JP2019217819A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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Abstract

【課題】ベルトの面内剪断剛性を確保すると共にコードによりベルト内部に生じる応力がベルトの強度に及ぼす影響を抑制した上で軽量化を図ることができる空気入りタイヤを提供する。【解決手段】空気入りタイヤ10に、中心部にタイヤ幅方向に沿って互いに接触しない程度に近接配置された複数のコード42と、コード42を被覆し、タイヤケース34を被覆する第1のゴム材料及びトレッド50を構成する第2のゴム材料よりも大きい引張弾性率を有する樹脂46と、を含んで構成された樹脂被覆コード48がタイヤケース34のタイヤ径方向外側かつトレッド50のタイヤ径方向内側でタイヤケース34の外周面に沿って螺旋状に巻回されると共に巻回された状態で隣接する樹脂被覆コード48のタイヤ幅方向の端部の樹脂46同士が接合され一体的に形成された単層のベルト40を備える。【選択図】図2

Description

本発明は、近接配置された複数のコードを樹脂で被覆することにより構成されたベルトを備えた空気入りタイヤに関する。
自動車に装着する空気入りタイヤとしては、カーカスのタイヤ径方向外側にタイヤ周方向に対して傾斜したコードを含んで構成された2枚以上の傾斜ベルトプライと、傾斜ベルトプライのタイヤ径方向外側に配置された補強層等を備えた複数層からなるベルトを備えた構造が一般的である(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2013−244930号公報 特開2013−220741号公報
近年では、空気入りタイヤの軽量化に対するニーズが高まっている。特許文献1及び2の空気入りタイヤを適用した場合、2枚以上の傾斜ベルトと補強層によりカーカスのクラウン部に必要とされる面内剪断剛性等が確保されるものの、ベルト及び補強層の層数が増加するためタイヤの軽量化が困難となる。また、ベルトは補強のためのコードを含んで構成されているため、ベルトにタイヤ周方向の荷重が作用した場合に、ベルト内部におけるコードの外周部近傍にせん断応力を生じやすい。このため、コードによりベルト内部に生じる応力がベルトの強度に及ぼす影響を抑制した上でベルトの軽量化を図る必要がある。以上のことから、空気入りタイヤに必要とされる強度を確保したうえで軽量化を図ることが必要となる。
本発明は上記事実を考慮し、ベルトの面内剪断剛性を確保すると共にコードによりベルト内部に生じる応力がベルトの強度に及ぼす影響を抑制した上で軽量化を図ることができる空気入りタイヤの提供を目的とする。
請求項1に記載の空気入りタイヤは、一方のビード部から他方のビード部に跨るカーカスを含んで構成され、少なくとも前記カーカスのタイヤ幅方向の外側部が第1のゴム材料で被覆されたタイヤケースと、前記タイヤケースのタイヤ径方向外側に配置され第2のゴム材料により構成されたトレッドと、中心部にタイヤ幅方向に沿って互いに接触しない程度に近接配置された複数のコードと、前記複数のコードを被覆し、前記第1のゴム材料及び前記第2のゴム材料よりも大きい引張弾性率を有する樹脂と、を含んで構成された樹脂被覆コードが前記タイヤケースのタイヤ径方向外側かつ前記トレッドのタイヤ径方向内側で前記タイヤケースの外周面に沿って螺旋状に巻回されると共に巻回された状態で隣接する前記樹脂被覆コードのタイヤ幅方向の端部の前記樹脂同士が接合され一体的に形成された単層のベルトと、を備えている。
請求項1に記載の空気入りタイヤによれば、ベルトは、第1コード及び第2コードを備えた樹脂被覆コードがタイヤケースの外周面に螺旋状に巻回されると共に巻回された状態で互いに隣接し合う樹脂被覆コードのタイヤ幅方向の端部の樹脂同士が接合され一体的に構成されている。また、ベルトは、カーカスの外側部を被覆する第1のゴム材料及びトレッドを構成する第2のゴム材料よりも引張弾性率が大きい樹脂により形成されている。これにより、コード間にゴム材料が配置されたベルトと比較して、高い面内剪断剛性を確保することができる。
