以下、添付された図面を参照して多様な実施形態の動作原理を詳細に説明する。以下、多様な実施形態を説明するにあたって、関連の公知機能又は構成についての具体的な説明が発明の要旨を不必要に曖昧にする可能性があると判断された場合はその詳細な説明を省略する。そして、後述の用語らは多様な実施形態での機能を考慮して定義された用語であって、これはユーザ、運用者の意図又は慣例などによって異なる場合がある。したがって、その定義は本明細書全般にわたる内容に基づいて下されるべきである。
以下、本開示は、無線通信システムで機器を設置する際、機器の通信のための手順を容易に行うための技術について説明する。
以下の説明で用いられる制御情報を示す用語、状態変化を示す用語(例:イベント(event))、ネットワークエンティティ(network entity)を示す用語、メッセージら又は信号を示す用語、装置の構成要素を示す用語などは説明の便宜のために例示されたものである。したがって、本発明は後述の用語らに限定されるものではなく、同等な技術的意味を有する他の用語が用いられることもできる。
多様な実施形態で、端末は携帯用電子装置(portable electronic device)であって、携帯用電子装置は、スマートフォン(smart phone)、携帯端末(portable terminal)、移動電話(mobile phone)、モバイルパッド(mobile pad)、メディアプレーヤ(media player)、タブレットコンピュータ(tablet computer)、ハンドヘルドコンピュータ(handheld computer)又はPDA(Personal Digital Assistant)のうち1つであることができる。また、端末は上述の装置のうち2つ以上の機能を結合した装置であることができる。
また、以下の実施形態らで、センサ機器は少なくとも1つのセンサを含むとともに、他の電子装置とのペアリングを必要とする電子機器を意味する場合がある。例えば、センサ機器は、温度センサ、湿度センサ、人体動作感知センサ、照明センサなどを含む電子機器であることができる。また、センサ機器はセンサと称することができる。以下の実施形態らは、センサ機器に限定されず、ペアリングが可能な多様な形態の電子機器に適用されることができる。また、以下の実施形態で、空調機器は、温度、湿度などを適切な条件に維持させるための電子機器で、他の電子装置とのペアリングを必要としない電子機器を意味できる。例えば、空調機器は、暖房機器、冷房機器、電熱交換機などであることができる。
図2は、実施形態による無線通信システムの構成を図示する。
図2を参照すると、無線通信システムは、多数のゲートウェイ200−1乃至200−N、多数のセンサ機器201−1乃至201−N、システム制御機210、及び端末220を含んで構成されることができる。
ゲートウェイ200は、少なくとも1つのセンサ機器201とペアリングを行うことによって、ペアリングされた少なくとも1つのセンサ機器201と通信できる。ここで、ゲートウェイ200は、多数のゲートウェイ200−1乃至200−Nのうちいずれか1つであることができる。また、センサ機器201は、多数のセンサ機器201−1乃至201−Nのうちいずれか1つであることができる。
ゲートウェイ200は、AP(Access Point)、センサAP、統合AP、センサ制御機、又は通信機器などと称することができる。ゲートウェイ200は、実施形態によって、システム制御機210の制御によってペアリングモード(Pairing Mode)に切り替えることによって、1つのセンサ機器201とペアリング手順を行うことができる。例えば、ゲートウェイ200は、下記図9に示すペアリング手順を行うことができる。ここで、ペアリングモードは、ペアリング手順を行うためにペアリング要求信号を伝送するか、又はペアリング要求信号の受信が可能な状態を意味できる。また、ゲートウェイ200は、実施形態によって、システム制御機210からセンサ識別情報を受信し、受信されたセンサ識別情報に対応するセンサ機器201とペアリング手順を行うことができる。また、ゲートウェイ200は、実施形態によって、ペアリング手順の際にシステム制御機210からセンサ機器201に関連付けられた追加情報を受信し、ペアリングされた少なくとも1つのセンサ機器201を追加情報に基づいて制御できる。例えば、第1ゲートウェイ200−1は、第1センサ機器201−1の高さ情報が0mで、第2センサ機器201−2の高さ情報が2mであることを示す情報を獲得し、第1センサ機器201−1と第2センサ機器201−2の高さの差を基に第1センサ機器201−1と第2センサ機器201−2に対する制御情報を生成できる。ここで、高さ情報は、基準位置から該当センサ機器が設置された位置を示す高度情報であることができる。また、ゲートウェイ200は、実施形態によって、ペアリング手順の際に得られたセンサ機器の識別情報をシステム制御機210に伝送できる。例えば、第1ゲートウェイ200−1は、第1センサ機器201−1とペアリング手順を行った後、ペアリング手順の際にセンサ機器201−1に割り当てられたID(identifier)をシステム制御機210に伝送できる。
センサ機器201は、少なくとも1つのゲートウェイ200とペアリングを行うことによって、ペアリングされた少なくとも1つのゲートウェイ200と通信できる。センサ機器201は、ユーザによってペアリングモードに進入できる。ここで、ユーザはセンサ機器201に対する管理者、又は設置者を含む意味である。例えば、センサ機器201は、ユーザによってペアリングモードへの進入のためのイベントが発生したことが感知された場合、ペアリングモードに進入できる。ここで、ペアリングモードへの進入のためのイベントは、物理的なボタンが入力されるか、又はソフトウェア的なメニュー項目が選択されることを含むことができる。実施形態によって、センサ機器201は、識別情報を伝送できる。例えば、センサ機器201は、近距離無線通信技術(例:NFC(Near Field Communication))によって端末220に識別情報を伝送できる。また、実施形態によって、センサ機器201は、ゲートウェイ200とのペアリング手順を行う時、ゲートウェイ200から自らの識別情報を獲得し、得られた識別情報に対する登録手順を行うことができる。例えば、センサ機器201は、下記図9に示すペアリング手順を行うことができる。また、センサ機器201は、ペアリングされたゲートウェイの制御信号に基づいて動作できる。
システム制御機210は、ゲートウェイ200、センサ機器201、及び端末220のうち少なくとも1つと通信できる。システム制御機210は、AP制御機、ゲートウェイ制御機、又はサーバなどと称することができる。実施形態によって、システム制御機210は、端末220から位置情報を受信し、受信された位置情報に基づいて多数のゲートウェイ200−1乃至200−Nのうち1つのゲートウェイ200を決定できる。システム制御機210は、決定されたゲートウェイにペアリングモードへの進入を要求する信号を伝送できる。また、システム制御機210は、端末220から多数のセンサ機器201−1乃至201−Nのうち少なくとも1つのセンサ機器201に対する情報を獲得し、得られた情報を決定されたゲートウェイに伝送できる。センサ機器201に対する情報は、センサ機器の識別情報、及びセンサ機器に対する追加情報(例:高さ情報)を含むことができる。また、システム制御機210は、ゲートウェイ200からゲートウェイ200とペアリングされたセンサ機器の識別情報を受信することができる。システム制御機210は、センサ機器の位置情報を予め記憶することができ、予め記憶されたセンサ機器の位置情報に基づいて端末220から受信された位置情報に最も近いセンサ機器を決定する。システム制御機210は、端末220から受信された位置情報に最も近いセンサ機器にゲートウェイ200から受信された識別情報を割り当てることができる。ここで、システム制御機210は、センサ機器201−1乃至201−Nの設置位置、又は配置情報を含む電子図面を予め記憶することができる。
また、図示していないが、他の実施形態によって、システム制御機210は、端末220の位置情報に基づいて空調機器(図示せず)の識別情報を検索し、検索された空調機器の識別情報を端末220に伝送できる。また、他の実施形態によって、システム制御機210は、空調機器から空調機器の識別情報が該空調機器に登録されたことを示す信号を受信することができる。また、他の実施形態によって、システム制御機210は、空調機器の識別情報が登録されたことを示す信号を端末220に伝送できる。
端末220は、ユーザの制御によってセンサ機器201とゲートウェイ200の間のペアリングのために必要な各種情報をシステム制御機210に伝送する。例えば、端末220は、ユーザ制御によってセンサ機器管理モードへ進む時、端末220の位置情報を周期的に獲得し、得られた情報をシステム制御機210に伝送する。また、端末220は、ゲートウェイとペアリングを行うセンサ機器201に対する識別情報を獲得し、得られた識別情報をシステム制御機210に伝送する。ここで、センサ機器201に対する識別情報は、端末220に具備されたカメラによって撮影される画像から獲得したり、近距離無線通信技術によって獲得できる。また、端末220は、ゲートウェイ200とペアリングを行うセンサ機器201に対する追加情報を獲得し、得られた追加情報をシステム制御機210に伝送する。例えば、端末220は、気圧計によってセンサ機器201に対する高さ情報を獲得し、得られた高さ情報をシステム制御機210に伝送できる。
また、他の実施形態によって、端末220は、端末220の位置情報をシステム制御機210に伝送し、これに対する応答としてシステム制御機210から空調機器(図示せず)の識別情報を獲得できる。他の実施形態によって、端末220は、得られた空調機器の識別情報を空調機器に伝送できる。この時、端末220は、ビームフォーミング通信技術、又はIR(infrared ray)通信技術を用いて特定位置の空調機器に空調機器の識別情報を伝送できる。他の実施形態によって、端末220は、システム制御機210又は空調機器から識別情報が登録されたことを示す情報を受信することができる。また、端末220は、識別情報を伝送した後、識別情報が登録されたことを示す情報が受信されるまで、空調機器に空調機器の識別情報を伝送する動作を繰り返し行うことができる。また、端末220は、識別情報が登録されたことを示す情報が受信された場合、空調機器の識別情報が登録されたことをユーザに知らせるためにグラフィック効果を表示したり、メッセージを表示したり、音声信号を出力したり、又は振動を発生させることができる。
