JP2019142476A - 航空機のための燃料システム及び方法 - Google Patents

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ブライアン ティロトソン,
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チャールズ ビー. スピネッリ,
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Abstract

【課題】航空機の落下タンクを将来の飛行のために回収され再使用できる様にする。【解決手段】航空機110のための落下タンク100が、燃料を貯蔵するように構成された内部燃料容器138を有する本体を含む。落下タンクは、内部燃料容器から航空機の推進システム118に燃料を供給するための内部燃料容器に連結された出口も含む。更に、落下タンクは、本体から外向きに延在する複数の飛行操縦翼面126を含む。飛行操縦翼面は、落下タンクの飛行姿勢を調整するために作動可能である。落下タンクは、プロセッサを含む飛行制御システムであって、落下タンクが航空機から投げ捨てられたときに、落下タンクを目標位置まで飛行させるために複数の飛行操縦翼面を作動させるように構成された、飛行制御システムを更に含む。【選択図】図1

Description

本開示は、広くは、輸送体に燃料を供給するためのシステム及び方法に関し、特に、航空機に燃料を供給するための落下タンクシステム及び方法に関する。
一般的に、航空機の飛行範囲及び飛行時間は、燃料の再補給なしに航空機が運ぶことができる燃料の量に基づいている。航空機の飛行範囲及び飛行時間を増加させる1つのアプローチは、航空機に落下タンクを設けることである。落下タンクは、通常、航空機の外部に連結された補助燃料タンクである。落下タンク内の燃料が消費されたときに、航空機は、落下タンクを投げ捨て、航空機の他の燃料タンク内に貯蔵されている燃料を更に使用して飛行を継続することができる。落下タンクを投げ捨てることによって、航空機は、落下タンクによって航空機に課されている重量及び抵抗を低減させることができる。したがって、落下タンクを投げ捨てることは、航空機の飛行範囲を更に延ばすことを可能にする。
一実施例では、航空機のための落下タンクが、燃料を貯蔵するように構成された内部燃料容器を有する本体を含む。落下タンクは、内部燃料容器から航空機の推進システムに燃料を供給するための内部燃料容器に連結された出口も含む。更に、落下タンクは、本体から外向きに延在する複数の飛行操縦翼面を含む。飛行操縦翼面は、落下タンクの飛行姿勢を調整するために作動可能である。落下タンクは、プロセッサを含む飛行制御システムであって、落下タンクが航空機から投げ捨てられたときに、落下タンクを目標位置まで飛行させるために複数の飛行操縦翼面を作動させるように構成された、飛行制御システムを更に含む。
別の実施例では、方法が、落下タンクから航空機の推進システムに燃料を供給することを含む。燃料を供給した後で、該方法は、落下タンクが航空機から投げ捨てられたと判定することを含む。更に、該方法は、落下タンクが投げ捨てられたと判定したことに応じて、落下タンクを目標位置まで飛行させるために落下タンクの複数の飛行操縦翼面を作動させることを含む。該方法は、落下タンクを目標位置に着陸させることも含む。
別の実施例では、方法が、落下タンクを航空機に連結することを含む。落下タンクは、内部燃料容器を有する本体、及び本体から外向きに延在する複数の飛行操縦翼面を含む。複数の飛行操縦翼面は、落下タンクの飛行姿勢を調整するために作動可能である。落下タンクは、プロセッサを含む飛行制御システムであって、複数の飛行操縦翼面を作動させるように構成された飛行制御システムも含む。該方法は、落下タンクの内部燃料容器に燃料を供給すること、及び目標位置に関連するデータを飛行制御システム内に記憶することを更に含む。
該方法は、内部燃料容器に供給された燃料の少なくとも一部分を使用して、航空機を航空落下位置まで飛行させることも含む。航空落下位置は、目標位置から閾値距離未満にある。閾値距離は、落下タンクの飛行の最大距離に関連する航空機を航空落下位置まで飛行させたことに応じて、該方法は、航空機から落下タンクを投げ捨てることを含む。航空機から落下タンクを投げ捨てた後で、該方法は、落下タンクを目標位置まで飛行させるために、複数の飛行操縦翼面を作動させることを含む。更に、該方法は、落下タンクを目標位置に着陸させることを含む。
前述の特徴、機能、及び利点は、様々な例において個別に実現可能であるか、又は、更に別の例において組み合わされ得る。更に別の例の更なる詳細は、以下の説明及び図面を参照することで理解され得る。
図示の実施例の特徴と考えられる新規の特性は、添付の特許請求の範囲に明記される。しかし、例示的な実施例、並びに好ましい使用モード、更なる目的、及びそれらの説明は、添付図面を参照して、本開示の例示的な実施例についての以下の詳細な説明を読むことにより、最もよく理解されるだろう。
一実施例による、航空機に着脱可能に連結された落下タンクの部分側面図を示す。 図1で示された落下タンク及び航空機の簡略化されたブロック図を示す。 一実施例による、落下タンクを動作させるための例示的なプロセスのフローチャートを示す。 図3で示されたプロセスと共に使用され得る落下タンクを動作させるための例示的なプロセスのフローチャートを示す。 図3で示されたプロセスと共に使用され得る落下タンクを動作させるための例示的なプロセスのフローチャートを示す。 図3で示されたプロセスと共に使用され得る落下タンクを動作させるための例示的なプロセスのフローチャートを示す。 図3で示されたプロセスと共に使用され得る落下タンクを動作させるための例示的なプロセスのフローチャートを示す。 図3で示されたプロセスと共に使用され得る落下タンクを動作させるための例示的なプロセスのフローチャートを示す。 一実施例による、例示的なプロセスのフローチャートを示す。 図9で示されたプロセスと共に使用され得る例示的なプロセスのフローチャートを示す。 図9で示されたプロセスと共に使用され得る例示的なプロセスのフローチャートを示す。 図9で示されたプロセスと共に使用され得る例示的なプロセスのフローチャートを示す。 図9で示されたプロセスと共に使用され得る例示的なプロセスのフローチャートを示す。 図9で示されたプロセスと共に使用され得る例示的なプロセスのフローチャートを示す。
これより、添付図面を参照しつつ開示されている実施例についてより網羅的に説明するが、添付図面に示すのは開示されている例の一部であって、全てではない。実際には、幾つかの異なる実施例が提供される場合があり、これらの実施例は、本明細書に明記されている実施例に限定されると解釈すべきではない。むしろ、これらの実施例は、この開示内容が包括的で完全であるように、且つ、本開示の範囲が当業者に十分に伝わるように説明されている。
本開示のシステム及び方法は、航空機に燃料を供給するためのシステム及び方法を提供する。上述されたように、航空機は、落下タンクから燃料を受け入れ、その後、飛行中に落下タンクを投げ捨てて、航空機の飛行範囲を延ばすことができる。通常、一旦落下タンクが投げ捨てられると、落下タンクは、制御不能な経路に沿って地上へ落下する。結果として、落下タンクは、ランダムな位置に落下して、失われるか且つ/又は損傷を受ける場合がある。したがって、オペレータは、飛行後毎に新しい落下タンクを購入する必要があり、航空機を運航させるコスト及び費用が増大し得る。
別のアプローチでは、航空機が、指定されたエリアの正に上方を飛行し、その後、落下タンクを投げ捨てることにより、落下タンクは、指定されたエリア内の地上に落下する可能性がより高まる。しかし、このアプローチの問題は、航空機が、自身を指定されたエリアの正に上方に位置決めし、落下タンクを投げ捨てるために、通常のルートを外れて飛行する必要があり得るということである。そのようにして、航空機は、落下タンクを投げ捨てるために、より最適な飛行経路から迂回する必要があり得る。それは、航空機の運航効率を低減させる。
本明細書で説明される例示的なシステム及び方法は、既存の落下タンクの少なくとも幾つかの欠点に有益に対処することができる。本明細書で説明される実施例の範囲内で、落下タンクは、航空機に着脱可能に連結される。落下タンクは、燃料を貯蔵するための内部燃料容器を有する本体、及び内部燃料容器から航空機の推進システムに燃料を供給するための内部燃料容器に連結された出口を含む。飛行の第1の部分の間に燃料を推進システムに供給した後で、航空機は、落下タンクを投げ捨て、(例えば、航空機の燃料タンク内に貯蔵されている更なる燃料を使用して)飛行の第2の部分の間に飛行を継続することができる。飛行中に落下タンクを投げ捨てることは、航空機の重量及び抵抗を低減させる。それは、燃料効率を高め、飛行の第2の部分の間の航空機の飛行範囲を延ばす。
