JP2019144314A - 表示装置およびその制御方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】表示画像の画質劣化の抑制と表示パネルの温度増加の抑制とを両立できる技術を提供する。【解決手段】本発明の表示装置は、発光手段と、前記発光手段から発せられた光を表示画像データに基づいて透過することにより、画像を表示する表示手段と、前記表示手段の温度に関する温度情報を取得する取得手段と、前記温度情報に基づいて、前記発光手段の発光輝度を設定輝度から低減する低減手段と、前記発光手段の発光輝度が前記設定輝度から低減される場合に、対象画像データの階調値を高めて前記表示画像データを生成する増加手段と、を有する。【選択図】図2
Description
本発明は、表示装置およびその制御方法に関する。
表示装置に対して、表示画像(表示面に表示された画像)の忠実性向上が望まれている。具体的には、表示画像の明部と暗部の輝度比(コントラスト比;明暗比)の拡大、表示画像の明部から暗部への濃淡変化(階調)の正確性向上、等が望まれている。表示画像の階調数を増加させる技術として、重ね合った2枚の液晶パネルのそれぞれを個別に駆動する技術がある。上記2枚の液晶パネルを備えた表示装置は「二重液晶表示装置」などと呼ばれる。
しかしながら、従来の二重液晶表示装置では、バックライト部から発せられた光が2枚の液晶パネルを透過することを考慮して、バックライト部の発光輝度が、液晶パネルが1枚である場合よりも高い発光輝度(約2倍)に制御される。そのため、従来の二重液晶表示装置では、液晶パネルが1枚である場合よりも、バックライト部の消費電力や発熱量が大きく、各液晶パネルの温度が増加しやすい。
表示装置に関する従来技術は、例えば、特許文献1,2に開示されている。特許文献1に開示の技術では、表示装置の温度の増加に応じて、表示面全体に渡って表示輝度(表示面上の輝度;表示画像の輝度)が一律に低減される。特許文献2に開示の技術では、ユーザ操作に応じて、画像データの階調値が高められ、バックライト部の発光輝度が低減される。
しかしながら、特許文献1に開示の技術では、表示面全体に渡って表示輝度が一律に低減されるため、画像データの階調値に依らず、忠実性(再現性)が非常に低い表示輝度が実現されてしまう(画質劣化)。特許文献2に開示の技術では、ユーザ操作に応じてバックライト部の発光輝度が低減されるが、液晶パネル(表示パネル)の温度が考慮されないため、液晶パネルの温度増加を抑制できない。
本発明は、表示画像の画質劣化の抑制と表示パネルの温度増加の抑制とを両立できる技術を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、
発光手段と、
前記発光手段から発せられた光を表示画像データに基づいて透過することにより、画像を表示する表示手段と、
前記表示手段の温度に関する温度情報を取得する取得手段と、
前記温度情報に基づいて、前記発光手段の発光輝度を設定輝度から低減する低減手段と、
前記発光手段の発光輝度が前記設定輝度から低減される場合に、対象画像データの階調値を高めて前記表示画像データを生成する増加手段と、
を有することを特徴とする表示装置である。
発光手段と、
前記発光手段から発せられた光を表示画像データに基づいて透過することにより、画像を表示する表示手段と、
前記表示手段の温度に関する温度情報を取得する取得手段と、
前記温度情報に基づいて、前記発光手段の発光輝度を設定輝度から低減する低減手段と、
前記発光手段の発光輝度が前記設定輝度から低減される場合に、対象画像データの階調値を高めて前記表示画像データを生成する増加手段と、
を有することを特徴とする表示装置である。
本発明の第2の態様は、
発光手段と、
前記発光手段から発せられた光を表示画像データに基づいて透過することにより、画像を表示する表示手段と、
を有する表示装置の制御方法であって、
前記表示手段の温度に関する温度情報を取得するステップと、
前記温度情報に基づいて、前記発光手段の発光輝度を設定輝度から低減するステップと、
前記発光手段の発光輝度が前記設定輝度から低減される場合に、対象画像データの階調値を高めて前記表示画像データを生成するステップと、
を有することを特徴とする制御方法である。
発光手段と、
前記発光手段から発せられた光を表示画像データに基づいて透過することにより、画像を表示する表示手段と、
を有する表示装置の制御方法であって、
前記表示手段の温度に関する温度情報を取得するステップと、
前記温度情報に基づいて、前記発光手段の発光輝度を設定輝度から低減するステップと、
前記発光手段の発光輝度が前記設定輝度から低減される場合に、対象画像データの階調値を高めて前記表示画像データを生成するステップと、
を有することを特徴とする制御方法である。
本発明の第3の態様は、上述した制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムである。本発明の第4の態様は、上述した制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体である。
本発明によれば、表示画像の画質劣化の抑制と表示パネルの温度増加の抑制とを両立できる。
<実施例1>
以下、本発明の実施例1について説明する。本実施例に係る表示装置は、発光部と、発光部から発せられた光を表示画像データに基づいて透過することにより表示面に画像を表示する表示部とを有する。以下では、液晶表示装置の例を説明する。なお、表示装置は液晶表示装置に限られない。例えば、表示装置は、液晶パネルの代わりにMEMS(Mic
ro Electro Mechanical System)シャッタ方式の表示パネルを有していてもよい。表示装置はプロジェクタであってもよい。
以下、本発明の実施例1について説明する。本実施例に係る表示装置は、発光部と、発光部から発せられた光を表示画像データに基づいて透過することにより表示面に画像を表示する表示部とを有する。以下では、液晶表示装置の例を説明する。なお、表示装置は液晶表示装置に限られない。例えば、表示装置は、液晶パネルの代わりにMEMS(Mic
ro Electro Mechanical System)シャッタ方式の表示パネルを有していてもよい。表示装置はプロジェクタであってもよい。
図1は、本実施例に係る液晶表示装置100の構成例を示すブロック図である。液晶表示装置100は、画像入力部101、画像処理部102、パネル駆動回路103、液晶パネル104、バックライト部105、バックライト駆動回路106、パネル温度検出部107、記憶部108、及び、制御部110を有する。
画像入力部101は、不図示の外部装置(撮像装置、再生装置、等)から出力される画像データを取得する。そして、画像入力部101は、取得した画像データ(入力画像データ)を画像処理部102へ出力する。なお、画像入力部101は、記憶部108に記録された画像データを、記憶部108から取得してもよい。
画像処理部102は、画像入力部101から出力された入力画像データに所定の処理を施すことにより、対象画像データを生成する。そして、画像処理部102は、対象画像データをパネル駆動回路103へ出力する。所定の処理は、例えば、デコード処理、解像度変換処理、ぼかし処理、エッジ強調処理、輝度変換処理、色変換処理、等であり、制御部110からの指示に応じて行われる。なお、所定の処理が行われずに、入力画像データが対象画像データとして使用されてもよい。