図3は、実施形態による無線通信システムにおけるセンサ機器とゲートウェイのペアリングモードへの進入のための手順を図示する。ここでは、ユーザが第1センサ機器201−1、及び第2センサ機器201−2を設置する場合を仮定して説明する。下記の実施形態で各ステップは必ずしも順に行われるものではない。例えば、各ステップの順序が変更されることもでき、少なくとも2つのステップが並列的に行われることもできる。
図3を参照すると、ステップ310にて、端末220は、ユーザ入力によって管理モードに進入して動作し、管理モードで動作する間に端末220の位置情報を周期的に獲得する。ここで、管理モードは、設置されるセンサ機器とゲートウェイのうち少なくとも1つの状態を制御するためのモードを意味できる。例えば、管理モードは、センサ機器を他の機器(ゲートウェイ、又はシステム制御機)と通信できる状態に切り替えるためのモードを意味できる。端末220は、画面に表示された管理モード進入アイコン(又はメニュー項目)が選択されたか、管理モードへの進入のための特定キーボタンが入力された場合、管理モードに進入できる。また、端末220は、端末220に含まれた位置情報受信装置を用いて端末220の位置情報を周期的に獲得できる。
ステップ312にて、端末220は、端末の位置情報をシステム制御機210に伝送する。ここで、端末220は、管理モードで動作する間に端末の位置情報を周期的にシステム制御機210に伝送できる。
ステップ314にて、システム制御機210は、端末220から受信された位置情報に基づいて端末220から最も近い位置にあるゲートウェイを決定する。例えば、システム制御機210は、予め記憶された多数のゲートウェイ200−1乃至200−Nの各々の位置情報と端末の位置情報とを比較することによって、多数のゲートウェイ200−1乃至200−Nのうち端末220と最も近い位置にあるゲートウェイ200を決定する。ここでは、説明の便宜のために、第1ゲートウェイ200−1が端末と最も近い位置に存在すると仮定する。ステップ316にて、システム制御機210は、端末220から最も近い位置にある第1ゲートウェイ200−1にペアリングモードへの変更を要求する。例えば、システム制御機210は、第1ゲートウェイ200−1に少なくとも1つのセンサ機器とペアリング手順を行うためにペアリングモードに進入することを要求できる。さらに、システム制御機210は、端末220から受信された位置情報が変更されたかを判定し、位置情報が変更されなかった場合は、ステップ314及びステップ316を省略できる。例えば、システム制御機210は、以前の時点に端末220から受信された位置情報と現在時点に端末220から受信された位置情報が同じ場合、ステップ314及びステップ316を省略できる。
ステップ318にて、第1ゲートウェイ200−1は、システム制御機210の要求に応じてペアリングモードに変更する。ペアリングモードで動作する第1ゲートウェイ200−1は、ペアリング要求信号を伝送するか、又はペアリング要求信号が受信されたか否かを感知できる。また、ステップ320にて、第1センサ機器201−1、及び第2センサ機器201−2は、ユーザ制御によってペアリングモードに進入する。例えば、第1センサ機器201−1、及び第2センサ機器201−2の各々は、ペアリングモード進入キーボタンの入力が感知された場合、ペアリングモードに進入し、ペアリング要求信号を伝送するか、又はペアリング要求信号が受信されたか否かを感知できる。これによって、ステップ322にて、第1センサ機器201−1と第2センサ機器201−2の各々は、第1ゲートウェイ200−1とペアリング手順を行うことができる。ここで、ペアリング手順は下記図9に示すように行うことができる。
上記図3に示すように、システム制御機210で端末220の位置情報に基づいてゲートウェイを決定することによって、ユーザが直接ゲートウェイを選択する必要がないので、ユーザによってゲートウェイが誤って選択されることを防止できる。また、システム制御機210で端末220の位置情報に対応するゲートウェイにペアリングモードへの切り替えを要求することによって、ユーザが接近性の低いゲートウェイに直接接近してペアリングモードボタンを選択する必要がない。
以下、図4で説明される実施形態は、図3のステップ322にて生じ得るセキュリティ性の問題を除去するためのものである。例えば、図3のステップ320にて第1ゲートウェイ200−1がペアリングモードに進入した時、第1センサ機器201−1、及び第2センサ機器201−2以外にペアリングモードに進入した他の機器が存在する場合、第1ゲートウェイ200−1は、ユーザの意図と異なって他の機器とペアリングを行う場合がある。したがって、以下、図4では第1ゲートウェイ200−1がペアリングモードに進入した時、ユーザが意図しない他の機器とペアリングを行うことを防止するための実施形態に対して説明する。
図4は、一実施形態による無線通信システムにおけるセンサ機器とゲートウェイのペアリング手順を図示する。
図4を参照すると、ステップ410にて、第1センサ機器201−1、第2センサ機器201−2、及び第1ゲートウェイ200−1は、ペアリングモードに進入して動作する。例えば、第1センサ機器201−1、第2センサ機器201−2、及び第1ゲートウェイ200−1は、図3の実施形態によってペアリングモードに進入できる。他の例として、第1センサ機器201−1、第2センサ機器201−2、及び第1ゲートウェイ200−1の各々は、ペアリングモードへの進入のためのキーボタンの入力を感知して、ペアリングモードに進入できる。
ステップ412にて、端末220は、ユーザ制御によってセンサ識別情報を獲得する。ここで、端末220は、管理モードで動作できる。例えば、端末220は、ユーザ制御によってカメラを駆動させ、駆動されたカメラによって撮影される画像から第1センサ機器201−1の識別情報を獲得できる。さらに他の例として、端末220は、近距離無線通信技術(例:NFC(Near Field Communication)、RFID(radio frequency identification)等)をサポートする近距離無線通信モジュールを駆動させ、近距離無線通信モジュールを介して第1センサ機器201−1の識別情報を獲得できる。ここで、センサ機器の識別情報は、PIN(Personal Identification Number)、MAC(Medium Access Control)アドレス、QRコード(登録商標)(Quick Response Code)、シリアルナンバーなどのようなセンサ機器に対する固有識別情報であることができる。
ステップ414にて、端末220は、得られたセンサ識別情報をシステム制御機210に伝送する。実施形態によって、端末220は、センサ識別情報と現在端末の位置情報を共に伝送できる。
ステップ416にて、システム制御機210は、センサ識別情報を含むペアリング命令メッセージを第1ゲートウェイ200−1に伝送する。実施形態によって、システム制御機210は、端末220からセンサ識別情報と端末の位置情報が共に受信された場合、端末220の位置情報に基づいてセンサ識別情報を伝送するゲートウェイを決定できる。一方、端末220からセンサ識別情報のみが受信された場合、システム制御機210は、該端末220から以前に得られた端末の位置情報に基づいてセンサ識別情報を伝送するゲートウェイを決定できる。
ステップ418にて、第1ゲートウェイ200−1は、受信されたセンサ識別情報に対応する第1センサ機器201−1をスキャンし、スキャンされた第1センサ機器201−1とペアリングを行う。ここで、第1ゲートウェイ200−1が受信されたセンサ識別情報に基づいてペアリングを行うために、第1センサ機器201−1とペアリングを行うことができる。例えば、第1ゲートウェイ200−1は、下記図9に示すように、第1センサ機器201−1とペアリング手順を行うことができる。一方、第1ゲートウェイ200−1は、第2センサ機器201−2とはペアリングを行わない。換言すれば、第1ゲートウェイ200−1は、システム制御機210から第1センサ機器201−1の識別情報を受信したので、第1センサ機器201−1がユーザによって認証された機器であると判断し、第1センサ機器201−1とペアリングを行う。一方、第1ゲートウェイ200−1は、システム制御機210から第2センサ機器201−2の識別情報を受信できなかったので、第2センサ機器201−2がユーザによって認証されなかった機器であると判断し、第2センサ機器201−2とペアリングを行わない。
上記図4では、第1センサ機器201−1、第2センサ機器201−2、及び第1ゲートウェイ200−1がペアリングモードに進入した後、端末220が第1センサ機器201−1の識別情報を獲得し、得られた識別情報をシステム制御機210を介して第1ゲートウェイ200−1に伝送する方式に対して説明した。しかし、実施形態によって、第1センサ機器201−1、第2センサ機器201−2、及び第1ゲートウェイ200−1がペアリングモードに進入する以前に、端末220が第1センサ機器201−1の識別情報を獲得し、得られた識別情報をシステム制御機210を介して第1ゲートウェイ200−1に伝送できる。例えば、端末220は、第1センサ機器201−1、第2センサ機器201−2、及び第1ゲートウェイ200−1がペアリングモードに進入する以前に、端末の位置情報と識別情報を共にシステム制御機210に伝送できる。この場合、システム制御機210は、第1ゲートウェイ200−1にペアリングモードへの変更を要求しながら、センサ機器201−1の識別情報を共に伝送できる。
上述のように、端末220が第1ゲートウェイ200−1とペアリングされる第1センサ機器201−1の識別情報を獲得し、得られた識別情報を、システム制御機210を介して第1ゲートウェイ200−1に伝送することによって、第1ゲートウェイ200−1が他の機器とペアリングする状況を防止して、セキュリティ性を向上させることができる。
以下、図5Aで説明される実施形態は、上記図3及び図4に説明されたペアリング手順の際にセンサ機器と関連づけられた追加情報を獲得するためのものである。
図5Aは、一実施形態による無線通信システムにおけるゲートウェイがセンサ機器情報を獲得する手順を図示する。
図5Aを参照すると、ステップ500にて、端末220は、第1センサ機器201−1、及び第2センサ機器201−2の高さ情報を獲得できる。例えば、端末220は、第1センサ機器201−1の位置で端末220に含まれた気圧計によって気圧情報を獲得し、得られた気圧情報に基づいて第1センサ機器に対する高さ情報を獲得できる。また、端末220は、第2センサ機器201−2の位置で端末220に含まれた気圧計によって気圧情報を獲得し、得られた気圧情報に基づいて第2センサ機器に対する高さ情報を獲得できる。ここで、端末220は、第1センサ機器201−1、及び第2センサ機器201−2の各々に対する高さ情報を獲得する際、該センサ機器と実質的に同じ高度に位置しなければならない。
