JP2019500813A - モビリティ管理方法、ユーザ機器、格納ノードおよび基地局 - Google Patents

モビリティ管理方法、ユーザ機器、格納ノードおよび基地局 Download PDF

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Abstract

本発明の実施形態は、モビリティ管理方法、ユーザ機器、格納ノード、および基地局を開示する。モビリティ管理方法は、接続状態にあるユーザ機器UEが、UEのソース識別子を決定するステップであって、ソース識別子はUEを識別するのに使用される、ステップと、UEが、低オーバヘッドアクティブ化条件が満たされた後に低オーバヘッド状態に入るステップであって、低オーバヘッド状態では、UEは、接続状態にあるUEの接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う、ステップと、第1の事前設定条件が満たされたときにUEが、第2のセルが属する第2の基地局にソース識別子を報告するステップであって、第2のセルはUEが現在キャンプオンしているサービングセルである、ステップと、を含みうる。本発明によれば、低オーバヘッド状態に入った後、UEは、セル再選択に基づくモビリティを独立して行い、UEの位置変化情報のみを報告する。これにより、ハンドオーバ手順が簡素化され、ネットワークデバイスの通信リソースが節約される。

Description

本発明の実施形態は、通信の分野に関し、より詳細には、モビリティ管理方法、ユーザ機器、格納ノード、および基地局に関する。
モビリティ管理は、無線移動通信システムにおいて重要なタスクである。通常、モビリティ管理は、ユーザ機器(User Equipment、UE)のためのモバイルネットワーク切換え、セル再選択などを含みうる。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3rd Generation Partnership Project、3GPP)のロング・ターム・エボリューション(Long Term Evolution、LTE)/LTEアドバンスト(LTE−advanced、LTE−A)システムでは、UEは、アイドル(Idle)状態または接続状態にありうる。アイドル状態にあるUEは、基地局に接続されておらず、データを送信できず、移動過程でセル再選択を行う。この状態にあるUEがデータ送信を必要とする場合、UEはまず接続状態に切り換わる必要がある。アイドル状態にあるUEは、無線リソース制御(Radio Resource Control、RRC)接続確立プロセスにおいてセルにおけるUEの接続コンテキストおよび専用識別子を取得後、接続状態に入ることができる。接続状態にあるUEは、基地局に接続されており、データを送信でき、UEが移動するときにハンドオーバ(handover)が行われる。接続状態にあるUEは、RRC接続解除プロセス後、アイドル状態に入ることができる。
接続状態にあるUEのハンドオーバの典型的な手順は、以下の主要ステップを含みうる。ソース基地局、すなわち、UEの現在のサービング基地局が、UEの測定パラメータを構成する。UEは測定を行い、測定結果をソース基地局に報告する。ソース基地局は、ターゲット基地局にハンドオーバ要求を送信し、ターゲット基地局による確認の後、UEにハンドオーバ命令を送信する。UEは、ターゲット基地局にアクセスし、上りリンク同期を取得し、ハンドオーバ完了メッセージなどを送信する。
将来のネットワーク進化においては、異種ネットワーク(Heterogeneous Network、Hetnet)、協調マルチポイント(Coordinated Multiple Points、CoMP)伝送、スモール・セル・ネットワーキング、スモールセル高密度ネットワーキングなどといった、ますます多くのネットワーク展開形態が存在する。これらのネットワーク展開形態は、UEモビリティ管理に新たな課題を提起する。既存のハンドオーバ手順が依然として使用される場合、UEは絶えず測定および報告を行う必要がある。これにより、大量のハンドオーバ・シグナリング・オーバヘッドがもたらされ、無線リソースが浪費される。
本発明の実施形態は、データを送信する必要のない接続状態にあるUEが移動過程で度々ハンドオーバされるために生じるハンドオーバ・シグナリング・オーバヘッドおよび無線リソースの浪費を回避する、モビリティ管理方法、ユーザ機器、格納ノード、および基地局を提供する。
第1の態様によれば、本発明の一実施形態はモビリティ管理方法を提供し、本方法は、
第1のセルが属する第1の基地局が、第1のセルにおいて接続状態にあるユーザ機器UEのソース識別子を決定するステップであって、ソース識別子はUEを識別するのに使用される、ステップと、
UEが低オーバヘッド状態に入ったと判断した後、接続状態にあるUEの接続コンテキストを格納し、またはコンテキスト格納ノードに接続コンテキストを送信するステップであって、UEは、事前設定アクティブ化条件が満たされたときに低オーバヘッド状態に入り、低オーバヘッド状態では、UEは、接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う、ステップと
を含みうる。
第1の態様に関連して、第1の態様の第1の可能な実施態様において、第1のセルが属する第1の基地局が、第1のセルにおいて接続状態にあるユーザ機器UEのソース識別子を決定するステップは、
第1の基地局が、コンテキスト格納ノードによって送信されたUEのソース識別子を受信するステップ、または第1の基地局が、UEによって送信されたUEのソース識別子を受信するステップ、または第1の基地局が、コア・ネットワーク・デバイスによって送信されたUEのソース識別子を受信するステップ
を含む。
第1の態様または第1の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第1の態様の第2の可能な実施態様において、ソース識別子は、UEの国際移動体加入者識別情報IMSI、一時識別情報T−MISI、および無線ネットワーク一時識別子RNTIのうちの少なくとも1つを含む。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実施態様または第1の態様の第2の可能な実施態様に関連して、第1の態様の第3の可能な実施態様において、コンテキスト格納ノードに接続コンテキストを送信するステップの後に、本方法は、第1の基地局が、接続コンテキストを解除するステップ、をさらに含む。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実施態様、第1の態様の第2の可能な実施態様、または第1の態様の第3の可能な実施態様に関連して、第1の態様の第4の可能な実施態様において、事前設定アクティブ化条件は、
第1の基地局が、UEに低オーバヘッド状態に入るよう命令するのに使用される制御命令をUEに送信するという条件、
第1の事前設定期間において第1の基地局とUEとの間でデータ伝送が行われないという条件、
第1の基地局が、UEのタイミング・アドバンス・タイマTA timerは満了したと判断し、または第1の基地局が、UEのTA timerは満了したと判断し、TA timerが第2の事前設定期間において再実行しないという条件、および
第1の基地局が、UEは、間欠受信DRX状態に入った後、第3の事前設定期間においてDRX状態から出ないと判断するという条件
のうちの少なくとも1つまたはこれらの組み合わせを含む。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実施態様、第1の態様の第2の可能な実施態様、第1の態様の第3の可能な実施態様、または第1の態様の第4の可能な実施態様に関連して、第1の態様の第5の可能な実施態様において、UEが低オーバヘッド状態に入ったと判断した後、本方法は、
第1の基地局が、低オーバヘッド状態にあるUEが使用するための無線リソース制御RRC構成情報をUEに送信するステップであって、RRC構成情報はRRC構成インデックスを含み、構成インデックスはRRC構成情報を指示するのに使用される、ステップ
をさらに含む。
第2の態様によれば、本発明の一実施形態はモビリティ管理方法を提供し、本方法は、
第1の基地局によって送信された接続状態にあるユーザ機器UEの接続コンテキストを受信するステップと、
UEは低オーバヘッド状態にあると判断し、接続コンテキストを格納するステップであって、低オーバヘッド状態では、UEは、接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う、ステップと、
コア・ネットワーク・デバイスがUEに関連したコア・ネットワーク・インターフェースをコンテキスト格納ノードに切り換えるように、コア・ネットワーク・デバイスにパス切換え要求を送信するステップと
を含みうる。
第2の態様に関連して、第2の態様の第1の可能な実施態様において、第1の基地局によって送信された接続状態にあるユーザ機器UEの接続コンテキストを受信するステップの前に、本方法は、
UEのソース識別子を割り振り、第1の基地局にソース識別子を送信するステップ
を含む。
第2の態様または第2の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第2の態様の第2の可能な実施態様において、UEが低オーバヘッド状態にあると判断するステップの後に、本方法は、
第2の基地局によって送信された接続コンテキスト転送要求を受信するステップであって、接続コンテキストは、UEが低オーバヘッド状態に入るときにコンテキスト格納ノードによって格納される接続状態にあるUEの接続コンテキストであり、コンテキスト転送要求はソース識別子を搬送し、第2の基地局はUEの現在のサービング基地局である、ステップと、
転送要求で搬送されたソース識別子に基づいて第2の基地局に接続コンテキストを送信するステップと
をさらに含む。
第2の態様、第2の態様の第1の可能な実施態様または第2の態様の第2の可能な実施態様に関連して、第2の態様の第3の可能な実施態様において、UEが低オーバヘッド状態にあると判断するステップの後に、本方法は、
第2の基地局によって送信された通知メッセージを受信し、格納するステップであって、通知メッセージは、第1の基地局が通知メッセージに基づいてUEの現在のサービングセルを決定するように、UEのソース識別子およびUEが現在位置しているサービングセルのセル識別子を搬送する、ステップ
をさらに含む。
第1の態様の第3の可能な実施態様に関連して、第1の態様の第4の可能な実施態様において、通知メッセージはUEの検証情報を搬送し、検証情報は、ソース識別子と接続コンテキストに格納された鍵とに基づいてUEによって生成された識別検証情報であり、第2の基地局によって送信された通知メッセージを受信し、格納するステップの後に、本方法は、
コンテキスト格納ノードが、ソース識別子と検証情報とに基づいてUEは有効なUEであるかどうか判断するステップ
をさらに含む。
第2の態様、第2の態様の第1の可能な実施態様、第2の態様の第2の可能な実施態様、第2の態様の第3の可能な実施態様、または第2の態様の第4の可能な実施態様に関連して、第2の態様の第5の可能な実施態様において、UEが低オーバヘッド状態にあると判断するステップの後に、本方法は、
コンテキスト格納ノードが、コンテキスト格納ノードにUEの下りデータが到着したときに、第2の基地局に接続コンテキストおよびソース識別子を送信するステップであって、接続コンテキストは、UEが低オーバヘッド状態に入るときにコンテキスト格納ノードによって格納される接続状態にあるUEの接続コンテキストであり、第2の基地局はUEの現在のサービング基地局である、ステップ
をさらに含む。
第3の態様によれば、本発明の一実施形態はモビリティ管理方法を提供し、本方法は、
第1のセルにおいて接続状態にあるユーザ機器UEが、UEのソース識別子を決定するステップであって、ソース識別子はUEを識別するのに使用される、ステップと、
UEが、事前設定アクティブ化条件が満たされたときに低オーバヘッド状態に入るステップであって、低オーバヘッド状態では、UEは、接続状態にあるUEの接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う、ステップと、
第1の事前設定条件が満たされたときにUEが、第2のセルが属する第2の基地局にソース識別子を報告するステップであって、第2のセルはUEが現在キャンプオンしているサービングセルである、ステップと
を含みうる。
第3の態様に関連して、第3の態様の第1の可能な実施態様において、第1のセルにおいて接続状態にあるユーザ機器UEが、UEのソース識別子を決定するステップは、
UEの国際移動体加入者識別情報IMSI、一時識別情報T−MISI、および無線ネットワーク一時識別子RNTIのうちの少なくとも1つをソース識別子として決定するステップ、または第1の基地局によって送信されたソース識別子を受信するステップであって、第1の基地局は第1のセルが属する基地局である、ステップ
を含む。
第3の態様または第3の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第2の可能な実施態様において、第1のセルが属する基地局は第1の基地局であり、事前設定アクティブ化条件は、
UEが、第1の基地局によって送信された、低オーバヘッド状態に入るよう命令する制御命令を受信するという条件、
UEが第1のセルを離れるという条件、
第1の事前設定期間においてUEと第1の基地局との間でデータ伝送が行われないという条件、
UEのタイミング・アドバンス・タイマTA timerが満了し、またはUEのTA timerが満了し、TA timerが第2の事前設定期間において再実行しないという条件、および
間欠受信DRX状態に入った後、UEが第3の事前設定期間においてDRX状態から出ないという条件
のうちの少なくとも1つを含む。
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実施態様または第3の態様の第2の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第3の可能な実施態様において、UEが、事前設定アクティブ化条件が満たされたときに低オーバヘッド状態に入るステップの後に、本方法は、
UEが、第2の事前設定条件が満たされたときに低オーバヘッド状態から出るステップ
をさらに含み、
前記第2の事前設定条件は、
UEが現在キャンプオンしているサービングセルが変化すること、またはUEが現在キャンプオンしているサービングセルが指定されたセル設定範囲を越えること、またはUEが現在キャンプオンしているサービングセルと第1のセルとが同じ事前設定エリアにも同じ基地局にも属さないこと、またはUEが、第2の基地局にソース識別子を送信し、ソース識別子について第2の基地局によって送信されたアクセス拒絶指示を受信すること、またはUEが第2のセルのシステム情報ブロードキャストを読み取り、システム情報ブロードキャストが低オーバヘッド状態にあるUEにアクセス権の取得を許可するための指示を搬送しないこと、またはUEが上りデータの送信を必要とすること
を含む。
第3の態様の第3の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第4の可能な実施態様において、UEが、第2の事前設定条件が満たされたときに低オーバヘッド状態から出るステップは、第2の事前設定条件が満たされたときに、UEが、接続コンテキストをクリアし、アイドル状態に入るステップ、を含む。
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実施態様、第3の態様の第2の可能な実施態様、第3の態様の第3の可能な実施態様、または第3の態様の第4の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第5の可能な実施態様において、第1の事前設定条件は、
UEが現在キャンプオンしているサービングセルが変化すること、またはUEが現在キャンプオンしている第2のセルが指定されたセル設定範囲を越えること、またはUEが現在キャンプオンしている第2のセルと第1のセルとが同じ事前設定エリアにも同じ基地局にも属さないこと、またはUEが上りデータの送信を必要とすること
を含む。
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実施態様、第3の態様の第2の可能な実施態様、第3の態様の第3の可能な実施態様、第3の態様の第4の可能な実施態様、または第3の態様の第5の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第6の可能な実施態様において、第1の事前設定条件が満たされたときにUEが、第2のセルが属する第2の基地局にソース識別子を報告するステップの前に、本方法は、
UEが、第2のセルのシステム情報ブロードキャストを受信し、読み取るステップと、
システム情報ブロードキャストが低オーバヘッド状態にあるUEにアクセス権の取得を許可するための指示を搬送する場合、アクセス指示に基づいてUEが、第2の基地局にソース識別子を送信することを決定するステップと
を含む。
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実施態様、第3の態様の第2の可能な実施態様、第3の態様の第3の可能な実施態様、第3の態様の第4の可能な実施態様、第3の態様の第5の可能な実施態様、または第3の態様の第6の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第7の可能な実施態様において、第1の事前設定条件が満たされたときにUEが、第2のセルが属する第2の基地局にソース識別子を報告するステップの前に、本方法は、
UEが、第2の基地局に事前設定範囲内のランダム・アクセス・プリアンブルを送信するステップであって、事前設定範囲内のランダム・アクセス・プリアンブルは、ソース識別子が第2の基地局に送信される必要があること、または事前設定長さ閾値より長い長さのメッセージが第2の基地局に送信される必要があることを指示するのに使用される、ステップと、
第2の基地局によって割り振られた、ソース識別子を伝送するのに使用される事前設定サイズの伝送リソースを受信するステップと、
第2の基地局にソース識別子を送信するために伝送リソースを使用するステップと
をさらに含む。
第3の態様の第7の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第8の可能な実施態様において、事前設定範囲内のランダム・アクセス・プリアンブルは、事前定義されたプリアンブルまたは第2の基地局によって構成された受け取られたプリアンブルである。
第3の態様の第7の可能な実施態様または第3の態様の第8の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第9の可能な実施態様において、第2の基地局にソース識別子を送信するために伝送リソースを使用するステップは、
第2の基地局によって送信された暗号化応答メッセージを受信し、接続コンテキストに格納された鍵に基づいて解読を行うステップと、
UEが、解読に成功した後、応答メッセージに基づいて第2の基地局への接続を確立するステップと
を含む。
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実施態様、第3の態様の第2の可能な実施態様、第3の態様の第3の可能な実施態様、第3の態様の第4の可能な実施態様、第3の態様の第5の可能な実施態様、第3の態様の第6の可能な実施態様、第3の態様の第7の可能な実施態様、第3の態様の第8の可能な実施態様、または第3の態様の第9の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第10可能な実施態様において、UEが、第2のセルが属する第2の基地局にソース識別子を報告するステップは、
UEが、第2の基地局にランダム・アクセス・プリアンブルを送信するステップと、
第2の基地局によって送信された専用UE識別子と、ランダム・アクセス・プリアンブルに基づいて第2の基地局によって割り振られた、ソース識別子を伝送するのに使用される伝送リソースとを受信するステップであって、専用UE識別子は第2のセルにおいてUEを一意に識別するのに使用される識別子である、ステップと、
第2の基地局にソース識別子を送信するために伝送リソースを使用するステップと、
第2の基地局によって送信された、ソース識別子を含む確認情報を受信するステップと、
確認情報に基づいて、専用UE識別子を使用すべきかどうか判断するステップと
を含む。
第3の態様の第10の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第11の可能な実施態様において、確認情報に基づいて、専用UE識別子を使用すべきかどうか判断するステップは、
確認情報に基づいてUEが、専用UE識別子を使用しないことを決定するステップ、またはUEが、確認情報に基づいて専用UE識別子を使用し、低オーバヘッド状態から出るステップ、またはUEが、確認情報に基づいて専用UE識別子を使用し、低オーバヘッド状態にとどまるステップ、またはUEが、専用UE識別子を使用し、確認情報で搬送された、UEに低オーバヘッド状態から出るよう命令する命令に基づいて低オーバヘッド状態から出るステップ
を含む。
第3の態様の第11の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第12の可能な実施態様において、UEが、専用UE識別子を使用するステップの後に、本方法は、
現在キャンプオンしているサービングセルのセル識別子に基づいて接続コンテキスト内の鍵を更新するステップ
を含む。
第3の態様の第12の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第13の可能な実施態様において、ソース識別子は検証情報をさらに含み、検証情報は、ソース識別子と更新鍵とに基づいてUEによって生成された識別検証情報である。
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実施態様、第3の態様の第2の可能な実施態様、第3の態様の第3の可能な実施態様、第3の態様の第4の可能な実施態様、第3の態様の第5の可能な実施態様、第3の態様の第6の可能な実施態様、第3の態様の第7の可能な実施態様、第3の態様の第8の可能な実施態様、第3の態様の第9の可能な実施態様、第3の態様の第10の可能な実施態様、第3の態様の第11の可能な実施態様、第3の態様の第12の可能な実施態様、または第3の態様の第13の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第14の可能な実施態様において、UEが、事前設定アクティブ化条件が満たされたときに低オーバヘッド状態に入るステップの後に、本方法は、
UEが、ソース識別子に基づいてページングをモニタするステップ
をさらに含む。
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実施態様、第3の態様の第2の可能な実施態様、第3の態様の第3の可能な実施態様、第3の態様の第4の可能な実施態様、第3の態様の第5の可能な実施態様、第3の態様の第6の可能な実施態様、第3の態様の第7の可能な実施態様、第3の態様の第8の可能な実施態様、第3の態様の第9の可能な実施態様、第3の態様の第10の可能な実施態様、第3の態様の第11の可能な実施態様、第3の態様の第12の可能な実施態様、または第3の態様の第13の可能な実施態様、または第3の態様の第14の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第15の可能な実施態様において、UEが、事前設定アクティブ化条件が満たされたときに低オーバヘッド状態に入るステップの後に、本方法は、
第1の基地局によって送信された無線リソース制御RRC構成情報を受信するステップであって、RRC構成情報はRRC構成インデックスを含み、構成インデックスはRRC構成情報を指示するのに使用される、ステップと、
低オーバヘッド状態にあるUEが、RRC構成情報を使用するステップと
をさらに含む。
第3の態様の第15の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第16の可能な実施態様において、第1の事前設定条件が満たされたときにUEが、第2のセルが属する第2の基地局にソース識別子を報告するステップは、
第2の基地局が、RRC構成インデックスに基づいて、UEによって使用されるRRC構成情報を決定するように、UEが、第2のセルが属する第2の基地局にRRC構成インデックスを含むソース識別子を報告するステップ
を含む。
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実施態様、第3の態様の第2の可能な実施態様、第3の態様の第3の可能な実施態様、第3の態様の第4の可能な実施態様、第3の態様の第5の可能な実施態様、第3の態様の第6の可能な実施態様、第3の態様の第7の可能な実施態様、第3の態様の第8の可能な実施態様、第3の態様の第9の可能な実施態様、第3の態様の第10の可能な実施態様、第3の態様の第11の可能な実施態様、第3の態様の第12の可能な実施態様、または第3の態様の第13の可能な実施態様、第3の態様の第14の可能な実施態様、第3の態様の第15の可能な実施態様、または第3の態様の第16の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第17の可能な実施態様において、第1の事前設定条件は、UEが上りデータの送信を必要とすることであり、UEが、第2のセルが属する第2の基地局にソース識別子を報告するステップは、
ソース識別子を報告するときまたは報告した後にUEが、第2のセルが属する第2の基地局に上りデータ指示を報告するステップ
をさらに含む。
第4の態様によれば、本発明の一実施形態はモビリティ管理方法を提供し、本方法は、
第2のセルが属する第2の基地局が、低オーバヘッド状態にあるユーザ機器UEによって報告されたソース識別子を受信するステップであって、低オーバヘッド状態では、UEは、接続状態にあるUEの接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行い、第1のセルは、UEが低オーバヘッド状態に入るときのUEのサービングセルであり、第2のセルはUEの現在のサービングセルであり、ソース識別子は、第1のセルが属する第1の基地局においてUEを識別するのに使用される第1のUE識別子を含む、ステップと、
コンテキスト格納ノードにUEの現在のサービングセルが第2のセルであることが知られていることを通知するために、ソース識別子に基づいてコンテキスト格納ノードに第1のUE識別子を送信するステップと
を含みうる。
第4の態様に関連して、第4の態様の第1の可能な実施態様において、ソース識別子は、UEの国際移動体加入者識別情報IMSI、一時識別情報T−MISI、および無線ネットワーク一時識別子RNTIのうちの少なくとも1つを含む。
第4の態様、または第4の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第4の態様の第2の可能な実施態様において、ソース識別子は指示情報をさらに含み、指示情報は、第2の基地局に、UEが低オーバヘッド状態にあることを通知するのに使用される。
第4の態様、第4の態様の第1の可能な実施態様、または第4の態様の第2の可能な実施態様に関連して、第4の態様の第3の可能な実施態様において、第2のセルが属する第2の基地局が、低オーバヘッド状態にあるユーザ機器UEによって報告されたソース識別子を受信するステップの前に、本方法は、
第2の基地局が、システム情報ブロードキャストを送信するステップであって、システム情報は、UEが、アクセス指示に基づいて、第2の基地局にソース識別子を送信すべきかどうか判断するように、低オーバヘッド状態にあるUEにアクセス権の取得を許可するための指示を搬送する、ステップ
を含む。
第4の態様、第4の態様の第1の可能な実施態様、第4の態様の第2の可能な実施態様、または第4の態様の第3の可能な実施態様に関連して、第4の態様の第4の可能な実施態様において、第2のセルが属する第2の基地局が、低オーバヘッド状態にあるユーザ機器UEによって報告されたソース識別子を受信するステップの前に、本方法は、
UEによって送信されたランダム・アクセス・プリアンブルを受信するステップと、
ランダム・アクセス・プリアンブルが事前設定範囲内にある場合に、UEがソース識別子を送信するために事前設定サイズの伝送リソースを使用するように伝送リソースをUEに割り振るステップと
をさらに含む。
第4の態様の第4の可能な実施態様に関連して、第4の態様の第5の可能な実施態様において、事前設定範囲内のランダム・アクセス・プリアンブルは、事前定義されたプリアンブルまたは第2の基地局によって構成された受け取られたプリアンブルである。
第4の態様、第4の態様の第1の可能な実施態様、第4の態様の第2の可能な実施態様、第4の態様の第3の可能な実施態様、第4の態様の第4の可能な実施態様、または第4の態様の第5の可能な実施態様に関連して、第4の態様の第6の可能な実施態様において、第2のセルが属する第2の基地局が、低オーバヘッド状態にあるユーザ機器UEによって報告されたソース識別子を受信するステップは、
第2のセルが属する第2の基地局が、低オーバヘッド状態にあるユーザ機器UEによって送信されたランダム・アクセス・プリアンブルを受信するステップと、
ランダム・アクセス・プリアンブルに基づいてUEに、専用UE識別子およびソース識別子を送信するのに使用される伝送リソースを割り振るステップであって、専用UE識別子は第2のセルでUEを一意に識別するのに使用される識別子である、ステップと、
ソース識別子を受信するために伝送リソースを使用するステップと、
UEにソース識別子を含む確認情報を送信するステップと
を含む。
第4の態様の第6の可能な実施態様に関連して、第4の態様の第7の可能な実施態様において、第2のセルが属する第2の基地局が、低オーバヘッド状態にあるユーザ機器UEによって送信されたランダム・アクセス・プリアンブルを受信するステップの後に、本方法は、
第2の基地局が、報告されたソース識別子に対応する応答メッセージを生成するステップであって、応答メッセージは接続コンテキストに格納された鍵に基づいて暗号化される、ステップと、
UEに暗号化応答メッセージを送信するステップと
をさらに含む。
第4の態様の第6の可能な実施態様または第4の態様の第7の可能な実施態様に関連して、第4の態様の第8の可能な実施態様において、UEにソース識別子を含む確認情報を送信するステップは、
UEが専用UE識別子を使用し、UEに低オーバヘッド状態から出るよう命令する命令に基づいて低オーバヘッド状態から出るように、UEに、ソース識別子を含み、命令を搬送する確認メッセージを送信するステップ
を含む。
第4の態様、第4の態様の第1の可能な実施態様、第4の態様の第2の可能な実施態様、第4の態様の第3の可能な実施態様、第4の態様の第4の可能な実施態様、第4の態様の第5の可能な実施態様、第4の態様の第6の可能な実施態様、第4の態様の第7の可能な実施態様、または第4の態様の第8の可能な実施態様に関連して、第4の態様の第9可能な実施態様において、ソース識別子に基づいてコンテキスト格納ノードに第1のUE識別子を送信するステップは、
ソース識別子に基づいてコンテキスト格納ノードに通知メッセージを送信するステップであって、通知メッセージは、コンテキスト格納ノードが、ソース識別子とUEが現在位置している第2のセルの第2のセル識別子とに基づいて、UEが現在キャンプオンしているサービングセルは第2のセルであると判断するように、UEのソース識別子および第2のセル識別子を搬送する、ステップ
を含む。
第4の態様、第4の態様の第1の可能な実施態様、第4の態様の第2の可能な実施態様、第4の態様の第3の可能な実施態様、第4の態様の第4の可能な実施態様、第4の態様の第5の可能な実施態様、第4の態様の第6の可能な実施態様、第4の態様の第7の可能な実施態様、第4の態様の第8の可能な実施態様、または第4の態様の第9の可能な実施態様に関連して、第4の態様の第10可能な実施態様において、ソース識別子に基づいてコンテキスト格納ノードに第1のUE識別子を送信するステップの後に、本方法は、
UEによって送信されたソース識別子および上りデータ指示を受信するステップと、
第2の基地局が、コンテキスト格納ノードに接続コンテキスト転送要求を送信するステップであって、接続コンテキストは、UEが低オーバヘッド状態に入るときにコンテキスト格納ノードによって格納される接続状態にあるUEの接続コンテキストであり、コンテキスト転送要求はUEのソース識別子を搬送する、ステップと、
コンテキスト格納ノードによって転送された接続コンテキストを受信し、接続コンテキストに基づいてUEへの接続を確立するステップと
をさらに含む。
第4の態様の第10の可能な実施態様に関連して、第4の態様の第11の可能な実施態様において、コンテキスト格納ノードによって転送された接続コンテキストを受信するステップの後に、本方法は、
UEに再割り振りソース識別子を送信するステップであって、再割り振りソース識別子は、第2の基地局においてUEを識別するのに使用される第2のUE識別子を含む、ステップと、
UEに低オーバヘッド状態から出るよう命令する命令をUEに送信するステップと
をさらに含む。
第4の態様、第4の態様の第1の可能な実施態様、第4の態様の第2の可能な実施態様、第4の態様の第3の可能な実施態様、第4の態様の第4の可能な実施態様、第4の態様の第5の可能な実施態様、第4の態様の第6の可能な実施態様、第4の態様の第7の可能な実施態様、第4の態様の第8の可能な実施態様、第4の態様の第9の可能な実施態様、第4の態様の第10可能な実施態様、または第4の態様の第11可能な実施態様に関連して、第4の態様の第12可能な実施態様において、ソース識別子に基づいてコンテキスト格納ノードに第1のUE識別子を送信するステップの後に、本方法は、
コンテキスト格納ノードによって送信されたUEの接続コンテキストおよびソース識別子を受信するステップと、
受信した接続コンテキストとソース識別子とに基づいてUEの構成情報を決定し、ソース識別子に基づいて、UEをトリガして上りリンクアクセスを行わせるステップと
をさらに含む
第4の態様の第12の可能な実施態様に関連して、第4の態様の第13の可能な実施態様において、ソース識別子に基づいて、UEをトリガして上りリンクアクセスを行わせるステップは、
ソース識別子に基づいてUEをページングするステップ、または
ソース識別子に基づいてUEの専用UE識別子を決定し、専用UE識別子に基づいてUEに上りリンクアクセスコマンドを送信するステップ、または
ソース識別子に基づいてUEの専用UE識別子を決定し、専用UE識別子に基づいてUEをページングするステップ
を含む。
第4の態様、第4の態様の第1の可能な実施態様、第4の態様の第2の可能な実施態様、第4の態様の第3の可能な実施態様、第4の態様の第4の可能な実施態様、第4の態様の第5の可能な実施態様、第4の態様の第6の可能な実施態様、第4の態様の第7の可能な実施態様、第4の態様の第8の可能な実施態様、第4の態様の第9の可能な実施態様、第4の態様の第10可能な実施態様、第4の態様の第11可能な実施態様、第4の態様の第12可能な実施態様、または第4の態様の第13可能な実施態様に関連して、第4の態様の第14可能な実施態様において、ソース識別子は、無線リソース制御RRC構成インデックスをさらに含み、第2のセルが属する第2の基地局が、低オーバヘッド状態にあるユーザ機器UEによって報告されたソース識別子を受信するステップの後に、本方法は、
RRC構成インデックスに基づいて第2の基地局が、UEによって使用されるRRC構成情報を決定するステップ
をさらに含む。
第4の態様、第4の態様の第1の可能な実施態様、第4の態様の第2の可能な実施態様、第4の態様の第3の可能な実施態様、第4の態様の第4の可能な実施態様、第4の態様の第5の可能な実施態様、第4の態様の第6の可能な実施態様、第4の態様の第7の可能な実施態様、第4の態様の第8の可能な実施態様、第4の態様の第9の可能な実施態様、第4の態様の第10可能な実施態様、第4の態様の第11可能な実施態様、第4の態様の第12可能な実施態様、第4の態様の第13可能な実施態様、または第4の態様の第14可能な実施態様に関連して、第4の態様の第15可能な実施態様において、ソース識別子に基づいてコンテキスト格納ノードに第1のUE識別子を送信するステップは、
ソース識別子に基づいて第2の基地局とコンテキスト格納ノードとの間のインターフェースを介してコンテキスト格納ノードにソース識別子を送信するステップ、または
ソース識別子に基づいてコアネットワークを使用してコンテキスト格納ノードにソース識別子を送信するステップ
を含む。
第5の態様によれば、本発明の一実施形態は基地局を提供し、本基地局は第1の基地局であり、第1の基地局は、出力部と、格納部と、処理部とを含むことができ、
格納部は、プログラムコードを格納するように構成されており、処理部は、格納部によって格納されたプログラムコードを呼び出して、
