JP2019510382A - 電子機器、情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

電子機器、情報処理装置及び情報処理方法 Download PDF

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Abstract

本開示は、電子機器、情報処理装置及び情報処理方法に関する。一実施例によれば、基地局側に用いられる電子機器は処理回路を含む。処理回路は、少なくとも一つのユーザ機器のアンライセンスバンドにおけるアップリンク伝送の成功率に関する情報を取得するように配置されており、当該ユーザ機器は、コンテンションウィンドウサイズを可変とするランダムバックオフプロセスを含むチャネル検出プロセスを用いてアンライセンスバンドに対してキャリアセンスを行う。処理回路は、さらに、当該情報に基づいてユーザ機器のコンテンションウィンドウサイズを調整するように配置されている。処理回路は、さらに、調整されたコンテンションウィンドウサイズ又は調整されたコンテンションウィンドウサイズに基づいて生成されたランダムバックオフカウンタの値をユーザ機器に通知するように、制御を実行するように配置されている。【選択図】図1

Description

本開示は、一般的に、無線通信分野に関し、より具体的に、基地局側に用いられる電子機器、情報処理装置及び情報処理方法、並びにユーザ機器側に用いられる電子機器、情報処理装置、及び情報処理方法に関する。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:3rd Generation Partnership Project)は、世界的に統一されたライセンス補助アクセス(LAA)フレームワークを定義し、アンライセンスバンドを用いてロング・ターム・エボリューション(LTE)データを伝送することを希望している。アンライセンスバンドを使用したLAA装置は、例えばワイヤレスフィディリティー(Wi−Fi)装置、レーダー装置などの他の通信装置及び他のオペレーターのLTE装置との共存を避けることができない。
LAAプロセスにおいて、他の装置との衝突を避けるために、ユーザ機器は、データの伝送前にキャリアセンス(LBT)を行うことができるが、これにより、受信の衝突を招いてしまう。
LBT方案は、以下のタイプに分けることができる。
タイプ1(Cat 1):LBTを行わない
タイプ2(Cat 2):ランダムバックオフプロセスがないLBT
タイプ3(Cat 3):固定のサイズのコンテンションウィンドウを用いてランダムバックオフプロセスを行うLBT
タイプ4(Cat 4):サイズを可変とするコンテンションウィンドウを用いてランダムバックオフプロセスを行うLBT。
以下では、本発明に関する簡単な概説を説明して、本発明のいくつかの側面に関する基本的理解を提供する。この概説が本発明に関する取り尽くし的概説ではないと理解すべきである。それは、本発明の肝心又は重要部分を意図的に特定するものではなく、本発明の範囲を意図的に限定するものでもない。その目的は、簡素化の形式で、いくつかの概念を提供して、後に論述するより詳しい技術の前言とするものである。
一実施例によれば、処理回路を含む、基地局側に用いられる電子機器を提供する。処理回路は、少なくとも一つのユーザ機器のアンライセンスバンドにおけるアップリンク伝送の成功率に関する情報を取得するように配置されており、なお、当該ユーザ機器はコンテンションウィンドウサイズを可変とするランダムバックオフプロセスを含むチャネル検出プロセスを用いてアンライセンスバンドに対してキャリアセンスを行う。処理回路は、さらに、当該情報に基づいてユーザ機器のコンテンションウィンドウサイズを調整するように配置されている。処理回路は、さらに、調整されたコンテンションウィンドウサイズ、又は調整されたコンテンションウィンドウサイズに基づいて生成されたランダムバックオフカウンタの値をユーザ機器に通知するように、制御を実行するように配置されている。
他の一実施例によれば、送受信装置及び処理回路を含む、基地局側に用いられる情報処理装置を提供する。処理回路は、少なくとも一つのユーザ機器のアンライセンスバンドにおけるアップリンク伝送の成功率に関する情報を取得するように配置されており、なお、当該ユーザ機器はコンテンションウィンドウサイズを可変とするランダムバックオフプロセスを含むチャネル検出プロセスを用いてアンライセンスバンドに対してキャリアセンスを行うように配置されている。処理回路は、さらに、当該情報に基づいてユーザ機器のコンテンションウィンドウサイズを調整するように配置されている。処理回路は、さらに、調整されたコンテンションウィンドウサイズ、又は調整されたコンテンションウィンドウサイズに基づいて生成されたランダムバックオフカウンタの値を、ユーザ機器に通知するように、送受信装置を制御する、ように配置されている。
更なる一実施例によれば、基地局側に用いられる情報処理方法を提供する。当該方法は、少なくとも一つのユーザ機器のアンライセンスバンドにおけるアップリンク伝送の成功率に関する情報を取得するステップを含み、なお、当該ユーザ機器はコンテンションウィンドウサイズを可変とするランダムバックオフプロセスを含むチャネル検出プロセスを用いてアンライセンスバンドに対してキャリアセンスを行う。当該方法は、当該情報に基づいてユーザ機器のコンテンションウィンドウサイズを調整するステップをさらに含む。当該方法は、調整されたコンテンションウィンドウサイズ、又は調整されたコンテンションウィンドウサイズに基づいて生成されたランダムバックオフカウンタの値をユーザ機器に通知するステップをさらに含む。
更なる一実施例によれば、処理回路を含む、ユーザ機器側に用いられる電子機器を提供する。処理回路は、コンテンションウィンドウサイズ、又はコンテンションウィンドウサイズに基づいて生成されたランダムバックオフカウンタ値を指示する情報を受信するように、制御を実行するように配置されており、コンテンションウィンドウサイズは、少なくとも一つのユーザ機器のアンライセンスバンドにおけるアップリンク伝送の成功率に基づいて調整される。処理回路は、さらに、当該コンテンションウィンドウサイズ、又は当該ランダムバックオフカウンタ値に基づいて、コンテンションウィンドウサイズを可変とするランダムバックオフプロセスを用いてアンライセンスバンドに対して行うキャリアセンスを制御するように配置されている。
更なる一実施例によれば、送受信装置及び処理回路を含む、ユーザ機器側に用いられる情報処理装置を提供する。処理回路は、コンテンションウィンドウサイズ、又はコンテンションウィンドウサイズに基づいて生成されたランダムバックオフカウンタ値を指示する情報を受信するように、送受信装置を制御するように配置されており、なお、コンテンションウィンドウサイズは、少なくとも一つのユーザ機器のアンライセンスバンドにおけるアップリンク伝送の成功率に基づいて調整される。処理回路は、さらに、コンテンションウィンドウサイズ、又はランダムバックオフカウンタ値に基づいて、送受信装置がコンテンションウィンドウサイズを可変とするランダムバックオフプロセスを用いてアンライセンスバンドに対してキャリアセンスを行うように制御するように配置されている。
一実施例によれば、ユーザ機器側に用いられる情報処理方法を提供する。当該方法は、コンテンションウィンドウサイズ、又はコンテンションウィンドウサイズに基づいて生成されたランダムバックオフカウンタ値を指示する情報を受信するステップを含み、なお、コンテンションウィンドウサイズは、少なくとも一つのユーザ機器のアンライセンスバンドにおけるアップリンク伝送の成功率に基づいて調整される。当該方法は、コンテンションウィンドウサイズ又はランダムバックオフカウンタ値に基づいて、コンテンションウィンドウサイズを可変とするランダムバックオフプロセスを用いてアンライセンスバンドに対してキャリアセンスを行うステップをさらに含む。
本発明の実施例によれば、アップリンク伝送の成功率に応じてキャリアセンスに用いるコンテンションウィンドウサイズを調整することにより、アンライセンスバンドを利用してアップリンク伝送を行う際に発生するチャネル衝突をより良く避けるようになる。
本発明は、以下に図面と合わせて記載された説明を参照することによりよく理解できるだろう。なお、全ての図面において、同一又は類似する部品を同一又は類似する符号で示している。前記図面は以下の詳細な説明と共に本明細書に含まれ本明細書の一部として構成されており、本発明の好適な実施例を例を挙げて説明し、本発明の原理とメリットを解釈する。図面において、
本発明の一実施例による基地局側に用いられる電子機器の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施例によるコンテンションウィンドウサイズを調整する例示的方式を説明するための模式図である。 本発明の実施例によるコンテンションウィンドウサイズを調整する例示的方式を説明するための模式図である。 本発明の実施例によるコンテンションウィンドウサイズを調整する例示的方式を説明するための模式図である。 本発明の実施例によるコンテンションウィンドウサイズを調整する他の例示的方式を説明するための模式図である。 本発明の実施例によるコンテンションウィンドウサイズを調整する他の例示的方式を説明するための模式図である。 本発明の実施例によるコンテンションウィンドウサイズを調整する例示的方式を説明するための模式図である。 本発明の実施例によるコンテンションウィンドウサイズを調整する他の例示的方式を説明するための模式図である。 本発明の一実施例においてチャネルアクセス優先度に応じて予め確定された所定のコンテンションウィンドウサイズの例を挙げるリストである。 本発明の例示的実施例のクロスキャリアスケジューリング場面における応用を説明するためのシグナリングフローチャートである。 本発明の例示的実施例の自己キャリアスケジューリング場面における応用を説明するためのシグナリングフローチャートである。 本発明の一実施例による基地局側に用いられる情報処理装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施例による基地局側に用いられる情報処理方法の手順例を示すフローチャートである。 本発明の一実施例による基地局側に用いられる電子機器の構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施例によるユーザ機器側に用いられる情報処理装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施例によるユーザ機器側に用いられる情報処理方法の手順例を示すフローチャートである。 