のnumerologyは、前記第1のダウンリンク信号を動作させるために使用され、前記第2のnumerology第2のダウンリンク信号を動作させるために使用される。
[実施形態21] 実施形態19の方法であって、前記第1のネットワークノードと前記第2のネットワークノードは同じノードである。
[実施形態22]実施形態19の方法であって、前記第1のネットワークノードと前記第2のネットワークノードは異なるノードである。
[実施形態23]実施形態19の方法であって、更に、同期および非同期マルチコネクティビティのうちの少なくとも一方のサポートに関する前記無線デバイスの能力についての情報を取得することを含む。
[実施形態24]実施形態23の方法であって、前記情報は、前記ネットワークノードからの前記情報に対する要求に応答して前記無線デバイスから受信される。
[実施形態25]実施形態19の方法であって、更に、少なくとも1つの動作タスクのために前記無線デバイスの前記決定された同期状態を使用することを含む。
[実施形態26]実施形態25の方法であって、前記少なくとも1つの動作タスクは、前記無線デバイスからの信号の受信、前記無線デバイスへの信号の送信、アップリンクおよびダウンリンク信号の少なくとも一方のスケジューリング、無線測定、タイミングアドバンスの推定、測定ギャップの設定の適合化、無線デバイスに使用される間欠受信(DRX)設定の適合化、無線デバイスに送信される測定設定の適合化、タイミングアドバンスグループの設定、電力制御方式の選択および設定のいずれか一方、および前記推定された時間差およびアップリンク送信時間差のすくなくともいずれかの他のネットワークノードへの送信、のうちの少なくとも1つを含む。
[実施形態27]実施形態19の方法であって、更に、ネットワークノードにおいて、第1のセルにおける前記無線デバイスにより送信された第1のアップリンク信号と第2のセルにおける前記無線デバイスにより送信された第2のアップリンク信号との間の、前記無線デバイスにより推定された、送信時間差を取得することを含む。
[実施形態28]第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスに対する同期状態を決定するように構成されたネットワークノードであって、前記ネットワークノードは、
通信インタフェースであって、
前記無線デバイスから、第1のネットワークノードから受信された第1のダウンリンク信号の前記無線デバイスによる受信と第2のネットワークノードから受信された第2のダウンリンク信号の前記無線デバイスによる受信との間の推定された時間差を取得し、
前記第1のnumerologyおよび前記第2のnumerologyに基づいて第1のダウンリンク閾値を取得するように構成された通信インタフェースと、
メモリと1つ以上のプロセッサとを有する処理回路とを有し、前記メモリは前記1つ以上のプロセッサと通信状態にあり、前記メモリは第1の信号シーケンスと第2の信号シーケンスを格納するように構成され、前記1つ以上のプロセッサにより実行された場合に、前記1つ以上のプロセッサを、
前記推定された時間差と前記第1のダウンリンク閾値との間の関係に基づいて、前記無線デバイスの前記同期状態を決定する、ように構成する命令を含む。
[実施形態29]実施形態28のネットワークノードであって、前記第1のnumerologyは、前記第1のダウンリンク信号を動作させるために使用され、前記第2のnumerology第2のダウンリンク信号を動作させるために使用される。
[実施形態30]実施形態28のネットワークノードであって、前記第1のネットワークノードと前記第2のネットワークノードは同じノードである。
[実施形態31]実施形態28のネットワークノードであって、前記第1のネットワークノードと前記第2のネットワークノードは異なるノードである。
[実施形態32]実施形態28のネットワークノードであって、前記通信インタフェースは、更に、同期および非同期マルチコネクティビティのうちの少なくとも一方のサポートに関する前記無線デバイスの能力についての情報を取得するように構成される。
[実施形態33]実施形態32のネットワークノードであって、前記情報は、前記ネットワークノードからの前記情報に対する要求に応答して前記無線デバイスから受信される。
[実施形態34]実施形態28のネットワークノードであって、前記1つ以上のプロセッサは、更に、少なくとも1つの動作タスクのために前記無線デバイスの前記決定された同期状態を使用するように構成される。
[実施形態35]実施形態34のネットワークノードであって、前記少なくとも1つの動作タスクは、前記無線デバイスからの信号の受信、前記無線デバイスへの信号の送信、アップリンクおよびダウンリンク信号の少なくとも一方のスケジューリング、無線測定、タイミングアドバンスの推定、測定ギャップの設定の適合化、無線デバイスに使用される間欠受信(DRX)設定の適合化、無線デバイスに送信される測定設定の適合化、タイミングアドバンスグループの設定、電力制御方式の選択および設定のいずれか一方、および前記推定された時間差およびアップリンク送信時間差の少なくともいずれかの他のネットワークノードへの送信、のうちの少なくとも1つを含む。
