JP2019503631A - アップリンク情報伝送方法および装置 - Google Patents

アップリンク情報伝送方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2019503631A
JP2019503631A JP2018539943A JP2018539943A JP2019503631A JP 2019503631 A JP2019503631 A JP 2019503631A JP 2018539943 A JP2018539943 A JP 2018539943A JP 2018539943 A JP2018539943 A JP 2018539943A JP 2019503631 A JP2019503631 A JP 2019503631A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
time domain
uplink data
domain resource
resource corresponding
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2018539943A
Other languages
English (en)
Inventor
作▲敏▼ ▲呉▼
作▲敏▼ ▲呉▼
永霞 ▲呂▼
永霞 ▲呂▼
超君 李
超君 李
莎 ▲馬▼
莎 ▲馬▼
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Huawei Technologies Co Ltd
Original Assignee
Huawei Technologies Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Huawei Technologies Co Ltd filed Critical Huawei Technologies Co Ltd
Publication of JP2019503631A publication Critical patent/JP2019503631A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/20Control channels or signalling for resource management
    • H04W72/21Control channels or signalling for resource management in the uplink direction of a wireless link, i.e. towards the network
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L5/00Arrangements affording multiple use of the transmission path
    • H04L5/003Arrangements for allocating sub-channels of the transmission path
    • H04L5/0053Allocation of signaling, i.e. of overhead other than pilot signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/12Wireless traffic scheduling
    • H04W72/1263Mapping of traffic onto schedule, e.g. scheduled allocation or multiplexing of flows
    • H04W72/1268Mapping of traffic onto schedule, e.g. scheduled allocation or multiplexing of flows of uplink data flows
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/02Terminal devices
    • H04W88/06Terminal devices adapted for operation in multiple networks or having at least two operational modes, e.g. multi-mode terminals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W88/00Devices specially adapted for wireless communication networks, e.g. terminals, base stations or access point devices
    • H04W88/08Access point devices
    • H04W88/10Access point devices adapted for operation in multiple networks, e.g. multi-mode access points

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

アップリンク情報伝送方法および装置を提供する。方法は、ユーザ機器により、アップリンクデータ情報およびアップリンク制御情報を決定するステップと、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースがアップリンク制御情報に対応する時間領域リソースと重複するとき、重複する時間領域リソース上で第1の情報を送信するステップとを含み、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さは、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さと等しくなく、第1の情報は第2の情報および第3の情報のうちの少なくとも1つを含み、第2の情報はアップリンク制御情報内の一部のまたはすべての情報を含み、第3の情報はアップリンクデータ情報内の一部のまたはすべての情報を含む。異なる長さの時間領域リソースに対応するアップリンク制御情報およびアップリンクデータ情報が存在し、時間領域リソース間で競合が発生するときの問題を解決する。

