JP2019207060A - 空調制御装置、空調制御システム、空調制御方法及びプログラム - Google Patents

空調制御装置、空調制御システム、空調制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】ユーザに過度な負担を与えることなく、快適な空気環境を提供する。【解決手段】空調制御装置300は、情報取得部311、快適性指標作成部313、空調制御部314を備える。情報取得部311は、ユーザおよびユーザが操作可能な空調機器に関するユーザ情報と、空調対象空間における空調機器の設置状態を示す機器設置情報と、ユーザの操作および操作時の空調対象空間の空気環境を示す操作情報とを取得する。快適性指標作成部313は、情報取得部311が取得した複数のユーザ情報、機器設置情報、および操作情報に基づいて、空気環境におけるユーザの快適性を示す快適性指標を作成する。空調制御部314は、快適性指標に基づいて、空調機器の空調動作を制御する。【選択図】図4

Description

本発明は、空調制御装置、空調制御システム、空調制御方法及びプログラムに関する。
ユーザに快適な空気環境を提供するために、快適度を利用して空調機器の空調動作を制御する技術が知られている。例えば、特許文献1は、ユーザに空調対象空間の空気環境が快適であるか不快であるかを示す評価情報を入力させ、この評価情報に基づいて空調機器を制御する技術を開示している。
特開2014−153030号公報
特許文献1の技術は、ユーザから入力された評価情報を蓄積することにより、空調機器の制御ルールを構築する。このため、ユーザは、快適な空気環境を得るために意識的に評価情報を入力する必要があり、ユーザに過度な負担を与える可能性がある。
本発明は、上述のような事情に鑑みてなされたものであり、ユーザに過度な負担を与えることなく、快適な空気環境を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係る空調制御装置は、情報取得手段、快適性指標作成手段、空調制御手段を備える。情報取得手段は、ユーザおよびユーザが操作可能な空調機器に関するユーザ情報と、空調対象空間における空調機器の設置状態を示す機器設置情報と、ユーザの空調機器に対する操作および操作時の空調対象空間の空気環境を示す操作情報とを取得する。快適性指標作成手段は、情報取得手段が取得した複数のユーザ情報、機器設置情報、および操作情報に基づいて、空気環境におけるユーザの快適性を示す快適性指標を作成する。空調制御手段は、制御モードが空調機器の空調動作を自動制御する自動制御モードである場合、快適性指標作成手段が作成した快適性指標に基づいて、空調機器の空調動作を制御する。
本発明に係る空調制御装置は、ユーザおよびユーザが操作可能な空調機器に関するユーザ情報と、空調機器の設置状態を示す機器設置情報と、ユーザの空調機器に対する操作および操作時の空調対象空間の空気環境を示す操作情報とを取得し、これらの情報に基づいてユーザの快適性を示す快適性指標を作成し、この快適性指標に基づいて、空調機器の空調動作を制御する。このため、本発明によれば、ユーザに過度な負担を与えることなく、快適な空気環境を提供することができる。
本発明の実施の形態に係る空調制御システムの構成を示すブロック図 空調機器の構成を示すブロック図 操作端末の構成を示すブロック図 空調制御装置の構成を示すブロック図 ユーザ情報テーブルの一例を示す図 機器設置情報テーブルの一例を示す図 操作情報テーブルの一例を示す図 快適性指標作成処理の流れを示すフローチャート 個別快適性指標作成処理の流れを示すフローチャート ユーザ情報および機器設置情報における重み付けの一例を示す図 操作情報の抽出方法を説明するための図
以下、本発明の実施の形態に係る空調制御システムについて、図面を参照しながら詳細に説明する。
本発明の実施の形態に係る空調制御システム1は、図1に示すように、空調対象空間の空気環境を調整する空調機器100と、空調機器100を操作する操作端末200と、空調機器100を制御する空調制御装置300とを含む。空調機器100、操作端末200、空調制御装置300は、インターネットをはじめとするネットワークNWを介して相互に通信可能に接続されている。
