JP2019142182A - 接続構造体及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】気密性の確保が可能な接続構造体及びその製造方法を提供する。【解決手段】接続構造体1は、流体が流通する第1の孔部111を備えた第1の流路部品10と、流体が流通する第2の孔部21を備えた第2の流路部品20とが緩衝材を介して接続されて形成されている。第1の流路部品10と第2の流路部品20とは、第1の流路部品10及び第2の流路部品20よりも軟性の材料を含み、第1の孔部111及び第2の孔部21を囲って枠状に形成された複数の緩衝材を圧縮した状態で配置されている。接続構造体1は、第1の孔部111を備えた基部11を射出成形する工程と、基部11の一面に、第1の孔部111を囲む複数の枠状の緩衝材を射出成形する工程と、基部11と第2の流路部品20とを、第1の孔部111と第2の孔部21とが連通する状態で、緩衝材を圧縮した状態で固定する工程と、により製造される。【選択図】図1

Description

本発明は、接続構造体及びその製造方法に関する。
ダクトの開口部を、空調機器、冷蔵庫の内壁などに形成されたダクト接続口に接続する際に、粘着テープ、緩衝材などが使用されている。
例えば、特許文献1は、ダクトの開口部と貯蔵室の壁部に形成された開口部とを接続するために、ダクトの開口部と貯蔵室の開口部の対向面同士を両面粘着テープにより接続することを開示している。また、特許文献2も同様に、ダクトの開口部とインストルメントパネルの開口部とを接続するために、ダクトの開口部と貯蔵室の開口部の対向面同士をシール体により接続することを開示している。また、特許文献3は、ダクトの開口部を、発泡成形品の開口部に、軟質発泡樹脂を介して接続することを開示している。
実開平1−136379号公報 特開昭61−165548号公報 実開平4−090841号公報
特許文献1に開示された構成では、ダクトの開口部と貯蔵室の対向面が湾曲している場合、その湾曲した面に沿って両面粘着テープを重ねて貼り付ける必要がある。しかし、湾曲面に両面粘着テープを重ねて貼り付けると、両面粘着テープに皺が発生しやすい。この皺は、接続された互いの開口部の間に、隙間を生じさせ、ダクトの気密性を確保できない。また、封止対象面の平面形状が単純な矩形ではなく、例えば、配管の周囲を囲む円形、構成部の周囲を囲む多角形の枠体の形状などである場合に、複数の矩形形状のシール部材で封止を行う場合があった。この場合、シール部材の継ぎ目を二重に重ねて配設する必要がある。しかし、その継ぎ目となる部位でシール機能が低下してしまう。
特許文献2に開示された構成でも、同様の問題が発生する。
また、特許文献3に開示された構成では、ダクトを通過する熱気体が軟質発泡樹脂に当たった場合、軟質発泡樹脂が劣化し、軟質発泡樹脂に変形又は割れが生じる。そして、軟質発泡樹脂の変形及び割れは、互いの開口部の間に隙間を生じさせる。この隙間からダクトを流れる空気が流出した場合、ダクトの気密性を確保できない。
本発明は、上記実状に鑑みてなされたものであり、気密性の確保が可能な接続構造体、及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る接続構造体は、流体が流通する第1の孔部を備えた第1の流路部品と、流体が流通する第2の孔部を備えた第2の流路部品とが緩衝材を介して接続されて形成された接続構造体である。第1の流路部品と第2の流路部品とは、第1の流路部品及び第2の流路部品よりも軟性の材料を含み、第1及び第2の孔部を囲って枠状に形成された複数の緩衝材を圧縮した状態で配置されている。
本発明によれば、枠状の緩衝材が複数配置されている為、内側の緩衝材に変形又は割れが生じても、その外周に配設された緩衝材により、第1の流路部品と第2の流路部品との間の気密性の確保が可能になる。