Description

本発明は、通信分野に関し、詳細には、アップリンク情報伝送方法および装置に関する。
通信ネットワークでは、遅延はキーパフォーマンスインジケータ(key performance indicator、KPI)であり、また、ユーザの使用体験に影響を与える。通信プロトコルの開発に伴い、遅延に最も明らかに影響を与える物理層のスケジューリング間隔もますます小さくなっている。初期の広帯域符号分割多元接続(wideband code division multiple access、WCDMA(登録商標))では、スケジューリング間隔は10msであり、高速パケットアクセス(high-speed packet access、HSPA)では、スケジューリング間隔は2msに短縮され、ロングタームエボリューション(long term evolution、LTE)では、スケジューリング間隔は1msに短縮される。
小遅延のサービス要件に起因して、スケジューリング間隔をさらに短縮するために、短い伝送時間間隔(transmission time interval、TTI)のフレーム構造がLTE物理層に導入される必要があり、TTIは1msから1シンボル(symbol)と0.5msの間の値に短縮されてもよい。前述のシンボルは、LTEシステムにおける直交周波数分割多重(orthogonal frequency division multiplexing、OFDM)シンボルであってもよい。
図1は、基地局のデータ伝送のRTT(round-trip time、伝送の往復時間)遅延の図である。図1に示されたように、ハイブリッド自動再送要求(hybrid automatic repeat request、HARQ)技術に基づいて、基地局がダウンリンク(downlink、略してDL)リンクで番号iのTTI内でユーザ機器にデータを送信する場合、かつユーザ機器が受信データを正しく復調し復号する場合、ユーザ機器は、アップリンク(uplink、略してUL)リンクで番号i+4のTTI内で基地局に肯定応答(acknowledgement、ACK)をフィードバックする。ユーザ機器が受信データを正しく復調または復号しなかった場合、ユーザ機器は、番号i+4のTTI内で基地局に否定応答(negative acknowledgment、NACK)をフィードバックする。基地局は、番号i+4のTTI内で受信されたACKまたはNACKに基づいて、ダウンリンクリンクで番号i+8のTTI内で、データに対して初期送信または再送信の処理を実行することを決定する。フィードバックされるACKまたはNACKは、HARQ-ACK情報と総称される場合もある。従来技術では、アップリンクリンクとダウンリンクリンクの両方における伝送用TTIの長さは1msである。ショートTTIの伝送技術が導入された場合、たとえば、アップリンクリンクおよびダウンリンクリンクにおける送信用TTIの長さが0.5msまたは1つもしくは複数のシンボルに短縮されると、処理時間が均等な割合で短縮されると考えることができ、前述のRTT遅延も適用される。
LTEはキャリアアグリゲーション技術をサポートする、すなわち、基地局は、1つのUE向けに複数のキャリアを構成してUEのデータレートを改善する。キャリアアグリゲーション技術をサポートするUEは、複数のダウンリンクキャリア上でダウンリンクデータを同時に検出することができ、UEは、複数のダウンリンクキャリア上のダウンリンクデータに対してHARQフィードバックメカニズムを同時に行う必要がある。したがって、1つのチャネルが複数のダウンリンクキャリア上のダウンリンクデータのHARQ-ACK情報をサポートできることが必要である。加えて、基地局がUEをスケジュールし、複数のダウンリンクキャリア上でダウンリンクデータを送信することを可能にするために、UEは、キャリア上のチャネル状態情報CSI(channel state information)を基地局にフィードバックする必要がある。特定のアップリンクTTI内で、UEは、ダウンリンクスケジューリングデータのためのHARQ-ACKフィードバック情報および複数のキャリア上のCSIを基地局に同時にフィードバックする必要があり得る。UEは、基地局にスケジューリング要求(scheduling request、SR)情報をさらに送信して、基地局にアップリンクUL-SCHリソースを要求することができる。
キャリアアグリゲーションシナリオでは、UEは、複数のダウンリンクキャリア上でデータを受信することをサポートできるが、アップリンク伝送のためのシングルキャリア伝送能力しかもたない。アップリンクデータの伝送をスケジュールするためのダウンリンクキャリアのTTI長は、アップリンクキャリアのTTI長と同じであってもよく、アップリンクキャリアのTTI長とは異なっていてもよい。UEが異なるTTI長の複数のダウンリンクキャリア上でデータを受信することをサポートするとき、UEは、ダウンリンクスケジューリングデータのためのHARQ-ACKフィードバック情報をフィードバックし、特定のアップリンクTTI内で基地局にアップリンクデータを送信する必要があり得る。HARQ-ACKフィードバック情報をフィードバックするTTI長は、アップリンクデータを送信するTTI長と等しくなくてもよい。一例として図2を使用すると、図2は、異なるTTI長のアップリンク制御チャネルとアップリンクデータチャネルとの間の競合の概略図である。図2に示されたように、図2は、1つのアップリンクキャリア(component carrier、コンポーネントキャリア、略してCC)および2つのダウンリンクキャリアを含み、2つのダウンリンクキャリアは、それぞれ、ダウンリンクキャリア1およびダウンリンクキャリア2である。ダウンリンクキャリア1のTTI時間長はアップリンクキャリアのTTI時間長と同じであり、ダウンリンクキャリア2のTTI時間長はダウンリンクキャリア1のTTI時間長と等しくない。ダウンリンクキャリアのTTI長は、アップリンクキャリアのTTI長と同じであり、ダウンリンクキャリア1上の制御シグナリングを使用することにより、アップリンクキャリア上のデータ伝送がスケジュールされると仮定する。基地局が、ユーザデータ伝送をスケジュールするためのアップリンク許可(grant)をダウンリンクキャリア1の番号i+2のTTI内で送信する場合、アップリンク許可を受信した後、UEは、アップリンクキャリアの番号i+6のTTI内でアップリンクデータ情報を送信する。基地局がダウンリンクキャリア2の番号iのTTI内でデータを送信する場合、データを受信した後、UEは、ダウンリンクキャリア2の番号i+4のTTIに対応する瞬間に、すなわち、アップリンクキャリアの番号i+6のTTI内でアップリンク制御情報をフィードバックする。すなわち、アップリンクデータとダウンリンクキャリア2に対応するアップリンクHARQ-ACK情報との間の競合は、アップリンクキャリアの番号i+6のTTI内で発生する可能性がある。
従来技術では、異なる長さの時間領域リソースに対応するアップリンク制御情報およびアップリンクデータ情報が存在し、アップリンク制御情報およびアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソース間で競合が発生するとき、アップリンク制御情報またはアップリンクデータ情報を送信するための処理方法は存在しない。
これに鑑みて、本発明の実施形態の目的は、問題を解決するために、を提供することである。
前述の技術的問題を解決するために、本発明の実施形態は以下の技術的解決策を開示する。
第1の態様によれば、アップリンク情報伝送方法が提供され、方法は、
ユーザ機器により、アップリンクデータ情報およびアップリンク制御情報を決定するステップであって、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さが、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さと等しくなく、アップリンク制御情報が、ハイブリッド自動再送要求情報、チャネル状態情報、およびスケジューリング要求情報のうちの少なくとも1つを含む、ステップと、
アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースがアップリンク制御情報に対応する時間領域リソースと重複するとき、ユーザ機器により、重複する時間領域リソース上で第1の情報を送信するステップであって、第1の情報が第2の情報および第3の情報のうちの少なくとも1つを含む、ステップと
を含み、
第2の情報は、アップリンク制御情報内の一部の情報またはアップリンク制御情報内のすべての情報を含み、第3の情報は、アップリンクデータ情報内の一部の情報またはアップリンクデータ情報内のすべての情報を含む。
場合によっては、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さが、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さと等しくないことは、
アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さが、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さよりも長いこと、または
アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さが、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さよりも短いこと
を含む。
場合によっては、第1の情報は第2の情報を含み、方法は、以下の
ユーザ機器により、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第2の情報を送信するステップ、または
ユーザ機器により、アップリンク制御情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第2の情報を送信するステップ
のうちの少なくとも1つをさらに含む。
場合によっては、ユーザ機器により、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第2の情報を送信するステップは、以下の
ユーザ機器により、アップリンク制御情報に対応するフォーマットを使用して、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第2の情報を送信するステップ、
ユーザ機器により、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース内のあらかじめ定められたリソース上で第2の情報を送信するステップ、
ユーザ機器により、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第2の情報を繰り返し送信するステップ、および
ユーザ機器により、アップリンクデータ情報の変調方式と同じ変調方式を使用して、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第2の情報を送信するステップ
のうちの少なくとも1つを含む。
さらに場合によっては、方法は、
ユーザ機器により、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で基準信号をさらに送信するステップ
をさらに含む。
場合によっては、第1の情報は第3の情報を含む。アップリンク制御情報は、チャネル状態情報を含み、ハイブリッド自動再送要求情報およびスケジューリング要求情報を含まない。
場合によっては、第1の情報は第3の情報を含み、方法は、以下の
ユーザ機器により、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第3の情報を送信するステップ、および
ユーザ機器により、アップリンク制御情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第3の情報を送信するステップ
のうちの少なくとも1つをさらに含む。
場合によっては、第1の情報は第2の情報および第3の情報を含み、方法は、以下の
ユーザ機器により、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第1の情報を送信するステップ、および
ユーザ機器により、アップリンク制御情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第1の情報を送信するステップ
のうちの少なくとも1つをさらに含む。
場合によっては、ユーザ機器により、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第1の情報を送信するステップは、以下の
ユーザ機器により、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース内のあらかじめ定められたリソース上で第1の情報の中の第2の情報を送信するステップ、
ユーザ機器により、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース内のあらかじめ定められたリソース以外のリソース上で第1の情報の中の第3の情報を送信するステップ、
ユーザ機器により、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第1の情報を送信するステップであって、第1の情報の中の第2の情報および第1の情報の中の第3の情報が異なる時間周波数リソースを占有する、ステップ、ならびに
ユーザ機器により、同じ変調方式を使用して、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で、第1の情報の中の第2の情報および第3の情報を送信するステップ
のうちの少なくとも1つを含む。
さらに場合によっては、方法は、
ユーザ機器により、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で基準信号をさらに送信するステップ
をさらに含む。
場合によっては、方法は、
ユーザ機器により、基地局によって送信された指示情報を受信するステップであって、指示情報は、以下の情報:
アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースのリソース割振り情報、
アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースのリソース割振り情報、
重複する時間領域リソースの指示情報、
第1の情報に含まれる内容の指示情報、および
重複する時間領域リソース上で第1の情報を送信する方式の指示情報
のうちの少なくとも1つを含む、ステップ
をさらに含む。
第2の態様によれば、アップリンク情報伝送方法が提供され、方法は、
基地局により、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソース上でアップリンクデータ情報を受信し、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソース上でアップリンク制御情報を受信するステップであって、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さが、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さと等しくなく、アップリンク制御情報が、ハイブリッド自動再送要求情報、チャネル状態情報、およびスケジューリング要求情報のうちの少なくとも1つを含む、ステップと、
アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースがアップリンク制御情報に対応する時間領域リソースと重複するとき、基地局により、重複する時間領域リソース上で第1の情報を受信するステップであって、第1の情報が第2の情報および第3の情報のうちの少なくとも1つを含む、ステップと
を含み、
第2の情報は、アップリンク制御情報内の一部の情報またはアップリンク制御情報内のすべての情報を含み、第3の情報は、アップリンクデータ情報内の一部の情報またはアップリンクデータ情報内のすべての情報を含む。
場合によっては、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さが、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さと等しくないことは、
アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さが、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さよりも長いこと、または
アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さが、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さよりも短いこと
を含む。
場合によっては、第1の情報は第2の情報を含み、方法は、以下の
基地局により、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第2の情報を受信するステップ、または
基地局により、アップリンク制御情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第2の情報を受信するステップ
のうちの少なくとも1つをさらに含む。
場合によっては、基地局により、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第2の情報を受信するステップは、以下の
基地局により、アップリンク制御情報に対応するフォーマットを使用して、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第2の情報を受信するステップ、
基地局により、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース内のあらかじめ定められたリソース上で第2の情報を受信するステップ、
基地局により、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第2の情報を結合し受信するステップ、および
基地局により、アップリンクデータ情報の変調方式と同じ変調方式を使用して、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第2の情報を受信するステップ
のうちの少なくとも1つを含む。
さらに場合によっては、方法は、
基地局により、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で基準信号をさらに受信するステップと、
基地局により、基準信号に基づいて第1の情報を復調するステップと
をさらに含む。
場合によっては、第1の情報は第3の情報を含む。アップリンク制御情報は、チャネル状態情報を含み、ハイブリッド自動再送要求情報およびスケジューリング要求情報を含まない。
場合によっては、第1の情報は第3の情報を含み、方法は、以下の
基地局により、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第3の情報を受信するステップ、および
基地局により、アップリンク制御情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第3の情報を受信するステップ
のうちの少なくとも1つをさらに含む。
場合によっては、第1の情報は第2の情報および第3の情報を含み、方法は、以下の
基地局により、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第1の情報を受信するステップ、および
基地局により、アップリンク制御情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第1の情報を受信するステップ
のうちの少なくとも1つをさらに含む。
場合によっては、基地局により、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第1の情報を受信するステップは、以下の
基地局により、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース内のあらかじめ定められたリソース上で第1の情報の中の第2の情報を受信するステップ、
基地局により、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース内のあらかじめ定められたリソース以外のリソース上で第1の情報の中の第3の情報を受信するステップ、
基地局により、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第1の情報を受信するステップであって、第1の情報の中の第2の情報および第1の情報の中の第3の情報が異なる時間周波数リソースを占有する、ステップ、ならびに
基地局により、同じ変調方式を使用して、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で、第1の情報の中の第2の情報および第3の情報を受信するステップ
のうちの少なくとも1つを含む。
さらに場合によっては、方法は、
基地局により、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で基準信号をさらに受信するステップと、
基地局により、基準信号に基づいて第1の情報を復調するステップと
をさらに含む。
場合によっては、方法は、
基地局により、ユーザ機器に指示情報を送信するステップであって、指示情報は、以下の情報:
アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースのリソース割振り情報、
アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースのリソース割振り情報、
重複する時間領域リソースの指示情報、
第1の情報に含まれる内容の指示情報、および
重複する時間領域リソース上で第1の情報を送信する方式の指示情報
のうちの少なくとも1つを含む、ステップ
をさらに含む。
第3の態様によれば、アップリンク情報伝送デバイスが提供され、デバイスは、バスシステム、プロセッサ、およびトランシーバを含む。プロセッサは、バスシステムを使用してトランシーバに接続され、プロセッサおよびトランシーバは、第1の態様による方法または第1の態様の任意の可能な実装形態を実行する。
第4の態様によれば、アップリンク情報伝送デバイスが提供され、デバイスは、バスシステム、プロセッサ、およびトランシーバを含む。プロセッサは、バスシステムを使用してトランシーバに接続され、プロセッサおよびトランシーバは、第2の態様による方法または第2の態様の任意の可能な実装形態を実行する。
第5の態様によれば、第1の態様による方法または第1の態様の任意の可能な実装形態を実行するように構成されたアップリンク情報伝送装置が提供される。具体的には、装置は、第1の態様による方法または第1の態様の任意の可能な実装形態を実行するように構成されたユニットを含む。
第6の態様によれば、第2の態様による方法または第2の態様の任意の可能な実装形態を実行するように構成されたアップリンク情報伝送装置が提供される。具体的には、装置は、第2の態様による方法または第2の態様の任意の可能な実装形態を実行するように構成されたユニットを含む。
本発明の実施形態は、相対的に優先度が高いアップリンク制御情報が送信されることを保証できるか、またはアップリンクデータ情報の復調の実行を保証できるか、またはアップリンクデータ情報の復調の実行が比較的少ししか影響を受けないときに、相対的に優先度が高いアップリンク制御情報が送信されることを保証できるように、アップリンク情報伝送方法および装置を提供する。
上記の一般的な説明および以下の詳細な説明は例にすぎず、本発明の保護範囲を限定するものではないことを理解されたい。
本発明の実施形態または従来技術における技術的解決策をより明確に記載するために、以下で、実施形態または従来技術を記載するために必要とされる添付図面を簡単に記載する。当然ながら、以下の説明における添付図面は本発明のいくつかの実施形態を示すにすぎず、当業者は、創造的な努力なしに、これらの添付図面から他の図面をさらに導出することができる。
従来技術における基地局のデータ伝送のRTT遅延の図である。 異なるTTI長のアップリンク制御チャネルとアップリンクデータチャネルとの間の競合の概略図である。 本発明の一実施形態による、適用シナリオの概略図である。 異なるTTI長のアップリンクデータ情報の伝送とアップリンク制御情報の伝送との間の競合の概略図である。 異なるTTI長のアップリンクデータ情報の伝送とアップリンク制御情報の伝送との間の競合の別の概略図である。 本発明の一実施形態による、アップリンク情報伝送方法のフローチャートである。 本発明の一実施形態による、同じアップリンクキャリア上にある、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースとアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースとの間の重複の概略図である。 本発明の一実施形態による、同じアップリンクキャリア上にある、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースとアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースとの間の重複の概略図である。 本発明の一実施形態による、同じアップリンクキャリア上にある、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースとアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースとの間の重複の概略図である。 本発明の一実施形態による、同じアップリンクキャリア上にある、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースとアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースとの間の重複の概略図である。 本発明の一実施形態による、アップリンク情報伝送方法のフローチャートである。 本発明の一実施形態による、アップリンク制御情報伝送装置の概略図である。 本発明の一実施形態による、アップリンク制御情報伝送装置の概略図である。
前述の添付図面は、本発明の具体的な実施形態を示し、以下により詳細な説明が提供される。添付図面およびテキスト説明は、本発明の発想の範囲をいかなる方法でも限定するものではなく、特定の実施形態を参照して、当業者に本発明の概念を説明するものである。
以下で、本発明の実施形態における添付図面を参照して、本発明の実施形態における技術的解決策を明確かつ完全に説明する。当然ながら、記載される実施形態は、本発明の実施形態のうちの一部にすぎず、すべてではない。創造的な努力なしに本発明の実施形態に基づいて、当業者によって取得されるすべての他の実施形態は、本発明の保護範囲内に入るべきである。
本発明の完全な理解を実現するために、以下の詳細な説明において多数の具体的な詳細が言及される。しかしながら、当業者は、本発明がこれらの具体的な詳細なしに実施されてもよいことを理解するべきである。他の実施形態では、実施形態が曖昧になることを防止するために、周知の方法、プロセス、構成要素、および回路は詳細に記載されない。
本発明の実施形態は、伝送中のアップリンク制御情報とアップリンクデータ情報との間の競合を解決するために、アップリンク情報伝送方法および装置を提供する。
以下で、本発明の実施形態のアプリケーション環境を簡単に記載し、一例としてLTEシステムまたはLTE-Aシステムが使用される。しかしながら、本発明の実施形態のアプリケーション環境は、LTE関連システムに限定されず、スケジューリングを介してデータ伝送を実行するいかなるワイヤレス通信システムも、本発明の実施形態において提供される解決策を使用することができる。
LTEシステムまたはLTE-Aシステムでは、時間次元に関して、1無線フレームの時間長は10msであり、1サブフレームの時間長は1msであり、1無線フレームは10個のサブフレームを含むことを理解されたい。具体的には、2つのサブフレームフォーマットが存在し、1つは、通常サイクリックプレフィックス(normal cyclic prefix、NCP)サブフレームフォーマットである。1つのNCPサブフレームは、14個のOFDMシンボルまたは2つのタイムスロットを含む。OFDMシンボルは0から13の番号が付けられ、0から6の番号が付けられたOFDMシンボルは奇数番号のタイムスロットであり、7から13の番号が付けられたOFDMシンボルは偶数番号のタイムスロットである。もう一つは、拡張サイクリックプレフィックス(extended cyclic prefix、ECP)サブフレームフォーマットである。1つのECPサブフレームは、12個のOFDMシンボルまたは2つのタイムスロットを含む。OFDMシンボルは0から11の番号が付けられ、0から5の番号が付けられたOFDMシンボルは奇数番号のタイムスロットであり、6から11の番号を付けられたOFDMシンボルは偶数番号のタイムスロットである。
周波数次元に関して、最小単位はサブキャリアである。時間次元と周波数次元の組合せに関して、アンテナポートでの伝送に使用されるリソースの場合、最小単位はリソース要素(resource element、RE)であり、1つのREは時間領域において1つのOFDMシンボルを含み、周波数領域において1つのサブキャリアを含む。リソース要素グループ(resource-element Group、REG)は、整数個のREを含んでもよい。たとえば、1つのREGは4つまたは16個のREを含んでもよい。1つの物理リソースブロック(physical resource block、PRB)は、時間領域において1つのタイムスロットを含み、周波数領域において12個のサブキャリアを含む。1つのサブフレームは1つのPRBペア(PRB pair)を含む。1つのリソースブロック(resource block、RB)は、時間領域において1つのサブフレームを含み、周波数領域において12個のサブキャリアを含む。リソースブロックグループ(resource block group、RBG)は、整数個のPRBを含んでもよい。たとえば、1つのRBGは、1つのPRB、または2つ、3つ、4つ、もしくは別の整数個のPRBを含んでもよい。
アップリンクシンボルは、シングルキャリア周波数分割多元接続(single carrier-frequency division multiple access、略してSC-FDMA)シンボルと呼ばれ、ダウンリンクシンボルは、直交周波数分割多重(orthogonal frequency division multiplexing、略してOFDM)シンボルと呼ばれる。後続の技術が、直交周波数分割多元接続(orthogonal frequency division multiple access、OFDMA)のアップリンク多重アクセス方式を導入する場合、アップリンクシンボルもOFDMシンボルと呼ばれてもよい。本発明の実施形態では、アップリンクシンボルおよびダウンリンクシンボルは、両方ともシンボルと総称される。1つのシンボルは、サイクリックプレフィックス(cyclic prefix、CP)部および情報セグメント部を含む。情報セグメント部はシンボルのすべての情報を含み、CPは情報セグメントの一部の中の信号の繰返しである。本発明の実施形態における技術的解決策で言及されるシンボルは、代替として別のタイプの通信のシンボルであってもよく、このことは本発明では限定されない。
物理チャネル(physical channel)は、具体的に、データ情報および/または制御情報の伝送に使用される。本発明の実施形態では、物理チャネルには、以下の、PUSCH(physical uplink shared channel、PUSCH、物理アップリンク共有チャネル)、PUCCH(physical uplink control channel、物理アップリンク制御チャネル)、PDCCH(physical downlink control channel、物理ダウンリンク制御チャネル)、EPDCCH(enhanced-physical downlink control channel、拡張物理ダウンリンク制御チャネル)、PCFICH(physical control format indicator channel、物理制御フォーマットインジケータチャネル)、PHICH(physical hybrid ARQ indicator channel、物理ハイブリッドARQインジケータチャネル)、PDSCH(physical downlink shared channel、物理ダウンリンク共有チャネル)などのうちの1つもしくは組合せ、または、規格の中に新しく導入され、同じ機能および異なる名称を有するチャネル、たとえば、ショートTTI伝送に導入された制御チャネルまたはデータチャネルが含まれる。
ショートTTIデータ伝送は、そのTTIが1サブフレームまたは1ms未満のデータ伝送である。たとえば、TTI長は0.5msであるか、またはTTI長は、1つのシンボル、ならびに2つ、3つ、4つ、5つ、および6つのシンボルのうちの1つであるか、またはTTI長は、1つのシンボル、ならびに2つ、3つ、4つ、5つ、6つ、および7つのシンボルの中の少なくとも2つの異なるTTI長の組合せである。たとえば、1msは4つのTTIを含み、4つのTTIの長さは、それぞれ、4つ、3つ、4つ、および3つのシンボル、または3つ、4つ、3つ、および4つのシンボル、または他の異なるTTI長の組合せである。説明を容易にするために、1msが4つのTTIを含むケースの場合、特に明言されない限り、本発明の実施形態では0.25msのTTI長が記載される。同様に、TTIが1サブフレームまたは1ms未満のデータパケットは、ショートTTIデータパケットと呼ばれる。ショートTTIデータ伝送は、周波数領域において、連続して分散されてもよく、不連続に分散されてもよい。下位互換性を考慮すると、1msのTTI伝送およびショートTTI伝送がシステム内に共存する可能性があることに留意されたい。
図3は、本発明の一実施形態による、適用シナリオの概略図である。図3に示された適用シナリオは、セル基地局301、ならびに、セル基地局301のカバレッジ内に位置し、セル基地局301と通信するユーザ機器302およびユーザ機器303を含む。セル基地局301はLTEシステムの基地局であり、ユーザ機器302およびユーザ機器303は、対応するLTEシステム内のユーザ機器である。セル基地局301およびユーザ機器302は、両方ともショートTTI伝送をサポートするデバイスであり、ユーザ機器303はショートTTI伝送をサポートしないデバイスである。セル基地局301は、ショートTTIまたは1msの通常TTIを別々に使用してユーザ機器302と通信することができる。セル基地局301は、1msの通常TTIを使用してユーザ機器303と通信することができる。
本発明の実施形態では、ユーザ機器(user equipment、UE)は、端末(terminal)、移動局(mobile station、MS)、モバイル端末(mobile terminal)などと呼ばれる場合がある。ユーザ機器は、無線アクセスネットワーク(radio access network、RAN)を使用して、1つまたは複数のコアネットワークと通信することができる。たとえば、ユーザ機器は、(「セルラー」フォンとも呼ばれる)携帯電話、またはモバイル端末付きコンピュータであってもよい。たとえば、ユーザ機器は、無線アクセスネットワークと音声および/またはデータを交換する、ポータブル、ポケットサイズ、ハンドヘルド、コンピュータ内蔵、または車載のモバイル装置であってもよい。
本発明の実施形態では、基地局は、LTEシステムまたはLAA-LTEシステムにおける発展型ノードB(evolutional Node B、略してeNBまたはe-NodeB)、マクロ基地局、(「小型基地局」とも呼ばれる)マイクロ基地局、ピコセル基地局、アクセスポイント(access point、AP)、伝送ポイント(transmission point、TP)、別のネットワーク側デバイスなどであってもよい。このことは本発明では限定されない。