ステップ502にて、端末220は、第1センサ機器201−1、及び第2センサ機器201−2の高さ情報をシステム制御機210に伝送する。実施形態によって、第1センサ機器201−1、及び第2センサ機器201−2の高さ情報は図3のステップ312にて端末の位置情報とともに伝送されるか、又は図4のステップ414にてセンサ識別情報とともに伝送されることができる。また、実施形態によって、第1センサ機器201−1、及び第2センサ機器201−2の高さ情報は、第1センサ機器201−1、及び第2センサ機器201−2の各々が第1ゲートウェイ200−1とペアリング手順を完了した後に伝送されることもできる。
ステップ504にて、システム制御機210は端末220から受信されたセンサ高さ情報を第1ゲートウェイ200−1に伝送する。実施形態によって、第1センサ機器201−1、及び第2センサ機器201−2の高さ情報は、図3のステップ316のペアリングモード変更要求信号に含まれて伝送されるか、又は図4のステップ416にてペアリング命令メッセージに含まれて伝送されることができる。また、実施形態によって、第1センサ機器201−1、及び第2センサ機器201−2の高さ情報は、第1センサ機器201−1、及び第2センサ機器201−2の各々が第1ゲートウェイ200−1とペアリング手順を完了した後に伝送されることもできる。
ゲートウェイ200−1は、第1センサ機器201−1、及び第2センサ機器201−2の高さ情報を受信することができる。実施形態によって、ゲートウェイ200−1は、第1センサ機器201−1、及び第2センサ機器201−2とペアリング手順を行った後、第1センサ機器201−1、及び第2センサ機器201−2の高さ情報に基づいて第1センサ機器201−1、及び第2センサ機器201−2を制御するための制御情報を生成できる。例えば、ゲートウェイ200−1は、第1センサ機器201−1、及び第2センサ機器201−2の高さ情報に基づいて第1センサ機器201−1、及び第2センサ機器201−2に対して互いに異なる制御情報を含む制御信号を生成できる。より具体的には、第1センサ機器201−1、及び第2センサ機器201−2が温度を制御するセンサ機器であって、同じ領域に位置するが、高さ情報が互いに異なる場合、第1センサ機器201−1には周辺温度が25度になるように動作するように命令信号を伝送し、第2センサ機器201−2には周辺温度が23度になるように動作するように命令信号を伝送できる。
また、実施形態によって、システム制御機210が端末220から得られた位置情報と第1センサ機器201−1、及び第2センサ機器201−2の高さ情報に基づいて第1センサ機器201−1、及び第2センサ機器201−2の位置を3D図面上に表現できる。
上述の説明では、端末220が第1センサ機器201−1、及び第2センサ機器201−2の高さ情報を獲得し、得られた高さ情報を伝送することに対して説明したが、これは例示であるので、本開示の実施形態は高さ情報に制限されない。例えば、端末220が端末220に具備された構成要素(例:通信モジュール、センサ等)を介して第1センサ機器201−1、及び第2センサ機器201−2と関連して獲得可能な追加情報に同様に適用されることができる。
加えて、上記図3乃至図5Bで、ゲートウェイ200は、ペアリングモードへの進入完了及び/又はペアリング手順完了を示すメッセージをシステム制御機210に伝送できる。また、システム制御機210は、受信されたペアリングモードへの進入完了及び/又はペアリング手順完了を示すメッセージを端末220に伝送できる。これに対する応答として、端末220は、画面にセンサ機器201に対応するゲートウェイ200のペアリングモードへの進入が完了したことを示す情報を表示したり、センサ機器201とゲートウェイ200のペアリング手順が完了したことを示す情報を表示できる。この時、端末220は、システム制御機210から受信されたメッセージからセンサ機器201に対応するゲートウェイ200の識別情報を獲得し、多数のゲートウェイ200−1乃至200−Nのうちどのゲートウェイがペアリングモードに進入したか否かを示す情報を表示できる。また、端末220は、システム制御機210から受信されたメッセージを基にセンサ機器201とゲートウェイ200のペアリング手順が完了したか否かを示す情報を表示できる。
図5Bは、実施形態による無線通信システムにおけるセンサ機器の登録のための手順を図示する。ここでは、第1センサ機器201−1と第1ゲートウェイ200−1がペアリング手順を行う場合を仮定して説明する。下記の実施形態で各ステップは必ずしも順に行われるわけではない。例えば、各ステップの順序が変更されることもでき、少なくとも2つのステップが並列的に行われることもできる。
図5Bを参照すると、ステップ510にて、第1センサ機器201−1と第1ゲートウェイ200−1は、上記図3乃至図5の実施形態によってペアリングを行う。特に、第1ゲートウェイはペアリング手順の際、第1センサ機器201−1にセンサ機器IDを割り当てることができる。第1センサ機器201−1は、第1ゲートウェイ200−1からセンサ機器IDを受信し、受信されたセンサ機器IDを自らのIDとして登録できる。
ステップ512にて、第1ゲートウェイ200−1は、第1センサ機器201−1とペアリング手順が完了したことを報告するメッセージをシステム制御機210に伝送する。実施形態によって、ペアリング完了報告メッセージは、第1ゲートウェイ200−1がペアリングを行ったセンサ機器のID情報を含むことができる。
ステップ514にて、システム制御機210は、センサ機器配置図面及び端末220の位置情報に基づいてペアリングされたセンサ機器を確認する。以降、ステップ516にて、システム制御機210は、第1ゲートウェイ200−1から受信されたセンサ機器IDを確認されたセンサ機器のIDとして登録する。ここで、端末220の位置情報は、上記図3の312ステップにてセンサ機器とゲートウェイのペアリングモードへの進入のために端末220がシステム制御機210に伝送した位置情報を意味できる。また、センサ機器配置図面は、設置位置、又は配置情報を含む電子図面を意味する。例えば、システム制御機210は、センサ機器が設置された位置情報を含むセンサ機器配置図面を基に端末220の位置情報に最も近い位置にあるセンサ機器を確認し、確認されたセンサ機器が第1ゲートウェイ200−1とペアリングされたセンサ機器であると判定できる。以降、システム制御機210は、第1ゲートウェイ200−1から受信されたセンサ機器IDを確認されたセンサ機器のIDとして記憶することができる。より詳細な例としては、システム制御機210に記憶されたセンサ機器配置図面が第1領域内に2つのセンサ機器が設置されており、第2領域内に1つのセンサ機器が設置されており、第3領域内に1つのセンサ機器が設置されていることを示す場合を仮定する。システム制御機210は、端末220の位置情報が第1領域の左下端に近い場合、センサ機器配置図面で第1領域の左下端に位置するセンサ機器が第1ゲートウェイ200−1とペアリングされたセンサ機器であることを認知できる。システム制御機210は、センサ機器配置図面で第1領域の左下端に位置するセンサ機器に第1ゲートウェイ200−1から受信されたセンサ機器IDをマッピングさせて記憶することができる。
加えて、システム制御機210は、図5Aに示したように、高さ情報を追加的に用いてペアリングされたセンサ機器を確認することができる。例えば、端末220の位置情報と同じ位置に存在するセンサ機器が多数個存在したり、又は端末220の位置から距離がしきい距離以内のセンサ機器が多数個存在する場合、システム制御機210は、端末220から追加的に得られた高さ情報に基づいて、第1ゲートウェイ200−1とペアリングされたセンサ機器を識別できる。
図示していないが、実施形態によれば、システム制御機210は、センサ機器のID登録に対する情報を含むメッセージを端末220に伝送できる。例えば、システム制御機210は、センサ機器のID及びセンサ機器の位置情報を含むメッセージを端末220に伝送できる。端末220は、システム制御機210からセンサ機器のID及び位置情報を含むメッセージが受信されると、端末220に記憶されたセンサ機器配置図面で該位置情報を有するセンサ機器に該IDを登録し、センサ機器配置図面上に前記センサ機器のペアリングが完了したことを示すとともに前記センサ機器のIDを表示できる。他の例として、システム制御機210は、センサ機器のID及びセンサ機器の位置情報とともに、該センサ機器とペアリングされたゲートウェイの識別情報を含むメッセージを端末220に伝送できる。この時、端末220は、端末220に記憶されたセンサ機器配置図面で該位置情報を有するセンサ機器に該IDを登録し、センサ機器配置図面上にセンサ機器のID及びセンサ機器のペアリング完了を表示するとともに、該センサ機器とペアリングされたゲートウェイが表示されるようにすることができる。他の例として、システム制御機210は、更新されたセンサ機器配置図面を端末220に伝送できる。この時、端末220は、更新されたセンサ機器配置図面を画面に表示できる。
図6は、一実施形態による無線通信システムで端末の動作手順を図示する。
図6を参照すると、端末220は、ステップ601にて、管理モード進入イベントが発生したかを判定する。例えば、端末220は、画面に表示された管理モード進入アイコン(又はメニュー項目)が選択されたか、又は管理モードへの進入のための特定キーボタンが入力されたか否かを判定する。端末220は、管理モードへの進入のためのアイコンが選択されたか、又は管理モードへの進入のための特定キーボタンが入力された場合、管理モード進入イベントが発生したと判定できる。
端末220は、ステップ603にて、端末の位置情報を獲得する。例えば、端末220は、位置情報受信機を介して端末の現在位置情報を獲得できる。
端末220は、ステップ605にて、端末の位置情報をシステム制御機210に伝送する。この時、端末220は、無線通信技術によって端末の位置情報をシステム制御機210に伝送できる。実施形態によって、端末220は、システム制御機210にセンサ機器とペアリングするゲートウェイを選択することを要求する信号を生成し、生成された要求信号に端末の位置情報を含めて伝送できる。
端末220は、ステップ607にて、追加情報獲得イベントが発生したかを決定する。例えば、端末220は、ユーザによって追加情報獲得要求アイコン(又はメニュー項目)が選択されたか否かを感知することによって、追加情報獲得イベントが発生したかを決定できる。さらに他の例として、端末220は、ユーザによって追加情報を獲得するために利用される構成要素(例:カメラ、NFCモジュール、又は気圧計等)の駆動が開始したか否かを感知することによって、追加情報獲得イベントが発生したか否かを決定する。
