JP2019144966A - 表示方法、プログラム及び表示システム - Google Patents

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Hiroki Kazuno
浩基 數野
馬場 朗
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Abstract

【課題】施設の設備が非稼働状態とみなされる期間における電力使用についての評価及び当該期間において節約可能な電力に関する情報を知ることができる表示方法、プログラム及び表示システムを提供する。【解決手段】表示方法は、情報端末30が有する表示部31に情報を表示する方法である。表示方法は、抽出ステップと、表示ステップとを含む。抽出ステップは、施設における複数の設備の各々について、当該設備で計測された当該設備の電力に関連する電力情報のうち、少なくとも当該設備が非稼働状態とみなされる期間の電力情報を非稼働情報として抽出する。表示ステップは、複数の設備の各々について、非稼働情報に基づいた期間における電力使用の評価結果及び非稼働情報で表される電力のうち節約可能な改善電力に関連する改善情報を、表示部31に表示させる。【選択図】図1

Description

本開示は、一般に表示方法、プログラム及び表示システムに関し、より詳細には、施設で消費された電力量に関する情報を表示する表示方法、プログラム及び表示システムに関する。
従来、電力エネルギーを的確に監視する技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1の電力エネルギー監視システムは、日単位や月単位などの長時間、長期間に亘る電力エネルギー使用量の予測値および目標値を、工場、管理センタなどの事業所別に高い精度で求めて、電力エネルギーを的確に監視している。
特開2010−211780号公報
しかしながら、特許文献1では、事業所(施設)の設備が非稼働状態とみなされる期間における電力使用についての評価、及び当該期間において節約可能な電力について利用者は知ることができない。
そこで、本開示は上記事由に鑑みてなされており、施設の設備が非稼働状態とみなされる期間における電力使用についての評価及び当該期間において節約可能な電力に関する情報を知ることができる表示方法、プログラム及び表示システムを提供することを目的とする。
本開示の一態様に係る表示方法は、情報端末が有する表示部に情報を表示する方法である。前記表示方法は、抽出ステップと、表示ステップとを含む。前記抽出ステップは、施設における複数の設備の各々について、当該設備で計測された当該設備の電力に関連する電力情報のうち、少なくとも当該設備が非稼働状態とみなされる期間の電力情報を非稼働情報として抽出する。前記表示ステップは、前記複数の設備の各々について、前記非稼働情報に基づいた前記期間における電力使用の評価結果及び前記非稼働情報で表される電力のうち節約可能な改善電力に関連する改善情報を、前記表示部に表示させる。
本開示の一態様に係るプログラムは、コンピュータに、前記表示方法を、実行させるためのプログラムである。
本開示の一態様に係る表示システムは、情報端末が有する表示部に情報を表示するシステムである。前記表示システムは、抽出部と、表示制御部とを備える。前記抽出部は、施設における複数の設備の各々について、当該設備で計測された当該設備の電力に関連する電力情報のうち、少なくとも当該設備が非稼働状態とみなされる期間の電力情報を非稼働情報として抽出する。前記表示制御部は、前記複数の設備の各々について、前記非稼働情報に基づいた前記期間における電力使用の評価結果及び前記非稼働情報で表される電力のうち節約可能な改善電力に関連する改善情報を、前記表示部に表示させる。
本開示によると、施設の設備が非稼働状態とみなされる期間における電力使用についての評価及び当該期間において節約可能な電力に関する情報を知ることができる。
図1は、本開示の一実施形態に係る表示システムの構成を示すブロック図である。 図2は、同上の表示システムを含むシステムの構成図である。 図3は、同上の表示システムが表示する第1画面の一例を示す図である。 図4は、同上の表示システムが表示する第2画面の一例を示す図である。 図5は、同上の表示システムが表示する第3画面の一例を示す図である。 図6は、同上の表示システムが表示する第4画面の一例を示す図である。 図7は、同上の表示システムが表示する第5画面の一例を示す図である。 図8は、同上の表示システムが表示する第6画面の一例を示す図である。
以下に説明する実施形態及び変形例は、本開示の一例に過ぎず、本開示は、実施形態及び変形例に限定されることなく、この実施形態及び変形例以外であっても、本開示に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。
(実施形態)
本実施形態に係る表示方法、プログラム及び表示システムについて、図1〜図8を用いて説明する。
(1)全体概要
本実施形態では、施設で計測された電力に関する電力量情報を表示する機能を、基本的な機能として有する表示システムについて説明する。
本実施形態においては、コンピュータシステムが備える表示システム10は、図1、図2に示すように、情報端末3に表示するコンテンツを作成する表示制御装置1にて構成される。ここでいう「施設」は、電力の供給を受けるビル等の施設を意味しており、電力会社等の電気事業者から電力の供給を受ける施設だけでなく、太陽光発電設備等の発電設備から電力の供給を受ける施設も含む。
施設5に設けられた計測システム20は、施設5における電力の消費データ(消費電力量)を取得する。具体的には、計測システム20は、施設5における複数の分岐回路について、消費電力量を消費データとして取得する。施設5における複数の分岐回路の各々には負荷機器50が接続されている。負荷機器50は、例えば施設5に設けられた機器であり、電力を消費する電気機器である。負荷機器50は、例えば照明器具50a〜50c、空調機器50d〜50f等である。
蓄積サーバ2は、計測システム20にネットワーク4を介して接続される。蓄積サーバ2は、計測システム20が計測した複数の分岐回路に対する計測値を分岐回路ごとに時系列に記憶している。
表示制御装置1は、図2に示すように、施設5に設けられた蓄積サーバ2にネットワーク4を介して接続される。また、表示制御装置1は、図2に示すように、表示部31を備える情報端末3にネットワーク4を介して接続される。
情報端末3は、表示システム10(表示制御装置1)で出力された情報(コンテンツ)を表示部31に表示する。これにより、情報端末3は、表示システム10で作成された情報(コンテンツ)を、情報端末3の所有者に対して提示することが可能となる。ここで、所有者は、例えば、施設5の管理者である。
(2)構成
次に、本実施形態に係る表示システム10、計測システム20、蓄積サーバ2及び情報端末3の構成について説明する。
(2.1)計測システム
まず、本実施形態の計測システム20の構成について説明する。
計測システム20は、図2に示すように、複数のコントローラ21と、電流センサ22〜28とを備えている。また、施設5には、系統電源9に電気的に接続される受変電設備61(キュービクル)が設けられている。なお、複数のコントローラ21を個別に表す必要がある場合には、コントローラ21a〜21cと記載する。
複数のコントローラ21は、少なくとも1つの電流センサに電気的に接続されている。具体的には、コントローラ21aは、電流センサ22に電気的に接続されている。コントローラ21bは、電流センサ23〜25に電気的に接続されている。コントローラ21cは、電流センサ26〜28に電気的に接続されている。電流センサ22は、受変電設備61の一次側に設けられ、幹線を流れる電流の値を計測する。電流センサ23〜29は、複数の分岐ブレーカ62に対応して設けられ、複数の分岐回路に流れる電流の値をそれぞれ計測する。ここでいう「分岐回路」は、受変電設備61及び複数の分岐ブレーカ62にて幹線から分岐された各回路を意味する。分岐回路には、分岐ブレーカ62に接続される配線、照明器具や調理家電等の負荷機器50、コンセント(アウトレット)、壁スイッチ等を含んでいる。なお、複数の分岐ブレーカ62を個別に表す必要がある場合には、分岐ブレーカ62a〜62fと記載する。例えば、分岐ブレーカ62cで分岐された分岐回路は、分岐ブレーカ62cと照明器具50a,50bとを含む回路である。また、受変電設備61で分岐された分岐回路は、受変電設備61と分岐ブレーカ62a,62bの各々で分岐された分岐回路とを含む回路である。