本発明の一実施例による基地局側に用いられる電子機器の構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施例による基地局側に用いられる情報処理装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施例によるユーザ機器側に用いられる電子機器の構成例を示すブロック図である。 本発明の一実施例によるユーザ機器側に用いられる情報処理装置の構成例を示すブロック図である。 本開示の方法と装置を実現するコンピュータの概略的構成を示すブロック図である。 本開示の内容を応用できるスマートフォンの概略的構成を示すブロック図である。 本開示の内容の技術を応用できるeNB(進化型基地局)の概略的構成を示すブロック図である。 マルチキャリアアクセスの場合にコンテンションウィンドウ調整を行う例示的方式を説明するための模式図である。 マルチキャリアアクセスの場合にコンテンションウィンドウ調整を行う例示的方式を説明するための模式図である。 マルチキャリアアクセスの場合にコンテンションウィンドウ調整を行う例示的方式を説明するための模式図である。 マルチキャリアアクセスの場合にコンテンションウィンドウ調整を行う例示的方式を説明するための模式図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例を説明する。本発明の一つの図面または一実施形態に記載の要素及び特徴は、一つ又はより多くのその他の図面又は実施形態に示された要素及び特徴と相互に結合することができる。なお、明確にするために、図面及び説明において本発明に関係しない、当業者にとって公知の部品及び処理の表示及び記載が省略されていることを注意すべきである。
図1に示すように、本実施例による基地局側に用いられる電子機器100は、処理回路110を含む。処理回路110は、例えば、特定のチップ、チップセット又はCPU(Central Processing Unit)などとして実現されてもよい。
処理回路110は、取得ユニット111と、調整ユニット113と、制御ユニット115とを含む。なお、図面において機能ブロックの形で取得ユニット111と、調整ユニット113と、制御ユニット115を示したが、取得ユニット111と、調整ユニット113と、制御ユニット115の機能は処理回路110により全体として実現することもでき、必ずしも処理回路110における別々の実際の部品により実現されないと理解すべきである。また、図面で一つのブロックで処理回路110を示したが、電子機器100は、複数の処理回路を含んでもよく、且つ取得ユニット111と、調整ユニット113と、制御ユニット115の機能を複数の処理回路に分散することができ、これにより、複数の処理回路は連携しながら操作してこれらの機能を実行するようになる。
取得ユニット111は、少なくとも一つのユーザ機器のアンライセンスバンドにおけるアップリンク伝送の成功率に関する情報を取得するように配置されており、なお、当該ユーザ機器はチャネル検出プロセスを用いてアンライセンスバンドに対してキャリアセンスを行い、当該チャネル検出プロセスはコンテンションウィンドウサイズを可変とするランダムバックオフプロセス(以下、このキャリアセンスをCat4 LBTと略称する)を含む。
具体的に、アップリンク伝送は、例えば、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)伝送を含むことができる。さらに、前記アップリンク伝送はPUSCHでのデータ伝送を含んでもよい。
調整ユニット113は、取得ユニット111が取得した、ユーザ機器のアンライセンスバンドにおけるアップリンク伝送の成功率の情報に基づいて、ユーザ機器のコンテンションウィンドウサイズ(Contention Window Size、以下「 コンテンションウィンドウサイズ 」はCWSとも略称される)を調整するように配置されている。
具体的実施形態によれば、取得ユニット111と調整ユニット113との処理は、ユーザ機器特定(UE−specific)又はセル特定(Cell−specific)のものであってもよく、単一のユーザ機器に対して行われてもよく、複数のユーザ機器に対して行われてもよい。
一実施例によれば、取得ユニット111にて取得された情報は、Cat4 LBTを行うことができるユーザ機器のうちの第1のユーザ機器の、先行のアップリンク伝送バースト(UL transmission burst)の少なくとも一つのサブフレームにおけるアップリンク伝送の成功率を指示し、第1のユーザ機器は当該少なくとも一つのサブフレームでスケジューリングされる(scheduled)。そして、調整ユニット113が行う調整は、第1のユーザ機器のコンテンションウィンドウサイズの調整を含む。
伝送バーストの意味は、以下の通りであり、伝送バーストは、伝送ノードからの連続伝送であり、且つ当該連続伝送の直前と直後に当該ノードからの同一のキャリアでの伝送がないものである。ユーザ機器の角度から、アップリンク伝送バーストとは、ユーザ機器からの連続伝送であり、且つ当該連続伝送の直前と直後に当該ユーザ機器からの同一のキャリアでの伝送がないものである。なお、ユーザ機器の角度からアップリンク伝送バーストを解釈したが、基地局の角度からアップリンク伝送バーストを定義してもよい。また、先行のアップリンク伝送バーストとは、コンテンションウィンドウサイズを確定しようとするアップリンク伝送バーストの前のアップリンク伝送バーストであり、好ましくは、前回のアップリンク伝送バーストである。
具体的に、上記少なくとも一つのサブフレームは、第1のユーザ機器が先行のアップリンク伝送バーストにおいてスケジューリングされたサブフレームのうちの最後のサブフレームであってもよい。または、上記少なくとも一つのサブフレームは、第1のユーザ機器が先行のアップリンク伝送バーストにおいてスケジューリングされた全てのサブフレームを含んでもよい。しかしながら、上記少なくとも一つのサブフレームについて、これに限定せず、先行のアップリンク伝送バーストにおけるサブフレームの任意のサブセットを含んでもよく、例えば、最後の二つのサブフレーム、最後の三つのサブフレーム、……最後のn−1のサブフレーム(なお、nは先行のアップリンク伝送バーストに含まれているサブフレームの数である)などを含んでもよい。
次に、図2〜図4を参照して、単一のユーザ機器に対してアップリンク伝送成功率情報の取得と、CWSの調整を行う例示的方式の模式図を説明する。
図2に示すように、基地局eNBのサービングするユーザ機器UE1、UE2、UE3、UE4のうち、各ユーザ機器に対してアップリンク伝送成功率情報の取得とCWS調整を単独で行う。
図3A、図3Bを参照して、単一のユーザ機器(示している例においてUE3である)に対してアップリンク伝送成功率情報の取得と、CWSの調整を行う第1の例示的方式について説明する。
第1の例示的方式において、単一のユーザ機器が先行のアップリンク伝送バーストにおいてスケジューリングされたサブフレームのうちの最後のサブフレームに基づいて、アップリンク伝送成功率を確定する。
図3Aに示すように、バースト(transmission burst)#1の四つのサブフレームSF0−SF3のうち、サブフレームSF3でUE3とUE4とがスケジューリングされ、つまり、UE3が先行のアップリンク伝送バーストにおいてスケジューリングされたサブフレームのうちの最後のサブフレームはSF3であり、従って、UE3の、バースト#1のサブフレームSF3における例えばPUSCH伝送の成功率を確定し、当該成功率に基づいてCWS調整を行う。
具体的に、単一のサブフレームに基づいて伝送成功率を確定する場合に、例えば、サブフレームにおけるPUSCHが一つのコードワードを有する際に、成功率は0%(PUSCHを受信していない)または100%(PUSCHを受信した)であってもよく、サブフレームにおけるPUSCHが二つのコードワードを有する際に、各コードワードのHARQ−ACK(ハイブリッド自動再送要求−確認)値をそれぞれ考慮してもよく、当該サブフレームについて、成功率は0%(PUSCHを受信していない)、50%(PUSCHの一つのコードワードを受信した)または100%(PUSCHの二つのコードワードを受信した)であってもよい。
図3Bに示すように、バースト#1の四つのサブフレームSF0−SF3のうち、サブフレームSF3でUE1とUE2とがスケジューリングされ、サブフレームSF2でUE3とUE4とがスケジューリングされ、つまり、UE3が先行のアップリンク伝送バーストにおいてスケジューリングされたサブフレームのうちの最後のサブフレームはSF2であり、従って、UE3の、バースト#1のサブフレームSF2における例えばPUSCH伝送の成功率を確定し、当該成功率に基づいてCWS調整を行う。
図4を参照して、単一のユーザ機器(示している例においてUE3である)に対してアップリンク伝送成功率情報の取得とCWS調整を行う第2の例示的方式について説明する。
第2の例示的方式において、単一のユーザ機器が先行のアップリンク伝送バーストにおいてスケジューリングされた全てのサブフレームに基づいてアップリンク伝送成功率を確定する。
図4に示すように、バースト#1の四つのサブフレームSF0−SF3のうち、サブフレームSF1とSF3とでUE2とUE3とがスケジューリングされ、サブフレームSF0とSF2とでUE3がスケジューリングされず、つまり、UE3が先行のアップリンク伝送バーストにおいてスケジューリングされたサブフレームはSF1とSF3とを含み、従って、UE3の、バースト#1のサブフレームSF1とSF3における例えばPUSCH伝送の成功率を確定し、当該成功率に基づいてCWS調整を行う。
具体的に、複数のサブフレームに基づいて伝送成功率を確定する場合に、各サブフレームの各コードワードのHARQ−ACK値をそれぞれ考慮したうえで、相応する伝送成功率を確定してもよい。
また、他の一実施例によれば、取得ユニット111にて取得された情報は、Cat4 LBTを行うことができる全てのユーザ機器(例えば、上記例におけるUE1−UE4)の、先行のアップリンク伝送バーストの少なくとも一つのサブフレームにおけるアップリンク伝送の成功率を指示する。なお、本発明の実施例は、基地局のサービングするCat4 LBTを行うことができる複数の(必ずしも全部ではない)ユーザ機器に対してともに処理を行う方案も含む。
具体的に、上記少なくとも一つのサブフレームは、先行のアップリンク伝送バーストの最後の一つのサブフレームであってもよい。または、上記少なくとも一つのサブフレームは、先行のアップリンク伝送バーストの全てのサブフレームを含んでもよい。しかしながら、上記少なくとも一つのサブフレームについて、これに限定せず、先行のアップリンク伝送バーストのうちのサブフレームの任意のサブセットを含んでもよく、例えば、最後の二つのサブフレーム、最後の三つのサブフレーム、……最後のn−1のサブフレーム(なお、nは、先行のアップリンク伝送バーストに含まれているサブフレームの数である)などを含んでもよい。
