JP2019511459A - ジピロリジンペプチド化合物の合成プロセス - Google Patents
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Abstract
Description
a)式IIIの化合物を、
式中、
R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11、及びR12は、以下に定義されたとおりである。いくつかの実施形態では、工程(a)は、約−10℃〜約10℃の温度で実施される。いくつかの実施形態では、工程(b)は、約15℃〜約30℃の温度で実施される。いくつかの実施形態では、工程(c)は、約0℃〜約30℃の温度で実施される。
d)式IXの化合物をカルバメート切断試薬と接触させ、式XIの化合物を生成する工程と
g)式VIで表される化合物を、
a)式IXの化合物を、
式中、
R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7、R8、R9、R10、R11、及びR12は、以下に定義されたとおりである。いくつかの実施形態では、工程(a)は、約15℃〜約30℃の温度で実施される。いくつかの場合では、工程(b)は、約−10℃〜約30℃の温度で実施される。いくつかの実施形態では、工程(c)は、約15℃〜約30℃の温度で実施される。
d)式IIIの化合物を、
g)式VIで表される化合物を、
プロセス
a)式IIIの化合物を、
式中、
R1及びR2は、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、置換又は非置換のC1-6アルキル、置換又は非置換のC1-6アルコキシ、及び置換又は非置換のアリールからなる群から選択されてよく、あるいは、R1及びR2は、それらが結合した原子とともに、置換又は非置換の4〜6員の複素環又はシクロアルキル環を形成し、
R3は、C1-6アルキルであってよく、これは、それぞれ独立してRfから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換され、
R4、R5、及びR12は、独立して、−C1-6アルキレンフェニルであってよく、このときC1-6アルキレンは、それぞれ独立してRfから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換され、
R6及びR7は、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、置換又は非置換のC1-6アルキル、置換又は非置換のC1-6アルコキシ、及び置換又は非置換のアリールからなる群から選択されてよく、あるいは、R6及びR7は、それらが結合した原子とともに、置換又は非置換の4〜6員の複素環又はシクロアルキル環を形成し、
R8及びR9は、独立して、水素、ハロゲン、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6シクロアルキル、フェニル、ナフチル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、C3-6シクロアルキル−C1-6アルキル−、フェニル−C1-6アルキレン−、ナフチル−C1-6アルキレン−、ヘテロアリール−C1-6アルキレン−及びヘテロシクリル−C1-6アルキレン−、−ORx、−NO2、−N3、−CN、−SCN、−SRx、−C(O)Rx、−CO2(Rx)、−C(O)N(Rx)2、−C(NRx)N(Rx)2、−OC(O)Rx、−OCO2Rx、−OC(O)N(Rx)2、−N(Rx)2、−SORx、−S(O)2Rx、−NRxC(O)Rx、−NRxC(O)N(Rx)2、−NRxC(O)ORx、−NRxC(NRx)N(Rx)2、及び−C(Rx)3からなる群から選択されてよく、ヘテロアリールは、それぞれ独立して、N、O、又はSから選択される、1、2、又は3個のヘテロ原子を有する5〜6員環であり、ヘテロアリールは、それぞれ独立してRbから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換され、ヘテロシクリルは、それぞれ独立してRcから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換されている、4〜7員環であり、ヘテロシクリルが−NH−部分を含むとき、その−NH−部分は、Rdで任意に置換され、C2-6アルケニル及びC2-6アルキニルは、それぞれ独立してReから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で、それぞれ独立して任意に置換され、C1-6アルキル及びC1-6アルキレンは、それぞれ独立してRfから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で、それぞれ独立して任意に置換され、C3-6シクロアルキルは、それぞれ独立してRgから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で、独立して任意に置換され、
R10及びR11は、独立して、水素、C1-6アルキル、−C(O)−C1-6アルキレン、−C(O)−O−C1-6アルキレン、及び−C(O)−フェニルからなる群から選択され、C1-6アルキル、C1-6アルキレン、及びフェニルは、Raから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で、独立して任意に置換され、
Rbは、発生する毎に独立して、ハロゲン、ヒドロキシル、−NO2、−N3、−CN、−SCN、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6シクロアルキル、C1-6アルコキシ、C3-6アルケニルオキシ、C3-6アルキニルオキシ、C3-6シクロアルコキシ、C1-6アルキル−S(O)w−(wは、0、1、又は2である)、C1-6アルキルC3-6シクロアルキル−、C3-6シクロアルキル−C1-6アルキル−、C1-6アルコキシカルボニル−N(Ra)−、C1-6アルキルN(Ra)−、C1-6アルキル−N(Ra)カルボニル−、RaRa’N−、RaRa’N−カルボニル−、RaRa’N−カルボニル−N(Ra)−、RaRa’N−SO2−、及びC1-6アルキル−カルボニル−N(Ra)−からなる群から選択されてよく、
Ra及びRa’は、発生する毎に独立して、水素及びC1-6アルキルからなる群から選択されてよく、あるいは、Ra及びRa’は、それらが結合している窒素と一緒になるとき、4〜6員の複素環を形成し、このときC1-6アルキルは、それぞれ独立してハロゲン、オキソ、及びヒドロキシルからなる群から選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換され、複素環は、それぞれ独立してハロゲン、アルキル、オキソ、又はヒドロキシルからなる群から選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換され、
