JP2019154022A - 画像形成システム、画像形成装置及び画像読取プログラム - Google Patents

画像形成システム、画像形成装置及び画像読取プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】画面に表示される画像を複数枚に渡って読み取らせる処理を手軽に行える画像形成装置を提供する。【解決手段】スキャナー部101により、原稿読取部101Cにセットされたタブレット型端末300の画面の画像を読み取り、光検出センサー105により、タブレット型端末300から光が放出されているどうかを検出し、システム制御部により、光検出センサー105の検出結果に基づき、スキャナー部101に対し、光源をOFFにしてのタブレット型端末300の画面の画像の読み取り、又は光源をONにしてのタブレット型端末300の画面の画像の読み取りを指示する。また、システム制御部は、スキャナー部101がタブレット型端末300の画面の画像を読み取った後、光源の点滅動作又は点灯動作を実行し、光源の点滅動作、又は点灯動作に応じてタブレット型端末300が切り替えた画面の画像をスキャナー部101に読み取らせる。【選択図】図2

Description

本発明は、画像の読み取りに適した画像形成装置及び画像読取プログラムに関する。
たとえば、スマートフォンやタブレット型端末等のモバイル端末の画面に表示されている画像は、MFP(Multifunction Peripheral)等の画像形成装置に対し、無線通信等によって送信することで印刷できる。
このようなモバイル端末の画面に表示されている画像の印刷に関するものとして、特許文献1では、次のような構成の携帯電話のデータ印刷システムを提案している。この携帯電話のデータ印刷システムは、携帯電話の送信手段により、印刷手段へデータ送信を行うと、印刷手段の受信手段がデータを受信し、印刷を実行する。
特開2003−241911号公報
上述した特許文献1の携帯電話のデータ印刷システムでは、印刷手段が携帯電話から受信したデータを印刷するので、たとえば印刷機能を持たない携帯電話であっても、受信した電子メールや画像等のデータを印刷できる。
ところで、携帯電話等のモバイル端末から画像形成装置に対し、電子メールや画像等のデータを送信するまでに様々な操作が必要となる。すなわち、モバイル端末側で、データ変換アプリケーション等を起動させ、電子メールや画像等のデータをJPEG等の汎用ファイルに変換する必要がある。また、モバイル端末側で、変換したファイルを無線通信やLAN(Local Area Network)等のネットワークで画像形成装置に送信するという操作が必要となる。この場合、モバイル端末側においては、画像形成装置と通信するためのネットワーク設定や、モバイル端末と画像形成装置とを連携させるためのネットワーク設定等も必要となる。さらには、画像形成装置に送信した汎用ファイルのジョブの設定をモバイル端末側、又は画像形成装置側で行う必要がある。
このような、電子メールや画像等のデータをJPEG等の汎用ファイルに変換する操作、ネットワーク設定の操作、ジョブの設定の操作においては、モバイル端末の操作に慣れたユーザーにとっては何ら問題はない。ところが、モバイル端末の操作に不慣れなユーザーにとっては、これらの操作が煩雑であったり、困難であったりすることが容易に予測される。
このような場合、モバイル端末の画面を下方に向けて画像形成装置の原稿読取部にセットし、モバイル端末の画面に表示されている画像が画像形成装置のスキャナー部によって読み取られるようにすると、モバイル端末の画面に表示される画像に対する印刷等の画像処理を手軽に行えるものと考えられる。
ところが、モバイル端末の画面に表示される画像を複数枚に渡って読み取らせる場合、モバイル端末の画面に表示される画像を切り替えての原稿読取部へのセットのし直し等が必要となり、その操作が極めて煩雑になるものと容易に予測される。
このようなことから、モバイル端末の画面に表示される画像を複数枚に渡って読み取らせる処理を手軽に行える装置の開発が望まれている。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、上記問題点を解消することができる画像形成装置及び画像読取プログラムを提供することを目的とする。
本発明の画像形成システムは、画像を表示する画面と、光検出部とを備える読取対象、及び前記読取対象をセットする原稿読取部と、光源を有し、前記読取対象の画面の画像を読み取るスキャナー部と、前記読取対象側から光が放出されているどうかを検出する光検出センサーと、前記光検出センサーの検出結果に基づき、前記スキャナー部に対し、前記光源をOFFにしての前記読取対象の画面の画像の読み取り、又は前記光源をONにしての前記読取対象の画面の画像の読み取りを指示するシステム制御部とを備える画像形成装置を含み、前記システム制御部は、前記スキャナー部が前記読取対象の画面の画像を読み取った後、前記光源の点滅動作又は点灯動作を実行し、前記画面の画像を前記スキャナー部に読み取らせ、前記読取対象は、前記光検出部が前記光源の前記点滅動作又は点灯動作による光を検出すると、前記画面に表示する画像を切り替えることを特徴とする。
また、前記システム制御部は、前記光検出センサーが前記読取対象側から光が放出されていることを検出すると、前記スキャナー部に対し、前記光源をOFFにしての前記読取対象の画像の読み取りを指示し、前記光検出センサーが前記読取対象側から光が放出されていないことを検出すると、前記スキャナー部に対し、前記光源をONにしての前記読取対象の画像の読み取りを指示することを特徴とする。
また、前記システム制御部は、前記スキャナー部が前記画面の最終ページの画像を読み取った後、前記光源の前記点滅動作又は点灯動作を実行しないことを特徴とする。
本発明の画像形成システムは、画像を表示する画面と、光検出部とを備える読取対象、及び前記読取対象をセットする原稿読取部と、光源を有し、前記読取対象の画面の画像を読み取るスキャナー部と、前記読取対象側から光が放出されているどうかを検出する光検出センサーと、前記光検出センサーの検出結果に基づき、前記スキャナー部に対し、前記光源をOFFにしての前記読取対象の画面の画像の読み取り、又は前記光源をONにしての前記読取対象の画面の画像の読み取りを指示するシステム制御部とを備える画像形成装置を含み、前記読取対象は、前記画面にユーザー情報と決済関連情報とを含むデポジット情報を示すデポジット関連画像を表示し、前記システム制御部は、前記スキャナー部が読み取った前記デポジット関連画像の画像データをデポジット管理サーバーに送信し、前記デポジット管理サーバーからのユーザー認証と決済関連情報との確認結果に問題が無ければ、前記光源の点滅動作又は点灯動作を実行し、前記画面の画像を前記スキャナー部に読み取らせ、前記読取対象は、前記光検出部が前記光源の前記点滅動作又は点灯動作による光を検出すると、前記画面に表示する画像を切り替えることを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、読取対象をセットする原稿読取部と、光源を有し、前記読取対象の画面の画像を読み取るスキャナー部と、前記読取対象側から光が放出されているどうかを検出する光検出センサーと、前記光検出センサーの検出結果に基づき、前記スキャナー部に対し、前記光源をOFFにしての前記読取対象の画面の画像の読み取り、又は前記光源をONにしての前記読取対象の画面の画像の読み取りを指示するシステム制御部とを備え、前記システム制御部は、前記スキャナー部が前記読取対象の画面の画像を読み取った後、前記光源の点滅動作又は点灯動作を実行し、前記点滅動作又は点灯動作に応じて前記読取対象が切り替えた前記画面の画像を前記スキャナー部に読み取らせることを特徴とする。
本発明の画像形成装置は、読取対象をセットする原稿読取部と、光源を有し、前記読取対象の画面の画像を読み取るスキャナー部と、前記読取対象側から光が放出されているどうかを検出する光検出センサーと、前記光検出センサーの検出結果に基づき、前記スキャナー部に対し、前記光源をOFFにしての前記読取対象の画面の画像の読み取り、又は前記光源をONにしての前記読取対象の画面の画像の読み取りを指示するシステム制御部とを備え、前記システム制御部は、前記スキャナー部が読み取った前記読取対象の画面のユーザー情報と決済関連情報とを含むデポジット情報を示すデポジット関連画像の画像データをデポジット管理サーバーに送信し、前記デポジット管理サーバーからのユーザー認証と決済関連情報との確認結果に問題が無ければ、前記光源の点滅動作又は点灯動作を実行し、前記画面の画像を前記スキャナー部に読み取らせることを特徴とする。
本発明の画像読取プログラムは、画像形成装置を制御するコンピューターに実行させる画像読取プログラムであって、光源を有するスキャナー部により、原稿読取部にセットされた読取対象の画面の画像を読み取る工程と、光検出センサーにより、前記読取対象側から光が放出されているどうかを検出する工程と、システム制御部により、前記光検出センサーの検出結果に基づき、前記スキャナー部に対し、前記光源をOFFにしての前記読取対象の画面の画像の読み取り、又は前記光源をONにしての前記読取対象の画面の画像の読み取りを指示する工程とを具備し、さらに、前記システム制御部は、前記スキャナー部が前記読取対象の画面の画像を読み取った後、前記光源の点滅動作又は点灯動作を実行し、前記点滅動作又は点灯動作に応じて前記読取対象が切り替えた前記画面の画像を前記スキャナー部に読み取らせる工程を有することを特徴とする。
本発明の画像読取プログラムは、画像形成装置を制御するコンピューターに実行させる画像読取プログラムであって、光源を有するスキャナー部により、原稿読取部にセットされた読取対象の画面の画像を読み取る工程と、光検出センサーにより、前記読取対象側から光が放出されているどうかを検出する工程と、システム制御部により、前記スキャナー部が読み取った前記読取対象の画面のユーザー情報と決済関連情報とを含むデポジット情報を示すデポジット関連画像の画像データをデポジット管理サーバーに送信する工程とを具備し、さらに、前記システム制御部は、前記デポジット管理サーバーからのユーザー認証と決済関連情報との確認結果に問題が無ければ、前記光源の点滅動作又は点灯動作を実行し、前記画面の画像を前記スキャナー部に読み取らせる工程を有することを特徴とする。
本発明の画像形成システム、画像形成装置及び画像読取プログラムでは、光源を有するスキャナー部により、原稿読取部にセットされた読取対象の画面の画像を読み取り、光検出センサーにより、読取対象側から光が放出されているどうかを検出し、システム制御部により、光検出センサーの検出結果に基づき、スキャナー部に対し、光源をOFFにしての読取対象の画面の画像の読み取り、又は光源をONにしての読取対象の画面の画像の読み取りを指示する。また、システム制御部は、スキャナー部が読取対象の画面の画像を読み取った後、光源の点滅動作又は点灯動作を実行し、点滅動作又は点灯動作に応じて読取対象が切り替えた画面の画像をスキャナー部に読み取らせる。
