JP2019526160A - 動的照明方法および装置 - Google Patents

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Abstract

動的照明装置の給電出力モジュールが照明制御信号に基づき、電気パラメータが一組または複数組の動的変化の電気パラメータを含む第1給電信号を出力することと、前記動的照明装置の一つまたは複数の照明部が前記第1給電信号の駆動のもとで動的変化の光信号を生成することにより、前記動的照明装置が動的変化の照明光を出力することとを含み、任意の0.1秒の期間内に、前記照明光の照度の変化率は0.02以下であり、かつ、前記動的照明装置によって出力される照明光の照度の最小値と最大値との比は50%以下である動的照明方法に関する。この照明方法によれば、照明光の変化に応じて使用者の眼部の構造を変化させることができるため、目を長時間使用した場合に視覚疲労が生じ易いという問題を解決することができる。

Description

本発明は2016年7月28日に中国特許庁に提出された出願番号が201610615641.7で、発明の名称が「動的照明方法」である中国特許出願、出願番号が201610617037.8で、発明の名称が「動的変化の照明方法」である中国特許出願、出願番号が201610615656.3で、発明の名称が「色温度可変な動的照明方法」である中国特許出願および出願番号が201610609592.6で、発明の名称が「動的照明装置」である中国特許出願の優先権を主張する。
技術分野
本発明は照明技術の分野に関し、特に動的照明方法および装置に関する。
視覚の健康は、人々が共通に関心を持つ重要な課題となった。2015年6月に北京大学中国健康発展研究センターが発表した『国民視覚健康白書』の研究によると、2012年の中国における5歳以上の総人口のうち、中国の近視患者および遠視患者の多くは学生と会社員である。近視患者および遠視患者の数は約5億であり、そのうち近視の総患者数は約4.5億である。
現在、よく使用されている照明装置は、通常、一段または複数段の固定の照度、光強度、色温度などの1種または限られた選択可能な複数種の照明パラメータしか提供できない。無論、手動による照明パラメータのリニア調整をサポートする装置もある。しかし、調光可能な照明装置であっても、人為的な操作によって調光制御を行って、光強度、色温度などを変更するものに過ぎない。一方、使用者は通常、使用過程において自ら頻繁に照明装置に対して調光操作を行うことはない。したがって、既存の調光可能な照明装置でも、調光不可能な照明装置でも、実際の使用では往々に単一の照明パラメータのもとで使用者に照明を提供している。
しかし、単一の照明パラメータでは、瞳孔、毛様体筋および水晶体を含む人の眼部の構造はいずれも長期間にわたって同じ状態にあるので、目の視覚疲労を起こし、それにより視覚の健康に影響を与えてしまう。
本発明は、動的照明装置が動的変化の照明光を出力するように、照明部の発光を制御する電気パラメータを自動で動的に変更することができ、照明光が使用者の眼部に入射することにより、使用者の眼部の生理的構造も照明光の変化に応じて対応的に変化し、それによりユーザが長期的に目を使うことで視覚疲労を起こしやすいという問題を効果的に解決し、照明光の動的変化率を合理的に制御することにより、使用者本人は光の変化を主観的に感知できず、使用者の正常な使用に影響を与えないと同時に、使用者の視覚的健康を守ることができる動的照明方法および装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、第1形態では、本発明は、
動的照明装置の給電出力モジュールは照明制御信号に基づき、電気パラメータが一組または複数組の動的変化の電気パラメータを含む第1給電信号を出力することと、
前記動的照明装置の一つまたは複数の照明部は前記第1給電信号の駆動のもとで動的変化の光信号を生成することにより、前記動的照明装置は動的変化の照明光を出力することと、
を含み、
任意の0.1秒の期間内に、前記照明光の照度の変化率は0.02以下であり、かつ、前記動的照明装置によって出力される照明光の照度の最小値と最大値との比は50%以下である動的照明方法を提供する。
好ましくは、前記動的照明装置によって出力される動的変化の照明光が使用者の眼部に入射することにより、使用者の眼部の構造は前記照明光の動的変化に伴って動的に変化する。
好ましくは、前記動的変化の照明光の照度の変化範囲は50lux〜10000luxである。
好ましくは、前記複数の照明部は前記第1給電信号の駆動のもとで動的変化の光信号を同時に生成し、または、
前記複数の照明部は前記第1給電信号の駆動のもとで動的変化の光信号を時間別に生成する。
好ましくは、前記照明部は複数の発光体を含み、前記電気パラメータは電流および/または電圧を含み、
前記一つまたは複数の照明部が前記第1給電信号の駆動のもとで動的変化の光信号を生成することは、具体的に、前記一つまたは複数の照明部におけるすべての発光体または一部の発光体が前記第1給電信号の駆動のもとで発光体の発光照度を変更するということである。
好ましくは、前記照明部は複数の発光体を含み、前記電気パラメータは電源のオン、オフ状態を含み、
前記一つまたは複数の照明部が前記第1給電信号の駆動のもとで動的変化の光信号を生成することは、具体的に、前記一つまたは複数の照明部における一部の発光体が前記第1給電信号の駆動のもとで点灯または消灯するということである。
好ましくは、前記照明部は1種類以上の発光体からなる。
好ましくは、前記動的照明装置の給電出力モジュールが照明制御信号に基づいて第1給電信号を出力することは、具体的に、
前記動的照明装置の給電出力モジュールは、ユーザが入力した照明制御指令を受信し、前記照明制御信号を生成し、かつ前記照明制御信号に基づいて第1給電信号を出力するということであり、または、
前記動的照明装置の給電出力モジュールは、予め設定された前記照明制御信号に基づいて第1給電信号を出力するということである。
第2形態では、本発明の実施例は、
動的照明装置の給電出力モジュールは照明制御信号に基づき、電気パラメータが一組または複数組の動的変化の第1電気パラメータを含む第1給電信号と、電気パラメータが予め設定された一組または複数組の固定または動的変化の第2電気パラメータを含む第2給電信号と、を交互に出力することと、
前記動的照明装置の一つまたは複数の照明部は前記第1給電信号の駆動のもとで動的変化の第1光信号を生成することにより、前記動的照明装置は第1動的変化の照明光を断続的に出力することと、
を含み、
任意の0.1秒の期間内に、前記第1動的変化の照明光の照度の変化率は0.02より大きくかつ0.2より小さく、そして前記動的照明装置によって出力される第1動的変化の照明光は一回の出力時間内に、その照度の最小値と最大値との比が50%以下である動的変化の照明方法を提供する。
好ましくは、前記動的照明装置によって出力される第1動的変化の照明光が使用者の眼部に入射することにより、使用者は前記照明光の動的変化を感知し、かつ前記使用者の眼部の構造は前記照明光の第1動的変化に伴って動的に変化する。
好ましくは、前記方法は、前記動的照明装置の一つまたは複数の照明部が前記第2給電信号の駆動のもとで定常または動的変化の第2光信号を生成することにより、前記動的照明装置は第1動的変化の照明光を断続的に出力する断続時間内に、定常または第2動的変化の照明光を出力することをさらに含み、
前記第2動的変化とは、具体的に、任意の0.1秒の期間内に、前記第2動的変化の照明光の照度の変化率が0.02以下であるということである。
好ましくは、任意の段階の前記第1動的変化の照明光の出力時間の長さは、この段階の照明光と次の段階の第1動的変化の照明光との間の断続時間の10%以下であり、かつ前の段階の第1動的変化の照明光とこの段階の照明光との間の断続間隔時間の10%以下である。
好ましくは、第1動的変化の照明光の出力時間の長さは、一回で10秒以下である。
好ましくは、前記照明光の照度の変化範囲は5lux〜10000luxである。
好ましくは、前記複数の照明部は前記第1給電信号の駆動のもとで動的変化の第1光信号を同時に生成し、または、
前記複数の照明部は前記第1給電信号の駆動のもとで動的変化の第1光信号を時間別に生成する。
好ましくは、前記照明部は複数の発光体を含み、
前記電気パラメータは電流および/または電圧を含み、前記一つまたは複数の照明部が前記第1給電信号の駆動のもとで動的変化の第1光信号を生成することは、具体的に、前記一つまたは複数の照明部におけるすべての発光体または一部の発光体が前記第1給電信号の駆動のもとで発光体の発光照度を変更するということであり、または、
前記電気パラメータは電源のオン、オフ状態を含み、前記一つまたは複数の照明部が前記第1給電信号の駆動のもとで動的変化の第1光信号を生成することは、具体的に、前記一つまたは複数の照明部における一部の発光体が前記第1給電信号の駆動のもとで点灯または消灯するということである。
好ましくは、前記照明部は1種類以上の発光体からなる。
好ましくは、前記動的照明装置の給電出力モジュールが照明制御信号に基づいて第1給電信号および第2給電信号を交互に出力することは、具体的に、
前記動的照明装置の給電出力モジュールは、ユーザが入力した照明制御指令を受信し、前記照明制御信号を生成し、かつ前記照明制御信号に基づいて第1給電信号および第2給電信号を交互に出力するということであり、または、
前記動的照明装置の給電出力モジュールは、予め設定された前記照明制御信号に基づいて第1給電信号および第2給電信号を交互に出力するということである。
第3形態では、本発明の実施例は、
動的照明装置の給電出力モジュールは照明制御信号に基づき、電気パラメータが一組または複数組の動的変化の電気パラメータを含む第1給電信号を出力することと、
前記動的照明装置の一つまたは複数の照明部は前記第1給電信号の駆動のもとで色温度が動的に変化する光信号を生成することにより、前記動的照明装置は色温度が動的に変化する照明光を出力することと、
を含み、
任意の0.1秒の期間内に、前記第1動的変化の照明光の照度の変化率は0.02より大きくかつ0.2より小さく、そして前記動的照明装置によって出力される第1動的変化の照明光は一回の出力時間内に、その照度の最小値と最大値との比が50%以下である色温度可変な動的照明方法を提供する。
