この出願は、2016年8月11日に中国特許庁に出願され「INFORMATION TRANSMISSION METHOD, TERMINAL, AND NETWORK DEVICE」と題された中国特許出願第201610658865.6号に対する優先権を主張し、該出願はその全体をここで参照により援用される。
この出願の実施例は通信技術に関し、詳細には情報送信方法、端末、及びネットワークデバイスに関する。
第5世代(5th Generation、5G)通信システム又はニューラジオ(New Radio、NR)通信システムは、より高いシステム性能をサポートし、異なるサービス、異なる展開シナリオ、及び異なるスペクトルをサポートする目的で構築されている。サービスは、例えば、エンハンストモバイルブロードバンド(enhanced Mobile Broadband、eMBB)サービス、マシンタイプ通信(Machine Type Communication、MTC)サービス、超高信頼性及び低遅延通信(Ultra-reliable and low latency communications、URLLC)サービス、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(Multimedia Broadcast Multicast Service、MBMS)、及び測位サービスでもよい。展開シナリオは、例えば、屋内ホットスポット(Indoor hotspot)シナリオ、密集都市部(dense urban)シナリオ、郊外(suburban)シナリオ、都市部マクロ(Urban Macro)シナリオ、及び高速鉄道シナリオでもよい。スペクトルは、例えば、100GHz以内の任意の周波数範囲でもよい。
現在の通信システムにおいて、異なる端末が同じ処理帯域幅を有し、同じ処理能力を有する。結果として、現在の通信システムは、異なるサービス、異なる展開シナリオ、及び異なるスペクトルリソースに対応するシナリオをサポートすることが困難である。
通信システムが、異なるサービス、異なる展開シナリオ、及び異なるスペクトルリソースシナリオのような異なる適用シナリオをサポートすることを可能にする方法が、さらに探求される必要がある。
この出願の実施例は、複数の異なる適用シナリオを柔軟にサポートするための情報送信方法、端末、及びネットワークデバイスを提供する。
第1の態様によれば、この出願の実施例は情報送信方法を提供する。当該方法は、
端末により、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定するステップと、
端末により、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて同期信号を検出するステップとを含み得る。
当該方法において、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の異なるサブキャリア間隔が異なる適用シナリオに対応してもよく、それにより、端末とネットワークデバイスとの間の情報送信方法は異なる適用シナリオに柔軟に適用できる。
サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内のどのサブキャリア間隔がサービングセルにおける別のチャネル又は信号に使用されるかにかかわらず、端末は、同じサブキャリア間隔を使用することにより同期信号を検出し、それにより、端末は、同期信号に使用されたサブキャリア間隔を識別するために、同期信号に対してブラインド検出を実行する必要がない。これは、同期信号を検出するために端末により使用される時間を短縮し、サービングセルと同期するために端末により使用される時間を短縮し、すなわち、サービングセルにアクセスするために端末により使用される時間を短縮する。
サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔に基づいて同期信号が検出されたと決定されたとき、同期信号は、同期信号検出成功率を上げるために、高速シナリオによりもたらされるドップラーシフトに抵抗することができる。
第1の態様の実現方式において、同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスが、同期信号に対応するサブキャリア間隔に対応するサイクリックプレフィックスにおいて最も長いサイクリックプレフィックスである。
この方式において、サービングセルにおける同期信号のカバレッジエリア、及びサービングセルにおけるブロードキャストチャネルのカバレッジエリアが拡大でき、サービングセルにおける同期信号のロバスト性、及びサービングセルにおけるブロードキャストチャネルのロバスト性が改善できる。
第1の態様の別の実現方式において、当該方法は、
端末により、同期信号に対応する系列に基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定するステップをさらに含んでもよい。
第1の態様のさらに別の実現方式において、端末により、同期信号に対応する系列に基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定するステップは、
同期信号に対応する系列が第1の系列である場合、端末により、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースであると決定するステップ、又は、
同期信号に対応する系列が第2の系列である場合、端末により、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースであると決定するステップを含み、
第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と同じであり、あるいは、第1の時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置を含み、
第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、あるいは、第2の時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置と同期信号を搬送する時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置とが、固定の周波数シフトにより離される。
当該方法において、同期信号に対応する系列に基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソース又は第2の時間周波数リソースであると決定されてもよく、それにより、システムは、実際の適用シナリオ及び実際の要件に依存して、システム情報を搬送するために第1の時間周波数リソース及び/又は第2の時間周波数リソースを柔軟に使用して、動的なTDDをより良くサポートし、前方互換性をより良くサポートし、マルチビーム送信をより良くサポートすることができる。
第1の態様のさらに別の実現方式において、第1の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号を搬送する最後のシンボルに隣接し、あるいは、
第1の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号を搬送する最後のシンボルの次のシンボルであり、あるいは、
同期信号を搬送する最後のシンボルがシンボルlである場合、第1の時間周波数リソースの開始シンボルはシンボル(l+1)又はシンボル(l+1)mod Lであり、l=0,1,・・・L−1であり、Lは正の整数であり、
第2の時間周波数リソースのシンボルが、同期信号を搬送するシンボルと同じであり、あるいは、
第2の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号に含まれるプライマリ同期信号を搬送する開始シンボルと同じである。
第1の態様のさらに別の実現方式において、第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置の両側に分散される。
第1の態様のさらに別の実現方式において、第1の系列は、2つの31長系列を使用することにより第1の組み合わせ方式で生成され、第2の系列は、2つの31長系列を使用することにより第2の組み合わせ方式で生成され、第1の組み合わせ方式は第2の組み合わせ方式と異なる。
第1の態様のさらに別の実現方式において、システム情報は、シンボル位置インジケータフィールドを含み、
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルの位置を示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルのインデックスを示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルと同期信号を搬送するサブフレームの第1のシンボルとの間の時間ドメインシフトを示すために使用され、あるいは、
位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルの位置を示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルのインデックスを示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルとプライマリ同期信号を搬送するサブフレームの第1のシンボルとの間の時間ドメインシフトを示すために使用される。
当該方法において、端末は、無線フレーム内で同期信号を搬送する時間ドメイン位置を決定し、それにより、端末は、マルチビーム送信の間にフレームタイミングを実行することにおいてサポートされることができる。
第1の態様のさらに別の実現方式において、システム情報に対応するスクランブリングコードが、システム情報を搬送するサブフレームを示すために使用される。
第1の態様のさらに別の実現方式において、同期信号はセカンダリ同期信号である。
第2の態様によれば、この出願の実施例は情報送信方法をさらに提供する。当該方法は、
端末により、同期信号に対応する系列を決定するステップと、
端末により、同期信号に対応する系列に基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定するステップとを含み得る。
当該情報送信方法において、システム情報を搬送する異なる時間周波数リソースが異なる適用シナリオに対応してもよく、それにより、同期信号に対応する異なる系列が異なる適用シナリオに対応してもよく、ゆえに、端末とネットワークデバイスとの間の情報送信方法は異なる適用シナリオに柔軟に適用できる。
第2の態様の実現方式において、端末により、同期信号に対応する系列に基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定するステップは、
同期信号に対応する系列が第1の系列である場合、端末により、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースであると決定するステップ、又は、
同期信号に対応する系列が第2の系列である場合、端末により、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースであると決定するステップを含み、
第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と同じであり、あるいは、第1の時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置を含み、
第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、あるいは、第2の時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置と同期信号を搬送する時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置とが、固定の周波数シフトにより離される。
第2の態様の別の実現方式において、第1の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号を搬送する最後のシンボルに隣接し、あるいは、
第1の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号を搬送する最後のシンボルの次のシンボルであり、あるいは、
同期信号を搬送する最後のシンボルがシンボルlである場合、第1の時間周波数リソースの開始シンボルはシンボル(l+1)又はシンボル(l+1)mod Lであり、l=0,1,・・・L−1であり、Lは正の整数であり、
第2の時間周波数リソースのシンボルが、同期信号を搬送するシンボルと同じであり、あるいは、第2の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号に含まれるプライマリ同期信号を搬送する開始シンボルと同じである。
第2の態様のさらに別の実現方式において、第1の系列は、2つの31長系列を使用することにより第1の組み合わせ方式で生成され、第2の系列は、2つの31長系列を使用することにより第2の組み合わせ方式で生成され、第1の組み合わせ方式は第2の組み合わせ方式と異なる。
第3の態様によれば、この出願の実施例は情報送信方法をさらに提供でき、当該方法は、
ネットワークデバイスにより、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定するステップと、
ネットワークデバイスにより、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて同期信号を送出するステップとを含む。
当該方法において、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の異なるサブキャリア間隔が異なる適用シナリオに対応してもよく、それにより、端末とネットワークデバイスとの間の情報送信方法は異なる適用シナリオに柔軟に適用できる。
第3の態様の別の実現方式において、ネットワークデバイスにより、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて同期信号を送出する前に、当該方法は、
ネットワークデバイスにより、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて、サブキャリア間隔に対応するサイクリックプレフィックスセットを決定するステップと、
ネットワークデバイスにより、サイクリックプレフィックスセットに基づいて、同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスがサイクリックプレフィックスセット内の最も長いサイクリックプレフィックスであると決定するステップとをさらに含む。
第3の態様のさらに別の実現方式において、ネットワークデバイスにより、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて同期信号を送出するステップは、
ネットワークデバイスにより、同期信号に対応するサブキャリア間隔と同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスとに基づいて同期信号を送出するステップを含む。
第3の態様のさらに別の実現方式において、当該方法は、
ネットワークデバイスにより、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定するステップと、
ネットワークデバイスにより、システム情報を搬送する時間周波数リソースに基づいて、同期信号に対応する系列を決定するステップとをさらに含んでもよい。
当該情報送信方法において、システム情報を搬送する異なる時間周波数リソースが異なる適用シナリオに対応してもよく、それにより、同期信号に対応する異なる系列が異なる適用シナリオに対応してもよく、ゆえに、端末とネットワークデバイスとの間の情報送信方法は異なる適用シナリオに柔軟に適用できる。
第3の態様のさらに別の実現方式において、ネットワークデバイスにより、システム情報を搬送する時間周波数リソースに基づいて、同期信号に対応する系列を決定するステップは、
システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースである場合、ネットワークデバイスにより、同期信号に対応する系列が第1の系列であると決定するステップ、又は、
システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースである場合、ネットワークデバイスにより、同期信号に対応する系列が第2の系列であると決定するステップを含んでもよく、
第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と同じであり、あるいは、第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置を含み、
第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、あるいは、第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置とが、固定の周波数シフトにより離される。
第3の態様のさらに別の実現方式において、第1の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号を搬送する最後のシンボルに隣接し、あるいは、
第1の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号を搬送する最後のシンボルの次のシンボルであり、あるいは、
同期信号を搬送する最後のシンボルがシンボルlである場合、第1の時間周波数リソースの開始シンボルはシンボル(l+1)又はシンボル(l+1)mod Lであり、l=0,1,・・・L−1であり、Lは正の整数であり、
第2の時間周波数リソースのシンボルが、同期信号を搬送するシンボルと同じであり、あるいは、第2の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号に含まれるプライマリ同期信号を搬送する開始シンボルと同じである。
第3の態様のさらに別の実現方式において、第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置の両側に分散される。
第3の態様のさらに別の実現方式において、ネットワークデバイスにより、システム情報を搬送する時間周波数リソースに基づいて、同期信号に対応する系列を決定するステップは、
システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースである場合、ネットワークデバイスにより、同期信号に対応する系列が第1の系列であると決定するステップ、又は、
システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースである場合、ネットワークデバイスにより、同期信号に対応する系列が第2の系列であると決定するステップを含み、
第1の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとは、時分割多重の対象であり、第2の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとは、周波数分割多重の対象である。
第3の態様のさらに別の実現方式において、第1の系列は、2つの31長系列を使用することにより第1の組み合わせ方式で生成され、第2の系列は、2つの31長系列を使用することにより第2の組み合わせ方式で生成され、第1の組み合わせ方式は第2の組み合わせ方式と異なる。
第3の態様のさらに別の実現方式において、システム情報は、シンボル位置インジケータフィールドを含み、
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルの位置を示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルのインデックスを示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルと同期信号を搬送するサブフレームの第1のシンボルとの間の時間ドメインシフトを示すために使用され、あるいは、
位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルの位置を示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルのインデックスを示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルとプライマリ同期信号を搬送するサブフレームの第1のシンボルとの間の時間ドメインシフトを示すために使用される。
第3の態様のさらに別の実現方式において、システム情報に対応するスクランブリングコードが、システム情報を搬送するサブフレームを示すために使用される。
第3の態様のさらに別の実現方式において、同期信号はセカンダリ同期信号である。
第4の態様によれば、情報送信方法が、
ネットワークデバイスにより、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定するステップと、
ネットワークデバイスにより、システム情報を搬送する時間周波数リソースに基づいて、同期信号に対応する系列を決定するステップとを含む。
第4の態様の実現方式において、ネットワークデバイスにより、システム情報を搬送する時間周波数リソースに基づいて、同期信号に対応する系列を決定するステップは、
システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースである場合、ネットワークデバイスにより、同期信号に対応する系列が第1の系列であると決定するステップ、又は、
システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースである場合、ネットワークデバイスにより、同期信号に対応する系列が第2の系列であると決定するステップを含み、
第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と同じであり、あるいは、第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置を含み、
第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、あるいは、第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置とが、固定の周波数シフトにより離される。
第4の態様の別の実現方式において、第1の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号を搬送する最後のシンボルに隣接し、あるいは、第1の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号を搬送する最後のシンボルの次のシンボルであり、あるいは、同期信号を搬送する最後のシンボルがシンボルlである場合、第1の時間周波数リソースの開始シンボルはシンボル(l+1)又はシンボル(l+1)mod Lであり、l=0,1,・・・L−1であり、Lは正の整数であり、
第2の時間周波数リソースのシンボルが、同期信号を搬送するシンボルと同じであり、あるいは、第2の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号に含まれるプライマリ同期信号を搬送する開始シンボルと同じである。
第4の態様のさらに別の実現方式において、ネットワークデバイスにより、システム情報を搬送する時間周波数リソースに基づいて、同期信号に対応する系列を決定するステップは、
システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースである場合、ネットワークデバイスにより、同期信号に対応する系列が第1の系列であると決定するステップ、又は、
システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースである場合、ネットワークデバイスにより、同期信号に対応する系列が第2の系列であると決定するステップを含み、
第1の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとは、時分割多重の対象であり、第2の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとは、周波数分割多重の対象である。
第4の態様のさらに別の実現方式において、第1の系列は、2つの31長系列を使用することにより第1の組み合わせ方式で生成され、第2の系列は、2つの31長系列を使用することにより第2の組み合わせ方式で生成され、第1の組み合わせ方式は第2の組み合わせ方式と異なる。
第5の態様によれば、この出願の実施例は端末をさらに提供し、当該端末は、
ネットワークデバイスにより送出された情報を受信するように構成された受信ユニットと、
同期信号に対応するサブキャリア間隔を決定し、同期信号に対応するサブキャリア間隔は、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔であり;同期信号に対応するサブキャリア間隔とネットワークデバイスにより送出された受信した信号とに基づいて同期信号を検出するように構成された処理ユニットとを含む。
第5の態様の実現方式において、同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスが、同期信号に対応するサブキャリア間隔に対応するサイクリックプレフィックスにおいて最も長いサイクリックプレフィックスである。
第5の態様の別の実現方式において、処理ユニットは、同期信号に対応する系列に基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定するようにさらに構成される。
第5の態様のさらに別の実現方式において、処理ユニットは、同期信号に対応する系列が第1の系列である場合、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースであると決定し、あるいは、同期信号に対応する系列が第2の系列である場合、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースであると決定するように具体的に構成され、
第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と同じであり、あるいは、第1の時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置を含み、第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、あるいは、第2の時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置と同期信号を搬送する時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置とが、固定の周波数シフトにより離される。
第5の態様のさらに別の実現方式において、第1の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号を搬送する最後のシンボルに隣接し、あるいは、
第1の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号を搬送する最後のシンボルの次のシンボルであり、あるいは、
同期信号を搬送する最後のシンボルがシンボルlである場合、第1の時間周波数リソースの開始シンボルはシンボル(l+1)又はシンボル(l+1)mod Lであり、l=0,1,・・・L−1であり、Lは正の整数であり、
第2の時間周波数リソースのシンボルが、同期信号を搬送するシンボルと同じであり、あるいは、第2の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号に含まれるプライマリ同期信号を搬送する開始シンボルと同じである。
第5の態様のさらに別の実現方式において、第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置の両側に分散される。
第5の態様のさらに別の実現方式において、第1の系列は、2つの31長系列を使用することにより第1の組み合わせ方式で生成され、第2の系列は、2つの31長系列を使用することにより第2の組み合わせ方式で生成され、第1の組み合わせ方式は第2の組み合わせ方式と異なる。
第5の態様のさらに別の実現方式において、システム情報は、シンボル位置インジケータフィールドを含み、
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルの位置を示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルのインデックスを示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルと同期信号を搬送するサブフレームの第1のシンボルとの間の時間ドメインシフトを示すために使用され、あるいは、
位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルの位置を示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルのインデックスを示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルとプライマリ同期信号を搬送するサブフレームの第1のシンボルとの間の時間ドメインシフトを示すために使用される。
第5の態様のさらに別の実現方式において、システム情報に対応するスクランブリングコードが、システム情報を搬送するサブフレームを示すために使用される。
第5の態様のさらに別の実現方式において、同期信号はセカンダリ同期信号である。
第6の態様によれば、この出願の実施例は端末をさらに提供し、当該端末は、
ネットワークデバイスにより送出された同期信号を受信するように構成された受信ユニットと、
ネットワークデバイスにより送出された受信した同期信号に基づいて同期信号に対応する系列を決定し、同期信号に対応する系列に基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定するように構成された処理ユニットとを含む。
第6の態様の実現方式において、処理ユニットは、同期信号に対応する系列が第1の系列である場合、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースであると決定し、あるいは、同期信号に対応する系列が第2の系列である場合、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースであると決定するように具体的に構成され、
第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と同じであり、あるいは、第1の時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置を含み、
第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、あるいは、第2の時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置と同期信号を搬送する時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置とが、固定の周波数シフトにより離される。
第6の態様の別の実現方式において、第1の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号を搬送する最後のシンボルに隣接し、あるいは、
第1の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号を搬送する最後のシンボルの次のシンボルであり、あるいは、
同期信号を搬送する最後のシンボルがシンボルlである場合、第1の時間周波数リソースの開始シンボルはシンボル(l+1)又はシンボル(l+1)mod Lであり、l=0,1,・・・L−1であり、Lは正の整数であり、
第2の時間周波数リソースのシンボルが、同期信号を搬送するシンボルと同じであり、あるいは、第2の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号に含まれるプライマリ同期信号を搬送する開始シンボルと同じである。
第6の態様のさらに別の実現方式において、第1の系列は、2つの31長系列を使用することにより第1の組み合わせ方式で生成され、第2の系列は、2つの31長系列を使用することにより第2の組み合わせ方式で生成され、第1の組み合わせ方式は第2の組み合わせ方式と異なる。
第7の態様によれば、この出願の実施例はネットワークデバイスをさらに提供し、当該ネットワークデバイスは、
同期信号に対応するサブキャリア間隔を決定するように構成された処理ユニットであり、同期信号に対応するサブキャリア間隔は、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔である、処理ユニットと、
同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて同期信号を送出するように構成された送出ユニットとを含む。
第7の態様の実現方式において、処理ユニットは、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて、サブキャリア間隔に対応するサイクリックプレフィックスセットを決定し、サイクリックプレフィックスセットに基づいて、同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスがサイクリックプレフィックスセット内の最も長いサイクリックプレフィックスであると決定するようにさらに構成される。
第7の態様の別の実現方式において、送出ユニットは、同期信号に対応するサブキャリア間隔と同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスとに基づいて同期信号を送出するように具体的に構成される。
第7の態様のさらに別の実現方式において、処理ユニットは、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定し、システム情報を搬送する時間周波数リソースに基づいて、同期信号に対応する系列を決定するようにさらに構成される。