画像処理部102は、入力画像データや対象画像データから、対象画像データの各画素の輝度を表す輝度データを生成してもよい。入力画像データ、対象画像データ、輝度データ、等のデータフォーマットは特に限定されない。例えば、輝度データは、各画素のY値(輝度値)を示すデータであってもよいし、そうでなくてもよい。対象画像データの画素値がRGB値(R値,G値,B値)=(R,G,B)である場合には、以下の式を用いて対象画像データのY値(輝度値)を算出できる。以下の式において、「α」、「β」、及び、「γ」は、RGB値をY値に変換するための所定の係数(輝度変換係数)である。対象画像データの画素値がYCbCr値である場合には、演算を行わずに、対象画像データのYCbCr値から対象画像データのY値を取得(抽出)できる。
Y=α×R+β×G+γ×B
Y=α×R+β×G+γ×B
パネル駆動回路103は、画像処理部102から出力された対象画像データ、制御部110からの指示、等に基づいて、表示画像データを生成する。そして、パネル駆動回路103は、表示画像データを液晶パネル104へ出力する。具体的には、パネル駆動回路103は、対象画像データ、制御部110からの指示、等に基づいて、表示画像データに対応するパネル駆動信号(電圧や電流)を生成する。そして、パネル駆動回路103は、パネル駆動信号を液晶パネル104へ供給する。
液晶パネル104は、バックライト部105から発せられた光を表示画像データに基づいて透過することにより、表示面に画像を表示する。具体的には、パネル駆動回路103から液晶パネル104の各液晶素子にパネル駆動信号が供給されることにより、各液晶素子の透過率が、パネル駆動信号に応じた透過率に制御される。その状態で、バックライト部105から発せられた光が各液晶素子を透過することにより、表示面に画像が表示される。
なお、表示画像データのデータフォーマット、液晶パネル104(各液晶素子)の特性、液晶パネル104の透過率の制御方法、等は、特に限定されない。例えば、表示画像データの階調値は8bitの値(0以上かつ255以下の値)であり、所定のガンマカーブ
に従って、表示画像データの階調値(表示階調値)に対応する透過率に液晶素子の透過率が制御される。ガンマカーブは、表示階調値と液晶パネル104の透過率との対応関係を表すカーブ(関数)であり、所定のガンマカーブは、例えば、ガンマ値=2.2のガンマカーブである。液晶素子の透過率がX%に制御されると、液晶素子に照射された光のX%が液晶素子を透過する。液晶素子の透過率が0%に制御されると、液晶素子に照射された光が液晶素子で略完全に遮断される(「略」は「完全」を含む)。液晶素子の透過率が100%に制御されると、液晶素子に照射された光が液晶素子を略完全に透過する。
に従って、表示画像データの階調値(表示階調値)に対応する透過率に液晶素子の透過率が制御される。ガンマカーブは、表示階調値と液晶パネル104の透過率との対応関係を表すカーブ(関数)であり、所定のガンマカーブは、例えば、ガンマ値=2.2のガンマカーブである。液晶素子の透過率がX%に制御されると、液晶素子に照射された光のX%が液晶素子を透過する。液晶素子の透過率が0%に制御されると、液晶素子に照射された光が液晶素子で略完全に遮断される(「略」は「完全」を含む)。液晶素子の透過率が100%に制御されると、液晶素子に照射された光が液晶素子を略完全に透過する。
バックライト部105は、液晶パネル104の背面に光を照射する。バックライト駆動回路106からバックライト部105にバックライト駆動信号(電圧や電流)が供給されることにより、バックライト部105の発光輝度が、バックライト駆動信号に応じた発光輝度に制御される。具体的には、バックライト部105は1つ以上の光源(発光素子)を有し、バックライト駆動信号がバックライト部105の光源に供給されることにより、光源の発光輝度が、バックライト駆動信号に応じた発光輝度に制御される。光源として、LED、有機EL素子、冷陰極管(CCFL)、等を使用できる。
なお、バックライト部105の構造は特に限定されない。例えば、バックライト部105として、導光板を有するエッジ型バックライト部が使用されてもよい。バックライト部105として、液晶パネル104の背面に対向するように光源が設けられた直下型バックライト部が使用されてもよい。バックライト部105では、光蛍光体や量子ドットなどの励起によって光源の発光色とは異なる色の光が発生してもよい。その場合には、光源から発せられる光(励起を引き起こす光)は、赤色光、緑色光、青色光、シアン色光、マゼンタ色光、イエロー色光、紫外光(近紫外光を含む)、等である。励起によって発生する光は、赤色光、緑色光、青色光、シアン色光、マゼンタ色光、イエロー色光、等である。
バックライト駆動回路106は、制御部110からの指示などに基づいて、バックライト駆動信号を生成する。そして、バックライト駆動回路106は、バックライト駆動信号をバックライト部105へ供給する。
バックライト駆動信号の大きさ(パルス振幅など)と、バックライト駆動信号をバックライト部105に供給する供給時間(パルス幅など)との少なくとも一方を変更することで、バックライト部105の発光輝度を変更できる。バックライト駆動信号の大きさが大きいほど、バックライト部105の発光輝度は高い発光輝度に制御される。また、上記供給時間が長いほど、バックライト部105の発光輝度は高い発光輝度に制御される。
ここで、バックライト駆動信号であるパルス信号のパルス幅を制御することでバックライト部105の発光輝度を制御するPWM(Pulse Width Modulation)制御を考える。PWM制御では、例えば、デューティ比に対応するPWM値(レベル値)に応じたバックライト駆動信号が生成される。デューティ比は、所定期間(所定周期のPWM期間;例えば1フレーム期間)に対するバックライト部105の点灯期間の比率である。ここでは、PWM値が0以上かつ4095以下の値であるとする。PWM値0は、デューティ比0%に対応し、発光輝度の下限(0%;消灯)に対応する。PWM値4095は、デューティ比100%に対応し、発光輝度の上限(100%)に対応する。本実施例では、説明をわかりやすくするために、発光輝度の単位として%を使用し、階調値の単位としても%を使用する。
バックライト部105は、PWM期間において、PWM値に応じた長さの期間に点灯し、それ以外の期間に消灯する。PWM値が0の場合には、バックライト部105は、PWM期間全体に亘って消灯する。PWM値が4095の場合には、バックライト部105は、PWM期間全体に亘って点灯する。PWM値がそれら以外の場合には、PWM期間の一
部分が点灯期間となり、PWM期間の他の部分が消灯期間となる。
部分が点灯期間となり、PWM期間の他の部分が消灯期間となる。