次に、図5〜図7を参照して、複数のユーザ機器に対してアップリンク伝送成功率情報の取得とCWS調整とを行う例示的方式の模式図を説明する。
図5に示すように、基地局eNBのサービングするユーザ機器UE1、UE2、UE3、UE4に対して、ともにアップリンク伝送成功率情報の取得とCWS調整とを行う。
図6を参照して、複数のユーザ機器に対して(示している例においてUE1−UE4である)アップリンク伝送成功率情報の取得とCWS調整とを行う第1の例示的方式について説明する。
第1の例示的方式において、先行のアップリンク伝送バーストの最後の一つのサブフレームに応じてアップリンク伝送成功率を確定する。
図6に示すように、バースト#1のサブフレームSF3において、UE1、UE2、UE3がスケジューリングされたので、アップリンク伝送成功率として、例えば、UE1、UE2、UE3の、バースト#1のサブフレームSF3におけるPUSCHのHARQ−ACK比例を取得してもよい。
図7を参照して、複数のユーザ機器に対して(示している例においてUE1−UE4である)アップリンク伝送成功率情報の取得とCWS調整とを行う第2の例示的方式について説明する。
第2の例示的方式において、複数のユーザ機器が先行のアップリンク伝送バーストにおいてスケジューリングされた全てのサブフレーム応じてアップリンク伝送成功率を確定する。
図7に示すように、バースト#1のサブフレームSF0において、UE1とUE2とがスケジューリングされ、バースト#1のサブフレームSF1において、UE2とUE3とがスケジューリングされ、バースト#1のサブフレームSF2において、UE3とUE4とがスケジューリングされ、バースト#1のサブフレームSF3において、UE1とUE3とがスケジューリングされた。しかしながら、具体的にスケジューリングされたユーザ機器と関係なく、バースト#1のサブフレームSF0−SF3に応じて、全体的にアップリンク伝送成功率を確定する。
ここで、上記のように、例えば、サブフレームSF2とSF3とに応じてアップリンク伝送成功率を確定してもよく、または、サブフレームSF1、SF2、SF3に応じてアップリンク伝送成功率を確定してもよい等。
次に、調整ユニット113がアップリンク伝送成功率に基づいてCWSを調整する例示的方式について説明する。
一実施例によれば、調整ユニット113は、取得ユニット111の取得した伝送成功率が閾値よりも低い場合に、CWSを大きくするように配置されている。なお、アップリンク伝送成功率は、例えば、上記例示的方式により得られたものである。相応して、アップリンク伝送成功率を取得する異なる方式に応じて、異なる所定の閾値を設置することが可能である。
例えば、前で言及された例のように、アップリンク伝送成功率が0%または100%である場合に、(単一のユーザ機器、単一のサブフレームに対して、且つサブフレームに単一のコードワードが含まれる場合に対応する)、アップリンク伝送成功率が0%である際に、例えば、CWSを大きくしてもよく、アップリンク伝送成功率が100%である際に、例えば、CWSを変更しなくてもよい。つまり、所定の閾値は、実際に、0%から100%までの任意の値に設置されてもよい。また、例えば、アップリンク伝送成功率が0%、50%または100%である場合に、アップリンク伝送成功率が0%である際に、例えば、CWSを大きくしてもよく、アップリンク伝送成功率が50%または100%である際に、例えば、CWS(この場合、所定の閾値は実に0%から50%までの任意の値である)を変更しなくてもよく、または、アップリンク伝送成功率が0%あるいは50%である場合に、例えば、CWSを大きくしてもよく、アップリンク伝送成功率が100%である場合に、例えば、CWS(この場合に、所定の閾値は、実際に、50%から100%までの任意の値であってもよい)を変更しなくてもよい。
複数のユーザ機器の伝送成功率に応じて及び/又は複数のサブフレームの伝送成功率に応じてCWSを調整する場合に、相応する所定の閾値を設置してもよく、例えば、全体成功率閾値を20%(例えば、相応するPUSCH伝送のHARQ−ACK値がNACKの比例が80%である場合に対応する)、25%、30%などに設置してもよい。
また、複数の閾値を設置してもよく、例えば、成功率が第1の閾値よりも低い場合にCWSを大きくし、成功率が第1の閾値と第2の閾値の間にある場合に、CWSを変更せず、成功率が第2の閾値よりも高い場合に、CWSを小さくする。
また、様々な所定の閾値に応じてCWSを調整する方式を想到しえる。
一実施例によれば、CWS値は、複数の所定のCWS値から選択されてもよく、そして、調整ユニット113が行う調整は、所定のコンテンションウィンドウサイズの選択を切り替えることを含んでもよい。
さらに、複数の所定のCWS値は、チャネルアクセス優先度に応じて予め確定された複数のグループの所定のコンテンションウィンドウサイズを含んでもよい。
図8に、チャネルアクセス優先度に応じて予め確定された所定のコンテンションウィンドウサイズの例を示している。なお、チャネルアクセス優先度pは四つのランクに分け、高優先度(優先度1は最高優先度である)は例えば、応答時間の要求が高いサービスに対応し、低優先度は例えば、応答時間の要求が低いサービスに対応する。優先度1は、CWSの最小値が3であり、CWSの最大値が7であり、取り得る値が3、7であり、優先度2は、CWSの最小値が7であり、且つ、CWSの最大値が15であり、且つ取り得る値が7、15であり、優先度2は、CWSの最小値が15であり、CWSの最大値が63であり、且つ取り得る値が15、31、63であり、優先度4は、CWSの最小値が15であり、CWSの最大値が1023であり、且つ取り得る値が15、31、63、127、255、511、1023である。上記CWS値に応じてランダムバックオフカウンタ値を生成してもよく、例えば、CWSの値が3である場合に、生成したランダムバックオフカウンタ値が、例えば、1、2又は3であってもよい。上記具体的CWS値の設置は、ただ例示的であり、限定せず、具体的な応用に応じて異なるCWS値を設置することができる。さらに、前記調整ユニットがある優先度に対応するCWSを調整する際に、他の優先度に対応するCWSを一緒に調整する。調整の方式は、本発明の実施例が提供する方式と同じである。例えば、ある優先度に対応するCWSを大きく調整する際に、他の優先度に対応するCWSを一緒に大きく調整し、逆も同様である。
図1に戻って参照し、制御ユニット115は、調整されたCWS、又は調整されたCWSに基づいて生成されたランダムバックオフカウンタ(random back off counter)値(以下、「ランダムバックオフカウンタ値」は「 カウンタ(counter)」とも略称される)を、ユーザ機器に通知するように、制御を実行するように配置されている。
なお、調整されたCWSをユーザ機器に通知した場合に、ユーザ機器は、ランダムバックオフプロセスを行うように、通知されたCWSに基づいてランダムバックオフカウンタ値をランダムに生成する。一方、調整されたCWSに基づいて生成されたランダムバックオフカウンタ値をユーザ機器に通知する場合に、装置が採用するためのランダムバックオフカウンタ値は、基地局側によって調整されたCWSに基づいてランダムに生成される。
なお、ここに記載の調整されたCWSをユーザ機器に通知することは、CWSの調整方式をユーザ機器に通知することを含んでもよく、必ずしも具体的CWS値をユーザ機器に通知することではない。例えば、以上で具体的実施例と合わせて説明したように、CWSが複数の所定のCWSから選択された場合に、基地局側は、例えば、CWSを大きくする情報をユーザ機器に通知してもよく、ユーザ機器は当該指令に従って、所定のCWSから、長さが現在のCWSよりも長い新しいCWSを選択してもよい。
制御ユニット115は、例えば、ユーザ機器特定のチャネルを利用してそれぞれ各ユーザ機器へCWS調整、又は相応するランダムバックオフカウンタ値を通知するように、制御を実行する。特に、複数のユーザ機器に対して全体としてCWS調整を確定するとともにCWS調整をユーザ機器に通知する場合に、例えば、放送チャネルによりCWS調整をともに複数のユーザ機器に送信してもよい。
また、本発明の実施例によるCWS調整方案は、複数のアンライセンスバンドキャリアを利用してアップリンク伝送を行う場合に応用してもよい。つまり、ユーザ機器は、上記実施例の方式を利用して複数のアンライセンスバンドキャリア(又は複数のアンライセンスバンドキャリアの一つ)に対してキャリアセンスを行うとともに、複数のアンライセンスバンドキャリアを利用してアップリンク伝送を行ってもよい。これらの実施例について説明する前に、まず、マルチキャリア伝送のプロセスについて、簡単に説明する。
複数のアンライセンスバンドキャリアを利用してアップリンク伝送を行う場合に、以下の方式の一つを用いてキャリアにアクセスすることができる。
A方式:アンライセンスバンドにおいてそれぞれのキャリアのチャネル検出プロセス(例えばLBT)は互いに独立する。異なるCWSの調整方式に応じて、A方式は、またA1方式とA2方式に分けることができる。
A1方式:キャリアの各々に対してCWS調整をそれぞれ行い、且つ各キャリアにランダムバックオフカウンタ値をそれぞれ生成して、相応するキャリアのLBTに用いる。
A2方式:キャリアの各々に対してCWS調整をそれぞれ行い、且つ各キャリアのCWSのうちの最大のCWSに基づいてランダムバックオフカウンタ値を生成し、当該ランダムバックオフカウンタ値を各キャリアのLBTに用いる。
B方式:アンライセンスバンドでのキャリアはプライマリキャリアとセカンダリキャリアとを含み、プライマリキャリアについてCat4 LBTを行い、セカンダリキャリアについてCat2 LBTを行う。プライマリキャリアにおけるCWS調整方式の違いによってB1方式とB2方式に分けることができる。
B1方式:全てのキャリアでの伝送成功率に基づいてプライマリキャリアのCWS調整を確定し、プライマリキャリアのLBTに用いる。
B2方式:各キャリアに対してCWS調整を確定し、その中の最大のCWSに基づいてプライマリキャリアのLBTに用いられるランダムバックオフカウンタ値を確定する。
上記A1方式に対応して、一実施例によれば、取得ユニット111と調整ユニット113とは、それぞれ、アンライセンスバンドでの複数のキャリアの各々に対してアップリンク伝送成功率の取得と、CWSの調整とを行うように配置されている。そして、制御ユニット115は、相応するキャリアに対して調整されたコンテンションウィンドウサイズ、又は調整されたコンテンションウィンドウサイズに基づいて相応して生成されたランダムバックオフカウンタ値を、ユーザ機器に通知して、相応するキャリアに用いるように配置されている。