複数のコントローラ21の各々は、電気的に接続された1つ以上の電流センサの出力を用いて、複数の負荷機器50及び受変電設備61の各々について、消費電力と消費電力量(電力量)との少なくとも一方を計測する。複数のコントローラ21の各々は、計測された計測値を、施設5に設けられたルータ7を介して蓄積サーバ2へ送信する。例えば、コントローラ21aは、受変電設備61で分岐される分岐回路で使用される電力量を計測する。コントローラ21bは、複数の負荷機器50(照明器具50a〜50c)の各々で使用される電力量の値を、負荷機器50ごとに計測する。コントローラ21cは、複数の負荷機器50(空調機器50d〜50f)の各々で使用される電力量の値を、負荷機器50ごとに計測する。
上述したように、計測システム20の計測値は、複数のコントローラ21で計測される消費電力と消費電力量との少なくとも一方を含んでいる。つまり、計測値は、瞬時電力を表す消費電力であってもよいし、あるいは一定時間における電力の消費量(使用量)を表す消費電力量であってもよい。また、計測値は、消費電力と消費電力量との両方であってもよい。本実施形態では一例として、計測値は、消費電力を一定時間(例えば正時から30分間隔)で積算した消費電力量である。
コントローラ21は、計測対象である設備(受変電設備61又は負荷機器50)の計測値と、計測対象である受変電設備61又は負荷機器50を識別する識別情報とを対応付けて、ルータ7を介して蓄積サーバ2に送信する。識別情報とは、コントローラによって電力量の計測が可能な回路に割り当てられた情報である。例えば、図2に示す受変電設備61には、識別情報として“回路[31−1]”が割り当てられている。
(2.2)蓄積サーバ
蓄積サーバ2は、計測システム20が計測した計測値(例えば消費電力量)を記憶する。つまり、蓄積サーバ2は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、またはEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等から選択されるデバイスを有している。このデバイスに、計測システム20が計測した計測値が時系列に記憶される。
蓄積サーバ2は、識別情報ごとに、つまり計測対象の設備ごとに、計測された計測値を時系列に記憶する。
蓄積サーバ2は、計測対象である複数の設備(受変電設備61及び複数の負荷機器50)と、複数の識別情報とを一対一に対応付けて記憶している。
(2.3)表示システム
次に、本実施形態の表示システム10の構成について説明する。
表示システム10は、上述したように、本実施形態では表示制御装置1にて構成されている。表示制御装置1は、情報端末3及び蓄積サーバ2にネットワーク4を介して接続される。
表示制御装置1は、図1に示すように、処理部11と、通信部12とを備える。表示制御装置1は、CPU(Central Processing Unit)及びメモリを有している。CPUがメモリに格納されているプログラムを実行することにより、処理部11の機能を実現する。プログラムは、ここではインターネット等の電気通信回線を通じて、あるいはメモリカード等の記録媒体に記録されて提供されるが、コンピュータのメモリに予め記録されていてもよい。
処理部11は、図1に示すように、取得部100、抽出部101及び表示制御部102を有している。
取得部100は、計測システム20が施設5における複数の計測点でそれぞれ計測された複数の設備の電力量に関連する電力量情報を、蓄積サーバ2から取得する。具体的には、取得部100は、電流センサ22〜28で計測された複数の設備(受変電設備61及び負荷機器50)の消費電力量と、計測された日時とを含む電力量情報を、蓄積サーバ2から取得する。
抽出部101は、各設備について、当該設備が非稼働状態の開始とみなされる開始時刻、及び当該設備の非稼働状態の終了とみなされる終了時刻を、予め記憶している。例えば、抽出部101は、基準電力が継続する期間の開始時刻及び終了時刻を、設備が非稼働状態の開始とみなされる開始時刻、及び非稼働状態の終了とみなされる終了時刻として、予め記憶する。ここで、基準電力とは、設備が稼働していないとみなされる期間における安定した電力である。基準電力は、設備の待機電力、又は待機電力に所定値を加えた電力である。非稼働状態とみなされる期間では、例えば、計測された大量の計測値(消費電力量)を用いて、複数の日においてそれぞれ発生する複数の基準電力の開始時刻の平均の時刻を当該期間の開始時刻とし、複数の終了時刻の平均の時刻を当該期間の終了時刻とする。なお、本実施形態では、複数の基準電力の開始時刻の平均の時刻を設備が非稼働状態の開始とみなされる開始時刻とし、複数の基準電力の終了時刻の平均の時刻を設備が非稼働状態の開始とみなされる終了時刻としたが、これに限定されない。複数の基準電力の開始時刻のうち最も早い開始時刻又は最も遅い開始時刻を、非稼働状態の開始とみなされる開始時刻としてもよい。または、複数の基準電力の開始時刻の中間値を非稼働状態の開始とみなされる開始時刻としてもよい。同様に、複数の基準電力の終了時刻のうち最も早い終了時刻又は最も遅い終了時刻を、非稼働状態の終了とみなされる終了時刻としてもよい。または、複数の基準電力の終了時刻の中間値を非稼働状態の開始とみなされる終了時刻としてもよい。
抽出部101は、各設備について、当該設備に対応する複数の電力量情報のうち、少なくとも当該設備が非稼働状態の開始とみなされる開始時刻から当該設備の非稼働状態の終了とみなされる終了時刻までの期間の電力量情報を非稼働情報として抽出する。本実施形態では、抽出部101は、各設備について、非稼働情報の他、当該設備の稼働期間におけるすべての電力量情報を稼働情報として抽出する。つまり、抽出部101は、各設備について、非稼働状態の期間の電力量情報だけでなく、稼働状態の期間の電力量情報も取得する。
抽出部101は、各設備について、当該設備の非稼働状態での基準電力を予め記憶している。例えば、計測された大量の計測値を用いて、複数の日においてそれぞれ発生する非稼働状態時の電力の平均値を基準電力として記憶する。なお、本実施形態では、複数の非稼働状態時の電力の平均値を基準電力としたが、これに限定されない。複数の非稼働状態時の電力の最小値、最大値、中間値を基準電力としてもよい。
抽出部101は、各設備について、取得した複数の電力量情報(非稼働情報)のうち基準電力を超えている消費電力量を含む電力量情報(非稼働情報)を抽出する。抽出部101は、抽出した電力量情報と、当該電力量情報に含まれる消費電力量に対する節約可能な電力量(改善電力量)とを含む超過電力量情報を生成する。例えば、基準電力を超えている消費電力量は、非稼働とみなされる期間に負荷機器50の電源の切り忘れ等により発生している電力である。ここで、改善電力量は、計測された消費電力量と基準電力との差分である。以降、本実施形態では、負荷機器50の電源の切り忘れにより発生した電力を超過電力量として説明する。
表示制御部102は、情報端末3からの要求に応じた画面を作成し、情報端末3の表示部31に表示する。
表示制御部102は、情報端末3からの要求に応じて、計測が開始されてから現在までの期間におけるすべての超過電力量情報に基づいた第1画面200(コンテンツ)を作成し、表示部31に表示する。
表示制御部102は、情報端末3からの要求に応じて、指定された年におけるすべての超過電力量情報に基づいた第2画面300(コンテンツ)を作成し、表示部31に表示する。
表示制御部102は、情報端末3からの要求に応じて、指定された月におけるすべての超過電力量情報に基づいた第3画面400(コンテンツ)を作成し、表示部31に表示する。