Rcは、発生する毎に独立して、ハロゲン、ヒドロキシル、−NO2、−N3、−CN、−SCN、オキソ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6シクロアルキル、C1-6アルコキシ、C3-6アルケニルオキシ、C3-6アルキニルオキシ、C3-6シクロアルコキシ、C1-6アルキル−S(O)w−(wは、0、1、又は2である)、C1-6アルキルC3-6シクロアルキル−、C3-6シクロアルキル−C1-6アルキル−、C1-6アルコキシカルボニル−N(Ra)−、C1-6アルキルN(Ra)−、C1-6アルキル−N(Ra)カルボニル−、RaRa’N−、RaRa’N−カルボニル−、RaRa’N−カルボニル−N(Ra)−、RaRa’N−SO2−、及びC1-6アルキル−カルボニル−N(Ra)−からなる群から選択されてよく、
Rdは、発生する毎に独立して、C1-6アルキル、C1-6アルキルカルボニル、及びC1-6アルキルスルホニルからなる群から選択されてよく、このときC1-6アルキルは、それぞれ独立してハロゲン、ヒドロキシル、及びRaRa’N−からなる群から選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換され、
Reは、発生する毎に独立して、ハロゲン、ヒドロキシル、−NO2、−N3、−CN、−SCN、C1-4アルコキシ、C1-4アルコキシカルボニル、RaRa’N−、RaRa’N−カルボニル、RaRa’N−SO2−、及びC1-4アルキルS(O)w−(wは、0、1、又は2である)からなる群から選択されてよく、
Rfは、発生する毎に独立して、ハロゲン、ヒドロキシル、−NO2、−N3、−CN、−SCN、C1-4アルコキシ、C1-4アルコキシカルボニル、RaRa’N−、RaRa’N−カルボニル、RaRa’N−SO2−、及びC1-4アルキルS(O)w−(wは、0、1、又は2である)からなる群から選択されてよく、
Rgは、発生する毎に独立して、ハロゲン、ヒドロキシル、−NO2、−N3、−CN、−SCN、C1-6アルキル、C1-4アルコキシ、C1-4アルコキシカルボニル、RaRa’N−、RaRa’N−カルボニル、RaRa’N−SO2−、及びC1-4アルキルS(O)w−(wは、0、1、又は2である)からなる群から選択されてよく、
Rxは、独立して、水素、ハロゲン、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6シクロアルキル、フェニル、ナフチル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、C3-6シクロアルキル−C1-6アルキル−、フェニル−C1-6アルキル−、ナフチル−C1-6アルキル−、ヘテロアリール−C1-6アルキル−、及びヘテロシクリル−C1-6アルキル−からなる群から選択されてよく、ヘテロアリールは、それぞれ独立して、N、O、又はSから選択される、1、2、又は3個のヘテロ原子を有する5〜6員環であり、ヘテロアリールは、それぞれ独立してRbから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換され、ヘテロシクリルは、それぞれ独立してRcから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換されている、4〜7員環であり、ヘテロシクリルが−NH−部分を含むとき、その−NH−部分は、Rdで任意に置換され、C2-6アルケニル及びC2-6アルキニルは、それぞれ独立してReから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で、それぞれ独立して任意に置換され、C1-6アルキルは、それぞれ独立してRfから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換され、C3-6シクロアルキルは、それぞれ独立してRgから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で、独立して任意に置換される。
定義
実施例1:中間体の合成
段階I−(S)−1−(ベンジルオキシカルボニル)ピロリジン−2−カルボン酸(化合物III)の調製
段階II−(S)−ベンジル−2−((S)−2−(メトキシカルボニル)ピロリジン−1−カルボニル)−ピロリジン−1−カルボキシレート(化合物IV)の調製
段階III−(S)−1−((S)−1−(ベンジルオキシカルボニル)ピロリジン−2−カルボニル)ピロリジン−2−カルボン酸(化合物V)の化合物の調製
段階IV−(2S,3R)−2−アミノ−3−ヒドロキシブタンアミド(化合物VIII)の調製
段階V−(2S,3R)−2−(ベンジルオキシカルボニルアミノ)−3−ヒドロキシブタン酸(化合物X−KSM−2)の調製
段階VI−(S)−ベンジル2−((S)−2−((2S,3R)−1−アミノ−3−ヒドロキシ−1−オキソブタン−2−イルカルバモイル)ピロリジン−1−カルボニル)ピロリジン−1−カルボキシレート(化合物IX−KSM−1)の調製
実施例2:GLYX−13の合成
段階A−(S)−N−((2S,3R)−1−アミノ−3−ヒドロキシ−1−オキソブタン−2−イル)−1−((S)−ピロリジン−2−カルボニル)ピロリジン−2−カルボキサミド(化合物XI)の調製
段階B−ベンジル(2S,3R)−1−((S)−2−((S)−2−((2S,3R)−1−アミノ−3−ヒドロキシ−1−オキソブタン−2−イルカルバモイル)ピロリジン−1−カルボニル)ピロリジン−1−イル)−3−ヒドロキシ−1−オキソブタン−2−イルカルバメート(化合物XII)の調製
段階C−ベンジル(S)−N−((2S,3R)−1−アミノ−3−ヒドロキシ−1−オキソブタン−2−イル)−1−((S)−1−((2R,3R)−2−アミノ−3−ヒドロキシブタノイル)ピロリジン−2−カルボニル)ピロリジン−2−カルボキサミド(GLYX−13)の調製
段階D−GLYX−13の凍結乾燥
等価物
参照による組み込み
Claims (74)
- ジピロリジンペプチド化合物又はその薬学的に許容される塩、立体異性体、代謝産物又は水和物の合成プロセスであって、
a)式IIIの化合物を、
式中、
R1及びR2は、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、置換又は非置換のC1-6アルキル、置換又は非置換のC1-6アルコキシ、及び置換又は非置換のアリールからなる群から選択され、あるいは、R1及びR2は、それらが結合した原子とともに、置換又は非置換の4〜6員の複素環又はシクロアルキル環を形成し、
R3は、C1-6アルキルであり、これは、それぞれ独立してRfから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換され、
R4、R5、及びR12は、独立して、−C1-6アルキレンフェニルであり、このときC1-6アルキレンは、それぞれ独立してRfから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換され、
