JP2019173894A - 流体の配管部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】 部品点数を減らすとともに、組み立てを簡易にして製造効率の向上を図る。【解決手段】 流体の第1入口11及び第1出口12を有した第1流路13が形成された第1部材10と、第1出口12に連通する第2入口31及び第2出口32を有した第2流路33が形成された第2部材30とを備え、第1部材10に、第1出口12が形成される軸受部24を形成し、第2部材30に、第2入口31が形成され軸受部24に回転可能に軸支される軸部35を形成し、軸部35に環状溝37を形成し、環状溝37の環状の底面38を両側から挟むように環状溝37を通過させて配設される一対のピン40を備え、軸受部24を形成する壁部にピン40が嵌挿されてピンを保持する一対の貫通孔41を形成し、軸受部24及び軸部35間の隙間をシールするシール部材42を設けた。【選択図】図6

Description

本発明は、例えば、射出成形機等の産業機械や工作機械等で使用されるグリスやオイル等の潤滑油を含む各種の流体のための配管部材に係り、特に、2つの部材が互いに回転可能になっている所謂スイベルジョイント型の流体の配管部材に関する。
従来、この種の流体の配管部材としては、例えば、特開2000−205469号公報に掲載されたものが知られている。図9に示すように、この配管部材Kaは、第1部材100と第2部材101とを備えている。第1部材100には、流体の第1入口102及び第1出口103を有した第1流路104が形成され、第2部材101には、第1部材100の第1流路104の第1出口103に連通する第2入口105及び第2出口106を有した第2流路107が形成され、第2部材101は第1部材100に対して相対的に回転可能に付帯されている。第1部材100は、第1部材100の第1出口103が形成される凹部108が形成された本体109及びハウジング110を備え、第2部材101は、第2入口105が形成される軸部111を備え、軸部111は、外輪112を介してハウジング110に回転可能に保持され、軸部111の先端側がシールリング113を介して本体の凹部108に挿入され、ハウジング110が本体109にボルト114で取付けられて、第2部材101は第1部材100に対して回転可能に保持されている。
特開2000−205469号公報
ところで、上述した従来の流体の配管部材Kaにあっては、第2部材101の軸部111は、外輪112を介してハウジング110に回転可能に保持され、ハウジング110は本体109にボルト114で取付けられるので、ハウジング110及びボルト114を設ける分、部品点数が多くなり、また、軸部111の取付けも煩雑になっているという問題があった。
本発明は上記の問題点に鑑みて為されたもので、部品点数を減らすとともに、組み立てを簡易にして製造効率の向上を図った流体の配管部材を提供することを目的とする。
このような目的を達成するため、本発明の流体の配管部材は、流体の第1入口及び第1出口を有した第1流路が形成された第1部材と、該第1部材の第1流路の第1出口に連通する第2入口及び第2出口を有した第2流路が形成され上記第1部材に対して相対的に回転可能に付帯される第2部材とを備えた流体の配管部材において、
上記第1部材に、該第1部材の第1出口が形成される底壁面を有した軸受部を形成し、上記第2部材に、上記軸受部の底壁面に対面し該第2部材の第2入口が形成される天端面を有するとともに該軸受部に回転可能に軸支される軸部を形成し、該軸部の外側に周方向に沿う環状溝を形成し、上記軸受部の中心軸に直交する方向に軸線を沿わせて上記環状溝の環状の底面を両側から挟むように該環状溝を通過させて配設される一対のピンを備え、上記軸受部を形成する壁部に上記ピンが嵌挿されて該ピンを保持する一対の貫通孔を形成し、上記軸受部及び軸部間の隙間をシールするシール部材を設けた構成としている。