LTEシステムはキャリアアグリゲーション技術をサポートする、すなわち、基地局は、1つのUE向けに複数のキャリアを構成してUEのデータレートを改善する。キャリアアグリゲーション技術をサポートするUEは、複数のダウンリンクキャリア上でダウンリンクデータを同時に検出することができ、UEは、複数のダウンリンクキャリア上のダウンリンクデータに対してHARQフィードバックメカニズムを同時に行う必要がある。したがって、1つのアップリンクチャネルが複数のダウンリンクキャリア上のダウンリンクデータに対応するHARQ-ACK情報の伝送をサポートできることが必要である。加えて、基地局がUEをスケジュールし、複数のダウンリンクキャリア上でダウンリンクデータを送信することを可能にするために、UEは、キャリア上のチャネル状態情報CSI(channel state information、CSI)を基地局にフィードバックする必要がある。UEによって基地局にフィードバックされるCSIは、周期的CSIおよび非周期的CSIに分類される。周期的なCSIの場合、各ダウンリンクキャリアのフィードバック周期は別々に構成される。複数のダウンリンクコンポーネントキャリアの周期的CSIが同時にフィードバックされる必要があるとき、UEは、コンポーネントキャリアであり、優先度が最も高い周期的CSIのみをフィードバックする。複数のダウンリンクコンポーネントキャリアの優先度が同じ周期的CSIの場合、ダウンリンクコンポーネントキャリアの中でインデックスが最も小さいダウンリンクコンポーネントキャリアの周期的CSIがフィードバックされる。非周期的CSIの場合、非周期的CSIをトリガするために、動的ダウンリンク制御情報DCI内の制御ビットが使用される。特定のアップリンクTTI内で、UEは、ダウンリンクスケジューリングデータのためのアップリンクHARQ-ACKフィードバック情報および複数のキャリア上のCSIを基地局に同時にフィードバックする必要があり得る。UEは、基地局にスケジューリング要求(scheduling request、SR)情報をさらに送信して、基地局にアップリンクUL-SCHリソースを要求することができる。ダウンリンク伝送データブロックに対応するアップリンクHARQ-ACK情報、ダウンリンクチャネル状態を測定して取得されたCSIフィードバック情報、およびUEによって送信されるスケジューリング要求SR情報は、すべてアップリンク制御情報(uplink control information、UCI)である。CSIフィードバック情報は、CQI(channel quality indicator、チャネル品質インジケータ)情報、PMI(precoding matrix indicator、プリコーディング行列指示)情報、およびRI(rank indicator、ランキング指示)情報のうち少なくとも一つを含んでもよい。UCIは、PUCCH上で搬送されてもよく、PUSCH上で搬送されてもよい。本発明の実施形態では、UCIがPUSCH上で搬送されるケースが主に考慮される。
ショートTTI伝送が導入された後、UEは、複数の異なるTTI長のダウンリンクデータの受信をサポートすることができる。別々に復調することができる伝送データブロック全体が各TTI内で送信されてもよい。UEは、複数の異なるTTI長のアップリンクデータの送信をサポートすることもできる。ダウンリンク伝送のTTI長は、ダウンリンク伝送に対応するアップリンク伝送のTTI長と同じであってもよい。たとえば、ダウンリンク伝送のTTI長およびダウンリンク伝送に対応するアップリンク伝送のTTI長は、両方とも0.25msである。ダウンリンク伝送のTTI長は、ダウンリンク伝送に対応するアップリンク伝送のTTI長より短くてもよい。たとえば、ダウンリンク伝送のTTI長は2シンボルであり、アップリンク伝送のTTI長は3シンボルである。あるいは、ダウンリンク伝送のTTI長は、ダウンリンク伝送に対応するアップリンク伝送のTTI長より長くてもよい。たとえば、ダウンリンク伝送のTTI長は0.25msであり、アップリンク伝送のTTI長は1シンボルである。異なるTTI長に対応する複数のダウンリンク伝送データブロックは、同じキャリアからのものであってもよく、異なるキャリアからのものであってもよいことに留意されたい。UEが複数のダウンリンクキャリアを有するとき、UEはさらに、異なるキャリア上でCSIをフィードバックする必要がある。TTIが短縮された後、対応するHARQ処理遅延も短縮される。HARQ処理遅延が均等な割合で短縮される、すなわち、ショートTTIデータ伝送がTTI長の4倍のHARQフィードバック遅延に依然として従うと考えられてもよい。あるいは、ショートTTIデータ伝送が、TTI長の4倍を超えるHARQフィードバック遅延、またはTTI長の4倍未満のHARQフィードバック遅延に従うと考えられてもよい。このことは本発明では限定されない。しかしながら、どのケースかにかかわらず、UEが同じ時間ポイントでアップリンクキャリア上で送信する必要がある場合、長さが等しくないアップリンクデータ情報およびアップリンク制御情報が発生する可能性があり、その結果、アップリンクデータ情報およびアップリンク制御情報の伝送間の競合が発生する可能性がある。この問題は以下で詳細に記載される。説明を容易にするために、キャリアアグリゲーションシナリオにおいて異なるTTI長のUEによるアップリンクデータ情報の伝送とUEによるアップリンク制御情報の伝送との間の競合が、説明のために使用される。この例では、ショートTTIデータ伝送は、TTI長の4倍のHARQフィードバック遅延に従い、アップリンク伝送のTTI長は、アップリンク伝送に対応するダウンリンク伝送のTTI長と同じであると仮定する。
図4は、異なるTTI長のアップリンクデータ情報の伝送とアップリンク制御情報の伝送との間の競合の概略図である。
図4に示されたように、UEは、2つのダウンリンクキャリア上でデータを受信し、1つのアップリンクキャリア上でデータを送信することをサポートする。2つのダウンリンクキャリアは、それぞれ、ダウンリンクキャリア1およびダウンリンクキャリア2である。ダウンリンクキャリア1およびアップリンクキャリアのTTI長は、ダウンリンクキャリア2のTTI長よりも長く、ダウンリンクキャリア1のTTI長は、アップリンクキャリアのTTI長に等しく、アップリンクキャリア上のデータ伝送は、ダウンリンクキャリア1上の制御シグナリングを使用してスケジュールされる。ダウンリンクキャリア1の1つのTTI時間長は、ダウンリンクキャリア2のN個のTTI時間長に等しいと仮定する。すなわち、ダウンリンクキャリア2のTTI時間長はL2であり、ダウンリンクキャリア1のTTI時間長はL1=N*L2であると仮定する。図4に示された実施形態では、L1=2*L2である。
図4の各直方体は、対応するアップリンクデータまたはダウンリンクデータの1つのTTIを表す、すなわち、4101はダウンリンクキャリア1のTTIであり、4201はアップリンクキャリアのTTIであり、4301はダウンリンクキャリア2のTTIである。図4に示されたように、4101のTTI時間長は4201のTTI時間長に等しく、4101のTTI時間長は4301のTTI時間長の2倍に等しい。
ダウンリンクキャリア1のTTI時間長は、アップリンクキャリアのTTI時間長に等しい。したがって、ダウンリンクキャリア1のk番目のTTI内でアップリンク許可を受信した後、UEは、アップリンクキャリアのTTIであり、ダウンリンクキャリア1の(k+4)番目のTTIに対応するTTI内でアップリンクデータ情報を送信する。たとえば、4101内でアップリンク許可を受信した後、UEは、4105に対応する4205内でアップリンクデータ情報を送信する。
アップリンクキャリアのTTI時間長は、ダウンリンクキャリア2のTTI時間長の2倍であり、ダウンリンクキャリア2のk番目のTTI内のデータに対応するHARQ-ACK情報は、アップリンクキャリアのTTIであり、ダウンリンクキャリア2の(k+4)番目のTTIに対応するTTI内でフィードバックされるべきである。たとえば、4301内のデータに対応するHARQ-ACK情報の場合、アップリンク制御情報は、4305に対応する4203の前半の中のHARQ時間シーケンス内でフィードバックされるべきである。4306内のデータの場合、アップリンク制御情報は、HARQ時間シーケンス内の4205の後半の中でフィードバックされるべきである。
図4に示された実施形態では、アップリンクキャリア上で送信されるデータ情報およびHARQ-ACK情報は、互いに競合する可能性がある。競合のタイプには以下が含まれ得る。
(1)ダウンリンクキャリア1の4101内でUEへのアップリンク許可伝送があり、ダウンリンクキャリア2の4305内でUEへのデータ伝送がある場合、アップリンクキャリアの4205内でUEによって送信されるデータ情報およびHARQ-ACK情報は互いに競合し、またはダウンリンクキャリア1の4101内でUEへのアップリンク許可伝送があり、ダウンリンクキャリア2の4306内でUEへのデータ伝送がある場合、アップリンクキャリアの4205内でUEによって送信されるデータ情報およびHARQ-ACK情報は互いに競合する。
(2)ダウンリンクキャリア1の4101内でUEへのアップリンク許可伝送があり、ダウンリンクキャリア2の4305と4306の両方の中で同時にUEへのデータ伝送がある場合、アップリンクキャリアの4205内でUEによって送信されるデータ情報およびHARQ-ACK情報は互いに競合する。
図4は、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さが、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さよりも長い、すなわち、PUSCHのTTI長がPUCCHのTTI長よりも長いケースを示す。
図5は、異なるTTI長のアップリンクデータ情報の伝送とアップリンク制御情報の伝送との間の競合の概略図である。
図5に示されたシナリオは、1つのアップリンクキャリアおよび2つのダウンリンクキャリアを含み、2つのダウンリンクキャリアは、それぞれ、ダウンリンクキャリア1およびダウンリンクキャリア2である。ダウンリンクキャリア1のTTI長は、アップリンクキャリアおよびダウンリンクキャリア2のTTI長よりも長く、ダウンリンクキャリア1のTTI時間長は、ダウンリンクキャリア2のTTI時間長の2倍であり、ダウンリンクキャリア2のTTI時間長は、アップリンクキャリアのTTI時間長に等しい。アップリンクキャリア上のデータ伝送は、ダウンリンクキャリア2上の制御シグナリングを使用してスケジュールされる。
ダウンリンクキャリア1の5101内で送信されたデータに対応するHARQ-ACK情報は、アップリンクキャリアの5209および5210の中でフィードバックされる。ダウンリンクキャリア2の5305内で送信されたアップリンク許可に対応するPUSCHは、5209内で送信される。ダウンリンクキャリア2の5306内で送信されたアップリンク許可に対応するPUSCHは、5210内で送信される。
図5に示されたシナリオでは、アップリンクキャリア上で送信されるデータ情報およびHARQ-ACK情報は、互いに競合する可能性がある。競合のタイプには以下が含まれ得る。
(3)ダウンリンクキャリア1の5101内でUEへのデータ伝送があり、ダウンリンクキャリア2の5305内でUEへのアップリンク許可伝送がある場合、アップリンクキャリアの5209内でUEによって送信されるデータ情報およびHARQ-ACK情報は互いに競合し、またはダウンリンクキャリア1の5101内でUEへのデータ伝送があり、ダウンリンクキャリア2の5306内でUEへのアップリンク許可伝送がある場合、アップリンクキャリアの5210内でUEによって送信されるデータ情報およびHARQ-ACK情報は互いに競合する。
(4)ダウンリンクキャリア1の5101内でUEへのデータ伝送があり、ダウンリンクキャリア2の5305と5306の両方の中で同時にUEへのアップリンク許可伝送がある場合、アップリンクキャリアの5209および5210の中でUEによって送信されるデータ情報およびHARQ-ACK情報は互いに競合する。
図5は、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さが、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さよりも短い、すなわち、PUSCHのTTI長がPUCCHのTTI長よりも短いケースを示す。
前述の技術的問題を解決するために、本発明の一実施形態は以下の方法を提供する。
実施形態1
図6を参照すると、図6は、本発明のこの実施形態による、アップリンク情報伝送方法のフローチャートである。図6に示されたように、方法は以下のステップを含む。
ステップ601:ユーザ機器がアップリンクデータ情報およびアップリンク制御情報を決定する。
アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さは、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さと等しくない。
アップリンク制御情報は、ハイブリッド自動再送要求(HARQ-ACK)情報、チャネル状態情報(CSI)、およびスケジューリング要求(SR)情報のうちの少なくとも1つを含む。
チャネル状態情報には、CQI情報、PMI情報、およびRI情報のうちの少なくとも1つが含まれることに留意されたい。
ステップ601におけるユーザ機器によるアップリンクデータ情報およびアップリンク制御情報の決定の時系列順序は限定されないことに留意されたい。ユーザ機器は、最初にアップリンクデータ情報を決定し、次いでアップリンク制御情報を決定することができる。あるいは、ユーザ機器は、最初にアップリンク制御情報を決定し、次いでアップリンクデータ情報を決定することができる。あるいは、ユーザ機器は、アップリンクデータ情報およびアップリンク制御情報を同時に決定することができる。
ステップ601を具体的に実施するプロセスでは、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さが、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さと等しくないことは、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さが、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さよりも長いこと、またはアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さが、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さよりも短いことを含む。
ステップ601を具体的に実施するプロセスでは、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さは、アップリンクデータ情報に対応するPUSCHの長さであり、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さは、アップリンク制御情報に対応するPUCCHの長さである。場合によっては、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さは、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さよりも長く、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さは1ミリ秒未満である。場合によっては、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さは、第1の伝送時間間隔TTI時間長であり、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さは、第2の伝送時間間隔TTI時間長であり、第2のTTI時間長は1ミリ秒未満である。さらに場合によっては、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さは1msであり、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さは、0.5ms、0.25ms、4シンボル、3シンボル、2シンボル、または1シンボルである。あるいは、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さおよびアップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さは、両方とも1ms未満である。たとえば、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さは0.5msであり、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さは、0.25ms、4シンボル、3シンボル、2シンボル、または1シンボルである。
ステップ601を具体的に実施するプロセスでは、場合によっては、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さは、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さよりも短く、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さは1ミリ秒未満である。場合によっては、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さは、第1の伝送時間間隔TTI時間長であり、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さは、第2の伝送時間間隔TTI時間長であり、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さは1ミリ秒未満である。さらに場合によっては、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さは1msであり、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さは、0.5ms、0.25ms、4シンボル、3シンボル、2シンボル、または1シンボルである。あるいは、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さおよびアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さは、両方とも1ms未満である。たとえば、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さは0.5msであり、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さは、0.25ms、4シンボル、3シンボル、2シンボル、または1シンボルである。
ステップ601を具体的に実施するプロセスでは、場合によっては、基地局は、あらかじめ定められた方式で、ユーザ機器がアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースおよび/またはアップリンク制御情報に対応する時間領域リソースを決定することを可能にする。場合によっては、基地局は、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースおよび/またはアップリンク制御情報に対応する時間領域リソースをユーザ機器に割り振る。さらに場合によっては、基地局は、RRCシグナリング、MACシグナリング、物理層シグナリングなどを使用することにより、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースのリソース割振り情報および/またはアップリンク制御情報に対応する時間領域リソースのリソース割振り情報をユーザ機器に通知する。さらに場合によっては、RRCシグナリング、MACシグナリング、または物理層シグナリングは、時間領域リソースと同じキャリア上で搬送されてもよく、他のキャリア上で搬送されてもよい。
ステップ601を具体的に実施するプロセスでは、場合によっては、ユーザ機器は、基地局によって送信された指示情報を受信し、指示情報は、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースのリソース割振り情報および/またはアップリンク制御情報に対応する時間領域リソースのリソース割振り情報を含む。アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースのリソース割振り情報は、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さの指示情報、アップリンクデータ情報に対応するPUSCHのTTI長の指示情報、アップリンクデータ情報に対応するアップリンク許可(UL grant)内のPUSCHチャネルリソースの指示情報、またはアップリンクデータ情報に対応し、時間領域リソース指示、および/もしくは周波数領域リソース指示、および/もしくは空間領域リソース指示、および/もしくは符号リソース指示を含むリソース割振り情報であってもよいことに留意されたい。アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースのリソース割振り情報は、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さの指示情報、アップリンク制御情報に対応するPUSCHのTTI長の指示情報、アップリンク制御情報に対応するPUCCHチャネルリソースの指示情報、またはアップリンク制御情報に対応し、時間領域リソース指示、および/もしくは周波数領域リソース指示、および/もしくは空間領域リソース指示、および/もしくは符号リソース指示を含むリソース割振り情報であってもよい。
ステップ601では、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースまたはアップリンク制御情報に対応する時間領域リソースは、アップリンクデータ情報またはアップリンク制御情報を送信するためにユーザ機器にあらかじめ割り振られた時間領域リソースであることに留意されたい。アップリンクデータ情報またはアップリンク制御情報の実際の送信中に使用される時間領域リソースは、アップリンクデータ情報またはアップリンク制御情報に対応するすべてのあらかじめ割り振られた時間領域リソースではなくてもよい。
ステップ602:アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースがアップリンク制御情報に対応する時間領域リソースと重複するとき、ユーザ機器が重複する時間領域リソース上で第1の情報を送信する。
第1の情報は、第2の情報および第3の情報のうちの少なくとも1つを含む。
第2の情報は、アップリンク制御情報内の一部の情報またはアップリンク制御情報内のすべての情報を含み、第3の情報は、アップリンクデータ情報内の一部の情報またはアップリンクデータ情報内のすべての情報を含む。
具体的には、第1の情報には、以下の8つのケースが含まれてもよい。
アップリンク制御情報内の一部の情報、
アップリンク制御情報内のすべての情報、
アップリンクデータ情報内の一部の情報、
アップリンクデータ情報内のすべての情報、
アップリンク制御情報内の一部の情報およびアップリンクデータ情報内の一部の情報、
アップリンク制御情報内の一部の情報およびアップリンクデータ情報内のすべての情報、
アップリンク制御情報内のすべての情報およびアップリンクデータ情報内の一部の情報、ならびに
アップリンク制御情報内の一部の情報およびアップリンクデータ情報内のすべての情報。
説明を容易にするために、本発明のすべての実施形態では、「アップリンク制御情報内の一部の情報またはアップリンク制御情報内のすべての情報」は、「アップリンク制御情報内の一部の情報もしくはすべての情報」または「アップリンク制御情報の一部もしくはすべて」と記述されてもよく、3つの記述は同じ意味を示す。同様に、「アップリンク制御情報内の一部の情報」および「アップリンク制御情報の一部」は同じ意味を示し、「アップリンク制御情報内のすべての情報」および「アップリンク制御情報のすべて」は同じ意味を示す。「アップリンクデータ情報内の一部の情報またはアップリンクデータ情報内のすべての情報」は、「アップリンクデータ情報内の一部の情報もしくはすべての情報」または「アップリンクデータ情報の一部もしくはすべて」と記述されてもよく、3つの記述は同じ意味を示す。同様に、「アップリンクデータ情報内の一部の情報」および「アップリンクデータ情報の一部」は同じ意味を示し、「アップリンクデータ情報内のすべての情報」および「アップリンクデータ情報のすべて」は同じ意味を示す。
ステップ602を具体的に実施するプロセスでは、場合によっては、ユーザ機器は、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースがアップリンク制御情報に対応する時間領域リソースと重複すると判断する。場合によっては、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースとアップリンク制御情報に対応する時間領域リソースとの間の重複方式は、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースが、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースのすべてまたは一部を含むことであってもよい。場合によっては、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースとアップリンク制御情報に対応する時間領域リソースとの間の重複方式は、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースが、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースのすべてまたは一部を含むことであってもよい。場合によっては、重複する時間領域リソースの長さは1ms未満である。たとえば、重複する時間領域リソースの長さは、1つのシンボルまたはいくつかのシンボルであってもよく、1つのタイムスロットであってもよい。場合によっては、基地局は、重複する時間領域リソースの指示情報をユーザ機器に送信する。具体的には、重複する時間領域リソースの指示情報は、重複する時間領域リソースの長さ、重複する時間領域リソースのシンボルマーク、重複する時間領域リソースのタイムスロットマーク、重複する時間領域リソースの開始位置、および重複する時間領域リソースの終了位置のうちの少なくとも1つを含んでもよい。さらに場合によっては、基地局は、RRCシグナリング、MACシグナリング、物理層シグナリングなどを使用することにより、重複する時間領域リソースの指示情報をユーザ機器に通知する。RRCシグナリング、MACシグナリング、または物理層シグナリングは、時間領域リソースと同じキャリア上で搬送されてもよく、他のキャリア上で搬送されてもよい。
アップリンク制御情報に対応するリソースまたはアップリンクデータ情報に対応するリソースには、時間領域内のリソースが含まれ、周波数領域内のリソース、符号リソース、空間アンテナポートのリソースなどのうちの少なくとも1つがさらに含まれる。重複は、時間領域において、アップリンクデータ情報に対応するリソースがアップリンク制御情報に対応するリソースと重複することを意味する。周波数領域および/または符号領域および/または空間領域では、アップリンクデータ情報に対応するリソースは、アップリンク制御情報に対応するリソースと重複してもよいし、アップリンク制御情報に対応するリソースと重複しなくてもよい。このことは本発明のこの実施形態では限定されない。
本発明のこの実施形態では、1つのアップリンク制御情報に対応する時間領域リソースが1つのアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースと重複する例が、具体的な説明に使用されることに留意されたい。複数のアップリンク制御情報に対応する時間領域リソースが1つのアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースと重複するか、または複数のアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースが1つのアップリンク制御情報に対応する時間領域リソースと重複するとき、処理方法は、1つのアップリンク制御情報に対応する時間領域リソースが1つのアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースと重複する場合の処理方法と同様であり、本明細書では詳細は再び記載されない。
ステップ602を具体的に実施するプロセスでは、場合によっては、第1の情報はアップリンク制御情報の一部またはすべてを含む。場合によっては、第1の情報はアップリンクデータ情報の一部またはすべてを含む。場合によっては、第1の情報は、アップリンク制御情報の一部またはすべてと、アップリンクデータ情報の一部またはすべてとを含む。場合によっては、第1の情報の内容はあらかじめ定められる。場合によっては、第1の情報の内容は、第1の情報の基地局によって送信された内容指示情報を受信することにより、ユーザ機器によって決定される。さらに場合によっては、基地局は、RRCシグナリング、MACシグナリング、物理層シグナリングなどを使用することにより、第1の情報の指示情報をユーザ機器に通知する。RRCシグナリング、MACシグナリング、または物理層シグナリングは、時間領域リソースと同じキャリア上で搬送されてもよく、他のキャリア上で搬送されてもよい。
ステップ602を具体的に実施するプロセスでは、場合によっては、重複する時間領域リソースは、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの一部であってもよいので、アップリンク制御情報の一部は、第1の情報がアップリンク制御情報のすべての情報内の一部の情報を含むことを意味してもよい。
ステップ602を具体的に実施するプロセスでは、場合によっては、重複する時間領域リソースは、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの一部であってもよいので、アップリンクデータ情報の一部は、第1の情報がアップリンクデータ情報のすべての情報内の一部の情報を含むことを意味してもよい。
アップリンク制御情報は、ハイブリッド自動再送要求情報、チャネル状態情報、およびスケジューリング要求情報のうちの少なくとも1つを含むことに留意されたい。ハイブリッド自動再送要求情報は、ユーザ機器によって受信されたダウンリンクデータパケットの返信情報であり、スケジューリング要求情報は、基地局にアップリンク伝送リソースを要求するための情報であり、チャネル状態情報は、ユーザ機器のダウンリンクチャネル状態に関し、基地局に報告される情報である。ステップ602を具体的に実施するプロセスでは、場合によっては、アップリンク制御情報がハイブリッド自動再送要求情報、チャネル状態情報、およびスケジューリング要求情報のうちの少なくとも2つを含むとき、アップリンク制御情報の一部は、アップリンク制御情報が前述の少なくとも2つのタイプの情報のうちの少なくとも1つを含まないことであってもよい。一般に、アップリンク制御情報が前述の3つのタイプの情報のうちの少なくとも2つを含むとき、ハイブリッド自動再送要求情報の優先度および/またはスケジューリング要求情報の優先度が、チャネル状態情報の優先度よりも高いと考えられてもよい。場合によっては、アップリンク制御情報が、ハイブリッド自動再送要求情報またはスケジューリング要求情報およびチャネル状態情報のうちの少なくとも1つを含むとき、アップリンク制御情報の一部は、アップリンク制御情報内のチャネル状態情報以外の情報であってもよい。
本発明のこの実施形態では、場合によっては、第1の情報の異なる内容に基づいて、具体的には以下のいくつかのケースが存在する。
第1のケース:第1の情報が第2の情報を含む、すなわち、第1の情報がアップリンク制御情報の一部またはすべてを含む。
すなわち、ユーザ機器は、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースとアップリンク制御情報に対応する時間領域リソースとの間の重複する時間領域リソース上で、アップリンク制御情報の一部またはすべてしか送信しないように、重複する時間領域リソース上でアップリンクデータ情報を送信しない。
第1のケースは、例として図7〜図9を使用して以下に記載される。
図7は、本発明の一実施形態による、同じアップリンクキャリア上の、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースとアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースとの間の重複の概略図である。アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さは、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さよりも長く、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースは、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースのすべてを含む。図7に示されたように、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さは、具体的にシンボル0、1、2、および3に対応する4つのシンボルであり、時間領域リソースはアップリンク制御情報を送信するために使用され、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さは、具体的にシンボル0〜6に対応する7つのシンボルであり、時間領域リソースはアップリンクデータ情報を送信するために使用されると仮定する。アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースは、シンボル0、1、2、および3上でアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースと重複する。アップリンクキャリア上のシンボル0、1、2、および3は7209で示され、アップリンクキャリア上のシンボル4、5、および6は7210で示されている。図7に示された例では、アップリンク制御情報に対応するリソースは、周波数領域内でアップリンクデータ情報に対応するリソースと重複しない。
図8は、本発明の一実施形態による、同じアップリンクキャリア上の、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースとアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースとの間の重複の概略図である。アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さは、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さよりも短く、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースは、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースのすべてを含む。図8に示されたように、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さは、具体的にシンボル0、1、2、および3に対応する4つのシンボルであり、時間領域リソースはアップリンクデータ情報を送信するために使用され、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さは、具体的にシンボル0〜6に対応する7つのシンボルであり、時間領域リソースはアップリンク制御情報を送信するために使用されると仮定する。アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースは、シンボル0、1、2、および3上でアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースと重複する。アップリンクキャリア上のシンボル0、1、2、および3は8209で示され、アップリンクキャリア上のシンボル4、5、および6は8210で示されている。図8に示された例では、アップリンク制御情報に対応するリソースは、周波数領域内でアップリンクデータ情報に対応するリソースと重複しない。