ここで、図1には空調機器100および操作端末200が1つずつ記されているが、空調制御システム1は、複数の空調機器100および操作端末200を含むものとする。
また、空気環境は、空気の状態を示し、例えば、温度、湿度、気流、空気中の物理的、化学的、生物学的な物質の濃度、空気清浄度等を含む。本実施の形態では、空気環境に含まれるこれらの要素のうち、温冷感に影響する温度と湿度に着目して説明する。
(空調機器100)
空調機器100は、室内機と室外機を備えたセパレート型または一体型の空気調和機であって、室内機が設置された空調対象空間である室内の空気環境を調整する。空気環境の調整とは、空調対象空間の空気の温度、湿度、気流、清浄度等を調整することであり、例えば、暖房、冷房、加湿、除湿、空気清浄、送風等を含む。空調機器100は、図2に示すように、制御部110、計測部120、操作入力部130、空調部140、通信部150を備える。これらの各部は、バスラインBLを介して相互に電気的に接続されている。
制御部110は、CPU(Central Processing Unit)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等を有するコンピュータを備え、CPUがROMに記憶された各種の制御プログラムを読み出してRAM上で実行することにより、空調機器100の各構成部位を制御する。
制御部110は、例えば、通信部150を介して空調制御装置300から取得した制御情報、操作入力部130から取得した操作信号等に基づき、空調部140を制御して、空調対象空間の空調を行う。また、制御部110は、空調部140の現在の運転状態を示す運転情報と、計測部120から入力した計測情報とを含む状態情報を定期的に生成し、通信部150を制御して、生成した状態情報を操作端末200および空調制御装置300に送信する。
計測部120は、温度を計測する温度センサ、湿度を計測する湿度センサ等の空気環境を計測する各種センサを備え、空調対象空間である室内の温度、湿度等を計測する。また、計測部120は、計測結果を示す計測情報を制御部110に定期的に出力する。
操作入力部130は、リモコンからの赤外線信号を受信する赤外線受光器、タッチ式または押しボタン式の操作キー等を備え、ユーザによる操作を受け付ける。また、操作入力部130は、受け付けた操作に応じた操作信号を生成して制御部110に出力する。なお、操作入力部130は、空調機器100の周辺の音声を集音して音声認識処理を行い、音声認識結果に基づいて操作信号を生成する機能を有してもよい。
空調部140は、圧縮機、熱交換器、インバータ等を備え、制御部110の制御に従って、空調対象空間を空調する。
通信部150は、有線または無線の通信モジュールを備え、制御部110の制御に従って、操作端末200および空調制御装置300と通信する。通信部150は、例えば、空調機器100の運転状態および設置空間の空気環境の状態を示す状態情報を操作端末200と空調制御装置300の各々に定期的に送信する。また、通信部150は、空調機器100の空調動作の制御内容を示す制御情報を空調制御装置300から受信する。
(操作端末200)
操作端末200は、ユーザが所有するスマートフォン、タブレット端末、ノートパソコン等の汎用携帯機器であり、空調機器100に対するユーザの操作を受け付け、受け付けた操作に応じた操作情報を空調制御装置300に送信する。操作端末200は、図3に示すように、制御部210、表示部220、操作入力部230、通信部240を備える。これらの各部は、バスラインBLを介して相互に電気的に接続されている。
制御部210は、CPU、RAM、ROM等を有するコンピュータを備え、CPUがROMに記憶された各種の制御プログラムを読み出してRAM上で実行することにより、操作端末200の各構成部位を制御する。