落下タンクは、本体から外向きに延在する複数の飛行操縦翼面を含む。飛行操縦翼面は、落下タンクの飛行姿勢を調整するために作動可能である。落下タンクは、プロセッサを含む飛行制御システムを更に含む。落下タンクが航空機から投げ捨てられたときに、落下タンクを目標位置まで飛行させるために、飛行制御システムは、飛行操縦翼面を作動させることができる。目標位置は、例えば、空港、滑走路、ヘリパッド、ロケット発射パッド、及び/又は公的なアクセスが制限されているエリアなどの、落下タンクを着陸させるための指定された位置であり得る。
航空機から目標位置まで落下タンクを制御可能に飛行させることによって、落下タンクは、将来の飛行のために回収され再使用され得る。更に、例えば、航空機から目標位置まで落下タンクを制御可能に飛行させることは、航空機が落下タンクを投げ捨てるときの航空機の位置決めにおけるより大きな柔軟性を提供し得る。すなわち、落下タンクは、より精密な制御によってより長い飛行範囲にわたり航行することができるので、航空機は、飛行操縦翼面を欠いている落下タンクによって取得され得るよりも目標位置からの比較的長い距離において落下タンクを投げ捨てることができる。これは、落下タンクを投げ捨てる位置及び/又は時間を選択することにおいても、より大きな柔軟性を提供する。
更に、実施例の範囲内で、落下タンクは着陸システムを含み得る。着陸システムは、落下タンクが目標位置に着陸するときの落下タンクに対する損傷を低減(又は最小化)させることができる。落下タンクに着陸システムを設けることによって、落下タンクの再使用可能性は高められ、着陸システムを省略した落下タンクを有する航空機に対して、着陸システムを有する落下タンクを有する航空機を運航するコストは低減され得る。
次に図1を参照すると、一実施例による、航空機110に着脱可能に連結された落下タンク100の部分斜視図が描かれている。図1では、航空機110が固定翼航空機である。そのようにして、図1では、航空機110が、長手方向114に延在する胴体112、及び長手方向114に対して横断する方向に胴体112から延在する主翼116を含む。図1では、航空機110が固定翼航空機として描かれているが、航空機110は、他の実施例において、ヘリコプター、ミサイル、軽飛行機、及び/又は宇宙船であってもよい。より一般的に、航空機110は、空中を移動することができる任意の輸送体であり得る。
図1で示されているように、航空機110は、推進システム118及び1以上の燃料タンク120を含む。実施例として、推進システム118は、1以上のエンジン、タービン、プロペラ、ローター、及び/又はロケットを含み得る。(1以上の)燃料タンク120は、推進システム118に動力供給するための燃料を貯蔵することができる。(1以上の)燃料タンク120内に貯蔵されている燃料の種類は、少なくとも部分的に、燃料によって動力供給される航空機110の種類に基づき得る。実施例として、燃料は、航空ガソリン、ジェット燃料、ディーゼル燃料、及び/又はロケット燃料を含み得る。より一般的に、燃料は、推進システム118に動力供給するためのエネルギーを供給することができる任意の材料であり、推進システム118は、航空機110が空中を通って移動するための推力を生成するために燃料を使用することができる任意のシステムであり得る。
落下タンク100は、解放可能カプラ122によって航空機110のステーション(例えば、ハードポイント)に着脱可能に連結されている。解放可能カプラ122は、パイロン、ランチャー、ラック、エジェクターラック、及び/又はランチャーラックであり得る。それらは、飛行の第1のフェーズ中に落下タンク100を航空機110に連結するためのものであり、飛行の第2のフェーズ中に航空機110から落下タンク100を投げ捨てるためのものである。ある実施態様において、解放可能カプラ122は、受動的に(すなわち、重力のみによって)落下タンク100を投げ捨てることができる。他の実施態様において、解放可能カプラ122は、能動的に、例えば、航空機110から落下タンク100を分離させることを補助するために落下タンク100に押出力を加えることによって、落下タンク100を投げ捨てることができる。
一実施例では、解放可能カプラ122が、航空機110のステーションにおいて、複数のラグを落下タンク100上に着脱可能に連結するためのラックを含み得る。更なる又は代替的な実施例では、解放可能カプラ122が、1以上のパイロテクニックチャージ(pyrotechnic charge)、ガス圧デバイス、移動可能フック、セパレーションナット、フランジブルナット、セパレーションボルト、ボルトカッター、ワイヤーカッター、ケーブルカッター、スプリットスプールデバイス(例えば、可溶性ワイヤー及び/又は形状記憶合金ワイヤー)、ソレノイド作動ナット、マルマンバンド(marman band)、ピンプッシャー、及び/又はピンプーラーを含み得る。落下タンク100と航空機110を着脱可能に連結するために使用される解放可能カプラ122の種類は、例えば、電磁干渉に対する脆弱性、解放応答時間、解放ショック、打ち上げ負荷に耐える能力、予め加えられた負荷を支える能力、作動のための電力インプット、重量、サイズ、温度に対する敏感さ、及び/又は解放信頼性、を含む1以上の要因に基づいて決定され得る。
ある実施例では、ステーションが、航空機110の外面上に位置付けられている。例えば、図1では、ステーションが、航空機110の主翼116の下にある。更に又は代替的に、ステーションは、胴体112(例えば、胴体112の下側)の外面上にあり得る。図1は、主翼116の下に単一の落下タンク100を描いているが、航空機110は、主翼116、胴体112の反対側の別の主翼、及び/又は胴体112の上に1以上の落下タンク100を含むことができる。
他の実施例では、更に又は代替的に、ステーションが、航空機110の胴体112又は主翼116内に位置付けられている。例えば、航空機110は、胴体112の貨物室内に1以上の落下タンク100を含むことができる。そのような実施例では、航空機110が、落下タンク100を投げ捨てることを容易にするために、航空機110の飛行中に開くことができる1以上のアクセスドアを含み得る。
図1で示されているように、落下タンク100は、本体124、複数の飛行操縦翼面126、及び着陸システム128を含む。図1では、本体124が、固定翼航空機の形態を採っている。具体的には、本体124は、胴体130及び一対の主翼132を含む。更に、胴体124は、垂直尾翼134、及び胴体124の両側から延在する一対の水平尾翼136を含む。
図1では、本体124が固定翼航空機の形態を採っているが、他の実施例では、本体124が他の形態を採ってもよい。例えば、ある実施例では、本体124が、航空機110から目標位置まで落下タンク100を飛行させることを容易にすることができる空力形状を有し得る。更なる又は代替的な実施例では、本体124が、航空機110の形状に対して共形状を有していてもよく、且つ/又は、本体124は、航空機110の形状に対して非共形状を有していてもよい。更に、例えば、他の実施例では、本体124が、1以上のカナード及び/又は尾部を含み得る。
飛行操縦翼面126は、本体124から外向きに延在する。例えば、図1では、飛行操縦翼面126が、落下タンク100の主翼132及び垂直尾翼134から延在する。飛行操縦翼面126は、落下タンク100の飛行姿勢を調整するために作動可能である。実施例として、飛行操縦翼面126は、エレベータ、ラダー、エルロン、フラップ、スポイラー、前縁フラップ、前縁スラット、トリムタブ、主翼、水平尾翼、垂直尾翼、(例えば、制御可能なピッチを有する)ローター、及び/又はパラフォイルを含み得る。更に、本実施例の範囲内で、飛行操縦翼面126は、落下タンク100の飛行中に、落下タンク100のピッチ、ロール、及び/又はヨーを調整するために作動可能である。
着陸システム128は、落下タンク100が目標位置に着陸するときの落下タンク100に対する損傷を低減(又は最小化)させることができる。実施例の範囲内で、着陸システム128は、落下タンク100を地上、水上、雪上、及び/又は航空母艦上に着陸させることを容易にし得る。そのような実施例では、例えば、着陸システム128が、1以上の車輪、スキー板、浮き、及び/又はパラシュートを含み得る。別の実施例では、着陸システム128が、1以上の拘束フックを含み得る。それらは、落下タンク100を拘束するために、目標位置のネット及び/又はケーブルと係合することができる。別の実施例では、着陸システム128が、1以上のローターを含み得る。それらは、着陸中に落下タンク100の下降速度を低減させ又は制限するために飛行の自転モードを提供し得る。
落下タンク100に着陸システム128を設けることによって、落下タンク100の再使用可能性は高められ、着陸システム128を省略した落下タンクを有する航空機に対して、着陸システム128を有する落下タンク100を有する航空機110を運航するコストは低減され得る。これらの利点にもかかわらず、他の実施例では、落下タンク100が着陸システム128を省略し得る。
