JP2019513889A - 低レベルのカプラー/ヒドロトロープを使用した凝固プロセス - Google Patents

低レベルのカプラー/ヒドロトロープを使用した凝固プロセス Download PDF

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Abstract

本発明は、押出固形物形成のために特に設計され、かつすすぎ後に斑点のない表面を生成するのに有効である、固体すすぎ助剤を含む。本発明によると、本出願は、固形物を生成するための押出成形プロセスにおいて許容可能である、固体界面活性剤、カップリング剤、ヒドロトロープ、及び硬化剤の重要な組み合わせを特定した。ヒドロトロープは、1つ又は複数の短鎖アルキルベンゼン及び/またはアルキルナフタレンスルホン酸塩を含む。本組成物は、急速に硬化するが、押出成形プロセスに悪影響を与えるほど急速ではない。本組成物はまた、加圧またはキャスティングされた固形物を形成するためにも使用され得る。【選択図】図1

Description

本発明は、固体すすぎ助剤組成物、及びそれを作製及び使用するための方法に関する。すすぎ助剤組成物は、概して、主に押出成形された固形物形成において使用するように設計された新規の凝固システム及び界面活性剤を含む。すすぎ助剤は、例えば、調理器具類、皿類、平皿類、グラス、カップ、硬質表面、医療用表面、ガラス表面、車両表面等を含む物品をすすぐための水性使用溶液として、食器洗浄の状況で利用することができるが、プラスチックに対して特に有用である。
機械的食器洗浄機は、施設環境及び家庭環境において、長年一般的になっている。そのような自動食器洗浄機は、最初の洗浄サイクル、その後のすすぎサイクルを含み得る、2つ以上のサイクルを使用して皿を洗浄するが、浸漬、予洗浄、こすり、殺菌、乾燥、及び追加の洗浄サイクルを利用することもできる。すすぎ剤は、従来から、乾燥を促進し、かつ斑点の形成を防止するための食器洗浄用途において使用されている。
すすぎ剤はまた、典型的には医療用カート、ケージ、器具、またはデバイスを洗浄するために、医療環境において使用され得る。典型的には、医療用カート、ケージ、器具、もしくはデバイスを洗浄することは、医療用カート、ケージ、器具、もしくはデバイスを水性洗浄組成物に接触させ、溶解したすすぎ助剤を含むすすぎ溶液によりすすぐか、もしくはこれと接触させることを含む。本方法はまた、固体抗菌組成物、好ましくは固体の第四級アンモニウムもしくは固体ハロゲン抗菌組成物を溶解もしくは懸濁させることによって形成される水性抗菌組成物と接触させることによって、医療用カート、ケージ、器具、もしくはデバイスの抗菌処理を伴い得る。
家庭、施設、または医療環境のいずれにおいても、斑点の形成を減少させるためのすすぎ剤は、一般に水に加えられ、洗浄が完了した後に硬質表面上に噴霧される水性すすぎ液を形成する。すすぎ剤が機能する正確な機構は、確立されていない。すすぎ剤中の界面活性剤が、その曇点以上の温度で表面上に吸収され、それにより、固液界面エネルギー及び接触角を減少させるという1つの理論がある。これが、表面から均一に水気を切り、斑点の形成を最小にする、連続したシートの形成をもたらす。概して、高発泡界面活性剤は、すすぎの水温より高い曇点を有し、この理論によると、シート形成を促進せず、それにより斑点を生じさせる。さらに、高発泡材料は、食器洗浄機の動作を妨げることで知られている。
いくつかのすすぎ助剤が、現在知られており、各々が、特定の利点及び欠点を有する。代替的なすすぎ助剤組成物、特に、環境に優しく(例えば、生分解性)、金属に対して非腐食性であり、高い全溶解固形物を取り扱うことができ、高い水硬度を取り扱うことができ、かつ固形物として容易に作製される、代替的なすすぎ助剤組成物に対する継続的な必要性が存在する。
本発明は、急速に硬化し、特に押出固形物形成に適した固体すすぎ助剤組成物を含む。組成物はまた、キャスティング及び加圧された固形物形成においても使用され得る。配合物は、すすぎ助剤として有効であり、表面を斑点のない状態にする。
本発明によると、低レベルのヒドロトロープ/カプラー、及び2つ以上の固体非イオン性界面活性剤の特定の組み合わせを、破壊剤及び硬化剤と合わせる。カップリング剤/ヒドロトロープは、キシレンスルホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸ナトリウム、クメンスルホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸カリウム、キシレンスルホン酸アンモニウム、キシレンスルホン酸カルシウム、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム、及び/またはブチルナフタレンナトリウム等の短鎖アルキルベンゼン及びアルキルナフタレンヒドロトロープのクラス由来のものである。短鎖アルキルベンゼン及びアルキルナフタレンスルホン酸塩のクラスのカプラーは、凝固剤ならびに界面活性剤として作用し、特定の界面活性剤と合わせて、押出成形及び他の固体配合物に対して有効な速硬化組成物を生成する。本発明によると、本出願人らはまた、速硬化特性の損失を伴わずに、キレート剤、分散剤、固体酸等の他のすすぎ助剤構成成分も含み得ることも見出した。
カプラー/ヒドロトロープは、約0.1重量%〜約30重量%で存在する。さらなる実施形態では、カプラー/ヒドロトロープは、約1重量%〜約25重量%で存在する。好ましい実施形態では、ヒドロトロープc/カプラーは、20重量%未満の量で組成物中に存在する。これは、カプラー/ヒドロトロープの最大80%を必要とし得る他の固体すすぎ助剤とは全く対照的である。
本発明の固体すすぎ剤組成物は、2つ以上の非イオン性固体界面活性剤を含む界面活性剤パッケージを含む。固体界面活性剤は、新規1012−II21、SLF−18B−45、E127、SLF180、及びAT25等のC12−C14脂肪アルコールEO/PO界面活性剤の群から選択され得る。
すすぎ助剤はまた、アルコールアルコキシレートを含む1つ又は複数の会合破壊剤を含む。他の実施形態では、会合破壊剤は、脂肪アルコールアルコキシレートEOまたはEO/PO界面活性剤である。好ましい実施形態では、会合破壊剤は、アルコールアルコキシレートEOまたはEO/PO界面活性剤である。好適な破壊剤の例は、Plurafac LF−500(エトキシル化及びプロポキシル化アルコール:)アルコキシル化、主に非分岐脂肪アルコール、及びエチレンオキシドと並んでより高いアルケンオキシドを有する)、Plurafac LF−221(アルコールアルコキシレート:C13−C15分岐及び直鎖、ならびにエトキシル化アルコールもしくはPlurafac RA300(脂肪アルコールアルコキシレートEOもしくはEO/PO界面活性剤)を含む。興味深いことに、逆EO/POブロックコポリマーPlurafac 25R8は、本発明のためには機能しない。
会合破壊剤は、約20重量%〜約60重量%で存在する。さらにまた他の実施形態では、会合破壊剤は、約25重量%〜約50重量%で存在する。
いくつかの実施形態では、本発明は、任意選択的に、追加の非イオン性界面活性剤を含み得る。好ましい実施形態では、界面活性剤は、消泡性非イオン性界面活性剤である。消泡性非イオン性界面活性剤は、1つ又は複数のエチレンオキシド基を含むポリマー化合物を含み得る。さらに他の実施形態では、消泡性界面活性剤は、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、またはそれらの混合物から調製されたポリエーテル化合物を含む。驚くべきことに、逆ブロックコポリマーポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレン、Pluronic 25R8は、硬化せず、本発明に有用ではない。非イオン性界面活性剤の例は、Dehypon LS54、TDAもしくはTO、またはPlurafac 127、もしくはPlurafac 25R2)を含む。
いくつかの実施形態では、1つ又は複数の消泡性非イオン性界面活性剤は、約1重量%〜約20重量%で存在する。他の実施形態では、消泡性界面活性剤は、約5重量%〜約15重量%で存在する。
いくつかの態様では、本発明は、食器洗浄用途において食器をすすぐための方法に関する。本方法は、水性すすぎ助剤組成物であって、2つ以上の固体非イオン性界面活性剤、カプラー/ヒドロトロープ、任意選択的な非イオン性消泡剤、会合破壊剤、硬化剤、及び限定されないが、担体を含み得る1つ又は複数の任意選択的な追加の成分のうちの1つ又は複数、a、キレート剤/金属イオン封鎖剤、ならびに/またはそれらの組み合わせを含む界面活性剤パッケージを含む、すすぎ助剤組成物を提供することを含む。本方法はまた、すすぎ助剤組成物を水で希釈して、水性使用溶液を形成することと、食器に水性使用溶液を適用することと、を含む。
いくつかの実施形態では、食器は、プラスチック食器を含む。他の実施形態では、食器は、水性溶液が生成物に適用された後、約30〜約90秒以内に乾燥する。
すすぎ助剤濃縮物は、典型的には固体形態で提供される。これは、典型的には、固体材料を合わせ、次に任意の液体構成成分を追加するステップによって調製される。次に、材料を加圧または押出成形して、固形物を形成する。概して、固体濃縮物を水で希釈して、使用溶液を提供し、次にこれを基材の表面に供給することが予想される。使用溶液は、好ましくは、すすぎ水によって斑点のない表面を提供するための有効量の活性材料を含有する。「活性材料」という用語は、斑点形成及び膜形成を低減するように機能する使用溶液の非水性部分を指すことが理解されるべきである。
すすぎ助剤を使用するためのいくつかの例示的な方法は、概して、すすぎ助剤を提供するステップと、すすぎ助剤を水性使用溶液内に混合するステップと、水性使用溶液を基材表面に適用するステップと、を含む。
固体すすぎ助剤はまた、いくつかの実施形態では、以下に列挙されるように、追加の界面活性剤、ポリエチレングリコールもしくは尿素等の加工助剤、ならびにキレート剤、保存剤、香料、もしくは染料等の他の構成成分を含み得る。
いくつかの態様では、本発明は、食器洗浄用途における表面または医療に関与する表面をすすぐための方法に関する。本方法は、水性すすぎ助剤組成物を提供することと、すすぎ助剤組成物を水で希釈して、水性使用溶液を形成することと、水性使用溶液を表面に適用することと、を含む。
50サイクル試験の結果を示すグラフである。グラフは、この一連の試験における2mlの性能での市販の液体すすぎ補助Aが、5%4ml(SLF−18B−45/新規)でのP090241設定点6の固体バージョンに匹敵するが、5%4ml(新規/E127)での固体P1209041設定点10及び市販の固体すすぎ助剤Aが、2000ppmの食物汚れと共に各試験に対して同じ洗剤800ppmを使用する液体バージョンよりもわずかにより良好な性能を示すことを示している。 タンパク質汚れ上の50サイクル試験の結果を示すグラフである。グラフは、5%4ml(新規/E127)バージョンでの固体P120941 sp10が、2mlでの市販の液体すすぎ助剤Aに等しいことを示している。5%4ml(SLF−18B−45/新規)でのP090241 sp6は、タンパク質除去に対しては、わずかにより悪い。全体的な50サイクルの結果は、P120941 sp10が、これらの結果に基づいて、斑点、膜、及びタンパク質の汚れの除去に関する液体の市販のすすぎ助剤Aの式よりもわずかにより良好な性質を示すことを示している。 メラミン、ポリカーボネート、及びポリプロピレンに関して評価された動的接触角データを示すグラフである。2mlでの市販の液体すすぎ助剤A及び固体配合物は、100ppmで評価されたが、5%4mlでの市販の固体すすぎ助剤B及び市販の液体すすぎ助剤Bは、60ppmで評価された。基材及び液体の温度を、80℃で試験した。結果は、市販の液体B及び固体の市販のB配合物が、性能において非常に匹敵することを示している。
本発明は、すすぎ助剤組成物、及びすすぎ助剤組成物を作製及び使用するための方法に関する。いくつかの態様では、本発明は、低レベルのヒドロトロープ/カプラーと、2つ以上の固体非イオン性界面活性剤の、破壊剤及び硬化剤との特定の組み合わせと、を含む、すすぎ助剤組成物を提供する。カプラーヒドロトロープは、概して、キシレンスルホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸ナトリウム、クメンスルホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸カリウム、キシレンスルホン酸アンモニウム、キシレンスルホン酸カルシウム、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム、及び/またはブチルナフタレンナトリウム等の短鎖アルキルベンゼン及びアルキルナフタレンスルホン酸塩である。本発明はまた、追加の界面活性剤、好ましくは非イオン性低発泡性界面活性剤を含み得る。
本発明の組成物は、限定されないが、プラスチック食器、調理器具類、皿類、平皿類、グラス、カップ、硬質表面、ガラス表面、医療用表面、及び車両表面を含む、様々な表面上の斑点形成及び膜形成を低減するために使用され得る。
本発明がより明確に理解され得るように、特定の用語が最初に定義される。
本明細書で使用される場合、「食器」という用語は、食器、調理器具、及び給仕器具等の物品を指す。食器の例示的な物品は、限定されないが、皿、例えば、プレート及びボウル;銀食器、例えば、フォーク、ナイフ、及びスプーン;カップ及びグラス、例えば、飲み物用カップ及びグラス;給仕用皿、例えば、ガラス繊維トレイ、断熱プレートカバーを含む。本明細書で使用される場合、「食器洗浄」という用語は、食器の洗浄、洗浄、またはすすぎを指す。本発明の組成物と接触され得る、例えば、洗浄またはすすぎが行われ得る食器の物品は、任意の材料から作製され得る。例えば、木材、金属、セラミック、ガラス等から作製された物品を含む。食器はまた、プラスチックから作製された物品も指す。本発明による組成物により洗浄またはすすがれ得るプラスチックの種類は、限定されないが、ポリカーボネートポリマー(PC)、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレンポリマー(ABS)、及びポリスルホンポリマー(PS)を含むものを含む。本発明の方法及び組成物を使用して洗浄され得る別の例示的なプラスチックは、ポリエチレンテレフタレート(PET)を含む。
