JP2019157474A - 排水管洗浄システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 トラブル発生時に、速やかに送水を停止させることにより、住宅やビルディング内の廊下や階段等が水浸しになる不具合を最低限に抑える。【解決手段】 ON側に切換可能な停止ボタン7及びこの停止ボタン7のON側への切換により出力する停止指令信号Csを無線通信手段Nにより送信可能なモバイル通信部8を少なくとも有してなるモバイル端末Msを備えるとともに、洗浄機本体Mmに、少なくとも、停止指令信号Csを受信する本体通信部9及びこの本体通信部9により受信した停止指令信号Csに基づいてポンプ駆動部4を停止制御する停止制御部10を設ける。【選択図】 図1

Description

本発明は、特に、高層の集合住宅やオフィスビルディング等に付設される排水管を洗浄する際に用いて好適な排水管洗浄システムに関する。
一般に、住宅やオフィスビルディング等に付設される排水管は、腐敗した食物屑,油脂,毛髪,繊維屑等が付着するため、そのまま放置した場合には、有効な管内径を狭くしたり排水管の劣化を早めるとともに、悪臭の発生原因にもなる。したがって、このような排水管に対しては定期的な洗浄が行われる。排水管を洗浄する方法としては、ポンプにより加圧した高圧水(洗浄水)を噴射して排水管の内面を洗浄する高圧水洗浄方式が主流になっている。
従来、このような高圧水洗浄方式を用いた排水管洗浄機としては、既に、本出願人が提案した特許文献1により開示される排水管洗浄機が知られている。同文献1で開示される排水管洗浄機は、エンジンを使用することに伴う省エネルギを高めるとともに、無用なエンジン騒音を低減することを目的としたものであり、具体的には、貯水タンクの洗浄水を送出する送水ポンプと、この送水ポンプを駆動するエンジンと、洗浄水を送水し、かつ排水管に差し込み可能な先端に洗浄ノズルを設けた送水ホースを有する送水管路と、この送水管路と貯水タンクの余水口間に接続した主調圧弁とを備えるとともに、主調圧弁に対して並列に接続した少なくとも開閉機能を有する開閉機能弁と、貯水タンクの余水口に流入する余水の流量を検出する余水検出部と、余水検出部の検出結果が所定流量以上のときに、開閉機能弁を開側に切換え、かつエンジンの回転を予め設定した低速モードに切換えるとともに、余水検出部の検出結果が所定流量未満のときに、開閉機能弁を閉側に切換え、かつ低速モードを解除する制御部とを設けたものである。
特開2009−19415号公報
しかし、上述した特許文献1のような従来の排水管洗浄機は、次のような解決すべき課題も存在した。
第一に、図4に示すような高層の集合住宅やオフィスビルディング等の建造物100の場合、上層階110では、かなりの高さになるため、放水を行う洗浄ノズル5n先端までの送水ホース部5の長さ(高さ)は、数百メートルに達する場合も少なくない。したがって、上層階110における排水管洗浄作業では、洗浄機本体から送水する水圧もかなり高くなり、送水ホース部5の途中が破裂したり、送水ホース部5を接続するカプラが外れるなどのトラブルも発生しやすくなる。このようなトラブルが発生した場合、住宅やビルディング内の廊下や階段等が水浸しになる問題を生じるため、直ちに送水を停止する必要があるが、従来の排水管洗浄機を用いた場合には、送水ホース部5の先端側を操作する作業者と洗浄機本体間の距離も長くなり、結果的に、このようなトラブルに対して十分に対応することができない難点があった。
第二に、建造物100の上層階110における洗浄と下層階101における洗浄では、水圧が大きく変動するが、水圧の変動は、十分な洗浄品質を得られなかったり、無用なエネルギー消費を招くなどのマイナス要因となる。したがって、上層階110及び下層階101に左右されることなく、所定の大きさの水圧を安定に維持することは、この種の排水管洗浄機に要請される重要な条件の一つとなるが、従来の排水管洗浄機では、送水ホース部5の先端側を操作する作業者と洗浄機本体までの距離が長くなる傾向があることから、水圧の調整を容易かつ迅速に行うことができない難点があった。
本発明は、このような背景技術に存在する課題を解決した排水管洗浄システムの提供を目的とするものである。