図1では、主翼132、垂直尾翼134、水平尾翼136、飛行操縦翼面126、及び着陸システム128が、本体124から延在している。ある実施例では、これらの構成要素の1以上が、(i)航空機110が落下タンク100を投げ捨てる前に本体124内に後退しており、その後、(ii)航空機110が落下タンク100を投げ捨てた後に本体124から延在するように展開するように構成され得る。これは、航空機110が落下タンク100を投げ捨てる前における抵抗を低減させ且つ運航効率を高めることを容易にし得る。
本体124は、航空機110の推進システム118に動力供給するための更なる燃料を貯蔵することができる内部燃料容器138を有する。一実施例では、本体124が、燃料を貯蔵するための閉じた空間を画定する1以上の内部表面を含み得る。内部燃料容器138内に貯蔵される燃料は、航空機110の(1以上の)燃料タンク120内に貯蔵される燃料と同じ種類の燃料であってよく、又は(1以上の)燃料タンク120内に貯蔵される燃料とは異なる種類の燃料であってもよい。
図1で示されているように、落下タンク100は、推進システム139も含み得る。それは、落下タンク100が航空機110から投げ捨てられた後で、落下タンク100を飛行させるための推力を生成するように動作可能である。例えば、ある実施態様では、落下タンク100が、内部燃料容器138内に残っている燃料の残余部分を有した状態で投げ捨てられ得る。推進システム139は、落下タンク100を目標位置まで飛行させることを補助するために、内部燃料容器138内の燃料の残余部分を使用して推力を生成することができる。実施例として、推進システム139は、1以上のエンジン、タービン、プロペラ、ローター、及び/又はロケットを含み得る。
図1は、推進システム139を有する落下タンク100を描いているが、他の実施例では、落下タンク100は、推進システム139を省略することができる。他の実施例では、例えば、落下タンク100が、推進システム139によって生成される推力の補助なしに、目標位置まで飛行及び/又は滑空することができる。更に、実施例の範囲内で、落下タンク100は、内部燃料容器138内に残っている燃料の残余部分を有した状態で、又は内部燃料容器138内に燃料が残っていない状態で(すなわち、内部燃料容器138が全ての燃料を航空機110の推進システム118に供給した後で)、投げ捨てられ得る。
図2は、一実施例による、落下タンク100及び航空機110の更なる構成要素を含む簡略化されたブロック図を描いている。図2で示されているように、落下タンク100は、内部燃料容器138を含む。それは、航空機110の推進システム118に動力供給するための第1の燃料240を貯蔵している。実施例の範囲内で、落下タンク100は、航空機110が出発地から出発する前に(すなわち、離陸前に)、第1の燃料240が供給され得る。落下タンク100に第1の燃料240を供給するために、落下タンク100は、内部燃料容器138に連結された入口242を含み得る。したがって、入口242は、離陸前に落下タンク100に燃料供給及び/又は燃料再補給するために、内部燃料容器138に対するアクセスを提供することができる。
落下タンク100は、内部燃料容器138から航空機110の推進システム118に第1の燃料240を供給するための内部燃料容器138に連結された出口244も含む。図2で示されているように、出口244は、航空機110の燃料供給システム246によって推進システム118に連結されている。燃料供給システム246は、内部燃料容器138から推進システム118までの第1の燃料240の流れを制御するための、1以上の弁、燃料ポンプ、フィルター、ベント(vent)、及び/又は燃料ラインを含むことができる。一実施例において、出口244は、出口244が燃料供給システム246に連結されたときに開くことができ、出口244が推進システム118から連結解除されたときに自動的に閉じることができる、弁を含み得る。したがって、出口244は、航空機110が落下タンク100を投げ捨てたことに応じて、内部燃料容器138を密封することを容易にすることができる。
燃料供給システム246は、推進システム118を航空機110の(1以上の)タンク120にも連結することができる。(1以上の)燃料タンク120は、推進システム118に動力供給するための第2の燃料248を貯蔵することができる。実施例の範囲内で、燃料供給システム246は、(1以上の)燃料タンク120から推進システム118までの第2の燃料248の流れを制御することを更に提供することができる。上述したように、内部燃料容器138内の第1の燃料240と(1以上の)燃料タンク120内の第2の燃料248は、同じ種類の燃料であってよく、又は異なる種類の燃料であってもよい。
図2で示されているように、燃料供給システム246は、航空機110の輸送体コントローラ250と電気的に通じている。概して、輸送体コントローラ250は、燃料供給システム246の動作を制御し、且つ/又は以下で更に説明される他の機能を提供するように構成された、計算デバイスである。例えば、輸送体コントローラ250は、内部燃料容器138及び/又は(1以上の)燃料タンク120から推進システム118への燃料流量を開始し、停止し、増加させ、且つ/又は低減させるための、1以上の燃料制御信号を、燃料供給システム246に提供することができる。例えば、輸送体コントローラ250は、第1の燃料240の燃料流量を開始し、停止し、増加させ、且つ/又は低減させるために、内部燃料容器138と推進システム118との間の流れの経路に沿った(1以上の)弁及び/又は(1以上の)燃料ポンプを作動させるための、(1以上の)燃料制御信号を提供することができる。同様に、例えば、輸送体コントローラ250は、第2の燃料248の燃料流量を開始し、停止し、増加させ、且つ/又は低減させるために、(1以上の)燃料タンク120と推進システム118との間の流れの経路に沿った(1以上の)弁及び/又は(1以上の)燃料ポンプを作動させるための、(1以上の)燃料制御信号を提供することができる。
輸送体コントローラ250は、ハードウェア、ソフトウェア、及び/又はファームウェアを使用して実装され得る。例えば、輸送体コントローラ250は、1以上のプロセッサ252と、機械語指示命令又は他の実行可能な指示命令を記憶する、非一過性のコンピュータ可読媒体(例えば、揮発性メモリ及び/又は非揮発性メモリ254)と、を含み得る。これらの指示命令は、1以上のプロセッサによって実行されたときに、本明細書で説明される様々な動作を航空機110に実行させる。したがって、輸送体コントローラ250は、データを受信することができるのみならず、そのデータをメモリ254内に記憶することができる。
図1に関連して上述されたように、落下タンク100は、解放可能カプラ122によって輸送体110に着脱可能に連結されている。図2は、解放可能カプラ122を航空機110及び落下タンク100から分離したものとして描いているが、(i)航空機110は、解放可能カプラ122を含むことができ、(ii)落下タンク100は、解放可能カプラ122を含むことができ、又は(iii)航空機110と落下タンク100は、各々、本開示の実施例の範囲内で、解放可能カプラ122のそれぞれの部分を含むことができる。概して、解放可能カプラ122は、解放可能カプラ122によって航空機110に連結された落下タンク100の機械的な解放を提供するように作動可能である。例えば、解放可能カプラ122は、第1の状態で航空機110に落下タンク100を連結することができ、第2の状態で航空機110から落下タンク100を解放することができる。
ある実施例では、解放可能カプラ122が、輸送体コントローラ250と電気的に通じていてもよい、この配置では、輸送体コントローラ250が、落下タンク100を投げ捨てるために、解放可能カプラ122を選択的に作動させることができる。例えば、輸送体コントローラ250は、(例えば、有線又は無線通信を介して)解放可能カプラ122に1以上のトリガ信号を送信することができ、(1以上の)トリガ信号に応じて、解放可能カプラ122は、落下タンク100を投げ捨てるために第1の状態から第2の状態へ作動することができる。
他の実施例では、解放可能カプラ122が、更に又は代替的に、落下タンク100の飛行制御システム256と電気的に通じている。飛行制御システム256は、落下タンク100の動作を制御することができる計算デバイスである。以下で更に詳細に説明されるように、飛行制御システム256は、落下タンク100が航空機110から投げ捨てられたときに、落下タンク100を目標位置まで飛行させるために、飛行操縦翼面126を作動させることができる。更に、飛行制御システム256が解放可能カプラ122と電気的に通じている実施態様では、飛行制御システム256が、(有線及び/又は無線通信を介して)解放可能カプラ122に(1以上の)トリガ信号を送信することができ、(1以上の)トリガ信号に応じて、解放可能カプラ122は、航空機110から落下タンク100を投げ捨てるために、第1の状態から第2の状態へ作動することができる。