また、請求項1に記載の空気入りタイヤによれば、複数のコードは、樹脂被覆コードの中心部にタイヤ幅方向に沿って互いに接触しない程度に近接配置されることにより束化されている。このため、束化された複数のコードと隣り合う樹脂被覆コードの中心部に配置された複数のコードとの間に配置される樹脂のボリュームが増加する。これにより、空気入りタイヤにタイヤ周方向荷重が作用した際に、樹脂被覆コード内部でコードの周辺に生じるタイヤ周方向のせん断応力により樹脂被覆コードのタイヤ幅方向の端部とこれに隣り合う端部との接合部分に生じるせん断変形を低減させることができる。これにより、樹脂被覆コードを構成する樹脂同士の接合部分の耐久性を向上すると共にベルトの面内剪断剛性を確保することができる。
さらに、請求項1に記載の空気入りタイヤによれば、ベルトは樹脂で形成された樹脂被覆コードにより単層に形成されている。これにより、ベルトの面内剪断剛性及びタイヤ周方向剛性を確保した上でタイヤの軽量化を図ることができる。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の空気入りタイヤにおいて、前記複数のコードは、前記樹脂被覆コードのタイヤ幅方向断面におけるタイヤ幅方向の端から各々の前記コードのタイヤ幅方向断面の中心までのタイヤ幅方向の長さが、前記樹脂被覆コードのタイヤ幅方向の長さを前記複数のコードの本数を2倍した値で除して求めた基準長さ以上の長さになるように前記樹脂被覆コードの中心部に配置されかつ各々の前記コードのタイヤ幅方向断面の半径は前記基準長さよりも短い。
請求項2に記載の空気入りタイヤによれば、各々のコードは、樹脂被覆コードのタイヤ幅方向の端から基準長さだけ内側の位置よりも樹脂被覆コードの中心部側に配置される。このため、空気入りタイヤにタイヤ周方向荷重が作用した際に、樹脂被覆コード内部でコードの周辺に生じるタイヤ周方向のせん断応力により樹脂被覆コードのタイヤ幅方向の端部とこれに隣り合う端部との接合部分に生じるせん断変形を低減させることができる。これにより、樹脂被覆コードを構成する樹脂の耐久性を向上すると共にベルトの面内剪断剛性を確保することができる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の空気入りタイヤにおいて、前記複数のコードは、前記樹脂被覆コードのタイヤ幅方向断面におけるタイヤ幅方向の端から各々の前記コードのタイヤ幅方向断面の中心までのタイヤ幅方向の長さが、各々の前記コードのタイヤ幅方向断面の半径に対応して設定される1以上5以下の係数を前記基準長さに乗じて求めた長さ以上の長さになるように前記樹脂被覆コードの中心部に配置されている。
請求項3に記載の空気入りタイヤによれば、各々のコードは、コードのタイヤ幅方向断面の半径に応じて、樹脂被覆コードのタイヤ幅方向の端から基準長さだけ内側の位置よりも樹脂被覆コードの中央部側に配置される。このため、空気入りタイヤにタイヤ周方向荷重が作用した際に、樹脂被覆コード内部でコードの周辺に生じるタイヤ周方向のせん断応力により樹脂被覆コードのタイヤ幅方向の端部とこれに隣り合う端部との接合部分に生じるせん断変形を低減させることができる。また、コードの周辺に生じるタイヤ周方向のせん断応力により樹脂被覆コード内部のコード間に配置された樹脂に生じるせん断変形が過大にならないようにコード間の距離を調整した上で、各々のコードを樹脂被覆コード内部に配置させることができる。これにより、樹脂被覆コードを構成する樹脂の耐久性を向上すると共にベルトの面内剪断剛性をより効果的に確保することができる。
以上説明したように、本発明に係る空気入りタイヤは、ベルトの面内剪断剛性を確保すると共にコードによりベルト内部に生じる応力がベルトの強度に及ぼす影響を抑制した上で軽量化を図ることができるという優れた効果を有する。