本発明に係る排水管洗浄システム1は、上述した課題を解決するため、洗浄水Wを収容する貯水タンク2と、この貯水タンク2の洗浄水Wを送出する送出ポンプ3と、この送出ポンプ3を駆動するポンプ駆動部4と、送出ポンプ3により送出される洗浄水Wを送水するとともに、排水管Pに差し込み可能な洗浄ノズル5nを先端口に有する送水ホース部5と、この送水ホース部5により送水される洗浄水Wの水圧を調整する水圧調整部6とを有する洗浄機本体Mmを備えるシステムを構成するに際して、ON側に切換可能な停止ボタン7及びこの停止ボタン7のON側への切換により出力する停止指令信号Csを無線通信手段Nにより送信可能なモバイル通信部8を少なくとも有してなるモバイル端末Msを備えるとともに、洗浄機本体Mmに、少なくとも、停止指令信号Csを受信する本体通信部9及びこの本体通信部9により受信した停止指令信号Csに基づいてポンプ駆動部4を停止制御する停止制御部10を設けてなることを特徴とする。
この場合、発明の好適な態様により、モバイル端末Msには、スマートホンHを用いることができ、これにより、停止ボタン7は、スマートホンHにおけるタッチパネル付のディスプレイ11に表示することができる。また、モバイル端末Msには、水圧を調整する調整操作部12を設けることができるとともに、モバイル通信部8に、調整操作部12の操作に基づく水圧調整信号Chを無線通信手段Nにより送信する送信機能を設けることができる。加えて、モバイル端末Msには、調整操作部12の操作に係わる時間に対する可変量を設定可能な設定操作部13を設けることができる。一方、洗浄機本体Mmの本体通信部9には、水圧調整信号Chを受信する受信機能を設けることができるとともに、この本体通信部9により受信した水圧調整信号Chに基づいて水圧調整部6を制御して水圧を調整する水圧制御部15を設けることができる。なお、本体通信部9には、異なる位置にそれぞれ設置する二つのアンテナ16a,16bを設けることが望ましい。
このような構成を有する本発明に係る排水管洗浄システム1によれば、次のような顕著な効果を奏する。
(1) モバイル端末Msと洗浄機本体Mmを組合わせた排水管洗浄システム1を構築したため、高層の集合住宅やオフィスビルディング等の建造物における排水管洗浄作業において、送水ホース部5の途中が破裂したり、送水ホース部5を接続するカプラが外れるなどのトラブルが発生した場合であっても、送水ホース部5の先端側にいる作業者は、速やかに送水を停止させることができ、住宅やビルディング内の廊下や階段等が水浸しになる不具合を最低限に抑えることができるとともに、監視者を配置するなどの余分なコストの発生も回避することができる。
(2) 好適な態様により、モバイル端末Msとして、スマートホンHを用いれば、短距離通信方式等により個別のシステムを構築する必要がないため、容易かつ低コストに実施できる。しかも、メジャーな無線通信手段Nを利用するため、洗浄場所により発生する通信不良等の弊害を最小限に抑制でき、確実性,安定性及び信頼性の高いシステムを構築することができる。
(3) 好適な態様により、停止ボタン7を、スマートホンHにおけるタッチパネル付のディスプレイ11に表示するようにすれば、アプリケーションプログラムのインストールにより容易に実施できるとともに、携帯性を有する使い馴れているスマートホンHの利用により迅速かつ確実な操作を行うことができる。
(4) 好適な態様により、モバイル端末Msに、水圧を調整する調整操作部12を設けるとともに、モバイル通信部8に、調整操作部12の操作に基づく水圧調整信号Chを無線通信手段Nにより送信する送信機能を設ければ、作業者は携帯するモバイル端末Msにより水圧の調整を迅速に行うことができるため、高層の集合住宅やオフィスビルディング等の上層階と下層階における排水管洗浄作業において発生する水圧の変動を容易に抑制することができる。したがって、洗浄場所や高さに左右されることなく、常に適切な洗浄品質を確保できるとともに、無用なエネルギー消費を招くなどの不具合も回避することができる。
(5) 好適な態様により、モバイル端末Msに、調整操作部12の操作に係わる時間に対する可変量を設定可能な設定操作部13を設ければ、目標とする水圧に対して、より速い調整を行うか或いはより正確な調整を行うかなどを考慮した調整速度設定を行うことができる。この結果、洗浄場所の状態や作業者(操作者)の好みなどに応じた設定を適時行うことができるため、使い勝手及び利便性をより高めることができる。
(6) 好適な態様により、本体通信部9に、水圧調整信号Chを受信する受信機能を設けるとともに、この本体通信部9により受信した水圧調整信号Chに基づいて水圧調整部6を制御して水圧を調整する水圧制御部15を設ければ、既設の水圧調整部6をそのまま利用して実施できるため、低コスト性及び実施の容易性に寄与できる。
