本発明は、通信技術の分野に関し、詳細には、アップリンク情報送信方法、関係するデバイス、および通信システムに関する。
ロングタームエボリューション(英語:Long Term Evolution、LTE)システムは、2つの複信モード、周波数分割複信(英語:Frequency Division Duplexing、FDD)および時分割複信(Time Division Duplexing、TDD)をサポートする。FDDは、アップリンク送信およびダウンリンク送信が異なる搬送波帯域上で実施され、端末デバイスとアクセスネットワークデバイスの両方が、同時に信号を受信し信号を送信することを可能にされることを意味する。TDDは、アップリンク送信およびダウンリンク送信が同じ搬送波帯域上で実施され、端末デバイス/アクセスネットワークデバイスが、異なる瞬間において情報を送信しおよび受信することを意味する。ハイブリッド自動再送要求(英語:Hybrid Automatic Repeat Request、HARQ)メカニズムに基づいて、ダウンリンクキャリアのために端末デバイスによって与えられるフィードバック情報は、肯定応答(英語:Acknowledgement、ACK)および否定応答(英語:Non−Acknowledgement、NACK)を含む。既存のLTEシステムでは、端末デバイスがその中で物理ダウンリンク共有チャネル(英語:Physical Downlink Shared Channel、PDSCH)を受信するサブフレームと、PDSCHに対応するACKまたはNACKを端末デバイスがその中でフィードバックするアップリンクサブフレームとのサブフレーム間隔があらかじめ定義されていて、端末デバイスがACKまたはNACKをフィードバックし、アクセスネットワークデバイスがACKまたはNACKを受信することが保証される。
FDDシステムでは、PDSCH上で搬送されるダウンリンクデータをダウンリンクサブフレームn−4中で受信した後に、端末デバイスは、PDSCHに対応するACKまたはNACKをアップリンクサブフレームn中でフィードバックする。TDDシステムでは、無線フレームのアップリンクダウンリンク構成は固定されている。図1Aに示されているように、LTEは、7つの異なるTDDアップリンクダウンリンク構成を現在サポートしている。Dはダウンリンクサブフレーム(英語:Downlink Subframe)を表し、Sはスペシャルサブフレーム(英語:Special Subframe、SSF)を表し、Uはアップリンクサブフレーム(英語:Uplink Subframe)を表す。PDSCHと、PDSCHに対応するACKまたはNACKとの間の時間系列関係またはタイミング関係が図1Bに示されている。番号を使用することによって識別されるサブフレームは、ACKまたはNACKをフィードバックするために使用されるアップリンクサブフレームnであり、識別番号は、ダウンリンクサブフレームセットn−k(kはKに属する)中のPDSCHに対応するACKまたはNACKがアップリンクサブフレームn中でフィードバックされる必要があることを示す。たとえば、アップリンクダウンリンク構成1におけるサブフレームn=2中のK={7,6}は、アップリンクサブフレームn=2が使用されて、2つのダウンリンクサブフレームn−7およびn−6中でPDSCHに対応するACKまたはNACKがフィードバックされることを示す。特に、n−7はダウンリンクサブフレーム5を識別し、n−6はダウンリンクサブフレーム6を識別する。
既存のLTEシステムにおいてサービングセル中に展開されるすべてのスペクトルは、ライセンススペクトルである。具体的には、スペクトルは、ライセンススペクトルを購入した事業者ネットワークによってのみ使用されることができる。(ライセンスフリースペクトルと呼ばれることもある)アンライセンススペクトルは、購入されることなしにどんな事業者によっても使用されることができるので、アンライセンススペクトルに対してより多くの注意が払われる。スペクトルリソースは、将来において供給がますます不足し、結果的に、ライセンススペクトルに基づくLTEシステムのサービス能力が限定される。したがって、LTEシステムがアンライセンススペクトルを使用することが発展傾向である。アンライセンススペクトル上に展開されたLTEシステムはアンライセンスロングタームエボリューション(英語:Unlicensed−LTE、U−LTE)システムと呼ばれる。
アンライセンススペクトル上のリソース共有は、特定のスペクトルの使用中に送信電力および帯域外リークなどのカウンタのみに制限が課され、いくつかの領域においていくつかの追加の共存ポリシーがあることなどを意味する。アンライセンススペクトル上の複数のシステム間の、たとえば、U−LTEシステムとワイヤレスフィデリティ(英語:Wireless Fidelity、WiFi)システムとの間の、または複数の事業者のU−LTEシステム間の、フレンドリーな共存について考えると、アンライセンススペクトルの使用中に、リッスンビフォアトーク(英語:Listen−Before−Talk、LBT)など、いくつかの共存規制の制限に従われる必要がある。特に、アクセスネットワークデバイスまたは端末デバイスがU−LTEサービングセルのチャネル上で信号を送信する前に、クリアチャネルアセスメント(英語:Clear Channel Assessment、CCA)がサービングセルのチャネル上で実施される必要がある。検出された受信電力がしきい値を超えると、アクセスネットワークデバイスまたは端末デバイスは、チャネルがアイドルであることを検出するまで、一時的にチャネル上で信号を送信することができない。さらに、場合によっては、アクセスネットワークデバイスまたは端末デバイスは、さらにランダムバックオフを実施する必要がある。ランダムバックオフ中にのみ、チャネルはアイドルであり、チャネル上で信号は送信され得る。これに基づいて、LTEシステムでは、ダウンリンクデータを送信するアクセスネットワークデバイスと、アップリンクデータを送信する端末デバイスの両方が、アンライセンススペクトル上でデータを時々送信することがわかるであろう。加えて、アンライセンススペクトル上の時々のデータ送信に基づいて、LTEシステムのアップリンクダウンリンクサービス要件を満たすために、アンライセンススペクトル上のU−LTEシステムのアップリンクダウンリンク構成はフレキシブルであることができる。
アンライセンススペクトルの上記の特徴(具体的には、時々のデータ送信およびフレキシブルなアップリンクダウンリンク構成)に基づいて、時々のデータ送信の場合、アンライセンス周波数帯域リソースの効果的な使用およびデータ送信効率を保証するために、ダウンリンクデータについてHARQ−ACK情報を送信するように端末デバイスに命令するためのトリガメカニズムが使用され得る。既存のシステムでは、非周期チャネル状態情報のフィードバックおよびアップリンクデータ送信もトリガメカニズムを使用することによって実装されること、たとえば、アップリンクデータおよび/または非周期チャネル状態情報を送信するように端末デバイスに命令するためのULグラントが使用されることを考えると、トリガされるアップリンク情報のタイプを端末デバイスが識別することを可能にするために好適な技術的解決策をどのように設計すべきであるかが、今回解決される必要がある技術的問題である。
本発明の実施形態は、アンライセンス周波数帯域リソースを使用しているとき、端末デバイスが、フィードバックされる必要があるアップリンク情報のタイプを効果的に識別し、データ送信効率を保証することができるような、アップリンク情報送信方法、関係するデバイス、および通信システムを提供する。
第1の態様によれば、
アクセスネットワークデバイスによって送信されたアップリンクスケジューリング情報を端末デバイスによって受信するステップと、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいて端末デバイスによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信すべきかどうかを判定するステップと、
アップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを決定した場合、端末デバイスによってアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信するステップと
を含む、アップリンク情報送信方法が提供される。
上記のステップを実施することによって、端末デバイスは、端末デバイスがHARQ−ACKをフィードバックする必要があるかどうかを判定することができ、さらに、余分のシグナリングオーバーヘッドを引き起こすことなしに、既存のアップリンクスケジューリング情報(たとえば、ULグラント)中に含まれる非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報を再利用することができ、それにより、シグナリングオーバーヘッドが低減される。
第1の態様に関して、第1の態様の第1の実装では、本方法は、
端末デバイスがアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信するとき、端末デバイスによってアップリンクリソース上でアップリンクデータおよび非周期チャネル状態情報のうちの少なくとも1つをさらに送信するステップ
をさらに含む。
上記のステップが実施される。したがって、既存のULグラントにおける指示方法が最大限に再利用され、スケジュールされたアップリンクリソース上でUL−SCHおよび/またはaCSIを送信することを端末デバイスによって決定するための以前の方法が維持されることが可能であり、それにより、端末デバイスはわずかにしか変更されない。
第1の態様または第1の態様の第1の実装に関して、第1の態様の第2の実装では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいて端末デバイスによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信すべきかどうかを判定するステップは、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が、非周期チャネル状態情報をフィードバックするように端末デバイスに命令し、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応する変調およびコーディング方式インデックス番号が30もしくは31に設定されたとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを端末デバイスによって決定するステップ、および/または
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が、非周期チャネル状態情報をフィードバックしないように端末デバイスに命令し、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応する変調およびコーディング方式インデックス番号が29から31の中のいずれかの値に設定されたとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを端末デバイスによって決定するステップ
を含む。
上記のステップが実施される。したがって、ライセンスフリー周波数帯域上で、非同期および適応アップリンクデータ送信が実施されてアップリンクリソースが効果的に使用される。この場合、ノンアダプティブ再送のために主に使用される変調およびコーディング方式インデックス(MCSインデックス)29から31は、UEがアップリンクデータを送信するときに使用されるMCSを示すために使用されなくてよく、それにより、MCSインデックス29から31を使用することによっておよび非周期チャネル状態指示情報(aCSIトリガ)に関して、アップリンクリソース上でHARQ−ACKを送信すべきかどうかが判定されることができる。
第2の態様によれば、
アクセスネットワークデバイスによって送信されたアップリンクスケジューリング情報を端末デバイスによって受信するステップと、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に基づいて端末デバイスによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信すべきかどうかを判定するステップと、
アップリンクリソース上でアップリンクデータを送信することを決定した場合、端末デバイスによってアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信するステップと
を含む、アップリンク情報送信方法が提供される。
上記のステップを実施することによって、端末デバイスは、余分のシグナリングオーバーヘッドを引き起こすことなしに、変調およびコーディング指示情報のみを使用することによって、端末デバイスがアップリンクデータをフィードバックする必要があるかどうかを判定することができ、それにより、シグナリングオーバーヘッドが低減される。加えて、端末デバイスは、非周期チャネル状態指示情報と無関係に、アップリンクデータを送信すべきかどうかを判定することができ、それにより、端末デバイスによる検出の複雑さが低減される。
第2の態様に関して、第2の態様の第1の実装では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に基づいて端末デバイスによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信すべきかどうかを判定するステップは、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が0から28の中のいずれかの値であると端末デバイスが判定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信することを端末デバイスによって決定するステップ、および/または
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29から31の中のいずれかの値であると端末デバイスが判定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信しないことを端末デバイスによって決定するステップ
を含む。
上記のステップが実施され、それにより、アップリンクデータのMCSは適応的に調整されて、データ送信効率を改善することが可能である。
第2の態様の第1の実装に関して、第2の態様の第2の実装では、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信することを端末デバイスによって決定するステップは、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報に基づいて端末デバイスによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータ、アップリンクデータおよび非周期チャネル状態情報、アップリンクデータおよびフィードバック情報、またはアップリンクデータ、非周期チャネル状態情報、およびフィードバック情報を送信することを決定するステップ
を含む。
第2の態様の第1の実装に関して、第2の態様の第3の実装では、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信しないことを端末デバイスによって決定するステップは、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報のうちの少なくとも1つに基づいて端末デバイスによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するステップ
を含む。
第2の態様の第3の実装に関して、第2の態様の第4の実装では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報のうちの少なくとも1つに基づいて端末デバイスによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するステップは、
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であると端末デバイスが判定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報を送信することを端末デバイスによって決定するステップ、および/または
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30または31であると端末デバイスが判定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを端末デバイスによって決定するステップ
を含む。
上記のステップが実施される。したがって、ライセンスフリー周波数帯域上の非同期および適応アップリンクデータ送信の特徴に関して、冗長MCSインデックスが効果的に使用されて、リソース使用効率を改善することが可能である。
第2の態様の第3の実装に関して、第2の態様の第5の実装では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報のうちの少なくとも1つに基づいて端末デバイスによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するステップは、
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が「真」に設定されていると端末デバイスが判定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報を送信することを端末デバイスによって決定するステップ、および/または
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が「偽」に設定されていると端末デバイスが判定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを端末デバイスによって決定するステップ
を含む。
第2の態様の第5の実装に関して、第2の態様の第6の実装では、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを端末デバイスによって決定するステップは、
アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを端末デバイスによって決定するステップ
を含み、
本方法は、
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30または31であると端末デバイスが判定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを端末デバイスによって決定するステップ
をさらに含む。
第2の態様の第5の実装に関して、第2の態様の第7の実装では、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを端末デバイスによって決定するステップは、
アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを端末デバイスによって決定するステップ
を含み、
本方法は、
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30または31であると端末デバイスが判定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを端末デバイスによって決定するステップ
をさらに含む。
第2の態様の第3の実装に関して、第2の態様の第8の実装では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報のうちの少なくとも1つに基づいて端末デバイスによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するステップは、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報に基づいて端末デバイスによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するステップ
を含む。
第2の態様の第3の実装に関して、第2の態様の第9の実装では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報のうちの少なくとも1つに基づいて端末デバイスによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するステップは、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報に基づいて端末デバイスによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するステップ
を含む。
第3の態様によれば、
アクセスネットワークデバイスによって送信されたアップリンクスケジューリング情報を端末デバイスによって受信するステップと、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報に基づいて端末デバイスによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報を判定するステップであって、アップリンク情報が、アップリンクデータ、非周期チャネル状態情報、およびフィードバック情報のうちの少なくとも1つを含む、ステップと、
端末デバイスによってアップリンクリソース上でアップリンク情報を送信するステップと
を含む、アップリンク情報送信方法が提供される。
上記のステップを実施することによって、端末デバイスは、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報および追加された指示ビット(フィードバック指示情報)に基づいて、フィードバックされる必要があるアップリンク情報を判定することができる。UEは、従来技術のようにスペシャルMCS構成および明示的シグナリングに基づいて判定する(たとえば、従来技術では、UEは、aCSIトリガ指示およびMCSインデックスの特定の値(たとえば、MCSインデックスが29である)に基づいて、aCSIを送信すべきかどうかを判定する)ことを実施することなしに、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる明示的シグナリングに基づいて、非周期CSIを送信するが、HARQ−ACKと、HARQ−ACKおよびaCSIと、HARQ−ACKおよびアップリンクデータと、HARQ−ACK、aCSI、およびアップリンクデータと、aCSIおよびアップリンクデータと、アップリンクデータとのいずれも送信しないことを決定することができ、それにより、MCSは通常に使用されることができる。予約済みMCSインデックス、たとえば、29から31の中のいずれかの値を使用して変調およびコーディング順序を表して、ダウンリンクデータ送信効率を改善し得る。
第4の態様によれば、
アクセスネットワークデバイスによって端末デバイスにアップリンクスケジューリング情報を送信するステップであって、アップリンクスケジューリング情報が非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報を含み、非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報が、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信すべきかどうかを判定するように端末デバイスに命令するために使用される、ステップと、
アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信するように非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報が端末デバイスに命令した場合、アップリンクリソース上で端末デバイスによって送信されたフィードバック情報をアクセスネットワークデバイスによって受信するステップと
を含む、アップリンク情報送信方法が提供される。
上記のステップを実施することによって、端末デバイスは、端末デバイスがHARQ−ACKをフィードバックする必要があるかどうかを判定することができ、さらに、余分のシグナリングオーバーヘッドを引き起こすことなしに、既存のアップリンクスケジューリング情報(たとえば、ULグラント)中に含まれる非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報を再利用することができ、それにより、シグナリングオーバーヘッドが低減される。
第4の態様に関して、第4の態様の第1の実装では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が、非周期チャネル状態情報をフィードバックするように端末デバイスに命令し、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応する変調およびコーディング方式インデックス番号が30もしくは31に設定されたとき、非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信するように端末デバイスに命令するために使用され、および/または
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が、非周期チャネル状態情報をフィードバックしないように端末デバイスに命令し、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応する変調およびコーディング方式インデックス番号が29から31の中のいずれかの値に設定されたとき、非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信するように端末デバイスに命令するために使用される。
第5の態様によれば、
アクセスネットワークデバイスによって端末デバイスにアップリンクスケジューリング情報を送信するステップであって、アップリンクスケジューリング情報が変調およびコーディング指示情報を含み、変調およびコーディング指示情報が、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信すべきかどうかを判定するために端末デバイスによって使用される、ステップと、
アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信するように変調およびコーディング指示情報が端末デバイスに命令した場合、アップリンクリソース上で端末デバイスによって送信されたアップリンクデータをアクセスネットワークデバイスによって受信するステップと
を含む、アップリンク情報送信方法が提供される。
上記のステップを実施することによって、端末デバイスは、余分のシグナリングオーバーヘッドを引き起こすことなしに、変調およびコーディング指示情報のみを使用することによって、端末デバイスがアップリンクデータをフィードバックする必要があるかどうかを判定することができ、それにより、シグナリングオーバーヘッドが低減される。加えて、端末デバイスは、非周期チャネル状態指示情報と無関係に、アップリンクデータを送信すべきかどうかを判定することができ、それにより、端末デバイスによる検出の複雑さが低減される。
第5の態様に関して、第5の態様の第1の実装では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が0から28の中のいずれかの値であるとき、変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信することを端末デバイスに示し、および/または
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29から31の中のいずれかの値であるとき、変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信しないことを端末デバイスに示す。
第5の態様に関して、第5の態様の第2の実装では、アップリンクスケジューリング情報はフィードバック指示情報をさらに含み、非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータ、アップリンクデータおよび非周期チャネル状態情報、アップリンクデータおよびフィードバック情報、またはアップリンクデータ、非周期チャネル状態情報、およびフィードバック情報を送信することを決定するために端末デバイスによって使用される。
第5の態様に関して、第5の態様の第3の実装では、アップリンクスケジューリング情報は非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報をさらに含み、変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報のうちの少なくとも1つは、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するために端末デバイスによって使用される。
第5の態様の第3の実装に関して、第5の態様の第4の実装では、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であるとき、変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報を送信することを端末デバイスに示し、および/または
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30もしくは31であるとき、変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを端末デバイスに示す。
第5の態様の第3の実装に関して、第5の態様の第5の実装では、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が「真」に設定されているとき、変調およびコーディング指示情報ならびに非周期チャネル状態指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報を送信するように端末デバイスに命令するために使用され、および/または
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が「偽」に設定されているとき、変調およびコーディング指示情報ならびに非周期チャネル状態指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信するように端末デバイスに命令するために使用される。
第5の態様の第5の実装に関して、第5の態様の第6の実装では、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が「偽」に設定されているとき、変調およびコーディング指示情報ならびに非周期チャネル状態指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信するように端末デバイスに命令するために使用されるか、または変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30もしくは31であるとき、変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを端末デバイスに示す。
第5の態様の第5の実装に関して、第5の態様の第7の実装では、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が「偽」に設定されているとき、変調およびコーディング指示情報ならびに非周期チャネル状態指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信するように端末デバイスに命令するために使用されるか、または変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30もしくは31であるとき、変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを端末デバイスに示す。
第5の態様の第3の実装に関して、第5の態様の第8の実装では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するために端末デバイスによって使用される。
第5の態様の第3の実装に関して、第5の態様の第9の実装では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するために端末デバイスによって使用される。
第6の態様によれば、
アクセスネットワークデバイスによって端末デバイスにアップリンクスケジューリング情報を送信するステップであって、アップリンクスケジューリング情報が非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報を含み、非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報が、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報を判定するように端末デバイスに命令するために使用され、アップリンク情報が、アップリンクデータ、非周期チャネル状態情報、およびフィードバック情報のうちの少なくとも1つを含む、ステップと、
アップリンクリソース上で端末デバイスによって送信されたアップリンク情報をアクセスネットワークデバイスによって受信するステップと
を含む、アップリンク情報送信方法が提供される。
上記のステップを実施することによって、端末デバイスは、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報および追加された指示ビット(フィードバック指示情報)に基づいて、フィードバックされる必要があるアップリンク情報を判定することができる。UEは、従来技術のようにスペシャルMCS構成および明示的シグナリングに基づいて判定する(たとえば、従来技術では、UEは、aCSIトリガ指示およびMCS=29に基づいて、aCSIを送信すべきかどうかを判定する)ことを実施することなしに、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる明示的シグナリングに基づいて、非周期CSIを送信するが、HARQ−ACKと、HARQ−ACKおよびaCSIと、HARQ−ACKおよびアップリンクデータと、HARQ−ACK、aCSI、およびアップリンクデータと、aCSIおよびアップリンクデータと、アップリンクデータとのいずれも送信しないことを決定することができ、それにより、MCSは通常に使用されることができる。予約済みMCSを使用して変調およびコーディング順序を表して、ダウンリンクデータ送信効率を改善し得る。
第7の態様によれば、プロセッサ、メモリ、および通信モジュールを含む、端末デバイスが提供され、メモリは、アップリンク情報送信プログラムコードを記憶するように構成されており、プロセッサは、以下の動作、
通信モジュールを使用することによってプロセッサによって、アクセスネットワークデバイスによって送信されたアップリンクスケジューリング情報を受信することと、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいてプロセッサによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信すべきかどうかを判定することと、
アップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを決定した場合、通信モジュールを使用することによってアップリンクリソース上でフィードバック情報をプロセッサによって送信することと
を実施するためにアップリンク情報送信プログラムコードを呼び出すように構成されている。
上記の動作を実施することによって、端末デバイスは、端末デバイスがHARQ−ACKをフィードバックする必要があるかどうかを判定することができ、さらに、余分のシグナリングオーバーヘッドを引き起こすことなしに、既存のアップリンクスケジューリング情報(たとえば、ULグラント)中に含まれる非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報を再利用することができ、それにより、シグナリングオーバーヘッドが低減される。
第7の態様に関して、第7の態様の第1の実装では、プロセッサは、
プロセッサが通信モジュールを使用することによってアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信するとき、通信モジュールを使用することによってアップリンクリソース上でアップリンクデータおよび非周期チャネル状態情報のうちの少なくとも1つをプロセッサによってさらに送信する
ようにさらに構成されている。
上記の動作が実施される。したがって、既存のULグラントにおける指示方法が最大限に再利用され、スケジュールされたアップリンクリソース上でUL−SCHおよび/またはaCSIを送信することを端末デバイスによって決定するための以前の方法が維持されることが可能であり、それにより、端末デバイスはわずかにしか変更されない。
第7の態様または第7の態様の第1の実装に関して、第7の態様の第2の実装では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいてプロセッサによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信すべきかどうかを判定することは、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が、非周期チャネル状態情報をフィードバックするように端末デバイスに命令し、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応する変調およびコーディング方式インデックス番号が30もしくは31に設定されたとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することをプロセッサによって決定すること、および/または
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が、非周期チャネル状態情報をフィードバックしないように端末デバイスに命令し、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応する変調およびコーディング方式インデックス番号が29から31の中のいずれかの値に設定されたとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することをプロセッサによって決定すること
を含む。
上記の動作が実施される。したがって、ライセンスフリー周波数帯域上で、非同期および適応アップリンクデータ送信が実施されてアップリンクリソースが効果的に使用される。この場合、ノンアダプティブ再送のために主に使用される変調およびコーディング方式(MCSインデックス)29から31は、UEがアップリンクデータを送信するときに使用されるMCSを示すために使用されなくてよく、それにより、MCSインデックス29から31を使用することによっておよび非周期チャネル状態指示情報(aCSIトリガ)に関して、アップリンクリソース上でHARQ−ACKを送信すべきかどうかが判定されることができる。
第8の態様によれば、プロセッサ、メモリ、および通信モジュールを含む、端末デバイスが提供され、メモリは、アップリンク情報送信プログラムコードを記憶するように構成されており、プロセッサは、以下の動作、
通信モジュールを使用することによってプロセッサによって、アクセスネットワークデバイスによって送信されたアップリンクスケジューリング情報を受信することと、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に基づいてプロセッサによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信すべきかどうかを判定することと、
アップリンクリソース上でアップリンクデータを送信することを決定した場合、通信モジュールを使用することによってアップリンクリソース上でアップリンクデータをプロセッサによって送信することと
を実施するためにアップリンク情報送信プログラムコードを呼び出すように構成されている。
上記の動作を実施することによって、端末デバイスは、余分のシグナリングオーバーヘッドを引き起こすことなしに、変調およびコーディング指示情報のみを使用することによって、端末デバイスがアップリンクデータをフィードバックする必要があるかどうかを判定することができ、それにより、シグナリングオーバーヘッドが低減される。加えて、端末デバイスは、非周期チャネル状態指示情報と無関係に、アップリンクデータを送信すべきかどうかを判定することができ、それにより、端末デバイスによる検出の複雑さが低減される。
第8の態様に関して、第8の態様の第1の実装では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に基づいてプロセッサによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信すべきかどうかを判定することは、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が0から28の中のいずれかの値であるとプロセッサが判定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信することをプロセッサによって決定すること、および/または
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29から31の中のいずれかの値であるとプロセッサが判定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信しないことをプロセッサによって決定すること
を含む。
上記の動作が実施され、それにより、アップリンクデータのMCSは適応的に調整されて、データ送信効率が改善されることが可能である。
第8の態様の第1の実装に関して、第8の態様の第2の実装では、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信することをプロセッサによって決定することは、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報に基づいてプロセッサによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータ、アップリンクデータおよび非周期チャネル状態情報、アップリンクデータおよびフィードバック情報、またはアップリンクデータ、非周期チャネル状態情報、およびフィードバック情報を送信することを決定すること
を含む。
第8の態様の第1の実装に関して、第8の態様の第3の実装では、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信しないことをプロセッサによって決定することは、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報のうちの少なくとも1つに基づいてプロセッサによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定すること
を含む。
第8の態様の第3の実装に関して、第8の態様の第4の実装では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報のうちの少なくとも1つに基づいてプロセッサによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定することは、
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であるとプロセッサが判定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報を送信することをプロセッサによって決定すること、および/または
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30または31であるとプロセッサが判定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することをプロセッサによって決定すること
を含む。
第8の態様の第3の実装に関して、第8の態様の第5の実装では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報のうちの少なくとも1つに基づいてプロセッサによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定することは、
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が「真」に設定されているとプロセッサが判定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報を送信することをプロセッサによって決定すること、および/または
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が「偽」に設定されているとプロセッサが判定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することをプロセッサによって決定すること
を含む。
第8の態様の第5の実装に関して、第8の態様の第6の実装では、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することをプロセッサによって決定することは、
アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することをプロセッサによって決定すること
を含み、
プロセッサは、
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30または31であるとプロセッサが判定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することをプロセッサによって決定する
ようにさらに構成されている。
第8の態様の第5の実装に関して、第8の態様の第7の実装では、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することをプロセッサによって決定することは、
アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することをプロセッサによって決定するステップ
を含み、
プロセッサは、
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30または31であるとプロセッサが判定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することをプロセッサによって決定する
ようにさらに構成されている。
第8の態様の第3の実装に関して、第8の態様の第8の実装では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報のうちの少なくとも1つに基づいてプロセッサによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定することは、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報に基づいてプロセッサによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定すること
を含む。
第8の態様の第3の実装に関して、第8の態様の第9の実装では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報のうちの少なくとも1つに基づいてプロセッサによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定することは、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報に基づいてプロセッサによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定すること
を含む。
第9の態様によれば、プロセッサ、メモリ、および通信モジュールを含む、端末デバイスが提供され、メモリは、アップリンク情報送信プログラムコードを記憶するように構成されており、プロセッサは、以下の動作、
通信モジュールを使用することによってプロセッサによって、アクセスネットワークデバイスによって送信されたアップリンクスケジューリング情報を受信することと、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報に基づいてプロセッサによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報を判定することであって、アップリンク情報が、アップリンクデータ、非周期チャネル状態情報、およびフィードバック情報のうちの少なくとも1つを含む、ことと、
通信モジュールを使用することによってアップリンクリソース上でアップリンク情報をプロセッサによって送信することと
を実施するためにアップリンク情報送信プログラムコードを呼び出すように構成されている。
上記の動作を実施することによって、端末デバイスは、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報および追加された指示ビット(フィードバック指示情報)に基づいて、フィードバックされる必要があるアップリンク情報を判定することができる。UEは、従来技術のようにスペシャルMCS構成および明示的シグナリングに基づいて判定する(たとえば、従来技術では、UEは、aCSIトリガ指示およびMCS=29に基づいて、aCSIを送信すべきかどうかを判定する)ことを実施することなしに、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる明示的シグナリングに基づいて、非周期CSIを送信するが、HARQ−ACKと、HARQ−ACKおよびaCSIと、HARQ−ACKおよびアップリンクデータと、HARQ−ACK、aCSI、およびアップリンクデータと、aCSIおよびアップリンクデータと、アップリンクデータとのいずれも送信しないことを決定することができ、それにより、MCSは通常に使用され得る。予約済みMCSを使用して変調およびコーディング順序を表して、ダウンリンクデータ送信効率を改善し得る。
第10の態様によれば、プロセッサ、メモリ、および通信モジュールを含む、アクセスネットワークデバイスが提供され、メモリは、アップリンク情報送信プログラムコードを記憶するように構成されており、プロセッサは、以下の動作、
通信モジュールを使用することによって端末デバイスにアップリンクスケジューリング情報をプロセッサによって送信することであって、アップリンクスケジューリング情報が非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報を含み、非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報が、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信すべきかどうかを判定するように端末デバイスに命令するために使用される、ことと、
アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信するように非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報が端末デバイスに命令した場合、アップリンクリソース上で端末デバイスによって送信されたフィードバック情報を、通信モジュールを使用することによってプロセッサによって受信することと
を実施するためにアップリンク情報送信プログラムコードを呼び出すように構成されている。
第10の態様に関して、第10の態様の第1の実装では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が、非周期チャネル状態情報をフィードバックするように端末デバイスに命令し、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応する変調およびコーディング方式インデックス番号が30もしくは31に設定されたとき、非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信するように端末デバイスに命令するために使用され、および/または
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が、非周期チャネル状態情報をフィードバックしないように端末デバイスに命令し、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応する変調およびコーディング方式インデックス番号が29から31の中のいずれかの値に設定されたとき、非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信するように端末デバイスに命令するために使用される。
第11の態様によれば、プロセッサ、メモリ、および通信モジュールを含む、アクセスネットワークデバイスが提供され、メモリは、アップリンク情報送信プログラムコードを記憶するように構成されており、プロセッサは、以下の動作、
通信モジュールを使用することによって端末デバイスにアップリンクスケジューリング情報をプロセッサによって送信することであって、アップリンクスケジューリング情報が変調およびコーディング指示情報を含み、変調およびコーディング指示情報が、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信すべきかどうかを判定するために端末デバイスによって使用される、ことと、
アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信するように変調およびコーディング指示情報が端末デバイスに命令した場合、アップリンクリソース上で端末デバイスによって送信されたアップリンクデータを、通信モジュールを使用することによってプロセッサによって受信することと
を実施するためにアップリンク情報送信プログラムコードを呼び出すように構成されている。
第11の態様に関して、第11の態様の第1の実装では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が0から28の中のいずれかの値であるとき、変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信することを端末デバイスに示し、および/または
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29から31の中のいずれかの値であるとき、変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信しないことを端末デバイスに示す。
第11の態様に関して、第11の態様の第2の実装では、アップリンクスケジューリング情報はフィードバック指示情報をさらに含み、非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータ、アップリンクデータおよび非周期チャネル状態情報、アップリンクデータおよびフィードバック情報、またはアップリンクデータ、非周期チャネル状態情報、およびフィードバック情報を送信することを決定するために端末デバイスによって使用される。
第11の態様に関して、第11の態様の第3の実装では、アップリンクスケジューリング情報は非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報をさらに含み、変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報のうちの少なくとも1つは、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するために端末デバイスによって使用される。
第11の態様の第3の実装に関して、第11の態様の第4の実装では、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であるとき、変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報を送信することを端末デバイスに示し、および/または
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30もしくは31であるとき、変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを端末デバイスに示す。
第11の態様の第3の実装に関して、第11の態様の第5の実装では、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が「真」に設定されているとき、変調およびコーディング指示情報ならびに非周期チャネル状態指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報を送信するように端末デバイスに命令するために使用され、および/または
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が「偽」に設定されているとき、変調およびコーディング指示情報ならびに非周期チャネル状態指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信するように端末デバイスに命令するために使用される。
第11の態様の第5の実装に関して、第11の態様の第6の実装では、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が「偽」に設定されているとき、変調およびコーディング指示情報ならびに非周期チャネル状態指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信するように端末デバイスに命令するために使用されるか、または変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30もしくは31であるとき、変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを端末デバイスに示す。
第11の態様の第5の実装に関して、第11の態様の第7の実装では、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が「偽」に設定されているとき、変調およびコーディング指示情報ならびに非周期チャネル状態指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信するように端末デバイスに命令するために使用されるか、または変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30もしくは31であるとき、変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを端末デバイスに示す。
第11の態様の第3の実装に関して、第11の態様の第8の実装では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するために端末デバイスによって使用される。
第11の態様の第3の実装に関して、第11の態様の第9の実装では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するために端末デバイスによって使用される。
第12の態様によれば、プロセッサ、メモリ、および通信モジュールを含む、アクセスネットワークデバイスが提供され、メモリは、アップリンク情報送信プログラムコードを記憶するように構成されており、プロセッサは、以下の動作、
通信モジュールを使用することによって端末デバイスにアップリンクスケジューリング情報をプロセッサによって送信することであって、アップリンクスケジューリング情報が非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報を含み、非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報が、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報を判定するように端末デバイスに命令するために使用され、アップリンク情報が、アップリンクデータ、非周期チャネル状態情報、およびフィードバック情報のうちの少なくとも1つを含む、ことと、
アップリンクリソース上で端末デバイスによって送信されたアップリンク情報を、通信モジュールを使用することによってプロセッサによって受信することと
を実施するためにアップリンク情報送信プログラムコードを呼び出すように構成されている。
第13の態様によれば、端末デバイスが提供され、端末デバイスは、第1の態様または第1の態様のいずれか1つの実装によるアップリンク情報送信方法を実施するように構成されているモジュールまたはユニットを含む。
第14の態様によれば、端末デバイスが提供され、端末デバイスは、第2の態様または第2の態様のいずれか1つの実装によるアップリンク情報送信方法を実施するように構成されているモジュールまたはユニットを含む。
第15の態様によれば、端末デバイスが提供され、端末デバイスは、第3の態様または第3の態様のいずれか1つの実装によるアップリンク情報送信方法を実施するように構成されているモジュールまたはユニットを含む。
第16の態様によれば、アクセスネットワークデバイスが提供され、端末デバイスは、第4の態様または第4の態様のいずれか1つの実装によるアップリンク情報送信方法を実施するように構成されているモジュールまたはユニットを含む。
第17の態様によれば、アクセスネットワークデバイスが提供され、端末デバイスは、第5の態様または第5の態様のいずれか1つの実装によるアップリンク情報送信方法を実施するように構成されているモジュールまたはユニットを含む。
第18の態様によれば、アクセスネットワークデバイスが提供され、端末デバイスは、第6の態様または第6の態様のいずれか1つの実装によるアップリンク情報送信方法を実施するように構成されているモジュールまたはユニットを含む。
第19の態様によれば、通信システムが提供され、通信システムは、第7の態様もしくは第13の態様による端末デバイスおよび第10の態様もしくは第16の態様によるアクセスネットワークデバイスを含むか、通信システムは、第8の態様もしくは第14の態様による端末デバイスおよび第11の態様もしくは第17の態様によるアクセスネットワークデバイスを含むか、または通信システムは、第9の態様もしくは第15の態様による端末デバイスおよび第12の態様もしくは第18の態様によるアクセスネットワークデバイスを含む。
第20の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供され、可読記憶媒体は、第1の態様または第1の態様のいずれか1つの実装によるアップリンク情報送信方法を実施するためのプログラムコードを記憶し、プログラムコードは、アップリンク情報送信方法を実施するための実行命令を含む。
第21の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供され、可読記憶媒体は、第2の態様または第2の態様のいずれか1つの実装によるアップリンク情報送信方法を実施するためのプログラムコードを記憶し、プログラムコードは、アップリンク情報送信方法を実施するための実行命令を含む。
第22の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供され、可読記憶媒体は、第3の態様または第3の態様のいずれか1つの実装によるアップリンク情報送信方法を実施するためのプログラムコードを記憶し、プログラムコードは、アップリンク情報送信方法を実施するための実行命令を含む。
第23の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供され、可読記憶媒体は、第4の態様または第4の態様のいずれか1つの実装によるアップリンク情報送信方法を実施するためのプログラムコードを記憶し、プログラムコードは、アップリンク情報送信方法を実施するための実行命令を含む。
第24の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供され、可読記憶媒体は、第5の態様または第5の態様のいずれか1つの実装によるアップリンク情報送信方法を実施するためのプログラムコードを記憶し、プログラムコードは、アップリンク情報送信方法を実施するための実行命令を含む。
第25の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供され、可読記憶媒体は、第6の態様または第6の態様のいずれか1つの実装によるアップリンク情報送信方法を実施するためのプログラムコードを記憶し、プログラムコードは、アップリンク情報送信方法を実施するための実行命令を含む。
上記の態様のいずれか1つに関して、本発明のいくつかの実装では、端末デバイスがアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報もアップリンクデータも送信しない場合、アップリンクリソースは、物理アップリンク制御チャネル中に含まれるリソースであるか、または
端末デバイスがアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報および/またはアップリンクデータを送信する場合、アップリンクリソースは、物理アップリンク共有チャネル中に含まれるリソースである。
この方式は以下の利点を有する。HARQ−ACKを送信するが、アップリンクデータも非周期チャネル状態情報も送信しないことを端末デバイスが決定したとき、端末デバイスは、物理アップリンク制御チャネル(英語:Physical Uplink Control Channel、PUCCH)を使用することによってHARQ−ACKを送信し得る。物理アップリンク共有チャネル(英語:Physical Uplink Shared Channel、PUSCH)にHARQ−ACKを追加する方式と比較して、この方式では、マルチユーザ多重化が達成されて、ライセンスフリー周波数帯域リソースが効果的に使用されることが可能である。加えて、非周期チャネル状態情報が送信されるべきであるか、または非周期チャネル状態情報およびHARQ−ACKが送信されるべきであるとき、非周期チャネル状態情報または非周期チャネル状態情報およびHARQ−ACKをPUSCHに追加するための既存の設計方法が再利用され得る。
上記の態様のいずれか1つに関して、本発明のいくつかの実装では、端末デバイスがアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信しない場合、アップリンクリソースは、物理アップリンク制御チャネル中に含まれるリソースであるか、または
端末デバイスがアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信する場合、アップリンクリソースは、物理アップリンク共有チャネル中に含まれるリソースである。
この方式は以下の利点を有する。端末デバイスが送信することを決定するアップリンク情報がアップリンク制御情報であり、たとえば、HARQ−ACKと非周期チャネル状態情報の両方がアップリンク制御情報に属するとき、端末デバイスはPUCCH上で制御情報を送信し得、それにより、マルチユーザ多重化が達成されて、ライセンスフリー周波数帯域リソースが効果的に使用されることが可能である。
上記の態様のいずれか1つに関して、本発明のいくつかの実装では、物理アップリンク制御チャネル中に含まれるリソースに対応するアップリンクスケジューリング情報のフォーマットは、物理アップリンク共有チャネル中に含まれるリソースに対応するアップリンクスケジューリング情報のフォーマットと同じである。
この方式は以下の利点を有する。PUCCH上でアップリンク情報を送信するように端末デバイスに命令するスケジューリング指示情報(またはダウンリンク制御情報(英語:Downlink Control Information、DCI))のフォーマットは、PUSCH上でアップリンク情報を送信するように端末デバイスに命令するスケジューリング指示情報(またはダウンリンク制御情報DCI)のフォーマットと同じであり、それにより、端末デバイスによるブラインド検出の複雑さが低減されることができる。
本発明の実施形態における技術的解決策についてより明確に説明するために、以下で、実施形態について説明するために必要とされる添付の図面について手短に説明する。
LTEシステムにおける異なるTDDアップリンクダウンリンク構成の概略図である。
LTE TDDシステムにおけるPDSCHとPDSCHに対応するACK/NACKとの間の時間系列関係の概略図である。
本発明の一実施形態による通信システムの概略図である。
本発明の一実施形態によるアップリンク情報送信方法の概略フローチャートである。
本発明の一実施形態による別のアップリンク情報送信方法の概略フローチャートである。
本発明の一実施形態による別のアップリンク情報送信方法の概略フローチャートである。
本発明の一実施形態による端末デバイスの概略構造図である。
本発明の一実施形態によるアクセスネットワークデバイスの概略構造図である。
本発明の一実施形態による別の端末デバイスの概略構造図である。
本発明の一実施形態による別のアクセスネットワークデバイスの概略構造図である。
本発明の一実施形態による別の端末デバイスの概略構造図である。
本発明の一実施形態による別のアクセスネットワークデバイスの概略構造図である。
本発明の一実施形態による別の端末デバイスの概略構造図である。
本発明の一実施形態による別のアクセスネットワークデバイスの概略構造図である。
本発明の一実施形態による別の端末デバイスの概略構造図である。
本発明の一実施形態による別のアクセスネットワークデバイスの概略構造図である。
本発明の一実施形態による別の端末デバイスの概略構造図である。
本発明の一実施形態による別のアクセスネットワークデバイスの概略構造図である。
本発明の実装において使用される用語は、本発明の特定の実施形態について説明するためのものにすぎず、本発明を限定するものではない。以下で、本発明の実施形態における添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態における技術的解決策について明確に説明する。
図2を参照すると、図2は、本発明の一実施形態による通信システムを示している。本発明のこの実施形態では、アクセスネットワークデバイスおよび端末デバイスがアンライセンススペクトル上で動作し得る。アクセスネットワークデバイスおよび端末デバイスは、エアインターフェース技術を使用することによって互いに通信する。エアインターフェース技術は、既存の2G(たとえば、モバイル通信用グローバルシステム(英語:Global System for Mobile Communications、GSM)(登録商標))、3G(たとえば、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(英語:Universal Mobile Telecommunications System、UMTS)、広帯域符号分割多元接続(英語:Wideband Code Division Multiple Access、WCDMA(登録商標))、および時分割同期符号分割多元接続(英語:Time Division−Synchronous Code Division Multiple Access、TD−SCDMA))、ならびに4G(たとえば、FDD LTEおよびTDD LTE)、ならびに将来の4.5Gシステム、5Gシステムなどを含み得る。
本発明では、端末デバイスに関する実施形態について説明し、本発明では、一般的な意味におけるユーザ機器(英語:User Equipment、UE)を使用することによって実施形態について説明する。加えて、端末デバイスは、モバイルコンソール、アクセス端末、加入者ユニット、加入者局、移動局、リモート局、リモート端末、モバイルデバイス、ユーザ端末、端末、ワイヤレス通信デバイス、ユーザエージェント、ユーザ装置などと呼ばれることもある。端末デバイスは、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(英語:Wireless Local Area Networks、WLAN)中の局(英語:Station、ST)であってよいか、またはセルラーフォン、コードレス電話機、セッション開始プロトコル(英語:Session Initiation Protocol、SIP)フォン、ワイヤレスローカルループ(英語:Wireless Local Loop、WLL)局、携帯情報端末(英語:Personal Digital Assistant、PDA)、ワイヤレス通信機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、ワイヤレスモデムに接続された別の処理デバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、将来の5Gネットワーク中の移動局、将来の発展型パブリックランドモバイルネットワーク(英語:Public Land Mobile Network、PLMN)ネットワーク中の端末デバイスなどであってよい。加えて、本発明のこの実施形態では、端末デバイスは、アクセスネットワークデバイス(たとえば、基地局)とデータ通信を実施することができるリレー(英語:Relay)および別のデバイスであってよい。
本発明では、アクセスネットワークデバイスに関する実施形態について説明する。アクセスネットワークデバイスは、端末デバイスと通信するように構成されているデバイスであってよい。アクセスネットワークデバイスは、WLAN中のアクセスポイント(英語:Access Point、AP)またはGSMもしくはCDMA中の基地トランシーバ局(英語:Base Transceiver Station、BTS)であってよいか、WCDMA中のノードB(英語:NodeB、NB)であってよいか、またはLTE中の発展型ノードB(英語:evolved NodeB、eNB)、リレー局、アクセスポイント、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、将来の5Gネットワーク中のアクセスネットワークデバイス、将来の発展型PLMNネットワーク中のアクセスネットワークデバイスなどであってよい。
本発明のこの実施形態では、端末デバイスおよびアクセスネットワークデバイスは、ライセンスフリースペクトルリソース(またはライセンスフリー周波数帯域)を使用することによってワイヤレス通信を実施する(たとえば、アップリンク情報またはダウンリンク情報を送信する)ことができ、具体的には、本発明のこの実施形態において説明される通信システムは、ライセンスフリー周波数帯域を使用することができる通信システムである。限定ではなく例として、通信システムは、LTE(英語:Licensed−Assisted Access Using LTE、LAA−LTE)技術を使用するライセンス支援型アクセスを使用することによってライセンスフリー周波数帯域を使用してよいか、通信システムは、二重接続性(英語:Dual Connectivity、DC)技術を使用することによってライセンスフリー周波数帯域を使用してよいか、または通信システムは、ライセンスフリー周波数帯域を独立して展開する技術、たとえば、スタンドアロンLTEオーバーアンライセンススペクトル技術を使用することによってライセンスフリー周波数帯域を使用してよい。LAA−LTE技術は、既存のLTEシステムにおいておよび通信のために事業者のライセンス周波数帯域上にキャリア(ライセンスキャリア)を構成することに基づいてキャリアアグリゲーション(英語:Carrier Aggregation、CA)の構成および構造を使用することによって、ならびにライセンスフリーキャリアを通信のために使用するのを支援するためにライセンスキャリアを使用することによって、複数のライセンスフリー周波数帯域上にキャリア(ライセンスフリーキャリア)を構成する技術である。特に、CA方式では、LTEデバイスは、1次コンポーネントキャリア(英語:Primary Component Carrier、PCC)または1次セル(Primary Cell、PCell)としてライセンスキャリアを構成し、2次コンポーネントキャリア(英語:Secondary Component Carrier、SCC)または2次セル(英語:Secondary Cell、SCell)としてライセンスフリーキャリアを構成し得る。さらに、本発明のこの実施形態では、1次セルおよび2次セルは、1つの局において展開されてよいか、または異なる局において展開されてよい。DC技術は、非CA(または非理想的バックホール)方式でライセンスキャリアとライセンスフリーキャリアを一緒に使用する技術を含む。
ライセンスフリースペクトルリソースは、ライセンスフリースペクトル中に含まれており、システム割振りを必要とせずに通信デバイスによって共有され得るリソースである。ライセンスフリー周波数帯域上のリソース共有は、特定のスペクトルの使用中に送信電力および帯域外リークなどのカウンタのみに制限が課されて、周波数帯域を一緒に使用する複数のデバイスが基本的共存要件を満たすことが保証されることを意味する。事業者は、ライセンスフリー周波数帯域リソースを使用することによってネットワーク容量オフローディングを達成することができるが、事業者は、ライセンスフリー周波数帯域リソースのための異なる領域および異なるスペクトルについての規制要件に準拠する必要がある。これらの要件は、レーダーなどの公開システムを保護するために通常策定され、複数のシステムが互いに可能であれば悪影響を及ぼさず、公平に共存することを保証する。これらの要件は、送信電力制限、帯域外リークカウンタ、屋内/屋外使用制限、いくつかの領域におけるいくつかの追加の共存ポリシーなどを含む。たとえば、通信デバイスは、競合方式またはリスニング方式、たとえば、LBTによって指定された方式でスペクトルリソースを使用することができる。
限定ではなく例として、本発明のこの実施形態では、ライセンスフリースペクトルリソースは、5GHz周波数帯域の近くの約900MHz周波数帯域、および2.4GHz周波数帯域の近くの約90MHz周波数帯域を含んでよい。
ライセンススペクトルリソースは、通常、使用される前に国または地域のワイヤレス委員会によって承認される必要があるスペクトルリソースである。異なるシステム、たとえば、LTEシステムおよびWiFiシステム、または異なる事業者によって含まれるシステムは、ライセンススペクトルリソースを共有することができない。
本発明のこの実施形態では、キャリアは概念的にセルに等価であることが考えられ得る。たとえば、端末デバイスによってキャリアにアクセスすることは、端末デバイスによってセルにアクセスすることに等価であり得る。別の例では、CAシナリオにおいて、1次キャリアまたは2次キャリアが端末デバイスのために構成されたとき、キャリアのキャリアインデックスと、キャリア上で動作しているセルのセル識別情報(英語:Cell Identify、Cell ID)が両方とも搬送される。この場合、キャリアは概念的にセルに等価であることが考えられ得る。本発明の実施形態の説明では、特に明記されない限り、「セル」は「キャリア」と置き換えられてよい。
図3を参照すると、図3は、本発明の一実施形態によるアップリンク情報送信方法の概略フローチャートである。本方法は以下のステップを含むが、それらに限定されない。
S301。端末デバイスが、アクセスネットワークデバイスによって送信されたアップリンクスケジューリング情報を受信する。
本発明のこの実施形態では、アップリンクスケジューリング情報は、物理ダウンリンク制御チャネル(英語:Physical Downlink Control Channel、PDCCH)上で搬送される情報であってよいか、または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(英語:Enhanced Physical Downlink Control Channel、EPDCCH)上で搬送される情報であってよい。アップリンクスケジューリング情報は、アップリンクグラント(Uplink Grant、UL grant)情報であってよく、アップリンク情報を送信することを端末デバイスに示す。リリース14をサポートしているLTEシステム、およびリリース14よりも前のリリースをサポートしているLTEシステムが例として使用される。アップリンクスケジューリング情報は、ダウンリンク制御情報(英語:Downlink Control Information、DCI)フォーマット0(DCI format 0)で送信される制御情報の全部もしくは一部、DCIフォーマット4(DCI format 4)で送信される制御情報の全部もしくは一部、DCIフォーマット0A(DCI format 0A)で送信される制御情報の全部もしくは一部、DCIフォーマット0B(DCI format 0B)で送信される制御情報の全部もしくは一部、DCIフォーマット4A(DCI format 4A)で送信される制御情報の全部もしくは一部、またはDCIフォーマット4B(DCI format 4B)で送信される制御情報の全部もしくは一部であってよい。上記の制御情報のすべては、本発明のこの実施形態ではアップリンクスケジューリング情報として考えることができる。本発明のこの実施形態では、アップリンクスケジューリング情報は、1つまたは複数の時間単位中でアップリンク情報を送信するように端末デバイスに命令するためにさらに使用され得る。本明細書で説明される時間単位は、1つのサブフレーム、1つのタイムスロット、または1つの直交周波数分割多重化(英語:Orthogonal Frequency Division Multiplexing、OFDM)シンボルであってよい。これは、本発明のこの実施形態では特に限定されない。
本発明のこの実施形態では、アップリンクスケジューリング情報は、PUCCHまたはPUSCH上でアップリンク情報を送信するように端末デバイスに命令するために使用され得る。アップリンク情報は、HARQ−ACK、チャネル状態情報(英語:Channel State Information、CSI)、およびアップリンクデータのうちの少なくとも1つを含み得る。HARQ−ACKは、少なくともACKまたはNACKを含む。CSIは非周期CSI(英語:Aperiodic CSI、aCSI)を含む。アップリンクデータはアップリンクサービスデータであり、アップリンクデータは、アップリンク共有チャネル(英語:Uplink Shared Channel、UL−SCH)上で搬送されるトランスポートブロック(英語:Transport block)として考えられ得る。説明を簡単にするために、本発明のこの実施形態では、特に明記されない限り、フィードバック情報は、HARQ−ACKを使用することによって表され、アップリンクデータは、UL−SCHを使用することによって表され、非周期チャネル状態情報は、aCSIを使用することによって表される。
S302。端末デバイスが、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信すべきかどうかを判定する。
本発明のこの実施形態では、アップリンクスケジューリング情報は、(aCSIトリガを使用することによって表すことができる)非周期チャネル状態指示情報と、(MCSインデックスを使用することによって表すことができる)変調およびコーディング指示情報とを少なくとも含む。非周期チャネル状態指示情報は、端末デバイスがCSIをフィードバックするかどうかを示すために、またはアップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で端末デバイスがCSIをフィードバックするかどうかを示すために使用される。非周期チャネル状態指示情報は、端末デバイスによってフィードバックされたCSIに対応しているサービングセルおよび/またはチャネル状態情報処理(英語:Channel State Information Process、CSI process)をさらに示し得る。本明細書では、サービングセルに対応するCSIは、サービングセルと端末デバイスとの間のダウンリンクデータ送信リンクのチャネル状態情報として理解され得る。ダウンリンクデータ送信リンクは、サービングセルが端末デバイスにデータをその上で送信するデータ送信リンクである。CSI処理に対応するCSIは、CSI処理に対応しているチャネル状態情報基準信号(英語:Channel State Information Reference Signal、CSI−RS)およびチャネル状態情報干渉測定(英語:Channel State Information Interference Measurement、CSI−IM)リソースを使用することによって端末デバイスによって計算を通して取得されたCSI測定結果として理解され得る。言い換えれば、本発明のこの実施形態では、非周期チャネル状態指示情報がCSIをフィードバックするように端末デバイスに命令したとき、フィードバックされるCSIは、単一のサービングセルもしくは単一のCSI処理に対応していてよいか、または複数のサービングセルもしくは複数のCSI処理に対応していてよい。
アップリンクスケジューリング情報がULグラントである一例が使用される。アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報は、ULグラント中に含まれる非周期CSI要求フィールド(英語:CSI request field)を使用することによって表され得る。以下の表1は、非周期チャネル状態指示情報を使用するための例示的な方法を示している。表1では、非周期状態指示情報が「00」として表されているとき、それは、端末デバイスが非周期CSIを送信するようにトリガされないことを示す。非周期状態指示情報が「01」として表されているとき、それは、端末デバイスが、非周期CSIを送信し、サービングセルに対応する非周期CSIのみを送信するようにトリガされることを示す。非周期状態指示情報が「10」または「11」として表されているとき、それは、端末デバイスが、サービングセルの第1のセット/第2のセットに対応する非周期CSIを送信するようにトリガされることを示す。サービングセルの第1のセット/第2のセットは、上位レイヤシグナリング構成を通して端末デバイスに示されるサービングセルを含む。
本発明のこの実施形態では、変調およびコーディング指示情報は以下のように理解することができる。アクセスネットワークデバイスが、アップリンクスケジューリング情報を使用することによって、アップリンクデータ(もしくはUL−SCH)を送信するように端末デバイスに命令したか、またはスケジューリング情報を使用することによってPUSCHがスケジュールされたとき、端末デバイスは、アップリンクスケジューリング情報指示中に含まれる変調およびコーディング指示情報に基づいて、アップリンクデータを送信するために使用される変調次数(英語:Modulation Order)、トランスポートブロックサイズ(英語:Transmission Block Size、TBS)インデックス(英語:Index)、および冗長性バージョン(英語:Redundancy Version、RV)のうちの少なくとも1つを判定し得る。さらに、端末デバイスは、TBSインデックス、およびスケジュールされたリソースの判定された量に基づいて、(サイクリック冗長検査(英語:Cyclic Redundancy Check)を除いて)送信することができる元のビット量を判定し得る。アップリンクスケジューリング情報がULグラントである一例が使用される。アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報は、ULグラント中に含まれる5ビット変調およびコーディング方式ならびに冗長性バージョン(英語:Modulation and coding scheme and redundancy version)を使用することによって表され得る。本発明のこの実施形態では、変調およびコーディング指示情報は、変調およびコーディング方式番号を用いた1対1の対応であってよい。端末デバイスは、変調およびコーディング方式番号に基づいて変調およびコーディング指示情報を判定し得る。代替として、端末デバイスは、変調およびコーディング方式番号に基づいて、変調次数、TBS、およびRVのうちの少なくとも1つを判定し得る。
特に、端末デバイスは、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信すべきかどうかを判定し得る。本発明のこの実施形態では、フィードバック情報はHARQ−ACKである。
本発明のこの実施形態では、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でHARQ−ACKを送信することを端末デバイスが決定した場合、HARQ−ACKは、単一のサービングセル中に含まれ端末デバイスにスケジュールされているダウンリンクデータについてのHARQ−ACK肯定応答であってよいか、または複数のサービングセル中に含まれ端末デバイスにスケジュールされているダウンリンクデータについてのHARQ−ACK肯定応答であってよい。これは、本発明のこの実施形態では特に限定されない。たとえば、CAシナリオでは、5つのサービングセルが端末デバイスのために構成され、サービングセル1(Serving cell 1、SC1)、SC2、SC3、SC4、およびSC5を使用することによってそれぞれ表され、これらの5つのサービングセルに対応するキャリアは、CC1、CC2、CC3、CC4、およびCC5を使用することによってそれぞれ表される。アップリンクスケジューリング情報はSC1中で送信され、端末デバイスは、アップリンクスケジューリング情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でHARQ−ACKをフィードバックすることを決定し、アップリンクリソースが属するキャリアは、サービングセル1のキャリア、すなわち、CC1と同じであると仮定される。この場合、1つの方式では、端末デバイスは、SC1のみの中に含まれるダウンリンクデータに対応するHARQ−ACKをフィードバックする。他の方式では、端末デバイスは、複数のサービングセル中に含まれるダウンリンクデータに対応するHARQ−ACKをフィードバックし得る。複数のサービングセルはすべてCC1に対応しており、この対応は、RRCシグナリングを使用することによって構成され得る。たとえば、SC1/SC2/SC3のダウンリンクデータに対応するHARQ−ACKがCC1上で送信されるべきであることを、アクセスネットワークデバイスがRRCシグナリング構成を通して端末デバイスに示し得る場合、CC1上でHARQ−ACKを送信することを決定したとき、端末デバイスは、CC1上で、SC1/SC2/SC3のダウンリンクデータに対応するHARQ−ACKを送信し得る。本発明のこの実施形態では、端末デバイスは、実際にスケジュールされたダウンリンクデータについてHARQ−ACK情報をフィードバックし得ることに留意されたい。たとえば、ダウンリンクデータ送信中に、アクセスネットワークデバイスは、端末デバイスに最大16個のダウンリンクHARQ処理をスケジュールすることができるが、HARQ−ACKをフィードバックすることを決定したとき、端末デバイスは、4つの実際にスケジュールされたダウンリンクHARQ処理を判定することができる。この場合、端末デバイスは、4つのHARQ処理のみについてフィードバックを与えればよい。代替として、本発明のこの実施形態では、端末デバイスは、アクセスネットワークデバイスによって構成されている最大量のダウンリンクHARQ処理についてHARQ−ACK情報をフィードバックする。たとえば、アクセスネットワークデバイスが最大16個のダウンリンクHARQ処理を構成することができる場合、HARQ−ACKをフィードバックすることを決定した後に、端末デバイスは、16個未満のダウンリンクHARQ処理が実際にスケジュールされた場合でも、16個のHARQ処理についてフィードバックを与え得る。さらに、アクセスネットワークデバイスによって構成されている最大量のダウンリンクHARQ処理は、RRCシグナリングを使用することによって構成されてよいか、またはメディアアクセス制御(英語:Medium Access Control、MAC)シグナリングを使用することによって構成されてよい。代替として、最大量のダウンリンクHARQ処理は規格またはプロトコルによって指定されてよい。これは、本発明のこの実施形態では特に限定されない。HARQ−ACKについての上記の説明は、図4または図5に示されている以下の実施形態にも適用可能である。詳細については以下で再び説明されない。
本発明のこの実施形態では、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソースの少なくとも2つの理解があり得る。1つの理解は、アップリンクリソースの特定のロケーション(たとえば、時間および/または周波数ロケーション)が、アップリンクスケジューリング情報によって示されるというものである。本明細書では、アップリンクリソースの時間ロケーションは、アップリンクリソースの時間ロケーションが含まれ、たとえば、サブフレームインデックス番号を使用することによって表され得ることを意味し、アップリンクリソースの周波数ロケーションは、アップリンクリソースの周波数ロケーションが含まれ、たとえば、リソースブロック(英語:Resource Block、RB)ロケーションを使用することによって表され得ることを意味する。ULグラントが一例として使用される。ULグラント中に含まれるリソースブロック割当ておよびホッピングリソース割振り(英語:Resource block assignment and hopping resource allocation)指示情報が使用されて、スケジュールされたアップリンクリソースの周波数ロケーションが端末デバイスに示され得る。別の理解は、アップリンクリソースの特定のロケーション(たとえば、時間および/または周波数ロケーション)が事前構成されており、たとえば、無線リソース制御(英語:Radio Resource Control、RRC)シグナリングを使用することよって構成されているというものである。アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソースは、アップリンクスケジューリング情報が、事前構成されたアップリンクリソースを使用するように端末デバイスに命令することであると理解されてよい。たとえば、アップリンクリソースが、PUCCH中に含まれるリソースであるとき、アップリンクスケジューリング情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるPUCCHリソース上でアップリンク情報を送信することを決定した場合、端末デバイスは、事前構成されたアップリンクリソースを使用することによってアップリンク情報を送信し得る。
本発明のこの実施形態では、アップリンクリソースは、PUSCH中に含まれるリソースであってよいか、またはPUCCH中に含まれるリソースであってよい。アップリンクリソースが、PUSCH中に含まれるリソースであるとき、アクセスネットワークデバイスは、アップリンクスケジューリング情報を使用することによって、アップリンクリソースの特定の周波数ロケーションを示してよく、これは、PUSCHの周波数ロケーションとしても理解される。アップリンクリソースが、PUCCH中に含まれるリソースであるとき、アクセスネットワークデバイスは、アップリンクスケジューリング情報を使用することによってアップリンクリソースの特定の周波数ロケーションを示してよいか、またはPUCCHリソースを使用することによってアップリンク情報を送信するように、アップリンクスケジューリング情報を使用することによって端末デバイスに命令してよい。この場合、PUCCHリソースは事前構成されてよく、たとえば、RRCシグナリングを使用することによって構成されている。本発明のこの実施形態はそれに限定されない。
本発明のこの実施形態では、アップリンクリソースが属するキャリアは、アップリンクスケジューリング情報が属するキャリアと同じであってよいか、またはそれとは異なってよい。これは特に限定されない。
任意選択で、本発明のこの実施形態では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいて、HARQ−ACKを送信すべきかどうかを判定することに加えて、端末デバイスは、非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいて、HARQ−ACKと、HARQ−ACKおよびaCSIと、HARQ−ACKおよびUL−SCHと、HARQ−ACK、aCSI、およびUL−SCHとのアップリンク情報から、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報を判定してよい。
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいて、HARQ−ACKを送信すべきかどうかを端末デバイスによって判定することと、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいて、HARQ−ACKと、HARQ−ACKおよびaCSIと、HARQ−ACKおよびUL−SCHと、HARQ−ACK、aCSI、およびUL−SCHとのアップリンク情報から、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報を端末デバイスによって判定することとの実行順序には、限定が特に課されないことに留意されたい。特定の実装の間、端末デバイスは、非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいて、HARQ−ACKを送信すべきかどうかを最初に判定し得る。HARQ−ACKを送信しないことを決定した場合、端末デバイスは、非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいて、HARQ−ACKと、HARQ−ACKおよびaCSIと、HARQ−ACKおよびUL−SCHと、HARQ−ACK、aCSI、およびUL−SCHとのアップリンク情報から、アップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報をさらに判定する。代替として、端末デバイスは、非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいて、HARQ−ACKと、HARQ−ACKおよびaCSIと、HARQ−ACKおよびUL−SCHと、HARQ−ACK、aCSI、およびUL−SCHとのアップリンク情報から、アップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報を最初に判定し得る。現在の場合が上記の6つの場合のいずれでもないと判定した場合、端末デバイスは、非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいて、HARQ−ACKを送信すべきかどうかさらに判定する。代替として、端末デバイスは、非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいて、HARQ−ACKと、HARQ−ACKおよびaCSIと、HARQ−ACKおよびUL−SCHと、HARQ−ACK、aCSI、およびUL−SCHとのアップリンク情報から、アップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報を直接判定し得る。さらに、端末デバイスは、非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいて、UL−SCHと、UL−SCHおよびaCSIと、aCSIとのアップリンク情報から、アップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報を判定し得る。
以下の表2は例示的な方法を示している。表2では、非周期チャネル状態指示情報は、「偽に設定」または「真に設定」によって表される。非周期状態指示情報が「偽」に設定されているとき、それは、端末デバイスがaCSIを報告しないことを示すか、またはそれは、端末デバイスが、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でaCSIを報告しないことを示す。反対に、非周期状態指示情報が「真」に設定されているとき、それは、端末デバイスがaCSIを報告することを示すか、またはそれは、端末デバイスが、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でaCSIを報告することを示す。非周期チャネル状態指示情報が1ビットである例では、0は「偽に設定」を示し得、1は「真に設定」を示し得る。さらに、非周期チャネル状態指示情報が「真」に設定されているとき、端末デバイスがaCSIを報告することを示すことに加えて、非周期チャネル状態指示情報は、端末デバイスによって報告されるaCSIに対応している1つもしくは複数のサービングセルを示し得るか、または端末デバイスによって報告されるaCSIに対応している1つもしくは複数のCSI処理を示し得る。たとえば、上記の表1に記載されているように、「01」、「10」、および「11」はすべて、非周期状態指示情報が「真」に設定されていることを示すことができる。表2では、変調およびコーディング指示情報は、変調およびコーディング方式番号を使用することによって表される。変調およびコーディング指示情報は5ビット情報を使用することによって表すことができると仮定すると、対応する変調およびコーディング方式番号の値範囲は0から31である。
表2が一例として使用される。非周期状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報が、第2の行から第4の行のいずれか1つに対応する値範囲を満たすと端末デバイスが判定したとき、端末デバイスは、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でHARQ−ACKを送信しないことを決定し得る。さもなければ、端末デバイスは、アップリンクリソース上でHARQ−ACKを送信することを決定し得る。代替として、非周期状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報が、第5の行から第8の行のいずれか1つに対応する値範囲を満たすと端末デバイスが判定したとき、端末デバイスは、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でHARQ−ACKを送信することを決定し得る。さもなければ、端末デバイスは、アップリンクリソース上でHARQ−ACKを送信しないことを決定し得る。端末デバイスは、非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に対応しており、表2の第5の行から第8の行に対応している値範囲に基づいて、HARQ−ACKを送信するとき、端末デバイスがアップリンクリソース上でaCSIおよびUL−SCHをさらに送信することができるかどうかをさらに判定し得る。表2において、注1は、端末デバイスがアップリンクリソース上で「UL−SCH+HARQ−ACK」を送信することを決定したとき、対応する変調およびコーディング方式が29である場合、端末デバイスがアップリンクリソース上で「aCSI」を送信することを決定したとき、対応する変調およびコーディング方式が30または31であることを示す。注2は、端末デバイスがアップリンクリソース上で「aCSI+HARQ−ACK」を送信することを決定したとき、対応する変調およびコーディング方式が30である場合、端末デバイスがアップリンクリソース上で「UL−SCH+aCSI+HARQ−ACK」を送信することを決定したとき、対応する変調およびコーディング方式が31であることを示す。
本発明のこの実施形態では、表中のアップリンク情報部分について、「+」は「および」を表すことに留意されたい。たとえば、表中の「HARQ−ACK+aCSI」は「HARQ−ACKおよびaCSI」を表す。以下の表のすべてにおいて、「+」は「および」を表す。
表2に示されている指示方式では、既存のULグラントにおける指示方法が最大限に再利用されることが可能であり、スケジュールされたアップリンクリソース上でUL−SCHおよび/またはaCSIを送信することを端末デバイスによって決定するための以前の方法が維持されることが可能であり、それにより、端末デバイスはわずかにしか変更されない。
任意選択で、端末デバイスがアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報もアップリンクデータも送信しない場合、アップリンクリソースは、PUCCH中に含まれるリソースである。端末デバイスがアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報および/またはアップリンクデータを送信する場合、アップリンクリソースは、PUSCH中に含まれるリソースである。
本発明のこの実施形態では、アップリンクリソースが、PUCCH中に含まれるリソースであることは、アップリンクリソースを搬送するチャネルがPUCCHであると理解されてよく、アップリンクリソースが、PUSCH中に含まれるリソースであることは、アップリンクリソースを搬送するチャネルがPUSCHであると理解されてよい。
任意選択で、本発明のこの実施形態では、アップリンクリソース上でHARQ−ACKを送信するがUL−SCHもaCSIも送信しないことを端末デバイスが決定したとき、端末デバイスは、PUCCH中に含まれるリソース上でHARQ−ACKを送信する。代替として、本発明のこの実施形態では、アップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報がHARQ−ACKを含むがaCSIを除外すると端末デバイスが判定したときか、アップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報がHARQ−ACKを含むがUL−SCHを除外するときか、またはアップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報がHARQ−ACKを含むがaCSIもUL−SCHも含まないと端末デバイスが判定したとき、アップリンクリソースは、PUCCH中に含まれるリソースであり、端末デバイスはPUCCH上でHARQ−ACKを送信する。
任意選択で、本発明のこの実施形態では、HARQ−ACKおよびaCSIと、HARQ−ACKおよびUL−SCHと、HARQ−ACK、aCSI、およびUL−SCHと、aCSIと、aCSIおよびUL−SCHと、UL−SCHとのアップリンク情報のうちの1つをアップリンクリソース上で送信することを端末デバイスが決定したとき、端末デバイスは、PUSCH中に含まれるリソース上で情報を送信する。表3は、様々なアップリンク情報と、アップリンク情報を送信するために端末デバイスによって使用されるアップリンクチャネルとの間の対応を示している。本発明のこの実施形態では、アップリンク情報は、HARQ−ACK、aCSI、およびUL−SCHのうちの少なくとも1つを含む。
この方式は以下の利点を有する。HARQ−ACKを送信するがUL−SCHもaCSIも送信しないことを端末デバイスが決定したとき、端末デバイスは、PUCCHチャネルを使用することによってHARQ−ACKを送信し得る。PUSCHにHARQ−ACKを追加する方式と比較して、この方式では、マルチユーザ多重化が達成されて、ライセンスフリー周波数帯域リソースが効果的に使用されることが可能である。加えて、aCSIまたはaCSIおよびHARQ−ACKの送信中に、PUSCHにaCSIを追加するための既存の設計方法が再利用され得る。