本発明の第1の実施形態に係る空気入りタイヤをタイヤ幅方向に沿って切断した断面図である。 第1の実施形態に係る空気入りタイヤのショルダー付近をタイヤ幅方向に沿って切断した拡大断面図である。 第1の実施形態に係る空気入りタイヤの樹脂被覆コードと補強コードとの位置関係を示す拡大断面図である。 第1の実施形態の第1変形例に係る空気入りタイヤのショルダー付近をタイヤ幅方向に沿って切断した拡大断面図である。 第1の実施形態の第1変形例に係る空気入りタイヤの樹脂被覆コードと補強コードとの位置関係を示す拡大断面図である。 第1の実施形態の第2変形例に係る断面形状が平行四辺形の樹脂被覆コードをタイヤ幅方向に沿って切断した拡大断面図である。 第1の実施形態の第2変形例に係るタイヤ幅方向端部の側面が傾斜した樹脂被覆コードをタイヤ幅方向に沿って切断した拡大断面図である。 第1の実施形態の第2変形例に係るタイヤ幅方向端部の側面が円弧状に形成された樹脂被覆コードをタイヤ幅方向に沿って切断した拡大断面図である。 第1の実施形態の第2変形例に係るタイヤ幅方向端部の側面が逆S字形状に形成された樹脂被覆コードをタイヤ幅方向に沿って切断した拡大断面図である。
(第1実施形態)
図1から図3を用いて、本発明の第1実施形態に係る空気入りタイヤ10について説明する。
(タイヤ骨格部材)
図1には、例えば、乗用車に用いられるラジアルタイヤである空気入りタイヤ10の空気充填前の自然状態の形状が示されている。空気入りタイヤ10は、タイヤ幅方向の両端部側に、例えば、ビードワイヤー(図示省略)が何層にも巻回して構成されたビードコア16が埋設された一対のビード部20を備える。タイヤ幅方向の片側のビード部20とタイヤ幅方向の他方側のビード部(図示省略)との間には、1枚のカーカスとしてのカーカスプライ22が、タイヤ幅方向に沿って切断した断面で見た場合にトロイド状に跨っている。
カーカスプライ22は、空気入りタイヤ10のラジアル方向に延在された、例えばポリエステル等の有機繊維製の複数本のコード(図示省略)がゴムコーティングされて形成されている。なお、ここでは、カーカスプライ22のコードの材料は、ポリエステルとして説明したが、これに限らず、従来公知の他の材料が用いられても良い。
カーカスプライ22のタイヤ幅方向の端部は、ビードコア16のタイヤ幅方向内側から外側へ折り返されている。カーカスプライ22は、タイヤ幅方向の片側のビードコア16のタイヤ幅方向内側からタイヤ幅方向の他方側の図示しないビードコアのタイヤ幅方向内側の間をタイヤ幅方向に沿って切断した断面で見た場合にトロイド状に跨る本体部22Aと、ビードコア16のタイヤ幅方向外側へ折り返された折返し部22Bと、を備えている。
カーカスプライ22の本体部22Aと折返し部22Bとの間には、ビードコア16の外周面からタイヤ径方向外側に向けて先細り状に延びる硬質のゴムにより構成されたビードフィラー26が配置されている。空気入りタイヤ10のビードフィラー26のタイヤ径方向外側端部26Aからビードコア16を含むタイヤ径方向内側の部分がビード部20とされている。
カーカスプライ22のタイヤ幅方向内側にはゴム製のインナーライナー28が配置されており、カーカスプライ22のタイヤ幅方向外側には、第1のゴム材料からなるサイドゴム層30が配置されている。空気入りタイヤ10の骨格を形成するタイヤ骨格部材としてのタイヤケース34は、ビードコア16と、カーカスプライ22と、ビードフィラー26と、インナーライナー28と、サイドゴム層30と、により構成されている。
(ベルト)
図2に示されるように、カーカスプライ22のタイヤ径方向外側(クラウン部の外側)には、後述する方法により製造されたベルト40が配置されている。ベルト40は、カーカスプライ22の外周面に密着するように巻回された樹脂被覆コード48により構成されている。樹脂被覆コード48は、中心部にタイヤ幅方向に沿って互いに接触しない程度に近接して配置された複数のコードとしての補強コード42(本実施形態では2本)が樹脂46で被覆されることにより形成されている。
