JP2019213785A - 医用画像処理装置、方法およびプログラム - Google Patents

医用画像処理装置、方法およびプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】医用画像処理装置、方法およびプログラムにおいて、頭部のCT画像等の医用画像を用いて、くも膜下出血が疑われる領域を精度よく抽出できるようにする。【解決手段】画像取得部21が、被検体の脳画像B0を取得する。候補領域抽出部22が、脳画像B0における出血発症候補領域を抽出する。領域特定部23が、出血発症候補領域42の境界44より内側の第1の領域51、出血発症候補領域42における第1の領域51以外の第2の領域52、および出血発症候補領域42の境界44より外側の第3の領域53を特定する。判定部24が、第1の領域51の信号値Q1、第2の領域52の信号値Q2および第3の領域53の信号値Q3を比較して、出血発症候補領域42が出血領域であるか否かを判定する。【選択図】図2

Description

本発明は、頭部のCT(Computed Tomography)画像等の脳画像において、くも膜下出血が疑われる出血領域を判定する医用画像処理装置、方法およびプログラムに関するものである。
近年、CT装置およびMRI(Magnetic Resonance Imaging)装置等の医療機器の進歩により、より質の高い高解像度の医用画像を用いての画像診断が可能となってきている。とくに、対象部位を脳とした場合において、CT画像およびMRI画像等を用いた画像診断により、脳梗塞および脳出血等の血管障害を起こしている領域を特定することができるため、特定した結果に基づいて適切な治療が行われるようになってきている。
ところで、くも膜下出血は再出血率が高い疾患であり、軽度な出血であっても、適切な治療が施されなかった場合、再出血率は1か月以内に約50%とも言われている。さらに、再出血時の方が重篤化する確率が高くなるため、発症の見落とし防止および再出血の予防が重要である。ここで、くも膜下出血が疑われる患者に対しては、頭部のCT画像を用いた画像診断が第一選択とされるケースが多い。このため、CT画像を用いて疾患の状況を正確に診断することが、早期治療を実現する上で非常に重要である。
一般に、出血領域はCT画像上において周囲の領域と比較して高いCT値を示す。また、くも膜下出血は脳槽および脳室等の、脳脊髄液が灌流している場所で発生する。ここで、脳脊髄液が存在する領域はCT画像において低CT値となる。このため、脳槽および脳室という本来低CT値となる領域において、高CT値の領域が存在する場合、くも膜下出血が発症していると診断することができる。
一方、くも膜下出血において見落とされやすい症例の一つに、「くも膜下出血の発症後、数日が経過しており、血液がウォッシュアウトされている症例」が挙げられる。ウォッシュアウトとは、脳脊髄液中に混入した血液が、時間の経過により髄液循環によって洗い流されることである。くも膜下出血は、脳槽および脳室等の脳脊髄液が灌流している場所で発生する出血であるため、ウォッシュアウトが発生する確率が高い。
ウォッシュアウトが起こった患者の場合、CT画像上において脳槽および脳室に残存している血液を発見することにより、くも膜下出血の発症を確認することができる、しかしながら、とくに血液が脳槽および脳室等の辺縁部に僅かにしか残存していない場合、脳槽の大部分が高CT値となっている発症初期に比べて、くも膜下出血を見落とす確率が高くなる。
このため、CT画像において、脳出血部位が含まれる可能性のある領域のCT値および領域の大きさに基づいて、領域が脳出血部位か否かを判定し、脳出血部位と判定された領域以外の領域のうち、CT画像における脳出血部位の可能性がある領域(以下、出血発症候補領域とする)について、出血発症候補領域とその周辺の領域とのCT値の差または出血発症候補領域のCT値に基づいて、出血発症候補領域が脳出血部位か否かを判定する手法が提案されている(特許文献1参照)。ウォッシュアウトは脳槽および脳室に発生するため、特許文献1に記載された手法を用いることにより、ウォッシュアウトが発生しているか否かを判定することができる。
特表2009−539510号公報
しかしながら、くも膜下出血を発症した出血領域においてウォッシュアウトが発生した場合、出血領域の大部分が正常な構造に戻っている。したがって、CT画像においては、ウォッシュアウトが発生した領域と正常な領域との区別がつきにくい。上記特許文献1に記載された手法は、出血発症候補領域とその周辺の領域との信号値に基づいて出血領域か否かを判定している。このため、ウォッシュアウトにより出血領域の大部分が正常な構造に戻っている場合、特許文献1に記載された手法では、出血領域であるか否かを正確に判定することができない。