好ましくは、前記動的照明装置によって出力される第1動的変化の照明光が使用者の眼部に入射することにより、使用者は前記照明光の動的変化を感知し、前記使用者の眼部の構造は前記照明光の第1動的変化に伴って動的に変化する。
好ましくは、前記方法は、前記動的照明装置の一つまたは複数の照明部が前記第2給電信号の駆動のもとで定常または動的変化の第2光信号を生成することにより、前記動的照明装置は第1動的変化の照明光を断続的に出力する断続時間内に、定常または第2動的変化の照明光を出力することをさらに含み、
前記第2動的変化とは、具体的に、任意の0.1秒の期間内に、前記第2動的変化の照明光の照度の変化率が0.02以下であるということである。
好ましくは、任意の段階の前記第1動的変化の照明光の出力時間の長さは、この段階の照明光と次の段階の第1動的変化の照明光との間の断続時間の10%以下であり、かつ前の段階の第1動的変化の照明光とこの段階の照明光との間の断続時間の10%以下である。
好ましくは、第1動的変化の照明光の出力時間の長さは、一回で10秒以下である。
好ましくは、前記照明光の照度の変化範囲は5lux〜10000luxである。
好ましくは、前記複数の照明部は前記第1給電信号の駆動のもとで動的変化の第1光信号を同時に生成し、または、
前記複数の照明部は前記第1給電信号の駆動のもとで動的変化の第1光信号を時間別に生成する。
好ましくは、前記照明部は複数の発光体を含み、
前記電気パラメータは電流および/または電圧を含み、前記一つまたは複数の照明部が前記第1給電信号の駆動のもとで動的変化の第1光信号を生成することは、具体的に、前記一つまたは複数の照明部におけるすべての発光体または一部の発光体が前記第1給電信号の駆動のもとで発光体の発光照度を変更するということであり、または、
前記電気パラメータは電源のオン、オフ状態を含み、前記一つまたは複数の照明部が前記第1給電信号の駆動のもとで動的変化の第1光信号を生成することは、具体的に、前記一つまたは複数の照明部における一部の発光体が前記第1給電信号の駆動のもとで点灯または消灯するということである。
好ましくは、前記照明部は1種類以上の発光体からなる。
好ましくは、前記動的照明装置の給電出力モジュールが照明制御信号に基づいて第1給電信号および第2給電信号を交互に出力することは、具体的に、
前記動的照明装置の給電出力モジュールは、ユーザが入力した照明制御指令を受信し、前記照明制御信号を生成し、かつ前記照明制御信号に基づいて第1給電信号および第2給電信号を交互に出力するということであり、または、
前記動的照明装置の給電出力モジュールは、予め設定された前記照明制御信号に基づいて第1給電信号および第2給電信号を交互に出力するということである。
第4形態では、本発明の実施例は、
照明制御信号に基づき、電気パラメータが一組または複数組の動的変化の電気パラメータを含む第1給電信号を出力するための給電出力モジュールと、
前記第1給電信号の駆動のもとで動的変化の光信号を生成することにより、前記動的照明装置が動的変化の照明光を出力し、かつ前記動的変化の照明光が使用者の眼部に入射することにより、使用者の眼部の構造が前記照明光の動的変化に伴って動的に変化するための一つまたは複数の照明部と、
を含む動的照明装置を提供する。
好ましくは、前記照明部は、具体的に、前記第1給電信号の駆動のもとで、任意の0.1秒の期間内に照度の変化率が0.02以下である照明光を生成することに用いられる。
好ましくは、前記照明部は、具体的に、前記第1給電信号の駆動のもとで、任意の0.1秒の期間内に色温度の変化が10K以下である照明光を生成することに用いられる。
好ましくは、前記照明部は、具体的に、前記第1給電信号の駆動のもとで、任意の0.1秒の期間内に照度の変化率が0.02より大きくかつ0.2より小さい照明光を生成することに用いられる。
さらに好ましくは、前記給電出力モジュールは、前記第1給電信号と交互に出力される第2給電信号を照明制御信号に基づいて出力することにさらに用いられ、
前記一つまたは複数の照明部は、前記第2給電信号の駆動のもとで定常または動的変化の第2光信号を生成することにより、前記動的照明装置が第1動的変化の照明光を断続的に出力する断続時間内に、定常または第2動的変化の照明光を出力することにさらに用いられ、
前記第2動的変化とは、具体的に、任意の0.1秒の期間内に、前記第2動的変化の照明光の照度の変化率が0.02以下であるということである。
好ましくは、前記複数の照明部は、具体的に、前記第1給電信号の駆動のもとで動的変化の光信号を同時に生成すること、または前記第1給電信号の駆動のもとで動的変化の光信号を時間別に生成することに用いられる。
好ましくは、前記照明部は、1種類または複数の種類の複数の発光体を含み、前記電気パラメータは、電流および/または電圧を含み、
すべての発光体または一部の発光体は、前記第1給電信号の駆動のもとで発光体の発光照度または色温度を変更する。
好ましくは、前記照明部は、1種類または複数の種類の複数の発光体を含み、前記電気パラメータは、電源のオン、オフ状態を含み、
前記一部の発光体は前記第1給電信号の駆動のもとで点灯または消灯する。
好ましくは、前記装置は電源入力用接続口をさらに含み、
前記電源入力用接続口の出力端は、給電出力モジュールの入力端に接続され、前記電源入力用接続口は外部電源を前記動的照明装置に接続することに用いられる。
好ましくは、前記装置は前記給電出力モジュールに接続される記憶装置をさらに含み、
前記記憶装置は照明制御信号を記憶することに用いられ、
前記給電出力モジュールは前記記憶装置に記憶される前記照明制御信号を取得する。
好ましくは、前記装置は前記給電出力モジュールに接続される入力装置をさらに含み、
前記入力装置はユーザが入力した照明制御指令を受信し、前記照明制御指令に基づいて前記照明制御信号を生成し、かつ前記給電出力モジュールに送信する。
本発明の実施例に係る動的照明方法によれば、動的照明装置が動的変化の照明光を出力するように、照明部の発光を制御する電気パラメータを自動で動的に変更することができ、照明光が使用者の眼部に入射することにより、使用者の眼部の生理的構造も照明光の変化に応じて対応的に変化し、それによりユーザが長期的に目を使うことで視覚疲労を起こしやすいという問題を効果的に解決し、使用者の視覚的健康を守ることができる。
図1は本発明の実施例1に係る動的照明方法のフローチャートである。 図2は本発明の実施例2に係る動的変化の照明方法のフローチャートである。 図3は本発明の実施例3に係る色温度可変な動的照明方法のフローチャートである。 図4は本発明の実施例4に係る動的照明装置の構造概略図である。 図5は本発明の実施例に係る動的照明装置の構造概略図である。 図6は本発明の実施例に係る別の動的照明装置の構造概略図である。 図7は本発明の実施例に係るさらに別の動的照明装置の構造概略図である。
以下、図面および実施例に基づき、本発明の技術案をさらに詳しく説明する。
本発明の実施例によって提案された動的照明方法をよりよく理解するため、まず人の目の構造が光の変化に伴って変化する原理を説明する。
人の目に入射する光の照度、色温度、光強度、光束、角度などのパラメータが変化すると、人の目の虹彩は光の変化に伴って瞳孔の大きさを主動的に調整することにより、光束を制御する。虹彩の動きは毛様体筋を動かし、毛様体筋の動きも水晶体を動かすことにより、視野内のいわゆる「視覚系三連動」が生じる。前記虹彩、毛様体筋および水晶体の連動運動は目の生理的構造、すなわち、虹彩、毛様体筋および水晶体の形状および/またはサイズを変化させる。
本発明の実施例の動的照明方法は上記原理に基づくものである。
図1は本実施例1に係る動的照明方法のフローチャートであり、図1に示すように、動的照明方法は以下のステップを含み、即ち、
ステップ110:動的照明装置の給電出力モジュールは、照明制御信号に基づいて第1給電信号を出力する。
具体的には、動的照明装置の給電出力モジュールは、照明部に駆動電源信号を提供するためのモジュールである。駆動電源信号を第1給電信号として規定し、第1給電信号の電気パラメータは一組または複数組の動的変化の電気パラメータを含む。複数組の電気パラメータである場合、複数組の電気パラメータは多回路に分けて出力される。
電気パラメータは、具体的に、電流および電圧であってもよく、電圧の電圧値、変化率、電流の大きさ、変化率などを含み、あるいは電圧と電流のいずれかであってもよく、さらに給電出力モジュールの出力のオン、オフ状態であってもよい。
給電出力モジュールは第1給電信号を出力し、使用者の入力コマンドに基づいて出力されてもよく、予め設定されたものに基づいて出力されてもよい。
第1形態では、給電出力モジュールは、ユーザが入力した照明制御指令を受信し、照明制御信号を生成し、かつ照明制御信号に基づいて第1給電信号を出力することができる。
ユーザが入力した照明制御指令を受信することは、具体的に、有線または無線方式によって実現できる。
例えば、動的照明装置に設置された照明モード選択ボタンに対するユーザのタッチに感知することによって、または無線伝送を介してユーザが遠隔制御装置を操作することによる照明制御指令の遠隔入力を受信する。
第2形態では、動的照明装置の給電出力モジュールは、予め設定された照明制御信号に基づいて第1給電信号を出力する。
予め設定された照明制御信号は、動的照明装置の記憶装置に記憶され、給電出力モジュールによって記憶装置から読み取られ取得されることができる。記憶装置は、ROMチップまたは如何なる他のタイプの不揮発性固体半導体記憶装置でもよい。予め設定された照明制御信号を記憶装置に書き込む方式は、有線による入力方式によって実現することができ、さらに例えば赤外線接続口、ブルートゥース接続口、USB接続口などの記憶装置に接続される接続口によって実現することもできる。
ステップ120:動的照明装置の一つまたは複数の照明部は、前記第1給電信号の駆動のもとで動的変化の光信号を生成することにより、前記動的照明装置は動的変化の照明光を出力する。
具体的には、動的照明装置における照明部は一つでも複数でもよく、給電出力モジュールに接続される。複数の場合、複数の照明部が同じ組の電気パラメータによって駆動制御されることができ、複数の照明部がそれぞれ複数出力される複数組の電気パラメータによって駆動制御されることもできる。したがって、複数の照明部は第1給電信号の駆動のもとで動的変化の光信号を同時に生成することができ、動的変化の光信号を時間別に生成することもできる。
