JP2019186923A - アンテナポートを割り当てる方法及び基地局 - Google Patents

アンテナポートを割り当てる方法及び基地局 Download PDF

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Abstract

【課題】基地局によって実行されるアンテナポートを割り当てる方法及び対応する基地局を提供する。【解決手段】当該方法は、一つ又は複数のユーザ端末のうちのターゲットユーザ端末の第1のパラメーター情報及び一つ又は複数のユーザ端末の第1のパラメーター情報に基づいて、候補アンテナポートから一つのグループのアンテナポートを選択する工程と、選択した一つのグループのアンテナポートを介して前記ターゲットユーザ端末と通信する工程とを有する。当該基地局は、一つ又は複数のユーザ端末のうちのターゲットユーザ端末の第1のパラメーター情報及び一つ又は複数のユーザ端末の第1のパラメーター情報に基づいて、候補アンテナポートから一つのグループのアンテナポートを選択する選択部と、選択した一つのグループのアンテナポートを介して前記ターゲットユーザ端末と通信する伝送部とを有する。【選択図】図3

Description

本開示は、移動通信分野に関し、具体的には、アンテナポートを割り当てる方法及び基地局に関する。
通信システムのチャネル容量を増やすために、多入力多出力(MIMO:Multiple Input Multiple Output)技術が提案されている。MIMO技術では、基地局とユーザ端末がそれぞれ複数の送信アンテナと受信アンテナを用いて、複数のデータストリームを並列に送信することによって、帯域幅を増加させることなく、通信システムの容量を増加させる。MIMOは、基地局と同時に通信するユーザ端末の数によってシングルユーザ(SU:Single User)MIMOと、マルチユーザ(MU:Multiple Users)MIMOに分けられる。SU−MIMOとは、基地局が一つのユーザ端末だけと並列に複数のデータストリームを送信することであり、MU−MIMOとは、基地局が複数のユーザ端末と並列に複数のデータストリームを送信することである。
既存のSU−MIMOおよびMU−MIMOでは、データ伝送用のアンテナポートの数はユーザ端末ごとに固定されている。固定数のアンテナポートによって、並列伝送の効率が制限され、データ伝送のスループットを低下させる。
本開示の一つの実施例によると、基地局によって実行されるアンテナポートを割り当てる方法を提供する。当該方法は、一つ又は複数のユーザ端末のうちのターゲットユーザ端末の第1のパラメーター情報及び一つ又は複数のユーザ端末の第1のパラメーター情報に基づいて、候補アンテナポートから一つのグループのアンテナポートを選択する工程と、選択した一つのグループのアンテナポートを介して、前記ターゲットユーザ端末と通信する工程を有する。
本開示の他の実施例によると、アンテナポートを割り当てる基地局を提供する。当該基地局は、一つ又は複数のユーザ端末のうちのターゲットユーザ端末の第1のパラメーター情報及び一つ又は複数のユーザ端末の第1のパラメーター情報に基づいて、候補アンテナポートから一つのグループのアンテナポートを選択するように構成される選択部と、選択した一つのグループのアンテナポートを介して、前記ターゲットユーザ端末と通信するように構成される伝送部とを有する。
本開示の他の実施例によると、基地局によって実行されるアンテナポートを割り当てる方法を提供する。当該方法は、複数のユーザ端末の第2のパラメーター情報に基づいて、候補アンテナポートから複数のユーザ端末のうちの第1のユーザ端末に使用される第1のグループのアンテナポートと、複数のユーザ端末のうちの第2のユーザ端末に使用される第2のグループのアンテナポートを選択する工程と、選択した第1のグループのアンテナポートと第2のグループのアンテナポートを介して、前記第1のユーザ端末と前記第2のユーザ端末とそれぞれ通信する工程とを有し、第1のユーザ端末のチャネル品質が第2のユーザ端末のチャネル品質より優れている場合、第1のグループのアンテナポートにおけるアンテナポートの数は、第2のグループのアンテナポートにおけるアンテナポートの数より少ない。
本開示の他の実施例によると、アンテナポートを割り当てる基地局を提供する。当該基地局は、複数のユーザ端末の第2のパラメーター情報に基づいて、候補アンテナポートから複数のユーザ端末のうちの第1のユーザ端末に使用される第1のグループのアンテナポートと、複数のユーザ端末のうちの第2のユーザ端末に使用される第2のグループのアンテナポートを選択するように構成される選択部と、選択した第1のグループのアンテナポートと第2のグループのアンテナポートを介して、前記第1のユーザ端末と前記第2のユーザ端末とそれぞれ通信するように構成される伝送部とを有し、第1のユーザ端末のチャネル品質が第2のユーザ端末のチャネル品質より優れている場合、第1のグループのアンテナポートにおけるアンテナポートの数は、第2のグループのアンテナポートにおけるアンテナポートの数より少ない。
本開示の上記および他の目的、特徴、および利点は、図面を参照して本開示の実施例を具体的に説明することによって、さらに明らかになるだろう。図面は、本開示の実施例のさらなる理解を提供することを意図しており、明細書の一部を構成して、本開示の実施例とともに本開示を解釈することに用いられ、本開示を制限するものではない。図面において、同じ参照番号は一般に同じ部品またはステップを指す。
本開示の実施例を適用可能な、基地局の構成の模式図を示す。 既存の技術において、基地局によってユーザ端末に割り当てられたアンテナポートの模式図を示す。 既存の技術において、基地局によってユーザ端末に割り当てられたアンテナポートの他の模式図を示す。 既存の技術において、基地局によってユーザ端末に割り当てられたアンテナポートの他の模式図を示す。 既存の技術において、基地局によってユーザ端末に割り当てられたアンテナポートの他の模式図を示す。 本開示の実施例に係る、基地局によって実行されるアンテナポートを割り当てる方法のフローチャートである。 本開示の実施例に係る、基地局が順次に各ユーザ端末にアンテナポートを割り当てる方法のフローチャートである。 本開示の実施例に係る、基地局によってユーザ端末に割り当てられたアンテナポートの模式図を示す。 本開示の実施例に係る、基地局によってユーザ端末に割り当てられたアンテナポートの他の模式図を示す。 本開示の実施例に係る、基地局によってユーザ端末に割り当てられたアンテナポートの他の模式図を示す。 本開示の実施例に係る、基地局によってユーザ端末に割り当てられたアンテナポートの他の模式図を示す。 本開示の他の実施例に係る、基地局によって実行されるアンテナポートを割り当てる方法のフローチャートである。 本開示の実施例に係る、図3に示す方法を実行する基地局のブロック図である。 本開示の他の実施例に係る、図6に示す方法を実行する基地局のブロック図である。 本開示の実施例に係る、基地局のハードウェア構成の模式図である。
本開示の目的、技術案および利点をより明確にするために、以下、図面を参照しながら、本開示の例示的な実施例を具体的に説明する。
まず、図1を参照して、本開示の実施例を適用可能な基地局の構成の模式図を説明する。当該基地局は、LTEシステムにおける基地局であってもよく、例えばLTE−Aシステムや5Gシステムにおける基地局などの、他のいかなる種類の無線通信システムにおける基地局であってもよい。以下には、LTEシステムにおける基地局を例として本開示の実施例を説明するが、以下の説明が他の種類の無線通信システムにおける基地局にも適用できることは理解すべきである。
基地局は、一つ又は複数の送受信部(TxRU:Transceiver units)を含んでもよいし、当該一つ又は複数のTxRUを介して、一つ又は複数のユーザ端末と並列に複数のデータストリームを伝送する。例えば、図1に示すように、基地局は、SU/MU−MIMOで基地局と通信するユーザ端末に並列に複数のデータストリームを伝送するように、TxRU 111、TxRU 112、TxRU 113、TxRU 114、TxRU 115、TxRU 116、TxRU 117及びTxRU 118という八つのTxRUを含んでもよい。
また、基地局は、ユーザ端末と通信するTxRUに基づいて、対応するアンテナポートを特定してもよい。例えば、アンテナポートは、ユーザ端末に異なるトラフィックデータを送信するTxRUであってもよい。あるいは、アンテナポートは、ユーザ端末に、例えば、チャネル状態情報参照信号(CSI−RS:Channel State Information RS)、セル固有参照信号(CRS:Cell−specific RS)などの異なる参照信号(RS:Reference Signal)を送信するTxRUであってもよい。基地局がユーザ端末と通信するTxRUの数は、基地局がユーザ端末に割り当てるアンテナポートの数と同じであってもよく、異なってもよいことを認識すべきである。
また、基地局は、ユーザ端末と通信するTxRUによってビームを形成し、ビームを介してユーザ端末にデータを伝送してもよい。例えば、図1に示すように、基地局は、ユーザ端末と通信するTxRUによってビーム120を形成し、ビーム120を介してユーザ端末にデータを伝送してもよい。
既存の技術において、SU−MIMOで基地局と通信するSU(単一のユーザ端末)及びMU−MIMOで基地局と通信するMU(複数のユーザ端末)のうちの各ユーザ端末に対して、基地局によって割り当てられるアンテナポートの数は固定されている。図2A−図2Dは、既存の技術において基地局によってユーザ端末に割り当てられたアンテナポートの模式図を示す。
例えば、図2Aに示すように、基地局はSUに二つのアンテナポートを割り当て、アンテナポートに対応するTxRUがTxRU 111−118である。それは、基地局がTxRU 111とTxRU 112を介してユーザ端末に異なるデータを送信し、TxRU 113、TxRU 115、TxRU 117が送信するデータは、TxRU 111と同じであり、TxRU 114、TxRU 116、TxRU 118が送信するデータは、TxRU 112と同じであるので、基地局から当該ユーザ端末に割り当てるアンテナポートが二つである。以下の例示も同じものであるので、ここでは省略する。
また、例えば、図2Bに示すように、MUが二つのユーザ端末を含む場合にも、基地局は、MUのうちのユーザ端末ごとに二つのアンテナポートを割り当て、MUのうちの1番目のユーザ端末のアンテナポートに対応するTxRUはTxRU 111−114であり、MUのうちの2番目のユーザ端末のアンテナポートに対応するTxRUはTxRU 115−118である。
また、例えば、図2Cに示すように、MUが三つのユーザ端末を含む場合にも、基地局は、MUのうちのユーザ端末ごとに二つのアンテナポートを割り当て、MUのうちの1番目のユーザ端末のアンテナポートに対応するTxRUはTxRU 111−114であり、MUのうちの2番目のユーザ端末のアンテナポートに対応するTxRUはTxRU 115−116であり、MUのうちの3番目のユーザ端末のアンテナポートに対応するTxRUはTxRU 117−118である。
また、例えば、図2Dに示すように、MUが四つのユーザ端末を含む場合にも、基地局は、MUのうちのユーザ端末ごとに二つのアンテナポートを割り当て、MUのうちの1番目のユーザ端末のアンテナポートに対応するTxRUはTxRU 111−112であり、MUのうちの2番目のユーザ端末のアンテナポートに対応するTxRUはTxRU 113−114であり、MUのうちの3番目のユーザ端末のアンテナポートに対応するTxRUはTxRU 115−116であり、MUのうちの4番目のユーザ端末のアンテナポートに対応するTxRUはTxRU 117−118である。
かかる場合には、基地局とSU/MUによるデータ伝送のスループットは比較的低い。それは、基地局と通信するユーザ端末が比較的少ないとき、基地局が依然として固定数のアンテナポートを割り当てるからである。実際には、基地局と通信するユーザ端末が比較的少ないとき、基地局は、割り当てるアンテナポートの数を固定することではなく、比較的多くのアンテナポートをユーザ端末に割り当てることで、並列伝送の効率及びプリコーディングの利得を上げ、さらにデータ伝送のスループットを向上させてもよい。
