JP2019160487A - 電源供給回路 - Google Patents

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Abstract

【課題】自己保持回路を有する電源供給回路において、メインスイッチのオン状態及びオフ状態を検出可能な構成を得る。【解決手段】電源供給回路1は、メインスイッチSWAと、電源3と制御装置2とを電気的に接続し、メインスイッチSWAがオン状態のときに電源3から制御装置2に電力を供給するとともに、制御装置2に電力が供給された状態ではメインスイッチSWAの駆動状態に関係なく、制御装置2によって電源3からの電力供給を制御する自己保持回路20と、を備えた回路である。この電源供給回路1は、メインスイッチSWAと、メインスイッチSWAのオン状態及びオフ状態を検出するメインスイッチ駆動状態検出部11と、を含むメインスイッチ回路10を備える。メインスイッチ回路10は、電源3に対して自己保持回路20とは分岐した回路であり、電源3から制御装置2に対して電力を供給しない。【選択図】図1

Description

本発明は、電源から制御装置に電力を供給する電源供給回路に関する。
電源から制御装置に電力を供給する電源供給回路が知られている。このような電源供給回路の一例として、例えば特許文献1には、スイッチをオフにしても、電池から主部への電力を供給する自己保持回路を備えた電池駆動装置が開示されている。
前記電池駆動装置では、前記電池の両端の間に、前記スイッチ及びリレーコイルが直列に接続される。また、前記スイッチの両端の間には、リレースイッチSW1,SW2が相互に直列に接続される。前記電池の正極には、前記スイッチの一端と前記リレースイッチSW1の一端とが共通に接続され、前記スイッチの他端は、前記リレーコイルを介して前記電池の負極に接続される。前記主部は、前記リレースイッチSW1を介して前記電池に接続される。
ここで、前記リレースイッチSW2は、前記主部によって駆動制御される。前記リレーコイル及び前記リレースイッチSW1,SW2によって、前記自己保持回路が構成される。
上述の構成を有する電池駆動装置では、前記スイッチがオンになると、前記リレーコイルに電流が流れるため、前記リレースイッチSW1がオンになる。これにより、前記電池から前記主部に電力が供給される。また、前記リレースイッチSW1,SW2によって前記スイッチをバイパスする回路が形成されるため、前記スイッチがオフの状態でも、前記電池から前記主部に電力が供給される。
一方、前記スイッチがオフの状態において、前記主部によって前記リレースイッチSW2がオフになると、前記リレーコイルに電流が流れなくなるため、前記リレースイッチSW1がオフになる。これにより、前記電池から前記主部への電力の供給が停止される。
特開2004−120161号公報
ところで、上述の特許文献1に開示されている回路では、スイッチのオン状態及びオフ状態を、主部である制御装置側で検出することが難しい。すなわち、上述のように自己保持回路を有する電源供給回路では、電源からの電力供給を制御するメインスイッチをオフ状態にしても、回路内に電流が流れ続けるため、メインスイッチのオン状態及びオフ状態を検出できない。
本発明の目的は、自己保持回路を有する電源供給回路において、メインスイッチのオン状態及びオフ状態を検出可能な構成を得ることにある。
本発明の一実施形態に係る電源供給回路は、メインスイッチと、電源と制御装置とを電気的に接続し、前記メインスイッチがオン状態のときに前記電源から前記制御装置に電力を供給するとともに、前記制御装置に電力が供給された状態では前記メインスイッチの駆動状態に関係なく、前記制御装置によって前記電源からの電力供給を制御する自己保持回路と、を備えた電源供給回路である。この電源供給回路は、前記メインスイッチと、前記メインスイッチのオン状態及びオフ状態を検出するメインスイッチ駆動状態検出部と、を含むメインスイッチ回路を備える。前記メインスイッチ回路は、前記電源に対して前記自己保持回路とは分岐した回路であり、前記電源から前記制御装置に対して電力を供給しない(第1の構成)。
これにより、自己保持回路の影響を受けることなく、メインスイッチのオン状態及びオフ状態をメインスイッチ駆動状態検出部によって検出できる。すなわち、前記メインスイッチ駆動状態検出部は、電源に対して前記自己保持回路とは分岐した回路であるとともに、前記電源から制御装置に対して電力を供給しない。これにより、前記自己保持回路を介して前記電源から前記制御装置に電力を供給している状態でも、その電力供給の影響を受けることなく、前記メインスイッチ駆動状態検出部によって前記メインスイッチのオン状態及びオフ状態を検出することができる。