上記A2方式に対応して、一実施例によれば、取得ユニット111と調整ユニット113は、それぞれ、アンライセンスバンドでの複数のキャリアの各々に対してアップリンク伝送成功率の取得と、CWSの調整を行うように配置されている。そして、制御ユニット115は、キャリアの各々に対して調整されたコンテンションウィンドウサイズのうちの最大コンテンションウィンドウサイズに基づいてランダムバックオフカウンタ値を生成し、最大コンテンションウィンドウサイズに基づいて生成されたランダムバックオフカウンタ値をユーザ機器に通知して、全部のキャリアのキャリアセンスに用いるように配置されている。
上記B1方式に対応して、一実施例によれば、取得ユニット111と調整ユニット113は、それぞれ、以下の方式の一つによりアンライセンスバンドでの複数のキャリアにおけるプライマリキャリアに対してアップリンク伝送成功率の取得とCWSの調整を行うように配置され、第1のユーザ機器が複数のキャリアの各々で先行のアップリンク伝送バーストにおいてスケジューリングされたサブフレームのうちの最後のサブフレームに応じて、伝送成功率情報を取得し、且つ第1のユーザ機器のプライマリキャリアに用いられるコンテンションウィンドウサイズを調整する方式と、第1のユーザ機器が複数のキャリアの各々で先行のアップリンク伝送バーストにおいてスケジューリングされた全てのサブフレームに応じて伝送成功率情報を取得し、且つ第1のユーザ機器のプライマリキャリアに用いられるコンテンションウィンドウサイズを調整する方式、複数のキャリアの各々で先行のアップリンク伝送バーストの最後のサブフレームで発生した全てのアップリンク伝送(例えばPUSCHデータ伝送)に応じて伝送成功率情報を取得してプライマリキャリアでのコンテンションウィンドウサイズ調整を行い、調整されたコンテンションウィンドウサイズが全てのユーザ機器に適用される方式、及び全てのユーザ機器が複数のキャリアの各々で先行のアップリンク伝送バーストの全てのサブフレームにおいて発生した全てのアップリンク伝送(例えばPUSCHデータ伝送)に応じて伝送成功率情報を取得してプライマリキャリアでのコンテンションウィンドウサイズ調整を行い、且つ調整された後のコンテンションウィンドウサイズが全てのユーザ機器に適用される方式である。
上記B2方式に対応して、一実施例によれば、取得ユニット111と調整ユニット113とは、それぞれ、アンライセンスバンドでの複数のキャリアの各々に対してアップリンク伝送成功率の取得とCWSの調整とを行うように配置されている。そして、制御ユニット115は、各キャリアに対して調整されたコンテンションウィンドウサイズのうちの最大コンテンションウィンドウサイズに基づいてランダムバックオフカウンタ値を生成し、最大コンテンションウィンドウサイズに基づいて生成されたランダムバックオフカウンタ値をユーザ機器に通知して、プライマリキャリアのキャリアセンスに用いるように配置されている。
次に、それぞれの組み合わせ方案の実施例の例示的方式について説明する。以下の説明では、ユーザ機器はUE1、UE2、UE3を含み、キャリアはCarrier 1、Carrier 2、Carrier 3を含むと仮定すると、相応するユーザ機器と相応するキャリアとに対応するCWS調整は、以下の表に示すようである。
Figure 2019510382
(1)A1のマルチキャリアアクセス方式を採用し、且つ各ユーザ機器に対してCWS調整を単独で確定する場合に、
まず、各キャリアに対して、本発明の各ユーザ機器に対してCWS調整を単独で確定する方案を利用してCWS調整を確定して、即ち、Carrier 1について、CWS11、CWS12、CWS13を確定し、Carrier 2についてCWS21、CWS22、CWS23を確定し、 Carrier 3についてCWS31、CWS32、CWS33を確定する。
続いて、各ユーザ機器に対して、採用するCWS調整を確定し、なお、UE1の各キャリアにおけるCWS調整を、それぞれCWS11、CWS21、CWS31として確定し、UE2の各キャリアにおけるCWS調整を、それぞれCWS12、CWS22、CWS32として確定し、UE3の各キャリアにおけるCWS調整を、それぞれ、CWS13、CWS23、CWS33として確定する。
Carrier 1について、基地局はCWS11に基づいてUE1に対してCounter11を生成し、Carrier 2について、基地局はCWS21に基づいてUE1に対してCounter21を生成し、Carrier 3について、基地局はCWS31に基づいてUE1に対してCounter31を生成する。U2とU3について、UE1と類似する方式でcounterをそれぞれ生成する。
(2)A2のマルチキャリアアクセス方式を採用し、且つ各ユーザ機器に対してCWS調整を単独で確定する場合には、
まず、各キャリアに対して、本発明の各ユーザ機器に対してCWS調整を単独で確定する方案を利用してCWS調整を確定し、即ち、Carrier 1についてCWS11、CWS12、CWS13を確定し、Carrier 2についてCWS21、CWS22、CWS23を確定し、Carrier 3についてCWS31、CWS32、CWS33を確定する。
続いて、UE1の各キャリアに用いられるCWS調整を、それぞれCWS11、CWS21、CWS31として確定し、基地局は、CWS11、CWS21、CWS31のうち最大の一つに応じてcounterを生成し、UE1が各キャリアでLBTを行うcounterとする。U2とU3とについて、UE1と類似する方式でcounterを生成する。
(3)B2のマルチキャリアアクセス方式を採用し、且つ各ユーザ機器に対してCWS調整を単独で確定する場合に、
まず、各キャリアに対して、本発明の各ユーザ機器に対してCWS調整を単独で確定する方案を利用してCWS調整を確定し、即ち、Carrier 1についてCWS11、CWS12、CWS13を確定し、Carrier 2についてCWS21、CWS22、CWS23を確定し、Carrier 3についてCWS31、CWS32、CWS33を確定する。
続いて、UE1の各キャリアにおけるCWS調整を、それぞれCWS11、CWS21、CWS31として確定し、プライマリキャリアについて、CWS11、CWS21、CWS31のうち最大の一つに応じてcounterを生成し、UE1に通知し、セカンダリキャリアについて、Cat2 LBTを行ってもよい。UE2とUE3について、類似する。
(4)A1のマルチキャリアアクセス方式を採用し、且つ複数のユーザ機器に対してともにCWS調整を確定する場合には、
まず、Carrier1について、本発明の実施例による、複数のユーザ機器に対してともにCWS調整を確定する方式によりCWS1(CWS1は、UE1、UE2、UE3に共用され、即ち、CWS11=CWS12=CWS13=CWS1)を確定し、類似して、Carrier 2についてCWS2(CWS21=CWS22=CWS23=CWS2)を確定し、Carrier 3についてCWS3(CWS31=CWS32=CWS33=CWS3)を確定する。
続いて、Carrier 1について、UE1、UE2、UE3に対して生成したcounterはいずれもCWS1に基づき、Carrier 2について、UE1、UE2、UE3に対して生成したcounterはいずれもCWS2に基づき、Carrier 3について、UE1、UE2、UE3に対して生成したcounterはいずれもCWS3に基づく。
(5)A2のマルチキャリアアクセス方式を採用し、且つ複数のユーザ機器に対してともにCWS調整を確定する場合には、
まず、Carrier1について、本発明の実施例による、複数のユーザ機器に対してともにCWS調整を確定する方式によりCWS1(CWS1はUE1、UE2、UE3に共用され、即ち、CWS11=CWS12=CWS13=CWS1)を確定し、類似して、Carrier 2について、CWS2(CWS21=CWS22=CWS23=CWS2)を確定し、Carrier 3についてCWS3(CWS31=CWS32=CWS33=CWS3)を確定する。
続いて、CWS1、CWS2、CWS3のうち最大の一つに基づいてcounterを生成し、当該counterを、UE1、UE2、UE3の各キャリアにおけるcounterとする。この場合、それぞれのユーザ機器が各キャリアで採用するcounterは、同じである。
(6)B2のマルチキャリアアクセス方式を採用し、且つ複数のユーザ機器に対してともにCWS調整を確定する場合には、
まず、Carrier 1について、本発明の実施例による、複数のユーザ機器に対してともにCWS調整を確定する方式により CWS1(CWS11=CWS12=CWS13=CWS1)確定し、 Carrier 2についてCWS2(CWS21=CWS22=CWS23=CWS2)を確定し、Carrier 3についてCWS3(CWS31=CWS32=CWS33=CWS3)を確定する。
CWS1、CWS2、CWS3のうち最大の一つに応じてcounterを確定し、当該counterをUE1、UE2、UE3のプライマリキャリアにおけるcounterとする。
次に、図23A乃至図23Dを参照して、B1のマルチキャリアアクセス方式を採用する場合にCWS調整を行う例示的方式について説明する。これらの例において、キャリアC1がプライマリキャリアであり、キャリアC2−C4がセカンダリキャリアであるとする。プライマリキャリアC1について、Cat 4 LBTを採用し、セカンダリキャリアC2−C4について、Cat 2 LBTを採用する。
まず、図23Aを参照して、B1方式の場合に、第1のユーザ機器が各キャリアで先行のアップリンク伝送バーストにおいてスケジューリングされたサブフレームのうちの最後のサブフレームに応じて、第1のユーザ機器のプライマリキャリアでのCWSを調整する例示的方式について説明する。
当該例において、UE1を第1のユーザ機器とし、第1のバースト(図面におけるサブフレームSF0−SF2に対応する)において、UE1が各キャリアでスケジューリングされた最後のサブフレームはそれぞれ、
C1においてサブフレームSF1であり、
C2においてサブフレームSF2であり、
C3においてサブフレームSF0であり、
C4においてサブフレームSF1である。
従って、C1でのサブフレームSF1、C2でのサブフレームSF2、C3でのサブフレームSF0及びC4でのサブフレームSF1に応じて、UE1のプライマリキャリアにおけるCWSを調整する。
次に、図23Bを参照して、B1方式の場合に、第1のユーザ機器が各キャリアで先行のアップリンク伝送バーストにおいてスケジューリングされた全てのサブフレームに応じて、第1のユーザ機器のプライマリキャリアにおけるCWSを調整する例示的方式について説明する。