本開示において、基地局は、データ伝送とプリコーディングを行うように、ターゲットユーザ端末のパラメーター情報及びアンテナポートの割り当てを待機している全てのユーザ端末のパラメーター情報に基づいて、ターゲットユーザ端末に対して対応する一つのグループのアンテナポートを動的に割り当てることで、並列伝送の効率及びプリコーディングの利得を改善し、データ伝送のスループットを向上させることができる。ここで言及される「パラメーター情報」は、例えば、ユーザ端末の数量情報やデータ伝送パラメーター情報のような第1のパラメーター情報であってもよい。あるいは、ここで言及される「パラメーター情報」は、例えば、ユーザ端末のチャネル条件情報のような第2のパラメーター情報であってもよい。ここで言及される「パラメーター情報」が上述した第1のパラメーター情報と第2のパラメーター情報以外の、ターゲットユーザ端末にアンテナポートを割り当てるために利用できる他の情報であってもよいことを理解すべきである。
次に、図3を参照して、基地局がターゲットユーザ端末の第1のパラメーター情報及びアンテナポートの割り当てを待機している全てのユーザ端末の第1のパラメーター情報に基づいて、ターゲットユーザ端末に対して対応する一つのグループのアンテナポートを動的に割り当てる方法を説明する。図3は、本開示の実施例に係る基地局によって実行されるアンテナポートを割り当てる方法300のフローチャートである。図3に示すように、ステップS301において、基地局は、一つ又は複数のユーザ端末のうちのターゲットユーザ端末の第1のパラメーター情報及び一つ又は複数のユーザ端末の第1のパラメーター情報に基づいて、候補アンテナポートから一つのグループのアンテナポートを選択する。
本開示の一つの例示によれば、ステップS301における一つ又は複数のユーザ端末は、アンテナポートの割り当てを待機している一つ又は複数のユーザ端末であってもよい。例えば、一つ又は複数のユーザ端末は、基地局によってスケジューリングされるSU又はMUであってもよい。
本開示の他の例示によれば、ステップS301における候補アンテナポートは、基地局がユーザ端末に割り当て可能なアイドルのアンテナポートであってもよい。また、ステップS301における候補アンテナポートの数は、Nで表示されてもよい。ただし、N≧1且つ正の整数である。
本開示の他の例示によれば、ステップS301における第1のパラメーター情報は、数量情報であってもよい。第1のパラメーター情報が数量情報である場合には、ステップS301におけるターゲットユーザ端末の第1のパラメーター情報は、ターゲットユーザ端末の数量情報を含んでもよく、一つ又は複数のユーザ端末の第1のパラメーター情報は、一つ又は複数のユーザ端末の合計数量情報を含んでもよい。例えば、一つ又は複数のユーザ端末の合計数量は、Mで表示されてもよいし、M≧1且つ正の整数である。ターゲットユーザ端末は、一つ又は複数のユーザ端末のうちのi番目のユーザ端末であってもよいし、1≦i≦M且つ正の整数である。ターゲットユーザ端末の数量情報は1であってもよいし、一つ又は複数のユーザ端末の合計数量情報は、Mであってもよいと理解することができる。
あるいは、ステップS301における第1のパラメーター情報は、例えば、伝送レイヤ数(the number of transmission layers)情報などのデータ伝送パラメーター情報であってもよい。伝送レイヤ数は、例えば、基地局とユーザ端末の間で並列に伝送されるデータストリームの数であってもよい。例えば、基地局は、ユーザ端末から報告するランクインジケータ(RI:Rank Indication)に基づいて、ユーザ端末と並列に伝送するデータストリームの数を特定し、ユーザ端末と並列に伝送されるデータストリームの数に基づいて、ユーザ端末の伝送レイヤ数を特定することができる。
第1のパラメーター情報が伝送レイヤ数情報である場合に、ステップS301におけるターゲットユーザ端末の第1のパラメーター情報は、ターゲットユーザ端末の伝送レイヤ数情報を含んでもよいし、一つ又は複数のユーザ端末の第1のパラメーター情報は、一つ又は複数のユーザ端末の合計伝送レイヤ数情報を含んでもよい。例えば、ターゲットユーザ端末の伝送レイヤ数はLであり、対応的に、一つ又は複数のユーザ端末の合計伝送レイヤ数はΣ1≦i≦Mである。
本開示の一つの例示によれば、一つ又は複数のユーザ端末が複数のユーザ端末(即ち、M>1)を含む時、当該複数のユーザ端末のうちの第iのユーザ端末は、いずれもターゲットユーザ端末としてもよい。かかる場合には、基地局は、複数のユーザ端末のうちの各ユーザ端末を順次にターゲットユーザ端末とし、各ユーザ端末にそれぞれ対応する一つのグループのアンテナポートを割り当てることができる。本開示において、第iのユーザ端末に対応する一つのグループのアンテナポートに含まれるアンテナポートの数は、Nで表示されてもよい。
以下には、図4を参照して、本開示の実施例に係る基地局が、順次に各ユーザ端末にアンテナポートを割り当てる方法のフローチャートを説明する。図4は、本開示の実施例に係る基地局が、順次に各ユーザ端末にアンテナポートを割り当てる方法400のフローチャートである。図4に示すように、ステップS401において、基地局は、複数のユーザ端末のうちの第1のユーザ端末の第1のパラメーター情報及び複数のユーザ端末の第1のパラメーター情報に基づいて、候補アンテナポートから第1のユーザ端末のための第1のグループのアンテナポートを選択する。
そして、ステップS402において、基地局は、更新された候補アンテナポートを取得するように、第1のグループのアンテナポートに基づいて候補アンテナポートを更新し、更新された複数のユーザ端末の第1のパラメーター情報を取得するように、第1のユーザ端末に基づいて、複数のユーザ端末の第1のパラメーター情報を更新してもよい。例えば、基地局は、更新された候補アンテナポートを取得するように、第1のグループのアンテナポートを候補アンテナポートから削除してもよい。また、例えば、基地局は、更新された複数のユーザ端末の第1のパラメーター情報を取得するように、第1のユーザ端末を複数のユーザ端末から削除してもよい。
そして、ステップS403において、基地局は、複数のユーザ端末のうちの第2のユーザ端末の第1のパラメーター情報及び更新された複数のユーザ端末の第1のパラメーター情報に基づいて、更新された候補アンテナポートから第2のユーザ端末のための第2のグループのアンテナポートを選択してもよい。例えば、基地局は、第2のユーザ端末の第1のパラメーター情報及び更新された複数のユーザ端末の第1のパラメーター情報に基づいて、更新された候補アンテナポートから第2のユーザ端末のための第2のグループのアンテナポートを選択してもよい。
そして、基地局は、第2のユーザ端末及び第2のグループのアンテナポートに基づいて、更新と選択の動作を再び実行することにより、第3のユーザ端末のために第3のグループのアンテナポートを選択してもよい。同様に、複数のユーザ端末のうちのユーザ端末ごとに対応する一つのグループのアンテナポートを選択するまで、上記動作を繰り返す。
図4には、基地局が順次に各ユーザ端末にアンテナポートを割り当てる方法を示しているが、本開示はこれに限らないことを認識すべきである。基地局は、複数のユーザ端末のうちの各ユーザ端末を順次にターゲットユーザ端末とし、各ユーザ端末にそれぞれ対応する一つのグループのアンテナポートを割り当てることにしなくてもよい。例えば、基地局は、ランダムに複数のユーザ端末のうちの、あるユーザ端末をターゲットユーザ端末とし、対応する一つのグループのアンテナポートをそれに割り当ててもよい。
以下には、第1のパラメーター情報が数量情報である場合を例として、図4に示す方法400を説明する。ステップS401において、基地局は、第1のユーザ端末の数量情報(即ち、1)及び複数のユーザ端末の合計数量情報(即ち、M)に基づいて、候補アンテナポート(即ち、N個のアンテナポート)から第1のユーザ端末のための第1のグループのアンテナポート(即ち、N個のアンテナポート)を選択してもよい。
そして、ステップS402において、基地局は、更新された候補アンテナポートを取得するように、第1のグループのアンテナポートに基づいて、候補アンテナポートを更新し、更新された複数のユーザ端末の合計数量情報を取得するように、第1のユーザ端末に基づいて、複数のユーザ端末の合計数量情報を更新してもよい。例えば、基地局は、更新された候補アンテナポート(即ち、(N−N)個のアンテナポート)を取得するように、第1のグループのアンテナポートを候補アンテナポートから削除してもよい。また、基地局は、更新された複数のユーザ端末の合計数量情報(即ち、(M−1))を取得するように、第1のユーザ端末を複数のユーザ端末から削除してもよい。
そして、ステップS403において、基地局は、複数のユーザ端末のうちの第2のユーザ端末の数量情報及び更新された複数のユーザ端末の合計数量情報に基づいて、更新された候補アンテナポートから第2のユーザ端末のための第2のグループのアンテナポートを選択してもよい。例えば、基地局は、第2のユーザ端末の数量情報(即ち、1)及び更新された複数のユーザ端末の合計数量情報(即ち、(M−1))に基づいて、更新された候補アンテナポート(即ち、(N−N)個のアンテナポート)から第2のユーザ端末のための第2のグループのアンテナポート(即ち、N個のアンテナポート)を選択してもよい。
そして、基地局は、第2のユーザ端末及び第2のグループのアンテナポートに基づいて、更新と選択の動作を再び実行することにより、第3のユーザ端末のために第3のグループのアンテナポートを選択してもよい。同様に、複数のユーザ端末のうちのユーザ端末ごとに対応する一つのグループのアンテナポートを選択するまで、上記動作を繰り返す。
当該例示において、ターゲットユーザ端末のために基地局によって選択された一つのグループのアンテナポートには、特定の数のアンテナポートを含んでもよいし、当該特定の数は、特定のセットにおける要素に基づいて特定される。例えば、基地局は、ターゲットユーザ端末の数量情報及び一つ又は複数のユーザ端末の合計数量情報に基づいて、第1の数値を特定し、基地局は、特定のセットに基づいて特定の数を特定してもよい。ここで、当該特定の数は、第1の数値以下である。
例えば、基地局は、候補アンテナポートの数(即ち、N)、ターゲットユーザ端末の数量情報(即ち、1)及び一つ又は複数のユーザ端末の合計数量情報(即ち、M)に基づいて第1の数値を特定することができる。例えば、基地局は、候補アンテナポートの数(即ち、N)及びターゲットユーザ端末の数(即ち、1)と、複数のユーザ端末の合計数量(即ち、M)との比率に基づいて第1の数値を特定してもよい。基地局は、特定のセットから第1の数値以下の一つ又は複数の要素を選択してもよいし、基地局は、当該一つ又は複数の要素から最も大きい要素を選択し、最も大きい要素に基づいて特定の数を特定してもよい。例えば、基地局は、以下の式(1)によって、第1の数値及び特定の数を特定することができる。
Figure 2019186923
ただし、Nは特定の数であり、N’は第1の数値であり、Sは特定のセットであり、Nは候補アンテナポートの数であり、1はターゲットユーザ端末の数量情報であり、Mは複数のユーザ端末の合計数量情報である。
また、基地局は、一度に一つのユーザ端末に対してのみ一つのグループのアンテナポートを特定するので、ターゲットユーザ端末の数量情報は1であることを理解すべきだろう。そのため、式(1)における「1」を省略してもよい。かかる場合には、上述した式(1)を以下の式(2)に改善することができる。
Figure 2019186923
また、図4に示す方法400と上述した式(1)又は(2)を参照すると、ターゲットユーザ端末が第1のユーザ端末である場合、式(1)又は式(2)における候補アンテナポートの数はNであり、複数のユーザ端末の合計数量情報はMであり、ターゲットユーザ端末が第2、第3、…第Mのユーザ端末である場合、式(1)又は式(2)における候補アンテナポートの数は、前回選択した後に残る候補アンテナポートの数であり、複数のユーザ端末の合計数量情報は、前回の選択の後に残るアンテナポートの割り当てを待機しているユーザ端末の数であることも理解できる。