もし、追加情報獲得イベントが発生しなかった場合、端末220は、ステップ615に進み、しきい時間が経過したか否かを判定する。例えば、端末220は、端末の位置情報をシステム制御機210に伝送した時点からしきい時間が経過したか否かを判定する。ここで、端末220がしきい時間が経過したか否かを判定することは、管理モードで動作する間に周期的に位置情報をシステム制御機210に伝送するためである。端末220はしきい時間が経過した場合、ステップ603に戻り下記ステップを再度行う。
一方、追加情報獲得イベントが発生した場合、端末220は、ステップ609にて、センサと関連づけられた追加情報を獲得し、ステップ611にて、得られたセンサ関連の追加情報をシステム制御機210に伝送する。ここで、センサと関連づけられた追加情報は、センサ機器の識別情報、及びセンサ機器の高さ情報を含むことができる。例えば、端末220は、カメラによってセンサ機器の識別情報を獲得できる。他の例として、端末220は、NFCモジュールによってセンサ機器の識別情報を獲得できる。さらに他の例として、端末220は、気圧計によって気圧情報を測定し、測定された気圧情報に基づいてセンサ機器の高さ情報を獲得できる。実施形態によって、端末220は、ステップ603の位置情報を獲得した時点で追加情報を獲得することもできる。端末220は、位置情報を獲得した時点で追加情報が共に獲得された場合、ステップ605にて、位置情報とともに追加情報をシステム制御機210に伝送できる。
以降、端末220は、ステップ613にて、管理モード終了イベントが発生したか否かを判定する。例えば、端末220は、画面に表示された管理モード終了アイコン(又はメニュー項目)が選択されたか、又は管理モード終了のための特定キーボタンが入力されたか否かを判定する。端末220は、管理モード終了のためのアイコンが選択されたか、又は管理モード終了のための特定キーボタンが入力された場合、管理モード終了イベントが発生したと決定できる。実施形態によって、管理モードへの進入のためのアイコン及び管理モード終了のためのアイコンは同じアイコンであってよいし、互いに異なるアイコンであってもよい。また、管理モードへの進入のためのキーボタンと管理モード終了のためのキーボタンは同じキーボタンであってよいし、互いに異なるキーボタンであってもよい。
管理モード終了イベントが発生しなかった場合、端末220は、ステップ603に戻り下記ステップを再度行う。一方、管理モード終了イベントが発生した場合、端末220は実施形態による動作手順を終了する。
図7は、一実施形態による無線通信システムにおけるシステム制御機の動作手順を図示する。
図7を参照すると、システム制御機210は、ステップ701にて、端末220から位置情報が受信されたか否かを判定する。システム制御機210は、端末220から位置情報が受信された場合、ステップ703にて、位置情報に基づいてゲートウェイを決定する。例えば、システム制御機210は、予め記憶された多数のゲートウェイの各々の位置情報と端末220の位置情報に基づいて多数のゲートウェイのうち端末220と最も近い位置にあるゲートウェイを決定する。システム制御機210は、決定されたゲートウェイを端末の現在位置に位置するセンサ機器とペアリングするゲートウェイとして認識できる。加えて、システム制御機210は、端末220の位置情報と端末220に最も近くに位置するゲートウェイの位置情報に基づいて、端末220と該ゲートウェイの間の距離を計算し、計算された距離としきい距離とを比較する。この時、計算された距離がしきい距離より大きい場合、システム制御機210は、端末220の位置情報に対応するゲートウェイがないと判定し、システム制御機210は、ステップ701に戻り下記ステップを再度行うことができる。一方、計算された距離がしきい距離より小さい又は同じ場合、システム制御機210は、該当ゲートウェイを端末220の位置情報に対応するゲートウェイであると判定できる。また、システム制御機210は、端末220から現在時点に受信された位置情報と以前の時点に受信された位置情報とを比較して、現在時点の位置情報と以前の時点の位置情報とが同じ場合、端末220の位置情報に対応するゲートウェイ決定動作を省略し、ステップ701に戻り下記ステップを再度行うことができる。
システム制御機210は、ステップ705にて、決定されたゲートウェイにペアリングモードへの進入を要求する信号を伝送する。例えば、システム制御機210は、多数のゲートウェイのうち端末220の位置に最も近い位置にあるゲートウェイをペアリングモードに切り替えるための信号を伝送する。
システム制御機210は、ステップ707にて、端末220からセンサ関連の追加情報が受信されたか否かを判定する。例えば、システム制御機210は、端末220からセンサ機器の識別情報、又はセンサ機器の高さ情報のようなセンサ関連の追加情報が受信されたか否かを感知する。もし、センサ関連の追加情報が受信されなかった場合、システム制御機210は、下記ステップ711に進む。
一方、センサ関連の追加情報が受信された場合、システム制御機210は、ステップ709に進み、ステップ705にて決定されたゲートウェイにセンサ関連の追加情報を伝送する。ここで、システム制御機210は、将来の活用のために、ステップ707にて得られたセンサ関連の追加情報とステップ701にて得られた端末の位置情報とをマッピングさせて記憶することができる。例えば、システム制御機210は、センサ関連の追加情報からセンサ識別情報とセンサ機器の高さ情報を獲得し、端末220の位置情報及び高さ情報に基づいてセンサ機器の位置情報(例:緯度、傾度、高度情報等)を生成及び記憶することができる。システム制御機210は、センサ識別情報とセンサ機器の位置情報とをマッピングさせて記憶することができ、かかる情報に基づいて3D図面上にセンサ機器の位置を表示できる。実施形態によって、システム制御機210は、ステップ703の位置情報を受信した時点でセンサ関連の追加情報を共に受信することもできる。システム制御機210は、位置情報を受信した時点で追加情報が共に受信された場合、ステップ705にて、位置情報とともにセンサ関連の追加情報を該当ゲートウェイに伝送できる。
システム制御機210は、ステップ711にて、ゲートウェイからセンサ機器IDが受信されたか否かを感知する。例えば、システム制御機210は、ステップ705にて決定されたゲートウェイからゲートウェイとペアリングされたセンサ機器のIDを含むペアリング完了報告メッセージが受信されたか否かを感知する。もし、ゲートウェイからセンサ機器IDが受信されなかった場合、システム制御機210は、ステップ701に戻ることができる。
一方、ゲートウェイからセンサ機器IDが受信された場合、システム制御機210は、ステップ713にて、端末から受信された位置情報に基づいてゲートウェイとペアリングされたセンサ機器を判定する。例えば、システム制御機210は、センサ機器配置図面と端末の位置情報に基づいて、端末の位置に最も近いセンサ機器を識別し、識別されたセンサ機器をゲートウェイとペアリングされたセンサ機器であると判定する。
以降、ステップ715にて、システム制御機210は、ゲートウェイから受信されたセンサ機器IDをゲートウェイとペアリングされたと確認されたセンサ機器のIDとして登録する。例えば、システム制御機210は、センサ機器の設置位置、又は配置情報を含むセンサ機器配置図面上で確認されたセンサ機器のIDをマッピングさせて記憶することができる。
加えて、実施形態によって、システム制御機210は、センサ機器のID登録に対する情報を含むメッセージを端末に伝送できる。例えば、システム制御機210は、第1位置情報を有するセンサ機器のIDを示すメッセージを端末に伝送できる。他の例として、システム制御機210は、更新されたセンサ機器配置図面を端末220に伝送できる。
図8は、一実施形態による無線通信システムにおけるゲートウェイの動作手順を図示する。
図8を参照すると、ゲートウェイ200は、ステップ801にて、システム制御機210からペアリングモード進入要求信号が受信されたか否かを判定する。例えば、ゲートウェイ200は、ペアリングモードで動作しない間にシステム制御機210からペアリングモードに切り替えて動作することを要求する信号が受信されたか否かを判定する。
ゲートウェイ200は、システム制御機210からペアリングモード進入要求信号が受信された場合、ステップ803にて、ペアリングモードに進入する。ここで、ペアリングモードは、少なくとも1つのセンサ機器201とペアリング手順を行うためにペアリング要求信号を伝送したり、又はペアリング要求信号の受信が可能な状態を意味できる。
ゲートウェイ200は、ステップ805にて、システム制御機210からセンサ関連の追加情報が受信されたか否かを判定する。例えば、ゲートウェイ200は、システム制御機210からセンサ機器の識別情報、又はセンサ機器の高さ情報のようなセンサ関連の追加情報が受信されたか否かを感知する。もし、センサ関連の追加情報が受信されなかった場合、ゲートウェイ200は、ステップ811に進み、ペアリングするセンサ機器をスキャンする。例えば、ゲートウェイ200は、ペアリング要求信号が受信されることを感知することによって、ペアリングするセンサ機器をスキャンできる。以降、ゲートウェイ200は、ステップ809に進み、ステップ811にてスキャンされたセンサ機器とペアリング手順を行う。
一方、センサ関連の追加情報が受信された場合、ゲートウェイ200は、ステップ807にて、センサ関連の追加情報に基づいてペアリングするセンサ機器をスキャンできる。例えば、ゲートウェイ200は、センサ関連の追加情報からセンサ識別情報とセンサ機器の高さ情報を獲得し、得られたセンサ識別情報と同じセンサ識別情報を有するペアリング要求信号の受信を感知することによって、ペアリングするセンサ機器をスキャンできる。以降、ゲートウェイ200は、ステップ809に進み、ステップ807にてスキャンされたセンサ機器とペアリング手順を行う。ゲートウェイ200は、スキャンされたセンサ機器とのペアリングの際、スキャンされたセンサ機器にIDを割り当てることができる。
以降、ゲートウェイ200は、ステップ813にて、ペアリングされたセンサ機器のID情報をシステム制御機に伝送する。例えば、ゲートウェイ200は、ペアリングされたセンサ機器のID情報を含むペアリング完了報告メッセージをシステム制御機に伝送できる。
以降、ゲートウェイ200は、本発明の実施形態による手順を終了する。
加えて、ゲートウェイ200は、ペアリングされたセンサ機器をセンサ関連の追加情報に基づいて制御できる。例えば、ゲートウェイ200は、ペアリングされたセンサ機器の高さ情報に基づいて、各センサ機器を制御するための制御情報を生成できる。例えば、制御情報は、各センサ機器の高さ情報に基づいた温度制御情報、又は湿度制御情報を含むことができる。
図9は、一実施形態による無線通信システムにおけるゲートウェイとセンサ機器のペアリング手順を図示する。
