JP2019195591A - 生体情報検出装置、アイウェア、およびアイウェアシステム - Google Patents

生体情報検出装置、アイウェア、およびアイウェアシステム Download PDF

Info

Publication number
JP2019195591A
JP2019195591A JP2018092525A JP2018092525A JP2019195591A JP 2019195591 A JP2019195591 A JP 2019195591A JP 2018092525 A JP2018092525 A JP 2018092525A JP 2018092525 A JP2018092525 A JP 2018092525A JP 2019195591 A JP2019195591 A JP 2019195591A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
biological information
information detection
eyewear
sensor
electrooculogram
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2018092525A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6975097B2 (ja
Inventor
駿 宮▲崎▼
Shun Miyazaki
駿 宮▲崎▼
誠治 時田
Seiji Tokita
誠治 時田
ひかる 月原
Hikaru Tsukihara
ひかる 月原
大 三浦
Masaru Miura
大 三浦
泰生 菰田
Yasuo Komoda
泰生 菰田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Jins Holdings Inc
Original Assignee
Alps Alpine Co Ltd
Jins Holdings Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Alpine Co Ltd, Jins Holdings Inc filed Critical Alps Alpine Co Ltd
Priority to JP2018092525A priority Critical patent/JP6975097B2/ja
Publication of JP2019195591A publication Critical patent/JP2019195591A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6975097B2 publication Critical patent/JP6975097B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Eyeglasses (AREA)
  • Eye Examination Apparatus (AREA)