前記第1の構成において、前記自己保持回路は、前記メインスイッチの駆動状態に応じてオン状態及びオフ状態が切り替わる第1スイッチと、前記制御装置によって駆動される第2スイッチと、を有する。前記第1スイッチ及び前記第2スイッチは、電気的に並列に接続されている(第2の構成)。
これにより、メインスイッチがオン状態のときには、第1スイッチを介して電源から制御装置に電力を供給する一方、前記制御装置に電力が供給されて前記制御装置が第2スイッチを駆動可能な状態では、前記第2スイッチを介して前記電源から前記制御装置に電力を供給する。よって、前記制御装置によって前記第2スイッチを駆動可能な状態では、前記メインスイッチがオフ状態であっても、前記第2スイッチを介して前記電源から前記制御装置に電力を供給することができる。したがって、上述の構成により、自己保持回路を実現することができる。
前記第2の構成において、前記第1スイッチは、前記メインスイッチ回路に電力が供給された場合にオン状態になるリレースイッチである(第3の構成)。
これにより、メインスイッチの駆動状態に応じて自己保持回路の第1スイッチを動作させることができる。よって、上述の第1の構成のようにメインスイッチ駆動状態検出部と前記自己保持回路とを分岐して構成しても、前記自己保持回路を前記メインスイッチの駆動状態に応じて動作させることが可能になる。
前記第2または第3の構成において、前記第2スイッチは、前記制御装置から前記駆動信号が出力されていないときにオフ状態であるノーマルオープンのスイッチング素子によって構成されている(第4の構成)。
上述の構成において、第1スイッチを介して制御装置に電力が供給された後、前記制御装置によって第2スイッチが駆動されるまでは、前記第2スイッチはオフ状態である。そのため、自己保持回路は機能しない。よって、前記制御装置が、前記第2スイッチに対して正常な駆動信号を出力可能な状態になるまで、前記第2スイッチをオフ状態にすることで、前記制御装置によって前記第2スイッチが誤動作することを防止できる。
前記第1から第4の構成のうちいずれか一つの構成において、電源供給回路は、前記自己保持回路と前記制御装置との間に位置し、前記制御装置に対して電気的に並列に接続されたコンデンサと、前記コンデンサと前記自己保持回路との間に位置し、前記自己保持回路から前記コンデンサへの電流の流れのみを許容するダイオードと、をさらに備える(第5の構成)。
上述のように制御装置に対して電気的に並列にコンデンサが接続された構成では、電源の電圧が大きく変動して低くなった場合に、前記コンデンサから前記電源側に電流が流れると、前記制御装置が誤動作する可能性がある。
これに対し、上述のように、前記コンデンサと自己保持回路との間に、前記自己保持回路から前記コンデンサへの電流の流れのみを許容するダイオードを設けることにより、前記電源の電圧が低くなった場合でも、前記コンデンサから前記電源側に電流が流れることを防止できる。これにより、前記電源の電圧低下によって前記制御装置が誤動作することを防止できる。
なお、上述の構成により、前記制御装置に対して前記電源と接地とが接続される構成において、前記制御装置に対して前記電源と前記接地とが逆に接続された場合でも、前記ダイオードによって、前記制御装置に過大な電流が流れることを防止できる。
前記第1から第5の構成のうちいずれか一つの構成において、前記電源は、車載用の電源装置である。前記制御装置は、車載用の制御装置である(第6の構成)。
これにより、車両のメインスイッチであるエンジンキースイッチがオフ状態になった後でも、自己保持回路によって、電源から制御装置に電力を供給して前記制御装置によるデータの書き込み等が可能になる。
本発明の一実施形態に係る電源供給回路は、メインスイッチのオン状態及びオフ状態を検出するメインスイッチ駆動状態検出部を含むメインスイッチ回路と、自己保持回路とを備え、前記メインスイッチ回路は、前記電源に対して前記自己保持回路とは分岐した回路であり、前記電源から前記制御装置に対して電力を供給しない。これにより、前記自己保持回路の動作の影響を受けることなく、前記メインスイッチ駆動状態検出部で前記メインスイッチのオン状態及びオフ状態を検出することができる。したがって、前記自己保持回路を備えた電源供給回路において、前記メインスイッチのオン状態及びオフ状態を検出可能な構成が得られる。