図9は、本発明の一実施形態による、同じアップリンクキャリア上の、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースとアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースとの間の重複の概略図である。アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さは、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さよりも長く、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースは、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの一部を含む。図9に示されたように、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さは、具体的にシンボル0、1、2に対応する3つのシンボルであり、時間領域リソースはアップリンクデータ情報を送信するために使用され、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さは、具体的にシンボル2および3に対応する2つのシンボルであり、時間領域リソースはアップリンク制御情報を送信するために使用されると仮定する。アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースは、シンボル2上でアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースと重複する。アップリンクキャリア上のシンボル0および1は9209で示され、アップリンクキャリア上のシンボル2は9210で示され、アップリンクキャリア上のシンボル3は9211で示されている。図9に示された例では、アップリンク制御情報に対応するリソースは、周波数領域内でアップリンクデータ情報に対応するリソースと重複しない。
ユーザ機器は、元々、アップリンク制御情報に対応するリソース上でアップリンク制御情報を送信し、アップリンクデータ情報に対応するリソース上でアップリンクデータ情報を送信するべきである。アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースがアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースと重複するとき、ユーザ機器のアップリンク送信のシングルキャリア特性に起因して、ユーザ機器は、重複する時間領域リソース上でアップリンク制御情報の一部またはすべてを送信することができる。たとえば、ユーザ機器は、図7の7209で示されたシンボル、図8の8209で示されたシンボル、または図9の9210で示されたシンボル上で、アップリンク制御情報の一部またはすべてを送信する。
場合によっては、ユーザ機器が重複する時間領域リソース上でアップリンク制御情報の一部またはすべてを送信することは、ユーザ機器がアップリンク制御情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上でアップリンク制御情報の一部またはすべてを送信することであってもよい。たとえば、ユーザ機器は、図7の72091で示されたリソース、図8の82091で示されたリソース、または図9の92101で示されたリソース上で、アップリンク制御情報の一部またはすべてを送信する。この実施形態では、場合によっては、ユーザ機器は、アップリンク制御情報を送信する元のフォーマットを使用することにより、アップリンク制御情報に対応するリソース上でアップリンク制御情報を送信する。
場合によっては、ユーザ機器が重複する時間領域リソース上でアップリンク制御情報の一部またはすべてを送信することは、ユーザ機器がアップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上でアップリンク制御情報の一部またはすべてを送信することであってもよい。たとえば、ユーザ機器は、図7の72092で示されたリソース、図8の82092で示されたリソース、または図9の92102で示されたリソース上で、アップリンク制御情報の一部またはすべてを送信する。さらに場合によっては、ユーザ機器は、PUCCH上でアップリンク制御情報を送信するフォーマットを使用することにより、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上でアップリンク制御情報の一部またはすべてを送信する。
図7において、72091は左上隅の2*4領域であり、72092は左下隅の4*4領域である。
図8において、82091は左上隅の2*4領域であり、82092は左下隅の4*4領域である。
図9において、92101はシンボル2の上部の2*1領域であり、92102はシンボル2の下部の4*1領域である。
通常、アップリンクデータ情報に含まれる内容は、アップリンク制御情報に含まれる内容よりも多いことに留意されたい。したがって、アップリンクデータ情報を送信するためにユーザに割り振られる周波数領域リソースも、アップリンク制御情報を送信するためにユーザに割り振られる周波数領域リソースよりも大きい。たとえば、アップリンク制御情報に対応する周波数領域リソースは2つのPRBであり、アップリンクデータ情報に対応する周波数領域リソースは4つのPRBである。場合によっては、ユーザ機器は、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース内のあらかじめ定められたリソース上でアップリンク制御情報の一部またはすべてを送信する。たとえば、ユーザ機器は、アップリンクデータ情報に対応する4つのPRB内のあらかじめ定められた2つのPRB上でアップリンク制御情報の一部またはすべてを送信する。場合によっては、ユーザ機器は、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上でアップリンク制御情報の一部またはすべてを繰り返し送信する。たとえば、ユーザ機器は、アップリンクデータ情報に対応する4つのPRB内の2つのPRBごとにアップリンク制御情報の一部またはすべてを繰り返し送信する。場合によっては、ユーザ機器は、アップリンクデータ情報の変調方式と同じ変調方式を使用することにより、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上でアップリンク制御情報の一部またはすべてを送信する。
場合によっては、受信側は、アップリンクデータ情報を復調するために使用される基準信号を使用してアップリンク制御情報を復調する。場合によっては、アップリンク制御情報の一部またはすべてを送信することに加えて、ユーザ機器は、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で基準信号をさらに送信する。場合によっては、受信側は、基準信号を使用してアップリンク制御情報またはアップリンクデータ情報を復調する。
場合によっては、ユーザ機器は、アップリンクデータ情報に対応する時間リソース内の重複する時間領域リソース以外の時間領域リソース上でアップリンクデータ情報の一部またはすべてを送信する。ユーザ機器は、重複する時間領域リソース上で、たとえば、図7の7209で示されたシンボル、図8の8209で示されたシンボル、または図9の9210で示されたシンボル上でアップリンクデータ情報を送信しない。場合によっては、ユーザ機器は、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソース上でアップリンクデータ情報を送信しない。たとえば、図8に示されたケースでは、ユーザ機器は、元々82092上で送信されるように予定されていたアップリンクデータパケットを破棄する。
本発明のこの実施形態における方法では、ユーザ機器は、重複する時間領域リソース上でアップリンク制御情報の一部またはすべてしか送信しないので、比較的優先度が高いアップリンク制御情報が送信されることを保証することができる。
第2のケース:第1の情報が第3の情報を含む、すなわち、第1の情報がアップリンクデータ情報の一部またはすべてを含む。
すなわち、ユーザ機器は、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースとアップリンク制御情報に対応する時間領域リソースとの間の重複する時間領域リソース上で、アップリンクデータ情報の一部またはすべてしか送信しないように、重複する時間領域リソース上でアップリンク制御情報を送信しない。
図7、図8、および図9は、説明のための例として依然使用される。ユーザ機器は、図7の7209で示されたシンボル、図8の8209で示されたシンボル、または図9の9210で示されたシンボル上で、アップリンクデータ情報の一部またはすべてを送信する。場合によっては、ユーザ機器は、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上でアップリンクデータ情報の一部またはすべてを送信する。たとえば、ユーザ機器は、図7の72092で示されたリソース、図8の82092で示されたリソース、または図9の92102で示されたリソース上で、アップリンクデータ情報の一部またはすべてを送信する。場合によっては、ユーザ機器は、アップリンク制御情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で、アップリンクデータ情報の一部またはすべてを送信する。たとえば、ユーザ機器は、図7の72091で示されたリソース、図8の82091で示されたリソース、または図9の92101で示されたリソース上で、アップリンクデータ情報の一部またはすべてを送信する。
アップリンク制御情報は、ハイブリッド自動再送要求情報、チャネル状態情報、およびスケジューリング要求情報のうちの少なくとも1つを含むことに留意されたい。ハイブリッド自動再送要求情報は、ユーザ機器によって受信されたダウンリンクデータパケットの返信情報であり、スケジューリング要求情報は、基地局にアップリンク伝送リソースを要求するための情報であり、チャネル状態情報は、ユーザ機器のダウンリンクチャネル状態に関し、基地局に報告される情報である。一般に、アップリンク制御情報が前述の3つのタイプの情報のうちの少なくとも2つを含むとき、ハイブリッド自動再送要求情報の優先度および/またはスケジューリング要求情報の優先度が、チャネル状態情報の優先度よりも高いと考えられてもよい。場合によっては、ユーザ機器は、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースとアップリンク制御情報に対応する時間領域リソースとの間の重複する時間領域リソース上で、アップリンクデータ情報の一部またはすべてしか送信しない。アップリンク制御情報は、チャネル状態情報を含み、ハイブリッド自動再送要求情報およびスケジューリング要求情報を含まない。
場合によっては、ユーザ機器は、アップリンク制御情報に対応する時間リソース内の重複する時間領域リソース以外の時間領域リソース上でアップリンク制御情報の一部またはすべてを送信する。ユーザ機器は、重複する時間領域リソース上で、たとえば、図7の7209で示されたシンボル、図8の8209で示されたシンボル、または図9の9210で示されたシンボル上でアップリンク制御情報を送信しない。場合によっては、ユーザ機器は、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソース上でアップリンク制御情報を送信しない。たとえば、図7に示されたケースでは、ユーザ機器は、元々72091上で送信されるように予定されていたアップリンク制御情報を破棄する。
本発明のこの実施形態における方法では、ユーザ機器は、重複する時間領域リソース上でアップリンクデータ情報の一部またはすべてしか送信しないので、アップリンクデータ情報の復調の実行を保証することができる。
第3のケース:第1の情報が第2の情報および第3の情報を含む、すなわち、第1の情報がアップリンク制御情報の一部またはすべてと、アップリンクデータ情報の一部またはすべてとを含む。
すなわち、ユーザ機器は、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースとアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースとの間の重複する時間領域リソース上で、アップリンク制御情報の一部またはすべてと、アップリンクデータ情報の一部またはすべてとを送信する。
図7、図8、および図9は、説明のための例として依然使用される。ユーザ機器は、元々、アップリンク制御情報に対応するリソース上でアップリンク制御情報を送信し、アップリンクデータ情報に対応するリソース上でアップリンクデータ情報を送信するべきである。アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースがアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースと重複するとき、ユーザ機器は、重複する時間領域リソース上で第1の情報を送信することができる。たとえば、ユーザ機器は、図7の7209で示されたシンボル、図8の8209で示されたシンボル、または図9の9210で示されたシンボル上で、アップリンク制御情報の一部またはすべてと、アップリンクデータ情報の一部またはすべてとを送信する。
場合によっては、ユーザ機器が重複する時間領域リソース上で第1の情報を送信することは、ユーザ機器が、アップリンク制御情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で、アップリンクデータ情報の一部またはすべてと、アップリンクデータ情報の一部またはすべてとを送信することであってもよい。たとえば、ユーザ機器は、図7の72091で示されたリソース、図8の82091で示されたリソース、または図9の92101で示されたリソース上で、アップリンク制御情報の一部またはすべてと、アップリンクデータ情報の一部またはすべてとを送信する。
場合によっては、ユーザ機器が重複する時間領域リソース上で第1の情報を送信することは、ユーザ機器が、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で、アップリンクデータ情報の一部またはすべてと、アップリンクデータ情報の一部またはすべてとを送信することであってもよい。たとえば、ユーザ機器は、図7の72092で示されたリソース、図8の82092で示されたリソース、または図9の92102で示されたリソース上で、アップリンク制御情報の一部またはすべてと、アップリンクデータ情報の一部またはすべてとを送信する。
場合によっては、ユーザ機器が重複する時間領域リソース上で第1の情報を送信することは、ユーザ機器が、アップリンク制御情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上でアップリンク制御情報の一部またはすべてを送信し、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上でアップリンクデータ情報の一部またはすべてを送信することであってもよい。たとえば、ユーザ機器は、図7の72091で示されたリソース、図8の82091で示されたリソース、または図9の92101で示されたリソース上でアップリンク制御情報の一部またはすべてを送信し、図7の72092で示されたリソース、図8の82092で示されたリソース、または図9の92102で示されたリソース上でアップリンクデータ情報の一部またはすべてを送信する。
場合によっては、ユーザ機器は、第1の情報の中の第2の情報および第1の情報の中の第3の情報を別々に符号化し、次いで、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第2の情報および第3の情報を送信する。さらに場合によっては、アップリンク制御情報およびアップリンクデータ情報は、異なる時間領域リソース、および/または周波数領域リソース、および/または空間領域リソース、および/または符号領域リソースを占有する。
場合によっては、ユーザ機器は、第1の情報の中の第2の情報および第1の情報の中の第3の情報に対して結合符号化を実行し、次いで、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第2の情報および第3の情報を送信する。
場合によっては、アップリンクシングルキャリア特性を維持するために、第1の情報の中の第2の情報および第1の情報の中の第3の情報に対して同じ変調方式が使用される。
場合によっては、ユーザ機器がアップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第1の情報を送信することは、ユーザ機器が、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース内のあらかじめ定められたリソース上で、第1の情報の中の第2の情報を送信することであってもよい。場合によっては、あらかじめ定められたリソースが位置する時間領域位置は、HARQフィードバック時間シーケンスに従って決定される。図10が説明のために以下で使用される。
図10は、本発明の一実施形態による、同じアップリンクキャリア上の、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースとアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースとの間の重複の概略図である。
図10に示されたように、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さは、具体的にシンボル0、1、2、および3に対応する4つのシンボルであり、時間領域リソースはアップリンク制御情報を送信するために使用され、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さは、具体的にシンボル0〜6に対応する7つのシンボルであり、時間領域リソースはアップリンクデータ情報を送信するために使用されると仮定する。アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースは、シンボル0、1、2、および3上でアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースと重複する。アップリンク制御情報に対応するリソースは、周波数領域内でアップリンクデータ情報に対応するリソースと重複しない。HARQフィードバック時間シーケンスによれば、HARQ-ACK情報は、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソース上で送信されるべきである。したがって、場合によっては、あらかじめ定められたリソースの位置は、時間領域においてシンボル0、1、2、および3のうちの少なくとも1つにあってもよく、周波数領域においてアップリンクデータ情報に対応するリソース内の最後のRBまたは最後のいくつかのRB上にあってもよい。あらかじめ定められたリソースは、周波数領域において連続的に分散され、たとえば、図10のあらかじめ定められたリソース1であってもよく、離散的に分散され、たとえば、図10のあらかじめ定められたリソース2であってもよい。あらかじめ定められたリソースの位置は、代替として、周波数領域においてアップリンクデータ情報に対応するリソース内の最初のRBまたは最初のいくつかのRB、たとえば、図10のあらかじめ定められたリソース3であってもよい。
場合によっては、ユーザ機器は、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース内のあらかじめ定められたリソース上で第1の情報の中の第3の情報を送信せず、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース内のあらかじめ定められたリソース以外のリソース上で第1の情報の中のアップリンクの第3の情報を送信し、すなわち、第1の情報の中の第2の情報および第1の情報の中の第3の情報は、異なる時間周波数リソースを占有する。場合によっては、ユーザ機器は、パンクチャリングまたはレートマッチングの方式で所定あらかじめ定められたリソース上で第1の情報の中の第2の情報を送信することができる。
場合によっては、受信側は、アップリンクデータ情報を復調するために使用される基準信号を使用してアップリンク制御情報を復調する。場合によっては、第1の情報を送信することに加えて、ユーザ機器は、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で基準信号をさらに送信する。場合によっては、受信側は、基準信号を使用してアップリンク制御情報またはアップリンクデータ情報を復調する。
ステップ602を具体的に実施するプロセスでは、場合によっては、重複する時間領域リソース上で第1の情報を送信する方式には、繰返し、周波数分割多重化、時分割多重化、符号分割多重化、パンクチャリング、レートマッチング、結合符号化などのうちの少なくとも1つが含まれる。場合によっては、重複する時間領域リソース上で第1の情報を送信する方式はあらかじめ定められる。場合によっては、重複する時間領域リソース上で第1の情報を送信する方式は、基地局によって送信された、重複する時間領域リソース上で第1の情報を送信する方式の指示情報を受信することにより、ユーザ機器によって決定される。さらに場合によっては、基地局は、RRCシグナリング、MACシグナリング、物理層シグナリングなどを使用することにより、重複する時間領域リソース上で第1の情報を送信する方式の指示情報をユーザ機器に通知する。RRCシグナリング、MACシグナリング、または物理層シグナリングは、時間領域リソースと同じキャリア上で搬送されてもよく、他のキャリア上で搬送されてもよい。
本発明のこの実施形態における方法では、ユーザ機器は、多重化方式で重複する時間領域リソース上で、アップリンク制御情報の一部またはすべてと、アップリンクデータ情報の一部またはすべてとを送信するので、アップリンクデータ情報の復調の実行が比較的少ししか影響を受けないとき、比較的優先度が高いアップリンク制御情報が送信されることを保証することができる。
本発明のこの実施形態において、第1のケースでは、ユーザ機器は、重複する時間領域リソース上でアップリンク制御情報の一部またはすべてしか送信しないので、比較的優先度が高いアップリンク制御情報が送信されることを保証することができる。第2のケースでは、ユーザ機器は、重複する時間領域リソース上でアップリンクデータ情報の一部またはすべてしか送信しないので、アップリンクデータ情報の復調の実行を保証することができる。第3のケースでは、多重化方式で重複する時間領域リソース上で、アップリンク制御情報の一部またはすべておよびアップリンクデータ情報の一部またはすべてが送信されるので、アップリンクデータ情報の復調の実行が比較的少ししか影響を受けないとき、比較的優先度が高いアップリンク制御情報が送信されることを保証することができる。
実施形態2
本発明の前述の方法は、主にユーザ機器側に適用されるものとして記載され、ユーザ機器は第1の情報を送信し、基地局は第1の情報を受信する。したがって、本発明は、アップリンク制御情報伝送方法をさらに提供する。アップリンク制御情報伝送方法は基地局側に適用される。
図11は、本発明のこの実施形態による、アップリンク情報伝送方法のフローチャートである。図11に示されたように、方法は以下のステップを含む。
ステップ1101:基地局が、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソース上でアップリンクデータ情報を受信し、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソース上でアップリンク制御情報を受信する。
アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さは、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さとは等しくなく、アップリンク制御情報は、ハイブリッド自動再送要求情報、チャネル状態情報、およびスケジューリング要求情報のうちの少なくとも1つを含む。
ステップ1102:アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースがアップリンク制御情報に対応する時間領域リソースと重複するとき、基地局が重複する時間領域リソース上で第1の情報を受信する。
第1の情報は、第2の情報および第3の情報のうちの少なくとも1つを含む。
第2の情報は、アップリンク制御情報内の一部の情報またはアップリンク制御情報内のすべての情報を含み、第3の情報は、アップリンクデータ情報内の一部の情報またはアップリンクデータ情報内のすべての情報を含む。
基地局によるアップリンクデータ情報およびアップリンク制御情報を受信する必要な時系列順序は存在しないことに留意されたい。
本発明のこの実施形態において提供される方法では、アップリンク制御情報に含まれる内容、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さ、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さを決定するための方法などは、本発明の実施形態1に記載されたアップリンク制御情報に含まれる内容、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さ、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さを決定するための方法などと同じであり、本明細書では詳細は再び記載されないことに留意されたい。
本発明のこの実施形態において提供される方法では、アップリンクデータ情報に含まれる内容、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さ、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さを決定するための方法などは、本発明の実施形態1に記載されたアップリンクデータ情報に含まれる内容、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さ、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さを決定するための方法などと同じであり、本明細書では詳細は再び記載されないことに留意されたい。
アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さとアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さとの間の関係は、本発明の実施形態1に記載されたアップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さとアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さとの間の関係と同じであり、本明細書では詳細は再び記載されないことに留意されたい。
本発明のこの実施形態において提供される方法では、第1の情報の含まれる内容、表現形式、キャリアリソース、および送信方式を決定するための方法は、本発明の実施形態1に記載された第1の情報の含まれる内容、表現形式、キャリアリソース、および送信方式を決定するための方法と同じであり、本明細書では詳細は再び記載されないことに留意されたい。
この実施形態では、同様に、第1の情報の異なる内容に基づいて3つのケースが存在する。
第1のケース:第1の情報が第2の情報を含む、すなわち、第1の情報がアップリンク制御情報の一部またはすべてを含む。
第2のケース:第1の情報が第3の情報を含む、すなわち、第1の情報がアップリンクデータ情報の一部またはすべてを含む。
第3のケース:第1の情報が第2の情報および第3の情報を含む、すなわち、第1の情報がアップリンク制御情報の一部またはすべてと、アップリンクデータ情報の一部またはすべてとを含む。
第1のケースでは、基地局は、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースとアップリンク制御情報に対応する時間領域リソースとの間の重複する時間領域リソース上で、アップリンク制御情報の一部またはすべてしか受信しないように、重複する時間領域リソース上でアップリンクデータ情報を受信しない。
第1のケースは、例として図7〜図9を使用して以下に具体的に記載される。
図7は、本発明の一実施形態による、同じアップリンクキャリア上の、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースとアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースとの間の重複の概略図である。アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さは、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さよりも長く、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースは、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースのすべてを含む。図7に示されたように、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さは、具体的にシンボル0、1、2、および3に対応する4つのシンボルであり、時間領域リソースはアップリンク制御情報を送信するために使用され、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さは、具体的にシンボル0〜6に対応する7つのシンボルであり、時間領域リソースはアップリンクデータ情報を送信するために使用されると仮定する。アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースは、シンボル0、1、2、および3上でアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースと重複する。アップリンクキャリア上のシンボル0、1、2、および3は7209で示され、アップリンクキャリア上のシンボル4、5、および6は7210で示されている。図7に示された例では、アップリンク制御情報に対応するリソースは、周波数領域内でアップリンクデータ情報に対応するリソースと重複しない。
図8は、本発明の一実施形態による、同じアップリンクキャリア上の、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースとアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースとの間の重複の概略図である。アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さは、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さよりも短く、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースは、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースのすべてを含む。図8に示されたように、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さは、具体的にシンボル0、1、2、および3に対応する4つのシンボルであり、時間領域リソースはアップリンクデータ情報を送信するために使用され、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さは、具体的にシンボル0〜6に対応する7つのシンボルであり、時間領域リソースはアップリンク制御情報を送信するために使用されると仮定する。アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースは、シンボル0、1、2、および3上でアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースと重複する。アップリンクキャリア上のシンボル0、1、2、および3は8209で示され、アップリンクキャリア上のシンボル4、5、および6は8210で示されている。図8に示された例では、アップリンク制御情報に対応するリソースは、周波数領域内でアップリンクデータ情報に対応するリソースと重複しない。
図9は、本発明の一実施形態による、同じアップリンクキャリア上の、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースとアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースとの間の重複の概略図である。アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さは、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さよりも長く、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースは、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの一部を含む。図9に示されたように、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さは、具体的にシンボル0、1、2に対応する3つのシンボルであり、時間領域リソースはアップリンクデータ情報を送信するために使用され、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さは、具体的にシンボル2および3に対応する2つのシンボルであり、時間領域リソースはアップリンク制御情報を送信するために使用されると仮定する。アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースは、シンボル2上でアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースと重複する。アップリンクキャリア上のシンボル0および1は9209で示され、アップリンクキャリア上のシンボル2は9210で示され、アップリンクキャリア上のシンボル3は9211で示されている。図9に示された例では、アップリンク制御情報に対応するリソースは、周波数領域内でアップリンクデータ情報に対応するリソースと重複しない。
基地局は、元々、アップリンク制御情報に対応するリソース上でアップリンク制御情報を受信し、アップリンクデータ情報に対応するリソース上でアップリンクデータ情報を受信するべきである。アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースがアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースと重複するとき、ユーザ機器は、ユーザ機器のアップリンク送信のシングルキャリア特性に起因して、重複する時間領域リソース上でアップリンク制御情報の一部またはすべてを送信することができる。同様に、基地局は、重複する時間領域リソース上でアップリンク制御情報の一部またはすべてを受信することができる。たとえば、基地局は、図7の7209で示されたシンボル、図8の8209で示されたシンボル、または図9の9210で示されたシンボル上で、アップリンク制御情報の一部またはすべてを受信する。
場合によっては、基地局が重複する時間領域リソース上でアップリンク制御情報の一部またはすべてを受信することは、基地局が、アップリンク制御情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で、アップリンク制御情報の一部またはすべてを受信することであってもよい。たとえば、基地局は、図7の72091で示されたリソース、図8の82091で示されたリソース、または図9の92101で示されたリソース上で、アップリンク制御情報の一部またはすべてを受信する。この実施形態では、場合によっては、基地局は、アップリンク制御情報の元のフォーマットを使用することにより、アップリンク制御情報に対応するリソース上でアップリンク制御情報を受信する。