これにより、本配管部材を組み立てるときは、第1部材の軸受部に第2部材の軸部をシール部材を介して挿入し、それから、軸受部を形成する壁部の一対の貫通孔に夫々ピンを嵌挿する。これにより、一対のピンは、軸受部の中心軸に直交する方向に軸線を沿わせて軸部の環状溝の底面を両側から挟むように環状溝を通過して配設され、環状溝が一対のピンに係止されるので、軸部は軸受部から抜け止めされる。そのため、軸部を保持する部材は、一対のピンだけで良いので、従来に比較して部品点数が極めて少なくなり、組み立ても、軸部の軸受部に対する挿入とピンの貫通孔に対する挿入だけで良いので、極めて簡単になることから、製造効率を大幅に向上させることができる。そして、軸部が軸受部に対して相対的に回転すると、一対のピンは、軸部の環状溝の底面を両側から挟むように環状溝を通過して配設されているので、回転は円滑に行われ、ピンが回転に支障を与えることはない。
そして、必要に応じ、上記一対の貫通孔を互いに平行に設けた構成としている。一対のピンによる軸部の支持が安定する。
また、必要に応じ、上記環状溝の底面を上記ピンに摺接可能な円弧面に形成し、上記貫通孔を上記ピンが嵌挿されて保持されたとき該ピンが上記環状溝の底面を摺接するように形成した構成としている。軸部が回転すると環状溝の円弧面の底面がピン外周面に摺接するので、軸部のガタツキが防止され、回転を円滑に行わせることができる。
この場合、上記ピンを、径方向に縮径可能なスプリングピンで構成したことが有効である。組み立て時にスプリングピンが径方向に撓むので、嵌挿を容易に行うことができる。また、軸部の回転時においてもスプリングピンが径方向に撓むので、ガタツキを吸収することができ、この点でも、回転を円滑に行わせることができる。
また、必要に応じ、上記第2部材の所要の回転位置で該第2部材を上記第1部材に対してロックするロック機構を設けた構成としている。使用時に、第1部材と第2部材との回転が必要のない部位の配管においては、配管が安定する。また、第1部材と第2部材との適宜の回転位置で互いを位置決めできるので、配管のやりにくいところでの配管作業を容易にすることができる。
この場合、上記ロック機構を、上記第2部材の軸部に隣接して設けられ上記軸受部から突出して露出する係合部と、上記第1部材に着脱可能に設けられ装着されて上記係合部に係合する被係合部とを備えて構成したことが有効である。被係合部の着脱により、係合部と被係合部との係脱を行なうことができるので、機構を簡易にすることができる。
また、この場合、上記係合部を上記軸部と同軸の正多角柱状に形成し、上記被係合部を上記係合部の正多角形の少なくとも隣接する2面に接合する接合面を有して構成したことが有効である。構造を簡易にすることができる。
そしてまた、必要に応じ、上記第1部材の第1流路若しくは上記第2部材の第2流路に、流体が通過可能な円筒内面を有した流体空間を形成し、該流体空間の一端側に該流体空間の中心軸を中心とする供給開口を形成するとともに他端側に吐出開口を形成し、上記流体空間内に該流体空間の中心軸に沿い供給開口から吐出開口に至る流体の流路を確保して移動させられて上記供給開口を閉にし該供給開口から離間して該供給開口を開にする先端部を有した弁体を収納し、該弁体の後端部側の流体空間内に上記弁体を上記供給開口を閉にする方向に常時付勢するコイルスプリングを収納した構成にすることができる。
これによれば、流体空間内に流体が供給される際には、弁体がコイルスプリングの付勢力に抗して流体に押されて供給開口を開にし、流体は供給開口から流体空間に流入していく。一方、流体の供給が停止されると、コイルスプリングの付勢力により弁体は流体空間の一端側に移動させられ、弁体は供給開口を閉にする。そのため、本発明を、開閉弁に適用することができる。
そして、本発明においては、必要に応じ、上記供給開口側を接点部とする導電体からなる一方電極を設け、上記流体空間の他端側に露出する露出部を有し上記一方電極に対して絶縁された導電体からなる他方電極を設け、上記弁体を、上記一方電極の接点部に当接して上記供給開口を閉にし該接点部から離間して該供給開口を開にする導電体で構成し、上記コイルスプリングを、その一端が上記弁体に接続され他端が上記他方電極の露出部に接続される導電体で構成し、
上記一方電極,弁体,コイルスプリング及び他方電極から構成される電気回路の上記弁体が閉になったときの接続,開になったときの切断を電気的に検出することにより、流体の流動を検知できるようにした構成にすることができる。
この配管部材を用いるときは、検知器からの配線を一方電極及び他方電極に接続し、この検知器により、一方電極,弁体,コイルスプリング及び他方電極から構成される電気回路に常時電圧を付与する等して、この電気回路の弁体が閉になったときの接続,開になったときの切断を電気的に検出することができる。そのため、本発明を、流体が流れたか否かを検出する検出器に適用することができる。