[実施形態36]実施形態28のネットワークノードであって、前記通信インタフェースは、更に、第1のセルにおける前記無線デバイスにより送信された第1のアップリンク信号と第2のセルにおける前記無線デバイスにより送信された第2のアップリンク信号との間の、前記無線デバイスにより推定された、送信時間差を取得するように構成される。
[実施形態37]第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスに対する同期状態を決定するように構成された無線デバイスであって、
メモリモジュールと、
第1のネットワークノードから受信された第1のダウンリンク信号の受信と第2のネットワークノードから受信された第2のダウンリンク信号の受信との間の時間差を推定するように構成された時間差推定モジュールと、
前記第1のnumerologyおよび前記第2のnumerologyに基づいて第1のダウンリンク閾値を取得し、
前記推定された時間差と前記第1のダウンリンク閾値との間の関係に基づいて、前記無線デバイスの前記同期状態を決定するように構成された同期状態決定モジュールとを有する。
[実施形態38]第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスに対する同期状態を決定するように構成されたネットワークノードであって、前記ネットワークノードは、
前記無線デバイスから、第1のネットワークノードから受信された第1のダウンリンク信号の前記無線デバイスによる受信と第2のネットワークノードから受信された第2のダウンリンク信号の前記無線デバイスによる受信との間の推定された時間差を取得し、
前記第1のnumerologyおよび前記第2のnumerologyに基づいて第1のダウンリンク閾値を取得するように構成された通信インタフェースモジュールと、
前記推定された時間差と前記第1のダウンリンク閾値との間の関係に基づいて、前記無線デバイスの前記同期状態を決定するように構成された同期状態決定モジュールとを有する。
当業者には理解されるように、本明細書に記載の概念は、方法、データ処理システム、および/またはコンピュータプログラム製品として具現化することができる。したがって、本明細書で説明される概念は、完全にハードウェアの実施形態、完全にソフトウェアの実施形態、または本明細書で一般に「回路」または「モジュール」と呼ばれるソフトウェアおよびハードウェアの態様を組み合わせた実施形態の形を取り得る。更に、本開示は、コンピュータによって実行することができる媒体内に具現化されたコンピュータプログラムコードを有する有形のコンピュータ使用可能記憶媒体上のコンピュータプログラム製品の形をとることができる。ハードディスク、CD−ROM、電子記憶装置、光記憶装置、または磁気記憶装置を含む任意の適切な有形のコンピュータ可読媒体を利用することができる。
いくつかの実施形態は、方法、システムおよびコンピュータプログラム製品のフローチャート図および/またはブロック図を参照して本明細書で説明される。フローチャート図および/またはブロック図の各ブロック、ならびにフローチャート図および/またはブロック図内のブロックの組み合わせは、コンピュータプログラム命令によって実施できることを理解されよう。これらのコンピュータプログラム命令は、汎用コンピュータ(それによって特殊用途コンピュータを作成する)、特殊用途コンピュータ、または他のプログラム可能なデータ処理装置の1つ以上のプロセッサに提供されて機械を生成することができる。コンピュータまたは他のプログラム可能なデータ処理装置の1つ以上のプロセッサは、フローチャートおよび/またはブロック図のブロックまたはブロックで指定された機能/動作を実施するための手段を作成する。
これらのコンピュータプログラム命令は、コンピュータまたは他のプログラム可能なデータ処理装置を特定の方法で機能させることができるコンピュータ可読メモリまたは記憶媒体に格納することもでき、その結果、コンピュータ可読メモリに格納された命令は、フローチャートおよび/またはブロック図の1つ以上のブロックにおいて指定された機能/動作を実施する命令手段を含む製品を製造する。
コンピュータまたは他のプログラム可能な装置上で実行することが、フローチャートおよび/またはブロック図の1つ以上のブロックにおいて指定された機能/動作を実施するためのステップを提供するように、コンピュータプログラム命令はまた、コンピュータまたは他のプログラム可能なデータ処理装置にロードされて、コンピュータまたは他のプログラム可能な装置上で一連の動作ステップを実行させ、コンピュータ実行プロセスを生成させる。
ブロックに示されている機能/動作は、動作に示されている順序とは異なる順序で行われてもよいことに留意されたい。例えば、関連する機能/動作に応じて、連続して示されている2つのブロックが実際には実質的に同時に実行されてもよく、あるいはブロックが時には逆の順序で実行されてもよい。いくつかの図は、通信の主方向を示すために通信経路上に矢印を含むが、通信は、描かれた矢印と反対方向に起こり得ることを理解されたい。