任意選択で、端末デバイスがアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信しない場合、アップリンクリソースは、PUCCH中に含まれるリソースである。端末デバイスがアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信する場合、アップリンクリソースは、PUSCH中に含まれるリソースである。
任意選択で、本発明のこの実施形態では、端末デバイスがアップリンクリソース上でUL−SCHを送信しないことを決定したとき、たとえば、端末デバイスが、アップリンクリソース上でaCSIおよびHARQ−ACKのうちの少なくとも1つを送信することを決定したとき、アップリンクリソースは、PUCCH中に含まれるリソースであり、端末デバイスは、PUCCH上でaCSIおよびHARQ−ACKのうちの少なくとも1つを送信する。
任意選択で、本発明のこの実施形態では、端末デバイスがアップリンクリソース上でUL−SCHを送信することを決定したとき、たとえば、端末デバイスがアップリンクリソース上で、UL−SCHと、UL−SCHおよびaCSIと、UL−SCHおよびHARQ−ACKと、UL−SCH、aCSI、およびHARQ−ACKとのうちの1つを送信することを決定したとき、アップリンクリソースは、PUSCH中に含まれるリソースであり、端末デバイスはPUSCH上で、UL−SCHと、UL−SCHおよびaCSIと、UL−SCHおよびHARQ−ACKと、UL−SCH、aCSI、およびHARQ−ACKとのうちの1つを送信する。
表4は、様々なアップリンク情報と、アップリンク情報を送信するために端末デバイスによって使用されるアップリンクチャネルとの間の対応を示している。本発明のこの実施形態では、アップリンク情報は、HARQ−ACK、aCSI、およびUL−SCHのうちの少なくとも1つを含む。
表5は、様々なアップリンク情報と、アップリンク情報を送信するために端末デバイスによって使用されるアップリンクチャネルとの間の別の対応を示している。
本発明のこの実施形態では、任意選択で、端末デバイスは、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報のタイプに基づいて、アップリンクリソースが属するチャネルのタイプを判定してよいことに留意されたい。たとえば、上記の説明に関して、端末デバイスがアップリンクリソース上でHARQ−ACKを送信するがUL−SCHもaCSIも送信しないことを決定した場合、端末デバイスは、PUCCH上でHARQ−ACKを送信することを決定してよい。代替として、別の例では、表3から表5に示されているように、端末デバイスは、変調およびコーディング指示情報ならびに非周期チャネル状態指示情報に基づいて、アップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報を判定し、次いで、判定されたアップリンク情報に基づいて、アップリンク情報を搬送するアップリンクチャネルを判定してよい。代替として、端末デバイスは、変調およびコーディング指示情報ならびに非周期チャネル状態指示情報に基づいて、アップリンク情報を搬送するアップリンクチャネルを直接判定してよい。
この方式は以下の利点を有する。端末デバイスが送信することを決定するアップリンク情報がアップリンク制御情報であり、たとえば、HARQ−ACKとaCSIの両方がアップリンク制御情報に属するとき、端末デバイスはPUCCH上で制御情報を送信し得、それにより、マルチユーザ多重化が達成されて、ライセンスフリー周波数帯域リソースが効果的に使用されることが可能である。
任意選択で、PUCCH中に含まれるリソースに対応するアップリンクスケジューリング情報のフォーマットは、PUSCH中に含まれるリソースに対応するアップリンクスケジューリング情報のフォーマットと同じである。
本発明のこの実施形態では、PUCCH中に含まれるリソースに対応するアップリンクスケジューリング情報は、アップリンクスケジューリング情報が、PUCCH中に含まれるリソースを示すか、またはPUCCH中に含まれるリソース上でアップリンク情報を送信するようにUEをトリガすると理解されてよい。対応して、PUSCH中に含まれるリソースに対応するアップリンクスケジューリング情報は、アップリンクスケジューリング情報が、PUSCH中に含まれるリソースを示すか、またはPUSCH中に含まれるリソース上でアップリンク情報を送信するようにUEをトリガすると理解されてよい。本発明のこの実施形態では、アップリンクスケジューリング情報のフォーマットは、異なるDCIフォーマットを使用することによって表され得ると理解されてよい。たとえば、アップリンクスケジューリング情報のフォーマットは、ULグラントに対応するフォーマット(たとえば、DCIフォーマット0、DCIフォーマット4、DCIフォーマット0A/0B、またはDCIフォーマット4A/4B)を使用することによって表され得る。DCIフォーマット0は、スケジュールされたアップリンクリソース上で単一コードワードデータを送信するようにUEに命令し得る。DCIフォーマット4は、スケジュールされたアップリンクリソース上で単一コードワードデータまたはデュアルコードワードデータを送信するようにUEに命令し得る。DCIフォーマット0A/0Bは、ライセンスフリー周波数帯域リソース上の1つまたは複数のアップリンクサブフレーム中でアップリンク単一コードワードデータ送信を実施するようにUEに命令し得る。DCIフォーマット4A/4Bは、ライセンスフリー周波数帯域リソース上の1つまたは複数のアップリンクサブフレーム中でアップリンク単一コードワードまたはデュアルコードワードデータ送信を実施するようにUEに命令し得る。
本発明のこの実施形態では、PUCCHに対応するアップリンクスケジューリング情報のフォーマットが、PUSCHに対応するアップリンクスケジューリング情報のフォーマットと同じであることは、PUCCHに対応するアップリンクスケジューリング情報、およびPUSCHに対応するアップリンクスケジューリング情報のために同じDCIフォーマットが使用されること、またはPUCCHに対応するアップリンクスケジューリング情報のフォーマット中に含まれる情報ビットの量が、PUSCHに対応するアップリンクスケジューリング情報のフォーマット中に含まれる情報ビットの量と同じであることを示し得る。たとえば、アクセスネットワークデバイスは、第1のスケジューリング情報を使用することによって、PUCCH上でHARQ−ACKを送信するようにUEに命令し、アクセスネットワークデバイスは、第2のスケジューリング情報を使用することによって、PUSCH上で、UL−SCHと、UL−SCHおよびaCSIと、UL−SCHおよびHARQ−ACKと、UL−SCH、aCSI、およびHARQ−ACKと、aCSIと、aCSIおよびHARQ−ACKとのうちの1つを送信するようにUEに命令し、第1のスケジューリング情報はDCIフォーマットAで送信され、第2のスケジューリング情報はDCIフォーマットBで送信されると仮定される。この場合、PUCCH中に含まれるリソースに対応するアップリンクスケジューリング情報のフォーマットが、PUSCH中に含まれるリソースに対応するアップリンクスケジューリング情報のフォーマットと同じであることは、DCIフォーマットAがDCIフォーマットBと同じであることを示し得る。
本発明のこの実施形態では、物理アップリンク制御チャネル中に含まれるリソースに対応するアップリンクスケジューリング情報のフォーマットは、物理アップリンク共有チャネル中に含まれるリソースに対応するアップリンクスケジューリング情報のフォーマットと同じである。たとえば、アクセスネットワークデバイスは、PUCCH中に含まれるリソース上でHARQ−ACKを送信するか、またはPUSCH中に含まれるリソース上でHARQ−ACKを送信するように、1つのULグラントを使用することによって端末デバイスに命令し得る。任意選択で、本発明のこの実施形態では、端末デバイスは、ULグラント中の非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいて、HARQ−ACKを送信するためのリソースが、PUCCH中に含まれるリソースであるかまたはPUSCH中に含まれるリソースであるかを判定し得る。確実に、本発明のこの実施形態はこの実装方法に限定されない。
任意選択で、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が、非周期チャネル状態情報をフィードバックするように端末デバイスに命令し、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応する変調およびコーディング方式インデックス番号が30もしくは31に設定されたとき、端末デバイスは、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを決定し、および/または
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が、非周期チャネル状態情報をフィードバックしないように端末デバイスに命令し、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応する変調およびコーディング方式インデックス番号が29から31の中のいずれかの値に設定されたとき、端末デバイスは、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを決定する。
本発明のこの実施形態では、端末デバイスは、表2の非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいて、アップリンクリソース上で、HARQ−ACK、aCSI、およびUL−SCHのうちの少なくとも1つを送信することを決定し得る。端末デバイスがアップリンクリソース上でUL−SCHを送信することを決定したとき、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス値は、0から28の中のいずれかの値である。
これは以下の利点を有する。ライセンスフリー周波数帯域上で、非同期および適応アップリンクデータ送信が実施されてアップリンクリソースが効果的に使用される。この場合、ノンアダプティブ再送のために主に使用される変調およびコーディング方式(MCSインデックス)29から31は、UEがUL−SCHを送信するときに使用されるMCSを示すために使用されなくてよく、それにより、MCSインデックス29から31を使用することによっておよび非周期チャネル状態指示情報(aCSIトリガ)に関して、アップリンクリソース上で、HARQ−ACKと、HARQ−ACKおよびUL−SCHと、HARQ−ACKおよびaCSIと、HARQ−ACK、UL−SCH、およびaCSIとのうちの1つを送信することが決定されることができる。したがって、シグナリングオーバーヘッドが低減されることができる。
任意選択で、PUCCHに対応するアップリンクスケジューリング情報のフォーマットは、PUSCHに対応するアップリンクスケジューリング情報のフォーマットと同じである。具体的には、PUCCH上でアップリンク情報を送信するようにUEに命令するスケジューリング指示情報(またはダウンリンク制御情報DCI)のフォーマットは、PUSCH上でアップリンク情報を送信するようにUEに命令するスケジューリング指示情報(またはダウンリンク制御情報DCI)のフォーマットと同じであり、それにより、UEによるブラインド検出の複雑さが低減されることができる。スケジューリング指示情報がULグラントである一例が使用される。ULグラント中に含まれる情報は、ULグラントによって示されるリソースが、PUCCH中に含まれるリソースであるかまたはPUSCH中に含まれるリソースであるかを区別するために使用され得る。ULグラントによって示されるリソースは、ULグラントによってトリガされるリソースとして理解されてよい。この場合、UEは、ULグラント中に含まれる情報に基づいて、ULグラントによって示されるリソースを区別することができる。ULグラントによって示される異なるアップリンクリソースについてULグラントを2回検出することなしに、UEは、探索空間(search space)中に含まれる様々な可能な制御リソース中でULグラントを1回検出し得る(様々な可能な制御リソースは、制御リソースのアグリゲーションレベル(aggregation level)および/またはリソースロケーションに基づいて互いに区別され得る)。本発明のこの実施形態は以下の利点を有する。UEによるブラインド検出の複雑さが低減されることができる。
S303。アップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを決定した場合、端末デバイスがアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信する。
図3に記載された方法を実行することによって、端末デバイスは、端末デバイスがHARQ−ACKをフィードバックする必要があるかどうかを判定することができ、シグナリングオーバーヘッドが低減されるように、追加のシグナリングオーバーヘッドを引き起こすことなく、既存のアップリンクスケジューリング情報(たとえば、ULグラント)内に含まれる非周期チャネル状態指示情報と変調およびコーディング指示情報とをさらに再利用することができる。
図4を参照すると、図4は、本発明の実施形態による別のアップリンク情報送信方法の概略フローチャートである。方法は、限定はしないが、以下のステップを含む。
S401。端末デバイスは、アクセスネットワークデバイスによって送信されたアップリンクスケジューリング情報を受信する。
本発明のこの実施形態におけるステップS401について、図3に示されている実施形態におけるステップS301を参照されたい。詳細は、本明細書では再び説明されない。
S402。端末デバイスは、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信すべきかどうかを判定する。
ライセンスフリーの周波数帯域において、非同期かつ適応的なアップリンクデータ伝送が実行されて、アップリンクリソースを有効に使用する。この場合、ULグラント内に含まれ、主にノンアダプティブ再送のために使用される変調およびコーディング方式(MCSインデックス)29から31は、UEがUL−SCHを送信するときに使用されるMCSを示すために使用されなくてもよい。代わりに、MCSインデックス0から28における任意の値のみが使用され、UEがUL−SCHを送信するときに使用されるMCSを示す。したがって、本発明のこの実施形態では、UEは、アップリンクスケジューリング情報中に含まれるMCSインデックスの値の範囲に基づいて、アップリンクリソース上でアップリンクデータを送信すべきかどうかを判定してもよい。
具体的には、例として既存のULグラント内に含まれる5ビット変調およびコーディング指示情報が使用される。変調およびコーディング指示情報に対応するMCSインデックスが0から28の中のいずれかの値である場合、端末デバイスは、アップリンクリソース上でアップリンクデータを送信する。変調およびコーディング指示情報に対応するMCSインデックスが0から28以外の値である場合、たとえば、29から31の中の任意の値、または30および31のいずれかである場合、端末デバイスは、アップリンクリソース上でアップリンクデータを送信しない。このようにして、アップリンクデータのMCSは、データ送信効率を改善するために適応的に調整されることができる。
本発明のこの実施形態では、説明を容易にするために、特に指定のない限り、変調およびコーディング指示情報は、変調およびコーディング方式インデックス(Modulation Coding Scheme Index、MCSインデックス)と1対1に対応する。したがって、変調およびコーディング指示情報は、MCSインデックスを使用して表されてもよい。
任意選択で、端末デバイスが、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が0から28の中のいずれかの値であると判定した場合、端末デバイスは、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報に基づく以下の情報、UL−SCH、UL−SCHおよびaCSI、UL−SCHおよびHARQ−ACK、ならびに、HARQ−ACK、UL−SCH、およびaCSIから、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で送信されるべき情報を判定する。
本発明のこの実施形態では、説明を容易にするために、特に指定のない限り、変調およびコーディング指示情報は、MCSインデックスを使用することによって表され、非周期チャネル状態指示情報は、aCSIトリガを使用することによって表され、フィードバック指示情報は、HARQ−ACKトリガを使用することによって表される。
任意選択で、フィードバック指示情報は、UEがHARQ−ACKを送信するかどうかを示すために使用され、非周期チャネル状態指示情報は、UEがaCSIを送信するかどうかを示すために使用される。
本発明のこの実施形態では、端末デバイスは、表6に基づいて、アップリンクリソース上で、以下、すなわち、UL−SCH、UL−SCHおよびaCSI、UL−SCHおよびHARQ−ACK、ならびに、UL−SCH、aCSI、HARQ−ACKのうちの1つを送信することを決定してもよい。
aCSIトリガのために使用されるビットの量も、HARQ−ACKのために使用されるビットの量も、本発明のこの実施形態では特に限定されないことが留意されるべきである。aCSIトリガが「真」または「偽」に設定されることは、上記で説明されているように(表2に示されているように)理解することができる。詳細は、本明細書では再び説明されない。例として、1ビットaCSIトリガおよび1ビットHARQ−ACKトリガが使用される。1つのビットが「0」に設定されているとき、対応する情報が「偽」に設定されていることを示す。1つのビットが「1」に設定されているとき、対応する情報が「真」に設定されていることを示す。この場合、端末デバイスは、表7に基づいて、アップリンクリソース上で、以下、すなわち、UL−SCH、UL−SCHおよびaCSI、UL−SCHおよびHARQ−ACK、ならびに、UL−SCH、aCSI、HARQ−ACKのうちの1つを送信することを決定してもよい。さらに、表7では、aCSIトリガのビットが「1」に設定されているとき、UEが非周期CSIを送信するようにトリガされることを示す。HARQ−ACKのビットが「1」に設定されているとき、UEがHARQ−ACKを送信するようにトリガされることを示す。
任意選択で、端末デバイスが、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29から31の中の任意の値であると判定したとき、端末デバイスは、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報のうちの少なくとも1つに基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でaCSI、HARQ−ACK、またはaCSIおよびHARQ−ACKを送信することを決定する。
任意選択で、本発明のこの実施形態では、UEは、表8に基づいて、アップリンクリソース上で、以下、すなわち、aCSI、HARQ−ACK、ならびにHARQ−ACKおよびaCSIのうちの1つを送信することを決定してもよい。任意選択で、UEは、表9に基づいて、アップリンクリソース上で、以下、すなわち、aCSI、HARQ−ACK、ならびにHARQ−ACKおよびaCSIのうちの1つを送信することを決定してもよい。N/Aは、対応する情報が任意の状態にある可能性があることを示す。これは、本発明のこの実施形態では特に限定されない。
本発明のこの実施形態では、UEは、表7および表8に基づいて、または表7および表9に基づいて、アップリンクリソース上で、以下、すなわち、HARQ−ACK、aCSI、およびUL−SCHのうちの少なくとも1つを送信することを決定してもよいことが留意されるべきである。任意選択で、表8および表9において、UEによる理解を容易にするために、「HARQ−ACK」に対応するaCSIトリガが0に設定されてもよく、「aCSI+HARQ−ACK」に対応するaCSIトリガが1に設定されてもよい。
ライセンスフリーの周波数帯域における非同期かつ適応的なアップリンクデータ伝送の特徴に関連して、冗長MCSインデックスは、リソース使用効率を改善するために効果的に使用することができる。
HARQ−ACKの送信がPUCCH内に含まれるリソース上で行われる場合、HARQ−ACK+aCS、HARQ−ACK+UL−SCH、HARQ−ACK+aCSI+UL−SCH、aCSI、aCSI+UL−SCH、またはUL−SCHの送信は、PUSCH内に含まれるリソース上で行われることが留意されるべきであり、この実装では、変調およびコーディング指示情報は、現在のアップリンクスケジューリング情報がPUCCHまたはPUSCHに対応しているかどうかを識別するために使用され得ることも理解され得る。ここで、アップリンクスケジューリング情報がPUCCHに対応していることは、アップリンクスケジューリング情報がPUCCH上で情報を送信するようにUEに命令することを示してもよく、アップリンクスケジューリング情報がPUSCHに対応していることは、アップリンクスケジューリング情報がPUSCH上で情報を送信するようにUEに命令することを示してもよい。
任意選択で、端末デバイスが、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、非周期チャネル状態指示情報が「真」に設定されていると判定したとき、端末デバイスは、アップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報を送信することを決定する。端末デバイスが、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、非周期チャネル状態指示情報が「偽」に設定されていると判定したとき、端末デバイスは、アップリンクリソース上で、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定する。
任意選択で、本発明のこの実施形態では、UEは、表10に基づいて、アップリンクリソース上で、以下、すなわち、aCSI、HARQ−ACK、ならびにHARQ−ACKおよびaCSIのうちの1つを送信することを決定してもよい。任意選択で、UEは、表11に基づいて、アップリンクリソース上で、以下、すなわち、aCSI、HARQ−ACK、ならびにHARQ−ACKおよびaCSIのうちの1つを送信することを決定してもよい。N/Aは、対応する情報が任意の状態にある可能性があることを示す。たとえば、表10において、N/Aは、aCSIトリガのビットが「真」または「偽」に設定されることができることを示す。これは、本発明のこの実施形態では特に限定されない。
本発明のこの実施形態では、UEは、表7および表10に基づいて、または表7および表11に基づいて、アップリンクリソース上で、以下、すなわち、HARQ−ACK、aCSI、およびUL−SCHのうちの少なくとも1つを送信することを決定してもよいことが留意されるべきである。
本発明のこの実施形態では、aCSIトリガが「真」に設定されていることは、UEがaCSIを送信するように命令されることを示してもよく、aCSIトリガが「偽」に設定されていることは、UEがaCSIを送信しないように命令されることを示してもよいことが留意されるべきである。しかしながら、本発明は、これに限定されない。たとえば、aCSIトリガが「真」に設定されていることは、UEがaCSIを送信するように命令されることを示さず、aCSIトリガが「偽」に設定されていることは、UEがaCSIを送信しないように命令されることを示さない。HARQ−ACKトリガについても同様の説明が与えられる。
任意選択で、端末デバイスは、非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報に基づいて、アップリンクリソース上で、以下、すなわち、aCSI、HARQ−ACK、ならびにHARQ−ACKおよびaCSIのうちの1つを送信することを決定する。
任意選択で、フィードバック指示情報は、UEがHARQ−ACKを送信すべきかどうかを示すために使用され、非周期チャネル状態指示情報は、UEがaCSIを送信すべきかどうかを示すために使用される。
任意選択で、本発明のこの実施形態では、UEは、表12に基づいて、アップリンクリソース上で、以下、すなわち、aCSI、HARQ−ACK、ならびにHARQ−ACKおよびaCSIのうちの1つを送信することを決定してもよい。表12において、N/Aは、MCSインデックスが0から28以外の値、たとえば、29から31の中の任意の値とすることができることを示す。これは、本発明のこの実施形態では、特に限定されない。加えて、UEが、アップリンクリソース上でaCSI、HARQ−ACKおよびaCSI、またはHARQ−ACKを送信することを決定するとき、対応するMCSインデックスは、同じであっても異なっていてもよい。
本発明のこの実施形態では、UEは、表7および表12に基づいて、アップリンクリソース上で、以下、すなわち、HARQ−ACK、aCSI、およびUL−SCHのうちの少なくとも1つを送信することを決定してもよいことが留意されるべきである。
表12において、aCSIトリガが「真」/「偽」に設定されていることは、UEがaCSIを送信するようにトリガされる/トリガされないことを示してもよく、HARQ−ACKトリガが「真」/「偽」に設定されていることは、UEがHARQ−ACKを送信するようにトリガされる/トリガされないことを示してもよい。
さらに、本発明のこの実施形態では、MCSインデックス29から31は、異なる変調次数を示してもよい。たとえば、MCSインデックス=29は、16QAMを示し、MCSインデックス=30は、64QAMを示してもよい。これは、以下の、アップリンク制御情報(aCSIおよび/またはHARQ−ACK)送信効率が改善されることができるという利点を有する。
任意選択で、端末デバイスは、変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、およびフィードバック指示情報に基づいて、アップリンクリソース上で、以下、すなわち、aCSI、HARQ−ACK、ならびにHARQ−ACKおよびaCSIのうちの1つを送信することを決定する。
任意選択で、フィードバック指示情報は、UEがHARQ−ACKを送信するかどうかを示すために使用され、非周期チャネル状態指示情報は、UEがaCSIを送信するかどうかを示すために使用され、変調およびコーディング指示情報は、UEがUL−SCHを送信するかどうかを示すために使用される。たとえば、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス範囲に基づいて、アップリンクリソース上でUL−SCHを送信すべきかどうかが判定される。
任意選択で、本発明のこの実施形態では、UEは、表13に基づいて、アップリンクリソース上で、以下、すなわち、aCSI、HARQ−ACK、ならびにHARQ−ACKおよびaCSIのうちの1つを送信することを決定してもよい。本発明のこの実施形態では、UEは、表7および表13に基づいて、アップリンクリソース上で、以下、すなわち、HARQ−ACK、aCSI、およびUL−SCHのうちの少なくとも1つを送信することを決定してもよいことが留意されるべきである。具体的には、UEは、表14に基づいて、アップリンクリソース上で、以下、すなわち、HARQ−ACK、aCSI、およびUL−SCHのうちの少なくとも1つを送信することを決定してもよい。この実装では、HARQ−ACKトリガが「真」に設定されているとき、UEがアップリンクリソース上でHARQ−ACKを送信するようにトリガされることを示してもよく、または、HARQ−ACKトリガが「偽」に設定されているとき、UEがアップリンクリソース上でHARQ−ACKを送信するようにトリガされないことを示してもよいことが留意されるべきである。
HARQ−ACK、aCSI、およびUL−SCHのうちの少なくとも1つは、UL−SCHに対応するMCSが柔軟に変化することができ、冗長MCS状態が有効に使用されるように、アップリンクリソース上で送信される。HARQ−ACK指示情報(たとえば、1ビット)は、端末デバイスが、検出されたHARQ−ACK指示情報に基づいて、アップリンクリソース上でHARQ−ACKを送信すべきかどうかを判定することができるように加えられる。加えて、UEの設計の複雑さは、冗長MCSインデックス(たとえば、MCSインデックスは、29、30、または31)を使用し、aCSIトリガおよびHARQ−ACKトリガを参照することによって低減することができる。
非周期状態指示情報(aCSIトリガ)が1ビットを使用することによって表され、フィードバック指示情報(HARQ−ACKトリガ)が1ビットを使用することによって表され、ビットが「1」に設定されることが、UEがaCSI/HARQ−ACKを送信するようにトリガされることを示し、ビットが「0」に設定されることが、UEがaCSI/HARQ−ACKを送信しないようにトリガされることを示すと仮定する。この場合、UEは、表15に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で、以下、すなわち、UL−SCH、aCSI、およびHARQ−ACKのうちの少なくとも1つを送信することを決定してもよい。
表13から表15に基づいて、UEがaCSIを送信するが、アップリンクリソース上で、以下、すなわち、UL−SCH、UL−SCH+aCSI、UL−SCH+HARQ−ACK、UL−SCH+aCSI+HARQ−ACK、HARQ−ACK、およびaCSI+HARQ−ACKのいずれも送信しないことを決定したとき、MCSインデックスが30または31であってもよいことがわかり得る。加えて、上記の表において、「aCSI」、「HARQ−ACK」、および「aCSI+HARQ−ACK」は、同じMCSインデックスまたは異なるMCSインデックスに対応してもよい。たとえば、表14および表15において、「aCSI」、「HARQ−ACK」、および「aCSI+HARQ−ACK」は、すべてMCSインデックス29に対応してもよい。
本発明のこの実施形態では、上記で説明されているように、端末デバイスがアップリンクリソース上でaCSIもUL−SCHも送信しない場合、アップリンクリソースは、PUCCH内に含まれるリソースである。端末デバイスがアップリンクリソース上でaCSIおよび/またはUL−SCHを送信する場合、アップリンクリソースは、PUSCH内に含まれるリソースである。
任意選択で、端末デバイスがアップリンクリソース上でUL−SCHを送信しない場合、アップリンクリソースは、PUCCH内に含まれるリソースである。端末デバイスがアップリンクリソース上でUL−SCHを送信する場合、アップリンクリソースは、PUSCH内に含まれるリソースである。
任意選択で、PUCCHに対応するアップリンクスケジューリング情報のフォーマットは、PUSCHに対応するアップリンク情報のフォーマットと同じである。
S403。アップリンクリソース上でアップリンクデータを送信することを決定した場合、端末デバイスは、アップリンクリソース上でアップリンクデータを送信する。
図4に記載された方法を実行することによって、端末デバイスは、変調およびコーディング指示情報のみを使用することによって、シグナリングオーバーヘッドが低減されるように、余分なシグナリングオーバーヘッドを引き起こすことなく、端末デバイスがアップリンクデータをフィードバックする必要があるかどうかを判定することができる。加えて、端末デバイスは、端末デバイスによる検出の複雑さが低減されるように、非周期チャネル状態指示情報を参照することなく、アップリンクデータを送信すべきかどうかを判定することができる。
本発明のこの実施形態では、前述の実施形態のように、アップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報のタイプがUEに示されてもよいことが留意されるべきである。加えて、異なるアップリンク情報が異なるアップリンクチャネル内に含まれるアップリンクリソース上で、たとえば、PUCCH内に含まれるリソースまたはPUSCH内に含まれるリソース上で搬送されることができる場合、前述の実施形態のように、UEは、アップリンクスケジューリング情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報に対応するアップリンクチャネルを判定してもよいことが理解され得る。ここでのアップリンクチャネルは、PUCCHとPUSCHとを含む。アップリンクスケジューリング情報に対応するアップリンクチャネルは、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンク情報の送信を搬送するアップリンクチャネルとして理解されてもよい。
図5を参照すると、図5は、本発明の実施形態による別のアップリンク情報送信方法の概略フローチャートである。方法は、限定はしないが、以下のステップを含む。
S501。端末デバイスは、アクセスネットワークデバイスによって送信されたアップリンクスケジューリング情報を受信する。
本発明のこの実施形態におけるステップS501について、図3に示されている実施形態におけるステップS301を参照されたい。詳細は、本明細書では再び説明されない。
S502。端末デバイスは、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報を判定し、ここで、アップリンク情報は、以下、すなわち、アップリンクデータ、非周期チャネル状態情報、およびフィードバック情報のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、本発明のこの実施形態では、非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報は、指示のために一緒に使用されてもよく、または、指示のために別々に使用されてもよい。これは、本発明のこの実施形態では特に限定されない。本発明のこの実施形態では、非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報が指示のために別々に使用されるとき、「非周期チャネル状態指示情報」は、UEがアップリンクリソース上でaCSIを送信するかどうかを示すために使用され、「フィードバック指示情報」は、UEがアップリンクリソース上でHARQ−ACKを送信するかどうかを示すために使用されることが理解され得る。さらに、「非周期チャネル状態指示情報」がアップリンクリソース上でaCSIを送信しないようにUEに命令し、「フィードバック指示情報」がアップリンクリソース上でHARQ−ACKを送信しないようにUEに命令するとき、UEは、アップリンクリソース上でUL−SCHのみを送信することを決定してもよい。加えて、本発明のこの実施形態では、非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報が指示のために一緒に使用されるとき、非周期チャネル状態指示情報に対応するビットおよびフィードバック指示情報に対応するビットが、アップリンクリソース上で、以下、すなわち、アップリンクデータ、非周期チャネル状態情報、およびフィードバック情報のうちの少なくとも1つを送信するように一緒にUEに命令することが理解され得、または、「非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報」が、1つの指示情報を使用することによって表されてもよく、指示情報に基づいて、アップリンクリソース上で、以下、すなわち、アップリンクデータ、非周期チャネル状態情報、およびフィードバック情報のうちの少なくとも1つを送信することが決定されてもよいことが理解され得る。本発明のこの実施形態では、UEがアップリンクリソース上でaCSIまたはHARQ−ACKを送信することを決定した場合、UEによって送信されるべきaCSIまたはHARQ−ACKが単一のサービングセル(またはCSI処理)または複数のサービングセル(またはCSI処理)のいずれに対応するかは、限定されないことが留意されるべきである。
具体的には、非周期チャネル状態情報およびフィードバック指示情報における指示方法は、表形式で説明される。
任意選択で、本発明のこの実施形態では、非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報は、明示的ビットシグナリングを使用することによって表される。
本発明のこの実施形態では、任意選択で、UEは、表16に基づいて、アップリンクリソース上で、以下、すなわち、アップリンクデータ、非周期チャネル状態情報、およびフィードバック情報のうちの少なくとも1つを送信することを決定してもよい。aCSIトリガが「真」に設定されているとき、aCSIトリガは、アップリンクリソース上でaCSIを送信するようにUEに命令するために利用され得る。逆に、aCSIトリガが「偽」に設定されているとき、aCSIトリガは、UEがアップリンクリソース上でaCSIを送信するようにトリガされないことを示すために使用され得る。フィードバック指示情報が「真」に設定されているとき、フィードバック指示情報は、アップリンクリソース上でHARQ−ACKを送信するようにUEに命令するために使用され得る。逆に、フィードバック指示情報が「偽」に設定されているとき、フィードバック指示情報は、UEがアップリンクリソース上でHARQ−ACKを送信するようにトリガされないことを示すために使用され得る。UEは、アップリンクスケジューリング情報を受信する。アップリンクスケジューリング情報に基づいて、アップリンクリソース上でaCSIもHARQ−ACKも送信しないことを決定する場合、UEは、アップリンクスケジューリング情報に基づいて、アップリンクリソース上でUL−SCHを送信することを決定してもよい。表16内に含まれる内容は、指示のために非周期状態情報指示とフィードバック指示情報とを別々に使用することによって実施されることが考えられ得る。
任意選択で、本発明のこの実施形態では、UEがアップリンクリソース上でHARQ−ACKを送信するとき、アップリンクリソースは、PUCCH内に含まれるリソースであり(もしくは、UEは、PUCCH上でHARQ−ACKを送信し)、および/または、UEが、アップリンクリソース上で、以下、すなわち、HARQ−ACKおよびaCSI、aCSI、HARQ−ACKおよびUL−SCH、aCSIおよびUL−SCH、UL−SCH、ならびに、HARQ−ACK、UL−SCH、およびaCSIのうちの1つを送信するとき、アップリンクリソースは、PUSCH内に含まれるリソースである(もしくは、UEは、PUSCH上でHARQ−ACKを送信する)。
さらに、非周期チャネル状態指示情報は、1ビットを使用することによって表され、「0」は、非周期チャネル状態指示情報が「偽」に設定されていることを示すために使用され、「1」は、非周期チャネル状態指示情報が「真」に設定されていることを示すために使用される、フィードバック指示情報は、2ビットを使用することによって表され、「00」および「11」は、フィードバック指示情報が「偽」に設定されていることを示すために使用され、「01」および「10」は、フィードバック指示情報が「真」に設定されていることを示すために使用されると仮定する。この場合、UEは、表17に基づいて、アップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報のタイプをさらに判定してもよい。表17内に含まれる内容は、指示のために非周期状態情報指示とフィードバック指示情報とを別々に使用することによって実施されることが考えられ得る。
任意選択で、非周期チャネル状態指示情報が1ビットを使用することによって表され、フィードバック指示情報が2ビットを使用することによって表されると仮定すると、UEは、表18に基づいて、アップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報のタイプを判定してもよい。表18内に含まれる内容は、指示のために非周期状態情報指示とフィードバック指示情報とを一緒に使用することによって実施されることが考えられ得る。
本発明のこの実施形態では、非周期チャネル状態指示情報のビットの量は、1に限定されず、非周期チャネル状態指示情報のビットの量は、1よりも大きくてもよく、たとえば、3であってもよいことが留意されるべきである。同様に、本発明のこの実施形態では、フィードバック指示情報のビットの量は、1に限定されず、1よりも大きくてもよく、たとえば、3であってもよい。
S503。端末デバイスは、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で、判定されたアップリンク情報を送信する。
本発明のこの実施形態では、上記で説明されているように、端末デバイスがアップリンクリソース上でaCSIもUL−SCHも送信しない場合、アップリンクリソースは、PUCCH内に含まれるリソースである。端末デバイスがアップリンクリソース上でaCSIおよび/またはUL−SCHを送信する場合、アップリンクリソースは、PUSCH内に含まれるリソースである。
任意選択で、端末デバイスがアップリンクリソース上でUL−SCHを送信しない場合、アップリンクリソースは、PUCCH内に含まれるリソースである。端末デバイスがアップリンクリソース上でUL−SCHを送信する場合、アップリンクリソースは、PUSCH内に含まれるリソースである。
任意選択で、PUCCHに対応するアップリンクスケジューリング情報のフォーマットは、PUSCHに対応するアップリンク情報のフォーマットと同じである。
本発明のこの実施形態では、前述の実施形態のように、アップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報のタイプがUEに示されてもよいことが留意されるべきである。加えて、異なるアップリンク情報が異なるアップリンクチャネル内に含まれるアップリンクリソース、たとえば、PUCCH内に含まれるリソースまたはPUSCH内に含まれるリソース上で搬送されることができる場合、前述の実施形態のように、UEは、アップリンクスケジューリング情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報に対応するアップリンクチャネルを判定するように命令されてもよいことが理解され得る。ここでのアップリンクチャネルは、PUCCHとPUSCHとを含む。アップリンクスケジューリング情報に対応するアップリンクチャネルは、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンク情報の送信を搬送するアップリンクチャネルとして理解されてもよい。
aCSIトリガのビットの量もHARQ−ACKトリガのビットの量も、本発明のこの実施形態では特に限定されないことが留意されるべきである。
本発明のこの実施形態では、フィードバック指示情報は、本発明のこの実施形態で提供される単なる例であることが留意されるべきである。実際の適用中、名前は、特に限定されない。たとえば、本発明のこの実施形態において説明されるフィードバック指示情報は、フィードバック情報指示情報と呼ばれることもある。
図5に記載された方法を実行することによって、UEは、MCSが通常使用されることができるように、従来技術のように特別なMCS設定および明示的なシグナリングに基づいて判定することを実行する(たとえば、従来技術では、UEは、aCSIトリガ指示およびMCS=29に基づいて、aCSIを送信すべきかどうかを判定する)ことなく、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる明示的なシグナリングに基づいて、非周期CSIを送信するが、以下、すなわち、HARQ−ACK、HARQ−ACKおよびaCSI、HARQ−ACKおよびUL−SCH、HARQ−ACK、aCSI、およびUL−SCH、aCSIおよびUL−SCH、ならびにUL−SCHのいずれも送信しないことを決定することができる。ダウンリンクデータ送信効率を改善するために、変調およびコーディング順序を表すために、予約されたMCSが使用されてもよい。
本発明の実施形態における前述のアップリンク情報送信方法のより良い実装を容易にするために、本発明は、前述の方法を実行するための端末デバイスをさらに提供する。
図6を参照すると、図6は、本発明の実施形態による端末デバイスの概略構造図である。図6に示されているように、端末デバイス60は、プロセッサ601と、メモリ602と、通信モジュール603と、バス604とを含む。プロセッサ601、メモリ602、および通信モジュール603は、バスを使用することによって、または別の方法で互いに接続されてもよい。たとえば、図6において、接続は、バス604を使用することによって実施される。
任意選択で、端末デバイス60は、入出力(英語:Input/Output、I/O)インターフェース605と、I/Oコントローラ606と、ディスプレイ607と、センサ608と、電力モジュール609とをさらに含んでもよい。
プロセッサ601は、汎用プロセッサ、たとえば、中央処理装置(英語:Central Processing Unit、CPU)であってもよく、端末デバイス60のオペレーティングシステムソフトウェア、必要とされるアプリケーションソフトウェアなどを実行するように設定される。プロセッサ601は、通信モジュール603を使用することによって受信されたデータを処理してもよい。プロセッサ601は、ワイヤレス送信のために通信モジュール603に送信されるべきデータをさらに処理してもよい。
メモリ602は、アップリンク情報送信プログラムコード、および、端末デバイスの様々なソフトウェアプログラムの完全な記憶、データ記憶、実行するソフトウェアなどを記憶するように設定される。メモリ602は、揮発性メモリ(英語:Volatile Memory)、たとえば、ランダムアクセスメモリ(英語:Random Access Memory、RAM)を含んでもよい。代替として、メモリ602は、不揮発性メモリ(英語:Non−volatile Memory)、たとえば、読出し専用メモリ(英語:Read−Only Memory、ROM)、ハードディスクドライブ(英語:Hard Disk Drive、HDD)または、ソリッドステートドライブ(英語:Solid−State Drive、SSD)を含んでもよい。代替として、メモリ602は、前述のタイプのメモリの組合せを含んでもよい。
通信モジュール603は、端末デバイス60のための通信機能を提供し、プロセッサ601によって生成されたモバイル通信信号に対して送信処理(たとえば、増幅、変調、または符号化)を実行するように設定され、アンテナによって受信されたモバイル通信信号に対して受信処理(たとえば、復調または復号)を実行するようにさらに設定される。通信モジュール603は、セルラーネットワーク、たとえば、GSM、UMTS、LTE、またはCDMAネットワークに適用可能であり、WLAN、近距離無線通信(英語:Near Field Communication、NFC)ネットワーク、Bluetooth(登録商標)ネットワークなどのうちの1つまたは複数に適用可能でもある。
バス604は、業界標準アーキテクチャ(英語:Industry Standard Architecture、ISA)バス、周辺構成要素相互接続(英語:Peripheral Component Interconnect、PCI)バス、拡張業界標準アーキテクチャ(英語:Extended Industry Standard Architecture、EISA)バス、インター集積回路(英語:Inter Integrated Circuit、IIC)バスなどであってもよい。
I/Oインターフェース605は、端末デバイス60の外部インターフェースであり、ユニバーサルシリアルバス(英語:Universal Serial Bus、USB)インターフェース、セキュアデジタル(英語:Secure Digital、SD)カードインターフェース、押しボタンインターフェースなどのうちの1つまたは複数を含む。
I/Oコントローラ606は、端末デバイス60の様々な入出力デバイス間のデータ交換、特に、プロセッサ601と、I/Oインターフェース605と、ディスプレイ607との間のデータ交換を制御するように設定される。
ディスプレイ607は、端末デバイス60の表示画面およびタッチスクリーンである。ディスプレイ607は、端末デバイス60のソフトウェア実行状態と、電力状態と、時間と、ユーザ設定インターフェースと、設定結果とを表示するように設定される。タッチスクリーンは、ユーザのタッチ動作を受け付け、ユーザのタッチ動作をユーザの動作指示に変換するように設定される。
センサ608は、全地球測位システム(英語:Global Positioning System、GPS)モジュール、重力センサ、加速度センサ、距離センサ、カメラ、光学センサなどのうちの1つまたは複数を含む、様々なセンサデバイスを含む。
電力モジュール609は、端末デバイス60のモジュールに電力を供給する。
本発明のこの実施形態では、プロセッサ601は、メモリ602内に記憶されたプログラムを呼び出し、以下の動作、すなわち、
プロセッサ601によって、通信モジュール603を使用することによって、アクセスネットワークデバイスによって送信されたアップリンクスケジューリング情報を受信することと、
プロセッサ601によって、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信すべきかどうかを判定することと、
アップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを決定した場合、プロセッサ601によって、通信モジュール603を使用することによってアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することと
を実行するように主に設定される。
任意選択で、プロセッサ601は、
プロセッサ601が、通信モジュール603を使用することによってアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信し、プロセッサによって、通信モジュールを使用することによってアップリンクリソース上でアップリンクデータおよび非周期チャネル状態情報のうちの少なくとも1つをさらに送信するようにさらに設定される。
任意選択で、プロセッサ601によって、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信すべきかどうかを判定することは、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が非周期チャネル状態情報をフィードバックするように端末デバイスに命令し、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応する変調およびコーディング方式インデックス番号が30もしくは31に設定されているとき、プロセッサ601によって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを決定すること、ならびに/または、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が非周期チャネル状態情報をフィードバックしないように端末デバイスに命令し、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応する変調およびコーディング方式インデックス番号が29から31の中の任意の値に設定されているとき、プロセッサ601によって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを決定すること
を含む。
本発明のこの実施形態で説明される端末デバイス60の機能モジュールの機能は、図3に示されている実施形態における対応する端末デバイスの関連する説明に基づいて実装されてもよいことが理解されるべきである。詳細は、本明細書では再び説明されない。
図7を参照すると、図7は、本発明の実施形態によるアクセスネットワークデバイスの概略構造図である。図7に示されているように、アクセスネットワークデバイス70は、プロセッサ701と、メモリ702と、通信モジュール703と、バス704とを含む。プロセッサ701、メモリ702、および通信モジュール703は、バスを使用することによって、または別の方法で互いに接続されてもよい。たとえば、図7では、接続は、バス704を使用することによって実施される。
任意選択で、アクセスネットワークデバイス70は、ネットワークインターフェース705と電力モジュール706とをさらに含んでもよい。
プロセッサ701は、デジタル信号処理(英語:Digital Signal Processing、DSP)チップであってもよい。プロセッサ701は、無線チャネルを管理すること、ローカル制御ゾーン内で端末デバイスのクロスゾーンハンドオーバを制御することなどを行うように設定される。特定の実装の間、プロセッサ701は、AM/CMモジュール(音声チャネル交換および情報交換の中心)と、BMモジュール(呼処理、シグナリング処理、無線リソース管理、無線リンク管理、および回路メンテナンスのような機能を実行するように設定される)と、TCSMモジュール(多重化/逆多重化および符号変換の機能を実行するように設定される)と、他のモジュールとを含んでもよい。詳細な情報については、モバイル通信に関する知識を参照されたい。
メモリ702は、フィードバック情報送信プログラムコードを記憶するように設定される。特定の実装の間、メモリ702は、ROMまたはRAMであってもよく、プログラムコードを記憶するように設定されることができる。
通信モジュール703は、プロセッサ701によって生成されたモバイル通信信号に対して送信処理(たとえば、変調)を実行するように設定され、アンテナによって受信されたモバイル通信信号に対して受信処理(たとえば、復調)を実行するようにさらに設定される。
バス704は、ISAバス、PCIバス、EISAバス、IICバスなどであってもよい。