R6及びR7は、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、置換又は非置換のC1-6アルキル、置換又は非置換のC1-6アルコキシ、及び置換又は非置換のアリールからなる群から選択され、あるいは、R6及びR7は、それらが結合した原子とともに、置換又は非置換の4〜6員の複素環又はシクロアルキル環を形成し、
R8及びR9は、独立して、水素、ハロゲン、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6シクロアルキル、フェニル、ナフチル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、C3-6シクロアルキル−C1-6アルキル−、フェニル−C1-6アルキレン−、ナフチル−C1-6アルキレン−、ヘテロアリール−C1-6アルキレン−及びヘテロシクリル−C1-6アルキレン−、−ORx、−NO2、−N3、−CN、−SCN、−SRx、−C(O)Rx、−CO2(Rx)、−C(O)N(Rx)2、−C(NRx)N(Rx)2、−OC(O)Rx、−OCO2Rx、−OC(O)N(Rx)2、−N(Rx)2、−SORx、−S(O)2Rx、−NRxC(O)Rx、−NRxC(O)N(Rx)2、−NRxC(O)ORx、−NRxC(NRx)N(Rx)2、及び−C(Rx)3からなる群から選択され、ヘテロアリールは、それぞれ独立して、N、O、又はSから選択される、1、2、又は3個のヘテロ原子を有する5〜6員環であり、ヘテロアリールは、それぞれ独立してRbから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換され、ヘテロシクリルは、それぞれ独立してRcから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換されている、4〜7員環であり、ヘテロシクリルが−NH−部分を含むとき、その−NH−部分は、Rdで任意に置換され、C2-6アルケニル及びC2-6アルキニルは、それぞれ独立してReから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で、それぞれ独立して任意に置換され、C1-6アルキル及びC1-6アルキレンは、それぞれ独立してRfから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で、それぞれ独立して任意に置換され、C3-6シクロアルキルは、それぞれ独立してRgから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で、独立して任意に置換され、
R10及びR11は、独立して、水素、C1-6アルキル、−C(O)−C1-6アルキレン、−C(O)−O−C1-6アルキレン、及び−C(O)−フェニルからなる群から選択され、C1-6アルキル、C1-6アルキレン、及びフェニルは、Raから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で、独立して任意に置換され、
Rbは、発生する毎に独立して、ハロゲン、ヒドロキシル、−NO2、−N3、−CN、−SCN、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6シクロアルキル、C1-6アルコキシ、C3-6アルケニルオキシ、C3-6アルキニルオキシ、C3-6シクロアルコキシ、C1-6アルキル−S(O)w−(wは、0、1、又は2である)、C1-6アルキルC3-6シクロアルキル−、C3-6シクロアルキル−C1-6アルキル−、C1-6アルコキシカルボニル−N(Ra)−、C1-6アルキルN(Ra)−、C1-6アルキル−N(Ra)カルボニル−、RaRa’N−、RaRa’N−カルボニル−、RaRa’N−カルボニル−N(Ra)−、RaRa’N−SO2−、及びC1-6アルキル−カルボニル−N(Ra)−からなる群から選択され、
Ra及びRa’は、発生する毎に独立して、水素及びC1-6アルキルからなる群から選択され、あるいは、Ra及びRa’は、それらが結合している窒素と一緒になるとき、4〜6員の複素環を形成し、このときC1-6アルキルは、それぞれ独立してハロゲン、オキソ、及びヒドロキシルからなる群から選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換され、前記複素環は、それぞれ独立してハロゲン、アルキル、オキソ、又はヒドロキシルからなる群から選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換され、
Rcは、発生する毎に独立して、ハロゲン、ヒドロキシル、−NO2、−N3、−CN、−SCN、オキソ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6シクロアルキル、C1-6アルコキシ、C3-6アルケニルオキシ、C3-6アルキニルオキシ、C3-6シクロアルコキシ、C1-6アルキル−S(O)w−(wは、0、1、又は2である)、C1-6アルキルC3-6シクロアルキル−、C3-6シクロアルキル−C1-6アルキル−、C1-6アルコキシカルボニル−N(Ra)−、C1-6アルキルN(Ra)−、C1-6アルキル−N(Ra)カルボニル−、RaRa’N−、RaRa’N−カルボニル−、RaRa’N−カルボニル−N(Ra)−、RaRa’N−SO2−、及びC1-6アルキル−カルボニル−N(Ra)−からなる群から選択され、
Rdは、発生する毎に独立して、C1-6アルキル、C1-6アルキルカルボニル、及びC1-6アルキルスルホニルからなる群から選択され、このときC1-6アルキルは、それぞれ独立してハロゲン、ヒドロキシル、及びRaRa’N−からなる群から選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換され、
Reは、発生する毎に独立して、ハロゲン、ヒドロキシル、−NO2、−N3、−CN、−SCN、C1-4アルコキシ、C1-4アルコキシカルボニル、RaRa’N−、RaRa’N−カルボニル、RaRa’N−SO2−、及びC1-4アルキルS(O)w−(wは、0、1、又は2である)からなる群から選択され、
Rfは、発生する毎に独立して、ハロゲン、ヒドロキシル、−NO2、−N3、−CN、−SCN、C1-4アルコキシ、C1-4アルコキシカルボニル、RaRa’N−、RaRa’N−カルボニル、RaRa’N−SO2−、及びC1-4アルキルS(O)w−(wは、0、1、又は2である)からなる群から選択され、
Rgは、発生する毎に独立して、ハロゲン、ヒドロキシル、−NO2、−N3、−CN、−SCN、C1-6アルキル、C1-4アルコキシ、C1-4アルコキシカルボニル、RaRa’N−、RaRa’N−カルボニル、RaRa’N−SO2−、及びC1-4アルキルS(O)w−(wは、0、1、又は2である)からなる群から選択され、