図9に示すように、ゲートウェイ200−1は、ステップ900にて、ビーコン信号を放送する。例えば、ゲートウェイ200−1は、システム制御機210の要求に応じてペアリングモードに切り替えた後、ゲートウェイ200−1の存在を示すためにゲートウェイ200−1の情報を含むビーコン信号を放送する。ゲートウェイ200−1は、予め設定された所定時間の間、周期的にビーコン信号を放送できる。ゲートウェイ200−1は、ビーコン信号を放送した後 、ペアリング要求信号が受信されたか否かを感知できる。
センサ機器201−1は、ユーザ制御によってペアリングモードで動作し、ゲートウェイ200−1からビーコン信号を受信することができる。センサ機器201−1は、ステップ910にて、ゲートウェイ200−1にペアリング要求信号を伝送する。実施形態によって、センサ機器201−1はビーコン信号に含まれた情報に基づいて、ゲートウェイ200−1が自らとペアリング可能な機器であるか否かを判定できる。また、実施形態によって、ペアリング要求信号は、センサ機器201−1の識別情報を含むことができる。例えば、ペアリング要求信号は、MACアドレス、PIN、QRコード(登録商標)、及びシリアルナンバーのうちいずれか1つであることができる。
ゲートウェイ200−1は、ペアリング要求信号を受信した後、ステップ920にて、ペアリング要求信号を伝送したセンサ機器201−1にペアリング応答信号を伝送できる。実施形態によって、ゲートウェイ200−1は、システム制御機210から得られたセンサ機器の識別情報とペアリング要求信号に含まれた識別情報とを比較して、ペアリング要求信号を伝送したセンサ機器201−1がシステム制御機210によってペアリングが要求されたセンサ機器であることを確認することができる。例えば、ゲートウェイ200−1は、システム制御機210から得られたセンサ機器の識別情報とペアリング要求信号に含まれた識別情報とが同じ場合、ペアリング要求信号を伝送したセンサ機器201−1にペアリングが可能であることを示すペアリング応答信号を伝送できる。一方、ゲートウェイ200−1は、システム制御機210から得られたセンサ機器の識別情報とペアリング要求信号に含まれた識別情報とが同じでない場合、ペアリング要求信号を伝送したセンサ機器201−1にペアリングが不可能であることを示すペアリング応答信号を伝送することができ、又はペアリング応答信号を伝送しなくてもよい。
以降、センサ機器201−1とゲートウェイ200−1は、ステップ930にて、通信に必要な各種情報を交換できる。例えば、センサ機器201−1とゲートウェイ200−1は、通信のために必要な識別情報、暗号化キー、及びその他情報などを交換できる。ここで、通信のための識別情報は、ゲートウェイ200がセンサ機器201−1との通信のために割り当てるセンサ機器201−1のIDを含むことができる。また、暗号化キーはゲートウェイ200とセンサ機器201−1のペアリングが完了した後、通信時に必要なキーを含むことができる。さらに、その他情報はセンサ機器201に関連付けられた追加情報を含むことができる。
以降、センサ機器201−1とゲートウェイ200−1は、ペアリング手順を完了し、通信できる。上記図9のペアリング手順は、本開示の実施形態に対する理解を助けるために簡略に示したものであって、本開示の実施形態らはこれに限定されない。例えば、ペアリング手順は、図9に示すステップの他にも追加的なステップを含むことができる。また、図9に示す各ステップは1つ以上のステップに区分されることができる。例えば、図9のステップ930は、識別情報交換ステップ、暗号化キー交換ステップ、その他情報交換ステップなどに区分されることができる。
以下、本開示の他の実施形態では、ペアリングを必要としない多数の空調機器を設置する際に、設置された空調機器を登録及び通信可能な状態に切り替えるための方案について説明する。以下、説明の便宜のために空調機器がSAC(System Air Conditioner)であることを仮定して説明する。しかし、以下で説明される実施形態はSACに限定されない。例えば、以下で説明される実施形態は、システム制御機と無線又は有線で通信可能な空調機器、又は電子機器に同じ方式で適用されることができる。
図10は、他の実施形態による無線通信システムにおける空調機器を登録する手順を図示する。
図10を参照すると、端末1020は、ステップ1030にて、ユーザの制御によって端末の位置情報を獲得する。例えば、端末1020は、ユーザ制御によって空調機器を登録するためのモードに進入して動作し、端末1020の現在位置情報を獲得する。この時、端末1020は画面に多数のSACの設置位置、又は配置情報を示す電子図面を表示できる。
端末1020は、ステップ1032にて、端末の現在位置情報をシステム制御機1010に伝送する。例えば、端末1020は、端末の現在位置情報に対応する空調機器1000の識別情報の伝送を要求するために、端末の現在位置情報をシステム制御機1010に伝送できる。
システム制御機1010は、ステップ1034にて、端末の位置情報に基づいてSACを決定する。例えば、システム制御機1010は、多数のSACの設置位置、又は配置情報を示す予め記憶された電子図面で端末1020の位置情報に対応する位置に設置されたSAC1000を選択できる。この時、電子図面は多数のSACの設置位置及び各SACの識別情報を含むことができる。
システム制御機1010は、ステップ1036にて、決定されたSAC1000の識別情報を端末1020に伝送する。システム制御機1010は、予め記憶された電子図面で決定されたSAC1000の識別情報を獲得し、得られたSAC1000の識別情報を端末1020に伝送する。実施形態によって、システム制御機1010は、ステップ1036にて、SAC1000の識別情報とともにSAC1000の環境設定情報(configuration information)を端末1020に伝送できる。ここで、環境設定情報はSACの動作に必要な多様な情報を含むことができる。
システム制御機1010からSAC1000の識別情報を受信した端末1020は、ステップ1038にて、SAC1000に識別情報登録を要求する信号を伝送する。例えば、端末1020は、IR(infrared ray)又はビームフォーミング技術に基づいて、特定の方向に位置する該当SAC1000に識別情報登録を要求する信号を伝送できる。この時、識別情報登録を要求する信号は、システム制御機1010から受信されたSAC1000の識別情報を含むべきである。実施形態によって、システム制御機1010からSAC1000の識別情報及びSAC1000の環境設定情報が共に受信された場合、端末は、ステップ1038にて、SAC1000の識別情報及びSAC1000の環境設定情報をSAC1000に伝送できる。
端末1020から識別情報登録要求信号を受信したSAC1000は、ステップ1040にて、識別情報を登録する。例えば、SAC1000は、受信された識別情報登録要求信号から自らの識別情報を獲得及び記憶することができる。また、SAC1000は、端末1020から環境設定情報が受信された場合、環境設定情報によってSAC1000はSACに含まれた各構成要素の状態を制御するか、又は各構成要素に対する設定値を制御できる。
SAC1000は、識別情報登録が完了すると、ステップ1042にて、登録完了を示す信号をシステム制御機1010に伝送できる。ここで、登録完了を示す信号はSAC1000の識別情報を含むことができる。ここで、登録完了を示す信号がSAC1000の識別情報を含むことは、システム制御機1010が登録完了を示す信号がSAC1000から受信されたものであると認知できるようにするためである。また、SAC1000は、ステップ1044にて、端末1020に識別情報の登録が完了したことを示す登録応答信号を伝送できる。実施形態によって、SAC1000はステップ1044を省略できる。ここで、識別情報登録が完了したSAC1000はシステム制御機1010から制御信号を受信し、受信された制御信号によって動作できる。
システム制御機1010は、ステップ1042にて、SAC1000から登録完了を示す信号が受信された場合、SAC1000の識別情報登録が完了したことを示す情報を記憶する。実施形態によって、システム制御機1010は、SAC1000の識別情報登録が正常に行われたことを示す信号を端末1020に伝送できる。システム制御機1010は、SAC1000の識別情報に基づいて、SAC1000の動作を制御するための制御信号を伝送できる。
端末1020は、ステップ1044にて、SAC1000から登録応答信号が受信された場合、画面に表示された電子図面上に該当位置のSAC1000の識別情報が正常に登録されたことを示すメッセージ又はグラフィック効果を表示できる。端末1020は、ステップ1038にて識別情報登録要求信号を伝送した時点からしきい時間以内に登録応答信号が受信されなかった場合、SAC1000に識別情報登録を要求する信号を再送できる。すなわち、端末1020は、登録応答信号が受信されるまで、周期的にSAC1000に識別情報登録を要求する信号を伝送できる。
実施形態によって、端末1020は、ステップ1044の登録応答信号の代わりにシステム制御機1010からSAC1000の識別情報登録が正常に行われたことを示す信号を受信することができる。端末1020は、システム制御機1010からSAC1000の識別情報登録が正常に行われたことを示す信号が受信された場合、画面に表示された電子図面上に該当位置のSAC1000の識別情報が正常に登録されたことを示すメッセージ又はグラフィック効果を表示できる。また、端末1020は、ステップ1038にて識別情報登録要求信号を伝送した時点からしきい時間以内にシステム制御機1010からSAC1000の識別情報登録が正常に行われたことを示す信号が受信されなかった場合、SAC1000に識別情報登録を要求する信号を再送できる。
上述のように、端末1020の位置情報に基づいて該当SACの識別情報を獲得し、端末1020が該当SACに識別情報を伝送することによって、容易にSAC識別情報を登録できる。例えば、ユーザが電子図面でSAC1000を直接的に認識及び選択する動作、及びユーザがSAC1000にIDを直接入力する動作なしで、SACの識別情報を登録できる。また、本開示では、端末が該当SACに識別情報を伝送することによって、システム制御機1010は、SAC1000に動作を制御する制御信号を伝送でき、SAC1000は、自らに対する制御信号を受信し、受信された制御信号によって動作できる。
図11は、他の実施形態による無線通信システムにおける端末の動作手順を図示する。
図11を参照すると、端末1020は、ステップ1101にて、登録モード進入イベントが発生したか否かを決定する。例えば、端末1020は、画面に表示された登録モード進入アイコン(又はメニュー項目)が選択されたか、又は登録モード進入のための特定キーボタンが入力されたか否かを判定する。端末1020は、登録モード進入のためのアイコンが選択されたか、又は登録モード進入のための特定キーボタンが入力された場合、登録モード進入イベントが発生したと判定できる。ここで、登録モードは、空調機器を登録するためのモードを意味する。実施形態によって、端末1020は、登録モードへ進む時、画面に多数のSACの設置位置、又は配置情報を示す電子図面を表示できる。