本明細書に記載の概念の動作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、Java(登録商標)またはC++などのオブジェクト指向プログラミング言語で書くことができる。しかしながら、本開示の動作を実行するためのコンピュータプログラムコードは、「C」プログラミング言語などの従来の手続き型プログラミング言語で書かれてもよい。プログラムコードは、完全にユーザのコンピュータ上、部分的にユーザのコンピュータ上、単独のソフトウェアパッケージとして、部分的にユーザのコンピュータ上、そして部分的にリモートコンピュータ上で、または全体的にリモートコンピュータ上で実行することができる。後者のシナリオでは、リモートコンピュータは、ローカルエリアネットワーク(LAN)またはワイドエリアネットワーク(WAN)を介してユーザのコンピュータに接続することができ、または(例えば、インターネットサービスプロバイダを使用してインターネットを介して)接続することができる。
上記の説明および図面に関連して、多くの異なる実施形態が本明細書に開示されている。これらの実施形態のあらゆる組み合わせおよび部分的組み合わせを文字通りに説明および例示することは、過度に繰り返しかつ難解になることが理解されよう。したがって、全ての実施形態は、任意の方法および/または組み合わせで組み合わせることが可能であり、図面を含む本明細書は、ここに示される実施形態の全ての組み合わせおよび部分的な組み合わせ、ならびにそれらを製造および使用する方法およびプロセスの完全な書面による説明を構成すると解釈され、任意のそのような組み合わせまたは部分的組み合わせに対する請求項をサポートする。
本明細書に記載の実施形態は、本明細書の上記に特に示され記載されたものに限定されないことが当業者によって理解されるであろう。更に、そうでないことが上記で言及されていない限り、添付の図面のすべてが一定の縮尺ではないことに留意されたい。特許請求の範囲によってのみ制限される上記の教示に照らして、様々な修正形態および変形形態が可能である。

Claims (84)

  1. 第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスに対する同期状態を決定するために無線デバイスによって実行される方法であって、
    第1のネットワークノードから受信された第1のダウンリンク信号の受信と第2のネットワークノードから受信された第2のダウンリンク信号の受信との間の時間差を推定することと、
    前記第1のnumerologyおよび前記第2のnumerologyに基づいてダウンリンク閾値を取得することと、
    前記推定された時間差と前記ダウンリンク閾値との間の比較に基づいて、前記無線デバイスの前記同期状態を決定すること、を含む、方法。
  2. 請求項1に記載の方法であって、前記第1のnumerologyは、前記第1のダウンリンク信号を動作させるために使用され、前記第2のnumerologyは、第2のダウンリンク信号を動作させるために使用される、方法。
  3. 請求項1または2に記載の方法であって、前記第1のネットワークノードと前記第2のネットワークノードは同じノードである、方法。
  4. 請求項1または2に記載の方法であって、前記第1のネットワークノードと前記第2のネットワークノードは異なるノードである、方法。
  5. 請求項1から4のいずれか1項に記載の方法であって、更に、同期および非同期マルチコネクティビティのうちの少なくとも一方のサポートに関する前記無線デバイスの能力についての情報を他のノードに指示することを含む、方法。
  6. 請求項5に記載の方法であって、前記指示は、前記他のノードからの要求の受信に応答して前記他のノードに送信される、方法。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の方法であって、更に、少なくとも1つの動作タスクのために前記無線デバイスの前記決定された同期状態を使用することを含む、方法。
  8. 請求項7に記載の方法であって、前記少なくとも1つの動作タスクは、受信信号の復調、信号の送信、無線測定、電力制御方式の選択および適用の少なくとも1つ、前記推定された時間差およびアップリンク送信時間差の少なくとも1つの他の無線デバイスへの送信、前記推定された時間差および前記アップリンク送信時間差の少なくとも1つの他のネットワークノードへの送信、前記無線デバイスの前記同期状態を他のネットワークノードまたは他の無線デバイスへ指示すること、のうちの少なくとも1つを含む、方法。
  9. 請求項1から8のいずれか1項に記載の方法であって、更に、前記無線デバイスにおいて、前記第1のネットワークノードにより運用される第1のセルにおける前記無線デバイスにより送信される第1のアップリンク信号と、前記第2のネットワークノードにより運用される第2のセルにおける前記無線デバイスにより送信される第2のアップリンク信号との間の送信時間差を推定すること、を含む、方法。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の方法であって、前記ダウンリンク閾値は、異なるサブキャリア間隔に対応する閾値のテーブルから選択される、方法。
