JP2019203719A - 蓄電池の容量把握方法および容量監視装置 - Google Patents

蓄電池の容量把握方法および容量監視装置 Download PDF

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Abstract

【課題】 蓄電池を構成する特定の単電池が過放電になって蓄電池の寿命に悪影響を与えることのない蓄電池の容量把握方法および容量監視装置を提供する。【解決手段】 産業用コンピュータ8は、充放電装置3を制御して、規定の放電終止電圧1.8[V]/セルより高い所定範囲(例えば1.9〜1.8[V]/セル)における特定の放電終止電圧(例えば1.86[V]/セル)で定電流放電を停止させて、簡易容量試験を行う。そして、簡易容量試験により得られる容量Q[Ah]に、放電終止電圧補正係数α、温度補正係数β、および、容量劣化補正係数γを掛け合わせて、規定の放電終止電圧1.8[V]/セルで定電流放電を停止させて行われる正規容量試験により得られるSOH[Ah]を推定する。【選択図】 図1

Description

本発明は、蓄電池の容量を把握する蓄電池の容量把握方法、および蓄電池の容量を監視する容量監視装置に関するものである。
従来、蓄電池の容量把握方法としては、例えば、特許文献1に開示されたバッテリ残容量算出方法がある。
このバッテリ残容量算出方法では、まず、コントローラによりバッテリの劣化度が算出される。バッテリの劣化度は、バッテリの内部抵抗の初期抵抗値からの上昇率が用いられて算出されたり、放電電圧が規定の放電終止電圧に至るまで定電流でバッテリを放電させた際の容量が測定されて、算出される。次に、バッテリの現在の充電状態を示すSOC(State Of Charge)がコントローラによって算出される。そして、新品時における満充電のバッテリの初期容量と、算出されたSOCとが用いられて、バッテリの基本残容量がコントローラによって算出される。次に、バッテリの劣化度が用いられて、バッテリの容量劣化状態に基づく第一補正値がコントローラによって算出される。次に、放電電流および劣化度が用いられて、放電状態に基づく第二補正値がコントローラによって算出される。そして、算出されたバッテリの基本残容量に第一補正値と第二補正値とが乗算されて、バッテリの実残容量がコントローラによって算出される。
特開2016−14567号公報
しかしながら、定電流でバッテリを放電させた際の容量が測定されて、バッテリの劣化度が算出される場合、単電池が複数直列に接続されたバッテリであると、規定の放電終止電圧に至るまで放電すると、端子電圧が低い傾向の単電池が過放電になる。このため、過放電になる単電池の劣化が進み、バッテリの寿命に悪影響を与える。
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、
規定の放電終止電圧より高い放電終止電圧で蓄電池の定電流放電を停止させて行われる簡易容量試験により得られる容量に、各放電終止電圧に応じて予め定められた放電終止電圧補正係数、各蓄電池温度に応じて予め定められた温度補正係数、および、蓄電池の各容量劣化状態に応じて予め定められた容量劣化補正係数を掛け合わせて、規定の放電終止電圧で蓄電池の定電流放電を停止させて行われる正規容量試験により得られる容量を推定する蓄電池の容量把握方法を構成した。
また、本発明は、
蓄電池を充放電させる充放電装置と、
充放電装置による充放電によって蓄電池に流れる電流を測定する電流センサと、
蓄電池の端子間電圧を測定する電圧センサと、
蓄電池の温度を測定する温度センサと、
各放電終止電圧に応じて予め定められた放電終止電圧補正係数、各蓄電池温度に応じて予め定められた温度補正係数、および、蓄電池の各容量劣化状態に応じて予め定められた容量劣化補正係数を記憶する記憶装置と、