液晶パネル104の垂直方向の同期信号であるVsync信号のタイミングを1フレームの開始タイミングとすると、PWM期間の開始タイミングはVsync信号のタイミングに基づいて決定される。PWM期間は、バックライト部105の点灯期間から始まる期間であってもよいし、バックライト部105の消灯期間から始まる期間であってもよい。点灯期間から始まる期間をPWM期間とする場合には、当該PWM期間の開始タイミングからデューティ比(PWM値)に応じた長さの期間が点灯期間とされ、当該PWM期間の残りの期間が消灯期間とされる。消灯期間から始まる期間をPWM期間とする場合には、当該PWM期間の終了タイミングからデューティ比(PWM値)に応じた時間を遡ったタイミングまでの期間が点灯期間とされ、当該PWM期間の残りの期間が消灯期間とされる。ここで、PWM期間の周波数が60Hzである場合を考える。バックライト駆動回路106は、1/60秒を4095で除算して得られた時間を、PWM値が1つ増加したときの点灯期間の増加時間として用いて、設定されたPWM値に対応する点灯時間(点灯期間の長さ)を決定する。具体的には、バックライト駆動回路106は、設定されたPWM値を上記増加時間に乗算することにより、点灯時間を決定する。フレーム周波数が60Hzである場合には、PWM期間の長さは1フレーム期間の長さと等しくなる。
なお、バックライト部105の特性、バックライト部105の発光輝度の制御方法、等は特に限定されない。例えば、PWM期間において、バックライト部105の点灯と消灯が繰り返されてもよい。バックライト部105が複数の光源部を有し、バックライト駆動回路106が、複数の光源部のそれぞれについて個別にバックライト制御信号を生成してもよい。各光源部は1つ以上の光源を有する。これにより、各光源部の発光輝度が個別に制御可能となる。この場合には、バックライト駆動回路106は、複数の定電流回路、複数のPWM駆動回路、等を用いて構成される。
パネル温度検出部107は、液晶パネル104の温度に関する温度情報を取得し、取得した温度情報を制御部110へ出力する。本実施例では、パネル温度検出部107は、液晶パネル104の温度を検出するセンサであり、検出値を温度情報として制御部110へ出力する。
なお、温度情報は、液晶パネル104の温度を示す情報であってもよいし、液晶パネル104の温度に関する他の情報であってもよい。例えば、パネル温度検出部107は、液晶パネル104の温度との関連性の高い温度(バックライト部105の温度、バックライト部105と液晶パネル104の間の温度、等)を検出し、検出値を温度情報として出力してもよい。パネル温度検出部107は、液晶パネル104の温度との関連性の高い上記温度から液晶パネル104の温度を推定し、推定値を温度情報として出力してもよい。パネル温度検出部107であるセンサは、例えば、液晶パネル104やバックライト部105に取り付けられる。
パネル温度検出部107は、液晶表示装置100における他の情報から液晶パネル104の温度を推定し、推定値を温度情報として出力してもよい。他の情報として、例えば、バックライト部105の駆動条件(発光輝度、バックライト制御信号、PWM値、等)、液晶表示装置100の駆動時間、及び、代表表示輝度の時間累積値、の少なくともいずれかを使用できる。代表表示輝度は、表示面内の各位置における表示輝度(表示面上の輝度)の代表値であり、例えば、表示面の各位置における表示輝度の平均値、最大値、最小値、中間値、最頻値、等である。
記憶部108は、種々の情報を記憶する。例えば、記憶部108は、液晶パネル104の温度(パネル温度検出部107の検出値)と、上限表示輝度(表示輝度の上限)との対
応関係を示す温度−表示輝度情報(テーブルや関数)を記憶する。記憶部108は、上限表示輝度とバックライト部105の発光輝度との対応関係を示す表示輝度−発光輝度情報(テーブルや関数)も記憶する。記憶部108は、上限表示輝度と階調値の増加率との対応関係を示す表示輝度−増加率情報(テーブルや関数)も記憶する。これらの情報は、例えば、液晶表示装置100の製造時などに予め定められる。さらに、記憶部108は、後述する各種処理(制御)を行うためのプログラムを記憶する。
応関係を示す温度−表示輝度情報(テーブルや関数)を記憶する。記憶部108は、上限表示輝度とバックライト部105の発光輝度との対応関係を示す表示輝度−発光輝度情報(テーブルや関数)も記憶する。記憶部108は、上限表示輝度と階調値の増加率との対応関係を示す表示輝度−増加率情報(テーブルや関数)も記憶する。これらの情報は、例えば、液晶表示装置100の製造時などに予め定められる。さらに、記憶部108は、後述する各種処理(制御)を行うためのプログラムを記憶する。
制御部110は、CPUやFPGA(Field Programmable Gate Array)により構成され、記憶部108から読み込んだプログラムを実行することによって後述する各種処理を実現する。例えば、制御部110は、パネル温度検出部107から出力された温度情報に基づいて、バックライト部105の発光輝度が設定輝度から低減するように、バックライト駆動回路106へ指示を出力する。設定輝度は、予め設定された発光輝度であり、メーカによって予め定められた発光輝度、ユーザ操作に応じた発光輝度、対象画像データに基づく発光輝度、等である。本実施例では、設定輝度を100%とする。そして、制御部110は、バックライト部105の発光輝度が設定輝度から低減される場合に、対象画像データの階調値(対象階調値)を高めて表示画像データを生成するように、パネル駆動回路103へ指示を出力する。バックライト部105の発光輝度が半減する場合には、液晶パネル104の透過率が2倍に増すように対象画像データの各階調値を高めることで、表示輝度を略一定に保つことができる。
本実施例では、制御部110は、温度情報に基づいて上限表示輝度を決定する。具体的には、制御部110は、温度情報によって示された温度(液晶パネル104の温度)に対応する上限表示輝度を、温度−表示輝度情報から取得する。そして、制御部110は、取得した上限表示輝度に基づいて、バックライト部105の発光輝度が設定輝度から低減するように、バックライト駆動回路106へ指示を出力する。具体的には、制御部110は、取得した上限表示輝度に対応する発光輝度を、表示輝度−発光輝度情報から取得し、取得した発光輝度(またはPWM値など)を、バックライト駆動回路106へ通知する。バックライト駆動回路106は、制御部110から通知された発光輝度でバックライト部105が発光するように、バックライト駆動信号を生成する。また、制御部110は、取得した上限表示輝度に対応する増加率を、表示輝度−増加率情報から取得し、取得した増加率を、パネル駆動回路103へ通知する。パネル駆動回路103は、制御部110から通知された増加率で対象画像データの各階調値を高めて表示画像データ(パネル駆動信号)を生成する。
なお、制御部110の処理は上記処理に限られない。例えば、表示輝度−発光輝度情報の代わりに、液晶パネル104の温度(パネル温度検出部107の検出値)と、バックライト部105の発光輝度との対応関係を示す温度−発光輝度情報(テーブルや関数)が予め用意されてもよい。そして、制御部110は、温度情報によって示された温度に対応する発光輝度を、温度−発光輝度情報から取得してもよい。制御部110は、発光輝度の低下率を取得し、制御部110またはバックライト駆動回路106は、取得された低下率で設定輝度を低減することにより、バックライト部105の発光輝度を決定してもよい。
表示輝度−増加率情報の代わりに、液晶パネル104の温度(パネル温度検出部107の検出値)と、増加率との対応関係を示す温度−増加率情報(テーブルや関数)が予め用意されてもよい。そして、制御部110は、温度情報によって示された温度に対応する増加率を、温度−増加率情報から取得してもよい。バックライト部105の発光輝度と、増加率との対応関係を示す発光輝度−増加率情報(テーブルや関数)が予め用意されてもよい。そして、制御部110は、取得した発光輝度に対応する増加率を、発光輝度−増加率情報から取得してもよい。