ネットワークインターフェース705は、アクセスネットワークデバイス70によって使用され、端末(2Gにおける移動局MS、または3Gおよび4GにおけるUE)とのデータ通信を実行する。特定の実装の間、ネットワークインターフェース705は、GSM(2G)ワイヤレスネットワークインターフェース、WCDMA(3G)ワイヤレスネットワークインターフェース、LTE(4G)ワイヤレスネットワークインターフェースなどのうちの1つもしくはいくつかを含んでもよく、または、将来の4.5Gもしくは5Gにおけるワイヤレスネットワークインターフェースであってもよい。
電力モジュール706は、アクセスネットワークデバイス70のモジュールに電力を供給するように設定される。
本発明のこの実施形態では、プロセッサ701は、メモリ702内のプログラムコードを呼び出し、以下の動作、すなわち、
プロセッサ701によって、通信モジュール703を使用することによってアップリンクスケジューリング情報を端末デバイスに送信することであって、アップリンクスケジューリング情報が非周期チャネル状態指示情報と変調およびコーディング指示情報とを含み、非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報が使用され、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信すべきかどうかを判定するように端末デバイスに命令する、ことと、
非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報が、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信するように端末デバイスに命令した場合、プロセッサ701によって、通信モジュール703を使用することによって、アップリンクリソース上で端末デバイスによって送信されるフィードバック情報を受信することと
を実行するようにさらに設定される。
アクセスネットワークデバイス70は、2G通信システム(たとえば、GSM)、3G通信システム(たとえば、UMTS)、および4G通信システム(たとえば、LTE)に適用可能であり、将来の4.5Gまたは5G通信システムに適用可能でもあることが留意されるべきである。
任意選択で、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が非周期チャネル状態情報をフィードバックするように端末デバイスに命令し、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応する変調およびコーディング方式インデックス番号が30もしくは31に設定されているとき、非周期チャネル状態指示情報、および変調およびコーディング指示情報が使用され、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信するように端末デバイスに命令し、ならびに/または、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が非周期チャネル状態情報をフィードバックしないように端末デバイスに命令し、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応する変調およびコーディング方式インデックス番号が29から31の中の任意の値に設定されているとき、非周期チャネル状態指示情報、および変調およびコーディング指示情報が使用され、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信するように端末デバイスに命令する。
本発明のこの実施形態で説明されるアクセスネットワークデバイス70の機能モジュールの機能は、図3において示される実施形態における対応するアクセスネットワークデバイスの関連する説明に基づいて実装されてもよいことが理解されるべきである。詳細は、本明細書では再び説明されない。
図8を参照すると、図8は、本発明の実施形態による端末デバイスの概略構造図である。図8に示されているように、端末デバイス80は、プロセッサ801と、メモリ802と、通信モジュール803と、バス804とを含む。プロセッサ801、メモリ802、および通信モジュール803は、バスを使用することによって、または別の方法で互いに接続されてもよい。たとえば、図8において、接続は、バス804を使用することによって実施される。
任意選択で、端末デバイス80は、I/Oインターフェース805と、I/Oコントローラ806と、ディスプレイ807と、センサ808と、電力モジュール809とをさらに含んでもよい。
プロセッサ801は、汎用プロセッサ、たとえば、CPUであってもよく、端末デバイス80のオペレーティングシステムソフトウェア、必要とされるアプリケーションソフトウェアなどを実行するように設定される。プロセッサ801は、通信モジュール803を使用することによって受信されたデータを処理してもよい。プロセッサ801は、ワイヤレス送信のために通信モジュール803に送信されるべきデータをさらに処理してもよい。
メモリ802は、アップリンク情報送信プログラムコード、および、端末デバイスの様々なソフトウェアプログラムの完全な記憶、データ記憶、実行するソフトウェアなどを記憶するように設定される。メモリ802は、揮発性メモリ、たとえば、RAMを含んでもよい。代替として、メモリ802は、不揮発性メモリ、たとえば、ROM、ハードディスクドライブ、またはソリッドステートドライブを含んでもよい。代替として、メモリ802は、前述のタイプのメモリの組合せを含んでもよい。
通信モジュール803は、端末デバイス80のための通信機能を提供し、プロセッサ801によって生成されたモバイル通信信号に対して送信処理(たとえば、増幅、変調、または符号化)を実行するように設定され、アンテナによって受信されたモバイル通信信号に対して受信処理(たとえば、復調または復号)を実行するようにさらに設定される。通信モジュール803は、セルラーネットワーク、たとえば、GSM、UMTS、LTE、またはCDMAネットワークに適用可能であり、WLAN、NFCネットワーク、Bluetoothネットワークなどのうちの1つまたは複数に適用可能でもある。
バス804は、ISAバス、PCIバス、EISAバス、IICバスなどであってもよい。
I/Oインターフェース805は、端末デバイス80の外部インターフェースであり、USBインターフェース、SDカードインターフェース、押しボタンインターフェースなどのうちの1つまたは複数を含む。
I/Oコントローラ806は、端末デバイス80の様々な入出力デバイス間のデータ交換、特に、プロセッサ801と、I/Oインターフェース805と、ディスプレイ807との間のデータ交換を制御するように設定される。
ディスプレイ807は、端末デバイス80の表示画面およびタッチスクリーンである。ディスプレイ807は、端末デバイス80のソフトウェア実行状態と、電力状態と、時間と、ユーザ設定インターフェースと、設定結果とを表示するように設定される。タッチスクリーンは、ユーザのタッチ動作を受け付け、ユーザのタッチ動作をユーザの動作指示に変換するように設定される。
センサ808は、GPSモジュール、重力センサ、加速度センサ、距離センサ、カメラ、光学センサなどのうちの1つまたは複数を含む、様々なセンサデバイスである。
電力モジュール809は、端末デバイス80のモジュールに電力を供給する。
本発明のこの実施形態では、プロセッサ801は、メモリ802内に記憶されたプログラムを呼び出し、以下の動作、すなわち、
プロセッサ801によって、通信モジュール803を使用することによって、アクセスネットワークデバイスによって送信されたアップリンクスケジューリング情報を受信することと、
プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信すべきかどうかを判定することと、
アップリンクリソース上でアップリンクデータを送信することを決定した場合、プロセッサ801によって、通信モジュール803を使用することによってアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信することと
を実行するように主に設定される。
任意選択で、プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信すべきかどうかを判定することは、
プロセッサ801が、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が0から28の中の任意の値であると判定したとき、プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信することを決定すること、ならびに/または、
プロセッサ801が、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29から31の中の任意の値であると判定したとき、プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信しないことを決定すること
を含む。
任意選択で、プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信することを決定することは、
プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で、アップリンクデータ、アップリンクデータおよび非周期チャネル状態情報、アップリンクデータおよびフィードバック情報、または、アップリンクデータ、非周期チャネル状態情報、およびフィードバック情報を送信することを決定することを含む。
任意選択で、プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信しないことを決定することは、
プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報のうちの少なくとも1つに基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または、非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定することを含む。
任意選択で、プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報のうちの少なくとも1つに基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または、非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定することは、
プロセッサ801が、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であることを決定したとき、プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報を送信することを決定すること、ならびに/または、
プロセッサ801が、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30もしくは31であることを決定したとき、プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で、フィードバック情報、もしくは非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定すること
を含む。
任意選択で、プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報のうちの少なくとも1つに基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で、非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定することは、
プロセッサ801が、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が「真」に設定されているとき、プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報を送信することを決定すること、ならびに/または、
プロセッサ801が、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が「偽」に設定されているとき、プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、もしくは非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定すること
を含む。
任意選択で、プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定することは、
プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを決定することを含む。
プロセッサ801は、
プロセッサ801が、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30または31であることを決定したとき、プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するようにさらに設定される。
任意選択で、プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定することは、
プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定することを含む。
プロセッサ801は、
プロセッサ801が、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30または31であることを決定したとき、プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを決定するようにさらに設定される。
任意選択で、プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報のうちの少なくとも1つに基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定することは、
プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定することを含む。
任意選択で、プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、およびフィードバック指示情報のうちの少なくとも1つに基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定することは、
プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、およびフィードバック指示情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定することを含む。
本発明のこの実施形態において説明される端末デバイス80の機能モジュールの機能は、図4において示される実施形態における対応する端末デバイスの関連する説明に基づいて実装されてもよいことが理解されるべきである。詳細は、本明細書では再び説明されない。
図9を参照すると、図9は、本発明の実施形態によるアクセスネットワークデバイスの概略構造図である。図9に示されているように、アクセスネットワークデバイス90は、プロセッサ901と、メモリ902と、通信モジュール903と、バス904とを含む。プロセッサ901、メモリ902、および通信モジュール903は、バスを使用することによって、または別の方法で互いに接続されてもよい。たとえば、図9において、接続は、バス904を使用することによって実施される。
任意選択で、アクセスネットワークデバイス90は、ネットワークインターフェース905と電力モジュール906とをさらに含んでもよい。
プロセッサ901は、DSPチップであってもよい。プロセッサ901は、無線チャネル、ローカル制御ゾーン内の端末デバイスの制御クロスゾーンハンドオーバなどを管理するように設定される。特定の実装の間、プロセッサ901は、AM/CMモジュール(音声チャネル交換および情報交換の中心)と、BMモジュール(呼処理、シグナリング処理、無線リソース管理、無線リンク管理、および回路メンテナンスのような機能を実行するように設定される)と、TCSMモジュール(多重化/逆多重化および符号変換の機能を実行するように設定される)と、他のモジュールとを含んでもよい。詳細な情報については、モバイル通信に関する知識を参照されたい。
メモリ902は、フィードバック情報送信プログラムコードを記憶するように設定される。特定の実装の間、メモリ902は、ROMまたはRAMであってもよく、プログラムコードを記憶するように設定することができる。
通信モジュール903は、プロセッサ901によって生成されたモバイル通信信号に対して送信処理(たとえば、変調)を実行するように設定され、アンテナによって受信されたモバイル通信信号に対して受信処理(たとえば、復調)を実行するようにさらに設定される。
バス904は、ISAバス、PCIバス、EISAバス、IICバスなどであってもよい。
ネットワークインターフェース905は、アクセスネットワークデバイス90によって使用され、端末(2Gにおける移動局MS、または3Gおよび4GにおけるUE)とのデータ通信を実行する。特定の実装の間、ネットワークインターフェース905は、GSM(2G)ワイヤレスネットワークインターフェース、WCDMA(3G)ワイヤレスネットワークインターフェース、LTE(4G)ワイヤレスネットワークインターフェースなどのうちの1つもしくはいくつかを含んでもよく、または、将来の4.5Gもしくは5Gにおけるワイヤレスネットワークインターフェースであってもよい。
電力モジュール906は、アクセスネットワークデバイス90のモジュールに電力を供給するように設定される。
本発明のこの実施形態では、プロセッサ901は、メモリ902の中のプログラムコードを呼び出し、以下の動作、すなわち、
プロセッサ901によって、通信モジュール903を使用することによって端末デバイスにアップリンクスケジューリング情報を送信することであって、アップリンクスケジューリング情報が変調およびコーディング指示情報を含み、変調およびコーディング指示情報が、端末デバイスによって使用され、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信すべきかどうかを判定する、ことと、
変調およびコーディング指示情報が、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信するように端末デバイスに命令した場合、プロセッサ901によって、通信モジュール903を使用することによって、アップリンクリソース上で端末デバイスによって送信されたアップリンクデータを受信することと
を実行するようにさらに設定される。
アクセスネットワークデバイス90は、2G通信システム(たとえば、GSM)、3G通信システム(たとえば、UMTS)、および4G通信システム(たとえば、LTE)に適用可能であり、将来の4.5Gまたは5G通信システムに適用可能でもあることが留意されるべきである。
任意選択で、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が0から28の中の任意の値であるとき、変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信することを端末デバイスに示し、ならびに/または、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29から31の中の任意の値であるとき、変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信しないことを端末デバイスに示す。
任意選択で、アップリンクスケジューリング情報は、フィードバック指示情報をさらに含み、非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報は、端末デバイスによって使用され、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータ、アップリンクデータおよび非周期チャネル状態情報、アップリンクデータおよびフィードバック情報、またはアップリンクデータ、非周期チャネル状態情報、およびフィードバック情報を送信することを決定する。
任意選択で、アップリンクスケジューリング情報は、非周期チャネル状態指示情報とフィードバック指示情報とをさらに含み、変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、およびフィードバック指示情報のうちの少なくとも1つは、端末デバイスによって使用され、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定する。
任意選択で、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であるとき、変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報を送信することを端末デバイスに示し、ならびに/または、
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30もしくは31であるとき、変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、もしくは非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを端末デバイスに示す。
任意選択で、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が「真」に設定されているとき、変調およびコーディング指示情報ならびに非周期チャネル状態指示情報が使用され、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報を送信するように端末デバイスに命令し、ならびに/または、
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が「偽」に設定されているとき、変調およびコーディング指示情報ならびに非周期チャネル状態指示情報が使用され、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信するように端末デバイスに命令する。
任意選択で、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が「偽」に設定されているとき、変調およびコーディング指示情報ならびに非周期チャネル状態指示情報が使用され、端末デバイスに命令し、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信し、または、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30もしくは31であるとき、変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを端末デバイスに示す。
任意選択で、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が「偽」に設定されているとき、変調およびコーディング指示情報ならびに非周期チャネル状態指示情報が使用され、端末デバイスに命令し、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信し、または、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30もしくは31であるとき、変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを端末デバイスに示す。
任意選択で、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報は、端末デバイスによって使用され、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定する。
任意選択で、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するために端末デバイスによって使用される。
本発明のこの実施形態において説明されるアクセスネットワークデバイス90の機能モジュールの機能は、図4において示される実施形態における対応するアクセスネットワークデバイスの関連する説明に基づいて実装されてもよいことが理解されるべきである。詳細は、本明細書では再び説明されない。
図10を参照すると、図10は、本発明の実施形態による端末デバイスの概略構造図である。図10に示されているように、端末デバイス100は、プロセッサ1001と、メモリ1002と、通信モジュール1003と、バス1004とを含む。プロセッサ1001、メモリ1002、および通信モジュール1003は、バスを使用することによって、または別の方法で互いに接続されてもよい。たとえば、図10において、接続は、バス1004を使用することによって実施される。
任意選択で、端末デバイス100は、I/Oインターフェース1005と、I/Oコントローラ1006と、ディスプレイ1007と、センサ1008と、電力モジュール1009とをさらに含んでもよい。
プロセッサ1001は、汎用プロセッサ、たとえば、CPUであってもよく、端末デバイス100のオペレーティングシステムソフトウェア、必要とされるアプリケーションソフトウェアなどを実行するように設定される。プロセッサ1001は、通信モジュール1003を使用することによって受信されたデータを処理してもよい。プロセッサ1001は、ワイヤレス送信のために通信モジュール1003に送信されるべきデータをさらに処理してもよい。
メモリ1002は、アップリンク情報送信プログラムコード、および、端末デバイスの様々なソフトウェアプログラムの完全な記憶、データ記憶、実行するソフトウェアなどを記憶するように設定される。メモリ1002は、揮発性メモリ、たとえば、RAMを含んでもよい。代替として、メモリ1002は、不揮発性メモリ、たとえば、ROM、ハードディスクドライブ、またはソリッドステートドライブを含んでもよい。代替として、メモリ1002は、前述のタイプのメモリの組合せを含んでもよい。
通信モジュール1003は、端末デバイス100のための通信機能を提供し、プロセッサ1001によって生成されたモバイル通信信号に対して送信処理(たとえば、増幅、変調、または符号化)を実行するように設定され、アンテナによって受信されたモバイル通信信号に対して受信処理(たとえば、復調または復号)を実行するようにさらに設定される。通信モジュール1003は、セルラーネットワーク、たとえば、GSM、UMTS、LTE、またはCDMAネットワークに適用可能であり、WLAN、NFCネットワーク、Bluetoothネットワークなどのうちの1つまたは複数に適用可能でもある。
バス1004は、ISAバス、PCIバス、EISAバス、IICバスなどであってもよい。
I/Oインターフェース1005は、端末デバイス100の外部インターフェースであり、USBインターフェース、SDカードインターフェース、押しボタンインターフェースなどのうちの1つまたは複数を含む。
I/Oコントローラ1006は、端末デバイス100の様々な入出力デバイス間のデータ交換、特に、プロセッサ1001と、I/Oインターフェース1005と、ディスプレイ1007との間のデータ交換を制御するように設定される。
ディスプレイ1007は、端末デバイス100の表示画面およびタッチスクリーンである。ディスプレイ1007は、端末デバイス100のソフトウェア実行状態と、電力状態と、時間と、ユーザ設定インターフェースと、設定結果とを表示するように設定される。タッチスクリーンは、ユーザのタッチ動作を受け付け、ユーザのタッチ動作をユーザの動作指示に変換するように設定される。
センサ1008は、GPSモジュール、重力センサ、加速度センサ、距離センサ、カメラ、光学センサなどのうちの1つまたは複数を含む、様々なセンサデバイスである。
電力モジュール1009は、端末デバイス100のモジュールに電力を供給する。
本発明のこの実施形態では、プロセッサ1001は、メモリ1002内に記憶されたプログラムを呼び出し、以下の動作、すなわち、
プロセッサ1001によって、通信モジュール1003を使用することによって、アクセスネットワークデバイスによって送信されたアップリンクスケジューリング情報を受信することと、
プロセッサ1001によって、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報を判定することであって、アップリンク情報が、以下、すなわち、アップリンクデータ、非周期チャネル状態情報、およびフィードバック情報のうちの少なくとも1つを含む、ことと、
プロセッサ1001によって、通信モジュール1003を使用することによってアップリンクリソース上でアップリンク情報を送信することと
を実行するように主に設定される。
本発明のこの実施形態において説明される端末デバイス100の機能モジュールの機能は、図5において示される実施形態における対応する端末デバイスの関連する説明に基づいて実装されてもよいことが理解されるべきである。詳細は、本明細書では再び説明されない。
図11を参照すると、図11は、本発明の実施形態によるアクセスネットワークデバイスの概略構造図である。図11に示されているように、アクセスネットワークデバイス110は、プロセッサ1101と、メモリ1102と、通信モジュール1103と、バス1104とを含む。プロセッサ1101、メモリ1102、および通信モジュール1103は、バスを使用することによって、または別の方法で互いに接続されてもよい。たとえば、図11において、接続は、バス1104を使用することによって実施される。
任意選択で、アクセスネットワークデバイス110は、ネットワークインターフェース1105と電力モジュール1106とをさらに含んでもよい。
プロセッサ1101は、DSPチップであってもよい。プロセッサ1101は、無線チャネル、ローカル制御ゾーン内の端末デバイスの制御クロスゾーンハンドオーバなどを管理するように設定される。特定の実装の間、プロセッサ1101は、AM/CMモジュール(音声チャネル交換および情報交換の中心)と、BMモジュール(呼処理、シグナリング処理、無線リソース管理、無線リンク管理、および回路メンテナンスのような機能を実行するように設定される)と、TCSMモジュール(多重化/逆多重化および符号変換の機能を実行するように設定される)と、他のモジュールとを含んでもよい。詳細な情報については、モバイル通信に関する知識を参照されたい。
メモリ1102は、フィードバック情報送信プログラムコードを記憶するように設定される。特定の実装の間、メモリ1102は、ROMまたはRAMであってもよく、プログラムコードを記憶するように設定されることができる。
通信モジュール1103は、プロセッサ1101によって生成されたモバイル通信信号に対して送信処理(たとえば、変調)を実行するように設定され、アンテナによって受信されたモバイル通信信号に対して受信処理(たとえば、復調)を実行するようにさらに設定される。
バス1104は、ISAバス、PCIバス、EISAバス、IICバスなどであってもよい。
ネットワークインターフェース1105は、端末(2Gにおける移動局MS、または3Gおよび4GにおけるUE)とのデータ通信を実行するためにアクセスネットワークデバイス110によって使用される。特定の実装の間、ネットワークインターフェース1105は、GSM(2G)ワイヤレスネットワークインターフェース、WCDMA(3G)ワイヤレスネットワークインターフェース、LTE(4G)ワイヤレスネットワークインターフェースなどのうちの1つもしくはいくつかを含んでもよく、または、将来の4.5Gもしくは5Gにおけるワイヤレスネットワークインターフェースであってもよい。
電力モジュール1106は、アクセスネットワークデバイス110のモジュールに電力を供給するように設定される。
本発明のこの実施形態では、プロセッサ1101は、メモリ1102内に記憶されたプログラムコードを呼び出し、以下の動作、すなわち、
プロセッサ1101によって、通信モジュール1103を使用することによって、端末デバイスにアップリンクスケジューリング情報を送信することであって、アップリンクスケジューリング情報が、非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報を含み、非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報が使用され、端末デバイスに命令し、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報を判定し、アップリンク情報が、以下、すなわち、アップリンクデータ、非周期チャネル状態情報、およびフィードバック情報のうちの少なくとも1つを含む、ことと、
プロセッサ1101によって、通信モジュール1103を使用することによって、アップリンクリソース上で端末デバイスによって送信されたアップリンク情報を受信することと
を実行するようにさらに設定される。
アクセスネットワークデバイス110は、2G通信システム(たとえば、GSM)、3G通信システム(たとえば、UMTS)、および4G通信システム(たとえば、LTE)に適用可能であり、将来の4.5Gまたは5G通信システムに適用可能でもあることが留意されるべきである。
本発明のこの実施形態において説明されるアクセスネットワークデバイス110の機能モジュールの機能は、図5において示される実施形態における対応するアクセスネットワークデバイスの関連する説明に基づいて実装されてもよいことが理解されるべきである。詳細は、本明細書では再び説明されない。
図12を参照すると、図12は、本発明の実施形態による別の端末デバイスの概略構造図である。図12に示されているように、端末デバイス120は、受信ユニット1201と、判定ユニット1202と、送信ユニット1203とを含む。
受信ユニット1201は、アクセスネットワークデバイスによって送信されたアップリンクスケジューリング情報を受信するように設定される。
判定ユニット1202は、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信すべきかどうかを判定するように設定される。
送信ユニット1203は、判定ユニット1202がアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを決定した場合、アップリンクリソース上でフィードバック情報を送信するように設定される。
この実装では、端末デバイス120は、機能ユニットの形態で提示される。本明細書における「ユニット」は、特定用途向け集積回路(英語:Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、1つもしくは複数のソフトウェアもしくはファームウェアプログラムを実行するプロセッサおよびメモリ、集積論理回路、ならびに/または前述の機能を提供することができる別の構成要素であってもよい。端末デバイス120は、図6に示された形態を使用してもよい。受信ユニット1201、判定ユニット1202、および送信ユニット1203は、図6におけるプロセッサ601を使用することによって実装されてもよい。
任意選択で、送信ユニット1203は、
アップリンクリソース上でフィードバック情報を送信するとき、アップリンクリソース上でアップリンクデータおよび非周期チャネル状態情報のうちの少なくとも1つをさらに送信するようにさらに設定される。
任意選択で、判定ユニット1202は、具体的には
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が、具体的には、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が、非周期チャネル状態情報をフィードバックするように端末デバイスに命令し、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応する変調およびコーディング方式インデックス番号が30もしくは31に設定されているとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを決定し、ならびに/または、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が、非周期チャネル状態情報をフィードバックしないように端末デバイスに命令し、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応する変調およびコーディング方式インデックス番号が29から31の中の任意の値に設定されているとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを決定するように設定される。
本発明のこの実施形態において説明される端末デバイス120の機能ユニットの機能は、図3において示される実施形態における端末デバイスの関連する説明に基づいて実装されてもよいことが理解されるべきである。詳細は、本明細書では再び説明されない。
図13を参照すると、図13は、本発明の実施形態による別のアクセスネットワークデバイスの概略構造図である。図13に示されているように、アクセスネットワークデバイス130は、送信ユニット1301と受信ユニット1302とを含む。
送信ユニット1301は、端末デバイスにアップリンクスケジューリング情報を送信するように設定され、アップリンクスケジューリング情報は、非周期チャネル状態指示情報と変調およびコーディング指示情報とを含み、非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信すべきかどうかを判定するように端末デバイスに命令するために使用される。
受信ユニット1302は、非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報が、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信するように端末デバイスに命令した場合、アップリンクリソース上で端末デバイスによって送信されたフィードバック情報を受信するように設定される。
この実施形態では、アクセスネットワークデバイス130は、機能ユニットの形態で提示される。本明細書における「ユニット」は、ASIC、1つもしくは複数のソフトウェアもしくはファームウェアプログラムを実行するプロセッサおよびメモリ、集積論理回路、ならびに/または前述の機能を提供することができる別の構成要素であってもよい。アクセスネットワークデバイス130は、図7に示される形態を使用してもよい。送信ユニット1301および受信ユニット1302は、図7におけるプロセッサ701を使用することによって実装されてもよい。
本発明のこの実施形態において説明されるアクセスネットワークデバイス130の機能ユニットの機能は、図3において示される実施形態における端末デバイスの関連する説明に基づいて実装されてもよいことが理解されるべきである。詳細は、本明細書では再び説明されない。
図14を参照すると、図14は、本発明の実施形態による別の端末デバイスの概略構造図である。図14に示されているように、端末デバイス140は、受信ユニット1401と、第1の判定ユニット1402と、送信ユニット1403とを含む。
受信ユニット1401は、アクセスネットワークデバイスによって送信されたアップリンクスケジューリング情報を受信するように設定される。
第1の判定ユニット1402は、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信すべきかどうかを判定するように設定される。
送信ユニット1403は、アップリンクリソース上でアップリンクデータを送信することが決定された場合、アップリンクリソース上でアップリンクデータを送信するように設定される。
この実施形態では、端末デバイス140は、機能ユニットの形態で提示される。本明細書における「ユニット」は、ASIC、1つもしくは複数のソフトウェアもしくはファームウェアプログラムを実行するプロセッサおよびメモリ、集積論理回路、ならびに/または前述の機能を提供することができる別の構成要素であってもよい。端末デバイス140は、図8に示される形態を使用してもよい。受信ユニット1401、第1の判定ユニット1402、および送信ユニット1403は、図8におけるプロセッサ801を使用することによって実装されてもよい。
任意選択で、第1の判定ユニット1402は、具体的には、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が0から28の中の任意の値であることを決定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信することを決定し、ならびに/または、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29から31の中の任意の値であることを決定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信しないことを決定するように設定される。
任意選択で、第1の判定ユニット1402が、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信しないことを決定するように設定されることは、具体的には、
第1の判定ユニット1402が、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で、アップリンクデータ、アップリンクデータおよび非周期チャネル状態情報、アップリンクデータおよびフィードバック情報、または、アップリンクデータ、非周期チャネル状態情報、およびフィードバック情報を送信することを決定するように設定されることである。
任意選択で、第1の判定ユニット1402がアップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信しないことを決定するように設定されることは、具体的には、
第1の判定ユニット1402が、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報のうちの少なくとも1つに基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するように設定されることである。
任意選択で、第1の判定ユニット1402は、具体的には、
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であることを決定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報を送信することを決定し、ならびに/または、
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30もしくは31であることを決定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、もしくは非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するように設定される。
任意選択で、第1の判定ユニット1402は、具体的には、
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が「真」に設定されていることを決定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報を送信することを決定し、ならびに/または、
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が「偽」に設定されていることを決定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、もしくは非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するように設定される。
任意選択で、第1の判定ユニット1402が、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するように設定されることは、具体的には、
第1の判定ユニット1402が、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを決定するように設定されることである。
端末デバイス140は、
第1の判定ユニット1402が変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30または31であることを決定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するように設定される第2の判定ユニットをさらに含む。
任意選択で、第1の判定ユニット1402が、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するように設定されることは、具体的には、
第1の判定ユニット1402が、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するように設定される。
端末デバイス140は、
第1の判定ユニット1402が、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30または31であることを決定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを決定するように設定される第3の判定ユニットをさらに含む。
任意選択で、第1の判定ユニット1402は、具体的には、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するように設定される。
任意選択で、第1の判定ユニット1402は、具体的には、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するように設定される。
本発明のこの実施形態において説明される端末デバイス140の機能ユニットの機能は、図4において示される実施形態における端末デバイスの関連する説明に基づいて実装されてもよいことが理解されるべきである。詳細は、本明細書では再び説明されない。
図15を参照すると、図15は、本発明の実施形態による別のアクセスネットワークデバイスの概略構造図である。図15に示されているように、アクセスネットワークデバイス150は、送信ユニット1501と受信ユニット1502とを含む。
送信ユニット1501は、端末デバイスにアップリンクスケジューリング情報を送信するように設定され、アップリンクスケジューリング情報は、変調およびコーディング指示情報を含み、変調およびコーディング指示情報は、端末デバイスによって使用され、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信すべきかどうかを判定する。
受信ユニット1502は、変調およびコーディング指示情報がアップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信するように端末デバイスに命令した場合、アップリンクリソース上で端末デバイスによって送信されたアップリンクデータを受信するように設定される。
この実施形態では、アクセスネットワークデバイス150は、機能ユニットの形態で提示される。本明細書における「ユニット」は、ASIC、1つもしくは複数のソフトウェアもしくはファームウェアプログラムを実行するプロセッサおよびメモリ、集積論理回路、ならびに/または前述の機能を提供することができる別の構成要素であってもよい。アクセスネットワークデバイス150は、図9に示される形態を使用してもよい。送信ユニット1501および受信ユニット1502は、図9におけるプロセッサ901を使用することによって実装されてもよい。
本発明のこの実施形態において説明されるアクセスネットワークデバイス150の機能ユニットの機能は、図4において示される実施形態における端末デバイスの関連する説明に基づいて実装されてもよいことが理解されるべきである。詳細は、本明細書では再び説明されない。
図16を参照すると、図16は、本発明の実施形態による別の端末デバイスの概略構造図である。図16に示されているように、端末デバイス160は、受信ユニット1601と、判定ユニット1602と、送信ユニット1603とを含む。
受信ユニット1601は、アクセスネットワークデバイスによって送信されたアップリンクスケジューリング情報を受信するように設定される。
判定ユニット1602は、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報を判定するように設定され、アップリンク情報は、以下、すなわち、アップリンクデータ、非周期チャネル状態情報、およびフィードバック情報のうちの少なくとも1つを含む。
送信ユニット1603は、アップリンクリソース上でアップリンク情報を送信するように設定される。
この実装では、端末デバイス160は、機能ユニットの形態で提示される。本明細書における「ユニット」は、ASIC、1つもしくは複数のソフトウェアもしくはファームウェアプログラムを実行するプロセッサおよびメモリ、集積論理回路、ならびに/または前述の機能を提供することができる別の構成要素であってもよい。端末デバイス160は、図10に示される形態を使用してもよい。受信ユニット1601、判定ユニット1602、および送信ユニット1603は、図10におけるプロセッサ1001を使用することによって実装されてもよい。
本発明のこの実施形態において説明される端末デバイス160の機能ユニットの機能は、図5において示される実施形態における端末デバイスの関連する説明に基づいて実装されてもよいことが理解されるべきである。詳細は、本明細書では再び説明されない。
図17を参照すると、図17は、本発明の実施形態による別のアクセスネットワークデバイスの概略構造図である。図17に示されているように、アクセスネットワークデバイス170は、送信ユニット1701と受信ユニット1702とを含む。
送信ユニット1701は、端末デバイスにアップリンクスケジューリング情報を送信するように設定され、アップリンクスケジューリング情報は、非周期チャネル状態指示情報とフィードバック指示情報とを含み、非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報を判定するように端末デバイスに命令するために使用され、アップリンク情報は、以下、すなわち、アップリンクデータ、非周期チャネル状態情報、およびフィードバック情報のうちの少なくとも1つを含む。
受信ユニット1702は、アップリンクリソース上で端末デバイスによって送信されたアップリンク情報を受信するように設定される。
この実施形態では、アクセスネットワークデバイス170は、機能ユニットの形態で提示される。本明細書における「ユニット」は、ASIC、1つもしくは複数のソフトウェアもしくはファームウェアプログラムを実行するプロセッサおよびメモリ、集積論理回路、ならびに/または前述の機能を提供することができる別の構成要素であってもよい。アクセスネットワークデバイス170は、図11に示される形態を使用してもよい。送信ユニット1701および受信ユニット1702は、図11におけるプロセッサ1101を使用することによって実装されてもよい。
本発明のこの実施形態において説明されるアクセスネットワークデバイス170の機能ユニットの機能は、図5において示される実施形態におけるアクセスネットワークデバイスの関連する説明に基づいて実装されてもよいことが理解されるべきである。詳細は、本明細書では再び説明されない。
本発明の実施形態のより良い実装を容易にするために、本発明の実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。コンピュータ可読記憶媒体は、1つまたは複数のコンピュータプログラムを記憶する。コンピュータ可読記憶媒体は、磁気ディスク、コンパクトディスク、ROM、またはRAMであってもよい。1つまたは複数のコンピュータプログラムは、端末デバイスの1つまたは複数のプロセッサ上で動作する。コンピュータプログラムが動作しているとき、図3、図4、または図5に示されている前述の方法実施形態の手順が実施され得る。
結論として、本発明の実施形態を実施することによって、アンライセンス周波数帯域リソースを使用するとき、端末デバイスは、フィードバックされる必要があるアップリンク情報のタイプを効果的に識別して、データ送信効率を保証することができる。
本発明は実施形態を参照して本明細書で説明されたが、本発明の特許請求の範囲は、限定されるべきではない。保護を請求する本発明を実施するプロセスにおいて、当業者は、添付図面、開示される内容、および添付の特許請求の範囲を見ることによって、前述の実施形態におけるすべてのまたはいくつかの手順を理解し実施してもよい。本発明の特許請求の範囲に従って作られた等価の変形は、本発明の範囲内に入るものとする。特許請求の範囲において、「備える」は、別の構成要素または別のステップを排除せず、「a」または「1つの」は、「複数の」の場合を排除しない。単一のコントローラまたは別のユニットは、特許請求の範囲において列挙されるいくつかの機能を実施してもよい。いくつかの文言は、互いに異なる従属請求項において記録されているが、これは、これらの文言がより良い効果を生じるように組み合わされることができないことを意味しない。コンピュータプログラムは、光記憶媒体もしくは固体媒体のような適切な媒体において記憶/配信されてもよく、他のハードウェアと一緒に提供されてもよく、もしくはハードウェアの一部として使用されてもよく、または別の方法で、たとえば、インターネット(英語:Internet)、もしくは別の有線もしくは無線システムを使用することによって、配信されてもよい。
本発明は、通信技術の分野に関し、詳細には、アップリンク情報送信方法、関係するデバイス、および通信システムに関する。