電流センサによって測定される電流値、電圧センサによって測定される電圧値、および温度センサによって測定される温度に基づいて充放電装置を制御する充放電制御手段、充放電制御手段を制御して、規定の放電終止電圧より高い放電終止電圧で蓄電池の定電流放電を停止させて簡易容量試験を行う容量試験制御手段、並びに、簡易容量試験により得られる容量に記憶装置に記憶された放電終止電圧補正係数、温度補正係数、および、容量劣化補正係数を掛け合わせて、規定の放電終止電圧で定電流放電を停止させて行う正規容量試験により得られる容量を推定する蓄電池容量把握手段を有する制御装置と
を備えて、蓄電池の容量監視装置を構成した。
本構成によれば、規定の放電終止電圧より高い放電終止電圧まで定電流放電を行って得られる容量に、予め定められた放電終止電圧補正係数、温度補正係数、および容量劣化補正係数を掛け合わせることで、規定の放電終止電圧まで定電流放電を行って得られる蓄電池の容量を推定することができる。このため、蓄電池を構成する特定の単電池が過放電になって蓄電池の寿命に悪影響を与えることなく、蓄電池の容量を把握することが可能になる。
また、本発明は、容量劣化補正係数が、未劣化状態の蓄電池および未劣化状態から劣化させた容量劣化状態の異なる蓄電池について所定温度の環境下で容量試験を行って、放電終止電圧に至るまでの所定範囲の各放電電圧と各放電電圧における容量との関係を各容量劣化状態毎に測定し、前記所定範囲における特定の放電電圧についての容量または所定範囲における複数の放電電圧に対する容量の平均値と蓄電池の実容量との比から、各容量劣化状態毎に算出することを特徴とする。
本構成によれば、未劣化状態の蓄電池および劣化させた容量劣化状態の異なる蓄電池について、放電終止電圧に至るまでの所定範囲の各放電電圧と各放電電圧における容量との関係を各容量劣化状態毎に測定することで、適正な容量劣化補正係数を算出することができる。
また、本発明は、所定温度の環境下で未劣化の蓄電池について容量試験を行って前記所定範囲の各放電電圧に対する基準の測定容量を計測しておき、所定温度の環境下で被測定蓄電池について容量試験を行って前記所定範囲内の特定の放電電圧における放電時間と放電電流から特定の放電電圧に対する実測の測定容量を算出し、算出した実測の測定容量と計測しておいた特定の放電電圧に対する基準の測定容量との比から被測定蓄電池の容量劣化状態を推測し、推測した容量劣化状態に対する容量劣化補正係数を用いることを特徴とする。
本構成によれば、容量劣化状態が判明しない被測定蓄電池についても、算出した実測の測定容量と計測しておいた基準の測定容量との比から、被測定蓄電池の容量劣化状態を推測することができる。したがって、推測した容量劣化状態に基づいて容量劣化補正係数を特定して、容量劣化補正係数を用いることができる。
また、本発明は、被測定蓄電池が、使い始めてから所定期間を経過したもの、または、前回行った容量の推定結果が所定の容量以下のものであることを特徴とする。
本構成によれば、使い始めてから所定期間を経過して容量劣化状態を特定し難くなった蓄電池、または、前回行った容量劣化状態の推定結果が所定の容量劣化状態以下で劣化の進行度合いが早まり、容量劣化状態が特定し難くなった蓄電池について、容量劣化状態を推測することができる。したがって、これらの蓄電池についても、推測した容量劣化状態に基づいて容量劣化補正係数を特定して、容量劣化補正係数を用いることができる。
また、本発明は、放電終止電圧補正係数が、所定温度の環境下で未劣化の蓄電池について容量試験を行って計測した各放電電圧に対する基準の測定容量と定格容量との比から算出することを特徴とする。
本構成によれば、各放電電圧に対する基準の測定容量と定格容量との比から、適正な放電終止電圧補正係数を算出することができる。
また、本発明は、温度補正係数が、蓄電池の使用可能な温度範囲内における複数の温度の環境下でそれぞれ未劣化の蓄電池について容量試験を行って計測した各温度における測定容量と、所定温度の環境下で未劣化の蓄電池について容量試験を行って計測した定格容量との比から算出することを特徴とする。
本構成によれば、蓄電池の使用可能な各温度における測定容量と所定温度における定格容量との比から、適正な温度補正係数を算出することができる。