第1のセルが属する第1の基地局が、第1のセルにおいて接続状態にあるユーザ機器UEのソース識別子を決定するステップであって、ソース識別子はUEを識別するのに使用される、ステップと、
UEが低オーバヘッド状態に入ったと判断した後、接続状態にあるUEの接続コンテキストを格納し、またはコンテキスト格納ノードに接続コンテキストを送信するステップであって、UEは、事前設定アクティブ化条件が満たされたときに低オーバヘッド状態に入り、低オーバヘッド状態では、UEは、接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う、ステップと
を行うように構成される。
第5の態様に関連して、第5の態様の第1の可能な実施態様において、第1の基地局は入力部をさらに含み、処理部が、第1のセルにおいて接続状態にあるユーザ機器UEのソース識別子を決定するように構成されることは具体的には、
入力部を使用して、コンテキスト格納ノードによって送信されたUEのソース識別子を受信すること、または
入力部を使用して、UEによって送信されたUEのソース識別子を受信すること、または
入力部を使用して、コア・ネットワーク・デバイスによって送信されたUEのソース識別子を受信すること
である。
第5の態様または第5の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第5の態様の第2の可能な実施態様において、ソース識別子は、UEの国際移動体加入者識別情報IMSI、一時識別情報T−MISI、および無線ネットワーク一時識別子RNTIのうちの少なくとも1つを含む。
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実施態様、または第5の態様の第2の可能な実施態様に関連して、第5の態様の第3の可能な実施態様において、処理部は、コンテキスト格納ノードに接続コンテキストを送信した後に接続コンテキストを解除するようにさらに構成される。
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実施態様、第5の態様の第2の可能な実施態様、または第5の態様の第3の可能な実施態様に関連して、第5の態様の第4の可能な実施態様において、事前設定アクティブ化条件は、
第1の基地局が、UEに低オーバヘッド状態に入るよう命令するのに使用される制御命令をUEに送信するという条件、
第1の事前設定期間において第1の基地局とUEとの間でデータ伝送が行われないという条件、
第1の基地局が、UEのタイミング・アドバンス・タイマTA timerは満了したと判断し、または第1の基地局が、UEのTA timerは満了したと判断し、TA timerが第2の事前設定期間において再実行しないという条件、および
第1の基地局が、UEは、間欠受信DRX状態に入った後、第3の事前設定期間においてDRX状態から出ないと判断するという条件
のうちの少なくとも1つまたはこれらの組み合わせを含む。
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実施態様、第5の態様の第2の可能な実施態様、第5の態様の第3の可能な実施態様、または第5の態様の第4の可能な実施態様に関連して、第5の態様の第5の可能な実施態様において、処理部は、UEが低オーバヘッド状態に入ったと判断した後、低オーバヘッド状態にあるUEが使用するための無線リソース制御RRC構成情報をUEに送信し、RRC構成情報はRRC構成インデックスを含み、構成インデックスはRRC構成情報を指示するのに使用される、ようにさらに構成される。
第6の態様によれば、本発明の一実施形態はコンテキスト格納ノードを提供し、本コンテキスト格納ノードは、出力部と、格納部と、処理部とを含むことができ、
格納部は、プログラムコードを格納するように構成されており、処理部は、格納部によって格納されたプログラムコードを呼び出して、
入力部を使用して、第1の基地局によって送信された接続状態にあるユーザ機器UEの接続コンテキストを受信するステップと、
UEは低オーバヘッド状態にあると判断し、接続コンテキストを格納するステップであって、低オーバヘッド状態では、UEは、接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う、ステップと、
コア・ネットワーク・デバイスがUEに関連したコア・ネットワーク・インターフェースをコンテキスト格納ノードに切り換えるように、出力部を使用してコア・ネットワーク・デバイスにパス切換え要求を送信するステップと
を行うように構成される。
第6の態様に関連して、第6の態様の第1の可能な実施態様において、処理部は、入力部を使用して、第1の基地局によって送信された接続状態にあるユーザ機器UEの接続コンテキストを受信する前に、UEのソース識別子を割り振り、出力部を使用して第1の基地局にソース識別子を送信する、ようにさらに構成される。
第6の態様または第6の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第6の態様の第2の可能な実施態様において、処理部は、UEが低オーバヘッド状態にあると判断した後、入力部を使用して、第2の基地局によって送信された接続コンテキスト転送要求を受信し、接続コンテキストは、UEが低オーバヘッド状態に入るときにコンテキスト格納ノードによって格納される接続状態にあるUEの接続コンテキストであり、コンテキスト転送要求はソース識別子を搬送し、第2の基地局はUEの現在のサービング基地局である、ようにさらに構成され、
転送要求で搬送されたソース識別子に基づいて出力部を使用して第2の基地局に接続コンテキストを送信する、ようにさらに構成される。
第6の態様、第6の態様の第1の可能な実施態様、または第6の態様の第2の可能な実施態様に関連して、第6の態様の第3の可能な実施態様において、処理部は、UEが低オーバヘッド状態にあると判断した後、入力部を使用して、第2の基地局によって送信された通知メッセージを受信し、格納し、通知メッセージは、第1の基地局が通知メッセージに基づいてUEの現在のサービングセルを決定するように、UEのソース識別子およびUEが現在位置しているサービングセルのセル識別子を搬送する、ようにさらに構成される。
第1の態様の第3の可能な実施態様に関連して、第1の態様の第4の可能な実施態様において、通知メッセージはUEの検証情報を搬送し、検証情報は、ソース識別子と接続コンテキストに格納された鍵とに基づいてUEによって生成された識別検証情報であり、処理部は、入力部を使用して、第2の基地局によって送信された通知メッセージを受信し、格納した後、ソース識別子と検証情報とに基づいてUEは有効なUEであるかどうか判断するようにさらに構成される。
第6の態様、第6の態様の第1の可能な実施態様、第6の態様の第2の可能な実施態様、第6の態様の第3の可能な実施態様、または第6の態様の第4の可能な実施態様に関連して、第6の態様の第5の可能な実施態様において、処理部は、UEが低オーバヘッド状態にあると判断した後、コンテキスト格納ノードにUEの下りデータが到着したときに、出力部を使用して第2の基地局に接続コンテキストおよびソース識別子を送信し、接続コンテキストは、UEが低オーバヘッド状態に入るときにコンテキスト格納ノードによって格納される接続状態にあるUEの接続コンテキストであり、第2の基地局はUEの現在のサービング基地局である、ようにさらに構成される。
第7の態様によれば、本発明の一実施形態はユーザ機器UEを提供し、本UEは、出力部と、格納部と、処理部とを含むことができ、
格納部は、プログラムコードを格納するように構成されており、処理部は、格納部によって格納されたプログラムコードを呼び出して、
第1のセルにおいて接続状態にあるUEのソース識別子を決定するステップであって、ソース識別子はUEを識別するのに使用される、ステップと、
UEが、事前設定アクティブ化条件が満たされたときに低オーバヘッド状態に入るステップであって、低オーバヘッド状態では、UEは、接続状態にあるUEの接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う、ステップと、
第1の事前設定条件が満たされたときに出力部を使用して、第2のセルが属する第2の基地局にソース識別子を報告するステップであって、第2のセルはUEが現在キャンプオンしているサービングセルである、ステップと
を行うように構成される。
第7の態様に関連して、第7の態様の第1の可能な実施態様において、UEは入力部をさらに含み、処理部が、第1のセルにおいて接続状態にあるUEのソース識別子を決定するように構成されることは具体的には、
UEの国際移動体加入者識別情報IMSI、一時識別情報T−MISI、および無線ネットワーク一時識別子RNTIのうちの少なくとも1つをソース識別子として決定すること、または、入力部を使用して、第1の基地局によって送信されたソース識別子を受信することであって、第1の基地局は第1のセルが属する基地局であること
である。
第7の態様または第7の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第7の態様の第2の可能な実施態様において、第1のセルが属する基地局は第1の基地局であり、事前設定アクティブ化条件は、
UEが、第1の基地局によって送信された、低オーバヘッド状態に入るよう命令する制御命令を受信するという条件、
UEが第1のセルを離れるという条件、
第1の事前設定期間においてUEと第1の基地局との間でデータ伝送が行われないという条件、
UEのタイミング・アドバンス・タイマTA timerが満了し、またはUEのTA timerが満了し、TA timerが第2の事前設定期間において再実行しないという条件、および
間欠受信DRX状態に入った後、UEが第3の事前設定期間においてDRX状態から出ないという条件
のうちの少なくとも1つを含む。
第7の態様、第7の態様の第1の可能な実施態様、または第7の態様の第2の可能な実施態様に関連して、第7の態様の第3の可能な実施態様において、処理部は、事前設定アクティブ化条件が満たされたときにUEが低オーバヘッド状態に入った後、第2の事前設定条件が満たされたときにUEが低オーバヘッド状態から出ることを可能にするようにさらに構成され、
第2の事前設定条件は、
UEが現在キャンプオンしているサービングセルが変化すること、またはUEが現在キャンプオンしているサービングセルが指定されたセル設定範囲を越えること、またはUEが現在キャンプオンしているサービングセルと第1のセルとが同じ事前設定エリアにも同じ基地局にも属さないこと、またはUEが、第2の基地局にソース識別子を送信し、ソース識別子について第2の基地局によって送信されたアクセス拒絶指示を受信すること、またはUEが第2のセルのシステム情報ブロードキャストを読み取り、システム情報ブロードキャストが低オーバヘッド状態にあるUEにアクセス権の取得を許可するための指示を搬送しないこと、またはUEが上りデータの送信を必要とすること
を含む。
第7の態様の第3の可能な実施態様に関連して、第7の態様の第4の可能な実施態様において、処理部が、第2の事前設定条件が満たされたときにUEが低オーバヘッド状態から出ることを可能にするように構成されることは具体的には、第2の事前設定条件が満たされたときにUEが接続コンテキストをクリアし、アイドル状態に入ることを可能にすること、である。
第7の態様、第7の態様の第1の可能な実施態様、第7の態様の第2の可能な実施態様、第7の態様の第3の可能な実施態様、または第7の態様の第4の可能な実施態様に関連して、第7の態様の第5の可能な実施態様において、第1の事前設定条件は、
UEが現在キャンプオンしているサービングセルが変化すること、またはUEが現在キャンプオンしている第2のセルが指定されたセル設定範囲を越えること、またはUEが現在キャンプオンしている第2のセルと第1のセルとが同じ事前設定エリアにも同じ基地局にも属さないこと、またはUEが上りデータの送信を必要とすること
を含む。
第7の態様、第7の態様の第1の可能な実施態様、第7の態様の第2の可能な実施態様、第7の態様の第3の可能な実施態様、第7の態様の第4の可能な実施態様、または第7の態様の第5の可能な実施態様に関連して、第7の態様の第6の可能な実施態様において、UEは入力部をさらに含み、処理部は、第1の事前設定条件が満たされたときに出力部を使用して、第2のセルが属する第2の基地局にソース識別子を報告する前に、
入力部を使用して、第2のセルのシステム情報ブロードキャストを受信し、読み取り、
システム情報ブロードキャストが低オーバヘッド状態にあるUEにアクセス権の取得を許可するための指示を搬送する場合、アクセス指示に基づいてUEが、出力部を使用して第2の基地局にソース識別子を送信することを決定する
ようにさらに構成される。
第7の態様、第7の態様の第1の可能な実施態様、第7の態様の第2の可能な実施態様、第7の態様の第3の可能な実施態様、第7の態様の第4の可能な実施態様、第7の態様の第5の可能な実施態様、または第7の態様の第6の可能な実施態様に関連して、第7の態様の第7の可能な実施態様において、UEは入力部をさらに含み、処理部は、第1の事前設定条件が満たされたときに出力部を使用して、第2のセルが属する第2の基地局にソース識別子を報告する前に、
出力部を使用して第2の基地局に事前設定範囲内のランダム・アクセス・プリアンブルを送信し、事前設定範囲内のランダム・アクセス・プリアンブルは、ソース識別子が第2の基地局に送信される必要があること、または事前設定長さ閾値より長い長さのメッセージが第2の基地局に送信される必要があることを指示するのに使用される、ようにさらに構成され、
入力部を使用して、第2の基地局によって割り振られた、ソース識別子を伝送するのに使用される事前設定サイズの伝送リソースを受信し、
出力部を使用して第2の基地局にソース識別子を送信するために伝送リソースを使用する
ようにさらに構成される。
第7の態様の第7の可能な実施態様に関連して、第7の態様の第8の可能な実施態様において、事前設定範囲内のランダム・アクセス・プリアンブルは、事前定義されたプリアンブルまたは第2の基地局によって構成された受け取られたプリアンブルである。
第7の態様の第7の可能な実施態様または第7の態様の第8の可能な実施態様に関連して、第7の態様の第9の可能な実施態様において、UEは入力部をさらに含み、処理部が、出力部を使用して第2の基地局にソース識別子を送信するために伝送リソースを使用するように構成されることは、
入力部を使用して、第2の基地局によって送信された暗号化応答メッセージを受信し、接続コンテキストに格納された鍵に基づいて解読を行うことと、
UEが、解読に成功した後、応答メッセージに基づいて第2の基地局への接続を確立することと
を含む。
第7の態様、第7の態様の第1の可能な実施態様、第7の態様の第2の可能な実施態様、第7の態様の第3の可能な実施態様、第7の態様の第4の可能な実施態様、第7の態様の第5の可能な実施態様、第7の態様の第6の可能な実施態様、第7の態様の第7の可能な実施態様、第7の態様の第8の可能な実施態様、または第7の態様の第9の可能な実施態様に関連して、第7の態様の第10可能な実施態様において、UEは入力部をさらに含み、処理部が、第2のセルが属する第2の基地局にソース識別子を報告するように構成されることは具体的には、
出力部を使用して第2の基地局にランダム・アクセス・プリアンブルを送信することと、
入力部を使用して、第2の基地局によって送信された専用UE識別子と、ランダム・アクセス・プリアンブルに基づいて第2の基地局によって割り振られた、ソース識別子を伝送するのに使用される伝送リソースとを受信することであって、専用UE識別子は第2のセルにおいてUEを一意に識別するのに使用される識別子であることと、
出力部を使用して第2の基地局にソース識別子を送信するために伝送リソースを使用することと、
入力部を使用して、第2の基地局によって送信された、ソース識別子を含む確認情報を受信することと、
確認情報に基づいて、専用UE識別子を使用すべきかどうか判断することと
である。
第7の態様の第10可能な実施態様に関連して、第7の態様の第11の可能な実施態様において、処理部が、確認情報に基づいて、専用UE識別子を使用すべきかどうか判断するように構成されることは具体的には、
確認情報に基づいて、専用UE識別子を使用しないことを決定すること、または確認情報に基づいて専用UE識別子を使用し、低オーバヘッド状態から出ること、または確認情報に基づいて専用UE識別子を使用し、低オーバヘッド状態にとどまること、または専用UE識別子を使用し、確認情報で搬送された、UEに低オーバヘッド状態から出るよう命令する命令に基づいて低オーバヘッド状態から出ること
である。
第7の態様の第11可能な実施態様に関連して、第7の態様の第12の可能な実施態様において、処理部は、専用UE識別子を使用した後、現在キャンプオンしているサービングセルのセル識別子に基づいて接続コンテキスト内の鍵を更新する、ようにさらに構成される。
第7の態様の第12可能な実施態様に関連して、第7の態様の第13の可能な実施態様において、ソース識別子は検証情報をさらに含み、検証情報は、ソース識別子と更新鍵とに基づいてUEによって生成された識別検証情報である。
第7の態様、第7の態様の第1の可能な実施態様、第7の態様の第2の可能な実施態様、第7の態様の第3の可能な実施態様、第7の態様の第4の可能な実施態様、第7の態様の第5の可能な実施態様、第7の態様の第6の可能な実施態様、第7の態様の第7の可能な実施態様、第7の態様の第8の可能な実施態様、第7の態様の第9の可能な実施態様、第7の態様の第10可能な実施態様、第7の態様の第11可能な実施態様、第7の態様の第12可能な実施態様、または第7の態様の第13可能な実施態様に関連して、第7の態様の第14可能な実施態様において、処理部は、事前設定アクティブ化条件が満たされたときにUEが低オーバヘッド状態に入った後、ソース識別子に基づいてページングをモニタするようにさらに構成される。
第7の態様、第7の態様の第1の可能な実施態様、第7の態様の第2の可能な実施態様、第7の態様の第3の可能な実施態様、第7の態様の第4の可能な実施態様、第7の態様の第5の可能な実施態様、第7の態様の第6の可能な実施態様、第7の態様の第7の可能な実施態様、第7の態様の第8の可能な実施態様、第7の態様の第9の可能な実施態様、第7の態様の第10可能な実施態様、第7の態様の第11可能な実施態様、第7の態様の第12可能な実施態様、第7の態様の第13可能な実施態様、または第7の態様の第14可能な実施態様に関連して、第7の態様の第15可能な実施態様において、UEは入力部をさらに含み、処理部は、事前設定アクティブ化条件が満たされたときにUEが低オーバヘッド状態に入った後、入力部を使用して、第1の基地局によって送信された無線リソース制御RRC構成情報を受信し、RRC構成情報はRRC構成インデックスを含み、構成インデックスはRRC構成情報を指示するのに使用される、ようにさらに構成され、
低オーバヘッド状態にあるUEが、RRC構成情報を使用する、ようにさらに構成される。
第7の態様の第15可能な実施態様に関連して、第7の態様の第16の可能な実施態様において、処理部が、第1の事前設定条件が満たされたときに出力部を使用して、第2のセルが属する第2の基地局にソース識別子を報告するように構成されることは具体的には、
第2の基地局が、RRC構成インデックスに基づいて、UEによって使用されるRRC構成情報を決定するように、出力部を使用して、第2のセルが属する第2の基地局にRRC構成インデックスを含むソース識別子を報告すること
である。
第7の態様、第7の態様の第1の可能な実施態様、第7の態様の第2の可能な実施態様、第7の態様の第3の可能な実施態様、第7の態様の第4の可能な実施態様、第7の態様の第5の可能な実施態様、第7の態様の第6の可能な実施態様、第7の態様の第7の可能な実施態様、第7の態様の第8の可能な実施態様、第7の態様の第9の可能な実施態様、第7の態様の第10可能な実施態様、第7の態様の第11可能な実施態様、第7の態様の第12可能な実施態様、第7の態様の第13可能な実施態様、第7の態様の第14可能な実施態様、第7の態様の第15可能な実施態様、または第7の態様の第16可能な実施態様に関連して、第7の態様の第17可能な実施態様において、第1の事前設定条件は、UEが上りデータの送信を必要とすることであり、処理部は、出力部を使用して、第2のセルが属する第2の基地局にソース識別子を報告し、ソース識別子を報告するときまたは報告した後に、第2のセルが属する第2の基地局に上りデータ指示を報告する、ようにさらに構成される。
第8の態様によれば、本発明の一実施形態は基地局を提供し、本基地局は第2の基地局であり、第2の基地局は、出力部と、格納部と、処理部とを含むことができ、
格納部は、プログラムコードを格納するように構成されており、処理部は、格納部によって格納されたプログラムコードを呼び出して、
入力部を使用して、低オーバヘッド状態にあるユーザ機器UEによって報告されたソース識別子を受信するステップであって、低オーバヘッド状態では、UEは、接続状態にあるUEの接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行い、第1のセルは、UEが低オーバヘッド状態に入るときのUEのサービングセルであり、第2のセルはUEの現在のサービングセルであり、ソース識別子は、第1のセルが属する第1の基地局においてUEを識別するのに使用される第1のUE識別子を含む、ステップと、
コンテキスト格納ノードにUEの現在のサービングセルが第2のセルであることが知られていることを通知するために、ソース識別子に基づいて出力部を使用してコンテキスト格納ノードに第1のUE識別子を送信するステップと
を行うように構成される。
第8の態様に関連して、第8の態様の第1の可能な実施態様において、ソース識別子は、UEの国際移動体加入者識別情報IMSI、一時識別情報T−MISI、および無線ネットワーク一時識別子RNTIのうちの少なくとも1つを含む。
第8の態様または第8の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第8の態様の第2の可能な実施態様において、ソース識別子は指示情報をさらに含み、指示情報は、第2の基地局に、UEが低オーバヘッド状態にあることを通知するのに使用される。
第8の態様、第8の態様の第1の可能な実施態様、または第8の態様の第2の可能な実施態様に関連して、第8の態様の第3の可能な実施態様において、処理部は、入力部を使用して、低オーバヘッド状態にあるユーザ機器UEによって報告されたソース識別子を受信する前に、出力部を使用してシステム情報ブロードキャストを送信し、システム情報は、UEが、アクセス指示に基づいて、第2の基地局にソース識別子を送信すべきかどうか判断するように、低オーバヘッド状態にあるUEにアクセス権の取得を許可するための指示を搬送する、ようにさらに構成される。
第8の態様、第8の態様の第1の可能な実施態様、第8の態様の第2の可能な実施態様、または第8の態様の第3の可能な実施態様に関連して、第8の態様の第4の可能な実施態様において、処理部は、入力部を使用して、低オーバヘッド状態にあるユーザ機器UEによって報告されたソース識別子を受信する前に、
入力部を使用して、UEによって送信されたランダム・アクセス・プリアンブルを受信し、
ランダム・アクセス・プリアンブルが事前設定範囲内にある場合に、UEがソース識別子を送信するために事前設定サイズの伝送リソースを使用するように伝送リソースをUEに割り振る
ようにさらに構成される。
第8の態様の第4の可能な実施態様に関連して、第8の態様の第5の可能な実施態様において、事前設定範囲内のランダム・アクセス・プリアンブルは、事前定義されたプリアンブルまたは第2の基地局によって構成された受け取られたプリアンブルである。
第8の態様、第8の態様の第1の可能な実施態様、第8の態様の第2の可能な実施態様、第8の態様の第3の可能な実施態様、第8の態様の第4の可能な実施態様、または第8の態様の第5の可能な実施態様に関連して、第8の態様の第6の可能な実施態様において、処理部が、入力部を使用して、低オーバヘッド状態にあるユーザ機器UEによって報告されたソース識別子を受信するように構成されることは具体的には、
入力部を使用して、低オーバヘッド状態にあるユーザ機器UEによって送信されたランダム・アクセス・プリアンブルを受信することと、
ランダム・アクセス・プリアンブルに基づいて出力部を使用してUEに、専用UE識別子およびソース識別子を送信するのに使用される伝送リソースを割り振ることであって、専用UE識別子は第2のセルでUEを一意に識別するのに使用される識別子であることと、
入力部を使用してソース識別子を受信するために伝送リソースを使用することと、
出力部を使用してUEにソース識別子を含む確認情報を送信することと
である。
第8の態様の第6の可能な実施態様に関連して、第8の態様の第7の可能な実施態様において、処理部は、入力部を使用して、低オーバヘッド状態にあるユーザ機器UEによって送信されたランダム・アクセス・プリアンブルを受信した後、報告されたソース識別子に対応する応答メッセージを生成し、応答メッセージは接続コンテキストに格納された鍵に基づいて暗号化される、ようにさらに構成され、
出力部を使用してUEに暗号化応答メッセージを送信する、ようにさらに構成される。
第8の態様の第6の可能な実施態様または第8の態様の第7の可能な実施態様に関連して、第8の態様の第8の可能な実施態様において、処理部が、出力部を使用してUEにソース識別子を含む確認情報を送信するように構成されることは具体的には、
UEが専用UE識別子を使用し、UEに低オーバヘッド状態から出るよう命令する命令に基づいて低オーバヘッド状態から出るように、出力部を使用してUEに、ソース識別子を含み、命令を搬送する確認メッセージを送信すること
である。
第8の態様、第8の態様の第1の可能な実施態様、第8の態様の第2の可能な実施態様、第8の態様の第3の可能な実施態様、第8の態様の第4の可能な実施態様、第8の態様の第5の可能な実施態様、第8の態様の第6の可能な実施態様、第8の態様の第7の可能な実施態様、または第8の態様の第8の可能な実施態様に関連して、第8の態様の第9可能な実施態様において、処理部が、ソース識別子に基づいて出力部を使用してコンテキスト格納ノードに第1のUE識別子を送信するように構成されることは具体的には、
ソース識別子に基づいて出力部を使用してコンテキスト格納ノードに通知メッセージを送信することであって、通知メッセージは、コンテキスト格納ノードが、ソース識別子とUEが現在位置している第2のセルの第2のセル識別子とに基づいて、UEが現在キャンプオンしているサービングセルは第2のセルであると判断するように、UEのソース識別子および第2のセル識別子を搬送すること
である。
第8の態様、第8の態様の第1の可能な実施態様、第8の態様の第2の可能な実施態様、第8の態様の第3の可能な実施態様、第8の態様の第4の可能な実施態様、第8の態様の第5の可能な実施態様、第8の態様の第6の可能な実施態様、第8の態様の第7の可能な実施態様、第8の態様の第8の可能な実施態様、または第8の態様の第9の可能な実施態様に関連して、第8の態様の第10可能な実施態様において、処理部は、ソース識別子に基づいてコンテキスト格納ノードに第1のUE識別子を送信した後、入力部を使用して、UEによって送信されたソース識別子および上りデータ指示を受信し、
出力部を使用してコンテキスト格納ノードに接続コンテキスト転送要求を送信し、接続コンテキストは、UEが低オーバヘッド状態に入るときにコンテキスト格納ノードによって格納される接続状態にあるUEの接続コンテキストであり、コンテキスト転送要求はUEのソース識別子を搬送する、ようにさらに構成され、
入力部を使用して、コンテキスト格納ノードによって転送された接続コンテキストを受信し、接続コンテキストに基づいてUEへの接続を確立する、ようにさらに構成される。
第8の態様の第10の可能な実施態様に関連して、第8の態様の第11の可能な実施態様において、処理部は、入力部を使用して、コンテキスト格納ノードによって転送された接続コンテキストを受信した後、出力部を使用してUEに再割り振りソース識別子を送信し、再割り振りソース識別子は、第2の基地局においてUEを識別するのに使用される第2のUE識別子を含む、ようにさらに構成され、
出力部を使用して、UEに低オーバヘッド状態から出るよう命令する命令をUEに送信する、ようにさらに構成される。
第8の態様、第8の態様の第1の可能な実施態様、第8の態様の第2の可能な実施態様、第8の態様の第3の可能な実施態様、第8の態様の第4の可能な実施態様、第8の態様の第5の可能な実施態様、第8の態様の第6の可能な実施態様、第8の態様の第7の可能な実施態様、第8の態様の第8の可能な実施態様、第8の態様の第9の可能な実施態様、第8の態様の第10可能な実施態様、または第8の態様の第11の可能な実施態様に関連して、第8の態様の第12可能な実施態様において、処理部は、ソース識別子に基づいて出力部を使用してコンテキスト格納ノードに第1のUE識別子を送信した後、入力部を使用して、コンテキスト格納ノードによって送信されたUEの接続コンテキストおよびソース識別子を受信し、
受信した接続コンテキストとソース識別子とに基づいてUEの構成情報を決定し、ソース識別子に基づいて、UEをトリガして上りリンクアクセスを行わせる、ようにさらに構成される。
第8の態様の第12の可能な実施態様に関連して、第8の態様の第13の可能な実施態様において、処理部が、ソース識別子に基づいて、UEをトリガして上りリンクアクセスを行わせるように構成されることは具体的には、
ソース識別子に基づいてUEをページングすること、またはソース識別子に基づいてUEの専用UE識別子を決定し、専用UE識別子に基づいてUEに上りリンクアクセスコマンドを送信すること、またはソース識別子に基づいてUEの専用UE識別子を決定し、専用UE識別子に基づいてUEをページングすること
である。
第8の態様、第8の態様の第1の可能な実施態様、第8の態様の第2の可能な実施態様、第8の態様の第3の可能な実施態様、第8の態様の第4の可能な実施態様、第8の態様の第5の可能な実施態様、第8の態様の第6の可能な実施態様、第8の態様の第7の可能な実施態様、第8の態様の第8の可能な実施態様、第8の態様の第9の可能な実施態様、第8の態様の第10可能な実施態様、第8の態様の第11の可能な実施態様、第8の態様の第12可能な実施態様、または第8の態様の第13可能な実施態様に関連して、第8の態様の第14可能な実施態様において、ソース識別子は、無線リソース制御RRC構成インデックスをさらに含み、処理部は、入力部を使用して、低オーバヘッド状態にあるユーザ機器UEによって報告されたソース識別子を受信した後、RRC構成インデックスに基づいて、UEによって使用されるRRC構成情報を決定する、ようにさらに構成される。
第8の態様、第8の態様の第1の可能な実施態様、第8の態様の第2の可能な実施態様、第8の態様の第3の可能な実施態様、第8の態様の第4の可能な実施態様、第8の態様の第5の可能な実施態様、第8の態様の第6の可能な実施態様、第8の態様の第7の可能な実施態様、第8の態様の第8の可能な実施態様、第8の態様の第9の可能な実施態様、第8の態様の第10可能な実施態様、第8の態様の第11の可能な実施態様、第8の態様の第12可能な実施態様、第8の態様の第13可能な実施態様、または第8の態様の第14可能な実施態様に関連して、第8の態様の第15可能な実施態様において、処理部が、ソース識別子に基づいてコンテキスト格納ノードに第1のUE識別子を送信するように構成されることは具体的には、
ソース識別子に基づいて出力部とコンテキスト格納ノードとの間のインターフェースを介してコンテキスト格納ノードにソース識別子を送信すること、またはソース識別子に基づいて出力部およびコアネットワークを使用してコンテキスト格納ノードにソース識別子を送信すること
である。
本発明の実施形態では、低オーバヘッド状態は、この状態にあるUEが、接続状態にあるUEの接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行うように設計される。加えて、低オーバヘッド状態にあるUEは、コンテキスト格納ノードによって割り振られたソース識別子を受信し、特定の条件が満たされた場合に移動過程でUEの現在のサービング基地局にソース識別子を報告する。最後に、サービング基地局はコンテキスト格納ノードにソース識別子を送信する。このようにして、サービング基地局とソース基地局の両方が、UEの位置情報を知ることができる。具体的には、UEが低オーバヘッド状態に入った後、UEはセル再選択に基づくモビリティを独立して行い、UEの位置変化情報のみを報告する。コンテキスト格納ノードはUEの位置変化情報を格納、トレースし、そのため基地局はUEの移動を厳密に制御しない。これにより、ハンドオーバ手順が簡素化され、ネットワークデバイスの通信リソースが節約される。さらに、UEが低オーバヘッド状態に入った後、コンテキスト格納ノードとUEの両方がUEの接続コンテキストを格納する。したがって、UEに上りデータ通信または下りデータ通信を行う必要がある場合、基地局は、データを送信するためにコンテキスト格納ノードからUEの接続コンテキストを迅速に取得し、UEをUEの現在のサービング基地局にハンドオーバすることができる。これによりデータ伝送の効率性が保証される。
本発明の実施形態における、または先行技術における技術解決策をより明確に説明するために、以下で、各実施形態または先行技術を説明するのに必要な添付の図面について簡単に記述する。明らかに、以下の説明の添付の図面は単に本発明の一部の実施形態を示しているにすぎず、当業者は、これら添付の図面から難なく他の図面をさらに導出することができる。
本発明によるモビリティ管理ネットワークアーキテクチャの概略図である。 本発明によるモビリティ管理方法の概略流れ図である。 本発明によるモビリティ管理方法の概略流れ図である。 本発明による別のモビリティ管理方法の概略流れ図である。 本発明による別のモビリティ管理方法の概略流れ図である。 本発明によるさらに別のモビリティ管理方法の概略流れ図である。 本発明によるさらに別のモビリティ管理方法の概略流れ図である。 本発明による第1の基地局の概略構造図である。 本発明によるコンテキスト格納ノードの概略構造図である。 本発明によるユーザ機器の概略構造図である。 本発明による第2の基地局の概略構造図である。
以下で、本発明の実施形態における添付の図面に関連して、本発明の実施形態における技術的解決策を明確かつ十分に説明する。明らかに、説明される実施形態は本発明の実施形態の全部ではなく一部にすぎない。本発明の実施形態に基づいて当業者により難なく得られる他のすべての実施形態は、本発明の保護範囲内に含まれるものとする。
本発明の実施形態の技術的解決策は、モバイル通信用グローバルシステム(Global System of Mobile communication、GSM(登録商標))システム、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access、CDMA)システム、広帯域符号分割多元接続(Wideband Code Division Multiple Access、WCDMA(登録商標))システム、汎用パケット無線サービス(General Packet Radio Service、GPRS)、ロング・ターム・エボリューション(Long Term Evolution、LTE)システム、LTE周波数分割複信(Frequency Division Duplex、FDD)システム、LTE時分割複信(Time Division Duplex、TDD)、ユニバーサル移動電話システム(Universal Mobile Telecommunication System、UMTS)といった様々な通信システムに適用されうることを理解されたい。
本発明の実施形態では、基地局は、GSM(登録商標)またはCDMAにおける基地局(Base Transceiver Station、BTS)であってもよく、WCDMA(登録商標)における基地局(NodeB)であってもよく、LTEにおける進化型NodeB(Evolutional Node B、eNB、もしくはeNodeB)であってもよく、将来の5Gネットワークにおける基地局デバイスなどであってもよく、これについては本発明では限定されないことをさらに理解されたい。
本発明の実施形態では、UEは、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、RAN)を使用して1または複数のコアネットワーク(Core Network)と通信しうることをさらに理解されたい。UEは、アクセス端末、端末機器、加入者ユニット、加入者局、移動局、リモート局、リモート端末、モバイル機器、ユーザ端末、端末、無線通信機器、ユーザエージェント、またはユーザ装置ともよばれうる。UEは、携帯電話、コードレス電話機、スマートフォン、セッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol、SIP)電話、ワイヤレス・ローカル・ループ(Wireless Local Loop、WLL)局、スマートバンド、スマート・ウェアラブル・デバイス、MP3(Moving Picture Experts Group Audio Layer III、ムービング・ピクチャ・エキスパート・グループ・オーディオ・レイヤ3)プレーヤ、MP4(Moving Picture Experts Group Audio Layer IV、ムービング・ピクチャ・エキスパート・グループ・オーディオ・レイヤ3)プレーヤ、パーソナル・デジタル・アシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、無線通信機能を有するハンドヘルドデバイス、無線モデムに接続されたコンピューティングデバイスまたは別の処理装置、車載端末、将来の5Gネットワークにおける端末機器などであってよい。