第7の態様のさらに別の実現方式において、処理ユニットは、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースである場合、同期信号に対応する系列が第1の系列であると決定し、あるいは、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースである場合、同期信号に対応する系列が第2の系列であると決定するように具体的に構成され、
第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と同じであり、あるいは、第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置を含み、
第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、あるいは、第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置とが、固定の周波数シフトにより離される。
第7の態様のさらに別の実現方式において、第1の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号を搬送する最後のシンボルに隣接し、あるいは、
第1の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号を搬送する最後のシンボルの次のシンボルであり、あるいは、
同期信号を搬送する最後のシンボルがシンボルlである場合、第1の時間周波数リソースの開始シンボルはシンボル(l+1)又はシンボル(l+1)mod Lであり、l=0,1,・・・L−1であり、Lは正の整数であり、
第2の時間周波数リソースのシンボルが、同期信号を搬送するシンボルと同じであり、あるいは、第2の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号に含まれるプライマリ同期信号を搬送する開始シンボルと同じである。
第7の態様のさらに別の実現方式において、第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置の両側に分散される。
第7の態様のさらに別の実現方式において、処理ユニットは、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースである場合、同期信号に対応する系列が第1の系列であると決定し、あるいは、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースである場合、同期信号に対応する系列が第2の系列であると決定するように具体的に構成され、
第1の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとは、時分割多重の対象であり、第2の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとは、周波数分割多重の対象である。
第7の態様のさらに別の実現方式において、第1の系列は、2つの31長系列を使用することにより第1の組み合わせ方式で生成され、第2の系列は、2つの31長系列を使用することにより第2の組み合わせ方式で生成され、第1の組み合わせ方式は第2の組み合わせ方式と異なる。
第7の態様のさらに別の実現方式において、システム情報は、シンボル位置インジケータフィールドを含み、
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルの位置を示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルのインデックスを示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルと同期信号を搬送するサブフレームの第1のシンボルとの間の時間ドメインシフトを示すために使用され、あるいは、
位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルの位置を示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルのインデックスを示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルとプライマリ同期信号を搬送するサブフレームの第1のシンボルとの間の時間ドメインシフトを示すために使用される。
第7の態様のさらに別の実現方式において、システム情報に対応するスクランブリングコードが、システム情報を搬送するサブフレームを示すために使用される。
第7の態様のさらに別の実現方式において、同期信号はセカンダリ同期信号である。
第8の態様によれば、この出願の実施例はネットワークデバイスをさらに提供し、当該ネットワークデバイスは、
システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定し、システム情報を搬送する時間周波数リソースに基づいて、同期信号に対応する系列を決定するように構成された処理ユニットと、
同期信号を送出するように構成された送出ユニットとを含む。
第8の態様の実現方式において、処理ユニットは、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースである場合、同期信号に対応する系列が第1の系列であると決定し、あるいは、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースである場合、同期信号に対応する系列が第2の系列であると決定するように具体的に構成され、
第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と同じであり、あるいは、第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置を含み、
第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、あるいは、第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置とが、固定の周波数シフトにより離される。
第8の態様の別の実現方式において、第1の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号を搬送する最後のシンボルに隣接し、あるいは、
第1の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号を搬送する最後のシンボルの次のシンボルであり、あるいは、
同期信号を搬送する最後のシンボルがシンボルlである場合、第1の時間周波数リソースの開始シンボルはシンボル(l+1)又はシンボル(l+1)mod Lであり、l=0,1,・・・L−1であり、Lは正の整数であり、
第2の時間周波数リソースのシンボルが、同期信号を搬送するシンボルと同じであり、あるいは、第2の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号に含まれるプライマリ同期信号を搬送する開始シンボルと同じである。
第8の態様のさらに別の実現方式において、処理ユニットは、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースである場合、同期信号に対応する系列が第1の系列であると決定し、あるいは、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースである場合、同期信号に対応する系列が第2の系列であると決定するように具体的に構成され、
第1の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとは、時分割多重の対象であり、第2の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとは、周波数分割多重の対象である。
第8の態様のさらに別の実現方式において、第1の系列は、2つの31長系列を使用することにより第1の組み合わせ方式で生成され、第2の系列は、2つの31長系列を使用することにより第2の組み合わせ方式で生成され、第1の組み合わせ方式は第2の組み合わせ方式と異なる。
この出願の実施例で提供される情報送信方法、端末、及びネットワークデバイスによれば、ネットワークデバイスは、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定し、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて同期信号を送出してもよく、端末は、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定し、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて同期信号を検出する。サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の異なるサブキャリア間隔が異なる適用シナリオに対応してもよく、それにより、端末とネットワークデバイスとの間の情報送信方法は異なる適用シナリオに柔軟に適用できる。
この出願の実施例1による情報送信方法のフローチャートである。
この出願の実施例2による情報送信方法のフローチャートである。
第1の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとの間の対応関係の図である。
第2の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとの間の対応関係の図である。
この出願の実施例2による別の情報送信方法のフローチャートである。
この出願の実施例2によるさらに別の情報送信方法のフローチャートである。
この出願の実施例3による情報送信方法のフローチャートである。
この出願の実施例3による別の情報送信方法のフローチャートである。
この出願の実施例4による端末の概略構成図である。
この出願の実施例5による端末の概略構成図である。
この出願の実施例6によるネットワークデバイスの概略構成図である。
この出願の実施例7によるネットワークデバイスの概略構成図である。
この出願の実施例で提供される情報送信方法及び装置、端末、及びネットワークデバイスは、複数の異なる適用シナリオをサポートするために、5G通信システム、NR通信システム、及びこれらに基づき進化したより高度な通信システムに適用できる。
この出願の以下の実施例において、端末は、5G通信技術、NR通信技術、又は将来のより高度な通信技術を使用する端末でもよく、各ネットワークデバイスは、5G通信技術、NR通信技術、又は将来のより高度な通信技術を使用するネットワークデバイスでもよい。
端末は無線端末でもよく、あるいは有線端末でもよい。無線端末は、ユーザに音声及び/又はデータ接続性を提供するデバイス、無線接続機能を有するハンドヘルドデバイス、又は無線モデムに接続された他の処理デバイスでもよい。無線端末は、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、RAN)を使用することにより1つ以上のコアネットワークと通信してもよい。無線端末は、モバイル端末、例えば、モバイルフォン(「セルラー」フォンとも呼ばれる)、又はモバイル端末を有するコンピュータでもよい。例えば、無線端末は、ポータブルモバイル装置、ポケットサイズのモバイル装置、ハンドヘルドモバイル装置、コンピュータビルトインモバイル装置、又は無線アクセスネットワークと音声及び/又はデータを交換する車載モバイル装置でもよい。例えば、無線端末は、パーソナル通信サービス(Personal Communications Service、PCS)フォン、コードレス電話セット、セッションイニシエーションプロトコル(Session Initiation Protocol、SIP)フォン、無線ローカルループ(Wireless Local Loop、WLL)局、又はパーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)のようなデバイスでもよい。無線端末は、加入者ユニット(Subscriber Unit)、加入者局(Subscriber Station)、モバイル局(Mobile Station)、モバイルコンソール(Mobile)、リモート局(Remote Station)、アクセスポイント(Access Point)、リモート端末(Remote Terminal)、アクセス端末(Access Terminal)、ユーザ端末(User Terminal)、ユーザエージェント(User Agent)、ユーザデバイス(User Device)、又はユーザ装置(User Equipment)とも呼ばれ得る。
ネットワークデバイスは、アクセスネットワークデバイス、例えば、基地局でもよく、アクセスポイント(Access Point、AP)と呼ばれてもよい。この出願で説明される基地局は、無線局の形式であり、移動通信交換局(mobile switching center)を使用することにより特定の無線カバレッジエリア内のモバイルフォン端末と情報を交換する無線送受信局でもよく、あるいは1つ以上のセクタを使用することによりアクセスネットワークにおけるエアインターフェースを通じて無線端末と通信するデバイスでもよい。基地局は、受信したオーバー・ジ・エア(over-the-air)フレームとインターネットプロトコル(Internet Protocol、IP)パケットとの間の変換を実行し、無線端末とアクセスネットワークの残りの部分との間のルータの役割を果たすように構成されてもよい。アクセスネットワークの残りの部分は、インターネットプロトコル(IP)ネットワークを含んでもよい。基地局は、エアインターフェース上の属性管理をさらに協調させてもよい。例えば、基地局は、基地送受信局(Base Transceiver Station、BTS)、ノードベース(Node Base、NodeB)、進化型ノードB(evolved Node B、eNB)などのうち任意の1つでもよい。これはこの出願で限定されない。
この出願の以下の実施例で提供される情報送信方法において、ネットワークデバイスは、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定し、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて同期信号を送出してもよく、端末は、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定し、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて同期信号を検出する。サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の異なるサブキャリア間隔が異なる適用シナリオに対応してもよく、それにより、端末とネットワークデバイスとの間の情報送信方法は異なる適用シナリオに柔軟に適用できる。
情報送信方法は、複数の例を使用することによりこの出願の以下の実施例で例示される。この出願のすべての実施例において、別段示されない限り、実施例中のステップのシーケンスもステップ間の相互依存も限定されないことが留意されるべきである。
図1は、この出願の実施例1による情報送信方法のフローチャートである。図1に示されるように、方法は以下のステップを含み得る。
S101.ネットワークデバイスが、同期信号に対応するサブキャリア間隔を決定する。
ステップS101において、ネットワークデバイスは、同期信号に対応するサブキャリア間隔を決定し、同期信号に対応するサブキャリア間隔は、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔でもよい。
具体的に、ネットワークデバイスは、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいて、サブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定してもよい。
サービングセルは、端末のプライマリサービングセル(Primary serving cell)でもよく、あるいは端末のセカンダリサービングセル(Secondary serving cell)でもよい。この出願の実現方式において、サービングセル(serving cell)はキャリア(carrier)と呼ばれてもよい。換言すると、1つのサービングセルは1つのキャリアである。
例えば、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットが15kHzサブキャリア間隔及び30kHzサブキャリア間隔を含む場合、ネットワークデバイスは、サブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔、すなわち30kHzサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定してもよい。
別の実施例において、ステップS101において、ネットワークデバイスは、同期信号に対応するサブキャリア間隔を決定し、同期信号に対応するサブキャリア間隔は、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も小さいサブキャリア間隔でもよい。
具体的に、ネットワークデバイスは、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいて、サブキャリア間隔セット内の最も小さいサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定してもよい。
例えば、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットが15kHzサブキャリア間隔及び30kHzサブキャリア間隔を含む場合、ネットワークデバイスは、サブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔、すなわち15kHzサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定してもよい。
さらに別の実施例において、ステップS101において、ネットワークデバイスは、同期信号に対応するサブキャリア間隔を決定し、同期信号に対応するサブキャリア間隔は、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の第1のサブキャリア間隔でもよい。第1のサブキャリア間隔は、サブキャリア間隔セット内の最も小さいサブキャリア間隔でもサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔でもなく、例えば、サブキャリア間隔セット内の2番目に大きいサブキャリア間隔でもよい。例えば、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットが15kHzサブキャリア間隔、30kHzサブキャリア間隔、及び60kHzサブキャリア間隔を含む場合、ネットワークデバイスは、サブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔、すなわち30kHzサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定してもよい。
この実施例において、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内のどのサブキャリア間隔がサービングセルにおける別のチャネル又は信号に使用されるかにかかわらず、ネットワークデバイスは、同じサブキャリア間隔を使用することにより同期信号を送出し、それにより、端末は、同期信号に使用されたサブキャリア間隔を識別するために同期信号に対してブラインド検出を実行する必要がない。これは、同期信号を検出するために端末により使用される時間を短縮し、サービングセルと同期するために端末により使用される時間を短縮し、すなわち、サービングセルにアクセスするために端末により使用される時間を短縮し、端末の同期信号検出成功率を上げ、端末のセルアクセス成功率を上げる。
サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の異なるサブキャリア間隔は、一般に、異なるシナリオに適用されてもよい。例えば、大きいサブキャリア間隔が、高周波数低遅延サービスと高速送信とのうち少なくとも1つのシナリオで使用され、小さいサブキャリア間隔が、低周波数シナリオとラージカバレッジシナリオとのうち少なくとも1つのシナリオで使用される。ゆえに、この出願のこの実施例における情報送信方法では、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の異なるサブキャリア間隔について、同期信号及び/又はブロードキャストチャネルを送出するために同じサブキャリア間隔が使用でき、それにより、一様な同期信号及びシステム情報送信方法が異なるシナリオで使用できる。
さらに、同期信号が、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔に基づいて送出されるとき、同期信号は、高速シナリオによりもたらされるドップラーシフトに抵抗し(resist)、同期信号検出成功率を上げることができる。
ステップS101は、ネットワークデバイスがブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔を決定し、ブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔は同期信号に対応するサブキャリア間隔と同じであることをさらに含んでもよい。例えば、ブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔は、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔でもよい。他の説明は前述の説明と同じであり、詳細はここで再度説明されない。
S102.ネットワークデバイスが、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて同期信号を送出する。
具体的に、例えば、ネットワークデバイスは、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて、同期信号に対応するシンボル(例えば、OFDMシンボル)を生成し、同期信号に対応するシンボルに基づいて同期信号を端末に送出してもよい。
別の実施例において、ステップS102は、
ネットワークデバイスが、同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスを決定し、サイクリックプレフィックスは、同期信号に対応するサブキャリア間隔に対応するサイクリックプレフィックス(Cyclic Prefix、CP)において最も長いサイクリックプレフィックスでもよく、
ネットワークデバイスが、同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスと、同期信号に対応するサブキャリア間隔とに基づいて、同期信号を送出することをさらに含んでもよい。
この出願の実施例における同期信号は、例えば、プライマリ同期信号及びセカンダリ同期信号を含んでもよいことが留意されるべきである。この出願の実施例で言及されるシンボルは、例えば、シングルキャリア周波数分割多元接続(Single carrier Frequency Division Multiple Access、SC‐FDMA)シンボル、又は直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、OFDM)シンボルでもよい。
S103.端末が、同期信号に対応するサブキャリア間隔を決定する。
ステップS103において、端末は、同期信号に対応するサブキャリア間隔を決定し、同期信号に対応するサブキャリア間隔は、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔でもよい。
具体的に、端末は、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいて、サブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定してもよい。
例えば、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットが15kHzサブキャリア間隔及び30kHzサブキャリア間隔を含み得る場合、端末は、サブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔、すなわち30kHzサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定してもよい。
別の実施例において、ステップS103において、端末は、同期信号に対応するサブキャリア間隔を決定し、同期信号に対応するサブキャリア間隔は、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も小さいサブキャリア間隔でもよい。
具体的に、端末は、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいて、サブキャリア間隔セット内の最も小さいサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定してもよい。
例えば、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットが15kHzサブキャリア間隔及び30kHzサブキャリア間隔を含む場合、ネットワークデバイスは、サブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔、すなわち15kHzサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定してもよい。
さらに別の実施例において、ステップS103において、端末は、同期信号に対応するサブキャリア間隔を決定し、同期信号に対応するサブキャリア間隔は、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の第1のサブキャリア間隔でもよい。第1のサブキャリア間隔は、サブキャリア間隔セット内の最も小さいサブキャリア間隔でもサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔でもなく、例えば、サブキャリア間隔セット内の2番目に大きいサブキャリア間隔でもよい。例えば、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットが15kHzサブキャリア間隔、30kHzサブキャリア間隔、及び60kHzサブキャリア間隔を含む場合、ネットワークデバイスは、サブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔、すなわち30kHzサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定してもよい。
この実施例において、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内のどのサブキャリア間隔がサービングセルにおける別のチャネル又は信号に使用されるかにかかわらす、端末は、同じサブキャリア間隔を使用することにより同期信号を検出し、それにより、端末は、同期信号に使用されたサブキャリア間隔を識別するために同期信号に対してブラインド検出を実行する必要がない。これは、同期信号を検出するために端末により使用される時間を短縮し、サービングセルと同期するために端末により使用される時間を短縮し、すなわち、サービングセルにアクセスするために端末により使用される時間を短縮し、端末の同期信号検出成功率を上げ、端末のセルアクセス成功率を上げる。
サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の異なるサブキャリア間隔は、一般に、異なるシナリオに適用されてもよい。例えば、大きいサブキャリア間隔が、高周波数低遅延サービスと高速送信とのうち少なくとも1つのシナリオで使用され、小さいサブキャリア間隔が、低周波数シナリオとラージカバレッジシナリオとのうち少なくとも1つのシナリオで使用される。ゆえに、この出願のこの実施例における情報送信方法では、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の異なるサブキャリア間隔について、同期信号及び/又はブロードキャストチャネルを送出するために同じサブキャリア間隔が使用でき、それにより、一様な同期信号及びシステム情報送信方法が異なるシナリオで使用できる。
さらに、端末が、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔を使用することにより同期信号を検出するとき、同期信号は、高速シナリオによりもたらされるドップラーシフトに抵抗し、同期信号検出成功率を上げることができる。
ステップS103は、端末がブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔を決定し、ブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔は同期信号に対応するサブキャリア間隔と同じであることをさらに含んでもよい。例えば、ブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔は、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔でもよい。他の説明は前述の説明と同じであり、詳細はここで再度説明されない。
S104.端末が、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて同期信号を検出する。
ステップS104において、端末は、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて同期信号を検出する。具体的に、異なるローカル系列と受信した信号との間の相関が計算され、同期信号に対応する系列を決定してもよい。特定の系列について、端末は、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて対応するOFDMシンボルを生成し、生成されたOFDMシンボルと受信した信号との間の相関を計算してもよい。ゆえに、ユーザ装置は、同期信号に対応するサブキャリア間隔を最初決定し、次いで、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて同期信号を検出する必要がある。
ステップS104は、端末が同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスを決定することをさらに含んでもよい。この場合、端末は、検出された同期信号に基づいて、同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスを決定してもよい。同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスは、同期信号に対応するサブキャリア間隔に対応するサイクリックプレフィックスにおいて最も長いサイクリックプレフィックスである。
同期信号に対応する異なる系列は、異なる情報を搬送してもよいことが留意されるべきである。例えば、異なる系列は、端末のサービングセルの異なるセルIDを搬送する。ゆえに、同期信号に対応する系列を決定した後、端末は、同期信号に対応する系列に基づいて端末のサービングセルのセルIDをさらに決定してもよい。端末のサービングセルは、例えば、端末のためにネットワークデバイスにより構成されたサービングセルでもよく、あるいは、端末にサービス提供し(serving)ているサービングセル、又は端末によりアクセスされているサービングセルでもよい。
任意選択で、ステップS104は、
端末が、ネットワークデバイスにより送出された情報を受信し、
端末が、同期信号に対応するサブキャリア間隔とネットワークデバイスにより送出された受信した信号とに基づいて同期信号を検出することを含んでもよい。
この場合、ネットワークデバイスにより送出された情報は同期信号を含んでもよく、あるいは同期信号を含まなくてもよいが、いずれの場合にも、端末が前述の動作を実行することが留意されるべきである。差は単に以下のとおりである:ネットワークデバイスにより送出された情報が同期信号を含まないとき、端末は同期信号を検出することができない。ネットワークデバイスにより送出された情報が同期信号を含むとき、端末は同期信号を検出することができる。
この出願の実施例1で提供される情報送信方法において、ネットワークデバイスは、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定し、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて同期信号を送出してもよく、端末は、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔内の最も大きいサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定し、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて同期信号を検出する。サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の異なるサブキャリア間隔が異なる適用シナリオに対応してもよく、それにより、端末とネットワークデバイスとの間の情報送信方法は異なる適用シナリオに柔軟に適用できる。
任意選択で、前述の情報送信方法に基づいて、同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスは、同期信号に対応するサブキャリア間隔に対応するサイクリックプレフィックスにおいて最も長いサイクリックプレフィックスである。
具体的に、同期信号に対応するサブキャリア間隔に対応するサイクリックプレフィックスが、例えば、通常サイクリックプレフィックス及び拡張サイクリックプレフィックスを含み得る場合、同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスは、同期信号に対応するサブキャリア間隔に対応するサイクリックプレフィックスにおいて最も長いサイクリックプレフィックス、すなわち拡張サイクリックプレフィックスでもよい。