また、本発明は、測定容量が、容量試験を開始した後、所定時間以内に測定した複数の温度の環境下で計測されることを特徴とする。
容量試験は、蓄電池を満充電する時に蓄電池に発生する熱を放熱させて、環境温度に戻した後に行われるが、容量試験の放電時においても、化学反応によって蓄電池に熱が発生する。しかし、本構成により、容量試験を開始した後、所定時間以内に測定した温度の環境下で測定容量を計測することで、放電による熱の影響を受けない適正な温度補正係数を算出することができる。
本発明によれば、蓄電池を構成する特定の単電池が過放電になって蓄電池の寿命に悪影響を与えることなく、蓄電池の容量を把握できる蓄電池の容量把握方法、および蓄電池の容量を監視する容量監視装置を提供することができる。
本発明の一実施の形態による鉛蓄電池の容量監視装置のブロック図である。 図1に示す産業用コンピュータに備えられる記憶装置に記憶されるデータを表す表図である。 一実施の形態による鉛蓄電池の容量把握方法および容量監視装置に用いられる容量劣化補正係数を算出する際に測定される鉛蓄電池の放電電圧と放電時間との関係を示すグラフである。
次に、本発明による蓄電池の容量把握方法および容量監視装置を鉛蓄電池に適用した一実施の形態について説明する。
図1は、この一実施の形態による鉛蓄電池1の容量監視装置2の概略構成を示すブロック図である。
鉛蓄電池1は、単位電池1aが複数直列に接続されて組電池として構成されている。容量監視装置2は、充放電装置3、電流センサ4、電圧センサ5、温度センサ6、データロガー7、および産業用コンピュータ8から構成される。
充放電装置3は鉛蓄電池1を充放電させる。電流センサ4は、鉛蓄電池1と充放電装置3との間に設けられ、充放電装置3による充放電によって鉛蓄電池1に流れる電流Iを測定する。電圧センサ5は鉛蓄電池1の端子間電圧Vを測定し、温度センサ6は鉛蓄電池1の温度を測定する。データロガー7は、電流センサ4によって測定される鉛蓄電池1に流れる電流Iの電流値、電圧センサ5によって測定される鉛蓄電池1の端子間電圧Vの電圧値、および、温度センサ6によって測定される鉛蓄電池1の温度を収集し、産業用コンピュータ8に転送する。
産業用コンピュータ8は、充放電制御手段、容量試験制御手段、および蓄電池容量把握手段を有する制御装置を構成し、記憶装置を備える。充放電制御手段は、データロガー7によって転送される鉛蓄電池1を流れる電流Iの電流値、鉛蓄電池1の電圧値、および鉛蓄電池1の温度に基づいて、充放電装置3を制御する。容量試験制御手段は、充放電制御手段を制御して、規定の放電終止電圧より高い放電終止電圧で鉛蓄電池1の定電流放電を停止させて、鉛蓄電池1について簡易容量試験を行う。正規の容量試験は、日本工業規格JIS C 8704−2−1に規定されており、規定の放電終止電圧1.8[V]/セルで鉛蓄電池1の定電流放電を停止させて、鉛蓄電池1の容量を測定することで行われる。
記憶装置には、図2(a)に示す、鉛蓄電池1の各放電終止電圧に応じて予め定められた放電終止電圧補正係数α、図2(b)に示す、鉛蓄電池1の各温度に応じて予め定められた温度補正係数β、および、図2(c)に示す、鉛蓄電池1の各容量劣化状態に応じて予め定められた容量劣化補正係数γが記憶されている。蓄電池容量把握手段は、簡易容量試験により得られる測定容量Qに、記憶装置に記憶された放電終止電圧補正係数α、温度補正係数β、および、容量劣化補正係数γを次の(1)式に示されるように掛け合わせて、正規容量試験により得られる容量をSOH(State Of Health)[Ah]として推定する。
SOH[Ah]=測定容量Q[Ah]×放電終止電圧補正係数α×温度補正係数β
×容量劣化補正係数γ …(1)
SOHは鉛蓄電池1の容量劣化状態を表し、その初期値は、未劣化であることを表す100%である。産業用コンピュータ8は、簡易容量試験を実施して(1)式によってSOHを算出する毎に、その算出結果を記憶装置に記憶して、更新する。