Abstract

【課題】生体情報検出機能を実現するために必要な複数の構成部品を、アイウェアに容易に設けることができるようにすること。【解決手段】生体情報検出装置は、眼電位を検出する眼電位センサと、加速度を検出する加速度センサと、角速度を検出するジャイロセンサと、前記眼電位、前記加速度、および前記角速度を用いた処理を行う処理手段と、外部との通信を行う通信手段と、電力を供給するバッテリと、前記眼電位センサ、前記加速度センサ、前記ジャイロセンサ、前記処理手段、前記通信手段、および前記バッテリが一体的に設けられ、アイウェアが備えるフレームのブリッジに取り付け可能な筐体とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、生体情報検出装置、アイウェア、およびアイウェアシステムに関する。
従来、眼鏡、サングラス等のアイウェアに対し、生体情報検出機能を設けることにより、アイウェアの装着者の生体情報(例えば、加速度、角速度、眼電位等)を検出できるようにした技術が知られている。
例えば、下記特許文献1には、アイウェアのフレームにおけるノーズパッドおよび眉間と接触する位置に対し、眼電位電極を設けたことにより、アイウェアの装着者の眼電位を検出することができるようにした技術が開示されている。
特開2015−202198号公報
しかしながら、上記特許文献1の技術では、フレームにおける一方のテンプル内にバッテリを設け、他方のテンプル内に回路基板を設ける構成を採用している。すなわち、上記特許文献1の技術では、眼電位を検出するための複数の構成部品が、フレームの全体に亘って分散して設けられている。このため、上記特許文献1の技術では、生体情報検出機能を実現するために必要な複数の構成部品を、アイウェアに容易に設けることができなかった。
一実施形態の生体情報検出装置は、眼電位を検出する眼電位センサと、加速度を検出する加速度センサと、角速度を検出するジャイロセンサと、前記眼電位、前記加速度、および前記角速度を用いた処理を行う処理手段と、外部との通信を行う通信手段と、電力を供給するバッテリと、前記眼電位センサ、前記加速度センサ、前記ジャイロセンサ、前記処理手段、前記通信手段、および前記バッテリが一体的に設けられ、アイウェアが備えるフレームのブリッジに取り付け可能な筐体とを備える。
一実施形態によれば、生体情報検出機能を実現するために必要な複数の構成部品を、アイウェアに容易に設けることができる。
一実施形態に係るアイウェアシステムの構成を示す図である。 一実施形態に係る生体情報検出装置の装着状態を示す図である。 一実施形態に係るクレードルの装着状態を示す図である。 一実施形態に係るアイウェアおよび生体情報検出装置の拡大図である。 一実施形態に係る生体情報検出装置のハードウェア構成を示す図である。 一実施形態に係るクレードルのハードウェア構成を示す図である。 一実施形態に係る生体情報検出装置およびクレードルの底面側からの外観斜視図である。 一実施形態に係る生体情報検出装置およびクレードルの上面側からの外観斜視図である。 一実施形態に係る処理回路の機能構成を示す図である。
〔実施形態〕
以下、図面を参照して、一実施形態について説明する。
(アイウェアシステム10の構成)
図1は、一実施形態に係るアイウェアシステム10の構成を示す図である。図2は、一実施形態に係る生体情報検出装置100の装着状態を示す図である。図3は、一実施形態に係るクレードル300の装着状態を示す図である。図4は、一実施形態に係るアイウェア200および生体情報検出装置100の拡大図である。
図1に示すように、アイウェアシステム10は、アイウェア200、生体情報検出装置100、およびクレードル300を備える。
アイウェア200は、装着者の顔面に装着される眼鏡、サングラス等である。アイウェア200は、フレーム201、左レンズ202、および右レンズ203を備えている。フレーム201は、左リム201A、右リム202B、ブリッジ201Cを有している。左リム201Aは、左レンズ202の外周縁部を支持する。右リム202Bは、右レンズ203の外周縁部を支持する。
ブリッジ201Cは、左リム201Aと右リム202Bとの間において、左リム201Aと右リム202Bとを連結する。ブリッジ201Cにおける装着者の顔面側には、切欠き部201Dが形成されている。切欠き部201Dは、生体情報検出装置100が備える筐体101の外形状と略同形状に切り欠かれた部分である。切欠き部201Dは、筐体101を嵌め込むことができるようになっている。なお、実際には、フレーム201は、左右各々のテンプルを備えているが、本実施形態では図示を省略している。
生体情報検出装置100は、アイウェア200に対して取り付け可能な装置である。図2に示すように、生体情報検出装置100は、筐体101がアイウェア200の切欠き部201Dに嵌め込まれることにより、アイウェア200のブリッジ201Cに装着される。筐体101は、比較的硬質な素材(例えば、硬質樹脂等)を用いて形成される。筐体101は、概ね直方体形状をなしている。