本発明は上記事情に鑑みなされたものであり、出血発症候補領域が出血領域であるか否かを精度よく判定できるようにすることを目的とする。
本発明による医用画像処理装置は、被検体の脳を含む3次元の脳画像を取得する画像取得部と、
脳画像における出血発症候補領域を抽出する候補領域抽出部と、
出血発症候補領域の境界より内側の第1の領域、出血発症候補領域における第1の領域以外の第2の領域、および出血発症候補領域の境界より外側の第3の領域を特定する領域特定部と、
第1の領域の信号値、第2の領域の信号値および第3の領域の信号値を比較して、出血発症候補領域が出血領域であるか否かを判定する判定部とを備える。
なお、本発明による医用画像処理装置においては、判定部は、第2の領域において、第1の領域の信号値より高く、かつ第3の領域の信号値よりも高い信号値の領域が存在する場合、出血発症候補領域を出血領域と判定するものであってもよい。
また、本発明による医用画像処理装置においては、候補領域抽出部は、標準的な脳画像である標準脳画像と脳画像とを位置合わせして出血発症候補領域を抽出するものであってもよい。
標準脳画像とは、平均的な脳の構造を表す画像であり、複数の健常者の頭部をCT装置およびMRI装置等の撮影装置により撮影することにより取得された複数の医用画像から脳の領域を抽出し、抽出された複数の脳の領域を平均することにより作成される。また、標準脳画像は、コンピュータグラフィックス等により作成されたものであってもよい。また、一人の健常者の脳画像を標準脳画像として用いてもよい。
また、本発明による医用画像処理装置においては、出血発症候補領域は、脳における脳槽および脳室の少なくとも一方であってもよい。
また、本発明による医用画像処理装置においては、脳画像は、CT装置により取得されたCT画像であってもよい。
また、本発明による医用画像処理装置においては、出血領域が特定されたことを表す出血領域情報を表示部に表示する表示制御部をさらに備えるものであってもよい。
本発明による医用画像処理方法は、被検体の脳を含む3次元の脳画像を取得し、
脳画像における出血発症候補領域を抽出し、
出血発症候補領域の境界より内側の第1の領域、出血発症候補領域における第1の領域以外の第2の領域、および出血発症候補領域の境界より外側の第3の領域を特定し、
第1の領域の信号値、第2の領域の信号値および第3の領域の信号値を比較して、出血発症候補領域が出血領域であるか否かを判定する。
なお、本発明による医用画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラムとして提供してもよい。
本発明による他の医用画像処理装置は、コンピュータに実行させるための命令を記憶するメモリと、
記憶された命令を実行するよう構成されたプロセッサとを備え、プロセッサは、
被検体の脳を含む3次元の脳画像を取得し、
脳画像における出血発症候補領域を抽出し、
出血発症候補領域の境界より内側の第1の領域、出血発症候補領域における第1の領域以外の第2の領域、および出血発症候補領域の境界より外側の第3の領域を特定し、
第1の領域の信号値、第2の領域の信号値および第3の領域の信号値を比較して、出血発症候補領域が出血領域であるか否かを判定する処理を実行する。
本発明によれば、被検体の脳を含む3次元の脳画像が取得され、脳画像における出血発症候補領域が抽出される。そして、出血発症候補領域の境界より内側の第1の領域、出血発症候補領域における第1の領域以外の第2の領域、および出血発症候補領域の境界より外側の第3の領域が特定される。ここで、出血領域においてウォッシュアウトが発生した場合、出血領域の大部分が正常な構造に戻っている。しかしながら、出血領域の境界よりも内側の領域の信号値、出血領域内における内側の領域の外側の領域の信号値、および出血領域によりも外側の領域の信号値を比較すれば、出血が生じていない場合と、出血が生じ、かつウォッシュアウトが発生した場合とで、各領域の信号値に差が発生する。このため、上述した第1の領域の信号値、第2の領域の信号値および第3の領域の信号値を比較することにより、出血発症候補領域が出血領域であるか否かを判定することができる。したがって、本発明によれば、ウォッシュアウトが発生していても、出血発症候補領域が出血領域であるか否かを精度よく判定することができる。