輸送体コントローラ250と同様に、飛行制御システム256は、ハードウェア、ソフトウェア、及び/又はファームウェアを使用して実装され得る。例えば、飛行制御システム256は、1以上のプロセッサ258と、機械語指示命令又は他の実行可能な指示命令を記憶する、非一過性のコンピュータ可読媒体(例えば、揮発性メモリ及び/又は非揮発性メモリ260)と、を含み得る。これらの指示命令は、1以上のプロセッサによって実行されたときに、本明細書で説明される様々な動作を落下タンク100に実行させる。したがって、飛行制御システム256は、データを受信することができるのみならず、そのデータをメモリ260内に記憶することができる。
図2で示されているように、飛行制御システム256は、更に又は代替的に、輸送体コントローラ250と電気的に通じていてもよい。この配置では、飛行制御システム256が、輸送体コントローラ250に解放可能カプラ122を作動させ、且つ/又は、輸送体コントローラ250は、更なる又は代替的な実施例で、飛行制御システム256に解放可能カプラ122を作動させることができる。更に、飛行制御システム256と輸送体コントローラ250を通信可能に接続することは、本明細書で説明される航空機110及び/又は落下タンク100の動作のロバスト性及び性能を高める分散された処理を提供することができる。
実施例の範囲内で、輸送体コントローラ250及び/又は飛行制御システム256は、(例えば、解放可能カプラ122を作動させることによって)航空機110が落下タンク100を投げ捨てることができる、航空落下位置を決定することができる。ある実施例では、輸送体コントローラ250及び/又は飛行制御システム256が、目標位置に基づいて航空落下位置を決定することができる。例えば、輸送体コントローラ250及び/又は飛行制御システム256は、航空落下位置を、目標位置から閾値距離内の位置として決定することができる。その場合、閾値距離は、落下タンク100の飛行の最大距離に関連する。このやり方で、輸送体コントローラ250及び/又は飛行制御システム256は、航空落下位置を決定することができる。それによって、落下タンク100は、航空機110から投げ捨てられたときに目標位置まで飛行することができる(すなわち、航空機110は、目標位置から到達可能な距離内で落下タンク100を投げ捨てることができる)。
落下タンク100の飛行の最大距離は、例えば、(i)落下タンク100の高度、(ii)落下タンク100の滑空比、(iii)航空落下位置から目標位置までの距離、(iv)航空落下位置と目標位置との間の風の状態(例えば、速度及び/若しくは方向)、並びに/又は(v)内部燃料容器138内に残っている第1の燃料240の量、などの様々な要因に基づき得る。したがって、ある実施例では、輸送体コントローラ250及び/又は飛行制御システム256が、これらの要因の1以上に基づいて航空落下位置を決定することができる。
ある実施例では、輸送体コントローラ250及び/又は飛行制御システム256が、航空機110の離陸の前に航空落下位置及び/又は目標位置を決定することができる。例えば、輸送体コントローラ250及び/又は飛行制御システム256は、例えば、そこから航空機110が離陸することとなるところの出発地、そこに航空機110が着陸することとなるところの目的地、及び/又は出発地と目的地との間の飛行経路、に関連する飛行計画データを記憶することができる。飛行計画データに基づいて、輸送体コントローラ250及び/又は飛行制御システム256は、航空落下位置及び/又は目標位置を決定することができる。
他の実施例では、輸送体コントローラ250及び/又は飛行制御システム256が、航空機110の離陸の後に航空落下位置を決定することができる。例えば、一実施態様では、輸送体コントローラ250及び/又は飛行制御システム256が、落下タンク100から航空機110の推進システム118に閾値量の燃料が供給された後で、航空落下位置及び/又は目標位置を決定することができる。閾値量は、内部燃料容器138内の第1の燃料240の全てであってもよい(すなわち、内部燃料容器138が空のとき)。代替的に、閾値量は、航空落下位置から目標位置まで落下タンク100を飛行させるために、落下タンク100の推進システム139に動力供給するための燃料の残余部分に関連し得る。
閾値量の燃料が供給されたと判定するために、落下タンク100は燃料センサ262を含み得る。図2で示されているように、燃料センサ262は、内部燃料容器138と動作可能に接続され、飛行制御システム256と電気的に通じている。燃料センサ262は、内部燃料容器138内の第1の燃料240の量を感知し、決定された第1の燃料240の量を示す燃料レベル信号を、飛行制御システム256に提供することができる。燃料レベル信号に応じて、飛行制御システム256は、決定された第1の燃料240の量を燃料の閾値量と比較して、閾値量の燃料が落下タンク100から供給されたときを決定することができる。実施例として、燃料センサ262は、磁気抵抗燃料レベルセンサ、容量性プローブ、及び/又はフロートポテンショメーターレベルセンサを含み得る。
閾値量の燃料が供給されたと判定した後で、輸送体コントローラ250及び/又は飛行制御システム256は、複数の候補位置の中から目標位置を選択することができる。複数の候補位置は、落下タンク100を着陸させ、回収し、且つ/又は燃料再補給するための、施設、人員、及び/又は装備を有する所定の位置(例えば、飛行の離陸前に決定された位置)であり得る。一実施例では、輸送体コントローラ250及び/飛行制御システム256が、落下タンク100の高度、落下タンク100の滑空比、落下タンク100から目標位置までの距離、のうちの少なくとも1つに基づいて目標位置を選択する。目標位置を選択した後で、輸送体コントローラ250及び/又は飛行制御システム256は、選択された目標位置に基づいて航空落下位置を選択することができる。
更なる又は代替的な実施例では、輸送体コントローラ250及び/又は飛行制御システム256が、目標位置を示すユーザ入力に基づいて決定することができる。例えば、図2では、航空機110が、目標位置を示すユーザ入力を受信するための入力/出力デバイス264を含む。実施例として、ユーザ入力/出力デバイス264は、マウス及びキーボード、ジョイスティック、ボタンパネル、タッチスクリーンディスプレイ、専用ディスプレイデバイス、音響スピーカ、並びに/又は音声認識インターフェースを含み得る。
図2で示されているように、ユーザ入力/出力デバイス264は、輸送体コントローラ250と電気的に通じている。他の実施例では、ユーザ入力/出力デバイス264が、更に又は代替的に、飛行制御システム256と電気的に通じていてもよい。そのような実施例では、落下タンク100が、ユーザ入力/出力デバイス264を含み、且つ/又は、ユーザ入力/出力デバイス264が、航空機110と落下タンク100の両方から分離され得る。
上述されたように、航空機110が落下タンク100を投げ捨てたときに、落下タンク100は、目標位置まで飛行するように動作可能である。落下タンク100を目標位置まで飛行させるために、飛行制御システム256は、プロセッサを含み、飛行操縦翼面126を作動させるように構成されている。図2では、例えば、飛行操縦翼面126が、1以上のアクチュエータ266に連結されている。1以上のアクチュエータ266は、(例えば、有線及び/又は無線通信リンクを介して)飛行制御システム256と電気的に通じている。実施例として、(1以上の)アクチェーター266は、1以上の液圧デバイス、ガス圧デバイス、及び/又は電磁デバイスを含み得る。それらは、本体124に対して飛行操縦翼面126を移動させるためのものである。この配置では、飛行制御システム256が、(1以上の)アクチュエータ266に1以上の制御信号を送信することができ、(1以上の)制御信号に応じて、(1以上の)アクチュエータ266は、落下タンク100の飛行姿勢を調整するために飛行操縦翼面126を作動させることができる。
図2で示されているように、飛行制御システム256は、航法センサ268とも電気的に通じている。航法センサ268は、落下タンク100の位置を決定し、飛行制御システム256に落下タンク100の位置の表示を提供することができる。例えば、航法センサ268は、全地球測位システム(GPS)デバイス、慣性航法システム(INS)、(例えば、カメラ及び画像解析プロセッサを含む)視覚システム、及び/又はレーザー誘導システムを含むことができる。一実施例では、航法センサ268によって決定された位置が、落下タンク100の経度、緯度、及び/又は高度を含む、一組の座標によって規定され得る。別の実施例では、航法センサ268によって決定された位置が、1以上の基準点(例えば、目標位置及び/又は1以上のウェイポイント)に対する落下タンク100の距離及び/又は方向によって規定され得る。他の実施例も更に可能である。
飛行制御システム256は、航法センサ268を使用して、落下タンク100の位置を決定することができる。飛行制御システム256は、決定された落下タンク100の位置及び目標位置に基づいて、飛行制御データを決定することができる。その後、飛行制御システム256は、飛行制御データに基づいて、落下タンク100を目標位置まで飛行させるために飛行操縦翼面126を作動させることができる。落下タンク100の位置に基づいて飛行制御データを決定すること、及び飛行制御データを使用して飛行操縦翼面126を作動させることによって、飛行制御システム256は、航空機110から目標位置まで落下タンク100を制御可能に且つ安全に飛行させることができる。