ここで、候補アンテナポートの数N=8、特定のセットSが{1,2,4,8,12,16,24,32}であり、複数のユーザ端末の合計数量情報M=3である場合を例として、第1の実現方式の第1の例示を説明する。第1のユーザ端末について、式(2)によれば以下のことが分かる。
Figure 2019186923
よって、基地局は、第1のユーザ端末のために二つのアンテナポートを含む第1のグループのアンテナポートを選択する。
そして、基地局は、更新された候補アンテナポート(即ち、6つのアンテナポート)を取得するように、第1のグループのアンテナポートに基づいて、候補アンテナポートを更新し、更新された複数のユーザ端末の合計数量情報(即ち、2)を取得するように、第1のユーザ端末に基づいて、複数のユーザ端末の合計数量情報を更新する。第2のユーザ端末について、式(2)によれば以下のことが分かる。
Figure 2019186923
よって、基地局は、第2のユーザ端末のために二つのアンテナポートを含む第2のグループのアンテナポートを選択する。
そして、基地局は、更新された候補アンテナポート(即ち、4つのアンテナポート)を取得するように、第2のグループのアンテナポートに基づいて、候補アンテナポートを更新し、更新された複数のユーザ端末の合計数量情報(即ち、1)を取得するように、第2のユーザ端末に基づいて、複数のユーザ端末の合計数量情報を更新する。第3のユーザ端末について、式(2)によれば以下のことが分かる。
Figure 2019186923
よって、基地局は、第3のユーザ端末のために4つのアンテナポートを含む第3のグループのアンテナポートを選択する。したがって、候補アンテナポートの数N=8、特定のセットSが{1,2,4,8,12,16,24,32}であり、複数のユーザ端末の合計数量情報M=3である場合、基地局は、第1、第2、第3のユーザ端末のために、それぞれ2つ、2つ、4つのアンテナポートを含む第1、第2、第3のグループのアンテナポートを選択した。
同様に、候補アンテナポートの数N=8、特定のセットSが{1,2,4,8,12,16,24,32}であり、複数のユーザ端末の合計数量情報M=2である場合、基地局は、第1、第2のユーザ端末のために、それぞれ4つ、4つのアンテナポートを含む第1、第2のグループのアンテナポートを選択した。
同様に、候補アンテナポートの数N=8、特定のセットSが{1,2,4,8,12,16,24,32}であり、複数のユーザ端末の合計数量情報M=4である場合、基地局は、第1、第2、第3、第4のユーザ端末のために、それぞれ2つ、2つ、2つ、2つのアンテナポートを含む第1、第2、第3、第4のグループのアンテナポートを選択した。
上述した例示では、一つ又は複数のユーザ端末が複数のユーザ端末(即ち、M>1)を含む場合、基地局がどのように複数のユーザ端末のために、それぞれ対応する一つのグループのアンテナポートを選択するかについて説明した。本開示の他の例示によると、一つ又は複数のユーザ端末が一つのユーザ端末(即ち、M=1)を含む場合、当該一つのユーザ端末がターゲットユーザ端末である。基地局は、上述した図4に示す方法400及び上述した式(1)又は(2)を利用して当該一つのユーザ端末のために一つのグループのアンテナポートを選択してもよい。かかる場合には、基地局が一つのユーザ端末だけに対して一つのグループのアンテナポートを選択すればよいので、基地局は、候補アンテナポートの更新し、アンテナポートの割り当てを待機しているユーザ端末の更新という動作を実行する必要がなくなる。
上述した図4に示す方法400及び上述した式(1)又は(2)によれば、候補アンテナポートの数N=8、特定のセットSが{1,2,4,8,12,16,24,32}であり、複数のユーザ端末の合計数量情報M=1である場合、基地局は当該一つのユーザ端末のために8つのアンテナポートを含む一つのグループのアンテナポートを選択した。
次に、第1のパラメーター情報が伝送レイヤ数情報である場合を例として、図4に示す方法400を説明する。ステップS401において、基地局は、第1のユーザ端末の伝送レイヤ数情報(即ち、L)及び複数のユーザ端末の合計伝送レイヤ数情報(即ち、Σ1≦i≦M)に基づいて、候補アンテナポート(即ち、N個のアンテナポート)から第1のユーザ端末のための第1のグループのアンテナポート(即ち、N個のアンテナポート)を選択してもよい。
そして、ステップS402において、基地局は、更新された候補アンテナポートを取得するように、第1のグループのアンテナポートに基づいて候補アンテナポートを更新し、更新された複数のユーザ端末の合計伝送レイヤ数情報を取得するように、第1のユーザ端末に基づいて複数のユーザ端末の合計伝送レイヤ数情報を更新する。例えば、基地局は、更新された候補アンテナポート(即ち、(N−N)個のアンテナポート)を取得するように、第1のグループのアンテナポートを候補アンテナポートから削除してもよい。また、基地局は、更新された複数のユーザ端末の総伝送レイヤ数情報(即ち、Σ2≦i≦M)を取得するように、第1のユーザ端末を複数のユーザ端末から削除してもよい。
そして、ステップS403において、基地局は、複数のユーザ端末のうちの第2のユーザ端末の伝送レイヤ数情報及び更新された複数のユーザ端末の合計伝送レイヤ数情報に基づいて、更新された候補アンテナポートから第2のユーザ端末のための第2のグループのアンテナポートを選択してもよい。例えば、基地局は、第2のユーザ端末の伝送レイヤ数情報(即ち、L)及び更新された複数のユーザ端末の合計伝送レイヤ数情報(即ち、Σ2≦i≦M)に基づいて、更新された候補アンテナポート(即ち、(N−N)個のアンテナポート)から第2のユーザ端末のための第2のグループのアンテナポート(即ち、N個のアンテナポート)を選択してもよい。
そして、基地局は、第2のユーザ端末及び第2のグループのアンテナポートに基づいて、更新と選択の動作を再び実行することにより、第3のユーザ端末のために第3のグループのアンテナポートを選択してもよい。同様に、複数のユーザ端末のうちのユーザ端末ごとに対応する一つのグループのアンテナポートを選択するまで、上記動作を繰り返す。
当該例示において、基地局がターゲットユーザ端末のために選択した一つのグループのアンテナポートには、特定の数のアンテナポートを含んでもよいし、当該特定の数は、特定のセットにおける要素に基づいて特定される。例えば、基地局は、ターゲットユーザ端末の伝送レイヤ数情報及び一つ又は複数のユーザ端末の合計伝送レイヤ数情報に基づいて、第1の数値を特定し、特定のセットに基づいて特定の数を特定してもよい。ただし、当該特定の数は、第1の数値以下である。
例えば、基地局は、候補アンテナポートの数(即ち、N)、ターゲットユーザ端末の伝送レイヤ数情報(即ち、L)及び複数のユーザ端末の合計伝送レイヤ数情報(即ち、Σ1≦i≦M)に基づいて、第1の数値を特定してもよい。例えば、基地局は、候補アンテナポートの数(即ち、N)及びターゲットユーザ端末の伝送レイヤ数情報(即ち、L)と複数のユーザ端末の合計伝送レイヤ数情報(即ち、Σ1≦i≦M)との比率に基づいて、第1の数値を特定することができる。基地局は、特定のセットから第1の数値以下の一つ又は複数の要素を選択してもよいし、当該一つ又は複数の要素から最も大きい要素を選択し、最も大きい要素に基づいて、特定の数を特定してもよい。例えば、基地局は、以下の式(3)に基づいて、第1の数値及び特定の数を特定することができる。
Figure 2019186923
ただし、Nは特定の数であり、N’は第1の数値であり、Sは特定のセットであり、Nは候補アンテナポートの数であり、Lはターゲットユーザ端末の伝送レイヤ数情報であり、Σ1≦i≦Mは複数のユーザ端末の合計伝送レイヤ数情報である。
また、図4に示す方法400と上述した式(3)を参照すると、ターゲットユーザ端末が第1のユーザ端末である場合、式(3)における候補アンテナポートの数はNであり、複数のユーザ端末の合計伝送レイヤ数情報はΣ1≦i≦Mであり、ターゲットユーザ端末が第2、第3、…第Mのユーザ端末である場合、式(3)における候補アンテナポートの数は、前回の選択の後に残る候補アンテナポートの数であり、複数のユーザ端末の合計伝送レイヤ数情報は、前回の選択の後に残る、アンテナポートの割り当てを待機しているユーザ端末の合計伝送レイヤ数であることも理解できる。
ここで、候補アンテナポートの数N=8、特定のセットSが{1,2,4,8,12,16,24,32}であり、複数のユーザ端末の合計数量M=3、第1、第2、第3のユーザ端末の伝送レイヤ数がそれぞれ2、2、4である場合を例として、第2の実現方式の第1の例示を説明する。第1のユーザ端末について、式(3)によれば以下のことが分かる。
Figure 2019186923
よって、基地局は、第1のユーザ端末のために二つのアンテナポートを含む第1のグループのアンテナポートを選択した。
そして、基地局は、更新された候補アンテナポート(即ち、6つのアンテナポート)を取得するように、第1のグループのアンテナポートに基づいて、候補アンテナポートを更新し、更新された複数のユーザ端末の合計伝送情報(即ち、Σ2≦i≦M)を取得するように、第1のユーザ端末に基づいて、複数のユーザ端末の合計伝送レイヤ数情報を更新する。第2のユーザ端末について、式(3)によれば以下のことが分かる。
Figure 2019186923
よって、基地局は、第2のユーザ端末のために二つのアンテナポートを含む第2のグループのアンテナポートを選択した。
そして、基地局は、更新された候補アンテナポート(即ち、4つのアンテナポート)を取得するように、第2のグループのアンテナポートに基づいて、候補アンテナポートを更新し、更新された複数のユーザ端末の合計数量情報(即ち、Σ3≦i≦M)を取得するように、第2のユーザ端末に基づいて、複数のユーザ端末の合計数量情報を更新する。第3のユーザ端末について、式(3)によれば以下のことが分かる。
Figure 2019186923
よって、基地局は、第3のユーザ端末のために4つのアンテナポートを含む第1のグループのアンテナポートを選択した。したがって、候補アンテナポートの数N=8、特定のセットSが{1,2,4,8,12,16,24,32}であり、複数のユーザ端末の合計数量M=3、第1、第2、第3のユーザ端末の伝送レイヤ数がそれぞれ2、2、4である場合、基地局は、第1、第2、第3のユーザ端末のために、それぞれ2つ、2つ、4つのアンテナポートを含む第1、第2、第3のグループのアンテナポートを選択した。
同様に、候補アンテナポートの数N=8、特定のセットSが{1,2,4,8,12,16,24,32}であり、複数のユーザ端末の合計数量M=2、第1、第2のユーザ端末の伝送レイヤ数がそれぞれ1、3である場合、基地局は、第1、第2のユーザ端末のためにそれぞれ2つ、4つのアンテナポートを含む第1、第2のグループのアンテナポートを選択した。
同様に、候補アンテナポートの数N=8、特定のセットSが{1,2,4,8,12,16,24,32}であり、複数のユーザ端末の合計数量M=4、第1、第2、第3、第4のユーザ端末の伝送レイヤ数がそれぞれ1、1、4、2である場合、基地局は、第1、第2、第3、第4のユーザ端末のために、それぞれ1つ、1つ、4つ、2つのアンテナポートを含む第1、第2、第3、第4のグループのアンテナポートを選択した。
上述した例示では、一つ又は複数のユーザ端末が複数のユーザ端末(即ち、M>1)を含む場合、基地局がどのように複数のユーザ端末のためにそれぞれに対応する一つのグループのアンテナポートを選択するかについて説明した。本開示の他の例示によると、一つ又は複数のユーザ端末がSUのうちの単一のユーザ端末(即ち、M=1)を含む場合、当該一つのユーザ端末がターゲットユーザ端末である。基地局は、上述した図4に示す方法400及び上述した式(3)を利用して当該一つのユーザ端末のために一つのグループのアンテナポートを選択してもよい。かかる場合には、基地局は、一つのユーザ端末だけに対して一つのグループのアンテナポートを選択すればよいので、基地局は、候補アンテナポートの更新、ユーザ端末の更新という動作を実行する必要がなくなる。