これにより、読取対象であるタブレット型端末等のモバイル端末の画面を原稿読取部に向けてセットすると、画像形成装置側の光源の点滅動作、又は点灯動作によってモバイル端末の画面が切り替わり、スキャナー部によって切り替わった画面の画像が読み取られる。
本発明の画像形成装置及び画像読取プログラムによれば、たとえばモバイル端末の画面を原稿読取部に向けてセットするだけで、モバイル端末の画面の切り替えと、切り替わった画面の画像の読み取りとが行われるため、モバイル端末の画面に表示される画像を複数枚に渡って読み取らせる処理を手軽に行うことができる。
本発明の画像形成装置をMFPに適用した場合の第1の実施形態について説明するための図である。 図1のMFPの原稿読取部を示すものであって、図2(a)は原稿読取部に印刷済みの用紙がセットされた場合を示す図であり、図2(b)は原稿読取部にタブレット型端末がセットされた場合を示す図である。 図2(b)のタブレット型端末の画面に表示される、図1のMFPによる読取対象の画像を示すものであって、図3(a)は1ページ目の画像の一例を示す図であり、図3(b)は2ページ目の画像の一例を示す図であり、図3(c)は最終ページの画像の一例を示す図である。 図1のMFPの構成について説明するための図である。 図1のMFPによる画像読み取りの一例について説明するためのフローチャートである。 本発明の画像形成装置をMFPに適用した場合の第2の実施形態について説明するための図である。 図2(b)のタブレット型端末の画面に表示される、図1のMFPによる読取対象の画像を示すものであって、図7(a)はタブレット型端末の画面に最初に表示される内容の一例を示す図であり、図7(b)は1ページ目の画像の一例を示す図であり、図7(c)は最終ページの画像の一例を示す図である。 図6のMFPによる画像読み取りの一例について説明するためのフローチャートである。
(第1の実施形態)
以下、本発明の画像形成装置の第1の実施形態を、図1〜図5を参照しながら説明する。なお、以下の説明においての画像形成装置の一例としては、たとえば印刷機能、コピー機能、FAX機能、ネットワーク経由でのデータ送受信機能等を搭載した複合的な周辺機器であるMFP(Multifunction Peripheral)であるものとする。
まず、図1に示すように、MFP100の本体101Aの内部には、スキャナー部101、制御部110、給紙部130、プリンター部140、定着部150、搬送部160等が搭載されている。なお、符号170は給紙トレイ171を有するADF(Auto Document Feeder)を示し、符号180は複数の排紙トレイ181を有するメールボックスを示している。ここで、ADF170は、原稿カバー170Aに組み込まれている。原稿カバー170Aは、図2(a)、(b)に示すように、MFP100の原稿読取台101Bに対して開閉自在に支持されている。また、原稿カバー170Aは、閉塞時においてプラテンガラスで構成される原稿読取部101Cを覆う。
原稿読取部101Cの下方には、スキャナー部101、用紙検出センサー104、光検出センサー105が配置されている。スキャナー部101は、図示しない光源を有し、たとえばADF170から自動給紙される、たとえば印刷済みの用紙200の表面側及び裏面側に光源からの光を照射させつつ画像を読み取る。また、スキャナー部101は、図2(a)のように、原稿読取部101Cに印刷済みの用紙200がセットされると、ホームポジションから矢印a方向に水平移動しつつ、光源からの光を照射させながら印刷済みの用紙200に形成されている画像を読み取る。また、スキャナー部101は、図2(b)、及び後述の図3(a)等のように、原稿読取部101Cにモバイル端末であるタブレット型端末300が画面301を下方(スキャナー部101側)に向けてセットされると、上記同様に、ホームポジションから矢印a方向に水平移動しつつ、タブレット型端末300の画面301に表示されている画像310等を読み取る。この場合、スキャナー部101は、光源からの光の照射を停止し、タブレット型端末300の画面301に表示されている画像310等を読み取る。これにより、スキャナー部101の光源からの光と、タブレット型端末300の画面301からの光との干渉等によるフレアの発生を抑制できる。なお、モバイル端末としては、タブレット型端末300に限らず、スマートフォン等の携帯端末であってもよい。また、スキャナー部101は、詳細については後述するが、タブレット型端末300の画面301の表示内容を変える場合、図示しない光源を設定に従って点滅させる。タブレット型端末300は、後述の図3(a)等に示すカメラ302により、スキャナー部101の図示しない光源からの点滅光を取り込むと、画面301の表示内容を変える。ここで、タブレット型端末300の画面301の表示内容を変えるとは、画面301を切り替えて他のページの画像310を表示させることである。
用紙検出センサー104は、原稿読取部101Cにセットされた印刷済みの用紙200のサイズ、又はタブレット型端末300の後述の図3(a)等に示す画面301のサイズを検出する。用紙検出センサー104による検出結果は、後述の用紙133の選択等に用いられる。光検出センサー105は、原稿読取部101C側から光が放出されているかどうかを検出する。すなわち、図2(b)のように、原稿読取部101Cにタブレット型端末300が後述の図3(a)等に示す画面301を下方に向けてセットされると、タブレット型端末300の画面301からの光が光検出センサー105側に向けて放出される。この場合、光検出センサー105がタブレット型端末300の画面301からの光を検出するため、原稿読取部101Cにセットされた読取対象がタブレット型端末300であると判断できる。また、図2(a)のように、原稿読取部101Cに印刷済みの用紙200がセットされた場合、光検出センサー105は光を検出しない。この場合、原稿読取部101Cにセットされた読取対象は、印刷済みの用紙200であると判断できる。
制御部110は、各部の動作を制御するものであるが、詳細については後述する。給紙部130は、用紙サイズや用紙タイプの異なる様々な用紙133を収容できる複数の給紙カセット131a〜131cを収容する。
プリンター部140は、図示しない感光体ドラム、現像装置、帯電装置、露光装置等を有する、マゼンタ(M)、シアン(C)、イエロー(Y)、ブラック(K)を含む画像形成ユニット141を備えている。また、プリンター部140は、1次転写ローラー142、駆動ローラー143、従動ローラー144、中間転写ベルト145、2次転写ローラー146を有している。画像形成ユニット141は、印刷データに基づき、帯電、露光及び現像の工程により図示しない感光体ドラム上にトナー像を形成する。また、1次転写ローラー142は、図示しない感光体ドラム上のトナー像を、駆動ローラー143及び従動ローラー44に張架されている中間転写ベルト145上に転写する。2次転写ローラー146は、用紙133の裏面側から圧接し、用紙133の表面側に中間転写ベルト145上のトナー画像を転写する。
定着部150は、加熱ローラー151と加圧ローラー152とを有している。加熱ローラー151は、図示しない熱源制御部によって制御される熱源からの熱を用紙133に与える。加圧ローラー152は、用紙133を加熱ローラー151側に押しつける。そして、定着部150は、駆動ローラー143と2次転写ローラー146とにより、トナー画像が転写された用紙133に対し、加圧ローラー152による圧と加熱ローラー151による熱とを加える。これにより、用紙133にトナー画像が定着される。
搬送部160は、給紙カセット131a〜131cからメールボックス180まで延びる搬送路を有している。ADF170は、複数の搬送ローラー172〜177と、給紙口178と、排出口179とを有している。給紙トレイ171には、原稿となる複数枚のたとえば印刷済みの用紙200をセットすることができる。また、給紙トレイ171にセットされたたとえば印刷済みの用紙200は、図示しない分離機構により1枚ずつに分離される。メールボックス180は、制御部110の制御により、たとえば印刷済みの用紙200に対し、用紙200の余白のサイズに応じて指定された排紙トレイ181への仕分けを行う。
次に、図3を参照し、タブレット型端末300の画面301に表示される内容について説明する。まず、図3(a)は1ページ目の画像310の一例を示し、図3(b)は2ページ目の画像310の一例を示し、図3(c)は最終ページの画像310の一例を示している。ここで、タブレット型端末300は、たとえば図3(a)に示すように、画面301が設けられている側にカメラ302を設けている。カメラ302は、光検出部の一例である。また、図3(a)に示す画面301には、画像310の読み取りのページ数を示す制御情報を示すQRコード(登録商標)311が表示されている。これにより、MFP100は、QRコード(登録商標)311を読み取ることで、画像310の読み取りのページ数を把握できる。
なお、QRコード(登録商標)311は、最終ページの画像310を示す図3(c)の画面301に表示されるようにしてもよい。この場合のQRコード(登録商標)311は、画像310の読み取りの最終ページを示すものとなっていればよい。これにより、MFP100は、最終ページでのQRコード(登録商標)311を読み取ることで、読み取った画像310が最終ページのものであることを把握できる。また、QRコード(登録商標)311に読み取りのページ数を示す内容を含ませずに、図3(c)の最終ページにたとえば最終ページを示す「最後」等の文字や図形を表示させてもよい。これにより、MFP100は、「最後」等の文字や図形を読み取ることで、最終ページであることを把握できる。また、QRコード(登録商標)311に代えて、バーコードを用いてもよい。
ここで、スキャナー部101は、たとえば図3(a)の1ページ目の画像310、及びQRコード(登録商標)311を読み取ると、後述の図4に示すシステム制御部121がQRコード(登録商標)311から読み取るべき画像310が複数ページに渡っていることを把握する。この場合、システム制御部121は、後述の図4に示すスキャナー制御部111を介し、スキャナー部101の図示しない光源を点滅させる。この図示しない光源の点滅は、タブレット型端末300に対して画面301を切り替えさせることを指示するものである。すなわち、タブレット型端末300に画面301に画像310を表示させたり、画面301を切り替えたりする画像表示アプリケーション(以下、画像表示アプリという)をインストールしておく。タブレット型端末300は、画像表示アプリを起動させた状態で、カメラ302により、スキャナー部101の図示しない光源からの点滅光を取り込むと、画面301の切り替えの指示であることを認識する。これにより、タブレット型端末300は、カメラ302により、スキャナー部101の図示しない光源からの点滅光を取り込む度に、画面301の切り替えの指示であることを認識し、図3(a)の1ページ目を表示している画面301を、2ページ目を表示する図3(b)の画面301に切り替え、さらに、2ページ目を表示する図3(b)の画面301を、3ページ目を表示する図3(c)の画面301に切り替える。なお、画面301の切り替えの指示については、スキャナー部101の図示しない光源の点滅に限らず、スキャナー部101の図示しない光源の一定時間での点灯であってもよい。なお、図示しない光源の点滅回数については、任意に設定できる。また、図示しない光源の点灯時間についても、任意に設定できる。また、画面301の切り替えの指示については、スキャナー部101の図示しない光源の点滅や点灯に限らず、LED(Light Emitting Diode)等の別の光源を用意し、その光源を点滅させたり、点灯させたりしてもよい。また、スキャナー部101の図示しない光源の点滅や点灯の開始位置は、スキャナー部101が図2(b)のように、矢印a方向に水平移動しつつ、タブレット型端末300の画面301の画像310を読み取った後であればよい。この場合、スキャナー部101の図示しない光源の点滅や点灯による光は、プラテンガラスで構成される原稿読取部101Cの面で反射して広がるため、タブレット型端末300のカメラ302により確実に取り込まれる。