  11. 請求項1から10のいずれか1項に記載の方法であって、前記無線デバイスの前記同期状態は、前記推定された時間差が前記ダウンリンク閾値を超える場合に同期的であり、そうでない場合に非同期的である、方法。
  12. 請求項1から10のいずれか1項に記載の方法であって、前記ダウンリンク閾値の大きさは、第1のダウンリンクセルと第2のダウンリンクセルの少なくとも一方において使用されるサブキャリア間隔の増加に伴って減少する、方法。
  13. 請求項1から12のいずれか1項に記載の方法であって、第2のダウンリンク閾値の大きさは、第1のダウンリンクセルと第2のダウンリンクセルの少なくとも一方において使用されるサブキャリア間隔の増加に伴って減少する、方法。
  14. 第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスに対する同期状態を決定するように構成された無線デバイスであって、
    通信インタフェースと、
    処理回路を含み、前記処理回路は、
    第1のネットワークノードから受信された第1のダウンリンク信号の受信と第2のネットワークノードから受信された第2のダウンリンク信号の受信との間の時間差を推定し、
    前記第1のnumerologyおよび前記第2のnumerologyに基づいてダウンリンク閾値を取得し、
    前記推定された時間差と前記ダウンリンク閾値との間の比較に基づいて、前記無線デバイスの前記同期状態を決定する、ように構成される、無線デバイス。
  15. 請求項14に記載の無線デバイスであって、前記第1のnumerologyは、前記第1のダウンリンク信号を動作させるために使用され、前記第2のnumerologyは、前記第2のダウンリンク信号を動作させるために使用される、無線デバイス。
  16. 請求項14または15に記載の無線デバイスであって、前記第1のネットワークノードと前記第2のネットワークノードは同じノードである、無線デバイス。
  17. 請求項14または15に記載の無線デバイスであって、前記第1のネットワークノードと前記第2のネットワークノードは異なるノードである、無線デバイス。
  18. 請求項14から17のいずれか1項に記載の無線デバイスであって、前記通信インタフェースは、同期および非同期マルチコネクティビティのうちの少なくとも一方のサポートに関する前記無線デバイスの能力についての情報を他のノードに指示するように構成される、無線デバイス。
  19. 請求項18に記載の無線デバイスであって、前記指示は、前記他のノードからの要求の受信に応答して前記他のノードに送信される、無線デバイス。
  20. 請求項14から19のいずれか1項に記載の無線デバイスであって、前記1つ以上のプロセッサは、更に、少なくとも1つの動作タスクのために前記無線デバイスの前記決定された同期状態を使用するように構成される、無線デバイス。
  21. 請求項20に記載の無線デバイスであって、前記少なくとも1つの動作タスクは、受信信号の復調、信号の送信、無線測定、電力制御方式の選択および適用の少なくとも1つ、前記推定された時間差およびアップリンク送信時間差の少なくとも1つの別の無線デバイスへの送信、前記推定された時間差および前記アップリンク送信時間差の少なくとも1つの他のネットワークノードへの送信、前記無線デバイスの前記同期状態を他のネットワークノードまたは他の無線デバイスへ指示すること、のうちの少なくとも1つを含む、無線デバイス。
  22. 請求項14から21のいずれか1項に記載の無線デバイスであって、前記1つ以上のプロセッサは、更に、前記第1のネットワークノードにより運用される第1のセルにおける前記無線デバイスにより送信される第1のアップリンク信号と、前記第2のネットワークノードにより運用される第2のセルにおける前記無線デバイスにより送信される第2のアップリンク信号との間の送信時間差を推定するように構成される、無線デバイス。
  23. 請求項14から22のいずれか1項に記載の無線デバイスであって、前記ダウンリンク閾値は、異なるサブキャリア間隔に対応する閾値のテーブルから選択される、無線デバイス。
  24. 請求項14から23のいずれか1項に記載の無線デバイスであって、前記無線デバイスの前記同期状態は、前記推定された時間差が前記ダウンリンク閾値を超える場合に同期的であり、そうでない場合に非同期的である、無線デバイス。
  25. 請求項14から24のいずれか1項に記載の無線デバイスであって、前記ダウンリンク閾値の大きさは、第1のダウンリンクセルと第2のダウンリンクセルの少なくとも一方において使用されるサブキャリア間隔の増加に伴って減少する、無線デバイス。
  26. 請求項14から24のいずれか1項に記載の無線デバイスであって、第2のダウンリンク閾値の大きさは、第1のダウンリンクセルと第2のダウンリンクセルの少なくとも一方において使用されるサブキャリア間隔の増加に伴って減少する、無線デバイス。
  27. 第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスに対する同期状態を決定するためにネットワークノードによって実行される方法であって、