図4に示すように、筐体101の左右両側面には、外側に突出したリブ101A,101Bが設けられている。一方、アイウェア200の切欠き部201Dにおける左右両方の内壁面には、前後方向に延在する係合溝201E,201Fが形成されている。筐体101が切欠き部201Dに嵌め込まれる際、リブ101A,101Bは、係合溝201E,201F内に挿入されて、係合溝201E,201Fと係合する。これにより、筐体101は、切欠き部201D内において、高精度に位置決めされるとともに、安定的に保持されるようになっている。
筐体101の内部には、加速度センサ111およびジャイロセンサ112が設けられている。これにより、生体情報検出装置100は、装着者の頭部における加速度および角速度を検出することができる。また、筐体101の下側には、左ノーズパッド102および右ノーズパッド103が取り付けられている。左ノーズパッド102および右ノーズパッド103は、装着者の鼻の表面に当接することにより、アイウェア200を支持する。左ノーズパッド102および右ノーズパッド103の各々の表面(装着者の鼻との接触面)には、電極104および電極105が設けられている。また、筐体101における装着者の眉間との接触面には、電極106が設けられている。電極104,105,106は、眼電位センサ113として機能し、装着者の眼電位を検出することができる。
クレードル300は、生体情報検出装置100に着脱自在な装置である。クレードル300は、図3に示すように、生体情報検出装置100の筐体101に装着されることにより、生体情報検出装置100と電気的に接続されて、生体情報検出装置100を充電およびリセットすることができる。特に、クレードル300は、生体情報検出装置100がアイウェア200のブリッジ201Cに装着された状態のまま、生体情報検出装置100に装着できるように、筐体101の後部に取り付け可能となっている。
(生体情報検出装置100のハードウェア構成)
図5は、一実施形態に係る生体情報検出装置100のハードウェア構成を示す図である。図5に示すように、生体情報検出装置100は、加速度センサ111、ジャイロセンサ112、眼電位センサ113、処理回路114、メモリ115、通信モジュール116、バッテリ117、および接続端子118を備える。
これらの各ハードウェアは、筐体101に一体的に設けられてモジュール化されている。例えば、加速度センサ111、ジャイロセンサ112、処理回路114、メモリ115、通信モジュール116、およびバッテリ117は、筐体101の内部に設けられた基板上に設けられる。また、眼電位センサ113(電極104,105,106)は、図3に示すように、筐体101の表面、および、筐体101に取り付けられたノーズパッドの表面に設けられる。また、接続端子118は、筐体101の内部に設けられた基板上に設けられ、且つ、その一部(接続部分)が筐体101の底面から露出する。
加速度センサ111は、予め定義された3軸(X軸,Y軸,Z軸)の各々について、生体情報検出装置100(すなわち、アイウェア200の装着者の頭部)に生じる加速度を検知して、当該加速度を示す加速度データを出力する。加速度センサ111から出力された加速度データは、処理回路114へ供給される。加速度センサ111としては、例えば、ひずみゲージ型加速度センサ、ピエゾ抵抗型加速度センサ、圧電型加速度センサ等を用いることができる。
ジャイロセンサ112は、予め定義された3軸(X軸,Y軸,Z軸)の各々について、生体情報検出装置100(すなわち、アイウェア200の装着者の頭部)に生じる角速度を検知して、当該角速度を示す角速度データを出力する。ジャイロセンサ112から出力された角速度データは、処理回路114へ供給される。ジャイロセンサ112としては、例えば、振動式ジャイロセンサ、静電容量式ジャイロセンサ等を用いることができる。
眼電位センサ113は、筐体101に取り付けられた3つの電極104,105,106により、装着者の眼球における角膜側の電位と網膜側の電位との電位差による電圧値を「眼電位」として検知して、当該眼電位を示す眼電位データを出力する。眼電位センサ113から出力された眼電位データは、処理回路114へ供給される。
処理回路114は、「処理手段」の一例である。処理回路114は、生体情報検出装置100の各種機能を実現するための処理を行う。例えば、処理回路114は、各センサ(加速度センサ111、ジャイロセンサ112、および眼電位センサ113)から取得した各計測データ(加速度データ、角速度データ、および眼電位データ)を、メモリ115に蓄積したり、通信モジュール116を介して外部の情報処理装置(例えば、スマートフォン、パーソナルコンピュータ、サーバ等)へ出力したりする。また、例えば、処理回路114は、各センサから取得した各計測データに基づいて、アイウェア200の装着者の眼の動きを判定する。処理回路114としては、例えば、IC(Integrated Circuit)等を用いることができる。