Rxは、独立して、水素、ハロゲン、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6シクロアルキル、フェニル、ナフチル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、C3-6シクロアルキル−C1-6アルキル−、フェニル−C1-6アルキル−、ナフチル−C1-6アルキル−、ヘテロアリール−C1-6アルキル−、及びヘテロシクリル−C1-6アルキル−からなる群から選択され、ヘテロアリールは、それぞれ独立して、N、O、又はSから選択される、1、2、又は3個のヘテロ原子を有する5〜6員環であり、ヘテロアリールは、それぞれ独立してRbから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換され、ヘテロシクリルは、それぞれ独立してRcから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換されている、4〜7員環であり、ヘテロシクリルが−NH−部分を含むとき、その−NH−部分は、Rdで任意に置換され、C2-6アルケニル及びC2-6アルキニルは、それぞれ独立してReから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で、それぞれ独立して任意に置換され、C1-6アルキルは、それぞれ独立してRfから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換され、C3-6シクロアルキルは、それぞれ独立してRgから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で、独立して任意に置換される、プロセス。 - 前記式IIIの化合物が、前記式IIの化合物を活性化カルボニル試薬及び塩基と接触させることによって生成される、請求項1〜5のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記活性化試薬がSOCl2を含む、請求項4又は5に記載のプロセス。
- 前記アルコールがMeOHである、請求項4又は5に記載のプロセス。
- 前記活性化カルボニル試薬がCbz−Clである、請求項6に記載のプロセス。
- 前記塩基が水酸化物塩である、請求項6に記載のプロセス。
- 前記式IIIの化合物が、前記式Iの化合物を活性化試薬及びアルコールと接触させ、式IIの化合物を含む反応混合物を生成し、該反応混合物を活性化カルボニル試薬及び塩基と接触させ、前記式IIIの化合物を生成することによって生成される、請求項1〜10のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記式IVの化合物の加水分解可能な試薬がLiOHを含む、請求項1〜11のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記式VIIIの化合物が、前記式VIの化合物を活性化試薬及びアルコールと接触させ、式VIIの化合物を含む反応混合物を生成し、該反応混合物をアミンと接触させ、前記式VIIIの化合物を生成することによって生成される、請求項1〜12のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記アミンがNH3である、請求項4又は13に記載のプロセス。
- 工程(c)における前記活性化試薬が、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミドを含む、請求項1〜14のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記活性化カルボニル化合物がCbz−Clである、請求項3に記載のプロセス。
- 前記式VIの化合物を塩基と接触させることを更に含む、請求項3に記載のプロセス。
- 前記塩基がNaHCO3である、請求項17に記載のプロセス。
- 前記カルバメート切断試薬がパラジウム炭素を含む、請求項2〜18のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記活性化試薬が、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミドを含む、請求項2に記載のプロセス。
- ジピロリジンペプチド化合物又はその薬学的に許容される塩、立体異性体、代謝産物又は水和物の調製プロセスであって、
a)式IXの化合物を、
式中、
R1及びR2は、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、置換又は非置換のC1-6アルキル、置換又は非置換のC1-6アルコキシ、及び置換又は非置換のアリールからなる群から選択されてよく、あるいは、R1及びR2は、それらが結合した原子とともに、置換又は非置換の4〜6員の複素環又はシクロアルキル環を形成し、
R3は、C1-6アルキルであってよく、これは、それぞれ独立してRfから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換され、
R4、R5、及びR12は、独立して、−C1-6アルキレンフェニルであってよく、このときC1-6アルキレンは、それぞれ独立してRfから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換され、
R6及びR7は、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、置換又は非置換のC1-6アルキル、置換又は非置換のC1-6アルコキシ、及び置換又は非置換のアリールからなる群から選択されてよく、あるいは、R6及びR7は、それらが結合した原子とともに、置換又は非置換の4〜6員の複素環又はシクロアルキル環を形成し、
R8及びR9は、独立して、水素、ハロゲン、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6シクロアルキル、フェニル、ナフチル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、C3-6シクロアルキル−C1-6アルキル−、フェニル−C1-6アルキレン−、ナフチル−C1-6アルキレン−、ヘテロアリール−C1-6アルキレン−及びヘテロシクリル−C1-6アルキレン−、−ORx、−NO2、−N3、−CN、−SCN、−SRx、−C(O)Rx、−CO2(Rx)、−C(O)N(Rx)2、−C(NRx)N(Rx)2、−OC(O)Rx、−OCO2Rx、−OC(O)N(Rx)2、−N(Rx)2、−SORx、−S(O)2Rx、−NRxC(O)Rx、−NRxC(O)N(Rx)2、−NRxC(O)ORx、−NRxC(NRx)N(Rx)2、及び−C(Rx)3からなる群から選択されてよく、ヘテロアリールは、それぞれ独立して、N、O、又はSから選択される、1、2、又は3個のヘテロ原子を有する5〜6員環であり、ヘテロアリールは、それぞれ独立してRbから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換され、ヘテロシクリルは、それぞれ独立してRcから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換されている、4〜7員環であり、ヘテロシクリルが−NH−部分を含むとき、その−NH−部分は、Rdで任意に置換され、C2-6アルケニル及びC2-6アルキニルは、それぞれ独立してReから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で、それぞれ独立して任意に置換され、C1-6アルキル及びC1-6アルキレンは、それぞれ独立してRfから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で、それぞれ独立して任意に置換され、C3-6シクロアルキルは、それぞれ独立してRgから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で、独立して任意に置換され、
