JP2019137080A - 乗物用コンソールボックス - Google Patents

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Abstract

【課題】 「ストライカーがボックス本体と別部品として製造された後、当該ストライカーがボックス本体に組み付けられる構成を有する乗物用コンソールボックス」の一例を開示する。【解決手段】 ストライカー8がボックス本体2に対して変位可能に連結されている。これにより、ストライカー8及びボックス本体2それぞれの寸法バラツキを吸収することが可能となる。ストライカー8は、化粧パネル4により変位が規制されている。これにより、ストライカー8と化粧パネル4との間に意匠性を損なうような大きな隙間等が発生することが抑制される。蓋体を開放するための力は、ボックス本体2で受ける。したがって、コンソールボックス1では、蓋体に開放するための力が作用しても、化粧パネル4が歪む等の意匠性を損なう現象が発生し難い。【選択図】 図3

Description

本開示は、乗物に搭載される乗物用コンソールボックスに関する。
例えば、特許文献1に記載の発明では、ボックス本体に凹部等のストライカー(閂受け)が設けられ、カップホルダに当該凹部に嵌り込む棒状のラッチ(閂)が設けられている。凹部は、一体成形等によりボックス本体を構成する部材に一体的に設けられている。
特許第6081223号公報
ストライカーがボックス本体と別部品として製造された後、当該ストライカーがボックス本体に組み付けられる構成においては、ストライカー及びボックス本体それぞれの寸法バラツキにより、ストライカーの位置が最大集積公差の範囲内で変動する。ストライカーの位置が変動すると、外観意匠面に隙間等が発生し、意匠性(見栄え)が損なわれるおそれがある。
本願は、「ストライカーがボックス本体と別部品として製造された後、当該ストライカーがボックス本体に組み付けられる構成を有する乗物用コンソールボックス」において、上記点が考慮された乗物用コンソールボックスの一例を開示する。
乗物用コンソールボックスは、物品が収納される収納部(2A)が設けられたボックス本体(2)と、収納部(2A)の開口部(2B)を閉じる第1位置と当該開口部(2B)を開く第2位置との間で変位可能な蓋体(3)と、蓋体(3)を第1位置に保持するロック状態と当該ロック状態が開放された解放状態とを切替可能なロック機構(6)とを備える。
ロック機構(6)は、例えば、蓋体(3)に設けられたラッチ(7)、ボックス本体(2)に対して変位可能に連結され、ラッチ(7)と係合可能なストライカー(8)とを備える。そして、ボックス本体(2)に対して固定されて外観意匠面を有する化粧部材(4)は、ストライカー(8)の変位を規制する規制部(4B〜4D)を有することが望ましい。
上記のように、当該乗物用コンソールボックスでは、ストライカー(8)がボックス本体(2)に対して変位可能に連結されているので、ストライカー(8)及びボックス本体(2)それぞれの寸法バラツキを吸収することが可能となる。
化粧部材(4)は、ストライカー(8)の変位を規制する規制部(4B〜4D)を有するので、ストライカー(8)と当該化粧部材(4)との間に意匠性を損なうような大きな隙間等が発生することが抑制される。
当該乗物用コンソールボックスでは、ストライカー(8)はボックス本体(2)に連結されている。このため、ラッチ(7)がストライカー(8)と嵌合してロック機構がロック状態となったときに、ラッチ(7)を介してストライカー(8)に作用する力、つまり蓋体(3)を第2位置に変位させる力(以下、開放力という。)は、ボックス本体(2)で受ける。
つまり、ストライカー(8)に作用する開放力の殆どは、ボックス本体(2)に入力され、化粧部材(4)には殆ど入力されない。延いては、当該乗物用コンソールボックスでは、蓋体(3)に開放力が作用しても、化粧部材(4)が歪む等の意匠性を損なう現象が発生し難い。
なお、当該乗物用コンソールボックスは、以下の構成であってもよい。
すなわち、ボックス本体(2)とストライカー(8)との間には、ストライカー(8)の変位を案内する案内部(8B〜8D)を備えることが望ましい。これにより、ストライカー(8)は、安定的に変位する。
ボックス本体(2)及びストライカー(8)のうちいずれか一方には、他方に設けられた突起部(8B)が変位可能に嵌り込んだ穴部(2C)が設けられており、突起部(8B)が穴部(2C)に変位可能に嵌り込むことにより、ストライカー(8)がボックス本体(2)に対して変位可能に連結されていることが望ましい。これにより、ストライカー(8)は、変位可能な状態でボックス本体(2)に連結され得る。