表示制御部102は、情報端末3からの要求に応じて、指定された週におけるすべての超過電力量情報に基づいた第4画面500(コンテンツ)を作成し、表示部31に表示する。
表示制御部102は、情報端末3からの要求に応じて、特定の設備について指定された月におけるすべての非稼働情報及びすべての稼働情報と、当該月におけるすべての超過電力量情報とに基づいた第5画面600(コンテンツ)を作成し、表示部31に表示する。
表示制御部102は、情報端末3からの要求に応じて、特定の設備について指定された日におけるすべての非稼働情報及びすべての稼働情報と、当該月におけるすべての超過電力量情報とに基づいた第6画面700(コンテンツ)を作成し、表示部31に表示する。
表示制御部102は、作成した画面を情報端末3に送信し、表示部31に表示させる。
通信部12は、ネットワーク4に接続されることで、表示制御装置1と情報端末3との間、及び表示制御装置1と蓄積サーバ2との間の通信を可能にする。
(2.4)情報端末
次に、本実施形態の情報端末3の構成について説明する。
情報端末3は、一例として表示部31を備えるスマートフォンである。情報端末3は、図3に示すように、表示部31の他、処理部32と、通信部33と、入力部34と、記憶部35とを備える。情報端末3は、CPU及びメモリを有しており、CPUがメモリに格納されているプログラムを実行することにより、コンピュータを処理部32として機能させる。プログラムは、ここではインターネット等の電気通信回線を通じて、あるいはメモリカード等の記録媒体に記録されて提供されるが、コンピュータのメモリに予め記録されていてもよい。
表示部31は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(electroluminescence)ディスプレイのような薄型のディスプレイ装置である。
処理部32は、表示部31を制御することにより、表示制御装置1の表示制御部102が作成した画面を表示部31に表示する機能を持つ。つまり、情報端末3は、専用のアプリケーションソフトをインストールし、このアプリケーションソフトを起動することにより、表示部31を制御するための処理部32としての機能を実現する。
通信部33は、ネットワーク4に接続されることで、情報端末3と表示制御装置1(表示システム10)との間の通信を可能にする。ここでは、情報端末3はスマートフォンであるから、通信部33は、通信事業者が提供する携帯電話網(キャリア網)を介して、例えばインターネットからなるネットワーク4に接続される。携帯電話網には、例えば3G(第3世代)回線、LTE(Long Term Evolution)回線等がある。なお、通信部33は、公衆無線LAN(Local Area Network)を介してネットワーク4に接続されてもよい。
入力部34は、情報端末3の所有者の操作を受け付ける機能を有している。本実施形態では、情報端末3はタッチパネルディスプレイを搭載したスマートフォンであり、タッチパネルディスプレイが表示部31及び入力部34として機能する。そのため、以下の説明では、表示部31に表示される画面上のボタンに対する種々のタッチ操作を、「タップ」等と表現する。ただし、入力部34は、タッチパネルディスプレイに限らず、例えばキーボードやポインティングデバイス、メカニカルなスイッチ等であってもよい。
記憶部35は、例えばフラッシュメモリ等の電気的に書換可能な不揮発性の半導体メモリで構成される。
情報端末3は、上記構成により表示制御装置1で作成された画面(コンテンツ)を表示することができる。
なお、情報端末3がスマートフォンで構成されることは一例である。情報端末3は、携帯電話機、パーソナルコンピュータ等で構成されてもよい。
(3)動作説明
以下、本実施形態に係る表示システム10の動作について説明する。
まず、電力情報と構成情報とを表示部31に表示する場合の表示システム10の動作について説明する。
本実施形態に係るプログラムは、情報端末3の表示部31に、計測システム20が計測した施設5における消費電力量に関する電力量情報及び超過電力量情報に応じた改善電力量に関する改善情報を表示するためのプログラムである。ここで、改善電力量は、超過電力量情報に含まれる電力量のうち節約可能な電力量である。つまり、本実施形態に係るプログラムは、表示制御装置1のコンピュータを、取得部100、抽出部101及び表示制御部102として機能させるためのプログラムである。
取得部100は、電流センサ22〜28で計測された複数の設備(受変電設備61及び負荷機器50)の消費電力量と、計測された日時とを含む電力量情報を、蓄積サーバ2から取得する。
抽出部101は、各設備について、計測システム20が計測したすべての非稼働情報及びすべての稼働情報を、蓄積サーバ2から抽出する。
抽出部101は、各設備について、取得した複数の電力量情報(非稼働情報)のうち基準電力を超えている消費電力量を含む電力量情報(非稼働情報)を抽出する。抽出部101は、抽出した電力量情報と、改善電力量とを含む超過電力量情報を生成する。
表示制御部102は、情報端末3からの要求に応じて、第1画面200を作成し、表示部31に表示する。具体的には、表示制御部102は、計測が開始されてから現在までの期間を1ヶ月ごとのグループに分割する。表示制御部102は、設備ごとに、当該設備に対するすべての超過電力量情報を、対応するグループに分類する。例えば、超過電力量情報に含まれる消費電力量が計測された日時に対応するグループに当該超過電力量は分類される。表示制御部102は、分類したグループごとに、超過電力量情報が含まれる日数をカウントする。表示制御部102は、超過電力量情報が含まれる日数に応じて、該当する月において非稼働状態とみなされる期間の消費電力量に対する評価結果の表示色を決定する。例えば、超過電力量情報が含まれる日数が0日であれば白色に、1〜2日であれば表示色を黄色に、3〜4日であれば表示色を橙色に、5日以上であれば表示色を赤色に、それぞれ決定する。つまり、負荷機器50の電源の切り忘れが無い月の表示色は白色に、電源の切り忘れが1〜2日であれば表示色は黄色に、3〜4日であれば表示色は橙色に、5日以上であれば表示色は赤色に、それぞれ決定される。さらに、表示制御部102は、計測が開始されてから現在までの期間に含まれるすべての超過電力量情報の改善電力量の合計を算出し、その結果を改善情報とする。表示制御部102は、各設備について、月ごとに決定された表示色(月ごとの評価結果)及び改善情報を含む第1画面200を生成する。
表示制御部102は、情報端末3からの要求に応じて、第2画面300を作成し、表示部31に表示する。具体的には、表示制御部102は、指定された年を1ヶ月ごとのグループに分割する。表示制御部102は、設備ごとに、当該設備に対するすべての超過電力量情報のうち指定された年に計測された消費電力量を含む超過電力量情報を、対応するグループに分類する。表示制御部102は、分類したグループごとに、超過電力量情報が含まれる日数をカウントする。表示制御部102は、超過電力量情報が含まれる日数に応じて、該当する月において非稼働状態とみなされる期間の消費電力量に対する評価結果の表示色を決定する。例えば、表示制御部102は、1ヶ月を3つの期間(第1〜第3期間)に分割し、各期間について超過電力量情報が含まれる日数が0日であれば白色に、1〜2日であれば表示色を黄色に、3〜4日であれば表示色を橙色に、5日以上であれば表示色を赤色に、それぞれ決定する。つまり、第1〜第3期間のうち負荷機器50の電源の切り忘れが無い期間の表示色は白色に、電源の切り忘れが1〜2日である期間の表示色は黄色に、3〜4日である期間の表示色は橙色に、5日以上である期間の表示色は赤色に、それぞれ決定される。さらに、表示制御部102は、指定された年に含まれるすべての超過電力量情報の改善電力量の合計を算出し、その結果を改善情報とする。表示制御部102は、各設備について、月ごとに決定された表示色(月ごとの評価結果)及び改善情報を含む第2画面300を生成する。