    前記無線デバイスから、第1のネットワークノードから受信された第1のダウンリンク信号の前記無線デバイスによる受信と第2のネットワークノードから受信された第2のダウンリンク信号の前記無線デバイスによる受信との間の推定された時間差を取得することと、
    前記第1のnumerologyおよび前記第2のnumerologyに基づいてダウンリンク閾値を取得することと、
    前記推定された時間差と前記ダウンリンク閾値との間の比較に基づいて、前記無線デバイスの前記同期状態を決定すること、を含む、方法。
  28. 請求項27に記載の方法であって、前記第1のnumerologyは、前記第1のダウンリンク信号を動作させるために使用され、前記第2のnumerologyは、前記第2のダウンリンク信号を動作させるために使用される、方法。
  29. 請求項27または28に記載の方法であって、前記第1のネットワークノードと前記第2のネットワークノードは同じノードである、方法。
  30. 請求項27または28に記載の方法であって、前記第1のネットワークノードと前記第2のネットワークノードは異なるノードである、方法。
  31. 請求項27から30のいずれか1項に記載の方法であって、更に、同期および非同期マルチコネクティビティのうちの少なくとも一方のサポートに関する前記無線デバイスの能力についての情報を取得することを含む、方法。
  32. 請求項31に記載の方法であって、前記情報は、前記ネットワークノードからの前記情報に対する要求に応答して前記無線デバイスから受信される、方法。
  33. 請求項27から32のいずれか1項に記載の方法であって、更に、少なくとも1つの動作タスクのために前記無線デバイスの前記決定された同期状態を使用することを含む、方法。
  34. 請求項33に記載の方法であって、前記少なくとも1つの動作タスクは、前記無線デバイスからの信号の受信、前記無線デバイスへの信号の送信、アップリンクおよびダウンリンク信号の少なくとも一方のスケジューリング、無線測定、タイミングアドバンスの推定、測定ギャップの設定の適合化、無線デバイスに使用される間欠受信(DRX)設定の適合化、無線デバイスに送信される測定設定の適合化、タイミングアドバンスグループの設定、電力制御方式の選択および設定のいずれか一方、および前記推定された時間差およびアップリンク送信時間差の少なくともいずれかの他のネットワークノードへの送信、のうちの少なくとも1つを含む、方法。
  35. 請求項27から34のいずれか1項に記載の方法であって、更に、ネットワークノードにおいて、第1のセルにおける前記無線デバイスにより送信された第1のアップリンク信号と第2のセルにおける前記無線デバイスにより送信された第2のアップリンク信号との間の、前記無線デバイスにより推定された、送信時間差を取得することを含む、方法。
  36. 第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスに対する同期状態を決定するように構成されたネットワークノードであって、前記ネットワークノードは、
    通信インタフェースであって、
    前記無線デバイスから、第1のネットワークノードから受信された第1のダウンリンク信号の前記無線デバイスによる受信と第2のネットワークノードから受信された第2のダウンリンク信号の前記無線デバイスによる受信との間の推定された時間差を取得し、
    前記第1のnumerologyおよび前記第2のnumerologyに基づいてダウンリンク閾値を取得するように構成された通信インタフェースと、
    処理回路であって、
    前記推定された時間差と前記ダウンリンク閾値との間の比較に基づいて、前記無線デバイスの前記同期状態を決定する、ように構成された処理回路とを有する、ネットワークノード。
  37. 請求項36に記載のネットワークノードであって、前記第1のnumerologyは、前記第1のダウンリンク信号を動作させるために使用され、前記第2のnumerologyは、前記第2のダウンリンク信号を動作させるために使用される、ネットワークノード。
  38. 請求項36または37に記載のネットワークノードであって、前記第1のネットワークノードと前記第2のネットワークノードは同じノードである、ネットワークノード。
  39. 請求項37または38に記載のネットワークノードであって、前記第1のネットワークノードと前記第2のネットワークノードは異なるノードである、ネットワークノード。
  40. 請求項36から39のいずれか1項に記載のネットワークノードであって、前記通信インタフェースは、更に、同期および非同期マルチコネクティビティのうちの少なくとも一方のサポートに関する前記無線デバイスの能力についての情報を取得するように構成される、ネットワークノード。
  41. 請求項40に記載のネットワークノードであって、前記情報は、前記ネットワークノードからの前記情報に対する要求に応答して前記無線デバイスから受信される、ネットワークノード。