本発明の実施の形態に係る接続構造体の断面図 図1に示す第1の流路部品の斜視図 図2のA−A線矢視断面図 図3に示す第1の流路部品を成形する成形金型の断面図 図4に示す成形金型に、第1の流路部品の基部を形成する溶融樹脂を注入した状態を示す断面図 図5に示す成形金型に、第1の流路部品の緩衝材を形成する溶融樹脂を注入する際の形状を示す断面図 図6に示す成形金型に、緩衝材を形成する溶融樹脂を注入した状態を示す断面図 図7に示す緩衝材を形成する溶融樹脂の中に、気泡を発現させた状態を示す断面図 図1に示す第1の流路部品及び第2の流路部品の変形例を示す断面図 図2に示す第1の孔部の変形例を示す斜視図 図10に示す第1の孔部の断面図 図10に示す第1の孔部に第2の孔部を接続させた状態を示す断面図 図1に示す接続構造体の第1の使用例を示す斜視図 図1に示す接続構造体の第2の使用例を示す斜視図 図14に示すB−B線矢視断面図
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態に係る接続構造体とその製造方法を説明する。
本発明の実施の形態に係る接続構造体は、気体を通過させる孔部を備えた部品同士が接続された構造を有する。ここで、気体を通過させる孔部を備えた部品は、例えば、気体を通過させる孔部を備えたダクト部品、ダクトの冷気排出口が接続される孔を備えた冷蔵庫内壁などである。以下では、気体を通過させる孔部を備えた2つの部品を、それぞれ第1の流路部品及び第2の流路部品とする。
図1に示す通り、本実施の形態に係る接続構造体1は、第1の流路部品10が、第2の流路部品20に接続された構造を有する。図2及び図3に示す通り、第1の流路部品10は、トレイ状に形成された基部11と、基部11に一体に形成された緩衝材12と、を備える。
基部11は、気密性の材料、例えば、樹脂から形成されている。以下の説明では、ポリプロピレンから形成されているとする。基部11の中央部には、気体を通過させる第1の孔部111が形成されている。
第1の孔部111の外周部及び基部11の外周部には、それぞれ緩衝材12が枠状に形成されている。緩衝材12はエチレン−酢酸ビニル共重合樹脂を含んでいる。以下では、区別のため、第1の孔部111に沿って形成されている緩衝材12を第1の緩衝材121、基部11の外周部に沿って形成されている緩衝材12を第2の緩衝材122と呼ぶ。緩衝材12は、基部11よりも軟質の材料、例えば、発泡樹脂、ゴムを含んでいる。
第1の緩衝材121と第2の緩衝材122は、互いに分離して形成されている。また、図1に示す通り、第1の緩衝材121及び第2の緩衝材122は、基部11の、後述する第2の流路部品20と対向する面部に、形成されている。第1の孔部111と第1の緩衝材121とは、内周が同一である。
第2の流路部品20は、凸状であり、発泡スチロールから形成されている。第2の流路部品20の中央部には、気体を通過させる第2の孔部21が形成されている。第2の孔部21は、第1の緩衝材121に沿って形成されている。そして、第2の孔部21と、第1の緩衝材121とは、内周が同一である。つまり、第1の孔部111と、第1の緩衝材121と、第2の孔部21とは、内周が同一である。
基部11は、第1の緩衝材121及び第2の緩衝材122を介して、第2の流路部品20と接続されている。具体的には、基部11の外周部は、第2の緩衝材122を介して、第2の流路部品20の外周部と接続されている。また、第1の孔部111は、第1の緩衝材121を介して、第2の孔部21と接続されている。第2の流路部品20は、第1の緩衝材121及び第2の緩衝材122を圧縮した状態で、配置され、図示せぬ固定部材により基部11に固定されている。
第1の孔部111が第2の孔部21に接続されたことで、気体が流れる1つの流路Xが形成されている。第1の孔部111と第2の孔部21と第1の緩衝材121の内面とは、面一に形成され、表面が滑らかで凹凸の少ない流路を形成している。基部11と第2の流路部品20との間には、第1の緩衝材121及び第2の緩衝材122で塞がれて、断面視で、L字状及び逆L字状の隙間4が形成されている。この隙間4は、第1の緩衝材121及び第2の緩衝材122で塞がれている。
次に、第1の流路部品10の製造方法について説明する。