(7) 好適な態様により、本体通信部9に、異なる位置にそれぞれ設置する二つのアンテナ16a,16bを設ければ、一方のアンテナ16a(又は16b)が電波の状態が悪い(弱い)場所等に位置している場合であっても、他方のアンテナ16b(又は16a)により通信可能になるため、通信性能をより高めることができるなど、排水管洗浄システム1の安定性及び信頼性を高めることができる。
本発明の好適実施形態に係る排水管洗浄システムにおける制御系のブロック系統図、 同排水管洗浄システムにおいて使用するスマートホンのディスプレイに表示されるホーム画面の一例を示す表示画面図、 同排水管洗浄システムの全体構成図、 同排水管洗浄システムの使用説明図、 同排水管洗浄システムにおいて使用するスマートホンのディスプレイに表示される押ボタンの表示画面図、 同排水管洗浄システムにおいて使用するスマートホンのディスプレイに表示される調整操作部及び設定操作部の表示画面図 同排水管洗浄システムの停止ボタンを使用する際の処理手順を説明するためのフローチャート、 同排水管洗浄システムの調整操作部及び設定操作部を使用する際の処理手順を説明するためのフローチャート、 同排水管洗浄システムの使用説明図、 同排水管洗浄システムの変更例を示す一部の構成図、
次に、本発明に係る好適実施形態を挙げ、図面に基づき詳細に説明する。
まず、本実施形態に係る排水管洗浄システム1の構成について、図1〜図6(図9)を参照して説明する。
排水管洗浄システム1は、図3に示すように、全体として、洗浄機本体Mmとモバイル端末Msにより構成する。この場合、洗浄機本体Mmは、図4に示すように、車両(自動車)50の車内51に搭載し、また、モバイル端末Msには、作業者が携帯して使用できるスマートホンHを適用する。
例示の場合、車両50にはワンボックスカーを使用するため、サイドのスライドドア52を開けた出入口部52oに、洗浄機本体Mmにおける操作パネル53を臨ませる。これにより、スライドドア52を開けた状態で車外から洗浄機本体Mmに対する様々な操作を行うことができる。さらに、車内51には、図に現れないホース巻取器を設置し、図4に示すように、出入口部52oから送水ホース部5を外部へ導出することができる。
この場合、送水ホース部5は、耐圧性に優れた柔軟性のあるホース部材を使用したホース本体5mとこのホース本体5mの先端口に装着した洗浄ノズル5nを備える。また、ホース本体5m及び洗浄ノズル5nは、図9に示すように、洗浄対象となる直線性及び非直線性を含む各種の排水管Pに差し込み、内部へ進入可能な形状及び寸法を選定して構成する。なお、例示の洗浄ノズル5nは、周方向に沿って複数の噴射口を有し、各噴射口は、洗浄ノズル5nの放射方向へ洗浄水Wの放出(噴射)できる。これにより、噴射口から噴射する高圧の洗浄水Wにより、排水管Pの内壁を洗浄することができる。
さらに、ホース本体5mの中途位置には、図9に示すように、直列に連結したガンバルブ61と流量計62を接続する。ガンバルブ61は、作業者が持つことにより、送水ホース部5の先端側の操作を行うことができるとともに、ガンバルブ61のトリガ61tを操作することにより送水ホース部5の流路開閉を行うことができる。また、作業者は流量計62により洗浄水Wの流量状態を確認することができる。
一方、図3は、洗浄機本体Mmの全体構成を示す。2は洗浄水Wを収容する貯水タンクであり、この貯水タンク2の内部には洗浄水Wを収容する。なお、洗浄水Wには、水道水を使用できるとともに、他の洗浄水Wとして、洗浄効果の高い各種洗浄液の使用も可能である。3は貯水タンク2の洗浄水Wを送出する送出ポンプ(高圧ポンプ)であり、この送出ポンプ3の送出口(吐出口)3oに、ホース本体5mの後端口を接続するとともに、この送出ポンプ3の吸込口3iはホース部材を用いた接続ライン21を介して貯水タンク2の出水口に接続する。4は送出ポンプ3を駆動するポンプ駆動部であり、例示の場合、車両50のエンジン55の回転を、回転伝達機構22を介して送出ポンプ3の回転入力部3dに伝達して駆動する。したがって、エンジン55及び回転伝達機構22はポンプ駆動部4を構成(兼用)する。
6は送水ホース部5により送水される洗浄水Wの水圧を調整する水圧調整部であり、図3に示すように、圧力調整コック23,調圧バルブ24,電磁弁25及び油圧ポンプ26を備える。
この場合、調圧バルブ24は、油圧シリンダ部24cを備えるとともに、この油圧シリンダ部24cにより弁体が変位して流入口24viと流出口24vo間の流量を可変するバルブ部24vを備える。そして、流入口24viは、中途に圧力調整コック23を接続した接続ライン27を介して送水ポンプ3の余水口3rに接続するとともに、流出口23voは、接続ライン28を介して貯水タンク2の戻り口に接続する。