一実施態様では、航法センサ268が、飛行制御システム256と電気的に通じているGPSデバイスであり得る。GPSデバイスは、落下タンク100の一組のGPS座標を決定し、落下タンク100の一組のGPS座標を、飛行制御システム256に提供することができる。その後、飛行制御システム256は、(i)落下タンク100の一組のGPS座標、及び(ii)目標位置の一組のGPS座標に基づいて、飛行制御データを決定することができる。飛行制御データを決定したことに応じて、飛行制御システム256は、落下タンク100を目標位置まで飛行させるために、飛行制御データに基づいて複数の飛行操縦翼面126を作動させることができる。
ある実施例では、飛行制御システム256が、落下タンク100に、航空落下位置から目標位置まで(例えば、直線に沿って)直行経路で直接的に飛行させることができる。ある場合には、これが、落下タンク100に目標位置までの最も短い経路を提供することができる。それは、落下タンク100が、他の経路よりも速く且つ効率的に目標位置に到達することを可能にし得る。
他の実施例では、飛行制御システム256が、落下タンク100に、航空落下位置から目標位置まで遠回りの経路を飛行させることができる。例えば、飛行制御システム256は、落下タンク100に、航空落下位置から目標位置まで飛行する間に、周囲の障害物(例えば、木々、無線塔、山々、風車、及び/又は建物)の周りを航行させることができる。更に、例えば、飛行制御システム256は、落下タンク100に、ある経路に沿って飛行させることができる。それは、人口が密集したエリアの上方を飛行する範囲を低減させ(又は最小化させ)、且つ/又は制限された空域内で飛行することを避ける。更なる事例では、落下タンク100が投げ捨てられたときに、飛行制御システム256は、落下タンク100に、そこから航空機110が離陸したところの出発地まで戻るように飛行させることができる。
ある実施例では、落下タンク100が、表示システム270を含み得る。それは、落下タンク100が、航空交通管制及び/又は他の航空機によって検出可能となることを容易にし得る。例えば、表示システム270は、トランスポンダ、逆反射体、及び/又は閃光灯を含み得る。それらは、落下タンクの位置を、航空交通管制及び/又は他の航空機に示すことができる。表示システム270は、航空交通の流れを組織化し促進するための助けとなり、落下タンク100の近くの他の航空機のパイロットのために情報を提供することができる。
動作では、落下タンク100が、解放可能カプラ122によって航空機110と着脱可能に連結され、第1の燃料240が、航空機110の離陸の準備のために落下タンク100に供給され得る。実施例の範囲内で、落下タンク100を航空機110と着脱可能に連結することは、落下タンク100の本体124を航空機110のステーションと機械的に連結することを含み得る。それによって、落下タンク100は、(例えば、離陸中及び飛行中を含んで)航空機110が落下タンク100を投げ捨てるまで、航空機110に連結されたままである。更に、落下タンク100を航空機110と着脱可能に連結することは、落下タンク100の出口244を航空機110の燃料供給システム246に連結することを含み得る。それによって、落下タンク100は、航空機110の推進システム118に第1の燃料240を供給することができる。
一実施態様では、燃料再補給位置における外部の燃料源が、入口242に連結するためのノズルを有する燃料ラインを含むことができる。例えば、外部の燃料源は、地上及び/若しくは地下の1以上の貯蔵タンク(例えば、空港の貯油施設)、ハイドラント燃料再補給システム、並びに/又は携帯型燃料再補給システム(例えば、燃料再補給トラック)を含み得る。この配置では、燃料供給動作中に、燃料ラインが、ノズルと入口242との間の連結を介して、外部の燃料源から落下タンク100の内部燃料容器138へ、第1の燃料240を供給することができる。ある実施例では、第1の燃料240を落下タンク100に供給する前に、落下タンク100が、航空機110に着脱可能に連結され得る。他の実施例では、落下タンク100が、第1の燃料240を供給され、その後、落下タンク100が、航空機110と着脱可能に連結され得る。
落下タンク100が、航空機110に連結され、第1の燃料240が供給された後で、航空機110は、出発地から離陸して飛行を開始することができる。飛行の第1の部分の間に、落下タンク100は、航空機110の推進システム118に第1の燃料240を供給することができる。例えば、輸送体コントローラ250及び/又は飛行制御システム256は、燃料供給システム246を制御して、出口244を介して、第1の燃料240を内部燃料容器138から推進システム118へ流すことができる。推進システム118は、第1の燃料240を使用して、出発地から航空落下位置まで飛行するための推力を生成することができる。上述されたように、航空落下位置は、目標位置から閾値距離未満であり、閾値距離は、落下タンク100の飛行の最大距離に関連し得る。
上述のように、輸送体コントローラ250及び/又は飛行制御システム256は、離陸の前に且つ/又は離陸の後に目標位置及び/又は航空落下位置を決定することができる。何れの場合でも、輸送体コントローラ250及び/又は飛行制御システム256は、目標位置及び/又は航空落下位置を記憶することができる。更に、上述されたように、輸送体コントローラ250及び/又は飛行制御システム256は、落下タンク100の高度、落下タンク100の滑空比、航空落下位置から目標位置までの距離、内部燃料容器138内に残っている燃料の量、及びユーザ入力/出力デバイス264から受信したユーザ入力、から成る群からの少なくとも1つの要因に基づいて、目標位置及び/又は航空落下位置を決定することができる。
ある実施例において、輸送体コントローラ250及び/又は飛行制御システム256は、航空機110及び落下タンク100が航空落下位置にあるときを決定することができる。図2では、例えば、飛行制御システム256が、航法センサ268によって決定された落下タンク100の位置を航空落下位置と比較して、落下タンク100が航空落下位置にあるときを決定することができる。図2では示されていないが、航空機110は、輸送体コントローラ250に電気的に通じている航法センサを含むことができ、輸送体コントローラ250は、航空機110の航法センサによって決定された位置に基づいて、航空機110及び落下タンク100が航空落下位置にあることを決定することができる。
航空機110が航空落下位置まで飛行したことに応じて、航空機110は、落下タンク100を投げ捨てることができる。例えば、輸送体コントローラ250及び/又は飛行制御システム256が、航空機110及び/又は落下タンク100が航空落下位置にあると判定したことに応じて、輸送体コントローラ250及び/又は飛行制御システム256は、航空機110から落下タンク100を投げ捨てるために、解放可能122カプラを作動させることができる。実施例の範囲内で、航空機110から落下タンク100を投げ捨てることは、解放可能カプラ122を第1の状態から第2の状態へ作動させること、及び/又は落下タンク100の出口244を燃料供給システム246から連結解除することを含み得る。
実施例の範囲内で、飛行制御システム256は、落下タンク100が、航空機110から投げ捨てられたと判定することができる。例えば、飛行制御システム256は、航法センサ268、輸送体コントローラ250、及び/又は解放可能カプラ122からの1以上の信号に基づいて、落下タンク100が投げ捨てられたと判定することができる。
飛行制御システム256が、落下タンク100が投げ捨てられたと判定したことに応じて、飛行制御システム256は、落下タンク100を目標位置まで飛行させるために、落下タンク100の飛行操縦翼面126及び/又は推進システム139を作動させることができる。例えば、上述のように、飛行制御システム256は、(i)航法センサ268を使用して、落下タンク100の位置を決定し、(ii)決定された落下タンク100の位置と目標位置に基づいて、飛行制御データを決定し、且つ(iii)飛行制御データに基づいて、落下タンク100を目標位置まで飛行させるために、飛行操縦翼面126及び/又は推進システム139を作動させることができる。ある実施例では、飛行制御システム256が、落下タンク100を目標位置まで飛行させている間に、これらの動作を反復して実行することができる。更に、実施例の範囲内で、飛行制御システム256は、航空落下位置と目標位置との間の1以上のウェイポイントを決定することによって飛行制御データを決定し、落下タンク100が目標位置に到達するまでウェイポイントからウェイポイントまで飛行させるために、飛行操縦翼面126及び/又は推進システム139を作動させることができる。