例えば、サービングセルにおける同期信号に対応するサイクリックプレフィックス及び/又はサービングセルにおけるブロードキャストチャネルに対応するサイクリックプレフィックスは、同期信号に対応するサブキャリア間隔に対応するサイクリックプレフィックスにおいて最も長いサイクリックプレフィックス、例えば拡張サイクリックプレフィックスでもよい。
サービングセルにおける同期信号に対応するサイクリックプレフィックス、及び/又はサービングセルにおけるブロードキャストチャネルに対応するサイクリックプレフィックスは、サービングセルにおけるデータチャネルに対応するサイクリックプレフィックスより長くてもよい。
方法において、例えば、サブキャリア間隔とシステムパラメータとの間の事前設定された対応関係表が、同期信号に対応するサブキャリア間隔に対応するサイクリックプレフィックスについて、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて検索されてもよく、同期信号に対応するサブキャリア間隔に対応するサイクリックプレフィックスにおいて最も長いサイクリックプレフィックスは、同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスとして決定されてもよい。例えば、サブキャリア間隔とシステムパラメータとの間の対応関係表について、表1を参照する。表1において、各サブキャリア間隔に対応するシステムパラメータは、サブフレーム長、シンボル数、CP長、CPオーバヘッドなどを含み得る。
表1の値は単に例であり、別法として、表1の値は四捨五入を通して得られた値でもよいことが留意されるべきである。例えば、この実施例において有効なシンボル長及びCP長は、表内の値に近い数でもよい。さらに、表内のパラメータ間の相互依存は限定されない。各サブキャリア間隔に対応するCP長は、2つのCP長、すなわち、通常サイクリックプレフィックスに対応するCP長と、拡張サイクリックプレフィックスに対応するCP長とを含む。最も小さいCP長は、通常サイクリックプレフィックスに対応するCP長であり、最も大きいCP長は、拡張サイクリックプレフィックスに対応するCP長である。
同期信号に対応するサブキャリア間隔が30kHzである場合、表1を参照して、30kHzサブキャリア間隔に対応するサイクリックプレフィックスは2.38μsの通常サイクリックプレフィックス及び8.33μsの拡張サイクリックプレフィックスを含むことが習得でき、ゆえに、同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスは8.33μsの拡張サイクリックプレフィックスでもよいと決定できる。
サービングセルにおけるデータチャネルに対応するサイクリックプレフィックスが約2.38μs又は約4.76μsであるとき、サービングセルにおける同期信号に対応するサイクリックプレフィックス及びサービングセルにおけるブロードキャストチャネルに対応するサイクリックプレフィックスは約5.13μsでもよい。
ここで、サービングセルにおける同期信号に対応するサイクリックプレフィックスは、同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスでもよい。サービングセルにおけるブロードキャストチャネルに対応するサイクリックプレフィックスは、ブロードキャストチャネルを搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスでもよい。サービングセルにおけるデータチャネルに対応するサイクリックプレフィックスは、データを搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスでもよい。ブロードキャストチャネルはここで、マスタ情報ブロック(Master Information Block、MIB)を送信するためのチャネルでもよい。
この方式において、サービングセルにおける同期信号のカバレッジエリア、及びサービングセルにおけるブロードキャストチャネルのカバレッジエリアが拡張でき、サービングセルにおける同期信号のロバスト性、及びサービングセルにおけるブロードキャストチャネルのロバスト性が改善できる。
任意選択で、端末が、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいて、サブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定する前に、情報送信方法は、
端末が、サービングセルのキャリア周波数に基づいて、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを決定し、あるいは、
端末が、サービングセルの周波数セットに基づいて、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを決定することをさらに含んでもよい。
具体的に、例えば、端末は、サービングセルに対応する周波数セットに対応するサブキャリア間隔セットについて、サービングセルに対応する周波数セットに基づいて周波数セットとサブキャリア間隔セットとの間の事前設定された対応関係を検索してもよく、サブキャリア間隔セットは、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットであり、あるいは、端末は、サービングセルに対応する周波数セットに基づいてサブキャリア間隔セットを計算し、計算されたサブキャリア間隔を、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットとして使用してもよい。例えば、端末は、サービングセルのキャリア周波数が属する周波数セットを、サービングセルに対応する周波数セットとして決定してもよく、あるいは、サービングセルと周波数セットとの間の事前設定された対応関係に基づいて、サービングセルに対応する周波数セットを決定してもよく、例えば、サービングセルの識別子と、サービングセルの識別子及び周波数セットの間の事前設定された対応関係とに基づいて、サービングセルに対応する周波数セットを決定してもよい。
任意選択で、例えば、端末は、サービングセルのキャリア周波数に対応するサブキャリア間隔セットについて、サービングセルのキャリア周波数に基づいてキャリア周波数とサブキャリア間隔セットとの間の事前設定された対応関係を検索してもよく、サブキャリア間隔セットは、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットであり、あるいは、端末は、サービングセルのキャリア周波数に基づいてサブキャリア間隔セットを計算し、計算されたサブキャリア間隔セットを、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットとして使用してもよい。端末は、周波数スキャンを通してサービングセルのキャリア周波数を取得してもよく、あるいは、サービングセルの且つ端末に事前設定されたキャリア周波数に基づいてサービングセルのキャリア周波数を取得してもよい。
任意選択で、前述の方法のうち任意の1つに基づき、この出願の実施例2が情報送信方法をさらに提供し得る。図2は、この出願の実施例2による情報送信方法のフローチャートである。図2に示されるように、方法は以下のステップをさらに含み得る。
S201.端末が、同期信号に対応する系列に基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定する。
具体的に、例えば、端末は、検出された同期信号に対応する系列、及び/又は同期信号系列とシステム情報時間周波数リソースとの間の事前設定された対応関係に基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定してもよい。システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定した後、端末は、システム情報を搬送する時間周波数リソース上で、ネットワークデバイスにより送出されたシステム情報を受信してもよい。
システム情報はマスタ情報ブロック(MIB)でもよく、システム情報を搬送するチャネルは物理ブロードキャストチャネルでもよい。
任意選択で、システム情報は、シンボル位置インジケータフィールド(symbol location indicator field)を含んでもよく、シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送するための時間ドメイン位置を示すために使用される。
例えば、シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号の開始シンボルの位置を示すために使用されてもよく、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルのインデックスを示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルと同期信号を搬送するサブフレームの第1のシンボルとの間の時間ドメインシフトを示すために使用され、あるいは、
位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルの位置を示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルのインデックスを示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルとプライマリ同期信号を搬送するサブフレームの第1のシンボルとの間の時間ドメインシフトを示すために使用される。
さらに、任意選択で、システム情報に対応するスクランブリングコードが、システム情報を搬送するサブフレームを示すために使用される。
任意選択で、前述の方法に基づき、方法は以下のステップをさらに含んでもよい。
S202.端末が、システム情報を搬送する時間周波数リソースに基づいてシステム情報を受信する。
具体的に、端末は、システム情報に含まれるシンボル位置インジケータフィールド、及び/又はシステム情報に対応するスクランブリングコードに基づいて、同期信号を搬送するための時間ドメイン位置を決定してもよい。同期信号を搬送するための時間ドメイン位置は、例えば、同期信号を搬送する開始シンボルの位置、同期信号を搬送する開始シンボルのインデックス、同期信号を搬送する開始シンボルと同期信号を搬送するサブフレームの第1のシンボルとの間の時間ドメインシフト、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルの位置、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルのインデックス、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルとプライマリ同期信号を搬送するサブフレームの第1のシンボルとの間の時間ドメインシフト、及びシステム情報を搬送するサブフレームのうち少なくとも1つでもよい。
端末は、無線フレーム内で同期信号を搬送するための時間ドメイン位置を決定し、それにより、端末は、マルチビーム送信の間にフレームタイミングを実行することにおいてサポートされることができ、端末は、サービングセルの無線フレームタイミングを決定する。
任意選択で、前述の方法において、S201において端末が、同期信号に対応する系列に基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定することは、
同期信号に対応する系列が第1の系列である場合、端末は、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースであると決定し、あるいは、
同期信号に対応する系列が第2の系列である場合、端末は、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースであると決定することを含んでもよい。
第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と同じであり、あるいは、第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置を含む。
第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、あるいは、第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置とは、固定の周波数シフトにより離される。
任意選択で、第1の時間周波数リソース位置により占有されるリソースブロック数は、同期信号を搬送する時間周波数リソースにより占有されるリソースブロック数と同じであり、かつ/あるいは、第2の時間周波数リソース位置により占有されるリソースブロック数は、同期信号を搬送する時間周波数リソースにより占有されるリソースブロック数と同じである。
任意選択で、第1の時間周波数リソースの開始シンボルは、同期信号を搬送する最後のシンボルに隣接し、あるいは、第1の時間周波数リソースの開始シンボルは、同期信号を搬送する最後のシンボルの次のシンボルであり、あるいは、同期信号を搬送する最後のシンボルがシンボルlである場合、第1の時間周波数リソースの開始シンボルは、シンボル(l+1)又はシンボル(l+1)mod Lであり、l=0,1,・・・L−1であり、Lは正の整数であり、modはモジュロ関数である。
第2の時間周波数リソースのシンボルは、同期信号を搬送するシンボルと同じであり、あるいは、第2の時間周波数リソースの開始シンボルは、同期信号に含まれるプライマリ同期信号を搬送する開始シンボルと同じである。
任意選択で、第1の時間周波数リソースにより占有される時間ドメインシンボル数は、同期信号を搬送する時間周波数リソースにより占有されるシンボル数と同じである。別法として、第1の時間周波数リソースにより占有される時間ドメインシンボル数は、同期信号を搬送する時間周波数リソースにより占有されるシンボル数の2倍である。
任意選択で、第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接することは、
第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置の両側に分散されることを具体的に含んでもよい。
例えば、第2の時間周波数リソースは、第3の時間周波数リソース及び第4の時間周波数リソースを含んでもよく、第3の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置及び第4の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は双方、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、同期信号を搬送する時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置の両側に分散される。第3の時間周波数リソースにより占有されるリソースブロック数は、第4の時間周波数リソースにより占有されるリソースブロック数と同じでもよい。
例えば、第3の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの最大周波数ドメイン位置より大きくてもよく、第4の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの最小周波数ドメイン位置より小さくてもよい。別法として、例えば、第4の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの最大周波数ドメイン位置より大きくてもよく、第3の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの最小周波数ドメイン位置より小さくてもよい。
さらに、任意選択で、第3の時間周波数リソースにより占有されるリソースブロック数と第4の時間周波数リソースにより占有されるリソースブロック数との和が、同期信号を搬送する時間周波数リソースにより占有されるリソースブロック数と同じでもよい。
別法として、S201において端末が、同期信号に対応する系列に基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定することは、
同期信号に対応する系列が第1の系列である場合、端末は、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースであると決定し、あるいは、
同期信号に対応する系列が第2の系列である場合、端末は、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースであると決定することを含んでもよい。
第1の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとは、時分割多重(time division multiplexing)の対象であり、第2の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとは、周波数分割多重(frequency division multiplexing)の対象である。
例えば、図3は、第1の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとの間の対応関係の図である。図4は、第2の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとの間の対応関係の図である。
図3に示されるように、同期信号に対応する系列が第1の系列である場合、システム情報を搬送する時間周波数リソースは第1の時間周波数リソースである。第1の時間周波数リソースは、図3における物理ブロードキャストチャネル(Physical Broadcast Channel、PBCH)に対応する時間周波数リソース、例えば、PBCH B0に対応する時間周波数リソース、又はPBCH B1に対応する時間周波数リソースでもよい。同期信号を搬送する時間周波数リソースは、図3におけるセカンダリ同期信号(Secondary Synchronization Signal、SSS)に対応する時間周波数リソース、例えば、SSS B0に対応する時間周波数リソース、又はSSS B1に対応する時間周波数リソースである。図3において、B0及びB1は、異なる端末の送信ビームにそれぞれ対応してもよい。1つの端末について、同じビーム、例えばビームB0又はビームB1が、システム情報及び同期信号のために使用されてもよい。システム情報は、送信のためにPBCH上で搬送されてもよい。図3において、PBCH B0に対応する時間周波数リソースと、SSS B0に対応する時間周波数リソースとは、同じサブフレームの異なるシンボルにそれぞれ位置してもよく、換言すると、PBCH B0に対応する時間周波数リソースと、SSS B0に対応する時間周波数リソースとは、時分割多重の対象でもよい。PBCH B1に対応する時間周波数リソースと、SSS B1に対応する時間周波数リソースとは、同じサブフレームの異なるシンボルにそれぞれ位置してもよく、換言すると、PBCH B1に対応する時間周波数リソースと、SSS B1に対応する時間周波数リソースとは、時分割多重の対象でもよい。
図4に示されるように、同期信号に対応する系列が第2の系列である場合、システム情報を搬送する時間周波数リソースは第2の時間周波数リソースである。第2の時間周波数リソースは、図4におけるPBCHに対応する時間周波数リソース、例えば、PBCH B0に対応する時間周波数リソース、又はPBCH B1に対応する時間周波数リソースでもよい。同期信号を搬送する時間周波数リソースは、図4におけるSSSに対応する時間周波数リソース、例えば、SSS B0に対応する時間周波数リソース、又はSSS B1に対応する時間周波数リソースである。図4において、B0及びB1は、異なる端末の送信ビームにそれぞれ対応してもよい。1つの端末について、同じビーム、例えばビームB0又はビームB1が、システム情報及び同期信号のために使用されてもよい。システム情報は、送信のためにPBCH上で搬送されてもよい。図4において、PBCH B0に対応する時間周波数リソースと、SSS B0に対応する時間周波数リソースとは、同じサブフレームの同じシンボルの異なる周波数ドメイン位置にそれぞれ位置してもよく、換言すると、PBCH B0に対応する時間周波数リソースと、SSS B0に対応する時間周波数リソースとは、周波数分割多重の対象でもよい。PBCH B1に対応する時間周波数リソースと、SSS B1に対応する時間周波数リソースとは、同じサブフレームの同じシンボルの異なる周波数ドメイン位置にそれぞれ位置してもよく、換言すると、PBCH B1に対応する時間周波数リソースと、SSS B1に対応する時間周波数リソースとは、周波数分割多重の対象でもよい。
図3及び図4を参照して、システムがマルチビーム送信方式を使用するとき、同期信号に対応する系列が第1の系列である場合、システム情報を搬送する時間周波数リソースは第1の時間周波数リソースであり、第1の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとは時分割多重の対象であり、それにより、第1の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとは比較的多数の時間ドメインシンボルを占有し、例えば、複数のサブフレームを占有でき、あるいは、システムがマルチビーム送信方式を使用するとき、同期信号に対応する系列が第2の系列である場合、システム情報を搬送する時間周波数リソースは第2の時間周波数リソースであり、第2の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとは周波数分割多重の対象であり、それにより、第2の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとは比較的少数の時間ドメインシンボルを占有し、例えば、比較的少数のサブフレームを占有できることが習得できる。
動的時分割複信(Time Division Duplex、TDD)機構において、送信方向は、サブフレーム又は送信単位で動的に変更されてもよく、換言すると、サブフレーム又は送信単位は、上りリンクデータ送信又は下りリンクデータ送信に動的に適用されてもよく、それにより、現在のサービス要件がより良くマッチされ得る。例えば、現在のサービスにおいて下りリンクサービスが上りリンクサービスより多い場合、多くのサブフレームが下りリンクデータ送信に動的に切り替えられてもよく、それにより、より速くより良い送信が下りリンクサービスに対して達成され、システムスペクトル効率を改善し、下りリンクパケット遅延を低減することができる。この出願のこの実施例における情報送信方法では、同期信号に対応する系列に基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソース又は第2の時間周波数リソースであると決定されてもよく、システム情報を送信するために第1の時間周波数リソースを固定的に使用する代わりに、システム情報を送信するために第2の時間周波数リソースが使用されて、複数のビームに対応する同期信号及びシステム情報により占有される時間周波数リソースが多数の時間ドメインシンボルを占有するケースを回避し得る。これは、1つの無線フレームにおける固定下りリンクシンボル数を最小化し、十分な時間ドメインシンボル又はサブフレームが動的TDDをより良くサポートするために上りリンク及び下りリンクの間で柔軟に切り替えできることを最大限に確保する。
前方互換性(Forward compatibility)は、無線フレームにおけるサブフレーム又はサービングセルにおける周波数ドメインブロックが、既存のシステムにおける端末に影響を与えることなく将来のサービスによって柔軟に占有できることを要求する。方法において、同期信号に対応する系列に基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースは第1の時間周波数リソース又は第2の時間周波数リソースであると決定されてもよく、システム情報を送信するために第1の時間周波数リソースを固定的に使用する代わりに、システム情報を送信するために第2の時間周波数リソースが使用されてもよい。これは、1つの無線フレーム内で同期信号及びシステム情報により占有される時間周波数リソースにより占有される時間ドメインシンボル又はサブフレームの数を最小化し、前方互換性を最大限にサポートし、それにより、NRシステムは、前方互換性をより良く、より柔軟にサポートする。
方法において、各ビームについて、各ビームに対応する同期信号及びシステム情報を搬送する時間周波数リソースが時分割多重の対象である方式は、固定的に使用されない。ゆえに、マルチビーム送信の間、第2の時間周波数リソースはシステム情報を送信するために使用されてもよく、それにより、複数のビームに対応する同期信号により占有される時間周波数リソースは時間ドメインにおいて隣接して、すべてのビームの同期信号のより速いスキャンを達成し、端末のセルアクセス時間を短縮する。
さらに、方法において、各ビームについて、各ビームに対応する同期信号及びシステム情報を搬送する時間周波数リソースが周波数分割多重の対象である方式は、固定的に使用されず、それにより、過剰な周波数ドメインリソースの占有が回避できる。NRシステムは、異なる帯域幅能力を有する端末のアクセスをサポートする必要がある。低い帯域幅能力を有するいくつかの端末は、各ビームに対応する同期信号及びシステム情報を搬送する時間周波数リソースが時分割多重の対象である方式を使用し、システム情報を送信するために第2の時間周波数リソースを固定的に使用する代わりに、第1の時間周波数リソースを使用することによりシステム情報を送信してもよい。これは、同期信号及びシステム情報を搬送する帯域幅を最小化し、セルにアクセスすることにおいて異なる帯域幅能力を有する端末を効果的にサポートする。
ゆえに、この出願のこの実施例において、同期信号に対応する系列に基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソース又は第2の時間周波数リソースであると決定され、それにより、システムは、実際の適用シナリオ及び実際の要件に依存して、システム情報を搬送するために第1の時間周波数リソース及び/又は第2の時間周波数リソースを柔軟に使用して、動的TDDをより良くサポートし、前方互換性をより良くサポートし、マルチビーム送信をより良くサポートすることができる。
任意選択で、前述の第1の系列は、2つの31長系列を使用することにより第1の組み合わせ方式で生成されてもよく、第2の系列は、2つの31長系列を使用することにより第2の組み合わせ方式で生成されてもよい。第1の組み合わせ方式は、第2の組み合わせ方式と異なる。
具体的に、各31長系列は、31ビットの長さを有するバイナリ系列でもよい。
第1の系列及び第2の系列は、同じ2つの系列を使用することにより異なる組み合わせ方式で生成された系列でもよい。第1の組み合わせ方式は、第2の組み合わせ方式と異なる。
任意選択で、この出願の実施例2は情報送信方法をさらに提供し得る。図5は、この出願の実施例2による別の情報送信方法のフローチャートである。図5に示されるように、前述の情報送信方法において、S102においてネットワークデバイスが、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて同期信号を送出する前に、方法は以下のステップを含んでもよい。
S501.ネットワークデバイスが、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて、サブキャリア間隔に対応するサイクリックプレフィックスセットを決定する。
S502.ネットワークデバイスが、サイクリックプレフィックスセットに基づいて、同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスがサイクリックプレフィックスセット内の最も長いサイクリックプレフィックスであると決定する。
具体的に、サブキャリア間隔に対応するサイクリックプレフィックスセットは、少なくとも1つのサイクリックプレフィックスを含んでもよく、ネットワークデバイスは、同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスがサイクリックプレフィックスセット内の最も長いサイクリックプレフィックスであると決定してもよい。サイクリックプレフィックスセットは、例えば、通常サイクリックプレフィックス及び拡張サイクリックプレフィックスを含んでもよく、サイクリックプレフィックスセット内の最も長いサイクリックプレフィックスは、例えば、拡張サイクリックプレフィックスでもよい。
任意選択で、S102においてネットワークデバイスが、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて同期信号を送出することは以下のステップを含んでもよい。
S503.ネットワークデバイスが、同期信号に対応するサブキャリア間隔と同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスとに基づいて同期信号を送出する。
具体的に、ネットワークデバイスは、同期信号に対応するサブキャリア間隔と同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスとに基づいて、同期信号に対応するシンボルを生成し、同期信号に対応するシンボルに基づいて、同期信号を送出してもよい。
任意選択で、システム情報を搬送するシンボルに対応するサブキャリア間隔が、同期信号を搬送するサブキャリア間隔と同じである。
任意選択で、前述の情報送信方法のいずれか1つに基づいて、この出願の実施例2は情報送信方法をさらに提供する。図6は、この出願の実施例2によるさらに別の情報送信方法のフローチャートである。図6に示されるように、方法は以下のステップをさらに含んでもよい。
S601.ネットワークデバイスが、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定する。
具体的に、ネットワークデバイスは、現在の適用シナリオに基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソース又は第2の時間周波数リソースであると決定してもよい。第1の時間周波数リソースと第2の時間周波数リソースとは、異なる時間周波数位置における時間周波数リソースである。
例えば、適用シナリオが動的TDDシナリオであるとき、ネットワークデバイスは、第2の時間周波数リソースを、システム情報を搬送する時間周波数リソースとして決定してもよい。適用シナリオが、前方互換性が時間ドメインにおいてサポートされることを要求するとき、ネットワークデバイスは、第2の時間周波数リソースを、システム情報を搬送する時間周波数リソースとして決定してもよい。あるいは、システムに低い帯域幅能力を有するユーザが存在するとき、ネットワークデバイスは、第1の時間周波数リソースを、システム情報を搬送する時間周波数リソースとして決定してもよい。
S602.ネットワークデバイスが、システム情報を搬送する時間周波数リソースに基づいて、同期信号に対応する系列を決定する。
具体的に、システム情報を搬送する異なる時間周波数リソースについて、ネットワークデバイスは、S101に基づいて、同期信号に対応する異なる系列を決定してもよい。例えば、ネットワークデバイスは、システム情報を搬送する時間周波数リソースと、システム情報時間周波数リソース及び同期信号系列の間の事前設定された対応関係とに基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースに対応する同期信号系列が、同期信号に対応する系列、すなわち、送出される同期信号に対応する系列であると決定してもよい。
任意選択で、方法は以下のステップをさらに含んでもよい。
S603.ネットワークデバイスが、同期信号に対応する系列に基づいて、送出される同期信号を生成する。
具体的に、同期信号に対応する異なる系列は、異なる情報を搬送してもよい。例えば、異なる系列は、端末のサービングセルの異なるセルアイデンティティ(Identity、ID)情報を搬送する。
任意選択で、前述の情報送信方法において、方法は以下のステップをさらに含んでもよい。
S604.ネットワークデバイスが、システム情報を搬送する時間周波数リソースに基づいてシステム情報を送出する。
システム情報はマスタ情報ブロック(MIB)でもよく、システム情報を搬送するチャネルは物理ブロードキャストチャネルでもよい。
任意選択で、システム情報は、シンボル位置インジケータフィールドを含んでもよく、シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送するための時間ドメイン位置を示すために使用される。
例えば、シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号の開始シンボルの位置を示すために使用されてもよく、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルのインデックスを示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルと同期信号を搬送するサブフレームの第1のシンボルとの間の時間ドメインシフトを示すために使用され、あるいは、
位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルの位置を示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルのインデックスを示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルとプライマリ同期信号を搬送するサブフレームの第1のシンボルとの間の時間ドメインシフトを示すために使用される。
さらに、任意選択で、システム情報に対応するスクランブリングコードが、システム情報を搬送するサブフレームを示すために使用される。
任意選択で、S602においてネットワークデバイスが、システム情報を搬送する時間周波数リソースに基づいて、同期信号に対応する系列を決定することは、
システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースである場合、ネットワークデバイスは、同期信号に対応する系列が第1の系列であると決定し、あるいは、
システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースである場合、ネットワークデバイスは、同期信号に対応する系列が第2の系列であると決定することを含んでもよい。
第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と同じであり、あるいは、第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置を含む。