上述した図4に示す方法400及び上述した式(3)によると、候補アンテナポートの数N=8、特定のセットSが{1,2,4,8,12,16,24,32}であり、ターゲットユーザ端末の伝送レイヤ数が2である場合、基地局は、当該一つのユーザ端末のために8つのアンテナポートを含む一つのグループのアンテナポートを選択した。
これまで、方法300のステップS301を説明した。ステップS301の後に、ステップS302において、基地局は、選択した一つのグループのアンテナポートを介してターゲットユーザ端末と通信する。例えば、基地局は、選択した一つのグループのアンテナポートを介してターゲットユーザ端末にトラフィックデータを伝送してもよい。また、例えば、基地局は、選択した一つのグループのアンテナポートを介してターゲットユーザ端末にシステムシグナリングなどのシステム情報を伝送してもよい。
本開示の一つの例示によると、ステップS302の前に、方法300は、基地局が選択された一つのグループのアンテナポートをターゲットユーザ端末に通知する工程を含んでもよい。例えば、ユーザ端末が選択されたアンテナポートでデータを伝送できるように、基地局は、無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)シグナリングなどのシステムシグナリングを介してターゲットユーザ端末に選択された一つのグループのアンテナポートを通知してもよい。
本開示は、これに限定されるものではない。本開示の他の例示によると、基地局は、ターゲットユーザ端末に対して選択された一つのグループのアンテナポートを通知しなくてもよい。例えば、基地局は、下り制御情報(DCI:Downlink Control Information)で、復調用参照信号(DMRS:Demodulation Reference Signal)のポート(port)情報をターゲットユーザ端末に通知して復調してもよい。かかる場合には、ターゲットユーザ端末は、基地局によって選択されたアンテナポートを特定する必要がなく、基地局によって通知されるポートで受信すればよい。
また、ステップS301における一つ又は複数のユーザ端末が一つのユーザ端末を含む場合、本開示の一つの例示によると、ステップS302の後に、方法300は、基地局が予め格納されたプリコーディングマトリックス及びCQIを利用してデータを伝送する工程を含んでもよい。例えば、基地局は、ユーザ端末に自身のチャネルに対して測定するように指示することができる。ユーザ端末は、チャネルを測定してCQIを生成し、基地局にCQIを報告する。そして、基地局は、予め格納されたプリコーディングマトリックス及びユーザ端末によって報告されたCQIを利用して、ユーザ端末とデータを伝送することができる。
また、SU−MIMOとMU−MIMOは、いずれもプリコーディングの方法を利用して並行伝送のデータストリーム間の干渉を低減または制御することにより、MIMO技術のパフォーマンスを改善することができる。したがって、ステップS301における一つ又は複数のユーザ端末が複数のユーザ端末を含む場合、本開示の一つの例示によると、ステップS302の後に、方法300は、基地局が候補アンテナポート及び選択された一つのグループのアンテナポートに基づいて、ターゲットユーザ端末に用いられるプリコーディングマトリックスを生成する工程を含んでもよい。例えば、基地局は、予め格納されたプリコーディングマトリックス、候補アンテナポート及び選択された一つのグループのアンテナポートに基づいて、予め格納されたプリコーディングマトリックスを削減することにより、ターゲットユーザ端末に用いられるプリコーディングマトリックスを生成してもよい。
例えば、複数のユーザ端末のうちのk番目のユーザ端末がターゲットユーザ端末であると仮定すると、基地局は、予め格納されたプリコーディングマトリックス、候補アンテナポート及び選択された一つのグループのアンテナポートに基づいて、以下の式(4)−(6)によってターゲットユーザ端末に用いられるプリコーディングマトリックスを生成できる。
式(4)は、プリコーディングマトリックス指標(PMI:Precoding Matrix Indicator)をフィードバックすることによって、チャネルを再構成して行列Hを生成する。
Figure 2019186923
式(6)は、ターゲットユーザ端末のプリコーディングマトリックスWD,kを計算することに用いられる。
Figure 2019186923
また、ステップS301における一つ又は複数のユーザ端末が複数のユーザ端末を含む場合、本開示の他の例示によると、ステップS302の後に、方法300は、基地局がターゲットユーザ端末の伝送パラメーターを調整するように、候補アンテナポート及び選択された一つのグループのアンテナポートに基づいて、ターゲットユーザ端末の信号パラメーターを特定する工程を含んでもよい。信号パラメーターは、例えばターゲットユーザ端末のSINRなどであり、伝送パラメーターは、例えばターゲットユーザ端末の送信電力などである。例えば、基地局は、ターゲットユーザ端末の送信電力を調整するように、CQI、予め格納されたプリコーディングマトリックス、候補アンテナポート及び選択された一つのグループのアンテナポートに基づいて、ターゲットユーザ端末のSINRを推定してもよい。
例えば、複数のユーザ端末のうちのk番目のユーザ端末がターゲットユーザ端末であると仮定すると、基地局は、CQI、予め格納されたプリコーディングマトリックス、候補アンテナポート及び選択された一つのグループのアンテナポートに基づいて、上記の式(4)−(6)及び下記の式(7)を利用してターゲットユーザ端末のSINRを推定することができる。
式(7)は、ターゲットユーザ端末のSINR(即ち、CQI’)を推定することに用いられる。
Figure 2019186923
また、本開示の他の例示によると、ステップS301及びステップS302の前、間または後に、方法300は、基地局が全てのアンテナポートを利用して一つ又は複数のユーザ端末へ参照信号を送信する工程を含んでもよい。例えば、ユーザ端末がCSI−RSを測定してCQI、PMI、RIなどの情報を生成するように、基地局は、全てのアンテナポートを利用して一つ又は複数のユーザ端末にCSI−RSを送信してもよい。
図3に示す方法300によって、基地局は、ターゲットユーザ端末の第1のパラメーター情報及びアンテナポートの割り当てを待機している全てのユーザ端末の第1のパラメーター情報に基づいて、ターゲットユーザ端末のために対応する一つのグループのアンテナポートを動的に割り当てることができる。図5A−図5Dは、本開示の実施例に係る基地局が、ユーザ端末に割り当てるアンテナポートの模式図を示している。
例えば、図5Aに示すように、基地局は、SUに対して8つのアンテナポートを割り当て、アンテナポートに対応するTxRUは、TxRU 111−118である。それは、基地局がTxRU 111−118によってユーザ端末に異なるデータを送信するからである。以下の例示も同様である。
また、例えば、図5Bに示すように、MUが二つのユーザ端末を含む場合、基地局は、MUのうちのユーザ端末ごとにそれぞれ4つのアンテナポートを割り当て、MUのうちの1番目のユーザ端末のアンテナポートに対応するTxRUはTxRU 111−114であり、MUのうちの2番目のユーザ端末のアンテナポートに対応するTxRUはTxRU 115−118である。
また、例えば、図5Cに示すように、MUが三つのユーザ端末を含む場合、基地局は、MUのうちのユーザ端末ごとにそれぞれ2つ、2つ、4つのアンテナポートを割り当て、MUのうちの1番目のユーザ端末のアンテナポートに対応するTxRUはTxRU 112−114であり、MUのうちの2番目のユーザ端末のアンテナポートに対応するTxRUはTxRU 115−116であり、MUのうちの3番目のユーザ端末のアンテナポートに対応するTxRUはTxRU 117−118である。
また、例えば、図5Dに示すように、MUが四つのユーザ端末を含む場合、基地局は、MUのうちのユーザ端末ごとにそれぞれ2つのアンテナポートを割り当て、MUのうちの1番目のユーザ端末のアンテナポートに対応するTxRUはTxRU 111−112であり、MUのうちの2番目のユーザ端末のアンテナポートに対応するTxRUはTxRU 113−114であり、MUのうちの3番目のユーザ端末のアンテナポートに対応するTxRUはTxRU 115−116であり、MUのうちの4番目のユーザ端末のアンテナポートに対応するTxRUはTxRU 117−118である。つまり、基地局と通信するユーザ端末が比較的少ない場合、基地局は、ユーザ端末に割り当てられるアンテナポートの数を固定せず、比較的多くのアンテナポートをユーザ端末に割り当ててもよい。
したがって、本開示の実施例によれば、基地局は、ターゲットユーザ端末の第1のパラメーター情報及びアンテナポートの割り当てを待機している全てのユーザ端末の第1のパラメーター情報に基づいて、ターゲットユーザ端末のために対応する一つのグループのアンテナポートを動的に割り当てることができ、割り当てられるアンテナポートを介してユーザ端末と複数のデータストリームを並列に伝送することにより、並列伝送の効率及びプリコーディングの利得を上げ、データ伝送のスループットを向上させることができる。
上記実施例では、基地局がターゲットユーザ端末の第1のパラメーター情報及びアンテナポートの割り当てを、待機している全てのユーザ端末の第1のパラメーター情報に基づいて、ターゲットユーザ端末のために対応する一つのグループのアンテナポートを動的に割り当てることについて説明した。本開示の他の実施例によると、基地局は、ターゲットユーザ端末の第2のパラメーター情報及びアンテナポートの割り当てを、待機している全てのユーザ端末の第2のパラメーター情報に基づいて、ターゲットユーザ端末のために対応する一つのグループのアンテナポートを動的に割り当てることもできる。
以下には、図6を参照して、本開示の他の実施例に係る、基地局によって実行されるアンテナポートを割り当てる方法のフローチャートを説明する。図6は、本開示の他の実施例に係る、基地局によって実行されるアンテナポートを割り当てる方法600のフローチャートである。方法600は、上記図3を参照して説明した方法300の詳細と同じであるため、便宜上、説明を省略する。
図6に示すように、ステップS601において、基地局は、複数のユーザ端末の第2のパラメーター情報に基づいて、候補アンテナポートから第1のグループのアンテナポートと第2のグループのアンテナポートを選択し、第1のグループのアンテナポートは、複数のユーザ端末のうちの第1のユーザ端末に使用され、第2のグループのアンテナポートは、複数のユーザ端末のうちの第2のユーザ端末に使用され、第1のユーザ端末のチャネルの品質が第2のユーザ端末のチャネルの品質より優れている場合に、第1のグループのアンテナポートにおけるアンテナポートの数は、第2のグループのアンテナポートにおけるアンテナポートの数より少ない。
本開示の一つの例示によると、第2のパラメーター情報は、チャネル条件情報であってもよい。チャネル条件情報は、例えば、チャネル品質情報(CQI:Channel Quality Information)、参照信号受信電力(RSRP:Reference Signal Receiving Power)、データスループットなどを含んでもよい。
例えば、基地局は、第1のユーザ端末と第2のユーザ端末のチャネル条件情報に基づいて、それぞれ第1のユーザ端末と第2のユーザ端末にアンテナポートを割り当てることができる。第1のユーザ端末のチャネル品質が第2のユーザ端末のチャネル品質より優れている場合、基地局が第1のユーザ端末に割り当てる第1のグループのアンテナポートに含まれるアンテナポートの数は、基地局が第2のユーザ端末に割り当てる第2のグループのアンテナポートに含まれるアンテナポートの数より少なくてもよい。また、第1のユーザ端末のチャネル品質が第2のユーザ端末のチャネル品質より悪い場合、基地局が第1のユーザ端末に割り当てる第1のグループのアンテナポートに含まれるアンテナポートの数は、基地局が第2のユーザ端末に割り当てる第2のグループのアンテナポートに含まれるアンテナポートの数より多くてもよい。