本発明の実施形態の理解を容易にするために、以下ではまず、本発明の実施形態の基礎をなすモビリティ管理ネットワークアーキテクチャについて説明する。図1を参照すると、ネットワークアーキテクチャは、基地局と、コンテキスト格納ノードと、ユーザ機器UEとを含む。UEは、第1のセルから第2のセルへの移動の過程において対応する第1の基地局および対応する第2の基地局との無線通信によってデータ伝送を完了する。基地局は、データまたはサービスの接続、管理、ベアリングなどを完了するために、光ファイバを使用してコアネットワークに接続されている。加えて、基地局とコンテキスト格納ノードとも有線または無線で接続されていてよい。コンテキスト格納ノードとコアネットワークとは有線で接続されている。各基地局は複数のセルを含みうることが理解されよう。第1のセルは第2のセルに隣接している場合も隣接していない場合もある。図1のネットワークアーキテクチャは単に、本発明の実施形態における1つの好ましい実施態様にすぎないこともさらに理解されよう。本発明の実施形態におけるネットワークアーキテクチャは、このネットワークアーキテクチャを含むが、これに限定されない。
図2Aおよび図2Bを参照すると、図2Aおよび図2Bは本発明の一実施形態によるモビリティ管理方法の概略流れ図である。以下で、図2Aおよび図2Bに関連して、第1の基地局、コンテキスト格納ノード、ユーザ機器UE、および第2の基地局の各対話側からの詳細な説明を行う。図2Aおよび図2Bに示すように、本方法は、ステップS201からステップS210を含みうる。
S201.第1のセルが属する第1の基地局は、第1のセルにおいて接続状態にあるユーザ機器UEのソース識別子を決定し、ソース識別子はUEを識別するのに使用される。
具体的には、第1の基地局が、第1のセルにおいて接続状態にあるユーザ機器UEのソース識別子を決定する具体的な方法は以下であってよい。
第1の基地局は、コンテキスト格納ノードによって送信されたUEのソース識別子を受信し、または第1の基地局は、UEによって送信されたUEのソース識別子を受信し、または第1の基地局は、コア・ネットワーク・デバイスによって送信されたUEのソース識別子を受信する。
さらに、ソース識別子は、UEの国際移動体加入者識別情報IMSI、一時識別情報T−MISI、および無線ネットワーク一時識別子RNTIのうちの少なくとも1つを含む。
S202.第1のセルにおいて接続状態にあるユーザ機器UEは、UEのソース識別子を決定し、ソース識別子はUEを識別するのに使用される。
具体的には、UEの国際移動体加入者識別情報IMSI、一時識別情報T−MISI、および無線ネットワーク一時識別子RNTIのうちの少なくとも1つをソース識別子として決定し、または第1の基地局によって送信されたソース識別子を受信。第1の基地局は、第1のセルが属する基地局は第1の基地局である。具体的には、無線ネットワーク一時識別子は、第1のセルを識別するのに使用される第1のセル識別子と、第1のセルにおいてUEを一意に識別するのに使用される第1のUE識別子とを含む。あるいは、ソース識別子は、第1の基地局を一意に識別するのに使用される第1の基地局識別子と、第1の基地局においてUEを一意に識別するのに使用される第1のUE識別子とを含む。具体的には、例えば、第1のセル識別子は、セルグローバル識別子ECGI、物理セル識別子PCI、およびエリアの識別子とエリアにおける第1のセルの識別子とを含むセル識別子のうちの少なくとも1つを含む。エリアは、ネットワーク上で分割された特定のセル範囲である。例えば、256セルが1つのエリアである場合、エリアの識別子は8ビットを含み、エリアは最大256セルをサポートし、エリアにおけるセルの識別子は8ビットを含む。したがって、セル識別子は16ビットを含み、最初の8ビットはエリアの識別子であり、最後の8ビットはエリアにおけるセルの識別子である。同様に、基地局識別子は、エリアの識別子とエリアにおける基地局の識別子とを含みうる。
S203.UEは、事前設定アクティブ化条件が満たされたときに低オーバヘッド状態に入り、低オーバヘッド状態では、UEは、接続状態にあるUEの接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う。
具体的には、UE側では、事前設定アクティブ化条件は、
UEが、第1の基地局によって送信された、低オーバヘッド状態に入るよう命令する制御命令を受信するという条件、
UEが第1のセルを離れるという条件、
第1の事前設定期間においてUEと第1の基地局との間でデータ伝送が行われないという条件、
UEのタイミング・アドバンス・タイマTA timerが満了し、またはUEのTA timerが満了し、TA timerが第2の事前設定期間において再実行しないという条件、および
間欠受信DRX状態に入った後、UEが第3の事前設定期間においてDRX状態から出ないという条件
のうちの少なくとも1つを含む。
さらに、UEは、第2の事前設定条件が満たされたときに低オーバヘッド状態から出る。第2の事前設定条件は、
UEが現在キャンプオンしているサービングセルが変化するという条件、または
UEが現在キャンプオンしているサービングセルが指定されたセル設定範囲を越えるという条件、または
UEが現在キャンプオンしているサービングセルと第1のセルとが同じ事前設定エリアにも同じ基地局にも属さないという条件、または
UEが、第2の基地局にソース識別子を送信し、ソース識別子について第2の基地局によって送信されたアクセス拒絶指示を受信するという条件、または
UEが第2のセルのシステム情報ブロードキャストを読み取り、システム情報ブロードキャストが低オーバヘッド状態にあるUEにアクセス権の取得を許可するための指示を搬送しないという条件、または
UEが上りデータの送信を必要とするという条件
のうちの少なくとも1つを含む。UEが現在キャンプオンしているサービングセルと第1のセルとが同じ事前設定エリアにも同じ基地局にも属さないことは具体的には、UEが、第1のセルのシステム情報ブロードキャストで搬送されたエリア識別子と、現在キャンプオンしているセルのシステム情報ブロードキャストで搬送されたエリア識別子とに基づいて、UEが現在キャンプオンしているサービングセルと第1のセルとが同じ事前設定エリアに属するかどうか判断すること、である。あるいは、UEは、第1のセルのシステム情報ブロードキャストで搬送された基地局識別子と、現在キャンプオンしているセルのシステム情報ブロードキャストで搬送された基地局識別子とに基づいて、UEが現在キャンプオンしているサービングセルと第1のセルとが同じ事前設定エリアに属するかどうか判断する。
さらに、UEは、第2の事前設定条件が満たされたときに接続コンテキストをクリアし、アイドル状態に入る。さらに、UEは、UEの上位層に、UEが低オーバヘッド状態から出ることを通知する。
任意選択の実施態様において、接続コンテキストは、第1の基地局とUEとの間の接続に関連した接続コンテキストを含み、UEの無線ベアラ構成およびUEの識別子情報を特に含みうる。無線ベアラ構成は、シグナリング無線ベアラ構成および/またはデータ無線ベアラ構成を含む。UEの識別子情報は、UEのソース識別子を含みうる。さらに、接続コンテキストは、鍵情報を含みうる。鍵情報は、暗号化伝送が行われ、またはUE検証情報が生成されるときに使用される。
任意選択の実施態様において、事前設定アクティブ化条件が満たされたときにUEが低オーバヘッド状態に入った後、UEは、第1の基地局によって送信された無線リソース制御RRC構成情報を受信する。RRC構成情報は、RRC構成インデックスを含む。RRC構成インデックスは、RRC構成情報を指示するのに使用される。低オーバヘッド状態にあるUEは、RRC構成情報を使用する。
任意選択の実施態様において、事前設定アクティブ化条件が満たされたときにUEが低オーバヘッド状態に入った後、UEは、第1のセルにおけるUEの専用UE識別子を解除する。
任意選択の実施態様において、事前設定アクティブ化条件が満たされたときにUEが低オーバヘッド状態に入った後、UEは、ソース識別子に基づいてページングをモニタする。
本発明における低オーバヘッド状態は、本発明で定義されたUE状態であることに留意されたい。低オーバヘッド状態の特性は、接続コンテキストを格納すること、およびセル再選択に基づいてモビリティを行うことを含む。低オーバヘッド状態は、低シグナリングオーバヘッドおよび低電力消費を特徴とする。したがって、本発明ではこの状態を低オーバヘッド状態と呼ぶ。低オーバヘッド状態は、接続状態の下位状態またはアイドル状態の拡張状態であってもよく、これについては本発明では限定されない。
S204.第1の基地局は、UEが低オーバヘッド状態に入ったと判断した後、コンテキスト格納ノードに接続コンテキストを送信する。
具体的には、第1の基地局側では、事前設定アクティブ化条件は、
第1の基地局が、UEに低オーバヘッド状態に入るよう命令するのに使用される制御命令をUEに送信するという条件、
第1の事前設定期間において第1の基地局とUEとの間でデータ伝送が行われないという条件、
第1の基地局が、UEのタイミング・アドバンス・タイマTA timerは満了したと判断し、または第1の基地局が、UEのTA timerは満了したと判断し、TA timerが第2の事前設定期間において再実行しないという条件、および
第1の基地局が、UEは、間欠受信DRX状態に入った後、第3の事前設定期間においてDRX状態から出ないと判断するという条件
のうちの少なくとも1つを含む。第1の基地局によってUEに送信され、UEに低オーバヘッド状態に入るよう命令するのに使用される制御命令は、RRCシグナリングであってもよく、MAC層シグナリングまたは物理層シグナリングであってもよい。制御命令とソース識別子とは同じメッセージでUEに送信されてもよく、異なるメッセージでUEに送信されてもよく、これについては本発明では限定されない。
任意選択の実施態様において、第1の基地局は、UEが低オーバヘッド状態に入ったと判断した後、接続状態にあるUEの接続コンテキストを格納する。UEは、事前設定アクティブ化条件が満たされたときに低オーバヘッド状態に入る。低オーバヘッド状態では、UEは、接続コンテキストを格納し、移動過程のセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う。
任意選択の実施態様において、第1の基地局がUEは低オーバヘッド状態に入ったと判断した後、第1の基地局はUEに、低オーバヘッド状態にあるUEが使用するための無線リソース制御RRC構成情報をさらに送信する。さらに、RRC構成情報は、RRC構成インデックスを含む。構成インデックスは、RRC構成情報を指示するのに使用される。任意選択で、RRC構成は、低オーバヘッド状態にあるUEの無線ベアラ構成を含む。無線ベアラ構成は、シグナリング無線ベアラ構成および/またはデータ無線ベアラ構成を含む。さらに任意選択で、RRC構成は、鍵情報を含みうる。鍵情報は、暗号化伝送が行われるときに使用される。
任意選択の実施態様において、第1の基地局がコンテキスト格納ノードに接続コンテキストを送信した後、第1の基地局は、基地局の記憶空間を節約するために接続コンテキストを解除する。
S205.コンテキスト格納ノードは、第1の基地局によって送信された接続状態にあるユーザ機器UEの接続コンテキストを受信し、低オーバヘッド状態では、UEは、接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う。
任意選択の実施態様において、第1の基地局によって送信された接続状態にあるユーザ機器UEの接続コンテキストを受信する前に、コンテキスト格納ノードは、UEのソース識別子を割り振り、第1の基地局にソース識別子を送信する。
S206.コンテキスト格納ノードは、UEが低オーバヘッド状態にあると判断し、接続コンテキストを格納し、低オーバヘッド状態では、UEは、接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う。
任意選択の実施態様において、コンテキスト格納ノードがUEは低オーバヘッド状態にあると判断した後、コンテキスト格納ノードは、第2の基地局によって送信された接続コンテキスト転送要求をさらに受信し、接続コンテキストは、UEが低オーバヘッド状態に入るときにコンテキスト格納ノードによって格納される接続状態にあるUEの接続コンテキストであり、コンテキスト転送要求はソース識別子を搬送し、第2の基地局はUEの現在のサービング基地局であり、コンテキスト格納ノードは、転送要求で搬送されたソース識別子に基づいて第2の基地局に接続コンテキストを送信する。さらに、コンテキスト格納ノードが第2の基地局に接続コンテキストを送信することは、第2の基地局がコア・ネットワーク・データ・パスを第2の基地局に切り換えるべきかどうか判断するように、コンテキスト格納ノードが第2の基地局にコア・ネットワーク・データ・パス切換え指示をさらに送信すること、をさらに含む。
任意選択の実施態様において、コンテキスト格納ノードがUEは低オーバヘッド状態にあると判断した後、コンテキスト格納ノードは、第2の基地局によって送信された通知メッセージをさらに受信し、格納する。通知メッセージは、第1の基地局が通知メッセージに基づいてUEの現在のサービングセルを決定するように、UEのソース識別子およびUEが現在位置しているサービングセルのセル識別子を搬送する。さらに、通知メッセージはUEの検証情報を搬送する。検証情報は、ソース識別子と接続コンテキストに格納された鍵とに基づいてUEによって生成された識別検証情報である。コンテキスト格納ノードが第2の基地局によって送信された通知メッセージを受信し、格納した後、コンテキスト格納ノードは、ソース識別子と検証情報とに基づいてUEが有効なUEであるかどうかさらに判断する。
任意選択の実施態様において、コンテキスト格納ノードがUEは低オーバヘッド状態にあると判断した後、コンテキスト格納ノードは、コンテキスト格納ノードにUEの下りデータが到着したときに、第2の基地局に接続コンテキストおよびソース識別子を送信する。接続コンテキストは、UEが低オーバヘッド状態に入るときにコンテキスト格納ノードによって格納される接続状態にあるUEの接続コンテキストである。第2の基地局は、UEの現在のサービング基地局である。さらに、コンテキスト格納ノードが第2の基地局に接続コンテキストを送信することは、第2の基地局がコア・ネットワーク・データ・パスを第2の基地局に切り換えるべきかどうか判断するように、コンテキスト格納ノードが第2の基地局にコア・ネットワーク・データ・パス切換え指示をさらに送信すること、をさらに含む。
S207.コンテキスト格納ノードは、コア・ネットワーク・デバイスがUEに関連したコア・ネットワーク・インターフェースをコンテキスト格納ノードに切り換えるように、コア・ネットワーク・デバイスにパス切換え要求を送信する。
このステップとステップS206との間には特定の実行順序がないことに留意されたい。すなわち、ステップS207がまず行われ、次いでステップS206が行われてもよく、ステップS206とステップS207とが同時に行われてもよい。
S208.第1の事前設定条件が満たされたときに、UEは、第2のセルが属する第2の基地局にソース識別子を報告し、第2のセルはUEが現在キャンプオンしているサービングセルである。
具体的には、第1の事前設定条件は、
UEが現在キャンプオンしているサービングセルが変化すること、またはUEが現在キャンプオンしている第2のセルが指定されたセル設定範囲を越えること、またはUEが現在キャンプオンしている第2のセルと第1のセルとが同じ事前設定エリアにも同じ基地局にも属さないこと、またはUEが上りデータの送信を必要とすること
を含む。
任意選択の実施態様において、第1の事前設定条件が満たされたときに、UEが第2の基地局にソース識別子を報告する前に、UEは、第2のセルのシステム情報ブロードキャストを受信し、読み取る。システム情報ブロードキャストが低オーバヘッド状態にあるUEにアクセス権の取得を許可するための指示を搬送する場合、アクセス指示に基づいて、第2の基地局にソース識別子を送信することを決定する。
任意選択の実施態様において、第1の事前設定条件が満たされたときに、UEが第2の基地局にソース識別子を報告する前に、UEは、第2の基地局に事前設定範囲内のランダム・アクセス・プリアンブルを送信し、事前設定範囲内のランダム・アクセス・プリアンブルは、ソース識別子が第2の基地局に送信される必要があること、または事前設定長さ閾値より長い長さのメッセージが第2の基地局に送信される必要があることを指示するのに使用され、UEは、第2の基地局によって割り振られた、ソース識別子を伝送するのに使用される事前設定サイズの伝送リソースを受信し、第2の基地局にソース識別子を送信するために伝送リソースを使用する。さらに、事前設定範囲内のランダム・アクセス・プリアンブルは、事前定義されたプリアンブルまたは第2の基地局によって構成された受け取られたプリアンブルである。さらに、第2の基地局にソース識別子を送信するために伝送リソースを使用することは具体的には、UEが、第2の基地局によって送信された暗号化応答メッセージを受信し、接続コンテキストに格納された鍵に基づいて解読を行い、解読に成功した後、UEが、応答メッセージに基づいて第2の基地局への接続を確立し、次いで第2の基地局にソース識別子を送信すること、である。
任意選択の実施態様において、UEが第2の基地局にソース識別子を報告した後、UEは、第2の基地局によって送信された暗号化応答メッセージを受信し、接続コンテキストに格納された鍵に基づいて解読を行い、解読に成功した後、UEは、応答メッセージに基づいて第2の基地局への接続を確立する。具体的には、UEがソース識別子を報告するプロセスで検証情報が搬送されない場合、基地局はソース識別子に基づいてUEの有効性を判断することができない。したがって、基地局は、ソース識別子のための確認情報を暗号化する。UEは、格納された鍵に基づいて解読を行う。解読に成功した場合、それはUEが有効なUEであることを指示し、対応するメッセージに基づいて第2の基地局への接続がさらに確立されうる。応答メッセージは、RRCメッセージまたはMAC制御メッセージであってよい。RRCメッセージは、RRC接続確立確認メッセージ、RRC接続再確立メッセージ、またはRRC接続再構成メッセージであってよい。ソース識別子は、RRC接続確立要求またはRRC再確立要求を使用して第2の基地局に送信されてよい。
任意選択の実施態様において、UEが第2の基地局にソース識別子を報告することは具体的には、第2の基地局が、RRC構成インデックスに基づいて、UEによって使用されるRRC構成情報を決定するように、UEが、第2の基地局にRRC構成インデックスを含むソース識別子を報告すること、であってよい。
任意選択の実施態様において、UEが第2の基地局にソース識別子を報告することは具体的には、UEが、第2の基地局にランダム・アクセス・プリアンブルを送信し、第2の基地局によって送信された専用UE識別子と、ランダム・アクセス・プリアンブルに基づいて第2の基地局によって割り振られた、ソース識別子を伝送するのに使用される伝送リソースとを受信し、専用UE識別子は第2のセルにおいてUEを一意に識別するのに使用される識別子であり、UEは、第2の基地局にソース識別子を送信するために伝送リソースを使用し、第2の基地局によって送信された、ソース識別子を含む確認情報を受信し、確認情報に基づいて、専用UE識別子を使用すべきかどうか判断すること、であってよい。さらに、UEが、確認情報に基づいて、専用UE識別子を使用すべきかどうか判断することは具体的には、以下のとおりである。
UEは、確認情報に基づいて、専用UE識別子を使用しないことを決定すること、または
UEは、確認情報に基づいて専用UE識別子を使用し、低オーバヘッド状態から出ること、または
UEは、確認情報に基づいて専用UE識別子を使用し、低オーバヘッド状態にとどまること、または
UEは、専用UE識別子を使用し、確認情報で搬送された、UEに低オーバヘッド状態から出るよう命令する命令に基づいて低オーバヘッド状態から出ること。さらに、専用UE識別子を使用した後、UEは、現在キャンプオンしているサービングセルのセル識別子に基づいて接続コンテキスト内の鍵を更新する。さらに、第2の基地局にUEによって報告されるソース識別子は、検証情報をさらに含む。検証情報は、ソース識別子と更新鍵とに基づいてUEによって生成された識別検証情報である。
任意選択の実施態様において、UEによって報告されるソース識別子は指示情報をさらに含む。指示情報は、第2の基地局に、UEが低オーバヘッド状態にあることを通知するのに使用される。
任意選択の実施態様において、第1の事前設定条件は、UEが上りデータの送信を必要とすることである。UEが、第2のセルが属する第2の基地局にソース識別子を報告することは具体的には、ソース識別子を報告するときまたは報告した後に、UEが、第2のセルが属する第2の基地局に上りデータ指示を報告すること、である。
UEが低オーバヘッド状態に入った後、セル再選択プロセスの開始は、UEが移動するかどうかに依存することに留意されたい。第1の事前設定条件が満たされたとき、UEのサービングセルは、依然として第1のセルの場合もあり、第1のセルとは異なる別のセルの場合もある。したがって、第2のセルと第1のセルとは、同じセルであってもよく、異なるセルであってもよい。
S209.第2のセルが属する第2の基地局は、低オーバヘッド状態にあるユーザ機器UEによって報告されたソース識別子を受信する。
具体的には、第1のセルは、UEが低オーバヘッド状態に入るときのUEのサービングセルである。第2のセルはUEの現在のサービングセルである。ソース識別子は、第1のセルが属する第1の基地局においてUEを識別するのに使用される第1のUE識別子である。
任意選択の実施態様において、第2の基地局が低オーバヘッド状態にあるユーザ機器UEによって報告されたソース識別子を受信する前に、第2の基地局はシステム情報ブロードキャストを送信する。システム情報は、UEがアクセス指示に基づいて第2の基地局にソース識別子を送信すべきかどうか判断するように、低オーバヘッド状態にあるUEにアクセス権の取得を許可するための指示を搬送する。具体的には、第2の基地局は、システム情報ブロードキャストを使用して、低オーバヘッド状態にあるUEにアクセス権の取得を許可すべきかどうかを制御する。したがって、UEは、ブロードキャストで搬送された指示に基づいて、ソース識別子を報告できるかどうか判断する。
任意選択の実施態様において、低オーバヘッド状態にあるユーザ機器UEによって報告されたソース識別子を受信する前に、第2の基地局は、UEによって送信されたランダム・アクセス・プリアンブルを受信し、ランダム・アクセス・プリアンブルが事前設定範囲内にある場合に、UEがソース識別子を送信するために事前設定サイズの伝送リソースを使用するように伝送リソースをUEに割り振る。さらに、事前設定範囲内のランダム・アクセス・プリアンブルは、事前定義されたプリアンブルまたは第2の基地局によって構成された受け取られたプリアンブルである。
任意選択の実施態様において、第2の基地局が低オーバヘッド状態にあるユーザ機器UEによって報告されたソース識別子を受信することは具体的には、第2のセルが属する第2の基地局が、低オーバヘッド状態にあるユーザ機器UEによって送信されたランダム・アクセス・プリアンブルを受信し、ランダム・アクセス・プリアンブルに基づいてUEに、専用UE識別子およびソース識別子を送信するのに使用される伝送リソースを割り振り、専用UE識別子は第2のセルでUEを一意に識別するのに使用される識別子であり、第2の基地局が、ソース識別子を受信するために伝送リソースを使用し、UEにソース識別子を含む確認情報を送信すること、である。さらに、第2の基地局がUEにソース識別子を含む確認情報を送信することは具体的には、第2の基地局が、UEが専用UE識別子を使用し、UEに低オーバヘッド状態から出るよう命令する命令に基づいて低オーバヘッド状態から出るように、UEに、ソース識別子を含み、命令を搬送する確認メッセージを送信すること、である。
任意選択の実施態様において、UEによって報告され、第2の基地局によって受信されるソース識別子は、無線リソース制御RRC構成インデックスをさらに含む。低オーバヘッド状態にあるUEによって報告されたソース識別子を受信した後、第2の基地局は、RRC構成インデックスに基づいて、UEによって使用されるRRC構成情報を決定する。
任意選択の実施態様において、低オーバヘッド状態にあるユーザ機器UEによって送信されたランダム・アクセス・プリアンブルを受信した後、第2の基地局は、報告されたソース識別子に対応する応答メッセージを生成し、応答メッセージは接続コンテキストに格納された鍵に基づいて暗号化され、第2の基地局は、UEに暗号化応答メッセージを送信する。
S210.第2の基地局は、コンテキスト格納ノードにUEの現在のサービングセルが第2のセルであることが知られていることを通知するために、ソース識別子に基づいてコンテキスト格納ノードに第1のUE識別子を送信する。
具体的には、第2の基地局は、ソース識別子に基づいて第2の基地局とコンテキスト格納ノードとの間のインターフェースを介してコンテキスト格納ノードにソース識別子を送信し、またはソース識別子に基づいてコアネットワークを使用してコンテキスト格納ノードにソース識別子を送信する。
任意選択の実施態様において、第2の基地局は、コンテキスト格納ノードに通知メッセージを送信する。通知メッセージは、UEのソース識別子およびUEが現在位置している第2のセルの第2のセル識別子を搬送する。第2のセルは、UEが現在キャンプオンしているサービングセルである。コンテキスト格納ノードは、第2の基地局によって送信された通知メッセージを受信し、ソース識別子および第2のセル識別子に基づいて、UEが現在キャンプオンしているサービングセルは第2のセルであると判断する。さらに、通知メッセージはUEの検証情報を搬送する。検証情報は、ソース識別子と接続コンテキストに含まれる鍵とに基づいてUEによって生成された識別検証情報である。第1の基地局は、ソース識別子と検証情報とに基づいてUEは有効なUEであるかどうかさらに判断する。
任意選択の実施態様において、ソース識別子に基づいてコンテキスト格納ノードに第1のUE識別子を送信した後、第2の基地局は、コンテキスト格納ノードによって送信されたUEの接続コンテキストおよびソース識別子を受信し、受信した接続コンテキストとソース識別子とに基づいてUEの構成情報を決定し、ソース識別子に基づいて、UEをトリガして上りリンクアクセスを行わせる。
本発明の本実施形態では、本発明で実施される対話手順は、すべてのステップを同時に行うことだけに限定されない。すなわち、UE、第1の基地局、および第2の基地局の処理ステップは、UE機器、第1の基地局、および第2の基地局において、それぞれ独立して行われてよい。UE、第1の基地局、および第2の基地局を含む任意の機器を別々に実施することも、本発明の本実施形態の保護範囲内に含まれる。
本発明の本実施形態では、低オーバヘッド状態は、この状態にあるUEが、接続状態にあるUEの接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行うように設計される。加えて、低オーバヘッド状態にあるUEは、コンテキスト格納ノードによって割り振られたソース識別子を受信し、特定の条件が満たされた場合に移動過程でUEの現在のサービング基地局にソース識別子を報告する。最後に、サービング基地局はコンテキスト格納ノードにソース識別子を送信する。このようにして、サービング基地局とソース基地局の両方が、UEの位置情報を知ることができる。具体的には、UEが低オーバヘッド状態に入った後、UEはセル再選択に基づくモビリティを独立して行い、UEの位置変化情報のみを報告する。コンテキスト格納ノードはUEの位置変化情報を格納、トレースし、そのため基地局はUEの移動を厳密に制御しない。これにより、ハンドオーバ手順が簡素化され、ネットワークデバイスの通信リソースが節約される。さらに、UEが低オーバヘッド状態に入った後、コンテキスト格納ノードとUEの両方がUEの接続コンテキストを格納する。したがって、UEに上りデータ通信または下りデータ通信を行う必要がある場合、基地局は、データを送信するためにコンテキスト格納ノードからUEの接続コンテキストを迅速に取得し、UEをUEの現在のサービング基地局にハンドオーバすることができる。これによりデータ伝送の効率性が保証される。
図3Aおよび図3Bを参照すると、図3Aおよび図3Bは本発明の一実施形態による別のモビリティ管理方法の概略流れ図である。以下で、図3Aおよび図3Bに関連して、第1の基地局、コンテキスト格納ノード、UE、および第2の基地局の各対話側からの説明を行う。図3Aおよび図3Bに示すように、本方法は、ステップS301からステップS312を含みうる。
S301.第1のセルが属する第1の基地局は、第1のセルにおいて接続状態にあるユーザ機器UEのソース識別子を決定し、ソース識別子はUEを識別するのに使用される。
S302.第1のセルにおいて接続状態にあるユーザ機器UEは、UEのソース識別子を決定し、ソース識別子はUEを識別するのに使用される。
S303.UEは、事前設定アクティブ化条件が満たされたときに低オーバヘッド状態に入り、低オーバヘッド状態では、UEは、接続状態にあるUEの接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う。
S304.第1の基地局は、UEが低オーバヘッド状態に入ったと判断した後、コンテキスト格納ノードに接続コンテキストを送信する。
任意選択の実施態様において、第1の基地局がUEは低オーバヘッド状態に入ったと判断した後、第1の基地局は、接続状態にあるUEの接続コンテキストを格納する。低オーバヘッド状態では、UEは、接続コンテキストを格納し、移動過程のセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う。
S305.コンテキスト格納ノードは、第1の基地局によって送信された接続状態にあるユーザ機器UEの接続コンテキストを受信し、低オーバヘッド状態では、UEは、接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う。
S306.コンテキスト格納ノードは、UEが低オーバヘッド状態にあると判断し、接続コンテキストを格納し、低オーバヘッド状態では、UEは、接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う。
S307.コンテキスト格納ノードは、コア・ネットワーク・デバイスがUEに関連したコア・ネットワーク・インターフェースをコンテキスト格納ノードに切り換えるように、コア・ネットワーク・デバイスにパス切換え要求を送信する。
具体的には、ステップS301からステップS307については、図2Aおよび図2Bに示した実施形態のステップS201からステップS207を参照されたい。ここでは詳細を繰り返さない。
S308.第2の基地局にソース識別子を報告し、ソース識別子を報告するときまたは報告した後に第2の基地局に上りデータ指示を報告する。
具体的には、第1の事前設定条件は、UEが上りデータの送信を必要とすることである。UEが、第2のセルが属する第2の基地局にソース識別子を報告することは具体的には、ソース識別子を報告するときまたは報告した後に、UEが、第2のセルが属する第2の基地局に上りデータ指示を報告すること、である。
S309.第2の基地局は、UEによって送信されたソース識別子および上りデータ指示を受信する。
S310.第2の基地局は、コンテキスト格納ノードに接続コンテキスト転送要求を送信する。
S311.コンテキスト格納ノードは、転送要求で搬送されたソース識別子に基づいて第2の基地局に接続コンテキストを送信する。
S312.第2の基地局は、コンテキスト格納ノードによって転送された接続コンテキストを受信し、接続コンテキストに基づいてUEへの接続を確立する。
任意選択の実施態様において、接続コンテキストを受信した後、第2の基地局は、ソース識別子に関連してUEの構成情報を決定し、ソース識別子に基づいて、UEをトリガして上りリンクアクセスを行わせる。さらに、ソース識別子に基づいて、UEをトリガして上りリンクアクセスを行わせることは具体的には、
ソース識別子に基づいてUEをページングすること、またはソース識別子に基づいてUEの専用UE識別子を決定し、専用UE識別子に基づいてUEに上りリンクアクセスコマンドを送信すること、またはソース識別子に基づいてUEの専用UE識別子を決定し、専用UE識別子に基づいてUEをページングすること
である。
任意選択の実施態様において、コンテキスト格納ノードによって転送された接続コンテキストを受信した後、第2の基地局は、UEに再割り振りソース識別子をさらに送信し、再割り振りソース識別子は、第2の基地局においてUEを識別するのに使用される第2のUE識別子を含み、第2の基地局は、UEに低オーバヘッド状態から出るよう命令する命令をUEに送信する。
本発明の本実施形態では、本発明で実施される対話手順は、すべてのステップを同時に行うことだけに限定されない。すなわち、UE、第1の基地局、および第2の基地局の処理ステップは、UE機器、第1の基地局、および第2の基地局において、それぞれ独立して行われてよい。UE、第1の基地局、および第2の基地局を含む任意の機器を別々に実施することも、本発明の本実施形態の保護範囲内に含まれる。
本発明の本実施形態では、低オーバヘッド状態は、この状態にあるUEが、接続状態にあるUEの接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行うように設計される。加えて、低オーバヘッド状態にあるUEは、ソース基地局によって送信されたソース識別子を受信し、特定の条件が満たされた場合に移動過程でUEの現在のサービング基地局にソース識別子を報告する。最後に、サービング基地局はソース基地局にソース識別子を送信する。このようにして、サービング基地局とソース基地局の両方が、UEの位置情報を知ることができる。具体的には、UEが低オーバヘッド状態に入った後、UEはセル再選択に基づくモビリティを独立して行い、UEの位置変化情報のみを報告する。これにより、ハンドオーバ手順が簡素化され、ネットワークデバイスの通信リソースが節約される。さらに、UEが低オーバヘッド状態に入った後、ソース基地局とUEの両方がUEの接続コンテキストを格納する。したがって、UEに上りデータ通信または下りデータ通信を行う必要がある場合、UEの接続コンテキストは、データ伝送のために、UEの現在のサービング基地局に迅速に切り換えられうる。これによりデータ伝送の効率性が保証される。
図4Aおよび図4Bを参照すると、図4Aおよび図4Bは本発明の一実施形態によるさらに別のモビリティ管理方法の概略流れ図である。以下で、図4Aおよび図4Bに関連して、第1の基地局、コンテキスト格納ノード、UE、および第2の基地局の各対話側からの説明を行う。図4Aおよび図4Bに示すように、本方法は、ステップS401からステップS412を含みうる。
S401.第1のセルが属する第1の基地局は、第1のセルにおいて接続状態にあるユーザ機器UEのソース識別子を決定し、ソース識別子はUEを識別するのに使用される。
S402.第1のセルにおいて接続状態にあるユーザ機器UEは、UEのソース識別子を決定し、ソース識別子はUEを識別するのに使用される。
S403.UEは、事前設定アクティブ化条件が満たされたときに低オーバヘッド状態に入り、低オーバヘッド状態では、UEは、接続状態にあるUEの接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う。
S404.第1の基地局は、UEが低オーバヘッド状態に入ったと判断した後、コンテキスト格納ノードに接続コンテキストを送信する。
S405.コンテキスト格納ノードは、第1の基地局によって送信された接続状態にあるユーザ機器UEの接続コンテキストを受信し、低オーバヘッド状態では、UEは、接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う。
S406.コンテキスト格納ノードは、UEが低オーバヘッド状態にあると判断し、接続コンテキストを格納し、低オーバヘッド状態では、UEは、接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う。
S407.コンテキスト格納ノードは、コア・ネットワーク・デバイスがUEに関連したコア・ネットワーク・インターフェースをコンテキスト格納ノードに切り換えるように、コア・ネットワーク・デバイスにパス切換え要求を送信する。
S408.第1の事前設定条件が満たされたときに、UEは、第2のセルが属する第2の基地局にソース識別子を報告し、第2のセルはUEが現在キャンプオンしているサービングセルである。