本発明の実施形態による医用画像処理装置を適用した、診断支援システムの概要を示すハードウェア構成図 本発明の実施形態による医用画像処理装置の概略構成を示す図 標準脳画像を示す図 被検体の脳画像を示す図 脳画像から抽出された出血発症候補領域を示す図 第1〜第3の領域の特定を説明するための図 エロージョン処理およびダイレーション処理の構造要素を示す図 ディスプレイに表示された脳画像を示す図 本実施形態において行われる処理を示すフローチャート 出血発症候補領域の他の例を示す図 第1〜第3の領域の特定を説明するための図
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。図1は、本発明の実施形態による医用画像処理装置を適用した、診断支援システムの概要を示すハードウェア構成図である。図1に示すように、診断支援システムでは、本実施形態による医用画像処理装置1、3次元画像撮影装置2、および画像保管サーバ3が、ネットワーク4を経由して通信可能な状態で接続されている。
3次元画像撮影装置2は、被検体の診断対象となる部位を撮影することにより、その部位を表す3次元画像を生成する装置であり、具体的には、CT装置、MRI装置、およびPET(Positron Emission Tomography)装置等である。3次元画像撮影装置2により生成された3次元画像は画像保管サーバ3に送信され、保存される。なお、本実施形態においては、被検体である患者の診断対象部位は脳であり、3次元画像撮影装置2はCT装置であり、被検体の脳を含む頭部のCT画像を3次元の脳画像B0として生成する。
画像保管サーバ3は、各種データを保存して管理するコンピュータであり、大容量外部記憶装置およびデータベース管理用ソフトウェアを備えている。画像保管サーバ3は、有線あるいは無線のネットワーク4を介して他の装置と通信を行い、画像データ等を送受信する。具体的には3次元画像撮影装置2で生成された脳画像B0の画像データを含む各種データをネットワーク経由で取得し、大容量外部記憶装置等の記録媒体に保存して管理する。なお、画像データの格納形式およびネットワーク4経由での各装置間の通信は、DICOM(Digital Imaging and Communication in Medicine)等のプロトコルに基づいている。
医用画像処理装置1は、1台のコンピュータに、本発明の医用画像処理プログラムをインストールしたものである。コンピュータは、診断を行う医師が直接操作するワークステーションまたはパーソナルコンピュータでもよいし、それらとネットワークを介して接続されたサーバコンピュータでもよい。医用画像処理プログラムは、DVD(Digital Versatile Disc)あるいはCD−ROM(Compact Disc Read Only Memory)等の記録媒体に記録されて配布され、その記録媒体からコンピュータにインストールされる。または、ネットワークに接続されたサーバコンピュータの記憶装置、もしくはネットワークストレージに、外部からアクセス可能な状態で記憶され、要求に応じて医師が使用するコンピュータにダウンロードされ、インストールされる。
図2は、コンピュータに医用画像処理プログラムをインストールすることにより実現される医用画像処理装置の概略構成を示す図である。図2に示すように、医用画像処理装置1は、標準的なワークステーションの構成として、CPU(Central Processing Unit)11、メモリ12およびストレージ13を備えている。また、医用画像処理装置1には、ディスプレイ14、並びにキーボードおよびマウス等の入力部15が接続されている。なお、ディスプレイ14が表示部に対応する。
ストレージ13には、ハードディスクドライブ等からなり、ネットワーク4を経由して画像保管サーバ3から取得した、被検体の脳画像、並びに処理に必要な情報を含む各種情報が記憶されている。
また、メモリ12には、医用画像処理プログラムが記憶されている。医用画像処理プログラムは、CPU11に実行させる処理として、被検体の脳画像B0を取得する画像取得処理、脳画像B0における出血発症候補領域を抽出する候補領域抽出処理、出血発症候補領域の境界より内側の第1の領域、出血発症候補領域における第1の領域以外の第2の領域、および出血発症候補領域の境界より外側の第3の領域を特定する領域特定処理、第1の領域の信号値、第2の領域の信号値および第3の領域の信号値を比較して、出血発症候補領域が出血領域であるか否かを判定する判定処理、並びに出血領域が特定されたことを表す出血領域情報をディスプレイ14に表示する表示制御処理を規定する。