図2(a)に示す放電終止電圧補正係数αは、所定温度の環境下で未劣化の鉛蓄電池1について容量試験を行って計測した各放電電圧[V]に対する基準の測定容量[Ah]と、定格容量[Ah]との比から算出することができる。
例えば、25℃の雰囲気温度で、未劣化で定格容量1000[Ah]の鉛蓄電池1について、端子間の電圧Vが規定の放電終止電圧1.8[V]/セルになるまで、0.1CAの放電レート、つまり100[A]の定電流で放電して、容量試験を行う。この容量試験時における各時間に100[A]の電流を乗算することで、図2(d)に示す単位電池1aの端子間電圧[V]と基準の測定容量[Ah]との関係が得られる。この関係において、端子間電圧[V]が1.8[V]の基準の測定容量[Ah]は定格容量である。図2(a)に示す放電終止電圧補正係数αは、図2(d)に示す各放電電圧[V]に対する基準の測定容量[Ah]と定格容量[Ah]との比である1.00(=1000/1000)、1.02(=1000/980)、1.06(=1000/943)、1.12(=1000/893)、1.18(=1000/847)、1.22(=1000/820)から、算出される。本実施形態では、このように、各放電電圧[V]に対する基準の測定容量[Ah]と定格容量[Ah]との比から、適正な放電終止電圧補正係数αを算出することができる。
図2(b)に示す温度補正係数βは、鉛蓄電池1の使用可能な温度範囲内における複数の温度の環境下で、それぞれ未劣化の鉛蓄電池1について容量試験を行って計測した各温度における測定容量[Ah]と、所定温度の環境下で未劣化の蓄電池について容量試験を行って計測した定格容量[Ah]との比から、算出することができる。
例えば、−5℃の温度の環境下で、未劣化で定格容量1000[Ah]の鉛蓄電池1について、端子間の電圧Vが規定の放電終止電圧1.8[V]/セルになるまで0.1CAの放電レートの定電流で放電させたところ、鉛蓄電池1の容量は800[Ah]であった。また、5℃、25℃の温度の環境下で、同様な容量試験を行ったところ、鉛蓄電池1の容量は930[Ah]、1000[Ah]であった。25℃の所定温度の環境下で計測した1000[Ah]は定格容量である。したがって、図2(b)に示す温度補正係数βは、各温度における測定容量[Ah]と所定温度における定格容量[Ah]との比である1.25(=1000/800)、1.08(=1000/930)、1.00(=1000/1000)から、算出される。この際、各温度における測定容量[Ah]は、容量試験を開始した後、所定時間以内、例えば10分以内に測定した複数の温度の環境下で計測される。この所定時間は10分よりも短い方が好ましい。
本実施形態では、このように、鉛蓄電池1の使用可能な各温度における測定容量[Ah]と所定温度における定格容量[Ah]との比から、適正な温度補正係数βを算出することができる。また、容量試験は、鉛蓄電池1を満充電する時に鉛蓄電池1に発生する熱を放熱させて、環境温度に戻した後に行われるが、容量試験の放電時においても、化学反応によって鉛蓄電池1に熱が発生する。しかし、上記のように、容量試験を開始した後、所定時間以内に測定した温度の環境下で測定容量[Ah]を計測することで、放電による熱の影響を受けない適正な温度補正係数βを算出することができる。
図2(c)に示す容量劣化補正係数γは、その算出に当たり、未劣化状態の鉛蓄電池1、および未劣化状態からサイクル試験によって徐々に劣化させた容量劣化状態の異なる鉛蓄電池1について、それぞれ所定温度の25℃の環境下で容量試験を行う。そして、放電終止電圧1.8[V]/セルに至るまでの所定範囲(例えば1.9〜1.8[V]/セル)の各放電電圧Vと各放電電圧Vにおける容量Qとの関係を、各容量劣化状態毎に測定する。容量劣化補正係数αは、測定した放電電圧Vと容量Qとの関係に基づき、所定範囲(例えば1.9〜1.8[V]/セル)における特定の放電電圧(例えば1.86[V]/セル)についての容量と蓄電池の実容量との比から、各容量劣化状態毎に算出する。