また、後述のシステム制御部121は、スキャナー部101は、図3(c)の3ページ目(最終ページ)の画像310を読み取った後、図示しない光源の点滅の動作を実行せずに、タブレット型端末300を通常モードからスリープモードに移行させてもよい。また、タブレット型端末300は、光検出部として、カメラ302の代わりに、図示しない光検出センサーにより、スキャナー部101の図示しない光源の点滅光、又は点灯光を検出してもよい。
次に、図4を参照し、図1の制御部110の構成について説明する。制御部110は、スキャナー部101、プリンター部140、FAX(Facsimile)部102、I/F(インターフェース)103、用紙検出センサー104、光検出センサー105、パネル部106及びHDD(Hard Disk Drive)107の動作を制御する。
スキャナー部101は、イメージセンサ(図示省略)によって読み取られる、たとえば印刷済みの用紙200上の画像、又はタブレット型端末300の画面301上の画像310等をデジタルの画像データに変換し、制御部110に入力するデバイスである。プリンター部140は、制御部110から出力される印刷データに基づき、白紙の用紙133上等に画像を印刷するデバイスである。FAX部102は、制御部110から出力されるデータを、電話回線を通じ相手方となるファクシミリへと送信し、また、相手方ファクシミリからのデータを受信して制御部110に入力するデバイスである。
I/F103は、ネットワークを介し、他のMFP100やユーザー端末等との通信を受け持つ。なお、I/F103は、図示しないコンテンツサーバーやウェブサーバー等との通信を受け持ってもよい。用紙検出センサー104は、図2(a)、(b)のように、原稿読取部101Cにセットされた印刷済みの用紙200のサイズ、又はタブレット型端末300の画面301のサイズを検出する。用紙検出センサー104による検出結果は、用紙133の選択等に用いられる。光検出センサー105は、図2(a)のように、原稿読取部101Cに印刷済みの用紙200がセットされた場合、印刷済みの用紙200側からの光を検出しない。一方、図2(b)のように、原稿読取部101Cにタブレット型端末300がセットされた場合、タブレット型端末300の画面301から放出される光を検出する。このように、光検出センサー105が読取対象側からの光の有無を検出することで、原稿読取部101Cにセットされた読取対象が印刷済みの用紙200であるか、タブレット型端末300であるかを判断できる。パネル部106は、たとえばMFP100の印刷機能、コピー機能、FAX機能、ネットワーク経由でのデータ送受信機能や、各種設定のための表示を行うタッチパネルとハードウェアキーとを有するデバイスである。HDD107は、MFP100の種々の機能を提供するためのアプリケーションプログラム等を記憶している記憶デバイスである。また、HDD107は、ユーザー端末側から登録された印刷ジョブを記憶するユーザーボックスを有している。
制御部110は、認証プログラム等のアプリケーションプログラム、画像読取プログラム、及び制御プログラム等を実行してMFP100全体の動作を制御するプロセッサーである。制御部110は、スキャナー制御部111、プリンター制御部112、FAX制御部113、通信制御部114、RAM(Random Access Memory)115、EEPROM(electrically erasable and programmable read-only memory)116、画像処理部117、センサー制御部118、パネル操作制御部119、HDD制御部120、システム制御部121を備えている。また、これらは、データバス122に接続されている。
スキャナー制御部111は、スキャナー部101の読み取り動作を制御する。プリンター制御部112は、プリンター部140の印刷動作を制御する。FAX制御部113は、FAX部102によるデータの送受信動作を制御する。通信制御部114は、I/F103を介し、ネットワーク経由でのデータ等の送受信の制御を行う。RAM115は、プログラムを実行するためのワークメモリーである。また、RAM115は、画像処理部117によって後述のスクリーン処理や、画像処理(ラスタライズ)された印刷データを記憶する記憶デバイスである。EEPROM116には、各部の動作チェックや起動シーケンスを生成する制御プログラム等が記憶されている。
画像処理部117は、詳細については後述するが、スキャナー部101によって読み取られた画像データに対する画像処理(ラスタライズ、スクリーン処理等)を行う。また、画像処理部117は、HDD107のユーザーボックスに登録された印刷ジョブに対する画像処理(ラスタライズ、スクリーン処理等)を行う。なお、システム制御部121は、画像処理部117が画像処理(ラスタライズ、スクリーン処理等)した印刷データを、一旦、RAM115に記憶させる。センサー制御部118は、用紙検出センサー104、及び光検出センサー105の検出動作を制御する。なお、センサー制御部118は、用紙検出センサー104、又は光検出センサー105のいずれか一方に対し、印刷済みの用紙200のサイズの検出、タブレット型端末300の画面301のサイズの検出、タブレット型端末300の画面301から放出される光の検出を制御してもよい。この場合、用紙検出センサー104、又は光検出センサー105のいずれか一方が故障した際、用紙検出センサー104、又は光検出センサー105の他方を制御し、サイズ等の検出を制御できる。又は、用紙検出センサー104、又は光検出センサー105のいずれか一方を省くことで、部品点数の削減等を図ることができる。パネル操作制御部119は、パネル部106の表示動作を制御する。また、パネル操作制御部119は、パネル部106を介しての設定等の指示を受け付ける。
HDD制御部120は、HDD107に対するデータの読み出し及び書き込み等を制御する。システム制御部121は、各部の連携動作等を制御する。また、システム制御部121は、たとえばパネル部106を介しての印刷指示があると、画像処理部117、及びプリンター制御部112に対し、印刷を指示する。また、システム制御部121は、光検出センサー105が原稿読取部101C側からの光を検出した場合、スキャナー制御部111を介し、スキャナー部101の光源からの照射をOFFさせる。これにより、スキャナー部101の光源からの光と、原稿読取部101C側からの光との干渉等によるフレアの発生を抑制でき、スキャナー部101による画像を読み取りが適切に行われる。また、システム制御部121は、スキャナー部101が図3(a)に示した画像310、及びQRコード(登録商標)311を読み取ると、QRコード(登録商標)311が示す読み取るべきページ数を把握する。また、システム制御部121は、読み取るべきページ数が複数であるとき、スキャナー制御部111に対し、スキャナー部101の図示しない光源の点滅を指示する。これにより、タブレット型端末300側では、画面301を自動的に切り替えるので、スキャナー部101により最終ページまでの画像310を続けて読み取ることができる。
なお、システム制御部121による、読み取るべきページ数が複数であるときのスキャナー制御部111に対する指示は、スキャナー部101によって画像310が読み取られる度に行ってもよい。すなわち、システム制御部121は、スキャナー制御部111に対し、読み取るべきページ数が3ページである場合、スキャナー部101による1回目の読み取りの後と、スキャナー部101による2回目までの読み取りの後にスキャナー部101の図示しない光源を点滅させるように指示する。そして、システム制御部121は、スキャナー部101による3回目の読み取りの後(すなわち、最終ページの読み取り後)、スキャナー制御部111に対する、スキャナー部101の図示しない光源の点滅の指示を行わない。また、システム制御部121は、スキャナー制御部111に対して、予め読み取り回数を指示しておいてもよい。すなわち、システム制御部121は、スキャナー制御部111に対し、読み取るべきページ数が3ページである場合、スキャナー部101による読み取りが3回であることを指示しておいてもよい。
なお、QRコード(登録商標)311は、図3(a)の1ページ目の画面301に限らず、図3(c)の3ページ目(最終ページ)の画面301に表示されていてもよい。この場合、QRコード(登録商標)311は、最終ページを示すものとする。この場合、システム制御部121は、スキャナー制御部111に対し、スキャナー部101によって画像310が読み取られる度に、スキャナー部101の図示しない光源の点滅を指示する。そして、システム制御部121は、スキャナー部101が図3(c)の3ページ目(最終ページ)の画像310と最終ページを示すQRコード(登録商標)311とを読み取ると、スキャナー制御部111に対する、スキャナー部101の図示しない光源の点滅の指示を行わない。
次に、図5を参照し、第1の実施形態でのMFP100による画像読み取りの一例について説明する。なお、以下では、印刷済みの用紙200の画像、又はタブレット型端末300の画面の画像を読み取る場合で説明する。また、以下では、タブレット型端末300の1ページ目の画像310には、読み取るべきページ数を示すQRコード(登録商標)311が付加されている場合として説明する。また、以下では、たとえばコピー、送信、保存のいずれかのジョブが設定される場合として説明する。
(ステップS101)
システム制御部121は、原稿がセットされたかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、センサー制御部118からの用紙検出センサー104による検出があることを示す通知が無ければ原稿がセットされないと判断し(ステップS101:No)、原稿のセット待ちとなる。
これに対し、システム制御部121は、センサー制御部118からの用紙検出センサー104による検出があることを示す通知が有れば原稿がセットされたと判断し(ステップS101:Yes)、ステップS102に移行する。
(ステップS102)