ボックス本体(2)又はストライカー(8)には、ボックス本体(2)とストライカー(8)との接触面圧を増大させる向きの弾性力を当該ストライカー(8)に作用させる弾性部(8E)を備えることが望ましい。これにより、乗物用コンソールボックスが振動した場合であっても、ボックス本体(2)とストライカー(8)との連結箇所から異音が発生することが抑制される。
ボックス本体(2)及びストライカー(8)のうちいずれか一方に設けられ、他方に向けて突出した凸部(2E)であって、先端が当該他方に接触した凸部(2E)を備えることが望ましい。これにより、ボックス本体(2)とストライカー(8)との接触面圧を高めることが可能となるので、上記異音が発生することが確実に抑制され得る。
規制部(4D)は、ストライカー(8)に設けられた被嵌合部(8K)に嵌り込む嵌合部(4E)を有していることが望ましい。これにより、化粧部材(4)でストライカー(8)をボックス本体(2)と共に挟み込み固定できる。したがって、乗物用コンソールボックスが振動した場合であっても、化粧部材(4)とストライカー(8)との位置が維持され、断続的な異音が発生することが抑制される。
規制部(4B〜4D)とストライカー(8)との間には、弾性変形可能な弾性部材(9)が配設されていることが望ましい。これにより、規制部(4B〜4D)から異音が発生することが抑制される。
因みに、上記各括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的構成等との対応関係を示す一例であり、本発明は上記括弧内の符号に示された具体的構成等に限定されるものではない。
第1実施形態に係るコンソールボックスを示す図である。 第1実施形態に係るコンソールボックスの分解図である。 第1実施形態に係るコンソールボックスから蓋体が取り外された図である。 第1実施形態に係るコンソールボックスを示す図である。 A及びBは第1実施形態に係るストライカーを示す図である。 A及びBは第1実施形態に係るボックス本体の一部を示す図である。 第1実施形態に係るストライカー及び化粧パネル等を示す図である。 第1実施形態に係るストライカー及びボックス本体を示す図である。 第1実施形態に係る化粧パネルを示す図である。 第2実施形態に係るストライカーを示す図である。
以下に説明する「発明の実施形態」は、本願発明の技術的範囲に属する実施形態の一例を示すものである。つまり、特許請求の範囲に記載された発明特定事項等は、下記の実施形態に示された具体的構成や構造等に限定されるものではない。
以下、本発明の実施形態を図面と共に説明する。なお、少なくとも符号を付して説明した部材又は部位は、「1つの」等の断りをした場合を除き、少なくとも1つ設けられている。つまり、「1つの」等の断りがない場合には、当該部材は2以上設けられていてもよい。
本実施形態は、車両等の乗物に搭載されるシート(以下、乗物用シートという。)に適用された例である。各図に付された方向を示す矢印等は、各図相互の関係を理解し易くするために記載したものである。
したがって、本願に示された発明は、各図に付された方向に限定されるものではない。各図に示された方向は、本実施形態に係る乗物用シートが車両に組み付けられた状態における方向である。
(第1実施形態)
1.乗物用コンソールボックスの概要
図1に示される乗物用コンソールボックス(以下、コンソールボックスという。)1は、乗物用後席シートのシート幅方向中央に装着されるコンソールボックスである。当該コンソールボックス1は、図2に示されるように、ボックス本体2、蓋体3、化粧パネル4、フレーム5、及びロック機構6(図4参照)等を少なくとも備える。
ボックス本体2には、図3に示されるように、収納部2Aが設けられている。収納部2Aは物品が収納される空間を構成する。図1に示される蓋体3は、収納部2Aの開口部2Bを開閉する部材である。当該蓋体3は、ボックス本体2に対して揺動可能に当該ボックス本体2に連結されている。
具体的には、蓋体3は、倒伏した倒伏状態(図1参照)とボックス本体2に対して起立した起立状態とので揺動可能である。蓋体3が倒伏状態にあるときには、開口部2Bは閉塞された状態となる。蓋体3が起立状態にあるときには、開口部2Bは開放された状態となる。
以下、蓋体3が倒伏状態にあるときの蓋体3の位置を第1位置という。蓋体3が起立状態にあるときの蓋体3の位置を第2位置という。本実施形態に係る蓋体3は、当該蓋体3のシート後端側を揺動中心として、第1位置と第2位置との間を揺動変位できる。
化粧パネル4は、図3に示されるように、開口部2Bの外縁を縁取るようにフレーム5を覆う額縁状のベゼルを構成する。つまり、化粧パネル4は、蓋体3の上面部3A(図1参照)と共にコンソールボックス1の意匠面を構成する。