第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、あるいは、第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置とは、固定の周波数シフトにより離される。
任意選択で、第1の時間周波数リソースにより占有されるリソースブロック数は、同期信号を搬送する時間周波数リソースにより占有されるリソースブロック数と同じであり、かつ/あるいは、第2の時間周波数リソースにより占有されるリソースブロック数は、同期信号を搬送する時間周波数リソースにより占有されるリソースブロック数と同じである。
任意選択で、第1の時間周波数リソースの開始シンボルは、同期信号を搬送する最後のシンボルに隣接し、あるいは、第1の時間周波数リソースに対応する開始シンボルは、同期信号を搬送する最後のシンボルの次のシンボルであり、あるいは、同期信号を搬送する最後のシンボルがシンボルlである場合、第1の時間周波数リソースの開始シンボルは、シンボル(l+1)又はシンボル(l+1)mod Lであり、l=0,1,・・・L−1であり、Lは正の整数であり、modはモジュロ関数である。
第2の時間周波数リソースのシンボルは、同期信号を搬送するシンボルと同じであり、あるいは、第2の時間周波数リソースの開始シンボルは、同期信号に含まれるプライマリ同期信号を搬送する開始シンボルと同じである。
さらに、任意選択で、第1の時間周波数リソースにより占有される時間ドメインシンボル数は、同期信号を搬送する時間周波数リソースにより占有されるシンボル数と同じである。別法として、第1の時間周波数リソースにより占有される時間ドメインシンボル数は、同期信号を搬送する時間周波数リソースにより占有されるシンボル数の2倍である。
さらに、任意選択で、第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置に隣接し、同期信号を搬送する時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置の両側に分散される。
例えば、第2の時間周波数リソースは、第3の時間周波数リソース及び第4の時間周波数リソースを含んでもよく、第3の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置及び第4の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は双方、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、同期信号を搬送する時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置の両側に分散される。第3の時間周波数リソースにより占有されるリソースブロック数は、第4の時間周波数リソースにより占有されるリソースブロック数と同じでもよい。
例えば、第3の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの最大周波数ドメイン位置より大きくてもよく、第4の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの最小周波数ドメイン位置より小さくてもよい。別法として、例えば、第4の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの最大周波数ドメイン位置より大きくてもよく、第3の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの最小周波数ドメイン位置より小さくてもよい。
さらに、任意選択で、第3の時間周波数リソースにより占有されるリソースブロック数と第4の時間周波数リソースにより占有されるリソースブロック数との和が、同期信号を搬送する時間周波数リソースにより占有されるリソースブロック数と同じでもよい。
別法として、S602においてネットワークデバイスが、システム情報を搬送する時間周波数リソースに基づいて、同期信号に対応する系列を決定することは、
システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースである場合、ネットワークデバイスは、同期信号に対応する系列が第1の系列であると決定し、あるいは、
システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースである場合、ネットワークデバイスは、同期信号に対応する系列が第2の系列であると決定することを含んでもよい。
第1の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとは、時分割多重の対象であり、第2の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとは、周波数分割多重の対象である。
第1の時間周波数リソース及び第2の時間周波数リソースの詳細な説明については前述の説明に対して参照が行われてもよく、詳細はここで再度説明されないことが留意されるべきである。端末は、無線フレーム内で同期信号を搬送するための時間ドメイン位置を決定し、それにより、端末は、マルチビーム送信の間にフレームタイミングを実行することにおいてサポートされることができ、端末は、サービングセルの無線フレームタイミングを決定する。
この出願の実施例2で提供される情報送信方法において、同期信号に対応する系列に基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソース又は第2の時間周波数リソースであると決定され、それにより、システムは、実際の適用シナリオ及び実際の要件に依存して、システム情報を搬送するために第1の時間周波数リソース及び/又は第2の時間周波数リソースを柔軟に使用して、動的TDDをより良くサポートし、前方互換性をより良くサポートし、マルチビーム送信をより良くサポートすることができる。さらに、システム情報は、シンボル位置インジケータフィールドを含み、かつ/あるいは、システム情報に対応するスクランブリングコードは、システム情報を搬送するサブフレームを示し、それにより、端末は、マルチビーム送信の間にフレームタイミングを実行する、すなわち、無線フレーム内で同期信号を搬送するための時間ドメイン位置を決定することにおいてサポートされて、サービングセルの無線フレームタイミングを決定することができる。
この出願の実施例3が情報送信方法をさらに提供する。図7は、この出願の実施例3による情報送信方法のフローチャートである。図7に示されるように、方法は以下のステップを含み得る。
S701.端末が、同期信号に対応する系列を決定する。
具体的に、例えば、端末は、前述の実施例におけるS104の方式又は別の同様の方式で、同期信号に対応する系列を決定してもよい。
任意選択で、ステップS701は、
端末が、ネットワークデバイスにより送出された同期信号を受信し、
端末が、ネットワークデバイスにより送出された受信した同期信号に基づいて、同期信号に対応する系列を決定することをさらに含んでもよい。
さらに、任意選択で、端末が、ネットワークデバイスにより送出された同期信号を受信することは、
端末が、ネットワークデバイスにより送出された情報を受信し、
端末が、ネットワークデバイスにより送出された受信した情報に基づいて、同期信号を検出することを含んでもよい。
この場合、ネットワークデバイスにより送出された情報は同期信号を含んでもよく、あるいは同期信号を含まなくてもよいが、いずれの場合においても、端末は前述の動作を実行することが留意されるべきである。差は単に以下のとおりである。ネットワークデバイスにより送出された情報が同期信号を含まないとき、端末は同期信号を検出できない。ネットワークデバイスにより送出された情報が同期信号を含むとき、端末は同期信号を検出できる。
S702.端末が、同期信号に対応する系列に基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定する。
具体的に、S701の具体的な実現プロセスについてはS201の前述の説明を参照し、詳細はここで再度説明されない。
任意選択で、S702において端末が、同期信号に対応する系列に基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定することは、
同期信号に対応する系列が第1の系列である場合、システム情報を搬送する時間周波数リソースは第1の時間周波数リソースであり、あるいは、
同期信号に対応する系列が第2の系列である場合、システム情報を搬送する時間周波数リソースは第2の時間周波数リソースであることを含んでもよい。
第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と同じであり、あるいは、第1の時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置を含む。
第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、あるいは、第2の時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置と、同期信号を搬送する時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置とは、固定の周波数シフトにより離される。
任意選択で、前述の情報送信方式において、第1の時間周波数リソースの開始シンボルは、同期信号を搬送する最後のシンボルに隣接し、あるいは、第1の時間周波数リソースの開始シンボルは、同期信号を搬送する最後のシンボルの次のシンボルであり、あるいは、同期信号を搬送する最後のシンボルがシンボルlである場合、第1の時間周波数リソースの開始シンボルは、シンボル(l+1)又はシンボル(l+1)mod Lであり、l=0,1,・・・L−1であり、Lは正の整数である。
第2の時間周波数リソースのシンボルは、同期信号を搬送するシンボルと同じであり、あるいは、第2の時間周波数リソースの開始シンボルは、同期信号に含まれるプライマリ同期信号を搬送する開始シンボルと同じである。
任意選択で、第1の系列は、2つの31長系列を使用することにより第1の組み合わせ方式で生成され、第2の系列は、2つの31長系列を使用することにより第2の組み合わせ方式で生成され、第1の組み合わせ方式は、第2の組み合わせ方式と異なる。
情報送信方法において、端末は、同期信号に対応する系列を決定し、同期信号に対応する系列に基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定してもよい。システム情報を搬送する異なる時間周波数リソースが異なる適用シナリオに対応してもよく、それにより、同期信号に対応する異なる系列が異なる適用シナリオに対応してもよく、ゆえに、端末とネットワークデバイスとの間の情報送信方法は異なる適用シナリオに柔軟に適用できる。
この出願の実施例3は情報送信方法をさらに提供する。図8は、この出願の実施例3による別の情報送信方法のフローチャートである。図8に示されるように、方法は以下のステップを含み得る。
S801.ネットワークデバイスが、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定する。
具体的に、S801の具体的な実現プロセスについてはS601の前述の説明を参照し、詳細はここで再度説明されない。
S802.ネットワークデバイスが、システム情報を搬送する時間周波数リソースに基づいて、同期信号に対応する系列を決定する。
具体的に、S802の具体的な実現プロセスについてはS602の前述の説明を参照し、詳細はここで再度説明されない。
任意選択で、S802においてネットワークデバイスが、システム情報を搬送する時間周波数リソースに基づいて、同期信号に対応する系列を決定することは、
システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースである場合、ネットワークデバイスは、同期信号に対応する系列が第1の系列であると決定し、あるいは、
システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースである場合、ネットワークデバイスは、同期信号に対応する系列が第2の系列であると決定することを含んでもよい。
第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と同じであり、あるいは、第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置を含む。
第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、あるいは、第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置とは、固定の周波数シフトにより離される。
任意選択で、第1の時間周波数リソースの開始シンボルは、同期信号を搬送する最後のシンボルに隣接し、あるいは、第1の時間周波数リソースの開始シンボルは、同期信号を搬送する最後のシンボルの次のシンボルであり、あるいは、同期信号を搬送する最後のシンボルがシンボルlである場合、第1の時間周波数リソースの開始シンボルは、シンボル(l+1)又はシンボル(l+1)mod Lであり、l=0,1,・・・L−1であり、Lは正の整数である。
第2の時間周波数リソースのシンボルは、同期信号を搬送するシンボルと同じであり、あるいは、第2の時間周波数リソースの開始シンボルは、同期信号に含まれるプライマリ同期信号を搬送する開始シンボルと同じである。
別法として、S802においてネットワークデバイスが、システム情報を搬送する時間周波数リソースに基づいて、同期信号に対応する系列を決定することは、
システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースである場合、ネットワークデバイスは、同期信号に対応する系列が第1の系列であると決定し、あるいは、
システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースである場合、ネットワークデバイスは、同期信号に対応する系列が第2の系列であると決定することを含んでもよい。
第1の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとは、時分割多重の対象であり、第2の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとは、周波数分割多重の対象である。
任意選択で、第1の系列は、2つの31長系列を使用することにより第1の組み合わせ方式で生成され、第2の系列は、2つの31長系列を使用することにより第2の組み合わせ方式で生成され、第1の組み合わせ方式は、第2の組み合わせ方式と異なる。
情報送信方法において、ネットワークデバイスは、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定し、システム情報を搬送する時間周波数リソースに基づいて、同期信号に対応する系列を決定してもよい。システム情報を搬送する異なる時間周波数リソースが異なる適用シナリオに対応してもよく、それにより、同期信号に対応する異なる系列が異なる適用シナリオに対応してもよく、ゆえに、端末とネットワークデバイスとの間の情報送信方法は、異なる適用シナリオに柔軟に適用できる。
この出願の実施例4が端末をさらに提供する。図9は、この出願の実施例4による端末の概略構成図である。図9に示されるように、端末900は、受信ユニット901及び処理ユニット902を含み得る。受信ユニット901は、端末900の受信機により実現されてもよい。
例えば、処理ユニット902は、ソフトウェア及び/又はソフトウェアを使用することにより端末900のプロセッサにより実現されてもよい。
端末900のプロセッサは、中央処理ユニット(Central Processing Unit、CPU)でもよい。別法として、プロセッサは、別の汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)、特定用途向け集積回路(Application-specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array、FPGA)又は別のプログラム可能論理デバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理デバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネント等でもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサでもよく、あるいは、プロセッサは任意の従来のプロセッサ等でもよい。
受信機は、信号を受信するように構成された受信インターフェース回路でもよい。さらに、受信機は、無線通信を通して別のネットワーク及び/又は端末と通信してもよい。
処理ユニット902は、前述の実施例における情報送信方法のS103を実行して、同期信号に対応するサブキャリア間隔を決定し、同期信号に対応するサブキャリア間隔は、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔であり;S104を実行して、同期信号に対応するサブキャリア間隔とネットワークデバイスにより送出された受信した情報とに基づいて同期信号を検出するように構成されてもよい。
任意選択で、同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスは、同期信号に対応するサブキャリア間隔に対応するサイクリックプレフィックスにおいて最も長いサイクリックプレフィックスである。
任意選択で、処理ユニット902は、前述の情報送信方法におけるS201を実行して、同期信号に対応する系列に基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定するようにさらに構成される。
任意選択で、処理ユニット902は、同期信号に対応する系列が第1の系列である場合、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースであると決定し、あるいは、同期信号に対応する系列が第2の系列である場合、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースであると決定するように具体的に構成される。
第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と同じであり、あるいは、第1の時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置を含む。第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、あるいは、第2の時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置と、同期信号を搬送する時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置とは、固定の周波数シフトにより離される。
任意選択で、第1の時間周波数リソースの開始シンボルは、同期信号を搬送する最後のシンボルに隣接し、あるいは、
第1の時間周波数リソースの開始シンボルは、同期信号を搬送する最後のシンボルの次のシンボルであり、あるいは、
同期信号を搬送する最後のシンボルがシンボルlである場合、第1の時間周波数リソースの開始シンボルは、シンボル(l+1)又はシンボル(l+1)mod Lであり、l=0,1,・・・L−1であり、Lは正の整数である。
第2の時間周波数リソースのシンボルは、同期信号を搬送するシンボルと同じであり、あるいは、第2の時間周波数リソースの開始シンボルは、同期信号に含まれるプライマリ同期信号を搬送する開始シンボルと同じである。
任意選択で、第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置の両側に分散される。
任意選択で、前述の方法において上記で説明されたように、第1の系列は、2つの31長系列を使用することにより第1の組み合わせ方式で生成され、第2の系列は、2つの31長系列を使用することにより第2の組み合わせ方式で生成され、第1の組み合わせ方式は、第2の組み合わせ方式と異なる。
任意選択で、前述の方法において上記で説明されたように、システム情報はシンボル位置インジケータフィールドを含む。
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルの位置を示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルのインデックスを示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルと同期信号を搬送するサブフレームの第1のシンボルとの間の時間ドメインシフトを示すために使用され、あるいは、
位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルの位置を示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルのインデックスを示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルとプライマリ同期信号を搬送するサブフレームの第1のシンボルとの間の時間ドメインシフトを示すために使用される。
任意選択で、前述の方法において上記で説明されたように、システム情報に対応するスクランブリングコードが、システム情報を搬送するサブフレームを示すために使用される。
任意選択で、前述の方法において上記で説明されたように、同期信号はセカンダリ同期信号である。
この出願の実施例4で提供される端末は、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定し、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて同期信号を検出してもよい。サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の異なるサブキャリア間隔が異なる適用シナリオに対応してもよく、それにより、端末とネットワークデバイスとの間の情報送信方法は異なる適用シナリオに柔軟に適用できる。
この出願の実施例5が端末をさらに提供する。図10は、この出願の実施例5による端末の概略構成図である。図10に示されるように、端末1000は、プロセッサ1001及び受信機1002を含み得る。任意選択で、プロセッサ1001は、実施例4における処理ユニット902の機能を実現でき、受信機1002は、実施例4における受信ユニット901の機能を実現できる。
任意選択で、端末1000は、メモリ1003をさらに含んでもよい。メモリ1003は、プロセッサ1001により実行されるコード等を記憶するように構成されてもよい。
端末1000のプロセッサはCPUでもよい。別法として、プロセッサ1001は、別の汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGA又は別のプログラム可能論理デバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理デバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネント等でもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサでもよく、あるいは、プロセッサは任意の従来のプロセッサ等でもよい。
この出願の実施例5における端末は、図1、図2、及び図7のうちいずれか1つにおける端末により実行される情報送信方法を実行でき、その有益な効果は前述の実施例におけるものと同様であり、詳細はここで再度説明されない。
この出願の実施例6がネットワークデバイスをさらに提供する。図11は、この出願の実施例6によるネットワークデバイスの概略構成図である。図11に示されるように、ネットワークデバイス1100は、処理ユニット1101及び送出ユニット1102を含み得る。
例えば、処理ユニット1101は、ソフトウェア及び/又はソフトウェアを使用することによりネットワークデバイス1100のプロセッサにより実現されてもよく、送出ユニット1102は、ネットワークデバイス1100の送信機により実現されてもよい。
プロセッサはCPUでもよい。別法として、プロセッサは、別の汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGA又は別のプログラム可能論理デバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理デバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネント等でもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサでもよく、あるいは、プロセッサは任意の従来のプロセッサ等でもよい。
送信機は、信号を送出するように構成された送信インターフェース回路でもよい。さらに、送信機は、無線通信を通して別のネットワーク及び/又は端末と通信してもよい。
処理ユニット1101は、前述の実施例における情報送信方法のS101を実行して、同期信号に対応するサブキャリア間隔を決定するように構成され、同期信号に対応するサブキャリア間隔は、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔である。
送出ユニット1102は、前述の実施例における情報送信方法のS102を実行して、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて同期信号を送出するように構成される。
任意選択で、処理ユニット1101は、前述の実施例における情報送信方法のS501を実行して、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて、サブキャリア間隔に対応するサイクリックプレフィックスセットを決定し、前述の実施例における情報送信方法のS502を実行して、サイクリックプレフィックスセットに基づいて、同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスがサイクリックプレフィックスセット内の最も長いサイクリックプレフィックスであると決定するようにさらに構成される。
任意選択で、送出ユニット1102は、前述の実施例における情報送信方法のS503を実行して、同期信号に対応するサブキャリア間隔と同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスとに基づいて同期信号を送出するように具体的に構成される。
任意選択で、処理ユニット1101は、前述の実施例における情報送信方法のS601を実行して、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定し、前述の実施例における情報送信方法のS602を実行して、システム情報を搬送する時間周波数リソースに基づいて、同期信号に対応する系列を決定するようにさらに構成される。
別法として、処理ユニット1101は、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースである場合、同期信号に対応する系列が第1の系列であると決定し、あるいは、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースである場合、同期信号に対応する系列が第2の系列であると決定するように具体的に構成される。
第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と同じであり、あるいは、第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置を含む。
第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、あるいは、第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置とは、固定の周波数シフトにより離される。
任意選択で、第1の時間周波数リソースの開始シンボルは、同期信号を搬送する最後のシンボルに隣接し、あるいは、
第1の時間周波数リソースの開始シンボルは、同期信号を搬送する最後のシンボルの次のシンボルであり、あるいは、
同期信号を搬送する最後のシンボルがシンボルlである場合、第1の時間周波数リソースの開始シンボルは、シンボル(l+1)又はシンボル(l+1)mod Lであり、l=0,1,・・・L−1であり、Lは正の整数である。
第2の時間周波数リソースのシンボルは、同期信号を搬送するシンボルと同じであり、あるいは、第2の時間周波数リソースの開始シンボルは、同期信号に含まれるプライマリ同期信号を搬送する開始シンボルと同じである。
任意選択で、第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置の両側に分散される。
任意選択で、処理ユニット1101は、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースである場合、同期信号に対応する系列が第1の系列であると決定し、あるいは、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースである場合、同期信号に対応する系列が第2の系列であると決定するように具体的に構成される。
第1の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとは、時分割多重の対象であり、第2の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとは、周波数分割多重の対象である。
任意選択で、第1の系列は、2つの31長系列を使用することにより第1の組み合わせ方式で生成され、第2の系列は、2つの31長系列を使用することにより第2の組み合わせ方式で生成され、第1の組み合わせ方式は、第2の組み合わせ方式と異なる。
任意選択で、システム情報はシンボル位置インジケータフィールドを含む。
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルの位置を示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルのインデックスを示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルと同期信号を搬送するサブフレームの第1のシンボルとの間の時間ドメインシフトを示すために使用され、あるいは、
位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルの位置を示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルのインデックスを示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルとプライマリ同期信号を搬送するサブフレームの第1のシンボルとの間の時間ドメインシフトを示すために使用される。
任意選択で、システム情報に対応するスクランブリングコードが、システム情報を搬送するサブフレームを示すために使用される。
任意選択で、同期信号はセカンダリ同期信号である。
この出願の実施例6で提供されるネットワークデバイスは、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定し、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて同期信号を送出してもよい。サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の異なるサブキャリア間隔が異なる適用シナリオに対応してもよく、それにより、端末とネットワークデバイスとの間の情報送信方法は異なる適用シナリオに柔軟に適用できる。
この出願の実施例7がネットワークデバイスをさらに提供する。図12は、この出願の実施例7によるネットワークデバイスの概略構成図である。図12に示されるように、ネットワークデバイス1200は、プロセッサ1201及び送信機1202を含み得る。任意選択で、プロセッサ1201は、実施例6における処理ユニット1101の機能を実現でき、送信機1202は、実施例6における送出ユニット1102の機能を実現できる。
任意選択で、ネットワークデバイス1200は、メモリ1203をさらに含んでもよい。メモリ1203は、プロセッサ1201により実行されるコード等を記憶するように構成されてもよい。
ネットワークデバイス1200のプロセッサ1201はCPUでもよい。別法として、プロセッサ1201は、別の汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGA又は別のプログラム可能論理デバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理デバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネント等でもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサでもよく、あるいは、プロセッサは任意の従来のプロセッサ等でもよい。
この出願の実施例7における端末は、図1、図5、図6、及び図8のうちいずれか1つにおけるネットワークデバイスにより実行される情報送信方法を実行でき、その有益な効果は前述の実施例におけるものと同様であり、詳細はここで再度説明されない。
さらに、この出願の実施例における機能ユニットは1つの処理ユニットに統合されてもよく、あるいは、ユニットの各々は物理的に単体で存在してもよく、あるいは、2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されてもよい。統合されたユニットは、ハードウェアの形式で実現されてもよく、あるいはソフトウェア機能ユニットの形式で実現されてもよい。
統合されたユニットがソフトウェア機能ユニットの形式で実現され、独立した製品として販売又は使用されるとき、統合されたユニットはコンピュータ読取可能記憶媒体に記憶されてもよい。こうした理解に基づき、本質的にこの出願の技術的解決策、又は従来技術に貢献する部分、又は技術的解決策の全部若しくは一部は、ソフトウェア製品の形式で実現されてもよい。コンピュータソフトウェア製品は記憶媒体に記憶され、コンピュータデバイス(これはパーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワークデバイス等でもよい)又はプロセッサ(processor)にこの出願の実施例で説明された方法のステップの全部又は一部を実行するよう命令するいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、取外し可能ハードディスク、読取専用メモリ(ROM、Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク、又は光ディスクのようなプログラムコードを記憶できる様々な媒体を含む。