この圧力調整コック23は、全開位置にセットする(切換える)ことにより、調圧バルブ24による調整を有効化することができる。なお、本実施形態では、水圧調整部6を、遠隔操作モードによる水圧調整用として説明するが、後述する制御ユニット42に設けた手動操作部(図示を省略)を用いた手動操作モードによる水圧調整用としても用いられる。また、圧力調整コック23は、故障等により制御ユニット42による制御が不能のときの予備調整手段として用いることができる。
電磁弁25は四ポートタイプであり、一対の出力ポートの一方は接続ライン30を介して油圧シリンダ部24cの一方の接続ポートに接続するとともに、出力ポートの他方は接続ライン31を介して油圧シリンダ部24cの他方の接続ポートに接続する。油圧ポンプ26の吐出口26iは接続ライン32を介して電磁弁25における一対の入力ポートの一方に接続するとともに、油圧ポンプ26の戻り口26rは接続ライン33を介して入力ポートの他方に接続する。また、油圧ポンプ26の回転入力部26dには、回転伝達機構34を介してエンジン55の回転を伝達し、これにより、油圧ポンプ26を駆動する。
他方、洗浄機本体Mmには図1及び図3に示す洗浄機コントローラ41を備える。この洗浄機コントローラ41は、制御ユニット42を内蔵し、この制御ユニット42には、後述するスマートホンH(モバイル端末Ms)から送信される停止指令信号Csを受信する本体通信部9及びこの本体通信部9により受信した停止指令信号Csに基づいてポンプ駆動部4を停止制御する停止制御部10を備える。したがって、停止制御部10から出力する停止制御信号Cxは図3に示す停止モードスイッチ43に付与される。
この停止モードスイッチ43により遠隔操作モード又は手動操作モードに切換えることができる。また、停止モードスイッチ43には緊急停止スイッチ43mを併設する。この緊急停止スイッチ43mは、作業者が押操作すことによりエンジン55を停止させることができる。この緊急停止スイッチ43mは、手動操作モード及び遠隔操作モードのいずれにおいても有効に機能する。なお、55cは、停止アクチュエータである。この停止アクチュエータ55cは、エンジン55を停止させる機能を備えれば足り、例えば、ガソリン燃料の供給を遮断する電磁バルブ等を含めることができる。したがって、エンジン55の停止によりポンプ駆動部4も停止する。
また、本体通信部9は、後述するスマートホンHから送信される水圧調整信号Chを受信する受信機能を備えるとともに、さらに、制御ユニット42には、この本体通信部9により受信した水圧調整信号Chに基づいて水圧制御信号Cyを出力する水圧制御部15を備える。この水圧制御信号Cyは水圧調整部6に付与、即ち、図3に示す電磁弁25の制御信号入力ポート25sに付与されることにより水圧の調整が行われる。このように、本体通信部9に、水圧調整信号Chを受信する受信機能を設けるとともに、この本体通信部9により受信した水圧調整信号Chに基づいて水圧調整部6を制御する水圧制御部15を設ければ、既設の水圧調整部6をそのまま利用して実施できるため、低コスト性及び実施の容易性に寄与できる。
加えて、本体通信部9には、異なる位置にそれぞれ設置する二つのアンテナ16a,16bを備える。異なる位置としては、前述した車両50の右サイドと左サイド等を選定することができる。一例として、アンテナ16aの設置位置を図4に示している。各アンテナ16a,16bは、本体通信部9のアンテナポートに接続する。このように、本体通信部9に、異なる位置にそれぞれ設置する二つのアンテナ16a,16bを設ければ、一方のアンテナ16a(又は16b)が電波の状態が悪い(弱い)場所等に位置している場合であっても、他方のアンテナ16b(又は16a)により通信可能になるため、通信性能をより高めることができるなど、排水管洗浄システム1の安定性及び信頼性を高めることができる。
一方、モバイル端末Msに用いるスマートホンHの一例を図2に示す。このスマートホンHは、タッチパネル付のディスプレイ11を備えている。モバイル端末Msとしては、スマートホンH以外の端末も各種知られているが、スマートホンHを用いることにより、短距離通信方式等により個別のシステムを構築する必要がないため、容易かつ低コストに実施できる。しかも、メジャーな無線通信手段Nを利用するため、洗浄場所により発生する通信不良等の弊害を最小限に抑制でき、確実性,安定性及び信頼性の高いシステムを構築することができる利点がある。