制御部210は、例えば、空調制御システム1の構築の際に、ユーザが操作入力部230を介して入力した情報に基づいて、ユーザおよびこのユーザが操作可能な空調機器100に関するユーザ情報、空調機器100の設置状態を示す機器設置情報を生成し、通信部240を制御して、生成したこれらの情報を空調制御装置300に送信する。また、制御部210は、操作入力部230から操作信号を入力すると、この操作信号が示す操作内容に、空調機器100から直近に取得した状態情報に含まれる計測情報を付加して操作情報を生成し、通信部240を制御して、生成した操作情報を空調制御装置300に送信する。
表示部220は、LCD(Liquid Crystal Display)、PDP(Plasma Display Panel)、有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等の表示装置を備え、制御部210の制御に従って、各種画像を表示画面に表示する。
操作入力部230は、表示部220の表示画面に組み込まれたタッチパネル、操作キー、操作ボタン等を備え、ユーザによる操作を受け付ける。また、操作入力部230は、受け付けた操作に応じた操作信号を生成して制御部210に出力する。
通信部240は、有線または無線の通信モジュールを備え、制御部210の制御に従って、空調機器100、空調制御装置300と通信する。通信部240は、例えば、空調機器100の運転状態および設置空間の空気環境の状態を示す状態情報を空調機器100から定期的に受信する。また、通信部240は、上述したように、操作情報を空調制御装置300に送信する。
(空調制御装置300)
空調制御装置300は、空調機器100の空調動作を制御する。空調制御装置300は、図4に示すように、制御部310、記憶部320、表示部330、操作入力部340、通信部350を備える。これらの各部は、バスラインBLを介して相互に電気的に接続されている。
制御部310は、CPU、RAM、ROM等を有するコンピュータを備え、CPUがROMに記憶された各種の制御プログラムを読み出してRAM上で実行することにより、空調制御装置300の各構成部位を制御する。制御部310は、機能的には、情報取得部311、制御モード設定部312、快適性指標作成部313、空調制御部314を有する。
情報取得部311は、通信部350を介して、空調機器100および操作端末200から各種情報を取得する。情報取得部311は、例えば、冷房運転/暖房運転、除湿運転/加湿運転等の空調機器100の現在の運転状態を示す運転情報と、空調対象空間における空気環境の現在の状態を示す計測情報とを含む状態情報を空調機器100から定期的に取得する。また、情報取得部311は、上述したように、操作端末200から操作情報を取得する。なお、情報取得部311は、送信要求を空調機器100に送信することにより、状態情報を空調機器100から適宜取得してもよい。情報取得部311は、本発明の情報取得手段の一例である。
制御モード設定部312は、例えば、空調機器100の制御モードを、自動制御モード、または、手動制御モードのいずれかに設定する。自動制御モードは、後述する快適性指標または個別快適性指標に基づいて空調機器100の空調動作を制御するモードである。一方、手動制御モードは、ユーザの操作に応じて空調動作を制御するモードである。制御モード設定部312は、情報取得部311が制御モード変更を指示する操作情報を取得した場合には、自動制御モードと手動制御モードとを切り替えて設定する。また、制御モード設定部312は、制御モードが自動制御モードに設定された状態において、情報取得部311が運転動作の変更、設定温度の変更等の制御モード変更以外を指示する操作情報を取得した場合には、制御モードを強制的に手動制御モードに切り替えて設定する。制御モード設定部312は、本発明の制御モード設定手段の一例である。
快適性指標作成部313は、快適性指標の作成条件を満たす場合、情報取得部311が取得し、記憶部320に記憶されたユーザ情報、機器設置情報、操作情報に基づいて、空調対象空間の空気環境の快適性を示す快適性指標を作成する。快適性指標の作成条件として、例えば、前回の快適性指標の作成時から予め設定された期間が経過したか、前回の快適性指標の作成時から記憶部320に記憶された操作情報の累計が予め設定された件数以上になったか等の任意の条件を設けてもよい。快適性指標は、空調制御装置300に登録された全てのユーザおよび全ての空調機器100を対象に作成され、汎用的に適用し得る快適性を評価するための指標である。