さらに、各照明部のいずれにも1個以上の発光体が含まれ、これらの発光体は第1給電信号の駆動のもとで点灯または消灯したり、その発光照度を変化させたりすることにより、全体的に各照明部の光信号の出力の変化に影響を与える。
複数の照明部のそれぞれに出力される給電信号について、該照明部におけるすべての発光体に同じ組の電気パラメータを出力してもよく、一部の発光体に一組の電気パラメータを出力し、別の一部の発光体に別の組の電気パラメータを出力してもよい、つまり、本実施例に係る方法では、照明部、発光体に対していずれも独立に制御することができる。
具体的な例では、照明部におけるすべての発光体または一部の発光体に出力される電流および電圧、またはそれらのいずれかを動的に変更することでこれらの発光体の発光照度を変更することにより、照明部によって出力される光信号の動的変化を実現できる。
好ましい実施例では、照明部におけるすべての発光体、例えば200個のLEDに動的変化の電流の入力を提供することにより、出力される光信号の動的変化を実現できる。例えば、まず初期電流を入力して照明部を駆動することにより、動的照明装置における200個のLEDがすべて点灯される。次に、動的照明の過程では、0.1秒ごとに各発光体に対して初期電流の1%の入力電流を増やすことにより、動的変化の光信号を出力するように発光体を駆動する。電流が継続的に増加する継続時間が10秒であると設定することにより、照明部によって出力される光信号が該継続時間内に動的に増加してくる。照度の変化が電流の変化に比例すると仮定すると、10秒内に出力される光信号の照度は動的に100%と増加する。その後、0.1秒ごとに各発光体に対して初期電流の1%の入力電流を減らすことにより、動的変化の光信号を出力するように発光体を駆動する。電流が継続的に減少する継続時間が10秒であると設定することにより、照明部によって出力される光信号は該継続時間内に動的に減少していく。照度の変化が電流の変化に比例すると仮定すると、10秒内に出力される光信号の照度は動的に50%と減少する。
別の具体的な例では、照明部における一部の発光体に対する出力モジュールの給電出力を動的にオンまたはオフすることによって実現できる。
好ましい実施例では、照明部には200個の独立する発光体が含まれ、各発光体の電源入力はいずれも独立にオン・オフ制御される。まず、給電信号によりそのうちの100個の発光体をオンにするように制御し、動的照明装置の点灯を起動する。次に、動的照明の過程に入り、すべての発光体が点灯するまでに0.1秒ごとに一つの発光体の点灯を増やす。その後、0.1秒ごとに3個の発光体をオフにするように制御し、継続時間は1秒であり、さらに、0.1秒ごとに2個の発光体をオフにするように制御し、継続時間は2秒であり、その後、100個に減少するまでに0.1秒ごとに1個の発光体をオフにするように制御する。上記動的過程を繰り返すことにより、照明部によって出力される光信号の動的変化を実現することもできる。
上記に例示した変化は、発光体の光信号の出力の変化量を固定比率で徐々に増加または減少するものであってもよいし、発光体の光信号の出力の変化量を非固定比率で動的に変更するものであってもよい。
照明部に対して独立または統一的に制御するか、または発光体に対して独立または統一に制御するかにかかわらず、使用者の照明装置に対する正常な使用要求に影響しないため、第1給電信号は動的変化の光信号を生成するように照明部を駆動し、動的照明装置によって出力される全体的な照明光の照度の変化率が、任意の0.1秒の期間内に0.02以下である。
このように設定する根拠は、目が視覚惰性を有することであり、すなわち、光学像がいったん網膜に形成されると、視覚ではその光学像に対する感覚は限られた時間内に存続し、このような生理的現象は視覚残像と呼ばれる。異なる環境における異なる輝度によって、視覚残像時間の長さは相違し、輝度が高ければ高いほど、視覚残像時間は短くなる。一方、照明装置の使用環境について、中程度の輝度の環境では、視覚残像時間は約0.1〜0.4秒である。したがって、0.1秒の時間範囲内で、各視覚残像時間内の光の変化がいずれも微小であると保証するように照度の変化率を0.02以下に設定することによって、照明装置の使用者が照明光の変化を感知できない、よって、使用者の正常な使用に何らかの影響を与えない。
照明に対するニーズを満たすために、照度の変化は一定の範囲内にある必要がある。本例では、照度の変化範囲が50lux〜10000luxであると規定する。
さらに、使用者の眼部の生理的構造が照明光によって変化するという目的を達成するために、照明光の照度の変化量も一定の比率に達する必要があり、出力される照明光の照度の最小値と最大値との比が50%以下であることを満たす必要がある。
具体的な実施の形態では、照度の変化は動的であり、異なる動的変化の期間内に、照度は継続的に増強するかまたは継続的に弱化してもよく、波状的に増強するかまたは波状的に弱化してもよい。
言い換えれば、出力される照明光の照度の変化が増強する(継続的に増強するまたは波状的に増強することを含む)動的変化の期間内に、照度の上昇変化率は100%以上であり、出力される照明光の照度の変化が弱化する(継続的に弱化するまたは波状的に弱化することを含む)動的変化の期間内に、照度の下降変化率は50%以上である。
無論、出力される照明光の照度の動的変化は、第1給電信号の変化と直接関連するので、制御信号によって設定できるものである。好ましい実施の形態では、動的変化を規則的な変化として設定できる。
さらに、一つの照明部に含まれる発光体は、同じ種類でもよく、異なる種類でもよい。例えば、一つの照明部に黄色LEDと白色LEDを同時に設置できる。
ステップ130:動的照明装置によって出力される動的変化の照明光が使用者の眼部に入射することにより、使用者の眼部の構造は照明光の動的変化に伴って動的に変化する。
前記ステップ110およびステップ120で生成される動的変化の照明光は、動的照明装置の使用者の眼部に入射することにより、虹彩、毛様体筋および水晶体を含む使用者の眼部の構造のうちの一つまたは複数は、照明光の動的変化に伴って動的に変化する。かつ、視覚残像時間内の照度変化率に対する合理的な設定により、使用者は照明光の動的変化を主観的に感知できないため、使用者の正常な使用には何らかの影響を与えない。
本発明の実施例に係る動的照明方法によれば、動的照明装置が動的変化の照明光を出力するように、照明部の発光を制御する電気パラメータを自動で動的に変更することができ、照明光が使用者の眼部に入射することにより、使用者の眼部の生理的構造も照明光の変化に応じて対応的に変化し、それによりユーザが長期的に目を使うことで視覚疲労を起こしやすいという問題を効果的に解決でき、照明光の動的変化率を合理的に制御することにより、使用者本人は光の変化を主観的に感知できず、使用者の正常な使用に影響を与えないと同時に、長期的に目を使うことで視覚疲労を起こしやすいという問題を効果的に解決し、使用者の視覚的健康を守る。
図2は、本実施例2に係る動的変化の照明方法のフローチャートであり、図2に示すように、動的変化の照明方法は以下のステップを含み、即ち、
ステップ210:動的照明装置の給電出力モジュールは、照明制御信号に基づいて第1給電信号および第2給電信号を交互に出力する。
具体的には、動的照明装置の給電出力モジュールは、照明部に駆動電源信号を提供するためのモジュールである。駆動電源信号は第1給電信号および第2給電信号を含み、二種類の給電信号は交互に出力される。交互とは規則的でも不規則的でもよく、またはランダムでもよい。第1給電信号の電気パラメータは一組または複数組の動的変化の第1電気パラメータを含み、第2給電信号の電気パラメータは予め設定された一組または複数組の固定または動的変化の第2電気パラメータを含む。複数組の電気パラメータである場合、複数組の電気パラメータは多回路に分けて出力される。好ましくは、第1給電信号の出力時間の長さは一回で10秒以下である。
前記電気パラメータは、具体的に、電流および電圧であってもよく、電圧の電圧値、変化率、電流の大きさ、変化率などを含み、あるいは電圧と電流のいずれかであってもよく、さらに給電出力モジュールの出力のオン、オフ状態であってもよい。
給電出力モジュールは第1給電信号および第2給電信を交互に出力し、使用者の入力コマンドに基づいて出力されてもよく、予め設定されたものに基づいて出力されてもよい。
第1形態では、給電出力モジュールは、ユーザが入力した照明制御指令を受信し、照明制御信号を生成し、かつ照明制御信号に基づいて第1給電信号および第2給電信号を交互に出力することができる。
ユーザが入力した照明制御指令を受信することは、具体的に、有線または無線方式によって実現できる。
例えば、動的照明装置に設置された照明モード選択ボタンに対するユーザのタッチに感知することによって、または無線伝送を介してユーザが遠隔制御装置を操作することによる照明制御指令の遠隔入力を受信する。
第2形態では、動的照明装置の給電出力モジュールは、予め設定された照明制御信号に基づいて第1給電信号および第2給電信号を交互に出力する。
予め設定された照明制御信号は、動的照明装置の記憶装置に記憶され、給電出力モジュールによって記憶装置から読み取られ取得されることができる。記憶装置は、ROMチップまたは如何なる他のタイプの不揮発性固体半導体記憶装置でもよい。予め設定された照明制御信号を記憶装置に書き込む方式は、有線による入力方式によって実現することができ、さらに例えば赤外線接続口、ブルートゥース接続口、USB接続口などの記憶装置に接続される接続口によって実現することもできる。
ステップ220:動的照明装置の一つまたは複数の照明部は、前記第1給電信号の駆動のもとで動的変化の光信号を生成することにより、動的照明装置は第1動的変化の照明光を断続的に出力する。
具体的には、動的照明装置における照明部は一つでも複数でもよく、給電出力モジュールに接続される。複数の場合、複数の照明部が同じ組の電気パラメータによって駆動制御されることができ、複数の照明部がそれぞれ複数出力される複数組の電気パラメータによって駆動制御されることもできる。したがって、複数の照明部は第1給電信号の駆動のもとで第1動的変化の光信号を同時に生成することができ、第1動的変化の光信号を時間別に生成することもできる。
動的照明装置の一つまたは複数の照明部が第2給電信号の駆動のもとで定常または動的変化の第2光信号を生成することにより、動的照明装置は第1動的変化の照明光を断続的に出力する断続時間内に、定常または第2動的変化の照明光を出力する。