また、スマートホンHには、予め、本実施形態に係る排水管洗浄システム1を実現するためのソフトウェアをインストールする。図2には、インストール後におけるディスプレイ11上に表示されるホーム画面71の一例を示す。このソフトウェアには、2件のアプリケーションプログラムが含まれており、第一のアプリケーションプログラムは、緊急停止モードを実行するとともに、第二のアプリケーションプログラムは、水圧調整モードを実行する。したがって、ホーム画面71には、緊急停止モードを実行する停止用アイコン72と水圧調整モードを実行する調整用アイコン73が表示されている。
したがって、緊急停止モードを実行する第一のアプリケーションプログラムには、停止用アイコン72をタッチ(ON)することにより、図5に示す停止画面44を表示し、この停止画面44上に、タッチによりON側へ切換可能な停止ボタン7を表示する機能を備える。これにより、停止ボタン7のON側への切換により停止指令信号Csを出力する。さらに、この停止指令信号Csを、無線通信手段Nにより送信可能なモバイル通信部8を備える。このように、停止ボタン7を、スマートホンHにおけるタッチパネル付のディスプレイ11に表示するようにすれば、アプリケーションプログラムのインストールにより容易に実施できるとともに、携帯性を有する使い馴れているスマートホンHの利用により迅速かつ確実な操作を行うことができる。
また、水圧調整モードを実行する第二のアプリケーションプログラムには、調整用アイコン73をタッチ(ON)することにより、図6に示す調整画面45を表示し、この調整画面45上に、水圧を調整するための調整操作部12を表示する機能を備える。さらに、上述したモバイル通信部8には、調整操作部12の操作により、この操作に基づく水圧調整信号Chを出力し、この水圧調整信号Chを、無線通信手段Nにより送信する機能を備える。例示の調整操作部12は、図6に示すように、調整画面45上に表示される高圧ボタン46uと低圧ボタン46dを備える。この場合、高圧ボタン46uをタッチすれば、タッチの間だけ水圧を上昇させることができるとともに、低圧ボタン46dをタッチすれば、タッチの間だけ水圧を下降させることができる。そして、この水圧の大きさは、調整画面45上の水圧レベル表示部46mに表示されるため、作業者は水圧の変化状態を目視により確認することができる。
このように、スマートホンH(モバイル端末Ms)に、水圧を調整する調整操作部12を設けるとともに、モバイル通信部8に、調整操作部12の操作に基づく水圧調整信号Chを無線通信手段Nにより送信する送信機能を設ければ、作業者は携帯するモバイル端末Msにより水圧の調整を迅速に行うことができる。これにより、高層の集合住宅やオフィスビルディング等の上層階と下層階における排水管洗浄作業において発生する水圧の変動を容易に抑制することができる。したがって、洗浄場所や高さに左右されることなく、常に適切な洗浄品質を確保できるとともに、無用なエネルギー消費を招くなどの不具合も回避することができる。
さらに、調整画面45上には、調整操作部12の操作に係わる時間に対する可変量を設定可能な設定操作部13を表示する。例示の設定操作部13は、図6に示すように、ディスプレイ11の調整画面45上に表示する「+」ボタン47uと「−」ボタン47dを備える。これにより、「+」ボタン47uをタッチすれば、タッチの間だけ時間を長くすることができるとともに、「−」ボタン47dをタッチすれば、タッチの間だけ時間を短くすることができる。そして、この時間の長さは、調整画面45上の時間レベル表示部47mに表示されるため、作業者は時間の設定状態を目視により確認することができる。なお、時間を長く設定するとは、長い時間をかけて一定の水圧に移行すること、即ち、調整速度が遅くなることを意味し、時間を短く設定するとは、短い時間をかけて一定の水圧に移行すること、即ち、調整速度が速くなることを意味する。なお、48はリセットボタンであり、タッチすることにより、水圧の調整レベル及び時間の設定レベルを、予め設定した標準レベルにそれぞれリセットすることができる。
このように、調整操作部12の操作に係わる時間に対する可変量を設定可能な設定操作部13を設ければ、目標とする水圧に対して、より速い調整を行うか或いはより正確な調整を行うかなどを考慮した調整速度設定を行うことができる。この結果、洗浄場所の状態や作業者(操作者)の好みなどに応じた設定を適時行うことができるため、使い勝手及び利便性をより高めることができる。
次に、本実施形態に係る排水管洗浄システム1の使用方法及び全体の機能について、図1〜図9を参照して説明する。
図4は、車両50に搭載した洗浄機本体Mmを利用して、例えば、高層マンション100に設置される排水管P(図9参照)の内部を、洗浄水Wにより高圧洗浄する場合を示している。