表示制御部102は、情報端末3からの要求に応じて、第3画面400を作成し、表示部31に表示する。具体的には、表示制御部102は、指定された月を1日ごとのグループに分割する。表示制御部102は、設備ごとに、当該設備に対するすべての超過電力量情報のうち指定された月に計測された消費電力量を含む超過電力量情報を、対応するグループに分類する。表示制御部102は、分類したグループごとに、超過電力量情報が含まれるか否かを判断する。表示制御部102は、判断結果に応じて、該当する日において非稼働状態とみなされる期間の消費電力量に対する評価結果の表示色を決定する。例えば、グループに超過電力量情報が含まれると判断する場合には表示色を黄色に、グループに超過電力量情報が含まれないと判断する場合には白色に、それぞれ決定する。つまり、負荷機器50の電源の切り忘れが無い日の表示色は白色に、電源の切り忘れた日があれば表示色は黄色に決定される。さらに、表示制御部102は、指定された月に含まれるすべての超過電力量情報の改善電力量の合計を算出し、その結果を改善情報とする。表示制御部102は、各設備について、日ごとに決定された表示色(日ごとの評価結果)及び改善情報を含む第3画面400を生成する。
表示制御部102は、情報端末3からの要求に応じて、第4画面500を作成し、表示部31に表示する。具体的には、表示制御部102は、指定された週を曜日ごとのグループに分割する。表示制御部102は、設備ごとに、当該設備に対するすべての超過電力量情報のうち指定された曜日に計測された消費電力量を含む超過電力量情報を、対応するグループに分類する。表示制御部102は、分類したグループごとに、該当する曜日における非稼働状態とみなされる期間における消費電力量に対する評価結果の表示色を決定する。ここでは、表示制御部102は、非稼働状態とみなされる期間における1時間ごとの消費電力量に対する評価結果の表示色を決定する。表示制御部102は、非稼働状態とみなされる期間のうち超過電力量情報に含まれる消費電力量が計測されていない時間帯については、表示色を白色に決定する。表示制御部102は、非稼働状態とみなされる期間のうち超過電力量情報に含まれる消費電力量が計測された時間帯については、計測された消費電力量に応じて、表示色を決定する。例えば、表示制御部102は、計測された消費電力量が基準電力の1.5倍未満である場合には表示色を黄色に、1.5倍以上2.0未満である場合には表示色を橙色に、2.0以上である場合には表示色を赤色に、それぞれ決定する。つまり、負荷機器50の電源の切り忘れが発生している場合において、その負荷機器50の消費電力量に応じて表示色が変更される。さらに、表示制御部102は、指定された週に含まれる超過電力量情報の改善電力量の合計を算出し、その結果を改善情報とする。表示制御部102は、各設備について、月ごとに決定された表示色(曜日ごとの評価結果)及び改善情報を含む第4画面500を生成する。
表示制御部102は、情報端末3からの要求に応じて、特定の設備について指定された月におけるすべての非稼働情報及び稼働情報の消費電力をグラフ形式とする第5画面600を作成し、表示部31に表示する。具体的には、表示制御部102は、指定された月に計測された電力量情報に基づいて、時間軸に沿った消費電力量の電力グラフを日ごとに作成する。表示制御部102は、指定された月に含まれる超過電力量情報の改善電力量の合計を算出し、その結果を改善情報とする。表示制御部102は、指定された月の日ごとに、当該日に計測された消費電力量を含む超過電力量情報が存在する場合には、当該日に対応する電力グラフの背景の表示色を黄色に決定する。超過電力情報が存在しない日の電力グラフの背景については、表示色を白色とする。表示制御部102は、特定の設備について、日ごとに作成された電力グラフ、電力グラフの背景色及び改善情報を含む第5画面600を生成する。表示制御部102は、電力グラフにおいて抽出部101が予め記憶している開始時刻、終了時刻及び基準電力を表す線分を、さらに表示させる。
表示制御部102は、情報端末3からの要求に応じて、特定の設備について指定された日におけるすべての非稼働情報及び稼働情報の消費電力をグラフ形式とする第6画面700を作成し、表示部31に表示する。具体的には、表示制御部102は、指定された日に計測された電力量情報に基づいて、時間軸に沿った消費電力量の電力グラフを作成する。表示制御部102は、指定された日に含まれる超過電力量情報の改善電力量の合計を算出し、その結果を改善情報とする。表示制御部102は、指定された日に計測された消費電力量を含む超過電力量情報が存在する場合には、当該日に対応する電力グラフの背景の表示色を黄色に決定する。超過電力情報が存在しない場合の電力グラフの背景については、表示色を白色とする。表示制御部102は、特定の設備について作成された電力グラフ、電力グラフの背景色及び改善情報を含む第6画面700を生成する。表示制御部102は、電力グラフにおいて抽出部101が予め記憶している開始時刻、終了時刻及び基準電力を表す線分を、さらに表示させる。
(4)画面
ここでは、表示部31で表示する画面について説明する。
(4.1)第1画面
まず、第1画面200について説明する。なお、図3の参照符号及び領域を囲む一点鎖線は、説明のために記載しているのみであり、実際の画面には表示されない。以下、図4〜図8においても同様である。
本実施形態の第1画面200は、図3に示すように、設備表示領域201、評価結果表示領域202及び改善情報表示領域203を含んでいる。
設備表示領域201には、計測対象の設備に係る情報が表示される。本実施形態では、設備の識別情報及び名称が表示される。
評価結果表示領域202には、計測が開始されてから現在までの期間における月ごとの評価結果が時系列に並んで表示される。図3では、2015年1月〜2018年12月を期間として、各月の評価結果が表示されている。各月の評価結果は、表示制御部102が決定した表示色で表示される。これにより、例えば、識別情報が[回路1−1]である設備では、2015年7月において電源の消し忘れが5日以上あったことが評価結果として表示される。
改善情報表示領域203には、設備ごとの改善情報が表示される。つまり、改善情報表示領域203には、計測が開始されてから現在までの期間において、電源の消し忘れがあったために生じた消費電力量の合計値が表示されるので、利用者は、電源の消し忘れが生じていなければ削減できた消費電力量を知ることができる。
第1画面200において、評価結果表示領域202に表示された複数の年のうち1つの年が表示された領域をタップすると、タップされた領域に表示された年を指定年とする第2画面300へと画面が遷移する。つまり、情報端末30の表示部31が第1画面200を表示している場合に特定の年が表示された領域がタップされると、表示制御部102は、タップされた領域に表示された年を指定年とする第2画面300を作成し、表示部31に表示する。例えば、図3に示す第1画面200において、“2017年”が表示された領域210がタップされると、指定年を2017年とする第2画面300が生成される。
また、第1画面200において、評価結果表示領域202に表示された複数の月のうち1つの月が表示された領域をタップすると、タップされた領域に表示された月を指定月とする第3画面400へと画面が遷移する。つまり、情報端末30の表示部31が第1画面200を表示している場合に特定の月が表示された領域がタップされると、表示制御部102は、タップされた領域に表示された月を指定月とする第3画面400を作成し、表示部31に表示する。例えば、図3に示す第1画面200において、“2017年2月”が表示された領域211がタップされると、指定月を2017年2月とする第3画面400が生成される。
(4.2)第2画面
本実施形態の第2画面300は、図4に示すように、設備表示領域301、評価結果表示領域302、改善情報表示領域303、第1ボタン表示領域304、第2ボタン表示領域305及び第3ボタン表示領域306を含んでいる。
設備表示領域301には、計測対象の設備に係る情報が表示される。本実施形態では、設備の識別情報及び名称が表示される。