メモリ115は、処理回路114の処理に用いられる各種データを記憶する。例えば、メモリ115は、処理回路114が各センサから取得した各計測データ(加速度データ、角速度データ、および眼電位データ)を記憶する。メモリ115としては、例えば、RAM(Random Access Memory)等を用いることができる。
通信モジュール116は、外部の情報処理装置との無線通信を行う。例えば、通信モジュール116は、外部の情報処理装置との通信接続、外部の情報処理装置に対するデータ送信等を制御する。本実施形態では、通信モジュール116による無線通信方式として、Bluetooth(登録商標)を用いている。但し、これに限らず、通信モジュール116による通信方式として、その他の無線通信方式(例えば、Wi−Fi(登録商標)、NFC(Near Field Communication)等)を用いるようにしてもよい。
バッテリ117は、クレードル300から供給された電力によって充電されることにより電力を蓄える。そして、バッテリ117は、生体情報検出装置100の各部へ電力を供給する。本実施形態では、バッテリ117として、充電可能な二次電池(例えば、リチウムイオン二次電池、リチウムイオンポリマー二次電池、ニッケル水素二次電池等)を用いている。
接続端子118は、クレードル300が生体情報検出装置100に装着されたとき、クレードル300の接続端子305と電気的に接続される。これにより、接続端子118は、クレードル300から供給された電力を受け取ることが可能となる。
このように構成された生体情報検出装置100は、アイウェア200のブリッジ201Cに取り付けられることにより、アイウェア200の装着者の頭部における加速度、角速度、および眼電位を、継続的に計測することができる。そして、生体情報検出装置100は、各計測データ(加速度データ、角速度データ、および眼電位データ)を、メモリ115に蓄積したり、外部の情報処理装置との無線通信により、外部の情報処理装置へ出力したりすることができる。また、生体情報検出装置100は、各計測データに基づいて、アイウェア200の装着者の眼の動きを判定し、当該判定結果を外部の情報処理装置へ出力することもできる。
なお、出力部126は、各計測データ(加速度データ、角速度データ、および眼電位データ)、および、アイウェア200の装着者の眼の動きの判定結果を、リアルタイムで外部の情報処理装置へ出力してもよく、メモリ115に蓄積された各計測データおよび判定結果を、所定のタイミング(例えば、外部の情報処理装置と接続されたタイミング)でまとめて外部の情報処理装置へ出力するようにしてもよい。
(クレードル300のハードウェア構成)
図6は、一実施形態に係るクレードル300のハードウェア構成を示す図である。図6に示すように、クレードル300は、USBコネクタ301、充電回路302、バッテリ303、給電回路304、接続端子305、リセットスイッチ306、およびリセット信号出力回路307を備える。
USBコネクタ301は、USBケーブルが接続されることにより、当該USBケーブルを介して、外部の給電装置と電気的に接続される。これにより、USBコネクタ301は、外部の給電装置から供給された電力を受け取ることが可能となる。
充電回路302は、外部の給電装置からUSBコネクタ301を介して供給された電力を用いて、バッテリ303を充電する。
バッテリ303は、充電回路302によって充電されることにより電力を蓄える。そして、バッテリ303は、給電回路304へ電力を供給する。本実施形態では、バッテリ303として、充電可能な二次電池(例えば、リチウムイオン二次電池、リチウムイオンポリマー二次電池、ニッケル水素二次電池等)を用いている。
給電回路304は、バッテリ303から供給された電力を、接続端子305を介して、生体情報検出装置100へ給電することにより、生体情報検出装置100が備えるバッテリ117を充電する。
接続端子305は、クレードル300が生体情報検出装置100に装着されたとき、生体情報検出装置100の接続端子118と電気的に接続される。これにより、接続端子305は、給電回路304からの電力を、生体情報検出装置100へ送出することが可能となる。
リセットスイッチ306は、その一部がクレードル300の筐体310から露出して設けられており、ユーザによる押下操作可能なスイッチである。リセット信号出力回路307は、リセットスイッチ306が押下されると、接続端子305を介して、生体情報検出装置100をリセットするためのリセット信号を、生体情報検出装置100へ送信する。
(生体情報検出装置100およびクレードル300の電気的接続構成)
図7は、一実施形態に係る生体情報検出装置100およびクレードル300の底面側からの外観斜視図である。図8は、一実施形態に係る生体情報検出装置100およびクレードル300の上面側からの外観斜視図である。
図7に示すように、生体情報検出装置100の筐体101の底面には、2つの接続端子118が露出して設けられている。
