JP2019142500A - ステアリング装置 - Google Patents
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Abstract
Description
導電性を有し、操舵力を伝達するステアリングシャフトと、
導電性を有し、軸方向に延びるガイド溝を形成し、径方向内側に前記ステアリングシャフトを通すアウタコラムと、
導電性を有し、前記アウタコラムに軸方向の相対移動を可能に内嵌し、径方向内側で前記ステアリングシャフトを回転可能に支持するインナコラムと、
前記ガイド溝内に収容され、前記インナコラムに取り付けられたガイド部材と、
前記ガイド部材を前記インナコラムに取り付ける取付具と、
導電性を有し、前記アウタコラムの径方向外側から前記ガイド溝の少なくとも一部を覆う通電カバーと、
導電性を有し、前記取付具と前記インナコラムとの少なくとも一方に接して前記インナコラムに対して固定され、少なくとも一部が弾性変形して前記通電カバーに所定の接触圧をもって接する通電プレートと、を有することを特徴とするステアリング装置を提供する。
これにより、ステアリングホイールから車体への新たな通電経路を確保することができる。
前記アウタコラムは、前記通電カバーの車両前方側に径方向に貫通した開口部を有する。これにより、通電カバーのような別体の部材をアウタコラムに取り付ける必要がなくなり、部品点数を減らし、取付け作業も不要とすることができる。
前記通電プレートは、さらに、前記ガイド部材の車両後方側に配置され、前記通電カバーに接する第2の接触部を有する。これにより、通電経路をより確実なものとすることができる。
図1は本願の第1実施形態に係るステアリング装置2を用いたステアリング機構1を斜め前方から見た斜視図である。図1に示すように、本第1実施形態のステアリング装置2は、ステアリングホイール101の操作に要する力を軽減するために、ステアリングコラムに軸支されたステアリングシャフト3および中間シャフト102を介してステアリングギヤ103に伝達された操舵力を電動アシスト機構104でアシストし、図示しないラックを左右に往復運動させることでラックに連結した左右のタイロッド105を介して前輪を転舵する。
図5は、本願の第1実施形態に係るステアリング装置2の縦断面図である。図5に示すように、ステアリングシャフト3は、車両前方側に配置された円柱状のロアステアリングシャフト61と、車両後方側に配置されロアステアリングシャフト61に外嵌した円筒状のアッパーステアリングシャフト62と、からなる。
ステアリング装置2は、運転者の体格等に合わせるため、車体100への取付時にピボットボス22に挿入されるピボットボルトを中心とする回転方向の位置の調整(以下、「チルト調整」と呼ぶ)、及び、インナコラム11の軸方向の位置の調整(以下、「テレスコピック調整」と呼ぶ)を可能に構成されている。
インナコラム11のうちアウタコラム10に挿入される部位の外周面には、摩擦係数の低い樹脂コーティングが施されている。これにより、締付機構80によるアウタコラム10の締付力を大きく設定しても、アウタコラム10によるインナコラム11の締め付けによって生じる締付摩擦力は比較的低く保たれる。
図7は、図5に示すアッパストッパ30周辺の拡大断面図である。図8は、図5に記載のVIII−VIII切断面を示す断面図である。
本第1実施形態においては、ステアリングホイール101から、アッパーステアリングシャフト62、ボールベアリング29、インナコラム11、ナットプレート36、段付低頭ボルト35、通電プレート40、通電カバー15、アウタコラム10、及び、チルトブラケット12を通して、車体100へ通じる通電経路を確保している。
次に、本願の第2実施形態について図9ないし図12を参照しながら説明する。本第2実施形態に係るステアリング装置は、上記第1実施形態に係るステアリング装置と部分的に同様に構成されている。したがって、以下の説明においては、第1実施形態と重複する説明は適宜省略する。第1実施形態と対応するステアリング装置の部分には、第1実施形態で使用した参照符号に200を足した参照符号を付する。例えば、第1実施形態のステアリングシャフト3に対応する第2実施形態のステアリングシャフトには「203」という参照符号を付する。
2、202 ステアリング装置
3、203 ステアリングシャフト
10、210 アウタコラム
210a 拡径部
11、211 インナコラム
11a 貫通孔
12、212 チルトブラケット
13、213 内周面
15、215 通電カバー
21 カラー
22、222 ピボットボス
22a、222a ボス孔
23、24、223、224 ガイド壁
25、225 ガイド溝
25a、25b 内面
26 スリット
27、227 ボールベアリング
28、228 貫通孔
29、229 ボールベアリング
30、230 アッパストッパ
31、231 ガイド部材
31a 係止突起
32、232 ストッパベース
32a 貫通孔
35、235 段付低頭ボルト
35a ねじ軸
35b、235b 上方段部
36、236 ナットプレート
36a ボス部
36b 上面
36c ねじ孔
40、240 通電プレート
40a、240a、240b 接触部
40c、240c 円環部
241 ボールベアリング
242 開口部
243 第1のハウジング
244 第2のハウジング
245 操舵補助機構
247 トーションバー
248 出力軸
50 ロアストッパ
51、251 樹脂ピン
52、252 バッファ保持部
53、253 バッファブロック
54 係止腕