例えば、25℃の雰囲気温度で、未劣化で定格容量1000[Ah]の鉛蓄電池1について、端子間の電圧Vが規定の放電終止電圧1.8[V]/セルになるまで、0.1CAの放電レート、つまり100[A]の定電流で放電し、容量試験を行う。この容量試験時における各時間に電圧センサ5によって測定される電圧により、例えば、図3に示すグラフの充放電カーブAが単位電池1aについて得られる。同グラフの横軸は放電時間[h]、縦軸は単位電池1aの端子間電圧(放電電圧)Vである。また、サイクル試験によって定格容量が900[Ah]、800[Ah]、700[Ah]に劣化した鉛蓄電池1について、端子間の電圧Vが規定の放電終止電圧1.8[V]/セルになるまで、0.1CAの放電レートでそれぞれ同様な容量試験を行うと、図3に示すグラフの充放電カーブB、C、Dが単位電池1aについて得られる。
各充放電カーブA、B、C、Dの特性を呈する鉛蓄電池1のSOHは、それぞれ100%、90%、80%、70%となり、それらの実容量[Ah]は、1000[Ah]、900[Ah]、800[Ah]、700[Ah]となる。また、1.9〜1.8[V]の所定範囲における特定の放電電圧を所定範囲の略中間の1.86[V]とすると、放電電圧が1.86[V]となる容量は、各充放電カーブA、B、C、Dから、放電電流100[A]に各時間t1、t2、t3、t4を乗算することで、893[Ah]、789[Ah]、678[Ah]、564[Ah]と求まる。したがって、容量劣化補正係数γは、特定の放電電圧1.86[V]についての容量と鉛蓄電池1の実容量との比から、図2(c)に示すように、1.12(=1000/893)、1.14(=900/789)、1.18(=800/678)、1.24(=700/564)と、各容量劣化状態毎に算出することができる。
また、容量劣化補正係数γは、所定範囲(例えば1.9〜1.8[V]/セル)における複数の放電電圧Vに対する、例えば、測定点a,b,c,d(図3参照)における容量の平均値と、鉛蓄電池1の実容量との比からも、各容量劣化状態毎に算出することができる。
本実施形態では、このように、未劣化状態の鉛蓄電池1および劣化させた容量劣化状態の異なる鉛蓄電池1について、放電終止電圧1.8[V]/セルに至るまでの1.9〜1.8[V]の所定範囲の各放電電圧[V]と各放電電圧[V]における容量[Ah]との関係を、図3に示すグラフのように各容量劣化状態毎に測定することで、適正な容量劣化補正係数γを算出することができる。
また、鉛蓄電池1の新規導入時、SOH[%]は100%もしくは100%以上と想定できるので、容量劣化補正係数γは図2(c)から1.12と規定できる。また、SOH[%]の値が85%以上であれば、1年〜2年前における容量試験の結果から、図2(c)を参照することで、容量劣化補正係数γを求めることが可能である。しかし、容量試験実施の時間間隔が2年以上あいた場合、鉛蓄電池1の劣化が進み、前回の容量試験の結果と実際の容量とが大きく乖離している可能性がある。また、鉛蓄電池1の容量が85%を下回ると、鉛蓄電池1の劣化の進行が早くなる可能性があり、1年〜2年前における容量試験の結果から、容量劣化補正係数γを求めることはできない。
このため、本実施形態では、このような場合、所定温度の環境下で未劣化の鉛蓄電池1について容量試験を行って、図2(d)に示すように、所定範囲(例えば1.9〜1.8[V]/セル)の各放電電圧[V]に対する基準の測定容量[Ah]を計測する。そして、所定温度の環境下で被測定対象となる鉛蓄電池1について容量試験を行って、所定範囲内の特定の放電電圧[V]における放電時間と放電電流から、特定の放電電圧[V]に対する実測の測定容量[Ah]を算出する。そして、算出した実測の測定容量[Ah]と、計測しておいた特定の放電電圧[V]に対する基準の測定容量[Ah]との比から、被測定対象となる鉛蓄電池1の容量劣化状態であるSOHを推測し、推測したSOHに対する容量劣化補正係数γを用いる。