評価結果表示領域302には、指定された年における月ごとの評価結果が時系列に並んで表示される。図4では、2017年を指定年として、2017年の各月の評価結果が表示されている。各月の評価結果は、表示制御部102が決定した表示色で表示される。上述したように、第2画面300で表示される各月は、3つの期間(第1〜第3期間)に分割される。第1期間を上旬、第2期間を中旬、第3期間を下旬とした場合に、識別情報が[回路1−1]である設備では、2017年9月の下旬において電源の消し忘れが4日以下あったことが評価結果として表示される。
改善情報表示領域303には、設備ごとの改善情報が表示される。つまり、改善情報表示領域303には、指定された年において、電源の消し忘れがあったために生じた消費電力量の合計値が表示されるので、利用者は、指定された年において電源の消し忘れが生じていなければ削減できた消費電力量を知ることができる。
第1ボタン表示領域304には、指定年を前年に変更するためのボタン310が表示される。ボタン310がタップされると、現在表示されている第2画面300の指定年を前年に変更した第2画面300が表示される。例えば、図4では、指定年として2017年が指定されている。このとき、ボタン310がタップされると、指定年を2016年とする第2画面300へと画面が遷移する。
第2ボタン表示領域305には、指定年を翌年に変更するためのボタン311が表示される。ボタン311がタップされると、現在表示されている第2画面300の指定年を翌年に変更した第2画面300が表示される。例えば、図4では、指定年として2017年が指定されている。このとき、ボタン311がタップされると、指定年を2018年とする第2画面300へと画面が遷移する。
第3ボタン表示領域306には、第1画面200へと画面遷移するためのボタン312が表示される。ボタン312がタップされると、現在表示されている第2画面300から第1画面200へと画面が遷移する。
また、第2画面300において、評価結果表示領域302に表示された複数の月のうち1つの月が表示された領域をタップすると、タップされた領域に表示された月を指定月とする第3画面400へと画面が遷移する。例えば、図4に示す第2画面300において、“2017年2月”が表示された領域321がタップされると、指定月を2017年2月とする第3画面400が生成される。
(4.3)第3画面
本実施形態の第3画面400は、図5に示すように、設備表示領域401、評価結果表示領域402、改善情報表示領域403、第1ボタン表示領域404、第2ボタン表示領域405、第3ボタン表示領域406及び第4ボタン表示領域407を含んでいる。
設備表示領域401には、計測対象の設備に係る情報が表示される。本実施形態では、設備の識別情報及び名称が表示される。
評価結果表示領域402には、指定された月における日ごとの評価結果が時系列に並んで表示される。図5では、2017年2月を指定月として、2017年2月の日ごとの評価結果が表示されている。日ごとの評価結果は、表示制御部102が決定した表示色で表示される。例えば、識別情報が[回路3−3]である設備では、2017年2月6日において電源の消し忘れがあったことが評価結果として表示される。
改善情報表示領域403には、設備ごとの改善情報が表示される。つまり、改善情報表示領域403には、指定された月において、電源の消し忘れがあったために生じた消費電力量の合計値が表示されるので、利用者は、指定された月において電源の消し忘れが生じていなければ削減できた消費電力量を知ることができる。
第1ボタン表示領域404には、指定月を前月に変更するためのボタン410が表示される。ボタン410がタップされると、現在表示されている第3画面400の指定月を前月に変更した第3画面400が表示される。例えば、図5では、指定月として2017年2月が指定されている。このとき、ボタン410がタップされると、指定月を2017年1月とする第3画面400へと画面が遷移する。
第2ボタン表示領域405には、指定月を翌月に変更するためのボタン411が表示される。ボタン411がタップされると、現在表示されている第3画面400の指定月を翌月に変更した第3画面400が表示される。例えば、図5では、指定月として2017年2月が指定されている。このとき、ボタン411がタップされると、指定月を2017年3月とする第3画面400へと画面が遷移する。
第3ボタン表示領域406には、第1画面200へと画面遷移するためのボタン412が表示される。ボタン412がタップされると、現在表示されている第3画面400から第1画面200へと画面が遷移する。
第4ボタン表示領域407には、第2画面300へと画面遷移するためのボタン413が表示される。ボタン413がタップされると、現在表示されている第3画面400から第2画面300へと画面遷移する。例えば、図5では、指定月として2017年2月が指定されている。このとき、ボタン413がタップされると、第3画面400の指定月を含む年である2017年を指定年とする第2画面300へと画面が遷移する。
第3画面400において、評価結果表示領域402に表示された複数の日のうち1つの日が表示された領域をタップすると、タップされた領域に表示された日を1週間の開始日とする第4画面500へと画面が遷移する。例えば、図5に示す第3画面400において、“1日”が表示された領域421がタップされると、2月1日を1週間の開始日とする第4画面500が生成される。
また、第3画面400において、評価結果表示領域402のうち、特定の設備の評価結果が表示されている領域内をタップすると、当該設備に対する第5画面600へと画面が遷移する。例えば、図5に示す第3画面400において、識別情報が[回路3−3]である設備の評価結果が表示されている領域422内がタップされると、第3画面400から識別情報が[回路3−3]である設備に対する第5画面600へと画面が遷移する。
(4.4)第4画面
本実施形態の第4画面500は、図6に示すように、設備表示領域501、評価結果表示領域502、改善情報表示領域503、第1ボタン表示領域504、第2ボタン表示領域505、第3ボタン表示領域506、第4ボタン表示領域507及び第5ボタン表示領域508を含んでいる。
設備表示領域501には、計測対象の設備に係る情報が表示される。本実施形態では、設備の識別情報及び名称が表示される。
評価結果表示領域502には、指定された週における日ごとの評価結果が時系列に並んで表示される。図6では、2017年2月1日を週の開始日として、1週間の日ごとの評価結果が表示されている。日ごとの評価結果は、表示制御部102が決定した表示色で表示される。例えば、識別情報が[回路3−3]である設備では、2017年2月1日において設備が稼働状態とみなす期間において消費電力が基準電力より1.5倍未満の時間帯と、2.0倍に未満の時間帯とがあったことが評価結果として表示される。
なお、上述したように、表示制御部102は、非稼働状態とみなされる期間における1時間ごとの消費電力量に対する評価結果の表示色を決定している。図5では、紙面の都合上、非稼働状態とみなされる期間において同一評価が継続する場合には継続する期間を1つの表示表域として扱っている。
改善情報表示領域503には、設備ごとの改善情報が表示される。つまり、改善情報表示領域503には、指定された週において、電源の消し忘れがあったために生じた消費電力量の合計値が表示されるので、利用者は、指定された週において電源の消し忘れが生じていなければ削減できた消費電力量を知ることができる。
第1ボタン表示領域504には、指定週を前週に変更するためのボタン510が表示される。ボタン510がタップされると、現在表示されている第4画面500の指定週を前週に変更した第4画面500が表示される。例えば、図6では、指定週として2017年2月1日から2月7日までの1週間が指定されている。このとき、ボタン510がタップされると、指定週を2017年1月25日から1月31日までの1週間を指定週とする第4画面500へと画面が遷移する。
第2ボタン表示領域505には、指定週を翌週に変更するためのボタン511が表示される。ボタン511がタップされると、現在表示されている第4画面500の指定月を翌週変更した第4画面500が表示される。例えば、図6では、指定週として2017年2月1日から2月7日までの1週間が指定されている。このとき、ボタン511がタップされると、指定週を2017年2月8日から2月14日までの1週間を指定週とする第4画面500へと画面が遷移する。