そして、ステップS602において、基地局は、選択した第1のグループのアンテナポートと第2のグループのアンテナポートを介して、それぞれ第1のユーザ端末及び第2のユーザ端末と通信する。例えば、基地局は、選択した第1のグループのアンテナポートと第2のグループのアンテナポートを介して、第1のユーザ端末及び第2のユーザ端末それぞれにトラフィックデータを伝送してもよい。また、例えば、基地局は、選択した第1のグループのアンテナポートと第2のグループのアンテナポートを介して、第1のユーザ端末と第2のユーザ端末にそれぞれシステムシグナリングなどのシステム情報を伝送してもよい。
本開示の一つの例示によると、ステップS602の前に、方法600は、基地局が第1のユーザ端末と第2のユーザ端末に対して選択された第1のグループのアンテナポートと、第2のグループのアンテナポートを通知する工程を含んでもよい。例えば、第1のユーザ端末と第2のユーザ端末が選択されたアンテナポートでデータを伝送できるように、基地局は、RRCシグナリングなどのシステムシグナリングを介して第1のユーザ端末と第2のユーザ端末に選択された第1のグループのアンテナポートと、第2のグループのアンテナポートを通知してもよい。
本開示は、これに限定されるものではない。本開示の他の例示によると、基地局は、第1のユーザ端末又は第2のユーザ端末に対して選択された一つのグループのアンテナポートを通知しなくてもよい。例えば、基地局は、下り制御情報(DCI:Downlink Control Information)で復調用参照信号(DMRS:Demodulation Reference Signal)のポート(port)情報を第1のユーザ端末又は第2のユーザ端末に通知して復調してもよい。かかる場合、第1のユーザ端末又は第2のユーザ端末は、基地局によって選択されたアンテナポートを特定する必要がなく、基地局によって通知されるポートで受信すればよい。
図6に示す方法600は、基地局が既存の技術によってユーザ端末に割り当てたアンテナポートを調整することに用いられると認識すべきだろう。しかし、本開示は、これに限定されるものではない。図6に示す方法600は、上記図3に示す方法300と組み合わせて使用されてもよい。例えば、基地局が図3に示す方法300を利用してユーザ端末にアンテナポートを割り当てた後に、基地局は、図6に示す方法600を利用して割り当てられたアンテナポートを調整することにより、ユーザ端末に、より好適な数のアンテナポートを割り当てることができる。図6に示す方法600は、既存の技術及び本開示の図3に示す方法300以外の、アンテナポートを割り当てる他の方法と組み合わせて使用されてもよい。
本開示の上述実施例によると、基地局は、データ伝送及びプリコーディングを行うように、複数のユーザ端末のパラメーター情報に基づいて、ユーザ端末のために対応する一つのグループのアンテナポートを動的に割り当てることにより、空間ダイバーシチ及びプリコーディングの利得を改善し、データ伝送のスループットを向上させることができる。
以下には、図7を参照して、本開示の実施例に係る図3に示す方法300を実行する基地局を説明する。図7は、本開示の実施例に係る基地局700のブロック図を示す。基地局700の機能は、上記図3を参照して説明した方法300の詳細と同じであるため、便宜上、説明を省略する。
図7に示すように、基地局700は、一つ又は複数のユーザ端末のうちのターゲットユーザ端末の第1のパラメーター情報及び一つ又は複数のユーザ端末の第1のパラメーター情報に基づいて、候補アンテナポートから一つのグループのアンテナポートを選択するように構成される選択部710と、選択した一つのグループのアンテナポートを介して、ターゲットユーザ端末と通信するように構成される伝送部720を含む。基地局700は、上記二つの部品以外の他の部品を含んでもよいが、これらの部品は本開示と関係ないので、ここでは説明を省略する。
本開示の一つの例示によると、第1のパラメーター情報は、数量情報であってもよい。第1のパラメーター情報が数量情報である場合には、ターゲットユーザ端末の第1のパラメーター情報は、ターゲットユーザ端末の数量情報を含んでもよく、一つ又は複数のユーザ端末の第1のパラメーター情報は、一つ又は複数のユーザ端末の合計数量情報を含んでもよい。
あるいは、第1のパラメーター情報は、例えば伝送レイヤ数(the number of transmission layers)情報などのデータ伝送パラメーター情報であってもよい。第1のパラメーター情報が伝送レイヤ数情報である場合に、ターゲットユーザ端末の第1のパラメーター情報は、ターゲットユーザ端末の伝送レイヤ数情報を含んでもよいし、一つ又は複数のユーザ端末の第1のパラメーター情報は、一つ又は複数のユーザ端末の合計伝送レイヤ数情報を含んでもよい。
本開示の一つの例示によると、選択部710は、複数のユーザ端末のうちの第1のユーザ端末の第1のパラメーター情報及び複数のユーザ端末の第1のパラメーター情報に基づいて、候補アンテナポートから第1のユーザ端末のための第1のグループのアンテナポートを選択することができる。
当該例示において、選択部710は、更新された候補アンテナポートを取得するように、第1のグループのアンテナポートに基づいて、候補アンテナポートを更新し、更新された複数のユーザ端末の第1のパラメーター情報を取得するように、第1のユーザ端末に基づいて、複数のユーザ端末の第1のパラメーター情報を更新してもよい。例えば、選択部710は、更新された候補アンテナポートを取得するように、第1のグループのアンテナポートを候補アンテナポートから削除してもよい。また、例えば、基地局は、更新された複数のユーザ端末の第1のパラメーター情報を取得するように、第1のユーザ端末を複数のユーザ端末から削除してもよい。
当該例示において、選択部710は、複数のユーザ端末のうちの第2のユーザ端末の第1のパラメーター情報及び更新された複数のユーザ端末の第1のパラメーター情報に基づいて、更新された候補アンテナポートから第2のユーザ端末のための第2のグループのアンテナポートを選択してもよい。例えば、選択部710は、第2のユーザ端末の第1のパラメーター情報及び更新された複数のユーザ端末の第1のパラメーター情報に基づいて、更新された候補アンテナポートから第2のユーザ端末のための第2のグループのアンテナポートを選択してもよい。
そして、選択部710は、第2のユーザ端末及び第2のグループのアンテナポートに基づいて、更新と選択の動作を再び実行することにより、第3のユーザ端末のために第3のグループのアンテナポートを選択してもよい。同様に、複数のユーザ端末のうちのユーザ端末ごとに対応する一つのグループのアンテナポートを選択するまで上記動作を繰り返す。
以下には、第1のパラメーター情報が数量情報である場合を例として選択部710を説明する。選択部710は、第1のユーザ端末の数量情報(即ち、1)及び複数のユーザ端末の合計数量情報(即ち、M)に基づいて、候補アンテナポート(N個のアンテナポート)から第1のユーザ端末のための第1のグループのアンテナポート(即ち、N個のアンテナポート)を選択してもよい。
そして、選択部710は、更新された候補アンテナポートを取得するように、第1のグループのアンテナポートに基づいて、候補アンテナポートを更新し、更新された複数のユーザ端末の合計数量情報を取得するように、第1のユーザ端末に基づいて、複数のユーザ端末の合計数量情報を更新する。例えば、選択部710は、更新された候補アンテナポート(即ち、(N−N)個のアンテナポート)を取得するように、第1のグループのアンテナポートを候補アンテナポートから削除してもよい。また、選択部710は、更新された複数のユーザ端末の合計数量情報(即ち、(M−1))を取得するように、第1のユーザ端末を複数のユーザ端末から削除してもよい。
そして、選択部710は、複数のユーザ端末のうちの第2のユーザ端末の数量情報及び更新された複数のユーザ端末の合計数量情報に基づいて、更新された候補アンテナポートから第2のユーザ端末のための第2のグループのアンテナポートを選択してもよい。例えば、選択部710は、第2のユーザ端末の数量情報(即ち、1)及び更新された複数のユーザ端末の合計数量情報(即ち、(M−1))に基づいて、更新された候補アンテナポート(即ち、(N−N)個のアンテナポート)から第2のユーザ端末のための第2のグループのアンテナポート(即ち、N個のアンテナポート)を選択してもよい。
そして、選択部710は、第2のユーザ端末及び第2のグループのアンテナポートに基づいて、更新と選択の動作を再び実行することにより、第3のユーザ端末に対して第3のグループのアンテナポートを選択してもよい。同様に、複数のユーザ端末のうちのユーザ端末ごとに対応する一つのグループのアンテナポートを選択するまで上記動作を繰り返す。
当該例示において、選択部710がターゲットユーザ端末のために選択された一つのグループのアンテナポートには、特定の数のアンテナポートを含んでもよいし、当該特定の数は、特定のセットにおける要素に基づいて特定される。例えば、選択部710は、ターゲットユーザ端末の数量情報及び一つ又は複数のユーザ端末の合計数量情報に基づいて、第1の数値を特定し、特定のセットに基づいて、特定の数を特定してもよい。当該特定の数は、第1の数値以下である。
例えば、選択部710は、候補アンテナポートの数(即ち、N)、ターゲットユーザ端末の数量情報(即ち、1)及び一つ又は複数のユーザ端末の合計数量情報(即ち、M)に基づいて、第1の数値を特定する。例えば、選択部710は、候補アンテナポートの数(即ち、N)及びターゲットユーザ端末の数量(即ち、1)と複数のユーザ端末の合計数量(即ち、M)との比率に基づいて、第1の数値を特定してもよい。選択部710は、特定のセットから第1の数値以下である一つ又は複数の要素を選択してもよいし、基地局は当該一つ又は複数の要素から最も大きい要素を選択し、最も大きい要素に基づいて、特定の数を特定してもよい。例えば、選択部710は、上記式(1)又は(2)に基づいて、第1の数値及び特定の数を特定することができる。
次に、第1のパラメーター情報が伝送レイヤ数情報である場合を例として選択部710を説明する。選択部710は、第1のユーザ端末の伝送レイヤ数情報(即ち、L)及び複数のユーザ端末の合計伝送レイヤ数情報(即ち、Σ1≦i≦M)に基づいて、候補アンテナポート(即ち、N個のアンテナポート)から第1のユーザ端末のための第1のグループのアンテナポート(即ち、N個のアンテナポート)を選択してもよい。
そして、選択部710は、更新された候補アンテナポートを取得するように、第1のグループのアンテナポートに基づいて、候補アンテナポートを更新し、更新された複数のユーザ端末の合計伝送レイヤ数情報を取得するように、第1のユーザ端末に基づいて、複数のユーザ端末の合計伝送レイヤ数情報を更新する。例えば、選択部710は、更新された候補アンテナポート(即ち、(N−N)個のアンテナポート)を取得するように、第1のグループのアンテナポートを候補アンテナポートから削除してもよい。また、選択部710は、更新された複数のユーザ端末の合計伝送レイヤ数情報(即ち、Σ2≦i≦M)を取得するように、第1のユーザ端末を複数のユーザ端末から削除してもよい。
そして、選択部710は、複数のユーザ端末のうちの第2のユーザ端末の伝送レイヤ数情報及び更新された複数のユーザ端末の合計伝送レイヤ数情報に基づいて、更新された候補アンテナポートから第2のユーザ端末のための第2のグループのアンテナポートを選択してもよい。例えば、選択部710は、第2のユーザ端末の伝送レイヤ数情報(即ち、L)及び更新された複数のユーザ端末の合計伝送レイヤ数情報(即ち、Σ2≦i≦M)に基づいて、更新された候補アンテナポート(即ち、(N−N)個のアンテナポート)から第2のユーザ端末のための第2のグループのアンテナポート(即ち、N個のアンテナポート)を選択してもよい。
そして、選択部710は、第2のユーザ端末及び第2のグループのアンテナポートに基づいて、更新と選択の動作を再び実行することにより、第3のユーザ端末のために第3のグループのアンテナポートを選択してもよい。同様に、複数のユーザ端末のうちのユーザ端末ごとに対応する一つのグループのアンテナポートを選択するまで、上記動作を繰り返す。