図1は、実施形態1に係る電源供給回路の概略構成を示す図である。 図2は、メインスイッチがオン状態のときの電源供給回路の動作を模式的に示す図である。 図3は、実施形態2に係る電源供給回路の概略構成を示す図である。 図4は、メインスイッチがオン状態のときの電源供給回路の動作を模式的に示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態を詳しく説明する。図中の同一または相当部分については同一の符号を付してその説明は繰り返さない。
なお、以下の説明において、スイッチがオン状態とは、スイッチが導通状態であることを意味し、スイッチがオフ状態とは、スイッチが非導通状態であることを意味する。
<実施形態1>
図1は、本発明の実施形態1に係る電源供給回路1の概略構成を示す図である。この電源供給回路1は、例えば、図示しない車両等に搭載された制御装置2に対して電源3から電力を供給する。詳しくは、電源供給回路1は、メインスイッチSWAがオン状態のときに電源3から制御装置2に対して電力を供給するとともに、メインスイッチSWAがオフ状態のときでも自己保持回路20が動作している場合には、電源3から制御装置2に対して電力を供給する。なお、電源供給回路1は、車両以外に搭載された制御装置に対して電源から電力を供給してもよい。
制御装置2は、電源供給回路1が搭載された機器に含まれる図示しない各構成要素の駆動を制御する。具体的には、制御装置2は、例えば、図示しないメモリ等に対してデータの読み書きを行うとともに、電源供給回路1の後述の自己保持用スイッチSWBの駆動を制御する。制御装置2は、例えば、コンピュータ等によって構成される。電源供給回路1が車両に搭載される場合には、制御装置2は例えばECUなどである。
なお、制御装置2は、汎用のコンピュータによって構成されてもよいし、機器専用のコンピュータによって構成されてもよい。
電源3は、例えば、直流電源である。すなわち、電源供給回路1が車両に搭載される場合には、電源3は、前記車両のバッテリーである。なお、電源3は、交流電源であってもよい。
電源供給回路1は、メインスイッチSWAのオン状態及びオフ状態を検出可能であるとともに、メインスイッチSWAがオフ状態であっても電源3から制御装置2に対して電力を供給することができる。また、電源供給回路1は、制御装置2に対して電源3と接地Gとが逆に接続された場合でも、制御装置2に過大な電流が流れることを防止することができる。
具体的には、電源供給回路1は、メインスイッチ回路10と、自己保持回路20と、逆接続保護回路30とを備える。メインスイッチ回路10は、電源3に対して自己保持回路20とは分岐して接続されている。メインスイッチ回路10は、電源3から制御装置2に対して電力を供給しない。制御装置2は、自己保持回路20を介して電源3に電気的に接続されている。逆接続保護回路30は、自己保持回路20と制御装置2との間に設けられている。
メインスイッチ回路10は、メインスイッチSWAと、メインスイッチ駆動状態検出部11と、リレーコイル12とを含む。メインスイッチ回路10は、電源3及び接地Gに電気的に接続されている。メインスイッチ回路10において、メインスイッチSWA、メインスイッチ駆動状態検出部11及びリレーコイル12は、電気的に直列に接続されている。
メインスイッチSWAは、電源供給回路1が搭載された機器の電源をオンまたはオフにするためのスイッチである。メインスイッチSWAは、例えば、機械的なスイッチ端子によって構成される。
メインスイッチ駆動状態検出部11は、メインスイッチ回路10に印加される電圧に基づいて、メインスイッチSWAの駆動状態、すなわちメインスイッチSWAがオン状態かオフ状態かを判断する。メインスイッチ駆動状態検出部11は、検出した電圧が、メインスイッチSWAがオン状態のときにメインスイッチ回路10に印加される所定の電圧であるかどうかを判定する。メインスイッチ駆動状態検出部11は、前記検出した電圧が、メインスイッチSWAがオン状態のときにメインスイッチ回路10に印加される所定の電圧であると判定した場合には、検出信号を出力する。メインスイッチ駆動状態検出部11から出力された検出信号は、例えば制御装置2に入力される。これにより、制御装置2は、メインスイッチSWAがオン状態であることを検出する。
リレーコイル12は、メインスイッチ回路10に電流が流れた際に、自己保持回路20の後述のリレースイッチ21をオン状態にさせる。すなわち、リレーコイル12及びリレースイッチ21は、リレーを構成する。
