JP2019214862A - 複合繊維部材の製造方法、方形部材、及び箱状部材 - Google Patents

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Yoshinori Murakami
義則 村上
南本 政司
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政司 南本
紘一朗 田中
Koichiro Tanaka
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慎吾 井坂
Shingo Isaka
慎吾 井坂
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Abstract

【課題】十分な強度を有しつつ、簡易な工程で製造可能な複合繊維部材の製造方法、方形部材、及び箱状部材を提供する。【解決手段】複合繊維部材11の製造方法は、準備工程と、織編工程と、溶融工程と、硬化工程と、を有する。準備工程では、第1の繊維材と、第1の繊維材よりも融点の低い熱可塑性の第2の繊維材と、を準備する。織編工程では、第1の繊維材と第2の繊維材とを織編して紐状部材を形成する。溶融工程では、紐状部材を加熱して、第2の繊維材を溶融する。硬化工程では、第2の繊維材を硬化させて、第1の繊維材に第2の繊維材を固着させる。【選択図】図1

Description

本発明は、複合繊維部材の製造方法、方形部材、及び箱状部材に関する。
防護ネットは、山や森林の斜面を保護するための土木用設備品である。例えば、特許文献1には、この種の防護ネット(方形部材)が開示されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2017−20119号公報
仮に、防護ネットを樹脂で形成する場合、樹脂を型に流し込む射出成型、一定断面になる押出し成型、熱硬化性樹脂を含有させた繊維シートを型に沿わせて熱を加えて成形する方法が考えられる。しかしながら、射出成型の場合、金型等の設備が必要である。また、防護ネットのネット部分は単一の樹脂材から形成されるため、強度が不十分となるおそれがある。また、繊維シートを用いる方法の場合、工程が煩雑であり、製造に手間がかかる。
本発明は、上述の事情の下になされたもので、十分な強度を有しつつ、簡易な工程で製造可能な複合繊維部材の製造方法、方形部材、及び箱状部材を提供することを目的とする。
上述の目的を達成するために、本発明の第1の観点に係る複合繊維部材の製造方法は、
第1の繊維材と、前記第1の繊維材よりも融点の低い熱可塑性の第2の繊維材と、を準備する準備工程と、
前記第1の繊維材と前記第2の繊維材とを織編して紐状部材を形成する織編工程と、
前記紐状部材を加熱して、前記第2の繊維材を溶融する溶融工程と、
前記第2の繊維材を硬化させて、前記第1の繊維材に前記第2の繊維材を固着させる硬化工程と、
を有する。
前記第1の繊維材は、ポリエステル系の樹脂繊維又はアラミド繊維であり、
前記第1の繊維材がポリエステル系の樹脂繊維である場合には、前記第2の繊維材は、オレフィン系の樹脂繊維であり、前記第1の繊維材がアラミド繊維である場合には、前記第2の繊維材は、ポリエステル系の樹脂繊維であってもよい。
前記第2の繊維材の硬化前の複合繊維部材を折り曲げて、四角形部材を形成する四角形部材形成工程を有してもよい。
複数の前記四角形部材を組み合わせてネット状又はパネル状に形成するネット・パネル形成工程を有してもよい。
前記第2の繊維材の硬化前の複合繊維部材を組み合わせて、ネット状又はパネル状に形成するネット・パネル形成工程を有してもよい。
本発明の第2の観点に係る方形部材は、
山又は森林の斜面を防護する方形部材であって、
第1の観点に係る複合繊維部材の製造方法を用いて製造され、ネット状に形成されている複合繊維部材を備える。
ネット状の前記複合繊維部材を、前記斜面に固定する固定手段をさらに備えてもよい。
本発明の第3の観点に係る方形部材は、
第1の観点に係る複合繊維部材の製造方法を用いて製造され、パネル状に形成されている複合繊維部材を備える。
本発明の第4の観点に係る箱状部材は、
内部に石が収容される箱状部材であって、
第1の観点に係る複合繊維部材の製造方法を用いて製造され、箱状に形成されている複合繊維部材を備える。
本発明では、複合繊維部材は、融点の異なる2種の繊維材を含んで構成されている。そして、一方の繊維材のみを溶融させてから硬化させることにより、十分な強度を有しつつ、簡易な工程で複合繊維部材を形成することができる。結果として、十分な強度を有しつつ、簡易な工程で製造可能な複合繊維部材の製造方法、方形部材、及び箱状部材を提供することが可能になる。