本明細書で使用される場合、「硬質表面」という用語は、シャワー、シンク、トイレ、浴槽、カウンタートップ、窓、鏡、輸送車両、床等を含む。
本明細書で使用される場合、「医療用表面」という語句は、健康管理活動の一貫として使用される、器具、デバイス、カート、ケージ、家具、構造物、建造物等の表面を指す。医療用表面の例は、医療用器具もしくは歯科用器具の表面、医療用デバイスもしくは歯科用デバイスの表面、オートクレーブ及び殺菌剤の表面、患者の健康状態を監視するために用いられる電子装置の表面、及び医療が生じる構造物の床、壁、もしくは備品の表面を含む。医療用表面は、病院、外科手術、虚弱、出産、葬儀場、及び臨床診断室内に見られる。これらの表面は、「硬質表面」(壁、床、ベッドパン等)、もしくは織物表面、例えば、編み物、織物、及び不織布表面(外科用衣類、カーテン、ベッドリネン、包帯等)、もしくは患者ケア機器(呼吸器、診断用器具、シャント、ボディスコープ、車椅子、ベッド等)、もしくは外科用機器及び診断用機器として代表されるものであり得る。医療用表面は、動物の健康管理において用いられる物品及び表面を含む。
本明細書で使用される場合、「器具」という用語は、本発明の方法によって処理された水を使用して洗浄することにより利益を得ることができる、様々な医療用器具もしくは歯科用器具もしくはデバイスを指す。
本明細書で使用される場合、「医療用器具」、「歯科用器具」、「医療用デバイス」、「歯科用デバイス」、「医療用機器」、もしくは「歯科用機器」という語句は、医薬もしくは歯科において使用される、器具、デバイス、ツール、電化製品、装置、及び機器を指す。そのような器具、デバイス、及び機器は、冷殺菌、浸漬、もしくは洗浄され得、次に、熱滅菌され得るか、もしくは別様に、本発明によって処理された水を使用して洗浄することにより利益を得ることができる。これらの様々な器具、デバイス、及び機器は、限定されないが、診断用器具、トレイ、パン、ホルダー、ラック、鉗子、はさみ、せん断器、鋸(例えば、骨鋸及びそれらの刃)、止血鉗子、ナイフ、チゼル、骨鉗子、ファイル、ニッパー、ドリル、ドリルビット、やすり、バリ、スプレッダー、ブレーカー、エレベーター、クランプ、針ホルダー、担体、クリップ、フック、ガウジ、キューレット、リトラクター、ストレートナー、パンチ、エクストラクター、スクープ、角膜切開刀、スパチュラ、エクスプレッサー、トロカール、拡張器、ケージ、ガラス食器、チュービング、カテーテル、カニューレ、プラグ、ステント、スコープ(例えば、内視鏡、聴診器、及び関節鏡)、及び関連する機器等、またはそれらの組み合わせを含む。
本発明の組成物を参照して使用されるような「固体」という用語は、硬化された組成物は、感知できるほど流れず、例えば、鋳型から取り出したときの鋳型の形状、押出成形機からの押出成形時に形成されるような物品の形状等として、中等度のストレスもしくは圧力もしくは単なる重力下でその形状を実質的に保持することを意味する。固体組成物の硬度の程度は、例えば、コンクリートのような比較的密で硬質である溶融した固体ブロックの硬度から、コーキング材料と同様の可鍛性かつスポンジ状のものとして特徴付けされる稠度まで及び得る。
界面活性剤すすぎ剤またはシート形成剤の「曇点」は、加温されると界面活性剤の1重量%水性溶液が濁る温度として定義される。
本明細書で使用される場合、「健康管理表面」という語句は、健康管理活動の一貫として用いられる、器具、デバイス、カート、ケージ、家具、構造物、建造物等の表面を指す。健康管理表面の例は、医療用器具もしくは歯科用器具の表面、医療用デバイスもしくは歯科用デバイスの表面、患者の健康状態を監視するために用いられる電子装置の表面、及び医療が生じる構造物の床、壁、もしくは備品の表面を含む。医療用表面は、病院、外科手術、虚弱、出産、葬儀場、及び臨床診断室内に見られる。これらの表面は、「硬質表面」(壁、床、ベッドパン等)、もしくは織物表面、例えば、編み物、織物、及び不織布表面(外科用衣類、カーテン、ベッドリネン、包帯等)、もしくは患者ケア機器(呼吸器、診断用器具、シャント、ボディスコープ、車椅子、ベッド等)、もしくは外科用機器及び診断用機器として代表されるものであり得る。医療用表面は、動物の健康管理において用いられる物品及び表面を含む。
本明細書で使用される場合、「医療用カート」という語句は、1つ又は複数の医療用器具、デバイス、もしくは機器を輸送するために医療環境で用いられ、かつ固体洗浄組成物の使用組成物により洗浄すること、固体すすぎ組成物の使用組成物によりすすぐこと、及び/または固体抗菌組成物の使用組成物による抗菌処理から利益を得ることができる、カートを指す。医療用カートは、病院、診療所、歯科医院、もしくは医療所、老人ホーム、拡張ケア施設等の医療環境において、医療用デバイスもしくは歯科用デバイスもしくは器具または他の医療用機器もしくは歯科用機器を輸送するためのカートを含む。
本明細書で使用される場合、「医療用ケージ」という語句は、臨床的もしくは毒物学的試験、診断等において、実験に用いられる1つ又は複数の動物を収容及び/もしくは輸送するために医療環境において用いられるケージを指す。そのような動物は、げっ歯類(例えば、マウスまたはラット)、ウサギ、イヌ、ネコ等を含む。医療用ケージは、典型的には、動物を実際に収容し、車輪付きラック上に装着することができる動物ケージを含む。医療用ケージはまた、動物の食物用の1つ又は複数の容器もしくはディスペンサー、水用の1つ又は複数の容器もしくはディスペンサー、及び/またはカートもしくは動物を特定するための1つ又は複数のシステムを含み得る。医療用ケージは、固体アルカリ洗浄組成物の使用組成物による洗浄、固体すすぎ組成物の使用組成物によるすすぎ、及び/または固体抗菌組成物の使用組成物による抗菌処理から利益を得ることができる。
本明細書で使用される場合、「器具」という用語は、固体アルカリ洗浄組成物の使用組成物による洗浄、固体すすぎ組成物の使用組成物によるすすぎ、及び/または抗菌剤固体抗菌組成物の使用組成物による抗菌処理から利益を得ることができる、様々な医療用もしくは歯科用器具もしくはデバイスを指す。
本明細書で使用される場合、「医療用器具」、「歯科用器具」、「医療用デバイス」、「歯科用デバイス」、「医療用機器」、もしくは「歯科用機器」という語句は、医薬もしくは歯科において使用される、器具、デバイス、ツール、電化製品、装置、及び機器を指す。そのような器具、デバイス、及び機器は、冷殺菌、浸漬、もしくは洗浄され得、次に熱滅菌され得るか、または別様に、本発明の組成物の洗浄から利益を得ることができる。これらの様々な器具、デバイス、及び機器は、限定されないが、診断用器具、トレイ、パン、ホルダー、ラック、鉗子、はさみ、せん断器、鋸(例えば、骨鋸及びそれらの刃)、止血鉗子、ナイフ、チゼル、骨鉗子、ファイル、ニッパー、ドリル、ドリルビット、やすり、バリ、スプレッダー、ブレーカー、エレベーター、クランプ、針ホルダー、担体、クリップ、フック、ガウジ、キューレット、リトラクター、ストレートナー、パンチ、エクストラクター、スクープ、角膜切開刀、スパチュラ、エクスプレッサー、トロカール、拡張器、ケージ、ガラス食器、チュービング、カテーテル、カニューレ、プラグ、ステント、スコープ(例えば、内視鏡、聴診器、及び関節鏡)、及び関連する機器等、またはそれらの組み合わせを含む。
本明細書で使用される場合、「アルキル」という用語は、任意選択的にS、O、Si、もしくはNから独立して選択される1つ又は複数のヘテロ原子置換を含有する、直鎖もしくは分枝鎖の一価の炭化水素基を指す。アルキル基は、概して、1〜20個の原子を有するものを含む。アルキル基は、置換されないか、または組成物の特定の機能を妨げない置換基と置換されてもよい。置換基は、例えば、アルコキシ、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、アルキル置換アミノ、またはハロを含む。本明細書で使用される場合、「アルキル」の例は、限定されないが、メチル、エチル、n−プロピル、n−ブチル、n−ペンチル、イソブチル、及びイソプロピル等を含む。さらに、「アルキル」は、「アリーレン」、「アルケニレン」、または「アルキン」を含み得る。
本明細書で使用される場合、「アルキレン」という用語は、任意選択的に、S、O、Si、もしくはNから独立して選択される1つ又は複数のヘテロ原子置換を含有する、直鎖もしくは分枝鎖の二価炭化水素基を指す。アルキレン基は、概して、1〜20個の原子を有するものを含む。アルキレン基は、置換されないか、または組成物の特定の機能を妨げない置換基と置換されてもよい。置換基は、例えば、アルコキシ、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、アルキル置換アミノ、またはハロを含む。本明細書で使用される場合、「アルキレン」の例は、限定されないが、メチレン、エチレン、プロパン−1,3−ジイル、プロパン−1,2−ジイル等を含む。
本明細書で使用される場合、「アルケニレン」という用語は、1つ又は複数の炭素−二重結合−を有し、任意選択的に、S、O、Si、もしくはNから独立して選択される1つ又は複数のヘテロ原子置換を含む直鎖もしくは分枝鎖の二価炭化水素基を指す。アルケニレン基は、概して、1〜20個の原子を有するものを含む。アルケニレン基は、置換されないか、または組成物の特定の機能を妨げない置換基と置換されてもよい。置換基は、例えば、アルコキシ、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、アルキル置換アミノ、またはハロを含む。本明細書で使用される場合、「アルケニレン」の例は、限定されないが、エテン−1,2−ジイル、プロペン−1,3−ジイル等を含む。
本明細書で使用される場合、「アルキレン」という用語は、1つ又は複数の炭素−三重結合−を有し、任意選択的に、S、O、Si、もしくはNから独立して選択される1つ又は複数のヘテロ原子置換を含有する、直鎖もしくは分枝鎖の二価炭化水素基を指す。アルキリン基は、概して、1〜20個の原子を有するものを含む。アルキリン基は、置換されないか、または組成物の特定の機能を妨げない置換基と置換されてもよい。置換基は、例えば、アルコキシ、ヒドロキシ、メルカプト、アミノ、アルキル置換アミノ、またはハロを含む。
本明細書で使用される場合、「アルコキシ」という用語は、アルキルが上で定義した通りである−O−アルキル基を指す。
本明細書で使用される場合、「ハロゲン」または「ハロ」という用語は、ヨウ素、臭素、塩素、及びフッ素を含むものとする。
本明細書で使用される場合、「メルカプト」及び「スルフヒドリル」という用語は、置換基−SHを指す。
本明細書で使用される場合、「ヒドロキシ」という用語は、置換基−OHを指す。
本明細書で使用される場合、「アミノ」という用語は、置換基−NHを指す。
本発明の方法及び組成物は、列挙されたステップもしくは成分を含むか、それらからなるか、またはそれらから本質的になる可能性がある。本明細書で使用される場合、「から本質的になる」という用語は、列挙された成分もしくはステップ、ならびに組成物もしくは方法の基本的かつ新規の特性に実質的に影響を与えない追加の成分もしくはステップを含むことを意味すると解釈されるものとする。いくつかの実施形態では、列挙された成分「から本質的になる」、本発明の実施形態による組成物は、組成物の基本的かつ新規の特性、例えば、組成物の乾燥時間、シート形成能力、斑点形成もしくは膜形成特性を変更する、いかなる追加の成分も含まない。
本明細書で使用される場合、「重量パーセント(wt%)」、「重量パーセント」、「重量%」等は、ある物質の重量を組成物の全重量で割り、100を乗じたものとしてのその物質の濃度を指す同義語である。
本明細書で使用される場合、本発明の組成物中の成分の量を修飾するか、もしくは本発明の方法において用いられる、「約」という用語は、例えば、現実世界で濃縮物もしくは使用溶液を作製するために使用される典型的な測定手順及び液体取り扱い手順を通して、これらの手順における偶発的なエラーを通して、本組成物を作製するためか、もしくは本方法を実施するため等に用いられる成分の作製、供給源、もしくは純度の差を通して、発生し得る、数量の変動を指す。「約」という用語はまた、特定の初期混合物から得られる組成物に関する異なる平衡条件に起因して異なる量も包含する。「約」という用語によって修飾されるか否かにかかわらず、特許請求の範囲は、その量に対する等価物を含む。
本明細書及び添付の特許請求の範囲において使用される場合、「1つの」、「1つの」、及び「その」という単数形は、文脈による別段の指示が明確にない限り、複数形の指示対象を含む。本明細書及び添付の特許請求の範囲において使用される場合、「または」という用語は、概して、文脈による別段の指示が明確にない限り、「及び/または」を含むその意味において用いられる。
固体すすぎ助剤組成物
本発明の固体すすぎ剤組成物は、キシレンスルホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸ナトリウム、クメンスルホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸カリウム、キシレンスルホン酸アンモニウム、キシレンスルホン酸カルシウム、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム、及び/またはブチルナフタレンナトリウム等の短鎖アルキルベンゼンもしくはアルキルナフタレンスルホン酸塩のカプラー/ヒドロトロープ、ならびに非イオン性固体界面活性剤と、破壊剤及び硬化剤との組み合わせを含む。本発明は、追加の非イオン性界面活性剤、好ましくは低発泡性界面活性剤を含み得る。
固体すすぎ助剤組成物は、有益なことに、押出成形固形物形成プロセス用に適切に硬化させることによって押出成形加工のために処方される。このプロセスは、過度に急速な硬化により機械が詰まることがあるが、過度に遅い硬化によると変形した固形物ができる可能性があるため、複雑である。本発明のすすぎ助剤は、すすぎ後、特に硬水及び高い全溶解固形物(TDS)状況において、斑点のない表面を提供する。すすぎ助剤はまた、金属表面に対して特に有用であり、またその表面の腐食を回避する。