そして、CPU11がプログラムに従いこれらの処理を実行することで、コンピュータは、画像取得部21、候補領域抽出部22、領域特定部23、判定部24および表示制御部25として機能する。なお、本実施形態においては、CPU11が医用画像処理プログラムによって、各部の機能を実行するようにしたが、ソフトウェアを実行して各種の処理部として機能する汎用的なプロセッサとしては、CPU11の他、FPGA (Field Programmable Gate Array)等の製造後に回路構成を変更可能なプロセッサであるプログラマブルロジックデバイス(Programmable Logic Device:PLD)を用いることができる。また、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)等の特定の処理を実行させるために専用に設計された回路構成を有するプロセッサである専用電気回路等により、各部の処理を実行するようにしてもよい。
1つの処理部は、これら各種のプロセッサのうちの1つで構成されてもよいし、同種または異種の2つ以上のプロセッサの組み合わせ(例えば、複数のFPGA、またはCPUとFPGAの組み合わせ等)で構成されてもよい。また、複数の処理部を1つのプロセッサで構成してもよい。複数の処理部を1つのプロセッサで構成する例としては、第1に、クライアントおよびサーバ等のコンピュータに代表されるように、1つ以上のCPUとソフトウェアとの組み合わせで1つのプロセッサを構成し、このプロセッサが複数の処理部として機能する形態がある。第2に、システムオンチップ(System On Chip:SoC)等に代表されるように、複数の処理部を含むシステム全体の機能を1つのIC(Integrated Circuit)チップで実現するプロセッサを使用する形態がある。このように、各種の処理部は、ハードウェア的な構造として、上記各種のプロセッサを1つ以上用いて構成される。
さらに、これらの各種のプロセッサのハードウェア的な構造は、より具体的には、半導体素子等の回路素子を組み合わせた電気回路(circuitry)である。
画像取得部21は、被検体の脳の脳画像B0を画像保管サーバ3から取得する。なお、脳画像B0が既にストレージ13に記憶されている場合には、画像取得部21は、ストレージ13から脳画像B0を取得するようにしてもよい。
候補領域抽出部22は、脳画像B0における出血発症候補領域を抽出する。ここで、出血発症候補領域としては、脳槽および脳室が挙げられるが、本実施形態においては、脳室を出血発症候補領域とする。このために、候補領域抽出部22は、脳画像B0における脳室領域を出血発症候補領域として抽出する。具体的には、候補領域抽出部22は、標準脳画像と脳画像B0とを位置合わせして出血発症候補領域を抽出する。標準脳画像は、複数の健常者の頭部をCT装置により取得した複数のCT画像から脳領域を抽出して複数の脳画像を生成し、複数の脳画像を平均することにより生成された脳画像である。なお、脳領域としては、本実施形態においては、脳実質および頭蓋骨を含むものとするが、脳実質のみを含むものであってもよい。図3は標準脳画像を示す図である。なお、標準脳画像Bsは脳を表す3次元画像であるが、説明のために図3においては、あるアキシャル断面における脳の断層画像を示している。図3に示すように、標準脳画像Bsには、頭蓋骨30および脳実質31が含まれ、脳実質31に脳室領域32が含まれる。なお、実際には、脳実質31には脳槽等の他の解剖学的領域が含まれるが、図3には脳室領域32のみを示す。また、標準脳画像Bsの画像データは、画像保管サーバ3またはストレージ13に保存されており、候補領域抽出部22が、画像保管サーバ3またはストレージ13から取得する。
なお、標準脳画像Bsは、コンピュータグラフィックス等により作成されたものであってもよい。また、一人の健常者の脳画像を標準脳画像Bsとして用いてもよい。
図3に示すように、標準脳画像Bsにおいては、頭蓋骨30は非常に高いCT値を有するために白く高輝度で示され、脳実質31はグレーで示される。また、脳室領域32は髄液が満たされており、非常に低いCT値を有するため黒く低輝度で示されている。
ここで、頭部の形状および大きさは、被検体に応じて異なる。例えば図4に示すように、被検体の脳画像B0に含まれる脳の形状および大きさは、図3に示す標準脳画像Bsに含まれる脳の形状および大きさと異なる。なお、図4においては頭蓋骨40および脳実質41のみを示し、脳室は省略している。また、脳画像B0は脳を表す3次元画像であるが、説明のために図4においては、あるアキシャル断面における脳の断層画像を示している。以降の説明においても、脳画像B0については断層画像として示すものとする。