当該例において、UE1を第1のユーザ機器とし、第1のバースト(図面におけるサブフレームSF0−SF2に対応する)において、UE1が各キャリアでスケジューリングされたサブフレームはそれぞれ、
C1においてサブフレームSF0とSF2であり、
C2においてサブフレームSF1とSF2であり、
C3においてサブフレームSF0であり、
C4においてサブフレームSF0、SF1、SF2である。
従って、C1でのサブフレームSF0、SF2、C2でのサブフレームSF1、SF2、C3でのサブフレームSF0、及びC4でのサブフレームSF0、SF1、SF2に応じて、UE1のプライマリキャリアにおけるCWSを調整する。
次に、図23Cを参照して、B1方式の場合に、全てのユーザ機器の各キャリアでの先行のアップリンク伝送バーストにおける最後のサブフレームに応じて、全てのユーザ機器のプライマリキャリアにおけるCWSを調整する例示的方式について説明する。
具体的に、まず、以下のユーザ機器の、各キャリアの前回のバーストの最後のサブフレーム(SF2)におけるPUSCH伝送に基づいてCWS調整を確定する。
UE1とUE2とのC1のサブフレームSF2での伝送、
UE2のC2のSF2での伝送、
UE1とUE3とのC3のSF2での伝送、及び
UE4のC4のSF2での伝送。
次に、後続するバーストにおいてプライマリキャリアでアップリンク伝送を行うユーザ機器が調整されるCWSを利用してCat 4 LBTを行う。
次に、図23Dを参照して、B1方式の場合に、全てのユーザ機器の各キャリアでの先行のアップリンク伝送バーストにおける全てのサブフレームに応じて全てのユーザ機器のプライマリキャリアでのCWSを調整する例示的方式について説明する。この例において、キャリアC1−C4について、UE1がSF0でスケジューリングされ、UE2がSF1でスケジューリングされ、UE3がSF2でスケジューリングされるとする。
具体的に、まず、以下のユーザ機器の各キャリアでの前回のバーストの全てのサブフレーム(SF0−SF2)におけるPUSCH伝送に基づいて、CWS調整を確定する。
UE1のC1のSF0での伝送、UE2のC1のSF1での伝送及びUE3のC1のSF2での伝送、
UE1のC2のSF0での伝送、UE2のC2のSF1での伝送及びUE3のC2のSF2での伝送、
UE1のC3のSF0での伝送、UE2のC3のSF1での伝送及びUE3のC3のSF2での伝送、及び
UE1のC4のSF0での伝送、UE2のC4のSF1での伝送及びUE3のC4のSF2での伝送。
次に、後続するバーストにおいてプライマリキャリアでアップリンク伝送を行うユーザ機器は、調整されたCWSを利用してCat 4 LBTを行う。
次に、それぞれ図9と図10を参照して、本発明の例示的実施例がクロスキャリアスケジューリング場面と自己キャリアスケジューリング場面とに応用される手順例について説明する。
図9に示すように、S902において、ユーザ機器UEは、プライマリキャリアPcellにおいて基地局eNBへスケジューリング要求又はバッファ状態報告を送信し、
S904において、eNBはPcellによりUEへアップリンクスケジューリングライセンスを送信し、
S906において、eNBはPcellによりUEへLBTタイプを送信し、
S908において、eNBはPcellによりUEへcounterを送信し、
S910において、UEはセカンダリキャリアScellにおいてLBTを行い、
S912において、UEはセカンダリキャリアScellにおいてアップリンク伝送を行い、
S914において、eNBはアップリンク伝送成功率情報を取得し、
S916において、CWS調整を行い、
S918において、eNBはPcellによりUEへアップリンクスケジューリングライセンスを送信し、
S920において、eNBはPcellによりUEへLBTタイプを送信し、
S922において、eNBはPcellによりUEへcounterを送信し、
S924において、UEはセカンダリキャリアScellにおいて調整されたCWSを利用してLBTを行い、
S926において、UEはセカンダリキャリアScellにおいてアップリンク伝送を行う。
図10に示すように、S1002において、ユーザ機器UEはプライマリキャリアPcellにおいて基地局eNBへスケジューリング要求又はバッファ状態報告を送信し、
S1004において、eNBはLBTを行い、
S1006において、eNBはScellによりUEへアップリンクスケジューリングライセンス(UL grant)を送信し、
S1008において、eNBはScellによりUEへLBTタイプを送信し、
S1010において、eNBはScellによりUEへcounterを送信し、
S1012において、UEはセカンダリキャリアScellにおいてLBTを行い、
S1014において、UEはセカンダリキャリアScellにおいてアップリンク伝送を行い、
S1016において、eNBはアップリンク伝送成功率情報を取得し、
S1018において、CWS調整を行い、
S1020において、eNBはScellによりUEへアップリンクスケジューリングライセンスを送信し、
S1022において、eNBはScellによりUEへLBTタイプを送信し、
S1024において、eNBはScellによりUEへcounterを送信し、
S1026において、UEはセカンダリキャリアScellにおいて調整されたCWSを含むLBTパラメーター(更新されたLBTパラメーター)を利用してLBTを行い、
S1028において、UEはセカンダリキャリアScellにおいてアップリンク伝送を行う。
本発明の実施例は、基地局側に用いられる情報処理装置をさらに含み、当該情報処理装置は、例えば、基地局として作動する。
図11に示すように、本実施例による、基地局側に用いられる情報処理装置1100は送受信装置1110と処理回路1120とを含む。
処理回路1120は、取得ユニット1121と、調整ユニット1123と、制御ユニット1125とを含む。
取得ユニット1121は、少なくとも一つのユーザ機器のアンライセンスバンドにおけるアップリンク伝送の成功率に関する情報を取得するように配置されており、なお、ユーザ機器は、コンテンションウィンドウサイズを可変とするランダムバックオフプロセスを含むチャネル検出プロセスを用いて、アンライセンスバンドに対してキャリアセンスを行う。
調整ユニット1123は、取得ユニット1121が取得した情報に基づいて、ユーザ機器のコンテンションウィンドウサイズを調整するように配置されている。
制御ユニット1125は、調整されたコンテンションウィンドウサイズ、又は調整されたコンテンションウィンドウサイズに基づいて生成されたランダムバックオフカウンタの値を、ユーザ機器に通知するように、送受信装置1110を制御するように配置されている
取得ユニット1121と、調整ユニット1123と、制御ユニット1125との機能は、処理回路1120により全体として実現することもでき、必ずしも、処理回路1120のうち別々の実際の部品により実現されないと理解すべきである。また、図面に一つのブロックで処理回路1120を示したが、情報処理装置1100は複数の処理回路を含んでもよく、且つ取得ユニット1121と、調整ユニット1123と、制御ユニット1125の機能を複数の処理回路に分散することができ、これにより、複数の処理回路は連携しながら操作してこれらの機能を実行するようになる。また、簡潔を目的として、処理回路1120を、送受信装置1110に接続されるように示したが、取得ユニット1121と、制御ユニット1125は、それぞれ送受信装置1110を制御して相応する操作を行ってもよい。
以上の本発明の実施例による装置とデバイスの記述で、明らかにプロセスと方法も開示され、次に、以上で記述された具体的細部を重複せず、本発明の実施例による基地局側に用いられる情報処理方法について説明する。
図12に示すように、本発明の実施例による、基地局側に用いられる情報処理方法は、以下のステップを含み、
S1210において、少なくとも一つのユーザ機器のアンライセンスバンドにおけるアップリンク伝送の成功率に関する情報を取得し、なお、ユーザ機器はコンテンションウィンドウサイズを可変とするランダムバックオフプロセスを含むチャネル検出プロセスを用いてアンライセンスバンドに対してキャリアセンスを行い、
S1220において、取得した情報に基づいて、ユーザ機器の前記コンテンションウィンドウサイズを調整し、
S1230において、調整されたコンテンションウィンドウサイズ、又は調整されたコンテンションウィンドウサイズに基づいて生成されたランダムバックオフカウンタの値を、ユーザ機器に通知する。
また、本発明の実施例は、ユーザ機器側に用いられる電子機器、情報処理装置、情報処理方法をさらに含む。次に、以上で記述された具体的細部を重複せず、ユーザ機器側の実施例について説明する。
図13に示すように、本発明の実施例による、ユーザ機器側に用いられる電子機器1300は処理回路1310を含み、処理回路は第1の制御ユニット1311と第2の制御ユニット1313とを含む。
第1の制御ユニット1311は、コンテンションウィンドウサイズ、又はコンテンションウィンドウサイズに基づいて生成されたランダムバックオフカウンタ値を指示する情報を受信するように、制御を実行するように配置されている。なお、コンテンションウィンドウサイズは、少なくとも一つのユーザ機器のアンライセンスバンドにおけるアップリンク伝送の成功率に基づいて調整される。
第2の制御ユニット1313は、受信したコンテンションウィンドウサイズ、又はランダムバックオフカウンタ値に基づいて、コンテンションウィンドウサイズを可変とするランダムバックオフプロセスを用いてアンライセンスバンドに対して行うキャリアセンスを制御するように配置されている。
図14に示すように、本発明の実施例による、ユーザ機器側に用いられる情報処理装置1400は送受信装置1410と処理回路1420とを含む。処理回路1420は第1の制御ユニット1421と第2の制御ユニット1423とを含む。
第1の制御ユニット1421は、コンテンションウィンドウサイズ、コンテンションウィンドウサイズに基づいて生成されたランダムバックオフカウンタ値を指示する情報を受信するように、送受信装置1410を制御するように配置されている。なお、コンテンションウィンドウサイズは、少なくとも一つのユーザ機器のアンライセンスバンドにおけるアップリンク伝送の成功率に基づいて調整される。
第2の制御ユニット1423は、受信したコンテンションウィンドウサイズ、又はランダムバックオフカウンタ値に基づいて、送受信装置1410がコンテンションウィンドウサイズを可変とするランダムバックオフプロセスを用いてアンライセンスバンドに対してキャリアセンスを行うように制御するように配置されている。
図15に示すように、本発明の実施例による、ユーザ機器側に用いられる情報処理方法は以下のステップを含み、