図3に示されるように、補強コード42は、樹脂被覆コード48のタイヤ幅方向断面におけるタイヤ幅方向の端から各々の補強コード42のタイヤ幅方向断面の中心Cまでのタイヤ幅方向の長さA1が、基準長さBLに係数としての近接係数Vを乗じて求めた長さ以上の長さとなるように樹脂被覆コード48の中心部に配置されている。基準長さBLは、樹脂被覆コード48のタイヤ幅方向断面のタイヤ幅方向の長さLを補強コード42の本数N(本実施形態では2本)を2倍した値で除して求めた長さに設定されている。また、近接係数Vは、補強コード42のタイヤ幅方向断面の半径rに応じて設定される1以上5以下の値である。具体的には、長さA1は、A1≧(V×L/(2×N))となるように設定される。図3では、近接係数Vを1とした場合の樹脂被覆コード48と補強コード42との位置関係が示されている。基準長さBLは、樹脂被覆コード48のタイヤ幅方向の長さLを補強コード42の本数N(本実施形態では2本)を2倍した値で除して求めた長さに設定されている。また、各々の補強コード42のタイヤ幅方向断面の半径rは、基準長さBLよりも短くかつ樹脂被覆コード48の中心部に補強コード42が配置された際に互いに接触しない大きさに形成されている。
ベルト40の補強コード42は、カーカスプライ22のコードよりも太く、かつ、強力(引張強度)が大きいものを用いることが好ましい。ベルト40の補強コード42は、金属繊維や有機繊維等のモノフィラメント(単線)又はこれらの繊維を撚ったマルチフィラメント(撚り線)により構成されている。具体的には、例えば、直径が0.225mmの“1×5”のスチールコードが用いられる。なお、ここでは補強コード42は、直径が0.225mmの“1×5”のスチールコードを用いるとして説明したが、これに限らず、従来公知の他の構造のスチールコードが用いられてもよい。
補強コード42を被覆する樹脂46には、サイドゴム層30を構成するゴム及び後述するトレッド50を構成する第2のゴム材料よりも引張弾性率の高い樹脂材料が用いられている。補強コード42を被覆する樹脂46としては、弾性を有する熱可塑性樹脂、熱可塑性エラストマー(TPE)及び熱硬化性樹脂等を用いることができる。とりわけ、空気入りタイヤ10が装着された自動車の走行時の弾性と製造時の成形性を考慮すると、熱可塑性エラストマーが用いられることが望ましい。
熱可塑性エラストマーとしては、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー(TPO)、ポリスチレン系熱可塑性エラストマー(TPS)、ポリアミド系熱可塑性エラストマー(TPA)、ポリウレタン系熱可塑性エラストマー(TPU)、ポリエステル系熱可塑性エラストマー(TPC)、動的架橋型熱可塑性エラストマー(TPV)等が挙げられる。
また、熱可塑性樹脂としては、ポリウレタン樹脂、ポリオレフィン樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリアミド樹脂等が挙げられる。さらに、熱可塑性樹脂材料としては、例えば、ISO75−2又はASTM D648に規定されている荷重たわみ温度(0.45MPa荷重時)が78°C以上、JIS K7113に規定される引張降伏強さが10MPa以上、同じくJIS K7113に規定される引張破壊伸びが50%以上、JIS K7206に規定されるビカット軟化温度(A法)が130°C以上であるものを用いることができる。
補強コード42を被覆する樹脂46の引張弾性率(JIS K7113:1995に規定される)は、50MPa以上が好ましい。また、樹脂46の引張弾性率の上限は、1000MPa以下とすることが好ましい。なかでも、樹脂46の引張弾性率は、200〜500MPaの範囲内が特に好ましい。
図1に示されるように、本実施形態のベルト40の厚さ寸法tは、補強コード42の直径寸法よりも大きくすることが好ましい、すなわち、補強コード42が完全に樹脂46に埋設されていることが好ましい。ベルト40の厚さ寸法tは、空気入りタイヤ10が乗用車用の場合は、具体的には、0.70mm以上とすることが好ましい。