R10及びR11は、独立して、水素、C1-6アルキル、−C(O)−C1-6アルキレン、−C(O)−O−C1-6アルキレン、及び−C(O)−フェニルからなる群から選択され、C1-6アルキル、C1-6アルキレン、及びフェニルは、Raから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で、独立して任意に置換され、
Rbは、発生する毎に独立して、ハロゲン、ヒドロキシル、−NO2、−N3、−CN、−SCN、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6シクロアルキル、C1-6アルコキシ、C3-6アルケニルオキシ、C3-6アルキニルオキシ、C3-6シクロアルコキシ、C1-6アルキル−S(O)w−(wは、0、1、又は2である)、C1-6アルキルC3-6シクロアルキル−、C3-6シクロアルキル−C1-6アルキル−、C1-6アルコキシカルボニル−N(Ra)−、C1-6アルキルN(Ra)−、C1-6アルキル−N(Ra)カルボニル−、RaRa’N−、RaRa’N−カルボニル−、RaRa’N−カルボニル−N(Ra)−、RaRa’N−SO2−、及びC1-6アルキル−カルボニル−N(Ra)−からなる群から選択されてよく、
Ra及びRa’は、発生する毎に独立して、水素及びC1-6アルキルからなる群から選択されてよく、あるいは、Ra及びRa’は、それらが結合している窒素と一緒になるとき、4〜6員の複素環を形成し、このときC1-6アルキルは、それぞれ独立してハロゲン、オキソ、及びヒドロキシルからなる群から選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換され、前記複素環は、それぞれ独立してハロゲン、アルキル、オキソ、又はヒドロキシルからなる群から選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換され、
Rcは、発生する毎に独立して、ハロゲン、ヒドロキシル、−NO2、−N3、−CN、−SCN、オキソ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6シクロアルキル、C1-6アルコキシ、C3-6アルケニルオキシ、C3-6アルキニルオキシ、C3-6シクロアルコキシ、C1-6アルキル−S(O)w−(wは、0、1、又は2である)、C1-6アルキルC3-6シクロアルキル−、C3-6シクロアルキル−C1-6アルキル−、C1-6アルコキシカルボニル−N(Ra)−、C1-6アルキルN(Ra)−、C1-6アルキル−N(Ra)カルボニル−、RaRa’N−、RaRa’N−カルボニル−、RaRa’N−カルボニル−N(Ra)−、RaRa’N−SO2−、及びC1-6アルキル−カルボニル−N(Ra)−からなる群から選択されてよく、
Rdは、発生する毎に独立して、C1-6アルキル、C1-6アルキルカルボニル、及びC1-6アルキルスルホニルからなる群から選択されてよく、このときC1-6アルキルは、それぞれ独立してハロゲン、ヒドロキシル、及びRaRa’N−からなる群から選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換され、
Reは、発生する毎に独立して、ハロゲン、ヒドロキシル、−NO2、−N3、−CN、−SCN、C1-4アルコキシ、C1-4アルコキシカルボニル、RaRa’N−、RaRa’N−カルボニル、RaRa’N−SO2−、及びC1-4アルキルS(O)w−(wは、0、1、又は2である)からなる群から選択されてよく、
Rfは、発生する毎に独立して、ハロゲン、ヒドロキシル、−NO2、−N3、−CN、−SCN、C1-4アルコキシ、C1-4アルコキシカルボニル、RaRa’N−、RaRa’N−カルボニル、RaRa’N−SO2−、及びC1-4アルキルS(O)w−(wは、0、1、又は2である)からなる群から選択されてよく、
Rgは、発生する毎に独立して、ハロゲン、ヒドロキシル、−NO2、−N3、−CN、−SCN、C1-6アルキル、C1-4アルコキシ、C1-4アルコキシカルボニル、RaRa’N−、RaRa’N−カルボニル、RaRa’N−SO2−、及びC1-4アルキルS(O)w−(wは、0、1、又は2である)からなる群から選択されてよく、
Rxは、独立して、水素、ハロゲン、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6シクロアルキル、フェニル、ナフチル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、C3-6シクロアルキル−C1-6アルキル−、フェニル−C1-6アルキル−、ナフチル−C1-6アルキル−、ヘテロアリール−C1-6アルキル−、及びヘテロシクリル−C1-6アルキル−からなる群から選択されてよく、ヘテロアリールは、それぞれ独立して、N、O、又はSから選択される、1、2、又は3個のヘテロ原子を有する5〜6員環であり、ヘテロアリールは、それぞれ独立してRbから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換され、ヘテロシクリルは、それぞれ独立してRcから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換されている、4〜7員環であり、ヘテロシクリルが−NH−部分を含むとき、その−NH−部分は、Rdで任意に置換され、C2-6アルケニル及びC2-6アルキニルは、それぞれ独立してReから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で、それぞれ独立して任意に置換され、C1-6アルキルは、それぞれ独立してRfから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換され、C3-6シクロアルキルは、それぞれ独立してRgから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で、独立して任意に置換される、プロセス。 - 前記カルバメート切断試薬がパラジウム炭素を含む、請求項21に記載のプロセス。
- 工程(a)が、約15℃〜約30℃の温度で実施される、請求項21又は22に記載のプロセス。
- 前記活性化試薬が、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミドを含む、請求項21〜23のいずれか一項に記載のプロセス。
- 工程(b)が、約−10℃〜約30℃の温度で実施される、請求項21〜24のいずれか一項に記載のプロセス。