さらに、各照明部のいずれにも1個以上の発光体が含まれ、これらの発光体は第1給電信号の駆動のもとで点灯または消灯したり、その発光照度を変化させたりすることにより、全体的に各照明部の光信号の出力の変化に影響を与える。
複数の照明部のそれぞれに出力される給電信号について、該照明部におけるすべての発光体に同じ組の電気パラメータを出力してもよく、一部の発光体に一組の電気パラメータを出力し、別の一部の発光体に別の組の電気パラメータを出力してもよい、つまり、本実施例に係る方法では、照明部、発光体に対していずれも独立に制御することができる。
以下、まず第1動的変化の照明光の出力時間帯について詳しく説明する。
具体的な例では、照明部におけるすべての発光体または一部の発光体に出力される電流および電圧、またはそれらのいずれかを動的に変更することでこれらの発光体の発光照度を変更することにより、照明部によって出力される第1光信号の第1動的変化を実現できる。
好ましい実施例では、照明部におけるすべての発光体、例えば200個のLEDに動的変化の電流の入力を提供することにより、出力される光信号の動的変化を実現できる。例えば、まず初期電流を入力して照明部を駆動することにより、動的照明装置における200個のLEDがすべて点灯される。次に、動的照明の過程では、0.1秒ごとに各発光体に対して初期電流の5%の入力電流を増やすことにより、動的変化の光信号を出力するように発光体を駆動する。電流が継続的に増加する継続時間が2秒であると設定することにより、照明部によって出力される第1光信号が該継続時間内に動的に増加してくる。照度の変化が電流の変化に比例すると仮定すると、2秒内に出力される第1光信号の照度は動的に100%と増加する。その後、0.1秒ごとに各発光体に対して初期電流の5%の入力電流を減らすことにより、動的変化の光信号を出力するように発光体を駆動する。電流が継続的に減少する継続時間が2秒であると設定することにより、照明部によって出力される光信号は該継続時間内に動的に減少していく。照度の変化が電流の変化に正比例すると仮定すると、2秒内に出力される光信号の照度は動的に50%と減少する。
別の具体的な例では、照明部における一部の発光体に対する出力モジュールの給電出力を動的にオンまたはオフすることによって実現できる。
好ましい実施例では、照明部には200個の独立する発光体が含まれ、各発光体の電源入力はいずれも独立にオン・オフ制御される。まず、給電信号によりそのうちの100個の発光体をオンにするように制御し、動的照明装置の点灯を起動する。次に、動的照明の過程に入り、すべての発光体が点灯するまでに0.1秒ごとに10個の発光体の点灯を増やす。その後、100個に減少するまでに0.1秒ごとに20個の発光体をオフにするように制御する。発光体をオン・オフにする過程を繰り返すことにより、照明部によって出力される第1光信号の第1動的変化を実現することもできる。
上記に例示した変化は、発光体の光信号の出力の照度変化量を固定比率で徐々に増加または減少するものであってもよいし、発光体の光信号の出力の照度変化量を非固定比率で動的に変更するものであってもよい。
照明部に対して独立または統一的に制御するか、または発光体に対して独立または統一に制御するかにかかわらず、第1動的変化の照明光の出力期間内に、使用者が光の変化を感知できるように、使用者の眼部の視覚システムを訓練するため、照明部では各第1動的変化の期間内に、その全体の光信号出力による動的照明装置の出力する照明光の照度の変化率が、任意の0.1秒の期間内に0.02より大きくかつ0.2より小さい必要がある。
このように設定する根拠は、目が視覚惰性を有することであり、すなわち、光学像がいったん網膜に形成されると、視覚ではその光学像に対する感覚は限られた時間内に存続し、このような生理的現象は視覚残像と呼ばれる。異なる環境における異なる輝度によって、視覚残像時間の長さは相違し、輝度が高ければ高いほど、視覚残像時間は短くなる。一方、照明装置の使用環境について、中程度の輝度の環境では、視覚残像時間は約0.1〜0.4秒である。したがって、0.1秒の時間範囲内で、照度の変化率を0.02より大きくかつ0.2未満に設定することによって、各視覚残像時間内の光の変化が使用者に感知されることが保証でき、しかも大きく変化することで使用者に不快感を与え、ひいては視覚的損傷を引き起こすことがないと保証できる。
感知できるほどの断続的出力の効果に達成するために、第1動的変化の照明光を断続的に出力する断続時間内に、定常または第2動的変化の照明光を出力する。そのうち、第2動的変化の照明光を出力する技術案を採用すると、第2動的変化の照明光の出力期間内に、使用者が光の変化を感知できないため、その全体の光信号出力による動的照明装置の出力する照明光の照度の変化率が、任意の0.1秒の期間内に0.02以下である必要がある。
同じ原理に基づき、0.1秒の時間範囲内に、照度の変化率を0.02以下に設定することにより、各視覚残留時間内の光の変化がいずれも微小であり、使用者が感知できないと保証する。
このように、ユーザが出力される照明光の動的変化を断続的に感知できることを実現する。
表1には、100秒にわたる照明出力の例が示されている。照度の変化率は異なる時間帯では異なり、対応的には、照度の変化はユーザによって感知されることも感知されないこともあることが分かる。
Figure 2019526160
照明応用のニーズに応じて、出力される照明光の照度の変化も一定の範囲内にある必要があり、通常、本実施例に係る動的照明装置の使用環境はいずれも室内であるため、本例では、照度の変化範囲が5lux〜10000luxであると規定する。
さらに、照明光によって使用者の眼部の生理的構造を変化させるという目的に達成するために、照明光の照度変化量も一定の比率に達する必要がある。少なくともユーザが動的に変化していると感知できる照明光の出力時間帯には、出力される照明光の照度の最小値と最大値との比が50%以下であることを満たす必要がある。
具体的な実施の形態では、照度の変化は動的であり、各動的変化の期間内に、照度は継続的に増強するかまたは継続的に弱化してもよく、波状的に増強するかまたは波状的に弱化してもよい。
言い換えれば、出力される照明光の照度の変化が増強する(継続的に増強するまたは波状的に増加することを含む)動的変化の期間内に、照度の上昇変化率は100%以上であり、出力される照明光の照度の変化が弱化する(継続的に弱化するまたは波状的に弱化することを含む)動的変化の期間内に、照度の下降変化率は50%以上である。
無論、出力される照明光の照度の第1動的変化は、第1給電信号の変化と直接関連するので、制御信号によって設定できるものである。好ましい実施の形態では、動的変化を規則的な変化として設定できる。
良い視覚訓練効果を達成するために、動的に変化していると感知可能な照明光の出力時間の長さが一回で10秒以下であると規定する。かつ隣接して出力される動的に変化していると感知可能な照明光と動的に変化していると感知不可能な照明光について、動的に変化していると感知可能な照明光の出力時間の長さは、いずれも動的に変化していると感知不可能な照明光の出力時間の長さの10%以下である。
例えば、具体的な例では、動的照明装置は、ある設定モードで動的変化の照明光および定常の照明光を交互に出力し、毎回動的変化の照明光を出力する時間の長さは2秒であり、毎回定常の照明光を出力する時間の長さは25秒である。
さらに、一つの照明部に含まれる発光体は、同じ種類でもよく、異なる種類でもよい。例えば、一つの照明部に黄光LEDと白光LEDを同時に設置できる。
ステップ230:動的照明装置によって出力される第1動的変化の照明光が使用者の眼部に入射することにより、使用者は前記照明光の動的変化を感知し、かつ前記使用者の眼部の構造は前記照明光の第1動的変化に伴って動的に変化する。
上記ステップ210およびステップ220で生成される交互に出力される動的に変化していると感知不可能な照明光および動的に変化していると感知可能な照明光について、照明光の動的変化により、虹彩、毛様体筋および水晶体を含む使用者の眼部の構造のうちの一つまたは複数が照明光の動的変化に伴って動的に変化し、ユーザが長期的に目を使うことで視覚疲労を起こしやすいという問題を効果的に解決できる。かつ照度変化率に対する合理的な設定により、使用者は照明光の断続的な動的変化を主観的に感知でき、視覚システムの訓練にも適用できる。
本発明の実施例に係る動的変化の照明方法によれば、照明部の発光を制御する電気パラメータを自動で動的に変更することができ、動的照明装置は動的に変化していると感知可能な照明光と変化していると感知不可能な照明光を交互に出力し、照明光が使用者の眼部に入射ことにより、使用者の眼部の生理的構造も照明光の変化に応じて対応的に変化し、それによりユーザが長期的に目を使うことで視覚疲労を起こしやすいという問題を効果的に解決し、使用者の視覚的健康を守ることができ、照明光の動的変化率を合理的に制御することにより、使用者本人が主観的に光の変化を断続的に感知でき、ひいては視覚システムの訓練に適用できる。
図3は、本実施例3に係る動的照明方法のフローチャートであり、図3に示すように、動的照明方法は、以下のステップを含み、即ち、
ステップ310:動的照明装置の給電出力モジュールは、照明制御信号に基づいて第1給電信号を出力する。
具体的には、動的照明装置の給電出力モジュールは、照明部に駆動電源信号を提供するためのモジュールである。駆動電源信号を第1給電信号として規定し、第1給電信号の電気パラメータは一組または複数組の動的変化の電気パラメータを含む。複数組の電気パラメータである場合、複数組の電気パラメータは多回路に分けて出力される。
電気パラメータは、具体的に、電流および電圧であってもよく、電圧の電圧値、変化率、電流の大きさ、変化率などを含み、あるいは電圧と電流のいずれかであってもよく、さらに給電出力モジュールの出力のオン、オフ状態であってもよい。
給電出力モジュールは第1給電信号を出力し、使用者の入力コマンドに基づいて出力されてもよく、予め設定されたものに基づいて出力されてもよい。
第1形態では、給電出力モジュールは、ユーザが入力した照明制御指令を受信し、照明制御信号を生成し、かつ照明制御信号に基づいて第1給電信号を出力することができる。
ユーザが入力した照明制御指令を受信することは、具体的に、有線または無線方式によって実現できる。