S409.第2のセルが属する第2の基地局は、低オーバヘッド状態にあるユーザ機器UEによって報告されたソース識別子を受信する。
S410.コンテキスト格納ノードにUEの現在のサービングセルが第2のセルであることが知られていることを通知するために、ソース識別子に基づいてコンテキスト格納ノードに第1のUE識別子を送信する。
具体的には、ステップS401からステップS410については、図2Aおよび図2Bに示した実施形態のステップS201からステップS210を参照されたい。ここでは詳細を繰り返さない。
S411.コンテキスト格納ノードは、コンテキスト格納ノードにUEの下りデータが到着したときに、第2の基地局に接続コンテキストおよびソース識別子を送信する。
具体的には、UEの下りデータがコンテキスト格納ノードに到着したときに、コンテキスト格納ノードは、第2の基地局が接続コンテキストに基づいてUEとデータ通信を行うように、第2の基地局にUEの接続コンテキストおよびソース識別子を送信する。加えて、コンテキスト格納ノードは、UEの現在のサービング基地局である第2の基地局がUEに下りデータを送信できるように、第2の基地局にUEの下りデータを転送する。
S412.第2の基地局、受信した接続コンテキストとソース識別子とに基づいてUEの構成情報を決定し、ソース識別子に基づいて、UEをトリガして上りリンクアクセスを行わせる。
具体的には、ステップS409からステップS410については、図2Aおよび図2Bに示した実施形態のステップS207を参照されたい。ここでは詳細を繰り返さない。
本発明の本実施形態では、本発明で実施される対話手順は、すべてのステップを同時に行うことだけに限定されない。すなわち、UE、第1の基地局、および第2の基地局の処理ステップは、UE機器、第1の基地局、および第2の基地局において、それぞれ独立して行われてよい。UE、第1の基地局、および第2の基地局を含む任意の機器を別々に実施することも、本発明の本実施形態の保護範囲内に含まれる。
本発明の本実施形態では、低オーバヘッド状態は、この状態にあるUEが、接続状態にあるUEの接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行うように設計される。加えて、低オーバヘッド状態にあるUEは、コンテキスト格納ノードによって割り振られたソース識別子を受信し、特定の条件が満たされた場合に移動過程でUEの現在のサービング基地局にソース識別子を報告する。最後に、サービング基地局はコンテキスト格納ノードにソース識別子を送信する。このようにして、サービング基地局とソース基地局の両方が、UEの位置情報を知ることができる。具体的には、UEが低オーバヘッド状態に入った後、UEはセル再選択に基づくモビリティを独立して行い、UEの位置変化情報のみを報告する。コンテキスト格納ノードはUEの位置変化情報を格納、トレースし、そのため基地局はUEの移動を厳密に制御しない。これにより、ハンドオーバ手順が簡素化され、ネットワークデバイスの通信リソースが節約される。さらに、UEが低オーバヘッド状態に入った後、コンテキスト格納ノードとUEの両方がUEの接続コンテキストを格納する。したがって、UEに上りデータ通信または下りデータ通信を行う必要がある場合、基地局は、データを送信するためにコンテキスト格納ノードからUEの接続コンテキストを迅速に取得し、UEをUEの現在のサービング基地局にハンドオーバすることができる。これによりデータ伝送の効率性が保証される。
本発明の実施形態における方法をより適切に実施できるように、本発明は、本方法実施形態を実施するために協働する関連基地局、関連格納ノード、および関連ユーザ機器をさらに提供する。以下では、図5、図6、図7、および図8に示す本発明による関連する基地局、格納ノード、およびユーザ機器の概略図に関連して詳細な説明を行う。
図5を参照すると、図5には本発明の一実施形態による基地局10が示されている。基地局10は第1の基地局である。基地局は、出力部102と、格納部103と、処理部104とを含む。本発明のいくつかの実施形態では、出力部102、格納部103、および処理部104は、バスを使用して、または別の方法で接続されうる。例えば、接続は図5ではバスを使用して行われている。処理部104は、格納部103内のプログラムコードを呼び出して、
第1のセルが属する第1の基地局が、第1のセルにおいて接続状態にあるユーザ機器UEのソース識別子を決定する動作であって、ソース識別子はUEを識別するのに使用される、動作と、
UEが低オーバヘッド状態に入ったと判断した後、接続状態にあるUEの接続コンテキストを格納し、または接続コンテキストをコンテキスト格納ノードに送信する動作であって、UEは、事前設定アクティブ化条件が満たされたときに低オーバヘッド状態に入り、低オーバヘッド状態では、UEは、接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う、動作と
を行う。
任意選択の解決策において、第1の基地局は入力部101をさらに含む。処理部104が、第1のセルにおいて接続状態にあるユーザ機器UEのソース識別子を決定するように構成されることは具体的には、
入力部101を使用して、コンテキスト格納ノードによって送信されたUEのソース識別子を受信すること、または入力部101を使用して、UEによって送信されたUEのソース識別子を受信すること、または入力部101を使用して、コア・ネットワーク・デバイスによって送信されたUEのソース識別子を受信すること
である。
別の任意選択の解決策において、ソース識別子は、UEの国際移動体加入者識別情報IMSI、一時識別情報T−MISI、および無線ネットワーク一時識別子RNTIのうちの少なくとも1つを含む。
さらに別の任意選択の解決策において、処理部104は、コンテキスト格納ノードに接続コンテキストを送信した後に接続コンテキストを解除するようにさらに構成される。
さらに別の任意選択の解決策において、事前設定アクティブ化条件は、
第1の基地局が、UEに低オーバヘッド状態に入るよう命令するのに使用される制御命令をUEに送信するという条件、
第1の事前設定期間において第1の基地局とUEとの間でデータ伝送が行われないという条件、
第1の基地局が、UEのタイミング・アドバンス・タイマTA timerは満了したと判断し、または第1の基地局が、UEのTA timerは満了したと判断し、TA timerが第2の事前設定期間において再実行しないという条件、および
第1の基地局が、UEは、間欠受信DRX状態に入った後、第3の事前設定期間においてDRX状態から出ないと判断するという条件
のうちの少なくとも1つまたはこれらの組み合わせを含む。
さらに別の任意選択の解決策において、処理部104は、UEが低オーバヘッド状態に入ったと判断した後、低オーバヘッド状態にあるUEが使用するための無線リソース制御RRC構成情報をUEに送信し、RRC構成情報はRRC構成インデックスを含み、構成インデックスはRRC構成情報を指示するのに使用される、ようにさらに構成される。
第1の基地局10内の各ユニットの機能については、図2Aから図4Bの方法実施形態における特定の実施態様を参照できることが理解されよう。ここでは詳細を繰り返さない。
図6を参照すると、図6には本発明の一実施形態によるコンテキスト格納ノード20が示されている。格納ノード20は、出力部202と、格納部203と、処理部204とを含む。本発明のいくつかの実施形態では、入力部201、格納部203、および処理部204は、バスを使用して、または別の方法で接続されうる。例えば、接続は図6ではバスを使用して行われている。処理部204は、格納部203内のプログラムコードを呼び出して、
入力部201を使用して、第1の基地局によって送信された接続状態にあるユーザ機器UEの接続コンテキストを受信する動作と、
UEは低オーバヘッド状態にあると判断し、接続コンテキストを格納する動作であって、低オーバヘッド状態では、UEは、接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う、動作と、
コア・ネットワーク・デバイスがUEに関連したコア・ネットワーク・インターフェースをコンテキスト格納ノードに切り換えるように、出力部202を使用してコア・ネットワーク・デバイスにパス切換え要求を送信する動作と
を行う。
任意選択の解決策において、処理部204は、入力部201を使用して、第1の基地局によって送信された接続状態にあるユーザ機器UEの接続コンテキストを受信する前に、UEのソース識別子を割り振り、出力部202を使用して第1の基地局にソース識別子を送信する、ようにさらに構成される。
別の任意選択の解決策において、処理部204は、UEが低オーバヘッド状態にあると判断した後、入力部201を使用して、第2の基地局によって送信された接続コンテキスト転送要求を受信し、接続コンテキストは、UEが低オーバヘッド状態に入るときにコンテキスト格納ノードによって格納される接続状態にあるUEの接続コンテキストであり、コンテキスト転送要求はソース識別子を搬送し、第2の基地局はUEの現在のサービング基地局である、ようにさらに構成され、
転送要求で搬送されたソース識別子に基づいて出力部202を使用して第2の基地局に接続コンテキストを送信する、ようにさらに構成される。
さらに別の任意選択の解決策において、処理部204は、UEが低オーバヘッド状態にあると判断した後、入力部201を使用して、第2の基地局によって送信された通知メッセージを受信し、格納し、通知メッセージは、第1の基地局が通知メッセージに基づいてUEの現在のサービングセルを決定するように、UEのソース識別子およびUEが現在位置しているサービングセルのセル識別子を搬送する、ようにさらに構成される。
さらに別の任意選択の解決策において、通知メッセージはUEの検証情報を搬送し、検証情報は、ソース識別子と接続コンテキストに格納された鍵とに基づいてUEによって生成された識別検証情報である。処理部204は、入力部201を使用して、第2の基地局によって送信された通知メッセージを受信し、格納した後、ソース識別子と検証情報とに基づいてUEは有効なUEであるかどうか判断するようにさらに構成される。
さらに別の任意選択の解決策において、処理部204は、UEが低オーバヘッド状態にあると判断した後、コンテキスト格納ノードにUEの下りデータが到着したときに、出力部202を使用して第2の基地局に接続コンテキストおよびソース識別子を送信し、接続コンテキストは、UEが低オーバヘッド状態に入るときにコンテキスト格納ノードによって格納される接続状態にあるUEの接続コンテキストであり、第2の基地局はUEの現在のサービング基地局である、ようにさらに構成される。
コンテキスト格納ノード20内の各ユニットの機能については、図2Aから図4Bの方法実施形態における特定の実施態様を参照できることが理解されよう。ここでは詳細を繰り返さない。
図7を参照すると、図7には本発明の一実施形態によるユーザ機器30が示されている。UE30は、入力部301と、出力部302と、格納部303と、処理部304とを含む。本発明のいくつかの実施形態では。バスは、これらの構成要素間で通信接続を実施するように構成される。入力部301は具体的には、タッチスクリーンおよびタッチ制御スクリーンを含み、端末のタッチ制御パネル上で動作命令を検出するように構成された、端末のタッチ制御パネルである。出力部302は、画像またはデータを出力し、表示するように構成された、端末のディスプレイ(Display)を含みうる。メモリ303は、高速RAMモニタであってもよく、不揮発性モニタ(non−volatile memory)、例えば、少なくとも1つのディスクモニタであってもよい。任意選択で、メモリ303は、プロセッサ301から遠く離れた少なくとも1つの表示装置であってもよい。図7に示すように、コンピュータ表示媒体として、メモリ303は、オペレーティングシステム、ネットワーク通信モジュール、ユーザ・インターフェース・モジュール、およびデータ処理プログラムを含みうる。
図7のUEの処理部304は、格納部303内のプログラムコードを呼び出して、
第1のセルにおいて接続状態にあるUEのソース識別子を決定する動作であって、ソース識別子はUEを識別するのに使用される、動作と、
UEが、事前設定アクティブ化条件が満たされたときに低オーバヘッド状態に入る動作であって、低オーバヘッド状態では、UEは、接続状態にあるUEの接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う、動作と、
第1の事前設定条件が満たされたときに出力部302を使用して、第2のセルが属する第2の基地局にソース識別子を報告する動作であって、第2のセルはUEが現在キャンプオンしているサービングセルである、動作と
を行う。
任意選択の解決策において、UEは入力部301をさらに含む。処理部304が、第1のセルにおいて接続状態にあるUEのソース識別子を決定するように構成されることは具体的には、
UEの国際移動体加入者識別情報IMSI、一時識別情報T−MISI、および無線ネットワーク一時識別子RNTIのうちの少なくとも1つをソース識別子として決定すること、または、入力部301を使用して、第1の基地局によって送信されたソース識別子を受信することであって、第1の基地局は第1のセルが属する基地局であること
である。
別の任意選択の解決策において、第1のセルが属する基地局は第1の基地局であり、事前設定アクティブ化条件は、
UEが、第1の基地局によって送信された、低オーバヘッド状態に入るよう命令する制御命令を受信するという条件、
UEが第1のセルを離れるという条件、
第1の事前設定期間においてUEと第1の基地局との間でデータ伝送が行われないという条件、
UEのタイミング・アドバンス・タイマTA timerが満了し、またはUEのTA timerが満了し、TA timerが第2の事前設定期間において再実行しないという条件、および
間欠受信DRX状態に入った後、UEが第3の事前設定期間においてDRX状態から出ないという条件
のうちの少なくとも1つを含む。
さらに別の任意選択の解決策において、処理部304は、事前設定アクティブ化条件が満たされたときにUEが低オーバヘッド状態に入った後、第2の事前設定条件が満たされたときにUEが低オーバヘッド状態から出ることを可能にするようにさらに構成される。
第2の事前設定条件は、
UEが現在キャンプオンしているサービングセルが変化すること、またはUEが現在キャンプオンしているサービングセルが指定されたセル設定範囲を越えること、またはUEが現在キャンプオンしているサービングセルと第1のセルとが同じ事前設定エリアにも同じ基地局にも属さないこと、またはUEが、第2の基地局にソース識別子を送信し、ソース識別子について第2の基地局によって送信されたアクセス拒絶指示を受信すること、またはUEが第2のセルのシステム情報ブロードキャストを読み取り、システム情報ブロードキャストが低オーバヘッド状態にあるUEにアクセス権の取得を許可するための指示を搬送しないこと、またはUEが上りデータの送信を必要とすること
を含む。
さらに別の任意選択の解決策において、処理部304が、第2の事前設定条件が満たされたときにUEが低オーバヘッド状態から出ることを可能にするように構成されることは具体的には、第2の事前設定条件が満たされたときにUEが接続コンテキストをクリアし、アイドル状態に入ることを可能にすること、である。
さらに別の任意選択の解決策において、第1の事前設定条件は、
UEが現在キャンプオンしているサービングセルが変化すること、またはUEが現在キャンプオンしている第2のセルが指定されたセル設定範囲を越えること、またはUEが現在キャンプオンしている第2のセルと第1のセルとが同じ事前設定エリアにも同じ基地局にも属さないこと、またはUEが上りデータの送信を必要とすること
を含む。
さらに別の任意選択の解決策において、UEは入力部301をさらに含む。処理部304は、第1の事前設定条件が満たされたときに出力部302を使用して、第2のセルが属する第2の基地局にソース識別子を報告する前に、
入力部301を使用して、第2のセルのシステム情報ブロードキャストを受信し、読み取り、
システム情報ブロードキャストが低オーバヘッド状態にあるUEにアクセス権の取得を許可するための指示を搬送する場合、アクセス指示に基づいてUEが、出力部302を使用して第2の基地局にソース識別子を送信することを決定する
ようにさらに構成される。
さらに別の任意選択の解決策において、UEは入力部301をさらに含む。処理部304は、第1の事前設定条件が満たされたときに出力部302を使用して、第2のセルが属する第2の基地局にソース識別子を報告する前に、
出力部302を使用して第2の基地局に事前設定範囲内のランダム・アクセス・プリアンブルを送信し、事前設定範囲内のランダム・アクセス・プリアンブルは、ソース識別子が第2の基地局に送信される必要があること、または事前設定長さ閾値より長い長さのメッセージが第2の基地局に送信される必要があることを指示するのに使用される、ようにさらに構成され、
入力部301を使用して、第2の基地局によって割り振られた、ソース識別子を伝送するのに使用される事前設定サイズの伝送リソースを受信し、
出力部302を使用して第2の基地局にソース識別子を送信するために伝送リソースを使用する
ようにさらに構成される。
さらに別の任意選択の解決策において、事前設定範囲内のランダム・アクセス・プリアンブルは、事前定義されたプリアンブルまたは第2の基地局によって構成された受け取られたプリアンブルである。
さらに別の任意選択の解決策において、UEは入力部301をさらに含む。処理部304が、出力部302を使用して第2の基地局にソース識別子を送信するために伝送リソースを使用するように構成されることは、
入力部301を使用して、第2の基地局によって送信された暗号化応答メッセージを受信し、接続コンテキストに格納された鍵に基づいて解読を行うことと、
UEが、解読に成功した後、応答メッセージに基づいて第2の基地局への接続を確立することと
を含む。
さらに別の任意選択の解決策において、UEは入力部301をさらに含む。処理部304が、第2のセルが属する第2の基地局にソース識別子を報告するように構成されることは具体的には、
出力部302を使用して第2の基地局にランダム・アクセス・プリアンブルを送信することと、
入力部301を使用して、第2の基地局によって送信された専用UE識別子と、ランダム・アクセス・プリアンブルに基づいて第2の基地局によって割り振られた、ソース識別子を伝送するのに使用される伝送リソースとを受信することであって、専用UE識別子は第2のセルにおいてUEを一意に識別するのに使用される識別子であることと、
出力部302を使用して第2の基地局にソース識別子を送信するために伝送リソースを使用することと、
入力部301を使用して、第2の基地局によって送信された、ソース識別子を含む確認情報を受信することと、
確認情報に基づいて、専用UE識別子を使用すべきかどうか判断することと
である。
さらに別の任意選択の解決策において、処理部304が、確認情報に基づいて、専用UE識別子を使用すべきかどうか判断するように構成されることは具体的には、
確認情報に基づいて、専用UE識別子を使用しないことを決定すること、または確認情報に基づいて専用UE識別子を使用し、低オーバヘッド状態から出ること、または確認情報に基づいて専用UE識別子を使用し、低オーバヘッド状態にとどまること、または専用UE識別子を使用し、確認情報で搬送された、UEに低オーバヘッド状態から出るよう命令する命令に基づいて低オーバヘッド状態から出ること
である。
さらに別の任意選択の解決策において、処理部304は、専用UE識別子を使用した後、現在キャンプオンしているサービングセルのセル識別子に基づいて接続コンテキスト内の鍵を更新する、ようにさらに構成される。
さらに別の任意選択の解決策において、ソース識別子は検証情報をさらに含み、検証情報は、ソース識別子と更新鍵とに基づいてUEによって生成された識別検証情報である。
さらに別の任意選択の解決策において、処理部304は、事前設定アクティブ化条件が満たされたときにUEが低オーバヘッド状態に入った後、ソース識別子に基づいてページングをモニタするようにさらに構成される。
さらに別の任意選択の解決策において、UEは入力部301をさらに含む。処理部304は、事前設定アクティブ化条件が満たされたときにUEが低オーバヘッド状態に入った後、入力部301を使用して、第1の基地局によって送信された無線リソース制御RRC構成情報を受信し、RRC構成情報はRRC構成インデックスを含み、構成インデックスはRRC構成情報を指示するのに使用される、ようにさらに構成され、
低オーバヘッド状態にあるUEが、RRC構成情報を使用する、ようにさらに構成される。
さらに別の任意選択の解決策において、処理部304が、第1の事前設定条件が満たされたときに出力部302を使用して、第2のセルが属する第2の基地局にソース識別子を報告するように構成されることは具体的には、
第2の基地局が、RRC構成インデックスに基づいて、UEによって使用されるRRC構成情報を決定するように、出力部302を使用して、第2のセルが属する第2の基地局にRRC構成インデックスを含むソース識別子を報告すること
である。
さらに別の任意選択の解決策において、第1の事前設定条件は、UEが上りデータの送信を必要とすることであり、処理部304は、出力部302を使用して、第2のセルが属する第2の基地局にソース識別子を報告し、ソース識別子を報告するときまたは報告した後に、第2のセルが属する第2の基地局に上りデータ指示を報告する、ようにさらに構成される。
ユーザ機器30内の各ユニットの機能については、図2Aから図4Bの方法実施形態における特定の実施態様を参照できることが理解されよう。ここでは詳細を繰り返さない。
図8を参照すると、図8には本発明の一実施形態による基地局40が示されている。基地局40は第2の基地局である。基地局40は、出力部402と、格納部403と、処理部404とを含む。本発明のいくつかの実施形態では、入力部401、格納部403、および処理部404は、バスを使用して、または別の方法で接続されうる。例えば、接続は図8ではバスを使用して行われている。処理部404は、格納部403内のプログラムコードを呼び出して、
入力部401を使用して、低オーバヘッド状態にあるユーザ機器UEによって報告されたソース識別子を受信する動作であって、低オーバヘッド状態では、UEは、接続状態にあるUEの接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行い、第1のセルは、UEが低オーバヘッド状態に入るときのUEのサービングセルであり、第2のセルはUEの現在のサービングセルであり、ソース識別子は、第1のセルが属する第1の基地局においてUEを識別するのに使用される第1のUE識別子を含む、動作と、
コンテキスト格納ノードにUEの現在のサービングセルが第2のセルであることが知られていることを通知するために、ソース識別子に基づいて出力部402を使用してコンテキスト格納ノードに第1のUE識別子を送信する動作と
を行う。
別の任意選択の解決策において、ソース識別子は、UEの国際移動体加入者識別情報IMSI、一時識別情報T−MISI、および無線ネットワーク一時識別子RNTIのうちの少なくとも1つを含む。
さらに別の任意選択の実施態様において、ソース識別子は指示情報をさらに含む。指示情報は、第2の基地局に、UEが低オーバヘッド状態にあることを通知するのに使用される。
さらに別の任意選択の解決策において、処理部404は、入力部401を使用して、低オーバヘッド状態にあるユーザ機器UEによって報告されたソース識別子を受信する前に、出力部402を使用してシステム情報ブロードキャストを送信する、ようにさらに構成される。システム情報は、UEがアクセス指示に基づいて第2の基地局にソース識別子を送信すべきかどうか判断するように、低オーバヘッド状態にあるUEにアクセス権の取得を許可するための指示を搬送する。
さらに別の任意選択の解決策において、処理部404は、入力部401を使用して、低オーバヘッド状態にあるユーザ機器UEによって報告されたソース識別子を受信する前に、
入力部401を使用して、UEによって送信されたランダム・アクセス・プリアンブルを受信し、
ランダム・アクセス・プリアンブルが事前設定範囲内にある場合に、UEがソース識別子を送信するために事前設定サイズの伝送リソースを使用するように伝送リソースをUEに割り振る
ようにさらに構成される。
さらに別の任意選択の解決策において、事前設定範囲内のランダム・アクセス・プリアンブルは、事前定義されたプリアンブルまたは第2の基地局によって構成された受け取られたプリアンブルである。
さらに別の任意選択の解決策において、処理部404が、入力部401を使用して、低オーバヘッド状態にあるユーザ機器UEによって報告されたソース識別子を受信するように構成されることは具体的には、
入力部401を使用して、低オーバヘッド状態にあるユーザ機器UEによって送信されたランダム・アクセス・プリアンブルを受信することと、
ランダム・アクセス・プリアンブルに基づいて出力部402を使用してUEに、専用UE識別子およびソース識別子を送信するのに使用される伝送リソースを割り振ることであって、専用UE識別子は第2のセルでUEを一意に識別するのに使用される識別子であることと、
入力部401を使用してソース識別子を受信するために伝送リソースを使用することと、
出力部402を使用してUEにソース識別子を含む確認情報を送信することと
である。
さらに別の任意選択の解決策において、処理部404は、入力部401を使用して、低オーバヘッド状態にあるユーザ機器UEによって送信されたランダム・アクセス・プリアンブルを受信した後、報告されたソース識別子に対応する応答メッセージを生成し、応答メッセージは接続コンテキストに格納された鍵に基づいて暗号化される、ようにさらに構成され、
出力部402を使用してUEに暗号化応答メッセージを送信する、ようにさらに構成される。
さらに別の任意選択の解決策において、処理部404が、出力部402を使用して、出力部402を使用してUEにソース識別子を含む確認情報を送信するように構成されることは具体的には、
UEが専用UE識別子を使用し、UEに低オーバヘッド状態から出るよう命令する命令に基づいて低オーバヘッド状態から出るように、出力部402を使用してUEに、ソース識別子を含み、命令を搬送する確認メッセージを送信すること
である。
さらに別の任意選択の解決策において、処理部404が、ソース識別子に基づいて出力部402を使用してコンテキスト格納ノードに第1のUE識別子を送信するように構成されることは具体的には、
ソース識別子に基づいて出力部402を使用してコンテキスト格納ノードに通知メッセージを送信することであって、通知メッセージは、コンテキスト格納ノードが、ソース識別子とUEが現在位置している第2のセルの第2のセル識別子とに基づいて、UEが現在キャンプオンしているサービングセルは第2のセルであると判断するように、UEのソース識別子および第2のセル識別子を搬送すること
である。
さらに別の任意選択の解決策において、処理部404は、ソース識別子に基づいてコンテキスト格納ノードに第1のUE識別子を送信した後、入力部401を使用して、UEによって送信されたソース識別子および上りデータ指示を受信し、
出力部402を使用してコンテキスト格納ノードに接続コンテキスト転送要求を送信し、接続コンテキストは、UEが低オーバヘッド状態に入るときにコンテキスト格納ノードによって格納される接続状態にあるUEの接続コンテキストであり、コンテキスト転送要求はUEのソース識別子を搬送する、ようにさらに構成され、
入力部401を使用して、コンテキスト格納ノードによって転送された接続コンテキストを受信し、接続コンテキストに基づいてUEへの接続を確立する、ようにさらに構成される。
さらに別の任意選択の解決策において、処理部404は、入力部401を使用して、コンテキスト格納ノードによって転送された接続コンテキストを受信した後、出力部402を使用してUEに再割り振りソース識別子を送信し、再割り振りソース識別子は、第2の基地局においてUEを識別するのに使用される第2のUE識別子を含む、ようにさらに構成され、
出力部402を使用して、UEに低オーバヘッド状態から出るよう命令する命令をUEに送信する、ようにさらに構成される。
さらに別の任意選択の解決策において、処理部404、ソース識別子に基づいて出力部402を使用してコンテキスト格納ノードに第1のUE識別子を送信した後、入力部401を使用して、コンテキスト格納ノードによって送信されたUEの接続コンテキストおよびソース識別子を受信し、
受信した接続コンテキストとソース識別子とに基づいてUEの構成情報を決定し、ソース識別子に基づいて、UEをトリガして上りリンクアクセスを行わせる、ようにさらに構成される。
さらに別の任意選択の解決策において、処理部404が、ソース識別子に基づいて、UEをトリガして上りリンクアクセスを行わせるように構成されることは具体的には、
ソース識別子に基づいてUEをページングすること、またはソース識別子に基づいてUEの専用UE識別子を決定し、専用UE識別子に基づいてUEに上りリンクアクセスコマンドを送信すること、またはソース識別子に基づいてUEの専用UE識別子を決定し、専用UE識別子に基づいてUEをページングすること
である。
さらに別の任意選択の解決策において、ソース識別子は、無線リソース制御RRC構成インデックスをさらに含む。処理部404は、入力部401を使用して、低オーバヘッド状態にあるユーザ機器UEによって報告されたソース識別子を受信した後、RRC構成インデックスに基づいて、UEによって使用されるRRC構成情報を決定する、ようにさらに構成される。
さらに別の任意選択の解決策において、処理部404が、ソース識別子に基づいてコンテキスト格納ノードに第1のUE識別子を送信するように構成されることは具体的には、
ソース識別子に基づいて出力部402とコンテキスト格納ノードとの間のインターフェースを介してコンテキスト格納ノードにソース識別子を送信すること、または出力部402およびコアネットワークを使用してコンテキスト格納ノードにソース識別子を送信すること
である。
第2の基地局40内の各ユニットの機能については、図2Aから図4Bの方法実施形態における特定の実施態様を参照できることが理解されよう。ここでは詳細を繰り返さない。
本発明の前述の方法実施形態は、プロセッサに適用されてもよく、プロセッサによって実行されてもよいことに留意されたい。プロセッサは、集積回路チップとすることができ、信号処理能力を有する。実施プロセスでは、前述の方法実施形態の各ステップを、プロセッサ内のハードウェア集積論理回路を使用して、またはソフトウェアの形態の命令を使用して実施することができる。プロセッサは、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor、DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit、ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(Field Programmable Gate Array、FPGA)、別のプログラマブル・ロジック・デバイス、ディスクリートゲート、トランジスタ・ロジック・デバイス、またはディスクリート・ハードウェア・コンポーネントであってよい。本発明の実施形態で開示したすべての方法、ステップ、および論理ブロック図を実装し、または実行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサとすることもでき、またはプロセッサは任意の通常のプロセッサなどとすることもできる。本発明の実施形態で開示した方法の各ステップは、ハードウェア復号プロセッサによって直接実行され、完了されてもよく、復号プロセッサにおいてハードウェアとソフトウェアモジュールとの組み合わせを使用して実行され、完了されてもよい。ソフトウェアモジュールは、ランダム・アクセス・メモリ、フラッシュメモリ、読取り専用メモリ、書込み可能読取り専用メモリ、電気的消去書込み可能メモリ、レジスタといった、当分野の成熟した記憶媒体に配置されていてよい。記憶媒体はメモリに位置する。プロセッサは、メモリ内の情報を読み取り、プロセッサのハードウェアと組み合わせて前述の方法の各ステップを完了する。
本発明の実施形態のメモリは、揮発性メモリまたは不揮発性メモリであってもよく、揮発性メモリと不揮発性メモリの両方を含んでいてもよいことが理解されよう。不揮発性メモリは、読取り専用メモリ(Read−Only Memory、ROM)、書込み可能読取り専用メモリ(Programmable PROM、PROM)、消去書込み可能読取り専用メモリ(Erasable PROM、EPROM)、電気的消去書込み可能読取り専用メモリ(Electrically EPROM、EEPROM)、またはフラッシュメモリであってよい。揮発性メモリは、ランダム・アクセス・メモリ(Random Access Memory、RAM)であってよく、外部キャッシュとして使用される。限定ではなく例として使用する説明によれば、スタティック・ランダム・アクセス・メモリ(Static RAM、SRAM)、ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(Dynamic RAM、DRAM)、シンクロナス・ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(Synchronous DRAM、SDRAM)、ダブル・データ・レート・シンクロナス・ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(Double Data Rate SDRAM、DDR SDRAM)、拡張シンクロナス・ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(Enhanced SDRAM、ESDRAM)、シンクリンク・ダイナミック・ランダム・アクセス・メモリ(Synchlink DRAM、SLDRAM)、ダイレクト・ラムバス・ランダム・アクセス・メモリ(Direct Rambus RAM、DR RAM)といった多くの形態のRAMが利用可能である。本明細書に記載するシステムおよび方法のメモリは、これらの種類および任意の他の適切な種類のメモリを含むがこれらに限定されないことが意図されていることに留意されたい。
本明細書で開示する実施形態に関連して記載される例におけるユニットおよびアルゴリズムステップは、電子ハードウェアによって、またはコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアの組み合わせによって実現されうることを、当業者は理解するであろう。各機能が果たされるのがハードウェアによってか、それともソフトウェアによってかは、技術的解決策の個々の用途および設計上の制約条件に依存する。当業者は、記述される機能を個々の用途ごとに様々な方法を使用して実施することができるが、そうした実施態様は本発明の範囲を超えるものとみなされるべきではない。
説明を簡便にするために、システム、装置、およびユニットの詳細な動作プロセスについては、方法実施形態における対応するプロセスを参照できることが当業者には明確に理解されよう。ここでは詳細を繰り返さない。
本出願で提供するいくつかの実施形態においては、開示のシステム、装置、および方法が他のやり方で実現されてもよいことを理解されたい。例えば、前述の装置実施形態は単なる例にすぎない。例えば、ユニット分割は単なる論理的機能分割にすぎず、実際の実装に際しては他の分割とすることもできる。例えば、複数のユニットまたはコンポーネントを組み合わせ、または統合して別のシステムとする場合もあり、いくつかの特徴を無視し、または実行しない場合もある。加えて、図示され、または記述された相互結合または直接結合または通信接続は、いくつかのインターフェースを使用して実現されてもよい。装置間またはユニット間の間接結合または通信接続は、電子的形態、機械的形態、または他の形態として実現されてもよい。
別々の部品として記述されたユニットは物理的に分離している場合もそうではない場合もあり、ユニットとして図示された部品は物理的ユニットである場合もそうではない場合もあり、一箇所に位置する場合もあり、複数のネットワークユニット上に分散されている場合もある。ユニットの一部または全部を、各実施形態の解決策の目的を達成するための実際の必要に従って選択することもできる。
加えて、本発明の各実施形態における機能ユニットは1つの処理ユニットに統合されていてもよく、ユニットの各々が物理的に独立して存在していてもよく、または2つ以上のユニットは1つのユニットに統合される。
各機能がソフトウェア機能ユニットの形態で実現され、独立した製品として販売され、または使用される場合に、それらの機能は、コンピュータ可読記憶媒体に記憶することができる。そうした理解に基づき、本発明の技術的解決策を本質的に、または先行技術に寄与する部分を、または技術的解決策の一部を、ソフトウェア製品の形態で実現することができる。ソフトウェア製品は記憶媒体に記憶され、(パーソナルコンピュータ、サーバ、ネットワークデバイスなどとすることができる)コンピュータデバイスに本発明の実施形態において記述されている方法のステップの全部または一部を実行するよう命令するためのいくつかの命令を含む。前述の記憶媒体は、USBフラッシュドライブ、リムーバブルハードディスク、読取り専用メモリ(Read−Only Memory、ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(Random Access Memory、RAM)、磁気ディスク、光ディスクといった、プログラムコードを記憶することができる任意の媒体を含む。