この出願は、2016年8月11日に中国特許庁に出願され「INFORMATION TRANSMISSION METHOD, TERMINAL, AND NETWORK DEVICE」と題された中国特許出願第201610658865.6号に対する優先権を主張し、該出願はその全体をここで参照により援用される。
この出願の実施例は通信技術に関し、詳細には情報送信方法、端末、及びネットワークデバイスに関する。
第5世代(5th Generation、5G)通信システム又はニューラジオ(New Radio、NR)通信システムは、より高いシステム性能をサポートし、異なるサービス、異なる展開シナリオ、及び異なるスペクトルをサポートする目的で構築されている。サービスは、例えば、エンハンストモバイルブロードバンド(enhanced Mobile Broadband、eMBB)サービス、マシンタイプ通信(Machine Type Communication、MTC)サービス、超高信頼性及び低遅延通信(Ultra-reliable and low latency communications、URLLC)サービス、マルチメディアブロードキャストマルチキャストサービス(Multimedia Broadcast Multicast Service、MBMS)、及び測位サービスでもよい。展開シナリオは、例えば、屋内ホットスポット(Indoor hotspot)シナリオ、密集都市部(dense urban)シナリオ、郊外(suburban)シナリオ、都市部マクロ(Urban Macro)シナリオ、及び高速鉄道シナリオでもよい。スペクトルは、例えば、100GHz以内の任意の周波数範囲でもよい。
現在の通信システムにおいて、異なる端末が同じ処理帯域幅を有し、同じ処理能力を有する。結果として、現在の通信システムは、異なるサービス、異なる展開シナリオ、及び異なるスペクトルリソースに対応するシナリオをサポートすることが困難である。
通信システムが、異なるサービス、異なる展開シナリオ、及び異なるスペクトルリソースシナリオのような異なる適用シナリオをサポートすることを可能にする方法が、さらに探求される必要がある。
この出願の実施例は、複数の異なる適用シナリオを柔軟にサポートするための情報送信方法、端末、及びネットワークデバイスを提供する。
第1の態様によれば、この出願の実施例は情報送信方法を提供する。当該方法は、
端末により、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定するステップと、
端末により、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて同期信号を検出するステップとを含み得る。
当該方法において、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の異なるサブキャリア間隔が異なる適用シナリオに対応してもよく、それにより、端末とネットワークデバイスとの間の情報送信方法は異なる適用シナリオに柔軟に適用できる。
サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内のどのサブキャリア間隔がサービングセルにおける別のチャネル又は信号に使用されるかにかかわらず、端末は、同じサブキャリア間隔を使用することにより同期信号を検出し、それにより、端末は、同期信号に使用されたサブキャリア間隔を識別するために、同期信号に対してブラインド検出を実行する必要がない。これは、同期信号を検出するために端末により使用される時間を短縮し、サービングセルと同期するために端末により使用される時間を短縮し、すなわち、サービングセルにアクセスするために端末により使用される時間を短縮する。
サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔に基づいて同期信号が検出されたとき、同期信号は、同期信号検出成功率を上げるために、高速シナリオによりもたらされるドップラーシフトに抵抗することができる。
第1の態様の実現方式において、同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスが、同期信号に対応するサブキャリア間隔に対応するサイクリックプレフィックスにおいて最も長いサイクリックプレフィックスである。
この方式において、サービングセルにおける同期信号のカバレッジエリア、及びサービングセルにおけるブロードキャストチャネルのカバレッジエリアが拡大でき、サービングセルにおける同期信号のロバスト性、及びサービングセルにおけるブロードキャストチャネルのロバスト性が改善できる。
第1の態様の別の実現方式において、当該方法は、
端末により、同期信号に対応する系列に基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定するステップをさらに含んでもよい。
第1の態様のさらに別の実現方式において、端末により、同期信号に対応する系列に基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定するステップは、
同期信号に対応する系列が第1の系列である場合、端末により、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースであると決定するステップ、又は、
同期信号に対応する系列が第2の系列である場合、端末により、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースであると決定するステップを含み、
第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と同じであり、あるいは、第1の時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置を含み、
第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、あるいは、第2の時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置と同期信号を搬送する時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置とが、固定の周波数シフトにより離される。
当該方法において、同期信号に対応する系列に基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソース又は第2の時間周波数リソースであると決定されてもよく、それにより、システムは、実際の適用シナリオ及び実際の要件に依存して、システム情報を搬送するために第1の時間周波数リソース及び/又は第2の時間周波数リソースを柔軟に使用して、動的なTDDをより良くサポートし、前方互換性をより良くサポートし、マルチビーム送信をより良くサポートすることができる。
第1の態様のさらに別の実現方式において、第1の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号を搬送する最後のシンボルに隣接し、あるいは、
第1の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号を搬送する最後のシンボルの次のシンボルであり、あるいは、
同期信号を搬送する最後のシンボルがシンボルlである場合、第1の時間周波数リソースの開始シンボルはシンボル(l+1)又はシンボル(l+1)mod Lであり、l=0,1,・・・L−1であり、Lは正の整数であり、
第2の時間周波数リソースのシンボルが、同期信号を搬送するシンボルと同じであり、あるいは、
第2の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号に含まれるプライマリ同期信号を搬送する開始シンボルと同じである。
第1の態様のさらに別の実現方式において、第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置の両側に分散される。
第1の態様のさらに別の実現方式において、第1の系列は、2つの31ビット長系列を使用することにより第1の組み合わせ方式で生成され、第2の系列は、2つの31ビット長系列を使用することにより第2の組み合わせ方式で生成され、第1の組み合わせ方式は第2の組み合わせ方式と異なる。
第1の態様のさらに別の実現方式において、システム情報は、シンボル位置インジケータフィールドを含み、
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルの位置を示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルのインデックスを示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルと同期信号を搬送するサブフレームの第1のシンボルとの間の時間ドメインシフトを示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルの位置を示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルのインデックスを示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルとプライマリ同期信号を搬送するサブフレームの第1のシンボルとの間の時間ドメインシフトを示すために使用される。
当該方法において、端末は、無線フレーム内で同期信号を搬送する時間ドメイン位置を決定し、それにより、端末は、マルチビーム送信の間にフレームタイミングを実行することにおいてサポートされることができる。
第1の態様のさらに別の実現方式において、システム情報に対応するスクランブリングコードが、システム情報を搬送するサブフレームを示すために使用される。
第1の態様のさらに別の実現方式において、同期信号はセカンダリ同期信号である。
第2の態様によれば、この出願の実施例は情報送信方法をさらに提供する。当該方法は、
端末により、同期信号に対応する系列を決定するステップと、
端末により、同期信号に対応する系列に基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定するステップとを含み得る。
当該情報送信方法において、システム情報を搬送する異なる時間周波数リソースが異なる適用シナリオに対応してもよく、それにより、同期信号に対応する異なる系列が異なる適用シナリオに対応してもよく、ゆえに、端末とネットワークデバイスとの間の情報送信方法は異なる適用シナリオに柔軟に適用できる。
第2の態様の実現方式において、端末により、同期信号に対応する系列に基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定するステップは、
同期信号に対応する系列が第1の系列である場合、端末により、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースであると決定するステップ、又は、
同期信号に対応する系列が第2の系列である場合、端末により、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースであると決定するステップを含み、
第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と同じであり、あるいは、第1の時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置を含み、
第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、あるいは、第2の時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置と同期信号を搬送する時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置とが、固定の周波数シフトにより離される。
第2の態様の別の実現方式において、第1の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号を搬送する最後のシンボルに隣接し、あるいは、
第1の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号を搬送する最後のシンボルの次のシンボルであり、あるいは、
同期信号を搬送する最後のシンボルがシンボルlである場合、第1の時間周波数リソースの開始シンボルはシンボル(l+1)又はシンボル(l+1)mod Lであり、l=0,1,・・・L−1であり、Lは正の整数であり、
第2の時間周波数リソースのシンボルが、同期信号を搬送するシンボルと同じであり、あるいは、第2の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号に含まれるプライマリ同期信号を搬送する開始シンボルと同じである。
第2の態様のさらに別の実現方式において、第1の系列は、2つの31ビット長系列を使用することにより第1の組み合わせ方式で生成され、第2の系列は、2つの31ビット長系列を使用することにより第2の組み合わせ方式で生成され、第1の組み合わせ方式は第2の組み合わせ方式と異なる。
第3の態様によれば、この出願の実施例は情報送信方法をさらに提供でき、当該方法は、
ネットワークデバイスにより、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定するステップと、
ネットワークデバイスにより、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて同期信号を送出するステップとを含む。
当該方法において、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の異なるサブキャリア間隔が異なる適用シナリオに対応してもよく、それにより、端末とネットワークデバイスとの間の情報送信方法は異なる適用シナリオに柔軟に適用できる。
第3の態様の別の実現方式において、ネットワークデバイスにより、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて同期信号を送出する前に、当該方法は、
ネットワークデバイスにより、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて、サブキャリア間隔に対応するサイクリックプレフィックスセットを決定するステップと、
ネットワークデバイスにより、サイクリックプレフィックスセットに基づいて、同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスがサイクリックプレフィックスセット内の最も長いサイクリックプレフィックスであると決定するステップとをさらに含む。
第3の態様のさらに別の実現方式において、ネットワークデバイスにより、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて同期信号を送出するステップは、
ネットワークデバイスにより、同期信号に対応するサブキャリア間隔と同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスとに基づいて同期信号を送出するステップを含む。
第3の態様のさらに別の実現方式において、当該方法は、
ネットワークデバイスにより、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定するステップと、
ネットワークデバイスにより、システム情報を搬送する時間周波数リソースに基づいて、同期信号に対応する系列を決定するステップとをさらに含んでもよい。
当該情報送信方法において、システム情報を搬送する異なる時間周波数リソースが異なる適用シナリオに対応してもよく、それにより、同期信号に対応する異なる系列が異なる適用シナリオに対応してもよく、ゆえに、端末とネットワークデバイスとの間の情報送信方法は異なる適用シナリオに柔軟に適用できる。
第3の態様のさらに別の実現方式において、ネットワークデバイスにより、システム情報を搬送する時間周波数リソースに基づいて、同期信号に対応する系列を決定するステップは、
システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースである場合、ネットワークデバイスにより、同期信号に対応する系列が第1の系列であると決定するステップ、又は、
システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースである場合、ネットワークデバイスにより、同期信号に対応する系列が第2の系列であると決定するステップを含んでもよく、
第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と同じであり、あるいは、第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置を含み、
第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、あるいは、第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置とが、固定の周波数シフトにより離される。
第3の態様のさらに別の実現方式において、第1の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号を搬送する最後のシンボルに隣接し、あるいは、
第1の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号を搬送する最後のシンボルの次のシンボルであり、あるいは、
同期信号を搬送する最後のシンボルがシンボルlである場合、第1の時間周波数リソースの開始シンボルはシンボル(l+1)又はシンボル(l+1)mod Lであり、l=0,1,・・・L−1であり、Lは正の整数であり、
第2の時間周波数リソースのシンボルが、同期信号を搬送するシンボルと同じであり、あるいは、第2の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号に含まれるプライマリ同期信号を搬送する開始シンボルと同じである。
第3の態様のさらに別の実現方式において、第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置の両側に分散される。
第3の態様のさらに別の実現方式において、ネットワークデバイスにより、システム情報を搬送する時間周波数リソースに基づいて、同期信号に対応する系列を決定するステップは、
システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースである場合、ネットワークデバイスにより、同期信号に対応する系列が第1の系列であると決定するステップ、又は、
システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースである場合、ネットワークデバイスにより、同期信号に対応する系列が第2の系列であると決定するステップを含み、
第1の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとは、時分割多重の対象であり、第2の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとは、周波数分割多重の対象である。
第3の態様のさらに別の実現方式において、第1の系列は、2つの31ビット長系列を使用することにより第1の組み合わせ方式で生成され、第2の系列は、2つの31ビット長系列を使用することにより第2の組み合わせ方式で生成され、第1の組み合わせ方式は第2の組み合わせ方式と異なる。
第3の態様のさらに別の実現方式において、システム情報は、シンボル位置インジケータフィールドを含み、
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルの位置を示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルのインデックスを示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルと同期信号を搬送するサブフレームの第1のシンボルとの間の時間ドメインシフトを示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルの位置を示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルのインデックスを示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルとプライマリ同期信号を搬送するサブフレームの第1のシンボルとの間の時間ドメインシフトを示すために使用される。
第3の態様のさらに別の実現方式において、システム情報に対応するスクランブリングコードが、システム情報を搬送するサブフレームを示すために使用される。
第3の態様のさらに別の実現方式において、同期信号はセカンダリ同期信号である。
第4の態様によれば、情報送信方法が、
ネットワークデバイスにより、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定するステップと、
ネットワークデバイスにより、システム情報を搬送する時間周波数リソースに基づいて、同期信号に対応する系列を決定するステップとを含む。
第4の態様の実現方式において、ネットワークデバイスにより、システム情報を搬送する時間周波数リソースに基づいて、同期信号に対応する系列を決定するステップは、
システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースである場合、ネットワークデバイスにより、同期信号に対応する系列が第1の系列であると決定するステップ、又は、
システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースである場合、ネットワークデバイスにより、同期信号に対応する系列が第2の系列であると決定するステップを含み、
第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と同じであり、あるいは、第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置を含み、
第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、あるいは、第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置とが、固定の周波数シフトにより離される。
第4の態様の別の実現方式において、第1の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号を搬送する最後のシンボルに隣接し、あるいは、第1の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号を搬送する最後のシンボルの次のシンボルであり、あるいは、同期信号を搬送する最後のシンボルがシンボルlである場合、第1の時間周波数リソースの開始シンボルはシンボル(l+1)又はシンボル(l+1)mod Lであり、l=0,1,・・・L−1であり、Lは正の整数であり、
第2の時間周波数リソースのシンボルが、同期信号を搬送するシンボルと同じであり、あるいは、第2の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号に含まれるプライマリ同期信号を搬送する開始シンボルと同じである。
第4の態様のさらに別の実現方式において、ネットワークデバイスにより、システム情報を搬送する時間周波数リソースに基づいて、同期信号に対応する系列を決定するステップは、
システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースである場合、ネットワークデバイスにより、同期信号に対応する系列が第1の系列であると決定するステップ、又は、
システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースである場合、ネットワークデバイスにより、同期信号に対応する系列が第2の系列であると決定するステップを含み、
第1の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとは、時分割多重の対象であり、第2の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとは、周波数分割多重の対象である。
第4の態様のさらに別の実現方式において、第1の系列は、2つの31ビット長系列を使用することにより第1の組み合わせ方式で生成され、第2の系列は、2つの31ビット長系列を使用することにより第2の組み合わせ方式で生成され、第1の組み合わせ方式は第2の組み合わせ方式と異なる。
第5の態様によれば、この出願の実施例は端末をさらに提供し、当該端末は、
ネットワークデバイスにより送出された情報を受信するように構成された受信ユニットと、
同期信号に対応するサブキャリア間隔を決定し、同期信号に対応するサブキャリア間隔は、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔であり;同期信号に対応するサブキャリア間隔とネットワークデバイスにより送出された受信した信号とに基づいて同期信号を検出するように構成された処理ユニットとを含む。
第5の態様の実現方式において、同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスが、同期信号に対応するサブキャリア間隔に対応するサイクリックプレフィックスにおいて最も長いサイクリックプレフィックスである。
第5の態様の別の実現方式において、処理ユニットは、同期信号に対応する系列に基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定するようにさらに構成される。
第5の態様のさらに別の実現方式において、処理ユニットは、同期信号に対応する系列が第1の系列である場合、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースであると決定し、あるいは、同期信号に対応する系列が第2の系列である場合、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースであると決定するように具体的に構成され、
第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と同じであり、あるいは、第1の時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置を含み、第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、あるいは、第2の時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置と同期信号を搬送する時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置とが、固定の周波数シフトにより離される。
第5の態様のさらに別の実現方式において、第1の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号を搬送する最後のシンボルに隣接し、あるいは、
第1の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号を搬送する最後のシンボルの次のシンボルであり、あるいは、
同期信号を搬送する最後のシンボルがシンボルlである場合、第1の時間周波数リソースの開始シンボルはシンボル(l+1)又はシンボル(l+1)mod Lであり、l=0,1,・・・L−1であり、Lは正の整数であり、
第2の時間周波数リソースのシンボルが、同期信号を搬送するシンボルと同じであり、あるいは、第2の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号に含まれるプライマリ同期信号を搬送する開始シンボルと同じである。
第5の態様のさらに別の実現方式において、第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置の両側に分散される。
第5の態様のさらに別の実現方式において、第1の系列は、2つの31ビット長系列を使用することにより第1の組み合わせ方式で生成され、第2の系列は、2つの31ビット長系列を使用することにより第2の組み合わせ方式で生成され、第1の組み合わせ方式は第2の組み合わせ方式と異なる。
第5の態様のさらに別の実現方式において、システム情報は、シンボル位置インジケータフィールドを含み、
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルの位置を示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルのインデックスを示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルと同期信号を搬送するサブフレームの第1のシンボルとの間の時間ドメインシフトを示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルの位置を示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルのインデックスを示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルとプライマリ同期信号を搬送するサブフレームの第1のシンボルとの間の時間ドメインシフトを示すために使用される。
第5の態様のさらに別の実現方式において、システム情報に対応するスクランブリングコードが、システム情報を搬送するサブフレームを示すために使用される。
第5の態様のさらに別の実現方式において、同期信号はセカンダリ同期信号である。
第6の態様によれば、この出願の実施例は端末をさらに提供し、当該端末は、
ネットワークデバイスにより送出された同期信号を受信するように構成された受信ユニットと、
ネットワークデバイスにより送出された受信した同期信号に基づいて同期信号に対応する系列を決定し、同期信号に対応する系列に基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定するように構成された処理ユニットとを含む。
第6の態様の実現方式において、処理ユニットは、同期信号に対応する系列が第1の系列である場合、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースであると決定し、あるいは、同期信号に対応する系列が第2の系列である場合、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースであると決定するように具体的に構成され、
第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と同じであり、あるいは、第1の時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置を含み、
第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、あるいは、第2の時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置と同期信号を搬送する時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置とが、固定の周波数シフトにより離される。
第6の態様の別の実現方式において、第1の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号を搬送する最後のシンボルに隣接し、あるいは、
第1の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号を搬送する最後のシンボルの次のシンボルであり、あるいは、
同期信号を搬送する最後のシンボルがシンボルlである場合、第1の時間周波数リソースの開始シンボルはシンボル(l+1)又はシンボル(l+1)mod Lであり、l=0,1,・・・L−1であり、Lは正の整数であり、
第2の時間周波数リソースのシンボルが、同期信号を搬送するシンボルと同じであり、あるいは、第2の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号に含まれるプライマリ同期信号を搬送する開始シンボルと同じである。
第6の態様のさらに別の実現方式において、第1の系列は、2つの31ビット長系列を使用することにより第1の組み合わせ方式で生成され、第2の系列は、2つの31ビット長系列を使用することにより第2の組み合わせ方式で生成され、第1の組み合わせ方式は第2の組み合わせ方式と異なる。
第7の態様によれば、この出願の実施例はネットワークデバイスをさらに提供し、当該ネットワークデバイスは、
同期信号に対応するサブキャリア間隔を決定するように構成された処理ユニットであり、同期信号に対応するサブキャリア間隔は、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔である、処理ユニットと、
同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて同期信号を送出するように構成された送出ユニットとを含む。
第7の態様の実現方式において、処理ユニットは、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて、サブキャリア間隔に対応するサイクリックプレフィックスセットを決定し、サイクリックプレフィックスセットに基づいて、同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスがサイクリックプレフィックスセット内の最も長いサイクリックプレフィックスであると決定するようにさらに構成される。
第7の態様の別の実現方式において、送出ユニットは、同期信号に対応するサブキャリア間隔と同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスとに基づいて同期信号を送出するように具体的に構成される。