ロングタームエボリューション(英語:Long Term Evolution、LTE)システムは、2つの複信モード、周波数分割複信(英語:Frequency Division Duplexing、FDD)および時分割複信(Time Division Duplexing、TDD)をサポートする。FDDは、アップリンク送信およびダウンリンク送信が異なる搬送波帯域上で実施され、端末デバイスとアクセスネットワークデバイスの両方が、同時に信号を受信し信号を送信することを可能にされることを意味する。TDDは、アップリンク送信およびダウンリンク送信が同じ搬送波帯域上で実施され、端末デバイス/アクセスネットワークデバイスが、異なる瞬間において情報を送信しおよび受信することを意味する。ハイブリッド自動再送要求(英語:Hybrid Automatic Repeat Request、HARQ)メカニズムに基づいて、ダウンリンクキャリアのために端末デバイスによって与えられるフィードバック情報は、肯定応答(英語:Acknowledgement、ACK)および否定応答(英語:Negative−Acknowledgement、NACK)を含む。既存のLTEシステムでは、端末デバイスがその中で物理ダウンリンク共有チャネル(英語:Physical Downlink Shared Channel、PDSCH)を受信するサブフレームと、PDSCHに対応するACKまたはNACKを端末デバイスがその中でフィードバックするアップリンクサブフレームとのサブフレーム間隔があらかじめ定義されていて、端末デバイスがACKまたはNACKをフィードバックし、アクセスネットワークデバイスがACKまたはNACKを受信することが保証される。
FDDシステムでは、PDSCH上で搬送されるダウンリンクデータをダウンリンクサブフレームn−4中で受信した後に、端末デバイスは、PDSCHに対応するACKまたはNACKをアップリンクサブフレームn中でフィードバックする。TDDシステムでは、無線フレームのアップリンクダウンリンク構成は固定されている。図1Aに示されているように、LTEは、7つの異なるTDDアップリンクダウンリンク構成を現在サポートしている。Dはダウンリンクサブフレーム(英語:Downlink Subframe)を表し、Sはスペシャルサブフレーム(英語:Special Subframe、SSF)を表し、Uはアップリンクサブフレーム(英語:Uplink Subframe)を表す。PDSCHと、PDSCHに対応するACKまたはNACKとの間の時間系列関係またはタイミング関係が図1Bに示されている。番号を使用することによって識別されるサブフレームは、ACKまたはNACKをフィードバックするために使用されるアップリンクサブフレームnであり、識別番号は、ダウンリンクサブフレームn−k(kはKに属する)中のPDSCHに対応するACKまたはNACKがアップリンクサブフレームn中でフィードバックされる必要があることを示す。たとえば、アップリンクダウンリンク構成1におけるサブフレームn=2中のK={7,6}は、アップリンクサブフレームn=2が使用されて、2つのダウンリンクサブフレームn−7およびn−6中でPDSCHに対応するACKまたはNACKがフィードバックされることを示す。特に、n−7はダウンリンクサブフレーム5を識別し、n−6はダウンリンクサブフレーム6を識別する。
既存のLTEシステムにおいてサービングセル中に展開されるすべてのスペクトルは、ライセンススペクトルである。具体的には、スペクトルは、ライセンススペクトルを購入した事業者ネットワークによってのみ使用されることができる。(ライセンスフリースペクトルと呼ばれることもある)アンライセンススペクトルは、購入されることなしにどんな事業者によっても使用されることができるので、アンライセンススペクトルに対してより多くの注意が払われる。スペクトルリソースは、将来において供給がますます不足し、結果的に、ライセンススペクトルに基づくLTEシステムのサービス能力が限定される。したがって、LTEシステムがアンライセンススペクトルを使用することが発展傾向である。アンライセンススペクトル上に展開されたLTEシステムはアンライセンスロングタームエボリューション(英語:Unlicensed−LTE、U−LTE)システムと呼ばれる。
アンライセンススペクトル上のリソース共有は、特定のスペクトルの使用中に送信電力および帯域外リークなどのカウンタのみに制限が課され、いくつかの領域においていくつかの追加の共存ポリシーがあることなどを意味する。アンライセンススペクトル上の複数のシステム間の、たとえば、U−LTEシステムとワイヤレスフィデリティ(英語:Wireless Fidelity、WiFi)システムとの間の、または複数の事業者のU−LTEシステム間の、フレンドリーな共存について考えると、アンライセンススペクトルの使用中に、リッスンビフォアトーク(英語:Listen−Before−Talk、LBT)など、いくつかの共存規制の制限に従われる必要がある。特に、アクセスネットワークデバイスまたは端末デバイスがU−LTEサービングセルのチャネル上で信号を送信する前に、クリアチャネルアセスメント(英語:Clear Channel Assessment、CCA)がサービングセルのチャネル上で実施される必要がある。検出された受信電力がしきい値を超えると、アクセスネットワークデバイスまたは端末デバイスは、チャネルがアイドルであることを検出するまで、一時的にチャネル上で信号を送信することができない。さらに、場合によっては、アクセスネットワークデバイスまたは端末デバイスは、さらにランダムバックオフを実施する必要がある。ランダムバックオフ中にのみ、チャネルはアイドルであり、チャネル上で信号は送信され得る。これに基づいて、LTEシステムでは、ダウンリンクデータを送信するアクセスネットワークデバイスと、アップリンクデータを送信する端末デバイスの両方が、アンライセンススペクトル上でデータを時々送信することがわかるであろう。加えて、アンライセンススペクトル上の時々のデータ送信に基づいて、LTEシステムのアップリンクダウンリンクサービス要件を満たすために、アンライセンススペクトル上のU−LTEシステムのアップリンクダウンリンク構成はフレキシブルであることができる。
アンライセンススペクトルの上記の特徴(具体的には、時々のデータ送信およびフレキシブルなアップリンクダウンリンク構成)に基づいて、時々のデータ送信の場合、アンライセンス周波数帯域リソースの効果的な使用およびデータ送信効率を保証するために、ダウンリンクデータについてHARQ−ACK情報を送信するように端末デバイスに命令するためのトリガメカニズムが使用され得る。既存のシステムでは、非周期チャネル状態情報のフィードバックおよびアップリンクデータ送信もトリガメカニズムを使用することによって実装されること、たとえば、アップリンクデータおよび/または非周期チャネル状態情報を送信するように端末デバイスに命令するためのULグラントが使用されることを考えると、トリガされるアップリンク情報のタイプを端末デバイスが識別することを可能にするために好適な技術的解決策をどのように設計すべきであるかが、今回解決される必要がある技術的問題である。
本発明の実施形態は、アンライセンス周波数帯域リソースを使用しているとき、端末デバイスが、フィードバックされる必要があるアップリンク情報のタイプを効果的に識別し、データ送信効率を保証することができるような、アップリンク情報送信方法、関係するデバイス、および通信システムを提供する。
第1の態様によれば、
アクセスネットワークデバイスによって送信されたアップリンクスケジューリング情報を端末デバイスによって受信するステップと、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいて端末デバイスによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信すべきかどうかを判定するステップと、
アップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを決定した場合、端末デバイスによってアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信するステップと
を含む、アップリンク情報送信方法が提供される。
上記のステップを実施することによって、端末デバイスは、端末デバイスがHARQ−ACKをフィードバックする必要があるかどうかを判定することができ、さらに、余分のシグナリングオーバーヘッドを引き起こすことなしに、既存のアップリンクスケジューリング情報(たとえば、ULグラント)中に含まれる非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報を再利用することができ、それにより、シグナリングオーバーヘッドが低減される。
第1の態様に関して、第1の態様の第1の実装では、本方法は、
端末デバイスがアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信するとき、端末デバイスによってアップリンクリソース上でアップリンクデータおよび非周期チャネル状態情報のうちの少なくとも1つをさらに送信するステップ
をさらに含む。
上記のステップが実施される。したがって、既存のULグラントにおける指示方法が最大限に再利用され、スケジュールされたアップリンクリソース上でUL−SCHおよび/またはaCSIを送信することを端末デバイスによって決定するための以前の方法が維持されることが可能であり、それにより、端末デバイスはわずかにしか変更されない。
第1の態様または第1の態様の第1の実装に関して、第1の態様の第2の実装では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいて端末デバイスによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信すべきかどうかを判定するステップは、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が、非周期チャネル状態情報をフィードバックするように端末デバイスに命令し、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応する変調およびコーディング方式インデックス番号が30もしくは31に設定されたとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを端末デバイスによって決定するステップ、および/または
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が、非周期チャネル状態情報をフィードバックしないように端末デバイスに命令し、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応する変調およびコーディング方式インデックス番号が29から31の中のいずれかの値に設定されたとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを端末デバイスによって決定するステップ
を含む。
上記のステップが実施される。したがって、ライセンスフリー周波数帯域上で、非同期および適応アップリンクデータ送信が実施されてアップリンクリソースが効果的に使用される。この場合、ノンアダプティブ再送のために主に使用される変調およびコーディング方式インデックス(MCSインデックス)29から31は、UEがアップリンクデータを送信するときに使用されるMCSを示すために使用されなくてよく、それにより、MCSインデックス29から31を使用することによっておよび非周期チャネル状態指示情報(aCSIトリガ)に関して、アップリンクリソース上でHARQ−ACKを送信すべきかどうかが判定されることができる。
第2の態様によれば、
アクセスネットワークデバイスによって送信されたアップリンクスケジューリング情報を端末デバイスによって受信するステップと、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に基づいて端末デバイスによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信すべきかどうかを判定するステップと、
アップリンクリソース上でアップリンクデータを送信することを決定した場合、端末デバイスによってアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信するステップと
を含む、アップリンク情報送信方法が提供される。
上記のステップを実施することによって、端末デバイスは、余分のシグナリングオーバーヘッドを引き起こすことなしに、変調およびコーディング指示情報のみを使用することによって、端末デバイスがアップリンクデータをフィードバックする必要があるかどうかを判定することができ、それにより、シグナリングオーバーヘッドが低減される。加えて、端末デバイスは、非周期チャネル状態指示情報と無関係に、アップリンクデータを送信すべきかどうかを判定することができ、それにより、端末デバイスによる検出の複雑さが低減される。
第2の態様に関して、第2の態様の第1の実装では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に基づいて端末デバイスによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信すべきかどうかを判定するステップは、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が0から28の中のいずれかの値であると端末デバイスが判定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信することを端末デバイスによって決定するステップ、および/または
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29から31の中のいずれかの値であると端末デバイスが判定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信しないことを端末デバイスによって決定するステップ
を含む。
上記のステップが実施され、それにより、アップリンクデータのMCSは適応的に調整されて、データ送信効率を改善することが可能である。
第2の態様の第1の実装に関して、第2の態様の第2の実装では、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信することを端末デバイスによって決定するステップは、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報に基づいて端末デバイスによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータ、アップリンクデータおよび非周期チャネル状態情報、アップリンクデータおよびフィードバック情報、またはアップリンクデータ、非周期チャネル状態情報、およびフィードバック情報を送信することを決定するステップ
を含む。
第2の態様の第1の実装に関して、第2の態様の第3の実装では、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信しないことを端末デバイスによって決定するステップは、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報のうちの少なくとも1つに基づいて端末デバイスによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するステップ
を含む。
第2の態様の第3の実装に関して、第2の態様の第4の実装では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報のうちの少なくとも1つに基づいて端末デバイスによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するステップは、
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であると端末デバイスが判定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報を送信することを端末デバイスによって決定するステップ、および/または
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30または31であると端末デバイスが判定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを端末デバイスによって決定するステップ
を含む。
上記のステップが実施される。したがって、ライセンスフリー周波数帯域上の非同期および適応アップリンクデータ送信の特徴に関して、冗長MCSインデックスが効果的に使用されて、リソース使用効率を改善することが可能である。
第2の態様の第3の実装に関して、第2の態様の第5の実装では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報のうちの少なくとも1つに基づいて端末デバイスによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するステップは、
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が「真」に設定されていると端末デバイスが判定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報を送信することを端末デバイスによって決定するステップ、および/または
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が「偽」に設定されていると端末デバイスが判定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを端末デバイスによって決定するステップ
を含む。
第2の態様の第5の実装に関して、第2の態様の第6の実装では、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを端末デバイスによって決定するステップは、
アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを端末デバイスによって決定するステップ
を含み、
本方法は、
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30または31であると端末デバイスが判定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを端末デバイスによって決定するステップ
をさらに含む。
第2の態様の第5の実装に関して、第2の態様の第7の実装では、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを端末デバイスによって決定するステップは、
アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを端末デバイスによって決定するステップ
を含み、
本方法は、
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30または31であると端末デバイスが判定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを端末デバイスによって決定するステップ
をさらに含む。
第2の態様の第3の実装に関して、第2の態様の第8の実装では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報のうちの少なくとも1つに基づいて端末デバイスによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するステップは、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報に基づいて端末デバイスによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するステップ
を含む。
第2の態様の第3の実装に関して、第2の態様の第9の実装では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報のうちの少なくとも1つに基づいて端末デバイスによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するステップは、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報に基づいて端末デバイスによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するステップ
を含む。
第3の態様によれば、
アクセスネットワークデバイスによって送信されたアップリンクスケジューリング情報を端末デバイスによって受信するステップと、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報に基づいて端末デバイスによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報を判定するステップであって、アップリンク情報が、アップリンクデータ、非周期チャネル状態情報、およびフィードバック情報のうちの少なくとも1つを含む、ステップと、
端末デバイスによってアップリンクリソース上でアップリンク情報を送信するステップと
を含む、アップリンク情報送信方法が提供される。
上記のステップを実施することによって、端末デバイスは、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報および追加された指示ビット(フィードバック指示情報)に基づいて、フィードバックされる必要があるアップリンク情報を判定することができる。UEは、従来技術のようにスペシャルMCS構成および明示的シグナリングに基づいて判定する(たとえば、従来技術では、UEは、aCSIトリガ指示およびMCSインデックスの特定の値(たとえば、MCSインデックスが29である)に基づいて、aCSIを送信すべきかどうかを判定する)ことを実施することなしに、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる明示的シグナリングに基づいて、非周期CSIを送信するが、HARQ−ACKと、HARQ−ACKおよびaCSIと、HARQ−ACKおよびアップリンクデータと、HARQ−ACK、aCSI、およびアップリンクデータと、aCSIおよびアップリンクデータと、アップリンクデータとのいずれも送信しないことを決定することができ、それにより、MCSは通常に使用されることができる。予約済みMCSインデックス、たとえば、29から31の中のいずれかの値を使用して変調およびコーディング順序を表して、ダウンリンクデータ送信効率を改善し得る。
第4の態様によれば、
アクセスネットワークデバイスによって端末デバイスにアップリンクスケジューリング情報を送信するステップであって、アップリンクスケジューリング情報が非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報を含み、非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報が、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信すべきかどうかを判定するように端末デバイスに命令するために使用される、ステップと、
アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信するように非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報が端末デバイスに命令した場合、アップリンクリソース上で端末デバイスによって送信されたフィードバック情報をアクセスネットワークデバイスによって受信するステップと
を含む、アップリンク情報送信方法が提供される。
上記のステップを実施することによって、端末デバイスは、端末デバイスがHARQ−ACKをフィードバックする必要があるかどうかを判定することができ、さらに、余分のシグナリングオーバーヘッドを引き起こすことなしに、既存のアップリンクスケジューリング情報(たとえば、ULグラント)中に含まれる非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報を再利用することができ、それにより、シグナリングオーバーヘッドが低減される。
第4の態様に関して、第4の態様の第1の実装では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が、非周期チャネル状態情報をフィードバックするように端末デバイスに命令し、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応する変調およびコーディング方式インデックス番号が30もしくは31に設定されたとき、非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信するように端末デバイスに命令するために使用され、および/または
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が、非周期チャネル状態情報をフィードバックしないように端末デバイスに命令し、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応する変調およびコーディング方式インデックス番号が29から31の中のいずれかの値に設定されたとき、非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信するように端末デバイスに命令するために使用される。
第5の態様によれば、
アクセスネットワークデバイスによって端末デバイスにアップリンクスケジューリング情報を送信するステップであって、アップリンクスケジューリング情報が変調およびコーディング指示情報を含み、変調およびコーディング指示情報が、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信すべきかどうかを判定するために端末デバイスによって使用される、ステップと、
アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信するように変調およびコーディング指示情報が端末デバイスに命令した場合、アップリンクリソース上で端末デバイスによって送信されたアップリンクデータをアクセスネットワークデバイスによって受信するステップと
を含む、アップリンク情報送信方法が提供される。
上記のステップを実施することによって、端末デバイスは、余分のシグナリングオーバーヘッドを引き起こすことなしに、変調およびコーディング指示情報のみを使用することによって、端末デバイスがアップリンクデータをフィードバックする必要があるかどうかを判定することができ、それにより、シグナリングオーバーヘッドが低減される。加えて、端末デバイスは、非周期チャネル状態指示情報と無関係に、アップリンクデータを送信すべきかどうかを判定することができ、それにより、端末デバイスによる検出の複雑さが低減される。
第5の態様に関して、第5の態様の第1の実装では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が0から28の中のいずれかの値であるとき、変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信することを端末デバイスに示し、および/または
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29から31の中のいずれかの値であるとき、変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信しないことを端末デバイスに示す。
第5の態様に関して、第5の態様の第2の実装では、アップリンクスケジューリング情報はフィードバック指示情報をさらに含み、非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータ、アップリンクデータおよび非周期チャネル状態情報、アップリンクデータおよびフィードバック情報、またはアップリンクデータ、非周期チャネル状態情報、およびフィードバック情報を送信することを決定するために端末デバイスによって使用される。
第5の態様に関して、第5の態様の第3の実装では、アップリンクスケジューリング情報は非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報をさらに含み、変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報のうちの少なくとも1つは、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するために端末デバイスによって使用される。
第5の態様の第3の実装に関して、第5の態様の第4の実装では、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であるとき、変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報を送信することを端末デバイスに示し、および/または
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30もしくは31であるとき、変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを端末デバイスに示す。
第5の態様の第3の実装に関して、第5の態様の第5の実装では、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が「真」に設定されているとき、変調およびコーディング指示情報ならびに非周期チャネル状態指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報を送信するように端末デバイスに命令するために使用され、および/または
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が「偽」に設定されているとき、変調およびコーディング指示情報ならびに非周期チャネル状態指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信するように端末デバイスに命令するために使用される。
第5の態様の第5の実装に関して、第5の態様の第6の実装では、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が「偽」に設定されているとき、変調およびコーディング指示情報ならびに非周期チャネル状態指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信するように端末デバイスに命令するために使用されるか、または変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30もしくは31であるとき、変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを端末デバイスに示す。
第5の態様の第5の実装に関して、第5の態様の第7の実装では、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が「偽」に設定されているとき、変調およびコーディング指示情報ならびに非周期チャネル状態指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信するように端末デバイスに命令するために使用されるか、または変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30もしくは31であるとき、変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを端末デバイスに示す。
第5の態様の第3の実装に関して、第5の態様の第8の実装では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するために端末デバイスによって使用される。
第5の態様の第3の実装に関して、第5の態様の第9の実装では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するために端末デバイスによって使用される。
第6の態様によれば、
アクセスネットワークデバイスによって端末デバイスにアップリンクスケジューリング情報を送信するステップであって、アップリンクスケジューリング情報が非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報を含み、非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報が、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報を判定するように端末デバイスに命令するために使用され、アップリンク情報が、アップリンクデータ、非周期チャネル状態情報、およびフィードバック情報のうちの少なくとも1つを含む、ステップと、
アップリンクリソース上で端末デバイスによって送信されたアップリンク情報をアクセスネットワークデバイスによって受信するステップと
を含む、アップリンク情報送信方法が提供される。
上記のステップを実施することによって、端末デバイスは、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報および追加された指示ビット(フィードバック指示情報)に基づいて、フィードバックされる必要があるアップリンク情報を判定することができる。UEは、従来技術のようにスペシャルMCS構成および明示的シグナリングに基づいて判定する(たとえば、従来技術では、UEは、aCSIトリガ指示およびMCSインデックス=29に基づいて、aCSIを送信すべきかどうかを判定する)ことを実施することなしに、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる明示的シグナリングに基づいて、非周期CSIを送信するが、HARQ−ACKと、HARQ−ACKおよびaCSIと、HARQ−ACKおよびアップリンクデータと、HARQ−ACK、aCSI、およびアップリンクデータと、aCSIおよびアップリンクデータと、アップリンクデータとのいずれも送信しないことを決定することができ、それにより、MCSは通常に使用されることができる。予約済みMCSを使用して変調およびコーディング順序を表して、ダウンリンクデータ送信効率を改善し得る。
第7の態様によれば、プロセッサ、メモリ、および通信モジュールを含む、端末デバイスが提供され、メモリは、アップリンク情報送信プログラムコードを記憶するように構成されており、プロセッサは、以下の動作、
通信モジュールを使用することによってプロセッサによって、アクセスネットワークデバイスによって送信されたアップリンクスケジューリング情報を受信することと、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいてプロセッサによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信すべきかどうかを判定することと、
アップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを決定した場合、通信モジュールを使用することによってアップリンクリソース上でフィードバック情報をプロセッサによって送信することと
を実施するためにアップリンク情報送信プログラムコードを呼び出すように構成されている。
上記の動作を実施することによって、端末デバイスは、端末デバイスがHARQ−ACKをフィードバックする必要があるかどうかを判定することができ、さらに、余分のシグナリングオーバーヘッドを引き起こすことなしに、既存のアップリンクスケジューリング情報(たとえば、ULグラント)中に含まれる非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報を再利用することができ、それにより、シグナリングオーバーヘッドが低減される。
第7の態様に関して、第7の態様の第1の実装では、プロセッサは、
プロセッサが通信モジュールを使用することによってアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信するとき、通信モジュールを使用することによってアップリンクリソース上でアップリンクデータおよび非周期チャネル状態情報のうちの少なくとも1つをプロセッサによってさらに送信する
ようにさらに構成されている。
上記の動作が実施される。したがって、既存のULグラントにおける指示方法が最大限に再利用され、スケジュールされたアップリンクリソース上でUL−SCHおよび/またはaCSIを送信することを端末デバイスによって決定するための以前の方法が維持されることが可能であり、それにより、端末デバイスはわずかにしか変更されない。
第7の態様または第7の態様の第1の実装に関して、第7の態様の第2の実装では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいてプロセッサによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信すべきかどうかを判定することは、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が、非周期チャネル状態情報をフィードバックするように端末デバイスに命令し、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応する変調およびコーディング方式インデックス番号が30もしくは31に設定されたとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することをプロセッサによって決定すること、および/または
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が、非周期チャネル状態情報をフィードバックしないように端末デバイスに命令し、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応する変調およびコーディング方式インデックス番号が29から31の中のいずれかの値に設定されたとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することをプロセッサによって決定すること
を含む。
上記の動作が実施される。したがって、ライセンスフリー周波数帯域上で、非同期および適応アップリンクデータ送信が実施されてアップリンクリソースが効果的に使用される。この場合、ノンアダプティブ再送のために主に使用される変調およびコーディング方式(MCSインデックス)29から31は、UEがアップリンクデータを送信するときに使用されるMCSを示すために使用されなくてよく、それにより、MCSインデックス29から31を使用することによっておよび非周期チャネル状態指示情報(aCSIトリガ)に関して、アップリンクリソース上でHARQ−ACKを送信すべきかどうかが判定されることができる。
第8の態様によれば、プロセッサ、メモリ、および通信モジュールを含む、端末デバイスが提供され、メモリは、アップリンク情報送信プログラムコードを記憶するように構成されており、プロセッサは、以下の動作、
通信モジュールを使用することによってプロセッサによって、アクセスネットワークデバイスによって送信されたアップリンクスケジューリング情報を受信することと、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に基づいてプロセッサによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信すべきかどうかを判定することと、
アップリンクリソース上でアップリンクデータを送信することを決定した場合、通信モジュールを使用することによってアップリンクリソース上でアップリンクデータをプロセッサによって送信することと
を実施するためにアップリンク情報送信プログラムコードを呼び出すように構成されている。
上記の動作を実施することによって、端末デバイスは、余分のシグナリングオーバーヘッドを引き起こすことなしに、変調およびコーディング指示情報のみを使用することによって、端末デバイスがアップリンクデータをフィードバックする必要があるかどうかを判定することができ、それにより、シグナリングオーバーヘッドが低減される。加えて、端末デバイスは、非周期チャネル状態指示情報と無関係に、アップリンクデータを送信すべきかどうかを判定することができ、それにより、端末デバイスによる検出の複雑さが低減される。
第8の態様に関して、第8の態様の第1の実装では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に基づいてプロセッサによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信すべきかどうかを判定することは、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が0から28の中のいずれかの値であるとプロセッサが判定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信することをプロセッサによって決定すること、および/または
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29から31の中のいずれかの値であるとプロセッサが判定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信しないことをプロセッサによって決定すること
を含む。
上記の動作が実施され、それにより、アップリンクデータのMCSは適応的に調整されて、データ送信効率が改善されることが可能である。
第8の態様の第1の実装に関して、第8の態様の第2の実装では、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信することをプロセッサによって決定することは、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報に基づいてプロセッサによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータ、アップリンクデータおよび非周期チャネル状態情報、アップリンクデータおよびフィードバック情報、またはアップリンクデータ、非周期チャネル状態情報、およびフィードバック情報を送信することを決定すること
を含む。
第8の態様の第1の実装に関して、第8の態様の第3の実装では、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信しないことをプロセッサによって決定することは、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報のうちの少なくとも1つに基づいてプロセッサによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定すること
を含む。
第8の態様の第3の実装に関して、第8の態様の第4の実装では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報のうちの少なくとも1つに基づいてプロセッサによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定することは、
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であるとプロセッサが判定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報を送信することをプロセッサによって決定すること、および/または
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30または31であるとプロセッサが判定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することをプロセッサによって決定すること
を含む。
第8の態様の第3の実装に関して、第8の態様の第5の実装では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報のうちの少なくとも1つに基づいてプロセッサによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定することは、
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が「真」に設定されているとプロセッサが判定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報を送信することをプロセッサによって決定すること、および/または
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が「偽」に設定されているとプロセッサが判定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することをプロセッサによって決定すること
を含む。
第8の態様の第5の実装に関して、第8の態様の第6の実装では、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することをプロセッサによって決定することは、
アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することをプロセッサによって決定すること
を含み、
プロセッサは、
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30または31であるとプロセッサが判定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することをプロセッサによって決定する
ようにさらに構成されている。
第8の態様の第5の実装に関して、第8の態様の第7の実装では、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することをプロセッサによって決定することは、
アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することをプロセッサによって決定するステップ
を含み、
プロセッサは、
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30または31であるとプロセッサが判定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することをプロセッサによって決定する
ようにさらに構成されている。
第8の態様の第3の実装に関して、第8の態様の第8の実装では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報のうちの少なくとも1つに基づいてプロセッサによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定することは、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報に基づいてプロセッサによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定すること
を含む。
第8の態様の第3の実装に関して、第8の態様の第9の実装では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報のうちの少なくとも1つに基づいてプロセッサによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定することは、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報に基づいてプロセッサによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定すること
を含む。
第9の態様によれば、プロセッサ、メモリ、および通信モジュールを含む、端末デバイスが提供され、メモリは、アップリンク情報送信プログラムコードを記憶するように構成されており、プロセッサは、以下の動作、
通信モジュールを使用することによってプロセッサによって、アクセスネットワークデバイスによって送信されたアップリンクスケジューリング情報を受信することと、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報に基づいてプロセッサによって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報を判定することであって、アップリンク情報が、アップリンクデータ、非周期チャネル状態情報、およびフィードバック情報のうちの少なくとも1つを含む、ことと、
通信モジュールを使用することによってアップリンクリソース上でアップリンク情報をプロセッサによって送信することと
を実施するためにアップリンク情報送信プログラムコードを呼び出すように構成されている。
上記の動作を実施することによって、端末デバイスは、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報および追加された指示ビット(フィードバック指示情報)に基づいて、フィードバックされる必要があるアップリンク情報を判定することができる。UEは、従来技術のようにスペシャルMCS構成および明示的シグナリングに基づいて判定する(たとえば、従来技術では、UEは、aCSIトリガ指示およびMCSインデックス=29に基づいて、aCSIを送信すべきかどうかを判定する)ことを実施することなしに、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる明示的シグナリングに基づいて、非周期CSIを送信するが、HARQ−ACKと、HARQ−ACKおよびaCSIと、HARQ−ACKおよびアップリンクデータと、HARQ−ACK、aCSI、およびアップリンクデータと、aCSIおよびアップリンクデータと、アップリンクデータとのいずれも送信しないことを決定することができ、それにより、MCSは通常に使用され得る。予約済みMCSを使用して変調およびコーディング順序を表して、ダウンリンクデータ送信効率を改善し得る。
第10の態様によれば、プロセッサ、メモリ、および通信モジュールを含む、アクセスネットワークデバイスが提供され、メモリは、アップリンク情報送信プログラムコードを記憶するように構成されており、プロセッサは、以下の動作、
通信モジュールを使用することによって端末デバイスにアップリンクスケジューリング情報をプロセッサによって送信することであって、アップリンクスケジューリング情報が非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報を含み、非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報が、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信すべきかどうかを判定するように端末デバイスに命令するために使用される、ことと、
アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信するように非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報が端末デバイスに命令した場合、アップリンクリソース上で端末デバイスによって送信されたフィードバック情報を、通信モジュールを使用することによってプロセッサによって受信することと
を実施するためにアップリンク情報送信プログラムコードを呼び出すように構成されている。
第10の態様に関して、第10の態様の第1の実装では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が、非周期チャネル状態情報をフィードバックするように端末デバイスに命令し、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応する変調およびコーディング方式インデックス番号が30もしくは31に設定されたとき、非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信するように端末デバイスに命令するために使用され、および/または
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が、非周期チャネル状態情報をフィードバックしないように端末デバイスに命令し、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応する変調およびコーディング方式インデックス番号が29から31の中のいずれかの値に設定されたとき、非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信するように端末デバイスに命令するために使用される。
第11の態様によれば、プロセッサ、メモリ、および通信モジュールを含む、アクセスネットワークデバイスが提供され、メモリは、アップリンク情報送信プログラムコードを記憶するように構成されており、プロセッサは、以下の動作、
通信モジュールを使用することによって端末デバイスにアップリンクスケジューリング情報をプロセッサによって送信することであって、アップリンクスケジューリング情報が変調およびコーディング指示情報を含み、変調およびコーディング指示情報が、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信すべきかどうかを判定するために端末デバイスによって使用される、ことと、
アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信するように変調およびコーディング指示情報が端末デバイスに命令した場合、アップリンクリソース上で端末デバイスによって送信されたアップリンクデータを、通信モジュールを使用することによってプロセッサによって受信することと