説明は、単に、本発明の具体的実施態様であるにすぎず、本発明の保護範囲を限定するためのものではない。本発明で開示される技術範囲内で当業者によって容易に考案されるいかなる変形も置換も、本発明の保護範囲内に含まれるものとする。したがって、本発明の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うものとする。
10 第1の基地局
101 入力部
102 出力部
103 格納部
104 処理部
20 コンテキスト格納ノード
201 入力部
202 出力部
203 格納部
204 処理部
30 ユーザ機器
301 入力部、プロセッサ
302 出力部
303 格納部、メモリ
304 処理部
40 第2の基地局
401 入力部
402 出力部
403 格納部
404 処理部
第1の態様によれば、本発明の一実施形態はモビリティ管理方法を提供し、本方法は、
第1のセルが属する第1の基地局が、第1のセルにおいて接続状態にあるユーザ機器(UE)のソース識別子を決定するステップであって、ソース識別子はUEを識別するのに使用される、ステップと、
UEが低消費状態に入ったと判断した後、接続状態にあるUEの接続コンテキストを格納し、またはコンテキスト格納ノードに接続コンテキストを送信するステップであって、UEは、事前設定アクティブ化条件が満たされたときに低消費状態に入り、低消費状態では、UEは、接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う、ステップと
を含みうる。
第1の態様に関連して、第1の態様の第1の可能な実施態様において、第1のセルが属する第1の基地局が、第1のセルにおいて接続状態にあるユーザ機器(UE)のソース識別子を決定するステップは、
第1の基地局が、コンテキスト格納ノードによって送信されたUEのソース識別子を受信するステップ、または第1の基地局が、UEによって送信されたUEのソース識別子を受信するステップ、または第1の基地局が、コア・ネットワーク・デバイスによって送信されたUEのソース識別子を受信するステップ
を含む。
第1の態様または第1の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第1の態様の第2の可能な実施態様において、ソース識別子は、UEの国際移動体加入者識別情報(IMSI)、一時識別情報(T−MISI)、および無線ネットワーク一時識別子(RNTI)のうちの少なくとも1つを含む。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実施態様、第1の態様の第2の可能な実施態様、または第1の態様の第3の可能な実施態様に関連して、第1の態様の第4の可能な実施態様において、事前設定アクティブ化条件は、
第1の基地局が、UEに低消費状態に入るよう命令するのに使用される制御命令をUEに送信するという条件、
第1の事前設定期間において第1の基地局とUEとの間でデータ伝送が行われないという条件、
第1の基地局が、UEのタイミング・アドバンス・タイマ(TA timer)は満了したと判断し、または第1の基地局が、UEのTA timerは満了したと判断し、TA timerが第2の事前設定期間において再実行しないという条件、および
第1の基地局が、UEは、間欠受信(DRX)状態に入った後、第3の事前設定期間においてDRX状態から出ないと判断するという条件
のうちの少なくとも1つまたはこれらの組み合わせを含む。
第1の態様、第1の態様の第1の可能な実施態様、第1の態様の第2の可能な実施態様、第1の態様の第3の可能な実施態様、または第1の態様の第4の可能な実施態様に関連して、第1の態様の第5の可能な実施態様において、UEが低消費状態に入ったと判断した後、本方法は、
第1の基地局が、低消費状態にあるUEが使用するための無線リソース制御(RRC)構成情報をUEに送信するステップであって、RRC構成情報はRRC構成インデックスを含み、構成インデックスはRRC構成情報を指示するのに使用される、ステップ
をさらに含む。
第2の態様によれば、本発明の一実施形態はモビリティ管理方法を提供し、本方法は、
第1の基地局によって送信された接続状態にあるユーザ機器(UE)の接続コンテキストを受信するステップと、
UEは低消費状態にあると判断し、接続コンテキストを格納するステップであって、低消費状態では、UEは、接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う、ステップと、
コア・ネットワーク・デバイスがUEに関連したコア・ネットワーク・インターフェースをコンテキスト格納ノードに切り換えるように、コア・ネットワーク・デバイスにパス切換え要求を送信するステップと
を含みうる。
第2の態様に関連して、第2の態様の第1の可能な実施態様において、第1の基地局によって送信された接続状態にあるユーザ機器(UE)の接続コンテキストを受信するステップの前に、本方法は、
UEのソース識別子を割り振り、第1の基地局にソース識別子を送信するステップ
を含む。
第2の態様または第2の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第2の態様の第2の可能な実施態様において、UEが低消費状態にあると判断するステップの後に、本方法は、
第2の基地局によって送信された接続コンテキスト転送要求を受信するステップであって、接続コンテキストは、UEが低消費状態に入るときにコンテキスト格納ノードによって格納される接続状態にあるUEの接続コンテキストであり、コンテキスト転送要求はソース識別子を搬送し、第2の基地局はUEの現在のサービング基地局である、ステップと、
転送要求で搬送されたソース識別子に基づいて第2の基地局に接続コンテキストを送信するステップと
をさらに含む。
第2の態様、第2の態様の第1の可能な実施態様または第2の態様の第2の可能な実施態様に関連して、第2の態様の第3の可能な実施態様において、UEが低消費状態にあると判断するステップの後に、本方法は、
第2の基地局によって送信された通知メッセージを受信し、格納するステップであって、通知メッセージは、第1の基地局が通知メッセージに基づいてUEの現在のサービングセルを決定するように、UEのソース識別子およびUEが現在位置しているサービングセルのセル識別子を搬送する、ステップ
をさらに含む。
2の態様の第3の可能な実施態様に関連して、第2の態様の第4の可能な実施態様において、通知メッセージはUEの検証情報を搬送し、検証情報は、ソース識別子と接続コンテキストに格納された鍵とに基づいてUEによって生成された識別検証情報であり、第2の基地局によって送信された通知メッセージを受信し、格納するステップの後に、本方法は、
コンテキスト格納ノードが、ソース識別子と検証情報とに基づいてUEは有効なUEであるかどうか判断するステップ
をさらに含む。
第2の態様、第2の態様の第1の可能な実施態様、第2の態様の第2の可能な実施態様、第2の態様の第3の可能な実施態様、または第2の態様の第4の可能な実施態様に関連して、第2の態様の第5の可能な実施態様において、UEが低消費状態にあると判断するステップの後に、本方法は、
コンテキスト格納ノードが、コンテキスト格納ノードにUEの下りデータが到着したときに、第2の基地局に接続コンテキストおよびソース識別子を送信するステップであって、接続コンテキストは、UEが低消費状態に入るときにコンテキスト格納ノードによって格納される接続状態にあるUEの接続コンテキストであり、第2の基地局はUEの現在のサービング基地局である、ステップ
をさらに含む。
第3の態様によれば、本発明の一実施形態はモビリティ管理方法を提供し、本方法は、
第1のセルにおいて接続状態にあるユーザ機器UEが、UEのソース識別子を決定するステップであって、ソース識別子はUEを識別するのに使用される、ステップと、
UE、事前設定アクティブ化条件が満たされたときに低消費状態に入ることを許可するステップであって、低消費状態では、UEは、接続状態にあるUEの接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う、ステップと、
第1の事前設定条件が満たされたときにUEが、第2のセルが属する第2の基地局にソース識別子を報告するステップであって、第2のセルはUEが現在キャンプオンしているサービングセルである、ステップと
を含みうる。
第3の態様に関連して、第3の態様の第1の可能な実施態様において、第1のセルにおいて接続状態にあるユーザ機器(UE)が、UEのソース識別子を決定するステップは、
UEの国際移動体加入者識別情報(IMSI)、一時識別情報(T−MISI)、および無線ネットワーク一時識別子(RNTI)のうちの少なくとも1つをソース識別子として決定するステップ、または第1の基地局によって送信されたソース識別子を受信するステップであって、第1の基地局は第1のセルが属する基地局である、ステップ
を含む。
第3の態様または第3の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第2の可能な実施態様において、第1のセルが属する基地局は第1の基地局であり、事前設定アクティブ化条件は、
UEが、第1の基地局によって送信された、低消費に入るよう命令する制御命令を受信するという条件、
UEが第1のセルを離れるという条件、
第1の事前設定期間においてUEと第1の基地局との間でデータ伝送が行われないという条件、
UEのタイミング・アドバンス・タイマ(TA timer)が満了し、またはUEのTA timerが満了し、TA timerが第2の事前設定期間において再実行しないという条件、および
間欠受信(DRX)状態に入った後、UEが第3の事前設定期間においてDRX状態から出ないという条件
のうちの少なくとも1つを含む。
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実施態様または第3の態様の第2の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第3の可能な実施態様において事前設定アクティブ化条件が満たされたときに、UEが低消費状態に入ることを許可するステップの後に、本方法は、
UEが、第2の事前設定条件が満たされたときに低消費状態から出るステップ
をさらに含み、
前記第2の事前設定条件は、
UEが現在キャンプオンしているサービングセルが変化すること、またはUEが現在キャンプオンしているサービングセルが指定されたセル設定範囲を越えること、またはUEが現在キャンプオンしているサービングセルと第1のセルとが同じ事前設定エリアにも同じ基地局にも属さないこと、またはUEが、第2の基地局にソース識別子を送信し、ソース識別子について第2の基地局によって送信されたアクセス拒絶指示を受信すること、またはUEが第2のセルのシステム情報ブロードキャストを読み取り、システム情報ブロードキャストが低消費状態にあるUEにアクセス権の取得を許可するための指示を搬送しないこと、またはUEが上りデータの送信を必要とすること
を含む。
第3の態様の第3の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第4の可能な実施態様において、UEが、第2の事前設定条件が満たされたときに低消費状態から出るステップは、第2の事前設定条件が満たされたときに、UEが、接続コンテキストをクリアし、アイドル状態に入るステップ、を含む。
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実施態様、第3の態様の第2の可能な実施態様、第3の態様の第3の可能な実施態様、第3の態様の第4の可能な実施態様、または第3の態様の第5の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第6の可能な実施態様において、第1の事前設定条件が満たされたときにUEが、第2のセルが属する第2の基地局にソース識別子を報告するステップの前に、本方法は、
UEが、第2のセルのシステム情報ブロードキャストを受信し、読み取るステップと、
システム情報ブロードキャストが低消費状態にあるUEにアクセス権の取得を許可するための指示を搬送する場合、アクセス指示に基づいてUEが、第2の基地局にソース識別子を送信することを決定するステップと
を含む。
第3の態様の第10の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第11の可能な実施態様において、確認情報に基づいて、専用UE識別子を使用すべきかどうか判断するステップは、
確認情報に基づいてUEが、専用UE識別子を使用しないことを決定するステップ、またはUEが、確認情報に基づいて専用UE識別子を使用し、低消費状態から出るステップ、またはUEが、確認情報に基づいて専用UE識別子を使用し、低消費状態にとどまるステップ、またはUEが、専用UE識別子を使用し、確認情報で搬送された、UEに低消費状態から出るよう命令する命令に基づいて低オーバヘッド状態から出るステップ
を含む。
第3の態様の第11の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第12の可能な実施態様において、UEが、専用UE識別子を使用するステップの後に、本方法は、
UEが現在キャンプオンしているサービングセルのセル識別子に基づいて接続コンテキスト内の鍵を更新するステップ
を含む。
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実施態様、第3の態様の第2の可能な実施態様、第3の態様の第3の可能な実施態様、第3の態様の第4の可能な実施態様、第3の態様の第5の可能な実施態様、第3の態様の第6の可能な実施態様、第3の態様の第7の可能な実施態様、第3の態様の第8の可能な実施態様、第3の態様の第9の可能な実施態様、第3の態様の第10の可能な実施態様、第3の態様の第11の可能な実施態様、第3の態様の第12の可能な実施態様、または第3の態様の第13の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第14の可能な実施態様において事前設定アクティブ化条件が満たされたときにUEが低消費状態に入ることを許可するステップの後に、本方法は、
UEが、ソース識別子に基づいてページングをモニタするステップ
をさらに含む。
第3の態様、第3の態様の第1の可能な実施態様、第3の態様の第2の可能な実施態様、第3の態様の第3の可能な実施態様、第3の態様の第4の可能な実施態様、第3の態様の第5の可能な実施態様、第3の態様の第6の可能な実施態様、第3の態様の第7の可能な実施態様、第3の態様の第8の可能な実施態様、第3の態様の第9の可能な実施態様、第3の態様の第10の可能な実施態様、第3の態様の第11の可能な実施態様、第3の態様の第12の可能な実施態様、または第3の態様の第13の可能な実施態様、または第3の態様の第14の可能な実施態様に関連して、第3の態様の第15の可能な実施態様において事前設定アクティブ化条件が満たされたときにUEが低消費状態に入ることを許可するステップの後に、本方法は、
第1の基地局によって送信された無線リソース制御(RRC)構成情報を受信するステップであって、RRC構成情報はRRC構成インデックスを含み、構成インデックスはRRC構成情報を指示するのに使用される、ステップと、
低消費状態にあるUEが、RRC構成情報を使用するステップと
をさらに含む。
第4の態様によれば、本発明の一実施形態はモビリティ管理方法を提供し、本方法は、
第2のセルが属する第2の基地局が、低消費状態にあるユーザ機器(UE)によって報告されたソース識別子を受信するステップであって、低消費状態では、UEは、接続状態にあるUEの接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行い、第1のセルは、UEが低消費状態に入るときのUEのサービングセルであり、第2のセルはUEの現在のサービングセルであり、ソース識別子は、第1のセルが属する第1の基地局においてUEを識別するのに使用される第1のUE識別子を含む、ステップと、
コンテキスト格納ノードにUEの現在のサービングセルが第2のセルであることが知られていることを通知するために、ソース識別子に基づいてコンテキスト格納ノードに第1のUE識別子を送信するステップと
を含みうる。
第4の態様に関連して、第4の態様の第1の可能な実施態様において、ソース識別子は、UEの国際移動体加入者識別情報(IMSI)、一時識別情報(T−MISI)、および無線ネットワーク一時識別子(RNTI)のうちの少なくとも1つを含む。
第4の態様、または第4の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第4の態様の第2の可能な実施態様において、ソース識別子は指示情報をさらに含み、指示情報は、第2の基地局に、UEが低消費状態にあることを通知するのに使用される。
第4の態様、第4の態様の第1の可能な実施態様、または第4の態様の第2の可能な実施態様に関連して、第4の態様の第3の可能な実施態様において、第2のセルが属する第2の基地局が、低消費状態にあるユーザ機器(UE)によって報告されたソース識別子を受信するステップの前に、本方法は、
第2の基地局が、システム情報ブロードキャストを送信するステップであって、システム情報ブロードキャストは、UEが、アクセス指示に基づいて、第2の基地局にソース識別子を送信すべきかどうか判断するように、低消費状態にあるUEにアクセス権の取得を許可するための指示を搬送する、ステップ
を含む。
第4の態様、第4の態様の第1の可能な実施態様、第4の態様の第2の可能な実施態様、または第4の態様の第3の可能な実施態様に関連して、第4の態様の第4の可能な実施態様において、第2のセルが属する第2の基地局が、低消費状態にあるユーザ機器(UE)によって報告されたソース識別子を受信するステップの前に、本方法は、
UEによって送信されたランダム・アクセス・プリアンブルを受信するステップと、
ランダム・アクセス・プリアンブルが事前設定範囲内にある場合に、UEがソース識別子を送信するために事前設定サイズの伝送リソースを使用するように伝送リソースをUEに割り振るステップと
をさらに含む。
第4の態様、第4の態様の第1の可能な実施態様、第4の態様の第2の可能な実施態様、第4の態様の第3の可能な実施態様、第4の態様の第4の可能な実施態様、または第4の態様の第5の可能な実施態様に関連して、第4の態様の第6の可能な実施態様において、第2のセルが属する第2の基地局が、低消費状態にあるユーザ機器(UE)によって報告されたソース識別子を受信するステップは、
第2のセルが属する第2の基地局が、低消費状態にあるユーザ機器(UE)によって送信されたランダム・アクセス・プリアンブルを受信するステップと、
ランダム・アクセス・プリアンブルに基づいてUEに、専用UE識別子およびソース識別子を送信するのに使用される伝送リソースを割り振るステップであって、専用UE識別子は第2のセルでUEを一意に識別するのに使用される識別子である、ステップと、
ソース識別子を受信するために伝送リソースを使用するステップと、
UEにソース識別子を含む確認情報を送信するステップと
を含む。
第4の態様の第6の可能な実施態様に関連して、第4の態様の第7の可能な実施態様において、第2のセルが属する第2の基地局が、低消費状態にあるユーザ機器(UE)によって送信されたランダム・アクセス・プリアンブルを受信するステップの後に、本方法は、
第2の基地局が、報告されたソース識別子に対応する応答メッセージを生成するステップであって、応答メッセージは接続コンテキストに格納された鍵に基づいて暗号化される、ステップと、
UEに暗号化応答メッセージを送信するステップと
をさらに含む。
第4の態様の第6の可能な実施態様または第4の態様の第7の可能な実施態様に関連して、第4の態様の第8の可能な実施態様において、UEにソース識別子を含む確認情報を送信するステップは、
UEが専用UE識別子を使用し、UEに低消費状態から出るよう命令する命令に基づいて低消費状態から出るように、UEに、ソース識別子を含み、命令を搬送する確認メッセージを送信するステップ
を含む。
第4の態様、第4の態様の第1の可能な実施態様、第4の態様の第2の可能な実施態様、第4の態様の第3の可能な実施態様、第4の態様の第4の可能な実施態様、第4の態様の第5の可能な実施態様、第4の態様の第6の可能な実施態様、第4の態様の第7の可能な実施態様、第4の態様の第8の可能な実施態様、または第4の態様の第9の可能な実施態様に関連して、第4の態様の第10可能な実施態様において、ソース識別子に基づいてコンテキスト格納ノードに第1のUE識別子を送信するステップの後に、本方法は、
UEによって送信されたソース識別子および上りデータ指示を受信するステップと、
第2の基地局が、コンテキスト格納ノードに接続コンテキスト転送要求を送信するステップであって、接続コンテキストは、UEが低消費状態に入るときにコンテキスト格納ノードによって格納される接続状態にあるUEの接続コンテキストであり、コンテキスト転送要求はUEのソース識別子を搬送する、ステップと、
コンテキスト格納ノードによって転送された接続コンテキストを受信し、接続コンテキストに基づいてUEへの接続を確立するステップと
をさらに含む。
第4の態様の第10の可能な実施態様に関連して、第4の態様の第11の可能な実施態様において、コンテキスト格納ノードによって転送された接続コンテキストを受信するステップの後に、本方法は、
UEに再割り振りソース識別子を送信するステップであって、再割り振りソース識別子は、第2の基地局においてUEを識別するのに使用される第2のUE識別子を含む、ステップと、
UEに低消費状態から出るよう命令する命令をUEに送信するステップと
をさらに含む。
第4の態様、第4の態様の第1の可能な実施態様、第4の態様の第2の可能な実施態様、第4の態様の第3の可能な実施態様、第4の態様の第4の可能な実施態様、第4の態様の第5の可能な実施態様、第4の態様の第6の可能な実施態様、第4の態様の第7の可能な実施態様、第4の態様の第8の可能な実施態様、第4の態様の第9の可能な実施態様、第4の態様の第10可能な実施態様、第4の態様の第11可能な実施態様、第4の態様の第12可能な実施態様、または第4の態様の第13可能な実施態様に関連して、第4の態様の第14可能な実施態様において、ソース識別子は、無線リソース制御(RRC)構成インデックスをさらに含み、第2のセルが属する第2の基地局が、低消費状態にあるユーザ機器(UE)によって報告されたソース識別子を受信するステップの後に、本方法は、
RRC構成インデックスに基づいて第2の基地局が、UEによって使用されるRRC構成情報を決定するステップ
をさらに含む。
第5の態様によれば、本発明の一実施形態は基地局を提供し、本基地局は第1の基地局であり、第1の基地局は、出力部と、格納部と、処理部とを含むことができ、
格納部は、プログラムコードを格納するように構成されており、処理部は、格納部によって格納されたプログラムコードを呼び出して、
第1のセルが属する第1の基地局が、第1のセルにおいて接続状態にあるユーザ機器(UE)のソース識別子を決定するステップであって、ソース識別子はUEを識別するのに使用される、ステップと、
UEが低消費状態に入ったと判断した後、接続状態にあるUEの接続コンテキストを格納し、またはコンテキスト格納ノードに接続コンテキストを送信するステップであって、UEは、事前設定アクティブ化条件が満たされたときに低消費状態に入り、低消費状態では、UEは、接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う、ステップと
を行うように構成される。
第5の態様に関連して、第5の態様の第1の可能な実施態様において、第1の基地局は入力部をさらに含み、処理部が、第1のセルにおいて接続状態にあるユーザ機器(UE)のソース識別子を決定するように構成されることは具体的には、
入力部を使用して、コンテキスト格納ノードによって送信されたUEのソース識別子を受信すること、または
入力部を使用して、UEによって送信されたUEのソース識別子を受信すること、または
入力部を使用して、コア・ネットワーク・デバイスによって送信されたUEのソース識別子を受信すること
である。
第5の態様または第5の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第5の態様の第2の可能な実施態様において、ソース識別子は、UEの国際移動体加入者識別情報(IMSI)、一時識別情報(T−MISI)、および無線ネットワーク一時識別子(RNTI)のうちの少なくとも1つを含む。
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実施態様、第5の態様の第2の可能な実施態様、または第5の態様の第3の可能な実施態様に関連して、第5の態様の第4の可能な実施態様において、事前設定アクティブ化条件は、
第1の基地局が、UEに低消費状態に入るよう命令するのに使用される制御命令をUEに送信するという条件、
第1の事前設定期間において第1の基地局とUEとの間でデータ伝送が行われないという条件、
第1の基地局が、UEのタイミング・アドバンス・タイマ(TA timer)は満了したと判断し、または第1の基地局が、UEのTA timerは満了したと判断し、TA timerが第2の事前設定期間において再実行しないという条件、および
第1の基地局が、UEは、間欠受信(DRX)状態に入った後、第3の事前設定期間においてDRX状態から出ないと判断するという条件
のうちの少なくとも1つまたはこれらの組み合わせを含む。
第5の態様、第5の態様の第1の可能な実施態様、第5の態様の第2の可能な実施態様、第5の態様の第3の可能な実施態様、または第5の態様の第4の可能な実施態様に関連して、第5の態様の第5の可能な実施態様において、処理部は、UEが低消費状態に入ったと判断した後、低消費状態にあるUEが使用するための無線リソース制御(RRC)構成情報をUEに送信し、RRC構成情報はRRC構成インデックスを含み、構成インデックスはRRC構成情報を指示するのに使用される、ようにさらに構成される。
第6の態様によれば、本発明の一実施形態はコンテキスト格納ノードを提供し、本コンテキスト格納ノードは、出力部と、格納部と、処理部とを含むことができ、
格納部は、プログラムコードを格納するように構成されており、処理部は、格納部によって格納されたプログラムコードを呼び出して、
入力部を使用して、第1の基地局によって送信された接続状態にあるユーザ機器(UE)の接続コンテキストを受信するステップと、
UEは低消費状態にあると判断し、接続コンテキストを格納するステップであって、低消費状態では、UEは、接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う、ステップと、
コア・ネットワーク・デバイスがUEに関連したコア・ネットワーク・インターフェースをコンテキスト格納ノードに切り換えるように、出力部を使用してコア・ネットワーク・デバイスにパス切換え要求を送信するステップと
を行うように構成される。
第6の態様に関連して、第6の態様の第1の可能な実施態様において、処理部は、入力部を使用して、第1の基地局によって送信された接続状態にあるユーザ機器(UE)の接続コンテキストを受信する前に、UEのソース識別子を割り振り、出力部を使用して第1の基地局にソース識別子を送信する、ようにさらに構成される。
第6の態様または第6の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第6の態様の第2の可能な実施態様において、処理部は、UEが低消費状態にあると判断した後、入力部を使用して、第2の基地局によって送信された接続コンテキスト転送要求を受信し、接続コンテキストは、UEが低消費状態に入るときにコンテキスト格納ノードによって格納される接続状態にあるUEの接続コンテキストであり、コンテキスト転送要求はソース識別子を搬送し、第2の基地局はUEの現在のサービング基地局である、ようにさらに構成され、
転送要求で搬送されたソース識別子に基づいて出力部を使用して第2の基地局に接続コンテキストを送信する、ようにさらに構成される。
第6の態様、第6の態様の第1の可能な実施態様、または第6の態様の第2の可能な実施態様に関連して、第6の態様の第3の可能な実施態様において、処理部は、UEが低消費状態にあると判断した後、入力部を使用して、第2の基地局によって送信された通知メッセージを受信し、格納し、通知メッセージは、第1の基地局が通知メッセージに基づいてUEの現在のサービングセルを決定するように、UEのソース識別子およびUEが現在位置しているサービングセルのセル識別子を搬送する、ようにさらに構成される。
6の態様の第3の可能な実施態様に関連して、第6の態様の第4の可能な実施態様において、通知メッセージはUEの検証情報を搬送し、検証情報は、ソース識別子と接続コンテキストに格納された鍵とに基づいてUEによって生成された識別検証情報であり、処理部は、入力部を使用して、第2の基地局によって送信された通知メッセージを受信し、格納した後、ソース識別子と検証情報とに基づいてUEは有効なUEであるかどうか判断するようにさらに構成される。
第6の態様、第6の態様の第1の可能な実施態様、第6の態様の第2の可能な実施態様、第6の態様の第3の可能な実施態様、または第6の態様の第4の可能な実施態様に関連して、第6の態様の第5の可能な実施態様において、処理部は、UEが低消費状態にあると判断した後、コンテキスト格納ノードにUEの下りデータが到着したときに、出力部を使用して第2の基地局に接続コンテキストおよびソース識別子を送信し、接続コンテキストは、UEが低消費状態に入るときにコンテキスト格納ノードによって格納される接続状態にあるUEの接続コンテキストであり、第2の基地局はUEの現在のサービング基地局である、ようにさらに構成される。
第7の態様によれば、本発明の一実施形態はユーザ機器UEを提供し、本UEは、出力部と、格納部と、処理部とを含むことができ、
格納部は、プログラムコードを格納するように構成されており、処理部は、格納部によって格納されたプログラムコードを呼び出して、
第1のセルにおいて接続状態にあるUEのソース識別子を決定するステップであって、ソース識別子はUEを識別するのに使用される、ステップと、
事前設定アクティブ化条件が満たされたときにUEが低消費状態に入ることを許可するステップであって、低消費状態では、UEは、接続状態にあるUEの接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う、ステップと、
第1の事前設定条件が満たされたときに出力部を使用して、第2のセルが属する第2の基地局にソース識別子を報告するステップであって、第2のセルはUEが現在キャンプオンしているサービングセルである、ステップと
を行うように構成される。
第7の態様に関連して、第7の態様の第1の可能な実施態様において、UEは入力部をさらに含み、処理部が、第1のセルにおいて接続状態にあるUEのソース識別子を決定するように構成されることは具体的には、
UEの国際移動体加入者識別情報(IMSI)、一時識別情報(T−MISI)、および無線ネットワーク一時識別子(RNTI)のうちの少なくとも1つをソース識別子として決定すること、または、入力部を使用して、第1の基地局によって送信されたソース識別子を受信することであって、第1の基地局は第1のセルが属する基地局であること
である。
第7の態様または第7の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第7の態様の第2の可能な実施態様において、第1のセルが属する基地局は第1の基地局であり、事前設定アクティブ化条件は、
UEが、第1の基地局によって送信された、低消費状態に入るよう命令する制御命令を受信するという条件、
UEが第1のセルを離れるという条件、
第1の事前設定期間においてUEと第1の基地局との間でデータ伝送が行われないという条件、
UEのタイミング・アドバンス・タイマ(TA timer)が満了し、またはUEのTA timerが満了し、TA timerが第2の事前設定期間において再実行しないという条件、および
間欠受信(DRX)状態に入った後、UEが第3の事前設定期間においてDRX状態から出ないという条件
のうちの少なくとも1つを含む。
第7の態様、第7の態様の第1の可能な実施態様、または第7の態様の第2の可能な実施態様に関連して、第7の態様の第3の可能な実施態様において、処理部は、事前設定アクティブ化条件が満たされたときにUEが低消費状態に入った後、第2の事前設定条件が満たされたときにUEが低消費状態から出ることを可能にするようにさらに構成され、
第2の事前設定条件は、
UEが現在キャンプオンしているサービングセルが変化すること、またはUEが現在キャンプオンしているサービングセルが指定されたセル設定範囲を越えること、またはUEが現在キャンプオンしているサービングセルと第1のセルとが同じ事前設定エリアにも同じ基地局にも属さないこと、またはUEが、第2の基地局にソース識別子を送信し、ソース識別子について第2の基地局によって送信されたアクセス拒絶指示を受信すること、またはUEが第2のセルのシステム情報ブロードキャストを読み取り、システム情報ブロードキャストが低消費状態にあるUEにアクセス権の取得を許可するための指示を搬送しないこと、またはUEが上りデータの送信を必要とすること
を含む。
第7の態様の第3の可能な実施態様に関連して、第7の態様の第4の可能な実施態様において、処理部が、第2の事前設定条件が満たされたときにUEが低消費状態から出ることを可能にするように構成されることは具体的には、第2の事前設定条件が満たされたときにUEが接続コンテキストをクリアし、アイドル状態に入ることを可能にすること、である。
第7の態様、第7の態様の第1の可能な実施態様、第7の態様の第2の可能な実施態様、第7の態様の第3の可能な実施態様、第7の態様の第4の可能な実施態様、または第7の態様の第5の可能な実施態様に関連して、第7の態様の第6の可能な実施態様において、UEは入力部をさらに含み、処理部は、第1の事前設定条件が満たされたときに出力部を使用して、第2のセルが属する第2の基地局にソース識別子を報告する前に、
入力部を使用して、第2のセルのシステム情報ブロードキャストを受信し、読み取り、
システム情報ブロードキャストが低消費状態にあるUEにアクセス権の取得を許可するための指示を搬送する場合、アクセス指示に基づいて出力部を使用して第2の基地局にソース識別子を送信することを決定する
ようにさらに構成される。
第7の態様の第10可能な実施態様に関連して、第7の態様の第11の可能な実施態様において、処理部が、確認情報に基づいて、専用UE識別子を使用すべきかどうか判断するように構成されることは具体的には、
確認情報に基づいて、専用UE識別子を使用しないことを決定すること、または確認情報に基づいて専用UE識別子を使用し、低消費状態から出ること、または確認情報に基づいて専用UE識別子を使用し、低消費状態にとどまること、または専用UE識別子を使用し、確認情報で搬送された、UEに低消費状態から出るよう命令する命令に基づいて低消費状態から出ること
である。
第7の態様の第11可能な実施態様に関連して、第7の態様の第12の可能な実施態様において、処理部は、専用UE識別子を使用した後、UEが現在キャンプオンしているサービングセルのセル識別子に基づいて接続コンテキスト内の鍵を更新する、ようにさらに構成される。
第7の態様、第7の態様の第1の可能な実施態様、第7の態様の第2の可能な実施態様、第7の態様の第3の可能な実施態様、第7の態様の第4の可能な実施態様、第7の態様の第5の可能な実施態様、第7の態様の第6の可能な実施態様、第7の態様の第7の可能な実施態様、第7の態様の第8の可能な実施態様、第7の態様の第9の可能な実施態様、第7の態様の第10可能な実施態様、第7の態様の第11可能な実施態様、第7の態様の第12可能な実施態様、または第7の態様の第13可能な実施態様に関連して、第7の態様の第14可能な実施態様において、処理部は、事前設定アクティブ化条件が満たされたときにUEが低消費状態に入った後、ソース識別子に基づいてページングをモニタするようにさらに構成される。
第7の態様、第7の態様の第1の可能な実施態様、第7の態様の第2の可能な実施態様、第7の態様の第3の可能な実施態様、第7の態様の第4の可能な実施態様、第7の態様の第5の可能な実施態様、第7の態様の第6の可能な実施態様、第7の態様の第7の可能な実施態様、第7の態様の第8の可能な実施態様、第7の態様の第9の可能な実施態様、第7の態様の第10可能な実施態様、第7の態様の第11可能な実施態様、第7の態様の第12可能な実施態様、第7の態様の第13可能な実施態様、または第7の態様の第14可能な実施態様に関連して、第7の態様の第15可能な実施態様において、UEは入力部をさらに含み、処理部は、事前設定アクティブ化条件が満たされたときにUEが低消費状態に入った後、入力部を使用して、第1の基地局によって送信された無線リソース制御(RRC)構成情報を受信し、RRC構成情報はRRC構成インデックスを含み、構成インデックスはRRC構成情報を指示するのに使用される、ようにさらに構成され、