当該例示において、選択部710によりターゲットユーザ端末に対して選択した一つのグループのアンテナポートには、特定の数のアンテナポートを含んでもよいし、当該特定の数は、特定のセットにおける要素に基づいて特定される。例えば、選択部710は、ターゲットユーザ端末の伝送レイヤ数情報及び一つ又は複数のユーザ端末の合計伝送レイヤ数情報に基づいて、第1の数値を特定し、基地局は、特定のセットに基づいて、特定の数を特定してもよい。当該特定の数は、第1の数値以下である。
例えば、選択部710は、候補アンテナポートの数(即ち、N)、ターゲットユーザ端末の伝送レイヤ数情報(即ち、L)及び複数のユーザ端末の合計伝送レイヤ数情報(即ち、Σ1≦i≦M)に基づいて、第1の数値を特定する。例えば、選択部710は、候補アンテナポートの数(即ち、N)及びターゲットユーザ端末の伝送レイヤ数情報(即ち、L)と複数のユーザ端末の合計伝送レイヤ数情報(即ち、Σ1≦i≦M)との比率に基づいて、第1の数値を特定してもよい。選択部710は、特定のセットから第1の数値以下の一つ又は複数の要素を選択してもよいし、基地局は、当該一つ又は複数の要素から最も大きい要素を選択し、最も大きい要素に基づいて、特定の数を特定してもよい。例えば、選択部710は、上記式(3)に基づいて、第1の数値及び特定の数を特定できる。
本開示の一つの例示によると、伝送部720は、ユーザ端末が選択されたアンテナポートでデータを伝送できるように、無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)シグナリングなどのシステムシグナリングを介してターゲットユーザ端末へ選択された一つのグループのアンテナポートを通知してもよい。
本開示は、これに限定されるものではない。本開示の他の例示によると、伝送部720は、ターゲットユーザ端末へ選択された一つのグループのアンテナポートを通知しなくてもよい。例えば、伝送部720は、下り制御情報(DCI:Downlink Control Information)で復調用参照信号(DMRS:Demodulation Reference Signal)のポート(port)情報をターゲットユーザ端末に通知して復調してもよい。かかる場合には、ターゲットユーザ端末は、基地局によって選択されたアンテナポートを特定する必要がなく、基地局によって通知されたポートで受信すればよい。
本開示の一つの例示によると、基地局700は、候補アンテナポート及び選択された一つのグループのアンテナポートに基づいて、ターゲットユーザ端末に用いられるプリコーディングマトリックスを生成するように構成される生成部730を、さらに有してもよい。例えば、生成部は、予め格納されたプリコーディングマトリックス、候補アンテナポート及び選択された一つのグループのアンテナポートに基づいて、予め格納されたプリコーディングマトリックスを削減することで、ターゲットユーザ端末に用いられるプリコーディングマトリックスを生成してもよい。
本開示の一つの例示によると、基地局700は、ターゲットユーザ端末の伝送パラメーターを調整するように、候補アンテナポート及び選択された一つのグループのアンテナポートに基づいて、ターゲットユーザ端末の信号パラメーターを特定するように構成される特定部740を、さらに有してもよい。信号パラメーターは、例えばターゲットユーザ端末の信号対干渉雑音比(SINR:Signal to Interference plus Noise Ratio)などであり、伝送パラメーターは、例えばターゲットユーザ端末の送信電力などである。
本開示の上述実施例によれば、基地局は、データ伝送及びプリコーディングを行うように、ターゲットユーザ端末のパラメーター情報及びアンテナポートの割り当てを待機している全てのユーザ端末のパラメーター情報に基づいて、ターゲットユーザ端末に対応する一つのグループのアンテナポートを動的に割り当てることができる。これにより、空間ダイバーシチ及びプリコーディングの利得を改善し、データ伝送のスループットを向上させた。
以下には、図8を参照して、本開示の他の実施例に係る、図6に示す方法600を実行する基地局を説明する。図8は、本開示の他の実施例に係る基地局800のブロック図を示す。基地局800の機能は、上記図6を参照して説明した方法600の詳細と同じであるため、便宜上、説明を省略する。
図8に示すように、基地局800は、複数のユーザ端末の第2のパラメーター情報に基づいて、候補アンテナポートから複数のユーザ端末のうちの第1のユーザ端末に使用される第1のグループのアンテナポートと複数のユーザ端末のうちの第2のユーザ端末に使用される第2のグループのアンテナポートを選択するように構成される選択部810と、選択した第1のグループのアンテナポートと第2のグループのアンテナポートを介して、第1のユーザ端末と第2のユーザ端末とそれぞれ通信するように構成される伝送部820とを有する。ここで、第1のユーザ端末のチャネル品質が第2のユーザ端末のチャネル品質より優れている場合、第1のグループのアンテナポートにおけるアンテナポートの数は第2のグループのアンテナポートにおけるアンテナポートの数より少ない。基地局800は、上記二つの部品以外の他の部品を含んでもよいが、これらの部品は本開示と関係ないので、ここでは説明を省略する。
本開示の一つの例示によると、第2のパラメーター情報は、チャネル条件情報であってもよい。チャネル条件情報は、例えば、チャネル品質情報(CQI:Channel Quality Information)、参照信号受信電力(RSRP:Reference Signal Receiving Power)、データスループットなどを含んでもよい。
例えば、選択部810は、第1のユーザ端末と第2のユーザ端末のチャネル条件情報に基づいて、第1のユーザ端末と第2のユーザ端末にそれぞれアンテナポートを割り当てることができる。第1のユーザ端末のチャネル品質が第2のユーザ端末のチャネル品質より優れている場合に、選択部810が第1のユーザ端末に割り当てる第1のグループのアンテナポートに含まれるアンテナポートの数は、基地局が第2のユーザ端末に割り当てる第2のグループのアンテナポートに含まれるアンテナポートの数より少なくてもよい。また、第1のユーザ端末のチャネル品質が第2のユーザ端末のチャネル品質より悪い場合には、選択部810が第1のユーザ端末に割り当てる第1のグループのアンテナポートに含まれるアンテナポートの数は、基地局が第2のユーザ端末に割り当てる第2のグループのアンテナポートに含まれるアンテナポートの数より多くてもよい。
本開示の上述実施例によれば、基地局は、データ伝送及びプリコーディングを行うように、複数のユーザ端末のパラメーター情報に基づいて、ユーザ端末に対応する一つのグループのアンテナポートを動的に割り当てることにより、空間ダイバーシチ及びプリコーディングの利得を改善し、データ伝送のスループットを向上させた。
<ハードウェア構成>
なお、上記実施形態の説明に用いたブロック図は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及び/又はソフトウェアの任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現手段は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的及び/又は論理的に結合した1つの装置により実現されてもよいし、物理的及び/又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的及び/又は間接的に(例えば、有線及び/又は無線で)接続し、これら複数の装置により実現されてもよい。
例えば、本発明の一実施形態における無線基地局、ユーザ端末などは、本発明の無線通信方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図9は、本発明の一実施形態に係る無線基地局及びユーザ端末のハードウェア構成の一例を示す図である。上述の無線基地局700及び800は、物理的には、プロセッサ910、メモリ920、ストレージ930、通信装置940、バス950などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。無線基地局700及び800のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つ又は複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
例えば、プロセッサ910は1つだけ図示されているが、複数のプロセッサがあってもよい。また、処理は、1のプロセッサで実行されてもよいし、処理が同時に、逐次に、又はその他の手法で、1以上のプロセッサで実行されてもよい。なお、プロセッサ910は、1以上のチップで実装されてもよい。
無線基地局700及び800における各機能は、例えば、プロセッサ910、メモリ920などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることで、プロセッサ910が演算を行い、通信装置940による通信や、メモリ920及びストレージ930におけるデータの読み出し及び/又は書き込みを制御することで実現される。
プロセッサ910は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ910は、周辺装置とのインターフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU:Central Processing Unit)で構成されてもよい。例えば、上述のアクセス部、メンテナンス部などは、プロセッサ910で実現されてもよい。
また、プロセッサ910は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール、データなどを、ストレージ930及び/又は通信装置940からメモリ920に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施形態で説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。例えば、ユーザ端末800のアクセス部は、メモリ920に格納され、プロセッサ910で動作する制御プログラムによって実現されてもよく、他の機能ブロックについても同様に実現されてもよい。
メモリ920は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、ROM(Read Only Memory)、EPROM(Erasable Programmable ROM)、EEPROM(Electrically EPROM)、RAM(Random Access Memory)、その他の適切な記憶媒体の少なくとも1つで構成されてもよい。メモリ920は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ920は、本発明の一実施形態に係る無線通信方法を実施するために実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存できる。
ストレージ930は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、フレキシブルディスク、フロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク(CD−ROM(Compact Disc ROM)など)、デジタル多用途ディスク、Blu−ray(登録商標)ディスク)、リムーバブルディスク、ハードディスクドライブ、スマートカード、フラッシュメモリデバイス(例えば、カード、スティック、キードライブ)、磁気ストライプ、データベース、サーバ、その他の適切な記憶媒体の少なくとも1つで構成されてもよい。ストレージ930は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。