固体非イオン性界面活性剤
本発明において使用するための固体非イオン性界面活性剤は、下記の表からのものを含む。本発明によると、新規の1012 II 21、SLF 18B45、Lutensol AT25、及びDehypon E127を含む組成物中に含まれる界面活性剤のうちの2つ以上。好ましい実施形態では、組み合わせは、以下のものである:
第1及び第2の非イオン性界面活性剤は、約15重量%〜約45重量%、好ましくは約20重量%〜約40重量%、より好ましくは約25重量%〜約35重量%の量で組成物中に存在する、およその非イオン性界面活性剤の量で組成物中に存在する。
会合破壊剤
すすぎ助剤組成物はまた、会合破壊剤を含む。本発明の組成物において使用するのに好適な会合破壊剤は、本発明のすすぎ助剤中に含まれる他の活性剤、例えば、カップリング剤及び消泡剤の会合を変更、例えば、中断することができる界面活性剤を含む。
いくつかの実施形態では、本発明のすすぎ助剤組成物中に含まれる会合破壊剤は、すすぎ助剤組成物の接触角を低減する。例えば、いくつかの実施形態では、会合破壊剤は、すすぎ助剤組成物の接触角を、約5°、約10°、または約15°低減する。いかなる特定の理論にも拘束されることを望まないが、接触角が低いほど、溶液は、より多くのシート形成を誘発すると考えられる。すなわち、より低い接触角を有する組成物は、より高い接触角を有する組成物よりもより大きい表面積を有する基材上に液滴を形成するだろう。増加した表面積は、より速い乾燥時間をもたらし、基材上に形成される斑点がより少なくなる。
本発明のすすぎ助剤組成物中には、様々な破壊関連剤を使用することができる。いくつかの実施形態では、会合破壊剤は、アルコールアルコキシレートを含む。いくつかの実施形態では、アルコールアルコキシレートは、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンコポリマー界面活性剤(「アルコールEO/PO界面活性剤」)を含む。アルコールEO/PO界面活性剤は、コンパクトアルコールEO/PO界面活性剤を含み得、ここで、EO基及びPO基は、小ブロック形態、またはランダム形態である。他の実施形態では、アルコールアルコキシレートは、エチレンオキシド、プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、ペンタレンオキシド、ヘキシレンオキシド、ヘプタレンオキシド、オクタレンオキシド、ノナレンオキシド、デシレンオキシド、及びそれらの混合物を含む。
好ましい実施形態では、会合破壊剤は、ブトキシで末端封鎖したアルコールエトキシレート、C12−16アルコール7PO 5EO、またはEO PO添加剤を有する脂肪アルコールである。
例示的な市販の会合破壊剤は、限定されないが、Genapol EP−2454(登録商標)(Clariantから市販されている)、Plurafac LF−221(登録商標)Plurafac LF−500(登録商標)及びPlurafac RA 300(踏力商標)(BASFから市販されている)を含む。
会合破壊剤は、約10重量%〜約45重量%ですすぎ助剤組成物中に存在し得る。いくつかの実施形態では、破壊関連剤は、約15重量%〜約40重量%ですすぎ助剤組成物中に存在する。より好ましい実施形態では、会合破壊剤は、約20重量%〜約35重量%の量で存在する。
水/担体
固体すすぎ助剤組成物は、いくつかの実施形態では、水を含み得る。水は、固体すすぎ助剤組成物に独立して追加され得るか、または固体すすぎ助剤組成物に追加される材料中におけるその存在の結果として、固体すすぎ助剤組成物中に提供され得る。例えば、固体すすぎ助剤組成物に追加される材料は、水を含むか、または凝固剤構成成分(複数可)との反応用に利用可能な水性予混合物中に調製され得る。典型的には、水は、凝固前に洗剤組成物に所望の粘度を提供するため、かつ所望の速度の凝固を提供するために、固体すすぎ助剤組成物中に導入される。
概して、水は、加工助剤として存在し得、除去され得るか、または水和水となり得ることが予想される。水が、固体組成物中に存在し得ることが予想される。固体組成物中で、水は、固体すすぎ助剤組成物中に、0重量%〜5重量%の範囲で存在することが予想される。例えば、水は、固体すすぎ助剤組成物の実施形態では、0.01重量%〜約5重量%の範囲、もしくはさらなる実施形態では、0.1重量%〜約4重量%の範囲、もしくはまたさらなる実施形態では、0.5重量%〜3重量%の範囲で存在する。水は、脱イオン水または軟水として提供され得ることが、さらに理解されるべきである。
固体組成物を形成するために使用される構成成分は、結合剤の水和物もしくは水和形態、他の成分のうちのいずれかの水和物もしくは水和形態、及び/または加工における助剤として追加された水性媒体として、水を含み得る。水性媒体は、加工のために所望される粘度を有する構成成分を提供することを助けることが予想される。加えて、水性媒体は、固形物としての濃縮物を形成することが所望されるときに、凝固プロセスを助け得ることが予想される。
いくつかの実施形態では、担体、会合破壊剤、及び第1の固体界面活性剤の比は、約1:35:15〜約1:25:5の比である。これらの値及び範囲の間の全ての値及び範囲は、本発明によって包含されることが理解されるべきである。
カプラー/ヒドロトロープ−短鎖アルキルベンゼンまたはアルキルナフタレンスルホン酸塩
短鎖アルキルベンゼンまたはアルキルナフタレンスルホン酸塩のクラスは、硬化剤として、かつ組成物中で活性であるヒドロトロープ及び全溶解固形物制御活性物質としての両方で機能する。その群は、トルエン、キシレン、クメン系のアルキルベンゼンスルホン酸塩、及びアルキルナフタレンスルホン酸塩を含む。トルエンスルホン酸ナトリウム及びキシレンスルホン酸ナトリウムは、最もよく知られているヒドロトロープである。これらは、以下の一般式を有する:
この群は、限定されないが、キシレンスルホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸ナトリウム、クメンスルホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸カリウム、キシレンスルホン酸アンモニウム、キシレンスルホン酸カルシウム、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム、及びブチルナフタレンスルホン酸ナトリウムを含む。好ましい実施形態では、凝固剤は、SXSである。
本発明は、短鎖アルキルベンゼンまたはアルキルナフタレンスルホン酸塩のうちの1つ又は複数の有効量を含む、固体すすぎ助剤組成物を提供する。驚くべきことに、このクラスのヒドロトロープは、固体すすぎ助剤の性能、ならびに凝固剤としての機能を追加することが見出されている。短鎖アルキルベンゼンまたはアルキルナフタレンスルホン酸塩はまた、ビルダーとしても機能し得る。固体すすぎ助剤組成物は、典型的には、110°Fよりもより高い融点を有し、寸法的に安定である。カプラー/ヒドロトロープは、約0.1重量%〜約30重量%で存在する。さらなる実施形態では、カプラー/ヒドロトロープは、約1重量%〜約25重量%で存在する。好ましい実施形態では、ヒドロトロープc/カプラーは、20重量%未満の量で組成物中に存在する。
硬化剤
固体すすぎ助剤組成物は、様々な凝固剤または硬化剤を含み得る。一態様では、すすぎ助剤組成物は、凝固用の有効量の硫酸塩を含む。本発明の組成物中において使用するのに好適な硫酸塩の例は、限定されないが、エチルヘキシル硫酸ナトリウム、直鎖オクチル硫酸ナトリウム、ラウリル硫酸ナトリウム、及び硫酸ナトリウムを含む。アルキルベンゼン及び/またはアルキルナフタレンスルホン酸塩を含む追加のスルホン酸塩は、上に開示されており、硬化剤としての有効性のために配合することができる。概して、有効量の有効量の凝固剤は、他の材料の有無に関わらず、すすぎ助剤組成物を凝固させるように作用する量であると考えられる。
一態様では、すすぎ助剤組成物は、凝固のための有効量の尿素を含む。一般的に、有効量の尿素は、他の材料の有無に関わらず、すすぎ助剤組成物を凝固させるように作用する量であると考えられる。尿素は、プリル化されたビーズまたは粉末の形態であってもよい。プリル化された尿素は、概して、約8〜15USメッシュの範囲の粒径の混合物として、市販の供給源から、例えば、Arcadian Sohio Company、Nitrogen Chemicals Divisionから、入手可能である。プリル化された形態の尿素は、好ましくは、粒径を約50USメッシュ〜約125USメッシュ、好ましくは約75〜100USメッシュに低減するために、好ましくは一軸または二軸押出成形機等の湿式ミル、Teledyne混合器、Ross乳化剤等を使用して、粉砕される。例えば、米国特許第5,698,513号及び同第7,279,455号において、尿素の、水または酸性組成物中の他の構成成分との比を含む、尿素硬化剤が開示されており、それらの全体が、参照により本明細書に組み込まれる。概して、有効量の有効量の凝固剤は、他の材料の有無に関わらず、すすぎ助剤組成物を凝固させるように作用する量であると考えられる。追加の硬化剤は、ステアリン酸モノエタノールアミド、ラウリン酸ジエタノールアミド、アルキルアミド、固体ポリエチレングリコール、尿素、及び固体EO/POブロックコポリマーを含む。
好ましい態様において、硬化剤は、有効量の尿素である。
硬化剤の組み合わせをさらに使用してもよい。
存在する場合、硬化剤は、典型的には、約1重量%〜約45重量%、好ましくは5重量%〜約40重量%、より好ましくは約10重量%〜約35重量%の量で存在する。
非イオン性消泡性界面活性剤
いくつかの態様では、すすぎ助剤組成物はまた、消泡性界面活性剤を含み得る。消泡剤は、水溶液中にカップリング剤によって生成され得る泡の安定性を低下させるのに有効な量で存在する。消泡剤はまた、本発明の組成物のシート形成性能に寄与し得る。幅広い様々な好適な消泡剤のうちのいずれか、例えば、幅広い様々な非イオン性エチレンオキシド(EO)含有界面活性剤のうちのいずれかを使用してもよい。多くの非イオン性エチレンオキシド誘導体界面活性剤は、水溶性であり、かつすすぎ助剤組成物の意図する使用温度未満の曇点を有し、したがって、有用な消泡剤であり得る。
理論に拘束されることを望まないが、好適な非イオン性EO含有界面活性剤は、親水性であり、かつ比較的低い温度、例えば、すすぎ助剤が使用される温度未満の温度で水溶性であると考えられる。EO構成成分が水分子と水素結合を形成し、それによって界面活性剤を可溶化するという説がある。しかしながら、温度が上昇するにつれて、これらの水素結合は弱まり、EO含有界面活性剤は、水により可溶性ではなくなるか、または水に不溶性になる。ある時点で、温度が上昇するにつれて、曇点に到達し、この時点で、界面活性剤は、溶液から析出し、消泡剤として機能する。したがって、界面活性剤は、この曇点以上の温度で使用されたときに、カップリング剤構成成分を消泡するように作用し得る。
消泡剤として使用され得るエチレンオキシド誘導体界面活性剤のいくつかの例は、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロックコポリマー、アルコールアルコキシレート、低分子量EO含有界面活性剤等、またはそれらの誘導体を含む。ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロックコポリマーのいくつかの例は、下記の式を有するものを含み:
式中、EOは、エチレンオキシド基を表し、POは、プロピレンオキシド基を表し、x及びyは、全体的なブロックコポリマー組成物中の各アルキレンオキシドモノマーの平均分子比を反映する。いくつかの実施形態では、xは、約10〜約130の範囲にあり、yは、約15〜約70の範囲にあり、x+yは、約25〜約200の範囲にある。分子中の各x及びyは、異なり得ることが理解されるべきである。いくつかの実施形態では、ブロックコポリマーの全ポリオキシエチレン構成成分は、ブロックコポリマーの少なくとも約20モル%の範囲にあり得、いくつかの実施形態では、ブロックコポリマーの少なくとも約30モル%の範囲にあり得る。いくつかの実施形態では、材料は、約400超、いくつかの実施形態では、約500超の分子量を有し得る。例えば、いくつかの実施形態では、材料は、約500〜約7000以上の範囲、もしくは約950〜約4000以上の範囲、もしくは約1000〜約3100以上の範囲、もしくは約2100〜約6700以上の範囲の分子量を有し得る。
上に提供される例示的なポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロックコポリマー構造は、3〜8個のブロックを有するが、非イオン性ブロックコポリマー界面活性剤は、3〜8個超または3〜8個未満のブロックを含み得ることが理解されるべきである。さらに、非イオンブロックコポリマー界面活性剤は、ブチレンオキシド繰り返し単位等の追加の繰り返し単位を含み得る。さらに、本発明により使用され得る非イオン性ブロックコポリマー界面活性剤は、特徴付けられたヘテロポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロックコポリマーであり得る。好適なブロックコポリマー界面活性剤のいくつかの例は、BASFから市販されている、PLURONIC(登録商標)及びTETRONIC(登録商標)界面活性剤等の市販の製品を含む。
消泡剤構成成分は、所望の特性に応じて、組成物全体の非常に広範囲の重量パーセントを構成し得る。例えば、濃縮された実施形態については、消泡剤構成成分は、全組成物の1〜約10重量%の範囲、いくつかの実施形態では、全組成物の約2〜約5重量%の範囲、いくつかの実施形態では、全組成物の約20〜約50重量%の範囲、いくつかの実施形態では、全組成物の約40〜約90重量%の範囲で構成し得る。いくつかの希釈溶液または使用溶液については、消泡剤構成成分は、全使用溶液の5〜約60ppmの範囲、いくつかの実施形態では、全使用溶液の約50〜約150ppmの範囲、全使用溶液の約100〜約250ppmの範囲、いくつかの実施態様では、使用溶液の約200〜約500ppmの範囲で構成し得る。