第3ボタン表示領域506には、第1画面200へと画面遷移するためのボタン512が表示される。ボタン512がタップされると、現在表示されている第4画面500から第1画面200へと画面が遷移する。
第4ボタン表示領域507には、第2画面300へと画面遷移するためのボタン513が表示される。ボタン513がタップされると、現在表示されている第4画面500から第2画面300へと画面遷移する。例えば、図6では、指定週として2017年2月1日から2月7日までの1週間が指定されている。このとき、ボタン513がタップされると、第4画面500の指定週を含む年である2017年を指定年とする第2画面300へと画面が遷移する。
また、第4画面500において、評価結果表示領域402内において特定の設備の評価結果が表示されている領域のうち特定の日の評価結果が表示されている領域内をタップすると、当該設備に対する第6画面700へと画面が遷移する。例えば、図6に示す第4画面500において、識別情報が[回路3−3]である設備の評価結果が表示されている領域521のうち2月6日の評価結果が表示されている領域522内がタップされると、第4画面500から識別情報が[回路3−3]である設備の2月6日に対する第6画面700へと画面が遷移する。
(4.5)第5画面
本実施形態の第5画面600は、図7に示すように、評価結果表示領域601、月選択表示領域602、改善情報表示領域603、閾値表示領域604、非稼働時間帯表示領域605、第1ボタン表示領域606、第2ボタン表示領域607、第3ボタン表示領域608及び第4ボタン表示領域609を含んでいる。
評価結果表示領域601は、特定の設備の指定された月における評価結果及び計測結果を表示する領域である。評価結果表示領域601は、設備表示領域610及びグラフ表示領域611を有している。
設備表示領域610には、指定された設備に係る情報が表示される。
グラフ表示領域611には、カレンダ形式で、指定された月の日ごとの電力グラフG1が表示される。グラフ表示領域611には、電力グラフG1が表示される際に、非稼働状態とみなされる開始時刻を表す第1線分630、終了時刻を表す第2線分631及び基準電力を表す第3線分632も表示される。なお、図7では、第1線分630、第2線分ン631及び第3線分632は、破線で表されているが、この線種は一例であり、線種を破線に限定する趣旨ではない。
また、グラフ表示領域611で表示される日ごとの電力グラフG1の背景色は、表示制御部102が決定した表示色で表示される。非稼働状態とみなされる期間において、計測された消費電力量が基準電力を超えている場合には、その日の電力グラフG1の背景色は黄色になる。例えば、2月6日では、非稼働状態とみなされる期間において消費電力量が基準電力を超えているので、電力グラフG1の背景色は黄色になる。
また、電力グラフG1は、設備が稼働状態であるとみなされる期間(第2線分631から次の非稼働状態の開始時刻を表す第1線分630までの期間)におけるグラフの色と、他の期間(0時から第2線分631で表される時刻までの期間、第1線分630で表される時刻から0時までの期間)におけるグラフの色とが異なるように、表示制御部102はグラフの色を決定してもよい。
月選択表示領域602は、第5画面600として表示する際の指定月を“年月”で表示される。また、月選択表示領域602には、プルダウンボタン641,642が表示されている。プルダウンボタン641,642を用いて、指定月を“年月”で選択することが可能となる。
改善情報表示領域603には、指定された設備の指定された月の改善情報が表示される。つまり、改善情報表示領域603には、指定された設備について、指定された月において電源の消し忘れがあったために生じた消費電力量の合計値が表示されるので、利用者は、指定された月において電源の消し忘れが生じていなければ削減できた消費電力量を知ることができる。
閾値表示領域604には、基準電力が表示される。つまり、第3線分632の値が表示される。非稼働時間帯表示領域605には、指定された設備について非稼働状態とみなされる期間の開始時刻と終了時刻とが表示される。つまり、第1線分630及び第2線分631で表される時刻が表示される。ここでは、22:00〜06:00の期間が非稼働時間帯として設定されている。本実施形態では、非稼働状態とみなされる期間は、開始時刻から翌日の終了時刻までの期間である。例えば、7月1日22:00〜7月2日06:00が非稼働状態とみなされる期間である。
第1ボタン表示領域606には、指定月を前月に変更するためのボタン620が表示される。ボタン620がタップされると、現在表示されている第3画面400の指定月を前月に変更した第5画面600が表示される。例えば、図7では、指定月として2015年7月が指定されている。このとき、ボタン620がタップされると、指定月を2017年6月とする第5画面600へと画面が遷移する。
第2ボタン表示領域607には、指定月を翌月に変更するためのボタン621が表示される。ボタン621がタップされると、現在表示されている第5画面600の指定月を翌月に変更した第5画面600が表示される。例えば、図7では、指定月として2015年7月が指定されている。このとき、ボタン621がタップされると、指定月を2015年8月とする第5画面600へと画面が遷移する。
第3ボタン表示領域608には、第1画面200へと画面遷移するためのボタン622が表示される。ボタン622がタップされると、現在表示されている第5画面600から第1画面200へと画面が遷移する。
第4ボタン表示領域609には、第2画面300へと画面遷移するためのボタン623が表示される。ボタン623がタップされると、現在表示されている第5画面600から第2画面300へと画面遷移する。例えば、図7では、指定月として2015年7月が指定されている。このとき、ボタン623がタップされると、第5画面600の指定月を含む年である2015年を指定年とする第2画面300へと画面が遷移する。
また、第5画面600において、評価結果表示領域601で表示される複数の電力グラフG1のうち1つの電力グラフG1が表示された領域をタップすると、タップされた電力グラフに対応する日と指定日とする第6画面700へと画面が遷移する。例えば、図6に示す第5画面600において、7月7日に対応する電力グラフG1が表示されている領域をタップすると、識別情報が[回路3−3]である設備について7月7日を指定日とする第6画面700が作成される。
(4.6)第6画面
本実施形態の第6画面700は、図8に示すように、評価結果表示領域701、閾値表示領域702、非稼働時間帯表示領域703、第1ボタン表示領域704、第2ボタン表示領域705、第3ボタン表示領域706及び第4ボタン表示領域707を含んでいる。
評価結果表示領域701は、特定の設備の指定された日における評価結果及び計測結果を表示する領域である。評価結果表示領域701は、対象日表示領域710及びグラフ表示領域711を有している。
対象日表示領域710は、指定日表示領域720、前日表示領域721及び翌日表示領域722を有する。指定日表示領域720には指定日が、前日表示領域721には指定日の前日が、翌日表示領域722には指定日の翌日が、それぞれ表示される。
グラフ表示領域611には、指定日の電力グラフG1が指定日表示領域720で表示された指定日に対応するように表示される。グラフ表示領域611には、指定日の前日における電力グラフG1のうち少なくとも非稼働状態とみなされる開始時刻以降の電力グラフG1が表示される。さらに、グラフ表示領域611には、指定日の翌日における電力グラフG1のうち少なくとも非稼働状態とみなされる終了時刻までの電力グラフG1が表示される。