第7の態様のさらに別の実現方式において、処理ユニットは、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定し、システム情報を搬送する時間周波数リソースに基づいて、同期信号に対応する系列を決定するようにさらに構成される。
第7の態様のさらに別の実現方式において、処理ユニットは、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースである場合、同期信号に対応する系列が第1の系列であると決定し、あるいは、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースである場合、同期信号に対応する系列が第2の系列であると決定するように具体的に構成され、
第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と同じであり、あるいは、第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置を含み、
第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、あるいは、第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置とが、固定の周波数シフトにより離される。
第7の態様のさらに別の実現方式において、第1の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号を搬送する最後のシンボルに隣接し、あるいは、
第1の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号を搬送する最後のシンボルの次のシンボルであり、あるいは、
同期信号を搬送する最後のシンボルがシンボルlである場合、第1の時間周波数リソースの開始シンボルはシンボル(l+1)又はシンボル(l+1)mod Lであり、l=0,1,・・・L−1であり、Lは正の整数であり、
第2の時間周波数リソースのシンボルが、同期信号を搬送するシンボルと同じであり、あるいは、第2の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号に含まれるプライマリ同期信号を搬送する開始シンボルと同じである。
第7の態様のさらに別の実現方式において、第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置の両側に分散される。
第7の態様のさらに別の実現方式において、処理ユニットは、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースである場合、同期信号に対応する系列が第1の系列であると決定し、あるいは、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースである場合、同期信号に対応する系列が第2の系列であると決定するように具体的に構成され、
第1の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとは、時分割多重の対象であり、第2の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとは、周波数分割多重の対象である。
第7の態様のさらに別の実現方式において、第1の系列は、2つの31ビット長系列を使用することにより第1の組み合わせ方式で生成され、第2の系列は、2つの31ビット長系列を使用することにより第2の組み合わせ方式で生成され、第1の組み合わせ方式は第2の組み合わせ方式と異なる。
第7の態様のさらに別の実現方式において、システム情報は、シンボル位置インジケータフィールドを含み、
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルの位置を示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルのインデックスを示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルと同期信号を搬送するサブフレームの第1のシンボルとの間の時間ドメインシフトを示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルの位置を示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルのインデックスを示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルとプライマリ同期信号を搬送するサブフレームの第1のシンボルとの間の時間ドメインシフトを示すために使用される。
第7の態様のさらに別の実現方式において、システム情報に対応するスクランブリングコードが、システム情報を搬送するサブフレームを示すために使用される。
第7の態様のさらに別の実現方式において、同期信号はセカンダリ同期信号である。
第8の態様によれば、この出願の実施例はネットワークデバイスをさらに提供し、当該ネットワークデバイスは、
システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定し、システム情報を搬送する時間周波数リソースに基づいて、同期信号に対応する系列を決定するように構成された処理ユニットと、
同期信号を送出するように構成された送出ユニットとを含む。
第8の態様の実現方式において、処理ユニットは、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースである場合、同期信号に対応する系列が第1の系列であると決定し、あるいは、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースである場合、同期信号に対応する系列が第2の系列であると決定するように具体的に構成され、
第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と同じであり、あるいは、第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置を含み、
第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、あるいは、第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置とが、固定の周波数シフトにより離される。
第8の態様の別の実現方式において、第1の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号を搬送する最後のシンボルに隣接し、あるいは、
第1の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号を搬送する最後のシンボルの次のシンボルであり、あるいは、
同期信号を搬送する最後のシンボルがシンボルlである場合、第1の時間周波数リソースの開始シンボルはシンボル(l+1)又はシンボル(l+1)mod Lであり、l=0,1,・・・L−1であり、Lは正の整数であり、
第2の時間周波数リソースのシンボルが、同期信号を搬送するシンボルと同じであり、あるいは、第2の時間周波数リソースの開始シンボルが、同期信号に含まれるプライマリ同期信号を搬送する開始シンボルと同じである。
第8の態様のさらに別の実現方式において、処理ユニットは、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースである場合、同期信号に対応する系列が第1の系列であると決定し、あるいは、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースである場合、同期信号に対応する系列が第2の系列であると決定するように具体的に構成され、
第1の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとは、時分割多重の対象であり、第2の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとは、周波数分割多重の対象である。
第8の態様のさらに別の実現方式において、第1の系列は、2つの31ビット長系列を使用することにより第1の組み合わせ方式で生成され、第2の系列は、2つの31ビット長系列を使用することにより第2の組み合わせ方式で生成され、第1の組み合わせ方式は第2の組み合わせ方式と異なる。
この出願の実施例で提供される情報送信方法、端末、及びネットワークデバイスによれば、ネットワークデバイスは、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定し、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて同期信号を送出してもよく、端末は、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定し、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて同期信号を検出する。サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の異なるサブキャリア間隔が異なる適用シナリオに対応してもよく、それにより、端末とネットワークデバイスとの間の情報送信方法は異なる適用シナリオに柔軟に適用できる。
この出願の実施例1による情報送信方法のフローチャートである。
この出願の実施例2による情報送信方法のフローチャートである。
第1の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとの間の対応関係の図である。
第2の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとの間の対応関係の図である。
この出願の実施例2による別の情報送信方法のフローチャートである。
この出願の実施例2によるさらに別の情報送信方法のフローチャートである。
この出願の実施例3による情報送信方法のフローチャートである。
この出願の実施例3による別の情報送信方法のフローチャートである。
この出願の実施例4による端末の概略構成図である。
この出願の実施例5による端末の概略構成図である。
この出願の実施例6によるネットワークデバイスの概略構成図である。
この出願の実施例7によるネットワークデバイスの概略構成図である。
この出願の実施例で提供される情報送信方法、端末、及びネットワークデバイスは、複数の異なる適用シナリオをサポートするために、5G通信システム、NR通信システム、及びこれらに基づき進化したより高度な通信システムに適用できる。
この出願の以下の実施例において、端末は、5G通信技術、NR通信技術、又は将来のより高度な通信技術を使用する端末でもよく、各ネットワークデバイスは、5G通信技術、NR通信技術、又は将来のより高度な通信技術を使用するネットワークデバイスでもよい。
端末は無線端末でもよく、あるいは有線端末でもよい。無線端末は、ユーザに音声及び/又はデータ接続性を提供するデバイス、無線接続機能を有するハンドヘルドデバイス、又は無線モデムに接続された他の処理デバイスでもよい。無線端末は、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、RAN)を使用することにより1つ以上のコアネットワークと通信してもよい。無線端末は、モバイル端末、例えば、モバイルフォン(「セルラー」フォンとも呼ばれる)、又はモバイル端末を有するコンピュータでもよい。例えば、無線端末は、ポータブルモバイル装置、ポケットサイズのモバイル装置、ハンドヘルドモバイル装置、コンピュータビルトインモバイル装置、又は無線アクセスネットワークと音声及び/又はデータを交換する車載モバイル装置でもよい。例えば、無線端末は、パーソナル通信サービス(Personal Communications Service、PCS)フォン、コードレス電話セット、セッションイニシエーションプロトコル(Session Initiation Protocol、SIP)フォン、無線ローカルループ(Wireless Local Loop、WLL)局、又はパーソナルデジタルアシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)のようなデバイスでもよい。無線端末は、加入者ユニット(Subscriber Unit)、加入者局(Subscriber Station)、モバイル局(Mobile Station)、モバイルコンソール(Mobile)、リモート局(Remote Station)、アクセスポイント(Access Point)、リモート端末(Remote Terminal)、アクセス端末(Access Terminal)、ユーザ端末(User Terminal)、ユーザエージェント(User Agent)、ユーザデバイス(User Device)、又はユーザ装置(User Equipment)とも呼ばれ得る。
ネットワークデバイスは、アクセスネットワークデバイス、例えば、基地局でもよく、アクセスポイント(Access Point、AP)と呼ばれてもよい。この出願で説明される基地局は、無線局の形式であり、移動通信交換局(mobile switching center)を使用することにより特定の無線カバレッジエリア内のモバイルフォン端末と情報を交換する無線送受信局でもよく、あるいは1つ以上のセクタを使用することによりアクセスネットワークにおけるエアインターフェースを通じて無線端末と通信するデバイスでもよい。基地局は、受信したオーバー・ジ・エア(over-the-air)フレームとインターネットプロトコル(Internet Protocol、IP)パケットとの間の変換を実行し、無線端末とアクセスネットワークの残りの部分との間のルータの役割を果たすように構成されてもよい。アクセスネットワークの残りの部分は、インターネットプロトコル(IP)ネットワークを含んでもよい。基地局は、エアインターフェース上の属性管理をさらに協調させてもよい。例えば、基地局は、基地送受信局(Base Transceiver Station、BTS)、ノードB(Node B、NodeB)、進化型ノードB(evolved Node B、eNB)などのうち任意の1つでもよい。これはこの出願で限定されない。
この出願の以下の実施例で提供される情報送信方法において、ネットワークデバイスは、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定し、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて同期信号を送出してもよく、端末は、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定し、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて同期信号を検出する。サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の異なるサブキャリア間隔が異なる適用シナリオに対応してもよく、それにより、端末とネットワークデバイスとの間の情報送信方法は異なる適用シナリオに柔軟に適用できる。
情報送信方法は、複数の例を使用することによりこの出願の以下の実施例で例示される。この出願のすべての実施例において、別段示されない限り、実施例中のステップのシーケンスもステップ間の相互依存も限定されないことが留意されるべきである。
図1は、この出願の実施例1による情報送信方法のフローチャートである。図1に示されるように、方法は以下のステップを含み得る。
S101.ネットワークデバイスが、同期信号に対応するサブキャリア間隔を決定する。
ステップS101において、ネットワークデバイスは、同期信号に対応するサブキャリア間隔を決定し、同期信号に対応するサブキャリア間隔は、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔でもよい。
具体的に、ネットワークデバイスは、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいて、サブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定してもよい。
サービングセルは、端末のプライマリサービングセル(Primary serving cell)でもよく、あるいは端末のセカンダリサービングセル(Secondary serving cell)でもよい。この出願の実現方式において、サービングセル(serving cell)はキャリア(carrier)と呼ばれてもよい。換言すると、1つのサービングセルは1つのキャリアである。
例えば、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットが15kHzサブキャリア間隔及び30kHzサブキャリア間隔を含む場合、ネットワークデバイスは、サブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔、すなわち30kHzサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定してもよい。
別の実施例において、ステップS101において、ネットワークデバイスは、同期信号に対応するサブキャリア間隔を決定し、同期信号に対応するサブキャリア間隔は、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も小さいサブキャリア間隔でもよい。
具体的に、ネットワークデバイスは、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいて、サブキャリア間隔セット内の最も小さいサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定してもよい。
例えば、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットが15kHzサブキャリア間隔及び30kHzサブキャリア間隔を含む場合、ネットワークデバイスは、サブキャリア間隔セット内の最も小さいサブキャリア間隔、すなわち15kHzサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定してもよい。
さらに別の実施例において、ステップS101において、ネットワークデバイスは、同期信号に対応するサブキャリア間隔を決定し、同期信号に対応するサブキャリア間隔は、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の第1のサブキャリア間隔でもよい。第1のサブキャリア間隔は、サブキャリア間隔セット内の最も小さいサブキャリア間隔でもサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔でもなく、例えば、サブキャリア間隔セット内の2番目に大きいサブキャリア間隔でもよい。例えば、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットが15kHzサブキャリア間隔、30kHzサブキャリア間隔、及び60kHzサブキャリア間隔を含む場合、ネットワークデバイスは、サブキャリア間隔セット内の2番目に大きいサブキャリア間隔、すなわち30kHzサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定してもよい。
この実施例において、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内のどのサブキャリア間隔がサービングセルにおける別のチャネル又は信号に使用されるかにかかわらず、ネットワークデバイスは、同じサブキャリア間隔を使用することにより同期信号を送出し、それにより、端末は、同期信号に使用されたサブキャリア間隔を識別するために同期信号に対してブラインド検出を実行する必要がない。これは、同期信号を検出するために端末により使用される時間を短縮し、サービングセルと同期するために端末により使用される時間を短縮し、すなわち、サービングセルにアクセスするために端末により使用される時間を短縮し、端末の同期信号検出成功率を上げ、端末のセルアクセス成功率を上げる。
サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の異なるサブキャリア間隔は、一般に、異なるシナリオに適用されてもよい。例えば、大きいサブキャリア間隔が、高周波数低遅延サービスと高速送信とのうち少なくとも1つのシナリオで使用され、小さいサブキャリア間隔が、低周波数シナリオとラージカバレッジシナリオとのうち少なくとも1つのシナリオで使用される。ゆえに、この出願のこの実施例における情報送信方法では、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の異なるサブキャリア間隔について、同期信号及び/又はブロードキャストチャネルを送出するために同じサブキャリア間隔が使用でき、それにより、一様な同期信号及びシステム情報送信方法が異なるシナリオで使用できる。
さらに、同期信号が、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔に基づいて送出されるとき、同期信号は、高速シナリオによりもたらされるドップラーシフトに抵抗し(resist)、同期信号検出成功率を上げることができる。
ステップS101は、ネットワークデバイスがブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔を決定し、ブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔は同期信号に対応するサブキャリア間隔と同じであることをさらに含んでもよい。例えば、ブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔は、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔でもよい。他の説明は前述の説明と同じであり、詳細はここで再度説明されない。
S102.ネットワークデバイスが、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて同期信号を送出する。
具体的に、例えば、ネットワークデバイスは、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて、同期信号に対応するシンボル(例えば、OFDMシンボル)を生成し、同期信号に対応するシンボルに基づいて同期信号を端末に送出してもよい。
別の実施例において、ステップS102は、
ネットワークデバイスが、同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスを決定し、サイクリックプレフィックスは、同期信号に対応するサブキャリア間隔に対応するサイクリックプレフィックス(Cyclic Prefix、CP)において最も長いサイクリックプレフィックスでもよく、
ネットワークデバイスが、同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスと、同期信号に対応するサブキャリア間隔とに基づいて、同期信号を送出することをさらに含んでもよい。
この出願の実施例における同期信号は、例えば、プライマリ同期信号及びセカンダリ同期信号を含んでもよいことが留意されるべきである。この出願の実施例で言及されるシンボルは、例えば、シングルキャリア周波数分割多元接続(Single carrier Frequency Division Multiple Access、SC‐FDMA)シンボル、又は直交周波数分割多重(Orthogonal Frequency Division Multiplexing、OFDM)シンボルでもよい。
S103.端末が、同期信号に対応するサブキャリア間隔を決定する。
ステップS103において、端末は、同期信号に対応するサブキャリア間隔を決定し、同期信号に対応するサブキャリア間隔は、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔でもよい。
具体的に、端末は、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいて、サブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定してもよい。
例えば、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットが15kHzサブキャリア間隔及び30kHzサブキャリア間隔を含み得る場合、端末は、サブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔、すなわち30kHzサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定してもよい。
別の実施例において、ステップS103において、端末は、同期信号に対応するサブキャリア間隔を決定し、同期信号に対応するサブキャリア間隔は、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も小さいサブキャリア間隔でもよい。
具体的に、端末は、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいて、サブキャリア間隔セット内の最も小さいサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定してもよい。
例えば、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットが15kHzサブキャリア間隔及び30kHzサブキャリア間隔を含む場合、端末は、サブキャリア間隔セット内の最も小さいサブキャリア間隔、すなわち15kHzサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定してもよい。
さらに別の実施例において、ステップS103において、端末は、同期信号に対応するサブキャリア間隔を決定し、同期信号に対応するサブキャリア間隔は、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の第1のサブキャリア間隔でもよい。第1のサブキャリア間隔は、サブキャリア間隔セット内の最も小さいサブキャリア間隔でもサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔でもなく、例えば、サブキャリア間隔セット内の2番目に大きいサブキャリア間隔でもよい。例えば、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットが15kHzサブキャリア間隔、30kHzサブキャリア間隔、及び60kHzサブキャリア間隔を含む場合、端末は、サブキャリア間隔セット内の2番目に大きいサブキャリア間隔、すなわち30kHzサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定してもよい。
この実施例において、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内のどのサブキャリア間隔がサービングセルにおける別のチャネル又は信号に使用されるかにかかわらす、端末は、同じサブキャリア間隔を使用することにより同期信号を検出し、それにより、端末は、同期信号に使用されたサブキャリア間隔を識別するために同期信号に対してブラインド検出を実行する必要がない。これは、同期信号を検出するために端末により使用される時間を短縮し、サービングセルと同期するために端末により使用される時間を短縮し、すなわち、サービングセルにアクセスするために端末により使用される時間を短縮し、端末の同期信号検出成功率を上げ、端末のセルアクセス成功率を上げる。
サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の異なるサブキャリア間隔は、一般に、異なるシナリオに適用されてもよい。例えば、大きいサブキャリア間隔が、高周波数低遅延サービスと高速送信とのうち少なくとも1つのシナリオで使用され、小さいサブキャリア間隔が、低周波数シナリオとラージカバレッジシナリオとのうち少なくとも1つのシナリオで使用される。ゆえに、この出願のこの実施例における情報送信方法では、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の異なるサブキャリア間隔について、同期信号及び/又はブロードキャストチャネルを送出するために同じサブキャリア間隔が使用でき、それにより、一様な同期信号及びシステム情報送信方法が異なるシナリオで使用できる。
さらに、端末が、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔を使用することにより同期信号を検出するとき、同期信号は、高速シナリオによりもたらされるドップラーシフトに抵抗し、同期信号検出成功率を上げることができる。
ステップS103は、端末がブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔を決定し、ブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔は同期信号に対応するサブキャリア間隔と同じであることをさらに含んでもよい。例えば、ブロードキャストチャネルに対応するサブキャリア間隔は、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔でもよい。他の説明は前述の説明と同じであり、詳細はここで再度説明されない。
S104.端末が、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて同期信号を検出する。
ステップS104において、端末は、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて同期信号を検出する。具体的に、異なるローカル系列と受信した信号との間の相関が計算され、同期信号に対応する系列を決定してもよい。特定の系列について、端末は、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて対応するOFDMシンボルを生成し、生成されたOFDMシンボルと受信した信号との間の相関を計算してもよい。ゆえに、端末は、同期信号に対応するサブキャリア間隔を最初決定し、次いで、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて同期信号を検出する必要がある。
ステップS104は、端末が同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスを決定することをさらに含んでもよい。この場合、端末は、検出された同期信号に基づいて、同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスを決定してもよい。同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスは、同期信号に対応するサブキャリア間隔に対応するサイクリックプレフィックスにおいて最も長いサイクリックプレフィックスである。
同期信号に対応する異なる系列は、異なる情報を搬送してもよいことが留意されるべきである。例えば、異なる系列は、端末のサービングセルの異なるセルIDを搬送する。ゆえに、同期信号に対応する系列を決定した後、端末は、同期信号に対応する系列に基づいて端末のサービングセルのセルIDをさらに決定してもよい。端末のサービングセルは、例えば、端末のためにネットワークデバイスにより構成されたサービングセルでもよく、あるいは、端末にサービス提供し(serving)ているサービングセル、又は端末によりアクセスされているサービングセルでもよい。
任意選択で、ステップS104は、
端末が、ネットワークデバイスにより送出された情報を受信し、
端末が、同期信号に対応するサブキャリア間隔とネットワークデバイスにより送出された受信した信号とに基づいて同期信号を検出することを含んでもよい。
この場合、ネットワークデバイスにより送出された情報は同期信号を含んでもよく、あるいは同期信号を含まなくてもよいが、いずれの場合にも、端末が前述の動作を実行することが留意されるべきである。差は単に以下のとおりである:ネットワークデバイスにより送出された情報が同期信号を含まないとき、端末は同期信号を検出することができない。ネットワークデバイスにより送出された情報が同期信号を含むとき、端末は同期信号を検出することができる。
この出願の実施例1で提供される情報送信方法において、ネットワークデバイスは、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定し、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて同期信号を送出してもよく、端末は、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔内の最も大きいサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定し、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて同期信号を検出する。サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の異なるサブキャリア間隔が異なる適用シナリオに対応してもよく、それにより、端末とネットワークデバイスとの間の情報送信方法は異なる適用シナリオに柔軟に適用できる。
任意選択で、前述の情報送信方法に基づいて、同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスは、同期信号に対応するサブキャリア間隔に対応するサイクリックプレフィックスにおいて最も長いサイクリックプレフィックスである。
具体的に、同期信号に対応するサブキャリア間隔に対応するサイクリックプレフィックスが、例えば、通常サイクリックプレフィックス及び拡張サイクリックプレフィックスを含み得る場合、同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスは、同期信号に対応するサブキャリア間隔に対応するサイクリックプレフィックスにおいて最も長いサイクリックプレフィックス、すなわち拡張サイクリックプレフィックスでもよい。
例えば、サービングセルにおける同期信号に対応するサイクリックプレフィックス及び/又はサービングセルにおけるブロードキャストチャネルに対応するサイクリックプレフィックスは、同期信号に対応するサブキャリア間隔に対応するサイクリックプレフィックスにおいて最も長いサイクリックプレフィックス、例えば拡張サイクリックプレフィックスでもよい。