一方、図7および図8に示すように、クレードル300の筐体310は、下側で前方に突出した先端部310Aと、上側で前方に突出したクリップ311とを有しており、先端部310Aとクリップ311とにより、生体情報検出装置100が備える筐体101の後部を上下から挟持できるようになっている。
図8に示すように、先端部310Aの上面には、2つの接続端子305が上方に突出して設けられている。図3に示すように、生体情報検出装置100にクレードル300が装着されたとき、生体情報検出装置100に設けられた2つの接続端子118の各々が、クレードル300に設けられた2つの接続端子305の各々と接触して、電気的に接続される。これにより、クレードル300から生体情報検出装置100へ電力が供給されて、生体情報検出装置100のバッテリ117が充電されることとなる。また、クレードル300から生体情報検出装置100へリセット信号の送信が可能となり、クレードル300のリセットスイッチ306を押下することにより、生体情報検出装置100をリセットすることが可能となる。
なお、生体情報検出装置100の筐体101は、防水構造を有している。特に、筐体101は、接続端子118のみが露出しており、スイッチ、コネクタ等のその他の部品が露出していないため、比較的高い防水性能を有するものとなっている。
(処理回路114の機能構成)
図9は、一実施形態に係る処理回路114の機能構成を示す図である。図9に示すように、処理回路114は、加速度取得部121、角速度取得部122、眼電位取得部123、蓄積部124、動き判定部125、出力部126、リセット信号受信部127、およびリセット部128を備える。
加速度取得部121は、加速度センサ111から出力された加速度データを取得する。具体的には、加速度取得部121は、加速度センサ111から出力された、3軸(X軸,Y軸,Z軸)の各々の加速度データを取得する。
角速度取得部122は、ジャイロセンサ112から出力された角速度データを取得する。具体的には、角速度取得部122は、ジャイロセンサ112から出力された、3軸(X軸,Y軸,Z軸)の各々の角速度データを取得する。
眼電位取得部123は、眼電位センサ113から出力された眼電位データを取得する。具体的には、眼電位取得部123は、眼電位センサ113が有する3つの電極104,105,106から出力された、アイウェア200の装着者の眼電位を示す電圧値を、眼電位データとして取得する。
蓄積部124は、加速度取得部121によって取得された加速度データ、角速度取得部122によって取得された角速度データ、および、眼電位取得部123によって取得された眼電位データをメモリ115に蓄積する。
動き判定部125は、蓄積部124に蓄積された各計測データ(加速度データ、角速度データ、および眼電位データ)に基づいて、アイウェア200の装着者の眼の動きを判定する。例えば、動き判定部125は、蓄積部124に蓄積された眼電位データに基づいて、公知の技術(例えば、EOG(Electro-Oculography)法)を用いて、アイウェア200の装着者のまばたきおよび視線方向を判定する。眼電位データにおける電圧値は、視線方向によって変化し、且つまばたきによっても変化する。したがって、例えば、電圧値に基づく視線方向毎の判定パターンと、電圧値に基づくまばたきの判定パターンとを、予めメモリ115に記憶させておく。これにより、動き判定部125は、各判定パターンと、計測された眼電位データが示す電圧値とに基づいて、アイウェア200の装着者のまばたきおよび視線方向を判定することができる。なお、眼電位データにノイズが重畳することにより、動き判定部125による判定結果の精度が低下する虞がある。そこで、動き判定部125は、蓄積部124に蓄積された加速度データおよび角速度データでの少なくともいずれか一方をさらに用いて、装着者の眼の動きの判定を行うことにより、判定結果の精度をより高めるようにしてもよい。
出力部126は、メモリ115に蓄積された各計測データ(加速度データ、角速度データ、および眼電位データ)を、通信モジュール116を介して外部の情報処理装置へ出力する。また、出力部126は、動き判定部125によるアイウェア200の装着者の眼の動きの判定結果を、通信モジュール116を介して外部の情報処理装置へ出力する。
リセット信号受信部127は、クレードル300から送信されたリセット信号を受信する。リセット部128は、リセット信号受信部127がリセット信号を受信すると、生体情報検出装置100をリセット(再起動)する。
なお、上記した処理回路114の各機能は、例えば、処理回路114において、メモリに記憶されたプログラムをプロセッサが実行することにより実現される。このプログラムは、予め生体情報検出装置100に導入された状態で生体情報検出装置100とともに提供されてもよく、外部から提供されて生体情報検出装置100に導入されるようにしてもよい。後者の場合、このプログラムは、外部記憶媒体(例えば、USBメモリ、メモリカード、CD−ROM等)によって提供されてもよく、ネットワーク(例えば、インターネット等)上のサーバからダウンロードすることによって提供されるようにしてもよい。