例えば、動的照明装置に設置された照明モード選択ボタンに対するユーザのタッチに感知することによって、または無線伝送を介してユーザが遠隔制御装置を操作することによる照明制御指令の遠隔入力を受信する。
第2形態では、動的照明装置の給電出力モジュールは、予め設定された照明制御信号に基づいて第1給電信号を出力する。
予め設定された照明制御信号は、動的照明装置の記憶装置に記憶され、給電出力モジュールによって記憶装置から読み取られ取得されることができる。記憶装置は、ROMチップまたは如何なる他のタイプの不揮発性固体半導体記憶装置でもよい。予め設定された照明制御信号を記憶装置に書き込む方式は、有線による入力方式によって実現することができ、さらに例えば赤外線接続口、ブルートゥース接続口、USB接続口などの記憶装置に接続される接続口によって実現することもできる。
ステップ320:動的照明装置の一つまたは複数の照明部は、前記第1給電信号の駆動のもとで色温度が動的に変化する光信号を生成することにより、前記動的照明装置は色温度が動的に変化する照明光を出力する。
具体的には、動的照明装置における照明部は一つでも複数でもよく、給電出力モジュールに接続される。複数の場合、複数の照明部が同じ組の電気パラメータによって駆動制御されることができ、複数の照明部がそれぞれ複数出力される複数組の電気パラメータによって駆動制御されることもできる。したがって、複数の照明部は第1給電信号の駆動のもとで色温度が動的に変化する光信号を同時に生成することができ、色温度が動的に変化する光信号を時間別に生成することもできる。
さらに、照明部に含まれる発光体は、同じ種類でもよく、異なる種類でもよく、各照明部に含まれる発光体は1個または複数であり、これらの発光体は第1給電信号の駆動のもとで点灯または消灯したり、その発光の色温度を変更することにより、全体的に各照明部の光信号の出力の変化に影響を与える。
複数の照明部のそれぞれに出力される給電信号について、該照明部におけるすべての発光体に同じ組の電気パラメータを出力してもよく、一部の発光体に一組の電気パラメータを出力し、別の一部の発光体に別の組の電気パラメータを出力してもよい、つまり、本実施例に係る方法では、照明部、発光体に対していずれも独立に制御することができる。
具体的な例では、照明部におけるすべての発光体または一部の発光体に出力される電流および電圧、またはそれらのいずれかを動的に変更することでこれらの発光体の発光の色温度を変更することにより、照明部によって出力される光信号の色温度の動的変化を実現できる。
発光体がパワータイプ白色LEDであることを例として、電流を変更することで色温度を変更できる。
装置の駆動電流の増加に伴って、パワータイプ白色LEDの色温度は徐々に増加してくる。これは、電流を増やした後、チップから放出される青色光が増え、蛍光体層の厚さが一定であり、出射された白色光における青色光の成分が増加し、それによって装置の色温度が上昇するからである。
別の具体的な例では、照明部における異なる種類の発光体に対する出力モジュールの給電出力を動的にオンまたはオフすることによって実現できる。好ましい実施例では、照明部には100個の独立する発光体があり、具体的には、一部の黄色LEDおよび一部の白色LEDが含まれることができ、各発光体の電源入力はいずれも独立にオン・オフ制御される。まず、給電信号の制御によりその一部を起動し、例えばまず全部の黄色LEDが点灯するように制御し、次に、すべての発光体が点灯するまでに0.1秒ごとに一つの白色LEDの点灯を増やし、その後、すべての白色LEDが全部消灯するまでに0.1秒ごとに一つの白色LEDが消灯するように制御し、白色LEDを逐一にオン・オフする過程を繰り返しながら、黄色LEDの点灯状態を保持することにより、照明部によって出力される光信号の色温度の動的変化を実現できる。
照明部に対して独立または統一的に制御するか、または発光体に対して独立または統一に制御するかにかかわらず、使用者の照明装置に対する正常な使用要求に影響しないため、第1給電信号は動的変化の光信号を生成するように照明部を駆動し、動的照明装置によって出力される全体的な照明光の色温度の変化が、任意の0.1秒の期間内に10K以下である。
このように設定する根拠は、目が視覚惰性を有することであり、すなわち、光学像がいったん網膜に形成されると、視覚ではその光学像に対する感覚は限られた時間内に存続し、このような生理的現象は視覚残像と呼ばれる。異なる環境における異なる輝度によって、視覚残像時間の長さは相違し、輝度が高ければ高いほど、視覚残像時間は短くなる。一方、照明装置の使用環境について、中程度の輝度の環境では、視覚残像時間は約0.1〜0.4秒である。したがって、0.1秒の時間範囲内で、各視覚残像時間内の光の変化がいずれも微小であると保証するように色温度の変化を10K以下に設定することによって、照明装置の使用者が照明光の色温度の変化を感知できない、よって、使用者の正常な使用に何らかの影響を与えない。
照明に対するニーズを満たすために、色温度の変化は一定の範囲内にある必要がある。室内環境下の照明ニーズを満たすために、本例では、色温度の変化範囲が2500K〜6500Kである。
無論、出力される照明光の色温度の動的変化は、第1給電信号の変化と直接関連するので、制御信号によって設定できるものであり、規則的変化でも不規則的変化でもよい。好ましい実施の形態では、動的変化を規則的な変化として設定できる。
ステップ330:動的照明装置によって出力される色温度が動的に変化する照明光が使用者の眼部に入射することにより、使用者の眼部の構造は照明光の色温度の動的変化に伴って動的に変化する。
上記ステップ310およびステップ320で生成される色温度が動的に変化する照明光が動的照明装置の使用者の眼部に入射することにより、虹彩、毛様体筋および水晶体を含む使用者の眼部の構造のうちの一つまたは複数は、照明光の色温度の動的変化に伴って動的に変化する。かつ、視覚残像時間内の照度変化率に対する合理的な設定により、使用者は照明光の動的変化を主観的に感知できないため、使用者の正常な使用には何らかの影響を与えない。
また、異なる色温度はさらに人に周囲環境に対して異なる感知を生じさせるため、光の色温度の変化により、該環境にいる使用者の作業効率、脳疲労度などに有益な影響を与えることができる。
例えば、本実施例に係る色温度可変な動的照明方法は、教育環境に適用できる。授業が始まる前または始まったばかりの際に、暖かい色温度を有する光で照明するように制御することにより、このような環境で人を落ち着かせることができる。経時的に、動的照明装置を制御して、徐々に増加するように照明の色温度を自動で動的に調整することにより、その環境での照明光は暖かい光から冷たい光へと徐々に変わる。色温度が高い場合、人の注意力はより集中しやすいため、教育環境で効率良く勉強することに資する。
しかし、色温度が高い環境では、解像度が高いので、色温度の高い環境に長期的にいることで、視覚疲労を起こしやすい。したがって、授業の進度によっては、授業の終わりに、出力される動的照明を暖かい光に調整するように再制御することにより、視覚システムおよび注意力の面において人をリラックスさせることができる。
動的照明の光の色温度の合理な変化により、脳疲労度を緩め、作業効率を高めることができる。
本発明の実施例に係る色温度可変な動的照明方法によれば、動的照明装置は色温度が動的に変化する照明光を出力するように、照明部の発光を制御する電気パラメータを自動で動的に変更することができ、照明光が使用者の眼部に入射することにより、使用者の眼部の生理的構造も照明光の変化に応じて対応的に変化し、それによりユーザが長期的に目を使うことで視覚疲労を起こしやすいという問題を効果的に解決でき、使用者の正常な使用に影響を与えないと同時に、使用者の視覚的健康を守ることができる。また、照明光の色温度の動的変化傾向を合理的に制御することにより、光の色温度の変化を通して該環境にいる使用者の作業効率、脳疲労度などに有益な影響を与える。
対応的に、本発明の実施例4はさらに上記方法を実現するための動的照明装置に関する。図4に示すように、動的照明装置は、給電出力モジュール1、照明部2、記憶装置3および電源入力用接続口4を含む。
電源入力用接続口4の出力は給電出力モジュール1の入力に接続され、電源入力用接続口4を介して外部電源を動的照明装置に接続し、具体的には、都市電力または電池による給電を採用できる。
記憶装置3は給電出力モジュール1に接続される。記憶装置3には照明制御信号が記憶されている。照明制御信号は記憶装置3に予め記憶されたものでも、動的照明装置における入力装置(未図示)によって受信されるユーザが入力した照明制御指令でも良い。照明制御指令に基づいて生成される照明制御信号は、給電出力モジュール1に送信され、かつ記憶装置3に記憶される。
記憶装置3は、ROMチップまたは如何なる他のタイプの不揮発性固体半導体記憶装置でもよい。予め設定された照明制御信号を記憶装置に書き込む方式は、有線による入力方式によって実現することができ、さらに例えば赤外線接続口、ブルートゥース接続口、USB接続口などの記憶装置に接続される接続口によって実現することもできる。
給電出力モジュール1は、記憶装置3から照明制御信号を読み取り、照明制御信号に基づいて第1給電信号を出力する。前記第1給電信号の電気パラメータは一組または複数組の動的変化の電気パラメータを含む。複数組の電気パラメータである場合、複数組の電気パラメータは多回路に分けて出力される。
電気パラメータは、具体的に、電流および電圧であってもよく、電圧の電圧値、変化率、電流の大きさ、変化率などを含み、あるいは電圧と電流のいずれかであってもよく、さらに給電出力モジュールの出力のオン、オフ状態であってもよい。
動的照明装置は一つ以上の照明部2を含むことができ、第1給電信号の駆動のもとで動的変化の光信号を生成することにより、動的照明装置は動的変化の照明光を出力し、かつ動的変化の照明光が使用者の眼部に入射することにより、使用者の眼部の構造は前記照明光の動的変化に伴って動的に変化する。
給電出力モジュール1によって出力される複数組の電気パラメータが多回路に分けて出力される場合、複数の照明部2はそれぞれ多回路のうちの一つに接続されることができ、複数の照明部2によって出力される動的変化の光信号は同時に生成されることも、時間別に生成されることもできる。
したがって、動的変化の照明光の出力は連続的出力でもよく、断続的出力でも良い。照明光の動的変化は、照度の動的変化、色温度の動的変化などを含むことができる。