システム制御部121は、光を検出したかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、センサー制御部118からの光検出センサー105が原稿読取部101C側からの光を検出したことを示す通知が無ければ光を検出しないと判断し(ステップS102:No)、ステップS105に移行する。
すなわち、図2(a)のように、原稿読取部101Cにたとえば印刷済みの用紙200がセットされた場合、光検出センサー105は光を検出しない。この場合、システム制御部121は、センサー制御部118からの光検出センサー105が原稿読取部101C側からの光を検出したことを示す通知が無いため、読取対象をたとえば印刷済みの用紙200と判断できる。
これに対し、システム制御部121は、センサー制御部118からの光検出センサー105が原稿読取部101C側からの光を検出したことを示す通知が有れば光を検出したと判断し(ステップS102:Yes)、ステップS103に移行する。
すなわち、図2(b)のように、原稿読取部101Cにたとえばタブレット型端末300が画面301を光検出センサー105側に向けてセットされた場合、光検出センサー105は画面301から放出される光を検出する。この場合、システム制御部121は、センサー制御部118からの光検出センサー105が原稿読取部101C側からの光を検出したことを示す通知が有るため、読取対象をたとえばタブレット型端末300と判断できる。
(ステップS103)
システム制御部121は、スキャナー制御部111に対し、スキャナー部101の光源からの照射のOFFを指示する。
このとき、スキャナー制御部111は、システム制御部121からの指示を受け付け、後述するステップS110で当該指示を実行する。
(ステップS104)
システム制御部121は、原稿であるタブレット型端末300の画面サイズを検出させる。
この場合、システム制御部121は、センサー制御部118に対し、用紙検出センサー104によるタブレット型端末300の画面サイズの検出を指示する。
このとき、センサー制御部118は、用紙検出センサー104を制御し、タブレット型端末300の画面を検出し、画面サイズを示すサイズデータをシステム制御部121に通知する。
(ステップS105)
システム制御部121は、スキャナー制御部111に対し、スキャナー部101の光源からの照射のONを指示する。
このとき、スキャナー制御部111は、システム制御部121からの指示を受け付け、後述するステップS110で当該指示を実行する。
(ステップS106)
システム制御部121は、原稿である印刷済みの用紙200のサイズを検出させる。
この場合、システム制御部121は、センサー制御部118に対し、用紙検出センサー104による印刷済みの用紙200のサイズの検出を指示する。
このとき、センサー制御部118は、用紙検出センサー104を制御し、印刷済みの用紙200を検出し、サイズを示すサイズデータをシステム制御部121に通知する。
(ステップS107)
システム制御部121は、サイズデータを取得する。
この場合、システム制御部121は、ステップS104で、センサー制御部118からのタブレット型端末300の画面のサイズを示すサイズデータを受け取った場合、そのサイズデータを取得する。
一方、システム制御部121は、ステップS106で、センサー制御部118からの印刷済みの用紙200のサイズを示すサイズデータを受け取った場合、そのサイズデータを取得する。
(ステップS108)
システム制御部121は、ジョブの設定を受け付けたかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、パネル操作制御部119からのパネル部106を介してジョブの設定を受け付けたことを示す通知が無ければジョブの設定を受け付けていないと判断し(ステップS108:No)、ジョブの設定待ちとなる。
これに対し、システム制御部121は、パネル操作制御部119からのパネル部106を介してジョブの設定を受け付けたことを示す通知が有ればジョブの設定を受け付けたと判断し(ステップS108:Yes)、ステップS109に移行する。
なお、ここで受け付けたジョブの設定は、たとえばコピー、送信、保存のいずれかとする。
(ステップS109)
システム制御部121は、スタートボタンが押下されたかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、パネル操作制御部119からのパネル部106を介してスタートボタンの操作を受け付けたことを示す通知が無ければスタートボタンが押下されていないと判断し(ステップS109:No)、スタートボタンの押下待ちとなる。
これに対し、システム制御部121は、パネル操作制御部119からのパネル部106を介してスタートボタンの操作を受け付けたことを示す通知が有ればスタートボタンが押下されたと判断し(ステップS109:Yes)、ステップS110に移行する。
(ステップS110)
システム制御部121は、原稿の読み取りを指示する。
この場合、システム制御部121は、スキャナー制御部111に対し、スキャナー部101による読み取りを指示する。
すなわち、スキャナー制御部111は、ステップS102で読取対象がタブレット型端末300の画面であると判断されている場合、スキャナー部101の光源からの照射をOFFにした状態で、図2(b)に示したように、スキャナー部101を矢印a方向に水平移動させつつタブレット型端末300の画面301の図3(a)の1ページ目の画像310を読み取らせる。
このとき、スキャナー部101は、図3(a)のように、タブレット型端末300の画面301の1ページ目の画像310にQRコード(登録商標)311が付加されているため、画像310とQRコード(登録商標)311とを読み取る。
これに対し、スキャナー制御部111は、ステップS102での読取対象が印刷済みの用紙200であると判断されている場合、スキャナー部101の光源からの照射をONにした状態で、図2(a)に示したように、スキャナー部101を矢印a方向に水平移動させつつ印刷済みの用紙200の画像を読み取らせる。
(ステップS111)
システム制御部121は、原稿の読み取りが完了したかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、スキャナー制御部111からのスキャナー部101によるタブレット型端末300の画面の画像の読み取り、又は印刷済みの用紙200の画像の読み取りが終わったことを示す通知が無ければ原稿の読み取りが完了していないと判断し(ステップS111:No)、原稿の読み取り待ちとなる。
これに対し、システム制御部121は、スキャナー制御部111からのスキャナー部101によるタブレット型端末300の画面の画像の読み取り、又は印刷済みの用紙200の画像の読み取りが終わったことを示す通知が有れば原稿の読み取りが完了したと判断し(ステップS111:Yes)、ステップS112に移行する。
ここで、システム制御部121は、スキャナー部101が読み取ったQRコード(登録商標)311から読み取るべきページ数を把握する。
(ステップS112)
システム制御部121は、次に読み取る原稿が有るかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、ステップS111で把握した読み取るべきページ数が複数無いと把握した場合、次に読み取る原稿が無いと判断し(ステップS112:No)、ステップS116に移行する。
また、システム制御部121は、ステップS102での読取対象が印刷済みの用紙200であると判断されている場合、次に読み取る原稿が無いと判断し(ステップS112:No)、ステップS116に移行する。
これに対し、システム制御部121は、ステップS111で把握した読み取るべきページ数が複数有ると把握した場合、スキャナー部101による原稿の読み取り回数が読み取るべきページ数に満たないとき、次に読み取る原稿が有ると判断し(ステップS112:Yes)、ステップS113に移行する。
(ステップS113)
システム制御部121は、スキャナー制御部111に対し、スキャナー部101の図示しない光源の点滅を指示する。
このとき、スキャナー制御部111は、スキャナー部101の図示しない光源を設定に従って点滅させる。
また、このとき、タブレット型端末300は、図3(a)等に示すカメラ302により、スキャナー部101の図示しない光源からの点滅光を取り込むと(すなわち、点滅光を検出すると)、画面301の表示内容を変える。すなわち、タブレット型端末300は、画面301に図3(a)の1ページ目の画像310を表示している場合、画面301に図3(b)の2ページ目の画像310を表示させるように切り替える。
(ステップS114)
システム制御部121は、原稿の読み取りを指示する。
この場合、システム制御部121は、スキャナー制御部111に対し、スキャナー部101による読み取りを指示する。ここで、システム制御部121は、ステップS113の処理を実行後、特定時間待機して、原稿の読み取りを指示してもよい。
すなわち、スキャナー制御部111は、ステップS102で読取対象がタブレット型端末300の画面であると判断されている場合、スキャナー部101の光源からの照射をOFFにした状態で、図2(b)に示したように、スキャナー部101を矢印a方向に水平移動させつつタブレット型端末300の画面301の図3(b)の2ページ目の画像310を読み取らせる。
(ステップS115)
システム制御部121は、原稿の読み取りが完了したかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、スキャナー制御部111からのスキャナー部101によるタブレット型端末300の画面の画像310の読み取りが終わったことを示す通知が無ければ原稿の読み取りが完了していないと判断し(ステップS115:No)、原稿の読み取り待ちとなる。
これに対し、システム制御部121は、スキャナー制御部111からのスキャナー部101によるタブレット型端末300の画面の画像の読み取りが終わったことを示す通知が有れば原稿の読み取りが完了したと判断し(ステップS115:Yes)、ステップS112に移行する。
なお、システム制御部121は、ステップS112に移行した場合、次に読み取る原稿が有るため、ステップS113でスキャナー制御部111に対し、スキャナー部101の図示しない光源の点滅を指示し、ステップS114で原稿の読み取りを指示し、ステップS115で原稿の読み取りが完了すると、ステップS112からステップS116に移行する。
(ステップS116)
システム制御部121は、ジョブの設定の内容に基づいた処理を指示する。
この場合、システム制御部121は、ステップS108で受け付けたジョブの設定がコピーである場合、画像処理部117に対してスキャナー部101が読み取った画像の画像処理(ラスタライズ)を指示し、プリンター制御部112に対してプリンター部140による印刷を指示する。
また、システム制御部121は、ステップS108で受け付けたジョブの設定がFAX送信である場合、FAX制御部113に対してFAX部102によるFAX送信を指示する。
また、システム制御部121は、ステップS108で受け付けたジョブの設定がデータ送信である場合、通信制御部114に対してI/F103によるデータ送信を指示する。