この場合、1階及び2階程度の下層階101の洗浄においては、水圧はさほど高圧にならないため、高圧による不具合が生じる可能性は少ない。したがって、本実施形態に係る排水管洗浄システム1自体を使用する必要性は乏しく、通常の洗浄、即ち、手動操作モードにより洗浄を行うことができる。
手動操作モードでは、図3において、制御ユニット42に備える手動操作部(図示を省略)を手動操作することにより水圧調整部6を制御することができる。この場合、初期設定における水圧調整部6による水圧は、例えば、標準的な水圧となる20〔MPa〕程度にセットされる。また、圧力調整コック23は、操作レバー23hを操作して全開位置にセットする。なお、圧力調整コック23は、故障等により制御ユニット42による制御不能のときに、作業者が操作レバー23hを手動操作することにより水圧の大きさを可変できる予備調整手段としても機能する。
次に、本実施形態に係る排水管洗浄システム1の特徴部分を構成する遠隔操作モードについて、図7及び図8に示すフローチャートを参照して説明する。
まず、遠隔操作モードを使用する際には、停止モードスイッチ43を遠隔操作モード側に切換える(ステップS1,S2)。これにより、遠隔操作モードによる制御ユニット42の制御が可能になる。したがって、制御ユニット42の水圧制御部15からは、電磁弁25の制御信号入力ポート25sに対して初期ポジションとなる、例えば、標準的な水圧となる20〔MPa〕程度にセットする水圧制御信号Cyが付与される。また、スマートホンHからの信号を受信可能となる。この状態であれば、標準的な水圧になるように制御されるため、前述した手動操作モードと同様に、図4に示す下層階101における洗浄を行うことができる。
一方、今、洗浄階が中層階105の場合を想定する。作業者は、洗浄時に図9に示すように、流量計62を見ることができるため、水圧が低下することにより洗浄水Wの流量が低下したと判断すれば、水圧調整モードを利用して水圧調整処理を行うことができる(ステップS3,SB)。即ち、洗浄水Wの水圧を高くする調整を行うことができる。これに対して、再度、低層階101の洗浄を行う場合などでは、洗浄水Wの水圧を低くする調整を行うことができる。
この場合、まず、作業者は、携帯しているスマートホンHを用意する。そして、図2に示すホーム画面71上の調整用アイコン73をタッチ(ON)する(ステップS13)。これにより、図6に示す調整画面45が表示される(ステップS14)。この際、水圧を高くする場合には、高圧ボタン46uをタッチ(ON)する(ステップS15,S16,S17)。これにより、高圧ボタン46uをタッチしている間、水圧を上昇させる水圧調整信号Chが出力し、モバイル通信部8から無線通信手段Nを介して送信、即ち、スマートホンHから送信される(ステップS19)。他方、水圧を下降させる場合には、低圧ボタン46dをタッチ(ON)する(ステップS15,S16,S18)。これにより、低圧ボタン46dをタッチしている間、水圧を下降させる水圧調整信号Chが出力し、モバイル通信部8から無線通信手段Nを介して送信、即ち、スマートホンHから送信される(ステップS19)。
一方、この水圧調整信号Chは、アンテナ16a,16bを通して洗浄機本体Mmに備える本体通信部9により受信される(ステップS20)。そして、受信した水圧調整信号Chは、水圧制御部15に付与され、水圧調整信号Chに対応した水圧制御信号Cyを出力する。また、この水圧制御信号Cyは、図3に示す電磁弁25の制御信号入力ポート25sに付与され、水圧調整部6に対する調整処理が行われる(ステップS21)。具体的には、電磁弁25が制御され、油圧ポンプ26から油圧シリンダ24cに圧油が付与される。この際、水圧を高くする水圧制御信号Cyの場合には、バルブ部24vを閉じる方向に制御し、送水ホース部5への流量を増加させる。これにより水圧が高くなる。他方、水圧を低くする水圧制御信号Cyの場合には、バルブ部24vを開く方向に制御し、送水ホース部5への流量を減少させる。これにより水圧が低くなる。このときの水圧調整度合は、水圧レベル表示部46mにより表示されるため、作業者は、目視により水圧レベルを把握することができるとともに、必要な水圧が確保されているか否かは、手元における流量計62により確認することができる。
さらに、必要により、調整速度を設定することができる。この場合、調整画面45において、設定操作部13の操作を行う(ステップS22)。即ち、調整速度を遅くする場合には、「+」ボタン47uをタッチ(ON)する(ステップS23,S24)。これにより、「+」ボタン47uをタッチしている間だけ時間が長くなる時間伸長化処理が行われる(ステップS25)。一方、調整速度を速くする場合には、「−」ボタン47dをタッチ(ON)する(ステップS23,S26)。これにより、「−」ボタン47dをタッチしている間だけ時間が短くなる時間短縮化処理が行われる(ステップS27)。このときの設定度合は、時間レベル表示部47mにより表示されるため、作業者は、目視により時間の設定レベルを把握することができる。