追加の機能性材料
上述したように、固体すすぎ助剤は、固体組成物に所望の特性及び機能性を提供する他の機能性材料を含有し得る。機能性材料は、使用中に分散または溶解されたときに、特定の使用に有益な特性を提供する材料を含む。そのような機能性材料の例は、本組成物の所望の特性及び/もしくは機能性に応じて、キレート剤/金属イオン封鎖剤、漂白剤もしくは活性剤、殺菌剤/抗菌剤、活性剤、ビルダーもしくは充填剤、再付着防止剤、光学的光沢剤、染料、付臭剤もしくは香料、安定剤、加工助剤、防蝕剤、充填剤、凝固剤、追加の硬化剤、追加の界面活性剤、溶解度調整剤、pH調節剤、保湿剤、ヒドロトロープ、または幅広い様々な他の機能性材料を含む。本明細書に開示されるいくつかの実施形態の文脈において、機能性材料、または成分は、任意選択的に、それらの機能性特性のために凝固マトリクス内に含められる。機能性材料のいくつかのより具体的な例が、以下でさらに詳細に考察されるが、考察される具体的な材料は、単なる例として与えられるものであり、幅広い様々な他の機能性材料が使用され得ることが、当業者及びその他の者によって理解されるべきである。
閾値抑制剤
固体すすぎ助剤組成物はまた、有効量の閾値抑制剤を含み得る。閾値抑制剤は、金属イオン封鎖またはキレート化のために必要な化学量論的レベル(すなわち、準化学量論的)未満の用量で沈殿を抑制する。有益なことに、閾値抑制剤は、スケール形成を防止するために、スケール形成塩の核形成及び結晶成長の動力学に影響を与える。固体すすぎ助剤組成物用の好ましいクラスの閾値剤は、ポリアクリル酸ポリマー、好ましくは低分子量アクリレートポリマーを含む。ポリアクリル酸ホモポリマーは、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、アクリル酸エチル、メタクリル酸エチル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸ブチル、アクリル酸イソブチル、メタクリル酸イソブチル、アクリル酸イソオクチル、メタクリル酸イソオクチル、アクリル酸シクロヘキシル、メタクリル酸シクロヘキシル、アクリル酸グリシジル、メタクリル酸グリシジル、アクリル酸ヒドロキシエチル、アクリル酸ヒドロキシプロピル、アクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、アクリル酸2−ヒドロキシプロピル、メタクリル酸2−ヒドロキシプロピル、及びメタクリル酸ヒドロキシプロピル、ならびにそれらの混合物からなる群から選択されるモノマー由来のポリマー単位を含有し得、中でも、アクリル酸、メタクリル酸、アクリル酸メチル、メタクリル酸メチル、アクリル酸ブチル、メタクリル酸ブチル、アクリル酸イソブチル、メタクリル酸イソブチル、アクリル酸ヒドロキシエチル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、メタクリル酸2−ヒドロキシエチル、アクリル酸2−ヒドロキシプロピル、及びメタクリル酸2−ヒドロキシプロピル、ならびにそれらの混合物が、好ましい。
ポリアクリル酸、(Cまたは2−プロペン酸ホモポリマー、アクリル酸ポリマー、ポリ(アクリル酸)、プロペン酸ポリマー、PAAが好ましく、下記の構造式を有し:
式中、nは任意の整数である。
本発明に有用な市販のポリアクリレート(ポリアクリル酸ホモポリマー)の1つの供給源は、例えば、Acusol(登録商標)445(アクリル酸ポリマー、全固形物48%)、Acusol(登録商標)445N(アクリル酸ナトリウムホモポリマー、全固形物45%)(4500MW)、及びAcusol(登録商標)445ND(粉末状のアクリル酸ナトリウムホモポリマー、全固形分93%)(4500MW)を含む、米国デラウェア州ウィルミントン所在のThe Dow Chemical Company、Wilmington Delaware製のAcusol 445シリーズを含む本発明に好適な他のポリアクリレートは、限定されないが、Acusol 929(10,000MW)及びAcumer 1510を含む。市販されているポリアクリル酸のさらに別の例は、AkzoNobel Strawinskylaan 2555 1077 ZZ Amsterdam Postbus 75730 1070 AS AmsterdamからのAQUATREAT AR−6(100,000MW)である。本発明において使用するのに好適な他のポリアクリレート(ポリアクリル酸ホモポリマー)は、限定されないが、Aldrich Chemicals、Milwaukee、Wis.、及びACROS Organics and Fine Chemicals、Pittsburg、Pa、BASF Corporation、及びSNF Inc.等の追加の供給者から得られるものを含む。固体すすぎ助剤組成物において使用するのに好適なポリアクリレートの追加の開示は、その全体が参照により本明細書に組み込まれる、米国特許出願第62,043,572号に開示されている。
存在する場合、閾値抑制剤は、約0.1重量%〜約20重量%、好ましくは約0.5重量%〜約15重量%、より好ましくは約1重量%〜約10重量%の固体すすぎ助剤組成物の量であり得る。
キレート剤/金属イオン封鎖剤
すすぎ助剤組成物は、ビルダーとも称される、有効量のキレート剤/金属イオン封鎖剤を含み得る。さらに、すすぎ助剤は、任意選択的に、機能性成分として、1つ又は複数の追加のビルダーを含み得る。概して、キレート剤は、金属イオンがすすぎ助剤の他の組成物、または他の洗浄組成物の作用を妨げることを防止するように、水源に一般的に見られる金属イオンを配位(すなわち、結合)させることができる分子である。キレート剤/金属イオン封鎖剤はまた、有効量で含まれるとき、閾値剤としても機能し得る。
固体すすぎ助剤組成物はまた、リン酸塩非含有及び/またはアミノカルボン酸塩非含有であることが多い。リン酸塩非含有である固体すすぎ助剤組成物の実施形態では、ビルダーを含む追加の機能性材料は、縮合リン酸塩及びホスホネート等のリン酸塩含有化合物を除外する。
好適な追加のビルダーは、ポリカルボキシレートを含む。金属イオン封鎖剤として使用するのに好適なポリマーポリカルボキシレートのいくつかの例は、ペンダントカルボキシレート(−−CO)基を有するものを含み、例えば、ポリアクリル酸、マレイン酸/オレフィンコポリマー、アクリル/マレイン酸コポリマー、ポリメタクリル酸、アクリル酸−メタクリル酸コポリマー、加水分解されたポリアクリルアミド、加水分解されたポリメタクリルアミド、加水分解されたポリアミド−メタクリルアミドコポリマー、加水分解されたポリアクリロニトリル、加水分解されたポリメタクリロニトリル、加水分解されたアクリロニトリル−メタクリロニトリルコポリマー等を含む。
アミノカルボキシレート非含有である固体すすぎ助剤組成物の実施形態では、アミノカルボキシレートである追加されたキレート剤/金属イオン封鎖剤を含み得る。アミノカルボン酸は、N−ヒドロキシエチルイミノ二酢酸、ニトリロ三酢酸(NTA)、エチレンジアミン四酢酸(EDTA)、N−ヒドロキシエチル−エチレンジアミン三酢酸(HEDTA)(結合剤中に使用されるHEDTAに加えて)、ジエチレントリアミン五酢酸(DTPA)、ヒドロキシエチリデン−1,1−ジホスホン酸等を含む。
リン酸塩非含有である固体すすぎ助剤組成物の実施形態では、追加されるキレート剤/金属イオン封鎖剤は、例えば、縮合リン酸塩、ホスホネート等を含み得る。縮合リン酸塩のいくつかの例は、オルトリン酸ナトリウム及びオルトリン酸カリウム、ピロリン酸ナトリウム及びピロリン酸カリウム、トリポリリン酸ナトリウム、ヘキサメタリン酸ナトリウム等を含む。縮合リン酸塩はまた、組成物中に存在する自由水を水和の水として固定することによって、限定された範囲内まで、組成物が凝固する際に補助し得る。
リン酸塩非含有でない固体すすぎ助剤組成物の実施形態では、組成物は、1−ヒドロキシエタン−1,1−ジホスホン酸CHC(OH)[PO(OH)、アミノトリ(メチレンホスホン酸)N[CHPO(OH)、アミノトリ(メチレンホスホネート)、ナトリウム塩
2−ヒドロキシエチルイミノビス(メチレンホスホン酸)HOCHCHN[CHPO(OH)2、ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホン酸)(HO)POCHN[CHN[CHPO(OH)2、ジエチレントリアミンペンタ(メチレンホスホネート)、ナトリウム塩C(28−x)Na15(x=7)、ヘキサメチレンジアミン(テトラメチレンホスホネート)、カリウム塩C10(28−x)12(x=6)、ビス(ヘキサメチレン)トリアミン(ペンタメチレンホスホン酸)(HO)POCHN[(CHN[CHPO(OH)、及びリン含有酸HPO等のホスホネートを含み得る。いくつかの実施形態では、ATMP及びDTPMP等のホスホネートの組み合わせが使用されてもよい。ホスホネートが追加されたときに、中和反応によって発生される熱もしくはガスがほとんど存在しないか、もしくは全く存在しないように、中和されたもしくはアルカリのホスホネート、または混合物に追加される前にホスホネートとアルカリ源とを合わせたものが、使用され得る。
キレート剤/金属イオン封鎖剤のさらなる考察については、その開示が参照により本明細書に組み込まれる、Kirk−Othmer,Encyclopedia of Chemical Technology,Third Edition,volume 5,pages 339−366及びvolume 23,pages 319−320を参照されたい。
存在する場合、キレート剤/金属イオン封鎖剤は、約0.1重量%〜約20重量%、好ましくは約0.5重量%〜約15重量%、より好ましくは約1重量%〜約10重量%の量であり得る。
他の非イオン性界面活性剤
本発明において有用な非イオン性界面活性剤は、概して、有機疎水基及び有機親水基の存在を特徴とし、典型的には、有機脂肪族、アルキル芳香族、もしくはポリオキシアルキレン疎水性化合物の、慣例的にはエチレンオキシドもしくはその多水和生成物、ポリエチレングリコールである親水性アルカリ酸化物部分との縮合により生成される。具体的には、反応性水素原子を有するヒドロキシル、カルボキシル、アミノ、またはアミド基を有する任意の疎水性化合物を、エチレンオキシド、もしくはその多水和添加剤、またはプロピレンオキシド等のアルコキシレンとのその混合物と縮合させて、非イオン表面活性剤を形成することができる。任意の特定の疎水性化合物と縮合する親水性ポリオキシアルキレン部分の長さは、親水性特性と疎水性特性との間の所望の程度のバランスを有する水分散性または水溶性化合物を生成するように、容易に調節され得る。本発明における有用な非イオン性界面活性剤は、以下を含む。
好適な非イオン性界面活性剤の例は、Dehypon LS−54及びDehypon LS−36等のアルコキシル化界面活性剤、ならびにPlurafac LF221及びClariant、Tegoten EC11からのGenepol等の末端封鎖したアルコールアルコキシレート、それらの混合物を含む。
使用され得る他の非イオン性界面活性剤は:
1.開始剤反応性水素化合物としての、プロピレングリコール、エチレングリコール、グリセロール、トリメチロールプロパン、及びエチレンジアミン系のブロックポリオキシプロピレン−ポリオキシエチレンポリマー化合物を含む。開始剤の逐次的なプロポキシル化及びエトキシル化から作製されるポリマー化合物の例は、BASF Corp.製のPluronic(登録商標)及びTetronicoの商品名で市販されている。
Pluronic(登録商標)化合物は、エチレンオキシドを、プロピレンオキシドをプロピレングリコールの2つのヒドロキシル基に追加することによって形成された疎水性塩基と縮合させることによって形成された二官能性(2つの反応性水素)化合物である。分子のこの疎水性部分は、1,000〜4,000の分子量を有する。次に、この疎水性物質を親水基の間に挟み込むようにエチレンオキシドが追加され、最終的な分子の約10重量%〜約80重量%を構成するように長さが制御される。
Tetronic(登録商標)化合物は、プロピレンオキシド及びエチレンオキシドの、エチレンジアミンへの逐次追加から得られる四官能性ブロックコポリマーである。プロピレンオキシドハイドロタイプの分子量は、500〜7,000の範囲であり、分子の10重量%〜80重量%を構成するように、親水性のエチレンオキシドが追加される。
2.直鎖もしくは分岐鎖構成の、または単一もしくは二重アルキル構成物質の、アルキル鎖が、8〜18個の炭素原子を含有する、1モルのアルキルフェノールの、3〜50モルのエチレンオキシドとの縮合生成物。アルキル基は、例えば、ジイソブチレン、ジ−アミル、ポリマー化プロピレン、イソ−オクチル、ノニル、及びジ−ノニルにより表され得る。これらの界面活性剤は、アルキルフェノールのポリエチレン、ポリプロピレン、及びポリブチレンオキシド縮合物であり得る。この化学構造の市販の化合物の例は、Rhone−Poulenc製のIgepal(登録商標)、及びDow製のTriton(登録商標)の商品名で市販されている。
3.6〜24個の炭素原子を有する、1モルの飽和もしくは不飽和の直鎖もしくは分岐鎖アルコールの、3〜50モルのエチレンオキシドとの縮合生成物。アルコール部分は、上述された炭素範囲内のアルコールの混合物からなり得るか、またはこの範囲内の特定の数の炭素原子を有するアルコールからなり得る。同様の市販の界面活性剤の例は、Shell Chemical Co.製のNeodol(登録商標)、及びVista Chemical Co.製のAlfonic(登録商標)の商品名で市販されている。
4.8〜18個の炭素原子を有する飽和または不飽和の直鎖または分岐鎖カルボン酸1モルと、エチレンオキシド6〜50モルとの縮合生成物。酸部分は、上記に定義された炭素原子範囲内の酸の混合物からなり得るか、またはこの範囲内の特定の数の炭素原子を有する酸からなり得る。この化学構造の市販の化合物の例は、Henkel Corporation製のNopalcol(登録商標)、及びLipo Chemicals,Inc製のLipopeg(登録商標)の商品名で市販されている。