候補領域抽出部22は、脳画像B0から出血発症候補領域を抽出するために、脳画像B0と標準脳画像Bsとの位置合わせを行う。位置合わせは、3次元の脳画像B0および3次元の標準脳画像Bs間において行われる。位置合わせの手法としては、標準脳画像Bsおよび脳画像B0間でのランドマークを用いた第1の位置合わせをまず行う。そして、第1の位置合わせを行った後に、標準脳画像Bsおよび脳画像B0間での全領域を用いた第2の位置合わせを行う。なお、ランドマークとしては、具体的には脳に含まれる脳溝および脳室等の特徴的な領域の少なくとも1つを用いることができる。
候補領域抽出部22は、標準脳画像Bsおよび脳画像B0間において、対応するランドマークを一致させるように第1の位置合わせを行う。本実施形態において、第1の位置合わせは相似変換による位置合わせである。具体的には、脳画像B0を平行移動、回転および相似に拡大縮小することによる位置合わせである。候補領域抽出部22は、標準脳画像Bsに含まれるランドマークと、脳画像B0に含まれる標準脳画像Bsのランドマークに対応するランドマークとの相関が最大となるように、脳画像B0を相似変換して、第1の位置合わせを行う。
候補領域抽出部22は、このようにランドマークを用いた第1の位置合わせを行った後、標準脳画像Bsおよび脳画像B0間での全領域を用いた第2の位置合わせを行う。本実施形態において、第2の位置合わせは非線形変換による位置合わせである。非線形変換による位置合わせとしては、例えばBスプラインおよびシンプレートスプライン(Thin Plate Spline)等の関数を用いて画素位置を非線形に変換することによる位置合わせが挙げられる。候補領域抽出部22は、第1の位置合わせ後の脳画像B0の各画素位置を、標準脳画像Bsに含まれる対応する画素位置に非線形変換することにより、第2の位置合わせを行う。
このように位置合わせを行うことにより、脳画像B0における脳室領域と、標準脳画像Bsにおける脳室領域32とを対応づけることができる。そして、候補領域抽出部22は、脳画像B0における標準脳画像Bsの脳室領域32と対応づけられた領域を、脳画像B0の出血発症候補領域42として抽出する。図5は脳画像B0から抽出された出血発症候補領域を示す図である。図5に示すように、脳画像B0においては、出血発症候補領域42が抽出されている。なお、図5においては、出血発症候補領域42を黒色で示している。また、図5においては、出血発症候補領域42内において、高いCT値を有する領域43が含まれる。
領域特定部23は、出血発症候補領域42の境界より内側の第1の領域、出血発症候補領域42における第1の領域以外の第2の領域、および出血発症候補領域42の境界より外側の第3の領域を特定する。図6は領域の特定を説明するための図である。なお、図6においては、図5における右側の出血発症候補領域42のみを2次元で示している。まず、領域特定部23は、図6に示すように、出血発症候補領域42の境界44を特定する。そして、出血発症候補領域42の境界44に対してエロージョン処理を行うことにより、出血発症候補領域42をその内側へ縮小する。エロージョン処理は、図7に示すような構造要素を用いて、出血発症候補領域42の境界44を中心とした所定の幅の中の最小値を検索する処理である。なお、図7においては構造要素を2次元で示しているが、脳画像B0は3次元画像であるため、実際には3次元の構造要素を用いる。図7に示す構造要素を用いたエロージョン処理を1回行うことにより、出血発症候補領域42は内側に1画素縮小される。そして、領域特定部23は、エロージョン処理をあらかじめ定められた回数行うことにより、出血発症候補領域42の境界44より内側の第1の領域51を生成する。なお、第1の領域51は、出血発症候補領域42において縮小した境界45により囲まれる領域である。
領域特定部23は、第1の領域51を生成すると、出血発症候補領域42から第1の領域51を除外した第2の領域52を生成する。第2の領域52は、出血発症候補領域42の境界44および縮小した境界45により囲まれる領域である。
一方、領域特定部23は、出血発症候補領域42の境界44に対してダイレーション処理を行うことにより、出血発症候補領域42をその外側へ拡大する。ダイレーション処理は、図7に示すような構造要素を用いて、出血発症候補領域42の境界44を中心とした所定の幅の中の最大値を検索する処理である。図7に示す構造要素を用いたダイレーション処理を1回行うことにより、出血発症候補領域42は外側に1画素拡大される。そして、領域特定部23は、ダイレーション処理をあらかじめ定められた回数行うことにより、出血発症候補領域42の境界44より外側の第3の領域53を生成する。第3の領域53は、出血発症候補領域42の境界44と拡大した境界46とに囲まれる領域である。