- 工程(c)が、約15℃〜約30℃の温度で実施される、請求項21〜25のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記式IIIの化合物が、前記式IIの化合物を活性化カルボニル試薬及び塩基と接触させることによって生成される、請求項27又は28に記載のプロセス。
- 前記活性化試薬がSOCl2を含む、請求項27〜29のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記アルコールがMeOHである、請求項27〜30のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記活性化カルボニル試薬がCbz−Clである、請求項28〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記塩基が水酸化物塩である、請求項28〜31のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記式IIの化合物の生成が、約0℃〜約100℃の温度で実施される、請求項28〜33のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記式IIの化合物の生成が、約0℃〜約5℃の温度で実施される、請求項28〜33のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記式IIIの化合物が、前記式Iの化合物を活性化試薬及びアルコールと接触させ、式IIの化合物を含む反応混合物を生成し、該反応混合物を活性化カルボニル試薬及び塩基と接触させ、前記式IIIの化合物を生成することによって生成される、請求項27〜35のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記加水分解可能な試薬がLiOHを含む、請求項27〜36のいずれか一項に記載のプロセス。
- 工程(e)が、約15℃〜約30℃の温度で実施される、請求項27〜37のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記式VIIIの化合物が、前記式VIの化合物を活性化試薬及びアルコールと接触させ、式VIIの化合物を含む反応混合物を生成し、該反応混合物をアミンと接触させ、前記式VIIIの化合物を生成することによって生成される、請求項27〜38のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記活性化試薬がSOCl2を含む、請求項39又は40に記載のプロセス。
- 前記アミンがNH3である、請求項39〜41のいずれか一項に記載のプロセス。
- 工程(g)が、約0℃〜100℃の温度で実施される、請求項39〜42のいずれか一項に記載のプロセス。
- 工程(h)が、約15℃〜30℃の温度で実施される、請求項39〜43のいずれか一項に記載のプロセス。
- 工程(f)における前記活性化試薬が、1−エチル−3−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミドを含む、請求項27〜44のいずれか一項に記載のプロセス。
- 工程(f)が、約10℃〜約30℃の温度で実施される、請求項27〜45のいずれか一項に記載のプロセス。
- 前記活性化カルボニル化合物がCbz−Clである、請求項47に記載のプロセス。
- 前記式Xの化合物の生成が、約0℃〜約30℃の温度で実施される、請求項47又は48に記載のプロセス。
- 次式によって表される化合物であって、
R1及びR2は、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、置換又は非置換のC1-6アルキル、置換又は非置換のC1-6アルコキシ、及び置換又は非置換のアリールからなる群から選択され、あるいは、R1及びR2は、それらが結合した原子とともに、置換又は非置換の4〜6員の複素環又はシクロアルキル環を形成し、
R4は、−C1-6アルキレン−フェニルであって、このときC1-6アルキレンは、それぞれ独立してRfから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で、任意に置換され、
R6及びR7は、独立して、水素、ハロゲン、ヒドロキシル、置換又は非置換のC1-6アルキル、置換又は非置換のC1-6アルコキシ、及び置換又は非置換のアリールからなる群から選択され、あるいは、R6及びR7は、それらが結合した原子とともに、置換又は非置換の4〜6員の複素環又はシクロアルキル環を形成し、
R8及びR9は、独立して、水素、ハロゲン、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6シクロアルキル、フェニル、ナフチル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、C3-6シクロアルキル−C1-6アルキル−、フェニル−C1-6アルキレン−、ナフチル−C1-6アルキレン−、ヘテロアリール−C1-6アルキレン−及びヘテロシクリル−C1-6アルキレン−、−ORx、−NO2、−N3、−CN、−SCN、−SRx、−C(O)Rx、−CO2(Rx)、−C(O)N(Rx)2、−C(NRx)N(Rx)2、−OC(O)Rx、−OCO2Rx、−OC(O)N(Rx)2、−N(Rx)2、−SORx、−S(O)2Rx、−NRxC(O)Rx、−NRxC(O)N(Rx)2、−NRxC(O)ORx、−NRxC(NRx)N(Rx)2、及び−C(Rx)3からなる群から選択され、ヘテロアリールは、それぞれ独立して、N、O、又はSから選択される、1、2、又は3個のヘテロ原子を有する5〜6員環であり、ヘテロアリールは、それぞれ独立してRbから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換され、ヘテロシクリルは、それぞれ独立してRcから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換されている、4〜7員環であり、ヘテロシクリルが−NH−部分を含むとき、その−NH−部分は、Rdで任意に置換され、C2-6アルケニル及びC2-6アルキニルは、それぞれ独立してReから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で、それぞれ独立して任意に置換され、C1-6アルキル及びC1-6アルキレンは、それぞれ独立してRfから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で、それぞれ独立して任意に置換され、C3-6シクロアルキルは、それぞれ独立してRgから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で、独立して任意に置換され、