一般にポリエチレングリコールエステルと呼ばれるエトキシル化カルボン酸に加えて、グリセリド、グリセリン、及び多価(サッカリドまたはソルビタン/ソルビトール)アルコールとの反応によって形成される他のアルカン酸エステルが、本発明における用途を有する。これらのエステル部分は全て、それらの分子上に、これらの物質の親水性を制御するためにさらなるアシル化またはエチレンオキシド(アルコキシド)追加に供され得る1つ又は複数の反応性水素部位を有する。これらの脂肪エステルもしくはアシル化炭水化物を、アミラーゼ及び/もしくはリパーゼ酵素を含有する本発明の組成物に追加する場合、不適合性の可能性があるため、注意しなければならない。
好ましい実施形態では、非イオン性界面活性剤は、低発泡性非イオン性界面活性剤である。非イオン性低発泡性界面活性剤の例は:
5.エチレンオキシドをエチレングリコールに追加して、指定される分子量の親水性物質を提供し、次にプロピレンオキシドを追加して、分子の外側(端部)上に疎水性ブロックを得ることによって、改質され、本質的に逆にされた(1)からの化合物を含む。この分子の疎水性部分は、1,000〜3,100の分子量を有し、中心の親水性物質は、最終的な分子の10重量%〜80重量%を含む。これらの逆Pluronic(登録商標)は、BASF Corporationによって、Pluronic(登録商標)R界面活性剤の商品名で作製されている。
同様に、Tetronic(商標)R界面活性剤は、BASF Corporationによって、エチレンオキシド及びプロピレンオキシドの、エチレンジアミンへの逐次追加によって生成されている。この分子の疎水性部分は、2,100〜6,700の分子量を有し、中心の親水性物質は、最終的な分子の10重量%〜80重量%を含む。
6.プロピレンオキシド、ブチレンオキシド、塩化ベンジル等の疎水性小分子;及び1〜5個の炭素原子を含有する短鎖脂肪酸、アルコール、もしくはハロゲン化アルキル;ならびにそれらの混合物との反応による発泡を低減させるために、(多官能性部分の)末端ヒドロキシ基または複数の末端ヒドロキシ基を「末端封鎖」もしくは「末端ブロッキング」することにより修飾された基(1)、(2)、(3)、及び(4)からの化合物。また、末端ヒドロキシ基を塩化物基に変換する塩化チオニル等の反応物質も含まれる。末端ヒドロキシ基へのそのような修飾は、オールブロック、ブロック−ヘテリック、ヘテリック−ブロック、またはオールヘテリック非イオン性物質をもたらし得る。
有効な低発泡性非イオン性物質の追加の例は、以下を含む。
7.1959年9月8日にBrownらに対して発行された米国特許第2,903,486号のアルキルフェノキシポリエトキシアルカノールであって、
Rが、8〜9個の炭素原子のアルキル基であり、Aが、3〜4個の炭素原子のアルキレン鎖であり、nが、7〜16の整数であり、mが、1〜10の整数である、式によって表される。
末端疎水性鎖の分子量、中間疎水性単位の分子量、及び連結親水性単位の分子量が、各々縮合物の約3分の1を表す、交互親水性オキシエチレン鎖及び疎水性オキシプロピレン鎖を有する、1962年8月7日にMartinらに対して発行された米国特許第3,048,548号のポリアルキレングリコール縮合物。
一般式Z[(OR)OH]を有する、1968年5月7日にLissantらに対して発行された米国特許第3,382,178号において開示されている消泡性非イオン性界面活性剤であって、Zは、アルコキシル化可能な材料であり、Rは、エチレン及びプロピレンであり得るアルキレンオキシドから得られるラジカルであり、nは、例えば、10から2,000以上の整数であり、zは、反応性オキシアルキル化可能な基の数によって決定される整数である。
式Y(CO)(CO)Hに対応する、1954年5月4日にJacksonらに対して発行された米国特許第2,677,700号に記載される共役ポリオキシアルキレン化合物であって、Yは、1〜6個の炭素原子及び1つの反応性水素原子を有する有機化合物の残基であり、nは、ヒドロキシル価によって決定されるような少なくとも6.4の平均値を有し、mは、オキシエチレン部分が分子の約10重量%〜約90重量%を構成するような値を有する。
式Y[(C(CO)H]を有する、1954年4月6日にLundstedらに対して発行された米国特許第2,674,619号に記載されている共役ポリオキシアルキレン化合物であって、Yは、2〜6個の炭素原子を有し、かつxが少なくとも2の値を有する反応性水素原子xを含有する、有機化合物の残基であり、nは、ポリオキシプロピレン疎水性塩基の分子量が少なくとも900となるような値を有し、mは、分子のオキシエチレン含量が10重量%〜90重量%となるような値を有する。Yについての定義の範囲内に該当する化合物は、例えば、プロピレングリコール、グリセリン、ペンタエリスリトール、トリメチロールプロパン、エチレンジアミン等を含む。オキシプロピレン鎖は、任意選択的であるが、有益なことに、少量のエチレンオキシドを含有し、オキシエチレン鎖もまた、任意選択的であるが、有益なことに、少量のプロピレンオキシドを含有する。
本発明の組成物において有益なことに使用される追加の共役ポリオキシアルキレン表面活性剤は、式P[(CO)(CO)H]に対応し、Pは、8〜18個の炭素原子を有し、かつxが1または2の値を有するx個の反応性水素原子を含有する、有機化合物の残基であり、nは、ポリオキシエチレン部分の分子量が少なくとも44となるような値を有し、mは、分子のオキシプロピレン含量が10重量%〜90重量%となるような値を有する。いずれの場合においても、オキシプロピレン鎖は、任意選択的ではあるが、有益なことに、少量のエチレンオキシドを含有してもよく、オキシエチレン鎖もまた、任意選択的ではあるが、有益なことに、少量のプロピレンオキシドを含有してもよい。
8.本組成物における使用に好適なポリヒドロキシ脂肪酸アミド界面活性剤は、構造式RCONRZを有するものを含み、Rは、H、C−Cヒドロカルビル、2−ヒドロキシエチル、2−ヒドロキシプロピル、エトキシ、プロポキシ基、もしくはそれらの混合物であり、Rは、直鎖であり得るC−C1ヒドロカルビルであり、Zは、少なくとも3つのヒドロキシルが鎖に直接接続されているヒドロカルビル直鎖を有するポリヒドロキシヒドロカルビル、もしくはそのアルコキシル化誘導体(好ましくはエトキシル化もしくはプロポキシル化)である。Zは、グリシチル部分等、還元アミン化反応において還元糖から得られ得る。
9.脂肪族アルコールの、0〜25モルのエチレンオキシドとのアルキルエトキシレート縮合生成物は、本組成物における使用に好適である。脂肪族アルコールのアルキル鎖は、直鎖もしくは分岐鎖、第一級もしくは第二級であり得、また一般に6〜22個の炭素原子を含有する。
10.エトキシル化C−C18脂肪アルコールならびにC−C18混合エトキシル化及びプロポキシル化脂肪アルコールは、特に水溶性のものは、本組成物における使用に好適な界面活性剤である。好適なエトキシル化脂肪アルコールは、3〜50のエトキシル化の程度を有するC10−C18エトキシル化脂肪アルコールを含む。
11.特に本組成物における使用に好適な非イオン性アルキルポリサッカリド界面活性剤は、1986年1月21日に発行された米国特許第4,565,647号、Llenadoにおいて開示されているものを含む。これらの界面活性剤は、6〜30個の炭素原子を含有する疎水性基、及び1.3〜10のサッカリド単位を含有するポリサッカリド、例えば、ポリグリコシド親水性基を含む。5または6個の炭素原子を含有する任意の還元サッカリドが使用され得、例えば、グルコース、ガラクトース、及びガラクトシル部分が、グルコシル部分と置換され得る。(任意選択的に、疎水基が、2−、3−、4−等の位置に結合し、よってグルコシドもしくはガラクトシドとは対照的に、グルコースもしくはガラクトースを生成する。)サッカリド間の結合は、例えば、追加のサッカリド単位の1つの位置と、その前のサッカリド単位上の2−、3−、4−、及び/または6−の位置との間であり得る。
12.本組成物における使用に好適な脂肪酸アミド界面活性剤は、式RCON(Rを有するものを含み、Rは、7〜21個の炭素原子を含有するアルキル基であり、各Rは、独立して、水素、C−Cアルキル、C−Cヒドロキシアルキル、または−−(CO)Hであり、xは、1〜3の範囲内である。
13.非イオン界面活性剤の有用なクラスは、アルコキシル化アミン、またはより具体的には、アルコールアルコキシル化/アミノ化/アルコキシル化界面活性剤として定義されるクラスを含む。これらの非イオン性界面活性剤は、少なくとも部分的に以下の一般式:
20−−(PO)N−(EO)H、
O−(PO)N−(EO)H(EO)H、及び
20−−N(EO)Hによって表され得、
20は、8〜20個、好ましくは12〜14個の炭素原子のアルキル、アルケニル、もしくは他の脂肪族基、もしくはアルキル−アリール基であり、EOは、オキシエチレンであり、POは、オキシプロピレンであり、sは、1〜20、好ましくは2〜5であり、tは、1〜10、好ましくは2〜5であり、uは、1〜10、好ましくは2〜5である。これらの化合物の範囲に対する他の変形は、代替式:
20−−(PO)−−N[(EO)H][(EO)H]
によって表され得、R20は、上記の定義の通りであり、vは、1〜20(例えば、1、2、3、または4(好ましくは2))であり、w及びzは、独立して、1〜10、好ましくは2〜5である。
これらの化合物は、商業的には、非イオン性界面活性剤としてHuntsman Chemicalsにより販売されている製品ラインにより表される。このクラスの好ましい化学薬品は、Surfonic PEA 25アミンアルコキシレートを含む。
論文「Nonionic Surfactants」、Schick,M.J.編、Surfactant Science Seriesの第1巻、Marcel Dekker,Inc.、ニューヨーク、1983年は、本発明の実践において一般的に用いられる広範囲の様々な非イオン性化合物に関する優れた参考文献である。非イオン性のクラス、及びこれらの界面活性剤の種の典型的なリストは、1975年12月30日にLaughlin及びHeuringに対して発行された米国特許第3,929,678号に記載されている。さらなる例は、「Surface Active Agents and Detergents」(第I巻及び第II巻、Schwartz、Perry及びBerch著)に記載されている。
固体酸
本発明は、1つ又は複数の固体酸を含み得る。固体酸は、天然に存在するかまたは室温で固体形態になるように処理された任意の酸を含み得る。本明細書で固体という用語は、粉末状、粒子状、または粒状の固体形態等の形態を含む。酸性物質(本明細書では「酸」と呼ぶ)は、限定されないが、薬学的に許容される有機酸もしくは無機酸、ヒドロキシル酸、アミノ酸、ルイス酸、2つ以上の酸基を含有する分子のモノ−もしくはジアルキルまたはアンモニウム塩、及び少なくとも1つの酸基を含有するモノマーもしくはポリマー分子を含む。好適な酸基の例は、カルボン酸、ヒドロキサム酸、アミド、リン酸塩(例えば、一水素リン酸塩及び二水素リン酸塩)、硫酸塩、及び二亜硫酸塩を含む。
特に、酸は、限定されないが、短鎖、中鎖、または長鎖脂肪酸、ヒドロキシ酸、無機酸、アミノ酸、及びそれらの混合物を含む、2〜18個の炭素原子を有する有機酸である。好ましくは、酸は、乳酸、グルコン酸、クエン酸、酒石酸、塩酸、リン酸、硝酸、硫酸、マレイン酸、クエン酸一ナトリウム、クエン酸二ナトリウム、クエン酸カリウム、酒石酸一ナトリウム、酒石酸カリウム、アスパラギン酸、カルボキシメチルセルロース、アクリルポリマー、メタクリルポリマー、及びそれらの混合物からなる群から選択される。
例えば、多くの有機酸は、純粋な形態(及び室温で)の結晶性固形物、例えば硝酸、シュウ酸、安息香酸である。室温で固体である無機酸の例でのスルファミン酸。
固体酸または1つ又は複数の固体酸の組み合わせは、本発明のすすぎ助剤組成物中に、約5重量%〜約40重量%、好ましくは約7.5重量%〜約27.5重量%、より好ましくは約10重量%〜約25重量%の量で存在する。
保存剤
すすぎ助剤組成物はまた、有効量の保存剤も含み得る。すすぎ助剤組成物中の全酸性度及び/または酸は、防腐機能及び安定機能を提供し得ることが多い。本発明のすすぎ助剤組成物のいくつかの実施形態はまた、すすぎ助剤の酸性化のために、重硫酸ナトリウム及び有機酸を含むGRAS保存剤系も含む。少なくともいくつかの実施形態では、すすぎ助剤は、2.0以下のpHを有し、すすぎ助剤の使用溶液は、少なくともpH4.0のpHを有する。いくつかの実施形態では、重硫酸ナトリウムが、酸源としてすすぎ助剤組成物中に含まれる。他の実施形態では、有効量の重硫酸ナトリウム及び1つ又は複数の他の酸が、保存剤系としてすすぎ助剤組成物中に含まれる。好適な酸は、例えば、HCl等の無機酸及び有機酸を含む。特定のさらなる実施形態では、有効量の重硫酸ナトリウム及び1つ又は複数の有機酸が、保存剤系としてすすぎ助剤組成物中に含まれる。好適な有機酸は、ソルビン酸、安息香酸、アスコルビン酸、エリソルビン酸、クエン酸等を含む。好ましい有機酸は、安息香酸及びアスコルビン酸を含む。概して、追加の酸の有無に関わらず、有効量の重硫酸ナトリウムは、すすぎ助剤組成物の使用溶液が、pH4.0未満、多くの場合pH3.0未満、さらにはpH2.0未満であり得る、pHを有するように含まれる。
すすぎ助剤組成物において使用するのに好ましい保存剤は、メチルクロロイソチアゾリノン、メチルイソチアゾリノン、またはそれらのブレンドを含む。メチルクロロイソチアゾリノンとメチルイソチアゾリノンとのブレンドは、KATHON(商標)CGの商品名で、Dow Chemicalから入手可能である。
保存剤がすすぎ助剤組成物中に含まれるとき、保存剤は、約0.01〜約10重量%、好ましくは約0.05〜約5重量%、より好ましくは約0.1〜約2重量%、さらにより好ましくは約0.1〜約1重量%で存在し得る。
漂白剤