また、システム制御部121は、ステップS108で受け付けたジョブの設定が保存であり、画像データの保存先がたとえばHDD107である場合、HDD制御部120に対し、HDD107に対する画像データの保存を指示する。
(ステップS117)
システム制御部121は、指示した処理が終了したかどうかを判断する。
ここで、システム制御部121は、指示した処理がコピー印刷の場合、プリンター制御部112からの印刷終了を示す通知が無ければコピー印刷が終了していないと判断して終了待ちとなり(ステップS117:No)、プリンター制御部112からの印刷終了を示す通知が有ればコピー印刷が終了したと判断し(ステップS117:Yes)、処理を終了する。
また、システム制御部121は、指示した処理がたとえばFAX送信の場合、FAX制御部113からの送信終了を示す通知が無ければFAX送信が終了していないと判断して終了待ちとなり(ステップS117:No)、FAX制御部113からの送信終了を示す通知が有ればFAX送信が終了したと判断し(ステップS117:Yes)、処理を終了する。
また、システム制御部121は、指示した処理がたとえばデータ送信の場合、通信制御部114からの送信終了を示す通知が無ければデータ送信が終了していないと判断して終了待ちとなり(ステップS117:No)、通信制御部114からの送信終了を示す通知が有ればデータ送信が終了したと判断し(ステップS117:Yes)、処理を終了する。
また、システム制御部121は、指示した処理がたとえばHDD107への保存の場合、HDD制御部120からの保存終了を示す通知が無ければ画像データの保存が終了していないと判断して終了待ちとなり(ステップS117:No)、HDD制御部120からの保存終了を示す通知が有れば画像データの保存が終了したと判断し(ステップS117:Yes)、処理を終了する。
このように、第1の実施形態では、光源を有するスキャナー部110により、原稿読取部101Cにセットされたタブレット型端末300(読取対象)の画面301の画像310を読み取り、光検出センサー105により、タブレット型端末300(読取対象)から光が放出されているどうかを検出し、システム制御部121により、光検出センサー105の検出結果に基づき、スキャナー部101に対し、光源をOFFにしてのタブレット型端末300(読取対象)の画面301の画像310の読み取り、又は光源をONにしてのタブレット型端末300(読取対象)の画面301の画像310の読み取りを指示する。また、システム制御部121は、スキャナー部101がタブレット型端末300の画面301の画像310を読み取った後、光源の点滅動作又は点灯動作を実行し、光源の点滅動作、又は点灯動作に応じてタブレット型端末300(読取対象)が切り替えた画面301の画像310をスキャナー部101に読み取らせる。
これにより、タブレット型端末300(読取対象)の画面301を原稿読取部101Cに向けてセットすると、MFP100側(画像形成装置側)の光源の点滅動作、又は点灯動作によってタブレット型端末300(読取対象)の画面301が切り替わり、スキャナー部101によって切り替わった画面301の画像310が読み取られるので、タブレット型端末300(読取対象)の画面301に表示される画像310を複数枚に渡って読み取らせる処理を手軽に行うことができる。
なお、第1の実施形態では、タブレット型端末300等のモバイル端末の画面の画像を読み取る場合としているが、モバイル端末の画面の画像に限らず、ノートパソコン、PC(Personal Computer)、テレビ等の画面の画像をハンディースキャナーで読み取る場合に適用してもよい。画面の画像をハンディースキャナーで読み取る場合、ハンディースキャナーの光源をOFFとすることで、上述したように、ハンディースキャナーの光源からの光と、テレビ等の画面からの光との干渉等によるフレアの発生を抑制できる。また、ハンディースキャナーの光源の点滅動作、又は点灯動作を制御することで、ノートパソコン、PC(Personal Computer)、テレビ等の画面の切り替えを指示することが可能となり、画面に表示される画像を複数枚に渡って読み取る処理を手軽に行える。
(第2の実施形態)
次に、本発明の画像形成装置の第2の実施形態を、図6〜図8を参照しながら説明する。なお、以下の説明においての画像形成装置の一例としては、第1の実施形態と同様に、たとえば印刷機能、コピー機能、FAX機能、ネットワーク経由でのデータ送受信機能等を搭載した複合的な周辺機器であるMFP(Multifunction Peripheral)であるものとする。また、以下の説明においては、既に説明済みの図1、図2を適宜引用するものとする。また、以下において、図3、図4と共通する部分には同一符号を付し、重複する部分については適宜説明を加えるものとする。
まず、図6を参照し、第2の実施形態におけるMFP100について説明する。なお、第2の実施形態では、第1の実施形態と同様に、タブレット型端末300の画面301に表示される画像310を読み取る点で共通する。異なる点は、MFP100が読み取った画像310に対する、たとえばコピー、送信、保存のいずれかのジョブに対する課金処理を実行することである。以下、順を追って説明する。
MFP100は、ネットワーク500を介してデポジット管理サーバー400に接続されている。デポジット管理サーバー400は、タブレット型端末300を使用するユーザーのデポジット情報を管理する。ここで、デポジット情報には、ユーザー本人のパスワード、氏名、住所、連絡先(メールアドレス、電話番号等)等のユーザー情報と、クレジットカードやプリペードカード等に含まれる決済関連情報とが含まれる。また、デポジット情報には、ユーザーが予め登録した画像データや文書データ等のデータ情報が含まれてもよい。なお、データ情報の登録先は、HDD107で有ってもよいし、デポジット管理サーバー400であってもよいし、図示しないデータ管理サーバーであってもよい。また、MFP100は、詳細については後述するが、デポジット管理サーバー400からのユーザー情報と決済関連情報と確認結果を一括管理してもよい。また、MFP100は、デポジット情報に、ユーザーが予め登録した画像データや文書データ等のデータ情報が含まれるようにした場合、ユーザー認証と決済関連情報との管理に加え、文書の管理を含めた一括管理も可能となる。
また、タブレット型端末300は、デポジット情報を示すデポジット関連画像を形成するデポジット情報形成アプリケーション(以下、デポジット情報形成アプリという)を搭載している。ここで、デポジット情報を示すデポジット関連画像としては、後述の図7(a)に示すようなQRコード(登録商標)320を用いることができる。なお、QRコード(登録商標)320に限らず、バーコードであってもよいし、予め決められている任意の画像であってもよい。
図6のMFP100の制御部110は、図4と同様に、スキャナー部101、プリンター部140、FAX(Facsimile)部102、I/F(インターフェース)103、用紙検出センサー104、光検出センサー105、パネル部106及びHDD(Hard Disk Drive)107の動作を制御する。
スキャナー部101は、上記同様に、イメージセンサ(図示省略)によって読み取られる、たとえば印刷済みの用紙200上の画像、又はタブレット型端末300の画面301上の画像310等をデジタルの画像データに変換し、制御部110に入力するデバイスである。I/F103は、上記同様に、ネットワークを介し、他のMFP100やユーザー端末等との通信を受け持つ。なお、第2の実施形態でのI/F103は、ネットワーク500を介し、デポジット管理サーバー400に接続されている。用紙検出センサー104は、上記同様であり、図2(a)、(b)のように、原稿読取部101Cにセットされた印刷済みの用紙200のサイズ、又はタブレット型端末300の画面301のサイズを検出する。光検出センサー105は、上記同様であり、図2(a)のように、原稿読取部101Cに印刷済みの用紙200がセットされた場合、印刷済みの用紙200側からの光を検出しない。一方、図2(b)のように、原稿読取部101Cにタブレット型端末300がセットされた場合、タブレット型端末300の画面301から放出される光を検出する。パネル部106は、上記同様に、たとえばMFP100の印刷機能、コピー機能、FAX機能、ネットワーク経由でのデータ送受信機能や、各種設定のための表示を行うタッチパネルとハードウェアキーとを有するデバイスである。HDD107は、上記同様に、MFP100の種々の機能を提供するためのアプリケーションプログラム等を記憶している記憶デバイスである。
制御部110は、上記同様に、認証プログラム等のアプリケーションプログラム、画像読取プログラム、及び制御プログラム等を実行してMFP100全体の動作を制御するプロセッサーである。制御部110は、上記同様に、スキャナー制御部111、プリンター制御部112、FAX制御部113、通信制御部114、RAM(Random Access Memory)115、EEPROM(electrically erasable and programmable read-only memory)116、画像処理部117、センサー制御部118、パネル操作制御部119、HDD制御部120、システム制御部121を備えている。また、これらは、データバス122に接続されている。
スキャナー制御部111は、上記同様に、スキャナー部101の読み取り動作を制御する。プリンター制御部112は、上記同様に、プリンター部140の印刷動作を制御する。FAX制御部113は、上記同様に、FAX部102によるデータの送受信動作を制御する。通信制御部114は、上記同様に、I/F103を介し、ネットワーク経由でのデータ等の送受信の制御を行う。RAM115は、上記同様に、プログラムを実行するためのワークメモリーである。EEPROM116には、上記同様に、各部の動作チェックや起動シーケンスを生成する制御プログラム等が記憶されている。
画像処理部117は、上記同様に、スキャナー部101によって読み取られた画像データに対する画像処理(ラスタライズ、スクリーン処理等)を行う。センサー制御部118は、上記同様に、用紙検出センサー104、及び光検出センサー105の検出動作を制御する。なお、センサー制御部118は、上記同様に、用紙検出センサー104、又は光検出センサー105のいずれか一方に対し、印刷済みの用紙200のサイズの検出、タブレット型端末300の画面301のサイズの検出、タブレット型端末300の画面301から放出される光の検出を制御してもよい。パネル操作制御部119は、上記同様に、パネル部106の表示動作を制御する。また、パネル操作制御部119は、上記同様に、パネル部106を介しての設定等の指示を受け付ける。HDD制御部120は、上記同様に、HDD107に対するデータの読み出し及び書き込み等を制御する。