低消費状態にあるUEが、RRC構成情報を使用することを許可する、ようにさらに構成される。
第8の態様によれば、本発明の一実施形態は基地局を提供し、本基地局は第2の基地局であり、第2の基地局は、出力部と、格納部と、処理部とを含むことができ、
格納部は、プログラムコードを格納するように構成されており、処理部は、格納部によって格納されたプログラムコードを呼び出して、
入力部を使用して、低消費状態にあるユーザ機器(UE)によって報告されたソース識別子を受信するステップであって、低消費状態では、UEは、接続状態にあるUEの接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行い、第1のセルは、UEが低消費状態に入るときのUEのサービングセルであり、第2のセルはUEの現在のサービングセルであり、ソース識別子は、第1のセルが属する第1の基地局においてUEを識別するのに使用される第1のUE識別子を含む、ステップと、
コンテキスト格納ノードにUEの現在のサービングセルが第2のセルであることが知られていることを通知するために、ソース識別子に基づいて出力部を使用してコンテキスト格納ノードに第1のUE識別子を送信するステップと
を行うように構成される。
第8の態様に関連して、第8の態様の第1の可能な実施態様において、ソース識別子は、UEの国際移動体加入者識別情報(IMSI)、一時識別情報(T−MISI)、および無線ネットワーク一時識別子(RNTI)のうちの少なくとも1つを含む。
第8の態様または第8の態様の第1の可能な実施態様に関連して、第8の態様の第2の可能な実施態様において、ソース識別子は指示情報をさらに含み、指示情報は、第2の基地局に、UEが低消費状態にあることを通知するのに使用される。
第8の態様、第8の態様の第1の可能な実施態様、または第8の態様の第2の可能な実施態様に関連して、第8の態様の第3の可能な実施態様において、処理部は、入力部を使用して、低消費状態にあるユーザ機器(UE)によって報告されたソース識別子を受信する前に、出力部を使用してシステム情報ブロードキャストを送信し、システム情報ブロードキャストは、UEが、アクセス指示に基づいて、第2の基地局にソース識別子を送信すべきかどうか判断するように、低消費状態にあるUEにアクセス権の取得を許可するための指示を搬送する、ようにさらに構成される。
第8の態様、第8の態様の第1の可能な実施態様、第8の態様の第2の可能な実施態様、または第8の態様の第3の可能な実施態様に関連して、第8の態様の第4の可能な実施態様において、処理部は、入力部を使用して、低消費状態にあるユーザ機器(UE)によって報告されたソース識別子を受信する前に、
入力部を使用して、UEによって送信されたランダム・アクセス・プリアンブルを受信し、
ランダム・アクセス・プリアンブルが事前設定範囲内にある場合に、UEがソース識別子を送信するために事前設定サイズの伝送リソースを使用するように伝送リソースをUEに割り振る
ようにさらに構成される。
第8の態様、第8の態様の第1の可能な実施態様、第8の態様の第2の可能な実施態様、第8の態様の第3の可能な実施態様、第8の態様の第4の可能な実施態様、または第8の態様の第5の可能な実施態様に関連して、第8の態様の第6の可能な実施態様において、処理部が、入力部を使用して、低消費状態にあるユーザ機器(UE)によって報告されたソース識別子を受信するように構成されることは具体的には、
入力部を使用して、低消費状態にあるユーザ機器(UE)によって送信されたランダム・アクセス・プリアンブルを受信することと、
ランダム・アクセス・プリアンブルに基づいて出力部を使用してUEに、専用UE識別子およびソース識別子を送信するのに使用される伝送リソースを割り振ることであって、専用UE識別子は第2のセルでUEを一意に識別するのに使用される識別子であることと、
入力部を使用してソース識別子を受信するために伝送リソースを使用することと、
出力部を使用してUEにソース識別子を含む確認情報を送信することと
である。
第8の態様の第6の可能な実施態様に関連して、第8の態様の第7の可能な実施態様において、処理部は、入力部を使用して、低消費状態にあるユーザ機器(UE)によって送信されたランダム・アクセス・プリアンブルを受信した後、報告されたソース識別子に対応する応答メッセージを生成し、応答メッセージは接続コンテキストに格納された鍵に基づいて暗号化される、ようにさらに構成され、
出力部を使用してUEに暗号化応答メッセージを送信する、ようにさらに構成される。
第8の態様の第6の可能な実施態様または第8の態様の第7の可能な実施態様に関連して、第8の態様の第8の可能な実施態様において、処理部が、出力部を使用してUEにソース識別子を含む確認情報を送信するように構成されることは具体的には、
UEが専用UE識別子を使用し、UEに低消費状態から出るよう命令する命令に基づいて低消費状態から出るように、出力部を使用してUEに、ソース識別子を含み、命令を搬送する確認メッセージを送信すること
である。
第8の態様、第8の態様の第1の可能な実施態様、第8の態様の第2の可能な実施態様、第8の態様の第3の可能な実施態様、第8の態様の第4の可能な実施態様、第8の態様の第5の可能な実施態様、第8の態様の第6の可能な実施態様、第8の態様の第7の可能な実施態様、第8の態様の第8の可能な実施態様、または第8の態様の第9の可能な実施態様に関連して、第8の態様の第10可能な実施態様において、処理部は、ソース識別子に基づいてコンテキスト格納ノードに第1のUE識別子を送信した後、入力部を使用して、UEによって送信されたソース識別子および上りデータ指示を受信し、
出力部を使用してコンテキスト格納ノードに接続コンテキスト転送要求を送信し、接続コンテキストは、UEが低消費状態に入るときにコンテキスト格納ノードによって格納される接続状態にあるUEの接続コンテキストであり、コンテキスト転送要求はUEのソース識別子を搬送する、ようにさらに構成され、
入力部を使用して、コンテキスト格納ノードによって転送された接続コンテキストを受信し、接続コンテキストに基づいてUEへの接続を確立する、ようにさらに構成される。
第8の態様の第10の可能な実施態様に関連して、第8の態様の第11の可能な実施態様において、処理部は、入力部を使用して、コンテキスト格納ノードによって転送された接続コンテキストを受信した後、出力部を使用してUEに再割り振りソース識別子を送信し、再割り振りソース識別子は、第2の基地局においてUEを識別するのに使用される第2のUE識別子を含む、ようにさらに構成され、
出力部を使用して、UEに低消費状態から出るよう命令する命令をUEに送信する、ようにさらに構成される。
第8の態様、第8の態様の第1の可能な実施態様、第8の態様の第2の可能な実施態様、第8の態様の第3の可能な実施態様、第8の態様の第4の可能な実施態様、第8の態様の第5の可能な実施態様、第8の態様の第6の可能な実施態様、第8の態様の第7の可能な実施態様、第8の態様の第8の可能な実施態様、第8の態様の第9の可能な実施態様、第8の態様の第10可能な実施態様、第8の態様の第11の可能な実施態様、第8の態様の第12可能な実施態様、または第8の態様の第13可能な実施態様に関連して、第8の態様の第14可能な実施態様において、ソース識別子は、無線リソース制御(RRC)構成インデックスをさらに含み、処理部は、入力部を使用して、低消費状態にあるユーザ機器(UE)によって報告されたソース識別子を受信した後、RRC構成インデックスに基づいて、UEによって使用されるRRC構成情報を決定する、ようにさらに構成される。
本発明の実施形態では、低消費状態は、この状態にあるUEが、接続状態にあるUEの接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行うように設計される。加えて、低消費状態にあるUEは、コンテキスト格納ノードによって割り振られたソース識別子を受信し、特定の条件が満たされた場合に移動過程でUEの現在のサービング基地局にソース識別子を報告する。最後に、サービング基地局はコンテキスト格納ノードにソース識別子を送信する。このようにして、サービング基地局とソース基地局の両方が、UEの位置情報を知ることができる。具体的には、UEが低消費状態に入った後、UEはセル再選択に基づくモビリティ管理を独立して行い、UEの位置変化情報のみを報告する。コンテキスト格納ノードはUEの位置変化情報を格納、トレースし、そのため基地局はUEの移動を厳密に制御しない。これにより、ハンドオーバ手順が簡素化され、ネットワークデバイスの通信リソースが節約される。さらに、UEが低消費状態に入った後、コンテキスト格納ノードとUEの両方がUEの接続コンテキストを格納する。したがって、UEに上りデータ通信または下りデータ通信を行う必要がある場合、基地局は、データを送信するためにコンテキスト格納ノードからUEの接続コンテキストを迅速に取得し、UEをUEの現在のサービング基地局にハンドオーバすることができる。これによりデータ伝送の効率性が保証される。
本発明の実施形態では、UEは、無線アクセスネットワーク(Radio Access Network、RAN)を使用して1または複数のコアネットワーク(Core Network)と通信しうることをさらに理解されたい。UEは、アクセス端末、端末機器、加入者ユニット、加入者局、移動局、リモート局、リモート端末、モバイル機器、ユーザ端末、端末、無線通信機器、ユーザエージェント、またはユーザ装置ともよばれうる。UEは、携帯電話、コードレス電話機、スマートフォン、セッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol、SIP)電話、ワイヤレス・ローカル・ループ(Wireless Local Loop、WLL)局、スマートバンド、スマート・ウェアラブル・デバイス、MP3(Moving Picture Experts Group Audio Layer III、ムービング・ピクチャ・エキスパート・グループ・オーディオ・レイヤ3)プレーヤ、MP4(Moving Picture Experts Group Audio Layer IV、ムービング・ピクチャ・エキスパート・グループ・オーディオ・レイヤ4)プレーヤ、パーソナル・デジタル・アシスタント(Personal Digital Assistant、PDA)、無線通信機能を有するハンドヘルドデバイス、無線モデムに接続されたコンピューティングデバイスまたは別の処理装置、車載端末、将来の5Gネットワークにおける端末機器などであってよい。
S201.第1のセルが属する第1の基地局は、第1のセルにおいて接続状態にあるユーザ機器(UE)のソース識別子を決定し、ソース識別子はUEを識別するのに使用される。
具体的には、第1の基地局が、第1のセルにおいて接続状態にあるユーザ機器(UE)のソース識別子を決定する具体的な方法は以下であってよい。
さらに、ソース識別子は、UEの国際移動体加入者識別情報(IMSI)、一時識別情報(T−MISI)、および無線ネットワーク一時識別子(RNTI)のうちの少なくとも1つを含む。
S202.第1のセルにおいて接続状態にあるユーザ機器(UE)は、UEのソース識別子を決定し、ソース識別子はUEを識別するのに使用される。
具体的には、UEの国際移動体加入者識別情報(IMSI)、一時識別情報(T−MISI)、および無線ネットワーク一時識別子(RNTI)のうちの少なくとも1つをソース識別子として決定し、または第1の基地局によって送信されたソース識別子を受信。第1の基地局は、第1のセルが属する基地局は第1の基地局である。具体的には、無線ネットワーク一時識別子は、第1のセルを識別するのに使用される第1のセル識別子と、第1のセルにおいてUEを一意に識別するのに使用される第1のUE識別子とを含む。あるいは、ソース識別子は、第1の基地局を一意に識別するのに使用される第1の基地局識別子と、第1の基地局においてUEを一意に識別するのに使用される第1のUE識別子とを含む。具体的には、例えば、第1のセル識別子は、セルグローバル識別子ECGI、物理セル識別子PCI、およびエリアの識別子とエリアにおける第1のセルの識別子とを含むセル識別子のうちの少なくとも1つを含む。エリアは、ネットワーク上で分割された特定のセル範囲である。例えば、256セルが1つのエリアである場合、エリアの識別子は8ビットを含み、エリアは最大256セルをサポートし、エリアにおけるセルの識別子は8ビットを含む。したがって、セル識別子は16ビットを含み、最初の8ビットはエリアの識別子であり、最後の8ビットはエリアにおけるセルの識別子である。同様に、基地局識別子は、エリアの識別子とエリアにおける基地局の識別子とを含みうる。
S203.UEは、事前設定アクティブ化条件が満たされたときに低消費状態に入り、低消費状態では、UEは、接続状態にあるUEの接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う。
具体的には、UE側では、事前設定アクティブ化条件は、
UEが、第1の基地局によって送信された、低消費状態に入るよう命令する制御命令を受信するという条件、
UEが第1のセルを離れるという条件、
第1の事前設定期間においてUEと第1の基地局との間でデータ伝送が行われないという条件、
UEのタイミング・アドバンス・タイマ(TA timer)が満了し、またはUEのTA timerが満了し、TA timerが第2の事前設定期間において再実行しないという条件、および
間欠受信(DRX)状態に入った後、UEが第3の事前設定期間においてDRX状態から出ないという条件
のうちの少なくとも1つを含む。
さらに、UEは、第2の事前設定条件が満たされたときに低消費状態から出る。第2の事前設定条件は、
UEが現在キャンプオンしているサービングセルが変化するという条件、または
UEが現在キャンプオンしているサービングセルが指定されたセル設定範囲を越えるという条件、または
UEが現在キャンプオンしているサービングセルと第1のセルとが同じ事前設定エリアにも同じ基地局にも属さないという条件、または
UEが、第2の基地局にソース識別子を送信し、ソース識別子について第2の基地局によって送信されたアクセス拒絶指示を受信するという条件、または
UEが第2のセルのシステム情報ブロードキャストを読み取り、システム情報ブロードキャストが低消費状態にあるUEにアクセス権の取得を許可するための指示を搬送しないという条件、または
UEが上りデータの送信を必要とするという条件
のうちの少なくとも1つを含む。UEが現在キャンプオンしているサービングセルと第1のセルとが同じ事前設定エリアにも同じ基地局にも属さないことは具体的には、UEが、第1のセルのシステム情報ブロードキャストで搬送されたエリア識別子と、現在キャンプオンしているセルのシステム情報ブロードキャストで搬送されたエリア識別子とに基づいて、UEが現在キャンプオンしているサービングセルと第1のセルとが同じ事前設定エリアに属するかどうか判断すること、である。あるいは、UEは、第1のセルのシステム情報ブロードキャストで搬送された基地局識別子と、現在キャンプオンしているセルのシステム情報ブロードキャストで搬送された基地局識別子とに基づいて、UEが現在キャンプオンしているサービングセルと第1のセルとが同じ基地局に属するかどうか判断する。
さらに、UEは、第2の事前設定条件が満たされたときに接続コンテキストをクリアし、アイドル状態に入る。さらに、UEは、UEの上位層に、UEが低消費状態から出ることを通知する。
任意選択の実施態様において、事前設定アクティブ化条件が満たされたときにUEが低消費状態に入った後、UEは、第1の基地局によって送信された無線リソース制御(RRC)構成情報を受信する。RRC構成情報は、RRC構成インデックスを含む。RRC構成インデックスは、RRC構成情報を指示するのに使用される。低消費状態にあるUEは、RRC構成情報を使用する。
任意選択の実施態様において、事前設定アクティブ化条件が満たされたときにUEが低消費状態に入った後、UEは、第1のセルにおけるUEの専用UE識別子を解除する。
任意選択の実施態様において、事前設定アクティブ化条件が満たされたときにUEが低消費状態に入った後、UEは、ソース識別子に基づいてページングをモニタする。
本発明における低消費状態は、本発明で定義されたUE状態であることに留意されたい。低消費状態の特性は、接続コンテキストを格納すること、およびセル再選択に基づいてモビリティを行うことを含む。低消費状態は、低シグナリングオーバヘッドおよび低電力消費を特徴とする。したがって、本発明ではこの状態を低消費状態と呼ぶ。低消費状態は、接続状態の下位状態またはアイドル状態の拡張状態であってもよく、これについては本発明では限定されない。
S204.第1の基地局は、UEが低消費状態に入ったと判断した後、コンテキスト格納ノードに接続コンテキストを送信する。
具体的には、第1の基地局側では、事前設定アクティブ化条件は、
第1の基地局が、UEに低消費状態に入るよう命令するのに使用される制御命令をUEに送信するという条件、
第1の事前設定期間において第1の基地局とUEとの間でデータ伝送が行われないという条件、
第1の基地局が、UEのタイミング・アドバンス・タイマ(TA timer)は満了したと判断し、または第1の基地局が、UEのTA timerは満了したと判断し、TA timerが第2の事前設定期間において再実行しないという条件、および
第1の基地局が、UEは、間欠受信(DRX)状態に入った後、第3の事前設定期間においてDRX状態から出ないと判断するという条件
のうちの少なくとも1つを含む。第1の基地局によってUEに送信され、UEに低消費状態に入るよう命令するのに使用される制御命令は、RRCシグナリングであってもよく、MAC層シグナリングまたは物理層シグナリングであってもよい。制御命令とソース識別子とは同じメッセージでUEに送信されてもよく、異なるメッセージでUEに送信されてもよく、これについては本発明では限定されない。
任意選択の実施態様において、第1の基地局は、UEが低消費状態に入ったと判断した後、接続状態にあるUEの接続コンテキストを格納する。UEは、事前設定アクティブ化条件が満たされたときに低消費状態に入る。低消費状態では、UEは、接続コンテキストを格納し、移動過程のセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う。
任意選択の実施態様において、第1の基地局がUEは低消費状態に入ったと判断した後、第1の基地局はUEに、低消費状態にあるUEが使用するための無線リソース制御(RRC)構成情報をさらに送信する。さらに、RRC構成情報は、RRC構成インデックスを含む。構成インデックスは、RRC構成情報を指示するのに使用される。任意選択で、RRC構成は、低消費状態にあるUEの無線ベアラ構成を含む。無線ベアラ構成は、シグナリング無線ベアラ構成および/またはデータ無線ベアラ構成を含む。さらに任意選択で、RRC構成は、鍵情報を含みうる。鍵情報は、暗号化伝送が行われるときに使用される。
S205.コンテキスト格納ノードは、第1の基地局によって送信された接続状態にあるユーザ機器(UE)の接続コンテキストを受信し、低消費状態では、UEは、接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う。
任意選択の実施態様において、第1の基地局によって送信された接続状態にあるユーザ機器(UE)の接続コンテキストを受信する前に、コンテキスト格納ノードは、UEのソース識別子を割り振り、第1の基地局にソース識別子を送信する。
S206.コンテキスト格納ノードは、UEが低消費状態にあると判断し、接続コンテキストを格納し、低消費状態では、UEは、接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う。
任意選択の実施態様において、コンテキスト格納ノードがUEは低消費状態にあると判断した後、コンテキスト格納ノードは、第2の基地局によって送信された接続コンテキスト転送要求をさらに受信し、接続コンテキストは、UEが低消費状態に入るときにコンテキスト格納ノードによって格納される接続状態にあるUEの接続コンテキストであり、コンテキスト転送要求はソース識別子を搬送し、第2の基地局はUEの現在のサービング基地局であり、コンテキスト格納ノードは、転送要求で搬送されたソース識別子に基づいて第2の基地局に接続コンテキストを送信する。さらに、コンテキスト格納ノードが第2の基地局に接続コンテキストを送信することは、第2の基地局がコア・ネットワーク・データ・パスを第2の基地局に切り換えるべきかどうか判断するように、コンテキスト格納ノードが第2の基地局にコア・ネットワーク・データ・パス切換え指示をさらに送信すること、をさらに含む。
任意選択の実施態様において、コンテキスト格納ノードがUEは低消費状態にあると判断した後、コンテキスト格納ノードは、第2の基地局によって送信された通知メッセージをさらに受信し、格納する。通知メッセージは、第1の基地局が通知メッセージに基づいてUEの現在のサービングセルを決定するように、UEのソース識別子およびUEが現在位置しているサービングセルのセル識別子を搬送する。さらに、通知メッセージはUEの検証情報を搬送する。検証情報は、ソース識別子と接続コンテキストに格納された鍵とに基づいてUEによって生成された識別検証情報である。コンテキスト格納ノードが第2の基地局によって送信された通知メッセージを受信し、格納した後、コンテキスト格納ノードは、ソース識別子と検証情報とに基づいてUEが有効なUEであるかどうかさらに判断する。
任意選択の実施態様において、コンテキスト格納ノードがUEは低消費状態にあると判断した後、コンテキスト格納ノードは、コンテキスト格納ノードにUEの下りデータが到着したときに、第2の基地局に接続コンテキストおよびソース識別子を送信する。接続コンテキストは、UEが低消費状態に入るときにコンテキスト格納ノードによって格納される接続状態にあるUEの接続コンテキストである。第2の基地局は、UEの現在のサービング基地局である。さらに、コンテキスト格納ノードが第2の基地局に接続コンテキストを送信することは、第2の基地局がコア・ネットワーク・データ・パスを第2の基地局に切り換えるべきかどうか判断するように、コンテキスト格納ノードが第2の基地局にコア・ネットワーク・データ・パス切換え指示をさらに送信すること、をさらに含む。
任意選択の実施態様において、第1の事前設定条件が満たされたときに、UEが第2の基地局にソース識別子を報告する前に、UEは、第2のセルのシステム情報ブロードキャストを受信し、読み取る。システム情報ブロードキャストが低消費状態にあるUEにアクセス権の取得を許可するための指示を搬送する場合、アクセス指示に基づいて、第2の基地局にソース識別子を送信することを決定する。
任意選択の実施態様において、UEが第2の基地局にソース識別子を報告した後、UEは、第2の基地局によって送信された暗号化応答メッセージを受信し、接続コンテキストに格納された鍵に基づいて解読を行い、解読に成功した後、UEは、応答メッセージに基づいて第2の基地局への接続を確立する。具体的には、UEがソース識別子を報告するプロセスで検証情報が搬送されない場合、基地局はソース識別子に基づいてUEの有効性を判断することができない。したがって、基地局は、ソース識別子のための確認情報を暗号化する。UEは、格納された鍵に基づいて解読を行う。解読に成功した場合、それはUEが有効なUEであることを指示し、応答メッセージに基づいて第2の基地局への接続がさらに確立されうる。応答メッセージは、RRCメッセージまたはMAC制御メッセージであってよい。RRCメッセージは、RRC接続確立確認メッセージ、RRC接続再確立メッセージ、またはRRC接続再構成メッセージであってよい。ソース識別子は、RRC接続確立要求またはRRC接続再確立要求を使用して第2の基地局に送信されてよい。
UEは、確認情報に基づいて、専用UE識別子を使用しないことを決定すること、または
UEは、確認情報に基づいて専用UE識別子を使用し、低消費状態から出ること、または
UEは、確認情報に基づいて専用UE識別子を使用し、低消費状態にとどまること、または
UEは、専用UE識別子を使用し、確認情報で搬送された、UEに低消費状態から出るよう命令する命令に基づいて低消費状態から出ること。さらに、専用UE識別子を使用した後、UEは、UEが現在キャンプオンしているサービングセルのセル識別子に基づいて接続コンテキスト内の鍵を更新する。さらに、第2の基地局にUEによって報告されるソース識別子は、検証情報をさらに含む。検証情報は、ソース識別子と更新鍵とに基づいてUEによって生成された識別検証情報である。
任意選択の実施態様において、UEによって報告されるソース識別子は指示情報をさらに含む。指示情報は、第2の基地局に、UEが低消費状態にあることを通知するのに使用される。
UEが低消費状態に入った後、セル再選択プロセスの開始は、UEが移動するかどうかに依存することに留意されたい。第1の事前設定条件が満たされたとき、UEのサービングセルは、依然として第1のセルの場合もあり、第1のセルとは異なる別のセルの場合もある。したがって、第2のセルと第1のセルとは、同じセルであってもよく、異なるセルであってもよい。
S209.第2のセルが属する第2の基地局は、低消費状態にあるユーザ機器(UE)によって報告されたソース識別子を受信する。
具体的には、第1のセルは、UEが低消費状態に入るときのUEのサービングセルである。第2のセルはUEの現在のサービングセルである。ソース識別子は、第1のセルが属する第1の基地局においてUEを識別するのに使用される第1のUE識別子である。
任意選択の実施態様において、第2の基地局が低消費状態にあるユーザ機器(UE)によって報告されたソース識別子を受信する前に、第2の基地局はシステム情報ブロードキャストを送信する。システム情報ブロードキャストは、UEがアクセス指示に基づいて第2の基地局にソース識別子を送信すべきかどうか判断するように、低消費状態にあるUEにアクセス権の取得を許可するための指示を搬送する。具体的には、第2の基地局は、システム情報ブロードキャストを使用して、低消費状態にあるUEにアクセス権の取得を許可すべきかどうかを制御する。したがって、UEは、ブロードキャストで搬送された指示に基づいて、ソース識別子を報告できるかどうか判断する。
任意選択の実施態様において、低消費状態にあるユーザ機器(UE)によって報告されたソース識別子を受信する前に、第2の基地局は、UEによって送信されたランダム・アクセス・プリアンブルを受信し、ランダム・アクセス・プリアンブルが事前設定範囲内にある場合に、UEがソース識別子を送信するために事前設定サイズの伝送リソースを使用するように伝送リソースをUEに割り振る。さらに、事前設定範囲内のランダム・アクセス・プリアンブルは、事前定義されたプリアンブルまたは第2の基地局によって構成された受け取られたプリアンブルである。
任意選択の実施態様において、第2の基地局が低消費状態にあるユーザ機器(UE)によって報告されたソース識別子を受信することは具体的には、第2のセルが属する第2の基地局が、低消費状態にあるユーザ機器(UE)によって送信されたランダム・アクセス・プリアンブルを受信し、ランダム・アクセス・プリアンブルに基づいてUEに、専用UE識別子およびソース識別子を送信するのに使用される伝送リソースを割り振り、専用UE識別子は第2のセルでUEを一意に識別するのに使用される識別子であり、第2の基地局が、ソース識別子を受信するために伝送リソースを使用し、UEにソース識別子を含む確認情報を送信すること、である。さらに、第2の基地局がUEにソース識別子を含む確認情報を送信することは具体的には、第2の基地局が、UEが専用UE識別子を使用し、UEに低消費状態から出るよう命令する命令に基づいて低消費状態から出るように、UEに、ソース識別子を含み、命令を搬送する確認メッセージを送信すること、である。
任意選択の実施態様において、UEによって報告され、第2の基地局によって受信されるソース識別子は、無線リソース制御(RRC)構成インデックスをさらに含む。低消費状態にあるUEによって報告されたソース識別子を受信した後、第2の基地局は、RRC構成インデックスに基づいて、UEによって使用されるRRC構成情報を決定する。
任意選択の実施態様において、低消費状態にあるユーザ機器(UE)によって送信されたランダム・アクセス・プリアンブルを受信した後、第2の基地局は、報告されたソース識別子に対応する応答メッセージを生成し、応答メッセージは接続コンテキストに格納された鍵に基づいて暗号化され、第2の基地局は、UEに暗号化応答メッセージを送信する。
任意選択の実施態様において、第2の基地局は、コンテキスト格納ノードに通知メッセージを送信する。通知メッセージは、UEのソース識別子およびUEが現在位置している第2のセルの第2のセル識別子を搬送する。第2のセルは、UEが現在キャンプオンしているサービングセルである。コンテキスト格納ノードは、第2の基地局によって送信された通知メッセージを受信し、ソース識別子および第2のセル識別子に基づいて、UEが現在キャンプオンしているサービングセルは第2のセルであると判断する。さらに、通知メッセージはUEの検証情報を搬送する。検証情報は、ソース識別子と接続コンテキストに含まれる鍵とに基づいてUEによって生成された識別検証情報である。コンテキスト格納ノードは、ソース識別子と検証情報とに基づいてUEは有効なUEであるかどうかさらに判断する。
本発明の本実施形態では、本発明で実施される対話手順は、すべてのステップを同時に行うことだけに限定されない。すなわち、UE、第1の基地局、および第2の基地局の処理ステップは、UE、第1の基地局、および第2の基地局において、それぞれ独立して行われてよい。UE、第1の基地局、および第2の基地局を含む任意の機器を別々に実施することも、本発明の本実施形態の保護範囲内に含まれる。
本発明の本実施形態では、低消費状態は、この状態にあるUEが、接続状態にあるUEの接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行うように設計される。加えて、低消費状態にあるUEは、コンテキスト格納ノードによって割り振られたソース識別子を受信し、特定の条件が満たされた場合に移動過程でUEの現在のサービング基地局にソース識別子を報告する。最後に、サービング基地局はコンテキスト格納ノードにソース識別子を送信する。このようにして、サービング基地局とソース基地局の両方が、UEの位置情報を知ることができる。具体的には、UEが低消費状態に入った後、UEはセル再選択に基づくモビリティ管理を独立して行い、UEの位置変化情報のみを報告する。コンテキスト格納ノードはUEの位置変化情報を格納、トレースし、そのため基地局はUEの移動を厳密に制御しない。これにより、ハンドオーバ手順が簡素化され、ネットワークデバイスの通信リソースが節約される。さらに、UEが低消費状態に入った後、コンテキスト格納ノードとUEの両方がUEの接続コンテキストを格納する。したがって、UEに上りデータ通信または下りデータ通信を行う必要がある場合、基地局は、データを送信するためにコンテキスト格納ノードからUEの接続コンテキストを迅速に取得し、UEをUEの現在のサービング基地局にハンドオーバすることができる。これによりデータ伝送の効率性が保証される。
S301.第1のセルが属する第1の基地局は、第1のセルにおいて接続状態にあるユーザ機器(UE)のソース識別子を決定し、ソース識別子はUEを識別するのに使用される。
S302.第1のセルにおいて接続状態にあるユーザ機器(UE)は、UEのソース識別子を決定し、ソース識別子はUEを識別するのに使用される。
S303.UEは、事前設定アクティブ化条件が満たされたときに低消費状態に入り、低消費状態では、UEは、接続状態にあるUEの接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う。
S304.第1の基地局は、UEが低消費状態に入ったと判断した後、コンテキスト格納ノードに接続コンテキストを送信する。
任意選択の実施態様において、第1の基地局がUEは低消費状態に入ったと判断した後、第1の基地局は、接続状態にあるUEの接続コンテキストを格納する。低消費状態では、UEは、接続コンテキストを格納し、移動過程のセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う。
S305.コンテキスト格納ノードは、第1の基地局によって送信された接続状態にあるユーザ機器(UE)の接続コンテキストを受信し、低消費状態では、UEは、接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う。
S306.コンテキスト格納ノードは、UEが低消費状態にあると判断し、接続コンテキストを格納し、低消費状態では、UEは、接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う。
任意選択の実施態様において、接続コンテキストを受信した後、第2の基地局は、ソース識別子に基づいてUEの構成情報を決定し、ソース識別子に基づいて、UEをトリガして上りリンクアクセスを行わせる。さらに、ソース識別子に基づいて、UEをトリガして上りリンクアクセスを行わせることは具体的には、
ソース識別子に基づいてUEをページングすること、またはソース識別子に基づいてUEの専用UE識別子を決定し、専用UE識別子に基づいてUEに上りリンクアクセスコマンドを送信すること、またはソース識別子に基づいてUEの専用UE識別子を決定し、専用UE識別子に基づいてUEをページングすること
である。
任意選択の実施態様において、コンテキスト格納ノードによって転送された接続コンテキストを受信した後、第2の基地局は、UEに再割り振りソース識別子をさらに送信し、再割り振りソース識別子は、第2の基地局においてUEを識別するのに使用される第2のUE識別子を含み、第2の基地局は、UEに低消費状態から出るよう命令する命令をUEに送信する。
本発明の本実施形態では、本発明で実施される対話手順は、すべてのステップを同時に行うことだけに限定されない。すなわち、UE、第1の基地局、および第2の基地局の処理ステップは、UE、第1の基地局、および第2の基地局において、それぞれ独立して行われてよい。UE、第1の基地局、および第2の基地局を含む任意の機器を別々に実施することも、本発明の本実施形態の保護範囲内に含まれる。
本発明の本実施形態では、低消費状態は、この状態にあるUEが、接続状態にあるUEの接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行うように設計される。加えて、低消費状態にあるUEは、ソース基地局によって送信されたソース識別子を受信し、特定の条件が満たされた場合に移動過程でUEの現在のサービング基地局にソース識別子を報告する。最後に、サービング基地局はソース基地局にソース識別子を送信する。このようにして、サービング基地局とソース基地局の両方が、UEの位置情報を知ることができる。具体的には、UEが低消費状態に入った後、UEはセル再選択に基づくモビリティ管理を独立して行い、UEの位置変化情報のみを報告する。これにより、ハンドオーバ手順が簡素化され、ネットワークデバイスの通信リソースが節約される。さらに、UEが低消費状態に入った後、ソース基地局とUEの両方がUEの接続コンテキストを格納する。したがって、UEに上りデータ通信または下りデータ通信を行う必要がある場合、UEの接続コンテキストは、データ伝送のために、UEの現在のサービング基地局に迅速に切り換えられうる。これによりデータ伝送の効率性が保証される。
S401.第1のセルが属する第1の基地局は、第1のセルにおいて接続状態にあるユーザ機器(UE)のソース識別子を決定し、ソース識別子はUEを識別するのに使用される。
S402.第1のセルにおいて接続状態にあるユーザ機器(UE)は、UEのソース識別子を決定し、ソース識別子はUEを識別するのに使用される。
S403.UEは、事前設定アクティブ化条件が満たされたときに低消費状態に入り、低消費状態では、UEは、接続状態にあるUEの接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う。
S404.第1の基地局は、UEが低消費状態に入ったと判断した後、コンテキスト格納ノードに接続コンテキストを送信する。
S405.コンテキスト格納ノードは、第1の基地局によって送信された接続状態にあるユーザ機器(UE)の接続コンテキストを受信し、低消費状態では、UEは、接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う。
S406.コンテキスト格納ノードは、UEが低消費状態にあると判断し、接続コンテキストを格納し、低消費状態では、UEは、接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う。
S409.第2のセルが属する第2の基地局は、低消費状態にあるユーザ機器(UE)によって報告されたソース識別子を受信する。
本発明の本実施形態では、本発明で実施される対話手順は、すべてのステップを同時に行うことだけに限定されない。すなわち、UE、第1の基地局、および第2の基地局の処理ステップは、UE、第1の基地局、および第2の基地局において、それぞれ独立して行われてよい。UE、第1の基地局、および第2の基地局を含む任意の機器を別々に実施することも、本発明の本実施形態の保護範囲内に含まれる。