以上の構成により、メインスイッチSWAがオン状態になると、電源3からメインスイッチ回路10に電圧が印加される。これにより、メインスイッチ駆動状態検出部11は、メインスイッチSWAのオン状態を検出する。メインスイッチ駆動状態検出部11による検出結果は、例えば、制御装置2に検出信号として入力される。また、メインスイッチ回路10に電圧が印加されることにより、リレーコイル12には電流が流れるため、自己保持回路20の後述のリレースイッチ21はオン状態になる。
自己保持回路20は、電源3に対し、メインスイッチ回路10とは分岐して接続されている。自己保持回路20は、リレースイッチ21と、自己保持用スイッチSWBとを含む。リレースイッチ21と自己保持用スイッチSWBとは電気的に並列に接続されている。
リレースイッチ21は、メインスイッチ回路10のリレーコイル12に電流が流れると、オン状態になる。すなわち、リレースイッチ21は、メインスイッチSWAがオン状態のときに、オン状態になる。一方、リレースイッチ21は、メインスイッチSWAがオフ状態のときに、オフ状態になる。
自己保持用スイッチSWBは、制御装置2から出力される駆動信号に応じて駆動する。自己保持用スイッチSWBは、例えば半導体素子からなるスイッチング素子によって構成される。自己保持用スイッチSWBは、制御装置2から駆動信号が入力されていないときにオフ状態である、いわゆるノーマルオープンのスイッチング素子によって構成される。よって、自己保持用スイッチSWBは、制御装置2から駆動信号が入力されると、オン状態になる。なお、制御装置2は、自己保持回路20を介して電源3から電力が供給されると、自己保持用スイッチSWBに対して前記駆動信号を出力する。
このように、自己保持用スイッチSWBを、ノーマルオープンのスイッチング素子によって構成し、電力が供給された制御装置2から出力される駆動信号に応じてオン状態になるように構成することにより、制御装置2が正常な駆動信号を出力できる状態になるまで、自己保持用スイッチSWBをオフ状態にすることができる。すなわち、上述の構成により、自己保持用スイッチSWBを、制御装置2によって正常に駆動制御することができる。
図2に、メインスイッチSWAがオン状態のときの電源供給回路1の動作を模式的に示す。メインスイッチSWAがオン状態になると、メインスイッチ回路10のリレーコイル12に電流が流れるため、自己保持回路20のリレースイッチ21がオン状態になる。これにより、自己保持回路20のリレースイッチ21を介して電源3から制御装置2に電力が供給される。制御装置2から自己保持用スイッチSWBに対して駆動信号が出力されるため、自己保持用スイッチSWBがオン状態になる。これにより、メインスイッチSWAがオフ状態になっても、制御装置2には自己保持回路20の自己保持用スイッチSWBを介して電力が供給される。
一方、制御装置2が駆動信号の出力を停止すると、自己保持用スイッチSWBがオフ状態になるため、自己保持回路20には電流が流れなくなる。したがって、電源3から制御装置2への電力の供給が停止される。
以上のように、自己保持回路20は、電源3と制御装置2とを電気的に接続し、メインスイッチSWAがオン状態のときに電源3から制御装置2に電力を供給するとともに、制御装置2に電力が供給された状態ではメインスイッチSWAの駆動状態に関係なく、制御装置2によって電源3からの電力供給を制御する。
逆接続保護回路30は、制御装置2に対して電源3と接地Gとが逆に接続された場合でも、制御装置2に過大な電流が流れることを防止する。逆接続保護回路30は、自己保持回路20と制御装置2との間に設けられている。
逆接続保護回路30は、ヒューズ31と、ダイオード32と、コンデンサ33とを含む。
コンデンサ33は、制御装置2に対して電気的に並列に接続されている。すなわち、コンデンサ33は、一方の電極が自己保持回路20に電気的に接続されているとともに、他方の電極が接地Gに電気的に接続されている。コンデンサ33には、電源3から自己保持回路20を介して制御装置2側に流れる電荷が蓄えられる。
ヒューズ31及びダイオード32は、電気的に直列に接続されていて、コンデンサ33と自己保持回路20との間に設けられている。ヒューズ31は、制御装置2に過大な電流が流れる場合に、電流を遮断する。ダイオード32は、自己保持回路20から制御装置2への電流の流れのみを許容する。
これにより、制御装置2に対して電源3と接地Gとを逆に接続した場合でも、逆接続保護回路30のダイオード32によって、制御装置2に過大な電流が流れることを防止できる。