システム制御部121は、上記同様に、各部の連携動作等を制御する。また、システム制御部121は、上記同様に、たとえばパネル部106を介しての印刷指示があると、画像処理部117、及びプリンター制御部112に対し、印刷を指示する。また、システム制御部121は、上記同様に、光検出センサー105が原稿読取部101C側からの光を検出した場合、スキャナー制御部111を介し、スキャナー部101の光源からの照射をOFFさせる。また、システム制御部121は、スキャナー部101が図7(a)に示すデポジット情報を示すQRコード(登録商標)320を読み取ると、通信制御部114を介し、デポジット管理サーバー400に対してQRコード(登録商標)320の画像データを送信する。また、システム制御部121は、スキャナー部101が図7(a)に示す制御情報であるQRコード(登録商標)311を読み取ると、上記同様に、QRコード(登録商標)311が示す読み取るべきページ数を把握する。また、システム制御部121は、上記同様に、読み取るべきページ数が複数であるとき、スキャナー制御部111に対し、スキャナー部101の図示しない光源の点滅を指示する。これにより、上記同様に、タブレット型端末300側では、画面301を自動的に切り替えるので、スキャナー部101により最終ページまでの画像310を続けて読み取ることができる。なお、デポジット管理サーバー400は、MFP100からの画像データを元に、ユーザー認証と、決済関連情報との確認を行い、確認結果をMFP100に送信する。また、デポジット管理サーバー400は、決済処理を完了すると、デポジット情報に含まれているユーザーの連絡先のメールアドレスを用いて、決済状況を通知する。なお、決済状況を通知は、MFP100がデポジット管理サーバー400からの決済状況の通知をタブレット型端末300に転送する仕組みを用いてもよい。
次に、図7を参照し、タブレット型端末300の画面301に表示される第2の実施形態での内容について説明する。まず、図7(a)は、タブレット型端末300の画面301に最初に表示される内容の一例を示している。すなわち、タブレット型端末300の画面301には、デポジット情報を示すQRコード(登録商標)320と、制御情報を示すQRコード(登録商標)311とが表示される。また、図7(b)は1ページ目の画像310の一例を示し、図7(c)は最終ページの画像310の一例を示している。ここで、デポジット情報を示すQRコード(登録商標)320は、上述したように、デポジット情報を示すデポジット関連画像を形成するデポジット情報形成アプリを起動させることで、タブレット型端末300の画面301に最初に表示される。なお、第1の実施形態で説明したように、タブレット型端末300には、MFP100のスキャナー部101の図示しない光源の点滅により、画面301を切り替えたりする画像表示アプリも搭載されている。この場合、デポジット情報形成アプリに連動し、画像表示アプリが起動するように設定することで、画像表示アプリの起動を、デポジット情報形成アプリの起動に連動させることができる。なお、両者の起動の連動は、予め設定されていてもよい。
また、図7(a)の制御情報を示すQRコード(登録商標)311は、上記同様に、読み取りのページ数を示すものである。ここで、タブレット型端末300の画面301に表示される、制御情報を示すQRコード(登録商標)311と、デポジット情報を示すQRコード(登録商標)320との表示位置は、画像表示アプリとデポジット情報形成アプリとにより、自動的に重ならないように設定されるものとする。つまり、制御情報を示すQRコード(登録商標)311についてはたとえば画面301の隅(図示の例では左上)に表示され、デポジット情報を示すQRコード(登録商標)320については画面301の中央に表示されるように設定されているとする。これにより、MFP100は、表示位置により、制御情報を示すQRコード(登録商標)311であるか、デポジット情報を示すQRコード(登録商標)320であるかを容易に判断できる。なお、MFP100は、それぞれのQRコード(登録商標)311、320を解読し、制御情報を示すQRコード(登録商標)311であるか、デポジット情報を示すQRコード(登録商標)320であるかを判断してもよい。なお、QRコード(登録商標)311については、上記同様に、バーコードを用いてもよい。
また、タブレット型端末300は、上記同様であるが、たとえば図7(a)に示すように、画面301が設けられている側にカメラ302を設けている。カメラ302は、光検出部の一例である。そして、カメラ302が制御情報を示すQRコード(登録商標)311を読み取ることで、画像310の読み取りのページ数を把握できる。また、カメラ302がQRコード(登録商標)320を読み取ることで、デポジット情報であることを把握できる。なお、制御情報であるQRコード(登録商標)311が示すページ数は、図7(b)、図7(c)の画像310に該当するものであり、図7(a)が示す最初の画面301の内容は含まない。
そして、システム制御部121は、スキャナー部101がたとえば図7(a)のQRコード(登録商標)311、320を読み取ると、たとえばQRコード(登録商標)320の画像データを、通信制御部114を介してデポジット管理サーバー400に送信する。なお、システム制御部121は、QRコード(登録商標)320の画像データに代えて、QRコード(登録商標)320を解読したデポジット情報をデポジット管理サーバー400に送信してもよい。また、システム制御部121は、上記同様に、QRコード(登録商標)311から、読み取るべき画像310が複数ページに渡っていることを把握する。この場合、システム制御部121は、上記同様に、スキャナー制御部111を介し、スキャナー部101の図示しない光源を点滅させる。この図示しない光源の点滅は、上記同様に、タブレット型端末300に対して画面301を切り替えさせることを指示するものである。なお、システム制御部121は、図7(b)、図7(a)に示すスキャナー部101による画像310の読み取り指示を、デポジット管理サーバー400からのユーザー認証と、決済関連情報との確認結果に問題が無いことを確認してから行ってもよい。
次に、図8を参照し、第2の実施形態でのMFP100による画像読み取りの一例について説明する。なお、以下では、印刷済みの用紙200の画像の読み取りについての説明を省略し(図5で説明済み)、タブレット型端末300の画面の画像を読み取る場合で説明する。また、以下では、タブレット型端末300の最初の画面301には、図7(a)に示した制御情報を示すQRコード(登録商標)311と、デポジット情報を示すQRコード(登録商標)320とが表示される場合として説明する。また、以下では、タブレット型端末300のデポジット情報を示すデポジット関連画像を形成するデポジット情報形成アプリが起動され、これに連動してMFP100のスキャナー部101の図示しない光源の点滅により、画面301を切り替えたりする画像表示アプリが起動している場合として説明する。また、以下では、たとえばコピー、送信、保存のいずれかのジョブが設定される場合として説明する。
(ステップS201)
システム制御部121は、原稿がセットされたかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、センサー制御部118からの用紙検出センサー104による検出があることを示す通知が無ければ原稿がセットされないと判断し(ステップS201:No)、原稿のセット待ちとなる。
これに対し、システム制御部121は、センサー制御部118からの用紙検出センサー104による検出があることを示す通知が有れば原稿がセットされたと判断し(ステップS201:Yes)、ステップS202に移行する。
(ステップS202)
システム制御部121は、光を検出したかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、センサー制御部118からの光検出センサー105が原稿読取部101C側からの光を検出したことを示す通知が無ければ光を検出しないと判断する(ステップS202:No)。
すなわち、図2(a)のように、原稿読取部101Cにたとえば印刷済みの用紙200がセットされた場合、光検出センサー105は光を検出しない。この場合、システム制御部121は、センサー制御部118からの光検出センサー105が原稿読取部101C側からの光を検出したことを示す通知が無いため、読取対象をたとえば印刷済みの用紙200と判断できる。
これに対し、システム制御部121は、センサー制御部118からの光検出センサー105が原稿読取部101C側からの光を検出したことを示す通知が有れば光を検出したと判断し(ステップS202:Yes)、ステップS203に移行する。
すなわち、図2(b)のように、原稿読取部101Cにたとえばタブレット型端末300が画面301を光検出センサー105側に向けてセットされた場合、光検出センサー105は画面301から放出される光を検出する。この場合、システム制御部121は、センサー制御部118からの光検出センサー105が原稿読取部101C側からの光を検出したことを示す通知が有るため、読取対象をたとえばタブレット型端末300と判断できる。
(ステップS203)
システム制御部121は、スキャナー制御部111に対し、スキャナー部101の光源からの照射のOFFを指示する。
このとき、スキャナー制御部111は、システム制御部121からの指示を受け付け、後述するステップS110で当該指示を実行する。
(ステップS204)
システム制御部121は、原稿であるタブレット型端末300の画面サイズを検出させる。
この場合、システム制御部121は、センサー制御部118に対し、用紙検出センサー104によるタブレット型端末300の画面サイズの検出を指示する。
このとき、センサー制御部118は、用紙検出センサー104を制御し、タブレット型端末300の画面を検出し、画面サイズを示すサイズデータをシステム制御部121に通知する。
(ステップS205)
システム制御部121は、サイズデータを取得する。
この場合、システム制御部121は、ステップS204で、センサー制御部118からのタブレット型端末300の画面のサイズを示すサイズデータを受け取った場合、そのサイズデータを取得する。
(ステップS206)
システム制御部121は、ジョブの設定を受け付けたかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、パネル操作制御部119からのパネル部106を介してジョブの設定を受け付けたことを示す通知が無ければジョブの設定を受け付けていないと判断し(ステップS206:No)、ジョブの設定待ちとなる。
これに対し、システム制御部121は、パネル操作制御部119からのパネル部106を介してジョブの設定を受け付けたことを示す通知が有ればジョブの設定を受け付けたと判断し(ステップS206:Yes)、ステップS207に移行する。
なお、ここで受け付けたジョブの設定は、たとえばコピー、送信、保存のいずれかとする。
(ステップS207)
システム制御部121は、スタートボタンが押下されたかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、パネル操作制御部119からのパネル部106を介してスタートボタンの操作を受け付けたことを示す通知が無ければスタートボタンが押下されていないと判断し(ステップS207:No)、スタートボタンの押下待ちとなる。