判定部24は、第1の領域51の信号値(すなわちCT値)Q1、第2の領域52の信号値Q2および第3の領域53の信号値Q3を比較して、出血発症候補領域が出血領域であるか否かを判定する。本実施形態においては、判定部24は、第1の領域51、第2の領域52および第3の領域53のそれぞれの信号値Q1,Q2,Q3として、各領域内に含まれるCT値の平均値を算出する。
ここで、図5に示すように、脳室内において出血が生じた後にウォッシュアウトが発生すると、脳室全体が低CT値となる。しかしながら、ウォッシュアウトが発生した場合であっても、脳室の境界近傍には、出血に起因する高CT値の領域が出現する。このような出血に起因する高CT値の領域は、脳実質の領域よりも高CT値となる。このため、第2の領域52の信号値Q2>第1の領域51の信号値Q1であり、かつ第2の領域52の信号値Q2>第3の領域53の信号値Q3である場合、出血に起因する高CT値の領域が脳室内に存在することとなる。したがって、本実施形態においては、判定部24は、第2の領域52の信号値Q2>第1の領域51の信号値Q1であり、かつ第2の領域52の信号値Q2>第3の領域53の信号値Q3であるか否かを判定する。この判定が肯定された場合、判定部24は、出血発症候補領域42が出血領域であると判定する。この判定が否定された場合、判定部24は、出血発症候補領域42が出血領域でないと判定する。
表示制御部25は、出血領域が特定されたことを表す出血領域情報をディスプレイ14に表示する。図8はディスプレイに表示された脳画像B0を示す図である。図8に示すように、ディスプレイ14には、脳画像B0および左脳室が出血領域であることを表すテキスト50が、出血領域情報として表示されている。なお、図8においては説明のために図5に示す断層画像を脳画像B0として示している。このように出血領域情報であることを表すテキスト50をディスプレイ14に表示することにより、医師は被検体の脳画像B0における出血発症候補領域42を注意深く観察することができるため、出血発症候補領域が出血領域であるか否かを容易に認識することができる。
なお、出血領域が特定されたことを表す情報としては、テキスト50に限定されるものではなく、記号およびアイコン等のテキスト以外の情報であってもよい。
次いで、本実施形態において行われる処理について説明する。図9は本実施形態において行われる処理を示すフローチャートである。まず、画像取得部21が、被検体の脳画像B0を取得する(ステップST1)。次いで、候補領域抽出部22が、脳画像B0における出血発症候補領域42を抽出する(ステップST2)。続いて、領域特定部23が、出血発症候補領域42の境界44より内側の第1の領域51、出血発症候補領域42における第1の領域51以外の第2の領域52、および出血発症候補領域42の境界44より外側の第3の領域53を特定する(領域特定;ステップST3)。そして、判定部24が、第1の領域51の信号値Q1、第2の領域52の信号値Q2および第3の領域53の信号値Q3を比較して、出血発症候補領域42が出血領域であるか否かを判定する(ステップST4)。さらに表示制御部25が、出血領域が特定されたことを表す出血領域情報をディスプレイ14に表示し(ステップST5)、処理を終了する。
このように、本実施形態においては、脳画像B0を取得し、脳画像B0における出血発症候補領域42を抽出し、第1〜第3の領域51〜53を特定するようにした。ここで、出血領域においてウォッシュアウトが発生した場合、出血領域の大部分が正常な構造に戻っている。しかしながら、出血領域の境界よりも内側の領域の信号値、出血領域内における内側の領域の外側の領域の信号値、および出血領域によりも外側の領域の信号値を比較すれば、出血が生じていない場合と、出血が生じ、かつウォッシュアウトが発生した場合とで、各領域の信号値に差が発生する。このため、上述した第1の領域51の信号値Q1、第2の領域52の信号値Q2および第3の領域53の信号値Q3を比較することにより、出血発症候補領域42が出血領域であるか否かを判定することができる。したがって、本実施形態によれば、ウォッシュアウトが発生していても、出血発症候補領域42が出血領域であるか否かを精度よく判定することができる。
なお、上記実施形態においては、出血発症候補領域42を脳室としたが、候補領域抽出部22において、脳槽を出血発症候補領域として抽出してもよい。図10は脳画像B0における脳槽領域の抽出を説明するための図である。図10に示すように脳画像B0には頭蓋骨60および脳実質61が含まれる。脳槽領域についても、脳画像B0と標準脳画像Bsとを位置合わせることにより、脳槽領域を出血発症候補領域として抽出することができる。図10においては、脳画像B0から脳実質61内における3つの脳槽領域が出血発症候補領域62,63,64が抽出されている。なお、出血発症候補領域63は破線で示す輪郭が実際の脳槽領域の輪郭に対応するが、低CT値の領域は実際の脳槽領域の輪郭よりも小さくなっている。これは出血後にウォッシュアウトが発生しているためである。