空調機器100の操作が行われた際の空気環境はそのユーザにとって不快であるとみなすことができる。快適性指標作成部313は、ユーザにとって快適な空気環境は個人差があることを考慮して、多数の操作情報に含まれる計測情報が示す温度および湿度の組合せは不快な空気環境であると判定する。すなわち、快適性指標作成部313は、同様の空気環境下において多数のユーザが空調機器100を操作した場合には、その空気環境における温度および湿度の組合せを「不快」と判定する。一方、快適性指標作成部313は、不快と判定されていない温度および湿度の組合せを快適な空気環境であると判定する。すなわち、快適性指標作成部313は、極少数のユーザによって空調機器100が操作された、または、空調機器100が操作されていない温度および湿度の組合せは「快適」と判定する。
なお、快適性指標作成部313は、空気環境の快適性を「快適」または「不快」の2段階よりも細分化して快適性指標を作成してもよい。空気環境の快適性は、例えば、「快適」、「やや快適」、「不快」の3段階に区分されてもよい。例えば、自動制御モードにおいて、快適性を重視する運転モードと省エネルギー性を重視する運転モードとの切替えが可能な機能を更に設けた場合、快適性を重視する運転モードでは、快適性が「やや快適」または「不快」の場合に空調を行い、省エネルギー性を重視する運転モードでは、快適性が「不快」の場合のみ空調を行う。これにより、快適性と省エネルギー性とを両立した自動制御を実現することができる。
また、快適性指標作成部313は、個別快適性指標の作成条件を満たす場合、記憶部320に記憶されたユーザ情報、機器設置情報、操作情報に基づいて、特定のユーザおよび特定の空調機器100における空調対象空間の空気環境の快適性を示す個別快適性指標を作成する。快適性指標の作成条件として、例えば、制御モード設定部312により制御モードが自動制御モードに設定されたか、操作端末200から個別快適性指標の新規作成を指示する操作情報を取得したか等の任意の条件を設けてもよい。個別快適性指標は、ユーザおよび空調機器100の属性に応じて作成され、特定のユーザおよび特定の空調機器100に対して快適性を評価するための指標である。
快適性指標作成部313は、個別快適性指標を作成するにあたり、まず、個別快適性指標作成の対象であるユーザおよび対象空調機器100のユーザ情報および機器設置情報を記憶部320から読み出す。続いて、快適性指標作成部313は、読み出したユーザ情報および機器設置情報と類似するユーザ情報および機器設置情報を検索し、検索したユーザ情報および機器設置情報に対応付けられた操作情報を抽出する。すなわち、記憶部320に記憶された各種情報から特定のユーザおよび対象空調機器100の属性が類似するユーザおよび対象空調機器100に関する操作情報のみを抽出する。快適性指標作成部313は、抽出した操作情報に基づいて、快適性指標と同様の手法により個別快適性指標を作成する。これにより、快適性指標作成部313は、特定のユーザおよび対象空調機器100に適応する個別快適性指標を作成することができる。
さらに、快適性指標作成部313は、制御モードが自動制御モードに設定され、空調制御部314が個別快適性指標に基づいて空調機器100の自動制御を行っている状態において、情報取得部311が運転動作の変更、設定温度の変更等を指示する操作情報を取得した場合には、既存の個別快適性指標に基づく自動制御による空気環境がユーザにとって不快であったと判断し、既存の個別快適性指標を修正する。なお、快適性指標作成部313は、本発明の快適性指標作成手段および個別快適性指標作成手段の一例である。
空調制御部314は、制御モードが自動制御モードである場合、快適性指標に基づいて空調対象空間の温度および湿度の目標値を算出し、設定温度および設定湿度を目標値とする制御情報を生成し、通信部350を制御して生成した制御情報を空調機器100に送信することにより、空調機器100の空調動作を制御する。また、空調制御部314は、個別快適性指標が作成された空調機器100に対しては、個別快適性指標に基づいて空調機器100の空調動作を制御する。一方、空調制御部314は、制御モードが手動制御モードである場合、操作情報に応じた制御情報を生成し、通信部350を制御して生成した制御情報を空調機器100に送信することにより、空調機器100の空調動作を制御する。空調制御部314は、本発明の空調制御手段の一例である。