を実施するためにアップリンク情報送信プログラムコードを呼び出すように構成されている。
第11の態様に関して、第11の態様の第1の実装では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が0から28の中のいずれかの値であるとき、変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信することを端末デバイスに示し、および/または
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29から31の中のいずれかの値であるとき、変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信しないことを端末デバイスに示す。
第11の態様に関して、第11の態様の第2の実装では、アップリンクスケジューリング情報はフィードバック指示情報をさらに含み、非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータ、アップリンクデータおよび非周期チャネル状態情報、アップリンクデータおよびフィードバック情報、またはアップリンクデータ、非周期チャネル状態情報、およびフィードバック情報を送信することを決定するために端末デバイスによって使用される。
第11の態様に関して、第11の態様の第3の実装では、アップリンクスケジューリング情報は非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報をさらに含み、変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報のうちの少なくとも1つは、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するために端末デバイスによって使用される。
第11の態様の第3の実装に関して、第11の態様の第4の実装では、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であるとき、変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報を送信することを端末デバイスに示し、および/または
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30もしくは31であるとき、変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを端末デバイスに示す。
第11の態様の第3の実装に関して、第11の態様の第5の実装では、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が「真」に設定されているとき、変調およびコーディング指示情報ならびに非周期チャネル状態指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報を送信するように端末デバイスに命令するために使用され、および/または
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が「偽」に設定されているとき、変調およびコーディング指示情報ならびに非周期チャネル状態指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信するように端末デバイスに命令するために使用される。
第11の態様の第5の実装に関して、第11の態様の第6の実装では、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が「偽」に設定されているとき、変調およびコーディング指示情報ならびに非周期チャネル状態指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信するように端末デバイスに命令するために使用されるか、または変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30もしくは31であるとき、変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを端末デバイスに示す。
第11の態様の第5の実装に関して、第11の態様の第7の実装では、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が「偽」に設定されているとき、変調およびコーディング指示情報ならびに非周期チャネル状態指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信するように端末デバイスに命令するために使用されるか、または変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30もしくは31であるとき、変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを端末デバイスに示す。
第11の態様の第3の実装に関して、第11の態様の第8の実装では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するために端末デバイスによって使用される。
第11の態様の第3の実装に関して、第11の態様の第9の実装では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するために端末デバイスによって使用される。
第12の態様によれば、プロセッサ、メモリ、および通信モジュールを含む、アクセスネットワークデバイスが提供され、メモリは、アップリンク情報送信プログラムコードを記憶するように構成されており、プロセッサは、以下の動作、
通信モジュールを使用することによって端末デバイスにアップリンクスケジューリング情報をプロセッサによって送信することであって、アップリンクスケジューリング情報が非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報を含み、非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報が、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報を判定するように端末デバイスに命令するために使用され、アップリンク情報が、アップリンクデータ、非周期チャネル状態情報、およびフィードバック情報のうちの少なくとも1つを含む、ことと、
アップリンクリソース上で端末デバイスによって送信されたアップリンク情報を、通信モジュールを使用することによってプロセッサによって受信することと
を実施するためにアップリンク情報送信プログラムコードを呼び出すように構成されている。
第13の態様によれば、端末デバイスが提供され、端末デバイスは、第1の態様または第1の態様のいずれか1つの実装によるアップリンク情報送信方法を実施するように構成されているモジュールまたはユニットを含む。
第14の態様によれば、端末デバイスが提供され、端末デバイスは、第2の態様または第2の態様のいずれか1つの実装によるアップリンク情報送信方法を実施するように構成されているモジュールまたはユニットを含む。
第15の態様によれば、端末デバイスが提供され、端末デバイスは、第3の態様または第3の態様のいずれか1つの実装によるアップリンク情報送信方法を実施するように構成されているモジュールまたはユニットを含む。
第16の態様によれば、アクセスネットワークデバイスが提供され、アクセスネットワークデバイスは、第4の態様または第4の態様のいずれか1つの実装によるアップリンク情報送信方法を実施するように構成されているモジュールまたはユニットを含む。
第17の態様によれば、アクセスネットワークデバイスが提供され、端末デバイスは、第5の態様または第5の態様のいずれか1つの実装によるアップリンク情報送信方法を実施するように構成されているモジュールまたはユニットを含む。
第18の態様によれば、アクセスネットワークデバイスが提供され、端末デバイスは、第6の態様または第6の態様のいずれか1つの実装によるアップリンク情報送信方法を実施するように構成されているモジュールまたはユニットを含む。
第19の態様によれば、通信システムが提供され、通信システムは、第7の態様もしくは第13の態様による端末デバイスおよび第10の態様もしくは第16の態様によるアクセスネットワークデバイスを含むか、通信システムは、第8の態様もしくは第14の態様による端末デバイスおよび第11の態様もしくは第17の態様によるアクセスネットワークデバイスを含むか、または通信システムは、第9の態様もしくは第15の態様による端末デバイスおよび第12の態様もしくは第18の態様によるアクセスネットワークデバイスを含む。
第20の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供され、可読記憶媒体は、第1の態様または第1の態様のいずれか1つの実装によるアップリンク情報送信方法を実施するためのプログラムコードを記憶し、プログラムコードは、アップリンク情報送信方法を実施するための実行命令を含む。
第21の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供され、可読記憶媒体は、第2の態様または第2の態様のいずれか1つの実装によるアップリンク情報送信方法を実施するためのプログラムコードを記憶し、プログラムコードは、アップリンク情報送信方法を実施するための実行命令を含む。
第22の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供され、可読記憶媒体は、第3の態様または第3の態様のいずれか1つの実装によるアップリンク情報送信方法を実施するためのプログラムコードを記憶し、プログラムコードは、アップリンク情報送信方法を実施するための実行命令を含む。
第23の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供され、可読記憶媒体は、第4の態様または第4の態様のいずれか1つの実装によるアップリンク情報送信方法を実施するためのプログラムコードを記憶し、プログラムコードは、アップリンク情報送信方法を実施するための実行命令を含む。
第24の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供され、可読記憶媒体は、第5の態様または第5の態様のいずれか1つの実装によるアップリンク情報送信方法を実施するためのプログラムコードを記憶し、プログラムコードは、アップリンク情報送信方法を実施するための実行命令を含む。
第25の態様によれば、コンピュータ可読記憶媒体が提供され、可読記憶媒体は、第6の態様または第6の態様のいずれか1つの実装によるアップリンク情報送信方法を実施するためのプログラムコードを記憶し、プログラムコードは、アップリンク情報送信方法を実施するための実行命令を含む。
上記の態様のいずれか1つに関して、本発明のいくつかの実装では、端末デバイスがアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報もアップリンクデータも送信しない場合、アップリンクリソースは、物理アップリンク制御チャネル中に含まれるリソースであるか、または
端末デバイスがアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報および/またはアップリンクデータを送信する場合、アップリンクリソースは、物理アップリンク共有チャネル中に含まれるリソースである。
この方式は以下の利点を有する。HARQ−ACKを送信するが、アップリンクデータも非周期チャネル状態情報も送信しないことを端末デバイスが決定したとき、端末デバイスは、物理アップリンク制御チャネル(英語:Physical Uplink Control Channel、PUCCH)を使用することによってHARQ−ACKを送信し得る。物理アップリンク共有チャネル(英語:Physical Uplink Shared Channel、PUSCH)にHARQ−ACKを追加する方式と比較して、この方式では、マルチユーザ多重化が達成されて、ライセンスフリー周波数帯域リソースが効果的に使用されることが可能である。加えて、非周期チャネル状態情報が送信されるべきであるか、または非周期チャネル状態情報およびHARQ−ACKが送信されるべきであるとき、非周期チャネル状態情報または非周期チャネル状態情報およびHARQ−ACKをPUSCHに追加するための既存の設計方法が再利用され得る。
上記の態様のいずれか1つに関して、本発明のいくつかの実装では、端末デバイスがアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信しない場合、アップリンクリソースは、物理アップリンク制御チャネル中に含まれるリソースであるか、または
端末デバイスがアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信する場合、アップリンクリソースは、物理アップリンク共有チャネル中に含まれるリソースである。
この方式は以下の利点を有する。端末デバイスが送信することを決定するアップリンク情報がアップリンク制御情報であり、たとえば、HARQ−ACKと非周期チャネル状態情報の両方がアップリンク制御情報に属するとき、端末デバイスはPUCCH上で制御情報を送信し得、それにより、マルチユーザ多重化が達成されて、ライセンスフリー周波数帯域リソースが効果的に使用されることが可能である。
上記の態様のいずれか1つに関して、本発明のいくつかの実装では、物理アップリンク制御チャネル中に含まれるリソースに対応するアップリンクスケジューリング情報のフォーマットは、物理アップリンク共有チャネル中に含まれるリソースに対応するアップリンクスケジューリング情報のフォーマットと同じである。
この方式は以下の利点を有する。PUCCH上でアップリンク情報を送信するように端末デバイスに命令するスケジューリング指示情報(またはダウンリンク制御情報(英語:Downlink Control Information、DCI))のフォーマットは、PUSCH上でアップリンク情報を送信するように端末デバイスに命令するスケジューリング指示情報(またはダウンリンク制御情報DCI)のフォーマットと同じであり、それにより、端末デバイスによるブラインド検出の複雑さが低減されることができる。
本発明の実施形態における技術的解決策についてより明確に説明するために、以下で、実施形態について説明するために必要とされる添付の図面について手短に説明する。
LTEシステムにおける異なるTDDアップリンクダウンリンク構成の概略図である。
LTE TDDシステムにおけるPDSCHとPDSCHに対応するACK/NACKとの間の時間系列関係の概略図である。
本発明の一実施形態による通信システムの概略図である。
本発明の一実施形態によるアップリンク情報送信方法の概略フローチャートである。
本発明の一実施形態による別のアップリンク情報送信方法の概略フローチャートである。
本発明の一実施形態による別のアップリンク情報送信方法の概略フローチャートである。
本発明の一実施形態による端末デバイスの概略構造図である。
本発明の一実施形態によるアクセスネットワークデバイスの概略構造図である。
本発明の一実施形態による別の端末デバイスの概略構造図である。
本発明の一実施形態による別のアクセスネットワークデバイスの概略構造図である。
本発明の一実施形態による別の端末デバイスの概略構造図である。
本発明の一実施形態による別のアクセスネットワークデバイスの概略構造図である。
本発明の一実施形態による別の端末デバイスの概略構造図である。
本発明の一実施形態による別のアクセスネットワークデバイスの概略構造図である。
本発明の一実施形態による別の端末デバイスの概略構造図である。
本発明の一実施形態による別のアクセスネットワークデバイスの概略構造図である。
本発明の一実施形態による別の端末デバイスの概略構造図である。
本発明の一実施形態による別のアクセスネットワークデバイスの概略構造図である。
本発明の実装において使用される用語は、本発明の特定の実施形態について説明するためのものにすぎず、本発明を限定するものではない。以下で、本発明の実施形態における添付の図面を参照しながら、本発明の実施形態における技術的解決策について明確に説明する。
図2を参照すると、図2は、本発明の一実施形態による通信システムを示している。本発明のこの実施形態では、アクセスネットワークデバイスおよび端末デバイスがアンライセンススペクトル上で動作し得る。アクセスネットワークデバイスおよび端末デバイスは、エアインターフェース技術を使用することによって互いに通信する。エアインターフェース技術は、既存の2G(たとえば、モバイル通信用グローバルシステム(英語:Global System for Mobile Communications、GSM))、3G(たとえば、ユニバーサルモバイルテレコミュニケーションズシステム(英語:Universal Mobile Telecommunications System、UMTS)、広帯域符号分割多元接続(英語:Wideband Code Division Multiple Access、WCDMA(要録商標))、および時分割同期符号分割多元接続(英語:Time Division−Synchronous Code Division Multiple Access、TD−SCDMA))、ならびに4G(たとえば、FDD LTEおよびTDD LTE)、ならびに将来の4.5Gシステム、5Gシステムなどを含み得る。
本発明では、端末デバイスに関する実施形態について説明し、本発明では、一般的な意味におけるユーザ機器(英語:User Equipment、UE)を使用することによって実施形態について説明する。加えて、端末デバイスは、モバイルコンソール、アクセス端末、加入者ユニット、加入者局、移動局、リモート局、リモート端末、モバイルデバイス、ユーザ端末、端末、ワイヤレス通信デバイス、ユーザエージェント、ユーザ装置などと呼ばれることもある。端末デバイスは、ワイヤレスローカルエリアネットワーク(英語:Wireless Local Area Network、WLAN)中の局(英語:Station、ST)であってよいか、またはセルラーフォン、コードレス電話機、セッション開始プロトコル(英語:Session Initiation Protocol、SIP)フォン、ワイヤレスローカルループ(英語:Wireless Local Loop、WLL)局、携帯情報端末(英語:Personal Digital Assistant、PDA)、ワイヤレス通信機能を有するハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス、ワイヤレスモデムに接続された別の処理デバイス、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、将来の5Gネットワーク中の移動局、将来の発展型パブリックランドモバイルネットワーク(英語:Public Land Mobile Network、PLMN)ネットワーク中の端末デバイスなどであってよい。加えて、本発明のこの実施形態では、端末デバイスは、アクセスネットワークデバイス(たとえば、基地局)とデータ通信を実施することができるリレー(英語:Relay)および別のデバイスであってよい。
本発明では、アクセスネットワークデバイスに関する実施形態について説明する。アクセスネットワークデバイスは、端末デバイスと通信するように構成されているデバイスであってよい。アクセスネットワークデバイスは、WLAN中のアクセスポイント(英語:Access Point、AP)またはGSM(登録商標)もしくはCDMA中の基地トランシーバ局(英語:Base Transceiver Station、BTS)であってよいか、WCDMA中のノードB(英語:NodeB、NB)であってよいか、またはLTE中の発展型ノードB(英語:evolved NodeB、eNB)、リレー局、アクセスポイント、車載デバイス、ウェアラブルデバイス、将来の5Gネットワーク中のアクセスネットワークデバイス、将来の発展型PLMNネットワーク中のアクセスネットワークデバイスなどであってよい。
本発明のこの実施形態では、端末デバイスおよびアクセスネットワークデバイスは、ライセンスフリースペクトルリソース(またはライセンスフリー周波数帯域)を使用することによってワイヤレス通信を実施する(たとえば、アップリンク情報またはダウンリンク情報を送信する)ことができ、具体的には、本発明のこの実施形態において説明される通信システムは、ライセンスフリー周波数帯域を使用することができる通信システムである。限定ではなく例として、通信システムは、LTE(英語:Licensed−Assisted Access Using LTE、LAA−LTE)技術を使用するライセンス支援型アクセスを使用することによってライセンスフリー周波数帯域を使用してよいか、通信システムは、二重接続性(英語:Dual Connectivity、DC)技術を使用することによってライセンスフリー周波数帯域を使用してよいか、または通信システムは、ライセンスフリー周波数帯域を独立して展開する技術、たとえば、スタンドアロンLTEオーバーアンライセンススペクトル技術を使用することによってライセンスフリー周波数帯域を使用してよい。LAA−LTE技術は、既存のLTEシステムにおいておよび通信のために事業者のライセンス周波数帯域上にキャリア(ライセンスキャリア)を構成することに基づいてキャリアアグリゲーション(英語:Carrier Aggregation、CA)の構成および構造を使用することによって、ならびにライセンスフリーキャリアを通信のために使用するのを支援するためにライセンスキャリアを使用することによって、複数のライセンスフリー周波数帯域上にキャリア(ライセンスフリーキャリア)を構成する技術である。特に、CA方式では、LTEデバイスは、1次コンポーネントキャリア(英語:Primary Component Carrier、PCC)または1次セル(Primary Cell、PCell)としてライセンスキャリアを構成し、2次コンポーネントキャリア(英語:Secondary Component Carrier、SCC)または2次セル(英語:Secondary Cell、SCell)としてライセンスフリーキャリアを構成し得る。さらに、本発明のこの実施形態では、1次セルおよび2次セルは、1つの局において展開されてよいか、または異なる局において展開されてよい。DC技術は、非CA(または非理想的バックホール)方式でライセンスキャリアとライセンスフリーキャリアを一緒に使用する技術を含む。
ライセンスフリースペクトルリソースは、ライセンスフリースペクトル中に含まれており、システム割振りを必要とせずに通信デバイスによって共有され得るリソースである。ライセンスフリー周波数帯域上のリソース共有は、特定のスペクトルの使用中に送信電力および帯域外リークなどのカウンタのみに制限が課されて、周波数帯域を一緒に使用する複数のデバイスが基本的共存要件を満たすことが保証されることを意味する。事業者は、ライセンスフリー周波数帯域リソースを使用することによってネットワーク容量オフローディングを達成することができるが、事業者は、ライセンスフリー周波数帯域リソースのための異なる領域および異なるスペクトルについての規制要件に準拠する必要がある。これらの要件は、レーダーなどの公開システムを保護するために通常策定され、複数のシステムが互いに可能であれば悪影響を及ぼさず、公平に共存することを保証する。これらの要件は、送信電力制限、帯域外リークカウンタ、屋内/屋外使用制限、いくつかの領域におけるいくつかの追加の共存ポリシーなどを含む。たとえば、通信デバイスは、競合方式またはリスニング方式、たとえば、LBTによって指定された方式でスペクトルリソースを使用することができる。
限定ではなく例として、本発明のこの実施形態では、ライセンスフリースペクトルリソースは、5GHz周波数帯域の近くの約900MHz周波数帯域、および2.4GHz周波数帯域の近くの約90MHz周波数帯域を含んでよい。
ライセンススペクトルリソースは、通常、使用される前に国または地域のワイヤレス委員会によって承認される必要があるスペクトルリソースである。異なるシステム、たとえば、LTEシステムおよびWiFiシステム、または異なる事業者によって含まれるシステムは、ライセンススペクトルリソースを共有することができない。
本発明のこの実施形態では、キャリアは概念的にセルに等価であることが考えられ得る。たとえば、端末デバイスによってキャリアにアクセスすることは、端末デバイスによってセルにアクセスすることに等価であり得る。別の例では、CAシナリオにおいて、1次キャリアまたは2次キャリアが端末デバイスのために構成されたとき、キャリアのキャリアインデックスと、キャリア上で動作しているセルのセル識別情報(英語:Cell identify、Cell ID)が両方とも搬送される。この場合、キャリアは概念的にセルに等価であることが考えられ得る。本発明の実施形態の説明では、特に明記されない限り、「セル」は「キャリア」と置き換えられてよい。
図3を参照すると、図3は、本発明の一実施形態によるアップリンク情報送信方法の概略フローチャートである。本方法は以下のステップを含むが、それらに限定されない。
S301。端末デバイスが、アクセスネットワークデバイスによって送信されたアップリンクスケジューリング情報を受信する。
本発明のこの実施形態では、アップリンクスケジューリング情報は、物理ダウンリンク制御チャネル(英語:Physical Downlink Control Channel、PDCCH)上で搬送される情報であってよいか、または拡張物理ダウンリンク制御チャネル(英語:Enhanced Physical Downlink Control Channel、EPDCCH)上で搬送される情報であってよい。アップリンクスケジューリング情報は、アップリンクグラント(Uplink Grant、UL grant)情報であってよく、アップリンク情報を送信することを端末デバイスに示す。リリース14をサポートしているLTEシステム、およびリリース14よりも前のリリースをサポートしているLTEシステムが例として使用される。アップリンクスケジューリング情報は、ダウンリンク制御情報(英語:Downlink Control Information、DCI)フォーマット0(DCI format 0)で送信される制御情報の全部もしくは一部、DCIフォーマット4(DCI format 4)で送信される制御情報の全部もしくは一部、DCIフォーマット0A(DCI format 0A)で送信される制御情報の全部もしくは一部、DCIフォーマット0B(DCI format 0B)で送信される制御情報の全部もしくは一部、DCIフォーマット4A(DCI format 4A)で送信される制御情報の全部もしくは一部、またはDCIフォーマット4B(DCI format 4B)で送信される制御情報の全部もしくは一部であってよい。上記の制御情報のすべては、本発明のこの実施形態ではアップリンクスケジューリング情報として考えることができる。本発明のこの実施形態では、アップリンクスケジューリング情報は、1つまたは複数の時間単位中でアップリンク情報を送信するように端末デバイスに命令するためにさらに使用され得る。本明細書で説明される時間単位は、1つのサブフレーム、1つのタイムスロット、または1つの直交周波数分割多重化(英語:Orthogonal Frequency Division Multiplexing、OFDM)シンボルであってよい。これは、本発明のこの実施形態では特に限定されない。
本発明のこの実施形態では、アップリンクスケジューリング情報は、PUCCHまたはPUSCH上でアップリンク情報を送信するように端末デバイスに命令するために使用され得る。アップリンク情報は、HARQ−ACK、チャネル状態情報(英語:Channel State Information、CSI)、およびアップリンクデータのうちの少なくとも1つを含み得る。HARQ−ACKは、少なくともACKまたはNACKを含む。CSIは非周期CSI(英語:Aperiodic CSI、aCSI)を含む。アップリンクデータはアップリンクサービスデータであり、アップリンクデータは、アップリンク共有チャネル(英語:Uplink Shared Channel、UL−SCH)上で搬送されるトランスポートブロック(英語:Transport block)として考えられ得る。説明を簡単にするために、本発明のこの実施形態では、特に明記されない限り、フィードバック情報は、HARQ−ACKを使用することによって表され、アップリンクデータは、UL−SCHを使用することによって表され、非周期チャネル状態情報は、aCSIを使用することによって表される。
S302。端末デバイスが、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信すべきかどうかを判定する。
本発明のこの実施形態では、アップリンクスケジューリング情報は、(aCSIトリガを使用することによって表すことができる)非周期チャネル状態指示情報と、(MCSインデックスを使用することによって表すことができる)変調およびコーディング指示情報とを少なくとも含む。非周期チャネル状態指示情報は、端末デバイスがCSIをフィードバックするかどうかを示すために、またはアップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で端末デバイスがCSIをフィードバックするかどうかを示すために使用される。非周期チャネル状態指示情報は、端末デバイスによってフィードバックされたCSIに対応しているサービングセルおよび/またはチャネル状態情報処理(英語:Channel State Information Process、CSI process)をさらに示し得る。本明細書では、サービングセルに対応するCSIは、サービングセルと端末デバイスとの間のダウンリンクデータ送信リンクのチャネル状態情報として理解され得る。ダウンリンクデータ送信リンクは、サービングセルが端末デバイスにデータをその上で送信するデータ送信リンクである。CSI処理に対応するCSIは、CSI処理に対応しているチャネル状態情報基準信号(英語:Channel State Information Reference Signal、CSI−RS)およびチャネル状態情報干渉測定(英語:Channel State Information Interference Measurement、CSI−IM)リソースを使用することによって端末デバイスによって計算を通して取得されたCSI測定結果として理解され得る。言い換えれば、本発明のこの実施形態では、非周期チャネル状態指示情報がCSIをフィードバックするように端末デバイスに命令したとき、フィードバックされるCSIは、単一のサービングセルもしくは単一のCSI処理に対応していてよいか、または複数のサービングセルもしくは複数のCSI処理に対応していてよい。
アップリンクスケジューリング情報がULグラントである一例が使用される。アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報は、ULグラント中に含まれる非周期CSI要求フィールド(英語:CSI request field)を使用することによって表され得る。以下の表1は、非周期チャネル状態指示情報を使用するための例示的な方法を示している。表1では、非周期状態指示情報が「00」として表されているとき、それは、端末デバイスが非周期CSIを送信するようにトリガされないことを示す。非周期状態指示情報が「01」として表されているとき、それは、端末デバイスが、非周期CSIを送信し、サービングセルに対応する非周期CSIのみを送信するようにトリガされることを示す。非周期状態指示情報が「10」または「11」として表されているとき、それは、端末デバイスが、サービングセルの第1のセット/第2のセットに対応する非周期CSIを送信するようにトリガされることを示す。サービングセルの第1のセット/第2のセットは、上位レイヤシグナリング構成を通して端末デバイスに示されるサービングセルを含む。
本発明のこの実施形態では、変調およびコーディング指示情報は以下のように理解することができる。アクセスネットワークデバイスが、アップリンクスケジューリング情報を使用することによって、アップリンクデータ(もしくはUL−SCH)を送信するように端末デバイスに命令したか、またはスケジューリング情報を使用することによってPUSCHがスケジュールされたとき、端末デバイスは、アップリンクスケジューリング情報指示中に含まれる変調およびコーディング指示情報に基づいて、アップリンクデータを送信するために使用される変調次数(英語:Modulation Order)、トランスポートブロックサイズ(英語:Transmission Block Size、TBS)インデックス(英語:Index)、および冗長性バージョン(英語:Redundancy Version、RV)のうちの少なくとも1つを判定し得る。さらに、端末デバイスは、TBSインデックス、およびスケジュールされたリソースの判定された量に基づいて、(サイクリック冗長検査(英語:Cyclic Redundancy Check)を除いて)送信されるビットであることができる元のビット量を判定し得る。アップリンクスケジューリング情報がULグラントである一例が使用される。アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報は、ULグラント中に含まれる5ビット変調およびコーディング方式ならびに冗長性バージョン(英語:Modulation and coding scheme and redundancy version)を使用することによって表され得る。本発明のこの実施形態では、変調およびコーディング指示情報は、変調およびコーディング方式番号を用いた1対1の対応であってよい。端末デバイスは、変調およびコーディング方式番号に基づいて変調およびコーディング指示情報を判定し得る。代替として、端末デバイスは、変調およびコーディング方式番号に基づいて、変調次数、TBS、およびRVのうちの少なくとも1つを判定し得る。
特に、端末デバイスは、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信すべきかどうかを判定し得る。本発明のこの実施形態では、フィードバック情報はHARQ−ACKである。
本発明のこの実施形態では、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でHARQ−ACKを送信することを端末デバイスが決定した場合、HARQ−ACKは、単一のサービングセル中に含まれ端末デバイスにスケジュールされているダウンリンクデータについてのHARQ−ACK肯定応答であってよいか、または複数のサービングセル中に含まれ端末デバイスにスケジュールされているダウンリンクデータについてのHARQ−ACK肯定応答であってよい。これは、本発明のこの実施形態では特に限定されない。たとえば、CAシナリオでは、5つのサービングセルが端末デバイスのために構成され、サービングセル1(Serving cell 1、SC1)、SC2、SC3、SC4、およびSC5を使用することによってそれぞれ表され、これらの5つのサービングセルに対応するキャリアは、CC1、CC2、CC3、CC4、およびCC5を使用することによってそれぞれ表される。アップリンクスケジューリング情報はSC1中で送信され、端末デバイスは、アップリンクスケジューリング情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でHARQ−ACKをフィードバックすることを決定し、アップリンクリソースが属するキャリアは、サービングセル1のキャリア、すなわち、CC1と同じであると仮定される。この場合、1つの方式では、端末デバイスは、SC1のみの中に含まれるダウンリンクデータに対応するHARQ−ACKをフィードバックする。他の方式では、端末デバイスは、複数のサービングセル中に含まれるダウンリンクデータに対応するHARQ−ACKをフィードバックし得る。複数のサービングセルはすべてCC1に対応しており、この対応は、RRCシグナリングを使用することによって構成され得る。たとえば、SC1/SC2/SC3のダウンリンクデータに対応するHARQ−ACKがCC1上で送信されるべきであることを、アクセスネットワークデバイスがRRCシグナリング構成を通して端末デバイスに示し得る場合、CC1上でHARQ−ACKを送信することを決定したとき、端末デバイスは、CC1上で、SC1/SC2/SC3のダウンリンクデータに対応するHARQ−ACKを送信し得る。本発明のこの実施形態では、端末デバイスは、実際にスケジュールされたダウンリンクデータについてHARQ−ACK情報をフィードバックし得ることに留意されたい。たとえば、ダウンリンクデータ送信中に、アクセスネットワークデバイスは、端末デバイスに最大16個のダウンリンクHARQ処理をスケジュールすることができるが、HARQ−ACKをフィードバックすることを決定したとき、端末デバイスは、4つの実際にスケジュールされたダウンリンクHARQ処理を判定することができる。この場合、端末デバイスは、4つのHARQ処理のみについてフィードバックを与えればよい。代替として、本発明のこの実施形態では、端末デバイスは、アクセスネットワークデバイスによって構成されている最大量のダウンリンクHARQ処理についてHARQ−ACK情報をフィードバックする。たとえば、アクセスネットワークデバイスが最大16個のダウンリンクHARQ処理を構成することができる場合、HARQ−ACKをフィードバックすることを決定した後に、端末デバイスは、16個未満のダウンリンクHARQ処理が実際にスケジュールされた場合でも、16個のHARQ処理についてフィードバックを与え得る。さらに、アクセスネットワークデバイスによって構成されている最大量のダウンリンクHARQ処理は、RRCシグナリングを使用することによって構成されてよいか、またはメディアアクセス制御(英語:Medium Access Control、MAC)シグナリングを使用することによって構成されてよい。代替として、最大量のダウンリンクHARQ処理は規格またはプロトコルによって指定されてよい。これは、本発明のこの実施形態では特に限定されない。HARQ−ACKについての上記の説明は、図4または図5に示されている以下の実施形態にも適用可能である。詳細については以下で再び説明されない。
本発明のこの実施形態では、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソースの少なくとも2つの理解があり得る。1つの理解は、アップリンクリソースの特定のロケーション(たとえば、時間および/または周波数ロケーション)が、アップリンクスケジューリング情報によって示されるというものである。本明細書では、アップリンクリソースの時間ロケーションは、アップリンクリソースの時間ロケーションが含まれ、たとえば、サブフレームインデックス番号を使用することによって表され得ることを意味し、アップリンクリソースの周波数ロケーションは、アップリンクリソースの周波数ロケーションが含まれ、たとえば、リソースブロック(英語:Resource Block、RB)ロケーションを使用することによって表され得ることを意味する。ULグラントが一例として使用される。ULグラント中に含まれるリソースブロック割当ておよびホッピングリソース割振り(英語:Resource block assignment and hopping resource allocation)指示情報が使用されて、スケジュールされたアップリンクリソースの周波数ロケーションが端末デバイスに示され得る。別の理解は、アップリンクリソースの特定のロケーション(たとえば、時間および/または周波数ロケーション)が事前構成されており、たとえば、無線リソース制御(英語:Radio Resource Control、RRC)シグナリングを使用することよって構成されているというものである。アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソースは、アップリンクスケジューリング情報が、事前構成されたアップリンクリソースを使用するように端末デバイスに命令することであると理解されてよい。たとえば、アップリンクリソースが、PUCCH中に含まれるリソースであるとき、アップリンクスケジューリング情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるPUCCHリソース上でアップリンク情報を送信することを決定した場合、端末デバイスは、事前構成されたアップリンクリソースを使用することによってアップリンク情報を送信し得る。
本発明のこの実施形態では、アップリンクリソースは、PUSCH中に含まれるリソースであってよいか、またはPUCCH中に含まれるリソースであってよい。アップリンクリソースが、PUSCH中に含まれるリソースであるとき、アクセスネットワークデバイスは、アップリンクスケジューリング情報を使用することによって、アップリンクリソースの特定の周波数ロケーションを示してよく、これは、PUSCHの周波数ロケーションとしても理解される。アップリンクリソースが、PUCCH中に含まれるリソースであるとき、アクセスネットワークデバイスは、アップリンクスケジューリング情報を使用することによってアップリンクリソースの特定の周波数ロケーションを示してよいか、またはPUCCHリソースを使用することによってアップリンク情報を送信するように、アップリンクスケジューリング情報を使用することによって端末デバイスに命令してよい。この場合、PUCCHリソースは事前構成されてよく、たとえば、RRCシグナリングを使用することによって構成されている。本発明のこの実施形態はそれに限定されない。
本発明のこの実施形態では、アップリンクリソースが属するキャリアは、アップリンクスケジューリング情報が属するキャリアと同じであってよいか、またはそれとは異なってよい。これは特に限定されない。
任意選択で、本発明のこの実施形態では、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいて、HARQ−ACKを送信すべきかどうかを判定することに加えて、端末デバイスは、非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいて、HARQ−ACKと、HARQ−ACKおよびaCSIと、HARQ−ACKおよびUL−SCHと、HARQ−ACK、aCSI、およびUL−SCHとのアップリンク情報から、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報を判定してよい。
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいて、HARQ−ACKを送信すべきかどうかを端末デバイスによって判定することと、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいて、HARQ−ACKと、HARQ−ACKおよびaCSIと、HARQ−ACKおよびUL−SCHと、HARQ−ACK、aCSI、およびUL−SCHとのアップリンク情報から、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報を端末デバイスによって判定することとの実行順序には、限定が特に課されないことに留意されたい。特定の実装の間、端末デバイスは、非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいて、HARQ−ACKを送信すべきかどうかを最初に判定し得る。HARQ−ACKを送信することを決定した場合、端末デバイスは、非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいて、HARQ−ACKと、HARQ−ACKおよびaCSIと、HARQ−ACKおよびUL−SCHと、HARQ−ACK、aCSI、およびUL−SCHとのアップリンク情報から、アップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報をさらに判定する。代替として、端末デバイスは、非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいて、HARQ−ACKと、HARQ−ACKおよびaCSIと、HARQ−ACKおよびUL−SCHと、HARQ−ACK、aCSI、およびUL−SCHとのアップリンク情報から、アップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報を最初に判定し得る。現在の場合が上記の4つの場合のいずれでもないと判定した場合、端末デバイスは、非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいて、HARQ−ACKを送信すべきかどうかさらに判定する。代替として、端末デバイスは、非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいて、HARQ−ACKと、HARQ−ACKおよびaCSIと、HARQ−ACKおよびUL−SCHと、HARQ−ACK、aCSI、およびUL−SCHとのアップリンク情報から、アップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報を直接判定し得る。さらに、端末デバイスは、非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいて、UL−SCHと、UL−SCHおよびaCSIと、aCSIとのアップリンク情報から、アップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報を判定し得る。
以下の表2は例示的な方法を示している。表2では、非周期チャネル状態指示情報は、「偽に設定」または「真に設定」によって表される。非周期状態指示情報が「偽」に設定されているとき、それは、端末デバイスがaCSIを報告しないことを示すか、またはそれは、端末デバイスが、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でaCSIを報告しないことを示す。反対に、非周期状態指示情報が「真」に設定されているとき、それは、端末デバイスがaCSIを報告することを示すか、またはそれは、端末デバイスが、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でaCSIを報告することを示す。非周期チャネル状態指示情報が1ビットである例では、0は「偽に設定」を示し得、1は「真に設定」を示し得る。さらに、非周期チャネル状態指示情報が「真」に設定されているとき、端末デバイスがaCSIを報告することを示すことに加えて、非周期チャネル状態指示情報は、端末デバイスによって報告されるaCSIに対応している1つもしくは複数のサービングセルを示し得るか、または端末デバイスによって報告されるaCSIに対応している1つもしくは複数のCSI処理を示し得る。たとえば、上記の表1に記載されているように、「01」、「10」、および「11」はすべて、非周期状態指示情報が「真」に設定されていることを示すことができる。表2では、変調およびコーディング指示情報は、変調およびコーディング方式番号を使用することによって表される。変調およびコーディング指示情報は5ビット情報を使用することによって表すことができると仮定すると、対応する変調およびコーディング方式番号の値範囲は0から31である。
表2が一例として使用される。非周期状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報が、第2の行から第4の行のいずれか1つに対応する値範囲を満たすと端末デバイスが判定したとき、端末デバイスは、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でHARQ−ACKを送信しないことを決定し得る。さもなければ、端末デバイスは、アップリンクリソース上でHARQ−ACKを送信することを決定し得る。代替として、非周期状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報が、第5の行から第8の行のいずれか1つに対応する値範囲を満たすと端末デバイスが判定したとき、端末デバイスは、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でHARQ−ACKを送信することを決定し得る。さもなければ、端末デバイスは、アップリンクリソース上でHARQ−ACKを送信しないことを決定し得る。端末デバイスは、非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に対応しており、表2の第5の行から第8の行に対応している値範囲に基づいて、HARQ−ACKを送信するとき、端末デバイスがアップリンクリソース上でaCSIおよびUL−SCHをさらに送信することができるかどうかをさらに判定し得る。表2において、注1は、端末デバイスがアップリンクリソース上で「UL−SCH+HARQ−ACK」を送信することを決定したとき、対応する変調およびコーディング方式が29である場合、端末デバイスがアップリンクリソース上で「HARQ−ACK」を送信することを決定したとき、対応する変調およびコーディング方式が30または31であることを示す。注2は、端末デバイスがアップリンクリソース上で「aCSI+HARQ−ACK」を送信することを決定したとき、対応する変調およびコーディング方式が30である場合、端末デバイスがアップリンクリソース上で「UL−SCH+aCSI+HARQ−ACK」を送信することを決定したとき、対応する変調およびコーディング方式が31であることを示す。
本発明のこの実施形態では、表中のアップリンク情報部分について、「+」は「および」を表すことに留意されたい。たとえば、表中の「HARQ−ACK+aCSI」は「HARQ−ACKおよびaCSI」を表す。以下の表のすべてにおいて、「+」は「および」を表す。
表2に示されている指示方式では、既存のULグラントにおける指示方法が最大限に再利用されることが可能であり、スケジュールされたアップリンクリソース上でUL−SCHおよび/またはaCSIを送信することを端末デバイスによって決定するための以前の方法が維持されることが可能であり、それにより、端末デバイスはわずかにしか変更されない。
任意選択で、端末デバイスがアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報もアップリンクデータも送信しない場合、アップリンクリソースは、PUCCH中に含まれるリソースである。端末デバイスがアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報および/またはアップリンクデータを送信する場合、アップリンクリソースは、PUSCH中に含まれるリソースである。
本発明のこの実施形態では、アップリンクリソースが、PUCCH中に含まれるリソースであることは、アップリンクリソースを搬送するチャネルがPUCCHであると理解されてよく、アップリンクリソースが、PUSCH中に含まれるリソースであることは、アップリンクリソースを搬送するチャネルがPUSCHであると理解されてよい。
任意選択で、本発明のこの実施形態では、アップリンクリソース上でHARQ−ACKを送信するがUL−SCHもaCSIも送信しないことを端末デバイスが決定したとき、端末デバイスは、PUCCH中に含まれるリソース上でHARQ−ACKを送信する。代替として、本発明のこの実施形態では、アップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報がHARQ−ACKを含むがaCSIを除外すると端末デバイスが判定したときか、アップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報がHARQ−ACKを含むがUL−SCHを除外するときか、またはアップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報がHARQ−ACKを含むがaCSIもUL−SCHも含まないと端末デバイスが判定したとき、アップリンクリソースは、PUCCH中に含まれるリソースであり、端末デバイスはPUCCH上でHARQ−ACKを送信する。
任意選択で、本発明のこの実施形態では、HARQ−ACKおよびaCSIと、HARQ−ACKおよびUL−SCHと、HARQ−ACK、aCSI、およびUL−SCHと、aCSIと、aCSIおよびUL−SCHと、UL−SCHとのアップリンク情報のうちの1つをアップリンクリソース上で送信することを端末デバイスが決定したとき、端末デバイスは、PUSCH中に含まれるリソース上で情報を送信する。表3は、様々なアップリンク情報と、アップリンク情報を送信するために端末デバイスによって使用されるアップリンクチャネルとの間の対応を示している。本発明のこの実施形態では、アップリンク情報は、HARQ−ACK、aCSI、およびUL−SCHのうちの少なくとも1つを含む。
この方式は以下の利点を有する。HARQ−ACKを送信するがUL−SCHもaCSIも送信しないことを端末デバイスが決定したとき、端末デバイスは、PUCCHチャネルを使用することによってHARQ−ACKを送信し得る。PUSCHにHARQ−ACKを追加する方式と比較して、この方式では、マルチユーザ多重化が達成されて、ライセンスフリー周波数帯域リソースが効果的に使用されることが可能である。加えて、aCSIまたはaCSIおよびHARQ−ACKの送信中に、PUSCHにaCSIまたはaCSIおよびHARQ−ACKを追加するための既存の設計方法が再利用され得る。
任意選択で、端末デバイスがアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信しない場合、アップリンクリソースは、PUCCH中に含まれるリソースである。端末デバイスがアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信する場合、アップリンクリソースは、PUSCH中に含まれるリソースである。