サービングセルにおける同期信号に対応するサイクリックプレフィックス、及び/又はサービングセルにおけるブロードキャストチャネルに対応するサイクリックプレフィックスは、サービングセルにおけるデータチャネルに対応するサイクリックプレフィックスより長くてもよい。
方法において、例えば、サブキャリア間隔とシステムパラメータとの間の事前設定された対応関係表が、同期信号に対応するサブキャリア間隔に対応するサイクリックプレフィックスについて、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて検索されてもよく、同期信号に対応するサブキャリア間隔に対応するサイクリックプレフィックスにおいて最も長いサイクリックプレフィックスは、同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスとして決定されてもよい。例えば、サブキャリア間隔とシステムパラメータとの間の対応関係表について、表1を参照する。表1において、各サブキャリア間隔に対応するシステムパラメータは、サブフレーム長、シンボル数、CP長、CPオーバヘッドなどを含み得る。
表1の値は単に例であり、別法として、表1の値は四捨五入を通して得られた値でもよいことが留意されるべきである。例えば、この実施例において有効なシンボル長及びCP長は、表内の値に近い数でもよい。さらに、表内のパラメータ間の相互依存は限定されない。各サブキャリア間隔に対応するCP長は、2つのCP長、すなわち、通常サイクリックプレフィックスに対応するCP長と、拡張サイクリックプレフィックスに対応するCP長とを含む。最も小さいCP長は、通常サイクリックプレフィックスに対応するCP長であり、最も大きいCP長は、拡張サイクリックプレフィックスに対応するCP長である。
同期信号に対応するサブキャリア間隔が30kHzである場合、表1を参照して、30kHzサブキャリア間隔に対応するサイクリックプレフィックスは2.38μsの通常サイクリックプレフィックス及び8.33μsの拡張サイクリックプレフィックスを含むことが習得でき、ゆえに、同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスは8.33μsの拡張サイクリックプレフィックスでもよいと決定できる。
サービングセルにおけるデータチャネルに対応するサイクリックプレフィックスが約2.38μs又は約4.76μsであるとき、サービングセルにおける同期信号に対応するサイクリックプレフィックス及びサービングセルにおけるブロードキャストチャネルに対応するサイクリックプレフィックスは約5.13μsでもよい。
ここで、サービングセルにおける同期信号に対応するサイクリックプレフィックスは、同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスでもよい。サービングセルにおけるブロードキャストチャネルに対応するサイクリックプレフィックスは、ブロードキャストチャネルを搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスでもよい。サービングセルにおけるデータチャネルに対応するサイクリックプレフィックスは、データチャネルを搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスでもよい。ブロードキャストチャネルはここで、マスタ情報ブロック(Master Information Block、MIB)を送信するためのチャネルでもよい。
この方式において、サービングセルにおける同期信号のカバレッジエリア、及びサービングセルにおけるブロードキャストチャネルのカバレッジエリアが拡張でき、サービングセルにおける同期信号のロバスト性、及びサービングセルにおけるブロードキャストチャネルのロバスト性が改善できる。
任意選択で、端末が、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セットに基づいて、サブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定する前に、情報送信方法は、
端末が、サービングセルのキャリア周波数に基づいて、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを決定し、あるいは、
端末が、サービングセルの周波数セットに基づいて、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットを決定することをさらに含んでもよい。
具体的に、例えば、端末は、サービングセルに対応する周波数セットに対応するサブキャリア間隔セットについて、サービングセルに対応する周波数セットに基づいて周波数セットとサブキャリア間隔セットとの間の事前設定された対応関係を検索してもよく、サブキャリア間隔セットは、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットであり、あるいは、端末は、サービングセルに対応する周波数セットに基づいてサブキャリア間隔セットを計算し、計算されたサブキャリア間隔を、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットとして使用してもよい。例えば、端末は、サービングセルのキャリア周波数が属する周波数セットを、サービングセルに対応する周波数セットとして決定してもよく、あるいは、サービングセルと周波数セットとの間の事前設定された対応関係に基づいて、サービングセルに対応する周波数セットを決定してもよく、例えば、サービングセルの識別子と、サービングセルの識別子及び周波数セットの間の事前設定された対応関係とに基づいて、サービングセルに対応する周波数セットを決定してもよい。
任意選択で、例えば、端末は、サービングセルのキャリア周波数に対応するサブキャリア間隔セットについて、サービングセルのキャリア周波数に基づいてキャリア周波数とサブキャリア間隔セットとの間の事前設定された対応関係を検索してもよく、サブキャリア間隔セットは、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットであり、あるいは、端末は、サービングセルのキャリア周波数に基づいてサブキャリア間隔セットを計算し、計算されたサブキャリア間隔セットを、サービングセルに対応するサブキャリア間隔セットとして使用してもよい。端末は、周波数スキャンを通してサービングセルのキャリア周波数を取得してもよく、あるいは、サービングセルの且つ端末に事前設定されたキャリア周波数に基づいてサービングセルのキャリア周波数を取得してもよい。
任意選択で、前述の方法のうち任意の1つに基づき、この出願の実施例2が情報送信方法をさらに提供し得る。図2は、この出願の実施例2による情報送信方法のフローチャートである。図2に示されるように、方法は以下のステップをさらに含み得る。
S201.端末が、同期信号に対応する系列に基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定する。
具体的に、例えば、端末は、検出された同期信号に対応する系列、及び/又は同期信号系列とシステム情報時間周波数リソースとの間の事前設定された対応関係に基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定してもよい。システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定した後、端末は、システム情報を搬送する時間周波数リソース上で、ネットワークデバイスにより送出されたシステム情報を受信してもよい。
システム情報はマスタ情報ブロック(MIB)でもよく、システム情報を搬送するチャネルは物理ブロードキャストチャネルでもよい。
任意選択で、システム情報は、シンボル位置インジケータフィールド(symbol location indicator field)を含んでもよく、シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送するための時間ドメイン位置を示すために使用される。
例えば、シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号の開始シンボルの位置を示すために使用されてもよく、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルのインデックスを示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルと同期信号を搬送するサブフレームの第1のシンボルとの間の時間ドメインシフトを示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルの位置を示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルのインデックスを示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルとプライマリ同期信号を搬送するサブフレームの第1のシンボルとの間の時間ドメインシフトを示すために使用される。
さらに、任意選択で、システム情報に対応するスクランブリングコードが、システム情報を搬送するサブフレームを示すために使用される。
任意選択で、前述の方法に基づき、方法は以下のステップをさらに含んでもよい。
S202.端末が、システム情報を搬送する時間周波数リソースに基づいてシステム情報を受信する。
具体的に、端末は、システム情報に含まれるシンボル位置インジケータフィールド、及び/又はシステム情報に対応するスクランブリングコードに基づいて、同期信号を搬送するための時間ドメイン位置を決定してもよい。同期信号を搬送するための時間ドメイン位置は、例えば、同期信号を搬送する開始シンボルの位置、同期信号を搬送する開始シンボルのインデックス、同期信号を搬送する開始シンボルと同期信号を搬送するサブフレームの第1のシンボルとの間の時間ドメインシフト、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルの位置、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルのインデックス、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルとプライマリ同期信号を搬送するサブフレームの第1のシンボルとの間の時間ドメインシフト、及びシステム情報を搬送するサブフレームのうち少なくとも1つでもよい。
端末は、無線フレーム内で同期信号を搬送するための時間ドメイン位置を決定し、それにより、端末は、マルチビーム送信の間にフレームタイミングを実行することにおいてサポートされて、サービングセルの無線フレームタイミングを決定することができる。
任意選択で、前述の方法において、S201において端末が、同期信号に対応する系列に基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定することは、
同期信号に対応する系列が第1の系列である場合、端末は、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースであると決定し、あるいは、
同期信号に対応する系列が第2の系列である場合、端末は、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースであると決定することを含んでもよい。
第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と同じであり、あるいは、第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置を含む。
第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、あるいは、第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置とは、固定の周波数シフトにより離される。
任意選択で、第1の時間周波数リソースにより占有されるリソースブロック数は、同期信号を搬送する時間周波数リソースにより占有されるリソースブロック数と同じであり、かつ/あるいは、第2の時間周波数リソースにより占有されるリソースブロック数は、同期信号を搬送する時間周波数リソースにより占有されるリソースブロック数と同じである。
任意選択で、第1の時間周波数リソースの開始シンボルは、同期信号を搬送する最後のシンボルに隣接し、あるいは、第1の時間周波数リソースの開始シンボルは、同期信号を搬送する最後のシンボルの次のシンボルであり、あるいは、同期信号を搬送する最後のシンボルがシンボルlである場合、第1の時間周波数リソースの開始シンボルは、シンボル(l+1)又はシンボル(l+1)mod Lであり、l=0,1,・・・L−1であり、Lは正の整数であり、mod()はモジュロ関数である。
第2の時間周波数リソースのシンボルは、同期信号を搬送するシンボルと同じであり、あるいは、第2の時間周波数リソースの開始シンボルは、同期信号に含まれるプライマリ同期信号を搬送する開始シンボルと同じである。
任意選択で、第1の時間周波数リソースにより占有される時間ドメインシンボル数は、同期信号を搬送する時間周波数リソースにより占有されるシンボル数と同じである。別法として、第1の時間周波数リソースにより占有される時間ドメインシンボル数は、同期信号を搬送する時間周波数リソースにより占有されるシンボル数の2倍である。
任意選択で、第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接することは、
第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置が、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置の両側に分散されることを具体的に含んでもよい。
例えば、第2の時間周波数リソースは、第3の時間周波数リソース及び第4の時間周波数リソースを含んでもよく、第3の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置及び第4の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は双方、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、同期信号を搬送する時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置の両側に分散される。第3の時間周波数リソースにより占有されるリソースブロック数は、第4の時間周波数リソースにより占有されるリソースブロック数と同じでもよい。
例えば、第3の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの最大周波数ドメイン位置より大きくてもよく、第4の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの最小周波数ドメイン位置より小さくてもよい。別法として、例えば、第4の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの最大周波数ドメイン位置より大きくてもよく、第3の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの最小周波数ドメイン位置より小さくてもよい。
さらに、任意選択で、第3の時間周波数リソースにより占有されるリソースブロック数と第4の時間周波数リソースにより占有されるリソースブロック数との和が、同期信号を搬送する時間周波数リソースにより占有されるリソースブロック数と同じでもよい。
別法として、S201において端末が、同期信号に対応する系列に基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定することは、
同期信号に対応する系列が第1の系列である場合、端末は、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースであると決定し、あるいは、
同期信号に対応する系列が第2の系列である場合、端末は、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースであると決定することを含んでもよい。
第1の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとは、時分割多重(time division multiplexing)の対象であり、第2の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとは、周波数分割多重(frequency division multiplexing)の対象である。
例えば、図3は、第1の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとの間の対応関係の図である。図4は、第2の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとの間の対応関係の図である。
図3に示されるように、同期信号に対応する系列が第1の系列である場合、システム情報を搬送する時間周波数リソースは第1の時間周波数リソースである。第1の時間周波数リソースは、図3における物理ブロードキャストチャネル(Physical Broadcast Channel、PBCH)に対応する時間周波数リソース、例えば、PBCH B0に対応する時間周波数リソース、又はPBCH B1に対応する時間周波数リソースでもよい。同期信号を搬送する時間周波数リソースは、図3におけるセカンダリ同期信号(Secondary Synchronization Signal、SSS)に対応する時間周波数リソース、例えば、SSS B0に対応する時間周波数リソース、又はSSS B1に対応する時間周波数リソースである。図3において、B0及びB1は、異なる端末の送信ビームにそれぞれ対応してもよい。1つの端末について、同じビーム、例えばビームB0又はビームB1が、システム情報及び同期信号のために使用されてもよい。システム情報は、送信のためにPBCH上で搬送されてもよい。図3において、PBCH B0に対応する時間周波数リソースと、SSS B0に対応する時間周波数リソースとは、同じサブフレームの異なるシンボルにそれぞれ位置してもよく、換言すると、PBCH B0に対応する時間周波数リソースと、SSS B0に対応する時間周波数リソースとは、時分割多重の対象でもよい。PBCH B1に対応する時間周波数リソースと、SSS B1に対応する時間周波数リソースとは、同じサブフレームの異なるシンボルにそれぞれ位置してもよく、換言すると、PBCH B1に対応する時間周波数リソースと、SSS B1に対応する時間周波数リソースとは、時分割多重の対象でもよい。
図4に示されるように、同期信号に対応する系列が第2の系列である場合、システム情報を搬送する時間周波数リソースは第2の時間周波数リソースである。第2の時間周波数リソースは、図4におけるPBCHに対応する時間周波数リソース、例えば、PBCH B0に対応する時間周波数リソース、又はPBCH B1に対応する時間周波数リソースでもよい。同期信号を搬送する時間周波数リソースは、図4におけるSSSに対応する時間周波数リソース、例えば、SSS B0に対応する時間周波数リソース、又はSSS B1に対応する時間周波数リソースである。図4において、B0及びB1は、異なる端末の送信ビームにそれぞれ対応してもよい。1つの端末について、同じビーム、例えばビームB0又はビームB1が、システム情報及び同期信号のために使用されてもよい。システム情報は、送信のためにPBCH上で搬送されてもよい。図4において、PBCH B0に対応する時間周波数リソースと、SSS B0に対応する時間周波数リソースとは、同じサブフレームの同じシンボルの異なる周波数ドメイン位置にそれぞれ位置してもよく、換言すると、PBCH B0に対応する時間周波数リソースと、SSS B0に対応する時間周波数リソースとは、周波数分割多重の対象でもよい。PBCH B1に対応する時間周波数リソースと、SSS B1に対応する時間周波数リソースとは、同じサブフレームの同じシンボルの異なる周波数ドメイン位置にそれぞれ位置してもよく、換言すると、PBCH B1に対応する時間周波数リソースと、SSS B1に対応する時間周波数リソースとは、周波数分割多重の対象でもよい。
図3及び図4を参照して、システムがマルチビーム送信方式を使用するとき、同期信号に対応する系列が第1の系列である場合、システム情報を搬送する時間周波数リソースは第1の時間周波数リソースであり、第1の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとは時分割多重の対象であり、それにより、第1の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとは比較的多数の時間ドメインシンボルを占有し、例えば、複数のサブフレームを占有でき、あるいは、システムがマルチビーム送信方式を使用するとき、同期信号に対応する系列が第2の系列である場合、システム情報を搬送する時間周波数リソースは第2の時間周波数リソースであり、第2の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとは周波数分割多重の対象であり、それにより、第2の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとは比較的少数の時間ドメインシンボルを占有し、例えば、比較的少数のサブフレームを占有できることが習得できる。
動的時分割複信(Time Division Duplex、TDD)機構において、送信方向は、サブフレーム又は送信単位で動的に変更されてもよく、換言すると、サブフレーム又は送信単位は、上りリンクデータ送信又は下りリンクデータ送信に動的に適用されてもよく、それにより、現在のサービス要件がより良く満たされ得る。例えば、現在のサービスにおいて下りリンクサービスが上りリンクサービスより多い場合、多くのサブフレームが下りリンクデータ送信に動的に切り替えられてもよく、それにより、より速くより良い送信が下りリンクサービスに対して達成され、システムスペクトル効率を改善し、下りリンクパケット遅延を低減することができる。この出願のこの実施例における情報送信方法では、同期信号に対応する系列に基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソース又は第2の時間周波数リソースであると決定されてもよく、システム情報を送信するために第1の時間周波数リソースを固定的に使用する代わりに、システム情報を送信するために第2の時間周波数リソースが使用されて、複数のビームに対応する同期信号及びシステム情報により占有される時間周波数リソースが多数の時間ドメインシンボルを占有するケースを回避し得る。これは、1つの無線フレームにおける固定下りリンクシンボル数を最小化し、十分な時間ドメインシンボル又はサブフレームが動的TDDをより良くサポートするために上りリンク及び下りリンクの間で柔軟に切り替えできることを最大限に確保する。
前方互換性(Forward compatibility)は、無線フレームにおけるサブフレーム又はサービングセルにおける周波数ドメインブロックが、既存のシステムにおける端末に影響を与えることなく将来のサービスによって柔軟に占有できることを要求する。方法において、同期信号に対応する系列に基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースは第1の時間周波数リソース又は第2の時間周波数リソースであると決定されてもよく、システム情報を送信するために第1の時間周波数リソースを固定的に使用する代わりに、システム情報を送信するために第2の時間周波数リソースが使用されてもよい。これは、1つの無線フレーム内で同期信号及びシステム情報により占有される時間周波数リソースにより占有される時間ドメインシンボル又はサブフレームの数を最小化し、前方互換性を最大限にサポートし、それにより、NRシステムは、前方互換性をより良く、より柔軟にサポートする。
方法において、各ビームについて、各ビームに対応する同期信号及びシステム情報を搬送する時間周波数リソースが時分割多重の対象である方式は、固定的に使用されない。ゆえに、マルチビーム送信の間、第2の時間周波数リソースはシステム情報を送信するために使用されてもよく、それにより、複数のビームに対応する同期信号により占有される時間周波数リソースは時間ドメインにおいて隣接して、すべてのビームの同期信号のより速いスキャンを達成し、端末のセルアクセス時間を短縮する。
さらに、方法において、各ビームについて、各ビームに対応する同期信号及びシステム情報を搬送する時間周波数リソースが周波数分割多重の対象である方式は、固定的に使用されず、それにより、過剰な周波数ドメインリソースの占有が回避できる。NRシステムは、異なる帯域幅能力を有する端末のアクセスをサポートする必要がある。低い帯域幅能力を有するいくつかの端末は、各ビームに対応する同期信号及びシステム情報を搬送する時間周波数リソースが時分割多重の対象である方式を使用し、システム情報を送信するために第2の時間周波数リソースを固定的に使用する代わりに、第1の時間周波数リソースを使用することによりシステム情報を送信してもよい。これは、同期信号及びシステム情報を搬送する帯域幅を最小化し、セルにアクセスすることにおいて異なる帯域幅能力を有する端末を効果的にサポートする。
ゆえに、この出願のこの実施例において、同期信号に対応する系列に基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソース又は第2の時間周波数リソースであると決定され、それにより、システムは、実際の適用シナリオ及び実際の要件に依存して、システム情報を搬送するために第1の時間周波数リソース及び/又は第2の時間周波数リソースを柔軟に使用して、動的TDDをより良くサポートし、前方互換性をより良くサポートし、マルチビーム送信をより良くサポートすることができる。
任意選択で、前述の第1の系列は、2つの31ビット長系列を使用することにより第1の組み合わせ方式で生成されてもよく、第2の系列は、2つの31ビット長系列を使用することにより第2の組み合わせ方式で生成されてもよい。第1の組み合わせ方式は、第2の組み合わせ方式と異なる。
具体的に、各31長系列は、31ビットの長さを有するバイナリ系列でもよい。
第1の系列及び第2の系列は、同じ2つの系列を使用することにより異なる組み合わせ方式で生成された系列でもよい。第1の組み合わせ方式は、第2の組み合わせ方式と異なる。
任意選択で、この出願の実施例2は情報送信方法をさらに提供し得る。図5は、この出願の実施例2による別の情報送信方法のフローチャートである。図5に示されるように、前述の情報送信方法において、S102においてネットワークデバイスが、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて同期信号を送出する前に、方法は以下のステップを含んでもよい。
S501.ネットワークデバイスが、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて、サブキャリア間隔に対応するサイクリックプレフィックスセットを決定する。
S502.ネットワークデバイスが、サイクリックプレフィックスセットに基づいて、同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスがサイクリックプレフィックスセット内の最も長いサイクリックプレフィックスであると決定する。
具体的に、サブキャリア間隔に対応するサイクリックプレフィックスセットは、少なくとも1つのサイクリックプレフィックスを含んでもよく、ネットワークデバイスは、同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスがサイクリックプレフィックスセット内の最も長いサイクリックプレフィックスであると決定してもよい。サイクリックプレフィックスセットは、例えば、通常サイクリックプレフィックス及び拡張サイクリックプレフィックスを含んでもよく、サイクリックプレフィックスセット内の最も長いサイクリックプレフィックスは、例えば、拡張サイクリックプレフィックスでもよい。
任意選択で、S102においてネットワークデバイスが、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて同期信号を送出することは以下のステップを含んでもよい。
S503.ネットワークデバイスが、同期信号に対応するサブキャリア間隔と同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスとに基づいて同期信号を送出する。
具体的に、ネットワークデバイスは、同期信号に対応するサブキャリア間隔と同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスとに基づいて、同期信号に対応するシンボルを生成し、同期信号に対応するシンボルに基づいて、同期信号を送出してもよい。
任意選択で、システム情報を搬送するシンボルに対応するサブキャリア間隔が、同期信号に対応するサブキャリア間隔と同じである。
任意選択で、前述の情報送信方法のいずれか1つに基づいて、この出願の実施例2は情報送信方法をさらに提供する。図6は、この出願の実施例2によるさらに別の情報送信方法のフローチャートである。図6に示されるように、方法は以下のステップをさらに含んでもよい。
S601.ネットワークデバイスが、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定する。
具体的に、ネットワークデバイスは、現在の適用シナリオに基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソース又は第2の時間周波数リソースであると決定してもよい。第1の時間周波数リソースと第2の時間周波数リソースとは、異なる時間周波数位置における時間周波数リソースである。
例えば、適用シナリオが動的TDDシナリオであるとき、ネットワークデバイスは、第2の時間周波数リソースを、システム情報を搬送する時間周波数リソースとして決定してもよい。適用シナリオが、前方互換性が時間ドメインにおいてサポートされることを要求するとき、ネットワークデバイスは、第2の時間周波数リソースを、システム情報を搬送する時間周波数リソースとして決定してもよい。あるいは、システムに低い帯域幅能力を有するユーザが存在するとき、ネットワークデバイスは、第1の時間周波数リソースを、システム情報を搬送する時間周波数リソースとして決定してもよい。
S602.ネットワークデバイスが、システム情報を搬送する時間周波数リソースに基づいて、同期信号に対応する系列を決定する。
具体的に、システム情報を搬送する異なる時間周波数リソースについて、ネットワークデバイスは、S601に基づいて、同期信号に対応する異なる系列を決定してもよい。例えば、ネットワークデバイスは、システム情報を搬送する時間周波数リソースと、システム情報時間周波数リソース及び同期信号系列の間の事前設定された対応関係とに基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースに対応する同期信号系列が、同期信号に対応する系列、すなわち、送出される同期信号に対応する系列であると決定してもよい。
任意選択で、方法は以下のステップをさらに含んでもよい。
S603.ネットワークデバイスが、同期信号に対応する系列に基づいて、送出される同期信号を生成する。
具体的に、同期信号に対応する異なる系列は、異なる情報を搬送してもよい。例えば、異なる系列は、端末のサービングセルの異なるセルアイデンティティ(Identity、ID)情報を搬送する。
任意選択で、方法は以下のステップをさらに含んでもよい。
S604.ネットワークデバイスが、システム情報を搬送する時間周波数リソースに基づいてシステム情報を送出する。
システム情報はマスタ情報ブロック(MIB)でもよく、システム情報を搬送するチャネルは物理ブロードキャストチャネルでもよい。
任意選択で、システム情報は、シンボル位置インジケータフィールドを含んでもよく、シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送するための時間ドメイン位置を示すために使用される。
例えば、シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号の開始シンボルの位置を示すために使用されてもよく、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルのインデックスを示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルと同期信号を搬送するサブフレームの第1のシンボルとの間の時間ドメインシフトを示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルの位置を示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルのインデックスを示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルとプライマリ同期信号を搬送するサブフレームの第1のシンボルとの間の時間ドメインシフトを示すために使用される。
さらに、任意選択で、システム情報に対応するスクランブリングコードが、システム情報を搬送するサブフレームを示すために使用される。
任意選択で、S602においてネットワークデバイスが、システム情報を搬送する時間周波数リソースに基づいて、同期信号に対応する系列を決定することは、
システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースである場合、ネットワークデバイスは、同期信号に対応する系列が第1の系列であると決定し、あるいは、
システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースである場合、ネットワークデバイスは、同期信号に対応する系列が第2の系列であると決定することを含んでもよい。
第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と同じであり、あるいは、第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置を含む。
第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、あるいは、第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置とは、固定の周波数シフトにより離される。