落下タンク100が目標位置に到達したときに、落下タンク100は、着陸装置128を使用して、落下タンク100を目標位置に着陸させることができる。ある実施例では、目標位置が、出発地であり得る。それによって、落下タンク100を目標位置に着陸させることは、落下タンク100を出発地に着陸させることを含む。他の実施例では、目標位置が、航空落下位置から閾値距離内(すなわち、落下タンク100の飛行の最大距離内)にある位置であり得る。
目標位置において、落下タンク100は、別の飛行のために回収され準備され得る。ある実施例では、目標位置で落下タンク100を回収した後で、落下タンク100が、燃料再補給され、目標位置にある別の航空機110に連結され得る。その後、上述された動作が、落下タンク100が他の航空機110に連結された状態で別の飛行に対して繰り返され得る。
他の実施例では、目標位置で落下タンク100を回収した後で、落下タンク100が、目標位置から燃料再補給位置まで搬送され得る。その後、落下タンク100は、燃料再補給位置で燃料再補給され、別の航空機110に連結され得る。一実施態様では、落下タンク100が、別の輸送体(例えば、列車、トラック、飛行機など)によって燃料再補給位置まで搬送され得る。別の実施態様では、落下タンク100が、それ自身を燃料再補給位置まで移動させることができる。例えば、目標位置で落下タンク100を回収した後で、落下タンク100は、燃料再補給され、離陸し、推進システム139及び飛行操縦翼面126を使用して、目標位置から燃料再補給位置まで飛行することができる。燃料再補給位置では、落下タンク100が、再び燃料再補給され、別の航空機110に連結され得る。
更に、実施例の範囲内で、航空機110が落下タンク100を投げ捨てた後で、航空機110は、(1以上の)燃料タンク120内に貯蔵された第2の燃料248を使用して、目的地への飛行を継続することができる。したがって、航空機110は、飛行の第1の部分中に落下タンク100によって供給される第1の燃料240を使用し、飛行の第2の部分中に(1以上の)燃料タンク120によって供給される第2の燃料248を使用することができる。飛行中に落下タンク100を投げ捨てることによって、航空機110の重量及び抵抗を低減させることができる。それは、航空機110の飛行範囲及び/又は飛行時間を延ばす。
次に図3を参照すると、一実施例による、落下タンクを動作させるためのプロセス300のフローチャートが示されている。図3で示されているように、ブロック310では、プロセス300が、落下タンクから航空機の推進システムに燃料を供給することを含む。ブロック310で燃料を供給した後で、ブロック312では、プロセス300が、落下タンクが航空機から投げ捨てられたと判定することを含む。ブロック312で落下タンクが投げ捨てられたと判定したことに応じて、ブロック314では、プロセス300が、落下タンクを目標位置まで飛行させるために、落下タンクの複数の飛行操縦翼面を作動させることを含む。ブロック316では、プロセス300が、落下タンクを目標位置に着陸させることを含む。
図4〜図8は、更なる実施例による、プロセス300の更なる態様を描いている。図4で示されているように、ブロック314で、落下タンクを目標位置まで飛行させるために、落下タンクの複数の飛行操縦翼面を作動させることは、以下のことを含む。すなわち、(i)ブロック318において、航法センサを使用して、落下タンクの位置を決定すること、(ii)ブロック320において、決定された落下タンクの位置と目標位置とに基づいて、飛行制御データを決定すること、及び(iii)ブロック322において、飛行制御データに基づいて、落下タンクを目標位置まで飛行させるために複数の飛行操縦翼面を作動させること、である。
図5で示されているように、ブロック324において、プロセス300は、閾値量の燃料が落下タンクから航空機の推進システムに供給されたと判定することも含み得る。ブロック324で閾値量の燃料が供給されたと判定した後で、ブロック326では、プロセス300が、複数の候補位置の中から目標位置を選択することを含み得る。
図6で示されているように、ブロック324で閾値量の燃料が落下タンクから航空機の推進システムに供給されたと判定することは、ブロック328において、全ての燃料が落下タンクから航空機の推進システムに供給されたと判定することを含み得る。
図7で示されているように、ブロック326で目標位置を選択することは、ブロック330において、落下タンクの高度、落下タンクの滑空比、及び落下タンクから目標位置までの距離、から成る群から選択された少なくとも1つの要因に基づいて目標位置を選択することを含み得る。
図8で示されているように、ブロック310で落下タンクから航空機に燃料を供給することは、ブロック332において、飛行機、ヘリコプター、ミサイル、軽飛行機、及び宇宙船、から成る群のうちの少なくとも1つに、落下タンクから燃料を供給することを含み得る。
図9は、別の実施例による、プロセス900のためのフローチャートを描いている。図9で示されているように、ブロック910では、プロセス900が、落下タンクを航空機に連結することを含む。落下タンクは、内部燃料容器を有する本体を含む。落下タンクは、本体から外向きに延在する複数の飛行操縦翼面も含む。複数の飛行操縦翼面は、落下タンクの飛行姿勢を調整するために作動可能である。落下タンクは、プロセッサを含む飛行制御システムであって、複数の飛行操縦翼面を作動させるように構成された飛行制御システムを更に含む。
ブロック912では、プロセス900が、落下タンクの内部燃料容器に燃料を供給すること、ブロック914では、プロセス900が、目標位置に関連するデータを飛行制御システム内に記憶することも含む。ブロック916では、プロセス900が、内部燃料容器に供給された燃料の少なくとも一部分を使用して、航空機を航空落下位置まで飛行させることも含む。航空落下位置は、目標位置から閾値距離未満にある。閾値距離は、落下タンクの飛行の最大距離に関連する。
ブロック916で航空機を航空落下位置まで飛行させたことに応じて、ブロック918では、プロセス900が、落下タンクを航空機から投げ捨てることを含む。ブロック918で落下タンクを航空機から投げ捨てた後で、ブロック920では、プロセス900が、落下タンクを目標位置まで飛行させるために、複数の飛行操縦翼面を作動させることを含む。ブロック922では、プロセス900が、落下タンクを目標位置に着陸させることを含む。
図10〜図14は、更なる実施例による、プロセス900の更なる態様を描いている。図10で示されているように、ブロック924では、プロセス900が、目標位置で落下タンクを回収することを更に含み、ブロック926では、プロセス900が、目標位置から燃料再補給位置まで落下タンクを搬送することを更に含み、ブロック928では、プロセス900が、燃料再補給位置で落下タンクに燃料再補給することを更に含む。ブロック926で燃料再補給位置まで落下タンクを搬送した後で、ブロック930では、プロセス900が、落下タンクを別の航空機に連結することを含む。
図11で示されているように、ブロック916で航空機を航空落下位置まで飛行させることは、ブロック932において、航空機を出発地から航空落下位置まで飛行させることを含み得る。更に、ブロック922で落下タンクを目標位置に着陸させることは、ブロック934において、落下タンクを出発地に着陸させることを含み得る。
図12で示されているように、ブロック912で内部燃料容器に燃料を供給した後で、ブロック936では、プロセス900が、航空機によって出発地から離陸することを含み得る。ブロック936で離陸した後で、ブロック938では、プロセス900が、落下タンクの高度、落下タンクの滑空比、航空落下位置から目標位置までの距離、及び内部燃料容器内に残っている燃料の量、から成る群からの少なくとも1つの要因に基づいて、航空落下位置を決定すること含み得る。
図13で示されているように、ブロック914で目標位置を記憶することは、ブロック940において、落下タンクの飛行制御システムによって、目標位置を決定することを含み得る。図14で示されているように、ブロック914で目標位置を記憶することは、ブロック942において、目標位置を示すユーザ入力を受信することを含み得る。
図3〜図14で示されているブロックの何れも、プロセスにおける特定の論理機能又は論理ステップを実装するためにプロセッサによって実行可能な1以上の指示命令を含む、プログラムコードのモジュール、セグメント、又は一部分を表わし得る。プログラムコードは、例えば、ディスクドライブ又はハードドライブを含む記憶デバイスなどの、任意の種類のコンピュータ可読媒体又はデータ記憶装置に記憶され得る。更に、プログラムコードは、コンピュータ可読記憶媒体で機械可読形式に符号化され得るか、又は他の非一過性の媒体又は製品で符号化され得る。このコンピュータ可読媒体は、例えば、レジスタメモリ、プロセッサキャッシュ、及びランダムアクセスメモリ(RAM)のようなデータを短期間記憶するコンピュータ可読媒体などの非一過性コンピュータ可読媒体又はメモリを含んでもよい。コンピュータ可読媒体は、例えば、読み出し専用メモリ(ROM)、光学又は磁気ディスク、コンパクトディスク読み出し専用メモリ(CD-ROM)のような二次的又は永続的な長期的ストレージなどの非一過性媒体を更に含んでもよい。コンピュータ可読媒体は、他の任意の揮発性又は非揮発性の記憶システムでもあり得る。コンピュータ可読媒体は、例えば、有形のコンピュータ可読記憶媒体とみなされ得る。