以上説明したように本発明の流体の配管部材によれば、一対のピンは、軸受部の中心軸に直交する方向に軸線を沿わせて軸部の環状溝の底面を両側から挟むように環状溝を通過して配設され、環状溝が一対のピンに係止されるので、軸部は軸受部から抜け止めされる。そのため、軸部を保持する部材は、一対のピンだけで良いので、従来に比較して部品点数が極めて少なくなり、組み立ても、軸部の軸受部に対する挿入とピンの貫通孔に対する挿入だけで良いので、極めて簡単になることから、製造効率を大幅に向上させることができる。そして、軸部が軸受部に対して相対的に回転すると、一対のピンは、軸部の環状溝の底面を両側から挟むように環状溝を通過して配設されているので、回転は円滑に行われ、ピンが回転に支障を与えることはない。
本発明の実施の形態に係る流体の配管部材が用いられる潤滑システムの一例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る流体の配管部材を示す図であり、(a)は上から見た斜視図、(b)は下から見た斜視図である。 本発明の実施の形態に係る流体の配管部材を示す図であり、(a)は正面図、(b)は側面図である。 本発明の実施の形態に係る流体の配管部材の要部を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る流体の配管部材を示す一部切欠き斜視図である。 本発明の実施の形態に係る流体の配管部材を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る流体の配管部材の要部を示す拡大断面図である。 本発明の実施の形態に係る流体の配管部材において第1部材の内部の部品を示す分解斜視図である。 従来の流体の配管部材の一例を示す断面図である。
以下添付図面に基づいて本発明の実施の形態に係る流体の配管部材について説明する。図1に示すように、実施の形態に係る流体の配管部材Kは、射出成形機等の産業機械や工作機械等に設けられる潤滑システムSに用いられ、この潤滑システムSの管路を流れるグリスやオイル等の潤滑油からなる流体の流動を検知する流体検知器として構成されている。
潤滑システムSは、例えば、グリスやオイル等の潤滑油からなる流体を送給する潤滑ポンプ装置1に、流体の加圧及び脱圧により作動させられる定量バルブ2を接続し、この定量バルブ2から潤滑箇所3に流体を間欠的に供給する。定量バルブ2の1ショット当たりの流量は、例えば、0.005cc〜1ccの範囲で、数種用意され、潤滑箇所に合わせてこれらから1若しくは複数種類選択されて配管される。実施の形態に係る流体の配管部材Kは、定量バルブ2から潤滑箇所3の間の給油管路4に介装され、流体の流動を検知し、検知器5により流体が供給されているか否かを認知できるようにしている。実施の形態では、配管部材Kは、潤滑箇所3を構成する構成部材8(図6)に直接取付けられる。
本発明の実施の形態に係る流体の配管部材Kは、図2乃至図8に示すように、流体の第1入口11及び第1出口12を有した第1流路13が形成された第1部材10と、第1部材10の第1流路13の第1出口12に連通する第2入口31及び第2出口32を有した第2流路33が形成され第1部材10に対して相対的に回転可能に付帯される第2部材30とを備えて構成されている。
詳しくは、図6乃至図8に示すように、第1部材10は、金属等の導電体からなり、中心軸Pを有し一端が開放し他端が後述の他方電極Dbで閉塞される通孔14が形成されており、この通孔14内に第1流路13を有している。第1流路13には、流体が通過可能な円筒内面が形成され一端Ea及び他端Ebを有する流体空間Eが形成されている。通孔14の一端側には、流体空間Eの一端Eaを構成し流体空間Eの中心軸Pと同軸の貫通穴15が形成された金属等の導電体からなるブッシュ16が設けられている。ブッシュ16は、流体空間Eに臨む凸部17とこの凸部17の基端に一体に設けられた鍔部18とから形成され、この鍔部18を通孔14に形成した段差部14aに対して通孔14に嵌着される環状の端部部材19により押されることにより通孔14内に固定されている。そして、この環状の端部部材19の一端側開口が第1流路13の第1入口11として構成され、ブッシュ16の凸部17の先端開口が流体空間Eへの流体の供給開口20として構成されている。更に、第1部材10の通孔14の一端側には、端部部材19を押さえるとともに第1流路13に流体を供給する樹脂製のパイプ(図示せず)を接続するための接続アダプタ21が螺合して取付けられている。