61、261 ロアステアリングシャフト
61a 雄スプライン
61b セレーション
62、262 アッパーステアリングシャフト
62a、262a 雌スプライン
62b セレーション
71、271 上板
71a ボルト穴
71b、71c 係止穴
72、272 左側板
72a チルト調整用長孔
73、273 右側板
73a チルト調整用長孔
80 締付機構
81 締付ボルト
81a 雄ねじ
82 操作レバー
83 可動カム
84 固定カム
85、285 摩擦板
85a、285a 長孔部
86 中間摩擦板
86a、86b 端板部
86c 連結板部
87 押圧板
88 スラスト軸受
89 ナット
91、92 フック部
93 コイルスプリング
95 コイルスプリング
100 車体
101 ステアリングホイール
102 中間シャフト
103 ステアリングギヤ
104 電動アシスト機構
105 タイロッド
300 締め付け部
軸方向に伸縮可能なステアリングシャフトと、
軸方向の相対移動を可能に嵌合したアウタコラムとインナコラムとを含み、前記ステアリングシャフトを回転可能に支持するステアリングコラムと、
前記インナコラムに固定された係合部材と、を備え、
前記アウタコラムは、前記係合部材を収容して前記係合部材を介して前記インナコラムの回転を防止するとともに、軸方向に延び、前記インナコラムの軸方向移動を案内するガイド溝と、前記ガイド溝の端部に配置され前記係合部材と当接することにより前記インナコラムの車両後方へのテレスコピック調整範囲を規定する車両後方側部分を含み、
前記ガイド溝が、前記係合部材と対向する底部を有し、
前記ステアリングシャフトは、前記インナコラムに内嵌した第1の軸受と、車両前方側に連結した出力軸とにより中心軸線を中心とする回転自在に支持され、
前記出力軸は、前記アウタコラムに固定され操舵補助機構を収容するハウジングに内嵌した第2の軸受により中心軸線を中心とする回転自在に支持されているステアリング装置を提供する。
これにより、ステアリングホイールから車体への新たな通電経路を確保することができる。
テレスコ調整において前記インナコラムを最も車両前方側に移動させた際、前記係合部材の車両前方側に前記ガイド溝が位置する。
前記アウタコラムは車体へ通じる通電経路の一部を構成し、
前記インナコラムと前記アウタコラムとは、前記係合部材及び前記通電プレートを介して通電可能に構成されている。
Claims (10)
- 導電性を有し、操舵力を伝達するステアリングシャフトと、
導電性を有し、軸方向に延びるガイド溝を形成し、径方向内側に前記ステアリングシャフトを通すアウタコラムと、
導電性を有し、前記アウタコラムに軸方向の相対移動を可能に内嵌し、径方向内側で前記ステアリングシャフトを回転可能に支持するインナコラムと、
前記ガイド溝内に収容され、前記インナコラムに取り付けられたガイド部材と、
前記ガイド部材を前記インナコラムに取り付ける取付具と、
導電性を有し、前記アウタコラムの径方向外側から前記ガイド溝の少なくとも一部を覆う通電カバーと、
導電性を有し、前記取付具と前記インナコラムとの少なくとも一方に接して前記インナコラムに対して固定され、少なくとも一部が弾性変形して前記通電カバーに所定の接触圧をもって接する通電プレートと、を有することを特徴とするステアリング装置。 - 前記通電カバーは、前記アウタコラムと別体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のステアリング装置。
- 前記通電カバーは、前記アウタコラムと一体に形成されており、
前記アウタコラムは、前記通電カバーの車両前方側に径方向に貫通した開口部を有することを特徴とする請求項1に記載のステアリング装置。 - 前記通電カバーに接する前記通電プレートの部分は、前記通電カバーに向かって凸になるように湾曲した接触部であることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか一項に記載のステアリング装置。
- 前記接触部は、前記ガイド部材の車両前方側に配置されていることを特徴とする請求項4に記載のステアリング装置。
- 前記接触部は、前記ガイド部材の車両後方側に配置されていることを特徴とする請求項4に記載のステアリング装置。
- 前記接触部は、前記ガイド部材の車両前方側に配置されており、
前記通電プレートは、さらに、前記ガイド部材の車両後方側に配置され、前記通電カバーに接する第2の接触部を有することを特徴とする請求項4に記載のステアリング装置。 - 前記取付具はボルトを含み、
前記通電プレートは、前記ボルトのねじ軸を通す円環部を備えることを特徴とする請求項1ないし7のいずれか一項に記載のステアリング装置。 - 前記アウタコラムの内周面又は前記インナコラムの外周面に低摩擦材がコーティングされていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか一項に記載のステアリング装置。
- 前記ステアリングシャフトは、車両後方側に配置されたアッパーステアリングシャフトと車両前方側に配置されたロアステアリングシャフトとが嵌合して成り、
前記嵌合した部分において、前記アッパーステアリングシャフト又は前記ロアステアリングシャフトに樹脂コーティングが施されていることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか一項に記載のステアリング装置。
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