例えば、25℃の所定温度の環境下で、未劣化で定格容量1000[Ah]の鉛蓄電池1について、0.1CAの放電レートで100[A]の定電流で放電する容量試験を、1.9〜1.8[V]/セルの所定範囲内の特定の放電電圧1.9[V]/セルになるまで行った。その結果、放電時間と100[A]の放電電流との積から、730[Ah]の実測の測定容量が得られた。この場合、図2(d)に示す放電電圧[V]と基準の測定容量[Ah]との関係から、放電電圧Vが1.9[V]の時には820[Ah]が基準の測定容量となる。したがって、被測定対象となる鉛蓄電池1の容量劣化状態であるSOHは、特定の放電電圧1.9[V]に対する実測の測定容量である730[Ah]と、計測しておいた特定の放電電圧1.9[V]に対する基準の測定容量820[Ah]との比から、89%(=100×730/820)と推定される。このため、図2(c)に示すSOH[%]と容量劣化補正係数γとの関係における、80%と90%との間の補正係数γの直線近似により、推定した89%のSOHに対して1.144の容量劣化補正係数γが求められる。
このように容量劣化状態(SOH)が判明しない鉛蓄電池1についても、算出した実測の測定容量730[Ah]と、計測しておいた基準の測定容量820[Ah]との比から、被測定対象となる鉛蓄電池1のSOH[%]を推測することができる。したがって、推測したSOH[%]に基づいて上記のように容量劣化補正係数γを特定して、容量劣化補正係数γを用いることができる。
すなわち、運用を開始してから所定期間例えば2年を経過して容量劣化状態を特定し難くなった鉛蓄電池1、または、前回行った容量劣化状態の推定結果が所定の容量劣化状態以下、例えばSOHが85%以下で劣化の進行度合いが早まり、容量劣化状態が特定し難くなった鉛蓄電池1について、SOH[%]を推測することができる。したがって、これらの鉛蓄電池1についても、推測したSOH[%]に基づいて容量劣化補正係数γを特定して、容量劣化補正係数γを用いることができる。
本実施形態では、産業用コンピュータ8により、次のようにして、定格容量1000[Ah]の鉛蓄電池1のその時々における容量が把握される。まず、産業用コンピュータ8により、充放電装置3が制御されて鉛蓄電池1が満充電状態にされる。その後、温度センサ6により測定される温度が所定温度になるまで鉛蓄電池1が放熱される。鉛蓄電池1が環境温度になると、産業用コンピュータ8により、充放電装置3が制御されて簡易容量試験が行われる。つまり、鉛蓄電池1が0.1CAの放電レートで放電され、電圧センサ5によって鉛蓄電池1の端子間電圧Vが規定の放電終止電圧1.8[V]/セルより高い特定の放電終止電圧になるのが検知されると、放電が停止される。鉛蓄電池1は、その後、充放電装置3の制御によって充電が行われ、SOCが回復される。また、産業用コンピュータ8は、簡易容量試験時の100[A]の放電電流と放電時間とから、鉛蓄電池1の容量[Ah]を測定する。
すなわち、産業用コンピュータ8は、規定の放電終止電圧1.8[V]/セルより高い特定の放電終止電圧で定電流放電を停止させて行われる簡易容量試験により得られる容量Q[Ah]に、放電終止電圧補正係数α、温度補正係数β、および、容量劣化補正係数γを(1)式に示されるように掛け合わせて、規定の放電終止電圧1.8[V]/セルで定電流放電を停止させて行われる正規容量試験により得られるSOH[Ah]を推定する。
例えば、規定の放電終止電圧1.8[V]/セルより高い特定の放電終止電圧を1.86[V]/セルとすると、放電終止電圧補正係数αは図2(a)に示す関係から1.12、温度補正係数βは図2(b)に示す関係から25℃に対する1.00となる。また、前回行った容量試験により得られたSOH[%]を90%とすると、図2(c)に示す関係から容量劣化補正係数γは1.14となる。したがって、その時の鉛蓄電池1のSOH[Ah]は、(1)式に各係数値を代入すると、次の(2)式に表される。
SOH[Ah]=測定容量Q[Ah]×1.12×1.00×1.14 …(2)