S1510において、コンテンションウィンドウサイズ、又はコンテンションウィンドウサイズに基づいて生成されたランダムバックオフカウンタ値を指示する情報を受信し、なおコンテンションウィンドウサイズは、少なくとも一つのユーザ機器のアンライセンスバンドにおけるアップリンク伝送の成功率に基づいて調整され、
S1520において、受信したコンテンションウィンドウサイズ、又はランダムバックオフカウンタ値に基づいて、コンテンションウィンドウサイズを可変とするランダムバックオフプロセスを用いてアンライセンスバンドに対してキャリアセンスを行う。
また、図16に示すように、一実施例による、基地局側に用いられる電子機器1600は、取得ユニット1610と、調整ユニット1620と、制御ユニット1630とを含む。取得ユニット1610は、少なくとも一つのユーザ機器のアンライセンスバンドにおけるアップリンク伝送の成功率に関する情報を取得するように配置されており、なお、当該ユーザ機器は、コンテンションウィンドウサイズを可変とするランダムバックオフプロセスを含むチャネル検出プロセスを用いてアンライセンスバンドに対してキャリアセンスを行う。調整ユニット1620は、当該情報に基づいてユーザ機器のコンテンションウィンドウサイズを調整するように配置されている。制御ユニット1630は、調整されたコンテンションウィンドウサイズ、又は調整されたコンテンションウィンドウサイズに基づいて生成されたランダムバックオフカウンタの値をユーザ機器に通知するように、制御を実行するように配置されている。
また、図17に示すように、一実施例による、基地局側に用いられる情報処理装置1700は、取得ユニット1710と、調整ユニット1720と、制御ユニット1730と、送受信ユニット1740とを含む。取得ユニット1710は、少なくとも一つのユーザ機器のアンライセンスバンドにおけるアップリンク伝送の成功率に関する情報を取得するように配置されており、なお、当該ユーザ機器は、コンテンションウィンドウサイズを可変とするランダムバックオフプロセスを含むチャネル検出プロセスを用いてアンライセンスバンドに対してキャリアセンスを行う。調整ユニット1720は、当該情報に基づいてユーザ機器のコンテンションウィンドウサイズを調整するように配置されている。制御ユニット1730は、調整されたコンテンションウィンドウサイズ、又は調整されたコンテンションウィンドウサイズに基づいて生成されたランダムバックオフカウンタの値をユーザ機器に通知するように、送受信ユニット1740を制御するように配置されている。
また、図18に示すように、一実施例による、ユーザ機器側に用いられる電子機器1800は第1の制御ユニット1810と第2の制御ユニット1820とを含む。第1の制御ユニット1810は、コンテンションウィンドウサイズ、又はコンテンションウィンドウサイズに基づいて生成されたランダムバックオフカウンタ値を指示する情報を受信するように、制御を実行するように配置されており、なお、コンテンションウィンドウサイズは少なくとも一つのユーザ機器のアンライセンスバンドにおけるアップリンク伝送の成功率に基づいて調整される。第2の制御ユニット1820は、当該コンテンションウィンドウサイズ、又は当該ランダムバックオフカウンタ値に基づいて、コンテンションウィンドウサイズを可変とするランダムバックオフプロセスを用いてアンライセンスバンドに対して行うキャリアセンスを制御するように配置されている。
また、図19に示すように、一実施例による、ユーザ機器側に用いられる情報処理装置1900は第1の制御ユニット1910と、第2の制御ユニット1920と、送受信ユニット1930とを含む。第1の制御ユニット1910は、コンテンションウィンドウサイズ、又はコンテンションウィンドウサイズに基づいて生成されたランダムバックオフカウンタ値を指示する情報を受信するように、送受信ユニット1930を制御するように配置されており、コンテンションウィンドウサイズは少なくとも一つのユーザ機器のアンライセンスバンドにおけるアップリンク伝送の成功率に基づいて調整される。第2の制御ユニット1920は、コンテンションウィンドウサイズ、又はランダムバックオフカウンタ値に基づいて、送受信ユニット1930がコンテンションウィンドウサイズを可変とするランダムバックオフプロセスを用いてアンライセンスバンドに対してキャリアセンスを行うように制御するように配置されている。
例として、上記方法の各ステップ及び上記装置の各組立モジュール及び/又はユニットはソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア又はその組み合わせとして実施してもよい。ソフトウェア或いはファームウェアで実現する場合、記憶媒体或いはネットワークから専用ハードウェア構造を有するコンピュータ(例えば図20に示す汎用コンピュータ2000)に上記方法を実施するためのソフトウェアを構成するプログラムをインストールし、当該コンピュータは各種のプログラムがインストールされた場合、各種の機能等を実行できる。
図20において、演算処理ユニット(即ち、CPU)2001は、読取専用メモリ(ROM)2002に記憶されているプログラム或いは記憶部2008からランダムアクセスメモリ(RAM)2003にロードしたプログラムに基づいて各種の処理を実行する。RAM2003にも、必要に応じてCPU2001が各種の処理等を実行する際に必要なデータが記憶される。CPU2001、ROM2002、RAM2003はバス2004を介して互いにリンクされている。入力/出力インタフェース2005もバス2004にリンクされている。
入力部2006(キーボード、マウス等を含む)、出力部2007(ディスプレイ、例えば陰極線管(CRT)、液晶ディスプレイ(LCD)等、スピーカ等を含む)、記憶部2008(ハードディスク等を含む)、通信部2009(ネットワークインターフェースカード例えばLANカード、モデム等を含む)は入力/出力インタフェース2005にリンクされる。通信部2009は、ネットワーク、例えばインターネットを介して通信処理を実行する。必要に応じて、ドライバー2010も入力/出力インタフェース2005にリンクされてもよい。リムーバブルメディア2011、例えば磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ等は、必要に応じてドライバー2010に装着され、その中から読み出したコンピュータプログラムが必要に応じて記憶部2008にインストールされる。
ソフトウェアで上記一連の処理を実現する場合、ネットワーク、例えばインターネット或いは記憶装置、例えばリムーバブルメディア2011からソフトウェアを構成するプログラムをインストールする。
当業者であれば、このような記憶媒体は、図20に示す、その中にプログラムが記憶され、装置とは別途配分してユーザにプログラムを提供するリムーバブルメディア2011に限定されないことが理解できる。リムーバブルメディア2011の例は、磁気ディスク(フロッピーディスク(登録商標))、光ディスク(光ディスク読取専用メモリ(CD−ROM)とデジタル多用途ディスク(DVD)を含む)、光磁気ディスク(ミニディスク(MD)(登録商標)を含む)、半導体メモリを含む。又は、記憶媒体は、ROM2002、記憶部2008に含まれるハードディスク等であってもよく、その中にプログラムが記憶され、且つこれらを含む装置と一緒にユーザに配分される。
本発明の実施例は、さらに、機器が読み取り可能なプログラム指令コードを記憶しているプログラム製品に関する。前記指令コードが機器に読み取られて実行される場合に、上記本発明の実施例による方法を実行できる。
相応して、上記した機器が読み取り可能な指令コードが記憶されているプログラム製品を搭載するための記憶媒体も本発明の開示に含まれる。上記記憶媒体にはフロッピーディスク、光ディスク、光磁気ディスク、メモリカード、メモリースティック等が含まれるが、これに限られない。
本出願の実施例はさらに、以下の電子機器に関する。電子機器を基地局側に応用する場合に、電子機器は、任意のタイプの進化型ノードB(eNB)、例えばマクロeNBとスモールeNBとして実現してもよい。スモールeNBはマクロセルよりも小さいセルをカバーするeNB、例えばピコeNB、マイクロeNB、ホーム(フェムト)eNBであってもよい。その代わりに、電子機器は、任意の他のタイプの基地局、例えばNodeBとベーストランシーバ基地局(BTS)として実現されてもよい。電子機器は、無線通信を制御するように配置される本体(基地局デバイスとも称する)と、本体と異なる箇所に設置される一つ又は複数のリモート無線ヘッド(RRH)とを含んでもよい。また、以下記述する各種のタイプの端末は、基地局機能を一時又は半恒久的に実行することにより基地局として作動する。
電子機器をユーザ機器側に応用する場合に、例えば、移動端末(例えばスマートフォン、タブレットパーソナルコンピュータ(PC)、ノートPC、携帯型ゲーム端末、携帯型/ウオッチドッグ型移動ルータとデジタル撮像装置)又は車載端末(例えばカーナビゲーション装置)として実現されてもよい。また、電子機器は、上記端末における各端末に取り付けられた無線通信モジュール(例えば単一又は複数のチップを含む集成回路モジュール)であってもよい。
[端末装置の応用例について]
図21は本開示の内容の技術を応用できるスマートフォン2500の概略的構成を示すブロック図である。スマートフォン2500は、プロセッサ2501、メモリ2502、記憶装置2503、外部接続インタフェース2504、撮像装置2506、センサ2507、マイクロホン2508、入力装置2509、表示装置2510、スピーカ2511、無線通信インタフェース2512、一つ又は複数のアンテナスイッチ2515、一つ又は複数のアンテナ2516、バス2517、バッテリ2518及び補助コントローラ2519を含む。
プロセッサ2501は例えばCPU又はSoCであってもよく、スマートフォン2500のアプリケーション層とその他の層の機能を制御する。メモリ2502はRAMとROMを含み、データと、プロセッサ2501により実行されるプログラムを記憶する。記憶装置2503は記憶媒体、例えば半導体メモリとハードディスクを含んでもよい。外部接続インタフェース2504は、外部装置(メモリカードとユニバーサル・シリアル・バス(USB))をスマートフォン2500に接続するためのインタフェースである。