  42. 請求項36から41のいずれか1項に記載のネットワークノードであって、前記処理回路は、更に、少なくとも1つの動作タスクのために前記無線デバイスの前記決定された同期状態を使用するように構成される、ネットワークノード。
  43. 請求項36に記載のネットワークノードであって、前記少なくとも1つの動作タスクは、前記無線デバイスからの信号の受信、前記無線デバイスへの信号の送信、アップリンクおよびダウンリンク信号の少なくとも一方のスケジューリング、無線測定、タイミングアドバンスの推定、測定ギャップの設定の適合化、無線デバイスに使用される間欠受信(DRX)設定の適合化、無線デバイスに送信される測定設定の適合化、タイミングアドバンスグループの設定、電力制御方式の選択および設定のいずれか一方、および前記推定された時間差およびアップリンク送信時間差のすくなくともいずれかの他のネットワークノードへの送信、のうちの少なくとも1つを含む、ネットワークノード。
  44. 請求項36から43のいずれか1項に記載のネットワークノードであって、前記通信インタフェースは、更に、第1のセルにおける前記無線デバイスにより送信された第1のアップリンク信号と第2のセルにおける前記無線デバイスにより送信された第2のアップリンク信号との間の、前記無線デバイスにより推定された、送信時間差を取得するように構成される、ネットワークノード。
  45. 第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスに対する同期状態を決定するために無線デバイスによって実行される方法であって、
    前記無線デバイスにより送信された第1のアップリンク信号の送信時間と、前記無線デバイスにより送信された第2のアップリンク信号の送信時間との間の時間差を推定することと、
    前記第1のnumerologyおよび前記第2のnumerologyに基づいてアップリンク閾値を取得することと、
    前記推定された時間差と前記アップリンク閾値との間の比較に基づいて、前記無線デバイスの前記同期状態を決定することを含む、方法。
  46. 請求項45に記載の方法であって、前記第1のnumerologyは、前記第1のアップリンク信号を動作させるために使用され、前記第2のnumerologyは、前記第2のアップリンク信号を動作させるために使用される、方法。
  47. 請求項45または46に記載の方法であって、前記第1のネットワークノード(34)と前記第2のネットワークノードは同じノードである、方法。
  48. 請求項45または46に記載の方法であって、前記第1のネットワークノードと前記第2のネットワークノードは異なるノードである、方法。
  49. 請求項45から48のいずれか1項に記載の方法であって、前記アップリンク閾値の大きさは、第1のアップリンクセルと第2のアップリンクセルの少なくとも一方において使用されるサブキャリア間隔の増加に伴って減少する、方法。
  50. 請求項45から48のいずれか1項に記載の方法であって、第2のアップリンク閾値の大きさは、第1のアップリンクセルと第2のアップリンクセルの少なくとも一方において使用されるサブキャリア間隔の増加に伴って減少する、方法。
  51. 第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスに対する同期状態を決定するように構成された無線デバイスであって、
    処理回路であって、
    前記無線デバイスにより送信された第1のアップリンク信号の送信時間と、前記無線デバイスにより送信された第2のアップリンク信号の送信時間との間の時間差を推定し、
    前記第1のnumerologyおよび前記第2のnumerologyに基づいてアップリンク閾値を取得し、
    前記推定された時間差と前記アップリンク閾値との間の比較に基づいて、前記無線デバイスの前記同期状態を決定するように構成された処理回路を有する、無線デバイス。
  52. 請求項51に記載の無線デバイスであって、前記第1のnumerologyは、前記第1のアップリンク信号を動作させるために使用され、前記第2のnumerologyは、前記第2のアップリンク信号を動作させるために使用される、無線デバイス。
  53. 請求項51または52に記載の無線デバイスであって、前記第1のネットワークノードと前記第2のネットワークノードは同じノードである、無線デバイス。
  54. 請求項51または52に記載の無線デバイスであって、前記第1のネットワークノードと前記第2のネットワークノードは異なるノードである、無線デバイス。
  55. 請求項51から54のいずれか1項に記載の方法であって、前記アップリンク閾値の大きさは、第1のアップリンクセルと第2のアップリンクセルの少なくとも一方において使用されるサブキャリア間隔の増加に伴って減少する、方法。
  56. 請求項51から54のいずれか1項に記載の方法であって、第2のアップリンク閾値の大きさは、第1のアップリンクセルと第2のアップリンクセルの少なくとも一方において使用されるサブキャリア間隔の増加に伴って減少する、方法。
  57. 第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスに対する同期状態を決定するためにネットワークノードによって実行される方法であって、