端末1020は、ステップ1103にて、端末の位置情報を獲得する。例えば、端末1020は、位置情報受信機を介して端末の現在位置情報を獲得できる。
端末1020は、ステップ1105にて、端末の位置情報をシステム制御機1010に伝送する。この時、端末1020は、無線通信技術によって端末の位置情報をシステム制御機1010に伝送できる。実施形態によって、端末1020は、システム制御機1010に端末の現在位置情報に対応するSAC1000の識別情報を要求する信号を伝送できる。
端末1020は、ステップ1107にて、システム制御機1010からSAC1000の識別情報を受信する。この時、端末1020は、無線通信技術によってシステム制御機1010から識別情報を受信することができる。実施形態によって、端末1020は、SAC1000の識別情報とともにSAC1000の環境設定情報を受信することができる。
端末1020は、ステップ1109にて、受信されたSAC識別情報を含む登録要求メッセージをSAC1000に伝送する。実施形態によって、端末1020は、IR(infrared ray)又はビームフォーミング技術に基づいて、特定方向に位置する該当SAC1000に識別情報登録を要求する信号を伝送できる。また、端末1020は、ステップ1107にて、SAC1000の識別情報とともにSAC1000の環境設定情報が受信された場合、ステップ1109にてSAC1000の識別情報及びSAC1000の環境設定情報を含む登録要求メッセージをSAC1000に伝送できる。
端末1020は、ステップ1111にて、端末1020は、SAC1000の識別情報の登録が完了したか否かを感知する。例えば、端末1020は、SAC1000から識別情報の登録完了を示す登録応答メッセージが受信されたか否か、又はシステム制御機1010からSAC1000の識別情報登録が完了したことを示す通知メッセージが受信されたか否かを感知できる。例えば、端末1020は、SAC1000から登録応答メッセージが受信された場合、SAC1000の識別情報登録が完了したことを感知できる。また、端末1020は、システム制御機1010からSAC1000の登録が完了したことを示す通知メッセージが受信された場合、SAC1000の識別情報登録が完了したことを感知できる。もし、端末1020は、SAC1000又はシステム制御機1010から登録完了を示すメッセージが受信されなかった場合、ステップ1109に戻り、SAC1000に識別情報を含む登録要求メッセージを再送できる。
一方、識別情報の登録が完了したと感知された場合、端末1020は、ステップ1113にて、ユーザに該当SACの登録完了を知らせることができる。例えば、端末1020は、SAC1000の識別情報が正常に登録されたことを示すグラフィック効果を表示したり、メッセージを表示できる。この時、グラフィック効果又はメッセージは多数のSACの位置、又は配置情報を示す電子図面上に表示されることができる。他の例として、端末1020は、SAC1000の識別情報が正常に登録されたことを示すために音声信号を出力したり、振動を発生させることができる。
以降、端末1020は、ステップ1115にて、登録モード終了イベントが発生したか否かを感知する。例えば、端末1020は、画面に表示された登録モード終了アイコン(又はメニュー項目)が選択されたか、又は登録モード終了のための特定キーボタンが入力されたか否かを判定する。端末1020は、登録モード終了のためのアイコンが選択されたか、又は登録モード終了のための特定キーボタンが入力された場合、登録モード終了イベントが発生したと決定できる。実施形態によって、登録モード進入のためのアイコン及び登録モード終了のためのアイコンは同じアイコンであってよいし、互いに異なるアイコンであってもよい。また、登録モード進入のためのキーボタンと登録モード終了のためのキーボタンは、同じキーボタンであってよいし、互いに異なるキーボタンであってもよい。
登録モード終了イベントが発生しなかった場合、端末1020は、ステップ1117に進み、しきい時間が経過したか否かを判定する。例えば、端末1020は、端末の位置情報をシステム制御機1010に伝送した時点からしきい時間が経過したか否かを判定する。ここで、端末1020がしきい時間が経過したか否かを判定することは、管理モードで動作する間に周期的に位置情報をシステム制御機1010に伝送するためである。端末1020は、しきい時間が経過した場合、ステップ1103に戻り下記ステップを再度行う。
一方、管理モード終了イベントが発生した場合、端末1020は、本開示の実施形態による動作手順を終了する。
図12は、他の実施形態による無線通信システムにおけるシステム制御機の動作手順を図示する。
図12を参照すると、システム制御機1010は、ステップ1201にて、端末1020から位置情報が受信されたか否かを判定する。システム制御機1010は、端末1020から位置情報が受信された場合、ステップ1203にて、位置情報に基づいてSACを決定する。例えば、システム制御機1010は、多数のSACの位置、又は配置情報を示す電子図面で各SACの位置情報を確認する。以降、システム制御機1010は、端末1020の位置情報に基づいて多数のSACのうち端末1020と最も近い位置にあるSACを決定できる。加えて、システム制御機1010は、端末1020の位置情報及び端末1020に最も近くに位置するSACの位置情報に基づいて、端末1020と該当SACの間の距離を計算し、計算された距離としきい距離とを比較する。この時、計算された距離がしきい距離より大きい場合、システム制御機1010は、端末1020の位置情報に対応するSACがないと判定し、システム制御機1010は、ステップ1201に戻り下記ステップを再度行うことができる。一方、計算された距離がしきい距離より小さい又は同じ場合、システム制御機1010は、該当SACを端末1020の位置情報に対応するSACであると判定できる。また、システム制御機1010は、端末1020から現在時点に受信された位置情報と以前の時点に受信された位置情報とを比較して、現在時点の位置情報と以前の時点の位置情報とが同じ場合、端末1020の位置情報に対応するSACを決定する動作を省略し、ステップ1201に戻り下記ステップを再度行うことができる。
システム制御機1010は、ステップ1205にて、決定されたSAC1000の識別情報を端末1020に伝送する。実施形態によって、システム制御機1010は、SAC1000の識別情報及びSAC1000に対する環境設定情報を端末1020に伝送できる。
以降、システム制御機1010は、ステップ1207にて、SACから登録完了メッセージを受信することができる。ここで、登録完了メッセージは、SAC1000の識別情報を含むことができる。システム制御機1010は、受信された登録完了メッセージに含まれた識別情報に基づいて、受信された登録完了メッセージがSAC1000から受信されたことを認知し、SAC1000の識別情報登録が完了したことを認知できる。
以降、システム制御機1010は、ステップ1201に戻り下記ステップを再度行うことができる。
図13は、他の実施形態による無線通信システムにおける空調機器の動作手順を図示する。
図13を参照すると、空調機器であるSAC1000は、ステップ1301にて、端末1020から識別情報を含む登録要求メッセージを受信する。実施形態によって、登録要求メッセージは、SAC1000の識別情報とともにSAC1000に対する環境設定情報を含むことができる。
SAC1000は、ステップ1303にて、受信された識別情報を自らの識別情報として登録する。SAC1000は、端末1020から識別情報を受信するまで、自らの識別情報を知らない。したがって、SAC1000は、端末1020から受信された登録要求メッセージに含まれた識別情報を自らの識別情報として登録できる。また、SAC1000は、登録要求メッセージにSAC1000に対する環境設定情報が含まれた場合、環境設定情報に基づいてSAC1000のハードウェア的及び/又はソフトウェア的な環境を設定できる。
以降、SAC1000は、ステップ1305にて、システム制御機1010に登録完了メッセージを伝送する。ここで、登録完了メッセージは、SAC1000の識別情報を含むことができる。また、SAC1000は、ステップ1307にて、端末1020に登録応答メッセージを伝送する。例えば、SAC1000は、端末1020から受信された登録要求メッセージに対する応答として、登録応答メッセージを端末1020に伝送できる。実施形態によって、SAC1000は、ステップ1305及びステップ1307のうちいずれか1つのステップのみを行うことができる。
以降、SAC1000は、本開示の他の実施形態による動作手順を終了する。
図14は多様な実施形態による無線通信システムにおける端末のブロック構成を図示する。以下で用いられる「…部」、「…器」などの用語は少なくとも1つの機能や動作を処理する単位を意味し、これはハードウェアやソフトウェア、又は、ハードウェア及びソフトウェアの結合で具現され得る。ここで、端末は、端末220、及び端末1020のうち少なくとも1つの端末を含む意味である。
図14を参照すると、端末は、制御部1400、通信部1410、入出力部1420、センサ1430、及び記憶部1440を含んで構成されることができる。