以上説明したように、本実施形態の生体情報検出装置100は、複数の構成部品(各センサ、処理回路114、メモリ115、通信モジュール116、バッテリ117等)が筐体101に一体的に設けられてモジュール化されており、且つ、筐体101をアイウェア200のブリッジ201Cに取り付け可能である。これにより、本実施形態の生体情報検出装置100は、筐体101をアイウェア200のブリッジ201Cに取り付けるだけで、複数の構成部品を一括してアイウェア200に設けることができる。したがって、本実施形態の生体情報検出装置100によれば、生体情報検出機能を実現するために必要な複数の構成部品を、アイウェア200に容易に設けることができる。
また、本実施形態の生体情報検出装置100は、アイウェア200のブリッジ201Cに形成された切欠き部201Dに対し、筐体101を嵌め込むだけで、アイウェア200に容易に取り付けることができる。このため、本実施形態の生体情報検出装置100によれば、同様の切欠き部を有する、複数のアイウェアの各々に対して、容易に取り付けることができる。また、アイウェアを交換する際も、新たなアイウェアに容易に取り付けることができる。
また、本実施形態の生体情報検出装置100は、複数のセンサ(眼電位センサ、加速度センサ、およびジャイロセンサ)を、筐体101に一体的に設けたため、各計測データ(眼電位、加速度、角速度)を同じ位置(装着者の頭部の眉間近傍)で計測することができる。これにより、本実施形態の生体情報検出装置100は、各計測データ間において、測定位置に起因する計測精度のばらつきを抑制することができる。したがって、本実施形態の生体情報検出装置100によれば、装着者の眼、頭部等の動きを高精度に判定することが可能な、各計測データを得ることができる。
また、本実施形態の生体情報検出装置100は、複数の構成部品を筐体101に一体的に設けたため、筐体101からFPC(Flexible Printed Circuits)等の配線部材を引き出す必要が無く、よって、筐体101の防水性を高めることができる。また、本実施形態の生体情報検出装置100は、アイウェア200のフレーム201内にFPC等の配線部材を別途設ける必要が無いため、アイウェア200および生体情報検出装置100の各々の製造コストを抑制することができるうえ、配線部材がフレーム201内で断線する等の不具合が生じる虞がなく、よって、アイウェア200および生体情報検出装置100の各々の製品の信頼性を高めることができる。
以上、本発明の一実施形態について詳述したが、本発明はこれらの実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形又は変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、生体情報検出装置100の動き判定部125によって、アイウェア200の装着者の眼の動きを判定するようにしているが、これに限らず、動き判定部125によって、その他の動き(例えば、頭部の動き等)を判定するようにしてもよい。また、動き判定部125の代わりに、外部の情報処理装置によって、アイウェア200の装着者の眼の動きを判定するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、生体情報を検出する検出手段の一例として、加速度センサ111、ジャイロセンサ112、および眼電位センサ113を筐体101に一体的に設けるようにしているが、これに限らない。例えば、加速度センサ111またはジャイロセンサ112を設けない構成としてもよい。また、例えば、生体情報を検出可能な他のセンサ(例えば、赤外線センサ等)を筐体101に一体的に設ける構成としてもよい。
また、上記実施形態では、生体情報検出装置100をアイウェア200のブリッジ201Cに取り付けるための取り付け構造の一例として、筐体101を切欠き部201Dに嵌め込む構成を用いているが、これに限らない。例えば、ネジ、両面テープ、磁石等の固定手段により、筐体101をブリッジ201Cに取り付ける構成を用いてもよい。
10 アイウェアシステム
100 生体情報検出装置
101 筐体
111 加速度センサ
112 ジャイロセンサ
113 眼電位センサ
114 処理回路(処理手段)
115 メモリ
116 通信モジュール(通信手段)
117 バッテリ
118 接続端子
121 加速度取得部
122 角速度取得部
123 眼電位取得部
124 蓄積部
125 動き判定部
126 出力部
127 リセット信号受信部
128 リセット部
200 アイウェア
201 フレーム
201C ブリッジ
201D 切欠き部
300 クレードル
306 リセットスイッチ
307 リセット信号出力回路(リセット信号出力手段)