任意選択で、第1の時間周波数リソースにより占有されるリソースブロック数は、同期信号を搬送する時間周波数リソースにより占有されるリソースブロック数と同じであり、かつ/あるいは、第2の時間周波数リソースにより占有されるリソースブロック数は、同期信号を搬送する時間周波数リソースにより占有されるリソースブロック数と同じである。
任意選択で、第1の時間周波数リソースの開始シンボルは、同期信号を搬送する最後のシンボルに隣接し、あるいは、第1の時間周波数リソースに対応する開始シンボルは、同期信号を搬送する最後のシンボルの次のシンボルであり、あるいは、同期信号を搬送する最後のシンボルがシンボルlである場合、第1の時間周波数リソースの開始シンボルは、シンボル(l+1)又はシンボル(l+1)mod Lであり、l=0,1,・・・L−1であり、Lは正の整数であり、mod()はモジュロ関数である。
第2の時間周波数リソースのシンボルは、同期信号を搬送するシンボルと同じであり、あるいは、第2の時間周波数リソースの開始シンボルは、同期信号に含まれるプライマリ同期信号を搬送する開始シンボルと同じである。
さらに、任意選択で、第1の時間周波数リソースにより占有される時間ドメインシンボル数は、同期信号を搬送する時間周波数リソースにより占有されるシンボル数と同じである。別法として、第1の時間周波数リソースにより占有される時間ドメインシンボル数は、同期信号を搬送する時間周波数リソースにより占有されるシンボル数の2倍である。
さらに、任意選択で、第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置に隣接し、同期信号を搬送する時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置の両側に分散される。
例えば、第2の時間周波数リソースは、第3の時間周波数リソース及び第4の時間周波数リソースを含んでもよく、第3の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置及び第4の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は双方、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、同期信号を搬送する時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置の両側に分散される。第3の時間周波数リソースにより占有されるリソースブロック数は、第4の時間周波数リソースにより占有されるリソースブロック数と同じでもよい。
例えば、第3の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの最大周波数ドメイン位置より大きくてもよく、第4の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの最小周波数ドメイン位置より小さくてもよい。別法として、例えば、第4の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの最大周波数ドメイン位置より大きくてもよく、第3の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの最小周波数ドメイン位置より小さくてもよい。
さらに、任意選択で、第3の時間周波数リソースにより占有されるリソースブロック数と第4の時間周波数リソースにより占有されるリソースブロック数との和が、同期信号を搬送する時間周波数リソースにより占有されるリソースブロック数と同じでもよい。
別法として、S602においてネットワークデバイスが、システム情報を搬送する時間周波数リソースに基づいて、同期信号に対応する系列を決定することは、
システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースである場合、ネットワークデバイスは、同期信号に対応する系列が第1の系列であると決定し、あるいは、
システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースである場合、ネットワークデバイスは、同期信号に対応する系列が第2の系列であると決定することを含んでもよい。
第1の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとは、時分割多重の対象であり、第2の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとは、周波数分割多重の対象である。
第1の時間周波数リソース及び第2の時間周波数リソースの詳細な説明については前述の説明に対して参照が行われてもよく、詳細はここで再度説明されないことが留意されるべきである。端末は、無線フレーム内で同期信号を搬送するための時間ドメイン位置を決定し、それにより、端末は、マルチビーム送信の間にフレームタイミングを実行することにおいてサポートされて、サービングセルの無線フレームタイミングを決定することができる。
この出願の実施例2で提供される情報送信方法において、同期信号に対応する系列に基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソース又は第2の時間周波数リソースであると決定され、それにより、システムは、実際の適用シナリオ及び実際の要件に依存して、システム情報を搬送するために第1の時間周波数リソース及び/又は第2の時間周波数リソースを柔軟に使用して、動的TDDをより良くサポートし、前方互換性をより良くサポートし、マルチビーム送信をより良くサポートすることができる。さらに、システム情報は、シンボル位置インジケータフィールドを含み、かつ/あるいは、システム情報に対応するスクランブリングコードは、システム情報を搬送するサブフレームを示し、それにより、端末は、マルチビーム送信の間にフレームタイミングを実行する、すなわち、無線フレーム内で同期信号を搬送するための時間ドメイン位置を決定することにおいてサポートされて、サービングセルの無線フレームタイミングを決定することができる。
この出願の実施例3が情報送信方法をさらに提供する。図7は、この出願の実施例3による情報送信方法のフローチャートである。図7に示されるように、方法は以下のステップを含み得る。
S701.端末が、同期信号に対応する系列を決定する。
具体的に、例えば、端末は、前述の実施例におけるS104の方式又は別の同様の方式で、同期信号に対応する系列を決定してもよい。
任意選択で、ステップS701は、
端末が、ネットワークデバイスにより送出された同期信号を受信し、
端末が、ネットワークデバイスにより送出された受信した同期信号に基づいて、同期信号に対応する系列を決定することをさらに含んでもよい。
さらに、任意選択で、端末が、ネットワークデバイスにより送出された同期信号を受信することは、
端末が、ネットワークデバイスにより送出された情報を受信し、
端末が、ネットワークデバイスにより送出された受信した情報に基づいて、同期信号を検出することを含んでもよい。
この場合、ネットワークデバイスにより送出された情報は同期信号を含んでもよく、あるいは同期信号を含まなくてもよいが、いずれの場合においても、端末は前述の動作を実行することが留意されるべきである。差は単に以下のとおりである。ネットワークデバイスにより送出された情報が同期信号を含まないとき、端末は同期信号を検出できない。ネットワークデバイスにより送出された情報が同期信号を含むとき、端末は同期信号を検出できる。
S702.端末が、同期信号に対応する系列に基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定する。
具体的に、S702の具体的な実現プロセスについてはS201の前述の説明を参照し、詳細はここで再度説明されない。
任意選択で、S702において端末が、同期信号に対応する系列に基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定することは、
同期信号に対応する系列が第1の系列である場合、端末が、システム情報を搬送する時間周波数リソースは第1の時間周波数リソースであると決定し、あるいは、
同期信号に対応する系列が第2の系列である場合、端末が、システム情報を搬送する時間周波数リソースは第2の時間周波数リソースであると決定することを含んでもよい。
第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と同じであり、あるいは、第1の時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置を含む。
第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、あるいは、第2の時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置と、同期信号を搬送する時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置とは、固定の周波数シフトにより離される。
任意選択で、前述の情報送信方法において、第1の時間周波数リソースの開始シンボルは、同期信号を搬送する最後のシンボルに隣接し、あるいは、第1の時間周波数リソースの開始シンボルは、同期信号を搬送する最後のシンボルの次のシンボルであり、あるいは、同期信号を搬送する最後のシンボルがシンボルlである場合、第1の時間周波数リソースの開始シンボルは、シンボル(l+1)又はシンボル(l+1)mod Lであり、l=0,1,・・・L−1であり、Lは正の整数である。
第2の時間周波数リソースのシンボルは、同期信号を搬送するシンボルと同じであり、あるいは、第2の時間周波数リソースの開始シンボルは、同期信号に含まれるプライマリ同期信号を搬送する開始シンボルと同じである。
任意選択で、第1の系列は、2つの31ビット長系列を使用することにより第1の組み合わせ方式で生成され、第2の系列は、2つの31ビット長系列を使用することにより第2の組み合わせ方式で生成され、第1の組み合わせ方式は、第2の組み合わせ方式と異なる。
情報送信方法において、端末は、同期信号に対応する系列を決定し、同期信号に対応する系列に基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定してもよい。システム情報を搬送する異なる時間周波数リソースが異なる適用シナリオに対応してもよく、それにより、同期信号に対応する異なる系列が異なる適用シナリオに対応してもよく、ゆえに、端末とネットワークデバイスとの間の情報送信方法は異なる適用シナリオに柔軟に適用できる。
この出願の実施例3は情報送信方法をさらに提供する。図8は、この出願の実施例3による別の情報送信方法のフローチャートである。図8に示されるように、方法は以下のステップを含み得る。
S801.ネットワークデバイスが、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定する。
具体的に、S801の具体的な実現プロセスについてはS601の前述の説明を参照し、詳細はここで再度説明されない。
S802.ネットワークデバイスが、システム情報を搬送する時間周波数リソースに基づいて、同期信号に対応する系列を決定する。
具体的に、S802の具体的な実現プロセスについてはS602の前述の説明を参照し、詳細はここで再度説明されない。
任意選択で、S802においてネットワークデバイスが、システム情報を搬送する時間周波数リソースに基づいて、同期信号に対応する系列を決定することは、
システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースである場合、ネットワークデバイスは、同期信号に対応する系列が第1の系列であると決定し、あるいは、
システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースである場合、ネットワークデバイスは、同期信号に対応する系列が第2の系列であると決定することを含んでもよい。
第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と同じであり、あるいは、第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置を含む。
第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、あるいは、第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置とは、固定の周波数シフトにより離される。
任意選択で、第1の時間周波数リソースの開始シンボルは、同期信号を搬送する最後のシンボルに隣接し、あるいは、第1の時間周波数リソースの開始シンボルは、同期信号を搬送する最後のシンボルの次のシンボルであり、あるいは、同期信号を搬送する最後のシンボルがシンボルlである場合、第1の時間周波数リソースの開始シンボルは、シンボル(l+1)又はシンボル(l+1)mod Lであり、l=0,1,・・・L−1であり、Lは正の整数である。
第2の時間周波数リソースのシンボルは、同期信号を搬送するシンボルと同じであり、あるいは、第2の時間周波数リソースの開始シンボルは、同期信号に含まれるプライマリ同期信号を搬送する開始シンボルと同じである。
別法として、S802においてネットワークデバイスが、システム情報を搬送する時間周波数リソースに基づいて、同期信号に対応する系列を決定することは、
システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースである場合、ネットワークデバイスは、同期信号に対応する系列が第1の系列であると決定し、あるいは、
システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースである場合、ネットワークデバイスは、同期信号に対応する系列が第2の系列であると決定することを含んでもよい。
第1の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとは、時分割多重の対象であり、第2の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとは、周波数分割多重の対象である。
任意選択で、第1の系列は、2つの31ビット長系列を使用することにより第1の組み合わせ方式で生成され、第2の系列は、2つの31ビット長系列を使用することにより第2の組み合わせ方式で生成され、第1の組み合わせ方式は、第2の組み合わせ方式と異なる。
情報送信方法において、ネットワークデバイスは、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定し、システム情報を搬送する時間周波数リソースに基づいて、同期信号に対応する系列を決定してもよい。システム情報を搬送する異なる時間周波数リソースが異なる適用シナリオに対応してもよく、それにより、同期信号に対応する異なる系列が異なる適用シナリオに対応してもよく、ゆえに、端末とネットワークデバイスとの間の情報送信方法は、異なる適用シナリオに柔軟に適用できる。
この出願の実施例4が端末をさらに提供する。図9は、この出願の実施例4による端末の概略構成図である。図9に示されるように、端末900は、受信ユニット901及び処理ユニット902を含み得る。受信ユニット901は、端末900の受信機により実現されてもよい。
例えば、処理ユニット902は、ハードウェア及び/又はソフトウェアを使用することにより端末900のプロセッサにより実現されてもよい。
端末900のプロセッサは、中央処理ユニット(Central Processing Unit、CPU)でもよい。別法として、プロセッサは、別の汎用プロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)、特定用途向け集積回路(Application-specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(Field-Programmable Gate Array、FPGA)又は別のプログラム可能論理デバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理デバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネント等でもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサでもよく、あるいは、プロセッサは任意の従来のプロセッサ等でもよい。
受信機は、信号を受信するように構成された受信インターフェース回路でもよい。さらに、受信機は、無線通信を通して別のネットワーク及び/又は端末と通信してもよい。
処理ユニット902は、前述の実施例における情報送信方法のS103を実行して、同期信号に対応するサブキャリア間隔を決定し、同期信号に対応するサブキャリア間隔は、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔であり;S104を実行して、同期信号に対応するサブキャリア間隔とネットワークデバイスにより送出された受信した情報とに基づいて同期信号を検出するように構成されてもよい。
任意選択で、同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスは、同期信号に対応するサブキャリア間隔に対応するサイクリックプレフィックスにおいて最も長いサイクリックプレフィックスである。
任意選択で、処理ユニット902は、前述の情報送信方法におけるS201を実行して、同期信号に対応する系列に基づいて、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定するようにさらに構成される。
任意選択で、処理ユニット902は、同期信号に対応する系列が第1の系列である場合、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースであると決定し、あるいは、同期信号に対応する系列が第2の系列である場合、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースであると決定するように具体的に構成される。
第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と同じであり、あるいは、第1の時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置を含む。第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、あるいは、第2の時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置と、同期信号を搬送する時間周波数リソースに対応する周波数ドメイン位置とは、固定の周波数シフトにより離される。
任意選択で、第1の時間周波数リソースの開始シンボルは、同期信号を搬送する最後のシンボルに隣接し、あるいは、
第1の時間周波数リソースの開始シンボルは、同期信号を搬送する最後のシンボルの次のシンボルであり、あるいは、
同期信号を搬送する最後のシンボルがシンボルlである場合、第1の時間周波数リソースの開始シンボルは、シンボル(l+1)又はシンボル(l+1)mod Lであり、l=0,1,・・・L−1であり、Lは正の整数である。
第2の時間周波数リソースのシンボルは、同期信号を搬送するシンボルと同じであり、あるいは、第2の時間周波数リソースの開始シンボルは、同期信号に含まれるプライマリ同期信号を搬送する開始シンボルと同じである。
任意選択で、第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置の両側に分散される。
任意選択で、第1の系列は、2つの31ビット長系列を使用することにより第1の組み合わせ方式で生成され、第2の系列は、2つの31ビット長系列を使用することにより第2の組み合わせ方式で生成され、第1の組み合わせ方式は、第2の組み合わせ方式と異なる。
任意選択で、システム情報はシンボル位置インジケータフィールドを含む。
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルの位置を示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルのインデックスを示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルと同期信号を搬送するサブフレームの第1のシンボルとの間の時間ドメインシフトを示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルの位置を示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルのインデックスを示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルとプライマリ同期信号を搬送するサブフレームの第1のシンボルとの間の時間ドメインシフトを示すために使用される。
任意選択で、システム情報に対応するスクランブリングコードが、システム情報を搬送するサブフレームを示すために使用される。
任意選択で、同期信号はセカンダリ同期信号である。
この出願の実施例4で提供される端末は、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定し、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて同期信号を検出してもよい。サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の異なるサブキャリア間隔が異なる適用シナリオに対応してもよく、それにより、端末とネットワークデバイスとの間の情報送信方法は異なる適用シナリオに柔軟に適用できる。
この出願の実施例5が端末をさらに提供する。図10は、この出願の実施例5による端末の概略構成図である。図10に示されるように、端末1000は、プロセッサ1001及び受信機1002を含み得る。任意選択で、プロセッサ1001は、実施例4における処理ユニット902の機能を実現でき、受信機1002は、実施例4における受信ユニット901の機能を実現できる。
任意選択で、端末1000は、メモリ1003をさらに含んでもよい。メモリ1003は、プロセッサ1001により実行されるコード等を記憶するように構成されてもよい。
端末1000のプロセッサはCPUでもよい。別法として、プロセッサ1001は、別の汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGA又は別のプログラム可能論理デバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理デバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネント等でもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサでもよく、あるいは、プロセッサは任意の従来のプロセッサ等でもよい。
この出願の実施例5における端末は、図1、図2、及び図7のうちいずれか1つにおける端末により実行される情報送信方法を実行でき、その有益な効果は前述の実施例におけるものと同様であり、詳細はここで再度説明されない。
この出願の実施例6がネットワークデバイスをさらに提供する。図11は、この出願の実施例6によるネットワークデバイスの概略構成図である。図11に示されるように、ネットワークデバイス1100は、処理ユニット1101及び送出ユニット1102を含み得る。
例えば、処理ユニット1101は、ハードウェア及び/又はソフトウェアを使用することによりネットワークデバイス1100のプロセッサにより実現されてもよく、送出ユニット1102は、ネットワークデバイス1100の送信機により実現されてもよい。
プロセッサはCPUでもよい。別法として、プロセッサは、別の汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGA又は別のプログラム可能論理デバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理デバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネント等でもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサでもよく、あるいは、プロセッサは任意の従来のプロセッサ等でもよい。
送信機は、信号を送出するように構成された送信インターフェース回路でもよい。さらに、送信機は、無線通信を通して別のネットワーク及び/又は端末と通信してもよい。
処理ユニット1101は、前述の実施例における情報送信方法のS101を実行して、同期信号に対応するサブキャリア間隔を決定するように構成され、同期信号に対応するサブキャリア間隔は、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔である。
送出ユニット1102は、前述の実施例における情報送信方法のS102を実行して、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて同期信号を送出するように構成される。
任意選択で、処理ユニット1101は、前述の実施例における情報送信方法のS501を実行して、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて、サブキャリア間隔に対応するサイクリックプレフィックスセットを決定し、前述の実施例における情報送信方法のS502を実行して、サイクリックプレフィックスセットに基づいて、同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスがサイクリックプレフィックスセット内の最も長いサイクリックプレフィックスであると決定するようにさらに構成される。
任意選択で、送出ユニット1102は、前述の実施例における情報送信方法のS503を実行して、同期信号に対応するサブキャリア間隔と同期信号を搬送するシンボルに対応するサイクリックプレフィックスとに基づいて同期信号を送出するように具体的に構成される。
任意選択で、処理ユニット1101は、前述の実施例における情報送信方法のS601を実行して、システム情報を搬送する時間周波数リソースを決定し、前述の実施例における情報送信方法のS602を実行して、システム情報を搬送する時間周波数リソースに基づいて、同期信号に対応する系列を決定するようにさらに構成される。
別法として、処理ユニット1101は、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースである場合、同期信号に対応する系列が第1の系列であると決定し、あるいは、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースである場合、同期信号に対応する系列が第2の系列であると決定するように具体的に構成される。
第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と同じであり、あるいは、第1の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置を含む。
第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、あるいは、第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置と、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置とは、固定の周波数シフトにより離される。
任意選択で、第1の時間周波数リソースの開始シンボルは、同期信号を搬送する最後のシンボルに隣接し、あるいは、
第1の時間周波数リソースの開始シンボルは、同期信号を搬送する最後のシンボルの次のシンボルであり、あるいは、
同期信号を搬送する最後のシンボルがシンボルlである場合、第1の時間周波数リソースの開始シンボルは、シンボル(l+1)又はシンボル(l+1)mod Lであり、l=0,1,・・・L−1であり、Lは正の整数である。
第2の時間周波数リソースのシンボルは、同期信号を搬送するシンボルと同じであり、あるいは、第2の時間周波数リソースの開始シンボルは、同期信号に含まれるプライマリ同期信号を搬送する開始シンボルと同じである。
任意選択で、第2の時間周波数リソースの周波数ドメイン位置は、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置に隣接し、同期信号を搬送する時間周波数リソースの周波数ドメイン位置の両側に分散される。
任意選択で、処理ユニット1101は、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第1の時間周波数リソースである場合、同期信号に対応する系列が第1の系列であると決定し、あるいは、システム情報を搬送する時間周波数リソースが第2の時間周波数リソースである場合、同期信号に対応する系列が第2の系列であると決定するように具体的に構成される。
第1の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとは、時分割多重の対象であり、第2の時間周波数リソースと同期信号を搬送する時間周波数リソースとは、周波数分割多重の対象である。
任意選択で、第1の系列は、2つの31ビット長系列を使用することにより第1の組み合わせ方式で生成され、第2の系列は、2つの31ビット長系列を使用することにより第2の組み合わせ方式で生成され、第1の組み合わせ方式は、第2の組み合わせ方式と異なる。
任意選択で、システム情報はシンボル位置インジケータフィールドを含む。
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルの位置を示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルのインデックスを示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、同期信号を搬送する開始シンボルと同期信号を搬送するサブフレームの第1のシンボルとの間の時間ドメインシフトを示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルの位置を示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルのインデックスを示すために使用され、あるいは、
シンボル位置インジケータフィールドは、プライマリ同期信号を搬送する開始シンボルとプライマリ同期信号を搬送するサブフレームの第1のシンボルとの間の時間ドメインシフトを示すために使用される。
任意選択で、システム情報に対応するスクランブリングコードが、システム情報を搬送するサブフレームを示すために使用される。
任意選択で、同期信号はセカンダリ同期信号である。
この出願の実施例6で提供されるネットワークデバイスは、同期信号を搬送するサービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の最も大きいサブキャリア間隔を、同期信号に対応するサブキャリア間隔として決定し、同期信号に対応するサブキャリア間隔に基づいて同期信号を送出してもよい。サービングセルに対応するサブキャリア間隔セット内の異なるサブキャリア間隔が異なる適用シナリオに対応してもよく、それにより、端末とネットワークデバイスとの間の情報送信方法は異なる適用シナリオに柔軟に適用できる。
この出願の実施例7がネットワークデバイスをさらに提供する。図12は、この出願の実施例7によるネットワークデバイスの概略構成図である。図12に示されるように、ネットワークデバイス1200は、プロセッサ1201及び送信機1202を含み得る。任意選択で、プロセッサ1201は、実施例6における処理ユニット1101の機能を実現でき、送信機1202は、実施例6における送出ユニット1102の機能を実現できる。
任意選択で、ネットワークデバイス1200は、メモリ1203をさらに含んでもよい。メモリ1203は、プロセッサ1201により実行されるコード等を記憶するように構成されてもよい。
ネットワークデバイス1200のプロセッサ1201はCPUでもよい。別法として、プロセッサ1201は、別の汎用プロセッサ、DSP、ASIC、FPGA又は別のプログラム可能論理デバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理デバイス、ディスクリートハードウェアコンポーネント等でもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサでもよく、あるいは、プロセッサは任意の従来のプロセッサ等でもよい。
この出願の実施例7におけるネットワークデバイスは、図1、図5、図6、及び図8のうちいずれか1つにおけるネットワークデバイスにより実行される情報送信方法を実行でき、その有益な効果は前述の実施例におけるものと同様であり、詳細はここで再度説明されない。
さらに、この出願の実施例における機能ユニットは1つの処理ユニットに統合されてもよく、あるいは、ユニットの各々は物理的に単体で存在してもよく、あるいは、2つ以上のユニットが1つのユニットに統合されてもよい。統合されたユニットは、ハードウェアの形式で実現されてもよく、あるいはソフトウェア機能ユニットの形式で実現されてもよい。
統合されたユニットがソフトウェア機能ユニットの形式で実現され、独立した製品として販売又は使用されるとき、統合されたユニットはコンピュータ読取可能記憶媒体に記憶されてもよい。こうした理解に基づき、本質的にこの出願の技術的解決策、又は従来技術に貢献する部分、又は技術的解決策の全部若しくは一部は、ソフトウェア製品の形式で実現されてもよい。コンピュータソフトウェア製品は記憶媒体に記憶され、コンピュータデバイス(これはパーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワークデバイス等でもよい)又はプロセッサ(processor)にこの出願の実施例で説明された方法のステップの全部又は一部を実行するよう命令する1つ以上の命令を含む。前述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、取外し可能ハードディスク、読取専用メモリ(ROM、Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM、Random Access Memory)、磁気ディスク、又は光ディスクのようなプログラムコードを記憶できる様々な媒体を含む。