場合によっては、基地局が重複する時間領域リソース上でアップリンク制御情報の一部またはすべてを受信することは、基地局が、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で、アップリンク制御情報の一部またはすべてを受信することであってもよい。たとえば、基地局は、図7の72092で示されたリソース、図8の82092で示されたリソース、または図9の92102で示されたリソース上で、アップリンク制御情報の一部またはすべてを受信する。さらに場合によっては、基地局は、PUCCHに対応する伝送フォーマットを使用することにより、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上でアップリンク制御情報の一部またはすべてを受信する。
図7において、72091は左上隅の2*4領域であり、72092は左下隅の4*4領域である。
図8において、82091は左上隅の2*4領域であり、82092は左下隅の4*4領域である。
図9において、92101はシンボル2の上部の2*1領域であり、92102はシンボル2の下部の4*1領域である。
本発明のこの実施形態における方法では、ユーザ機器は、重複する時間領域リソース上でアップリンク制御情報の一部またはすべてしか送信しない。それに対応して、基地局は、重複する時間領域リソース上でアップリンク制御情報の一部またはすべてしか受信しないので、比較的優先度が高いアップリンク制御情報が送信されることを保証することができる。
第2のケースでは、基地局は、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースとアップリンク制御情報に対応する時間領域リソースとの間の重複する時間領域リソース上で、アップリンクデータ情報の一部またはすべてしか受信しないように、重複する時間領域リソース上でアップリンク制御情報を受信しない。
図7、図8、および図9は、説明のための例として依然使用される。基地局は、図7の7209で示されたシンボル、図8の8209で示されたシンボル、または図9の9210で示されたシンボル上で、アップリンクデータ情報の一部またはすべてを受信する。場合によっては、基地局は、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上でアップリンクデータ情報の一部またはすべてを受信する。たとえば、基地局は、図7の72092で示されたリソース、図8の82092で示されたリソース、または図9の92102で示されたリソース上で、アップリンクデータ情報の一部またはすべてを受信する。場合によっては、基地局は、アップリンク制御情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上でアップリンクデータ情報の一部またはすべてを受信する。たとえば、基地局は、図7の72091で示されたリソース、図8の82091で示されたリソース、または図9の92101で示されたリソース上で、アップリンクデータ情報の一部またはすべてを受信する。
アップリンク制御情報は、ハイブリッド自動再送要求情報、チャネル状態情報、およびスケジューリング要求情報のうちの少なくとも1つを含むことに留意されたい。ハイブリッド自動再送要求情報は、ユーザ機器によって受信されたダウンリンクデータパケットの返信情報であり、スケジューリング要求情報は、基地局にアップリンク伝送リソースを要求するための情報であり、チャネル状態情報は、ユーザ機器のダウンリンクチャネル状態に関し、基地局に報告される情報である。一般に、アップリンク制御情報が前述の3つのタイプの情報のうちの少なくとも2つを含むとき、ハイブリッド自動再送要求情報の優先度および/またはスケジューリング要求情報の優先度が、チャネル状態情報の優先度よりも高いと考えられてもよい。場合によっては、ユーザ機器は、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースとアップリンク制御情報に対応する時間領域リソースとの間の重複する時間領域リソース上で、アップリンクデータ情報の一部またはすべてしか送信しない。それに対応して、基地局は、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースとアップリンク制御情報に対応する時間領域リソースとの間の重複する時間領域リソース上で、アップリンクデータ情報の一部またはすべてしか受信しない。アップリンク制御情報は、チャネル状態情報を含み、ハイブリッド自動再送要求情報およびスケジューリング要求情報を含まない。
本発明のこの実施形態における方法では、ユーザ機器は、重複する時間領域リソース上でアップリンクデータ情報の一部またはすべてしか送信しない。それに対応して、基地局は、重複する時間領域リソース上でアップリンクデータ情報の一部またはすべてしか受信しないので、アップリンクデータ情報の復調の実行を保証することができる。
第3のケースでは、基地局は、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースとアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースとの間の重複する時間領域リソース上で、アップリンク制御情報の一部またはすべてと、アップリンクデータ情報の一部またはすべてとを受信する。
図7、図8、および図9は、説明のための例として依然使用される。基地局は、元々、アップリンク制御情報に対応するリソース上でアップリンク制御情報を受信し、アップリンクデータ情報に対応するリソース上でアップリンクデータ情報を受信するべきである。アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースがアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースと重複するとき、基地局は、重複する時間領域リソース上で第1の情報を受信することができる。たとえば、基地局は、図7の7209で示されたシンボル、図8の8209で示されたシンボル、または図9の9210で示されたシンボル上で、アップリンク制御情報の一部またはすべてと、アップリンクデータ情報の一部またはすべてとを受信する。
場合によっては、基地局が重複する時間領域リソース上で第1の情報を受信することは、基地局が、アップリンク制御情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で、第1の情報を受信することであってもよい。たとえば、基地局は、図7の72091で示されたリソース、図8の82091で示されたリソース、または図9の92101で示されたリソース上で、アップリンク制御情報の一部またはすべてと、アップリンクデータ情報の一部またはすべてとを受信する。
場合によっては、基地局が重複する時間領域リソース上で第1の情報を受信することは、基地局が、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で、第1の情報を受信することであってもよい。たとえば、基地局は、図7の72092で示されたリソース、図8の82092で示されたリソース、または図9の92102で示されたリソース上で、アップリンク制御情報の一部またはすべてと、アップリンクデータ情報の一部またはすべてとを受信する。
場合によっては、基地局が重複する時間領域リソース上で第1の情報を受信することは、基地局が、アップリンク制御情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上でアップリンク制御情報の一部またはすべてを受信し、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上でアップリンクデータ情報の一部またはすべてを受信することであってもよい。たとえば、基地局は、図7の72091で示されたリソース、図8の82091で示されたリソース、または図9の92101で示されたリソース上でアップリンク制御情報の一部またはすべてを受信し、図7の72092で示されたリソース、図8の82092で示されたリソース、または図9の92102で示されたリソース上でアップリンクデータ情報の一部またはすべてを受信する。
場合によっては、ユーザ機器は、第1の情報の中の第2の情報および第1の情報の中の第3の情報を別々に符号化し、次いで、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第2の情報および第3の情報を送信する。それに対応して、基地局は、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で、第1の情報の中の第2の情報および第1の情報の中の第3の情報を別々に受信する。さらに場合によっては、アップリンク制御情報およびアップリンクデータ情報は、異なる時間領域リソース、および/または周波数領域リソース、および/または空間領域リソース、および/または符号領域リソースを占有する。
場合によっては、ユーザ機器は、第1の情報の中の第2の情報および第1の情報の中の第3の情報に対して結合符号化を実行し、次いで、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第2の情報および第3の情報を送信する。基地局は、結合符号化を介して取得された情報を受信する。
場合によっては、アップリンクシングルキャリア特性を維持するために、第1の情報の中の第2の情報および第1の情報の中の第3の情報に対して同じ変調方式が使用される。それに対応して、基地局は、同じ変調方式を使用して、第1の情報の中の第2の情報および第1の情報の中の第3の情報を復調する。
場合によっては、基地局がアップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第1の情報を受信することは、基地局が、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース内のあらかじめ定められたリソース上で、第1の情報の中の第2の情報を受信することであってもよい。場合によっては、あらかじめ定められたリソースが位置する時間領域位置は、HARQフィードバック時間シーケンスに従って決定される。図10が説明のために以下で使用される。
図10に示されたように、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さは、具体的にシンボル0、1、2、および3に対応する4つのシンボルであり、時間領域リソースはアップリンク制御情報を送信するために使用され、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さは、具体的にシンボル0〜6に対応する7つのシンボルであり、時間領域リソースはアップリンクデータ情報を送信するために使用されると仮定する。アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースは、シンボル0、1、2、および3上でアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースと重複する。アップリンク制御情報に対応するリソースは、周波数領域内でアップリンクデータ情報に対応するリソースと重複しない。HARQフィードバック時間シーケンスによれば、HARQ-ACK情報は、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソース上で送信されるべきである。したがって、場合によっては、あらかじめ定められたリソースの位置は、時間領域においてシンボル0、1、2、および3のうちの少なくとも1つにあってもよく、周波数領域においてアップリンクデータ情報に対応するリソース内の最後のRBまたは最後のいくつかのRB上にあってもよい。あらかじめ定められたリソースは、周波数領域において連続的に分散され、たとえば、図10のあらかじめ定められたリソース1であってもよく、離散的に分散され、たとえば、図10のあらかじめ定められたリソース2であってもよい。あらかじめ定められたリソースの位置は、代替として、周波数領域においてアップリンクデータ情報に対応するリソース内の最初のRBまたは最初のいくつかのRB、たとえば、図10のあらかじめ定められたリソース3であってもよい。
場合によっては、基地局は、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース内のあらかじめ定められたリソース上で第1の情報の中の第3の情報を受信せず、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース内のあらかじめ定められたリソース以外のリソース上で第1の情報の中のアップリンクの第3の情報を受信し、すなわち、第1の情報の中の第2の情報および第1の情報の中の第3の情報は、異なる時間周波数リソースを占有する。場合によっては、ユーザ機器は、パンクチャリングまたはレートマッチングの方式で所定あらかじめ定められたリソース上で第1の情報の中の第2の情報を送信することができる。
場合によっては、基地局は、アップリンクデータ情報を復調するために使用される基準信号を使用してアップリンク制御情報を復調する。
場合によっては、第1の情報を受信することに加えて、基地局は、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で基準信号をさらに受信する。場合によっては、基地局は、基準信号を使用してアップリンク制御情報またはアップリンクデータ情報を復調する。
ステップ602を具体的に実施するプロセスでは、場合によっては、重複する時間領域リソース上で第1の情報を送信する方式には、繰返し、周波数分割多重化、時分割多重化、符号分割多重化、パンクチャリング、レートマッチング、結合符号化などのうちの少なくとも1つが含まれる。場合によっては、重複する時間領域リソース上で第1の情報を送信する方式はあらかじめ定められる。場合によっては、重複する時間領域リソース上で第1の情報を送信する方式は、基地局によって送信された、重複する時間領域リソース上で第1の情報を送信する方式の指示情報を受信することにより、ユーザ機器によって決定される。さらに場合によっては、基地局は、RRCシグナリング、MACシグナリング、物理層シグナリングなどを使用することにより、重複する時間領域リソース上で第1の情報を送信する方式の指示情報をユーザ機器に通知する。RRCシグナリング、MACシグナリング、または物理層シグナリングは、時間領域リソースと同じキャリア上で搬送されてもよく、他のキャリア上で搬送されてもよい。
本発明のこの実施形態における方法では、ユーザ機器は、多重化方式で重複する時間領域リソース上で、アップリンク制御情報の一部またはすべてと、アップリンクデータ情報の一部またはすべてとを送信する。それに対応して、基地局は、重複する時間領域リソース上でアップリンク制御情報の一部またはすべてと、アップリンクデータ情報の一部またはすべてとを受信するので、アップリンクデータ情報の復調の実行が比較的少ししか影響を受けないとき、比較的優先度が高いアップリンク制御情報が送信されることを保証することができる。
本発明のこの実施形態において、第1のケースでは、重複する時間領域リソース上でアップリンク制御情報の一部またはすべてしか送信されないので、比較的優先度が高いアップリンク制御情報が送信されることを保証することができる。第2のケースでは、重複する時間領域リソース上でアップリンクデータ情報の一部またはすべてしか送信されないので、アップリンクデータ情報の復調の実行を保証することができる。第3のケースでは、多重化方式で重複する時間領域リソース上で、アップリンク制御情報の一部またはすべておよびアップリンクデータ情報の一部またはすべてが送信されるので、アップリンクデータ情報の復調の実行が比較的少ししか影響を受けないとき、比較的優先度が高いアップリンク制御情報が送信されることを保証することができる。
実施形態3
実施形態1の発明概念と同じ発明概念に基づいて、本発明のこの実施形態は、アップリンク情報伝送ユーザ機器をさらに提供する。アップリンク情報伝送ユーザ機器に対応する方法は、本発明の実施形態1におけるアップリンク情報伝送方法である。したがって、本発明のこの実施形態におけるアップリンク情報伝送ユーザ機器の実装形態については、方法の実装形態を参照されたく、本明細書では繰返しは再び記載されない。
図12は、本発明のこの実施形態による、伝送装置の概略図である。図12に示されたように、装置は、
アップリンクデータ情報およびアップリンク制御情報を決定するように構成されたプロセッサ1201であって、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さが、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さと等しくなく、アップリンク制御情報が、ハイブリッド自動再送要求情報、チャネル状態情報、およびスケジューリング要求情報のうちの少なくとも1つを含む、プロセッサ1201と、
アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソース上でアップリンクデータ情報を送信し、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソース上でアップリンク制御情報を送信し、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースがアップリンク制御情報に対応する時間領域リソースと重複するとき、重複する時間領域リソース上で第1の情報を送信するように構成されたトランシーバ1202と
を含む。
第1の情報は、第2の情報および第3の情報のうちの少なくとも1つを含む。第2の情報は、アップリンク制御情報内の一部の情報またはアップリンク制御情報内のすべての情報を含み、第3の情報は、アップリンクデータ情報内の一部の情報またはアップリンクデータ情報内のすべての情報を含む。
場合によっては、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さが、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さと等しくないことは、
アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さが、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さよりも長いこと、または
アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さが、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さよりも短いこと
を含む。
場合によっては、第1の情報は第2の情報を含み、トランシーバ1202は、以下の動作:
アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第2の情報を送信すること、および
アップリンク制御情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第2の情報を送信すること
のうちの少なくとも1つを実行するようにさらに構成される。
場合によっては、トランシーバ1202がアップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第2の情報を送信することは、以下の
アップリンク制御情報に対応するフォーマットを使用して、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第2の情報を送信すること、
アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース内のあらかじめ定められたリソース上で第2の情報を送信すること、
アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第2の情報を繰り返し送信すること、および
アップリンクデータ情報の変調方式と同じ変調方式を使用して、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第2の情報を送信すること
のうちの少なくとも1つを含む。
場合によっては、トランシーバ1202は、
アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で基準信号をさらに送信する
ようにさらに構成される。
場合によっては、第1の情報は第3の情報を含む。アップリンク制御情報は、チャネル状態情報を含み、ハイブリッド自動再送要求情報およびスケジューリング要求情報を含まない。
場合によっては、第1の情報は第3の情報を含み、トランシーバ1202は、以下の動作:
アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第3の情報を送信すること、および
アップリンク制御情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第3の情報を送信すること
のうちの少なくとも1つを実行するようにさらに構成される。
場合によっては、第1の情報は第2の情報および第3の情報を含み、トランシーバ1202は、以下の動作:
アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第1の情報を送信すること、および
アップリンク制御情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第1の情報を送信すること
のうちの少なくとも1つを実行するようにさらに構成される。
場合によっては、トランシーバ1202がアップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第1の情報を送信することは、以下の
アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース内のあらかじめ定められたリソース上で第1の情報の中の第2の情報を送信すること、
アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース内のあらかじめ定められたリソース上で第1の情報の中の第3の情報を送信することをスキップすること、
アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース内のあらかじめ定められたリソース以外のリソース上で第1の情報の中の第3の情報を送信すること、
アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第1の情報を送信することであって、第1の情報の中の第2の情報および第1の情報の中の第3の情報が異なる時間周波数リソースを占有する、送信すること、ならびに
同じ変調方式を使用して、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で、第1の情報の中の第2の情報および第3の情報を送信すること
のうちの少なくとも1つを含む。
場合によっては、トランシーバ1202は、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で基準信号を送信するようにさらに構成される。
場合によっては、トランシーバ1202は、基地局によって送信された指示情報を受信するようにさらに構成され、指示情報は、以下の情報:
アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースのリソース割振り情報、
アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースのリソース割振り情報、
重複する時間領域リソースの指示情報、
第1の情報に含まれる内容の指示情報、および
重複する時間領域リソース上で第1の情報を送信する方式の指示情報
のうちの少なくとも1つを含む。
本発明のこの実施形態における装置によれば、異なる長さの時間領域リソースに対応するアップリンク制御情報およびアップリンクデータ情報が存在し、アップリンク制御情報およびアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソース間で競合が発生するときに、アップリンク制御情報またはアップリンクデータ情報を送信する問題を解決することができる。
実施形態4
実施形態2の発明概念と同じ発明概念に基づいて、本発明のこの実施形態は、アップリンク情報伝送基地局をさらに提供する。アップリンク情報伝送基地局に対応する方法は、本発明の実施形態2におけるアップリンク情報伝送方法である。したがって、本発明のこの実施形態におけるアップリンク情報伝送基地局の実装形態については、方法の実装形態を参照されたく、本明細書では繰返しは再び記載されない。
上記に対応して、本発明のこの実施形態は、基地局に適用されるアップリンク制御情報伝送装置をさらに提供し、装置は、
アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソース上でアップリンクデータ情報を受信し、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソース上でアップリンク制御情報を受信するように構成されたトランシーバと、受信されたアップリンクデータ情報またはアップリンク制御情報を復調するように構成されたプロセッサであって、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さが、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さと等しくなく、アップリンク制御情報が、ハイブリッド自動再送要求情報、チャネル状態情報、およびスケジューリング要求情報のうちの少なくとも1つを含む、プロセッサと
を含む。
アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースがアップリンク制御情報に対応する時間領域リソースと重複するとき、トランシーバは、重複する時間領域リソース上で第1の情報を受信するようにさらに構成され、プロセッサは、受信された第1の情報を復調するようにさらに構成され、第1の情報は第2の情報および第3の情報のうちの少なくとも1つを含む。
第2の情報は、アップリンク制御情報内の一部の情報またはアップリンク制御情報内のすべての情報を含み、第3の情報は、アップリンクデータ情報内の一部の情報またはアップリンクデータ情報内のすべての情報を含む。
場合によっては、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さが、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さと等しくないことは、
アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さが、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さよりも長いこと、または
アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さが、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さよりも短いこと
を含む。
場合によっては、第1の情報は第2の情報を含み、トランシーバは、以下の動作:
アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第2の情報を受信すること、および
アップリンク制御情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第2の情報を受信すること
のうちの少なくとも1つを実行するようにさらに構成される。
場合によっては、トランシーバがアップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第2の情報を受信することは、以下の
アップリンク制御情報に対応するフォーマットを使用して、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第2の情報を受信すること、
アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース内のあらかじめ定められたリソース上で第2の情報を受信すること、
アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第2の情報を繰り返し受信すること、および
アップリンクデータ情報の変調方式と同じ変調方式を使用して、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第2の情報を受信すること
のうちの少なくとも1つを含む。
場合によっては、トランシーバは、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で基準信号を受信するようにさらに構成される。
プロセッサは、基準信号に基づいて第2の情報を復調するようにさらに構成される。
場合によっては、第1の情報は第3の情報を含む。アップリンク制御情報は、チャネル状態情報を含み、ハイブリッド自動再送要求情報およびスケジューリング要求情報を含まない。
場合によっては、第1の情報は第3の情報を含み、トランシーバは、以下の動作:
アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第3の情報を受信すること、および
アップリンク制御情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第3の情報を受信すること
のうちの少なくとも1つを実行するようにさらに構成される。
場合によっては、第1の情報は第2の情報および第3の情報を含み、トランシーバは、以下の動作:
アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第1の情報を受信すること、および
アップリンク制御情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第1の情報を受信すること
のうちの少なくとも1つを実行するようにさらに構成される。
場合によっては、トランシーバがアップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第1の情報を受信することは、以下の
アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース内のあらかじめ定められたリソース上で第1の情報の中の第2の情報を受信すること、
アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース内のあらかじめ定められたリソース以外のリソース上で第1の情報の中の第3の情報を受信すること、
アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第1の情報を受信することであって、第1の情報の中の第2の情報および第1の情報の中の第3の情報が異なる時間周波数リソースを占有する、受信すること、ならびに
同じ変調方式を使用して、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で、第1の情報の中の第2の情報および第3の情報を受信すること
のうちの少なくとも1つを含む。
場合によっては、トランシーバは、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で基準信号を受信するようにさらに構成される。
プロセッサは、基準信号に基づいて第1の情報を復調するようにさらに構成される。
場合によっては、トランシーバは、ユーザ機器に指示情報を送信するようにさらに構成され、指示情報は、以下の情報:
アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースのリソース割振り情報、
アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースのリソース割振り情報、
重複する時間領域リソースの指示情報、
第1の情報に含まれる内容の指示情報、および
重複する時間領域リソース上で第1の情報を送信する方式の指示情報
のうちの少なくとも1つを含む。
本発明のこの実施形態における装置によれば、異なる長さの時間領域リソースに対応するアップリンク制御情報およびアップリンクデータ情報が存在し、アップリンク制御情報およびアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソース間で競合が発生するときに、アップリンク制御情報またはアップリンクデータ情報を送信する問題を解決することができる。
実施形態5
実施形態1の発明概念と同じ発明概念に基づいて、本発明のこの実施形態は、アップリンク情報伝送装置をさらに提供する。アップリンク情報伝送装置に対応する方法は、本発明の実施形態1におけるアップリンク情報伝送方法である。したがって、本発明のこの実施形態におけるアップリンク情報伝送装置の実装形態については、方法の実装形態を参照されたく、本明細書では繰返しは再び記載されない。
図13は、本発明のこの実施形態による、伝送装置の概略図である。図13に示されたように、装置は、
アップリンクデータ情報およびアップリンク制御情報を決定するように構成された処理ユニット1301であって、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さが、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さと等しくなく、アップリンク制御情報が、ハイブリッド自動再送要求情報、チャネル状態情報、およびスケジューリング要求情報のうちの少なくとも1つを含む、処理ユニット1301と、
アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソース上でアップリンクデータ情報を送信し、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソース上でアップリンク制御情報を送信し、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースがアップリンク制御情報に対応する時間領域リソースと重複するとき、重複する時間領域リソース上で第1の情報を送信するように構成されたトランシーバユニット1302と
を含む。
第1の情報は、第2の情報および第3の情報のうちの少なくとも1つを含む。第2の情報は、アップリンク制御情報内の一部の情報またはアップリンク制御情報内のすべての情報を含み、第3の情報は、アップリンクデータ情報内の一部の情報またはアップリンクデータ情報内のすべての情報を含む。
場合によっては、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さが、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さと等しくないことは、
アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さが、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さよりも長いこと、または
アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さが、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さよりも短いこと
を含む。
場合によっては、第1の情報は第2の情報を含み、トランシーバユニット1302は、以下の動作:
アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第2の情報を送信すること、および
アップリンク制御情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第2の情報を送信すること
のうちの少なくとも1つを実行するようにさらに構成される。