第1の流路部品10は、図4に示す成形金型40により製造される。成形金型40は、基部11を成形する為の、コア型41及びキャビティ型42と、第1の緩衝材121を成形する為のスライド型43と、を備える。なお、第2の緩衝材122の成形方法については、第1の緩衝材121と同一であるので、省略する。
コア型41は、コア型41の温度を調整する為の温調孔部411と、コア型41とキャビティ型42とで形成された充填空間44に溶融樹脂を注入する為の注入孔412と、スライド型43が挿入される孔を形成した孔部413と、を備える。キャビティ型42は、キャビティ型42の温度を調整する温調孔部422を備える。スライド型43は、コア型41の孔部413に挿入しており、溶融樹脂を注入する為の注入孔431を備える。
成形金型40により、第1の流路部品10は、次のように製造される。まず、コア型41、キャビティ型42、及びスライド型43を準備し、コア型41の孔部413にスライド型43を挿入する。
次に、コア型41とキャビティ型42とを組み合わせる。そして、コア型41の注入孔412から、図5に示す通り、溶融樹脂45を注入する。溶融樹脂45は、基部11を形成する樹脂である。そして、溶融樹脂45が凝固するまで放置する。こうして任意の意匠を有する基部11を射出成形する。
次に、図6に示す通り、スライド型43を、矢印Aの方向にスライドさせて、充填空間48を形成する。そして、スライド型43の注入孔431から、図7に示す通り、溶融樹脂46を注入する。溶融樹脂46は、図3に示す第1の緩衝材121を形成する樹脂である。
そして、図7に示す溶融樹脂46が凝固する前に、スライド型43を、図8に示す矢印Aの方向にさらにスライドさせる。これにより、溶融樹脂46中に、気泡47を発現させる。なお、この手法は、コアバック法と呼ばれる手法である。その後、溶融樹脂46を凝固させる。このようにして、任意の意匠を有する基部11に緩衝材121を一体に射出成形することができる。
なお、溶融樹脂45,46を凝固させる時間は、成形金型40から樹脂成形品を離型する際に、成形金型40と樹脂成形品との間の摩擦により、樹脂成形品の一部が欠損することなく離型できる状態になるまでの時間である。具体的には、溶融樹脂45,46の凝固具合、コア型41及びキャビティ型42の温度、図3に示す第1の流路部品10に求められる機能などを考慮して決定される。
図8に示す溶融樹脂45,46が凝固した後、キャビティ型42からコア型41を分離し、樹脂成形品を成形金型40から離型させる。そして、図4に示すコア型41の注入孔412及びスライド型43の注入孔431に注入されていた樹脂を切除する。そして、樹脂成形品から、第1の孔部111に対応する部分の樹脂を切除する。これにより、第1の流路部品10が完成する。
なお、温調孔部411,422及び注入孔412,431は、それぞれ充填空間44及び図6に示す充填空間48の容積に応じて、適切な個数、サイズなどに変更されてもよい。また、樹脂成形品から、第1の孔部111に対応する部分の樹脂を切除したが、図4に示す充填空間44に溶融樹脂を注入することで、第1の孔部111を備えた基部11が形成されてもよい。
次に接続構造体1の製造方法を説明する。まず成形金型40により、図1に示す第2の孔部21を備えた第2の流路部品20を成形する。第2の流路部品20の具体的な成形方法は、上述の基部11の成形方法と概ね同一である。
次に、成形金型40で成形された第1の流路部品10を、第2の流路部品20に接続させる。具体的には、基部11の外周部を、第2の緩衝材122を介して、前記第2の流路部品20の外周部と接続させる。そして、第1の孔部111を、第1の緩衝材121を介して、第2の孔部21と接続させる。最後に、第2の流路部品20に、第1の緩衝材121及び第2の緩衝材122を圧縮させる。これにより、接続構造体1が完成する。
上記の接続構造体1の構成によれば、基部11の外周部と第2の流路部品20の外周部との間の隙間4が、第2の緩衝材122により閉じられている。そのため、流路Xを流れる気体により第1の緩衝材121が劣化し、変形又は割れが生じ、気体が、隙間4に流出しても、第2の緩衝材122により、当該気体が接続構造体1の外部に漏れるのを防ぐことができる。つまり、流路Xの気密性を確保できる。