    前記無線デバイスから、第1のアップリンク信号の送信と第2のアップリンク信号の送信との間の推定された時間差を取得することと、
    前記第1のnumerologyおよび前記第2のnumerologyに基づいてアップリンク閾値を取得することと、
    前記推定された時間差と前記アップリンク閾値との間の比較に基づいて、前記無線デバイスの前記同期状態を決定することを含む、方法。
  58. 請求項57に記載の方法であって、前記第1のnumerologyは、前記第1のアップリンク信号を動作させるために使用され、前記第2のnumerologyは、前記第2のアップリンク信号を動作させるために使用される、方法。
  59. 請求項57または58に記載の方法であって、前記第1のネットワークノードと前記第2のネットワークノードは同じノードである、方法。
  60. 請求項57または58に記載の方法であって、前記第1のネットワークノードと前記第2のネットワークノードは異なるノードである、方法。
  61. 第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスに対する同期状態を決定するように構成されたネットワークノードであって、前記ネットワークノードは、
    処理回路であって、
    前記無線デバイスから、第1のアップリンク信号の送信と第2のアップリンク信号の送信との間の推定された時間差を取得し、
    前記第1のnumerologyおよび前記第2のnumerologyに基づいてアップリンク閾値を取得し、
    前記推定された時間差と前記アップリンク閾値との間の比較に基づいて、前記無線デバイスの前記同期状態を決定するように構成された処理回路を有する、ネットワークノード。
  62. 請求項61に記載のネットワークノードであって、前記第1のnumerologyは、前記第1のアップリンク信号を動作させるために使用され、前記第2のnumerologyは、前記第2のアップリンク信号を動作させるために使用される、ネットワークノード。
  63. 請求項61または62に記載のネットワークノードであって、前記第1のネットワークノードと前記第2のネットワークノードは同じノードである、ネットワークノード。
  64. 請求項61または62に記載のネットワークノードであって、前記第1のネットワークノードと前記第2のネットワークノードは異なるノードである、ネットワークノード。
  65. 第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスに対する同期状態を決定するために無線デバイスによって実行される方法であって、
    前記無線デバイスと第1のネットワークノードおよび第2のネットワークノードとの間でそれぞれ交換された第1の信号と第2の信号との間の送信時間差を推定することと、
    前記第1のnumerologyおよび前記第2のnumerologyに基づいて閾値を取得することと、
    前記推定された時間差と前記閾値との間の比較に基づいて、前記無線デバイスの前記同期状態を決定することを含む、方法。
  66. 請求項65に記載の方法であって、前記第1の信号は前記第1のネットワークノードからの第1のダウンリンク信号であり、前記第2の信号は前記第2のネットワークノードからの第2のダウンリンク信号であり、前記送信時間差を推定することは、前記第1のネットワークノードから受信された第1のダウンリンク信号の受信と、前記第2のネットワークノードから受信された前記第2のダウンリンク信号の受信との間の時間差を推定することを含む、方法。
  67. 請求項66に記載の方法であって、前記閾値を取得することは、ダウンリンク閾値を取得することを含む、方法。
  68. 請求項65に記載の方法であって、前記第1の信号は第1のアップリンク信号であり、前記第2の信号は第2のアップリンク信号であり、前記送信時間差を推定することは、前記第1のアップリンク信号を前記第1のネットワークノードへ送信することと、前記第2のアップリンク信号を前記第2のネットワークノードへ送信することの時間差を推定することを含む、方法。
  69. 請求項68に記載の方法であって、前記閾値を取得することは、アップリンク閾値を取得することを含む、方法。
  70. データ送信に対して定義された、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスに対する同期状態を決定するための無線デバイスであって、
    処理回路であって、
    前記無線デバイスと第1のネットワークノードおよび第2のネットワークノードとの間でそれぞれ交換された第1の信号と第2の信号との間の送信時間差を推定し、
    前記第1のnumerologyおよび前記第2のnumerologyに基づいて閾値を取得し、
    前記推定された時間差と前記閾値との間の比較に基づいて、前記無線デバイスの前記同期状態を決定するように構成された処理回路を有する無線デバイス。