なお、情報取得部311、制御モード設定部312、快適性指標作成部313、空調制御部314は、単一のコンピュータで各機能を実現してもよいし、各々別個のコンピュータによって各機能を実現してもよい。
記憶部320は、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Dive)等の記憶内容が書き換え可能な不揮発性の記憶装置を備え、制御部310が制御プログラムの実行の際に用いる各種データ、制御プログラムの実行により生成した各種データ等を記憶する。記憶部320は、例えば、ユーザ情報DB(Data Base)321、機器設置情報DB322、操作情報DB323、状態情報DB324、快適性指標DB325、個別快適性指標DB326を有する。
ユーザ情報DB321は、情報取得部311が取得したユーザ情報を蓄積して記憶する。ユーザ情報DB321は、例えば、図5に示すユーザ情報テーブルの形式でユーザ情報を記憶する。ユーザ情報テーブルは、ユーザ毎に、「ユーザID」、「年齢」、「性別」、「機器ID」の各項目のデータが対応付けられている。「ユーザID」は、ユーザを識別するために予め割り当てられた識別子である。「年齢」、「性別」は、ユーザの年齢、性別を示す。「機器ID」は、ユーザが操作する空調機器100を識別するために予め割り当てられた識別子である。なお、ユーザ情報テーブルにおいて、情報取得部311が取得したユーザ情報に含まれていない項目は、「―」と記されている。
機器設置情報DB322は、情報取得部311が取得した機器設置情報を蓄積して記憶する。機器設置情報DB322は、例えば、図6に示す機器設置情報テーブルの形式で機器設置情報を記憶する。機器設置情報テーブルは、空調機器100毎に、「機器ID」、「地域」、「UA値」、「方角」、「日照状態」の各項目のデータが対応付けられている。
「機器ID」は、上述したように、空調機器100を識別するために予め割り当てられた識別子である。「地域」は、空調機器100が設置された地域を示す。「UA値」は、空調機器100が設置された建物の断熱性能を示す外皮平均熱貫流率であり、数値が小さいほど断熱性能が高いことを表す。「方角」は、建物内において空調機器100が設置された方角を示す。「日照状態」は、空調機器100が設置された建物の日照状態を示し、年間を通じた日照量または日照時間の程度に応じて、「良」、「普通」、「悪」の3段階に区分されている。
操作情報DB323は、情報取得部311が取得した操作情報を蓄積して記憶する。操作情報DB323は、例えば、図7に示す操作情報テーブルの形式で操作情報を記憶する。操作情報テーブルは、操作毎に、「ユーザID」、「機器ID」、「操作内容」、「温度」、「湿度」、「操作日時」の各項目のデータが対応付けられている。
「ユーザID」、「機器ID」は、上述したように、ユーザ、空調機器100を識別するために予め割り当てられた識別子である。「操作内容」は、空調機器100に対する操作の内容を示す。「温度」は、操作が行われた際の空調対象空間の気温を示す。「湿度」は、操作が行われた際の空調対象空間の相対湿度を示す。「操作日時」は、ユーザにより空調機器100に対して操作が行われた日時を示す。
状態情報DB324は、情報取得部311が取得した状態情報を蓄積して記憶する。
快適性指標DB325は、快適性指標作成部313が作成した快適性指標を蓄積して記憶する。
個別快適性指標DB326は、快適性指標作成部313が作成した個別快適性指標を蓄積して記憶する。
表示部330は、LCD、PDP、有機ELディスプレイ等の表示装置を備え、制御部310の制御に従って、各種画像を表示画面に表示する。表示部330は、例えば、快適性指標作成部313が作成した快適性指標および個別快適性指標を表す画像を表示する。