更に、第1出口12は、流体空間Eの中心軸Pに直交する中心軸Qを有し、流体空間Eに連通して第1部材10の他端側の側部に設けられている。第1出口12の流体空間E側の開口が流体空間Eからの流体の吐出開口22として構成されている。そして、第1部材10の他端側の側部には、第1部材10の第1出口12が形成される底壁面23を有し、中心軸Qを軸心とする軸受部24が形成されている。
第2部材30は、中心軸Qに沿って貫通した第2流路33を有した柱状部材であり、一端側が、軸受部24の底壁面23に対面し第2部材30の第2入口31が形成される天端面34を有するとともに軸受部24に回転可能に軸支される軸部35として形成され、他端側が、構成部材8に形成した雌ネジ8aに螺合して取付けられるテーパ状の雄ネジ36aを有した取付部36として構成されている。軸部35の外側には、周方向に沿う環状溝37が形成されている。
更に、本配管部材Kには、軸受部24の中心軸Qに直交する方向に軸線を沿わせて環状溝37の環状の底面38を両側から挟むように環状溝37を通過させて配設される一対のピン40が備えられている。ピン40は、径方向に縮径可能なスプリングピンで構成されている。そして、軸受部24を形成する壁部には、ピン40が嵌挿されてピン40を保持する一対の貫通孔41が形成されている。この一対の貫通孔41は、互いに平行に設けられている。環状溝37の底面38は、ピン40に摺接可能な円弧面に形成されており、各貫通孔41は、ピン40が嵌挿されて保持されたとき、ピン40が環状溝37の底面38を摺接するように形成されている。
更にまた、軸受部24の底壁面23と軸部35の天端面34との間の隙間をシールするリング状のシール部材42が設けられている。軸部35の天端面34には、シール部材42を保持するリング状の保持溝43が形成されており、シール部材42はこの保持溝43に保持されて軸受部24の天端面34に摺接可能に当接して、シールしている。
また、本配管部材Kには、第2部材30の所要の回転位置で、第2部材30を第1部材10に対してロックするロック機構50が設けられている。ロック機構50は、第2部材30の軸部35に隣接して設けられ軸受部24から突出して露出する係合部51と、第1部材10に着脱可能に設けられ装着されて係合部51に係合する被係合部52とを備えて構成されている。詳しくは、係合部51は、第2部材30の軸部35と取付部36との間に設けられ軸部35と同軸の正多角柱状、実施の形態では、正六角形柱状に形成されている。この係合部51は、取付部36の雄ネジ36aを構成部材8の雌ネジ8aにねじ込むためにスパナが係合する機能も備えている。被係合部52は、L字状に折曲形成された板状部材であり、一端がくの字状に切欠かれており、係合部51の正多角形(六角形)の少なくとも隣接する2面(実施の形態では2面)に接合する接合面53として構成されている。被係合部52は、板状部材の簡易な構造なので、ロック機構50全体の構造を簡易にすることができる。被係合部52の他端部には第1部材10の他端に取り付けるための一対の取付孔54が形成されており、この取付孔54にビス55を差込み、第1部材10の他端に形成した雌ネジ56にこのビス55をねじ込むことにより、被係合部52を第1部材10に取付け可能にしている。ビス55を外すことにより被係合部52は第1部材10から取外される。被係合部52の着脱により、係合部51と被係合部52との係脱を行なうことができるので、機構を簡易にすることができる。
本実施の形態に係る配管部材Kは、流体検知器として構成されるので、次に、流体検知器に係る構成について説明する。図6乃至図8に示すように、第1部材10は、流体空間Eの一端Ea側に露出する接点部Tを有した導電体からなる一方電極Daとして構成されている。接点部Tはブッシュ16の凸部17の先端部で構成されている。また、第1部材10には、一方電極Daに対して絶縁された導電体からなる他方電極Dbが設けられている。他方電極Dbは、流体空間Eの中心軸Pを軸とし、先端側に流体空間Eの他端Eb側に露出する露出部60を有し基端に雄ネジ61を有した棒状に形成され、第1部材10の他端部に設けられている。露出部60には後述のコイルスプリング71を受け、第1部材10の他端側段差部62に絶縁体の支持リング63を介して支持される大径のリング状の鍔部64が形成されている。