図2は、制御部110の処理フロー例を示すフローチャートである。図2の処理フローは、例えば、液晶表示装置100の電源を入れる電源ON操作に応じて開始される。
ステップS111にて、制御部110は、液晶パネル104の温度の検出値である温度情報を、パネル温度検出部107から取得する。
ステップS112にて、制御部110は、ステップS111の温度情報によって示された温度(液晶パネル104の温度;パネル温度)が閾値よりも高いか否かを判断する。液晶パネル104の温度と比較される閾値は特に限定されないが、本実施例では当該閾値が40℃であるとする。なお、液晶パネル104の温度と比較される閾値は、メーカによって予め定められた固定値であってもよいし、そうでなくてもよい。例えば、液晶パネル104の温度と比較される閾値は、ユーザによって指定された値(温度)であってもよい。
液晶パネル104の温度が閾値よりも高いと判断された場合は、ステップS114へ処理が進められ、そうでない場合は、ステップS113へ処理が進められる。これにより、液晶パネル104の温度が閾値よりも高い場合に、バックライト部105の発光輝度が設定輝度から低減されることとなる。なお、液晶パネル104の温度が閾値よりも高いか否かに依らずに、バックライト部105の発光輝度が設定輝度から低減されてもよい。
ステップS113にて、パネル駆動回路103とバックライト駆動回路106は通常動作を行う。例えば、パネル駆動回路103は、対象画像データを表示画像データとして用い、バックライト駆動回路106は、バックライト部105の発光輝度を100%(設定輝度)に制御する。
ステップS114にて、制御部110は、ステップS111の温度情報によって示された温度(液晶パネル104の温度)に対応する上限表示輝度を、温度−表示輝度情報から取得する。図3は、温度−表示輝度情報によって示された対応関係の一例を示す。図3の対応関係120によれば、液晶パネル104の温度が40℃よりも高い場合(液晶パネル104の温度が40℃を超えた場合)に、上限表示輝度が1000cd/m2から600cd/m2に低減される。本実施例では、対応関係120に従って上限表示輝度が決定される。
ステップS115にて、制御部110は、ステップS114で取得した上限表示輝度に対応する発光輝度を、表示輝度−発光輝度情報から取得する。図4(A)は、液晶パネル104の温度(パネル温度検出部107の検出値)と、バックライト部105の発光輝度との対応関係の一例を示す。図4(A)の対応関係122は、温度−表示輝度情報と表示輝度−発光輝度情報に応じた対応関係である。本実施例では、対応関係122に従って発光輝度が決定される。対応関係122によれば、液晶パネル104の温度が40℃よりも高い場合に、バックライト部105の発光輝度(発光輝度比率)が100%から60%に低減される。そのため、液晶パネル104の温度が40℃以下である場合には、図4(B)の対応関係123のように、対応階調値に依らずに、バックライト部105の発光輝度が100%に制御される。そして、液晶パネル104の温度が40℃よりも高い場合には、図4(B)の対応関係124のように、対応階調値に依らずに、バックライト部105の発光輝度が60%に制御される。発光輝度100%は上限表示輝度1000cd/m2を実現できる発光輝度であり、発光輝度60%は上限表示輝度600cd/m2を実現できる発光輝度である。
ステップS116にて、制御部110は、ステップS114で取得した上限表示輝度に対応する増加率を、表示輝度−増加率情報から取得する。本実施例では、バックライト部105の発光輝度が100%から低減される場合に、上限表示輝度以下の表示輝度を略一
定に保つような増加率が取得される。具体的には、バックライト部105の発光輝度が100%である場合には、図5の対応関係125のように、対象階調値がそのまま表示階調値とされる。そして、バックライト部105の発光輝度が100%から60%に低減される場合に、図5の対応関係126を実現する増加率が取得される。対応関係126は、対象階調値60%が表示階調値100%に変換されるような増加率1.67(=100/60)を用いることで実現できる。なお、対応関係126のように、60%よりも大きい対象階調値は、表示階調値100%に変換される(階調値のクリップ;階調値の飽和)。
定に保つような増加率が取得される。具体的には、バックライト部105の発光輝度が100%である場合には、図5の対応関係125のように、対象階調値がそのまま表示階調値とされる。そして、バックライト部105の発光輝度が100%から60%に低減される場合に、図5の対応関係126を実現する増加率が取得される。対応関係126は、対象階調値60%が表示階調値100%に変換されるような増加率1.67(=100/60)を用いることで実現できる。なお、対応関係126のように、60%よりも大きい対象階調値は、表示階調値100%に変換される(階調値のクリップ;階調値の飽和)。
ステップS117にて、制御部110は、ステップS115で取得した発光輝度をバックライト駆動回路106へ通知し、ステップS116で取得した増加率をパネル駆動回路103へ通知する。その後、バックライト駆動回路106は、バックライト部105の発光輝度を、ステップS115で取得された発光輝度60%に制御する。パネル駆動回路103は、対象画像データの各階調値をステップS116で取得された増加率1.67で高めて表示画像データを生成する。換言すれば、パネル駆動回路103は、対象画像データの各階調値を図5の対応関係126に従って変換して表示画像データを生成する。そして、パネル駆動回路103は、生成した表示画像データに基づいて液晶パネル104の透過率を制御する。
ステップS118にて、制御部110は、液晶表示装置100の電源を切る電源OFF操作が行われたか否かを判断する。電源OFF操作が行われたと判断された場合は、本処理フローが終了され、そうでない場合は、ステップS111へ処理が戻される。
図2の処理フローにより、液晶パネル104の温度が40℃以下である場合は、図6の対応関係127のように、0%から100%までの対象階調値の増加に対して、表示輝度が0cd/m2から1000cd/m2まで増加する。液晶パネル104の温度が40℃を超えた場合は、図6の対応関係128のように、上限表示輝度600cd/m2以下の表示輝度が略一定に保たれる。換言すれば、上限表示輝度600cd/m2以下の表示輝度は、対応関係127の表示輝度と略一致する。そして、60%よりも大きい対象階調値に対応する表示輝度は、上限表示輝度600cd/m2まで低減される(表示輝度のクリップ;表示輝度の飽和)。
以上述べたように、本実施例によれば、温度情報(液晶パネル104の温度)に基づいてバックライト部105の発光輝度が設定輝度から低減される。これにより、液晶パネル104の温度増加を抑制でき、液晶パネル104の劣化や故障を抑制できる。そして、バックライト部105の発光輝度が設定輝度から低減される場合に、対象画像データの階調値を高めて表示画像データが生成される。これにより、表示画像(表示面に表示された画像)の画質劣化も抑制できる。即ち、本実施例によれば、表示画像の画質劣化の抑制と液晶パネル104の温度増加の抑制とを両立できる。