また、グラフ表示領域611には、指定日の前日及び指定日に対する第1線分630が表示される。グラフ表示領域611には、指定日及び指定日の翌日に対する第2線分631が表示される。さらに、グラフ表示領域611には、第3線分632が表示される。なお、図8では、第1線分630、第2線分631及び第3線分632は、破線で表されているが、この線種は一例であり、線種を破線に限定する趣旨ではない。
また、第6画面700における電力グラフG1は、設備が稼働状態であるとみなされる期間におけるグラフの色と、他の期間(0時から第2線分で表される時刻までの期間、第1線分で表される時刻から0時までの期間)におけるグラフの色とが異なるように、表示制御部102はグラフの色を決定してもよい。
本実施形態では、非稼働の状態とみなされる期間は、22:00〜06:00であるので、指定日における非稼働の状態とみなされる期間は、前日の22:00から継続している期間と、指定日の22:00から翌日に継続する期間の2つの期間がある。そこで、図8に示すように、指定日に対する電力グラフG1を表示する際に、指定日の前後についても表示することで、これら2つの期間における消費電力量の推移を利用者は知ることができる。
また、グラフ表示領域611で表示される指定日の電力グラフG1の背景色は、表示制御部102が決定した表示色で表示される。非稼働状態とみなされる期間において、計測された消費電力量が基準電力を超えている場合には、その日の電力グラフG1の背景色は黄色になる。図8では、22:00以降で計測された消費電力が基準電力を超えているので、指定日における電力グラフG1の背景色は、黄色になる。
第1ボタン表示領域704には、指定日を前日に変更するためのボタン730が表示される。ボタン730がタップされると、現在表示されている第6画面700の指定日を前日に変更した第6画面700が表示される。例えば、図8では、指定日として2015年7月7日が指定されている。このとき、ボタン730がタップされると、指定日を2017年7月6日とする第6画面700へと画面が遷移する。
第2ボタン表示領域705には、指定日を翌日に変更するためのボタン731が表示される。ボタン731がタップされると、現在表示されている第6画面700の指定日を翌日に変更した第6画面700が表示される。例えば、図8では、指定日として2015年7月7日が指定されている。このとき、ボタン731がタップされると、指定日を2015年7月8日とする第6画面700へと画面が遷移する。
第3ボタン表示領域706には、第5画面600へと画面遷移するためのボタン732が表示される。ボタン732がタップされると、現在表示されている第6画面700から第5画面600へと画面が遷移する。例えば、図8では、指定日として2015年7月7日が指定されている。このとき、ボタン732がタップされると、第6画面700の指定日を含む月である2015年7月を指定月とする第5画面600へと画面が遷移する。
第4ボタン表示領域707には、第4画面500へと画面遷移するためのボタン733が表示される。ボタン733がタップされると、現在表示されている第6画面700から第4画面500へと画面遷移する。例えば、図8では、指定日として2015年7月7日が指定されている。このとき、ボタン733がタップされると、第6画面700の指定日を開始日とする1週間に対する第4画面500へと画面が遷移する。なお、ボタン733がタップされた場合、第4画面500においてすべての設備を表示する代わりに特定の設備のみについて表示してもよい。
(5)変形例
以下に、変形例について列記する。なお、以下に説明する変形例は、上記実施形態と適宜組み合わせて適用可能である。
上記実施形態では、表示制御部102は、情報端末3の表示部31に表示する画面(第1画面200〜第6画面700)を作成する構成としたが、この構成に限定されない。表示制御部102は、情報端末3に所望の表示画面を表示させるための画面情報を作成してもよい。例えば、情報端末3が表示画面を表示するためのアプリケーションを有していれば、画面情報はアプリケーションと共同して表示画面を表示するためのデータであってもよい。また例えば、情報端末3のアプリケーションが表示画面の画像データの全てを有していれば、画面情報は、画像データにより表示画面を構成するためのデータであってもよい。あるいは、情報端末3のアプリケーションが表示画面の画像データの一部を有していれば、画面情報は、画像データの残りの部分であってもよい。
上記実施形態において、電力グラフG1は、折れ線グラフとして表示されてもよい。
上記実施形態では、施設5には複数のコントローラ21が設けられる構成としたが、この構成に限定されない。1つのコントローラ21が、施設5に設けられてもよい。つまり、施設5には、1つ以上のコントローラ21が設けられていればよい。
上記実施形態では、表示制御装置1と蓄積サーバ2とは個別の装置とする構成としたが、この構成に限定されない。表示制御装置1と蓄積サーバ2とを1つの装置として構成してもよい。
上記実施形態では、第5画面600及び第6画面700で表示される電力グラフG1において、稼働状態であるとみなされる期間(時間帯)における消費電力を含めている。しかしながら、第5画面600及び第6画面700で表示される電力グラフG1において、稼働状態であるとみなされる期間(時間帯)における消費電力を含めることは必須ではない。つまり、第5画面600及び第6画面700で表示される電力グラフG1では、少なくとも非稼働状態であるとみなされる期間(時間帯)における消費電力を含んでいればよい。
上記実施形態において、電力グラフG1は、設備が稼働状態であるとみなされる期間と他の期間とでグラフの色とが異なるように表示する構成としたが、この構成に限定されない。電力グラフG1は、設備が稼働状態であるとみなされる期間と他の期間とでグラフの色とを同一色として表示してもよい。
上記実施形態において、表示制御装置1は、計測された計測値のデータが少ない設備について評価ができない場合、又は開始時刻及び終了時刻が求められない場合には、当該設備の評価ができないことを識別できる色で当該設備の評価結果を表示部31に表示してもよい。
上記実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。上記実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。また、表示システム10(表示制御装置1)と同様の機能は、表示方法、コンピュータプログラム、又はプログラムを記録した記録媒体等で具現化されてもよい。一態様に係る表示システム10の表示方法は、情報端末3が有する表示部31に情報を表示する方法である。表示方法は、抽出ステップと、表示ステップとを含む。抽出ステップは、施設5における複数の設備(受変電設備61、負荷機器50)の各々について、当該設備で計測された当該設備の電力に関連する電力情報のうち、少なくとも当該設備が非稼働状態とみなされる期間の電力情報を非稼働情報として抽出する。表示ステップは、複数の設備の各々について、非稼働情報に基づいた当該期間における電力使用の評価結果及び非稼働情報で表される電力量のうち節約可能な改善電力量に関連する改善情報を、表示部31に表示させる。一態様に係るプログラムは、コンピュータシステムを、上述した表示方法又は表示システムとして機能させるためのプログラムである。
本開示における表示システム10(表示制御装置1)又は表示方法の実行主体は、コンピュータシステムを含んでいる。コンピュータシステムは、ハードウェアとしてのプロセッサ及びメモリを有する。コンピュータシステムのメモリに記録されたプログラムをプロセッサが実行することによって、本開示における表示システム10又は表示方法の実行主体としての機能が実現される。プログラムは、コンピュータシステムのメモリに予め記録されていてもよいが、電気通信回線を通じて提供されてもよい。また、プログラムは、コンピュータシステムで読み取り可能なメモリカード、光学ディスク、ハードディスクドライブ等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。コンピュータシステムのプロセッサは、半導体集積回路(IC)又は大規模集積回路(LSI)を含む1又は複数の電子回路で構成される。複数の電子回路は、1つのチップに集約されていてもよいし、複数のチップに分散して設けられていてもよい。複数のチップは、1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に分散して設けられていてもよい。