Claims (9)

  1. 眼電位を検出する眼電位センサと、
    加速度を検出する加速度センサと、
    角速度を検出するジャイロセンサと、
    前記眼電位、前記加速度、および前記角速度を用いた処理を行う処理手段と、
    外部との通信を行う通信手段と、
    電力を供給するバッテリと、
    前記眼電位センサ、前記加速度センサ、前記ジャイロセンサ、前記処理手段、前記通信手段、および前記バッテリが一体的に設けられ、アイウェアが備えるフレームのブリッジに取り付け可能な筐体と
    を備えることを特徴とする生体情報検出装置。
  2. 前記筐体に一体的に設けられたノーズパッドをさらに備え、
    前記眼電位センサは、
    前記ノーズパッドに設けられた電極と、前記筐体における前記アイウェアの装着者の眉間との接触面に設けられた電極とを有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の生体情報検出装置。
  3. 前記処理手段は、前記眼電位センサによって検出された前記眼電位に基づいて、前記アイウェアの装着者の眼の動きを判定する動き判定部を有する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の生体情報検出装置。
  4. 前記動き判定部は、前記装着者のまばたきを判定する
    ことを特徴とする請求項3に記載の生体情報検出装置。
  5. 前記動き判定部は、前記装着者の視線方向を判定する
    ことを特徴とする請求項3または4に記載の生体情報検出装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の生体情報検出装置
    を備えることを特徴とするアイウェア。
  7. 請求項1から5のいずれか一項に記載の生体情報検出装置と、
    前記生体情報検出装置に着脱自在であり、且つ、前記生体情報検出装置に装着されることにより、前記バッテリを充電するクレードルと
    を備えることを特徴とするアイウェアシステム。
  8. 前記クレードルは、
    前記生体情報検出装置が前記ブリッジに装着された状態において、前記生体情報検出装置に着脱自在である
    ことを特徴とする請求項7に記載のアイウェアシステム。
  9. 前記クレードルは、
    リセットスイッチと、
    前記リセットスイッチが押下された場合、前記生体情報検出装置へリセット信号を出力するリセット信号出力手段と
    を有する
    ことを特徴とする請求項7または8に記載のアイウェアシステム。
JP2018092525A 2018-05-11 2018-05-11 アイウェアシステム Active JP6975097B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018092525A JP6975097B2 (ja) 2018-05-11 2018-05-11 アイウェアシステム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018092525A JP6975097B2 (ja) 2018-05-11 2018-05-11 アイウェアシステム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019195591A true JP2019195591A (ja) 2019-11-14
JP6975097B2 JP6975097B2 (ja) 2021-12-01