制御部1400は、少なくとも1つのプロセッサを含んで構成されることができる。制御部1400は、端末の全般的な動作を制御及び処理する。制御部1400は、機器設置制御部1401を含み、機器設置制御部1401を介してユーザの制御によってセンサ機器とゲートウェイの間のペアリングのために必要な各種情報をシステム制御機に伝送するための機能を処理する。例えば、機器設置制御部1401は、ユーザ制御によってセンサ機器管理モードへ進む時、端末の位置情報を周期的に獲得し、得られた情報をシステム制御機に伝送するように制御できる。また、機器設置制御部1401は、センサ機器に対する識別情報を獲得し、得られた識別情報をシステム制御機に伝送するための制御動作を行うことができる。ここで、センサ機器に対する識別情報は、端末に具備されたカメラによって撮影された画像から獲得したり、近距離無線通信技術によって獲得できる。また、機器設置制御部1401は、センサ機器に対する追加情報を獲得し、得られた追加情報をシステム制御機に伝送するための制御動作を行うことができる。例えば、機器設置制御部1401は、気圧計によってセンサ機器に対する高さ情報を獲得し、得られた高さ情報をシステム制御機に伝送するための制御動作を行うことができる。また、他の実施形態によって、機器設置制御部1401は、空調機器の登録のための制御動作を行うことができる。例えば、機器設置制御部1401は、ユーザ制御によって空調機器に対する登録モードに進入し、端末の位置情報をシステム制御機に伝送するための制御動作を行うことができる。また、機器設置制御部1401は、登録モードで動作中にシステム制御機から空調機器の識別情報を獲得できる。他の実施形態によって、機器設置制御部1401は、システム制御機機器から得られた空調機器の識別情報を空調機器に伝送できる。この時、機器設置制御部1401は、ビームフォーミング通信技術、又はIR(infrared ray)通信技術を用いて特定位置の空調機器に空調機器の識別情報を伝送できる。他の実施形態によって、機器設置制御部1401は、システム制御機又は空調機器から空調機器の識別情報の登録に成功したことを示す情報を受信することができる。また、機器設置制御部1401は、空調機器に識別情報を伝送した後、空調機器の識別情報が登録されたことを示す情報が受信されるまで、空調機器に空調機器の識別情報を伝送する動作を繰り返し行うことができる。また、機器設置制御部1401は、空調機器の識別情報の登録に成功したことを示す情報が受信された場合、空調機器の識別情報が登録されたことをユーザに知らせるためにグラフィック効果を表示したり、メッセージを表示したり、音声信号を出力したり、又は振動を発生させるための制御動作を行うことができる。
通信部1410は、センサ機器、空調機器、及びシステム制御機のうち少なくとも1つと通信を接続できる。例えば、通信部1410は、無線通信又は有線通信を介してセンサ機器、空調機器、及びシステム制御機のうち少なくとも1つと通信できる。無線通信は、例えば、Wifi(wireless fidelity)、BT(Bluetooth(登録商標、以下同じ))、NFC(Near Field Communication)、RFID(radio frequency identification)、GPS(global positioning system)、ジグビー(Zigbee)、IR(infrared ray)、Zウェーブ(z−wave)、又はセルラー通信(例:LTE、LTE−A、CDMA、WCDMA(登録商標、以下同じ)、UMTS、WiBro又はGSM(登録商標、以下同じ)等)のうち少なくとも1つを含むことができる。有線通信は、例えば、USB(universal serial bus)、HDMI(登録商標、以下同じ)(high definition multimedia interface)、RS−232(recommended standard 232)又はPOTS(plain old telephone service)のうち少なくとも1つを含むことができる。
入出力部1420は、ユーザからデータ又は命令を入力されるための入力部と、制御部1400の制御に応じて表示を行うための表示部と、を含むことができる。また、入出力部1420は、音声データを出力するための音声出力部、及び振動を発生させるための振動発生部を含むことができる。実施形態によって、入出力部1420は、タッチセンサを介してユーザ入力を受信し制御部1400の制御に応じて表示を行うタッチスクリーンで構成されることができる。また、入出力部1420、少なくとも1つのキーボタンを含むことができる。
センサ1430は、センサ機器と関連づけられた情報を獲得するためのカメラセンサ、及び気圧計センサのような少なくとも1つのセンサを含むことができる。実施形態によって、カメラセンサは、センサ機器の識別情報を獲得して制御部1400に提供し、気圧計センサは、気圧情報を測定して制御部1400に提供できる。
記憶部1440は、端末の動作のために必要な情報及びプログラムを記憶する。実施形態によって、記憶部1440は、多数のセンサ機器の位置、又は配置情報を示す電子図面を記憶することができる。また、他の実施形態によって、記憶部1440は、多数の空調機器の位置、又は配置情報を示す電子図面を記憶することができる。
図15は、多様な実施形態による無線通信システムにおけるシステム制御機のブロック構成を図示する。以下で用いられる「…部」、「…器」などの用語は少なくとも1つの機能や動作を処理する単位を意味し、これはハードウェアやソフトウェア、又は、ハードウェア及びソフトウェアの結合で具現され得る。ここで、システム制御機は、システム制御機210、及びシステム制御機1010のうち少なくとも1つを含む意味である。
図15を参照すると、システム制御機は、制御部1500、通信部1510、及び記憶部1520を含んで構成されることができる。
制御部1500は、少なくとも1つのプロセッサを含んで構成されることができる。制御部1500は、システム制御機の全般的な動作を制御及び処理する。制御部1500は、システム制御部1501を含み、システム制御部1501を介してゲートウェイとセンサ機器のペアリングのための動作、及びセンサ機器の登録のための制御動作を行うことができる。システム制御部1501は、端末から位置情報を受信し、受信された位置情報に基づいて多数のゲートウェイのうち1つのゲートウェイを決定できる。システム制御部1501は、決定されたゲートウェイにペアリングモードへの進入を要求する信号を伝送するための制御動作を行うことができる。また、システム制御部1501は、端末から多数のセンサ機器のうち少なくとも1つのセンサ機器に対する情報を獲得し、得られた情報を決定されたゲートウェイに伝送できる。センサ機器に対する情報は、センサ機器の識別情報、及びセンサ機器に対する追加情報(例:高さ情報)を含むことができる。システム制御部1501は、ゲートウェイからゲートウェイとペアリングされたセンサ機器のIDを受信する。また、システム制御部1501は、端末から受信された位置情報に基づいて電子図面上でゲートウェイとペアリングされたセンサ機器を決定する。例えば、システム制御部1501は、端末の位置情報に基づいて、電子図面上に配置されたセンサ機器のうち端末の位置に最も近いセンサ機器を識別し、識別されたセンサ機器をゲートウェイとペアリングされたセンサ機器であると判定する。また、システム制御部1501は、ゲートウェイから受信されたセンサ機器IDをゲートウェイとペアリングされたと識別されたセンサ機器のIDとして登録する。例えば、システム制御部1501は、センサ機器の設置位置、又は配置情報を含むセンサ機器配置図面上で識別されたセンサ機器にゲートウェイから受信された識別機器のIDをマッピングさせて記憶することができる。加えて、実施形態によって、システム制御部1501は、センサ機器のID登録に対する情報を含むメッセージを端末に伝送できる。例えば、システム制御部1501は、センサ機器の位置情報とIDを含むメッセージを端末に伝送できる。他の例として、システム制御部1501は、更新されたセンサ機器配置図面を端末に伝送できる。さらに他の例として、システム制御部1501は、センサ機器の位置情報及びIDとともに、該当センサ機器とペアリングされたゲートウェイの識別情報(例:ID)を含むメッセージを端末に伝送できる。
また、他の実施形態によって、システム制御部1501は、端末の位置情報に基づいて空調機器の識別情報を検索し、検索された空調機器の識別情報を端末に伝送できる。また、他の実施形態によって、システム制御部1501は、空調機器から空調機器の識別情報が該当空調機器に登録されたことを示す信号を受信することができる。また、他の実施形態によって、システム制御部1501は、空調機器の識別情報が登録されたことを示す信号を端末に伝送できる。
通信部1510は、端末、ゲートウェイ、及びセンサ機器と通信を接続できる。例えば、通信部1510は、無線通信又は有線通信を介して端末、ゲートウェイ、及びセンサ機器のうち少なくとも1つと通信できる。無線通信は、例えば、Wifi(wireless fidelity)、BT(Bluetooth)、NFC(Near Field Communication)、RFID(radio frequency identification)、GPS(global positioning system)、ジグビー(Zigbee)、IR(infrared ray)、Zウェーブ(z−wave)、又はセルラー通信(例:LTE、LTE−A、CDMA、WCDMA、UMTS、WiBro又はGSM等)のうち少なくとも1つを含むことができる。有線通信は、例えば、USB(universal serial bus)、HDMI(high definition multimedia interface)、RS−232(recommended standard 232)又はPOTS(plain old telephone service)のうち少なくとも1つを含むことができる。
記憶部1520は、システム制御機の動作のために必要な情報及びプログラムを記憶する。実施形態によって、記憶部1520は、多数のゲートウェイの位置、又は配置情報を示す電子図面を記憶することができる。また、実施形態によって、記憶部1520は、多数のセンサ機器の位置、又は配置情報を示す電子図面を記憶することができる。また、実施形態によって、記憶部1520は、多数の空調機器の位置、又は配置情報を示す電子図面を記憶することができる。
図16は、多様な実施形態による無線通信システムにおけるゲートウェイのブロック構成を図示する。以下で用いられる「…部」、「…器」などの用語は少なくとも1つの機能や動作を処理する単位を意味し、これはハードウェアやソフトウェア、又は、ハードウェア及びソフトウェアの結合で具現され得る。ここで、ゲートウェイはゲートウェイ200−1乃至200−Nのうちいずれか1つであることができる。
図16を参照すると、ゲートウェイは、制御部1600、通信部1610、及び記憶部1620を含んで構成されることができる。
制御部1600は、少なくとも1つのプロセッサを含んで構成されることができる。制御部1600は、ゲートウェイの全般的な動作を制御及び処理する。制御部1600は、センサ制御部1601を含み、センサ制御部1601を介してセンサとのペアリング手順を行い、ペアリングされたセンサを制御するための動作を行うことができる。センサ制御部1601は、システム制御機の制御に応じてペアリングモードに切り替えることによって、1つのセンサ機器とペアリング手順を行うための制御動作を行うことができる。ここで、ペアリングモードは、ペアリング手順を行うためにペアリング要求信号を伝送したり、又はペアリング要求信号の受信が可能な状態を意味できる。また、センサ制御部1601は、実施形態によって、システム制御機からセンサ識別情報を受信し、受信されたセンサ識別情報に対応するセンサ機器とペアリング手順を行うための制御動作を行うことができる。また、センサ制御部1601は、実施形態によって、ペアリング手順の際にシステム制御機からセンサ機器に関連付けられた追加情報を受信し、ペアリングされた少なくとも1つのセンサ機器を追加情報に基づいて制御できる。例えば、センサ制御部1601は、第1センサ機器201−1の高さ情報が0mで、第2センサ機器201−2の高さ情報が2mであることを示す情報を獲得し、第1センサ機器201−1と第2センサ機器201−2の高さの差を基に第1センサ機器201−1と第2センサ機器201−2に対する制御情報を生成できる。また、センサ制御部1601は、スキャンされたセンサ機器とのペアリングの際、スキャンされたセンサ機器にIDを割り当てることができる。センサ制御部1601は、ペアリングされたセンサ機器のID情報をシステム制御機に伝送する。例えば、センサ制御部1601は、ペアリングされたセンサ機器のID情報を含むペアリング完了報告メッセージをシステム制御機に伝送できる。