なお、各種対応関係は、上述した対応関係に限られない。例えば、液晶パネル104の温度とバックライト部105の発光輝度との対応関係、液晶パネル104の温度と上限表示輝度との対応関係、等は、液晶パネル104の温度特性や放熱性能に基づいて決定されてもよい。図7の対応関係129のように、液晶パネル104の温度範囲は、液晶パネル104の温度と上限表示輝度との対応関係の傾きが互いに異なる複数の範囲を含んでもよい。この場合には、上記複数の範囲の間で、液晶パネル104の温度とバックライト部105の発光輝度との対応関係の傾きが互いに異なることとなる。
<実施例2>
以下、本発明の実施例2について説明する。実施例1では、表示輝度の飽和が生じる。本実施例では、表示輝度の飽和が生じない例を説明する。なお、以下では、実施例1と異
なる点(構成や処理)について詳しく説明し、実施例1と同じ点についての説明は省略する。
以下、本発明の実施例2について説明する。実施例1では、表示輝度の飽和が生じる。本実施例では、表示輝度の飽和が生じない例を説明する。なお、以下では、実施例1と異
なる点(構成や処理)について詳しく説明し、実施例1と同じ点についての説明は省略する。
本実施例では、図2のステップS111〜S113,S117,S118にて、実施例1と同じ処理が行われる。ステップS114にて、図8の対応関係220に従って、上限表示輝度が決定される。対応関係220によれば、液晶パネル104の温度が40℃よりも高い場合に、上限表示輝度が1000cd/m2から800cd/m2に低減される。
ステップS115にて、図9(A)の対応関係222に従って、バックライト部105の発光輝度が決定される。対応関係222によれば、液晶パネル104の温度が40℃よりも高い場合に、バックライト部105の発光輝度が100%から80%に低減される。そのため、液晶パネル104の温度が40℃よりも高い場合には、図9(B)の対応関係224のように、対象階調値に依らずに、バックライト部105の発光輝度が80%に制御される。発光輝度80%は上限表示輝度800cd/m2を実現できる発光輝度である。
ステップS116にて、制御部110は、表示輝度の飽和が生じないような増加率を取得する。具体的には、図10の対応関係226を実現する増加率が取得される。対象階調値0%から対象階調値60%までの範囲については、0%から60%までの対象階調値の増加に対して表示階調値を0%から75%まで増加させる増加率1.25(=100/80)が取得される。対象階調値60%から対象階調値100%までの範囲については、60%から100%までの対象階調値の増加に対して表示階調値を75%から100%まで増加させる増加率0.625が取得される。これら2つの増加率により、対応関係226を実現できる。対象階調値0%から対象階調値60%までの範囲については、対象階調値に増加率を乗算することで、表示階調値を算出できる。対象階調値60%から対象階調値100%までの範囲については、式「(対象階調値−60%)×増加率+75%」により表示階調値を算出できる。対応関係226では、階調値の飽和は生じていない。
本実施例では、図2の処理フローにより、液晶パネル104の温度が40℃を超えた場合は、図11の対応関係228のように、上限表示輝度800cd/m2よりも低い600cd/m2以下(特定輝度以下)の表示輝度が略一定に保たれる。換言すれば、特定輝度600cd/m2以下の表示輝度は、対応関係127の表示輝度と略一致する。そして、対象階調値60%から対象階調値100%までの範囲については、60%から100%までの対象階調値の増加に対して表示輝度が特定輝度600cd/m2から上限表示輝度800cd/m2まで増加する。このため、表示輝度の飽和は生じない。
以上述べたように、本実施例によれば、バックライト部105の発光輝度が設定輝度から低減される場合に、表示輝度の飽和が生じないように、対象画像データの階調値を高めて表示画像データが生成される。これにより、表示画像の画質劣化をより抑制できる。具体的には、対象画像データの明部についても対象階調値の違いを表現した表示画像を得ることができる。
<実施例3>
以下、本発明の実施例3について説明する。本実施例では、液晶表示装置が複数の液晶パネルを有する例を説明する。なお、以下では、実施例1,2と異なる点(構成や処理)について詳しく説明し、実施例1,2と同じ点についての説明は省略する。
以下、本発明の実施例3について説明する。本実施例では、液晶表示装置が複数の液晶パネルを有する例を説明する。なお、以下では、実施例1,2と異なる点(構成や処理)について詳しく説明し、実施例1,2と同じ点についての説明は省略する。
図12は、本実施例に係る液晶表示装置300の構成例を示すブロック図である。液晶表示装置300は、画像入力部301、画像処理部302、第1のパネル駆動回路303、第1の液晶パネル304、バックライト部305、バックライト駆動回路306、パネ
ル温度検出部307、記憶部308、及び、制御部310を有する。さらに、液晶表示装置300は、第2のパネル駆動回路311と第2の液晶パネル312を有する。
ル温度検出部307、記憶部308、及び、制御部310を有する。さらに、液晶表示装置300は、第2のパネル駆動回路311と第2の液晶パネル312を有する。
画像入力部301は、実施例1,2の画像入力部101と同様の機能を有する。画像処理部302は、実施例1,2の画像処理部102と同様の機能を有する。但し、画像処理部302は、対象画像データとして、第1の対象画像データと第2の対象画像データを生成する。そして、画像処理部302は、第1の対象画像データを第1のパネル駆動回路303へ出力し、第2の対象画像データを第2のパネル駆動回路311へ出力する。なお、第1の対象画像データは、第2の対象画像データと等しくてもよいし、異なっていてもよい。
第1のパネル駆動回路303と第2のパネル駆動回路311とのそれぞれは、実施例1,2のパネル駆動回路103と同様の機能を有する。第1のパネル駆動回路303は、第1の対象画像データなどに基づいて第1の表示画像データを生成し、第1の表示画像データを第1の液晶パネル304へ出力する。第2のパネル駆動回路311は、第2の対象画像データなどに基づいて第2の表示画像データを生成し、第2の表示画像データを第2の液晶パネル312へ出力する。
第1の液晶パネル304と第2の液晶パネル312とのそれぞれは、実施例1,2の液晶パネル104と同様の機能を有する。第1の液晶パネル304は、バックライト部305から発せられて光を第1の表示画像データに基づいて透過する。第2の液晶パネル312は、バックライト部305から発せられて第1の液晶パネル304を透過した光を、第2の表示画像データに基づいて透過することにより、表示面に画像を表示する。本実施例では、説明をわかりやすくするために、図13に示すように、第1の表示階調値(第1の表示画像データの階調値)と第2の表示階調値(第2の表示画像データの階調値)との和が、実施例1,2の表示階調値に対応するとする。即ち、第1の液晶パネル304と第2の液晶パネル312の組み合わせを実施例1,2の液晶パネル104とみなした場合には、液晶パネル104の透過率が、合成階調値(第1の表示階調値と第2の表示階調値の和)に応じた透過率に制御される。図13において、対応関係321は、第1の対象階調値(第1の対象画像データの階調値)と第1の表示階調値との対応関係であり、対応関係322は、第2の対象階調値(第2の対象画像データの階調値)と第2の表示階調値との対応関係である。対応関係323は、対応関係321と対応関係322の和である合成対応関係であり、実施例1,2の対象階調値と実施例1,2の表示階調値との対応関係に対応する。対応関係321〜333は、バックライト部305の発光輝度が100%である場合の対応関係である。