Rbは、発生する毎に独立して、ハロゲン、ヒドロキシル、−NO2、−N3、−CN、−SCN、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6シクロアルキル、C1-6アルコキシ、C3-6アルケニルオキシ、C3-6アルキニルオキシ、C3-6シクロアルコキシ、C1-6アルキル−S(O)w−(wは、0、1、又は2である)、C1-6アルキルC3-6シクロアルキル−、C3-6シクロアルキル−C1-6アルキル−、C1-6アルコキシカルボニル−N(Ra)−、C1-6アルキルN(Ra)−、C1-6アルキル−N(Ra)カルボニル−、RaRa’N−、RaRa’N−カルボニル−、RaRa’N−カルボニル−N(Ra)−、RaRa’N−SO2−、及びC1-6アルキル−カルボニル−N(Ra)−からなる群から選択され、
Ra及びRa’は、発生する毎に独立して、水素及びC1-6アルキルからなる群から選択され、あるいは、Ra及びRa’は、それらが結合している窒素と一緒になるとき、4〜6員の複素環を形成し、このときC1-6アルキルは、それぞれ独立してハロゲン、オキソ、及びヒドロキシルからなる群から選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換され、前記複素環は、それぞれ独立してハロゲン、アルキル、オキソ、又はヒドロキシルからなる群から選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換され、
Rcは、発生する毎に独立して、ハロゲン、ヒドロキシル、−NO2、−N3、−CN、−SCN、オキソ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6シクロアルキル、C1-6アルコキシ、C3-6アルケニルオキシ、C3-6アルキニルオキシ、C3-6シクロアルコキシ、C1-6アルキル−S(O)w−(wは、0、1、又は2である)、C1-6アルキルC3-6シクロアルキル−、C3-6シクロアルキル−C1-6アルキル−、C1-6アルコキシカルボニル−N(Ra)−、C1-6アルキルN(Ra)−、C1-6アルキル−N(Ra)カルボニル−、RaRa’N−、RaRa’N−カルボニル−、RaRa’N−カルボニル−N(Ra)−、RaRa’N−SO2−、及びC1-6アルキル−カルボニル−N(Ra)−からなる群から選択され、
Rdは、発生する毎に独立して、C1-6アルキル、C1-6アルキルカルボニル、及びC1-6アルキルスルホニルからなる群から選択され、このときC1-6アルキルは、それぞれ独立してハロゲン、ヒドロキシル、及びRaRa’N−からなる群から選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換され、
Reは、発生する毎に独立して、ハロゲン、ヒドロキシル、−NO2、−N3、−CN、−SCN、C1-4アルコキシ、C1-4アルコキシカルボニル、RaRa’N−、RaRa’N−カルボニル、RaRa’N−SO2−、及びC1-4アルキルS(O)w−(wは、0、1、又は2である)からなる群から選択され、
Rfは、発生する毎に独立して、ハロゲン、ヒドロキシル、−NO2、−N3、−CN、−SCN、C1-4アルコキシ、C1-4アルコキシカルボニル、RaRa’N−、RaRa’N−カルボニル、RaRa’N−SO2−、及びC1-4アルキルS(O)w−(wは、0、1、又は2である)からなる群から選択され、
Rgは、発生する毎に独立して、ハロゲン、ヒドロキシル、−NO2、−N3、−CN、−SCN、C1-6アルキル、C1-4アルコキシ、C1-4アルコキシカルボニル、RaRa’N−、RaRa’N−カルボニル、RaRa’N−SO2−、及びC1-4アルキルS(O)w−(wは、0、1、又は2である)からなる群から選択され、
Rxは、独立して、水素、ハロゲン、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6シクロアルキル、フェニル、ナフチル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、C3-6シクロアルキル−C1-6アルキル−、フェニル−C1-6アルキル−、ナフチル−C1-6アルキル−、ヘテロアリール−C1-6アルキル−、及びヘテロシクリル−C1-6アルキル−からなる群から選択され、ヘテロアリールは、それぞれ独立して、N、O、又はSから選択される、1、2、又は3個のヘテロ原子を有する5〜6員環であり、ヘテロアリールは、それぞれ独立してRbから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換され、ヘテロシクリルは、それぞれ独立してRcから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換されている、4〜7員環であり、ヘテロシクリルが−NH−部分を含むとき、その−NH−部分は、Rdで任意に置換され、C2-6アルケニル及びC2-6アルキニルは、それぞれ独立してReから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で、それぞれ独立して任意に置換され、C1-6アルキルは、それぞれ独立してRfから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換され、C3-6シクロアルキルは、それぞれ独立してRgから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で、独立して任意に置換される、化合物。 - R1、R2、R6、及びR7のうち、1つ又は2つ以上が水素である、請求項63に記載の化合物。
- R8がメチルである、請求項63又は64に記載の化合物。
- R9がヒドロキシルである、請求項63〜65のいずれか一項に記載の化合物。
- R4がベンジルである、請求項63〜66のいずれか一項に記載の化合物。
- 前記式Xで表される化合物であって、
R8及びR9は、独立して、水素、ハロゲン、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6シクロアルキル、フェニル、ナフチル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、C3-6シクロアルキル−C1-6アルキル−、フェニル−C1-6アルキレン−、ナフチル−C1-6アルキレン−、ヘテロアリール−C1-6アルキレン−及びヘテロシクリル−C1-6アルキレン−、−ORx、−NO2、−N3、−CN、−SCN、−SRx、−C(O)Rx、−CO2(Rx)、−C(O)N(Rx)2、−C(NRx)N(Rx)2、−OC(O)Rx、−OCO2Rx、−OC(O)N(Rx)2、−N(Rx)2、−SORx、−S(O)2Rx、−NRxC(O)Rx、−NRxC(O)N(Rx)2、−NRxC(O)ORx、−NRxC(NRx)N(Rx)2、及び−C(Rx)3からなる群から選択され、ヘテロアリールは、それぞれ独立して、N、O、又はSから選択される、1、2、又は3個のヘテロ原子を有する5〜6員環であり、ヘテロアリールは、それぞれ独立してRbから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換され、ヘテロシクリルは、それぞれ独立してRcから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換されている、4〜7員環であり、ヘテロシクリルが−NH−部分を含むとき、その−NH−部分は、Rdで任意に置換され、C2-6アルケニル及びC2-6アルキニルは、それぞれ独立してReから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で、それぞれ独立して任意に置換され、C1-6アルキル及びC1-6アルキレンは、それぞれ独立してRfから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で、それぞれ独立して任意に置換され、C3-6シクロアルキルは、それぞれ独立してRgから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で、独立して任意に置換され、