Family

ID=68537026

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018092525A Active JP6975097B2 (ja) 2018-05-11 2018-05-11 アイウェアシステム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6975097B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11237411B2 (en) 2018-12-03 2022-02-01 Jins Holdings Inc. Nose pad and eyewear
WO2022179369A1 (zh) * 2021-02-26 2022-09-01 华为技术有限公司 眼镜及可穿戴***
WO2023036414A1 (en) * 2021-09-09 2023-03-16 Viewpointsystem Gmbh Nose pad eye/gaze tracking module applicable to smart glasses

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008542820A (ja) * 2005-05-24 2008-11-27 バリベル・ビー.ブイ. 眼鏡テンプルへ補聴器のイヤピースを接続するコネクタアセンブリ
JP2015073808A (ja) * 2013-10-11 2015-04-20 セイコーエプソン株式会社 携帯型電子機器
US20160007849A1 (en) * 2014-07-08 2016-01-14 Krueger Wesley W O Systems and methods for the measurement of vestibulo-ocular reflex to improve human performance in an occupational environment
WO2016052168A1 (ja) * 2014-10-01 2016-04-07 アルプス電気株式会社 人体特性検出装置及び眼鏡型電子機器
WO2016194848A1 (ja) * 2015-06-01 2016-12-08 アルプス電気株式会社 人体特性検出装置及び眼鏡型電子機器
JP2017185076A (ja) * 2016-04-07 2017-10-12 株式会社ジンズ 情報処理方法、情報処理装置及びプログラム

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008542820A (ja) * 2005-05-24 2008-11-27 バリベル・ビー.ブイ. 眼鏡テンプルへ補聴器のイヤピースを接続するコネクタアセンブリ
JP2015073808A (ja) * 2013-10-11 2015-04-20 セイコーエプソン株式会社 携帯型電子機器
US20160007849A1 (en) * 2014-07-08 2016-01-14 Krueger Wesley W O Systems and methods for the measurement of vestibulo-ocular reflex to improve human performance in an occupational environment
WO2016052168A1 (ja) * 2014-10-01 2016-04-07 アルプス電気株式会社 人体特性検出装置及び眼鏡型電子機器
WO2016194848A1 (ja) * 2015-06-01 2016-12-08 アルプス電気株式会社 人体特性検出装置及び眼鏡型電子機器
JP2017185076A (ja) * 2016-04-07 2017-10-12 株式会社ジンズ 情報処理方法、情報処理装置及びプログラム

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11237411B2 (en) 2018-12-03 2022-02-01 Jins Holdings Inc. Nose pad and eyewear
WO2022179369A1 (zh) * 2021-02-26 2022-09-01 华为技术有限公司 眼镜及可穿戴***
WO2023036414A1 (en) * 2021-09-09 2023-03-16 Viewpointsystem Gmbh Nose pad eye/gaze tracking module applicable to smart glasses

Also Published As

Publication number Publication date
JP6975097B2 (ja) 2021-12-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10349861B2 (en) Glasses-shaped electronic device
EP3384800A1 (en) Ring-type wearable device
US20140204021A1 (en) Eyeglasses type operation device, eyeglasses type operating system and electronic devices
JP6306926B2 (ja) アイウエア
JP6975097B2 (ja) アイウェアシステム
US10357152B2 (en) Glasses-shaped electronic device
JP2014502364A (ja) データ交換システム
KR20210073274A (ko) 웨어러블 전자 장치 및 웨어러블 전자 장치에서 생체 접촉 검출 방법
CN117471710A (zh) 用于头戴式设备的镜架
CN111248901B (zh) 鼻托和眼部佩戴用具
US11717219B2 (en) Biological information measuring apparatus and biological information measuring system
KR20160141982A (ko) 제어 패널을 포함하는 인체 착용형 장치
US20180064371A1 (en) Posture detection apparatus, glasses-type electronic device, posture detection method, and program
CN110115560B (zh) 眼具套件及信号处理单元
WO2015159851A1 (ja) 検出ユニット、アイウエア、及び眼電位検出システム
WO2015159861A1 (ja) 検出制御装置、装着具、眼電位情報処理システム、及びプログラム
WO2015159853A1 (ja) 眼電位情報処理装置、眼電位情報処理システム、装着具及びプログラム
KR20170089684A (ko) 반지형 헬스케어 장치
KR101785367B1 (ko) 통신 기능을 지닌 온도 측정 장치
KR20190027235A (ko) 외부로 노출된 단자를 이용하여 배터리를 충전하는 전자 장치 및 이의 동작 방법
WO2015159850A1 (ja) 眼電位情報処理装置、眼電位情報処理システム、装着具及びプログラム
KR20210027785A (ko) 생체 신호 측정용 전자 장치
JP2017185148A (ja) ウェアラブル生体計測装置
JP2015202198A (ja) アイウエア
CN115844427A (zh) 眼睛检测方法和设备

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20210120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210831

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20210831

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211006

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20211102

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20211105

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6975097

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150