そして、この他方電極Dbは、絶縁体からなる包持部材65を介して雄ネジ61に螺合するナット66により第1部材10の他端部に取付けられている。また、他方電極Dbの露出部60の中央部67は、流体空間Eの中心軸Pを軸とし、後述の弁体70が一方電極Daの接点部Tから離間した際に、弁体70の通路孔78の開口をガイドする円錐状に形成されている。68は一方電極Daとしての第1部材10の他端と包持部材65との間に他方電極Dbと絶縁された状態で介装された一方電極端子、69は包持部材65とナット66との間に介装された他方電極端子である。
更に、流体空間E内には、流体空間Eの中心軸Pに沿って移動させられ一方電極Daの接点部Tに当接して供給開口20を閉にし、接点部Tから離間して供給開口20を開にする金属等の導電体からなる弁体70と、一端が弁体70に接続され他端が他方電極Dbの球状の露出部60に接続されて弁体70を供給開口20を閉にする方向に常時付勢する金属等の導電体からなるコイルスプリング71とが収納されている。弁体70の先端部は、ブッシュ16の凸部17の供給開口20のある先端部に対峙し内側に円錐状に凹む凹部72を備えて構成されている。一方、ブッシュ16で形成された供給開口20の開口縁部は、弁体70による供給開口20の閉塞時に凹部72内に臨み得るように、傘型に形成されている。これにより、配管部材Kは、一方電極Da,弁体70,コイルスプリング71及び他方電極Dbから構成される電気回路において、弁体70が閉になったときの接続,開になったときの切断を電気的に検出することにより、流体の流動を検知できるようにしている。
また、弁体70には、流体空間E内に設けられ樹脂などの絶縁体からなるガイド部材73が備えられている。ガイド部材73は、供給開口20から吐出開口22に至る流体の流路を確保して流体空間Eの円筒内面を摺動可能に形成されている。詳しくは、ガイド部材73の中間部外周には、周方向に沿い流体が通過可能な外周流路74が形成されており、一端側には、流体空間Eと外周流路74との間を連通する連通切欠き75及び連通孔76が形成されている。また、ガイド部材73の外周流路74を形成する壁部及び弁体70には、外周流路74から弁体70の他端部に至る通路孔77,78が形成されている。弁体70に設けた通路孔78は、弁体70が一方電極Daの接点部Tから離間した際に、他方電極Dbの円錐状の露出部60の中央部67によりその開口がガイドされるように、流体空間Eの中心軸Pを軸として形成されている。また、弁体70の他端側の側部には通路孔78に連通する複数の分岐穴79が形成されている。
更に、本配管部材Kにおいては、弁体70は、磁石に磁着可能な磁着材料で形成されており、ブッシュ16の鍔部18には、供給開口20から供給される流体による弁体70の一方電極Daの接点部Tに対する開動作を許容して、弁体70を一方電極Daの接点部Tに対して磁力により吸引する環状の永久磁石80が付設されている。永久磁石80の吸引力は、導電性コイルスプリング71とのバランスを考慮し、この永久磁石80の材質、サイズ、弁体70の透磁率、弁体70と永久磁石80の距離で調整する。
従って、この実施の形態に係る流体の配管部材Kを組み立てるときは、第1部材10の軸受部24に第2部材30の軸部35をシール部材42を介して挿入し、それから、軸受部24を形成する壁部の一対の貫通孔41に夫々ピン40を嵌挿する。この場合、ピン40がスプリングピンで構成されているので、組み立て時にスプリングピンが径方向に撓むことから、嵌挿を容易に行うことができる。これにより、一対のピン40は、軸受部24の中心軸Qに直交する方向に軸線を沿わせて軸部35の環状溝37の底面38を両側から挟むように環状溝37を通過して配設され、環状溝37が一対のピン40に係止されるので、軸部35は軸受部24から抜け止めされる。そのため、軸部35を保持する部材は、一対のピン40だけで良いので、従来に比較して部品点数が極めて少なくなり、組み立ても、軸部35の軸受部24に対する挿入とピン40の貫通孔41に対する挿入だけで良いので、極めて簡単になることから、製造効率を大幅に向上させることができる。