ベルト40のタイヤ径方向外側には、第2のゴム材料からなるトレッド50が配置されている。トレッド50に用いる第2のゴム材料には、従来一般公知のものが用いられている。トレッド50には、排水用の溝52が形成されている。また、トレッド50のパターンも従来一般公知のものが用いられている。また、トレッド50のタイヤ幅方向外側のタイヤケース34に連続する部分は、ショルダー54とされている。
ベルト40のタイヤ軸方向の長さであるベルト40の幅BWは、トレッド50のタイヤ軸方向の長さであるトレッド50の接地幅TWに対して75%以上とすることが好ましい。なお、ベルト40の幅BWの上限は、接地幅TWに対して110%とすることが好ましい。また、ベルト40の面内剪断剛性は、ゴム被覆で形成されたベルト以上であることが好ましい。
ここで、トレッド50の接地幅TWとは、空気入りタイヤ10をJATMA YEAR BOOK(2018年度版、日本自動車タイヤ協会規格)に規定されている標準リムに装着し、JATMA YEAR BOOKでの適用サイズ・プライレーティングにおける最大負荷能力(内圧−負荷能力対応表の太字荷重)に対応する空気圧(最大空気圧)の100%の内圧を充填し、静止した状態で水平な平板に対して回転軸が平行となるように配置し、最大の負荷能力に対応する質量を加えたときのものである。なお、使用地又は製造地において、TRA規格、ETRTO規格が適用される場合は各々の規格に従う。
(空気入りタイヤの製造方法)
本実施形態の空気入りタイヤ10の製造方法の一例について説明する。はじめに、公知のタイヤ成形ドラム(図示省略)の外周に、インナーライナー28と、ビードコア16と、ビードフィラー26と、カーカスプライ22と、サイドゴム層30と、を含んだ未加硫のタイヤケース34が形成される。ここまでの製造は、公知の方法により製造される。
次に、図2に示されるように、ベルト40は、補強コード42が樹脂46により被覆された樹脂被覆コード48が螺旋状に巻回されることにより形成される。この樹脂被覆コード48の断面形状は、タイヤ幅方向に沿って切断した断面図で見た場合、略矩形状(略長方形状)に形成されている。また、樹脂被覆コード48のタイヤ幅方向の端部(図2において、2点鎖線で図示。)は、隣り合う樹脂被覆コード48のタイヤ幅方向の端部と当接している。
ベルト40を形成するために、樹脂被覆コード48を巻き付けてベルトを成形するためのベルト成形ドラム(図示省略)の近傍に樹脂被覆コード48を供給するための供給装置(図示省略)と、ベルト成形ドラムに捲きつけられる樹脂被覆コード48を加熱するための加熱装置(図示省略)と、が配置される。また、ベルト成形ドラムの近傍には、樹脂被覆コード48をベルト成形ドラムに押し付けるための押付ローラ(図示省略)と、溶着した樹脂被覆コード48を冷却するための冷却ローラ(図示省略)と、が配置される。
供給装置から送り出された樹脂被覆コード48は、加熱装置により加熱されることにより樹脂46の表面が溶融される。樹脂46の表面が溶融された樹脂被覆コード48は、ベルト成形ドラムの外周面に押付ローラにより押圧された状態で捲きつけられる。押圧された樹脂被覆コード48は、側部(タイヤ軸方向の端部)がタイヤ軸方向に膨出するように押し潰される。押し潰された樹脂46のタイヤ軸方向に隣接する側面同士は、互いに接触することにより溶着される。溶着された樹脂46は、冷却ローラに接触されることにより固化するため、隣接する樹脂被覆コード48同士が溶着した状態で固化する。このように、樹脂被覆コード48がベルト成形ドラムの外周面に螺旋状に巻き付けられると共に当該外周面に押し付けられることにより、ベルト成形ドラムの外周面にベルト40が形成される。
樹脂46が固化したベルト40は、ベルト成形ドラムから取り外され、タイヤ成形ドラムのタイヤケース34の径方向外側に配置される。ベルト40が配置された状態でタイヤケース34が拡張されることにより、タイヤケースの外周面であるカーカスプライ22の外周面とベルト40の内周面とが圧着される。タイヤケース34が圧着されたベルト40の外周面に、一般の空気入りタイヤと同様に未加硫のトレッド50が貼り付けられることにより、生タイヤが構成される。
次に、本実施形態の作用並びに効果について説明する。