ところで、図2に示すような上層階110で洗浄作業を行う場合、かなりの高さになるため、洗浄機本体Mmから送水する際の水圧mもかなり高くなるとともに、送水ホース部5の先端側を操作する作業者と洗浄機本体Mm間の距離もかなり長くなる。この結果、送水ホース部5の途中が破裂したり、送水ホース部5を接続するカプラが外れるなどのトラブルを生ずる可能性も高くなる。このようなトラブルが発生した場合、住宅やビルディング内の廊下や階段等が水浸しになる不具合を生じるため、この場合には、直ちに送水を停止する必要がある。
今、送水ホース部5の途中が破裂するトラブルが発生した場合を想定する。この場合、緊急停止モードを利用して放水トラブル処理を行うことができる(ステップS3,SA)。作業者は、洗浄ノズル5nから放出される洗浄水Wの勢いが急激に弱くなったり、流量計62により表示される流量が急激に減少するなどによりトラブルが発生したことを確認できるため、まず、図2のスマートホンHのホーム画面71上の停止用アイコン72をタッチ(ON)する(ステップS4)。これにより、図5に示す停止画面44が表示されるため、作業者は、直ちに停止ボタン7をタッチ(ON)する(ステップS5,S6)。
停止ボタン7のタッチにより停止指令信号Csが出力し、この停止指令信号Csは、モバイル通信部8から無線通信手段Nを介して送信、即ち、スマートホンHから送信される(ステップS7)。一方、この停止指令信号Csは、洗浄機本体Mmに備えるアンテナ16a…を通して本体通信部9により受信される(ステップS8)。この結果、受信した停止指令信号Csは、停止制御部10に付与され、この停止制御部10から停止指令信号Csに対応した停止制御信号Cxが出力する(ステップS9)。そして、この停止制御信号Cxはエンジン停止スイッチ43に付与され、エンジン停止スイッチ43を切換えることによりエンジン55に対する停止処理が行われる(ステップS10)。これにより、送水ポンプ3も停止し、送水は停止する。
作業者は、トラブルを確認し、必要により、トラブル部位の部品(ホース本体5m等)を交換するトラブル解消処理を行う(ステップS11)。トラブル解消処理が終了したなら、リセットボタン48を押すことにより、停止ボタン7はリセットされ、エンジン55を始動させることができる(ステップS12)。これにより、洗浄作業を継続することができる。
よって、このような本実施形態に係る排水管洗浄システム1によれば、基本構成として、洗浄水Wを収容する貯水タンク2と、この貯水タンク2の洗浄水Wを送出する送出ポンプ3と、この送出ポンプ3を駆動するポンプ駆動部4と、送出ポンプ3により送出される洗浄水Wを送水するとともに、排水管Pに差し込み可能な洗浄ノズル5nを先端口に有する送水ホース部5と、この送水ホース部5により送水される洗浄水Wの水圧を調整する水圧調整部6とを有する洗浄機本体Mmを備え、特に、特徴的構成として、ON側に切換可能な停止ボタン7及びこの停止ボタン7のON側への切換により出力する停止指令信号Csを無線通信手段Nにより送信可能なモバイル通信部8を少なくとも有してなるモバイル端末Msを備えるとともに、洗浄機本体Mmに、少なくとも、停止指令信号Csを受信する本体通信部9及びこの本体通信部9により受信した停止指令信号Csに基づいてポンプ駆動部4を停止制御する停止制御部10を設けてなるため、高層の集合住宅やオフィスビルディング等における排水管洗浄作業において、送水ホース部5の途中が破裂したり、送水ホース部5を接続するカプラが外れるなどのトラブルが発生した場合であっても、送水ホース部5の先端側にいる作業者は、水圧低下又は水量減少等によりトラブルの発生をキャッチし、速やかに送水を停止させることができる。これにより、住宅やビルディング内の廊下や階段等が水浸しになる不具合を最低限に抑えることができるとともに、監視者を配置するなどの余分なコストの発生も回避することができる。