コンピュータシステムである表示システム10(表示制御装置1)は、1又は複数のコンピュータで構成されるシステムであってもよい。例えば、表示システム10の少なくとも一部の機能は、クラウド(クラウドコンピューティング)によって実現されてもよい。
(まとめ)
以上説明したように、第1の態様の表示方法は、情報端末(30)が有する表示部(31)に情報を表示する方法である。表示方法は、抽出ステップと、表示ステップとを含む。抽出ステップは、施設(5)における複数の設備(受変電設備61、負荷機器50)の各々について、当該設備で計測された当該設備の電力に関連する電力情報のうち、少なくとも当該設備が非稼働状態とみなされる期間の電力情報を非稼働情報として抽出する。表示ステップは、複数の設備の各々について、非稼働情報に基づいた期間における電力使用の評価結果及び非稼働情報で表される電力のうち節約可能な改善電力に関連する改善情報を、表示部(31)に表示させる。
この表示方法によると、施設(5)の設備が非稼働状態とみなされる期間における電力使用についての評価及び当該期間において節約可能な電力に関する情報を表示する。これにより、利用者は、設備が非稼働状態とみなされる期間における電力使用についての評価及び当該期間において節約可能な電力に関する情報について知ることができる。
第2の態様の表示方法では、第1の態様において、表示ステップは、非稼働情報で表される電力に対応付けられた色で評価結果を、表示部(31)に表示させる。
この表示方法によると、評価結果に応じて色を分けて表示するので、利用者は一目で評価結果を認識することができる。
第3の態様の表示方法では、第1又は第2の態様において、表示ステップは、評価結果を時系列に並べて表示部(31)に表示させる。
この表示方法によると、評価結果を時系列に並べて表示部(31)に表示させるので、利用者は、評価結果の時間的推移を知ることができる。
第4の態様の表示方法では、第3の態様において、時系列は、年、月及び週のいずれかである。
この表示方法によると、年、月及び週のいずれかに応じた時間的推移での評価結果を利用者は知ることができる。
第5の態様の表示方法では、第4の態様において、時系列を週及び日のいずれかとして評価結果が表示されている場合に特定の設備に対して表示内容を変更する指示が情報端末(30)で受け付けられる。この場合、表示ステップは、特定の設備における特定月の非稼働情報、又は特定の設備における特定日の非稼働情報を、時間経過に応じた電力グラフ(G1)で表示部(31)に表示させる。
この表示方法によると、設備における特定月の非稼働情報、又は特定の設備における特定日の非稼働情報が表す電力についてグラフ形式で、利用者は知ることができる。
第6の態様の表示方法では、第5の態様において、表示ステップは、電力グラフ(G1)を表示部(31)に表示させる場合に、非稼働状態とみなされる期間の開始時刻、当該期間の終了時刻、及び改善電力を求める基準となる基準電力をそれぞれ表す線分(第1線分630〜第3線分632)を、表示部(31)にさらに表示させる。
この表示方法によると、線分が表示されるので、利用者は、非稼働状態とみなされる期間において、基準電力とグラフ形式で表される電力との比較を容易に行うことができる。
第7の態様の表示方法では、第5又は6の態様において、表示ステップは、期間において、改善電力が存在する場合には、電力グラフ(G1)の背景色に色付けをして電力グラフ(G1)を表示部(31)に表示させる。
この表示方法によると、利用者は、節約可能な電力に関する情報について知ることができる。
第8の態様のプログラムは、コンピュータに、第1〜7のいずれかの態様の表示方法を実行させるためのプログラム。
このプログラムによると、利用者は、設備が非稼働状態とみなされる期間における電力使用についての評価及び当該期間において節約可能な電力に関する情報について知ることができる。
第9の態様の表示システム(10)は、情報端末(30)が有する表示部(31)に情報を表示するシステムである。表示システム(10)は、抽出部(101)と、表示制御部(102)とを備える。抽出部(101)は、施設(5)における複数の設備(受変電設備61、負荷機器50)の各々について、当該設備で計測された当該設備の電力に関連する電力情報のうち、少なくとも当該設備が非稼働状態とみなされる期間の電力情報を非稼働情報として抽出する。表示制御部(102)は、複数の設備の各々について、非稼働情報に基づいた期間における電力使用の評価結果及び非稼働情報で表される電力のうち節約可能な改善電力に関連する改善情報を、表示部(31)に表示させる。
この構成によると、利用者は、設備が非稼働状態とみなされる期間における電力使用についての評価及び当該期間において節約可能な電力に関する情報について知ることができる。
1 表示制御装置
3 情報端末
5 施設
10 表示システム
30 情報端末
31 表示部
50 負荷機器(設備)
61 受変電設備(設備)
101 抽出部
102 表示制御部
G1 電力グラフ

Claims (9)

  1. 情報端末が有する表示部に情報を表示する表示方法であって、
    施設における複数の設備の各々について、当該設備で計測された当該設備の電力に関連する電力情報のうち、少なくとも当該設備が非稼働状態とみなされる期間の電力情報を非稼働情報として抽出する抽出ステップと、
    前記複数の設備の各々について、前記非稼働情報に基づいた前記期間における電力使用の評価結果及び前記非稼働情報で表される電力のうち節約可能な改善電力に関連する改善情報を、前記表示部に表示させる表示ステップとを、
    含む表示方法。
  2. 前記表示ステップは、
    前記非稼働情報で表される電力に対応付けられた色で前記評価結果を、前記表示部に表示させる
    請求項1に記載の表示方法。
  3. 前記表示ステップは、
    前記評価結果を時系列に並べて前記表示部に表示させる
    請求項1又は2に記載の表示方法。
  4. 前記時系列は、年、月及び週のいずれかである
    請求項3に記載の表示方法。
  5. 前記時系列を週及び日のいずれかとして前記評価結果が表示されている場合に特定の設備に対して表示内容を変更する指示が前記情報端末で受け付けられると、
    前記表示ステップは、
    前記特定の設備における特定月の前記非稼働情報、又は前記特定の設備における特定日の前記非稼働情報を、時間経過に応じた電力グラフで前記表示部に表示させる
    請求項4に記載の表示方法。
  6. 前記表示ステップは、
    前記電力グラフを前記表示部に表示させる場合に、前記期間の開始時刻、前記期間の終了時刻、及び前記改善電力を求める基準となる基準電力をそれぞれ表す線分を、前記表示部にさらに表示させる
    請求項5に記載の表示方法。
  7. 前記表示ステップは、
    前記期間において、前記改善電力が存在する場合には、前記電力グラフの背景色に色付けをして前記電力グラフを前記表示部に表示させる
    請求項5又は6に記載する表示方法。
  8. コンピュータに、
    請求項1〜7のいずれか一項に記載の表示方法を、
    実行させるためのプログラム。
  9. 情報端末が有する表示部に情報を表示する表示システムであって、
    施設における複数の設備の各々について、当該設備で計測された当該設備の電力に関連する電力情報のうち、少なくとも当該設備が非稼働状態とみなされる期間の電力情報を非稼働情報として抽出する抽出部と、
    前記複数の設備の各々について、前記非稼働情報に基づいた前記期間における電力使用の評価結果及び前記非稼働情報で表される電力のうち節約可能な改善電力に関連する改善情報を、前記表示部に表示させる表示制御部とを、
    備える表示システム。
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