  71. 請求項70に記載の無線デバイスであって、前記第1の信号は前記第1のネットワークノードからの第1のダウンリンク信号であり、前記第2の信号は前記第2のネットワークノードからの第2のダウンリンク信号であり、前記送信時間差を推定することは、前記第1のネットワークノードから受信された第1のダウンリンク信号の受信と、前記第2のネットワークノードから受信された前記第2のダウンリンク信号の受信との間の時間差を推定することを含む、無線デバイス。
  72. 請求項71に記載の無線デバイスであって、前記閾値を取得することは、ダウンリンク閾値を取得することを含む、無線デバイス。
  73. 請求項70に記載の無線デバイスであって、前記第1の信号は第1のアップリンク信号であり、前記第2の信号は第2のアップリンク信号であり、前記送信時間差を推定することは、前記第1のアップリンク信号を前記第1のネットワークノードへ送信することと、前記第2のアップリンク信号を前記第2のネットワークノードへ送信することの時間差を推定することを含む、無線デバイス。
  74. 請求項73に記載の無線デバイスであって、前記閾値を取得することは、アップリンク閾値を取得することを含む、無線デバイス。
  75. データ送信に対して定義された、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスに対する同期状態を決定するためにネットワークノードによって実行される方法であって、
    前記無線デバイスから、前記無線デバイスと第1のネットワークノードおよび第2のネットワークノードとの間でそれぞれ交換された第1の信号と第2の信号との間の推定された送信時間差を取得することと、
    前記第1のnumerologyおよび前記第2のnumerologyに基づいて閾値を取得することと、
    前記推定された時間差と前記閾値との間の比較に基づいて、前記無線デバイスの前記同期状態を決定することを含む、方法。
  76. 請求項75に記載の方法であって、前記第1の信号は前記第1のネットワークノードからの第1のダウンリンク信号であり、前記第2の信号は前記第2のネットワークノードからの第2のダウンリンク信号であり、前記送信時間差を推定することは、前記第1のネットワークノードから受信された第1のダウンリンク信号の受信と、前記第2のネットワークノードから受信された前記第2のダウンリンク信号の受信との間の時間差を推定することを含む、方法。
  77. 請求項76に記載の方法であって、前記閾値を取得することは、ダウンリンク閾値を取得することを含む、方法。
  78. 請求項75に記載の方法であって、前記第1の信号は第1のアップリンク信号であり、前記第2の信号は第2のアップリンク信号であり、前記送信時間差を推定することは、前記第1のアップリンク信号を前記第1のネットワークノードへ送信することと、前記第2のアップリンク信号を前記第2のネットワークノードへ送信することの時間差を推定することを含む、方法。
  79. 請求項78に記載の方法であって、前記閾値を取得することは、アップリンク閾値を取得することを含む、方法。
  80. データ送信に対して定義された、第1のnumerologyおよび第2のnumerologyに基づいて無線デバイスに対する同期状態を決定するためのネットワークノードであって、
    処理回路であって、
    前記無線デバイスから、前記無線デバイスと第1のネットワークノードおよび第2のネットワークノードとの間でそれぞれ交換された第1の信号と第2の信号との間の推定された送信時間差を取得し、
    前記第1のnumerologyおよび前記第2のnumerologyに基づいて閾値を取得し、
    前記推定された時間差と前記閾値との間の比較に基づいて、前記無線デバイスの前記同期状態を決定するように構成された処理回路を有する、ネットワークノード。
  81. 請求項80に記載のネットワークノードであって、前記第1の信号は前記第1のネットワークノードからの第1のダウンリンク信号であり、前記第2の信号は前記第2のネットワークノードからの第2のダウンリンク信号であり、前記送信時間差を推定することは、前記第1のネットワークノードから受信された第1のダウンリンク信号の受信と、前記第2のネットワークノードから受信された前記第2のダウンリンク信号の受信との間の時間差を推定することを含む、ネットワークノード。
  82. 請求項81に記載のネットワークノードであって、前記閾値を取得することは、ダウンリンク閾値を取得することを含む、ネットワークノード。
  83. 請求項80に記載のネットワークノードであって、前記第1の信号は第1のアップリンク信号であり、前記第2の信号は第2のアップリンク信号であり、前記送信時間差を推定することは、前記第1のアップリンク信号を前記第1のネットワークノードへ送信することと、前記第2のアップリンク信号を前記第2のネットワークノードへ送信することの時間差を推定することを含む、ネットワークノード。
  84. 請求項83に記載のネットワークノードであって、前記閾値を取得することは、アップリンク閾値を取得することを含む、ネットワークノード。
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