これに対し、システム制御部121は、パネル操作制御部119からのパネル部106を介してスタートボタンの操作を受け付けたことを示す通知が有ればスタートボタンが押下されたと判断し(ステップS207:Yes)、ステップS208に移行する。
(ステップS208)
システム制御部121は、原稿の読み取りを指示する。
この場合、システム制御部121は、スキャナー制御部111に対し、スキャナー部101による読み取りを指示する。
すなわち、スキャナー制御部111は、ステップS202で読取対象がタブレット型端末300の画面であると判断されている場合、スキャナー部101の光源からの照射をOFFにした状態で、図2(b)に示したように、スキャナー部101を矢印a方向に水平移動させつつタブレット型端末300の画面301の図7(a)の最初の画面301の制御情報を示すQRコード(登録商標)311と、デポジット情報を示すQRコード(登録商標)320とを読み取らせる。
このとき、スキャナー部101は、図7(a)のように、タブレット型端末300の画面301のQRコード(登録商標)311、320を読み取る。
(ステップS209)
システム制御部121は、原稿の読み取りが完了したかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、スキャナー制御部111からのスキャナー部101によるタブレット型端末300の画面の内容の読み取りが終わったことを示す通知が無ければ原稿の読み取りが完了していないと判断し(ステップS209:No)、原稿の読み取り待ちとなる。
これに対し、システム制御部121は、スキャナー制御部111からのスキャナー部101によるタブレット型端末300の画面の内容の読み取りが終わったことを示す通知が有れば原稿の読み取りが完了したと判断し(ステップS209:Yes)、ステップS210に移行する。
ここで、システム制御部121は、スキャナー部101が読み取ったQRコード(登録商標)311から読み取るべきページ数を把握する。
(ステップS210)
システム制御部121は、画像データをデポジット管理サーバー400に送信する。
この場合、システム制御部121は、スキャナー部101が読み取ったデポジット情報を示すQRコード(登録商標)320の画像データを、通信制御部114を介してデポジット管理サーバー400に送信する。
このとき、デポジット管理サーバー400は、MFP100からの画像データを元に、ユーザー認証と、決済関連情報との確認を行い、確認結果をMFP100に送信する。
(ステップS211)
システム制御部121は、認証に成功したかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、デポジット管理サーバー400からのユーザー認証についての確認結果がNGであれば認証に成功しなかったと判断し(ステップS211:No)、ステップS212に移行する。
これに対し、システム制御部121は、デポジット管理サーバー400からのユーザー認証についての確認結果がOKであれば認証に成功したと判断し(ステップS211:Yes)、ステップS213に移行する。
(ステップS212)
システム制御部121は、エラーの表示を指示する。
この場合、システム制御部121は、パネル操作制御部119に対し、パネル部106への認証に成功しなかったことを示すエラーの表示を指示する。
(ステップS213)
システム制御部121は、デポジットに問題が無いかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、デポジット管理サーバー400からのデポジットについての確認結果がNGであればデポジットに問題が有ると判断し(ステップS213:No)、ステップS212に移行する。
これに対し、システム制御部121は、デポジット管理サーバー400からのデポジットについての確認結果がOKであればデポジットに問題が無いと判断し(ステップS213:Yes)、ステップS214に移行する。
ここで、デポジットの問題として、たとえばクレジットカードの場合、期限切れ等が考えられる。また、たとえばプリペードカード等の場合、金額不足等が考えられる。
(ステップS214)
システム制御部121は、次に読み取る原稿が有るかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、ステップS209で把握した読み取るべきページ数が複数無いと把握した場合、次に読み取る原稿が無いと判断し(ステップS214:No)、ステップS208に移行する。
すなわち、システム制御部121は、たとえば図7(c)の画像310のページが読み取られた後では、次に読み取る原稿が無いと判断する。ただし、システム制御部121は、図7(a)の制御情報を示すQRコード(登録商標)311と、デポジット情報を示すQRコード(登録商標)320とを表示する画面の内容が読み取られた後では、図7(b)の画像310のページが読み取られる。
これに対し、システム制御部121は、ステップS209で把握した読み取るべきページ数が複数有ると把握した場合、スキャナー部101による原稿の読み取り回数が読み取るべきページ数に満たないとき、次に読み取る原稿が有ると判断し(ステップS214:Yes)、ステップS215に移行する。
(ステップS215)
システム制御部121は、スキャナー制御部111に対し、スキャナー部101の図示しない光源の点滅を指示する。
このとき、スキャナー制御部111は、スキャナー部101の図示しない光源を設定に従って点滅させる。
また、このとき、タブレット型端末300は、図7(a)等に示すカメラ302により、スキャナー部101の図示しない光源からの点滅光を取り込むと(すなわち、点滅光を検出すると)、画面301の表示内容を変える。すなわち、タブレット型端末300は、画面301に図7(a)の制御情報を示すQRコード(登録商標)311と、デポジット情報を示すQRコード(登録商標)320とを表示している場合、画面301に図3(b)の1ページ目の画像310を表示させるように切り替える。
(ステップS216)
システム制御部121は、原稿の読み取りを指示する。
この場合、システム制御部121は、スキャナー制御部111に対し、スキャナー部101による読み取りを指示する。ここで、システム制御部121は、ステップS215の処理を実行後、特定時間待機して、原稿の読み取りを指示してもよい。
すなわち、スキャナー制御部111は、上記同様に、ステップS202で読取対象がタブレット型端末300の画面であると判断されている場合、スキャナー部101の光源からの照射をOFFにした状態で、図2(b)のように、スキャナー部101を矢印a方向に水平移動させつつタブレット型端末300の画面301の図7(b)の1ページ目の画像310を読み取らせる。
(ステップS217)
システム制御部121は、原稿の読み取りが終了したかどうかを判断する。
この場合、システム制御部121は、スキャナー制御部111からのスキャナー部101によるタブレット型端末300の画面の画像310の読み取りが終わったことを示す通知が無ければ原稿の読み取りが終了していないと判断し(ステップS217:No)、原稿の読み取り待ちとなる。
これに対し、システム制御部121は、スキャナー制御部111からのスキャナー部101によるタブレット型端末300の画面の画像の読み取りが終わったことを示す通知が有れば原稿の読み取りが終了したと判断し(ステップS217:Yes)、ステップS214に移行する。
なお、システム制御部121は、ステップS214に移行した場合、次に読み取る原稿が有るため、ステップS215でスキャナー制御部111に対し、スキャナー部101の図示しない光源の点滅を指示し、ステップS216で原稿の読み取りを指示し、ステップS217で原稿の読み取りが完了すると、ステップS214からステップS218に移行する。
(ステップS218)
システム制御部121は、ジョブの設定の内容に基づいた処理を指示する。
この場合、システム制御部121は、ステップS206で受け付けたジョブの設定がコピーである場合、画像処理部117に対してスキャナー部101が読み取った画像の画像処理(ラスタライズ)を指示し、プリンター制御部112に対してプリンター部140による印刷を指示する。
また、システム制御部121は、ステップS206で受け付けたジョブの設定がFAX送信である場合、FAX制御部113に対してFAX部102によるFAX送信を指示する。
また、システム制御部121は、ステップS206で受け付けたジョブの設定がデータ送信である場合、通信制御部114に対してI/F103によるデータ送信を指示する。
また、システム制御部121は、ステップS206で受け付けたジョブの設定が保存であり、画像データの保存先がたとえばHDD107である場合、HDD制御部120に対し、HDD107に対する画像データの保存を指示する。
(ステップS219)
システム制御部121は、指示した処理が終了したかどうかを判断する。
ここで、システム制御部121は、指示した処理がコピー印刷の場合、プリンター制御部112からの印刷終了を示す通知が無ければコピー印刷が終了していないと判断して終了待ちとなり(ステップS219:No)、プリンター制御部112からの印刷終了を示す通知が有ればコピー印刷が終了したと判断し(ステップS219:Yes)、処理を終了する。
また、システム制御部121は、上記同様に、指示した処理がたとえばFAX送信の場合、FAX制御部113からの送信終了を示す通知が無ければFAX送信が終了していないと判断して終了待ちとなり(ステップS219:No)、FAX制御部113からの送信終了を示す通知が有ればFAX送信が終了したと判断し(ステップS219:Yes)、処理を終了する。
また、システム制御部121は、上記同様に、指示した処理がたとえばデータ送信の場合、通信制御部114からの送信終了を示す通知が無ければデータ送信が終了していないと判断して終了待ちとなり(ステップS219:No)、通信制御部114からの送信終了を示す通知が有ればデータ送信が終了したと判断し(ステップS219:Yes)、処理を終了する。
また、システム制御部121は、上記同様に、指示した処理がたとえばHDD107への保存の場合、HDD制御部120からの保存終了を示す通知が無ければ画像データの保存が終了していないと判断して終了待ちとなり(ステップS219:No)、HDD制御部120からの保存終了を示す通知が有れば画像データの保存が終了したと判断する(ステップS219:Yes)。
(ステップS220)
システム制御部121は、課金情報をデポジット管理サーバー400に送信する。
この場合、システム制御部121は、指示した処理がたとえばFAX送信の場合、FAXの送信枚数に応じた課金情報を取得し、デポジット管理サーバー400に送信する。
また、システム制御部121は、指示した処理がたとえばデータ送信の場合、データ送信量に応じる課金情報を取得し、デポジット管理サーバー400に送信する。
また、システム制御部121は、指示した処理がたとえばHDD107への保存の場合、保存したデータ量に応じた課金情報を取得し、デポジット管理サーバー400に送信する。