本発明の本実施形態では、低消費状態は、この状態にあるUEが、接続状態にあるUEの接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行うように設計される。加えて、低消費状態にあるUEは、コンテキスト格納ノードによって割り振られたソース識別子を受信し、特定の条件が満たされた場合に移動過程でUEの現在のサービング基地局にソース識別子を報告する。最後に、サービング基地局はコンテキスト格納ノードにソース識別子を送信する。このようにして、サービング基地局とソース基地局の両方が、UEの位置情報を知ることができる。具体的には、UEが低消費状態に入った後、UEはセル再選択に基づくモビリティ管理を独立して行い、UEの位置変化情報のみを報告する。コンテキスト格納ノードはUEの位置変化情報を格納、トレースし、そのため基地局はUEの移動を厳密に制御しない。これにより、ハンドオーバ手順が簡素化され、ネットワークデバイスの通信リソースが節約される。さらに、UEが低消費状態に入った後、コンテキスト格納ノードとUEの両方がUEの接続コンテキストを格納する。したがって、UEに上りデータ通信または下りデータ通信を行う必要がある場合、基地局は、データを送信するためにコンテキスト格納ノードからUEの接続コンテキストを迅速に取得し、UEをUEの現在のサービング基地局にハンドオーバすることができる。これによりデータ伝送の効率性が保証される。
図5を参照すると、図5には本発明の一実施形態による基地局10が示されている。基地局10は第1の基地局である。基地局は、出力部102と、格納部103と、処理部104とを含む。本発明のいくつかの実施形態では、出力部102、格納部103、および処理部104は、バスを使用して、または別の方法で接続されうる。例えば、接続は図5ではバスを使用して行われている。処理部104は、格納部103内のプログラムコードを呼び出して、
第1のセルが属する第1の基地局が、第1のセルにおいて接続状態にあるユーザ機器(UE)のソース識別子を決定する動作であって、ソース識別子はUEを識別するのに使用される、動作と、
UEが低消費状態に入ったと判断した後、接続状態にあるUEの接続コンテキストを格納し、または接続コンテキストをコンテキスト格納ノードに送信する動作であって、UEは、事前設定アクティブ化条件が満たされたときに低消費状態に入り、低消費状態では、UEは、接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う、動作と
を行う。
任意選択の解決策において、第1の基地局は入力部101をさらに含む。処理部104が、第1のセルにおいて接続状態にあるユーザ機器(UE)のソース識別子を決定するように構成されることは具体的には、
入力部101を使用して、コンテキスト格納ノードによって送信されたUEのソース識別子を受信すること、または入力部101を使用して、UEによって送信されたUEのソース識別子を受信すること、または入力部101を使用して、コア・ネットワーク・デバイスによって送信されたUEのソース識別子を受信すること
である。
別の任意選択の解決策において、ソース識別子は、UEの国際移動体加入者識別情報(IMSI)、一時識別情報(T−MISI)、および無線ネットワーク一時識別子(RNTI)のうちの少なくとも1つを含む。
さらに別の任意選択の解決策において、事前設定アクティブ化条件は、
第1の基地局が、UEに低消費状態に入るよう命令するのに使用される制御命令をUEに送信するという条件、
第1の事前設定期間において第1の基地局とUEとの間でデータ伝送が行われないという条件、
第1の基地局が、UEのタイミング・アドバンス・タイマ(TA timer)は満了したと判断し、または第1の基地局が、UEのTA timerは満了したと判断し、TA timerが第2の事前設定期間において再実行しないという条件、および
第1の基地局が、UEは、間欠受信(DRX)状態に入った後、第3の事前設定期間においてDRX状態から出ないと判断するという条件
のうちの少なくとも1つまたはこれらの組み合わせを含む。
さらに別の任意選択の解決策において、処理部104は、UEが低消費状態に入ったと判断した後、低消費状態にあるUEが使用するための無線リソース制御(RRC)構成情報をUEに送信し、RRC構成情報はRRC構成インデックスを含み、構成インデックスはRRC構成情報を指示するのに使用される、ようにさらに構成される。
図6を参照すると、図6には本発明の一実施形態によるコンテキスト格納ノード20が示されている。格納ノード20は、入力部201と、出力部202と、格納部203と、処理部204とを含む。本発明のいくつかの実施形態では、入力部201、出力部202、格納部203、および処理部204は、バスを使用して、または別の方法で接続されうる。例えば、接続は図6ではバスを使用して行われている。処理部204は、格納部203内のプログラムコードを呼び出して、
入力部201を使用して、第1の基地局によって送信された接続状態にあるユーザ機器(UE)の接続コンテキストを受信する動作と、
UEは低消費状態にあると判断し、接続コンテキストを格納する動作であって、低消費状態では、UEは、接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う、動作と、
コア・ネットワーク・デバイスがUEに関連したコア・ネットワーク・インターフェースをコンテキスト格納ノードに切り換えるように、出力部202を使用してコア・ネットワーク・デバイスにパス切換え要求を送信する動作と
を行う。
任意選択の解決策において、処理部204は、入力部201を使用して、第1の基地局によって送信された接続状態にあるユーザ機器(UE)の接続コンテキストを受信する前に、UEのソース識別子を割り振り、出力部202を使用して第1の基地局にソース識別子を送信する、ようにさらに構成される。
別の任意選択の解決策において、処理部204は、UEが低消費状態にあると判断した後、入力部201を使用して、第2の基地局によって送信された接続コンテキスト転送要求を受信し、接続コンテキストは、UEが低消費状態に入るときにコンテキスト格納ノードによって格納される接続状態にあるUEの接続コンテキストであり、コンテキスト転送要求はソース識別子を搬送し、第2の基地局はUEの現在のサービング基地局である、ようにさらに構成され、
転送要求で搬送されたソース識別子に基づいて出力部202を使用して第2の基地局に接続コンテキストを送信する、ようにさらに構成される。
さらに別の任意選択の解決策において、処理部204は、UEが低消費状態にあると判断した後、入力部201を使用して、第2の基地局によって送信された通知メッセージを受信し、格納し、通知メッセージは、第1の基地局が通知メッセージに基づいてUEの現在のサービングセルを決定するように、UEのソース識別子およびUEが現在位置しているサービングセルのセル識別子を搬送する、ようにさらに構成される。
さらに別の任意選択の解決策において、処理部204は、UEが低消費状態にあると判断した後、コンテキスト格納ノードにUEの下りデータが到着したときに、出力部202を使用して第2の基地局に接続コンテキストおよびソース識別子を送信し、接続コンテキストは、UEが低消費状態に入るときにコンテキスト格納ノードによって格納される接続状態にあるUEの接続コンテキストであり、第2の基地局はUEの現在のサービング基地局である、ようにさらに構成される。
図7を参照すると、図7には本発明の一実施形態によるユーザ機器30が示されている。UE30は、入力部301と、出力部302と、格納部303と、処理部304とを含む。本発明のいくつかの実施形態では。バスは、これらの構成要素間で通信接続を実施するように構成される。入力部301は具体的には、タッチスクリーンおよびタッチ制御スクリーンを含み、UE30のタッチ制御パネル上で動作命令を検出するように構成された、UE30のタッチ制御パネルである。出力部302は、画像またはデータを出力し、表示するように構成された、UE30のディスプレイ(Display)を含みうる。格納部303は、高速RAMモニタであってもよく、不揮発性モニタ(non−volatile memory)、例えば、少なくとも1つのディスクモニタであってもよい。任意選択で、格納部303は、処理部304から遠く離れた少なくとも1つの表示装置であってもよい。図7に示すように、コンピュータ表示媒体として、格納部303は、オペレーティングシステム、ネットワーク通信モジュール、ユーザ・インターフェース・モジュール、およびデータ処理プログラムを含みうる。
図7のUEの処理部304は、格納部303内のプログラムコードを呼び出して、
第1のセルにおいて接続状態にあるUEのソース識別子を決定する動作であって、ソース識別子はUEを識別するのに使用される、動作と、
事前設定アクティブ化条件が満たされたときにUEが低消費状態に入ることを許可する動作であって、低消費状態では、UEは、接続状態にあるUEの接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う、動作と、
第1の事前設定条件が満たされたときに出力部302を使用して、第2のセルが属する第2の基地局にソース識別子を報告する動作であって、第2のセルはUEが現在キャンプオンしているサービングセルである、動作と
を行う。
任意選択の解決策において、UEは入力部301をさらに含む。処理部304が、第1のセルにおいて接続状態にあるUEのソース識別子を決定するように構成されることは具体的には、
UEの国際移動体加入者識別情報(IMSI)、一時識別情報(T−MISI)、および無線ネットワーク一時識別子(RNTI)のうちの少なくとも1つをソース識別子として決定すること、または、入力部301を使用して、第1の基地局によって送信されたソース識別子を受信することであって、第1の基地局は第1のセルが属する基地局であること
である。
別の任意選択の解決策において、第1のセルが属する基地局は第1の基地局であり、事前設定アクティブ化条件は、
UEが、第1の基地局によって送信された、低消費状態に入るよう命令する制御命令を受信するという条件、
UEが第1のセルを離れるという条件、
第1の事前設定期間においてUEと第1の基地局との間でデータ伝送が行われないという条件、
UEのタイミング・アドバンス・タイマ(TA timer)が満了し、またはUEのTA timerが満了し、TA timerが第2の事前設定期間において再実行しないという条件、および
間欠受信(DRX)状態に入った後、UEが第3の事前設定期間においてDRX状態から出ないという条件
のうちの少なくとも1つを含む。
さらに別の任意選択の解決策において、処理部304は、事前設定アクティブ化条件が満たされたときにUEが低消費状態に入った後、第2の事前設定条件が満たされたときにUEが低消費状態から出ることを可能にするようにさらに構成される。
第2の事前設定条件は、
UEが現在キャンプオンしているサービングセルが変化すること、またはUEが現在キャンプオンしているサービングセルが指定されたセル設定範囲を越えること、またはUEが現在キャンプオンしているサービングセルと第1のセルとが同じ事前設定エリアにも同じ基地局にも属さないこと、またはUEが、第2の基地局にソース識別子を送信し、ソース識別子について第2の基地局によって送信されたアクセス拒絶指示を受信すること、またはUEが第2のセルのシステム情報ブロードキャストを読み取り、システム情報ブロードキャストが低消費状態にあるUEにアクセス権の取得を許可するための指示を搬送しないこと、またはUEが上りデータの送信を必要とすること
を含む。
さらに別の任意選択の解決策において、処理部304が、第2の事前設定条件が満たされたときにUEが低消費状態から出ることを可能にするように構成されることは具体的には、第2の事前設定条件が満たされたときにUEが接続コンテキストをクリアし、アイドル状態に入ることを可能にすること、である。
さらに別の任意選択の解決策において、UEは入力部301をさらに含む。処理部304は、第1の事前設定条件が満たされたときに出力部302を使用して、第2のセルが属する第2の基地局にソース識別子を報告する前に、
入力部301を使用して、第2のセルのシステム情報ブロードキャストを受信し、読み取り、
システム情報ブロードキャストが低消費状態にあるUEにアクセス権の取得を許可するための指示を搬送する場合、アクセス指示に基づいて出力部302を使用して第2の基地局にソース識別子を送信することを決定する
ようにさらに構成される。
さらに別の任意選択の解決策において、処理部304が、確認情報に基づいて、専用UE識別子を使用すべきかどうか判断するように構成されることは具体的には、
確認情報に基づいて、専用UE識別子を使用しないことを決定すること、または確認情報に基づいて専用UE識別子を使用し、低消費状態から出ること、または確認情報に基づいて専用UE識別子を使用し、低消費状態にとどまること、または専用UE識別子を使用し、確認情報で搬送された、UEに低消費状態から出るよう命令する命令に基づいて低消費状態から出ること
である。
さらに別の任意選択の解決策において、処理部304は、専用UE識別子を使用した後、UEが現在キャンプオンしているサービングセルのセル識別子に基づいて接続コンテキスト内の鍵を更新する、ようにさらに構成される。
さらに別の任意選択の解決策において、処理部304は、事前設定アクティブ化条件が満たされたときにUEが低消費状態に入った後、ソース識別子に基づいてページングをモニタするようにさらに構成される。
さらに別の任意選択の解決策において、UEは入力部301をさらに含む。処理部304は、事前設定アクティブ化条件が満たされたときにUEが低消費状態に入った後、入力部301を使用して、第1の基地局によって送信された無線リソース制御(RRC)構成情報を受信し、RRC構成情報はRRC構成インデックスを含み、構成インデックスはRRC構成情報を指示するのに使用される、ようにさらに構成され、
低消費状態にあるUEに、RRC構成情報を使用することを許可する、ようにさらに構成される。
図8を参照すると、図8には本発明の一実施形態による基地局40が示されている。基地局40は第2の基地局である。基地局40は、入力部401と、出力部402と、格納部403と、処理部404とを含む。本発明のいくつかの実施形態では、入力部401、出力部402、格納部403、および処理部404は、バスを使用して、または別の方法で接続されうる。例えば、接続は図8ではバスを使用して行われている。処理部404は、格納部403内のプログラムコードを呼び出して、
入力部401を使用して、低消費状態にあるユーザ機器(UE)によって報告されたソース識別子を受信する動作であって、低消費状態では、UEは、接続状態にあるUEの接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行い、第1のセルは、UEが低消費状態に入るときのUEのサービングセルであり、第2のセルはUEの現在のサービングセルであり、ソース識別子は、第1のセルが属する第1の基地局においてUEを識別するのに使用される第1のUE識別子を含む、動作と、
コンテキスト格納ノードにUEの現在のサービングセルが第2のセルであることが知られていることを通知するために、ソース識別子に基づいて出力部402を使用してコンテキスト格納ノードに第1のUE識別子を送信する動作と
を行う。
別の任意選択の解決策において、ソース識別子は、UEの国際移動体加入者識別情報(IMSI)、一時識別情報(T−MISI)、および無線ネットワーク一時識別子(RNTI)のうちの少なくとも1つを含む。
さらに別の任意選択の実施態様において、ソース識別子は指示情報をさらに含む。指示情報は、第2の基地局に、UEが低消費状態にあることを通知するのに使用される。
さらに別の任意選択の解決策において、処理部404は、入力部401を使用して、低消費状態にあるユーザ機器(UE)によって報告されたソース識別子を受信する前に、出力部402を使用してシステム情報ブロードキャストを送信する、ようにさらに構成される。システム情報ブロードキャストは、UEがアクセス指示に基づいて第2の基地局にソース識別子を送信すべきかどうか判断するように、低消費状態にあるUEにアクセス権の取得を許可するための指示を搬送する。
さらに別の任意選択の解決策において、処理部404は、入力部401を使用して、低消費状態にあるユーザ機器(UE)によって報告されたソース識別子を受信する前に、
入力部401を使用して、UEによって送信されたランダム・アクセス・プリアンブルを受信し、
ランダム・アクセス・プリアンブルが事前設定範囲内にある場合に、UEがソース識別子を送信するために事前設定サイズの伝送リソースを使用するように伝送リソースをUEに割り振る
ようにさらに構成される。
さらに別の任意選択の解決策において、処理部404が、入力部401を使用して、低消費状態にあるユーザ機器(UE)によって報告されたソース識別子を受信するように構成されることは具体的には、
入力部401を使用して、低消費状態にあるユーザ機器(UE)によって送信されたランダム・アクセス・プリアンブルを受信することと、
ランダム・アクセス・プリアンブルに基づいて出力部402を使用してUEに、専用UE識別子およびソース識別子を送信するのに使用される伝送リソースを割り振ることであって、専用UE識別子は第2のセルでUEを一意に識別するのに使用される識別子であることと、
入力部401を使用してソース識別子を受信するために伝送リソースを使用することと、
出力部402を使用してUEにソース識別子を含む確認情報を送信することと
である。
さらに別の任意選択の解決策において、処理部404は、入力部401を使用して、低消費状態にあるユーザ機器(UE)によって送信されたランダム・アクセス・プリアンブルを受信した後、報告されたソース識別子に対応する応答メッセージを生成し、応答メッセージは接続コンテキストに格納された鍵に基づいて暗号化される、ようにさらに構成され、
出力部402を使用してUEに暗号化応答メッセージを送信する、ようにさらに構成される。
さらに別の任意選択の解決策において、処理部404が、出力部402を使用して、出力部402を使用してUEにソース識別子を含む確認情報を送信するように構成されることは具体的には、
UEが専用UE識別子を使用し、UEに低消費状態から出るよう命令する命令に基づいて低消費状態から出るように、出力部402を使用してUEに、ソース識別子を含み、命令を搬送する確認メッセージを送信すること
である。
さらに別の任意選択の解決策において、処理部404は、ソース識別子に基づいてコンテキスト格納ノードに第1のUE識別子を送信した後、入力部401を使用して、UEによって送信されたソース識別子および上りデータ指示を受信し、
出力部402を使用してコンテキスト格納ノードに接続コンテキスト転送要求を送信し、接続コンテキストは、UEが低消費状態に入るときにコンテキスト格納ノードによって格納される接続状態にあるUEの接続コンテキストであり、コンテキスト転送要求はUEのソース識別子を搬送する、ようにさらに構成され、
入力部401を使用して、コンテキスト格納ノードによって転送された接続コンテキストを受信し、接続コンテキストに基づいてUEへの接続を確立する、ようにさらに構成される。
さらに別の任意選択の解決策において、処理部404は、入力部401を使用して、コンテキスト格納ノードによって転送された接続コンテキストを受信した後、出力部402を使用してUEに再割り振りソース識別子を送信し、再割り振りソース識別子は、第2の基地局においてUEを識別するのに使用される第2のUE識別子を含む、ようにさらに構成され、
出力部402を使用して、UEに低消費状態から出るよう命令する命令をUEに送信する、ようにさらに構成される。
さらに別の任意選択の解決策において、ソース識別子は、無線リソース制御(RRC)構成インデックスをさらに含む。処理部404は、入力部401を使用して、低消費状態にあるユーザ機器(UE)によって報告されたソース識別子を受信した後、RRC構成インデックスに基づいて、UEによって使用されるRRC構成情報を決定する、ようにさらに構成される。



Claims (92)

  1. モビリティ管理方法であって、
    第1のセルが属する第1の基地局が、前記第1のセルにおいて接続状態にあるユーザ機器UEのソース識別子を決定するステップであって、前記ソース識別子は前記UEを識別するのに使用される、前記ステップと、
    前記UEが低オーバヘッド状態に入ったと判断した後、前記接続状態にある前記UEの接続コンテキストを格納し、またはコンテキスト格納ノードに前記接続コンテキストを送信するステップであって、前記UEは、事前設定アクティブ化条件が満たされたときに前記低オーバヘッド状態に入り、前記低オーバヘッド状態では、前記UEは、前記接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う、前記ステップと
    を含む、モビリティ管理方法。
  2. 第1のセルが属する第1の基地局が、前記第1のセルにおいて接続状態にあるユーザ機器UEのソース識別子を決定する前記ステップは、
    前記第1の基地局が、前記コンテキスト格納ノードによって送信された前記UEの前記ソース識別子を受信するステップ、または前記第1の基地局が、前記UEによって送信された前記UEの前記ソース識別子を受信するステップ、または前記第1の基地局が、コア・ネットワーク・デバイスによって送信された前記UEの前記ソース識別子を受信するステップ
    を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ソース識別子は、前記UEの国際移動体加入者識別情報IMSI、一時識別情報T−MISI、および無線ネットワーク一時識別子RNTIのうちの少なくとも1つを含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. コンテキスト格納ノードに前記接続コンテキストを送る前記ステップの後に、前記第1の基地局が、前記接続コンテキストを解除するステップ、をさらに含む、請求項1から3のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記事前設定アクティブ化条件は、
    前記第1の基地局が、前記UEに前記低オーバヘッド状態に入るよう命令するのに使用される制御命令を前記UEに送信するという条件、
    第1の事前設定期間において前記第1の基地局と前記UEとの間でデータ伝送が行われないという条件、
    前記第1の基地局が、前記UEのタイミング・アドバンス・タイマTA timerは満了したと判断し、または前記第1の基地局が、前記UEの前記TA timerは満了したと判断し、前記TA timerが第2の事前設定期間において再実行しないという条件、および
    前記第1の基地局が、前記UEは、間欠受信DRX状態に入った後、第3の事前設定期間において前記DRX状態から出ないと判断するという条件
    のうちの少なくとも1つまたはこれらの組み合わせを含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記UEが低オーバヘッド状態に入ったと判断した後、
    前記第1の基地局が、前記低オーバヘッド状態にある前記UEが使用するための無線リソース制御RRC構成情報をUEに送信するステップであって、前記RRC構成情報はRRC構成インデックスを含み、前記構成インデックスは前記RRC構成情報を指示するのに使用される、前記ステップ
    をさらに含む、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. モビリティ管理方法であって、
    第1の基地局によって送信された接続状態にあるユーザ機器UEの接続コンテキストを受信するステップと、
    前記UEは低オーバヘッド状態にあると判断し、前記接続コンテキストを格納するステップであって、前記低オーバヘッド状態では、前記UEは、前記接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う、前記ステップと、
    コア・ネットワーク・デバイスが前記UEに関連したコア・ネットワーク・インターフェースをコンテキスト格納ノードに切り換えるように、前記コア・ネットワーク・デバイスにパス切換え要求を送信するステップと
    を含む、モビリティ管理方法。
  8. 第1の基地局によって送信された接続状態にあるユーザ機器UEの接続コンテキストを受信する前記ステップの前に、
    前記UEのソース識別子を割り振り、前記第1の基地局に前記ソース識別子を送信するステップ
    を含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記UEが低オーバヘッド状態にあると判断するステップの後に、
    第2の基地局によって送信された接続コンテキスト転送要求を受信するステップであって、前記接続コンテキストは、前記UEが前記低オーバヘッド状態に入るときに前記コンテキスト格納ノードによって格納される前記接続状態にある前記UEの前記接続コンテキストであり、前記コンテキスト転送要求は前記ソース識別子を搬送し、前記第2の基地局は前記UEの現在のサービング基地局である、前記ステップと、
    前記転送要求で搬送された前記ソース識別子に基づいて前記第2の基地局に前記接続コンテキストを送信するステップと
    をさらに含む、請求項7または8に記載の方法。
  10. 前記UEが低オーバヘッド状態にあると判断するステップの後に、
    前記第2の基地局によって送信された通知メッセージを受信し、格納するステップであって、前記通知メッセージは、前記第1の基地局が前記通知メッセージに基づいて前記UEの現在のサービングセルを決定するように、前記UEのソース識別子および前記UEが現在位置している前記サービングセルのセル識別子を搬送する、前記ステップ
    をさらに含む、請求項7から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記通知メッセージは前記UEの検証情報を搬送し、前記検証情報は、前記ソース識別子と前記接続コンテキストに格納された鍵とに基づいて前記UEによって生成された識別検証情報であり、前記第2の基地局によって送信された通知メッセージを受信し、前記方法は、格納する前記ステップの後に、
    前記コンテキスト格納ノードが、前記ソース識別子と前記検証情報とに基づいて前記UEは有効なUEであるかどうか判断するステップ
    をさらに含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記UEが低オーバヘッド状態にあると判断する前記ステップの後に、
    前記コンテキスト格納ノードが、前記コンテキスト格納ノードに前記UEの下りデータが到着したときに、前記第2の基地局に前記接続コンテキストおよび前記ソース識別子を送信するステップであって、前記接続コンテキストは、前記UEが前記低オーバヘッド状態に入るときに前記コンテキスト格納ノードによって格納される前記接続状態にある前記UEの前記接続コンテキストであり、前記第2の基地局は前記UEの前記現在のサービング基地局である、前記ステップ
    をさらに含む、請求項7から11のいずれか一項に記載の方法。
  13. モビリティ管理方法であって、
    第1のセルにおいて接続状態にあるユーザ機器UEが、前記UEのソース識別子を決定するステップであって、前記ソース識別子は前記UEを識別するのに使用される、前記ステップと、
    前記UEが、事前設定アクティブ化条件が満たされたときに低オーバヘッド状態に入るステップであって、前記低オーバヘッド状態では、前記UEは、前記接続状態にある前記UEの接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う、前記ステップと、
    第1の事前設定条件が満たされたときに前記UEが、第2のセルが属する第2の基地局に前記ソース識別子を報告するステップであって、前記第2のセルは前記UEが現在キャンプオンしているサービングセルである、前記ステップと
    を含む、モビリティ管理方法。
  14. 第1のセルにおいて接続状態にあるユーザ機器UEが、前記UEのソース識別子を決定する前記ステップは、
    前記UEの国際移動体加入者識別情報IMSI、一時識別情報T−MISI、および無線ネットワーク一時識別子RNTIのうちの少なくとも1つを前記ソース識別子として決定するステップ、または第1の基地局によって送信された前記ソース識別子を受信するステップであって、前記第1の基地局は前記第1のセルが属する基地局である、前記ステップ
    を含む、請求項13に記載の方法。
  15. 前記第1のセルが属する前記基地局は前記第1の基地局であり、前記事前設定アクティブ化条件は、
    前記UEが、前記第1の基地局によって送信された、前記低オーバヘッド状態に入るよう命令する制御命令を受信するという条件、
    前記UEが前記第1のセルを離れるという条件、
    第1の事前設定期間において前記UEと前記第1の基地局との間でデータ伝送が行われないという条件、
    前記UEのタイミング・アドバンス・タイマTA timerが満了し、または前記UEの前記TA timerが満了し、前記TA timerが第2の事前設定期間において再実行しないという条件、および
    間欠受信DRX状態に入った後、前記UEが第3の事前設定期間において前記DRX状態から出ないという条件
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項13または14に記載の方法。
  16. 前記UEが、事前設定アクティブ化条件が満たされたときに低オーバヘッド状態に入る前記ステップの後に、前記方法は、
    前記UEが、第2の事前設定条件が満たされたときに前記低オーバヘッド状態から出るステップ
    をさらに含み、
    前記第2の事前設定条件は、
    前記UEが現在キャンプオンしている前記サービングセルが変化すること、または前記UEが現在キャンプオンしている前記サービングセルが指定されたセル設定範囲を越えること、または前記UEが現在キャンプオンしている前記サービングセルと前記第1のセルとが同じ事前設定エリアにも同じ基地局にも属さないこと、または前記UEが、前記第2の基地局に前記ソース識別子を送信し、前記ソース識別子について前記第2の基地局によって送信されたアクセス拒絶指示を受信すること、または前記UEが前記第2のセルのシステム情報ブロードキャストを読み取り、前記システム情報ブロードキャストが前記低オーバヘッド状態にある前記UEにアクセス権の取得を許可するための指示を搬送しないこと、または前記UEが上りデータの送信を必要とすること
    を含む、請求項13から15のいずれか一項に記載の方法。
  17. 前記UEが、第2の事前設定条件が満たされたときに前記低オーバヘッド状態から出る前記ステップは、前記第2の事前設定条件が満たされたときに、前記UEが、前記接続コンテキストをクリアし、アイドル状態に入るステップ、を含む、請求項16に記載の方法。
  18. 前記第1の事前設定条件は、
    前記UEが現在キャンプオンしている前記サービングセルが変化すること、または前記UEが現在キャンプオンしている前記第2のセルが指定されたセル設定範囲を越えること、または前記UEが現在キャンプオンしている前記第2のセルと前記第1のセルとが同じ事前設定エリアにも同じ基地局にも属さないこと、または前記UEが上りデータの送信を必要とすること
    を含む、請求項13から17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 第1の事前設定条件が満たされたときに前記UEが、第2のセルが属する第2の基地局に前記ソース識別子を報告する前記ステップの前に、
    前記UEが、前記第2のセルのシステム情報ブロードキャストを受信し、読み取るステップと、
    前記システム情報ブロードキャストが前記低オーバヘッド状態にある前記UEにアクセス権の取得を許可するための指示を搬送する場合、前記アクセス指示に基づいて前記UEが、前記第2の基地局に前記ソース識別子を送信することを決定するステップと
    を含む、請求項13から18のいずれか一項に記載の方法。
  20. 第1の事前設定条件が満たされたときに前記UEが、第2のセルが属する第2の基地局に前記ソース識別子を報告する前記ステップの前に、
    前記UEが、前記第2の基地局に事前設定範囲内のランダム・アクセス・プリアンブルを送信するステップであって、前記事前設定範囲内の前記ランダム・アクセス・プリアンブルは、前記ソース識別子が前記第2の基地局に送信される必要があること、または事前設定長さ閾値より長い長さのメッセージが前記第2の基地局に送信される必要があることを指示するのに使用される、前記ステップと、
    前記第2の基地局によって割り振られた、前記ソース識別子を伝送するのに使用される事前設定サイズの伝送リソースを受信するステップと、
    前記第2の基地局に前記ソース識別子を送信するために前記伝送リソースを使用するステップと
    をさらに含む、請求項13から19のいずれか一項に記載の方法。
  21. 前記事前設定範囲内の前記ランダム・アクセス・プリアンブルは、事前定義されたプリアンブルまたは前記第2の基地局によって構成された受け取られたプリアンブルである、請求項20に記載の方法。
  22. 前記第2の基地局に前記ソース識別子を送信するために前記伝送リソースを使用する前記ステップは、
    前記第2の基地局によって送信された暗号化応答メッセージを受信し、前記接続コンテキストに格納された鍵に基づいて解読を行うステップと、
    前記UEが、前記解読に成功した後、前記応答メッセージに基づいて前記第2の基地局への接続を確立するステップと
    を含む、請求項20または21に記載の方法。
  23. 前記UEが、第2のセルが属する第2の基地局に前記ソース識別子を報告する前記ステップは、
    前記UEが、前記第2の基地局にランダム・アクセス・プリアンブルを送信するステップと、
    前記第2の基地局によって送信された専用UE識別子と、前記ランダム・アクセス・プリアンブルに基づいて前記第2の基地局によって割り振られた、前記ソース識別子を伝送するのに使用される伝送リソースとを受信するステップであって、前記専用UE識別子は前記第2のセルにおいて前記UEを一意に識別するのに使用される識別子である、前記ステップと、
    前記第2の基地局に前記ソース識別子を送信するために前記伝送リソースを使用するステップと、
    前記第2の基地局によって送信された、前記ソース識別子を含む確認情報を受信するステップと、
    前記確認情報に基づいて、前記専用UE識別子を使用すべきかどうか判断するステップと
    を含む、請求項13から19のいずれか一項に記載の方法。
  24. 前記確認情報に基づいて、前記専用UE識別子を使用すべきかどうか判断する前記ステップは、
    前記確認情報に基づいて前記UEが、前記専用UE識別子を使用しないことを決定するステップ、または前記UEが、前記確認情報に基づいて前記専用UE識別子を使用し、前記低オーバヘッド状態から出るステップ、または前記UEが、前記確認情報に基づいて前記専用UE識別子を使用し、前記低オーバヘッド状態にとどまるステップ、または前記UEが、前記専用UE識別子を使用し、前記確認情報で搬送された、前記UEに前記低オーバヘッド状態から出るよう命令する命令に基づいて前記低オーバヘッド状態から出るステップ
    を含む、請求項23に記載の方法。
  25. 前記UEが、前記専用UE識別子を使用する前記ステップの後に、
    現在キャンプオンしている前記サービングセルのセル識別子に基づいて前記接続コンテキスト内の鍵を更新するステップ
    を含む、請求項24に記載の方法。
  26. 前記ソース識別子は検証情報をさらに含み、前記検証情報は、前記ソース識別子と前記更新鍵とに基づいて前記UEによって生成された識別検証情報である、請求項25に記載の方法。
  27. 前記UEが、事前設定アクティブ化条件が満たされたときに低オーバヘッド状態に入る前記ステップの後に、
    前記UEが、前記ソース識別子に基づいてページングをモニタするステップ
    をさらに含む、請求項13から26のいずれか一項に記載の方法。
  28. 前記UEが、事前設定アクティブ化条件が満たされたときに低オーバヘッド状態に入る前記ステップの後に、
    前記第1の基地局によって送信された無線リソース制御RRC構成情報を受信するステップであって、前記RRC構成情報はRRC構成インデックスを含み、前記構成インデックスは前記RRC構成情報を指示するのに使用される、前記ステップと、
    前記低オーバヘッド状態にある前記UEが、前記RRC構成情報を使用するステップと
    をさらに含む、請求項13から27のいずれか一項に記載の方法。
  29. 第1の事前設定条件が満たされたときに前記UEが、第2のセルが属する第2の基地局に前記ソース識別子を報告する前記ステップは、
    前記第2の基地局が、前記RRC構成インデックスに基づいて、前記UEによって使用される前記RRC構成情報を決定するように、前記UEが、前記第2のセルが属する前記第2の基地局に前記RRC構成インデックスを含む前記ソース識別子を報告するステップ