任意選択で、本発明のこの実施形態では、端末デバイスがアップリンクリソース上でUL−SCHを送信しないことを決定したとき、たとえば、端末デバイスが、アップリンクリソース上でaCSIおよびHARQ−ACKのうちの少なくとも1つを送信することを決定したとき、アップリンクリソースは、PUCCH中に含まれるリソースであり、端末デバイスは、PUCCH上でaCSIおよびHARQ−ACKのうちの少なくとも1つを送信する。
任意選択で、本発明のこの実施形態では、端末デバイスがアップリンクリソース上でUL−SCHを送信することを決定したとき、たとえば、端末デバイスがアップリンクリソース上で、UL−SCHと、UL−SCHおよびaCSIと、UL−SCHおよびHARQ−ACKと、UL−SCH、aCSI、およびHARQ−ACKとのうちの1つを送信することを決定したとき、アップリンクリソースは、PUSCH中に含まれるリソースであり、端末デバイスはPUSCH上で、UL−SCHと、UL−SCHおよびaCSIと、UL−SCHおよびHARQ−ACKと、UL−SCH、aCSI、およびHARQ−ACKとのうちの1つを送信する。
表4は、様々なアップリンク情報と、アップリンク情報を送信するために端末デバイスによって使用されるアップリンクチャネルとの間の対応を示している。本発明のこの実施形態では、アップリンク情報は、HARQ−ACK、aCSI、およびUL−SCHのうちの少なくとも1つを含む。
表5は、様々なアップリンク情報と、アップリンク情報を送信するために端末デバイスにcよって使用されるアップリンクチャネルとの間の別の対応を示している。
本発明のこの実施形態では、任意選択で、端末デバイスは、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報のタイプに基づいて、アップリンクリソースが属するチャネルのタイプを判定してよいことに留意されたい。たとえば、上記の説明に関して、端末デバイスがアップリンクリソース上でHARQ−ACKを送信するがUL−SCHもaCSIも送信しないことを決定した場合、端末デバイスは、PUCCH上でHARQ−ACKを送信することを決定してよい。代替として、別の例では、表3から表5に示されているように、端末デバイスは、変調およびコーディング指示情報ならびに非周期チャネル状態指示情報に基づいて、アップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報を判定し、次いで、判定されたアップリンク情報に基づいて、アップリンク情報を搬送するアップリンクチャネルを判定してよい。代替として、端末デバイスは、変調およびコーディング指示情報ならびに非周期チャネル状態指示情報に基づいて、アップリンク情報を搬送するアップリンクチャネルを直接判定してよい。
この方式は以下の利点を有する。端末デバイスが送信することを決定するアップリンク情報がアップリンク制御情報であり、たとえば、HARQ−ACKとaCSIの両方がアップリンク制御情報に属するとき、端末デバイスはPUCCH上で制御情報を送信し得、それにより、マルチユーザ多重化が達成されて、ライセンスフリー周波数帯域リソースが効果的に使用されることが可能である。
任意選択で、PUCCH中に含まれるリソースに対応するアップリンクスケジューリング情報のフォーマットは、PUSCH中に含まれるリソースに対応するアップリンクスケジューリング情報のフォーマットと同じである。
本発明のこの実施形態では、PUCCH中に含まれるリソースに対応するアップリンクスケジューリング情報は、アップリンクスケジューリング情報が、PUCCH中に含まれるリソースを示すか、またはPUCCH中に含まれるリソース上でアップリンク情報を送信するようにUEをトリガすると理解されてよい。対応して、PUSCH中に含まれるリソースに対応するアップリンクスケジューリング情報は、アップリンクスケジューリング情報が、PUSCH中に含まれるリソースを示すか、またはPUSCH中に含まれるリソース上でアップリンク情報を送信するようにUEをトリガすると理解されてよい。本発明のこの実施形態では、アップリンクスケジューリング情報のフォーマットは、異なるDCIフォーマットを使用することによって表され得ると理解されてよい。たとえば、アップリンクスケジューリング情報のフォーマットは、ULグラントに対応するフォーマット(たとえば、DCIフォーマット0、DCIフォーマット4、DCIフォーマット0A/0B、またはDCIフォーマット4A/4B)を使用することによって表され得る。DCIフォーマット0は、スケジュールされたアップリンクリソース上で単一コードワードデータを送信するようにUEに命令し得る。DCIフォーマット4は、スケジュールされたアップリンクリソース上で単一コードワードデータまたはデュアルコードワードデータを送信するようにUEに命令し得る。DCIフォーマット0A/0Bは、ライセンスフリー周波数帯域リソース上の1つまたは複数のアップリンクサブフレーム中でアップリンク単一コードワードデータ送信を実施するようにUEに命令し得る。DCIフォーマット4A/4Bは、ライセンスフリー周波数帯域リソース上の1つまたは複数のアップリンクサブフレーム中でアップリンク単一コードワードまたはデュアルコードワードデータ送信を実施するようにUEに命令し得る。
本発明のこの実施形態では、PUCCHに対応するアップリンクスケジューリング情報のフォーマットが、PUSCHに対応するアップリンクスケジューリング情報のフォーマットと同じであることは、PUCCHに対応するアップリンクスケジューリング情報、およびPUSCHに対応するアップリンクスケジューリング情報のために同じDCIフォーマットが使用されること、またはPUCCHに対応するアップリンクスケジューリング情報のフォーマット中に含まれる情報ビットの量が、PUSCHに対応するアップリンクスケジューリング情報のフォーマット中に含まれる情報ビットの量と同じであることを示し得る。たとえば、アクセスネットワークデバイスは、第1のスケジューリング情報を使用することによって、PUCCH上でHARQ−ACKを送信するようにUEに命令し、アクセスネットワークデバイスは、第2のスケジューリング情報を使用することによって、PUSCH上で、UL−SCHと、UL−SCHおよびaCSIと、UL−SCHおよびHARQ−ACKと、UL−SCH、aCSI、およびHARQ−ACKと、aCSIと、aCSIおよびHARQ−ACKとのうちの1つを送信するようにUEに命令し、第1のスケジューリング情報はDCIフォーマットAで送信され、第2のスケジューリング情報はDCIフォーマットBで送信されると仮定される。この場合、PUCCH中に含まれるリソースに対応するアップリンクスケジューリング情報のフォーマットが、PUSCH中に含まれるリソースに対応するアップリンクスケジューリング情報のフォーマットと同じであることは、DCIフォーマットAがDCIフォーマットBと同じであることを示し得る。
本発明のこの実施形態では、物理アップリンク制御チャネル中に含まれるリソースに対応するアップリンクスケジューリング情報のフォーマットは、物理アップリンク共有チャネル中に含まれるリソースに対応するアップリンクスケジューリング情報のフォーマットと同じである。たとえば、アクセスネットワークデバイスは、PUCCH中に含まれるリソース上でHARQ−ACKを送信するか、またはPUSCH中に含まれるリソース上でHARQ−ACKを送信するように、1つのULグラントを使用することによって端末デバイスに命令し得る。任意選択で、本発明のこの実施形態では、端末デバイスは、ULグラント中の非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいて、HARQ−ACKを送信するためのリソースが、PUCCH中に含まれるリソースであるかまたはPUSCH中に含まれるリソースであるかを判定し得る。確実に、本発明のこの実施形態はこの実装方法に限定されない。
任意選択で、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が、非周期チャネル状態情報をフィードバックするように端末デバイスに命令し、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応する変調およびコーディング方式インデックス番号が30もしくは31に設定されたとき、端末デバイスは、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを決定し、および/または
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が、非周期チャネル状態情報をフィードバックしないように端末デバイスに命令し、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応する変調およびコーディング方式インデックス番号が29から31の中のいずれかの値に設定されたとき、端末デバイスは、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを決定する。
本発明のこの実施形態では、端末デバイスは、表2の非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいて、アップリンクリソース上で、HARQ−ACK、aCSI、およびUL−SCHのうちの少なくとも1つを送信することを決定し得る。端末デバイスがアップリンクリソース上でUL−SCHを送信することを決定したとき、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス値は、0から28の中のいずれかの値である。
これは以下の利点を有する。ライセンスフリー周波数帯域上で、非同期および適応アップリンクデータ送信が実施されてアップリンクリソースが効果的に使用される。この場合、ノンアダプティブ再送のために主に使用される変調およびコーディング方式(MCSインデックス)29から31は、UEがUL−SCHを送信するときに使用されるMCSを示すために使用されなくてよく、それにより、MCSインデックス29から31を使用することによっておよび非周期チャネル状態指示情報(aCSIトリガ)に関して、アップリンクリソース上で、HARQ−ACKと、HARQ−ACKおよびUL−SCHと、HARQ−ACKおよびaCSIと、HARQ−ACK、UL−SCH、およびaCSIとのうちの1つを送信することが決定されることができる。したがって、シグナリングオーバーヘッドが低減されることができる。
任意選択で、PUCCHに対応するアップリンクスケジューリング情報のフォーマットは、PUSCHに対応するアップリンクスケジューリング情報のフォーマットと同じである。具体的には、PUCCH上でアップリンク情報を送信するようにUEに命令するスケジューリング指示情報(またはダウンリンク制御情報DCI)のフォーマットは、PUSCH上でアップリンク情報を送信するようにUEに命令するスケジューリング指示情報(またはダウンリンク制御情報DCI)のフォーマットと同じであり、それにより、UEによるブラインド検出の複雑さが低減されることができる。スケジューリング指示情報がULグラントである一例が使用される。ULグラント中に含まれる情報は、ULグラントによって示されるリソースが、PUCCH中に含まれるリソースであるかまたはPUSCH中に含まれるリソースであるかを区別するために使用され得る。ULグラントによって示されるリソースは、ULグラントによってトリガされるリソースとして理解されてよい。この場合、UEは、ULグラント中に含まれる情報に基づいて、ULグラントによって示されるリソースを区別することができる。ULグラントによって示される異なるアップリンクリソースについてULグラントを2回検出することなしに、UEは、探索空間(search space)中に含まれる様々な可能な制御リソース中でULグラントを1回検出し得る(様々な可能な制御リソースは、制御リソースのアグリゲーションレベル(aggregation level)および/またはリソースロケーションに基づいて互いに区別され得る)。本発明のこの実施形態は以下の利点を有する。UEによるブラインド検出の複雑さが低減されることができる。
S303。アップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを決定した場合、端末デバイスがアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信する。
図3に記載された方法を実行することによって、端末デバイスは、端末デバイスがHARQ−ACKをフィードバックする必要があるかどうかを判定することができ、シグナリングオーバーヘッドが低減されるように、追加のシグナリングオーバーヘッドを引き起こすことなく、既存のアップリンクスケジューリング情報(たとえば、ULグラント)内に含まれる非周期チャネル状態指示情報と変調およびコーディング指示情報とをさらに再利用することができる。
図4を参照すると、図4は、本発明の実施形態による別のアップリンク情報送信方法の概略フローチャートである。方法は、限定はしないが、以下のステップを含む。
S401。端末デバイスは、アクセスネットワークデバイスによって送信されたアップリンクスケジューリング情報を受信する。
本発明のこの実施形態におけるステップS401について、図3に示されている実施形態におけるステップS301を参照されたい。詳細は、本明細書では再び説明されない。
S402。端末デバイスは、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信すべきかどうかを判定する。
ライセンスフリーの周波数帯域において、非同期かつ適応的なアップリンクデータ伝送が実行されて、アップリンクリソースを有効に使用する。この場合、ULグラント内に含まれ、主にノンアダプティブ再送のために使用される変調およびコーディング方式(MCSインデックス)29から31は、UEがUL−SCHを送信するときに使用されるMCSを示すために使用されなくてもよい。代わりに、MCSインデックス0から28における任意の値のみが使用され、UEがUL−SCHを送信するときに使用されるMCSを示す。したがって、本発明のこの実施形態では、UEは、アップリンクスケジューリング情報中に含まれるMCSインデックスの値の範囲に基づいて、アップリンクリソース上でアップリンクデータを送信すべきかどうかを判定してもよい。
具体的には、例として既存のULグラント内に含まれる5ビット変調およびコーディング指示情報が使用される。変調およびコーディング指示情報に対応するMCSインデックスが0から28の中のいずれかの値である場合、端末デバイスは、アップリンクリソース上でアップリンクデータを送信する。変調およびコーディング指示情報に対応するMCSインデックスが0から28以外の値である場合、たとえば、29から31の中の任意の値、または30および31のいずれかである場合、端末デバイスは、アップリンクリソース上でアップリンクデータを送信しない。このようにして、アップリンクデータのMCSは、データ送信効率を改善するために適応的に調整されることができる。
本発明のこの実施形態では、説明を容易にするために、特に指定のない限り、変調およびコーディング指示情報は、変調およびコーディング方式インデックス(Modulation CodingおよびScheme Index、MCSインデックス)と1対1に対応する。したがって、変調およびコーディング指示情報は、MCSインデックスを使用して表されてもよい。
任意選択で、端末デバイスが、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が0から28の中のいずれかの値であると判定した場合、端末デバイスは、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報に基づく以下の情報、UL−SCH、UL−SCHおよびaCSI、UL−SCHおよびHARQ−ACK、ならびに、HARQ−ACK、UL−SCH、およびaCSIから、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で送信されるべき情報を判定する。
本発明のこの実施形態では、説明を容易にするために、特に指定のない限り、変調およびコーディング指示情報は、MCSインデックスを使用することによって表され、非周期チャネル状態指示情報は、aCSIトリガを使用することによって表され、フィードバック指示情報は、HARQ−ACKトリガを使用することによって表される。
任意選択で、フィードバック指示情報は、UEがHARQ−ACKを送信するかどうかを示すために使用され、非周期チャネル状態指示情報は、UEがaCSIを送信するかどうかを示すために使用される。
本発明のこの実施形態では、端末デバイスは、表6に基づいて、アップリンクリソース上で、以下、すなわち、UL−SCH、UL−SCHおよびaCSI、UL−SCHおよびHARQ−ACK、ならびに、UL−SCH、aCSI、HARQ−ACKのうちの1つを送信することを決定してもよい。
aCSIトリガのために使用されるビットの量も、HARQ−ACKトリガのために使用されるビットの量も、本発明のこの実施形態では特に限定されないことが留意されるべきである。aCSIトリガが「真」または「偽」に設定されることは、上記で説明されているように(表2に示されているように)理解することができる。詳細は、本明細書では再び説明されない。例として、1ビットaCSIトリガおよび1ビットHARQ−ACKトリガが使用される。1つのビットが「0」に設定されているとき、対応する情報が「偽」に設定されていることを示す。1つのビットが「1」に設定されているとき、対応する情報が「真」に設定されていることを示す。この場合、端末デバイスは、表7に基づいて、アップリンクリソース上で、以下、すなわち、UL−SCH、UL−SCHおよびaCSI、UL−SCHおよびHARQ−ACK、ならびに、UL−SCH、aCSI、HARQ−ACKのうちの1つを送信することを決定してもよい。さらに、表7では、aCSIトリガのビットが「1」に設定されているとき、UEが非周期CSIを送信するようにトリガされることを示す。HARQ−ACKのビットが「1」に設定されているとき、UEがHARQ−ACKを送信するようにトリガされることを示す。
任意選択で、端末デバイスが、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29から31の中の任意の値であると判定したとき、端末デバイスは、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報のうちの少なくとも1つに基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でaCSI、HARQ−ACK、またはaCSIおよびHARQ−ACKを送信することを決定する。
任意選択で、本発明のこの実施形態では、UEは、表8に基づいて、アップリンクリソース上で、以下、すなわち、aCSI、HARQ−ACK、ならびにHARQ−ACKおよびaCSIのうちの1つを送信することを決定してもよい。任意選択で、UEは、表9に基づいて、アップリンクリソース上で、以下、すなわち、aCSI、HARQ−ACK、ならびにHARQ−ACKおよびaCSIのうちの1つを送信することを決定してもよい。N/Aは、対応する情報が任意の状態にある可能性があることを示す。これは、本発明のこの実施形態では特に限定されない。
本発明のこの実施形態では、UEは、表7および表8に基づいて、または表7および表9に基づいて、アップリンクリソース上で、以下、すなわち、HARQ−ACK、aCSI、およびUL−SCHのうちの少なくとも1つを送信することを決定してもよいことが留意されるべきである。任意選択で、表8および表9において、UEによる理解を容易にするために、「HARQ−ACK」に対応するaCSIトリガが0に設定されてもよく、「aCSI+HARQ−ACK」に対応するaCSIトリガが1に設定されてもよい。
ライセンスフリーの周波数帯域における非同期かつ適応的なアップリンクデータ伝送の特徴に関連して、冗長MCSインデックスは、リソース使用効率を改善するために効果的に使用することができる。
HARQ−ACKの送信がPUCCH内に含まれるリソース上で行われる場合、HARQ−ACK+aCS、HARQ−ACK+UL−SCH、HARQ−ACK+aCSI+UL−SCH、aCSI、aCSI+UL−SCH、またはUL−SCHの送信は、PUSCH内に含まれるリソース上で行われることが留意されるべきであり、この実装では、変調およびコーディング指示情報は、現在のアップリンクスケジューリング情報がPUCCHまたはPUSCHに対応しているかどうかを識別するために使用され得ることも理解され得る。ここで、アップリンクスケジューリング情報がPUCCHに対応していることは、アップリンクスケジューリング情報がPUCCH上で情報を送信するようにUEに命令することを示してもよく、アップリンクスケジューリング情報がPUSCHに対応していることは、アップリンクスケジューリング情報がPUSCH上で情報を送信するようにUEに命令することを示してもよい。
任意選択で、端末デバイスが、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、非周期チャネル状態指示情報が「真」に設定されていると判定したとき、端末デバイスは、アップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報を送信することを決定する。端末デバイスが、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、非周期チャネル状態指示情報が「偽」に設定されていると判定したとき、端末デバイスは、アップリンクリソース上で、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定する。
任意選択で、本発明のこの実施形態では、UEは、表10に基づいて、アップリンクリソース上で、以下、すなわち、aCSI、HARQ−ACK、ならびにHARQ−ACKおよびaCSIのうちの1つを送信することを決定してもよい。任意選択で、UEは、表11に基づいて、アップリンクリソース上で、以下、すなわち、aCSI、HARQ−ACK、ならびにHARQ−ACKおよびaCSIのうちの1つを送信することを決定してもよい。N/Aは、対応する情報が任意の状態にある可能性があることを示す。たとえば、表10において、N/Aは、aCSIトリガのビットが「真」または「偽」に設定されることができることを示す。これは、本発明のこの実施形態では特に限定されない。
本発明のこの実施形態では、UEは、表7および表10に基づいて、または表7および表11に基づいて、アップリンクリソース上で、以下、すなわち、HARQ−ACK、aCSI、およびUL−SCHのうちの少なくとも1つを送信することを決定してもよいことが留意されるべきである。
本発明のこの実施形態では、aCSIトリガが「真」に設定されていることは、UEがaCSIを送信するように命令されることを示してもよく、aCSIトリガが「偽」に設定されていることは、UEがaCSIを送信しないように命令されることを示してもよいことが留意されるべきである。しかしながら、本発明は、これに限定されない。たとえば、aCSIトリガが「真」に設定されていることは、UEがaCSIを送信するように命令されることを示さず、aCSIトリガが「偽」に設定されていることは、UEがaCSIを送信しないように命令されることを示さない。HARQ−ACKトリガについても同様の説明が与えられる。
任意選択で、端末デバイスは、非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報に基づいて、アップリンクリソース上で、以下、すなわち、aCSI、HARQ−ACK、ならびにHARQ−ACKおよびaCSIのうちの1つを送信することを決定する。
任意選択で、フィードバック指示情報は、UEがHARQ−ACKを送信すべきかどうかを示すために使用され、非周期チャネル状態指示情報は、UEがaCSIを送信すべきかどうかを示すために使用される。
任意選択で、本発明のこの実施形態では、UEは、表12に基づいて、アップリンクリソース上で、以下、すなわち、aCSI、HARQ−ACK、ならびにHARQ−ACKおよびaCSIのうちの1つを送信することを決定してもよい。表12において、N/Aは、MCSインデックスが0から28以外の値、たとえば、29から31の中の任意の値とすることができることを示す。これは、本発明のこの実施形態では、特に限定されない。加えて、UEが、アップリンクリソース上でaCSI、HARQ−ACKおよびaCSI、またはHARQ−ACKを送信することを決定するとき、対応するMCSインデックスは、同じであっても異なっていてもよい。
本発明のこの実施形態では、UEは、表7および表12に基づいて、アップリンクリソース上で、以下、すなわち、HARQ−ACK、aCSI、およびUL−SCHのうちの少なくとも1つを送信することを決定してもよいことが留意されるべきである。
表12において、aCSIトリガが「真」/「偽」に設定されていることは、UEがaCSIを送信するようにトリガされる/トリガされないことを示してもよく、HARQ−ACKトリガが「真」/「偽」に設定されていることは、UEがHARQ−ACKを送信するようにトリガされる/トリガされないことを示してもよい。
さらに、本発明のこの実施形態では、MCSインデックス29から31は、異なる変調次数を示してもよい。たとえば、MCSインデックス=29は、16QAMを示し、MCSインデックス=30は、64QAMを示してもよい。これは、以下の、アップリンク制御情報(aCSIおよび/またはHARQ−ACK)送信効率が改善されることができるという利点を有する。
任意選択で、端末デバイスは、変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、およびフィードバック指示情報に基づいて、アップリンクリソース上で、以下、すなわち、aCSI、HARQ−ACK、ならびにHARQ−ACKおよびaCSIのうちの1つを送信することを決定する。
任意選択で、フィードバック指示情報は、UEがHARQ−ACKを送信するかどうかを示すために使用され、非周期チャネル状態指示情報は、UEがaCSIを送信するかどうかを示すために使用され、変調およびコーディング指示情報は、UEがUL−SCHを送信するかどうかを示すために使用される。たとえば、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス範囲に基づいて、アップリンクリソース上でUL−SCHを送信すべきかどうかが判定される。
任意選択で、本発明のこの実施形態では、UEは、表13に基づいて、アップリンクリソース上で、以下、すなわち、aCSI、HARQ−ACK、ならびにHARQ−ACKおよびaCSIのうちの1つを送信することを決定してもよい。本発明のこの実施形態では、UEは、表7および表13に基づいて、アップリンクリソース上で、以下、すなわち、HARQ−ACK、aCSI、およびUL−SCHのうちの少なくとも1つを送信することを決定してもよいことが留意されるべきである。具体的には、UEは、表14に基づいて、アップリンクリソース上で、以下、すなわち、HARQ−ACK、aCSI、およびUL−SCHのうちの少なくとも1つを送信することを決定してもよい。この実装では、HARQ−ACKトリガが「真」に設定されているとき、UEがアップリンクリソース上でHARQ−ACKを送信するようにトリガされることを示してもよく、または、HARQ−ACKトリガが「偽」に設定されているとき、UEがアップリンクリソース上でHARQ−ACKを送信するようにトリガされないことを示してもよいことが留意されるべきである。
HARQ−ACK、aCSI、およびUL−SCHのうちの少なくとも1つは、UL−SCHに対応するMCSが柔軟に変化することができ、冗長MCS状態が有効に使用されるように、アップリンクリソース上で送信される。HARQ−ACK指示情報(たとえば、1ビット)は、端末デバイスが、検出されたHARQ−ACK指示情報に基づいて、アップリンクリソース上でHARQ−ACKを送信すべきかどうかを判定することができるように加えられる。加えて、UEの設計の複雑さは、冗長MCSインデックス(たとえば、MCSインデックスは、29、30、または31)を使用し、aCSIトリガおよびHARQ−ACKトリガを参照することによって低減することができる。
非周期状態指示情報(aCSIトリガ)が1ビットを使用することによって表され、フィードバック指示情報(HARQ−ACKトリガ)が1ビットを使用することによって表され、ビットが「1」に設定されることが、UEがaCSI/HARQ−ACKを送信するようにトリガされることを示し、ビットが「0」に設定されることが、UEがaCSI/HARQ−ACKを送信しないようにトリガされることを示すと仮定する。この場合、UEは、表15に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で、以下、すなわち、UL−SCH、aCSI、およびHARQ−ACKのうちの少なくとも1つを送信することを決定してもよい。
表13から表15に基づいて、UEがaCSIを送信するが、アップリンクリソース上で、以下、すなわち、UL−SCH、UL−SCH+aCSI、UL−SCH+HARQ−ACK、UL−SCH+aCSI+HARQ−ACK、HARQ−ACK、およびaCSI+HARQ−ACKのいずれも送信しないことを決定したとき、MCSインデックスが30または31であってもよいことがわかり得る。加えて、上記の表において、「aCSI」、「HARQ−ACK」、および「aCSI+HARQ−ACK」は、同じMCSインデックスまたは異なるMCSインデックスに対応してもよい。たとえば、表14および表15において、「aCSI」、「HARQ−ACK」、および「aCSI+HARQ−ACK」は、すべてMCSインデックス29に対応してもよい。
本発明のこの実施形態では、上記で説明されているように、端末デバイスがアップリンクリソース上でaCSIもUL−SCHも送信しない場合、アップリンクリソースは、PUCCH内に含まれるリソースである。端末デバイスがアップリンクリソース上でaCSIおよび/またはUL−SCHを送信する場合、アップリンクリソースは、PUSCH内に含まれるリソースである。
任意選択で、端末デバイスがアップリンクリソース上でUL−SCHを送信しない場合、アップリンクリソースは、PUCCH内に含まれるリソースである。端末デバイスがアップリンクリソース上でUL−SCHを送信する場合、アップリンクリソースは、PUSCH内に含まれるリソースである。
任意選択で、PUCCHに対応するアップリンクスケジューリング情報のフォーマットは、PUSCHに対応するアップリンク情報のフォーマットと同じである。
S403。アップリンクリソース上でアップリンクデータを送信することを決定した場合、端末デバイスは、アップリンクリソース上でアップリンクデータを送信する。
図4に記載された方法を実行することによって、端末デバイスは、変調およびコーディング指示情報のみを使用することによって、シグナリングオーバーヘッドが低減されるように、余分なシグナリングオーバーヘッドを引き起こすことなく、端末デバイスがアップリンクデータをフィードバックする必要があるかどうかを判定することができる。加えて、端末デバイスは、端末デバイスによる検出の複雑さが低減されるように、非周期チャネル状態指示情報を参照することなく、アップリンクデータを送信すべきかどうかを判定することができる。
本発明のこの実施形態では、前述の実施形態のように、アップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報のタイプがUEに示されてもよいことが留意されるべきである。加えて、異なるアップリンク情報が異なるアップリンクチャネル内に含まれるアップリンクリソース上で、たとえば、PUCCH内に含まれるリソースまたはPUSCH内に含まれるリソース上で搬送されることができる場合、前述の実施形態のように、UEは、アップリンクスケジューリング情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報に対応するアップリンクチャネルを判定してもよいことが理解され得る。ここでのアップリンクチャネルは、PUCCHとPUSCHとを含む。アップリンクスケジューリング情報に対応するアップリンクチャネルは、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンク情報の送信を搬送するアップリンクチャネルとして理解されてもよい。
図5を参照すると、図5は、本発明の実施形態による別のアップリンク情報送信方法の概略フローチャートである。方法は、限定はしないが、以下のステップを含む。
S501。端末デバイスは、アクセスネットワークデバイスによって送信されたアップリンクスケジューリング情報を受信する。
本発明のこの実施形態におけるステップS501について、図3に示されている実施形態におけるステップS301を参照されたい。詳細は、本明細書では再び説明されない。
S502。端末デバイスは、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報を判定し、ここで、アップリンク情報は、以下、すなわち、アップリンクデータ、非周期チャネル状態情報、およびフィードバック情報のうちの少なくとも1つを含む。
任意選択で、本発明のこの実施形態では、非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報は、指示のために一緒に使用されてもよく、または、指示のために別々に使用されてもよい。これは、本発明のこの実施形態では特に限定されない。本発明のこの実施形態では、非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報が指示のために別々に使用されるとき、「非周期チャネル状態指示情報」は、UEがアップリンクリソース上でaCSIを送信するかどうかを示すために使用され、「フィードバック指示情報」は、UEがアップリンクリソース上でHARQ−ACKを送信するかどうかを示すために使用されることが理解され得る。さらに、「非周期チャネル状態指示情報」がアップリンクリソース上でaCSIを送信しないようにUEに命令し、「フィードバック指示情報」がアップリンクリソース上でHARQ−ACKを送信しないようにUEに命令するとき、UEは、アップリンクリソース上でUL−SCHのみを送信することを決定してもよい。加えて、本発明のこの実施形態では、非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報が指示のために一緒に使用されるとき、非周期チャネル状態指示情報に対応するビットおよびフィードバック指示情報に対応するビットが、アップリンクリソース上で、以下、すなわち、アップリンクデータ、非周期チャネル状態情報、およびフィードバック情報のうちの少なくとも1つを送信するように一緒にUEに命令することが理解され得、または、「非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報」が、1つの指示情報を使用することによって表されてもよく、指示情報に基づいて、アップリンクリソース上で、以下、すなわち、アップリンクデータ、非周期チャネル状態情報、およびフィードバック情報のうちの少なくとも1つを送信することが決定されてもよいことが理解され得る。本発明のこの実施形態では、UEがアップリンクリソース上でaCSIまたはHARQ−ACKを送信することを決定した場合、UEによって送信されるべきaCSIまたはHARQ−ACKが単一のサービングセル(またはCSI処理)または複数のサービングセル(またはCSI処理)のいずれに対応するかは、限定されないことが留意されるべきである。
具体的には、非周期チャネル状態情報およびフィードバック指示情報における指示方法は、表形式で説明される。
任意選択で、本発明のこの実施形態では、非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報は、明示的ビットシグナリングを使用することによって表される。
本発明のこの実施形態では、任意選択で、UEは、表16に基づいて、アップリンクリソース上で、以下、すなわち、アップリンクデータ、非周期チャネル状態情報、およびフィードバック情報のうちの少なくとも1つを送信することを決定してもよい。aCSIトリガが「真」に設定されているとき、aCSIトリガは、アップリンクリソース上でaCSIを送信するようにUEに命令するために利用され得る。逆に、aCSIトリガが「偽」に設定されているとき、aCSIトリガは、UEがアップリンクリソース上でaCSIを送信するようにトリガされないことを示すために使用され得る。フィードバック指示情報が「真」に設定されているとき、フィードバック指示情報は、アップリンクリソース上でHARQ−ACKを送信するようにUEに命令するために使用され得る。逆に、フィードバック指示情報が「偽」に設定されているとき、フィードバック指示情報は、UEがアップリンクリソース上でHARQ−ACKを送信するようにトリガされないことを示すために使用され得る。UEは、アップリンクスケジューリング情報を受信する。アップリンクスケジューリング情報に基づいて、アップリンクリソース上でaCSIもHARQ−ACKも送信しないことを決定する場合、UEは、アップリンクスケジューリング情報に基づいて、アップリンクリソース上でUL−SCHを送信することを決定してもよい。表16内に含まれる内容は、指示のために非周期状態情報指示とフィードバック指示情報とを別々に使用することによって実施されることが考えられ得る。
任意選択で、本発明のこの実施形態では、UEがアップリンクリソース上でHARQ−ACKを送信するとき、アップリンクリソースは、PUCCH内に含まれるリソースであり(もしくは、UEは、PUCCH上でHARQ−ACKを送信し)、および/または、UEが、アップリンクリソース上で、以下、すなわち、HARQ−ACKおよびaCSI、aCSI、HARQ−ACKおよびUL−SCH、aCSIおよびUL−SCH、UL−SCH、ならびに、HARQ−ACK、UL−SCH、およびaCSIのうちの1つを送信するとき、アップリンクリソースは、PUSCH内に含まれるリソースである(もしくは、UEは、PUSCH上でHARQ−ACKを送信する)。
さらに、非周期チャネル状態指示情報は、1ビットを使用することによって表され、「0」は、非周期チャネル状態指示情報が「偽」に設定されていることを示すために使用され、「1」は、非周期チャネル状態指示情報が「真」に設定されていることを示すために使用される、フィードバック指示情報は、2ビットを使用することによって表され、「00」および「11」は、フィードバック指示情報が「偽」に設定されていることを示すために使用され、「01」および「10」は、フィードバック指示情報が「真」に設定されていることを示すために使用されると仮定する。この場合、UEは、表17に基づいて、アップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報のタイプをさらに判定してもよい。表17内に含まれる内容は、指示のために非周期状態情報指示とフィードバック指示情報とを別々に使用することによって実施されることが考えられ得る。
任意選択で、非周期チャネル状態指示情報が1ビットを使用することによって表され、フィードバック指示情報が2ビットを使用することによって表されると仮定すると、UEは、表18に基づいて、アップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報のタイプを判定してもよい。表18内に含まれる内容は、指示のために非周期状態情報指示とフィードバック指示情報とを一緒に使用することによって実施されることが考えられ得る。
本発明のこの実施形態では、非周期チャネル状態指示情報のビットの量は、1に限定されず、非周期チャネル状態指示情報のビットの量は、1よりも大きくてもよく、たとえば、3であってもよいことが留意されるべきである。同様に、本発明のこの実施形態では、フィードバック指示情報のビットの量は、1に限定されず、1よりも大きくてもよく、たとえば、3であってもよい。
S503。端末デバイスは、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で、判定されたアップリンク情報を送信する。
本発明のこの実施形態では、上記で説明されているように、端末デバイスがアップリンクリソース上でaCSIもUL−SCHも送信しない場合、アップリンクリソースは、PUCCH内に含まれるリソースである。端末デバイスがアップリンクリソース上でaCSIおよび/またはUL−SCHを送信する場合、アップリンクリソースは、PUSCH内に含まれるリソースである。
任意選択で、端末デバイスがアップリンクリソース上でUL−SCHを送信しない場合、アップリンクリソースは、PUCCH内に含まれるリソースである。端末デバイスがアップリンクリソース上でUL−SCHを送信する場合、アップリンクリソースは、PUSCH内に含まれるリソースである。
任意選択で、PUCCHに対応するアップリンクスケジューリング情報のフォーマットは、PUSCHに対応するアップリンク情報のフォーマットと同じである。
本発明のこの実施形態では、前述の実施形態のように、アップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報のタイプがUEに示されてもよいことが留意されるべきである。加えて、異なるアップリンク情報が異なるアップリンクチャネル内に含まれるアップリンクリソース、たとえば、PUCCH内に含まれるリソースまたはPUSCH内に含まれるリソース上で搬送されることができる場合、前述の実施形態のように、UEは、アップリンクスケジューリング情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報に対応するアップリンクチャネルを判定するように命令されてもよいことが理解され得る。ここでのアップリンクチャネルは、PUCCHとPUSCHとを含む。アップリンクスケジューリング情報に対応するアップリンクチャネルは、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンク情報の送信を搬送するアップリンクチャネルとして理解されてもよい。
aCSIトリガのビットの量もHARQ−ACKトリガのビットの量も、本発明のこの実施形態では特に限定されないことが留意されるべきである。
本発明のこの実施形態では、フィードバック指示情報は、本発明のこの実施形態で提供される単なる例であることが留意されるべきである。実際の適用中、名前は、特に限定されない。たとえば、本発明のこの実施形態において説明されるフィードバック指示情報は、フィードバック情報指示情報と呼ばれることもある。
図5に記載された方法を実行することによって、UEは、MCSが通常使用されることができるように、従来技術のように特別なMCS設定および明示的なシグナリングに基づいて判定することを実行する(たとえば、従来技術では、UEは、aCSIトリガ指示およびMCSインデックス=29に基づいて、aCSIを送信すべきかどうかを判定する)ことなく、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる明示的なシグナリングに基づいて、非周期CSIを送信するが、以下、すなわち、HARQ−ACK、HARQ−ACKおよびaCSI、HARQ−ACKおよびUL−SCH、HARQ−ACK、aCSI、およびUL−SCH、aCSIおよびUL−SCH、ならびにUL−SCHのいずれも送信しないことを決定することができる。ダウンリンクデータ送信効率を改善するために、変調およびコーディング順序を表すために、予約されたMCSが使用されてもよい。
本発明の実施形態における前述のアップリンク情報送信方法のより良い実装を容易にするために、本発明は、前述の方法を実行するための端末デバイスをさらに提供する。
図6を参照すると、図6は、本発明の実施形態による端末デバイスの概略構造図である。図6に示されているように、端末デバイス60は、プロセッサ601と、メモリ602と、通信モジュール603と、バス604とを含む。プロセッサ601、メモリ602、および通信モジュール603は、バスを使用することによって、または別の方法で互いに接続されてもよい。たとえば、図6において、接続は、バス604を使用することによって実施される。
任意選択で、端末デバイス60は、入出力(英語:Input/Output、I/O)インターフェース605と、I/Oコントローラ606と、ディスプレイ607と、センサ608と、電力モジュール609とをさらに含んでもよい。
プロセッサ601は、汎用プロセッサ、たとえば、中央処理装置(英語:Central Processing Unit、CPU)であってもよく、端末デバイス60のオペレーティングシステムソフトウェア、必要とされるアプリケーションソフトウェアなどを実行するように設定される。プロセッサ601は、通信モジュール603を使用することによって受信されたデータを処理してもよい。プロセッサ601は、ワイヤレス送信のために通信モジュール603に送信されるべきデータをさらに処理してもよい。
メモリ602は、アップリンク情報送信プログラムコード、および、端末デバイスの様々なソフトウェアプログラムの完全な記憶、データ記憶、実行するソフトウェアなどを記憶するように設定される。メモリ602は、揮発性メモリ(英語:Volatile Memory)、たとえば、ランダムアクセスメモリ(英語:Random Access Memory、RAM)を含んでもよい。代替として、メモリ602は、不揮発性メモリ(英語:Non−volatile Memory)、たとえば、読出し専用メモリ(英語:Read−Only Memory、ROM)、ハードディスクドライブ(英語:Hard Disk Drive、HDD)または、ソリッドステートドライブ(英語:Solid−State Drive、SSD)を含んでもよい。代替として、メモリ602は、前述のタイプのメモリの組合せを含んでもよい。
通信モジュール603は、端末デバイス60のための通信機能を提供し、プロセッサ601によって生成されたモバイル通信信号に対して送信処理(たとえば、増幅、変調、または符号化)を実行するように設定され、アンテナによって受信されたモバイル通信信号に対して受信処理(たとえば、復調または復号)を実行するようにさらに設定される。通信モジュール603は、セルラーネットワーク、たとえば、GSM、UMTS、LTE、またはCDMAネットワークに適用可能であり、WLAN、近距離無線通信(英語:Near Field Communication、NFC)ネットワーク、Bluetooth(登録商標)ネットワークなどのうちの1つまたは複数に適用可能でもある。
バス604は、業界標準アーキテクチャ(英語:Industry Standard Architecture、ISA)バス、周辺構成要素相互接続(英語:Peripheral Component Interconnect、PCI)バス、拡張業界標準アーキテクチャ(英語:Extended Industry Standard Architecture、EISA)バス、インター集積回路(英語:Inter Integrated Circuit、IIC)バスなどであってもよい。
I/Oインターフェース605は、端末デバイス60の外部インターフェースであり、ユニバーサルシリアルバス(英語:Universal Serial Bus、USB)インターフェース、セキュアデジタル(英語:Secure Digital、SD)カードインターフェース、押しボタンインターフェースなどのうちの1つまたは複数を含む。
I/Oコントローラ606は、端末デバイス60の様々な入出力デバイス間のデータ交換、特に、プロセッサ601と、I/Oインターフェース605と、ディスプレイ607との間のデータ交換を制御するように設定される。
ディスプレイ607は、端末デバイス60の表示画面およびタッチスクリーンである。ディスプレイ607は、端末デバイス60のソフトウェア実行状態と、電力状態と、時間と、ユーザ設定インターフェースと、設定結果とを表示するように設定される。タッチスクリーンは、ユーザのタッチ動作を受け付け、ユーザのタッチ動作をユーザの動作指示に変換するように設定される。
センサ608は、全地球測位システム(英語:Global Positioning System、GPS)モジュール、重力センサ、加速度センサ、距離センサ、カメラ、光学センサなどのうちの1つまたは複数を含む、様々なセンサデバイスを含む。
電力モジュール609は、端末デバイス60のモジュールに電力を供給する。
本発明のこの実施形態では、プロセッサ601は、メモリ602内に記憶されたプログラムを呼び出し、以下の動作、すなわち、
プロセッサ601によって、通信モジュール603を使用することによって、アクセスネットワークデバイスによって送信されたアップリンクスケジューリング情報を受信することと、
プロセッサ601によって、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信すべきかどうかを判定することと、
アップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを決定した場合、プロセッサ601によって、通信モジュール603を使用することによってアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することと
を実行するように主に設定される。
任意選択で、プロセッサ601は、
プロセッサ601が、通信モジュール603を使用することによってアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信し、プロセッサによって、通信モジュールを使用することによってアップリンクリソース上でアップリンクデータおよび非周期チャネル状態情報のうちの少なくとも1つをさらに送信するようにさらに設定される。
任意選択で、プロセッサ601によって、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信すべきかどうかを判定することは、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が非周期チャネル状態情報をフィードバックするように端末デバイスに命令し、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応する変調およびコーディング方式インデックス番号が30もしくは31に設定されているとき、プロセッサ601によって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを決定すること、ならびに/または、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が非周期チャネル状態情報をフィードバックしないように端末デバイスに命令し、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応する変調およびコーディング方式インデックス番号が29から31の中の任意の値に設定されているとき、プロセッサ601によって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを決定すること
を含む。
本発明のこの実施形態で説明される端末デバイス60の機能モジュールの機能は、図3に示されている実施形態における対応する端末デバイスの関連する説明に基づいて実装されてもよいことが理解されるべきである。詳細は、本明細書では再び説明されない。
図7を参照すると、図7は、本発明の実施形態によるアクセスネットワークデバイスの概略構造図である。図7に示されているように、アクセスネットワークデバイス70は、プロセッサ701と、メモリ702と、通信モジュール703と、バス704とを含む。プロセッサ701、メモリ702、および通信モジュール703は、バスを使用することによって、または別の方法で互いに接続されてもよい。たとえば、図7では、接続は、バス704を使用することによって実施される。
任意選択で、アクセスネットワークデバイス70は、ネットワークインターフェース705と電力モジュール706とをさらに含んでもよい。
プロセッサ701は、デジタル信号処理(英語:Digital Signal Processing、DSP)チップであってもよい。プロセッサ701は、無線チャネルを管理すること、ローカル制御ゾーン内でアクセスネットワークデバイスのクロスゾーンハンドオーバを制御することなどを行うように設定される。特定の実装の間、プロセッサ701は、AM/CMモジュール(音声チャネル交換および情報交換の中心)と、BMモジュール(呼処理、シグナリング処理、無線リソース管理、無線リンク管理、および回路メンテナンスのような機能を実行するように設定される)と、TCSMモジュール(多重化/逆多重化および符号変換の機能を実行するように設定される)と、他のモジュールとを含んでもよい。詳細な情報については、モバイル通信に関する知識を参照されたい。
メモリ702は、フィードバック情報送信プログラムコードを記憶するように設定される。特定の実装の間、メモリ702は、ROMまたはRAMであってもよく、プログラムコードを記憶するように設定されることができる。
通信モジュール703は、プロセッサ701によって生成されたモバイル通信信号に対して送信処理(たとえば、変調)を実行するように設定され、アンテナによって受信されたモバイル通信信号に対して受信処理(たとえば、復調)を実行するようにさらに設定される。
バス704は、ISAバス、PCIバス、EISAバス、IICバスなどであってもよい。
ネットワークインターフェース705は、アクセスネットワークデバイス70によって使用され、端末(2Gにおける移動局MS、または3Gおよび4GにおけるUE)とのデータ通信を実行する。特定の実装の間、ネットワークインターフェース705は、GSM(2G)ワイヤレスネットワークインターフェース、WCDMA(3G)ワイヤレスネットワークインターフェース、LTE(4G)ワイヤレスネットワークインターフェースなどのうちの1つもしくはいくつかを含んでもよく、または、将来の4.5Gもしくは5Gにおけるワイヤレスネットワークインターフェースであってもよい。
電力モジュール706は、アクセスネットワークデバイス70のモジュールに電力を供給するように設定される。
本発明のこの実施形態では、プロセッサ701は、メモリ702内のプログラムコードを呼び出し、以下の動作、すなわち、