場合によっては、トランシーバユニット1302がアップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第2の情報を送信することは、以下の
アップリンク制御情報に対応するフォーマットを使用して、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第2の情報を送信すること、
アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース内のあらかじめ定められたリソース上で第2の情報を送信すること、
アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第2の情報を繰り返し送信すること、および
アップリンクデータ情報の変調方式と同じ変調方式を使用して、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第2の情報を送信すること
のうちの少なくとも1つを含む。
場合によっては、トランシーバユニット1302は、
アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で基準信号をさらに送信する
ようにさらに構成される。
場合によっては、第1の情報は第3の情報を含む。アップリンク制御情報は、チャネル状態情報を含み、ハイブリッド自動再送要求情報およびスケジューリング要求情報を含まない。
場合によっては、第1の情報は第3の情報を含み、トランシーバユニット1302は、以下の動作:
アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第3の情報を送信すること、および
アップリンク制御情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第3の情報を送信すること
のうちの少なくとも1つを実行するようにさらに構成される。
場合によっては、第1の情報は第2の情報および第3の情報を含み、トランシーバユニット1302は、以下の動作:
アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第1の情報を送信すること、および
アップリンク制御情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第1の情報を送信すること
のうちの少なくとも1つを実行するようにさらに構成される。
場合によっては、トランシーバユニット1302がアップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第1の情報を送信することは、以下の
アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース内のあらかじめ定められたリソース上で第1の情報の中の第2の情報を送信すること、
アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース内のあらかじめ定められたリソース上で第1の情報の中の第3の情報を送信することをスキップすること、
アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース内のあらかじめ定められたリソース以外のリソース上で第1の情報の中の第3の情報を送信すること、
アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第1の情報を送信することであって、第1の情報の中の第2の情報および第1の情報の中の第3の情報が異なる時間周波数リソースを占有する、送信すること、ならびに
同じ変調方式を使用して、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で、第1の情報の中の第2の情報および第3の情報を送信すること
のうちの少なくとも1つを含む。
場合によっては、トランシーバユニット1302は、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で基準信号を送信するようにさらに構成される。
場合によっては、トランシーバユニット1302は、基地局によって送信された指示情報を受信するようにさらに構成され、指示情報は、以下の情報:
アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースのリソース割振り情報、
アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースのリソース割振り情報、
重複する時間領域リソースの指示情報、
第1の情報に含まれる内容の指示情報、および
重複する時間領域リソース上で第1の情報を送信する方式の指示情報
のうちの少なくとも1つを含む。
本発明のこの実施形態における装置によれば、異なる長さの時間領域リソースに対応するアップリンク制御情報およびアップリンクデータ情報が存在し、アップリンク制御情報およびアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソース間で競合が発生するときに、アップリンク制御情報またはアップリンクデータ情報を送信する問題を解決することができる。
実施形態6
実施形態2の発明概念と同じ発明概念に基づいて、本発明のこの実施形態は、アップリンク情報伝送基地局をさらに提供する。アップリンク情報伝送基地局に対応する方法は、本発明の実施形態2におけるアップリンク情報伝送方法である。したがって、本発明のこの実施形態におけるアップリンク情報伝送基地局の実装形態については、方法の実装形態を参照されたく、本明細書では繰返しは再び記載されない。
上記に対応して、本発明のこの実施形態は、基地局に適用され、基地局に適用されるアップリンク制御情報伝送装置をさらに提供し、装置は、
アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソース上でアップリンクデータ情報を受信し、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソース上でアップリンク制御情報を受信するように構成されたトランシーバユニットと、受信されたアップリンクデータ情報またはアップリンク制御情報を復調するように構成された処理ユニットであって、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さが、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さと等しくなく、アップリンク制御情報が、ハイブリッド自動再送要求情報、チャネル状態情報、およびスケジューリング要求情報のうちの少なくとも1つを含む、処理ユニットと
を含む。
アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースがアップリンク制御情報に対応する時間領域リソースと重複するとき、トランシーバユニットは、重複する時間領域リソース上で第1の情報を受信するようにさらに構成され、処理ユニットは、受信された第1の情報を復調するようにさらに構成され、第1の情報は第2の情報および第3の情報のうちの少なくとも1つを含む。
第2の情報は、アップリンク制御情報内の一部の情報またはアップリンク制御情報内のすべての情報を含み、第3の情報は、アップリンクデータ情報内の一部の情報またはアップリンクデータ情報内のすべての情報を含む。
場合によっては、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さが、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さと等しくないことは、
アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さが、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さよりも長いこと、または
アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さが、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さよりも短いこと
を含む。
場合によっては、第1の情報は第2の情報を含み、トランシーバユニットは、以下の動作:
アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第2の情報を受信すること、および
アップリンク制御情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第2の情報を受信すること
のうちの少なくとも1つを実行するようにさらに構成される。
場合によっては、トランシーバユニットがアップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第2の情報を受信することは、以下の
アップリンク制御情報に対応するフォーマットを使用して、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第2の情報を受信すること、
アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース内のあらかじめ定められたリソース上で第2の情報を受信すること、
アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第2の情報を繰り返し受信すること、および
アップリンクデータ情報の変調方式と同じ変調方式を使用して、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第2の情報を受信すること
のうちの少なくとも1つを含む。
場合によっては、トランシーバユニットは、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で基準信号を受信するようにさらに構成される。
処理ユニットは、基準信号に基づいて第2の情報を復調するようにさらに構成される。
場合によっては、第1の情報は第3の情報を含む。アップリンク制御情報は、チャネル状態情報を含み、ハイブリッド自動再送要求情報およびスケジューリング要求情報を含まない。
場合によっては、第1の情報は第3の情報を含み、トランシーバユニットは、以下の動作:
アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第3の情報を受信すること、および
アップリンク制御情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第3の情報を受信すること
のうちの少なくとも1つを実行するようにさらに構成される。
場合によっては、第1の情報は第2の情報および第3の情報を含み、トランシーバユニットは、以下の動作:
アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第1の情報を受信すること、および
アップリンク制御情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第1の情報を受信すること
のうちの少なくとも1つを実行するようにさらに構成される。
場合によっては、トランシーバユニットがアップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第1の情報を受信することは、以下の
アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース内のあらかじめ定められたリソース上で第1の情報の中の第2の情報を受信すること、
アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース内のあらかじめ定められたリソース以外のリソース上で第1の情報の中の第3の情報を受信すること、
アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で第1の情報を受信することであって、第1の情報の中の第2の情報および第1の情報の中の第3の情報が異なる時間周波数リソースを占有する、受信すること、ならびに
同じ変調方式を使用して、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で、第1の情報の中の第2の情報および第3の情報を受信すること
のうちの少なくとも1つを含む。
場合によっては、トランシーバユニットは、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース上で基準信号を受信するようにさらに構成される。
処理ユニットは、基準信号に基づいて第1の情報を復調するようにさらに構成される。
場合によっては、トランシーバユニットは、ユーザ機器に指示情報を送信するようにさらに構成され、指示情報は、以下の情報:
アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースのリソース割振り情報、
アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースのリソース割振り情報、
重複する時間領域リソースの指示情報、
第1の情報に含まれる内容の指示情報、および
重複する時間領域リソース上で第1の情報を送信する方式の指示情報
のうちの少なくとも1つを含む。
本発明のこの実施形態における装置によれば、異なる長さの時間領域リソースに対応するアップリンク制御情報およびアップリンクデータ情報が存在し、アップリンク制御情報およびアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソース間で競合が発生するときに、アップリンク制御情報またはアップリンクデータ情報を送信する問題を解決することができる。
本発明の実施形態は、アップリンク制御情報およびアップリンクデータ情報が互いに競合するとき、相対的に優先度が高いアップリンク制御情報が送信されることを保証できるか、またはアップリンクデータ情報の復調の実行を保証できるか、またはアップリンクデータ情報の復調の実行が比較的少ししか影響を受けないときに、相対的に優先度が高いアップリンク制御情報が送信されることを保証できるように、アップリンク情報伝送方法および伝送装置を提供する。
システム実施形態の場合、それらは基本的に方法実施形態に対応するので、関連する部分については、方法実施形態の説明の一部を参照されたい。記載されたシステム実施形態は一例にすぎない。別々の部分として記載されたユニットは、物理的に分かれていても、分かれていなくてもよく、ユニットとして表示された部分は、物理的なユニットであっても、そうでなくてもよく、1つの位置に配置されてもよいし、複数のネットワークユニット上に分散されてもよい。モジュールの一部またはすべては、実施形態の解決策の目的を達成するために、実際の必要に基づいて選択されてもよい。当業者は、創造的な努力なしに、本発明の実施形態を理解し実装することができる。
本発明は、コンピュータによって実行されるコンピュータ実行可能命令、たとえばプログラムモジュールの一般的な文脈で記載することができる。一般に、プログラムモジュールには、特定のタスクを実行するため、または特定の抽象データタイプを実装するためのルーチン、プログラム、オブジェクト、コンポーネント、データ構造などが含まれる。本発明は、通信ネットワークを使用して接続されたリモート処理デバイスによってタスクが実行される、分散コンピューティング環境において実践されてもよい。分散コンピューティング環境では、プログラムモジュールは、ストレージデバイスを含むローカルとリモートの両方のコンピュータ記憶媒体に配置されてもよい。
当業者は、方法実装形態のステップのうちのすべてまたは一部が関連するハードウェアに命令するプログラムによって実装されてもよいことを理解することができる。プログラムは、ROM、RAM、磁気ディスク、またはコンパクトディスクなどのコンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。
本明細書では、第1および第2などの関係語は、あるエンティティまたは動作を別のエンティティまたは動作から区別するためにのみ使用され、これらのエンティティまたは動作の間に任意の実際の関係または順番が存在することを必ずしも要求または意味しない。さらに、用語「含む」、「備える」、またはそれらの任意の他の変形形態は、非排他的な包含をカバーするものなので、要素のリストを含むプロセス、方法、物品、またはデバイスは、それらの要素を含むだけでなく、明示的に列挙されていない他の要素も含むか、またはそのようなプロセス、方法、物品、もしくはデバイスに固有の要素をさらに含む。「…を含む」が後に付く要素は、それ以上の制約がなければ、その要素を含むプロセス、方法、物品、またはデバイス内のさらなる同一要素の存在を排除しない。
要するに、前述の説明は、本発明の実施形態の例にすぎず、本発明の保護範囲を限定するものではない。本発明の原理および実装形態を記載するために、この明細書では具体的な例が使用される。前述の実施形態の説明は、本発明の方法および核となる概念の理解を助けるものであるにすぎない。加えて、当業者は、本発明の概念に基づいて、具体的な実装形態および適用範囲に対して修正を行うことができる。したがって、この明細書の内容は、本発明に対する制限として解釈されるべきではない。したがって、この明細書の内容は、本発明に対する制限として解釈されるべきではない。本発明の趣旨および原理から逸脱することなく行われる、いかなる修正、均等な置換、または改善も、本発明の保護範囲内に入るべきである。
301 セル基地局
302 ユーザ機器
303 ユーザ機器
1201 プロセッサ
1202 トランシーバ
1301 処理ユニット
1302 トランシーバユニット
通信ネットワークでは、遅延はキーパフォーマンスインジケータ(key performance indicator、KPI)であり、また、ユーザの使用体験に影響を与える。通信プロトコルの開発に伴い、遅延に最も明らかに影響を与える物理層のスケジューリング間隔もますます小さくなっている。初期の広帯域符号分割多元接続(wideband code division multiple access、WCDMA(登録商標))では、スケジューリング間隔は10msであり、高速パケットアクセス(high speed packet access、HSPA)では、スケジューリング間隔は2msに短縮され、ロングタームエボリューション(long term evolution、LTE)では、スケジューリング間隔は1msに短縮される。
図1は、基地局のデータ伝送の往復時間(round-trip time、RTT)遅延の図である。図1に示されたように、ハイブリッド自動再送要求(hybrid automatic repeat request、HARQ)技術に基づいて、基地局がダウンリンク(downlink、DL)で番号iのTTI内でユーザ機器にデータを送信する場合、かつユーザ機器が受信データを正しく復調し復号する場合、ユーザ機器は、アップリンク(uplink、UL)で番号i+4のTTI内で基地局に肯定応答(acknowledgement、ACK)をフィードバックする。ユーザ機器が受信データを正しく復調または復号しなかった場合、ユーザ機器は、番号i+4のTTI内で基地局に否定応答(negative acknowledgment、NACK)をフィードバックする。基地局は、番号i+4のTTI内で受信されたACKまたはNACKに基づいて、ダウンリンクリンクで番号i+8のTTI内で、データに対して初期送信または再送信の処理を実行することを決定する。フィードバックされるACKまたはNACKは、HARQ-ACK情報と総称される場合もある。従来技術では、アップリンクリンクとダウンリンクリンクの両方における伝送用TTIの長さは1msである。ショートTTIの伝送技術が導入された場合、たとえば、アップリンクリンクおよびダウンリンクリンクにおける送信用TTIの長さが0.5msまたは1つもしくは複数のシンボルに短縮されると、処理時間が均等な割合で短縮されると考えることができ、前述のRTT遅延も適用される。
LTEはキャリアアグリゲーション技術をサポートする、すなわち、基地局は、1つのUE向けに複数のキャリアを構成してUEのデータレートを改善する。キャリアアグリゲーション技術をサポートするUEは、複数のダウンリンクキャリア上でダウンリンクデータを同時に検出することができ、UEは、複数のダウンリンクキャリア上のダウンリンクデータに対してHARQフィードバックメカニズムを同時に行う必要がある。したがって、1つのチャネルが複数のダウンリンクキャリア上のダウンリンクデータのHARQ-ACK情報をサポートできることが必要である。加えて、基地局がUEをスケジュールし、複数のダウンリンクキャリア上でダウンリンクデータを送信することを可能にするために、UEは、キャリア上のチャネル状態情報(channel state information、CSI)を基地局にフィードバックする必要がある。特定のアップリンクTTI内で、UEは、ダウンリンクスケジューリングデータのためのHARQ-ACKフィードバック情報および複数のキャリア上のCSIを基地局に同時にフィードバックする必要があり得る。UEは、基地局にスケジューリング要求(scheduling request、SR)情報をさらに送信して、基地局にアップリンクUL-SCHリソースを要求することができる。
キャリアアグリゲーションシナリオでは、UEは、複数のダウンリンクキャリア上でデータを受信することをサポートできるが、アップリンク伝送のためのシングルキャリア伝送能力しかもたない。アップリンクデータの伝送をスケジュールするためのダウンリンクキャリアのTTI長は、アップリンクキャリアのTTI長と同じであってもよく、アップリンクキャリアのTTI長とは異なっていてもよい。UEが異なるTTI長の複数のダウンリンクキャリア上でデータを受信することをサポートするとき、UEは、ダウンリンクスケジューリングデータのためのHARQ-ACKフィードバック情報をフィードバックし、特定のアップリンクTTI内で基地局にアップリンクデータを送信する必要があり得る。HARQ-ACKフィードバック情報をフィードバックするTTI長は、アップリンクデータを送信するTTI長と等しくなくてもよい。一例として図2を使用すると、図2は、異なるTTI長のアップリンク制御チャネルとアップリンクデータチャネルとの間の競合の概略図である。図2に示されたように、図2は、1つのアップリンクコンポーネントキャリア(component carrier、CC)および2つのダウンリンクキャリアを含み、2つのダウンリンクキャリアは、それぞれ、ダウンリンクキャリア1およびダウンリンクキャリア2である。ダウンリンクキャリア1のTTI時間長はアップリンクキャリアのTTI時間長と同じであり、ダウンリンクキャリア2のTTI時間長はダウンリンクキャリア1のTTI時間長と等しくない。ダウンリンクキャリアのTTI長は、アップリンクキャリアのTTI長と同じであり、ダウンリンクキャリア1上の制御シグナリングを使用することにより、アップリンクキャリア上のデータ伝送がスケジュールされると仮定する。基地局が、ユーザデータ伝送をスケジュールするためのアップリンク許可(grant)をダウンリンクキャリア1の番号i+2のTTI内で送信する場合、アップリンク許可を受信した後、UEは、アップリンクキャリアの番号i+6のTTI内でアップリンクデータ情報を送信する。基地局がダウンリンクキャリア2の番号iのTTI内でデータを送信する場合、データを受信した後、UEは、ダウンリンクキャリア2の番号i+4のTTIに対応する瞬間に、すなわち、アップリンクキャリアの番号i+6のTTI内でアップリンク制御情報をフィードバックする。すなわち、アップリンクデータとダウンリンクキャリア2に対応するアップリンクHARQ-ACK情報との間の競合は、アップリンクキャリアの番号i+6のTTI内で発生する可能性がある。
これに鑑みて、本発明の実施形態の目的は、問題を解決するために、アップリンク情報伝送方法および装置を提供することである。
従来技術における基地局のデータ伝送のRTT遅延の図である。 異なるTTI長のアップリンク制御チャネルとアップリンクデータチャネルとの間の競合の概略図である。 本発明の一実施形態による、適用シナリオの概略図である。 異なるTTI長のアップリンクデータ情報の伝送とアップリンク制御情報の伝送との間の競合の概略図である。 異なるTTI長のアップリンクデータ情報の伝送とアップリンク制御情報の伝送との間の競合の別の概略図である。 本発明の一実施形態による、アップリンク情報伝送方法のフローチャートである。 本発明の一実施形態による、同じアップリンクキャリア上にある、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースとアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースとの間の重複の概略図である。 本発明の一実施形態による、同じアップリンクキャリア上にある、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースとアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースとの間の重複の概略図である。 本発明の一実施形態による、同じアップリンクキャリア上にある、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースとアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースとの間の重複の概略図である。 本発明の一実施形態による、同じアップリンクキャリア上にある、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースとアップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースとの間の重複の概略図である。 本発明の一実施形態による、アップリンク情報伝送方法のフローチャートである。 本発明の一実施形態による、アップリンク情報伝送装置の概略図である。 本発明の一実施形態による、アップリンク情報伝送装置の概略図である。
本発明の実施形態は、伝送中のアップリンク制御情報とアップリンクデータ情報との間の競合を回避するために、アップリンク情報伝送方法および装置を提供する。
アップリンクシンボルは、シングルキャリア周波数分割多元接続(single carrier-frequency division multiple access、SC-FDMA)シンボルと呼ばれ、ダウンリンクシンボルは、直交周波数分割多重(orthogonal frequency division multiplexing、OFDM)シンボルと呼ばれる。後続の技術が、直交周波数分割多元接続(orthogonal frequency division multiple access、OFDMA)のアップリンク多重アクセス方式を導入する場合、アップリンクシンボルもOFDMシンボルと呼ばれてもよい。本発明の実施形態では、アップリンクシンボルおよびダウンリンクシンボルは、両方ともシンボルと総称される。1つのシンボルは、サイクリックプレフィックス(cyclic prefix、CP)部および情報セグメント部を含む。情報セグメント部はシンボルのすべての情報を含み、CPは情報セグメントの一部の中の信号の繰返しである。本発明の実施形態における技術的解決策で言及されるシンボルは、代替として別のタイプの通信のシンボルであってもよく、このことは本発明では限定されない。
物理チャネル(physical channel)は、具体的に、データ情報および/または制御情報の伝送に使用される。本発明の実施形態では、物理チャネルには、以下の、物理アップリンク共有チャネル(physical uplink shared channel、PUSCH)物理アップリンク制御チャネル(physical uplink control channel、PUCCH)、物理ダウンリンク制御チャネル(physical downlink control channel、PDCCH)、拡張物理ダウンリンク制御チャネル(enhanced-physical downlink control channel、EPDCCH)、物理制御フォーマットインジケータチャネル(physical control format indicator channel、PCFICH)、物理ハイブリッドARQインジケータチャネル(physical hybrid ARQ indicator channel、PHICH)、物理ダウンリンク共有チャネル(physical downlink shared channel、PDSCH)などのうちの1つもしくは組合せ、または、規格の中に新しく導入され、同じ機能および異なる名称を有するチャネル、たとえば、ショートTTI伝送に導入された制御チャネルまたはデータチャネルが含まれる。
本発明の実施形態では、基地局は、LTEシステムまたはLAA-LTEシステムにおける発展型ノードB(evolved NodeB、eNBまたはe-NodeB)、マクロ基地局、(「小型基地局」とも呼ばれる)マイクロ基地局、ピコセル基地局、アクセスポイント(access point、AP)、伝送ポイント(transmission point、TP)、別のネットワーク側デバイスなどであってもよい。このことは本発明では限定されない。
LTEシステムはキャリアアグリゲーション技術をサポートする、すなわち、基地局は、1つのUE向けに複数のキャリアを構成してUEのデータレートを改善する。キャリアアグリゲーション技術をサポートするUEは、複数のダウンリンクキャリア上でダウンリンクデータを同時に検出することができ、UEは、複数のダウンリンクキャリア上のダウンリンクデータに対してHARQフィードバックメカニズムを同時に行う必要がある。したがって、1つのアップリンクチャネルが複数のダウンリンクキャリア上のダウンリンクデータに対応するHARQ-ACK情報の伝送をサポートできることが必要である。加えて、基地局がUEをスケジュールし、複数のダウンリンクキャリア上でダウンリンクデータを送信することを可能にするために、UEは、キャリア上のチャネル状態情報(channel state information、CSI)を基地局にフィードバックする必要がある。UEによって基地局にフィードバックされるCSIは、周期的CSIおよび非周期的CSIに分類される。周期的なCSIの場合、各ダウンリンクキャリアのフィードバック周期は別々に構成される。複数のダウンリンクコンポーネントキャリアの周期的CSIが同時にフィードバックされる必要があるとき、UEは、コンポーネントキャリアであり、優先度が最も高い周期的CSIのみをフィードバックする。複数のダウンリンクコンポーネントキャリアの優先度が同じ周期的CSIの場合、ダウンリンクコンポーネントキャリアの中でインデックスが最も小さいダウンリンクコンポーネントキャリアの周期的CSIがフィードバックされる。非周期的CSIの場合、非周期的CSIをトリガするために、動的ダウンリンク制御情報DCI内の制御ビットが使用される。特定のアップリンクTTI内で、UEは、ダウンリンクスケジューリングデータのためのアップリンクHARQ-ACKフィードバック情報および複数のキャリア上のCSIを基地局に同時にフィードバックする必要があり得る。UEは、基地局にスケジューリング要求(scheduling request、SR)情報をさらに送信して、基地局にアップリンクUL-SCHリソースを要求することができる。ダウンリンク伝送データブロックに対応するアップリンクHARQ-ACK情報、ダウンリンクチャネル状態を測定して取得されたCSIフィードバック情報、およびUEによって送信されるスケジューリング要求SR情報は、すべてアップリンク制御情報(uplink control information、UCI)である。CSIフィードバック情報は、チャネル品質インジケータ(channel quality indicator、CQI)情報、プリコーディング行列指示(precoding matrix indicator、PMI)情報、およびランキング指示(rank indicator、RI)情報のうち少なくとも一つを含んでもよい。UCIは、PUCCH上で搬送されてもよく、PUSCH上で搬送されてもよい。本発明の実施形態では、UCIがPUSCH上で搬送されるケースが主に考慮される。
アップリンク制御情報は、ハイブリッド自動再送要求(hybrid automatic repeat request-acknowledgment、HARQ-ACK)情報、チャネル状態情報(channel state information、CSI)、およびスケジューリング要求(scheduling request、SR)情報のうちの少なくとも1つを含む。
具体的には、第1の情報には、以下の8つのケースが含まれてもよい。
アップリンク制御情報内の一部の情報、
アップリンク制御情報内のすべての情報、
アップリンクデータ情報内の一部の情報、
アップリンクデータ情報内のすべての情報、
アップリンク制御情報内の一部の情報およびアップリンクデータ情報内の一部の情報、
アップリンク制御情報内の一部の情報およびアップリンクデータ情報内のすべての情報、
アップリンク制御情報内のすべての情報およびアップリンクデータ情報内の一部の情報、ならびに
アップリンク制御情報内のすべての情報およびアップリンクデータ情報内のすべての情報。
場合によっては、ユーザ機器は、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース内のあらかじめ定められたリソース上で第1の情報の中の第3の情報を送信せず、アップリンクデータ情報に対応するリソース内の重複する時間領域リソース内のあらかじめ定められたリソース以外のリソース上で第1の情報の中の第3の情報を送信し、すなわち、第1の情報の中の第2の情報および第1の情報の中の第3の情報は、異なる時間周波数リソースを占有する。場合によっては、ユーザ機器は、パンクチャリングまたはレートマッチングの方式で所定あらかじめ定められたリソース上で第1の情報の中の第2の情報を送信することができる。
実施形態2
本発明の前述の方法は、主にユーザ機器側に適用されるものとして記載され、ユーザ機器は第1の情報を送信し、基地局は第1の情報を受信する。したがって、本発明は、アップリンク情報伝送方法をさらに提供する。アップリンク情報伝送方法は基地局側に適用される。
上記に対応して、本発明のこの実施形態は、基地局に適用されるアップリンク情報伝送装置をさらに提供し、装置は、
アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソース上でアップリンクデータ情報を受信し、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソース上でアップリンク制御情報を受信するように構成されたトランシーバと、受信されたアップリンクデータ情報またはアップリンク制御情報を復調するように構成されたプロセッサであって、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さが、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さと等しくなく、アップリンク制御情報が、ハイブリッド自動再送要求情報、チャネル状態情報、およびスケジューリング要求情報のうちの少なくとも1つを含む、プロセッサと
を含む。
上記に対応して、本発明のこの実施形態は、基地局に適用され、基地局に適用されるアップリンク情報伝送装置をさらに提供し、装置は、
アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソース上でアップリンクデータ情報を受信し、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソース上でアップリンク制御情報を受信するように構成されたトランシーバユニットと、受信されたアップリンクデータ情報またはアップリンク制御情報を復調するように構成された処理ユニットであって、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さが、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さと等しくなく、アップリンク制御情報が、ハイブリッド自動再送要求情報、チャネル状態情報、およびスケジューリング要求情報のうちの少なくとも1つを含む、処理ユニットと
を含む。