この場合、領域特定部23は、すべての出血発症候補領域62,63,64に対して、第1の領域、第2の領域および第3の領域を特定する。出血発症候補領域63に対して特定した第1〜第3の領域を図11に示す。図11に示すように、脳室の場合と同様に、脳槽領域である出血発症候補領域63に対して、第1の領域71、第2の領域72および第3の領域73が特定される。
ここで、図10に示すように、出血後にウォッシュアウトが発生すると、脳室領域を出血発症候補領域42として抽出した場合と同様に、第2の領域72の信号値Q2>第1の領域71の信号値Q1であり、かつ第2の領域72の信号値Q2>第3の領域73の信号値Q3となる。このため、脳槽領域を出血発症候補領域62,63,64として抽出した場合も、脳室領域を出血発症候補領域として抽出した場合と同様に、出血発症候補領域62,63,64が出血領域であるか否かを判定することができる。
また、上記実施形態において、脳室および脳槽の双方を出血発症候補領域として抽出してもよいことはもちろんである。
また、上記実施形態においては、候補領域抽出部22において、標準脳画像Bsを用いて脳画像B0から出血発症候補領域42を抽出しているが、標準脳画像Bsを用いることなく、脳画像B0から出血発症候補領域42を抽出してもよい。例えば、脳室および脳槽は脳の内部において、頭蓋骨を基準とした絶対的な位置がほぼ決まっている。このため、頭蓋骨を基準とした脳室および脳槽の絶対的な位置の情報を用いて、脳画像B0から出血発症候補領域42を抽出してもよい。また、脳画像B0に対してしきい値処理を行うことにより、出血発症候補領域42を抽出するようにしてもよい。また、出血発症候補領域42における任意の点をシード点として特定し、グラフカット法を用いて出血発症候補領域42を抽出するようにしてもよい。
また、上記実施形態においては、判定部24において、第2の領域の信号値Q2>第1の領域の信号値Q1であり、かつ第2の領域の信号値Q2>第3の領域の信号値Q3の場合に、出血発症候補領域が出血領域であると判定しているが、これに限定されるものではない。例えば、第1の領域の信号値の分布(以下信号値分布とする)、第2の領域の信号値分布および第3の領域の信号値分布に基づいて、出血発症候補領域が出血領域であるか否かを判定してもよい。
具体的には、判定部24は、第1の領域の信号値分布である第1の信号値分布、第2の領域の信号値分布である第2の信号値分布および第3の領域の信号値分布である第3の信号値分布を算出し、第1〜第3の信号値分布を、正規分布の確率密度関数にフィッティングする。なお、第1の信号値分布は第1の領域内の信号値のヒストグラム、第2の信号値分布は第2の領域内の信号値のヒストグラム、第3の信号値分布は第3の領域内の信号値の度ヒストグラムを用いる。
ここで、第1〜第3の領域内の全画素の信号値をサンプルとして集計すると、第1〜第3の領域内の信号値の平均値および分散値を算出することができる。平均値および分散値が求まれば、正規分布の確率密度関数を一意に定義することができる。このため、判定部24は、第1〜第3の領域内の信号値に基づいて、第1〜第3の領域についての確率密度関数(以下、第1〜第3の確率密度関数とする)を算出する。
そして、判定部24は、第1の信号値分布を第1の確率密度関数にフィッティングし、第2の信号値分布を第2の確率密度関数にフィッティングし、第3の信号値分布を第3の確率密度関数にフィッティングする。さらに、判定部24は、フィッティングされた第1の信号値分布とフィッティングされた第2の信号値分布との正規分布の相違を表す指標値(第1の指標値とする)、およびフィッティングされた第2の信号値分布とフィッティングされた第3の信号値分布との正規分布の相違を表す指標値(第2の指標値とする)を算出する。相違を表す指標値としては、例えばKL(Kullback-Leibler)-divergence(カルバック・ライブラー情報量)を用いることができる。そして、第1の指標値が予め定められたしきい値Th1を超え、かつ第2の指標値があらかじめ定められたしきい値Th2を超えた場合に、出血発症候補領域を出血領域と判定する。