通信部1610は、システム制御機、及びセンサ機器と通信を接続できる。例えば、通信部1610は、無線通信又は有線通信を介してシステム制御機、及びセンサ機器のうち少なくとも1つと通信できる。無線通信は、例えば、Wifi(wireless fidelity)、BT(Bluetooth)、NFC(Near Field Communication)、RFID(radio frequency identification)、GPS(global positioning system)、ジグビー(Zigbee)、IR(infrared ray)、Zウェーブ(Z−wave)、又はセルラー通信(例:LTE、LTE−A、CDMA、WCDMA、UMTS、WiBro又はGSM等)のうち少なくとも1つを含むことができる。有線通信は、例えば、USB(universal serial bus)、HDMI(high definition multimedia interface)、RS−232(recommended standard 232)又はPOTS(plain old telephone service)のうち少なくとも1つを含むことができる。
記憶部1620は、ゲートウェイの動作のために必要な情報及びプログラムを記憶する。実施形態によって、記憶部1620は、ペアリングされたセンサ機器の識別情報、及び制御情報を記憶することができる。
図17は、多様な実施形態による無線通信システムにおけるセンサ機器のブロック構成を図示する。以下で用いられる「…部」、「…器」などの用語は少なくとも1つの機能や動作を処理する単位を意味し、これはハードウェアやソフトウェア、又は、ハードウェア及びソフトウェアの結合で具現され得る。ここで、センサ機器は、センサ機器201−1乃至201−N、及びSAC1000のうちいずれか1つであることができる。
図17を参照すると、センサ機器は、制御部1700、通信部1710、記憶部1720、及びセンサ1730を含んで構成されることができる。
制御部1700は、少なくとも1つのプロセッサを含んで構成されることができる。制御部1700は、ゲートウェイの全般的な動作を制御及び処理する。制御部1700は、センサ機器の識別情報を登録し、システム制御機の制御に応じて動作するための制御動作を行う。制御部1700は、少なくとも1つのゲートウェイとペアリングを行い、ペアリングされた少なくとも1つのゲートウェイと通信するための制御動作を行うことができる。制御部1700は、ユーザによってペアリングモードに進入できる。ここで、ユーザはセンサ機器に対する管理者、又は設置者を含む意味である。例えば、制御部1700は、ユーザによってペアリングモードへの進入のためのイベントが発生したことが感知された場合、ペアリングモードに進入するための制御動作を行うことができる。ここで、ペアリングモードへの進入のためのイベントは、物理的なボタンが入力されたり、又はソフトウェア的なメニュー項目が選択されることを含むことができる。実施形態によって、制御部1700は、識別情報を伝送できる。例えば、センサ機器201は、近距離無線通信技術(例:NFC(Near Field Communication))によって端末に識別情報を伝送できる。また、実施形態によって、制御部1700は、ゲートウェイとのペアリング手順の際に自らのIDを獲得し、得られたIDを自らのIDとして登録できる。
通信部1710は、システム制御機、端末、及びゲートウェイのうち少なくとも1つと通信できる。例えば、通信部1710は、無線通信又は有線通信を介してシステム制御機、端末、及びゲートウェイのうち少なくとも1つと通信できる。無線通信は、例えば、Wifi(wireless fidelity)、BT(Bluetooth)、NFC(Near Field Communication)、RFID(radio frequency identification)、GPS(global positioning system)、ジグビー(Zigbee)、IR(infrared ray)、Zウェーブ(Z−wave)、又はセルラー通信(例:LTE、LTE−A、CDMA、WCDMA、UMTS、WiBro又はGSM等)のうち少なくとも1つを含むことができる。有線通信は、例えば、USB(universal serial bus)、HDMI(high definition multimedia interface)、RS−232(recommended standard 232)又はPOTS(plain old telephone service)のうち少なくとも1つを含むことができる。
記憶部1720は、センサ機器の動作のために必要な情報及びプログラムを記憶する。実施形態によって、記憶部1720は、センサ機器の識別情報、及び環境設定情報を記憶することができる。また、記憶部1720は、ペアリングされたゲートウェイの情報を記憶することができる。
図18は、多様な実施形態による無線通信システムにおける空調機器のブロック構成を図示する。以下で用いられる「…部」、「…器」などの用語は少なくとも1つの機能や動作を処理する単位を意味し、これはハードウェアやソフトウェア、又は、ハードウェア及びソフトウェアの結合で具現され得る。
図18を参照すると、空調機器は、制御部1800、通信部1810、記憶部1820を含んで構成されることができる。
制御部1800は、少なくとも1つのプロセッサを含んで構成されることができる。制御部1800は、ゲートウェイの全般的な動作を制御及び処理する。制御部1800は、空調機器の識別情報を登録し、システム制御機の制御に応じて動作するための制御動作を行う。また、実施形態によって、制御部1800は、端末から自らの識別情報を獲得し、得られた識別情報に対する登録手順を行うことができる。制御部1800は、識別情報登録が完了したことを示すメッセージをシステム制御機又は端末に伝送できる。
通信部1810は、システム制御機、端末のうち少なくとも1つと通信できる。例えば、通信部1810は、無線通信又は有線通信を介してシステム制御機、及び端末のうち少なくとも1つと通信できる。無線通信は、例えば、Wifi(wireless fidelity)、BT(Bluetooth)、NFC(Near Field Communication)、RFID(radio frequency identification)、GPS(global positioning system)、ジグビー(Zigbee)、IR(infrared ray)、Zウェーブ(Z−wave)、又はセルラー通信(例:LTE、LTE−A、CDMA、WCDMA、UMTS、WiBro又はGSM等)のうち少なくとも1つを含むことができる。有線通信は、例えば、USB(universal serial bus)、HDMI(high definition multimedia interface)、RS−232(recommended standard 232)又はPOTS(plain old telephone service)のうち少なくとも1つを含むことができる。
記憶部1820は、空調機器の動作のために必要な情報及びプログラムを記憶する。実施形態によって、記憶部1820は、空調機器の識別情報、及び環境設定情報を記憶することができる。
本開示の請求項又は明細書に記載された実施形態による方法は、ハードウェア、ソフトウェア、又はハードウェアとソフトウェアの組み合わせの形態で具現される(implemented)ことができる。
そういったソフトウェアは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されることができる。コンピュータ読み取り可能な記録媒体は、少なくとも1つ以上のプログラム(ソフトウェアモジュール)、電子装置で少なくとも1つ以上のプロセッサによって実行される時、電子装置が本開示の方法を実施するようにする命令ら(instructions)を含む少なくとも1つ以上のプログラムを記憶する。
このようなソフトウェアは、揮発性(volatile)又はROM(Read Only Memory)のような不揮発性(non−volatile)記憶装置の形態で、又はRAM(random access memory)、メモリチップ(memory chips)、装置又は集積回路(integrated circuits)のようなメモリの形態で、又はコンパクトディスクロム(CD−ROM:Compact Disc−ROM)、デジタル多目的ディスク(DVDs:Digital Versatile Discs)、磁気ディスク(magnetic disk)又は磁気テープ(magnetic tape)などのような光学又は磁気的に読み取り可能な媒体に、記憶されることができる。
記録装置及び記録メディアは、実行される時に一実施形態を具現する命令を含むプログラム又はプログラムを記憶することに適したマシン−読み取り可能な記録手段の実施形態である。実施形態らは、本明細書の請求項のうちいずれか一項に請求される装置又は方法を具現するためのコードを含むプログラム、及びそういったプログラムを記憶するマシン−読み取り可能な記録媒体を提供する。さらには、そういったプログラムらは有線又は無線接続を介して伝達される通信信号のようなある媒体によって電子的に伝達されることができ、実施形態らは同等のものを適切に含む。
上述した具体的な実施形態で、開示に含まれる構成要素は提示された具体的な実施形態によって単数又は複数で表現された。しかし、単数又は複数の表現は説明の便宜のために提示した状況に適するように選択されたものであって、上述した実施形態が単数又は複数の構成要素に制限されるわけではなく、複数で表現された構成要素であっても単数で構成されてよいし、単数で表現された構成要素であっても複数で構成されてよい。
一方、発明の説明では具体的な実施形態について説明したが、多様な実施形態が内包する技術的思想の範囲から逸脱しない限り、様々な変形が可能であることは無論である。よって、本発明の範囲は、説明された実施形態に限定されて定められるべきでなく、後述する請求範囲のみならずその請求範囲と均等のものによって定められるべきである。