更に、本開示は以下の条項による実施例を含む。
条項1
航空機の落下タンクであって、
燃料を貯蔵するように構成された内部燃料容器を有する本体、
前記内部燃料容器から前記航空機の推進システムに前記燃料を供給するための、前記内部燃料容器に連結された出口、
前記本体から外向きに延在する複数の飛行操縦翼面であって、前記落下タンクの飛行姿勢を調整するために作動可能な複数の飛行操縦翼面、及び
プロセッサを含む飛行制御システムであって、前記落下タンクが前記航空機から投げ捨てられたときに、前記落下タンクを目標位置まで飛行させるために前記複数の飛行操縦翼面を作動させるように構成された飛行制御システムを備える、落下タンク。
条項2
前記複数の飛行操縦翼面が、エレベータ、ラダー、エルロン、フラップ、スポイラー、前縁フラップ、前縁スラット、及びパラフォイル、から成る群のうちの少なくとも1つを備える、条項1に記載の落下タンク。
条項3
前記本体が、主翼、水平尾翼、及び垂直尾翼、から成る群のうちの少なくとも1つを備える、条項2に記載の落下タンク。
条項4
前記落下タンクを前記目標位置に着陸させるための着陸システムを更に備え、
前記着陸システムが、車輪、スキー板、浮き、ローター、及びパラシュート、から成る群のうちの少なくとも1つを備える、条項1に記載の落下タンク。
条項5
前記飛行制御システムと電気的に通じている、全地球測位システム(GPS)デバイスを更に備え、
前記GPSデバイスが、前記落下タンクの一組のGPS座標を決定するように構成されており、
前記飛行制御システムが、(i)前記落下タンクの前記一組のGPS座標、及び(ii)前記目標位置の一組のGPS座標に基づいて、飛行制御データを決定するように構成されており、
前記飛行制御システムが、前記飛行制御データに基づいて前記複数の飛行操縦翼面を作動させるように構成されている、条項1に記載の落下タンク。
条項6
前記航空機が前記落下タンクを投げ捨てた後で前記内部燃料容器内に残っている前記燃料の残余部分を使用し、前記落下タンクを前記目標位置まで飛行させるための推力を提供するように構成されている、推進システムを更に備え、
前記飛行制御システムが、前記推進システムを制御するように構成されている、条項1に記載の落下タンク。
条項7
前記落下タンクの高度、前記落下タンクの滑空比、及び前記落下タンクが前記航空機から投げ捨てられる航空落下位置から前記目標位置までの距離、から成る群から選択された少なくとも1つの要因に基づいて、前記飛行制御システムが、前記航空落下位置を決定するように構成されている、条項1に記載の落下タンク。
条項8
前記飛行制御システムが、前記内部燃料容器内に残っている燃料の量に基づいて、前記航空落下位置を決定するように更に構成されている、条項7に記載の落下タンク。
条項9
落下タンクから航空機の推進システムに燃料を供給すること、
前記燃料を供給した後で、前記落下タンクが前記航空機から投げ捨てられたと判定すること、
前記落下タンクが投げ捨てられたと判定したことに応じて、前記落下タンクを目標位置まで飛行させるために、前記落下タンクの複数の飛行操縦翼面を作動させること、及び
前記落下タンクを前記目標位置に着陸させることを含む、方法。
条項10
前記落下タンクを前記目標位置まで飛行させるために、前記落下タンクの前記複数の飛行操縦翼面を作動させることが、
航法センサを使用して、前記落下タンクの位置を決定すること、
決定された前記落下タンクの位置と前記目標位置とに基づいて、飛行制御データを決定すること、及び
前記飛行制御データに基づいて、前記落下タンクを前記目標位置まで飛行させるために、前記複数の飛行操縦翼面を作動させることを含む、条項9に記載の方法。
条項11
前記落下タンクから前記航空機の前記推進システムに閾値量の前記燃料が供給されたと判定すること、及び
前記閾値量の燃料が供給されたと判定した後で、複数の候補位置の中から前記目標位置を選択することを更に含む、条項9に記載の方法。
条項12
前記落下タンクから前記航空機の前記推進システムに前記閾値量の燃料が供給されたと判定することが、前記落下タンクから前記航空機の前記推進システムに全ての前記燃料が供給されたと判定することを含む、条項11に記載の方法。
条項13
前記目標位置を選択することが、前記落下タンクの高度、前記落下タンクの滑空比、及び前記落下タンクから前記目標位置までの距離、から成る群から選択された少なくとも1つの要因に基づいて、前記目標位置を選択することを含む、条項11に記載の方法。
条項14
前記落下タンクから前記航空機に前記燃料を供給することが、飛行機、ヘリコプター、ミサイル、軽飛行機、及び宇宙船、から成る群のうちの少なくとも1つに、前記落下タンクから前記燃料を供給することを含む、条項9に記載の方法。
条項15
落下タンクを航空機に連結することを含む方法であって、前記落下タンクが、
内部燃料容器を有する本体、
前記本体から外向きに延在する複数の飛行操縦翼面であって、前記落下タンクの飛行姿勢を調整するために作動可能な複数の飛行操縦翼面、及び
プロセッサを含む飛行制御システムであって、前記複数の飛行操縦翼面を作動させるように構成された飛行制御システムを備え、前記方法が更に、
前記落下タンクの前記内部燃料容器に燃料を供給すること、
前記飛行制御システム内に、目標位置に関連するデータを記憶すること、
前記内部燃料容器に供給された前記燃料の少なくとも一部分を使用して、前記航空機を航空落下位置であって、前記目標位置から閾値距離未満であり、前記閾値距離が前記落下タンクの飛行の最大距離に関連する、航空落下位置まで飛行させること、
前記航空機を前記航空落下位置まで飛行させたことに応じて、前記航空機から前記落下タンクを投げ捨てること、
前記航空機から前記落下タンクを投げ捨てた後で、前記落下タンクを前記目標位置まで飛行させるために前記複数の飛行操縦翼面を作動させること、並びに
前記落下タンクを前記目標位置に着陸させることを含む、方法。
条項16
前記目標位置で前記落下タンクを回収すること、
前記目標位置から燃料再補給位置まで前記落下タンクを搬送すること、
前記燃料再補給位置で前記落下タンクに燃料再補給すること、及び
前記落下タンクを前記燃料再補給位置まで搬送した後で、前記落下タンクを別の航空機に連結することを更に含む、条項15に記載の方法。
条項17
前記航空機を前記航空落下位置まで飛行させることが、前記航空機を出発地から前記航空落下位置まで飛行させることを含み、
前記落下タンクを前記目標位置に着陸させることが、前記落下タンクを前記出発地に着陸させることを含む、条項15に記載の方法。
条項18
前記内部燃料容器に前記燃料を供給した後で、前記航空機によって出発地から離陸すること、及び
離陸した後で、前記落下タンクの高度、前記落下タンクの滑空比、前記航空落下位置から前記目標位置までの距離、及び前記内部燃料容器内に残っている燃料の量、から成る群からの少なくとも1つの要因に基づいて、前記航空落下位置を決定することを更に含む、条項15に記載の方法。
条項19
前記目標位置を記憶することが、前記落下タンクの前記飛行制御システムによって、前記目標位置を決定することを含む、条項15に記載の方法。
条項20
前記目標位置を記憶することが、前記目標位置を示すユーザ入力を受信することを含む、条項15に記載の方法。
ある場合では、本明細書で説明された装置及び/又はシステムの構成要素が、機能を実行するように構成されていてもよい。それによって、構成要素は、そのような性能を可能にするために(ハードウェア及び/又はソフトウェア付きで)実際に構成及び構築されていてもよい。そして、例示的な構成は、システムに機能を実行させる指示命令を実行する1以上のプロセッサを含む。同様に、デバイス及び/又はシステムの構成要素は、例えば、特定の様態で操作されたときに機能を実施するように適合するよう、かかる実施が可能であるよう、又はかかる実施に適するように構成され得る。
種々の有利な構成の説明は、例示及び説明を目的として提示されており、完全であること、又は開示された形態の実施例に限定されることを意図するものではない。当業者には、多くの修正例及び変形例が自明となろう。更に、種々の有利な実施例は、他の有利な実施例と比べて異なる利点を表わし得る。選択された1以上の実施例は、実施例の原理、実際の用途をよく説明するため、及び他の当業者に対し、様々な実施例の開示内容と、考慮される特定の用途に適した様々な修正例との理解を促すために選択及び記述されている。

Claims (15)

  1. 航空機(110)の落下タンク(100)であって、
    燃料(240)を貯蔵するように構成された内部燃料容器(138)を有する本体(124)、