操作入力部340は、表示部330の表示画面に組み込まれたタッチパネル、操作キー、操作ボタン等を備え、ユーザによる操作を受け付ける。
通信部350は、有線または無線の通信モジュールを備え、制御部310の制御に従って、空調機器100、操作端末200と通信する。
次に、図8に示すフローチャートを参照して、空調制御装置300の制御部310が実行する快適性指標作成処理について説明する。制御部310は、快適性指標の作成条件を満たしたことに応答して、快適性指標作成処理を開始する。
制御部310は、快適性指標作成処理を開始すると、まず、同様の計測情報を含む操作情報を集計する(ステップS101)。制御部310の快適性指標作成部313は、記憶部320の操作情報DB323に記憶された操作情報を参照し、同様の温度および湿度の組合せを示す計測情報を含む操作情報の件数を集計する。
続いて、制御部310は、集計結果に応じて快適性指標を作成する(ステップS102)。制御部310の快適性指標作成部313は、例えば、同様の温度および湿度の組合せを示す計測情報を含む操作情報の件数に応じて、その空気環境の快適性を「快適」または「不快」に振り分けることにより、快適性指標を作成する。
次に、制御部310は、快適性指標を記憶する(ステップS103)。制御部310の快適性指標作成部313は、ステップS102において生成した快適性指標を記憶部320の快適性指標DB325に記憶する。
ステップS103の処理を実行した後、制御部310は、快適性指標作成処理を終了する。
次に、図9に示すフローチャートを参照して、空調制御装置300の制御部310が実行する個別快適性指標作成処理について説明する。制御部310は、個別快適性指標の作成条件を満たしたことに応答して、個別快適性指標作成処理を開始する。
制御部310は、個別快適性指標作成処理を開始すると、まず、個別快適性指標作成の対象であるユーザおよび対象空調機器100のユーザ情報および機器設置情報を読み出す(ステップS201)。制御部310の快適性指標作成部313は、記憶部320のユーザ情報DB321および機器設置情報DB322を参照し、該当するユーザ情報および機器設置情報を読み出す。
次に、制御部310は、個別快適性指標の作成に採用する操作情報を抽出する(ステップS202)。制御部310の快適性指標作成部313は、ユーザ情報DB321および機器設置情報DB322を参照して、ステップS201において読み出したユーザ情報および機器設置情報と類似するユーザ情報および機器設置情報を検索し、検索したユーザ情報および機器設置情報に対応付けられた操作情報を抽出する。
続いて、制御部310は、抽出した操作情報に基づいて、個別快適性指標を作成する(ステップS203)。制御部310の快適性指標作成部313は、抽出した操作情報に含まれる計測情報が示す温度および湿度の組合せは不快な空気環境であると判定する。一方、快適性指標作成部313は、不快と判定されていない温度および湿度の組合せを不快な空気環境であると判定する。抽出した操作情報は、類似の属性を有するユーザおよび空調機器100に関する操作であるため、同様の空気環境において同様の操作内容を示す傾向が高い。
次に、制御部310は、個別快適性指標を記憶する(ステップS204)。制御部310の快適性指標作成部313は、ステップS203において作成した個別快適性指標を記憶部320の個別快適性指標DB326に記憶する。このように、個別快適性指標が作成された空調機器100は、自動制御モードにおいて快適性指標に代えてこの個別快適性指標に基づいて空調制御部314によって自動制御される。
ステップS204の処理を実行した後、制御部310は、個別快適性指標作成処理を終了する。
以上に述べたように、本実施の形態に係る空調制御装置300は、ユーザおよびユーザが操作可能な空調機器100に関するユーザ情報、空調機器100の設置状態を示す機器設置情報、空調機器100に対するユーザの操作および操作時の空調対象空間の空気環境を示す操作情報を取得し、これらの情報に基づいて、快適性指標を作成する。そして、空調機器100の空調動作を作成した快適性指標に基づいて制御する。このため、本発明によれば、ユーザに過度な負担を与えることなく、快適な空気環境を提供することができる。