すすぎ助剤は、任意選択的に、漂白剤を含み得る。漂白剤は、基材を明るくするかもしくは白くするために使用され得、典型的に洗浄プロセス中に遭遇する条件下で、Cl、Br、−OCl、及び/もしくは−OBr等の活性ハロゲン種を遊離させることができる漂白化合物を含み得る。使用に好適な漂白剤は、例えば、塩素、次亜塩素酸塩、クロラミン等の塩素含有化合物を含み得る。ハロゲン放出化合物のいくつかの例は、ジクロロイソシアヌル酸アルカリ金属、塩素化リン酸三ナトリウム、次亜塩素酸アルカリ金属、モノクロラミン、及びジクロラミン等を含む。被包された塩素源はまた、組成物中の塩素源の安定性を強化するためにも使用され得る(例えば、その開示が参照により本明細書に組み込まれる、米国特許第4,618,914号及び同第4,830,773号を参照されたい)。漂白剤はまた、活性酸素源を含有するか、または活性酸素源として機能する薬剤も含み得る。活性酸素化合物は、活性酸素源を提供するように機能し、例えば、水性溶液中に活性酸素を放出し得る。活性酸素化合物は、無機もしくは有機であり得、またはそれらの混合物であり得る。活性酸素化合物のいくつかの例は、過酸素化合物、または過酸素化合物添加剤を含む。活性酸素化合物または活性酸素源のいくつかの例は、テトラアセチルエチレンジアミン等の活性剤の有無に関わらず、過酸化水素、過ホウ酸、炭酸ナトリウム過酸化水素化物、ホスフェートペルオキシハイドレート、ペルオキシ一硫酸カリウム、ならびに過ホウ酸ナトリウム一水和物及び過ホウ酸ナトリウム四水和物を含む。すすぎ助剤組成物は、例えば、いくつかの実施形態では、最大約10重量%の範囲、いくつかの実施形態では、約0.1〜約6重量%の範囲の、少量だが有効量の漂白剤を含み得る。
活性剤
いくつかの実施形態では、すすぎ助剤の抗菌作用または漂白作用は、本組成物を使用したときに活性酸素と反応して活性化した構成成分を形成する、材料の追加によって強化され得る。例えば、いくつかの実施形態では、過酸または過酸塩が形成される。例えば、いくつかの実施形態では、活性酸素と反応して、抗菌剤の機能を果たす過酸または過酸塩を形成するために、テトラアセチルエチレンジアミンが、本組成物中に含まれ得る。活性酸素活性剤の他の例は、遷移金属及びそれらの化合物、カルボキシル部分、ニトリル部分、もしくはエステル部分を含有する化合物、または当該技術分野で知られている他のそのような化合物を含む。一実施形態では、活性剤は、テトラアセチルエチレンジアミン;遷移金属;カルボキシル部分、ニトリル部分、アミン部分、もしくはエステル部分を含む化合物;またはそれらの混合物を含む。
いくつかの実施形態では、活性剤構成成分は、本組成物の最大約75重量%の範囲、いくつかの実施形態では、約0.01〜約20重量%の範囲、またはいくつかの実施形態では、本組成物の約0.05〜10重量%の範囲で含み得る。いくつかの実施形態では、活性酸素化合物の活性剤は、活性酸素と化合して、抗菌剤を形成する。
いくつかの実施形態では、すすぎ助剤組成物は、固体フレーク、ペレット、またはブロック等の固形物を含み、活性酸素の活性剤材料は、この固形物と結合する。活性剤は、1つの固体の組成物を別のものと結合させるための様々な方法のうちのいずれかによって、固形物と結合され得る。例えば、活性剤は、すすぎ助剤組成物の固形物に結合、固着、糊付け、または別様に接着される、固形物の形態であり得る。代替的に、固体活性剤は、すすぎ助剤組成物の周りに形成され、かつすすぎ助剤組成物を包み込み得る。さらなる例として、固体活性剤は、プラスチックまたは収縮ラップもしくは膜等の、本組成物のための容器もしくは包装によって、すすぎ助剤組成物と結合され得る。
充填剤
すすぎ助剤は、任意選択的に、必ずしもそれ自体がすすぎ剤及び/または洗浄剤として機能しないが、すすぎ剤と協働して、本組成物の能力全体を強化し得る、少量だが有効量の充填剤のうちの1つ又は複数を含み得る。好適な充填剤のいくつかの例は、塩化ナトリウム、デンプン、糖類、プロピレングリコール等のC−C10アルキレングリコール等を含み得る。いくつかの実施形態では、充填剤は、最大約20重量%の範囲、いくつかの実施形態では、約1〜15重量%の範囲の量で含まれ得る。硫酸ナトリウムが従来、不活性充填剤として使用されている。
再付着防止剤
すすぎ助剤組成物は、任意選択的に、すすぎ溶液中の汚れの持続的浮遊を促進し、除去された汚れが、すすがれている基材上に再付着するのを防止することができる、再付着防止剤を含み得る。好適な再付着防止剤のいくつかの例は、脂肪酸アミド、フッ化炭素界面活性剤、複合リン酸エステル、スチレンマレイン酸無水物コポリマー、及びヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース等のセルロース誘導体を含み得る。すすぎ助剤組成物は、再付着防止剤を最大約10重量%まで、いくつかの実施形態では約1〜約5重量%の範囲で含み得る。
染料/付臭剤
様々な染料、香料を含む付臭剤、及び他の審美的促進剤も、すすぎ助剤に含まれ得る。染料は、例えば、FD&C Blue 1(Sigma Chemical)、FD&C Yellow 5(Sigma Chemical)、Direct Blue 86(Miles)、Fastusol Blue(Mobay Chemical Corp.)、Acid Orange 7(American Cyanamid)、Basic Violet 10(Sandoz)、Acid Yellow 23(GAF)、Acid Yellow 17(Sigma Chemical)、Sap Green(Keyston Analine and Chemical)、Metanil Yellow(Keystone Analine and Chemical)、Acid Blue 9(Hilton Davis)、Sandolan Blue/Acid Blue 182(Sandoz)、Hisol Fast Red(Capitol Color and Chemical)、Fluorescein(Capitol Color and Chemical)、Acid Green 25(Ciba−Geigy)等として、組成物の外観を変更するために含まれ得る。
組成物中に含まれ得る芳香剤もしくは香料は、例えば、シトロネロール等のテルペノイド、アミルシンナムアルデヒド等のアルデヒド、C1S−ジャスミンもしくはジャスマール等のジャスミン、バニリン等を含む。
機能性ポリジメチルシロキサン
本組成物はまた、任意選択的に、1つ又は複数の機能性ポリシロキサンも含み得る。例えば、いくつかの実施形態では、ポリアルキレンオキシド修飾ポリジメチルシロキサン、非イオン性界面活性剤、またはポリベタイン修飾ポリシロキサン両性界面活性剤が、添加剤として用いられ得る。両方とも、いくつかの実施形態では、ポリエーテルまたはポリベタインがそれに対してヒドロシリル化反応を通してグラフト化されている直鎖ポリシロキサンコポリマーである。特定のシロキサン界面活性剤のいくつかの例は、Union Carbideから入手可能なSILWET(登録商標)界面活性剤、またはGoldschmidt Chemical Corp.から入手可能なABIL(登録商標)ポリエーテルもしくはポリベタインポリシロキサンコポリマーとして知られており、かつ米国特許第4,654,161号に記載され、この特許は、参照により本明細書に組み込まれる。いくつかの実施形態では、使用される特定のシロキサンは、例えば、低表面張力、高湿潤能力、及び優れた潤滑性を有するものとして記載され得る。例えば、これらの界面活性剤は、ポリテトラフルオロエチレンの表面を湿潤することができる数少ない界面活性剤であると言われている。添加剤として用いられるシロキサン界面活性剤は、単独で、またはフッ素系界面活性剤と組み合わせて使用され得る。いくつかの実施形態では、任意選択的にシランと組み合わせて添加剤として用いられるフッ素系界面活性剤は、例えば、非イオン性フルオロ炭化水素、例えば、フッ素化アルキルポリオキシエチレンエタノール、フッ素化アルキルアルコキシレート、及びフッ素化アルキルエステルであり得る。
そのような機能性ポリジメチルシロキソン及び/またはフッ素系界面活性剤のさらなる説明は、米国特許第5,880,088号、同第5,880,089号、及び同第5,603,776号に記載されており、これらの特許の全てが、参照により本明細書に組み込まれる。我々は、例えば、混合物中のある特定のポリシロキサンコポリマーを炭化水素界面活性剤と共に使用することで、プラスチック食器に対する優れたすすぎ助剤が提供されることを見出した。我々は、特定のシリコーンポリシロキサンコポリマー及びフッ化炭素界面活性剤の、従来の炭化水素界面活性剤との組み合わせによっても、プラスチック食器に対する優れたすすぎ助剤が提供されることも見出した。この組み合わせは、有効性が略同等である、特定のポリアルキレンオキシド修飾ポリジメチルシロキサン及びポリベタインポリシロキサンコポリマーを用いることを除いて、個々の構成成分よりもより良好であることが見出されている。したがって、いくつかの実施形態は、ポリシロキサンコポリマーを単独で包含し、フッ化炭素界面活性剤との組み合わせは、非イオンシロキサン界面活性剤であるポリエーテルポリシロキサンを伴い得る。両性のシロキサン界面活性剤であるポリベタインポリシロキサンコポリマーは、同じ結果を提供するために、すすぎ助剤中の添加剤として単独で用いられてもよい。
いくつかの実施形態では、本組成物は、機能性ポリジメチルシロキソンを最大約10重量%の範囲の量で含み得る。例えば、いくつかの実施形態は、約0.1〜10重量%の範囲のポリアルキレンオキシド修飾ポリジメチルシロキサンまたはポリベタイン修飾ポリシロキサンを、任意選択的に、約0.1〜10重量%のフッ化炭化水素非イオン界面活性剤と組み合わせて含み得る。
保湿剤
本組成物はまた、任意選択的に、1つ又は複数の保湿剤も含み得る。保湿剤は、水に対する親和性を有する物質である。保湿剤は、基材表面上の膜の可視性を減少させる助けとなるのに十分な量で提供され得る。基材表面上の膜の可視性は、すすぎ水が200ppmを超える全溶解固形物を含有するとき、特に懸念される。したがって、いくつかの実施形態では、保湿剤は、保湿剤を含有しないすすぎ剤組成物と比較して、すすぎ水が200ppmを超える全溶解固形物を含有するときの基材表面上の膜の可視度を減少させるのに十分な量で提供される。「水固形物膜形成」または「膜形成」という用語は、基材表面が洗浄されていないという外観を与える、基材表面上の目に見える連続した物質の層の存在を指す。
使用され得るいくつかの例示的な保湿剤は、50%の相対湿度及び室温で平衡させた、(乾燥保湿剤に基づいて)5重量%超の水を含有する材料を含む。使用され得る例となる保湿剤には、グリセリン、プロピレングリコール、ソルビトール、アルキルポリグリコシド、ポリベタインポリシロキサン、及びそれらの混合物が含まれる。いくつかの実施形態では、すすぎ剤組成物は、全組成物当たり最大約75%の範囲の量、いくつかの実施形態では、組成物の重量当たり約5重量%〜約75重量%の範囲で保湿剤を含み得る。
他の成分
所望の特性または機能性を含むように配合された特定の組成物を提供するのに有用な幅広い様々な他の成分も、含まれ得る。例えば、すすぎ助剤は、pH調整剤、緩衝剤、洗浄酵素、担体、加工助剤、またはその他のもの等の他の活性成分を含んでもよい。
さらに、すすぎ助剤は、水を用いた動作における、例えば、水を用いた洗浄動作における使用中に、すすぎ水が所望のpHを有するように配合され得る。例えば、すすぎにおいて使用するために設計された組成物は、水を用いたすすぎ動作における使用中に、すすぎ水が約3〜約5の範囲、または約5〜約9の範囲のpHを有するように配合され得る。いくつかの実施形態では、液体生成物配合物は、約2〜約4の範囲の(10%希釈)pHを有する。推奨される使用レベルでpHを制御するための技術は、緩衝液、アルカリ、酸等の使用を含み、当業者によく知られている。
組成物の加工及び/または作製
本発明はまた、固体すすぎ助剤組成物を加工及び/または作製する方法に関する。固体すすぎ助剤組成物は、概して、固体濃縮物、例えば、ブロックとして提供される。概して、固体すすぎ助剤組成物は、水で希釈されて、使用溶液を提供し、次にこれを、例えば、すすぎサイクル中に基材の表面に供給することが予想される。使用溶液は、好ましくは、高固形物含有水中における水固形物の膜形成の減少を提供するような有効量の活性物質を含有する。
本発明を具現化する組成物及び方法は、例えば、キャスティング、押出成形、成形、または形成された固体ペレット、ブロック、錠剤、加圧固形物等として、様々な固体組成物を調製するのに好適であることが理解されるべきである。いくつかの実施形態では、固体組成物は、50グラム以下の重量を有するように形成され得るが、他の実施形態では、固体組成物は、50グラム以上、500グラム以上、または1キログラム以上の重量を有するように形成され得る。本出願の目的のために、「固体ブロック」という用語は、50グラム以上の重量を有するキャスティング材料、加圧材料、形成材料、または押出成形材料を含む。固体組成物は、機能性材料の安定化された供給源を提供する。いくつかの実施形態では、固体組成物は、濃縮溶液及び/もしくは使用溶液を生成するために、例えば、水性媒体もしくは他の媒体中に、溶解されてもよい。この溶液は、その後の使用及び/もしくは希釈のために保存容器に方向づけられ得るか、または使用点に対して直接適用され得る。
本発明は、他の方法を使用することもできるが、押出成形固形物形成に特に適している。例示的な実施形態では、一軸または二軸押出成形機を使用して、1つ又は複数の構成成分を高いせん断で合わせ、かつ混合して、均質な混合物を形成し得る。
出願人らは、この方法を使用する場合、適切な押出成形に必要な硬化を達成する際に、構成成分の混合の順序が重要であることを見出した。追加順序、温度及び環境は、全て重要な要素である。
加工された混合物は、加圧、形成、押出成形、または本組成物が固体形態に硬化する他の好適な手段によって、混合器から分注され得る。マトリクスの構造は、その硬度、融点、材料分布、結晶構造、及び当該技術分野における既知の方法による他の同様の特性に従って、特徴付けられ得る。概して、本発明の方法により加工される固体組成物は、その質量全体を通して成分の分布に関して実質的に均質であり、かつ寸法的に安定である。
本発明の固体組成物は、固体組成物を加圧することによっても作製することができる。具体的には、形成プロセスにおいて、液体構成成分及び固体構成成分は、最終混合システム内に導入され、構成成分がその質量全体に分布した、実質的に均質な半固体混合物を構成成分が形成するまで、連続して混合される。例示的な実施形態では、構成成分は、混合システム内で少なくともおよそ5秒間混合される。