運用実績のある定格容量1000[Ah]の鉛蓄電池1を用意し、規定の放電終止電圧1.8[V]/セルまで放電を行って正規容量試験を行ったところ、測定容量Qは900[Ah]であった。この場合、正確な容量測定はできるが、特定の単電池1aの劣化が進んだ状態で実施すると、端子間電圧の低い単電池1aが過放電となり、鉛蓄電池1の寿命が短くなる。このため、このような単電池1aの劣化を防ぐため、放電終止電圧を1.86[V]/セルとして簡易容量試験を行ったところ、測定容量Qは710[Ah]であった。正規容量試験と簡易容量試験との結果には、190[Ah]以上の誤差が生じている。
しかし、上記の(2)式により、簡易容量試験における測定容量Qを補正すると、鉛蓄電池1のSOH[Ah]は、次の(3)式に示すように906.5[Ah]となる。
SOH[Ah]=710[Ah]×1.12×1.00×1.14=906.5 …(3)
このため、正規容量試験による実測値900[Ah]とは6.5[Ah]の誤差となり、誤差を縮小することができる。このため、本実施形態による蓄電池の容量把握方法および容量監視装置2によれば、規定の放電終止電圧より高い放電終止電圧まで定電流放電を行って得られる容量[Ah]に、予め定められた放電終止電圧補正係数α、温度補正係数β、および容量劣化補正係数γを掛け合わせることで、規定の放電終止電圧まで定電流放電を行って得られる鉛蓄電池1の容量[Ah]を推定することができる。このため、鉛蓄電池1を構成する特定の単電池1aが過放電になって鉛蓄電池1の寿命に悪影響を与えることなく、鉛蓄電池1の容量[Ah]を把握することが可能になる。
1…鉛蓄電池、1a…単電池、2…容量監視装置、3…充放電装置、4…電流センサ、5…電圧センサ、6…温度センサ、7…データロガー、8…産業用コンピュータ
本発明はこのような課題を解決するためになされたもので、
所定の放電終止電圧より高い放電終止電圧で蓄電池の定電流放電を停止させて行われる簡易容量試験により得られる容量に、各放電終止電圧に応じて予め定められた放電終止電圧補正係数、各蓄電池温度に応じて予め定められた温度補正係数、および、蓄電池の各容量劣化状態に応じて予め定められた容量劣化補正係数を掛け合わせて、所定の放電終止電圧で蓄電池の定電流放電を停止させて行われる正規容量試験により得られる容量を推定する蓄電池の容量把握方法を構成した。
また、本発明は、
蓄電池を充放電させる充放電装置と、
充放電装置による充放電によって蓄電池に流れる電流を測定する電流センサと、
蓄電池の端子間電圧を測定する電圧センサと、
蓄電池の温度を測定する温度センサと、
各放電終止電圧に応じて予め定められた放電終止電圧補正係数、各蓄電池温度に応じて予め定められた温度補正係数、および、蓄電池の各容量劣化状態に応じて予め定められた容量劣化補正係数を記憶する記憶装置と、
電流センサによって測定される電流値、電圧センサによって測定される電圧値、および温度センサによって測定される温度に基づいて充放電装置を制御する充放電制御手段、充放電制御手段を制御して、所定の放電終止電圧より高い放電終止電圧で蓄電池の定電流放電を停止させて簡易容量試験を行う容量試験制御手段、並びに、簡易容量試験により得られる容量に記憶装置に記憶された放電終止電圧補正係数、温度補正係数、および、容量劣化補正係数を掛け合わせて、所定の放電終止電圧で定電流放電を停止させて行う正規容量試験により得られる容量を推定する蓄電池容量把握手段を有する制御装置と
を備えて、蓄電池の容量監視装置を構成した。
本構成によれば、所定の放電終止電圧より高い放電終止電圧まで定電流放電を行って得られる容量に、予め定められた放電終止電圧補正係数、温度補正係数、および容量劣化補正係数を掛け合わせることで、所定の放電終止電圧まで定電流放電を行って得られる蓄電池の容量を推定することができる。このため、蓄電池を構成する特定の単電池が過放電になって蓄電池の寿命に悪影響を与えることなく、蓄電池の容量を把握することが可能になる。

Claims (8)