しかも、電源3の電圧が低下した場合にコンデンサ33から電源3側に電流が流れることを、ダイオード32によって防止できる。これにより、電源3の電圧が低下した場合に、制御装置2が誤動作することを防止できる。
特に、電源供給回路1が車両に搭載されている場合、車両のエンジン始動時に電源3の電圧は大きく低下する。このような電源3の電圧低下が生じた場合でも、逆接続保護回路30のダイオード32によって、制御装置2が誤動作することを防止できる。
以上の構成により、メインスイッチ回路10を、電源3に対して自己保持回路20とは分岐した回路とし、且つ、電源3から制御装置2に対して電力を供給しない構成とすることで、自己保持回路20の動作の影響を受けることなく、メインスイッチ回路10のメインスイッチ駆動状態検出部11によって、メインスイッチSWAのオン状態及びオフ状態を検出することができる。よって、自己保持回路20を備えた電源供給回路1において、メインスイッチSWAのオン状態及びオフ状態を検出することができる。
<実施形態2>
図3に、実施形態2に係る電源供給回路100の概略構成を示す。図3に示す電源供給回路100は、自己保持用スイッチSWCがノーマルクローズのスイッチング素子によって構成されている点で、実施形態1の構成とは異なる。なお、以下では、実施形態1と同様の構成には同一の符号を付して説明を省略し、実施形態1と異なる部分についてのみ説明する。
図3に示すように、電源供給回路100の自己保持回路120における自己保持用スイッチSWCは、制御装置2から駆動信号が出力されていないときにオン状態である。すなわち、自己保持用スイッチSWCは、ノーマルクローズのスイッチング素子によって構成されている。
自己保持回路120は、リレースイッチ21と、自己保持用スイッチSWCと、リレースイッチ121と、リレーコイル122とを含む。自己保持用スイッチSWCとリレースイッチ121とは、電気的に直列に接続されている。リレースイッチ21と、自己保持用スイッチSWC及びリレースイッチ121とは、電気的に並列に接続されている。リレーコイル122は、リレースイッチ21、自己保持用スイッチSWC及びリレースイッチ121を含む並列回路に対して、電気的に直列に接続されている。
リレースイッチ121は、リレーコイル122に電流が流れると、オン状態になる。すなわち、リレースイッチ121及びリレーコイル122は、リレーを構成する。
図4に、メインスイッチSWAがオン状態のときの電源供給回路1の動作を模式的に示す。メインスイッチSWAがオン状態になると、電源3からメインスイッチ回路10のリレーコイル12に電流が流れて、自己保持回路120のリレースイッチ21がオン状態になる。よって、自己保持回路120には、リレースイッチ21を介して電源3から電流が流れるため、リレーコイル122に電流が流れる。
自己保持回路120の自己保持用スイッチSWCは、制御装置2から駆動信号が出力されていない状態でオン状態であるため、上述のようにリレーコイル122に電流が流れると、自己保持回路120のリレースイッチ121がオン状態になって、リレースイッチ121及び自己保持用スイッチSWCにも電流が流れる。
これにより、メインスイッチSWAがオフ状態になってリレーコイル12に電流が流れなくなっても、自己保持回路120のリレースイッチ121及び自己保持用スイッチSWCを介して、電源3から制御装置2に電力が供給される。
一方、制御装置2が駆動信号を出力すると、自己保持用スイッチSWCがオフ状態になるため、自己保持回路120には電流が流れなくなる。したがって、電源3から制御装置2への電力の供給が停止される。なお、この場合には、リレーコイル122にも電流が流れなくなるため、リレースイッチ121もオフ状態になる。
本実施形態のように自己保持用スイッチSWCがノーマルクローズのスイッチング素子によって構成されている場合でも、自己保持回路120の自己保持機能を実現することができる。
(その他の実施形態)
以上、本発明の実施の形態を説明したが、上述した実施の形態は本発明を実施するための例示に過ぎない。よって、上述した実施の形態に限定されることなく、その趣旨を逸脱しない範囲内で上述した実施の形態を適宜変形して実施することが可能である。
前記各実施形態では、メインスイッチ駆動状態検出部11は、メインスイッチ回路10に所定の電圧が印加された場合に、メインスイッチSWAのオン状態を検出する。しかしながら、メインスイッチ駆動状態検出部は、メインスイッチ回路においてメインスイッチのオン状態を検出可能な構成であれば、どのような構成を有していてもよい。