次に、この混合物は、混合システムから、ダイ、加圧、もしくは他の成形手段へと、またはそれらを通して排出される。次に、生成物は、包装される。例示的な実施形態では、固形物形成組成物は、およそ1分〜およそ3時間で硬化し始める。具体的には、形成された組成物は、およそ1分間〜およそ2時間で硬化し始める。より具体的には、形成された組成物は、およそ1分間〜およそ20分間で硬化し始める。
本発明の方法は、従来のキャスティングにおけるような溶融物及び溶融物の凝固を用いずに、安定した固形物を生成することができる。溶融物の形成は、組成物を加熱して、それを溶融させることを必要とする。熱は、外部から適用され得るか、または化学的発熱(例えば、焼灼剤(水酸化ナトリウム)及び水の混合に由来する)によって生成され得る。組成物の加熱は、エネルギーを消費する。高温の溶融物の取り扱いは、安全な予防措置及び機器を必要とする。さらに、溶融物の凝固は、溶融物を容器内で冷却して、溶融物を凝固し、キャスティング固形物を形成することを必要とする。冷却は、時間及び/またはエネルギーを必要とする。対照的に、本方法は、本組成物の凝固または硬化中に周囲温度及び湿度を用いることができる。本発明の固形物は、溶融物からの凝固によってではなく、混和された粒子中で生成され、かつ安定した固形物を生成するのに有効である結合剤によって、共に保持される。
得られた固体組成物は、限定されないが、押出成形、成形、もしくは形成された固体ペレット、ブロック、錠剤、粉末、顆粒、フレークを含む形態をとってもよく、または形成された固形物を、その後、粉末、顆粒、もしくはフレークへと粉砕もしくは形成され得る。例示的な実施形態では、形成される押出成形されたペレット材料は、およそ50グラム〜およそ250グラムの重量を有し、押出成形された固形物は、およそ100グラム以上の重量を有し、形成される固体ブロックは、およそ1〜およそ10キログラムの質量を有する。固体組成物は、機能性材料の安定化された供給源を提供する。好ましい実施形態では、固体組成物を、例えば、水性媒体もしくは他の媒体中に溶解させて、濃縮溶液及び/もしくは使用溶液を生成し得る。この溶液は、その後の使用及び/もしくは希釈のために保存容器に方向づけられ得るか、または使用点に対して直接適用され得る。
特定の実施形態では、固体すすぎ助剤組成物は、単位用量の形態で提供される。単位用量は、全体の単位が1回の洗浄サイクル中に使用されるようにサイズ決めされた固体すすぎ助剤組成物の単位を指す。固体洗浄組成物が単位用量として提供される場合、それは、約1g〜約50gの質量を有し得る。他の実施形態では、組成物は、約50g〜250g、約100g以上、もしくは約40g〜約11,000gのサイズを有する、固形物、ペレット、もしくは錠剤であり得る。
他の実施形態では、固体すすぎ助剤組成物は、ブロックまたは複数のペレット等の複数使用固形物の形態で提供され、複数回の洗浄サイクル用の水性すすぎ組成物を生成するために繰り返して使用され得る。特定の実施形態では、固体すすぎ助剤組成物は、約5g〜10kgの質量を有する固形物として提供される。特定の実施形態では、複数使用形態の固体すすぎ助剤組成物は、約1〜10kgの質量を有する。さらなる実施形態では、複数使用形態の固体すすぎ助剤組成物は、約5kg〜約8kgの質量を有する。他の実施形態では、複数使用形態の固体すすぎ助剤組成物は、約5g〜約1kg、または約5g、及び500gまでの質量を有する。
包装システム
いくつかの実施形態では、固形物は、例えば、容器または膜内に包装され得る。混合システムから排出されるときの混合物の温度は、最初に混合物を冷却せずに、混合物が包装システム内に直接キャスティングまたは押出成形されることを可能にするのに十分低い可能性がある。押出成形排出と包装との間の時間は、さらなる加工及び包装中のより良好な取り扱いのために本組成物を硬化させることを可能にするように調節され得る。いくつかの実施形態では、混合物は、排出の時点で、約100〜140°Fの範囲にある。特定の他の実施形態では、混合物は、110〜125°Fの範囲の温度で加工される。次に、本組成物を、低密度でスポンジ状の、可鍛性のコーキング稠度から、高密度で溶融した固体の、コンクリート状の固形物の範囲にわたり得る、固体形態に硬化させることが可能になる。
固体すすぎ助剤組成物は、必ずではないが、包装システムまたはレセプタクル内に組み込まれ得る。包装レセプタクルもしくは容器は、剛性もしくは可撓性であり得、かつ例えば、ガラス、金属、プラスチック膜もしくはシート、ボール紙、ボール紙複合体、または紙等として生成された、本組成物を含有するのに好適な任意の材料を含む。固体すすぎ助剤組成物は、包装内で凝固することを可能にされ得るか、または固形物の形成後に、一般的に入手可能な包装内に包装され、顧客に発送する前に、流通センターに送達され得る。
固形物については、有益なことに、少なくともいくつかの実施形態では、すすぎは周囲温度で、もしくは周囲温度近くで加工されるため、加工された混合物の温度は、材料を構造的に損傷することなく、混合物が容器もしくは他の包装システム内へと直接キャスティングもしくは押出成形され得るように、十分に低い。結果として、溶融状態の下で加工及び分注される組成物のために使用される材料よりも幅広い様々な材料が、容器を作製するために使用され得る。いくつかの実施形態では、すすぎ助剤を含有するために使用される包装用品は、可撓性の開けやすい膜材料から作製される。
すすぎ助剤の分注
すすぎ助剤は、濃縮物として、または使用溶液として分注され得る。概して、濃縮物は、水で希釈されて、使用溶液を提供し、次にこれが基材の表面に供給されることが予想される。いくつかの実施形態では、水性使用溶液は、100万(ppm)当たり約2,000部以下の活性材料、もしくは約1,000ppm以下の活性材料、もしくは約10ppm〜約500ppmの範囲の活性材料、もしくは約10〜約300ppmの範囲、もしくは約10〜200ppmの範囲の活性材料を含有し得る。
使用溶液は、すすぎ適用の間、例えば、食器洗浄機での、例えばすすぎサイクル、車洗浄適用等の間に、基材に適用され得る。いくつかの実施形態では、使用溶液の形成は、洗浄機内、例えば皿ラック上に設置されたすすぎ剤から生じ得る。すすぎ剤は、希釈され、洗浄機上もしくはその中に装着されたディスペンサーから、または皿洗い機とは別個であるが協働するように装着された別個のディスペンサーから、分注され得る。
キャスティングもしくは押出成形固体組成物等の固体生成物は、Ecolab Inc.,St.Paul,Minn.によって作製されるvolume SOL−ET controlled ECOTEMP Rinse Injection Cylinderシステム等の噴霧型ディスペンサーに、容器内のもしくは封入容器を有しない固体材料を挿入することによって、便利に分注され得る。そのようなディスペンサーは、すすぎサイクルにおいて食器洗浄機と協働する。機械が要求する場合、ディスペンサーは、すすぎ剤のキャスティング固体ブロック上に水の噴霧を方向づけ、これがブロックの一部分を有効に溶解して、濃縮水性すすぎ溶液を作製し、次にこれを、すすぎ水中に直接供給し、水性すすぎ液を形成する。次に、水性すすぎ液を皿と接触させて、完全なすすぎに影響を与える。このディスペンサー及び他の同様のディスペンサーは、分注される材料の体積、すすぎ水中の材料の実際の濃度(電極により測定された電解質)を測定することによって、またはキャスティングブロック上への噴霧の時間を測定することによって、水性すすぎ液中の活性部分の有効濃度を制御することができる。概して、水性すすぎ液中の活性部分の濃度は、好ましくは、液体すすぎ剤について上で特定されたものと同じである。噴霧型ディスペンサーのいくつかの他の実施形態は、米国特許第4,826,661号、同第4,690,305号、同第4,687,121号、同第4,426,362号、ならびに米国特許第Re32,763号及び同第Re32,818号に開示され、それらの開示は、参照により本明細書に組み込まれる。特定の生成物の形状の例は、米国特許出願第6,258,765号の図9に示され、これは、参照により本明細書に組み込まれる。
いくつかの実施形態では、すすぎ助剤は、特定の用途のために配合され得る。例えば、いくつかの実施形態では、すすぎ助剤は、食器洗浄機において使用するために特に配合され得る。上で考察されるように、市販の食器洗浄機には、2つの一般的な種類のすすぎサイクルがある。第1の種類のすすぎサイクルは、一般的に熱いすすぎ水(約180°F)を使用するため、温水殺菌すすぎサイクルと称され得る。第2の種類のすすぎサイクルは、化学殺菌すすぎサイクルと称され得、これは、一般的により低い温度のすすぎ水(約120°F)を使用する。
本発明によるすすぎ助剤を用いて処理され得る、食器洗浄産業における例示的な物品は、皿類、カップ、グラス、平皿類、及び調理器具類を含む。本発明の目的のために、「皿」及び「食器」という用語は、施設もしくは家庭の台所またはダイニングルームで一般的に利用可能である、ポット、パン、トレイ、ピッチャー、ボウル、プレート、受け皿、カップ、グラス、フォーク、ナイフ、スプーン、ヘラ、及び他のガラス、金属、セラミック、プラスチック複合体物品を含む、食料品の調理、給仕、消費、及び廃棄において使用される様々な種類の物品を指すために、最も広い意味で使用される。概して、これらの種類の物品は、食品及び/もしくは飲料と接触するために提供された表面を有するため、食品もしくは飲料接触物品と称され得る。これらの食器洗浄用途において使用される場合、すすぎ助剤は、有効なシート形成作用及び低発泡特性を提供するはずである。上に記載される望ましい特性を有することに加えて、すすぎ助剤が生分解性で、環境に優しく、かつ一般的に無毒であることも有用であり得る。この種類のすすぎ助剤は、「食品等級」であるものとして記載され得る。
本発明のサンプル配合物を以下に記載する。
実施例1:
本発明のサンプル配合物
下記の例では、下記の材料が使用される。

Pluronic 25R8:ポリオキシプロピレンポリオキシエチレンブロック(逆)
Plurifac LF−500:アルコールエトキシレートプロポキシレート
Dehypon E127:脂肪アルコールアルコキシレート
SLf−18B45:アルコールアルコキシレート
新規II1012−GB−21:アルコールエトキシレートC10−12、21EO
上記の説明は、本発明の広い範囲及び境界を理解するための基礎を提供する。下記の実施例及び試験データは、本発明の特定の具体的な実施形態の理解を提供する。これらの実施例は、本発明の範囲を限定することを意図しない。別段の記載がない限り、下記の実施例で報告される全ての部分、パーセンテージ、及び比率、は重量基準であり、実施例で使用される全ての試薬は、以下に記載される化学供給者から得られたか、または入手可能である。
以下の表に従って配合物を作製し、試験した。最初に、いかなるヒドロトロープを用いずに、良好な硬質固形物が形成された。次に、SCS固体供給流を、少量の増分で開始させた。このプロセス実行により、この基本式では、2〜13.75%のヒドロトロープをこの基本配合に追加することができ、基本固形物は、軟質固形物に変わらなかったことが示された。この実験もまた、2回繰り返されて成功した。以下の詳細な結果を参照されたい。
この発見をした後、この界面活性剤パッケージ、すなわち、尿素封入を可能にし、使用されるカプラー/ヒドロトロープが低いレベルでは、押出成形プロセスによって硬質固形物が形成されることが可能になる短時間で硬質固形物の凝固を妨げることを防止し得る、SLF−18B−45及び新規1012GB−21により生じる何らかの相乗現象があるという理論がある。この理論を試験するために、新規1012GB−21またはSLF−18B−45を相互に独立して置換することによって、式中で他の界面活性剤を試行した。以下の実験では、新規1012GB−21またはSLF−18B−45をPluronic 25R8と独立して置換することでは、硬質固形物を形成しないことが示されている。別のカプラー/ヒドロトロープのキシレンスルホン酸プナトリウムがクメンスルホン酸ナトリウムに置換してもまだ良好な硬質固形物を形成できるかどうかを見るために、以下のこの実験で設定点6を繰り返した。設定点2は、SCSをSXSに置換してもまだ、良好な硬質固形物を形成することができることを示している。以下の詳細な結果を参照されたい。
実施された押出成形機での実験のこのセットでは、SLF−18B−45及び新規1012GB−21は各々、低レベルのカプラー/ヒドロトロープの存在下で凝固がまだ達成できるかどうかを見るために、Dehypon E127で独立して置換された。E127に対して新規1012 II GB 21を置換すると、軟質/ドロドロの押出成形物を生成し、SLF−18B−45をE127と交換すると、SLF−18B−45/新規1012 II GB 21の組み合わせによる成功した実行よりもわずかにより高い、5〜20+%のSCSレベルの良好な硬質固形物を生成した。
この実行の設定点9では、SLF−18B−45を完全な新規のはるかにより高い比率で置換することを試行した。この設定点は、ドロドロのものを生成した。押出成形の実行の全てにおいて試行された異なる界面活性剤に基づいて、試行された固体界面活性剤には、より高い融点を与える、より高いEO比を有する何らかの相乗現象が起こるという理論がある。これは、尿素封じ込めが生じることを可能にし、かつ配合物中に低レベルで使用されるカプラー/ヒドロトロープが、押出成形プロセスが硬質固形物を形成することを可能にする短時間での固形物の凝固を妨げることを防止する可能性がある。固形物は、押出成形機のバレルを出るときまでには硬質でなければならない。以下の詳細な結果を参照されたい。
これらの実験的な押出成形の全てにわたって、SCSは、SXSによる問題なしに置換することができることが示された。SCSは、新規、SLF−18B−45及び新規、E127の両方を使用した配合物にうまく追加することができ、他の界面活性剤の組み合わせのいずれも、硬質固形物を形成しなかった。
実施例2
すすぎ助剤の試験
50サイクル再処分評価
6つのガラスが、1つのプラスチックガラスと共に対角線のラックに置かれる。機械には、800ppmの洗剤及び各個々のすすぎ助剤のための所望のmlsが充填されている。洗剤は、評価された各すすぎ助剤について同じままである。2000ppmの食物汚れも機械に追加される(油塊の体積を考慮)。試験が開始されると、洗剤及びすすぎ補助ディスペンサーが、自動的に各サイクルに適切な量を投与する。洗剤は、導電率によって制御され、すすぎ助剤は、ラック当たり数ミリリットルで分注される。食物汚れは、2000ppmを維持するように、各サイクルに対して手で投与される。試験が終了したら、ガラスを一晩乾燥させることが可能になり、膜の蓄積を評価する。次に、ガラスをクマシーブルーで染色して、タンパク質残渣を測定する。