また、判定部24を、第1〜第3の領域における信号値のヒストグラムを入力とし、出血領域であるか否かを判別するように機械学習がなされた判別器を有するものとしてもよい。なお、機械学習の手法としては、サポートベクタマシン(SVM(Support Vector Machine))、ディープニューラルネットワーク(DNN(Deep Neural Network))、畳み込みニューラルネットワーク(CNN(Convolutional Neural Network))、およびリカレントニューラルネットワーク(RNN(Recurrent Neural Network))等を用いることができる。
また、上記実施形態においては、被検体のCT画像を脳画像B0として用いているが、MRI画像およびPET画像等のCT画像以外の医用画像においても、正常な脳槽領域と出血した脳槽領域とで画素値が異なるものとなる。このため、CT画像以外の医用画像を脳画像B0として用いてもよい。
1 医用画像処理装置
2 3次元画像撮影装置
3 画像保管サーバ
4 ネットワーク
11 CPU
12 メモリ
13 ストレージ
14 ディスプレイ
15 入力部
21 画像取得部
22 候補領域抽出部
23 領域特定部
24 判定部
25 表示制御部
30,40,60 頭蓋骨
31,41,61 脳実質
32 脳室領域
42 出血発症候補領域
43 高輝度の領域
44,45,46 境界
51,71 第1の領域
52,72 第2の領域
53,73 第3の領域
61,62,63 脳槽領域
B0 脳画像
Bs 標準脳画像

Claims (8)

  1. 被検体の脳を含む3次元の脳画像を取得する画像取得部と、
    前記脳画像における出血発症候補領域を抽出する候補領域抽出部と、
    前記出血発症候補領域の境界より内側の第1の領域、前記出血発症候補領域における前記第1の領域以外の第2の領域、および前記出血発症候補領域の境界より外側の第3の領域を特定する領域特定部と、
    前記第1の領域の信号値、前記第2の領域の信号値および前記第3の領域の信号値を比較して、前記出血発症候補領域が出血領域であるか否かを判定する判定部とを備えた医用画像処理装置。
  2. 前記判定部は、前記第2の領域において、前記第1の領域の信号値より高く、かつ前記第3の領域の信号値よりも高い信号値の領域が存在する場合、前記出血発症候補領域を前記出血領域と判定する請求項1に記載の医用画像処理装置。
  3. 前記候補領域抽出部は、標準的な脳画像である標準脳画像と前記脳画像とを位置合わせして前記出血発症候補領域を抽出する請求項1または2に記載の医用画像処理装置。
  4. 前記出血発症候補領域は、脳における脳槽および脳室の少なくとも一方である請求項1から3のいずれか1項に記載の医用画像処理装置。
  5. 前記脳画像は、CT装置により取得されたCT画像である請求項1から4のいずれか1項に記載の医用画像処理装置。
  6. 前記出血領域が特定されたことを表す出血領域情報を表示部に表示する表示制御部をさらに備えた請求項1から5のいずれか1項に記載の医用画像処理装置。
  7. 被検体の脳を含む3次元の脳画像を取得し、
    前記脳画像における出血発症候補領域を抽出し、
    前記出血発症候補領域の境界より内側の第1の領域、前記出血発症候補領域における前記第1の領域以外の第2の領域、および前記出血発症候補領域の境界より外側の第3の領域を特定し、
    前記第1の領域の信号値、前記第2の領域の信号値および前記第3の領域の信号値を比較して、前記出血発症候補領域が出血領域であるか否かを判定する医用画像処理方法。
  8. 被検体の脳を含む3次元の脳画像を取得する手順と、
    前記脳画像における出血発症候補領域を抽出する手順と、
    前記出血発症候補領域の境界より内側の第1の領域、前記出血発症候補領域における前記第1の領域以外の第2の領域、および前記出血発症候補領域の境界より外側の第3の領域を特定する手順と、
    前記第1の領域の信号値、前記第2の領域の信号値および前記第3の領域の信号値を比較して、前記出血発症候補領域が出血領域であるか否かを判定する手順とをコンピュータに実行させる医用画像処理プログラム。
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WO2022065062A1 (ja) * 2020-09-28 2022-03-31 富士フイルム株式会社 診断支援装置、診断支援装置の作動方法、診断支援装置の作動プログラム
CN114638843A (zh) * 2022-03-18 2022-06-17 北京安德医智科技有限公司 大脑中动脉高密度征影像识别方法及装置

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