そして、本配管部材Kを、構成部材8に取付けるときは、構成部材8の雌ネジ8aに第2部材30の取付部36の雄ネジ36aをねじ込む。この際には、スパナを係合部51に係合させてネジ込むことができる。この場合、ロック機構50の被係合部51を外しておけば、軸部35が軸受部24に対して相対的に回転するので、第1部材10は、一定位置に位置させて第2部材30のみを回転させることができ、取付を容易に行うことができる。特に、配管のやりにくいところでの配管作業を容易にすることができる。そして、この配管部材Kの取付け部位が、潤滑箇所3の環境によって、第1部材10を第2部材30に対して回転自在にしておいた方が良い場合には、取付を終了する。また、第1部材10を第2部材30に固定しておいた方が良い場合には、被係合部52を第1部材10に取付けて、ロックする。この場合、第1部材10の回転位置を、60°毎回動調整できるので、第1部材10の回転位置を最適位置に位置させることができる。
そして、実施の形態に係る配管部材Kを使用するときは、図1に示すように、予め、一方電極Daの一方電極端子68及び他方電極Dbの他方電極端子69に配線6,7を接続し、検知器5により、一方電極Da,弁体70,コイルスプリング71及び他方電極Dbから構成される電気回路に常時電圧を付与する等して、この電気回路の弁体70が閉になったときの接続,開になったときの切断を電気的に検出する。この場合、本配管部材Kを取付けた状態において、第1部材10を第2部材30に対して回転自在にしたものにおいては、軸部35に対して軸受部24が回転するが、一対のピン40は、軸部35の環状溝37の底面38を両側から挟むように環状溝37を通過して配設されているので、回転は円滑に行われ、ピン40が回転に支障を与えることはない。また、環状溝37の底面38がピン40に摺接可能な円弧面に形成されており、軸部35が回転すると環状溝37の円弧面の底面38がピン40の外周面に摺接するので、軸部35のガタツキが防止され、回転を円滑に行わせることができる。更に、ピン40がスプリングピンで構成されているので、軸部35の回転時においてはスプリングピンが径方向に撓むので、ガタツキを吸収することができ、この点でも、回転を円滑に行わせることができる。
また、流体の潤滑箇所への供給は以下のように行なわれる。弁体70の閉位置において、第1部材10の第1入口11から第1流路13に流体が供給されると、弁体70がコイルスプリング71の付勢力に抗して流体に押されて供給開口20を開にし、更に、弁体70及びガイド部材73に流体が作用し、ガイド部材73は流体空間Eの円筒内面を摺動するので、弁体70及びガイド部材73が一体に押し上げられていく。供給開口20が開になると、流体は、供給開口20から連通切欠き75及び連通孔76を通り外周流路74に至り、更に、通路孔77,78及び分岐穴79を通り、吐出開口22及び第1出口12から流出し、更にまた、第2部材30の第1入口11を通って第2出口32から流出していく。この場合、弁体70が一方電極Daの接点部Tから離間した際には、供給開口20から流入する流体がガイド部材73によって受けられることから、弁体70が浮き上がり易くなり、そのため、弁体70を供給開口20から確実に離間させることができるようになる。
次に、流体の第1入口11からの供給が停止されると、ガイド部材73には供給開口20から吐出開口22に至る流体の流路が確保されているので、コイルスプリング71の付勢力により弁体70及びガイド部材73は流体空間Eの一端Ea側に移動させられ、弁体70は供給開口20を閉にする。
尚、上記実施の形態においては、第1部材10側に弁体70等の流体の検知機構を設ける構成にしているが、必ずしもこれに限定されるものではなく、第2部材30側に検知機構を設け第1部材10を構成部材8に取付ける構成、即ち、実施の形態において軸部35と軸受部24の関係を逆に形成する構成にしても良く、適宜変更して差支えない。また、実施の形態では、本発明を、流体の流動を検知する装置に適用したが、必ずしもこれに限定されるものではなく、チェック弁等どのような形態の配管部材に適用しても良いことは勿論である。当業者は、本発明の新規な教示及び効果から実質的に離れることなく、これら例示である実施の形態に多くの変更を加えることが容易であり、これらの多くの変更は本発明の範囲に含まれる。
K 配管部材
S 潤滑システム
1 潤滑ポンプ装置
2 定量バルブ
3 潤滑箇所
4 給油管路
5 検知器
8 構成部材
10 第1部材
11 第1入口
12 第1出口
13 第1流路
E 流体空間
Ea 一端
Eb 他端
P 中心軸