Claims (44)

  1. アップリンク情報伝送方法であって、
    ユーザ機器により、アップリンクデータ情報およびアップリンク制御情報を決定するステップであって、前記アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さが、前記アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さと等しくなく、前記アップリンク制御情報が、ハイブリッド自動再送要求情報、チャネル状態情報、またはスケジューリング要求情報のうちの少なくとも1つを含む、ステップと、
    前記アップリンクデータ情報に対応する前記時間領域リソースが前記アップリンク制御情報に対応する前記時間領域リソースと重複するとき、前記ユーザ機器により、重複する時間領域リソース上で第1の情報を送信するステップであって、前記第1の情報が第2の情報および第3の情報のうちの少なくとも1つを含む、ステップと
    を含み、
    前記第2の情報が、前記アップリンク制御情報内の一部の情報または前記アップリンク制御情報内のすべての情報を含み、前記第3の情報が、前記アップリンクデータ情報内の一部の情報または前記アップリンクデータ情報内のすべての情報を含む、方法。
  2. 前記アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さが、前記アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さと等しくないことが、
    前記アップリンクデータ情報に対応する前記時間領域リソースの前記長さが、前記アップリンク制御情報に対応する前記時間領域リソースの前記長さよりも長いこと、または
    前記アップリンクデータ情報に対応する前記時間領域リソースの前記長さが、前記アップリンク制御情報に対応する前記時間領域リソースの前記長さよりも短いこと
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の情報が前記第2の情報を含み、前記方法が、
    前記ユーザ機器により、前記アップリンクデータ情報に対応するリソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第2の情報を送信するステップ、および
    前記ユーザ機器により、前記アップリンク制御情報に対応するリソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第2の情報を送信するステップ
    のうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記ユーザ機器により、前記アップリンクデータ情報に対応するリソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第2の情報を送信する前記ステップが、
    前記ユーザ機器により、前記アップリンク制御情報に対応するフォーマットを使用して、前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第2の情報を送信するステップ、
    前記ユーザ機器により、前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース内のあらかじめ定められたリソース上で前記第2の情報を送信するステップ、
    前記ユーザ機器により、前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第2の情報を繰り返し送信するステップ、および
    前記ユーザ機器により、前記アップリンクデータ情報の変調方式と同じ変調方式を使用して、前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第2の情報を送信するステップ
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記ユーザ機器により、前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース上で基準信号をさらに送信するステップ
    をさらに含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記第1の情報が前記第3の情報を含み、前記アップリンク制御情報が、前記チャネル状態情報を含み、前記ハイブリッド自動再送要求情報および前記スケジューリング要求情報を含まない、請求項1または2に記載の方法。
  7. 前記第1の情報が前記第3の情報を含み、前記方法が、
    前記ユーザ機器により、前記アップリンクデータ情報に対応するリソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第3の情報を送信するステップ、および
    前記ユーザ機器により、前記アップリンク制御情報に対応するリソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第3の情報を送信するステップ
    のうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項1、2、または6のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記第1の情報が前記第2の情報および前記第3の情報を含み、前記方法が、
    前記ユーザ機器により、前記アップリンクデータ情報に対応するリソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第1の情報を送信するステップ、および
    前記ユーザ機器により、前記アップリンク制御情報に対応するリソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第1の情報を送信するステップ
    のうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項1または2に記載の方法。
  9. 前記ユーザ機器により、前記アップリンクデータ情報に対応するリソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第1の情報を送信する前記ステップが、
    前記ユーザ機器により、前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース内のあらかじめ定められたリソース上で前記第1の情報の中の前記第2の情報を送信するステップ、
    前記ユーザ機器により、前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース内の前記あらかじめ定められたリソース以外のリソース上で前記第1の情報の中の前記第3の情報を送信するステップ、
    前記ユーザ機器により、前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第1の情報を送信するステップであって、前記第1の情報の中の前記第2の情報および前記第1の情報の中の前記第3の情報が異なる時間周波数リソースを占有する、ステップ、ならびに
    前記ユーザ機器により、同じ変調方式を使用して、前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第1の情報の中の前記第2の情報および前記第3の情報を送信するステップ
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項8に記載の方法。
  10. 前記ユーザ機器により、前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース上で基準信号をさらに送信するステップ
    をさらに含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記ユーザ機器により、基地局によって送信された指示情報を受信するステップであって、前記指示情報が、
    前記アップリンク制御情報に対応する前記時間領域リソースのリソース割振り情報、
    前記アップリンクデータ情報に対応する前記時間領域リソースのリソース割振り情報、
    前記重複する時間領域リソースの指示情報、
    前記第1の情報に含まれる内容の指示情報、および
    前記重複する時間領域リソース上で前記第1の情報を送信する方式の指示情報
    のうちの少なくとも1つを含む、ステップ
    をさらに含む、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  12. アップリンク情報伝送方法であって、
    基地局により、アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソース上で前記アップリンクデータ情報を受信し、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソース上で前記アップリンク制御情報を受信するステップであって、前記アップリンクデータ情報に対応する前記時間領域リソースの長さが、前記アップリンク制御情報に対応する前記時間領域リソースの長さと等しくなく、前記アップリンク制御情報が、ハイブリッド自動再送要求情報、チャネル状態情報、またはスケジューリング要求情報のうちの少なくとも1つを含む、ステップと、
    前記アップリンクデータ情報に対応する前記時間領域リソースが前記アップリンク制御情報に対応する前記時間領域リソースと重複するとき、前記基地局により、重複する時間領域リソース上で第1の情報を受信するステップであって、前記第1の情報が第2の情報および第3の情報のうちの少なくとも1つを含む、ステップと
    を含み、
    前記第2の情報が、前記アップリンク制御情報内の一部の情報または前記アップリンク制御情報内のすべての情報を含み、前記第3の情報が、前記アップリンクデータ情報内の一部の情報または前記アップリンクデータ情報内のすべての情報を含む、方法。
  13. 前記アップリンクデータ情報に対応する前記時間領域リソースの長さが、前記アップリンク制御情報に対応する前記時間領域リソースの長さと等しくないことが、
    前記アップリンクデータ情報に対応する前記時間領域リソースの前記長さが、前記アップリンク制御情報に対応する前記時間領域リソースの前記長さよりも長いこと、または
    前記アップリンクデータ情報に対応する前記時間領域リソースの前記長さが、前記アップリンク制御情報に対応する前記時間領域リソースの前記長さよりも短いこと
    を含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記第1の情報が前記第2の情報を含み、前記方法が、
    前記基地局により、前記アップリンクデータ情報に対応するリソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第2の情報を受信するステップ、または
    前記基地局により、前記アップリンク制御情報に対応するリソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第2の情報を受信するステップ
    のうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項12または13に記載の方法。
  15. 前記基地局により、前記アップリンクデータ情報に対応するリソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第2の情報を受信する前記ステップが、
    前記基地局により、前記アップリンク制御情報に対応するフォーマットを使用して、前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第2の情報を受信するステップ、
    前記基地局により、前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース内のあらかじめ定められたリソース上で前記第2の情報を受信するステップ、
    前記基地局により、前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第2の情報を受信し結合するステップ、および
    前記基地局により、前記アップリンクデータ情報の変調方式と同じ変調方式を使用して、前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第2の情報を受信するステップ
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記基地局により、前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース上で基準信号をさらに受信するステップと、
    前記基地局により、前記基準信号に基づいて前記第2の情報を復調するステップと
    をさらに含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記第1の情報が前記第3の情報を含み、前記アップリンク制御情報が、前記チャネル状態情報を含み、前記ハイブリッド自動再送要求情報および前記スケジューリング要求情報を含まない、請求項12または13に記載の方法。
  18. 前記第1の情報が前記第3の情報を含み、前記方法が、
    前記基地局により、前記アップリンクデータ情報に対応するリソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第3の情報を受信するステップ、および
    前記基地局により、前記アップリンク制御情報に対応するリソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第3の情報を受信するステップ
    のうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項12、13、または17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 前記第1の情報が前記第2の情報および前記第3の情報を含み、前記方法が、
    前記基地局により、前記アップリンクデータ情報に対応するリソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第1の情報を受信するステップ、および
    前記基地局により、前記アップリンク制御情報に対応するリソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第1の情報を受信するステップ
    のうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項12または13に記載の方法。
  20. 前記基地局により、前記アップリンクデータ情報に対応するリソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第1の情報を受信する前記ステップが、
    前記基地局により、前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース内のあらかじめ定められたリソース上で前記第1の情報の中の前記第2の情報を受信するステップ、
    前記基地局により、前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース内の前記あらかじめ定められたリソース以外のリソース上で前記第1の情報の中の前記第3の情報を受信するステップ、
    前記基地局により、前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第1の情報を受信するステップであって、前記第1の情報の中の前記第2の情報および前記第1の情報の中の前記第3の情報が異なる時間周波数リソースを占有する、ステップ、ならびに
    前記基地局により、同じ変調方式を使用して、前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第1の情報の中の前記第2の情報および前記第3の情報を受信するステップ
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項19に記載の方法。
  21. 前記基地局により、前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース上で基準信号をさらに受信するステップと、
    前記基地局により、前記基準信号に基づいて前記第1の情報を復調するステップと
    をさらに含む、請求項20に記載の方法。
  22. 前記基地局により、ユーザ機器に指示情報を送信するステップであって、前記指示情報が、
    前記アップリンク制御情報に対応する前記時間領域リソースのリソース割振り情報、
    前記アップリンクデータ情報に対応する前記時間領域リソースのリソース割振り情報、
    前記重複する時間領域リソースの指示情報、
    前記第1の情報に含まれる内容の指示情報、および
    前記重複する時間領域リソース上で前記第1の情報を送信する方式の指示情報
    のうちの少なくとも1つを含む、ステップ
    をさらに含む、請求項12から21のいずれか一項に記載の方法。
  23. アップリンク制御情報伝送装置であって、
    アップリンクデータ情報およびアップリンク制御情報を決定するように構成されたプロセッサであって、前記アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さが、前記アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さと等しくなく、前記アップリンク制御情報が、ハイブリッド自動再送要求情報、チャネル状態情報、またはスケジューリング要求情報のうちの少なくとも1つを含む、プロセッサと、
    前記アップリンクデータ情報に対応する前記時間領域リソースが前記アップリンク制御情報に対応する前記時間領域リソースと重複するとき、重複する時間領域リソース上で第1の情報を送信するように構成されたトランシーバであって、前記第1の情報が第2の情報および第3の情報のうちの少なくとも1つを含む、トランシーバと
    を備え、
    前記第2の情報が、前記アップリンク制御情報内の一部の情報または前記アップリンク制御情報内のすべての情報を含み、前記第3の情報が、前記アップリンクデータ情報内の一部の情報または前記アップリンクデータ情報内のすべての情報を含む、装置。
  24. 前記アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソースの長さが、前記アップリンク制御情報に対応する時間領域リソースの長さと等しくないことが、
    前記アップリンクデータ情報に対応する前記時間領域リソースの前記長さが、前記アップリンク制御情報に対応する前記時間領域リソースの前記長さよりも長いこと、または
    前記アップリンクデータ情報に対応する前記時間領域リソースの前記長さが、前記アップリンク制御情報に対応する前記時間領域リソースの前記長さよりも短いこと
    を含む、請求項23に記載の装置。
  25. 前記第1の情報が前記第2の情報を含み、前記トランシーバが、
    前記アップリンクデータ情報に対応するリソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第2の情報を送信すること、および
    前記アップリンク制御情報に対応するリソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第2の情報を送信すること
    のうちの少なくとも1つを実行するようにさらに構成される、請求項23または24に記載の装置。
  26. 前記トランシーバが、前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第2の情報を送信することが、
    前記アップリンク制御情報に対応するフォーマットを使用して、前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第2の情報を送信すること、
    前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース内のあらかじめ定められたリソース上で前記第2の情報を送信すること、
    前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第2の情報を繰り返し送信すること、および
    前記アップリンクデータ情報の変調方式と同じ変調方式を使用して、前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第2の情報を送信すること
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項25に記載の装置。
  27. 前記トランシーバが、
    前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース上で基準信号をさらに送信する
    ようにさらに構成される、請求項26に記載の装置。
  28. 前記第1の情報が前記第3の情報を含み、前記アップリンク制御情報が、前記チャネル状態情報を含み、前記ハイブリッド自動再送要求情報および前記スケジューリング要求情報を含まない、請求項23または24に記載の装置。
  29. 前記第1の情報が前記第3の情報を含み、前記トランシーバが、
    前記アップリンクデータ情報に対応するリソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第3の情報を送信すること、および
    前記アップリンク制御情報に対応するリソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第3の情報を送信すること
    のうちの少なくとも1つを実行するようにさらに構成される、請求項23、24、または28のいずれか一項に記載の装置。
  30. 前記第1の情報が前記第2の情報および前記第3の情報を含み、前記トランシーバが、
    前記アップリンクデータ情報に対応するリソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第1の情報を送信すること、および
    前記アップリンク制御情報に対応するリソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第1の情報を送信すること
    のうちの少なくとも1つを実行するようにさらに構成される、請求項23または24に記載の装置。
  31. 前記トランシーバが、前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第1の情報を送信することが、
    前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース内のあらかじめ定められたリソース上で前記第1の情報の中の前記第2の情報を送信すること、
    前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース内の前記あらかじめ定められたリソース以外のリソース上で前記第1の情報の中の前記第3の情報を送信すること、
    前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第1の情報を送信することであって、前記第1の情報の中の前記第2の情報および前記第1の情報の中の前記第3の情報が異なる時間周波数リソースを占有する、こと、ならびに
    同じ変調方式を使用して、前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第1の情報の中の前記第2の情報および前記第3の情報を送信すること
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項30に記載の装置。
  32. 前記トランシーバが、前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース上で基準信号を送信するようにさらに構成される、請求項31に記載の装置。
  33. 前記トランシーバが、基地局によって送信された指示情報を受信するようにさらに構成され、前記指示情報が、
    前記アップリンク制御情報に対応する前記時間領域リソースのリソース割振り情報、
    前記アップリンクデータ情報に対応する前記時間領域リソースのリソース割振り情報、
    前記重複する時間領域リソースの指示情報、
    前記第1の情報に含まれる内容の指示情報、および
    前記重複する時間領域リソース上で前記第1の情報を送信する方式の指示情報
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項23から32のいずれか一項に記載の装置。
  34. アップリンク制御情報伝送装置であって、
    アップリンクデータ情報に対応する時間領域リソース上で前記アップリンクデータ情報を受信し、アップリンク制御情報に対応する時間領域リソース上で前記アップリンク制御情報を受信するように構成されたトランシーバと、
    前記アップリンクデータ情報および前記アップリンク制御情報を復調するように構成されたプロセッサと
    を備え、
    前記アップリンクデータ情報に対応する前記時間領域リソースの長さが、前記アップリンク制御情報に対応する前記時間領域リソースの長さと等しくなく、前記アップリンク制御情報が、ハイブリッド自動再送要求情報、チャネル状態情報、またはスケジューリング要求情報のうちの少なくとも1つを含み、
    前記アップリンクデータ情報に対応する前記時間領域リソースが前記アップリンク制御情報に対応する前記時間領域リソースと重複するとき、前記トランシーバが、重複する時間領域リソース上で第1の情報を受信するようにさらに構成され、前記プロセッサが、前記第1の情報を復調するようにさらに構成され、
    前記第1の情報が第2の情報および第3の情報のうちの少なくとも1つを含み、
    前記第2の情報が、前記アップリンク制御情報内の一部の情報または前記アップリンク制御情報内のすべての情報を含み、前記第3の情報が、前記アップリンクデータ情報内の一部の情報または前記アップリンクデータ情報内のすべての情報を含む、装置。
  35. 前記アップリンクデータ情報に対応する前記時間領域リソースの長さが、前記アップリンク制御情報に対応する前記時間領域リソースの長さと等しくないことが、
    前記アップリンクデータ情報に対応する前記時間領域リソースの前記長さが、前記アップリンク制御情報に対応する前記時間領域リソースの前記長さよりも長いこと、または
    前記アップリンクデータ情報に対応する前記時間領域リソースの前記長さが、前記アップリンク制御情報に対応する前記時間領域リソースの前記長さよりも短いこと
    を含む、請求項34に記載の装置。
  36. 前記第1の情報が前記第2の情報を含み、前記トランシーバが、
    前記アップリンクデータ情報に対応するリソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第2の情報を受信すること、および
    前記アップリンク制御情報に対応するリソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第2の情報を受信すること
    のうちの少なくとも1つを実行するようにさらに構成される、請求項34または35に記載の装置。
  37. 前記トランシーバが、前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第2の情報を受信することが、
    前記アップリンク制御情報に対応するフォーマットを使用して、前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第2の情報を受信すること、
    前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース内のあらかじめ定められたリソース上で前記第2の情報を受信すること、
    前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第2の情報を繰り返し受信すること、および
    前記アップリンクデータ情報の変調方式と同じ変調方式を使用して、前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第2の情報を受信すること
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項36に記載の装置。
  38. 前記トランシーバが、前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース上で基準信号を受信するようにさらに構成され、
    前記プロセッサが、前記基準信号に基づいて前記第2の情報を復調するようにさらに構成される、請求項37に記載の装置。
  39. 前記第1の情報が前記第3の情報を含み、前記アップリンク制御情報が、前記チャネル状態情報を含み、前記ハイブリッド自動再送要求情報および前記スケジューリング要求情報を含まない、請求項34または35に記載の装置。
  40. 前記第1の情報が前記第3の情報を含み、前記トランシーバが、
    前記アップリンクデータ情報に対応するリソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第3の情報を受信すること、および
    前記アップリンク制御情報に対応するリソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第3の情報を受信すること
    のうちの少なくとも1つを実行するようにさらに構成される、請求項34、35、または39のいずれか一項に記載の装置。
  41. 前記第1の情報が前記第2の情報および前記第3の情報を含み、前記トランシーバが、
    前記アップリンクデータ情報に対応するリソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第1の情報を受信すること、および
    前記アップリンク制御情報に対応するリソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第1の情報を受信すること
    のうちの少なくとも1つを実行するようにさらに構成される、請求項34または35に記載の装置。
  42. 前記トランシーバが、前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第1の情報を受信することが、
    前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース内のあらかじめ定められたリソース上で前記第1の情報の中の前記第2の情報を受信すること、
    前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース内の前記あらかじめ定められたリソース以外のリソース上で前記第1の情報の中の前記第3の情報を受信すること、
    前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第1の情報を受信することであって、前記第1の情報の中の前記第2の情報および前記第1の情報の中の前記第3の情報が異なる時間周波数リソースを占有する、こと、ならびに
    同じ変調方式を使用して、前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース上で前記第1の情報の中の前記第2の情報および前記第3の情報を受信すること
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項41に記載の装置。
  43. 前記トランシーバが、前記アップリンクデータ情報に対応する前記リソース内の前記重複する時間領域リソース上で基準信号を受信するようにさらに構成され、
    前記プロセッサが、前記基準信号に基づいて前記第1の情報を復調するようにさらに構成される、請求項42に記載の装置。
  44. 前記トランシーバが、ユーザ機器に指示情報を送信するようにさらに構成され、前記指示情報が、
    前記アップリンク制御情報に対応する前記時間領域リソースのリソース割振り情報、
    前記アップリンクデータ情報に対応する前記時間領域リソースのリソース割振り情報、
    前記重複する時間領域リソースの指示情報、
    前記第1の情報に含まれる内容の指示情報、および
    前記重複する時間領域リソース上で前記第1の情報を送信する方式の指示情報
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項34から43のいずれか一項に記載の装置。
JP2018539943A 2016-02-01 2016-02-01 アップリンク情報伝送方法および装置 Pending JP2019503631A (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/CN2016/073110 WO2017132811A1 (zh) 2016-02-01 2016-02-01 上行信息传输的方法、装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2019503631A true JP2019503631A (ja) 2019-02-07