動的照明装置によって出力される照明光の動的変化モードは、使用者によって感知されるかまたは感知されないという2種類があり、ここで、使用者感知モードは視覚訓練シチュエーションに適用でき、使用者非感知モードは日常照明の応用シチュエーションに適用できる。
動的変化の照明光の断続的出力を実現する具体的な形態では、給電出力モジュール1は、第1給電信号に加えて、第1給電信号と時間別に交互に出力される第2給電信号をさらに出力する。第2給電信号の電気パラメータは、予め設定された一組または複数組の固定または動的変化の電気パラメータを含む。一つまたは複数の照明部2は第2給電信号の駆動のもとで定常または動的変化の第2光信号を生成することにより、前記動的照明装置は第1動的変化の照明光を断続的に出力する断続時間内に、定常または第2動的変化の照明光を出力する。ここで、第1動的変化の照明光は、その動的変化がユーザによって感知されるものであり、定常または第2動的変化の照明光は、その動的変化がユーザによって感知されないものである。したがって、この形態では、変化を感知できる照明光と変化を感知できない照明光を交互に出力することを実現できる。
以下、照明光の動的変化を感知できる作業モードと照明光の動的変化を感知できない作業モードについて具体的に説明する。
動的変化が使用者によって感知されないモードでは、動的照明装置は、日常照明の応用シチュエーションに適用できる。
照明部2が第1給電信号によって駆動されて、動的変化の光信号を生成することにより、動的照明装置によって出力される照明光も相応的に動的に変化する。変化したものが照度であれば、任意の0.1秒の期間内に、照度の変化率は0.02以下である。変化したものが色温度であれば、任意の0.1秒の期間内に、色温度の変化は10K以下である。
このように設定する根拠は、目が視覚惰性を有することであり、すなわち、光学像がいったん網膜に形成されると、視覚ではその光学像に対する感覚は限られた時間内に存続し、このような生理的現象は視覚残像と呼ばれる。異なる環境における異なる輝度によって、視覚残像時間の長さは相違し、輝度が高ければ高いほど、視覚残像時間は短くなる。一方、照明装置の使用環境について、中程度の輝度の環境では、視覚残像時間は約0.1〜0.4秒である。したがって、0.1秒の時間範囲内で、各視覚残像時間内の光の変化がいずれも微小であると保証するように照度の変化率を0.02以下または色温度の変化を10K以下に設定することによって、照明装置の使用者が照明光の変化を感知できない、よって、使用者の正常な使用に何らかの影響を与えない。
照明に対するニーズを満たすために、照度または色温度の変化は一定の範囲内で制御される必要がある。照度を変更すると、照度の変化範囲は50lux〜10000luxである。色温度を変更すると、色温度の変化範囲は2500K〜6500Kである。
また、照度を変更する場合、使用者の眼部の生理的構造が照明光によって変化するという目的を達成するために、照明光の照度の変化量も一定の比率に達する必要があり、出力される照明光の照度の最小値と最大値との比が50%以下であることを満たす必要がある。ここで言う照度の変化は動的なものであり、異なる動的変化の期間内に、照度は継続的に増強するかまたは継続的に弱化してもよく、波状的に増強するかまたは波状的に弱化してもよい。照明光が使用者の眼部に入射することにより、使用者の眼部の生理的構造も照明光の照度の変化に伴って相応的に変化し、それにより使用者が長期的に目を使用使うことで視覚疲労を起こしやすいという問題を効果的に解決できる。
色温度を変更する場合、照明光の色温度の変化によって使用者が長期的に目を使うことで視覚疲労を起こしやすいという問題を効果的に解決できるほか、さらに光の色温度の変化を制御することによって、該環境にいる使用者の作業効率、脳疲労度などに有益な影響を与えることができる。
照明光の動的変化が使用者によって感知されるモードでは、本実施例に係る動的照明装置は視覚訓練を行う応用シチュエーションに適用できる。
好ましくは、動的照明装置では感知可能な動的変化の照明光を断続的に出力するという実現方法を採用する。
照明部2が第1給電信号によって駆動されて、動的変化の光信号を生成することにより、動的照明装置によって出力される照明光の照度の変化率は任意の0.1秒の期間内に、0.02より大きくかつ0.2より小さい。
同様に、上述の視覚残像の原理に基づき、0.1秒の時間範囲内で、照度の変化率を0.02より大きくかつ0.2未満に設定することによって、各視覚残像時間内の光の変化が使用者に感知されることが保証でき、しかも大きく変化することで使用者に不快感を与え、ひいては視覚損傷を引き起こすことがないと保証できる。
良い視覚訓練効果を達成するために、第1給電信号の出力時間の長さは一回で10秒以下であり、つまり、動的に変化していると感知可能な照明光の出力時間の長さは一回で10秒以下である。動的に変化していると感知可能な照明光の2回の出力時間の間に、出力される動的に変化していると感知不可能な照明光は、定常の照明光でも、動的変化の照明光でもよい。感知できない照度、色温度などのパラメータの変化条件を満足したものであればよい。
好ましい実施例では、動的に変化していると感知可能な照明光と動的に変化していると感知不可能な照明光は交互に出力される。隣接期間内に、動的に変化していると感知可能な照明光の出力時間の長さは、動的に変化していると感知不可能な照明光の出力時間の長さの10%以下である。
したがって、動的照明装置によって出力される照明光の照度の変化率を合理的に設定することにより、使用者は照明光の動的変化を主観的に感知でき、視覚システムの訓練に適用できる。
出力される照明光の動的変化は、第1給電信号の変化と直接関連するので、制御信号によって設定できるものである。好ましい実施の形態では、動的変化を規則的な変化として設定できる。
本実施例では、照明部2には1個または複数の発光体20が含まれることでき、発光体20は同じ種類でもよく、異なる種類でもよい。複数の種類の発光体は、異なる色温度を有する発光体であってもよく、例えば黄色LEDおよび白色LEDが挙げられる。また、発光体20は、例えばタングステンランプビーズ、OLEDタイプの照明装置などのLED以外のタイプの光源を採用することもできる。
以下、それぞれ三つの具体例を以て、本発明の実施例に係る動的照明装置の幾つかの具体的な実施の形態について説明する。
図5に示すように、例1では、動的照明装置は一つの照明部2を含み、照明部2は給電出力モジュール1の出力に接続され、給電信号を受信できる。電源入力用接続口4の出力は給電出力モジュール1の入力に接続され、電源入力用接続口4を介して外部電源を動的照明装置に接続する。記憶装置3は給電出力モジュール1に接続される。記憶装置3には照明制御信号が記憶されている。
照明部2には、100個の独立する発光体20があり、本例では、同じ種類の発光体であることが可能であり、例えば白色LEDが挙げられる。各発光体20の電源入力はいずれも給電出力モジュール1に独立に接続され、給電信号によってオン・オフ制御される。
具体的な例では、給電信号の制御によりまずそのうちの50個の発光体20を起動し、動的照明装置を点灯する。次に、すべての発光体20が点灯するまでに0.1秒ごとに一つの発光体20の点灯を増やし、さらに、50個に減少するまでに0.1秒ごとに一つの発光体が消灯するように制御する。このように、動的照明装置によって出力される照明光の照度の動的変化を実現できる。
上記に例示した変化は、発光体の光信号の出力の変化量を固定比率で徐々に増加または減少することにより、各期間内の照度の変化率を同一に保持させるものであってもよいし、発光体の光信号の出力の変化量を非固定比率で動的に変更するものであってもよい。
本例では、動的照明装置によって出力される照明光の照度の変化率が、任意の0.1秒の期間内に0.02以下である。したがって、照明光の動的変化は使用者によって感知されず、日常照明のニーズを満たすことができる。本例に係る動的照明装置は、動的変化の照明光を出力できる。それが使用者の眼部に入射することにより、使用者の眼部の生理的構造も照明光の変化に伴って動的に変化し、それによりユーザが目を長期的に使用することで視覚疲労を起こしやすいという問題を効果的に解決できる。
図6に示すように、例2では、動的照明装置は二つの照明部を含み、それぞれ第1照明部21と第2照明部22である。第1照明部21と第2照明部22はそれぞれ給電出力モジュール1の出力に接続される。電源入力用接続口4の出力は給電出力モジュール1の入力に接続され、電源入力用接続口4を介して外部電源を動的照明装置に接続する。記憶装置3は給電出力モジュール1に接続される。記憶装置3には照明制御信号が記憶されている。
第1照明部21には40個の発光体20が含まれ、第2照明部22には50個の発光体20が含まれ、第1照明部21におけるすべての発光体20の電源入力はいずれも統一的にオン・オフ制御され、第2照明部22における50個の発光体20は10組に分けて、5個ずつを一組として同時にオン/オフにする。本例では、同じ種類の発光体であってもよく、例えば白色LEDが挙げられる。
給電信号の制御によりまず第1照明部21におけるすべての発光体20を起動し、動的照明装置を点灯して25秒を保持する。次に、すべての発光体が点灯するまでに0.1秒ごとに第2照明部22における一組の発光体20の点灯を増やし、合計で1秒がかかり、この過程で出力される照明光は動的に変化する。90個のLEDが全部点灯している状態で25秒保持する。さらに、第2照明部22における発光体20が全部消灯するまでに0.1秒ごとに第2照明部22における一組の発光体20が消灯するように制御し、合計で1秒がかかり、この過程で出力される照明光は動的に変化する。この場合、第1照明部21におけるすべての発光体20は点灯状態に維持され、第2照明部22におけるすべての発光体20は消灯状態に維持される。25秒を保持した後、第2照明部22における発光体20が組ごとに点灯、保持および消灯するという過程を繰り返す。このように、動的照明装置によって出力される照明光の照度の動的変化を実現できる。
本例では、動的照明装置によって出力される照明光の動的出力は、各繰り返す周期内に、定常出力時間は二つの間隔の25秒であり、動的出力時間は二つの間隔の1秒である。任意の0.1秒の期間内の動的出力の照度の変化率はいずれも0.02より大きくかつ0.2より小さいため、照明光の動的変化は使用者によって感知され、使用者の視覚システムの訓練に適用できる。