なお、図10には、本実施形態に係る排水管洗浄システム1の変更例を示す。この変更例に係る排水管洗浄システム1は、洗浄機本体Mmに備える制御ユニット42とスマートホンHを双方向通信可能に構成する。そして、洗浄機本体Mm側に、この洗浄機本体Mmにおける水圧計(又は流量計)83を撮影する小型のカメラ82を設置するとともに、このカメラ82で撮影したビデオ画像を制御ユニット42からスマートホンHに送信する。他方、スマートホンHでは、調整画面45の一部に画像表示部81を設け、この画像表示部81に、受信したビデオ画像を表示できるようにしたものである。これにより、作業者は、洗浄機本体Mmに備える水圧計83の水圧表示をスマートホンHに表示される水圧計画像83pにより確認することができる。したがって、作業者は、この水圧計画像83pを見ながら水圧の調整を行うことができる。例示は、水圧計83を撮影する場合を示すが、洗浄機本体Mmにおける操作パネルや表示パネル等の全体を撮影してもよく、これにより、洗浄機本体Mmの状態を離れていても容易かつ確実に確認することができる。
以上、変更例を含む好適実施形態について詳細に説明したが、本発明は、このような実施形態に限定されるものではなく、細部の構成,形状,方法,数量,数値等において、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、任意に変更,追加,削除することができる。
例えば、排水管洗浄システム1における洗浄機本体Mmは、自動車50に搭載した場合を示したが、自走式の洗浄機本体Mmを構成するなど、自動車50に搭載しない場合を排除するものではない。また、モバイル端末Msとして、スマートホンHを用いる場合を説明したが、携帯電話やPDA(携帯情報端末)等であってもよい。携帯電話の場合には、予め設定した番号を送信したり、予め設定した番号を押し続けることにより、停止ボタン7の機能や調整操作部12等の機能を持たせることができる。なお、調整操作部12や設定操作部13は必須の要素ではなく、必要に応じて設けることができる。さらに、二つのアンテナ16a,16bを用いる場合を例示したが、一つ又は三つ以上のアンテナ16a…を用いる場合を排除するものではない。
本発明に係る排水管洗浄システムは、高層の集合住宅やオフィスビルディング等に付設される排水管をはじめ、各種の排水管を洗浄する際に利用することができる。
1:排水管洗浄システム,2:貯水タンク,3:送出ポンプ,4:ポンプ駆動部,5:送水ホース部,5n:洗浄ノズル,6:水圧調整部,7:停止ボタン,8:モバイル通信部,9:本体通信部,10:停止制御部,11:ディスプレイ,12:調整操作部,13:設定操作部,15:水圧制御部,16a:アンテナ,16b:アンテナ,Mm:洗浄機本体,Ms:モバイル端末,W:洗浄水,P:排水管,N:無線通信手段,H:スマートホン

Claims (7)

  1. 洗浄水を収容する貯水タンクと、この貯水タンクの洗浄水を送出する送出ポンプと、この送出ポンプを駆動するポンプ駆動部と、前記送出ポンプにより送出される洗浄水を送水するとともに、排水管に差し込み可能な洗浄ノズルを先端口に有する送水ホース部と、この送水ホース部により送水される洗浄水の水圧を調整する水圧調整部とを有する洗浄機本体を備える排水管洗浄システムにおいて、ON側に切換可能な停止ボタン及びこの停止ボタンのON側への切換により出力する停止指令信号を無線通信手段により送信可能なモバイル通信部を少なくとも有してなるモバイル端末を備えるとともに、前記洗浄機本体に、少なくとも、前記停止指令信号を受信する本体通信部及びこの本体通信部により受信した前記停止指令信号に基づいて前記ポンプ駆動部を停止制御する停止制御部を設けてなることを特徴とする排水管洗浄システム。
  2. 前記モバイル端末は、スマートホンを用いることを特徴とする請求項1記載の排水管洗浄システム。
  3. 前記停止ボタンは、前記スマートホンにおけるタッチパネル付のディスプレイに表示することを特徴とする請求項2記載の排水管洗浄システム。
  4. 前記モバイル端末は、前記水圧を調整する調整操作部を備えるとともに、前記モバイル通信部に、前記調整操作部の操作に基づく水圧調整信号を前記無線通信手段により送信する送信機能を設けることを特徴とする請求項1記載の排水管洗浄システム。
  5. 前記モバイル端末は、前記調整操作部の操作に係わる時間に対する可変量を設定可能な設定操作部を備えることを特徴とする請求項4記載の排水管洗浄システム。
  6. 前記洗浄機本体は、前記本体通信部に、前記水圧調整信号を受信する受信機能を設けるとともに、この本体通信部により受信した前記水圧調整信号に基づいて前記水圧調整部を制御して前記水圧を調整する水圧制御部を備えることを特徴とする請求項4記載の排水管洗浄システム。
  7. 前記本体通信部には、異なる位置にそれぞれ設置する二つのアンテナを備えることを特徴とする請求項1又は6記載の排水管洗浄システム。
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