    を含む、請求項28に記載の方法。
  30. 前記第1の事前設定条件は、前記UEが上りデータの送信を必要とすることであり、前記UEが、第2のセルが属する第2の基地局に前記ソース識別子を報告する前記ステップは、
    前記ソース識別子を報告するときまたは報告した後に前記UEが、前記第2のセルが属する前記第2の基地局に上りデータ指示を報告するステップ
    を含む、請求項13から29のいずれか一項に記載の方法。
  31. モビリティ管理方法であって、
    第2のセルが属する第2の基地局が、低オーバヘッド状態にあるユーザ機器UEによって報告されたソース識別子を受信するステップであって、前記低オーバヘッド状態では、前記UEは、接続状態にある前記UEの接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行い、前記第1のセルは、前記UEが前記低消費状態に入るときの前記UEのサービングセルであり、前記第2のセルは前記UEの現在のサービングセルであり、前記ソース識別子は、前記第1のセルが属する第1の基地局において前記UEを識別するのに使用される第1のUE識別子を含む、前記ステップと、
    コンテキスト格納ノードに前記UEの前記現在のサービングセルが前記第2のセルであることが知られていることを通知するために、前記ソース識別子に基づいて前記コンテキスト格納ノードに前記第1のUE識別子を送信するステップと
    を含む、モビリティ管理方法。
  32. 前記ソース識別子は、前記UEの国際移動体加入者識別情報IMSI、一時識別情報T−MISI、および無線ネットワーク一時識別子RNTIのうちの少なくとも1つを含む、請求項1に記載の方法。
  33. 前記ソース識別子は指示情報をさらに含み、前記指示情報は、前記第2の基地局に、前記UEが前記低オーバヘッド状態にあることを通知するのに使用される、請求項31または32に記載の方法。
  34. 第2のセルが属する第2の基地局が、低オーバヘッド状態にあるユーザ機器UEによって報告されたソース識別子を受信する前記ステップの前に、
    前記第2の基地局が、システム情報ブロードキャストを送信するステップであって、前記システム情報は、前記UEが、アクセス指示に基づいて、前記第2の基地局に前記ソース識別子を送信すべきかどうか判断するように、前記低オーバヘッド状態にある前記UEにアクセス権の取得を許可するための指示を搬送する、前記ステップ
    を含む、請求項31から33のいずれか一項に記載の方法。
  35. 第2のセルが属する第2の基地局が、低オーバヘッド状態にあるユーザ機器UEによって報告されたソース識別子を受信する前記ステップの前に、
    前記UEによって送信されたランダム・アクセス・プリアンブルを受信するステップと、
    前記ランダム・アクセス・プリアンブルが事前設定範囲内にある場合に、前記UEが前記ソース識別子を送信するために事前設定サイズの伝送リソースを使用するように前記伝送リソースを前記UEに割り振るステップと
    をさらに含む、請求項31から34のいずれか一項に記載の方法。
  36. 前記事前設定範囲内の前記ランダム・アクセス・プリアンブルは、事前定義されたプリアンブルまたは前記第2の基地局によって構成された受け取られたプリアンブルである、請求項35に記載の方法。
  37. 第2のセルが属する第2の基地局が、低オーバヘッド状態にあるユーザ機器UEによって報告されたソース識別子を受信する前記ステップは、
    前記第2のセルが属する前記第2の基地局が、前記低オーバヘッド状態にある前記ユーザ機器UEによって送信されたランダム・アクセス・プリアンブルを受信するステップと、
    前記ランダム・アクセス・プリアンブルに基づいて前記UEに、専用UE識別子および前記ソース識別子を送信するのに使用される伝送リソースを割り振るステップであって、前記専用UE識別子は前記第2のセルで前記UEを一意に識別するのに使用される識別子である、前記ステップと、
    前記ソース識別子を受信するために前記伝送リソースを使用するステップと、
    前記UEに前記ソース識別子を含む確認情報を送信するステップと
    を含む、請求項31から34のいずれか一項に記載の方法。
  38. 前記第2のセルが属する前記第2の基地局が、前記低オーバヘッド状態にある前記ユーザ機器UEによって送信されたランダム・アクセス・プリアンブルを受信する前記ステップの後に、
    前記第2の基地局が、前記報告されたソース識別子に対応する応答メッセージを生成するステップであって、前記応答メッセージは前記接続コンテキストに格納された鍵に基づいて暗号化される、前記ステップと、
    前記UEに前記暗号化応答メッセージを送信するステップと
    をさらに含む、請求項37に記載の方法。
  39. 前記UEに前記ソース識別子を含む確認情報を送信する前記ステップは、
    前記UEが前記専用UE識別子を使用し、前記UEに前記低オーバヘッド状態から出るよう命令する命令に基づいて前記低オーバヘッド状態から出るように、前記UEに、前記ソース識別子を含み、前記命令を搬送する確認メッセージを送信するステップ
    を含む、請求項37または38に記載の方法。
  40. 前記ソース識別子に基づいて前記コンテキスト格納ノードに前記第1のUE識別子を送信する前記ステップは、
    前記ソース識別子に基づいて前記コンテキスト格納ノードに通知メッセージを送信するステップであって、前記通知メッセージは、前記コンテキスト格納ノードが、前記ソース識別子と前記UEが現在位置している前記第2のセルの第2のセル識別子とに基づいて、前記UEが現在キャンプオンしているサービングセルは前記第2のセルであると判断するように、前記UEの前記ソース識別子および前記第2のセル識別子を搬送する、前記ステップ
    を含む、請求項31から39のいずれか一項に記載の方法。
  41. 前記ソース識別子に基づいて前記コンテキスト格納ノードに前記第1のUE識別子を送信する前記ステップの後に、
    前記UEによって送信された前記ソース識別子および上りデータ指示を受信するステップと、
    前記第2の基地局が、前記コンテキスト格納ノードに接続コンテキスト転送要求を送信するステップであって、前記接続コンテキストは、前記UEが前記低オーバヘッド状態に入るときに前記コンテキスト格納ノードによって格納される前記接続状態にある前記UEの前記接続コンテキストであり、前記コンテキスト転送要求は前記UEの前記ソース識別子を搬送する、前記ステップと、
    前記コンテキスト格納ノードによって転送された前記接続コンテキストを受信し、前記接続コンテキストに基づいて前記UEへの接続を確立するステップと
    をさらに含む、請求項31から40のいずれか一項に記載の方法。
  42. 前記コンテキスト格納ノードによって転送された前記接続コンテキストを受信する前記ステップの後に、
    前記UEに再割り振りソース識別子を送信するステップであって、前記再割り振りソース識別子は、前記第2の基地局において前記UEを識別するのに使用される第2のUE識別子を含む、前記ステップと、
    前記UEに前記低オーバヘッド状態から出るよう命令する命令を前記UEに送信するステップと
    をさらに含む、請求項41に記載の方法。
  43. 前記ソース識別子に基づいて前記コンテキスト格納ノードに前記第1のUE識別子を送信する前記ステップの後に、
    前記コンテキスト格納ノードによって送信された前記UEの前記接続コンテキストおよび前記ソース識別子を受信するステップと、
    受信した前記接続コンテキストと前記ソース識別子とに基づいて前記UEの構成情報を決定し、前記ソース識別子に基づいて、前記UEをトリガして上りリンクアクセスを行わせるステップと
    をさらに含む、請求項31から42のいずれか一項に記載の方法。
  44. 前記ソース識別子に基づいて、前記UEをトリガして上りリンクアクセスを行わせる前記ステップは、
    前記ソース識別子に基づいて前記UEをページングするステップ、または前記ソース識別子に基づいて前記UEの前記専用UE識別子を決定し、前記専用UE識別子に基づいて前記UEに上りリンクアクセスコマンドを送信するステップ、または前記ソース識別子に基づいて前記UEの前記専用UE識別子を決定し、前記専用UE識別子に基づいて前記UEをページングするステップ
    を含む、請求項43に記載の方法。
  45. 前記ソース識別子は、無線リソース制御RRC構成インデックスをさらに含み、第2のセルが属する第2の基地局が、低オーバヘッド状態にあるユーザ機器UEによって報告されたソース識別子を受信する前記ステップの後に、前記方法は、
    前記RRC構成インデックスに基づいて前記第2の基地局が、前記UEによって使用されるRRC構成情報を決定するステップ
    をさらに含む、請求項31から44のいずれか一項に記載の方法。
  46. 前記ソース識別子に基づいて前記コンテキスト格納ノードに前記第1のUE識別子を送信する前記ステップは、
    前記ソース識別子に基づいて前記第2の基地局と前記コンテキスト格納ノードとの間のインターフェースを介して前記コンテキスト格納ノードに前記ソース識別子を送信するステップ、または前記ソース識別子に基づいてコアネットワークを使用して前記コンテキスト格納ノードに前記ソース識別子を送信するステップ
    を含む、請求項31から45のいずれか一項に記載の方法。
  47. 基地局であって、前記基地局は第1の基地局であり、前記第1の基地局は、出力部と、格納部と、処理部とを含み、
    前記格納部は、プログラムコードを格納するように構成されており、前記処理部は、前記格納部によって格納された前記プログラムコードを呼び出して、
    第1のセルが属する前記第1の基地局が、前記第1のセルにおいて接続状態にあるユーザ機器UEのソース識別子を決定するステップであって、前記ソース識別子は前記UEを識別するのに使用される、前記ステップと、
    前記UEが低オーバヘッド状態に入ったと判断した後、前記接続状態にある前記UEの接続コンテキストを格納し、または前記出力部を使用してコンテキスト格納ノードに前記接続コンテキストを送信するステップであって、前記UEは、事前設定アクティブ化条件が満たされたときに前記低オーバヘッド状態に入り、前記低オーバヘッド状態では、前記UEは、前記接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う、前記ステップと
    を行うように構成される、基地局。
  48. 前記第1の基地局は入力部をさらに含み、前記処理部が、前記第1のセルにおいて接続状態にあるユーザ機器UEのソース識別子を決定するように構成されることは具体的には、
    前記入力部を使用して、前記コンテキスト格納ノードによって送信された前記UEの前記ソース識別子を受信すること、または前記入力部を使用して、前記UEによって送信された前記UEの前記ソース識別子を受信すること、または前記入力部を使用して、コア・ネットワーク・デバイスによって送信された前記UEの前記ソース識別子を受信すること
    である、請求項47に記載の基地局。
  49. 前記ソース識別子は、前記UEの国際移動体加入者識別情報IMSI、一時識別情報T−MISI、および無線ネットワーク一時識別子RNTIのうちの少なくとも1つを含む、請求項47または48に記載の基地局。
  50. 前記処理部は、前記コンテキスト格納ノードに前記接続コンテキストを送信した後に前記接続コンテキストを解除するようにさらに構成される、請求項47から49のいずれか一項に記載の基地局。
  51. 前記事前設定アクティブ化条件は、
    前記第1の基地局が、前記UEに前記低オーバヘッド状態に入るよう命令するのに使用される制御命令を前記UEに送信するという条件、
    第1の事前設定期間において前記第1の基地局と前記UEとの間でデータ伝送が行われないという条件、
    前記第1の基地局が、前記UEのタイミング・アドバンス・タイマTA timerは満了したと判断し、または前記第1の基地局が、前記UEの前記TA timerは満了したと判断し、前記TA timerが第2の事前設定期間において再実行しないという条件、および
    前記第1の基地局が、前記UEは、間欠受信DRX状態に入った後、第3の事前設定期間において前記DRX状態から出ないと判断するという条件
    のうちの少なくとも1つまたはこれらの組み合わせを含む、請求項47から50のいずれか一項に記載の基地局。
  52. 前記処理部は、前記UEが前記低オーバヘッド状態に入ったと判断した後、前記低オーバヘッド状態にある前記UEが使用するための無線リソース制御RRC構成情報を前記UEに送信し、前記RRC構成情報はRRC構成インデックスを含み、前記構成インデックスは前記RRC構成情報を指示するのに使用される、ようにさらに構成される、請求項47から51のいずれか一項に記載の基地局。
  53. コンテキスト格納ノードであって、前記コンテキスト格納ノードは、出力部と、格納部と、処理部とを含み、
    前記格納部は、プログラムコードを格納するように構成されており、前記処理部は、前記格納部によって格納された前記プログラムコードを呼び出して、
    前記入力部を使用して、第1の基地局によって送信された接続状態にあるユーザ機器UEの接続コンテキストを受信するステップと、
    前記UEは低オーバヘッド状態にあると判断し、前記接続コンテキストを格納するステップであって、前記低オーバヘッド状態では、前記UEは、前記接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う、前記ステップと、
    コア・ネットワーク・デバイスが前記UEに関連したコア・ネットワーク・インターフェースをコンテキスト格納ノードに切り換えるように、前記出力部を使用して前記コア・ネットワーク・デバイスにパス切換え要求を送信するステップと
    を行うように構成される、コンテキスト格納ノード。
  54. 前記処理部は、前記入力部を使用して、前記第1の基地局によって送信された前記接続状態にある前記ユーザ機器UEの前記接続コンテキストを受信する前に、前記UEのソース識別子を割り振り、前記出力部を使用して前記第1の基地局に前記ソース識別子を送信する、ようにさらに構成される、請求項53に記載の格納ノード。
  55. 前記処理部は、前記UEが前記低オーバヘッド状態にあると判断した後、前記入力部を使用して、第2の基地局によって送信された接続コンテキスト転送要求を受信し、前記接続コンテキストは、前記UEが前記低オーバヘッド状態に入るときに前記コンテキスト格納ノードによって格納される前記接続状態にある前記UEの前記接続コンテキストであり、前記コンテキスト転送要求は前記ソース識別子を搬送し、前記第2の基地局は前記UEの現在のサービング基地局である、ようにさらに構成され、
    前記転送要求で搬送された前記ソース識別子に基づいて前記出力部を使用して前記第2の基地局に前記接続コンテキストを送信する、ようにさらに構成される、請求項53または54に記載の格納ノード。
  56. 前記処理部は、前記UEが前記低オーバヘッド状態にあると判断した後、前記入力部を使用して、前記第2の基地局によって送信された通知メッセージを受信し、格納し、前記通知メッセージは、前記第1の基地局が前記通知メッセージに基づいて前記UEの現在のサービングセルを決定するように、前記UEの前記ソース識別子および前記UEが現在位置している前記サービングセルのセル識別子を搬送する、ようにさらに構成される、請求項53から55のいずれか一項に記載の格納ノード。
  57. 前記通知メッセージは前記UEの検証情報を搬送し、前記検証情報は、前記ソース識別子と前記接続コンテキストに格納された鍵とに基づいて前記UEによって生成された識別検証情報であり、前記処理部は、前記入力部を使用して、前記第2の基地局によって送信された前記通知メッセージを受信し、格納した後、前記ソース識別子と前記検証情報とに基づいて前記UEは有効なUEであるかどうか判断するようにさらに構成される、請求項56に記載の格納ノード。
  58. 前記処理部は、前記UEが前記低オーバヘッド状態にあると判断した後、前記コンテキスト格納ノードに前記UEの下りデータが到着したときに、前記出力部を使用して前記第2の基地局に前記接続コンテキストおよび前記ソース識別子を送信し、前記接続コンテキストは、前記UEが前記低オーバヘッド状態に入るときに前記コンテキスト格納ノードによって格納される前記接続状態にある前記UEの前記接続コンテキストであり、前記第2の基地局は前記UEの前記現在のサービング基地局である、ようにさらに構成される、請求項53から57のいずれか一項に記載の格納ノード。
  59. ユーザ機器UEであって、前記UEは、出力部と、格納部と、処理部とを含み、
    前記格納部は、プログラムコードを格納するように構成されており、前記処理部は、前記格納部によって格納された前記プログラムコードを呼び出して、
    第1のセルにおいて接続状態にある前記UEのソース識別子を決定するステップであって、前記ソース識別子は前記UEを識別するのに使用される、前記ステップと、
    前記UEが、事前設定アクティブ化条件が満たされたときに低オーバヘッド状態に入るステップであって、前記低オーバヘッド状態では、前記UEは、前記接続状態にある前記UEの接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行う、前記ステップと、
    第1の事前設定条件が満たされたときに前記出力部を使用して、第2のセルが属する第2の基地局に前記ソース識別子を報告するステップであって、前記第2のセルは前記UEが現在キャンプオンしているサービングセルである、前記ステップと
    を行うように構成される、UE。
  60. 前記UEは入力部をさらに含み、前記処理部が、第1のセルにおいて接続状態にある前記UEのソース識別子を決定するように構成されることは具体的には、
    前記UEの国際移動体加入者識別情報IMSI、一時識別情報T−MISI、および無線ネットワーク一時識別子RNTIのうちの少なくとも1つを前記ソース識別子として決定すること、または、前記入力部を使用して、第1の基地局によって送信された前記ソース識別子を受信することであって、前記第1の基地局は前記第1のセルが属する基地局であること
    である、請求項59に記載のUE。
  61. 前記第1のセルが属する前記基地局は前記第1の基地局であり、前記事前設定アクティブ化条件は、
    前記UEが、前記第1の基地局によって送信された、前記低オーバヘッド状態に入るよう命令する制御命令を受信するという条件、
    前記UEが前記第1のセルを離れるという条件、
    第1の事前設定期間において前記UEと前記第1の基地局との間でデータ伝送が行われないという条件、
    前記UEのタイミング・アドバンス・タイマTA timerが満了し、または前記UEの前記TA timerが満了し、前記TA timerが第2の事前設定期間において再実行しないという条件、および
    間欠受信DRX状態に入った後、前記UEが第3の事前設定期間において前記DRX状態から出ないという条件
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項59または60に記載のUE。
  62. 前記処理部は、前記事前設定アクティブ化条件が満たされたときに前記UEが前記低オーバヘッド状態に入った後、第2の事前設定条件が満たされたときに前記UEが前記低オーバヘッド状態から出ることを可能にするようにさらに構成され、
    前記第2の事前設定条件は、
    前記UEが現在キャンプオンしている前記サービングセルが変化すること、または前記UEが現在キャンプオンしている前記サービングセルが指定されたセル設定範囲を越えること、または前記UEが現在キャンプオンしている前記サービングセルと前記第1のセルとが同じ事前設定エリアにも同じ基地局にも属さないこと、または前記UEが、前記第2の基地局に前記ソース識別子を送信し、前記ソース識別子について前記第2の基地局によって送信されたアクセス拒絶指示を受信すること、または前記UEが前記第2のセルのシステム情報ブロードキャストを読み取り、前記システム情報ブロードキャストが前記低オーバヘッド状態にある前記UEにアクセス権の取得を許可するための指示を搬送しないこと、または前記UEが上りデータの送信を必要とすること
    を含む、請求項59から61のいずれか一項に記載のUE。
  63. 前記処理部が、第2の事前設定条件が満たされたときに前記UEが前記低オーバヘッド状態から出ることを可能にするように構成されることは具体的には、前記第2の事前設定条件が満たされたときに前記UEが前記接続コンテキストをクリアし、アイドル状態に入ることを可能にすること、である、請求項62に記載のUE。
  64. 前記第1の事前設定条件は、
    前記UEが現在キャンプオンしている前記サービングセルが変化すること、または前記UEが現在キャンプオンしている前記第2のセルが指定されたセル設定範囲を越えること、または前記UEが現在キャンプオンしている前記第2のセルと前記第1のセルとが同じ事前設定エリアにも同じ基地局にも属さないこと、または前記UEが上りデータの送信を必要とすること
    を含む、請求項59から63のいずれか一項に記載のUE。
  65. 前記UEは前記入力部をさらに含み、前記処理部は、前記第1の事前設定条件が満たされたときに前記出力部を使用して、前記第2のセルが属する前記第2の基地局に前記ソース識別子を報告する前に、
    前記入力部を使用して、前記第2のセルのシステム情報ブロードキャストを受信し、読み取り、
    前記システム情報ブロードキャストが前記低オーバヘッド状態にある前記UEにアクセス権の取得を許可するための指示を搬送する場合、前記アクセス指示に基づいて前記UEが、前記出力部を使用して前記第2の基地局に前記ソース識別子を送信することを決定する、ようにさらに構成される、請求項59から64のいずれか一項に記載のUE。
  66. 前記UEは前記入力部をさらに含み、前記処理部は、前記第1の事前設定条件が満たされたときに前記出力部を使用して、前記第2のセルが属する前記第2の基地局に前記ソース識別子を報告する前に、
    前記出力部を使用して前記第2の基地局に事前設定範囲内のランダム・アクセス・プリアンブルを送信し、前記事前設定範囲内の前記ランダム・アクセス・プリアンブルは、前記ソース識別子が前記第2の基地局に送信される必要があること、または事前設定長さ閾値より長い長さのメッセージが前記第2の基地局に送信される必要があることを指示するのに使用される、ようにさらに構成され、
    前記入力部を使用して、前記第2の基地局によって割り振られた、前記ソース識別子を伝送するのに使用される事前設定サイズの伝送リソースを受信し、
    前記出力部を使用して前記第2の基地局に前記ソース識別子を送信するために前記伝送リソースを使用する、ようにさらに構成される、請求項59から65のいずれか一項に記載のUE。
  67. 前記事前設定範囲内の前記ランダム・アクセス・プリアンブルは、事前定義されたプリアンブルまたは前記第2の基地局によって構成された受け取られたプリアンブルである、請求項66に記載のUE。
  68. 前記UEは前記入力部をさらに含み、前記処理部が、前記出力部を使用して前記第2の基地局に前記ソース識別子を送信するために前記伝送リソースを使用するように構成されることは、
    前記入力部を使用して、前記第2の基地局によって送信された暗号化応答メッセージを受信し、前記接続コンテキストに格納された鍵に基づいて解読を行うことと、
    前記UEが、前記解読に成功した後、前記応答メッセージに基づいて前記第2の基地局への接続を確立することと
    を含む、請求項66または67に記載のUE。
  69. 前記UEは前記入力部をさらに含み、前記処理部が、第2のセルが属する第2の基地局に前記ソース識別子を報告するように構成されることは具体的には、
    前記出力部を使用して前記第2の基地局にランダム・アクセス・プリアンブルを送信することと、
    前記入力部を使用して、前記第2の基地局によって送信された専用UE識別子と、前記ランダム・アクセス・プリアンブルに基づいて前記第2の基地局によって割り振られた、前記ソース識別子を伝送するのに使用される伝送リソースとを受信することであって、前記専用UE識別子は前記第2のセルにおいて前記UEを一意に識別するのに使用される識別子であることと、
    前記出力部を使用して前記第2の基地局に前記ソース識別子を送信するために前記伝送リソースを使用することと、
    前記入力部を使用して、前記第2の基地局によって送信された、前記ソース識別子を含む確認情報を受信することと、
    前記確認情報に基づいて、前記専用UE識別子を使用すべきかどうか判断することと
    である、請求項59から65のいずれか一項に記載のUE。
  70. 前記処理部が、前記確認情報に基づいて、前記専用UE識別子を使用すべきかどうか判断するように構成されることは具体的には、
    前記確認情報に基づいて、前記専用UE識別子を使用しないことを決定すること、または前記確認情報に基づいて前記専用UE識別子を使用し、前記低オーバヘッド状態から出ること、または前記確認情報に基づいて前記専用UE識別子を使用し、前記低オーバヘッド状態にとどまること、または前記専用UE識別子を使用し、前記確認情報で搬送された、前記UEに前記低オーバヘッド状態から出るよう命令する命令に基づいて前記低オーバヘッド状態から出ること
    である、請求項69に記載のUE。
  71. 前記処理部は、前記専用UE識別子を使用した後、現在キャンプオンしている前記サービングセルのセル識別子に基づいて前記接続コンテキスト内の鍵を更新する、ようにさらに構成される、請求項70に記載のUE。
  72. 前記ソース識別子は検証情報をさらに含み、前記検証情報は、前記ソース識別子と前記更新鍵とに基づいて前記UEによって生成された識別検証情報である、請求項71に記載のUE。
  73. 前記処理部は、前記事前設定アクティブ化条件が満たされたときに前記UEが前記低オーバヘッド状態に入った後、前記ソース識別子に基づいてページングをモニタするようにさらに構成される、請求項59から72のいずれか一項に記載のUE。
  74. 前記UEは前記入力部をさらに含み、前記処理部は、前記事前設定アクティブ化条件が満たされたときに前記UEが前記低オーバヘッド状態に入った後、前記入力部を使用して、前記第1の基地局によって送信された無線リソース制御RRC構成情報を受信し、前記RRC構成情報はRRC構成インデックスを含み、前記構成インデックスは前記RRC構成情報を指示するのに使用される、ようにさらに構成され、
    前記低オーバヘッド状態にある前記UEが、前記RRC構成情報を使用する、ようにさらに構成される、請求項59から73のいずれか一項に記載のUE。
  75. 前記処理部が、第1の事前設定条件が満たされたときに前記出力部を使用して、第2のセルが属する第2の基地局に前記ソース識別子を報告するように構成されることは具体的には、
    前記第2の基地局が、前記RRC構成インデックスに基づいて、前記UEによって使用される前記RRC構成情報を決定するように、前記出力部を使用して、前記第2のセルが属する前記第2の基地局に前記RRC構成インデックスを含む前記ソース識別子を報告すること
    である、請求項74に記載のUE。
  76. 前記第1の事前設定条件は、前記UEが上りデータの送信を必要とすることであり、前記処理部は、前記出力部を使用して、前記第2のセルが属する前記第2の基地局に前記ソース識別子を報告し、前記ソース識別子を報告するときまたは報告した後に、前記第2のセルが属する前記第2の基地局に上りデータ指示を報告する、ようにさらに構成される、請求項59から75のいずれか一項に記載のUE。
  77. 基地局であって、前記基地局は第2の基地局であり、前記第2の基地局は、出力部と、格納部と、処理部とを含み、
    前記格納部は、プログラムコードを格納するように構成されており、前記処理部は、前記格納部によって格納された前記プログラムコードを呼び出して、
    前記入力部を使用して、低オーバヘッド状態にあるユーザ機器UEによって報告されたソース識別子を受信するステップであって、前記低オーバヘッド状態では、前記UEは、接続状態にある前記UEの接続コンテキストを格納し、移動過程でのセル再選択基準に基づいてセルキャンピングを行い、前記第1のセルは、前記UEが前記低オーバヘッド状態に入るときの前記UEのサービングセルであり、前記第2のセルは前記UEの現在のサービングセルであり、前記ソース識別子は、前記第1のセルが属する第1の基地局において前記UEを識別するのに使用される第1のUE識別子を含む、前記ステップと、
    コンテキスト格納ノードに前記UEの前記現在のサービングセルが前記第2のセルであることが知られていることを通知するために、前記ソース識別子に基づいて前記出力部を使用して前記コンテキスト格納ノードに前記第1のUE識別子を送信するステップと
    を行うように構成される、基地局。
  78. 前記ソース識別子は、前記UEの国際移動体加入者識別情報IMSI、一時識別情報T−MISI、および無線ネットワーク一時識別子RNTIのうちの少なくとも1つを含む、請求項77に記載の基地局。
  79. 前記ソース識別子は指示情報をさらに含み、前記指示情報は、前記第2の基地局に、前記UEが前記低オーバヘッド状態にあることを通知するのに使用される、請求項77または78に記載の基地局。
  80. 前記処理部は、前記入力部を使用して、前記低オーバヘッド状態にある前記ユーザ機器UEによって報告された前記ソース識別子を受信する前に、前記出力部を使用してシステム情報ブロードキャストを送信し、前記システム情報は、前記UEが、アクセス指示に基づいて、前記第2の基地局に前記ソース識別子を送信すべきかどうか判断するように、前記低オーバヘッド状態にある前記UEにアクセス権の取得を許可するための指示を搬送する、ようにさらに構成される、請求項77から79のいずれか一項に記載の基地局。
  81. 前記処理部は、前記入力部を使用して、前記低オーバヘッド状態にある前記ユーザ機器UEによって報告された前記ソース識別子を受信する前に、
    前記入力部を使用して、前記UEによって送信されたランダム・アクセス・プリアンブルを受信し、
    前記ランダム・アクセス・プリアンブルが事前設定範囲内にある場合に、前記UEが前記ソース識別子を送信するために事前設定サイズの伝送リソースを使用するように前記伝送リソースを前記UEに割り振る
    ようにさらに構成される、請求項77から80のいずれか一項に記載の基地局。
  82. 前記事前設定範囲内の前記ランダム・アクセス・プリアンブルは、事前定義されたプリアンブルまたは前記第2の基地局によって構成された受け取られたプリアンブルである、請求項81に記載の基地局。
  83. 前記処理部が、前記入力部を使用して、低オーバヘッド状態にあるユーザ機器UEによって報告されたソース識別子を受信するように構成されることは具体的には、
    前記入力部を使用して、前記低オーバヘッド状態にある前記ユーザ機器UEによって送信されたランダム・アクセス・プリアンブルを受信することと、
    前記ランダム・アクセス・プリアンブルに基づいて前記出力部を使用して前記UEに、専用UE識別子および前記ソース識別子を送信するのに使用される伝送リソースを割り振ることであって、前記専用UE識別子は前記第2のセルで前記UEを一意に識別するのに使用される識別子であることと、
    前記入力部を使用して前記ソース識別子を受信するために前記伝送リソースを使用することと、
    前記出力部を使用して前記UEに前記ソース識別子を含む確認情報を送信することと
    である、請求項77から80のいずれか一項に記載の基地局。
  84. 前記処理部は、前記入力部を使用して、前記低オーバヘッド状態にある前記ユーザ機器UEによって送信された前記ランダム・アクセス・プリアンブルを受信した後、前記報告されたソース識別子に対応する応答メッセージを生成し、前記応答メッセージは前記接続コンテキストに格納された鍵に基づいて暗号化される、ようにさらに構成され、
    前記出力部を使用して前記UEに前記暗号化応答メッセージを送信する、ようにさらに構成される、請求項83に記載の基地局。
  85. 前記処理部が、前記出力部を使用して前記UEに前記ソース識別子を含む確認情報を送信するように構成されることは具体的には、
    前記UEが前記専用UE識別子を使用し、前記UEに前記低オーバヘッド状態から出るよう命令する命令に基づいて前記低オーバヘッド状態から出るように、前記出力部を使用して前記UEに、前記ソース識別子を含み、前記命令を搬送する確認メッセージを送信すること
    である、請求項83または84に記載の基地局。
  86. 前記処理部が、前記ソース識別子に基づいて前記出力部を使用して前記コンテキスト格納ノードに前記第1のUE識別子を送信するように構成されることは具体的には、
    前記ソース識別子に基づいて前記出力部を使用して前記コンテキスト格納ノードに通知メッセージを送信することであって、前記通知メッセージは、前記第1の基地局が、前記ソース識別子と前記UEが現在位置している前記第2のセルの第2のセル識別子とに基づいて、前記UEが現在キャンプオンしているサービングセルは前記第2のセルであると判断するように、前記UEの前記ソース識別子および前記第2のセル識別子を搬送すること
    である、請求項77から85のいずれか一項に記載の基地局。
  87. 前記処理部は、前記ソース識別子に基づいて前記第1の基地局に前記第1のUE識別子を送信した後、前記入力部を使用して、前記UEによって送信された前記ソース識別子および上りデータ指示を受信し、
    前記出力部を使用して前記コンテキスト格納ノードに接続コンテキスト転送要求を送信し、前記接続コンテキストは、前記UEが前記低オーバヘッド状態に入るときに前記コンテキスト格納ノードによって格納される前記接続状態にある前記UEの前記接続コンテキストであり、前記コンテキスト転送要求は前記UEの前記ソース識別子を搬送する、ようにさらに構成され、
    前記入力部を使用して、前記コンテキスト格納ノードによって転送された前記接続コンテキストを受信し、前記接続コンテキストに基づいて前記UEへの接続を確立する、ようにさらに構成される、請求項77から86のいずれか一項に記載の基地局。
  88. 前記処理部は、前記入力部を使用して、前記コンテキスト格納ノードによって転送された前記接続コンテキストを受信した後、前記出力部を使用して前記UEに再割り振りソース識別子を送信し、前記再割り振りソース識別子は、前記第2の基地局において前記UEを識別するのに使用される第2のUE識別子を含む、ようにさらに構成され、
    前記出力部を使用して、前記UEに前記低オーバヘッド状態から出るよう命令する命令を前記UEに送信する、ようにさらに構成される、請求項87に記載の基地局。
  89. 前記処理部は、前記ソース識別子に基づいて前記出力部を使用して前記コンテキスト格納ノードに前記第1のUE識別子を送信した後、前記入力部を使用して、前記コンテキスト格納ノードによって送信された前記UEの前記接続コンテキストおよび前記ソース識別子を受信し、
    前記受信した接続コンテキストと前記ソース識別子とに基づいて前記UEの構成情報を決定し、前記ソース識別子に基づいて、前記UEをトリガして上りリンクアクセスを行わせる、ようにさらに構成される、請求項77から88のいずれか一項に記載の基地局。
  90. 前記処理部が、前記ソース識別子に基づいて、前記UEをトリガして上りリンクアクセスを行わせるように構成されることは具体的には、
    前記ソース識別子に基づいて前記UEをページングすること、または前記ソース識別子に基づいて前記UEの前記専用UE識別子を決定し、前記専用UE識別子に基づいて前記UEに上りリンクアクセスコマンドを送信すること、または前記ソース識別子に基づいて前記UEの前記専用UE識別子を決定し、前記専用UE識別子に基づいて前記UEをページングすること
    である、請求項89に記載の基地局。
  91. 前記ソース識別子は、無線リソース制御RRC構成インデックスをさらに含み、前記処理部は、前記入力部を使用して、前記低オーバヘッド状態にある前記ユーザ機器UEによって報告された前記ソース識別子を受信した後、前記RRC構成インデックスに基づいて、前記UEによって使用されるRRC構成情報を決定する、ようにさらに構成される、請求項77から90のいずれか一項に記載の基地局。
  92. 前記処理部が、前記ソース識別子に基づいて前記コンテキスト格納ノードに前記第1のUE識別子を送信するように構成されることは具体的には、
    前記ソース識別子に基づいて前記出力部と前記コンテキスト格納ノードとの間のインターフェースを介して前記コンテキスト格納ノードに前記ソース識別子を送信すること、または前記ソース識別子に基づいて前記出力部およびコアネットワークを使用して前記コンテキスト格納ノードに前記ソース識別子を送信すること
    である、請求項77から91のいずれか一項に記載の基地局。
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