撮像装置2506は、画像センサ(例えばCCD(Charge Coupled Device)、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor))を含み、キャプチャ画像を生成する。センサ2507は例えば、測定センサ、ジャイロセンサ、地磁気センサ及び加速度センサなどのセンサ群を含んでもよい。マイクロホン2508はスマートフォン2500に入力された音声を音声信号に変換する。入力装置2509は例えば表示装置2510のスクリーン上のタッチを検出するように配置されるタッチセンサ、キーパッド、キーボード、ボタン又はスイッチを含み、ユーザから入力される操作又は情報を受信する。表示装置2510はスクリーン(例えば液晶ディスプレイ(LCD)、有機発光ダイオード(OLED)ディスプレイ)を含み、スマートフォン2500の出力画像を表示する。スピーカ2511はスマートフォン2500から出力された音声信号を音声に変換する。
無線通信インタフェース2512は任意のセルラー通信方式(例えばLTE、LTE−Advanced)をサポートし、無線通信を実行する。無線通信インタフェース2512は、一般に、例えばベースバンド(BB)プロセッサ2513とRF回路2514とを含んでもよい。BBプロセッサ2513は例えば符号化/復号化、変調/復調及び多重化/逆多重化を実行してもよく、無線通信に用いる様々な信号処理を実行する。一方、RF回路2514は例えばミキサ、フィルタ及びアンプを含んでもよく、アンテナ2516を介して無線信号を送受信する。無線通信インタフェース2512はBBプロセッサ2513とRF回路2514を集積した一つのチップモジュールであってもよい。図21に示すように、無線通信インタフェース2512は複数のBBプロセッサ2513と複数のRF回路2514を含んでもよい。図21は無線通信インタフェース2512が複数のBBプロセッサ2513と複数のRF回路2514を含む例を示したが、無線通信インタフェース2512は単一のBBプロセッサ2513又は単一のRF回路2514を含んでもよい。
また、セルラー通信方式以外に、無線通信インタフェース2512は他の種類の無線通信方式、例えば近距離無線通信方式、近接無線通信方式又は無線LAN(Local Area Network)方案をサポートしてもよい。この場合、無線通信インタフェース2512は無線通信方式ごとのBBプロセッサ2513とRF回路2514を含んでもよい。
アンテナスイッチ2515の各々は、無線通信インタフェース2512に含まれる複数の回路(例えば、異なる無線通信方式に用いられる回路)の間でアンテナ2516の接続先を切り替える。
アンテナ2516の各々は単一の又は複数のアンテナ素子(例えば、MIMOアンテナに含まれる複数のアンテナ素子)を含み、無線通信インタフェース2512による無線信号の送受信に用いられる。図21に示すように、スマートフォン2500は複数のアンテナ2516を含んでもよい。図21はスマートフォン2500が複数のアンテナ2516を含む例を示したが、スマートフォン2500は単一のアンテナ2516を含んでもよい。
また、スマートフォン2500は無線通信方式ごとにアンテナ2516を含んでもよい。この場合、アンテナスイッチ2515はスマートフォン2500の構成から省略されてもよい。
バス2517は、プロセッサ2501、メモリ2502、記憶装置2503、外部接続インタフェース2504、撮像装置2506、センサ2507、マイクロホン2508、入力装置2509、表示装置2510、スピーカ2511、無線通信インタフェース2512及び補助コントローラ2519を互いに接続する。バッテリ2518は図で破線で部分的に示した支線を介して図10に示すスマートフォン2500の各ブロックに電力を供給する。補助コントローラ2519は例えば、スリープモードにおいて、スマートフォン2500の必要最低限の機能を動作させる。
図21に示すスマートフォン2500において、本発明の実施例によるユーザ機器側情報処理装置の送受信装置または送受信ユニットは、無線通信インタフェース2512により実現されてもよい。本発明の実施例によるユーザ機器側の電子機器または情報処理装置の処理回路及び/又はそれぞれのユニットの機能の少なくとも一部は、プロセッサ2501又は補助コントローラ2519により実現されてもよい。例えば、補助コントローラ2519がプロセッサ2501の一部の機能を実行することでバッテリ2518の電力消費を低減させてもよい。また、プロセッサ2501又は補助コントローラ2519は、メモリ2502あるいは記憶装置2503に記憶されているプログラムを実行することで、本発明の実施例によるユーザ機器側の電子装置又は情報処理装置の処理回路及び/又はそれぞれのユニットの機能の少なくとも一部を実行してもよい。
[基地局の応用例について]
図22は、本開示の技術を応用できるeNBの概略的構成の例を示すブロック図である。eNB2300は、一つ又は複数のアンテナ2310及び基地局デバイス2320を含む。基地局デバイス2320と各アンテナ2310はRFケーブルを介して互いに接続されてもよい。
アンテナ2310の各々は、単一の又は複数のアンテナ素子(例えば、多入力多出力(MIMO)アンテナに含まれる複数のアンテナ素子)を含み、基地局デバイス2320による無線信号の送受信に用いられる。eNB2300は、図22に示すように、複数のアンテナ2310を含んでもよい。複数のアンテナ2310は、例えばeNB2300が使用する複数の周波数帯域と共用してもよい。なお、図22にはeNB2300が複数のアンテナ2310を含む例を示したが、eNB2300は単一のアンテナ2310を含んでもよい。
基地局デバイス2320は、コントローラ2321、メモリ2322、ネットワークインタフェース2323、及び無線通信インタフェース2325を含む。
コントローラ2321は、例えばCPU又はDSPであってよく、基地局デバイス2320の上位レイヤの様々な機能を操作する。例えば、コントローラ2321は、無線通信インタフェース2325により処理された信号内のデータからデータパケットを生成し、生成したパケットをネットワークインタフェース2323を介して転送する。コントローラ2321は、複数のベースバンドプロセッサからのデータをバンドリングすることによりバンドルドパケットを生成し、生成したバンドルドパケットを伝送してもよい。また、コントローラ2321は、無線リソース管理、無線ベアラ制御、移動性管理、流入制御、及びスケジューリングのような制御を実行する論理的な機能を有してもよい。また、当該制御は、周辺のeNB又はコアネットワークノードと連携して実行されてもよい。メモリ2322は、RAM及びROMを含み、コントローラ2321により実行されるプログラム、及び様々なタイプの制御データ(例えば、端末リスト、伝送電力データ及びスケジューリングデータ)を記憶する。
ネットワークインタフェース2323は、基地局デバイス2320をコアネットワーク2324に接続するための通信インタフェースである。コントローラ2321はネットワークインタフェース2323を介してコアネットワークノード又は他のeNBと通信してもよい。この場合、eNB2300とコアネットワークノード又は他のeNBとはロジックインタフェース(例えばS1インタフェースとX2インタフェース)により互いに接続される。ネットワークインタフェース2323は有線通信インタフェース、又は無線バックホール回線に用いられる無線通信インタフェースであってもよい。ネットワークインタフェース2323が無線通信インタフェースであると、ネットワークインタフェース2323は無線通信インタフェース2325により使用される周波数帯域よりも高い周波数帯域を無線通信に使用してもよい。
無線通信インタフェース2325は、任意のセルラー通信方式(例えば、LTE(Long Term Evolution)、LTE−Advanced)をサポートし、アンテナ2310を介して、eNB2300のセル内に位置する端末までの無線接続を提供する。無線通信インタフェース2325は、一般に、ベースバンド(BB)プロセッサ2326及びRF回路2327を含んでもよい。BBプロセッサ2326は、例えば、符号化/復号化、変調/復調及び多重化/逆多重化を実行してもよく、レイヤ(例えばL1、媒体アクセス制御(MAC)、無線リンク制御(RLC)、パケットデータ収束プロトコル(PDCP))のさまざまなタイプの信号処理を実行してもよい。コントローラ2321の代わりに、BBプロセッサ2326は上記ロジック機能の一部又は全部を有してもよい。BBプロセッサ2326は通信制御プログラムを記憶するメモリであってもよく、又はプログラムを実行するように配置されるプロセッサ及び関連する回路を含むモジュールであってもよい。BBプロセッサ2326の機能はプログラムの更新により変更可能であってもよい。当該モジュールは基地局デバイス2320のスロットに挿入されるカード若しくはブレードであってもよい。代わりに、当該モジュールはカード若しくはブレードに搭載されるチップであってもよい。一方、RF回路2327は、例えばミキサ、フィルタ及びアンプを含んでもよく、アンテナ2310を介して無線信号を送受信する。
図22に示すように、無線通信インタフェース2325は複数のBBプロセッサ2326を含んでもよい。例えば、複数のBBプロセッサ2326は、eNB2300が使用する複数の周波数帯域と共用されてもよい。図22に示すように、無線通信インタフェース2325は複数のRF回路2327を含んでもよい。例えば、複数のRF回路2327は複数のアンテナ素子と共用されてもよい。図22は、無線通信インタフェース2325が複数のBBプロセッサ2326と複数のRF回路2327とを含む例を示したが、無線通信インタフェース2325は単一のBBプロセッサ2326又は単一のRF回路2327を含んでもよい。
図22に示すeNB2300において、本発明の実施例による基地局側の情報処理装置の送受信装置又は送受信ユニットは、無線通信インタフェース2325により実現されてもよい。本発明の実施例による基地局側の電子機器又は情報処理装置の処理回路及び/又はそれぞれのユニットの機能の少なくとも一部は、コントローラ2321により実現されてもよい。例えば、コントローラ2321は、メモリ2322に記憶されているプログラムを実行することで本発明の実施例による基地局側の電子機器又は情報処理装置の処理回路及び/又はそれぞれのユニットの機能の少なくとも一部を実行してもよい。
以上で、本発明の具体的な実施例の記述において、一種の実施形態に対して記述及び/又は示す特徴は、同一又は類似の方式で一つ又は複数の他の実施形態で使用し、他の実施形態における特徴と組合せ、又は他の実施形態における特徴を置き換えることができる。
なお、用語「含む/包含」は、本文で使用される際に、特徴、要素、ステップ又はコンポーネントの存在を指し、一つ又は複数の他の特徴、要素、ステップ又はコンポーネントの存在又は添加を排除しない。
上記の実施例と例において、数字からなる符号を用いて各ステップ及び/又はユニットを示した。当業者であれば、これらの符号は、記述と製図を便宜に行うためのものであり、その順序又はいかなる他の限定をするものではないと理解すべきである。