前記各実施形態では、自己保持回路20は、メインスイッチ回路10のリレーコイル12に電流が流れた際にオン状態となるリレースイッチ21を含む。しかしながら、自己保持回路は、メインスイッチ回路に電圧が印加された際または電流が流れた際に、オン状態となるスイッチであれば、どのような構成のスイッチを含んでもよい。
前記各実施形態では、逆接続保護回路30は、自己保持回路20からコンデンサ33への電流の流れのみを許容するダイオード32を有する。しかしながら、ダイオードは、コンデンサ33と並列に接続され且つ接地G側から自己保持回路20,120への電流の流れのみを許容するように設けてもよい。
前記各実施形態では、電源供給回路1,100は、逆接続保護回路30を有する。しかしながら、電源供給回路は、逆接続保護回路を有していなくてもよい。
前記実施形態1では、制御装置2は、自己保持用スイッチSWBに対してオン状態にする場合に駆動信号を出力している。しかしながら、制御装置は、自己保持用スイッチに対してオフ状態にする場合に駆動信号を出力してもよいし、自己保持用スイッチをオン状態及びオフ状態にする場合にそれぞれ異なる駆動信号を出力してもよい。
前記実施形態2では、制御装置2は、自己保持用スイッチSWCに対してオフ状態にする場合に、駆動信号を出力している。しかしながら、制御装置は、自己保持用スイッチに対してオン状態にする場合に駆動信号を出力してもよいし、自己保持用スイッチをオン状態及びオフ状態にする場合にそれぞれ異なる駆動信号を出力してもよい。
本発明は、自己保持回路を備え、電源から制御装置に対して電力を供給する電源供給回路に利用可能である。
1、100 電源供給回路
2 制御装置
3 電源
10 メインスイッチ回路
11 メインスイッチ駆動状態検出部
12、121 リレーコイル
20、120 自己保持回路
21、121 リレースイッチ
30 逆接続保護回路
31 ヒューズ
32 ダイオード
33 コンデンサ
SWA メインスイッチ
SWB、SWC 自己保持用スイッチ

Claims (6)

  1. メインスイッチと、
    電源と制御装置とを電気的に接続し、前記メインスイッチがオン状態のときに前記電源から前記制御装置に電力を供給するとともに、前記制御装置に電力が供給された状態では前記メインスイッチの駆動状態に関係なく、前記制御装置によって前記電源からの電力供給を制御する自己保持回路と、
    を備えた電源供給回路であって、
    前記メインスイッチと、前記メインスイッチのオン状態及びオフ状態を検出するメインスイッチ駆動状態検出部と、を含むメインスイッチ回路を備え、
    前記メインスイッチ回路は、前記電源に対して前記自己保持回路とは分岐した回路であり、前記電源から前記制御装置に対して電力を供給しない、電源供給回路。
  2. 請求項1に記載の電源供給回路において、
    前記自己保持回路は、
    前記メインスイッチの駆動状態に応じてオン状態及びオフ状態が切り替わる第1スイッチと、
    前記制御装置から出力される駆動信号によって駆動する第2スイッチと、
    を有し、
    前記第1スイッチ及び前記第2スイッチは、電気的に並列に接続されている、電源供給回路。
  3. 請求項2に記載の電源供給回路において、
    前記第1スイッチは、前記メインスイッチ回路に電力が供給された場合にオン状態になるリレースイッチである、電源供給回路。
  4. 請求項2または3に記載の電源供給回路において、
    前記第2スイッチは、前記制御装置から前記駆動信号が出力されていないときにオフ状態であるノーマルオープンのスイッチング素子によって構成されている、電源供給回路。
  5. 請求項1から4のいずれか一つに記載の電源供給回路において、
    前記自己保持回路と前記制御装置との間に位置し、前記制御装置に対して電気的に並列に接続されたコンデンサと、
    前記コンデンサと前記自己保持回路との間に位置し、前記自己保持回路から前記コンデンサへの電流の流れのみを許容するダイオードと、
    をさらに備える、電源供給回路。
  6. 請求項1から5のいずれか一つに記載の電源供給回路において、
    前記電源は、車載用の電源装置であり、
    前記制御装置は、車載用の制御装置である、電源供給回路。
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