本発明の実施の形態1に係る防護ネットの斜視図である。 防護ネットが山や森林の斜面に施工されている状態を示す断面図である。 (A)は、複合繊維部材を折り曲げて形成された方形部材の正面図である。(B)は、方形部材の側面図である。(C)は、方形部材の平面図である。 変形例に係る複合繊維部材を折り曲げて形成された方形部材の正面図である。 変形例に係る複合繊維部材を折り曲げて形成された方形部材の正面図である。 変形例に係る複合繊維部材を折り曲げて形成されたネット状部材の正面図である。 本発明の実施の形態2に係るパネル部材の斜視図である。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態1に係る複合繊維部材で形成された防護ネット10(方形部材)について説明する。
防護ネット10は、図1及び図2に示すように、樹木101が生えている山や森林の斜面100を防護するための土木用設備品である。防護ネット10は、ネット状に形成されている複合繊維部材11と、固定手段12と、を有する。
複合繊維部材11は、線状又は棒状の部材であり、本実施の形態1では、第1の繊維材と第2の繊維材とが編み込まれたり、織り込まれたりして形成された繊維束である。
第1の繊維材は、ポリエステル系の樹脂繊維であり、複合繊維部材11の主繊維として構成されている。具体的には、第1の繊維材の樹脂繊維は、例えば、PET(Polyethylene Terephthalate)等である。しかしながら、これに限られない。第1の繊維材の樹脂繊維は、第2の繊維材の素材よりも融点の高い素材であれば、PET以外の素材、例えば、アラミド繊維であってもよい。
第2の繊維材は、ポリプロピレンやポリエチレンを含むオレフィン系の樹脂繊維であり、複合繊維部材11の副繊維として構成されている。具体的には、第2の繊維材の樹脂繊維は、例えば、PP(polypropylene)等である。しかしながら、これに限られない。第2の繊維材の素材は、第1の繊維材の素材よりも融点の低い熱可塑性の素材であれば、PP以外の素材であってもよい。なお、第1の繊維材がポリエステル系の樹脂繊維である場合には、第2の繊維材は、オレフィン系の樹脂繊維であることが好ましく、第1の繊維材がアラミド繊維である場合には、第2の繊維材は、ポリエステル系の樹脂繊維であることが好ましい。
複合繊維部材11は、図3に示すように、略正方形の四角形部材13となるように折り曲げられた状態で使用される。四角形部材13の一辺は、例えば、0.5mである。折り曲げられた複合繊維部材11によって囲われた空間には、樹木101が配置される。防護ネット10は、複数の四角形部材13を有しており、複数の四角形部材13が組み合わされて、防護ネット10を構成する。なお、線状の複合繊維部材11の両側の端部11a,11bにジョイント部材14を設けて、複合繊維部材11を略正方形の四角形部材13となるように折り曲げた後に、複合繊維部材11の端部11aと端部11bとをジョイント部材14によって接続するようにしてもよい。具体的には、端部11a、11bに孔を形成し、C字形状のジョイント部材14によって、端部11a、11bを引っ掛けるようにして、端部11aと端部11bとを接続するようにしてもよい。
また、本実施の形態1においては、複合繊維部材11の端部11a,11bは、四角形部材13の一辺の中央近傍に配置されている。しかしながら、これに限られない。例えば、端部11a,11bは、図4に示すように、四角形部材13の角部分近傍に配置されていてもよい。
固定手段12は、図1及び図2に示すように、防護ネット10の防護対象である山や森林の斜面100に固定するためのものである。固定手段12は、補強材12aと支圧板12bとを有する。
補強材12aは、斜面100の地盤に打ち付けられるロックボルトである。補強材12aは、地盤のすべり面102を貫通して配置されている。
支圧板12bは、補強材12aの頭部に設けられると共に、ネット状部材(複合繊維部材11)を支持する。
上述のように構成されている複合繊維部材11は、以下のように製造される。
先ず、最初の工程(準備工程)では、作業者は、第1の繊維材と、第1の繊維材の素材よりも融点の低い素材からなる第2の繊維材とを準備する。
続いて、次の工程(織編工程)では、第1の繊維材と第2の繊維材とを織編する。本実施の形態1では、第1の繊維材と第2の繊維材とをそれぞれ紐状に形成してから、これらの2本の紐状の部材を合撚して、2種の繊維材を含む1本の紐状部材(硬化前の複合繊維部材11)を形成する。
続いて、次の工程(四角形部材形成工程)では、図3に示すように、2種の繊維材を含む1本の紐状部材(硬化前の複合繊維部材11)を折り曲げて、複数の四角形部材13を形成する。なお、この四角形部材形成工程は、第2の繊維材を硬化させる硬化工程の後に行ってもよい。ただし、硬化前のほうが複雑な形状にしやすいので、四角形部材形成工程は、第2の繊維材を硬化させる硬化工程の前に行うのが好ましい。