なお、本発明は、上記の実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲での種々の変形および応用が可能である。
快適性指標作成部313は、個別快適性指標を作成する際に操作情報を抽出するにあたり、ユーザ情報および機器設置情報に含まれる各情報に重み付けを行ってもよい。例えば、図10に示すように、ユーザ情報および機器設置情報に含まれる各情報に、異なるポイントを予め付与する。また、図11に示すように、操作情報とそれに対応付けられたユーザ情報および機器設置情報に含まれる情報のうち、個別快適性指標作成の対象であるユーザおよび対象空調機器100のユーザ情報および機器設置情報と共通または類似するものが「○」が記された情報であるとする。そして、共通または類似する情報に付与されたポイントの合計を、各操作情報のポイントとする。この場合、No.1およびNo.2の操作情報は6ポイント(2+4)、No.3の操作情報は12ポイント(1+7+4)、No.4の操作情報は1ポイント、No.5の操作情報は4ポイントとなる。予め設定された閾値以上のポイントである操作情報を、個別快適性指標作成の対象であるユーザおよび対象空調機器100のユーザ情報および機器設置情報と類似する属性情報を有する操作情報として抽出すればよい。
また、快適性指標作成部313は、PMV(Predicted Mean Vote:予測平均温冷感申告)、PPD(Predicted Percentage Dissatisfied:予測不快者率)等を用いて快適性指標を作成してもよい。PMVは、快適性を「暑い」、「暖かい」、「やや暖かい」、「暑くも寒くもない」、「やや涼しい」、「涼しい」、「寒い」の7段階に区分して評価する。「暑くも寒くもない」が最も快適な段階である。PMVを用いる場合、温度、湿度の他に、気流、熱放射、代謝量、着衣量等の数値が必要であるが、これらの数値として日時、季節等に応じたデフォルト値を用いてもよい。
上記の実施の形態において、例えば空調制御装置300の制御部310のCPUが実行する制御プログラムは、あらかじめROMに記憶されていた。しかしながら、本発明は、これに限定されず、上記の各種処理を実行させるための動作プログラムを、既存の汎用コンピュータや、フレームワーク、ワークステーション等に実装することにより、上記の実施の形態に係る空調制御装置300に相当する装置として機能させてもよい。
このようなプログラムの提供方法は任意であり、例えば、コンピュータが読取可能な記録媒体(フレキシブルディスク、CD(Compact Disc)−ROM、DVD(Digital Versatile Disc)−ROM)等に格納して配布してもよいし、インターネットをはじめとするネットワーク上のストレージにプログラムを格納しておき、これをダウンロードさせることにより提供してもよい。
また、上記の処理をOS(Operating System)とアプリケーションプログラムとの分担、または、OSとアプリケーションプログラムとの協働によって実行する場合には、アプリケーションプログラムのみを記録媒体やストレージに格納してもよい。また、搬送波にプログラムを重畳し、ネットワークを介して配信することも可能である。例えば、ネットワーク上の掲示板(Bulletin Board System:BBS)に上記プログラムを掲示し、ネットワークを介してプログラムを配信してもよい。そして、このプログラムを起動し、OSの制御下で、他のアプリケーションプログラムと同様に実行することにより、上記の処理を実行するべく設計してもよい。
1…空調制御システム、100…空調機器、110…制御部、120…計測部、130…操作入力部、140…空調部、150…通信部、200…操作端末、210…制御部、220…表示部、230…操作入力部、240…通信部、300…空調制御装置、310…制御部、311…情報取得部、312…制御モード設定部、313…快適性指標作成部、314…空調制御部、320…記憶部、321…ユーザ情報DB、322…機器設置情報DB、323…操作情報DB、324…状態情報DB、325…快適性指標DB、326…個別快適性指標DB、330…表示部、340…操作入力部、350…通信部、BL…バスライン、NW…ネットワーク