さらに、第1の孔部111と第2の孔部21とを、粘着テープを介して接続すると、粘着テープの皺及び重なりの有無を検査する検査工程が必要になるが、上記の構成によれば、当該検査工程は不要であり、製造時間を短縮できる。また、接続部材として、基部11に一体に形成された緩衝材を用いたので、粘着テープを用いた場合に生じる皺及び重なりが生じない。
また、第1の緩衝材121及び第2の緩衝材122が基部11に一体に形成されているので、これらを一体に形成しない場合と比較して、部品点数を削減させ、製造時間を短縮できる。
なお、この発明は、上記の実施の形態に限定されず、種々の変形及び応用が可能である。
例えば、基部11の形状をトレイ状とし、第2の流路部品20の形状を凸状としたが、図9に示す通り、基部11の形状及び第2の流路部品20の対向面の形状を平坦にしてもよい。基部11の形状及び第2の流路部品20の形状は任意に変更されてもよい。
第1の緩衝材121を第1の孔部111の周囲に、第2の緩衝材122を基部11の外周部に配置する例を示したが、第1の孔部111及び第2の孔部21を二重に囲うことができれば、配置位置は任意である。また、緩衝材を、第1の孔部111を囲って三重以上の枠状に形成してもよい。
また、第1の緩衝材121及び第2の緩衝材122を、基部11に形成し、全体を第1の流路部品10とする例を説明したがこれに限定されない。例えば、第1と第2の緩衝材121,122を第2の流路部品20に形成してもよい。具体的には、第2の緩衝材122を、第2の流路部品20の外周部に沿って形成し、第1の緩衝材121を、第2の孔部21に沿って形成してもよい。この場合も、基部11の外周部が、第2の緩衝材122を介して、第2の流路部品20の外周部と接続される。そして、第1の孔部111が、第1の緩衝材121を介して、第2の孔部21と接続される。
また、第1の緩衝材121と第2の緩衝材122の一方を第1の流路部品10に形成し、第1の緩衝材121と第2の緩衝材122の他方を第2の流路部品20に形成してもよい。このように、第1の流路部品10と第2の流路部品20とが、これらよりも軟性の材料を含み、第1及び第2の孔部111,21を囲って枠状に形成された複数の緩衝材121,122を圧縮した状態で固定されるならば、個々の構造は任意である。
さらに、基部11を第1の緩衝材121及び第2の緩衝材122よりも硬質の材料から形成させることが可能であれば、基部11、第1の緩衝材121及び第2の緩衝材122は、どのような材料から形成されてもよい。例えば、基部11は、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネートなどの樹脂、発泡樹脂、アルミニウムなどにより形成され、第1の緩衝材121及び第2の緩衝材122は、エチレン−プロピレン共重合体、ウレタン、シリコーンなどの樹脂、発泡樹脂などにより形成されてもよい。
また、第2の流路部品20は、発泡スチロールから形成されたが、他の材料から形成されてもよい。例えば、第2の流路部品20は、ポリエチレンテレフタレート、ポリカーボネートなどの樹脂、発泡樹脂、アルミニウムなどから形成されてもよい。
なお、基部11、第1の緩衝材121、第2の緩衝材122、及び第2の流路部品20を、発泡樹脂で形成する場合は、基部11及び第2の流路部品20を、第1の緩衝材121及び第2の緩衝材122よりも硬質の発泡樹脂で形成するのが好ましい。
また、基部11の第1の孔部111は、基部11の中央部に形成されているとしたが、第1の緩衝材121を介して第2の孔部21と接続されるならば、基部11の中央部に形成されていなくてもよい。例えば、図10及び図11に示す通り、基部11を直方体形状とし、その直方体形状の中央部から一端部にかけて、第1の孔部111が形成されてもよい。この際、第1の緩衝材121は、第1の孔部111に沿って、第1の孔部111と一体に形成される。そして、図12に示す通り、第1の孔部111は、第1の緩衝材121を介して、第2の孔部21に接続される。