続いて、次の工程(溶融工程)では、織編された紐状部材を加熱する。このとき、PETからなる第1の繊維材を溶かさないようにしつつ、PPからなる第2の繊維材のみを溶融させる。この溶融工程での加熱温度域は、170以上250℃以下の温度域であることが好ましい。しかしながら、これに限られない。溶融工程での加熱温度域は、第1の繊維材の素材及び第2の繊維材の素材に応じて、適宜、変更することが好ましい。
続いて、次の工程(硬化工程)では、第2の繊維材を硬化させて、第1の繊維材に第2の繊維材を固着させる。第2の繊維材を硬化させることにより、柔らかい状態の紐状部材は、剛性を有し、強度の大きい線状又は棒状の複合繊維部材11になる。
続いて、次の工程(ネット形成工程)では、図1及び図2に示すように、複数の四角形部材13を組み合わせてネット状に形成する。これにより、防護ネット10が完成する。
なお、溶融工程の前に、PPからなる第2の繊維材に、難燃剤を付加する工程を行ってもよい。
以上、説明したように、本実施の形態1においては、複合繊維部材11は、融点の異なる2種の繊維材を含んで構成されている。そして、一方の繊維材のみを溶融させて、複合繊維部材11を形成することが可能になる。このため、十分な強度を有しつつ、簡易な工程で製造可能な複合繊維部材11及び防護ネット10等を提供することができる。
また、本実施の形態1においては、複合繊維部材11は、繊維材を含んで構成されているため、通常のロープで形成されている防護ネット10に比べて、耐久性を向上させることができる。
また、金属からなる複合繊維部材11を使用した防護ネット10と比べて、本実施の形態1に係る複合繊維部材11は錆びることがなく、結果として、防護ネット10の耐久性を向上させることができる。金属からなる複合繊維部材11を使用した防護ネット10と比べて、防護ネット10全体を軽くすることができ、防護ネット10の取り扱いを容易にすることができると共に、山や森林の斜面100への施工の作業効率を向上させることができる。
また、本実施の形態1においては、織編された複合繊維部材11を加熱し、PETからなる第1の繊維材を溶かさないようにしつつ、PPからなる第2の繊維材のみを溶融させている。このため、射出成型や繊維シートを用いる方法により形成される複合繊維部材11に比べて、本実施の形態1に係る複合繊維部材11では、十分な強度を有しつつ、簡易な工程で製造することができる。
また、本実施の形態1においては、溶融させる第2の繊維材の量を調整することにより、第2の繊維材を硬化させた後の複合繊維部材11の剛性を適宜設定することができる。結果として、複合繊維部材11又は防護ネット10の適用対象や設計の自由度を向上させることができる。
また、本実施の形態1においては、第2の繊維材に、難燃剤が付加されている。このため、防護ネット10を山や森林の斜面100に設置した場合の防護ネット10の安全性を向上させることができる。
以上、本発明の実施の形態1について説明したが、本発明は上記実施の形態によって限定されるものではない。
例えば、本実施の形態1では、複合繊維部材11は、2種の繊維材を含んで構成されている。しかしながら、これに限られない。複合繊維部材11は、3種以上の繊維材を含んで構成されていてもよい。
また、本実施の形態1では、複合繊維部材11は、第1の繊維材と第2の繊維材とをそれぞれ紐状に形成してから、これらの2本の紐状の部材を合撚して形成されている。しかしながら、2本の紐状の部材を組み合わせる方法は、任意である。合撚して形成するのではなく、引き揃えで組み合わせてもよい。
また、複合繊維部材11は、ロープ状、組紐状、及びベルト状のいずれの部材であってもよい。組紐状の場合、複合繊維部材11は、第2の繊維材を融解させて硬化させると、第1の繊維材からなる芯部分と、第2の繊維材からなる鞘部分とを有する構造となる。この場合、例えば、芯部分の素材にアラミド繊維を用いて、鞘部分に融点の低い別の繊維材を用いることで、アラミド繊維の弱点である紫外線の対策を施すことができる。
また、本実施の形態1では、図1及び図2に示すように、複数の四角形部材13を組み合わせてネット状に形成している。しかしながら、これに限られない。図5に示すように、四角形部材13の端部に孔を形成し、その孔同士を金具15で連結するようにして、四角形部材13をネット状に形成してもよい。
また、本実施の形態1では、複合繊維部材11を折り曲げて、複数の四角形部材13を形成してから、複数の四角形部材13を組み合わせてネット状に形成している。しかしながら、これに限られない。図6に示すように、四角形部材13を作らずに、硬化前の複合繊維部材11を結び合わせて、直接、複数の紐の結び目16を有する柔らかいネット状に形成し、その後、硬化させてもよい。また、他の方法で、ネット状に形成してもよい。
(実施の形態2)