Claims (6)

  1. ユーザおよび前記ユーザが操作可能な空調機器に関するユーザ情報と、空調対象空間における前記空調機器の設置状態を示す機器設置情報と、前記ユーザの前記空調機器に対する操作および前記操作時の前記空調対象空間の空気環境を示す操作情報とを取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段が取得した複数の前記ユーザ情報、前記機器設置情報、および前記操作情報に基づいて、前記空気環境における前記ユーザの快適性を示す快適性指標を作成する快適性指標作成手段と、
    制御モードが前記空調機器の空調動作を自動制御する自動制御モードである場合、前記快適性指標作成手段が作成した前記快適性指標に基づいて、前記空調機器の空調動作を制御する空調制御手段と、を備える、
    空調制御装置。
  2. 特定のユーザの属性および特定の空調機器の属性に応じて個別快適性指標を作成する個別快適性指標作成手段、を更に備え、
    前記制御モードが前記自動制御モードであり、かつ、前記個別快適性指標作成手段により前記個別快適性指標が作成された場合、前記空調制御手段は、前記個別快適性指標に基づいて、前記特定の空調機器の空調動作を制御する、
    請求項1に記載の空調制御装置。
  3. 前記自動制御モードと、前記ユーザの操作に基づいて前記空調機器の空調動作を制御する手動制御モードと、のいずれかに前記制御モードを設定する制御モード設定手段、を更に備え、
    前記制御モード設定手段により前記制御モードが前記自動制御モードに設定された後、前記情報取得手段が特定の前記操作情報を取得した場合、前記個別快適性指標作成手段は、既存の前記個別快適性指標を修正する、
    請求項2に記載の空調制御装置。
  4. ユーザおよび前記ユーザが操作可能な空調機器に関するユーザ情報と、空調対象空間における前記空調機器の設置状態を示す機器設置情報と、前記ユーザの前記空調機器に対する操作および前記操作時の前記空調対象空間の空気環境を示す操作情報とを取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段が取得した複数の前記ユーザ情報、前記機器設置情報、および前記操作情報に基づいて、前記空気環境における前記ユーザの快適性を示す快適性指標を作成する快適性指標作成手段と、
    前記快適性指標作成手段が作成した前記快適性指標に基づいて、前記空調機器の空調動作を制御する空調制御手段と、を備える、
    空調制御システム。
  5. ユーザおよび前記ユーザが操作可能な空調機器に関するユーザ情報と、空調対象空間における前記空調機器の設置状態を示す機器設置情報と、前記ユーザの前記空調機器に対する操作および前記操作時の前記空調対象空間の空気環境を示す操作情報とを取得し、
    取得した複数の前記ユーザ情報、前記機器設置情報、および前記操作情報に基づいて、前記空気環境における前記ユーザの快適性を示す快適性指標を作成し、
    制御モードが前記空調機器の空調動作を自動制御する自動制御モードである場合、前記快適性指標に基づいて、前記空調機器の空調動作を制御する、
    空調制御方法。
  6. コンピュータを、
    ユーザおよび前記ユーザが操作可能な空調機器に関するユーザ情報と、空調対象空間における前記空調機器の設置状態を示す機器設置情報と、前記ユーザの前記空調機器に対する操作および前記操作時の前記空調対象空間の空気環境を示す操作情報とを取得する情報取得手段、
    前記情報取得手段が取得した複数の前記ユーザ情報、前記機器設置情報、および前記操作情報に基づいて、前記空気環境における前記ユーザの快適性を示す快適性指標を作成する快適性指標作成手段、
    制御モードが前記空調機器の空調動作を自動制御する自動制御モードである場合、前記快適性指標作成手段が作成した前記快適性指標に基づいて、前記空調機器の空調動作を制御する空調制御手段、
    として機能させるプログラム。
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