本例における定常出力時間に、他の具体的な実施例では変化の照明光を出力することも可能であるが、該時間内に出力される光は、0.1秒の期間内に照度の変化率が0.02以下であることを満たす必要があり、即ち、照明光の動的変化は使用者によって感知されず、動的に変化していると感知可能な照明光の断続的出力を実現でき、つまり使用者の視覚システムの訓練に適用できる。
本例に係る動的照明装置は、動的に変化していると感知可能な照明光と動的に変化していると感知不可能照明光を交互に出力でき、動的変化の照明光を使用者の眼部に入射することにより、使用者の眼部の生理的構造も照明光の変化に伴って相応的に変化し、それによりユーザが目を長期的に使用することで視覚疲労を起こしやすいという問題を緩め、視覚システムの機能の改善に資する。
図7に示すように、例3では、動的照明装置は二つの照明部2を含み、それぞれ第1照明部21と第2照明部22である。第1照明部21と第2照明部22はそれぞれ給電出力モジュール1の出力に接続される。電源入力用接続口4の出力は給電出力モジュール1の入力に接続され、電源入力用接続口4を介して外部電源を動的照明装置に接続する。記憶装置3は給電出力モジュール1に接続される。記憶装置3には照明制御信号が記憶されている。
第1照明部21と第2照明部22には、それぞれ25個の発光体20が含まれ、ここで、第1照明部21は、黄色LEDを採用し、第2照明部22は、白色LEDを採用し、第1照明部21におけるすべての発光体20の電源入力はいずれも統一的にオン・オフ制御され、第2照明部22における25個の発光体は逐一に独立にオン・オフ制御される。
給電信号の制御によりまず第1照明部21におけるすべての黄色LEDを起動し、次にすべての発光体が全部点灯するまでに0.1秒ごとに第2照明部22の1個の白色LEDの点灯を増やす。その後、すべての白色LEDが全部消灯するまでに0.1秒ごとに1個の白色LEDが消灯するように制御する。白色LEDを逐一にオン・オフにする過程を繰り返しながら、黄色LEDの点灯状態を保持することにより、照明部によって出力される光信号の色温度の動的変化を実現できる。
本例では、動的照明装置によって出力される照明光の色温度の変化は任意の0.1秒の期間内に10K以下であるため、照明光の動的変化は使用者によって感知されず、日常照明のニーズを満足できる。色温度が動的に変化する照明光を出力することにより、ユーザが目を長期的に使用することで視覚疲労を起こしやすいという問題を効果的に解決できる。
本実施例に係る動的照明装置は、作業、教育など異なる環境に適用することにより、使用者が必要とする色温度の変化を提供できる。
本例を例とすると、教育環境に適用できる。授業が始まる前または始まったばかりの際に、暖かい色温度を有する光で照明するように制御することにより、このような環境で人を落ち着かせることができる。経時的に、動的照明装置を制御して、徐々に増加するように照明の色温度を自動で動的に調整することにより、その環境での照明光は暖かい光から冷たい光へと徐々に変わる。色温度が高い場合、人の注意力はより集中しやすいため、教育環境で効率良く勉強することに資する。しかし、色温度が高い環境では、解像度が高いので、色温度の高い環境に長期的にいることで、視覚疲労を起こしやすい。したがって、授業の進度によっては、授業の終わりに、出力される動的照明を暖かい光に調整するように再制御することにより、視覚システムおよび注意力の面において人をリラックスさせることができる。動的照明の光の色温度の合理な変化により、脳疲労度を緩め、作業効率を高めることができる。
当業者は、本明細書に開示された実施例に記載の各例のユニットおよび計算のステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェアまたは両者の組み合わせによって実現できるとさらに理解できる。ハードウェアとソフトウェアの交換可能性を明確に説明するために、上述説明では機能に基づいて各例の構成およびステップを説明した。これらの機能が一体ハードウェア方式それともソフトウェア方式によって実行されるかということは、技術案の特定な応用および設計際の制限条件によって決められる。当業者は、各特定な応用ごとに異なる方法を使用することにより、上述機能を実現できるが、このような実現は本発明の範囲を超えていると認めてはならない。
本明細書に開示された実施例に記載の方法または計算のステップは、ハードディスク、プロセッサによって実行されるソフトウェアモジュール、または両者の組み合わせによって実施できる。ソフトウェアモジュールは、ランダムアクセスメモリ(RAM)、メモリ、読み出し専用メモリ(ROM)、電気的にプログラミング可能なROM、電気的に消去・プログラミング可能なROM、レジスター、ハードディスク、リムーバブルディスク、CD−ROM、または技術分野で公知される任意の他の形態の記憶媒体に設けられることができる。
上述の具体的な実施の形態では、本発明の目的、技術案および有益な効果についてより詳細に説明した。上述の記載は本発明の具体的な実施の形態に過ぎず、本発明の保護範囲を限定するためのものではなく、本発明の精神および原則内でなされた任意の修正、等効な置換、改善などはいずれも、本発明の保護範囲に含まれるものとする。

Claims (39)

  1. 動的照明装置の給電出力モジュールは照明制御信号に基づき、電気パラメータが一組または複数組の動的変化の電気パラメータを含む第1給電信号を出力することと、
    前記動的照明装置の一つまたは複数の照明部は前記第1給電信号の駆動のもとで動的変化の光信号を生成することにより、前記動的照明装置は動的変化の照明光を出力することと、
    を含み、
    任意の0.1秒の期間内に、前記照明光の照度の変化率は0.02以下であり、かつ、前記動的照明装置によって出力される照明光の照度の最小値と最大値との比は50%以下であることを特徴とする動的照明方法。
  2. 前記動的照明装置によって出力される動的変化の照明光が使用者の眼部に入射することにより、使用者の眼部の構造は前記照明光の動的変化に伴って動的に変化することを特徴とする、
    請求項1に記載の動的照明方法。
  3. 前記動的変化の照明光の照度の変化範囲は50lux〜10000luxであることを特徴とする、
    請求項1に記載の動的照明方法。
  4. 前記複数の照明部は前記第1給電信号の駆動のもとで動的変化の光信号を同時に生成し、または、
    前記複数の照明部は前記第1給電信号の駆動のもとで動的変化の光信号を時間別に生成することを特徴とする、
    請求項1に記載の動的照明方法。
  5. 前記照明部は複数の発光体を含み、前記電気パラメータは電流および/または電圧を含み、
    前記一つまたは複数の照明部が前記第1給電信号の駆動のもとで動的変化の光信号を生成することは、具体的に、前記一つまたは複数の照明部におけるすべての発光体または一部の発光体が前記第1給電信号の駆動のもとで発光体の発光照度を変更するということであることを特徴とする、
    請求項1または4に記載の動的照明方法。
  6. 前記照明部は複数の発光体を含み、前記電気パラメータは電源のオン、オフ状態を含み、
    前記一つまたは複数の照明部が前記第1給電信号の駆動のもとで動的変化の光信号を生成することは、具体的に、前記一つまたは複数の照明部における一部の発光体が前記第1給電信号の駆動のもとで点灯または消灯するということであることを特徴とする、
    請求項1または4に記載の動的照明方法。
  7. 前記照明部は1種類以上の発光体からなることを特徴とする、
    請求項1または4に記載の動的照明方法。
  8. 前記動的照明装置の給電出力モジュールが照明制御信号に基づいて第1給電信号を出力することは、具体的に、
    前記動的照明装置の給電出力モジュールは、ユーザが入力した照明制御指令を受信し、前記照明制御信号を生成し、かつ前記照明制御信号に基づいて第1給電信号を出力するということであり、または、
    前記動的照明装置の給電出力モジュールは、予め設定された前記照明制御信号に基づいて第1給電信号を出力するということであることを特徴とする、
    請求項1に記載の動的照明方法。
  9. 動的照明装置の給電出力モジュールは照明制御信号に基づき、電気パラメータが一組または複数組の動的変化の第1電気パラメータを含む第1給電信号と、電気パラメータが予め設定された一組または複数組の固定または動的変化の第2電気パラメータを含む第2給電信号と、を交互に出力することと、
    前記動的照明装置の一つまたは複数の照明部は前記第1給電信号の駆動のもとで動的変化の第1光信号を生成することにより、前記動的照明装置は第1動的変化の照明光を断続的に出力することと、
    を含み、
    任意の0.1秒の期間内に、前記第1動的変化の照明光の照度の変化率は0.02より大きくかつ0.2より小さく、そして前記動的照明装置によって出力される第1動的変化の照明光は一回の出力時間内に、その照度の最小値と最大値との比が50%以下であることを特徴とする動的変化の照明方法。
  10. 前記動的照明装置によって出力される第1動的変化の照明光が使用者の眼部に入射することにより、使用者は前記照明光の動的変化を感知し、かつ前記使用者の眼部の構造は前記照明光の第1動的変化に伴って動的に変化することを特徴とする、
    請求項9に記載の動的照明方法。
  11. 前記動的照明装置の一つまたは複数の照明部が前記第2給電信号の駆動のもとで定常または動的変化の第2光信号を生成することにより、前記動的照明装置は第1動的変化の照明光を断続的に出力する断続時間内に、定常または第2動的変化の照明光を出力することをさらに含み、
    前記第2動的変化とは、具体的に、任意の0.1秒の期間内に、前記第2動的変化の照明光の照度の変化率が0.02以下であるということであることを特徴とする、
    請求項9または10に記載の動的照明方法。
  12. 任意の段階の前記第1動的変化の照明光の出力時間の長さは、この段階の照明光と次の段階の第1動的変化の照明光との間の断続時間の10%以下であり、かつ前の段階の第1動的変化の照明光とこの段階の照明光との間の断続時間の10%以下であることを特徴とする、
    請求項11に記載の動的照明方法。