また、本発明の方法は、明細書に記述される時間順に従って実行することを限定せず、他の時間順に従って、並行又は独立に実行されることも可能である。従って、本明細書に記述される方法の実行順は、本発明の技術的範囲を制限しない。
以上に本発明の具体的な実施例についての記述で本発明を開示したが、上記の全ての実施例と例示は例示的であり、制限するものではないと理解すべきである。当業者は付随する特許請求の範囲の精神と範囲において、本発明に対する各種の修正、改進または均等物を設計することができる。これらの修正、改進または均等物も本発明の保護範囲に該当することは明らかである。

Claims (20)

  1. 基地局側に用いられる電子機器であって、
    処理回路を含み、
    前記処理回路は、
    少なくとも一つのユーザ機器のアンライセンスバンドにおけるアップリンク伝送の成功率に関する情報を取得し、前記ユーザ機器は、コンテンションウィンドウサイズを可変とするランダムバックオフプロセスを含むチャネル検出プロセスを用いて、前記アンライセンスバンドに対してキャリアセンスを行い、
    前記情報に基づいて、前記ユーザ機器の前記コンテンションウィンドウサイズを調整し、
    調整されたコンテンションウィンドウサイズ、又は前記調整されたコンテンションウィンドウサイズに基づいて生成されたランダムバックオフカウンタ値を、前記ユーザ機器に通知するように、制御を実行する、ように配置されている電子機器。
  2. 前記情報は、前記ユーザ機器のうちの第1のユーザ機器の先行のアップリンク伝送バーストの少なくとも一つのサブフレームにおけるアップリンク伝送の成功率を指示し、前記第1のユーザ機器は、前記少なくとも一つのサブフレーム内でスケジューリングされ、且つ、
    前記調整は、前記第1のユーザ機器の前記コンテンションウィンドウサイズの調整を含む請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記少なくとも一つのサブフレームは、前記第1のユーザ機器が前記先行のアップリンク伝送バーストにおいてスケジューリングされたサブフレームのうちの最後のサブフレームである請求項2に記載の電子機器。
  4. 前記少なくとも一つのサブフレームは、前記第1のユーザ機器が前記先行のアップリンク伝送バーストにおいてスケジューリングされた全てのサブフレームを含む請求項2に記載の電子機器。
  5. 前記情報は、全ての前記ユーザ機器の先行のアップリンク伝送バーストの少なくとも一つのサブフレームにおけるアップリンク伝送の成功率を指示する請求項1に記載の電子機器。
  6. 前記少なくとも一つのサブフレームは、前記先行のアップリンク伝送バーストの最後の一つのサブフレームである請求項5に記載の電子機器。
  7. 前記少なくとも一つのサブフレームは、前記先行のアップリンク伝送バーストの全てのサブフレームを含む請求項5に記載の電子機器。
  8. 前記アップリンク伝送は、物理アップリンク共有チャネル伝送を含む請求項1〜7のいずれか一項に記載の電子機器。
  9. 前記調整は、前記成功率が所定の閾値よりも低い場合に、前記コンテンションウィンドウサイズを大きくすることを含む請求項1〜7のいずれか一項に記載の電子機器。
  10. 前記コンテンションウィンドウサイズは、複数の所定のコンテンションウィンドウサイズから選択され、且つ、
    前記調整は、前記所定のコンテンションウィンドウサイズに対する選択を切り替えることを含む請求項1〜7のいずれか一項に記載の電子機器
  11. 前記複数の所定のコンテンションウィンドウサイズは、チャネルアクセス優先度に応じて予め確定された複数のグループの所定のコンテンションウィンドウサイズを含む請求項10に記載の電子機器。
  12. 前記処理回路は、アンライセンスバンドでの複数のキャリアの各々に対して、前記取得と前記調整とを行うように配置されており、
    前記制御は、
    相応するキャリアに対して調整されたコンテンションウィンドウサイズ、又は調整されたコンテンションウィンドウサイズに基づいて相応して生成されたランダムバックオフカウンタ値を前記ユーザ機器に通知して、相応するキャリアに用いることを含む請求項1〜7のいずれか一項に記載の電子機器。
  13. 前記処理回路は、アンライセンスバンドでの複数のキャリアの各々に対して、前記取得と前記調整とを行うように配置されており、
    前記制御は、
    各キャリアに対して調整されたコンテンションウィンドウサイズのうちの最大コンテンションウィンドウサイズに基づいて、ランダムバックオフカウンタ値を生成し、
    前記最大コンテンションウィンドウサイズに基づいて生成された前記ランダムバックオフカウンタ値を、前記ユーザ機器に通知して、全部のキャリアのキャリアセンスに用いる、ことを含む請求項1〜7のいずれか一項に記載の電子機器。
  14. 前記処理回路は、
    第1のユーザ機器が複数のキャリアの各々で先行のアップリンク伝送バーストにおいてスケジューリングされたサブフレームのうちの最後のサブフレームに応じて、前記情報を取得するとともに、第1のユーザ機器のプライマリキャリアに用いられるコンテンションウィンドウサイズを調整する方式、
    第1のユーザ機器が前記複数のキャリアの各々で先行のアップリンク伝送バーストにおいてスケジューリングされた全てのサブフレームに応じて、前記情報を取得するとともに、第1のユーザ機器の前記プライマリキャリアに用いられるコンテンションウィンドウサイズを調整する方式、
    全てのユーザ機器の前記複数のキャリアの各々での先行のアップリンク伝送バーストにおける最後のサブフレームに応じて、前記情報を取得するとともに、全てのユーザ機器の前記プライマリキャリアに用いられるコンテンションウィンドウサイズを調整する方式、及び
    全てのユーザ機器の前記複数のキャリアの各々での先行のアップリンク伝送バーストにおける全てのサブフレームに応じて、前記情報を取得するとともに、全てのユーザ機器の前記プライマリキャリアに用いられるコンテンションウィンドウサイズを調整する方式、の一つにより、アンライセンスバンドでの複数のキャリアにおけるプライマリキャリアに対して前記取得と前記調整とを行うように配置される請求項1〜7のいずれか一項に記載の電子機器。
  15. 前記処理回路は、アンライセンスバンドでの複数のキャリアの各々に対して前記取得と前記調整を行うように配置されており、
    前記制御は、
    各キャリアに対して調整されたコンテンションウィンドウサイズのうちの最大コンテンションウィンドウサイズに基づいて、ランダムバックオフカウンタ値を生成し、
    前記最大コンテンションウィンドウサイズに基づいて生成された前記ランダムバックオフカウンタ値を、前記ユーザ機器に通知して、プライマリキャリアのチャネル検出プロセスに用いることを含む請求項1〜7のいずれか一項に記載の電子機器
  16. 基地局側に用いられる情報処理装置であって、
    送受信装置及び処理回路を含み、
    前記処理回路は、
    送受信装置が、少なくとも一つのユーザ機器のアンライセンスバンドにおけるアップリンク伝送の成功率に関する情報を取得し、前記ユーザ機器は、コンテンションウィンドウサイズを可変とするランダムバックオフプロセスを含むチャネル検出プロセスを用いて、前記アンライセンスバンドに対してキャリアセンスを行い、
    前記情報に基づいて前記ユーザ機器の前記コンテンションウィンドウサイズを調整し、
    調整されたコンテンションウィンドウサイズ、又は前記調整されたコンテンションウィンドウサイズに基づいて生成されたランダムバックオフカウンタ値を、前記ユーザ機器に通知するように、前記送受信装置を制御するように配置されている情報処理装置。
  17. 基地局側に用いられる情報処理方法であって、
    少なくとも一つのユーザ機器のアンライセンスバンドにおけるアップリンク伝送の成功率に関する情報を取得し、前記ユーザ機器は、コンテンションウィンドウサイズを可変とするランダムバックオフプロセスを含むチャネル検出プロセスを用いて、前記アンライセンスバンドに対してキャリアセンスを行い、
    前記情報に基づいて前記ユーザ機器の前記コンテンションウィンドウサイズを調整し、
    調整されたコンテンションウィンドウサイズ、又は前記調整されたコンテンションウィンドウサイズに基づいて生成されたランダムバックオフカウンタ値を、前記ユーザ機器に通知する、ことを含む情報処理方法。
  18. ユーザ機器側に用いられる電子機器であって、
    処理回路を含み、
    前記処理回路は、
    コンテンションウィンドウサイズ、又は前記コンテンションウィンドウサイズに基づいて生成されたランダムバックオフカウンタ値を指示する情報を受信するように、制御を実行し、前記コンテンションウィンドウサイズは、少なくとも一つのユーザ機器のアンライセンスバンドにおけるアップリンク伝送の成功率に基づいて調整され、
    前記コンテンションウィンドウサイズ、又は前記ランダムバックオフカウンタ値に基づいて、コンテンションウィンドウサイズを可変とするランダムバックオフプロセスを用いてアンライセンスバンドに対して行うキャリアセンスを制御するように配置されている電子機器。
  19. ユーザ機器側に用いられる情報処理装置であって、
    送受信装置及び処理回路を含み、
    前記処理回路は、
    コンテンションウィンドウサイズ、又は前記コンテンションウィンドウサイズに基づいて生成されたランダムバックオフカウンタ値を指示する情報を受信するように、前記送受信装置を制御し、前記コンテンションウィンドウサイズは、少なくとも一つのユーザ機器のアンライセンスバンドにおけるアップリンク伝送の成功率に基づいて調整され、
    前記コンテンションウィンドウサイズ、又は前記ランダムバックオフカウンタ値に基づいて、前記送受信装置がコンテンションウィンドウサイズを可変とするランダムバックオフプロセスを用いてアンライセンスバンドに対してキャリアセンスを行うように制御するように配置されている情報処理装置。
  20. ユーザ機器側に用いられる情報処理方法であって、
    コンテンションウィンドウサイズ、又は前記コンテンションウィンドウサイズに基づいて生成されたランダムバックオフカウンタ値を指示する情報を受信し、前記コンテンションウィンドウサイズは、少なくとも一つのユーザ機器のアンライセンスバンドにおけるアップリンク伝送の成功率に基づいて調整され、
    前記コンテンションウィンドウサイズ、又は前記ランダムバックオフカウンタ値に基づいて、コンテンションウィンドウサイズを可変とするランダムバックオフプロセスを用いてアンライセンスバンドに対してキャリアセンスを行う、ことを含む情報処理方法。
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