R11は、独立して、水素、C1-6アルキル、−C(O)−C1-6アルキレン、−C(O)−O−C1-6アルキレン、及び−C(O)−フェニルからなる群から選択され、C1-6アルキル、C1-6アルキレン、及びフェニルは、Raから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で、独立して任意に置換され、
R12は、−C1-6アルキレン−フェニルであって、このときC1-6アルキレンは、それぞれ独立してRfから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で、任意に置換され、
Rbは、発生する毎に独立して、ハロゲン、ヒドロキシル、−NO2、−N3、−CN、−SCN、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6シクロアルキル、C1-6アルコキシ、C3-6アルケニルオキシ、C3-6アルキニルオキシ、C3-6シクロアルコキシ、C1-6アルキル−S(O)w−(wは、0、1、又は2である)、C1-6アルキルC3-6シクロアルキル−、C3-6シクロアルキル−C1-6アルキル−、C1-6アルコキシカルボニル−N(Ra)−、C1-6アルキルN(Ra)−、C1-6アルキル−N(Ra)カルボニル−、RaRa’N−、RaRa’N−カルボニル−、RaRa’N−カルボニル−N(Ra)−、RaRa’N−SO2−、及びC1-6アルキル−カルボニル−N(Ra)−からなる群から選択され、
Ra及びRa’は、発生する毎に独立して、水素及びC1-6アルキルからなる群から選択され、あるいは、Ra及びRa’は、それらが結合している窒素と一緒になるとき、4〜6員の複素環を形成し、このときC1-6アルキルは、それぞれ独立してハロゲン、オキソ、及びヒドロキシルからなる群から選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換され、前記複素環は、それぞれ独立してハロゲン、アルキル、オキソ、又はヒドロキシルからなる群から選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換され、
Rcは、発生する毎に独立して、ハロゲン、ヒドロキシル、−NO2、−N3、−CN、−SCN、オキソ、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6シクロアルキル、C1-6アルコキシ、C3-6アルケニルオキシ、C3-6アルキニルオキシ、C3-6シクロアルコキシ、C1-6アルキル−S(O)w−(wは、0、1、又は2である)、C1-6アルキルC3-6シクロアルキル−、C3-6シクロアルキル−C1-6アルキル−、C1-6アルコキシカルボニル−N(Ra)−、C1-6アルキルN(Ra)−、C1-6アルキル−N(Ra)カルボニル−、RaRa’N−、RaRa’N−カルボニル−、RaRa’N−カルボニル−N(Ra)−、RaRa’N−SO2−、及びC1-6アルキル−カルボニル−N(Ra)−からなる群から選択され、
Rdは、発生する毎に独立して、C1-6アルキル、C1-6アルキルカルボニル、及びC1-6アルキルスルホニルからなる群から選択され、このときC1-6アルキルは、それぞれ独立してハロゲン、ヒドロキシル、及びRaRa’N−からなる群から選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換され、
Reは、発生する毎に独立して、ハロゲン、ヒドロキシル、−NO2、−N3、−CN、−SCN、C1-4アルコキシ、C1-4アルコキシカルボニル、RaRa’N−、RaRa’N−カルボニル、RaRa’N−SO2−、及びC1-4アルキルS(O)w−(wは、0、1、又は2である)からなる群から選択され、
Rfは、発生する毎に独立して、ハロゲン、ヒドロキシル、−NO2、−N3、−CN、−SCN、C1-4アルコキシ、C1-4アルコキシカルボニル、RaRa’N−、RaRa’N−カルボニル、RaRa’N−SO2−、及びC1-4アルキルS(O)w−(wは、0、1、又は2である)からなる群から選択され、
Rgは、発生する毎に独立して、ハロゲン、ヒドロキシル、−NO2、−N3、−CN、−SCN、C1-6アルキル、C1-4アルコキシ、C1-4アルコキシカルボニル、RaRa’N−、RaRa’N−カルボニル、RaRa’N−SO2−、及びC1-4アルキルS(O)w−(wは、0、1、又は2である)からなる群から選択され、
Rxは、独立して、水素、ハロゲン、C1-6アルキル、C2-6アルケニル、C2-6アルキニル、C3-6シクロアルキル、フェニル、ナフチル、ヘテロアリール、ヘテロシクリル、C3-6シクロアルキル−C1-6アルキル−、フェニル−C1-6アルキル−、ナフチル−C1-6アルキル−、ヘテロアリール−C1-6アルキル−、及びヘテロシクリル−C1-6アルキル−からなる群から選択され、ヘテロアリールは、それぞれ独立して、N、O、又はSから選択される、1、2、又は3個のヘテロ原子を有する5〜6員環であり、ヘテロアリールは、それぞれ独立してRbから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換され、ヘテロシクリルは、それぞれ独立してRcから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換されている、4〜7員環であり、ヘテロシクリルが−NH−部分を含むとき、その−NH−部分は、Rdで任意に置換され、C2-6アルケニル及びC2-6アルキニルは、それぞれ独立してReから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で、それぞれ独立して任意に置換され、C1-6アルキルは、それぞれ独立してRfから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で任意に置換され、C3-6シクロアルキルは、それぞれ独立してRgから選択される、1つ又は2つ以上の置換基で、独立して任意に置換される、化合物。 - R8がメチルである、請求項69に記載の化合物。
- R9がヒドロキシルである、請求項69又は70に記載の化合物。
- R11が水素である、請求項69〜71のいずれか一項に記載の化合物。
- R12がベンジルである、請求項69〜72のいずれか一項に記載の化合物。
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