  13. 第1動的変化の照明光の出力時間の長さは、一回で10秒以下であることを特徴とする、
    請求項9または12に記載の動的照明方法。
  14. 前記照明光の照度の変化範囲は5lux〜10000luxであることを特徴とする、
    請求項9に記載の動的照明方法。
  15. 前記複数の照明部は前記第1給電信号の駆動のもとで動的変化の第1光信号を同時に生成し、または、
    前記複数の照明部は前記第1給電信号の駆動のもとで動的変化の第1光信号を時間別に生成することを特徴とする、
    請求項9に記載の動的照明方法。
  16. 前記照明部は複数の発光体を含み、
    前記電気パラメータは電流および/または電圧を含み、前記一つまたは複数の照明部が前記第1給電信号の駆動のもとで動的変化の第1光信号を生成することは、具体的に、前記一つまたは複数の照明部におけるすべての発光体または一部の発光体が前記第1給電信号の駆動のもとで発光体の発光照度を変更するということであり、または、
    前記電気パラメータは電源のオン、オフ状態を含み、前記一つまたは複数の照明部が前記第1給電信号の駆動のもとで動的変化の第1光信号を生成することは、具体的に、前記一つまたは複数の照明部における一部の発光体が前記第1給電信号の駆動のもとで点灯または消灯するということであることを特徴とする、
    請求項9または15に記載の動的照明方法。
  17. 前記照明部は1種類以上の発光体からなることを特徴とする、
    請求項9に記載の動的照明方法。
  18. 前記動的照明装置の給電出力モジュールが照明制御信号に基づいて第1給電信号および第2給電信号を交互に出力することは、具体的に、
    前記動的照明装置の給電出力モジュールは、ユーザが入力した照明制御指令を受信し、前記照明制御信号を生成し、かつ前記照明制御信号に基づいて第1給電信号および第2給電信号を交互に出力するということであり、または、
    前記動的照明装置の給電出力モジュールは、予め設定された前記照明制御信号に基づいて第1給電信号および第2給電信号を交互に出力するということであることを特徴とする、
    請求項9に記載の動的照明方法。
  19. 動的照明装置の給電出力モジュールは照明制御信号に基づき、電気パラメータが一組または複数組の動的変化の第1電気パラメータを含む第1給電信号と、電気パラメータが予め設定された一組または複数組の固定または動的変化の第2電気パラメータを含む第2給電信号と、を交互に出力することと、
    前記動的照明装置の一つまたは複数の照明部は前記第1給電信号の駆動のもとで動的変化の第1光信号を生成することにより、前記動的照明装置は第1動的変化の照明光を断続的に出力することと、
    を含み、
    任意の0.1秒の期間内に、前記第1動的変化の照明光の照度の変化率は0.02より大きくかつ0.2より小さく、そして前記動的照明装置によって出力される第1動的変化の照明光は一回の出力時間内に、その照度の最小値と最大値との比が50%以下であることを特徴とする動的変化の照明方法。
  20. 前記動的照明装置によって出力される第1動的変化の照明光が使用者の眼部に入射することにより、使用者は前記照明光の動的変化を感知し、かつ前記使用者の眼部の構造は前記照明光の第1動的変化に伴って動的に変化することを特徴とする、
    請求項19に記載の動的照明方法。
  21. 前記動的照明装置の一つまたは複数の照明部が前記第2給電信号の駆動のもとで定常または動的変化の第2光信号を生成することにより、前記動的照明装置は第1動的変化の照明光を断続的に出力する断続時間内に、定常または第2動的変化の照明光を出力することをさらに含み、
    前記第2動的変化とは、具体的に、任意の0.1秒の期間内に、前記第2動的変化の照明光の照度の変化率が0.02以下であるということであることを特徴とする、
    請求項19または20に記載の動的照明方法。
  22. 任意の段階の前記第1動的変化の照明光の出力時間の長さは、この段階の照明光と次の段階の第1動的変化の照明光との間の断続時間の10%以下であり、かつ前の段階の第1動的変化の照明光とこの段階の照明光との間の断続時間の10%以下であることを特徴とする、
    請求項21に記載の動的照明方法。
  23. 第1動的変化の照明光の出力時間の長さは、一回で10秒以下であることを特徴とする、
    請求項19または22に記載の動的照明方法。
  24. 前記照明光の照度の変化範囲は5lux〜10000luxであることを特徴とする、
    請求項19に記載の動的照明方法。
  25. 前記複数の照明部は前記第1給電信号の駆動のもとで動的変化の第1光信号を同時に生成し、または、
    前記複数の照明部は前記第1給電信号の駆動のもとで動的変化の第1光信号を時間別に生成することを特徴とする、
    請求項19に記載の動的照明方法。
  26. 前記照明部は複数の発光体を含み、
    前記電気パラメータは電流および/または電圧を含み、前記一つまたは複数の照明部が前記第1給電信号の駆動のもとで動的変化の第1光信号を生成することは、具体的に、前記一つまたは複数の照明部におけるすべての発光体または一部の発光体が前記第1給電信号の駆動のもとで発光体の発光照度を変更するということであり、または、
    前記電気パラメータは電源のオン、オフ状態を含み、前記一つまたは複数の照明部が前記第1給電信号の駆動のもとで動的変化の第1光信号を生成することは、具体的に、前記一つまたは複数の照明部における一部の発光体が前記第1給電信号の駆動のもとで点灯または消灯するということであることを特徴とする、
    請求項19または25に記載の動的照明方法。
  27. 前記照明部は1種類以上の発光体からなることを特徴とする、
    請求項19に記載の動的照明方法。
  28. 前記動的照明装置の給電出力モジュールが照明制御信号に基づいて第1給電信号および第2給電信号を交互に出力することは、具体的に、
    前記動的照明装置の給電出力モジュールは、ユーザが入力した照明制御指令を受信し、前記照明制御信号を生成し、かつ前記照明制御信号に基づいて第1給電信号および第2給電信号を交互に出力するということであり、または、
    前記動的照明装置の給電出力モジュールは、予め設定された前記照明制御信号に基づいて第1給電信号および第2給電信号を交互に出力するということであることを特徴とする、
    請求項19に記載の動的照明方法。
  29. 動的照明装置であって、
    照明制御信号に基づき、電気パラメータが一組または複数組の動的変化の電気パラメータを含む第1給電信号を出力するための給電出力モジュールと、
    前記第1給電信号の駆動のもとで動的変化の光信号を生成することにより、前記動的照明装置が動的変化の照明光を出力し、かつ前記動的変化の照明光が使用者の眼部に入射することにより、使用者の眼部の構造が前記照明光の動的変化に伴って動的に変化するための一つまたは複数の照明部と、
    を含むことを特徴とする動的照明装置。
  30. 前記照明部は、具体的に、前記第1給電信号の駆動のもとで、任意の0.1秒の期間内に照度の変化率が0.02以下である照明光を生成することに用いられることを特徴とする、
    請求項29に記載の動的照明装置。
  31. 前記照明部は、具体的に、前記第1給電信号の駆動のもとで、任意の0.1秒の期間内に色温度の変化が10K以下である照明光を生成することに用いられることを特徴とする、
    請求項29に記載の動的照明装置。
  32. 前記照明部は、具体的に、前記第1給電信号の駆動のもとで、任意の0.1秒の期間内に照度の変化率が0.02より大きくかつ0.2より小さい照明光を生成することに用いられることを特徴とする、
    請求項29に記載の動的照明装置。
  33. 前記給電出力モジュールは、前記第1給電信号と交互に出力される第2給電信号を照明制御信号に基づいて出力することにさらに用いられ、
    前記一つまたは複数の照明部は、前記第2給電信号の駆動のもとで定常または動的変化の第2光信号を生成することにより、前記動的照明装置が第1動的変化の照明光を断続的に出力する断続時間内に、定常または第2動的変化の照明光を出力することにさらに用いられ、
    前記第2動的変化とは、具体的に、任意の0.1秒の期間内に、前記第2動的変化の照明光の照度の変化率が0.02以下であるということであることを特徴とする、
    請求項32に記載の動的照明装置。
  34. 前記複数の照明部は、具体的に、前記第1給電信号の駆動のもとで動的変化の光信号を同時に生成すること、または前記第1給電信号の駆動のもとで動的変化の光信号を時間別に生成することに用いられることを特徴とする、
    請求項29に記載の動的照明装置。
  35. 前記照明部は、1種類または複数の種類の複数の発光体を含み、前記電気パラメータは、電流および/または電圧を含み、
    すべての発光体または一部の発光体は、前記第1給電信号の駆動のもとで発光体の発光照度または色温度を変更することを特徴とする、
    請求項29に記載の動的照明装置。
  36. 前記照明部は、1種類または複数の種類の複数の発光体を含み、前記電気パラメータは、電源のオン、オフ状態を含み、
    前記一部の発光体は前記第1給電信号の駆動のもとで点灯または消灯することを特徴とする、
    請求項29に記載の動的照明装置。
  37. 電源入力用接続口をさらに含み、
    前記電源入力用接続口の出力端は、給電出力モジュールの入力端に接続され、前記電源入力用接続口は外部電源を前記動的照明装置に接続することに用いられることを特徴とする、
    請求項29に記載の動的照明装置。
  38. 前記給電出力モジュールに接続される記憶装置をさらに含み、
    前記記憶装置は照明制御信号を記憶することに用いられ、
    前記給電出力モジュールは前記記憶装置に記憶される前記照明制御信号を取得することを特徴とする、
    請求項29に記載の動的照明装置。
  39. 前記給電出力モジュールに接続される入力装置をさらに含み、
    前記入力装置はユーザが入力した照明制御指令を受信し、前記照明制御指令に基づいて前記照明制御信号を生成し、かつ前記給電出力モジュールに送信することを特徴とする、
    請求項29に記載の動的照明装置。
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