本実施形態によれば、ベルト40は、補強コード42を樹脂46で被覆した樹脂被覆コード48が螺旋状に巻回されると共に巻回された状態で互いに隣接し合う樹脂被覆コード48のタイヤ幅方向の端部の樹脂46同士が接合され一体的に構成されている。このため、ベルト幅方向に隣り合う樹脂被覆コード48の接合強度を高めることができる。また、ベルト40は、カーカスプライ22の外側部を被覆する第1のゴム材料及びトレッド50を構成する第2のゴム材料よりも引張弾性率が大きい樹脂46により形成されている。これらのことから、樹脂46ではなくゴム材料が配置されたベルトと比較して、高い面内剪断剛性を確保することができる。
具体的には、本実施形態のベルト40は、引張弾性率が50MPa以上とされ、厚みを0.7mm以上確保することにより、ベルト40のタイヤ幅方向の面内剪断剛性を十分に確保することができる。
また、本実施形態によれば、図2に示されるように、樹脂被覆コード48は、中心部にタイヤ幅方向に沿って互いに接触しない程度に近接して配置された2本の補強コード42が樹脂46で被覆されることにより形成されている。また、図3に示されるように、補強コード42は、樹脂被覆コード48のタイヤ幅方向断面におけるタイヤ幅方向の端から各々の補強コード42のタイヤ幅方向断面の中心Cまでのタイヤ幅方向の長さA1が、基準長さBLに1以上5以下の近接係数Vを乗じて求めた長さ以上の長さになるように樹脂被覆コード68の内部に配置されている。このため、中心部で束化された複数の補強コード42と隣り合う樹脂被覆コード48の中心部に配置された複数の補強コード42との間に配置される樹脂46のボリュームが増加する。これにより、空気入りタイヤ10にタイヤ周方向荷重が作用した際に、樹脂被覆コード48内部で補強コード42の周辺に生じるタイヤ周方向のせん断応力により樹脂被覆コード48のタイヤ幅方向の端部とこれに隣り合う端部との接合部分に生じるせん断変形を低減させることができる。また、補強コード42の周辺に生じるタイヤ周方向のせん断応力により樹脂被覆コード48内部の補強コード42間に配置された樹脂46に生じるせん断変形が過大にならないようにコード48間の距離を調整した上で、各々の補強コード42を樹脂被覆コード48内部に配置させることができる。これにより、樹脂被覆コード48を構成する樹脂46同士の接合部分の耐久性を向上すると共にベルト40の面内剪断剛性をより効果的に確保することができる。
さらに、本実施形態の空気入りタイヤ10によれば、ベルト40は樹脂被覆コード48によりタイヤ径方向に対して単層に形成されている。また、樹脂被覆コード48が螺旋状に巻回されてタイヤ径方向に重なる部分が無いため、ベルト40は、タイヤ周方向に厚さが均一に形成されている。このため、従来のタイヤのように2枚以上のベルトプライにより複数層に形成されたベルトと比較して軽量となり、ユニフォミティーに優れたものを簡単に製造することができる。また、ベルト40をタイヤ径方向に対して単層に形成することによりトレッド50の厚みを厚くすることができると共に溝52の深さを深くすることができるため、空気入りタイヤ10の寿命を延ばすことが可能となる。
以上説明したように、本実施形態に係る空気入りタイヤ10は、ベルト40の面内剪断剛性を確保すると共に補強コード42によりベルト40内部に生じる応力がベルト40の強度に及ぼす影響を抑制した上で軽量化を図ることができる。
上記に加えて、ベルト40の面内剪断剛性が確保されることで、空気入りタイヤ10にスリップ角を付与した場合の横力を十分に発生させることができるため、操縦安定性を確保することができると共に応答性も向上させることができる。
さらに、本実施形態に係る空気入りタイヤ10では、面内剪断剛性が高いベルト40が用いられているため、カーカスプライ22を保護するショルダー54付近の剛性を高めることができる。
また、ベルト40の面内剪断剛性を向上させることに伴いベルト40の面外曲げ剛性も向上される。このため、空気入りタイヤ10に大きな横力が入力した際、トレッド50のバックリング(トレッド50の表面が波打って、一部が路面から離間する現象)を抑制することができる。