ここで、上述の通り、基部11、第1の緩衝材121、及び第2の流路部品20を形成する材料は、適宜選択することができる。例えば、図12に示す基部11を発泡スチロールで形成し、第1の緩衝材121を発泡ポリエチレンで形成し、第2の流路部品20をポリプロピレンで形成してもよい。
さらに、基部11に第1の孔部111が1つ形成されているとしたが、基部11に形成される第1の孔部111の数は任意である。例えば、図13に示す通り、冷蔵庫の冷蔵−冷凍室間仕切り板60の構成部品として、第1の流路部品10が使用され、基部11の中央部に、第1の孔部111が2つ形成されてもよい。この場合、例えば、1つの第1の孔部111により冷気供給ダクトが形成され、もう1つの第1の孔部111により、冷気戻りダクトが形成されてもよい。第1の緩衝材121は、2つの第1の孔部111に沿って、形成される。なお、図13では、第2の緩衝材122は省略している。
本発明の実施の形態に係る接続構造体1は、様々な機器に適用することができる。例えば、図14に示す通り、天井埋め込み式エアコン70の化粧パネルの構成部品として、接続構造体1が使用されてもよい。図14では、接続構造体1は、冷気の吹き出し口を形成する部品として使用されている。具体的には、図15に示す通り、第1の流路部品10により、冷気の吹き出し口が形成されている。そして、第1の孔部111が、第1の緩衝材121を介して、図示せぬ第2の孔部21と接続されている。
また、以上の説明では、気体の通路同士を接続するための接続構造体を説明したが、この発明は、液体を含む流体の通路同士を接続するための接続構造体に広く適用可能である。
1 接続構造体、4 隙間、10 第1の流路部品、11 基部、12 緩衝材、20 第2の流路部品、21 第2の孔部、40 成形金型、41 コア型、42 キャビティ型、43 スライド型、44 充填空間、45,46 溶融樹脂、47 気泡、48 充填空間、60 冷蔵−冷凍室間仕切り板、70 エアコン、111 第1の孔部、121 第1の緩衝材、122 第2の緩衝材、412 注入孔、413 孔部、411,422 温調孔部、431 注入孔、A 矢印、X 流路

Claims (7)

  1. 流体が流通する第1の孔部を備えた第1の流路部品と、流体が流通する第2の孔部を備えた第2の流路部品とが緩衝材を介して接続されて形成された接続構造体であって、
    前記第1の流路部品と前記第2の流路部品とは、前記第1の流路部品及び前記第2の流路部品よりも軟性の材料を含み、前記第1及び第2の孔部を囲って枠状に形成された複数の緩衝材を圧縮した状態で配置されている、
    接続構造体。
  2. 前記複数の緩衝材は、前記第1及び第2の孔部を囲う第1の緩衝材と、前記第1の緩衝材を囲う第2の緩衝材と、を備える、
    請求項1に記載の接続構造体。
  3. 前記第1の流路部品と前記第2の流路部品と前記第1の緩衝材と前記第2の緩衝材とにより、閉じた空間が形成されている、
    請求項2に記載の接続構造体。
  4. 前記第1の孔部と前記第2の孔部と前記第1の緩衝材の内面とは、面一に形成されている、
    請求項2又は3に記載の接続構造体。
  5. 前記第1の流路部品、前記緩衝材、及び前記第2の流路部品は、樹脂から形成されている、
    請求項1から4の何れか1項に記載の接続構造体。
  6. 前記緩衝材は、発泡樹脂から形成されている、
    請求項1から5の何れか1項に記載の接続構造体。
  7. 気体を通過させる第1の孔部を備えた第1の流路部品が、気体を通過させる第2の孔部を備えた第2の流路部品に接続された、接続構造体の製造方法であって、
    前記第1の孔部を備えた基部を射出成形する工程と、
    前記基部の一面に、前記第1の孔部を囲む複数の枠状の緩衝材を射出成形する工程と、
    前記基部と前記第2の流路部品とを、前記第1の孔部と前記第2の孔部とが連通する状態で、前記緩衝材を圧縮した状態で固定する工程と、
    を備えた、接続構造体の製造方法。
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