バックライト部305は、実施例1,2のバックライト部105と同様の機能を有する。パネル温度検出部307は、実施例1,2のパネル温度検出部107と同様の機能を有する。本実施例では、パネル温度検出部307は、第1の液晶パネル304の温度を検出するセンサであり、検出値を温度情報として制御部310へ出力する。なお、パネル温度検出部307は、第2の液晶パネル312の温度を検出してもよいし、第1の液晶パネル304と第2の液晶パネル312の平均温度を検出してもよい。第1の液晶パネル304と第2の液晶パネル312を含む表示部の温度に関する情報が、温度情報として取得できればよい。記憶部308は、実施例1,2の記憶部108と同様の機能を有する。制御部310は、実施例1,2の制御部110と同様の機能を有する。
制御部310の処理フロー例について、図2を用いて説明する。ステップS111〜S113,S118の処理は、実施例1,2と同じである。ステップS114にて、実施例2と同様に、図8の対応関係220に従って上限表示輝度が決定される。そのため、液晶パネル104の温度が40℃よりも高い場合に、上限表示輝度が1000cd/m2から
800cd/m2に低減される。ステップS115にて、実施例2と同様に、図9(A)の対応関係222に従ってバックライト部105の発光輝度が決定される。そのため、液晶パネル104の温度が40℃よりも高い場合に、バックライト部105の発光輝度が100%から80%に低減される。
800cd/m2に低減される。ステップS115にて、実施例2と同様に、図9(A)の対応関係222に従ってバックライト部105の発光輝度が決定される。そのため、液晶パネル104の温度が40℃よりも高い場合に、バックライト部105の発光輝度が100%から80%に低減される。
ステップS116にて、制御部110は、ステップS114で取得した上限表示輝度に応じて、第1の対象階調値を増加させる増加率を取得する。具体的には、図14の対応関係324を実現する増加率が取得される。第1の対象階調値0%から第1の対象階調値60%までの範囲については、0%から60%までの第1の対象階調値の増加に対して第1の表示階調値を0%から90%まで増加させる増加率1.5が取得される。第1の対象階調値60%から第1の対象階調値100%までの範囲については、60%から100%までの第1の対象階調値の増加に対して第1の表示階調値を90%から100%まで増加させる増加率0.25が取得される。対応関係324では、階調値の飽和は生じていない。
ステップS116の処理により、第1の液晶パネル304と第2の液晶パネル312の組み合わせを実施例1,2の液晶パネル104とみなした場合には、図15の合成対応関係326が実現されることとなる。合成対応関係326でも、階調値の飽和は生じていない。なお、第1の表示画像データと第2の表示画像データの一方の生成において階調値の飽和が生じたとしても、他方の生成において階調値の飽和が生じなければ、合成対応関係において階調値の飽和は生じない。
ステップS117にて、制御部310は、ステップS115で取得した発光輝度をバックライト駆動回路306へ通知し、ステップS116で取得した増加率を第1のパネル駆動回路303へ通知する。その後、バックライト駆動回路306は、バックライト部305の発光輝度を、ステップS115で取得された発光輝度80%に制御する。第1のパネル駆動回路303は、第1の対象画像データの各階調値をステップS116で取得された増加率で高めて第1の表示画像データを生成する。換言すれば、第1のパネル駆動回路303は、第1の対象画像データの各階調値を図14の対応関係324に従って変換して第1の表示画像データを生成する。そして、第1のパネル駆動回路303は、生成した第1の表示画像データに基づいて第1の液晶パネル304の透過率を制御する。第2のパネル駆動回路311は、第2の対象画像データを第2の表示画像データとして用いて、第1の液晶パネル304の透過率を制御する。
本実施例でも、図2の処理フローによる効果として、実施例2と同様の効果が得られる。具体的には、液晶パネル104の温度が40℃を超えた場合は、図11の対応関係228のように、上限表示輝度800cd/m2よりも低い特定輝度600cd/m2以下の表示輝度が略一定に保たれる。そして、対象階調値(第1の対象階調値や第2の対象階調値)60%から対象階調値100%までの範囲については、60%から100%までの対象階調値の増加に対して表示輝度が特定輝度600cd/m2から上限表示輝度800cd/m2まで増加する。このため、表示輝度の飽和は生じない。
以上述べたように、本実施例によれば、複数の液晶パネルを有する液晶表示装置において、実施例1,2と同様の処理により、実施例1,2と同様の効果を得ることができる。
なお、本実施例では、第1の対象画像データの階調値が高められて第1の表示画像データが生成される例を説明したが、第2の対象画像データの階調値が高められて第2の表示画像データが生成されてもよい。第1の対象画像データの階調値を高めて第1の表示画像データを生成する処理と、第2の対象画像データの階調値を高めて第2の表示画像データを生成する処理との一方が行われてもよいし、両方が行われてもよい。
<実施例4>
以下、本発明の実施例4について説明する。本実施例では、対象画像データの代表輝度を考慮して液晶パネルの温度を下がりやすくする例を説明する。代表輝度は、対象画像データの輝度の代表値(平均値、最大値、最小値、中間値、最頻値、等)である。具体的には、代表輝度は、対象画像データのY値の代表値(平均値(APL)、最大値、最小値、中間値、最頻値、等)である。APL(Average Picture Level)は、対象画像データの各画素のY値の総和を総画素数で除算することで算出できる。なお、以下では、実施例1,2と異なる点(構成や処理)について詳しく説明し、実施例1,2と同じ点についての説明は省略する。
以下、本発明の実施例4について説明する。本実施例では、対象画像データの代表輝度を考慮して液晶パネルの温度を下がりやすくする例を説明する。代表輝度は、対象画像データの輝度の代表値(平均値、最大値、最小値、中間値、最頻値、等)である。具体的には、代表輝度は、対象画像データのY値の代表値(平均値(APL)、最大値、最小値、中間値、最頻値、等)である。APL(Average Picture Level)は、対象画像データの各画素のY値の総和を総画素数で除算することで算出できる。なお、以下では、実施例1,2と異なる点(構成や処理)について詳しく説明し、実施例1,2と同じ点についての説明は省略する。