(第1変形例)
次に、図4及び図5を用いて、本実施形態の第1変形例に係る空気入りタイヤ60について説明する。なお、前述した本実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
本変形例によれば、図4に示されるように、樹脂被覆コード68は、中心部にタイヤ幅方向に沿って互いに接触しない程度に近接して配置された3本の補強コード42が樹脂46で被覆されることにより形成されている。図5に示されるように、補強コード42は、樹脂被覆コード68のタイヤ幅方向断面におけるタイヤ幅方向の端から各々の補強コード42のタイヤ幅方向断面の中心Cまでのタイヤ幅方向の長さA1が、基準長さBLに1以上5以下の近接係数Vを乗じて求めた長さ以上の長さになるように樹脂被覆コード68の内部に配置されている。図5では、近接係数Vを1とした場合の樹脂被覆コード68と補強コード42との位置関係が示されている。基準長さBLは、樹脂被覆コード68のタイヤ幅方向断面のタイヤ幅方向の長さLを補強コード42の本数N(本変形例では3本)を2倍した値で除して求めた長さに設定されている。また、各々の補強コード42のタイヤ幅方向断面の半径rは、基準長さBLよりも短くかつ樹脂被覆コード68の中心部に補強コード42が配置された際に隣り合う補強コード42の中心Cの間隔Pの半分よりも短い長さに形成されている。
本変形例によれば、補強コード42は、樹脂被覆コード68の中心部に配置される。このため、空気入りタイヤ10にタイヤ周方向荷重が作用した際に、樹脂被覆コード68内部で補強コード42の周辺に生じるタイヤ周方向のせん断応力により樹脂被覆コード68のタイヤ幅方向の端部とこれに隣り合う端部との接合部分に生じるせん断変形を低減させることができる。また、補強コード42の周辺に生じるタイヤ周方向のせん断応力により樹脂被覆コード68内部の補強コード42間に配置された樹脂に生じるせん断変形が過大にならないように補強コード42間の距離を調整した上で、各々の補強コード42を樹脂被覆コード68内部に配置させることができる。これにより、樹脂被覆コード68を構成する樹脂46同士の接合部分の耐久性を向上すると共にベルト62の面内剪断剛性をより効果的に確保することができる。
以上説明したように、本変形例に係る空気入りタイヤ60は、ベルト62の面内剪断剛性を確保すると共に補強コード42によりベルト62内部に生じる応力がベルト62の強度に及ぼす影響を抑制した上で軽量化を図ることができる。
(第2変形例)
次に、図6Aから図6Dを用いて、第2変形例に係る空気入りタイヤ70について説明する。なお、前述した第1実施形態と同一構成部分については、同一番号を付してその説明を省略する。
本変形例によれば、樹脂被覆コード72のタイヤ幅方向に沿って切断された断面形状は、略長方形以外の形状に形成されている。具体的には、図6Aに示す樹脂被覆コード72は、断面形状が平行四辺形とされ、タイヤ幅方向の端部が一定角度で傾斜されている。また、図6Bに示す樹脂被覆コード72は、タイヤ幅方向の端部が傾斜されると共に当該端部のタイヤ径方向の略中間部には段部が形成されている。さらに、図6C及び図6Dに示す樹脂被覆コード72は、タイヤ幅方向の端部が円弧形状及び逆S字形状に形成されている。ここで、樹脂被覆コード72のタイヤ幅方向断面におけるタイヤ幅方向の端から各々の補強コード42のタイヤ幅方向断面の中心Cまでのタイヤ幅方向の長さA1は、補強コード42の中心線上における長さを基準に設定されている。
図6Aから図6Dに示される樹脂被覆コード72は、いずれも図2に示される略長方形断面の樹脂被覆コード48に比べて、タイヤ幅方向の端部の長さが長くなるように形成されている。このため、ベルト幅方向に隣接する樹脂被覆コード72同士の接合面積(溶着面積)を、図2に示される略長方形断面の樹脂被覆コード48に比べて増加させることができる。これにより、樹脂被覆コード72の接合強度を高めることができるため、空気入りタイヤ70は、高い面内剪断剛性を確保することができる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の第1実施形態及びその変形例について説明したが、本発明は、上記に限定されるものでなく、上記以外にも、その主旨を逸脱しない範囲内において種々変形して実施可能であることは勿論である。