Family

ID=59499193

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018539943A Pending JP2019503631A (ja) 2016-02-01 2016-02-01 アップリンク情報伝送方法および装置

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20180338306A1 (ja)
EP (1) EP3402270A4 (ja)
JP (1) JP2019503631A (ja)
CN (1) CN108476500A (ja)
WO (1) WO2017132811A1 (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10869300B2 (en) * 2017-01-08 2020-12-15 Lg Electronics Inc. Uplink signal transmission method of terminal in wireless communication system and device for supporting same
CN110034893A (zh) * 2018-01-12 2019-07-19 维沃移动通信有限公司 一种uci发送方法和移动终端
CN110035444B (zh) * 2018-01-12 2021-11-30 华为技术有限公司 一种资源确定的方法和装置
CN110167154B (zh) * 2018-02-12 2021-03-30 华为技术有限公司 传输上行信号的方法、通信装置及计算机可读存储介质
CN110225587B (zh) * 2018-03-01 2022-05-10 大唐移动通信设备有限公司 上行控制信息的传输方法、接收方法、终端、基站及装置
BR112020019927A2 (pt) * 2018-03-30 2021-01-05 Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp., Ltd. Método e dispositivo para transmitir informações de controle de enlace ascendente
WO2020029229A1 (en) * 2018-08-10 2020-02-13 Lenovo (Beijing) Limited Method and apparatus for indicating slot format information
CN112153740A (zh) * 2019-06-28 2020-12-29 华为技术有限公司 一种通信方法及装置
CN115699967A (zh) * 2020-04-06 2023-02-03 Tcl通讯(宁波)有限公司 传输优先级
CN113498209B (zh) * 2020-04-08 2023-07-04 维沃移动通信有限公司 一种冲突处理方法及装置

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016048593A1 (en) * 2014-09-26 2016-03-31 Qualcomm Incorporated Ultra-low latency lte uplink frame structure
WO2017014048A1 (ja) * 2015-07-17 2017-01-26 株式会社Nttドコモ ユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法
JP2017529798A (ja) * 2014-09-26 2017-10-05 クアルコム,インコーポレイテッド 超低レイテンシlteアップリンクフレーム構造
JP2017530635A (ja) * 2014-09-26 2017-10-12 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated 超低レイテンシlte制御データ通信

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN101286792A (zh) * 2007-04-11 2008-10-15 北京三星通信技术研究有限公司 增强同步harq的设备和方法
KR20120113698A (ko) * 2009-12-03 2012-10-15 엘지전자 주식회사 무선 통신 시스템에서 효율적인 경합 기반 전송 방법 및 장치
CN102088786B (zh) * 2010-02-11 2013-09-25 电信科学技术研究院 一种上行数据传输方法、装置和***
ES2764216T3 (es) * 2013-12-03 2020-06-02 Lg Electronics Inc Métodos y aparatos para transmitir enlace ascendente en sistema de acceso inalámbrico que soporta comunicación de tipo máquina
US11357022B2 (en) * 2014-05-19 2022-06-07 Qualcomm Incorporated Apparatus and method for interference mitigation utilizing thin control

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016048593A1 (en) * 2014-09-26 2016-03-31 Qualcomm Incorporated Ultra-low latency lte uplink frame structure
JP2017529798A (ja) * 2014-09-26 2017-10-05 クアルコム,インコーポレイテッド 超低レイテンシlteアップリンクフレーム構造
JP2017530635A (ja) * 2014-09-26 2017-10-12 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated 超低レイテンシlte制御データ通信
JP2017535131A (ja) * 2014-09-26 2017-11-24 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated 超低レイテンシlteアップリンクフレーム構造
WO2017014048A1 (ja) * 2015-07-17 2017-01-26 株式会社Nttドコモ ユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20180338306A1 (en) 2018-11-22
EP3402270A4 (en) 2019-01-02
WO2017132811A1 (zh) 2017-08-10
EP3402270A1 (en) 2018-11-14
CN108476500A (zh) 2018-08-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN111106921B (zh) 无线通信中的时延减少技术
US11032807B2 (en) Uplink control information transmission in overlapping time domain resource
US20210266114A1 (en) Node and method for downlink scheduling and hybrid automatic repeat request timing
CN109845180B (zh) 无线通信***中用于支持短传输时间间隔的终端发送或者接收上行链路信号的方法及其装置
EP3081031B1 (en) Terminal apparatus, and base station apparatus
CN107438969B (zh) 对用于低延时通信的动态tti调度的管理方法和装置
US9894651B2 (en) Methods and apparatus for resource allocation for D2D communications
US9084256B2 (en) Storage and assignment of control timing configurations in a multiple cell communications network
US20180338306A1 (en) Uplink information transmission method and apparatus
US20200169373A1 (en) Method and apparatus for transmitting uplink control information (uci) in wireless communication system
US9407415B2 (en) Method and device for sending and receiving acknowledgement
JP2015512571A (ja) Ltefddネットワークにおける半二重fdd動作のための方法
WO2015009123A1 (ko) 무선 통신 시스템에서 d2d(device-to-device) 통신을 위한 탐색 신호 검출방법 및 이를 위한 장치
KR20140018977A (ko) 서브프레임 제한을 갖는 반송파들의 반송파 집성
KR20170052473A (ko) 비면허 대역을 지원하는 통신 네트워크를 위한 스케쥴링 방법
JP2015139106A (ja) ユーザ端末、無線基地局及び無線通信方法
US20190386789A1 (en) A Wireless Device, a Network Node and Methods Therein for Handling Transmissions in a Wireless Communications Network
JP2019068460A (ja) ユーザ端末

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180910

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180910

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190520

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190522

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190820

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20190909