なお、送信枚数に応じた課金情報、データ送信量に応じた課金情報、保存したデータ量に応じる課金情報は、たとえばHDD107に登録されているものとする。
そして、デポジット管理サーバー400は、MFP100からの課金情報に基づき決済処理を実行する。すなわち、クレジットカードでの支払いの場合、ユーザー情報と課金情報とをクレジットカードの発行元に送信することで、決済処理を実行する。また、たとえばプリペードカードでの支払いの場合、課金情報に応じてプリペードカードの残高を更新する。また、デポジット管理サーバー400は、決済処理を終えると、デポジット情報に含まれているユーザーの連絡先のメールアドレスを用いて、決済状況を通知する。なお、決済状況を通知は、MFP100がデポジット管理サーバー400からの決済状況の通知をタブレット型端末300に転送する仕組みを用いてもよい。
このように、第2の実施形態では、光源を有するスキャナー部110により、原稿読取部101Cにセットされたタブレット型端末300(読取対象)の画面301のデポジット関連画像であるQRコード(登録商標)320と、画像310とを読み取り、光検出センサー105により、タブレット型端末300(読取対象)から光が放出されているどうかを検出し、システム制御部121により、光検出センサー105の検出結果に基づき、スキャナー部101に対し、光源をOFFにしてのタブレット型端末300(読取対象)の画面301の画像310の読み取り、又は光源をONにしてのタブレット型端末300(読取対象)の画面301のQRコード(登録商標)320と画像310との読み取りを指示する。また、システム制御部121は、スキャナー部110が読み取ったタブレット型端末300(読取対象)の画面301のユーザー情報と決済関連情報とを含むデポジット情報を示すデポジット関連画像であるQRコード(登録商標)320の画像データをデポジット管理サーバー400に送信し、デポジット管理サーバー400からのユーザー認証と決済関連情報との確認結果に問題が無ければ、光源の点滅動作又は点灯動作を実行し、画面301の画像310をスキャナー部110に読み取らせる。
これにより、第1の実施形態での効果に加え、画像310に対するジョブの実行前に、QRコード(登録商標)320による、デポジット管理サーバー400でのデポジット情報に含まれるユーザー認証と決済関連情報との確認結果に基づき、課金を要するジョブの実行の可否を判断できる。さらには、ユーザー認証と決済関連情報との確認結果に基づき、課金を要するジョブの実行の可否を判断できるので、MFP100でのユーザー認証と決済関連情報とを一括管理できる。また、デポジット情報には、ユーザーが予め登録した画像データや文書データ等のデータ情報が含まれるようにすることも可能である。この場合、MFP100は、ユーザー認証と決済関連情報との管理に加え、文書の管理を含めた一括管理が可能となる。
100 MFP
101 スキャナー部
101A 本体
101B 原稿読取台
101C 原稿読取部
102 FAX部
103 I/F
104 用紙検出センサー
105 光検出センサー
106 パネル部
107 HDD
110 制御部
111 スキャナー制御部
112 プリンター制御部
113 FAX制御部
114 通信制御部
115 RAM
116 EEPROM
117 画像処理部
118 センサー制御部
119 パネル操作制御部
120 HDD制御部
121 システム制御部
122 データバス
130 給紙部
131a〜131c 給紙カセット
133、200 用紙
140 プリンター部
141 画像形成ユニット
142 1次転写ローラー
143 駆動ローラー
144 従動ローラー
145 中間転写ベルト
146 2次転写ローラー
150 定着部
151 加熱ローラー
152 加圧ローラー
160 搬送部
170 ADF
170A 原稿カバー
171 給紙トレイ
172〜177 搬送ローラー
178 給紙口
179 排出口
180 メールボックス
181 排紙トレイ
300 タブレット型端末
301 画面
302 カメラ
310 画像
311、320 QRコード(登録商標)
400 デポジット管理サーバー
500 ネットワーク

Claims (8)

  1. 画像を表示する画面と、
    光検出部と
    を備える読取対象、及び
    前記読取対象をセットする原稿読取部と、
    光源を有し、前記読取対象の画面の画像を読み取るスキャナー部と、
    前記読取対象側から光が放出されているどうかを検出する光検出センサーと、
    前記光検出センサーの検出結果に基づき、前記スキャナー部に対し、前記光源をOFFにしての前記読取対象の画面の画像の読み取り、又は前記光源をONにしての前記読取対象の画面の画像の読み取りを指示するシステム制御部と
    を備える画像形成装置を含み、
    前記システム制御部は、前記スキャナー部が前記読取対象の画面の画像を読み取った後、前記光源の点滅動作又は点灯動作を実行し、前記画面の画像を前記スキャナー部に読み取らせ、
    前記読取対象は、前記光検出部が前記光源の前記点滅動作又は点灯動作による光を検出すると、前記画面に表示する画像を切り替える
    ことを特徴とする画像形成システム。
  2. 前記システム制御部は、
    前記光検出センサーが前記読取対象側から光が放出されていることを検出すると、前記スキャナー部に対し、前記光源をOFFにしての前記読取対象の画像の読み取りを指示し、
    前記光検出センサーが前記読取対象側から光が放出されていないことを検出すると、前記スキャナー部に対し、前記光源をONにしての前記読取対象の画像の読み取りを指示する
    ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成システム。
  3. 前記システム制御部は、
    前記スキャナー部が前記画面の最終ページの画像を読み取った後、前記光源の前記点滅動作又は点灯動作を実行しない
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の画像形成システム。
  4. 画像を表示する画面と、
    光検出部と
    を備える読取対象、及び
    前記読取対象をセットする原稿読取部と、
    光源を有し、前記読取対象の画面の画像を読み取るスキャナー部と、
    前記読取対象側から光が放出されているどうかを検出する光検出センサーと、
    前記光検出センサーの検出結果に基づき、前記スキャナー部に対し、前記光源をOFFにしての前記読取対象の画面の画像の読み取り、又は前記光源をONにしての前記読取対象の画面の画像の読み取りを指示するシステム制御部と
    を備える画像形成装置を含み、
    前記読取対象は、前記画面にユーザー情報と決済関連情報とを含むデポジット情報を示すデポジット関連画像を表示し、
    前記システム制御部は、前記スキャナー部が読み取った前記デポジット関連画像の画像データをデポジット管理サーバーに送信し、前記デポジット管理サーバーからのユーザー認証と決済関連情報との確認結果に問題が無ければ、前記光源の点滅動作又は点灯動作を実行し、前記画面の画像を前記スキャナー部に読み取らせ、
    前記読取対象は、前記光検出部が前記光源の前記点滅動作又は点灯動作による光を検出すると、前記画面に表示する画像を切り替える
    ことを特徴とする画像形成システム。
  5. 読取対象をセットする原稿読取部と、
    光源を有し、前記読取対象の画面の画像を読み取るスキャナー部と、
    前記読取対象側から光が放出されているどうかを検出する光検出センサーと、
    前記光検出センサーの検出結果に基づき、前記スキャナー部に対し、前記光源をOFFにしての前記読取対象の画面の画像の読み取り、又は前記光源をONにしての前記読取対象の画面の画像の読み取りを指示するシステム制御部とを備え、
    前記システム制御部は、前記スキャナー部が前記読取対象の画面の画像を読み取った後、前記光源の点滅動作又は点灯動作を実行し、前記点滅動作又は点灯動作に応じて前記読取対象が切り替えた前記画面の画像を前記スキャナー部に読み取らせる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  6. 読取対象をセットする原稿読取部と、
    光源を有し、前記読取対象の画面の画像を読み取るスキャナー部と、
    前記読取対象側から光が放出されているどうかを検出する光検出センサーと、
    前記光検出センサーの検出結果に基づき、前記スキャナー部に対し、前記光源をOFFにしての前記読取対象の画面の画像の読み取り、又は前記光源をONにしての前記読取対象の画面の画像の読み取りを指示するシステム制御部とを備え、
    前記システム制御部は、前記スキャナー部が読み取った前記読取対象の画面のユーザー情報と決済関連情報とを含むデポジット情報を示すデポジット関連画像の画像データをデポジット管理サーバーに送信し、前記デポジット管理サーバーからのユーザー認証と決済関連情報との確認結果に問題が無ければ、前記光源の点滅動作又は点灯動作を実行し、前記画面の画像を前記スキャナー部に読み取らせる
    ことを特徴とする画像形成装置。
  7. 画像形成装置を制御するコンピューターに実行させる画像読取プログラムであって、
    光源を有するスキャナー部により、原稿読取部にセットされた読取対象の画面の画像を読み取る工程と、
    光検出センサーにより、前記読取対象側から光が放出されているどうかを検出する工程と、
    システム制御部により、前記光検出センサーの検出結果に基づき、前記スキャナー部に対し、前記光源をOFFにしての前記読取対象の画面の画像の読み取り、又は前記光源をONにしての前記読取対象の画面の画像の読み取りを指示する工程とを具備し、
    さらに、前記システム制御部は、前記スキャナー部が前記読取対象の画面の画像を読み取った後、前記光源の点滅動作又は点灯動作を実行し、前記点滅動作又は点灯動作に応じて前記読取対象が切り替えた前記画面の画像を前記スキャナー部に読み取らせる工程を有する
    ことを特徴とする画像読取プログラム。
  8. 画像形成装置を制御するコンピューターに実行させる画像読取プログラムであって、
    光源を有するスキャナー部により、原稿読取部にセットされた読取対象の画面の画像を読み取る工程と、
    光検出センサーにより、前記読取対象側から光が放出されているどうかを検出する工程と、
    システム制御部により、前記スキャナー部が読み取った前記読取対象の画面のユーザー情報と決済関連情報とを含むデポジット情報を示すデポジット関連画像の画像データをデポジット管理サーバーに送信する工程とを具備し、
    さらに、前記システム制御部は、前記デポジット管理サーバーからのユーザー認証と決済関連情報との確認結果に問題が無ければ、前記光源の点滅動作又は点灯動作を実行し、前記画面の画像を前記スキャナー部に読み取らせる工程を有する
    ことを特徴とする画像読取プログラム。
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