本実施例では、実施例1と同様に、図3の対応関係120に従って上限表示輝度が決定される。そのため、液晶パネル104の温度が40℃よりも高い場合に、上限表示輝度が1000cd/m2から600cd/m2に低減される。実施例1では、上限表示輝度600cd/m2に応じて、図16(A)の対応関係421のように発光輝度60%を決定し、対応関係422のように増加率1.67を決定した。本実施例では、対象画像データの代表輝度が低い場合に、代表輝度が高い場合よりも低い発光輝度にバックライト部105の発光輝度が低減される。具体的には、図16(B)の対応関係423のように発光輝度50%(60%の約0.83倍;約17%減)が決定され、対応関係424のように増加率2(1.67の約1.17倍;約17%増)が決定されることがある。これにより、表示画像の画質劣化を抑制しつつ、液晶パネル104の温度が実施例1よりも下がりやすくなる。
図17(A)は、代表輝度であるAPLと、バックライト部105の発光輝度との対応関係の一例を示す。液晶パネル104の温度が40℃以下である場合には、対応関係425のように、代表輝度に依らずに、発光輝度100%が決定される。液晶パネル104の温度が40℃よりも高い場合には、対応関係426のように、代表輝度を考慮して発光輝度が決定される。対応関係426によれば、APLが50%(閾値)よりも高い場合に、温度情報(具体的には上限表示輝度)に応じた発光輝度60%が決定され、APLが50%以下(閾値以下)である場合に、60%よりも低い発光輝度50%が決定される。なお、APLの閾値は、メーカによって予め定められた固定値であってもよいし、そうでなくてもよい。例えば、APLの閾値は、ユーザによって指定された値であってもよい。
図17(B)は、APLと増加率の対応関係の一例を示す。液晶パネル104の温度が40℃以下である場合には、対応関係427のように、代表輝度に依らずに、増加率1が決定される。液晶パネル104の温度が40℃よりも高い場合には、対応関係428のように、代表輝度を考慮して増加率が決定される。対応関係428によれば、APLが50%よりも高い場合に、温度情報(具体的には上限表示輝度)に応じた増加率1.67が決定され、APLが50%以下である場合に、1.67よりも高い増加率2が決定される。APLが低い場合には、増加率が高くても、階調値や表示輝度の飽和は生じ難く、画質劣化が抑制された表示画像を得ることができる。
以上述べたように、本実施例によれば、対象画像データの代表輝度を考慮してバックライト部105の発光輝度がより低減される。それにより、表示画像の画質劣化を抑制しつつ、液晶パネル104の温度が実施例1よりも下がりやすくなる。なお、本実施例の構成を実施例3の構成に組み合わせる場合には、第1の対象画像データと第2の対象画像データの一方にのみ対応する代表輝度が使用されてもよいし、両方に対応する代表輝度が使用されてもよい。第1の対象画像データの代表輝度と第2の対象画像データの代表輝度との平均値や中間値が使用されてもよい。入力画像データの代表輝度が使用されてもよい。
実施例1〜4の各機能部は、個別のハードウェアであってもよいし、そうでなくてもよ
い。2つ以上の機能部の機能が、共通のハードウェアによって実現されてもよい。1つの機能部の複数の機能のそれぞれが、個別のハードウェアによって実現されてもよい。1つの機能部の2つ以上の機能が、共通のハードウェアによって実現されてもよい。また、各機能部は、ハードウェアによって実現されてもよいし、そうでなくてもよい。例えば、装置が、プロセッサと、制御プログラムが格納されたメモリとを有していてもよい。そして、装置が有する少なくとも一部の機能部の機能が、プロセッサがメモリから制御プログラムを読み出して実行することにより実現されてもよい。
い。2つ以上の機能部の機能が、共通のハードウェアによって実現されてもよい。1つの機能部の複数の機能のそれぞれが、個別のハードウェアによって実現されてもよい。1つの機能部の2つ以上の機能が、共通のハードウェアによって実現されてもよい。また、各機能部は、ハードウェアによって実現されてもよいし、そうでなくてもよい。例えば、装置が、プロセッサと、制御プログラムが格納されたメモリとを有していてもよい。そして、装置が有する少なくとも一部の機能部の機能が、プロセッサがメモリから制御プログラムを読み出して実行することにより実現されてもよい。
実施例1〜4はあくまで一例であり、本発明の要旨の範囲内で実施例1〜4の構成を適宜変形したり変更したりすることにより得られる構成も、本発明に含まれる。実施例1〜4の構成を適宜組み合わせて得られる構成も、本発明に含まれる。
例えば、バックライト部の発光輝度が設定輝度から低減されるタイミング以前のタイミングで、当該低減を許可するか否かをユーザに確認してもよい。換言すれば、バックライト部の発光輝度が低減されるタイミングで、上記確認を行ってもよい。または、バックライト部の発光輝度が低減されるタイミングよりも前のタイミングで、上記確認を行ってもよい。そして、発光輝度の低減が許可された場合に限って、当該低減を行ってもよい。
バックライト部の発光輝度が設定輝度から低減されるタイミングよりも前のタイミングで、バックライト部の発光輝度が設定輝度から低減される可能性があることなどを、ユーザに通知してもよい。その場合は、上記確認がさらに行われてもよいし、行われなくてもよい。
バックライト部の発光輝度が設定輝度から低減されるタイミングよりも前の上記タイミングは、例えば、以下のタイミングである。(3)のタイミングを判断するために、環境温度に関する情報を取得してもよい。(4)のタイミングを判断するために、内部温度に関する情報を取得してもよいし、液晶パネルの温度に関する温度情報を使ってもよい。
(1)バックライト部の発光輝度が低減されるタイミングから所定時間を遡ったタイミング
(2)液晶パネルの温度が閾値を超える可能性がある駆動条件(閾値以上の発光輝度が設定輝度となる表示輝度設定など)に液晶表示装置の駆動条件が切り替わったタイミング
(3)液晶表示装置の外部環境の温度(環境温度)が閾値を超えたタイミング
(4)液晶表示装置の内部温度が閾値を超えたタイミング
(1)バックライト部の発光輝度が低減されるタイミングから所定時間を遡ったタイミング
(2)液晶パネルの温度が閾値を超える可能性がある駆動条件(閾値以上の発光輝度が設定輝度となる表示輝度設定など)に液晶表示装置の駆動条件が切り替わったタイミング
(3)液晶表示装置の外部環境の温度(環境温度)が閾値を超えたタイミング
(4)液晶表示装置の内部温度が閾値を超えたタイミング
液晶表示装置の内部温度が液晶パネルの温度が閾値を超える可能性がある駆動条件で液晶表示装置が駆動されている場合に限って上記確認を行ってもよいし、そうでなくてもよい。ユーザに対する種々の確認や通知は、画面表示、音声出力、ランプ点灯、等によって実現される。
発光輝度の低減が許可されなかった場合に、液晶パネルの温度が当該液晶パネルの定格温度に達するまでの残り時間(見込み時間)をユーザに通知してもよい。定格温度に達するまでの残り時間は、例えば、表示輝度設定、対象画像データ(代表輝度など)、等に基づいて判断される。
<その他の実施例>
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
本発明は、上述の実施例の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
100,300:液晶表示装置 103:パネル駆動回路 104:液晶パネル
105,305:バックライト部 106,306バックライト駆動回路
107,307:パネル温度検出部 110,310:制御部