通信装置940は、有線及び/又は無線ネットワークを介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。通信装置940は、例えば周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)及び/又は時分割複信(TDD:Time Division Duplex)を実現するために、高周波スイッチ、デュプレクサ、フィルタ、周波数シンセサイザなどを含んで構成されてもよい。例えば、上述の送信部、受信部などは、通信装置940で実現されてもよい。
また、プロセッサ910やメモリ920などの各装置は、情報を通信するためのバス950で接続される。バス950は、単一のバスで構成されてもよいし、装置間で異なるバスで構成されてもよい。
また、無線基地局700及び800は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部又は全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ910は、これらのハードウェアの少なくとも1つで実装されてもよい。
(変形例)
なお、本明細書で説明した用語及び/又は本明細書の理解に必要な用語については、同一の又は類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及び/又はシンボルは信号(シグナリング)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。参照信号は、RS(Reference Signal)と略称することもでき、適用される標準によってパイロット(Pilot)、パイロット信号などと呼ばれてもよい。また、コンポーネントキャリア(CC:Component Carrier)は、セル、周波数キャリア、キャリア周波数などと呼ばれてもよい。
また、本明細書で説明した情報、パラメーターなどは、絶対値で表されてもよいし、所定の値からの相対値で表されてもよいし、対応する別の情報で表されてもよい。例えば、無線リソースは、所定のインデックスで指示されるものであってもよい。さらに、これらのパラメーターを使用する数式などは、本明細書で明示的に開示したものと異なってもよい。
本明細書においてパラメーターなどに使用する名称は、いかなる点においても限定的なものではない。例えば、様々なチャネル(PUCCH(Physical Uplink Control Channel)、PDCCH(Physical Downlink Control Channel)など)及び情報要素は、あらゆる好適な名称によって識別できるので、これらの様々なチャネル及び情報要素に割当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的なものではない。
本明細書で説明した情報、信号などは、様々な異なる技術のいずれかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、又はこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
また、情報、信号などは、上位レイヤから下位レイヤ、及び/又は下位レイヤから上位レイヤへ出力され得る。情報、信号などは、複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
入出力された情報、信号などは、特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルで管理してもよい。入出力される情報、信号などは、上書き、更新又は追記をされ得る。出力された情報、信号などは、削除されてもよい。入力された情報、信号などは、他の装置へ送信されてもよい。
情報の通知は、本明細書で説明した態様/実施形態に限られず、他の方法で行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、下りリンク制御情報(DCI:Downlink Control Information)、上りリンク制御情報(UCI:Uplink Control Information))、上位レイヤシグナリング(例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、ブロードキャスト情報(マスタ情報ブロック(MIB:Master Information Block)、システム情報ブロック(SIB:System Information Block)など)、MAC(Medium Access Control)シグナリング)、その他の信号又はこれらの組み合わせによって実施されてもよい。
なお、物理レイヤシグナリングは、L1/L2(Layer 1/Layer 2)制御情報(L1/L2制御信号)、L1制御情報(L1制御信号)などと呼ばれてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。また、MACシグナリングは、例えば、MAC制御要素(MAC CE(Control Element))で通知されてもよい。
また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗示的に(例えば、当該所定の情報の通知を行わないことによって又は別の情報の通知によって)行われてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真(true)又は偽(false)で表される真偽値(boolean)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令、情報などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、有線技術(同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(DSL:Digital Subscriber Line)など)及び/又は無線技術(赤外線、マイクロ波など)を使用してウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び/又は無線技術は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本明細書で使用する「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
本明細書では、「基地局(BS:Base Station)」、「無線基地局」、「eNB」、「gNB」、「セル」、「セクタ」、「セルグループ」、「キャリア」及び「コンポーネントキャリア」という用語は、互換的に使用され得る。基地局は、固定局(fixed station)、NodeB、eNodeB(eNB)、アクセスポイント(access point)、送信ポイント、受信ポイント、フェムトセル、スモールセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
基地局は、1つ又は複数(例えば、3つ)のセル(セクタとも呼ばれる)を収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は、複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局(RRH:Remote Radio Head))によって通信サービスを提供することもできる。「セル」又は「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局及び/又は基地局サブシステムのカバレッジエリアの一部又は全体を指す。
本明細書では、「移動局(MS:Mobile Station)」、「ユーザ端末(user terminal)」、「ユーザ装置(UE:User Equipment)」及び「端末」という用語は、互換的に使用され得る。移動局は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント又はいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
また、本明細書における無線基地局は、ユーザ端末で読み替えてもよい。例えば、無線基地局及びユーザ端末間の通信を、複数のユーザ端末間(D2D:Device-to-Device)の通信に置き換えた構成について、本発明の各態様/実施形態を適用してもよい。この場合、上述の無線基地局700と800が有する機能をユーザ端末が有する構成としてもよい。また、「上り」や「下り」などの文言は、「サイド」と読み替えられてもよい。例えば、上りチャネルは、サイドチャネルと読み替えられてもよい。
同様に、本明細書におけるユーザ端末は、無線基地局で読み替えてもよい。この場合、上述のユーザ端末が有する機能を無線基地局700と800が有する構成としてもよい。
本明細書において、基地局によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局を有する1つ又は複数のネットワークノード(network nodes)から成るネットワークにおいて、端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局、基地局以外の1つ以上のネットワークノード(例えば、MME(Mobility Management Entity)、S−GW(Serving-Gateway)などが考えられるが、これらに限られない)又はこれらの組み合わせによって行われ得ることは明らかである。
本明細書で説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、本明細書で説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本明細書で説明した方法については、例示的な順序で様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本明細書で説明した各態様/実施形態は、LTE(Long Term Evolution)、LTE−A(LTE-Advanced)、LTE−B(LTE-Beyond)、SUPER 3G、IMT−Advanced、4G(4th generation mobile communication system)、5G(5th generation mobile communication system)、FRA(Future Radio Access)、New−RAT(Radio Access Technology)、NR(New Radio)、NX(New radio access)、FX(Future generation radio access)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile communications)、CDMA4000、UMB(Ultra Mobile Broadband)、IEEE 802.11(Wi−Fi(登録商標))、IEEE 802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE 802.20、UWB(Ultra-WideBand)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切な無線通信方法を利用するシステム及び/又はこれらに基づいて拡張された次世代システムに適用されてもよい。
本明細書で使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
本明細書で使用する「第1の」、「第2の」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量又は順序を全般的に限定するものではない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本明細書で使用され得る。したがって、第1及び第2の要素の参照は、2つの要素のみが採用され得ること又は何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