プロセッサ701によって、通信モジュール703を使用することによってアップリンクスケジューリング情報を端末デバイスに送信することであって、アップリンクスケジューリング情報が非周期チャネル状態指示情報と変調およびコーディング指示情報とを含み、非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報が使用され、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信すべきかどうかを判定するように端末デバイスに命令する、ことと、
非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報が、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信するように端末デバイスに命令した場合、プロセッサ701によって、通信モジュール703を使用することによって、アップリンクリソース上で端末デバイスによって送信されるフィードバック情報を受信することと
を実行するようにさらに設定される。
アクセスネットワークデバイス70は、2G通信システム(たとえば、GSM)、3G通信システム(たとえば、UMTS)、および4G通信システム(たとえば、LTE)に適用可能であり、将来の4.5Gまたは5G通信システムに適用可能でもあることが留意されるべきである。
任意選択で、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が非周期チャネル状態情報をフィードバックするように端末デバイスに命令し、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応する変調およびコーディング方式インデックス番号が30もしくは31に設定されているとき、非周期チャネル状態指示情報、および変調およびコーディング指示情報が使用され、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信するように端末デバイスに命令し、ならびに/または、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が非周期チャネル状態情報をフィードバックしないように端末デバイスに命令し、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応する変調およびコーディング方式インデックス番号が29から31の中の任意の値に設定されているとき、非周期チャネル状態指示情報、および変調およびコーディング指示情報が使用され、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信するように端末デバイスに命令する。
本発明のこの実施形態で説明されるアクセスネットワークデバイス70の機能モジュールの機能は、図3において示される実施形態における対応するアクセスネットワークデバイスの関連する説明に基づいて実装されてもよいことが理解されるべきである。詳細は、本明細書では再び説明されない。
図8を参照すると、図8は、本発明の実施形態による端末デバイスの概略構造図である。図8に示されているように、端末デバイス80は、プロセッサ801と、メモリ802と、通信モジュール803と、バス804とを含む。プロセッサ801、メモリ802、および通信モジュール803は、バスを使用することによって、または別の方法で互いに接続されてもよい。たとえば、図8において、接続は、バス804を使用することによって実施される。
任意選択で、端末デバイス80は、I/Oインターフェース805と、I/Oコントローラ806と、ディスプレイ807と、センサ808と、電力モジュール809とをさらに含んでもよい。
プロセッサ801は、汎用プロセッサ、たとえば、CPUであってもよく、端末デバイス80のオペレーティングシステムソフトウェア、必要とされるアプリケーションソフトウェアなどを実行するように設定される。プロセッサ801は、通信モジュール803を使用することによって受信されたデータを処理してもよい。プロセッサ801は、ワイヤレス送信のために通信モジュール803に送信されるべきデータをさらに処理してもよい。
メモリ802は、アップリンク情報送信プログラムコード、および、端末デバイスの様々なソフトウェアプログラムの完全な記憶、データ記憶、実行するソフトウェアなどを記憶するように設定される。メモリ802は、揮発性メモリ、たとえば、RAMを含んでもよい。代替として、メモリ802は、不揮発性メモリ、たとえば、ROM、ハードディスクドライブ、またはソリッドステートドライブを含んでもよい。代替として、メモリ802は、前述のタイプのメモリの組合せを含んでもよい。
通信モジュール803は、端末デバイス80のための通信機能を提供し、プロセッサ801によって生成されたモバイル通信信号に対して送信処理(たとえば、増幅、変調、または符号化)を実行するように設定され、アンテナによって受信されたモバイル通信信号に対して受信処理(たとえば、復調または復号)を実行するようにさらに設定される。通信モジュール803は、セルラーネットワーク、たとえば、GSM、UMTS、LTE、またはCDMAネットワークに適用可能であり、WLAN、NFCネットワーク、Bluetoothネットワークなどのうちの1つまたは複数に適用可能でもある。
バス804は、ISAバス、PCIバス、EISAバス、IICバスなどであってもよい。
I/Oインターフェース805は、端末デバイス80の外部インターフェースであり、USBインターフェース、SDカードインターフェース、押しボタンインターフェースなどのうちの1つまたは複数を含む。
I/Oコントローラ806は、端末デバイス80の様々な入出力デバイス間のデータ交換、特に、プロセッサ801と、I/Oインターフェース805と、ディスプレイ807との間のデータ交換を制御するように設定される。
ディスプレイ807は、端末デバイス80の表示画面およびタッチスクリーンである。ディスプレイ807は、端末デバイス80のソフトウェア実行状態と、電力状態と、時間と、ユーザ設定インターフェースと、設定結果とを表示するように設定される。タッチスクリーンは、ユーザのタッチ動作を受け付け、ユーザのタッチ動作をユーザの動作指示に変換するように設定される。
センサ808は、GPSモジュール、重力センサ、加速度センサ、距離センサ、カメラ、光学センサなどのうちの1つまたは複数を含む、様々なセンサデバイスである。
電力モジュール809は、端末デバイス80のモジュールに電力を供給する。
本発明のこの実施形態では、プロセッサ801は、メモリ802内に記憶されたプログラムを呼び出し、以下の動作、すなわち、
プロセッサ801によって、通信モジュール803を使用することによって、アクセスネットワークデバイスによって送信されたアップリンクスケジューリング情報を受信することと、
プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信すべきかどうかを判定することと、
アップリンクリソース上でアップリンクデータを送信することを決定した場合、プロセッサ801によって、通信モジュール803を使用することによってアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信することと
を実行するように主に設定される。
任意選択で、プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信すべきかどうかを判定することは、
プロセッサ801が、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が0から28の中の任意の値であると判定したとき、プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信することを決定すること、ならびに/または、
プロセッサ801が、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29から31の中の任意の値であると判定したとき、プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信しないことを決定すること
を含む。
任意選択で、プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信することを決定することは、
プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で、アップリンクデータ、アップリンクデータおよび非周期チャネル状態情報、アップリンクデータおよびフィードバック情報、または、アップリンクデータ、非周期チャネル状態情報、およびフィードバック情報を送信することを決定することを含む。
任意選択で、プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信しないことを決定することは、
プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報のうちの少なくとも1つに基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または、非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定することを含む。
任意選択で、プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報のうちの少なくとも1つに基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または、非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定することは、
プロセッサ801が、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であることを決定したとき、プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報を送信することを決定すること、ならびに/または、
プロセッサ801が、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30もしくは31であることを決定したとき、プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で、フィードバック情報、もしくは非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定すること
を含む。
任意選択で、プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報のうちの少なくとも1つに基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で、非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定することは、
プロセッサ801が、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が「真」に設定されているとき、プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報を送信することを決定すること、ならびに/または、
プロセッサ801が、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が「偽」に設定されているとき、プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、もしくは非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定すること
を含む。
任意選択で、プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定することは、
プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを決定することを含む。
プロセッサ801は、
プロセッサ801が、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30または31であることを決定したとき、プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するようにさらに設定される。
任意選択で、プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定することは、
プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定することを含む。
プロセッサ801は、
プロセッサ801が、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30または31であることを決定したとき、プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを決定するようにさらに設定される。
任意選択で、プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報のうちの少なくとも1つに基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定することは、
プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定することを含む。
任意選択で、プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、およびフィードバック指示情報のうちの少なくとも1つに基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定することは、
プロセッサ801によって、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、およびフィードバック指示情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定することを含む。
本発明のこの実施形態において説明される端末デバイス80の機能モジュールの機能は、図4において示される実施形態における対応する端末デバイスの関連する説明に基づいて実装されてもよいことが理解されるべきである。詳細は、本明細書では再び説明されない。
図9を参照すると、図9は、本発明の実施形態によるアクセスネットワークデバイスの概略構造図である。図9に示されているように、アクセスネットワークデバイス90は、プロセッサ901と、メモリ902と、通信モジュール903と、バス904とを含む。プロセッサ901、メモリ902、および通信モジュール903は、バスを使用することによって、または別の方法で互いに接続されてもよい。たとえば、図9において、接続は、バス904を使用することによって実施される。
任意選択で、アクセスネットワークデバイス90は、ネットワークインターフェース905と電力モジュール906とをさらに含んでもよい。
プロセッサ901は、DSPチップであってもよい。プロセッサ901は、無線チャネル、ローカル制御ゾーン内の端末デバイスの制御クロスゾーンハンドオーバなどを管理するように設定される。特定の実装の間、プロセッサ901は、AM/CMモジュール(音声チャネル交換および情報交換の中心)と、BMモジュール(呼処理、シグナリング処理、無線リソース管理、無線リンク管理、および回路メンテナンスのような機能を実行するように設定される)と、TCSMモジュール(多重化/逆多重化および符号変換の機能を実行するように設定される)と、他のモジュールとを含んでもよい。詳細な情報については、モバイル通信に関する知識を参照されたい。
メモリ902は、フィードバック情報送信プログラムコードを記憶するように設定される。特定の実装の間、メモリ902は、ROMまたはRAMであってもよく、プログラムコードを記憶するように設定することができる。
通信モジュール903は、プロセッサ901によって生成されたモバイル通信信号に対して送信処理(たとえば、変調)を実行するように設定され、アンテナによって受信されたモバイル通信信号に対して受信処理(たとえば、復調)を実行するようにさらに設定される。
バス904は、ISAバス、PCIバス、EISAバス、IICバスなどであってもよい。
ネットワークインターフェース905は、アクセスネットワークデバイス90によって使用され、端末(2Gにおける移動局MS、または3Gおよび4GにおけるUE)とのデータ通信を実行する。特定の実装の間、ネットワークインターフェース905は、GSM(2G)ワイヤレスネットワークインターフェース、WCDMA(3G)ワイヤレスネットワークインターフェース、LTE(4G)ワイヤレスネットワークインターフェースなどのうちの1つもしくはいくつかを含んでもよく、または、将来の4.5Gもしくは5Gにおけるワイヤレスネットワークインターフェースであってもよい。
電力モジュール906は、アクセスネットワークデバイス90のモジュールに電力を供給するように設定される。
本発明のこの実施形態では、プロセッサ901は、メモリ902の中のプログラムコードを呼び出し、以下の動作、すなわち、
プロセッサ901によって、通信モジュール903を使用することによって端末デバイスにアップリンクスケジューリング情報を送信することであって、アップリンクスケジューリング情報が変調およびコーディング指示情報を含み、変調およびコーディング指示情報が、端末デバイスによって使用され、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信すべきかどうかを判定する、ことと、
変調およびコーディング指示情報が、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信するように端末デバイスに命令した場合、プロセッサ901によって、通信モジュール903を使用することによって、アップリンクリソース上で端末デバイスによって送信されたアップリンクデータを受信することと
を実行するようにさらに設定される。
アクセスネットワークデバイス90は、2G通信システム(たとえば、GSM)、3G通信システム(たとえば、UMTS)、および4G通信システム(たとえば、LTE)に適用可能であり、将来の4.5Gまたは5G通信システムに適用可能でもあることが留意されるべきである。
任意選択で、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が0から28の中の任意の値であるとき、変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信することを端末デバイスに示し、ならびに/または、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29から31の中の任意の値であるとき、変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信しないことを端末デバイスに示す。
任意選択で、アップリンクスケジューリング情報は、フィードバック指示情報をさらに含み、非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報は、端末デバイスによって使用され、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータ、アップリンクデータおよび非周期チャネル状態情報、アップリンクデータおよびフィードバック情報、またはアップリンクデータ、非周期チャネル状態情報、およびフィードバック情報を送信することを決定する。
任意選択で、アップリンクスケジューリング情報は、非周期チャネル状態指示情報とフィードバック指示情報とをさらに含み、変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、およびフィードバック指示情報のうちの少なくとも1つは、端末デバイスによって使用され、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定する。
任意選択で、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であるとき、変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報を送信することを端末デバイスに示し、ならびに/または、
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30もしくは31であるとき、変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、もしくは非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを端末デバイスに示す。
任意選択で、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が「真」に設定されているとき、変調およびコーディング指示情報ならびに非周期チャネル状態指示情報が使用され、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報を送信するように端末デバイスに命令し、ならびに/または、
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が「偽」に設定されているとき、変調およびコーディング指示情報ならびに非周期チャネル状態指示情報が使用され、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信するように端末デバイスに命令する。
任意選択で、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が「偽」に設定されているとき、変調およびコーディング指示情報ならびに非周期チャネル状態指示情報が使用され、端末デバイスに命令し、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信し、または、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30もしくは31であるとき、変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを端末デバイスに示す。
任意選択で、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が「偽」に設定されているとき、変調およびコーディング指示情報ならびに非周期チャネル状態指示情報が使用され、端末デバイスに命令し、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信し、または、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30もしくは31であるとき、変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを端末デバイスに示す。
任意選択で、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報は、端末デバイスによって使用され、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定する。
任意選択で、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するために端末デバイスによって使用される。
本発明のこの実施形態において説明されるアクセスネットワークデバイス90の機能モジュールの機能は、図4において示される実施形態における対応するアクセスネットワークデバイスの関連する説明に基づいて実装されてもよいことが理解されるべきである。詳細は、本明細書では再び説明されない。
図10を参照すると、図10は、本発明の実施形態による端末デバイスの概略構造図である。図10に示されているように、端末デバイス100は、プロセッサ1001と、メモリ1002と、通信モジュール1003と、バス1004とを含む。プロセッサ1001、メモリ1002、および通信モジュール1003は、バスを使用することによって、または別の方法で互いに接続されてもよい。たとえば、図10において、接続は、バス1004を使用することによって実施される。
任意選択で、端末デバイス100は、I/Oインターフェース1005と、I/Oコントローラ1006と、ディスプレイ1007と、センサ1008と、電力モジュール1009とをさらに含んでもよい。
プロセッサ1001は、汎用プロセッサ、たとえば、CPUであってもよく、端末デバイス100のオペレーティングシステムソフトウェア、必要とされるアプリケーションソフトウェアなどを実行するように設定される。プロセッサ1001は、通信モジュール1003を使用することによって受信されたデータを処理してもよい。プロセッサ1001は、ワイヤレス送信のために通信モジュール1003に送信されるべきデータをさらに処理してもよい。
メモリ1002は、アップリンク情報送信プログラムコード、および、端末デバイスの様々なソフトウェアプログラムの完全な記憶、データ記憶、実行するソフトウェアなどを記憶するように設定される。メモリ1002は、揮発性メモリ、たとえば、RAMを含んでもよい。代替として、メモリ1002は、不揮発性メモリ、たとえば、ROM、ハードディスクドライブ、またはソリッドステートドライブを含んでもよい。代替として、メモリ1002は、前述のタイプのメモリの組合せを含んでもよい。
通信モジュール1003は、端末デバイス100のための通信機能を提供し、プロセッサ1001によって生成されたモバイル通信信号に対して送信処理(たとえば、増幅、変調、または符号化)を実行するように設定され、アンテナによって受信されたモバイル通信信号に対して受信処理(たとえば、復調または復号)を実行するようにさらに設定される。通信モジュール1003は、セルラーネットワーク、たとえば、GSM、UMTS、LTE、またはCDMAネットワークに適用可能であり、WLAN、NFCネットワーク、Bluetoothネットワークなどのうちの1つまたは複数に適用可能でもある。
バス1004は、ISAバス、PCIバス、EISAバス、IICバスなどであってもよい。
I/Oインターフェース1005は、端末デバイス100の外部インターフェースであり、USBインターフェース、SDカードインターフェース、押しボタンインターフェースなどのうちの1つまたは複数を含む。
I/Oコントローラ1006は、端末デバイス100の様々な入出力デバイス間のデータ交換、特に、プロセッサ1001と、I/Oインターフェース1005と、ディスプレイ1007との間のデータ交換を制御するように設定される。
ディスプレイ1007は、端末デバイス100の表示画面およびタッチスクリーンである。ディスプレイ1007は、端末デバイス100のソフトウェア実行状態と、電力状態と、時間と、ユーザ設定インターフェースと、設定結果とを表示するように設定される。タッチスクリーンは、ユーザのタッチ動作を受け付け、ユーザのタッチ動作をユーザの動作指示に変換するように設定される。
センサ1008は、GPSモジュール、重力センサ、加速度センサ、距離センサ、カメラ、光学センサなどのうちの1つまたは複数を含む、様々なセンサデバイスである。
電力モジュール1009は、端末デバイス100のモジュールに電力を供給する。
本発明のこの実施形態では、プロセッサ1001は、メモリ1002内に記憶されたプログラムを呼び出し、以下の動作、すなわち、
プロセッサ1001によって、通信モジュール1003を使用することによって、アクセスネットワークデバイスによって送信されたアップリンクスケジューリング情報を受信することと、
プロセッサ1001によって、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報を判定することであって、アップリンク情報が、以下、すなわち、アップリンクデータ、非周期チャネル状態情報、およびフィードバック情報のうちの少なくとも1つを含む、ことと、
プロセッサ1001によって、通信モジュール1003を使用することによってアップリンクリソース上でアップリンク情報を送信することと
を実行するように主に設定される。
本発明のこの実施形態において説明される端末デバイス100の機能モジュールの機能は、図5において示される実施形態における対応する端末デバイスの関連する説明に基づいて実装されてもよいことが理解されるべきである。詳細は、本明細書では再び説明されない。
図11を参照すると、図11は、本発明の実施形態によるアクセスネットワークデバイスの概略構造図である。図11に示されているように、アクセスネットワークデバイス110は、プロセッサ1101と、メモリ1102と、通信モジュール1103と、バス1104とを含む。プロセッサ1101、メモリ1102、および通信モジュール1103は、バスを使用することによって、または別の方法で互いに接続されてもよい。たとえば、図11において、接続は、バス1104を使用することによって実施される。
任意選択で、アクセスネットワークデバイス110は、ネットワークインターフェース1105と電力モジュール1106とをさらに含んでもよい。
プロセッサ1101は、DSPチップであってもよい。プロセッサ1101は、無線チャネル、ローカル制御ゾーン内の端末デバイスの制御クロスゾーンハンドオーバなどを管理するように設定される。特定の実装の間、プロセッサ1101は、AM/CMモジュール(音声チャネル交換および情報交換の中心)と、BMモジュール(呼処理、シグナリング処理、無線リソース管理、無線リンク管理、および回路メンテナンスのような機能を実行するように設定される)と、TCSMモジュール(多重化/逆多重化および符号変換の機能を実行するように設定される)と、他のモジュールとを含んでもよい。詳細な情報については、モバイル通信に関する知識を参照されたい。
メモリ1102は、フィードバック情報送信プログラムコードを記憶するように設定される。特定の実装の間、メモリ1102は、ROMまたはRAMであってもよく、プログラムコードを記憶するように設定されることができる。
通信モジュール1103は、プロセッサ1101によって生成されたモバイル通信信号に対して送信処理(たとえば、変調)を実行するように設定され、アンテナによって受信されたモバイル通信信号に対して受信処理(たとえば、復調)を実行するようにさらに設定される。
バス1104は、ISAバス、PCIバス、EISAバス、IICバスなどであってもよい。
ネットワークインターフェース1105は、端末(2Gにおける移動局MS、または3Gおよび4GにおけるUE)とのデータ通信を実行するためにアクセスネットワークデバイス110によって使用される。特定の実装の間、ネットワークインターフェース1105は、GSM(2G)ワイヤレスネットワークインターフェース、WCDMA(3G)ワイヤレスネットワークインターフェース、LTE(4G)ワイヤレスネットワークインターフェースなどのうちの1つもしくはいくつかを含んでもよく、または、将来の4.5Gもしくは5Gにおけるワイヤレスネットワークインターフェースであってもよい。
電力モジュール1106は、アクセスネットワークデバイス110のモジュールに電力を供給するように設定される。
本発明のこの実施形態では、プロセッサ1101は、メモリ1102内に記憶されたプログラムコードを呼び出し、以下の動作、すなわち、
プロセッサ1101によって、通信モジュール1103を使用することによって、端末デバイスにアップリンクスケジューリング情報を送信することであって、アップリンクスケジューリング情報が、非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報を含み、非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報が使用され、端末デバイスに命令し、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報を判定し、アップリンク情報が、以下、すなわち、アップリンクデータ、非周期チャネル状態情報、およびフィードバック情報のうちの少なくとも1つを含む、ことと、
プロセッサ1101によって、通信モジュール1103を使用することによって、アップリンクリソース上で端末デバイスによって送信されたアップリンク情報を受信することと
を実行するようにさらに設定される。
アクセスネットワークデバイス110は、2G通信システム(たとえば、GSM)、3G通信システム(たとえば、UMTS)、および4G通信システム(たとえば、LTE)に適用可能であり、将来の4.5Gまたは5G通信システムに適用可能でもあることが留意されるべきである。
本発明のこの実施形態において説明されるアクセスネットワークデバイス110の機能モジュールの機能は、図5において示される実施形態における対応するアクセスネットワークデバイスの関連する説明に基づいて実装されてもよいことが理解されるべきである。詳細は、本明細書では再び説明されない。
図12を参照すると、図12は、本発明の実施形態による別の端末デバイスの概略構造図である。図12に示されているように、端末デバイス120は、受信ユニット1201と、判定ユニット1202と、送信ユニット1203とを含む。
受信ユニット1201は、アクセスネットワークデバイスによって送信されたアップリンクスケジューリング情報を受信するように設定される。
判定ユニット1202は、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信すべきかどうかを判定するように設定される。
送信ユニット1203は、判定ユニット1202がアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを決定した場合、アップリンクリソース上でフィードバック情報を送信するように設定される。
この実装では、端末デバイス120は、機能ユニットの形態で提示される。本明細書における「ユニット」は、特定用途向け集積回路(英語:Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、1つもしくは複数のソフトウェアもしくはファームウェアプログラムを実行するプロセッサおよびメモリ、集積論理回路、ならびに/または前述の機能を提供することができる別の構成要素であってもよい。端末デバイス120は、図6に示された形態を使用してもよい。受信ユニット1201、判定ユニット1202、および送信ユニット1203は、図6におけるプロセッサ601を使用することによって実装されてもよい。
任意選択で、送信ユニット1203は、
アップリンクリソース上でフィードバック情報を送信するとき、アップリンクリソース上でアップリンクデータおよび非周期チャネル状態情報のうちの少なくとも1つをさらに送信するようにさらに設定される。
任意選択で、判定ユニット1202は、具体的には
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が、具体的には、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が、非周期チャネル状態情報をフィードバックするように端末デバイスに命令し、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応する変調およびコーディング方式インデックス番号が30もしくは31に設定されているとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを決定し、ならびに/または、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が、非周期チャネル状態情報をフィードバックしないように端末デバイスに命令し、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応する変調およびコーディング方式インデックス番号が29から31の中の任意の値に設定されているとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを決定するように設定される。
本発明のこの実施形態において説明される端末デバイス120の機能ユニットの機能は、図3において示される実施形態における端末デバイスの関連する説明に基づいて実装されてもよいことが理解されるべきである。詳細は、本明細書では再び説明されない。
図13を参照すると、図13は、本発明の実施形態による別のアクセスネットワークデバイスの概略構造図である。図13に示されているように、アクセスネットワークデバイス130は、送信ユニット1301と受信ユニット1302とを含む。
送信ユニット1301は、端末デバイスにアップリンクスケジューリング情報を送信するように設定され、アップリンクスケジューリング情報は、非周期チャネル状態指示情報と変調およびコーディング指示情報とを含み、非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信すべきかどうかを判定するように端末デバイスに命令するために使用される。
受信ユニット1302は、非周期チャネル状態指示情報ならびに変調およびコーディング指示情報が、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信するように端末デバイスに命令した場合、アップリンクリソース上で端末デバイスによって送信されたフィードバック情報を受信するように設定される。
この実施形態では、アクセスネットワークデバイス130は、機能ユニットの形態で提示される。本明細書における「ユニット」は、ASIC、1つもしくは複数のソフトウェアもしくはファームウェアプログラムを実行するプロセッサおよびメモリ、集積論理回路、ならびに/または前述の機能を提供することができる別の構成要素であってもよい。アクセスネットワークデバイス130は、図7に示される形態を使用してもよい。送信ユニット1301および受信ユニット1302は、図7におけるプロセッサ701を使用することによって実装されてもよい。
本発明のこの実施形態において説明されるアクセスネットワークデバイス130の機能ユニットの機能は、図3において示される実施形態におけるアクセスネットワークデバイスの関連する説明に基づいて実装されてもよいことが理解されるべきである。詳細は、本明細書では再び説明されない。
図14を参照すると、図14は、本発明の実施形態による別の端末デバイスの概略構造図である。図14に示されているように、端末デバイス140は、受信ユニット1401と、第1の判定ユニット1402と、送信ユニット1403とを含む。
受信ユニット1401は、アクセスネットワークデバイスによって送信されたアップリンクスケジューリング情報を受信するように設定される。
第1の判定ユニット1402は、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信すべきかどうかを判定するように設定される。
送信ユニット1403は、アップリンクリソース上でアップリンクデータを送信することが決定された場合、アップリンクリソース上でアップリンクデータを送信するように設定される。
この実施形態では、端末デバイス140は、機能ユニットの形態で提示される。本明細書における「ユニット」は、ASIC、1つもしくは複数のソフトウェアもしくはファームウェアプログラムを実行するプロセッサおよびメモリ、集積論理回路、ならびに/または前述の機能を提供することができる別の構成要素であってもよい。端末デバイス140は、図8に示される形態を使用してもよい。受信ユニット1401、第1の判定ユニット1402、および送信ユニット1403は、図8におけるプロセッサ801を使用することによって実装されてもよい。
任意選択で、第1の判定ユニット1402は、具体的には、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が0から28の中の任意の値であることを決定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信することを決定し、ならびに/または、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29から31の中の任意の値であることを決定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信しないことを決定するように設定される。
任意選択で、第1の判定ユニット1402が、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信することを決定するように設定されることは、具体的には、
第1の判定ユニット1402が、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で、アップリンクデータ、アップリンクデータおよび非周期チャネル状態情報、アップリンクデータおよびフィードバック情報、または、アップリンクデータ、非周期チャネル状態情報、およびフィードバック情報を送信することを決定するように設定されることである。
任意選択で、第1の判定ユニット1402がアップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信しないことを決定するように設定されることは、具体的には、
第1の判定ユニット1402が、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報のうちの少なくとも1つに基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するように設定されることである。
任意選択で、第1の判定ユニット1402は、具体的には、
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であることを決定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報を送信することを決定し、ならびに/または、
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30もしくは31であることを決定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、もしくは非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するように設定される。
任意選択で、第1の判定ユニット1402は、具体的には、
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が「真」に設定されていることを決定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報を送信することを決定し、ならびに/または、
変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が29であり、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報が「偽」に設定されていることを決定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、もしくは非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するように設定される。
任意選択で、第1の判定ユニット1402が、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するように設定されることは、具体的には、
第1の判定ユニット1402が、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを決定するように設定されることである。
端末デバイス140は、
第1の判定ユニット1402が変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30または31であることを決定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するように設定される第2の判定ユニットをさらに含む。
任意選択で、第1の判定ユニット1402が、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するように設定されることは、具体的には、
第1の判定ユニット1402が、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するように設定される。
端末デバイス140は、
第1の判定ユニット1402が、変調およびコーディング指示情報に対応するインデックス番号が30または31であることを決定したとき、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でフィードバック情報を送信することを決定するように設定される第3の判定ユニットをさらに含む。
任意選択で、第1の判定ユニット1402は、具体的には、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するように設定される。
任意選択で、第1の判定ユニット1402は、具体的には、
アップリンクスケジューリング情報中に含まれる変調およびコーディング指示情報、非周期チャネル状態指示情報、ならびにフィードバック指示情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で非周期チャネル状態情報、フィードバック情報、または非周期チャネル状態情報およびフィードバック情報を送信することを決定するように設定される。
本発明のこの実施形態において説明される端末デバイス140の機能ユニットの機能は、図4において示される実施形態における端末デバイスの関連する説明に基づいて実装されてもよいことが理解されるべきである。詳細は、本明細書では再び説明されない。
図15を参照すると、図15は、本発明の実施形態による別のアクセスネットワークデバイスの概略構造図である。図15に示されているように、アクセスネットワークデバイス150は、送信ユニット1501と受信ユニット1502とを含む。
送信ユニット1501は、端末デバイスにアップリンクスケジューリング情報を送信するように設定され、アップリンクスケジューリング情報は、変調およびコーディング指示情報を含み、変調およびコーディング指示情報は、端末デバイスによって使用され、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信すべきかどうかを判定する。
受信ユニット1502は、変調およびコーディング指示情報がアップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上でアップリンクデータを送信するように端末デバイスに命令した場合、アップリンクリソース上で端末デバイスによって送信されたアップリンクデータを受信するように設定される。
この実施形態では、アクセスネットワークデバイス150は、機能ユニットの形態で提示される。本明細書における「ユニット」は、ASIC、1つもしくは複数のソフトウェアもしくはファームウェアプログラムを実行するプロセッサおよびメモリ、集積論理回路、ならびに/または前述の機能を提供することができる別の構成要素であってもよい。アクセスネットワークデバイス150は、図9に示される形態を使用してもよい。送信ユニット1501および受信ユニット1502は、図9におけるプロセッサ901を使用することによって実装されてもよい。
本発明のこの実施形態において説明されるアクセスネットワークデバイス150の機能ユニットの機能は、図4において示される実施形態における端末デバイスの関連する説明に基づいて実装されてもよいことが理解されるべきである。詳細は、本明細書では再び説明されない。
図16を参照すると、図16は、本発明の実施形態による別の端末デバイスの概略構造図である。図16に示されているように、端末デバイス160は、受信ユニット1601と、判定ユニット1602と、送信ユニット1603とを含む。
受信ユニット1601は、アクセスネットワークデバイスによって送信されたアップリンクスケジューリング情報を受信するように設定される。
判定ユニット1602は、アップリンクスケジューリング情報中に含まれる非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報に基づいて、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報を判定するように設定され、アップリンク情報は、以下、すなわち、アップリンクデータ、非周期チャネル状態情報、およびフィードバック情報のうちの少なくとも1つを含む。
送信ユニット1603は、アップリンクリソース上でアップリンク情報を送信するように設定される。
この実装では、端末デバイス160は、機能ユニットの形態で提示される。本明細書における「ユニット」は、ASIC、1つもしくは複数のソフトウェアもしくはファームウェアプログラムを実行するプロセッサおよびメモリ、集積論理回路、ならびに/または前述の機能を提供することができる別の構成要素であってもよい。端末デバイス160は、図10に示される形態を使用してもよい。受信ユニット1601、判定ユニット1602、および送信ユニット1603は、図10におけるプロセッサ1001を使用することによって実装されてもよい。
本発明のこの実施形態において説明される端末デバイス160の機能ユニットの機能は、図5において示される実施形態における端末デバイスの関連する説明に基づいて実装されてもよいことが理解されるべきである。詳細は、本明細書では再び説明されない。
図17を参照すると、図17は、本発明の実施形態による別のアクセスネットワークデバイスの概略構造図である。図17に示されているように、アクセスネットワークデバイス170は、送信ユニット1701と受信ユニット1702とを含む。
送信ユニット1701は、端末デバイスにアップリンクスケジューリング情報を送信するように設定され、アップリンクスケジューリング情報は、非周期チャネル状態指示情報とフィードバック指示情報とを含み、非周期チャネル状態指示情報およびフィードバック指示情報は、アップリンクスケジューリング情報によって示されるアップリンクリソース上で送信されるべきアップリンク情報を判定するように端末デバイスに命令するために使用され、アップリンク情報は、以下、すなわち、アップリンクデータ、非周期チャネル状態情報、およびフィードバック情報のうちの少なくとも1つを含む。
受信ユニット1702は、アップリンクリソース上で端末デバイスによって送信されたアップリンク情報を受信するように設定される。
この実施形態では、アクセスネットワークデバイス170は、機能ユニットの形態で提示される。本明細書における「ユニット」は、ASIC、1つもしくは複数のソフトウェアもしくはファームウェアプログラムを実行するプロセッサおよびメモリ、集積論理回路、ならびに/または前述の機能を提供することができる別の構成要素であってもよい。アクセスネットワークデバイス170は、図11に示される形態を使用してもよい。送信ユニット1701および受信ユニット1702は、図11におけるプロセッサ1101を使用することによって実装されてもよい。
本発明のこの実施形態において説明されるアクセスネットワークデバイス170の機能ユニットの機能は、図5において示される実施形態におけるアクセスネットワークデバイスの関連する説明に基づいて実装されてもよいことが理解されるべきである。詳細は、本明細書では再び説明されない。
本発明の実施形態のより良い実装を容易にするために、本発明の実施形態は、コンピュータ可読記憶媒体をさらに提供する。コンピュータ可読記憶媒体は、1つまたは複数のコンピュータプログラムを記憶する。コンピュータ可読記憶媒体は、磁気ディスク、コンパクトディスク、ROM、またはRAMであってもよい。1つまたは複数のコンピュータプログラムは、端末デバイスの1つまたは複数のプロセッサ上で動作する。コンピュータプログラムが動作しているとき、図3、図4、または図5に示されている前述の方法実施形態の手順が実施され得る。
結論として、本発明の実施形態を実施することによって、アンライセンス周波数帯域リソースを使用するとき、端末デバイスは、フィードバックされる必要があるアップリンク情報のタイプを効果的に識別して、データ送信効率を保証することができる。
本発明は実施形態を参照して本明細書で説明されたが、本発明の特許請求の範囲は、限定されるべきではない。保護を請求する本発明を実施するプロセスにおいて、当業者は、添付図面、開示される内容、および添付の特許請求の範囲を見ることによって、前述の実施形態におけるすべてのまたはいくつかの手順を理解し実施してもよい。本発明の特許請求の範囲に従って作られた等価の変形は、本発明の範囲内に入るものとする。特許請求の範囲において、「備える」は、別の構成要素または別のステップを排除せず、「a」または「1つの」は、「複数の」の場合を排除しない。単一のコントローラまたは別のユニットは、特許請求の範囲において列挙されるいくつかの機能を実施してもよい。いくつかの文言は、互いに異なる従属請求項において記録されているが、これは、これらの文言がより良い効果を生じるように組み合わされることができないことを意味しない。コンピュータプログラムは、光記憶媒体もしくは固体媒体のような適切な媒体において記憶/配信されてもよく、他のハードウェアと一緒に提供されてもよく、もしくはハードウェアの一部として使用されてもよく、または別の方法で、たとえば、インターネット(英語:Internet)、もしくは別の有線もしくは無線システムを使用することによって、配信されてもよい。
第17の態様によれば、アクセスネットワークデバイスが提供され、アクセスネットワークデバイスは、第5の態様または第5の態様のいずれか1つの実装によるアップリンク情報送信方法を実施するように構成されているモジュールまたはユニットを含む。
第18の態様によれば、アクセスネットワークデバイスが提供され、アクセスネットワークデバイスは、第6の態様または第6の態様のいずれか1つの実装によるアップリンク情報送信方法を実施するように構成されているモジュールまたはユニットを含む。