    前記内部燃料容器(138)から前記航空機(110)の推進システム(118)に前記燃料(240)を供給するための、前記内部燃料容器(138)に連結された出口(244)、
    前記本体(124)から外向きに延在する複数の飛行操縦翼面(126)であって、前記落下タンク(100)の飛行姿勢を調整するために作動可能な複数の飛行操縦翼面(126)、及び
    プロセッサ(258)を含む飛行制御システム(256)であって、前記落下タンク(100)が前記航空機(110)から投げ捨てられたときに、前記落下タンク(100)を目標位置まで飛行させるために前記複数の飛行操縦翼面(126)を作動させるように構成された飛行制御システム(256)を備える、落下タンク(100)。
  2. 前記複数の飛行操縦翼面(126)が、エレベータ、ラダー、エルロン、フラップ、スポイラー、前縁フラップ、前縁スラット、及びパラフォイル、から成る群のうちの少なくとも1つを備え、
    前記本体(124)が、主翼(132)、水平尾翼(136)、及び垂直尾翼(134)、から成る群のうちの少なくとも1つを備え、
    前記落下タンク(100)が、前記落下タンク(100)を前記目標位置に着陸させるための着陸システム(128)を更に備え、
    前記着陸システム(128)が、車輪、スキー板、浮き、ローター、及びパラシュート、から成る群のうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の落下タンク(100)。
  3. 前記飛行制御システム(256)と電気的に通じている、全地球測位システム(GPS)デバイス(268)を更に備え、
    前記GPSデバイス(268)が、前記落下タンク(100)の一組のGPS座標を決定するように構成されており、
    前記飛行制御システム(256)が、(i)前記落下タンク(100)の前記一組のGPS座標、及び(ii)前記目標位置の一組のGPS座標に基づいて、飛行制御データを決定するように構成されており、
    前記飛行制御システム(256)が、前記飛行制御データに基づいて前記複数の飛行操縦翼面(126)を作動させるように構成されている、請求項1又は2に記載の落下タンク(100)。
  4. 前記航空機(110)が前記落下タンク(100)を投げ捨てた後で前記内部燃料容器(138)内に残っている前記燃料(240)の残余部分を使用し、前記落下タンク(100)を前記目標位置まで飛行させるための推力を提供するように構成されている、推進システム(139)を更に備え、
    前記飛行制御システム(256)が、前記推進システム(118)を制御するように構成されている、請求項1から3のいずれか一項に記載の落下タンク(100)。
  5. 前記落下タンク(100)の高度、前記落下タンク(100)の滑空比、及び前記落下タンク(100)が前記航空機(110)から投げ捨てられる航空落下位置から前記目標位置までの距離、から成る群から選択された少なくとも1つの要因に基づいて、前記飛行制御システム(256)が、前記航空落下位置を決定するように構成されている、請求項1から4のいずれか一項に記載の落下タンク(100)。
  6. 前記飛行制御システム(256)が、前記内部燃料容器(138)内に残っている燃料(240)の量に基づいて、前記航空落下位置を決定するように更に構成されている、請求項5に記載の落下タンク(100)。
  7. 落下タンク(100)から航空機(110)の推進システム(118)に燃料(240)を供給すること、
    前記燃料(240)を供給した後で、前記落下タンク(100)が前記航空機(110)から投げ捨てられたと判定すること、
    前記落下タンク(100)が投げ捨てられたと判定したことに応じて、前記落下タンク(100)を目標位置まで飛行させるために、前記落下タンク(100)の複数の飛行操縦翼面(126)を作動させること、及び
    前記落下タンク(100)を前記目標位置に着陸させることを含む、方法。
  8. 前記落下タンク(100)を前記目標位置まで飛行させるために、前記落下タンク(100)の前記複数の飛行操縦翼面(126)を作動させることが、
    航法センサ(268)を使用して、前記落下タンク(100)の位置を決定すること、
    決定された前記落下タンク(100)の位置と前記目標位置とに基づいて、飛行制御データを決定すること、及び
    前記飛行制御データに基づいて、前記落下タンク(100)を前記目標位置まで飛行させるために、前記複数の飛行操縦翼面(126)を作動させることを含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記落下タンク(100)から前記航空機(110)の前記推進システム(118)に閾値量の前記燃料(240)が供給されたと判定すること、及び
    前記閾値量の燃料(240)が供給されたと判定した後で、複数の候補位置の中から前記目標位置を選択することを更に含む、請求項7又は8に記載の方法。
  10. 前記落下タンク(100)から前記航空機(110)の前記推進システム(118)に前記閾値量の燃料(240)が供給されたと判定することが、前記落下タンク(100)から前記航空機(110)の前記推進システム(118)に全ての前記燃料(240)が供給されたと判定することを含み、
    前記目標位置を選択することが、前記落下タンク(100)の高度、前記落下タンク(100)の滑空比、及び前記落下タンク(100)から前記目標位置までの距離、から成る群から選択された少なくとも1つの要因に基づいて、前記目標位置を選択することを含む、請求項9に記載の方法。
  11. 落下タンク(100)を航空機(110)に連結することを含む方法であって、前記落下タンク(100)が、
    内部燃料容器(138)を有する本体(124)、
    前記本体(124)から外向きに延在する複数の飛行操縦翼面(126)であって、前記落下タンク(100)の飛行姿勢を調整するために作動可能な複数の飛行操縦翼面(126)、及び
    プロセッサ(258)を含む飛行制御システム(256)であって、前記複数の飛行操縦翼面(126)を作動させるように構成された飛行制御システム(256)を備え、前記方法が更に、
    前記落下タンク(100)の前記内部燃料容器(138)に燃料(240)を供給すること、
    前記飛行制御システム(256)内に、目標位置に関連するデータを記憶すること、
    前記内部燃料容器(138)に供給された前記燃料(240)の少なくとも一部分を使用して、前記航空機(110)を航空落下位置であって、前記目標位置から閾値距離未満であり、前記閾値距離が前記落下タンク(100)の飛行の最大距離に関連する、航空落下位置まで飛行させること、
    前記航空機(110)を前記航空落下位置まで飛行させたことに応じて、前記航空機(110)から前記落下タンク(100)を投げ捨てること、
    前記航空機(110)から前記落下タンク(100)を投げ捨てた後で、前記落下タンク(100)を前記目標位置まで飛行させるために前記複数の飛行操縦翼面(126)を作動させること、並びに
    前記落下タンク(100)を前記目標位置に着陸させることを含む、方法。
  12. 前記目標位置で前記落下タンク(100)を回収すること、
    前記目標位置から燃料再補給位置まで前記落下タンク(100)を搬送すること、
    前記燃料再補給位置で前記落下タンク(100)に燃料再補給すること、及び
    前記落下タンク(100)を前記燃料再補給位置まで搬送した後で、前記落下タンク(100)を別の航空機(110)に連結することを更に含む、請求項11に記載の方法。
  13. 前記航空機(110)を前記航空落下位置まで飛行させることが、前記航空機(110)を出発地から前記航空落下位置まで飛行させることを含み、
    前記落下タンク(100)を前記目標位置に着陸させることが、前記落下タンク(100)を前記出発地に着陸させることを含む、請求項11又は12に記載の方法。
  14. 前記内部燃料容器(138)に前記燃料(240)を供給した後で、前記航空機(110)によって出発地から離陸すること、及び
    離陸した後で、前記落下タンク(100)の高度、前記落下タンク(100)の滑空比、前記航空落下位置から前記目標位置までの距離、及び前記内部燃料容器(138)内に残っている燃料(240)の量、から成る群からの少なくとも1つの要因に基づいて、前記航空落下位置を決定することを更に含む、請求項11から13のいずれか一項に記載の方法。
  15. 前記目標位置を記憶することが、前記落下タンク(100)の前記飛行制御システム(256)によって、前記目標位置を決定することを含み、
    前記目標位置を記憶することが、前記目標位置を示すユーザ入力を受信することを含む、請求項11から14のいずれか一項に記載の方法。
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