  1. 規定の放電終止電圧より高い放電終止電圧で蓄電池の定電流放電を停止させて行われる簡易容量試験により得られる容量に、各放電終止電圧に応じて予め定められた放電終止電圧補正係数、各蓄電池温度に応じて予め定められた温度補正係数、および、蓄電池の各容量劣化状態に応じて予め定められた容量劣化補正係数を掛け合わせて、規定の放電終止電圧で蓄電池の定電流放電を停止させて行われる正規容量試験により得られる容量を推定する蓄電池の容量把握方法。
  2. 前記容量劣化補正係数は、未劣化状態の蓄電池および未劣化状態から劣化させた容量劣化状態の異なる蓄電池について所定温度の環境下で容量試験を行って、放電終止電圧に至るまでの所定範囲の各放電電圧と各放電電圧における容量との関係を各容量劣化状態毎に測定し、前記所定範囲における特定の放電電圧についての容量または前記所定範囲における複数の放電電圧に対する容量の平均値と蓄電池の実容量との比から、各容量劣化状態毎に算出することを特徴とする請求項1に記載の蓄電池の容量把握方法。
  3. 所定温度の環境下で未劣化の蓄電池について容量試験を行って前記所定範囲の各放電電圧に対する基準の測定容量を計測しておき、所定温度の環境下で被測定蓄電池について容量試験を行って前記所定範囲内の特定の放電電圧における放電時間と放電電流から特定の放電電圧に対する実測の測定容量を算出し、算出した実測の測定容量と計測しておいた特定の放電電圧に対する前記基準の測定容量との比から前記被測定蓄電池の容量劣化状態を推測し、推測した容量劣化状態に対する前記容量劣化補正係数を用いることを特徴とする請求項2に記載の蓄電池の容量把握方法。
  4. 前記被測定蓄電池は、使い始めてから所定期間を経過したもの、または、前回行った容量の推定結果が所定の容量以下のものであることを特徴とする請求項3に記載の蓄電池の容量把握方法。
  5. 前記放電終止電圧補正係数は、所定温度の環境下で未劣化の蓄電池について容量試験を行って計測した各放電電圧に対する基準の測定容量と定格容量との比から算出することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の蓄電池の容量把握方法。
  6. 前記温度補正係数は、蓄電池の使用可能な温度範囲内における複数の温度の環境下でそれぞれ未劣化の蓄電池について容量試験を行って計測した各温度における測定容量と、所定温度の環境下で未劣化の蓄電池について容量試験を行って計測した定格容量との比から算出することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の蓄電池の容量把握方法。
  7. 前記測定容量は、容量試験を開始した後、所定時間以内に測定した前記複数の温度の環境下で計測されることを特徴とする請求項6に記載の蓄電池の容量把握方法。
  8. 蓄電池を充放電させる充放電装置と、
    前記充放電装置による充放電によって蓄電池に流れる電流を測定する電流センサと、
    蓄電池の端子間電圧を測定する電圧センサと、
    蓄電池の温度を測定する温度センサと、
    各放電終止電圧に応じて予め定められた放電終止電圧補正係数、各蓄電池温度に応じて予め定められた温度補正係数、および、蓄電池の各容量劣化状態に応じて予め定められた容量劣化補正係数を記憶する記憶装置と、
    前記電流センサによって測定される電流値、前記電圧センサによって測定される電圧値、および前記温度センサによって測定される温度に基づいて前記充放電装置を制御する充放電制御手段、前記充放電制御手段を制御して、規定の放電終止電圧より高い放電終止電圧で蓄電池の定電流放電を停止させて簡易容量試験を行う容量試験制御手段、並びに、前記簡易容量試験により得られる容量に前記記憶装置に記憶された前記放電終止電圧補正係数、前記温度補正係数、および、前記容量劣化補正係数を掛け合わせて、規定の放電終止電圧で定電流放電を停止させて行う正規容量試験により得られる容量を推定する蓄電池容量把握手段を有する制御装置と
    を備えて構成される蓄電池の容量監視装置。
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