Q 中心軸
14 通孔
15 貫通穴
16 ブッシュ
20 供給開口
22 吐出開口
23 底壁面
24 軸受部
30 第2部材
31 第2入口
32 第2出口
33 第2流路
34 天端面
35 軸部
36 取付部
37 環状溝
38 底面
40 ピン
41 貫通孔
42 シール部材
43 保持溝
50 ロック機構
51 係合部
52 被係合部
53 接合面
54 取付孔
55 ビス
Da 一方電極
Db 他方電極
60 露出部
68 一方電極端子
69 他方電極端子
70 弁体
71 コイルスプリング
73 ガイド部材
74 外周流路
75 連通切欠き
76 連通孔
77,78 通路孔
79 分岐穴
80 永久磁石

Claims (9)

  1. 流体の第1入口及び第1出口を有した第1流路が形成された第1部材と、該第1部材の第1流路の第1出口に連通する第2入口及び第2出口を有した第2流路が形成され上記第1部材に対して相対的に回転可能に付帯される第2部材とを備えた流体の配管部材において、
    上記第1部材に、該第1部材の第1出口が形成される底壁面を有した軸受部を形成し、上記第2部材に、上記軸受部の底壁面に対面し該第2部材の第2入口が形成される天端面を有するとともに該軸受部に回転可能に軸支される軸部を形成し、該軸部の外側に周方向に沿う環状溝を形成し、上記軸受部の中心軸に直交する方向に軸線を沿わせて上記環状溝の環状の底面を両側から挟むように該環状溝を通過させて配設される一対のピンを備え、上記軸受部を形成する壁部に上記ピンが嵌挿されて該ピンを保持する一対の貫通孔を形成し、上記軸受部及び軸部間の隙間をシールするシール部材を設けたことを特徴とする流体の配管部材。
  2. 上記一対の貫通孔を互いに平行に設けたことを特徴とする請求項1記載の流体の配管部材。
  3. 上記環状溝の底面を上記ピンに摺接可能な円弧面に形成し、上記貫通孔を上記ピンが嵌挿されて保持されたとき該ピンが上記環状溝の底面を摺接するように形成したことを特徴とする請求項1または2記載の流体の配管部材。
  4. 上記ピンを、径方向に縮径可能なスプリングピンで構成したことを特徴とする請求項1乃至3何れかに記載の流体の配管部材。
  5. 上記第2部材の所要の回転位置で該第2部材を上記第1部材に対してロックするロック機構を設けたことを特徴とする請求項1乃至4何れかに記載の流体の配管部材。
  6. 上記ロック機構を、上記第2部材の軸部に隣接して設けられ上記軸受部から突出して露出する係合部と、上記第1部材に着脱可能に設けられ装着されて上記係合部に係合する被係合部とを備えて構成したことを特徴とする請求項5記載の流体の配管部材。
  7. 上記係合部を上記軸部と同軸の正多角柱状に形成し、上記被係合部を上記係合部の正多角形の少なくとも隣接する2面に接合する接合面を有して構成したことを特徴とする請求項6記載の流体の配管部材。
  8. 上記第1部材の第1流路若しくは上記第2部材の第2流路に、流体が通過可能な円筒内面を有した流体空間を形成し、該流体空間の一端側に該流体空間の中心軸を中心とする供給開口を形成するとともに他端側に吐出開口を形成し、上記流体空間内に該流体空間の中心軸に沿い供給開口から吐出開口に至る流体の流路を確保して移動させられて上記供給開口を閉にし該供給開口から離間して該供給開口を開にする先端部を有した弁体を収納し、該弁体の後端部側の流体空間内に上記弁体を上記供給開口を閉にする方向に常時付勢するコイルスプリングを収納したことを特徴とする請求項1乃至7何れかに記載の流体の配管部材。
  9. 上記供給開口側を接点部とする導電体からなる一方電極を設け、上記流体空間の他端側に露出する露出部を有し上記一方電極に対して絶縁された導電体からなる他方電極を設け、上記弁体を、上記一方電極の接点部に当接して上記供給開口を閉にし該接点部から離間して該供給開口を開にする導電体で構成し、上記コイルスプリングを、その一端が上記弁体に接続され他端が上記他方電極の露出部に接続される導電体で構成し、
    上記一方電極,弁体,コイルスプリング及び他方電極から構成される電気回路の上記弁体が閉になったときの接続,開になったときの切断を電気的に検出することにより、流体の流動を検知できるようにしたことを特徴とする請求項8記載の流体の配管部材。
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