本明細書で使用する「判断(決定)(determining)」という用語は、多種多様な動作を包含する場合がある。例えば、「判断(決定)」は、計算(calculating)、算出(computing)、処理(processing)、導出(deriving)、調査(investigating)、探索(looking up)(例えば、テーブル、データベースまたは別のデータ構造での探索)、確認(ascertaining)などを「判断(決定)」することであるとみなされてもよい。また、「判断(決定)」は、受信(receiving)(例えば、情報を受信すること)、送信(transmitting)(例えば、情報を送信すること)、入力(input)、出力(output)、アクセス(accessing)(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)などを「判断(決定)」することであるとみなされてもよい。また、「判断(決定)」は、解決(resolving)、選択(selecting)、選定(choosing)、確立(establishing)、比較(comparing)などを「判断(決定)」することであるとみなされてもよい。つまり、「判断(決定)」は、何らかの動作を「判断(決定)」することであるとみなされてもよい。
本明細書で使用する「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、又はこれらのあらゆる変形は、2又はそれ以上の要素間の直接的又は間接的なあらゆる接続又は結合を意味し、互いに「接続」又は「結合」された2つの要素間に1又はそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合又は接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。例えば、「接続」は「アクセス」と読み替えられてもよい。本明細書で使用する場合、2つの要素は、1又はそれ以上の電線、ケーブル及び/又はプリント電気接続を使用することにより、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどを使用することにより、互いに「接続」又は「結合」されると考えることができる。
本明細書又は特許請求の範囲で「含む(including)」、「含んでいる(comprising)」、及びそれらの変形が使用されている場合、これらの用語は、用語「備える」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本明細書あるいは特許請求の範囲において使用されている用語「又は(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
以上、本発明について詳細に説明したが、当業者にとっては、本発明が本明細書中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本発明は、特許請求の範囲の記載により定まる本発明の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本明細書の記載は、例示説明を目的とするものであり、本発明に対して何ら制限的な意味を有するものではない。

Claims (18)

  1. 基地局によって実行されるアンテナポートを割り当てる方法であって、
    一つ又は複数のユーザ端末のうちのターゲットユーザ端末の第1のパラメーター情報及び前記一つ又は複数のユーザ端末の第1のパラメーター情報に基づいて、候補アンテナポートから一つのグループのアンテナポートを選択する工程と、
    選択した一つのグループのアンテナポートを介して前記ターゲットユーザ端末と通信する工程と、
    を有する、方法。
  2. 前記ターゲットユーザ端末の第1のパラメーター情報は、前記ターゲットユーザ端末の数量情報を含み、前記一つ又は複数のユーザ端末の第1のパラメーター情報は、前記一つ又は複数のユーザ端末の合計数量情報を含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ターゲットユーザ端末の第1のパラメーター情報は、前記ターゲットユーザ端末の伝送レイヤ数情報を含み、前記一つ又は複数のユーザ端末の第1のパラメーター情報は、前記一つ又は複数のユーザ端末の合計伝送レイヤ数情報を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記一つ又は複数のユーザ端末に複数のユーザ端末を有する場合、前記一つ又は複数のユーザ端末のうちのターゲットユーザ端末の第1のパラメーター情報及び前記一つ又は複数のユーザ端末の第1のパラメーター情報に基づいて、候補アンテナポートから一つのグループのアンテナポートを選択する工程は、
    前記複数のユーザ端末のうちの第1のユーザ端末の第1のパラメーター情報及び前記複数のユーザ端末の第1のパラメーター情報に基づいて、前記候補アンテナポートから前記第1のユーザ端末のための第1のグループのアンテナポートを選択する工程と、
    更新された候補アンテナポートを取得するように、前記第1のグループのアンテナポートに基づいて、前記候補アンテナポートを更新し、更新された複数のユーザ端末の第1のパラメーター情報を取得するように、前記第1のユーザ端末に基づいて、前記複数のユーザ端末の第1のパラメーター情報を更新する工程と、
    前記複数のユーザ端末のうちの第2のユーザ端末の第1のパラメーター情報及び前記更新された複数のユーザ端末の第1のパラメーター情報に基づいて、前記更新された候補アンテナポートから前記第2のユーザ端末のための第2のグループのアンテナポートを選択する工程と、
    を有する、請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記一つのグループのアンテナポートは、特定の数のアンテナポートを含み、前記特定の数は、特定のセットにおける要素に基づいて特定される、請求項1から3のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記一つ又は複数のユーザ端末のうちのターゲットユーザ端末の第1のパラメーター情報及び前記一つ又は複数のユーザ端末の第1のパラメーター情報に基づいて、候補アンテナポートから一つのグループのアンテナポートを選択する工程は、
    一つ又は複数のユーザ端末のうちのターゲットユーザ端末の第1のパラメーター情報及び前記一つ又は複数のユーザ端末の第1のパラメーター情報に基づいて、第1の数値を特定する工程と、
    前記特定のセットに基づいて、前記第1の数値以下である前記特定の数を特定する工程と、
    を有する、請求項5に記載の方法。
  7. 前記候補アンテナポート及び前記一つのグループのアンテナポートに基づいて、前記ターゲットユーザ端末に用いられるプリコーディングマトリックスを生成する工程をさらに有する、請求項1に記載の方法。
  8. 前記ターゲットユーザ端末の伝送パラメーターを調整するように、前記候補アンテナポート及び前記一つのグループのアンテナポートに基づいて、前記ターゲットユーザ端末の信号パラメーターを特定する工程をさらに有する、請求項1に記載の方法。
  9. 基地局によって実行されるアンテナポートを割り当てる方法であって、
    複数のユーザ端末の第2のパラメーター情報に基づいて、候補アンテナポートから前記複数のユーザ端末のうちの第1のユーザ端末に使用される第1のグループのアンテナポートと前記複数のユーザ端末のうちの第2のユーザ端末に使用される第2のグループのアンテナポートを選択する工程と、
    選択した第1のグループのアンテナポートと第2のグループのアンテナポートを介して、前記第1のユーザ端末と前記第2のユーザ端末とそれぞれ通信する工程と、を有し、
    前記第1のユーザ端末のチャネル品質が前記第2のユーザ端末のチャネル品質より優れている場合、前記第1のグループのアンテナポートにおけるアンテナポートの数は前記第2のグループのアンテナポートにおけるアンテナポートの数より少ない、方法。
  10. アンテナポートを割り当てる基地局であって、
    一つ又は複数のユーザ端末のうちのターゲットユーザ端末の第1のパラメーター情報及び前記一つ又は複数のユーザ端末の第1のパラメーター情報に基づいて、候補アンテナポートから一つのグループのアンテナポートを選択するように構成される選択部と、
    選択した一つのグループのアンテナポートを介して、前記ターゲットユーザ端末と通信するように構成される伝送部と、
    を有する基地局。
  11. 前記ターゲットユーザ端末の第1のパラメーター情報は、前記ターゲットユーザ端末の数量情報を含み、前記一つ又は複数のユーザ端末の第1のパラメーター情報は、前記一つ又は複数のユーザ端末の合計数量情報を含む、請求項10に記載の基地局。
  12. 前記ターゲットユーザ端末の第1のパラメーター情報は、前記ターゲットユーザ端末の伝送レイヤ数情報を含み、前記一つ又は複数のユーザ端末の第1のパラメーター情報は、前記一つ又は複数のユーザ端末の合計伝送レイヤ数情報を含む、請求項10に記載の基地局。
  13. 前記選択部は、
    前記複数のユーザ端末のうちの第1のユーザ端末の第1のパラメーター情報及び前記複数のユーザ端末の第1のパラメーター情報に基づいて、前記候補アンテナポートから前記第1のユーザ端末のための第1のグループのアンテナポートを選択し、
    更新された候補アンテナポートを取得するように、前記第1のグループのアンテナポートに基づいて、前記候補アンテナポートを更新し、更新された複数のユーザ端末の第1のパラメーター情報を取得するように、前記第1のユーザ端末に基づいて、前記複数のユーザ端末の第1のパラメーター情報を更新し、
    前記複数のユーザ端末のうちの第2のユーザ端末の第1のパラメーター情報及び前記更新された複数のユーザ端末の第1のパラメーター情報に基づいて、前記更新された候補アンテナポートから前記第2のユーザ端末のための第2のグループのアンテナポートを選択するように構成される、請求項10から12のいずれか1項に記載の基地局。
  14. 前記一つのグループのアンテナポートは、特定の数のアンテナポートを含み、前記特定の数は、特定のセットにおける要素に基づいて特定される、請求項10から12のいずれか1項に記載の基地局。
  15. 前記選択部は、
    一つ又は複数のユーザ端末のうちのターゲットユーザ端末の第1のパラメーター情報及び前記一つ又は複数のユーザ端末の第1のパラメーター情報に基づいて、第1の数値を特定し、
    前記特定のセットに基づいて、前記第1の数値以下である前記特定の数を特定するように構成される、請求項14に記載の基地局。
  16. 前記候補アンテナポート及び前記一つのグループのアンテナポートに基づいて、前記ターゲットユーザ端末に用いられるプリコーディングマトリックスを生成するように構成される生成部をさらに有する、請求項10に記載の基地局。
  17. 前記ターゲットユーザ端末の伝送パラメーターを調整するように、前記候補アンテナポート及び前記一つのグループのアンテナポートに基づいて、前記ターゲットユーザ端末の信号パラメーターを特定するように構成される特定部をさらに有する、請求項10に記載の基地局。
  18. アンテナポートを割り当てる基地局であって、
    複数のユーザ端末の第2のパラメーター情報に基づいて、候補アンテナポートから前記複数のユーザ端末のうちの第1のユーザ端末に使用される第1のグループのアンテナポートと前記複数のユーザ端末のうちの第2のユーザ端末に使用される第2のグループのアンテナポートを選択するように構成される選択部と、
    選択した第1のグループのアンテナポートと第2のグループのアンテナポートを介して、前記第1のユーザ端末と前記第2のユーザ端末とそれぞれ通信するように構成される伝送部とを有し、
    前記第1のユーザ端末のチャネル品質が前記第2のユーザ端末のチャネル品質より優れている場合、前記第1のグループのアンテナポートにおけるアンテナポートの数は前記第2のグループのアンテナポートにおけるアンテナポートの数より少ない基地局。
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