303:第1のパネル駆動回路 304:第1の液晶パネル
311:第2のパネル駆動回路 312:第2の液晶パネル
105,305:バックライト部 106,306バックライト駆動回路
107,307:パネル温度検出部 110,310:制御部
303:第1のパネル駆動回路 304:第1の液晶パネル
311:第2のパネル駆動回路 312:第2の液晶パネル
Claims (16)
- 発光手段と、
前記発光手段から発せられた光を表示画像データに基づいて透過することにより、画像を表示する表示手段と、
前記表示手段の温度に関する温度情報を取得する取得手段と、
前記温度情報に基づいて、前記発光手段の発光輝度を設定輝度から低減する低減手段と、
前記発光手段の発光輝度が前記設定輝度から低減される場合に、対象画像データの階調値を高めて前記表示画像データを生成する増加手段と、
を有することを特徴とする表示装置。 - 前記低減手段は、前記表示手段の温度が第1の閾値よりも高い場合に、前記発光手段の発光輝度を前記設定輝度から低減する
ことを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記温度情報に基づいて上限表示輝度を決定する決定手段、をさらに有し、
前記低減手段は、前記上限表示輝度に基づいて、前記発光手段の発光輝度を前記設定輝度から低減する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の表示装置。 - 前記増加手段は、前記発光手段の発光輝度が前記設定輝度から低減される場合に、前記上限表示輝度以下の表示輝度が略一定に保たれるように、前記対象画像データの階調値を高める
ことを特徴とする請求項3に記載の表示装置。 - 前記増加手段は、前記発光手段の発光輝度が前記設定輝度から低減される場合に、表示輝度の飽和が生じないように、前記対象画像データの階調値を高める
ことを特徴とする請求項3に記載の表示装置。 - 前記増加手段は、前記発光手段の発光輝度が前記設定輝度から低減される場合に、前記上限表示輝度よりも低い特定輝度以下の表示輝度が略一定に保たれるように、前記対象画像データの階調値を高める
ことを特徴とする請求項5に記載の表示装置。 - 前記表示手段の温度範囲は、前記表示手段の温度と前記発光手段の発光輝度との対応関係の傾きが互いに異なる複数の範囲を含む
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の表示装置。 - 前記表示手段は、
前記発光手段から発せられた光を透過する第1の透過手段と、
前記発光手段から発せられて前記第1の透過手段を透過した光を透過することにより、画像を表示する第2の透過手段と、
を有する
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の表示装置。 - 前記第1の透過手段は、前記発光手段から発せられた光を、第1の対象画像データに対応する第1の表示画像データに基づいて透過し、
前記第2の透過手段は、前記発光手段から発せられて前記第1の透過手段を透過した光を、第2の対象画像データに対応する第2の表示画像データに基づいて透過し、
前記増加手段は、前記発光手段の発光輝度が前記設定輝度から低減される場合に、
前記第1の対象画像データの階調値を高めて前記第1の表示画像データを生成する処理と、
前記第2の対象画像データの階調値を高めて前記第2の表示画像データを生成する処理と、
の少なくとも一方を行う
ことを特徴とする請求項8に記載の表示装置。 - 前記低減手段は、前記温度情報と前記対象画像データの代表輝度とに基づいて、前記発光手段の発光輝度を、前記設定輝度から、前記代表輝度が低い場合に前記代表輝度が高い場合よりも低い発光輝度に低減する
ことを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の表示装置。 - 前記低減手段は、
前記代表輝度が第2の閾値よりも高い場合に、前記温度情報に応じて前記発光手段の発光輝度を前記設定輝度から低減し、
前記代表輝度が前記第2の閾値以下である場合に、前記発光手段の発光輝度を、前記設定輝度から、前記温度情報に応じた発光輝度よりも低い発光輝度に低減する
ことを特徴とする請求項10に記載の表示装置。 - 前記発光手段の発光輝度が前記設定輝度から低減されるタイミング以前のタイミングで、当該低減を許可するか否かをユーザに確認する確認手段、をさらに有する
ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか1項に記載の表示装置。 - 前記低減が許可されなかった場合に、前記表示手段の温度が前記表示手段の定格温度に達するまでの残り時間を前記ユーザに通知する通知手段、をさらに有する
ことを特徴とする請求項12に記載の表示装置。 - 発光手段と、
前記発光手段から発せられた光を表示画像データに基づいて透過することにより、画像を表示する表示手段と、
を有する表示装置の制御方法であって、
前記表示手段の温度に関する温度情報を取得するステップと、
前記温度情報に基づいて、前記発光手段の発光輝度を設定輝度から低減するステップと、
前記発光手段の発光輝度が前記設定輝度から低減される場合に、対象画像データの階調値を高めて前記表示画像データを生成するステップと、
を有することを特徴とする制御方法。 - 請求項14に記載の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラム。
- 請求項14に記載の制御方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを格納したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018026213A JP2019144314A (ja) | 2018-02-16 | 2018-02-16 | 表示装置およびその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018026213A JP2019144314A (ja) | 2018-02-16 | 2018-02-16 | 表示装置およびその制御方法 |
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ID=67772254
Family Applications (1)
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JP (1) | JP2019144314A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2022140298A (ja) * | 2021-03-10 | 2022-09-26 | シャープ株式会社 | 表示装置、表示制御方法、および表示制御プログラム |
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2018
- 2018-02-16 JP JP2018026213A patent/JP2019144314A/ja active Pending
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