50サイクルの試験の結果は、このセットの試験における市販の液体すすぎ補助の性能が、固体P090241の設定点6(SLF−18B−45/新規)の固体バージョンに匹敵し、設定点10(新規/E127)及び市販の固体すすぎ助剤は、2000ppmの食物汚れと共に各試験に対して同じ洗剤の800ppmを使用する液体バージョンよりもわずかにより良好であることを示している。図1の詳細な結果を参照されたい。
タンパク質の汚れにおける50サイクルの結果は、固体P120941 sp10(新規/E127)バージョンが、タンパク質除去についてわずかにより悪い、液体すすぎ助剤P090241 sp6(SLF−18B−45/新規)と同等であることを示している。全体的な50サイクルの結果は、固体 P120941 sp10が、これらの結果に基づく、斑点、膜、及びタンパク質の汚れ除去に関して液体すすぎ助剤の式よりもわずかにより良好であることを示している。図2の詳細な結果を参照されたい。
シート形成結果:
以下は、異なる式を使用したいくつかのシート形成評価である。点線は、シート形成なしを意味し、1は、ピンポイントでのシート形成を意味し、Xは、完全なシート形成を意味する。いったん列挙された食器の全てが完全にシート形成されたら、試験は完了である。機械内の泡レベルも記載される。いずれのレベルでも安定した泡は、許容できない。機械が停止するとすぐに、何にも分解されない1/2インチ未満の泡が、許容され、いずれの泡も最良ではない。
シート形成試験の結果は、配合物の全てが、市販の液体すすぎ助剤よりもより良好にシート化することを示している。以下の詳細な結果を参照されたい。
動的接触角の結果:
接触角は、液滴の縁及び基材が接触する角度を測定する。基材上の固定体積の液体を考えると、接触角が低い場合には、液体は、より大きな体積を有するより平坦な液滴へと広がり、接触角が高い場合、液体は、「ビードアップ」する(接触面積はより小さいが、液滴はより高い)。全体的なメカニズムは非常に複雑であるが、良好な湿潤に関連する低い接触角は、良好なシート形成、より速い排水、より少ない斑点、及び膜を有する良好な相関を有する。
動的接触角データを、メラミン、ポリカーボネート、及びポリプロピレンについて評価した。液体及び固体の配合物は、100ppmで評価したが、市販の固体RA B及び市販の液体RA Bは、60ppmで評価した。基材及び液体の温度を、80℃で試験した。結果は、市販の液体RA A及び市販の固体RA Bの配合物が、性能において非常に匹敵することを示している。図3の詳細な結果を参照されたい。
市販の液体RA A対P090241 sp6及びP120941 sp10について実施された全体的な全ての試験は、
市販の液体RA Aよりもわずかではないとしても劣らずより良好である。
シート形成評価:
この試験は、12の異なる種類の食器洗浄材料についての水シート形成の観察を伴う。評価に対して使用される材料は、10オンスのガラスタンブラー、磁器ディナープレート、メラミンディナープレート、ポリプロピレンコーヒーカップ、Dinexボウル、ポリプロピレン容器、ポリスルホネート皿、ステンレススチールバターナイフ、ポリプロピレンカフェトレイ、ガラス繊維カフェトレイ、及びステンレススチールスライド316である。これらの試験材料は、粉末ミルクとマーガリンとの混合物である、0.2%温点汚れを含有する溶液により徹底的に洗浄され、次に汚される。次に、材料を160°Fの軟水を使用して30秒の洗浄サイクルに供する(高温評価のため)。試験生成物は、100万分率の活性物質で測定される。食器洗浄材料が試験生成物に供された直後に、個々の試験材料(シート形成)から流出する水の外観を検査する。
動的接触角測定:
この試験は、溶液の液滴が試験基材に接触する角度を定量的に測定するために使用される。所望の濃度のすすぎ助剤または界面活性剤(複数可)が生成され、次に装置内に置かれる。次に、溶液及びクーポンを、チャンバー内で所望の温度まで加熱する。ポリプロピレンクーポン、ポリカーボネートクーポン、及びメラミンクーポンの試験基材に、溶液の一滴を送達することができる。液滴の、基材への送達を、カメラによって記録する。カメラによって捕捉された動画を、接触角を判定し得るコンピュータに送信する。接触角が低いほど、溶液は、シート形成をより良好に誘発するだろう。これは、いったん皿類が皿洗い機から取り出されると、皿類がより急速かつより少ない斑点で乾燥することを意味する。
50サイクルの再処分評価:
6つのガラスが、1つのプラスチックガラスと共に対角線のラックに置かれる。機械は、0.08%の洗剤、及び各個々のすすぎ助剤に対する所望のmlsで充填されている。洗剤は、評価された各すすぎ助剤について同じままである。0.2%の食物汚れも、機械に追加される(排水の体積を考慮)。試験が開始されると、洗剤及びすすぎ補助ディスペンサーは、自動的に各サイクルに適切な量を投与する。洗剤は、導電率によって制御され、すすぎ助剤は、ラック当たり数ミリリットルで分注される。食物汚れは、0.2%の濃度を維持するように、各サイクルに対して手で投与される。試験が終了したら、ガラスを一晩乾燥させることが可能になり、膜の蓄積について評価される。次に、ガラスをクマシーブルーで染色して、タンパク質残渣を測定する。
実施例3
次に、P021051及びP041051を用いて、押出成形の実行を行った。最初の実行P021051は、キレート化剤/水分調節剤及びポリマーの追加が、それらを別々に追加した後に合わせた凝固にどのように影響し、次にカプラーのレベルを上昇させるかを見るために行われた。これらの実験の全ては、良好な硬質固形物を生成した。過去には、良好な硬質固形物があり、ヒドロトロープ、カプラー、または水分調節剤(SXS、SCS Dequest)の供給流を導入したとき、生成物は、常に、硬質固形物から軟質ペーストになった。これらの変更の各々において、我々は、これらの原材料の1〜3を単独で追加し、合わせて、SCSのレベルを上げて、良好な硬質固形物を保持することができた。
実験的実行について、P041051 Pluronic F108は、試行された設定点のいずれかで良好な硬質固形物を作製しなかった。AT25は、新規1012 II GB 21及びSLF−18Bの両方で機能した。我々はまた、LF500をRA300及びLF−221を両方の設定点と置換し、硬質固形物を生成した。全ての実行は、一定の5.94%のSCSを提示した。

Claims (33)

  1. (a)2つ以上の固体非イオン性界面活性剤と、
    (b)会合破壊剤と、
    (c)20重量%以下のカプラー/ヒドロトロープと、
    (d)硬化剤と、
    (e)水と、を含む、固体すすぎ助剤組成物。
  2. 前記カプラー/ヒドロトロープが、1つ又は複数の短鎖アルキルベンゼン及び/またはアルキルナフタレンスルホン酸塩を含む、請求項1に記載の固体すすぎ助剤。
  3. 前記短鎖アルキルベンゼン及び/もしくはアルキルナフタレンスルホン酸塩が、キシレンスルホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸ナトリウム、クメンスルホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸カリウム、キシレンスルホン酸アンモニウム、キシレンスルホン酸カルシウム、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム、及びブチルナフタレンスルホン酸ナトリウム短鎖アルキルベンゼンのうちの1つ又は複数を含み、かつ/またはアルキルナフタレンスルホン酸塩が、キシレンスルホン酸ナトリウムもしくはクメンスルホン酸ナトリウムである、請求項2に記載の固体すすぎ助剤。
  4. 前記短鎖アルキルベンゼン及び/またはアルキルナフタレンスルホン酸塩が、約0.1重量%〜約15重量%の量で存在する、請求項2または3に記載の固体すすぎ助剤。
  5. 前記固体界面活性剤が、21モルのEOを有するC10−C12アルコールアルコキシレート、20モルのEOで末端封鎖したエポキシデカンを有する直鎖C8−C10アルコールアルコキシレート、25モルのEOを有するC16−C18アルキルアルコールエトキシレート、及び変性脂肪アルコールポリグリコールエーテルのうちの2つ以上を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載の固体すすぎ助剤。
  6. 前記2つ以上の固体非イオン性界面活性剤が、約10重量%〜約45重量%の前記すすぎ助剤を含む、請求項1〜5のいずれか一項に記載の固体すすぎ助剤。
  7. 前記破壊剤が、7モルのPO及び5モルのEOを有するC12−C16アルコールアルコキシレート、ブトキシで末端封鎖したアルコールエトキシレート、もしくは脂肪アルコールアルコキシレート(EOもしくはEO/PO)界面活性剤のうちの1つである、請求項1〜6のいずれか一項に記載の固体すすぎ助剤。
  8. 保存剤をさらに含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載の組成物。
  9. 前記保存剤が、ピリチオンナトリウムである、請求項1〜8のいずれか一項に記載の組成物。
  10. 前記会合破壊剤が、約5重量%〜約40重量%の前記すすぎ助剤の形態を含む、請求項1〜9のいずれか一項に記載の固体すすぎ助剤。
  11. 前記硬化剤が、尿素である、請求項1〜10のいずれか一項に記載の固体すすぎ助剤。
  12. 金属イオン封鎖剤をさらに含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載の固体すすぎ助剤。
  13. 閾値抑制剤をさらに含む、請求項1〜12のいずれか一項に記載の固体すすぎ助剤。
  14. 低発泡性非イオン性界面活性剤をさらに含む、請求項1〜13のいずれか一項に記載の組成物。
  15. 前記固形物が、押出成形によって形成される、請求項1〜14のいずれか一項に記載の固体すすぎ助剤。
  16. 固体すすぎ助剤組成物であって、前記組成物は、
    (a)2つ以上の固体非イオン性界面活性剤と、
    (b)アルコールアルコキシレート破壊剤と、
    (c)キシレンスルホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸ナトリウム、クメンスルホン酸ナトリウム、トルエンスルホン酸カリウム、キシレンスルホン酸アンモニウム、キシレンスルホン酸カルシウム、アルキルナフタレンスルホン酸ナトリウム、及びブチルナフタレンスルホン酸ナトリウムを含む群から選択される、1つ又は複数の短鎖アルキルベンゼン及び/またはアルキルナフタレンスルホン酸のヒドロトロープであって、前記組成物の20重量%以下を構成する、ヒドロトロープと、
    (d)硬化剤と、
    (e)水と、を含む、固体すすぎ助剤組成物。
  17. 担体、キレート剤/金属イオン封鎖剤、抗菌剤、保存剤、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される追加の成分をさらに含む、請求項16に記載の固体すすぎ剤。
  18. 前記カップリング剤が、約1重量%〜約10重量%存在する、請求項16または17に記載の固体すすぎ助剤組成物。
  19. 前記硬化剤が、ステアリン酸モノエタノールアミド、ラウリン酸ジエタノールアミド、アルキルアミド、固体ポリエチレングリコール、尿素、及び固体EO/POブロックコポリマーからなる群から選択される1つ又は複数の薬剤である、請求項16〜18のいずれか一項に記載の固体すすぎ助剤組成物。
  20. 前記硬化剤が、尿素である、請求項16〜19のいずれか一項に記載の固体すすぎ助剤組成物。
  21. 前記硬化剤が、最大約50重量%の量で存在する、請求項16〜20のいずれか一項に記載の固体すすぎ助剤組成物。
  22. 消泡性非イオン性界面活性剤をさらに含む、請求項16〜21のいずれか一項に記載の固体すすぎ助剤組成物。
  23. 前記消泡性界面活性剤が、約20重量%〜約50重量%で存在する、請求項1〜22のいずれか一項に記載の固体すすぎ助剤。
  24. 請求項1〜23のいずれか一項に記載の固体すすぎ助剤組成物を作製する方法であって、
    a)2つ以上の固体非イオン性界面活性剤、会合破壊剤、20重量%以下のカプラー/ヒドロトロープ、硬化剤、及び水を合わせて、混合物を形成することと、
    b)前記混合物を固形物に形成することと、を含む、方法。
  25. 前記固形物を形成することが、加圧することによるものである、請求項24に記載の方法。
  26. 前記固形物を形成することが、押出成形によるものである、請求項24に記載の方法。
  27. 前記固形物を形成することが、キャスティングによるものである、請求項24に記載の方法。
  28. 前記混合物が、1日又は複数日硬化される、請求項24〜27のいずれか一項に記載の方法。
  29. 洗浄用途において硬質表面をすすぐための方法であって、
    a.請求項1〜23のいずれか一項に記載の固体すすぎ助剤組成物を提供することと、
    b.前記すすぎ助剤組成物を水と接触させて、使用溶液を形成することと、
    c.前記使用溶液を前記硬質表面に適用することと、を含む、方法。
  30. 前記使用溶液が、2,000ppm以下の活性物質を含む、請求項29に記載の方法。
  31. 前記接触させることが、すすぎ助剤の固体ブロックに水を導くことによるものである、請求項29または30に記載の方法。
  32. 前記固体すすぎ助剤が、前記すすぎ助剤組成物を水と前記接触させることにより溶解されて、使用溶液になる、請求項29〜31のいずれか一項に記載の方法。
  33. 前記硬質表面が、金属、ガラス、プラスチック、セラミック、またはタイルを含む、請求項29〜32のいずれか一項に記載の方法。
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