なお、ここでは、ベルト40は、タイヤ軸方向に一定径、一定厚さで形成されている、すなわち、タイヤ軸線に沿った断面で見たときに一直線状に形成されていると説明したが、これに限らず、ベルトは、タイヤ幅方向中央部の外径をタイヤ幅方向両端部の外径よりも大径に形成され、ベルトをタイヤ幅方向に沿った切断した断面で見た場合に、タイヤ幅方向中央部がタイヤ径方向外側へ凸となる略円弧状とされてもよい。
さらに、ここでは、ベルト40、62を製造する際に用いた樹脂被覆コード48、68は、2本又は3本の補強コード42が樹脂46で被覆されたものとして説明したが、これに限らず、樹脂被覆コードは4本以上の補強コードが樹脂で被覆されたものであってもよい。
また、本実施形態に係る空気入りタイヤ10、60、70は、一般的なラジアルタイヤであるとして説明したが、これに限らず、サイド部が補強ゴムで補強されたランフラットタイヤに用いられてもよい。
また、本実施形態のベルト40、62は、ベルト幅方向に隣接する樹脂被覆コード48、68のタイヤ幅方向の側面同士が溶着により接合されているとして説明したが、これに限らず、接着剤を用いて接合されていてもよい。
なお、本実施形態では、近接係数Vは1以上5以下の値として説明したが、これに限らず、近接係数は1以上3以下の値で設定されるほうがより望ましい。
10、60、70…空気入りタイヤ、20…ビード部、22…カーカスプライ(カーカス)、30…サイドゴム層(第1のゴム材料)、34…タイヤケース、40、62…ベルト、42…補強コード(コード)、46…樹脂、48、68、72…樹脂被覆コード、50…トレッド(第2のゴム材料)、BW…ベルトの幅、TW…接地幅、L…樹脂被覆コードのタイヤ幅方向断面のタイヤ幅方向の長さ、C…中心、BL…基準長さ、r…補強コード(コード)のタイヤ幅方向断面の半径

Claims (3)

  1. 一方のビード部から他方のビード部に跨るカーカスを含んで構成され、少なくとも前記カーカスのタイヤ幅方向の外側部が第1のゴム材料で被覆されたタイヤケースと、
    前記タイヤケースのタイヤ径方向外側に配置され第2のゴム材料により構成されたトレッドと、
    中心部にタイヤ幅方向に沿って互いに接触しない程度に近接配置された複数のコードと、前記複数のコードを被覆し、前記第1のゴム材料及び前記第2のゴム材料よりも大きい引張弾性率を有する樹脂と、を含んで構成された樹脂被覆コードが前記タイヤケースのタイヤ径方向外側かつ前記トレッドのタイヤ径方向内側で前記タイヤケースの外周面に沿って螺旋状に巻回されると共に巻回された状態で隣接する前記樹脂被覆コードのタイヤ幅方向の端部の前記樹脂同士が接合され一体的に形成された単層のベルトと、
    を備えた空気入りタイヤ。
  2. 前記複数のコードは、前記樹脂被覆コードのタイヤ幅方向断面におけるタイヤ幅方向の端から各々の前記コードのタイヤ幅方向断面の中心までのタイヤ幅方向の長さが、前記樹脂被覆コードのタイヤ幅方向の長さを前記複数のコードの本数を2倍した値で除して求めた基準長さ以上の長さになるように前記樹脂被覆コードの中心部に配置されかつ各々の前記コードのタイヤ幅方向断面の半径は前記基準長さよりも短い請求項1に記載の空気入りタイヤ。
  3. 前記複数のコードは、前記樹脂被覆コードのタイヤ幅方向断面におけるタイヤ幅方向の端から各々の前記コードのタイヤ幅方向断面の中心までのタイヤ幅方向の長さが、各々の前記コードのタイヤ幅方向断面の半径に対応して設定される1以上5以下の係数を前記基準長さに乗じて求めた長さ以上の長さになるように前記樹脂被覆コードの中心部に配置される請求項2に記載の空気入りタイヤ。
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