また、本実施の形態1では、複合繊維部材11を用いた製品として、防護ネット10を例示して説明した。しかしながら、これに限られない。複合繊維部材11を用いた製品として、図6に示す、複数の四角形部材13をパネル状に形成することで構成されるパネル部材20であってもよい。四角形部材13同士の固定方法は、任意であり、効果前の複合繊維部材11を結び合わせて、紐の結び目16を有するようにしてもよいし、金具15で連結してもよい。パネル部材20は、例えば、防護柵、又は金網やフェンスの代替品として用いられる。なお、特許請求の範囲の「方形部材」は、防護ネット10、パネル部材20、複数の四角形部材13を組み合わせた他の部材、を含むものである。
本実施の形態2において、パネル部材20を製造する場合は、実施の形態1と同様に、準備工程、織編工程、四角形部材形成工程、溶融工程、硬化工程を経た後に、複数の四角形部材13を組み合わせてパネル状に形成する(パネル形成工程)。これにより、パネル部材20が完成する。
(実施の形態3)
また、上記実施の形態1では、複合繊維部材11を用いた製品として、防護ネット10を例示して説明した。しかしながら、これに限られない。複合繊維部材11を用いた製品として、内部に石が収容される箱状部材であってもよい。以下、実施の形態3に係る箱状部材について説明する。
実施の形態3に係る箱状部材は、河川や海洋の護岸等に用いられる土木用のものである。箱状部材は、複合繊維部材11が織編して構成される。
箱状部材は、2種の繊維からなる複合繊維部材11が編み込まれたり、織り込まれたりして板状の複数のパネル部材20を形成し、これら複数のパネル部材20を組み合わせて箱状に形成されているものである。この箱状部材の内部には、複合繊維部材11の網の目から脱落しない程度の大きさの石が詰められている。なお、本実施の形態2では、箱状部材は、複数のパネル部材20を組み合わせて箱状に形成されているが、これに限られない。パネル部材20を作成せずに、複合繊維部材11が編み込まれたり、織り込まれたりして、直接、箱状部材を形成してもよい。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。上述した実施の形態は、本発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。
10 防護ネット(方形部材)
11 複合繊維部材
11a,11b 端部
12 固定手段
12a 補強材
12b 支圧板
13 四角形部材
14 ジョイント部材
15 金具
16 紐の結び目
20 パネル部材(方形部材)
100 斜面
101 樹木
102 すべり面

Claims (9)

  1. 第1の繊維材と、前記第1の繊維材よりも融点の低い熱可塑性の第2の繊維材と、を準備する準備工程と、
    前記第1の繊維材と前記第2の繊維材とを織編して紐状部材を形成する織編工程と、
    前記紐状部材を加熱して、前記第2の繊維材を溶融する溶融工程と、
    前記第2の繊維材を硬化させて、前記第1の繊維材に前記第2の繊維材を固着させる硬化工程と、
    を有する、複合繊維部材の製造方法。
  2. 前記第1の繊維材は、ポリエステル系の樹脂繊維又はアラミド繊維であり、
    前記第1の繊維材がポリエステル系の樹脂繊維である場合には、前記第2の繊維材は、オレフィン系の樹脂繊維であり、前記第1の繊維材がアラミド繊維である場合には、前記第2の繊維材は、ポリエステル系の樹脂繊維である、請求項1に記載の複合繊維部材の製造方法。
  3. 前記第2の繊維材の硬化前の複合繊維部材を折り曲げて、四角形部材を形成する四角形部材形成工程を有する、請求項1又は2に記載の複合繊維部材の製造方法。
  4. 複数の前記四角形部材を組み合わせてネット状又はパネル状に形成するネット・パネル形成工程を有する、請求項3に記載の複合繊維部材の製造方法。
  5. 前記第2の繊維材の硬化前の複合繊維部材を組み合わせて、ネット状又はパネル状に形成するネット・パネル形成工程を有する、請求項1又は2に記載の複合繊維部材の製造方法。
  6. 山又は森林の斜面を防護する方形部材であって、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の複合繊維部材の製造方法を用いて製造され、ネット状に形成されている複合繊維部材を備える、方形部材。
  7. ネット状の前記複合繊維部材を、前記斜面に固定する固定手段をさらに備える、請求項6に記載の方形部材。
  8. 請求項1から5のいずれか一項に記載の複合繊維部材の製造方法を用いて製造され、パネル状に形成されている複合繊維部材を備える、方形部材。
  9. 内部に石が収容される箱状部材であって、
    請求項1から5のいずれか一項に記載の複合繊維部材の製造方法を用いて製造され、箱状に形成されている複合繊維部材を備える、箱状部材。
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