フレーム5は、化粧パネル4及びボックス本体2が装着された骨格部材である。なお、化粧パネル4及びボックス本体2は、クリップ等の係止止め具又はネジ等の締結具によりフレーム5に固定されている。
2.ロック機構
<ロック機構の概要>
ロック機構6は、図4に示されるように、蓋体3を第1位置に保持するロック状態と当該ロック状態が開放された解放状態とを切り換えるための機構である。当該ロック機構は、少なくとも1つのラッチ7、及び少なくとも1つのストライカー8等を有する。
なお、本実施形態に係るロック機構6は、2つのラッチ7及び2つのストライカー8を有する。2つのラッチ7は同一形状である。2つのストライカー8は同一形状である。2つのストライカー8それぞれは、蓋体3を挟んで幅方向一端側及び他端側それぞれに配置されている。当該幅方向は、蓋体3の揺動中心軸線と平行な方向である。
2つのラッチ7は、各ストライカー8に引っ掛かるように係合する閂であって、蓋体3に設けられている。2つのラッチ7それぞれは、蓋体3から出没するように幅方向に変位可能である。
各ストライカー8には、各ラッチ7が着脱自在に嵌り込み可能な凹部8A(図5A参照)が設けられている。各凹部8Aに各ラッチ7が嵌り込んで係合したときに(図4参照)、ロック機構6はロック状態となる。各ラッチ7が各凹部8Aから離脱したときに、ロック機構6は開放状態となる。
なお、図4に示される操作部6Aは、着席者等の利用者により操作される部位であって、各ラッチ7の出没状態を切り換えるための部位である。操作部6Aが押圧操作されると、各ラッチ7が各ストライカー8から離間する向きに変位する。操作部6Aが操作されていない状態では、各ラッチ7は、各ストライカー8側に向けて突出した状態となる。
各ストライカー8は、ボックス本体2に対して変位可能に連結されている。そして、各ストライカー8は、図3に示されるように、化粧パネル4によって変位が規制されている。つまり、化粧パネル4が存在しない状態では、各ストライカー8は、ボックス本体2に対して変位可能である。
<ストライカーの詳細>
以下の説明は、ボックス本体2の右側(図4参照)に配置されたストライカー8の説明である。ストライカー8には、少なくとも1つ(本実施形態では、2つ)の突起部8B(図5A参照)が設けられている。
ボックス本体2には、突起部8Bと同数の穴部2Cが設けられている(図6A参照)。各穴部2Cは、各突起部8Bが変位可能に嵌り込む穴部である。各突起部8Bの変位可能な方向は、コンソールボックス1の長手方向と略平行である。なお、当該長手方向は、本実施形態では、上記幅方向と直交する方向と略平行である。
各突起部8Bは、図5Aに示されるように、同一形状である。以下の説明は、紙面左側の突起部8Bの説明である。当該突起部8Bは、ボックス本体2側に突出している。突起部8Bの先端には、当該突起部8Bの突出方向と交差(本実施形態では、直交)する向きに突出したフランジ部8C、8Dが設けられている。
フランジ部8Cは、突起部8Bに対して幅方向一方側(本実施形態では、右側)に向けて突出している。フランジ部8Dは、突起部8Bに対して幅方向他方側(本実施形態では、左側)に向けて突出している。
当該突起部8Bが嵌り込む穴部2C(図6Aでは、前方側に位置する穴部2C)の幅方向寸法W1は、フランジ部8C、8Dの先端間寸法W2(図5A参照)より小さく、かつ、突起部8Bの幅寸法W3(図5A参照)より大きい。
このため、ストライカー8は、図7に示されるように、フランジ部8C、8Dがボックス本体2に引っ掛かるように係止された状態で、当該ボックス本体2に対して上記長手方向に変位することが可能である。
なお、図6Aに示される穴部2Dは、穴部2Cと連通した穴部であって、フランジ部8C、8Dが貫通可能な穴部である。つまり、突起部8B、フランジ部8C、8Dにより、トライカー8の変位を案内する案内部が構成される。
ストライカー8には、図5Bに示されるように、弾性部8Eが設けられている。弾性部8Eは、ボックス本体2とストライカー8との接触面圧を増大させる向きの弾性力を当該ストライカー8に作用させる部位である。
本実施形態に弾性部8Eは、図8に示されるように、ストライカー8から上記幅方向一方側(本実施形態では、右側)に向けて突出した板バネ状の部位であって、ストライカー8に一体化された部位である。
弾性部8Eは、突出方向先端部にてボックス本体2に接触しているとともに、当該接触した部位を押圧する弾性力を発揮する。したがって、ストライカー8は、ボックス本体2から当該弾性力の反力F1を受ける。
このため、ストライカー8のうち突起部8Bを挟んで弾性部8Eと反対側の部位8Fが、ボックス本体2に向けて押し付けられる。ボックス本体2のうち上記部位8Fと対向する部位には、凸部2Eがもうけられている。
凸部2Eは、部位8Fに向けて突出しているとともに、先端が当該部位8Fに接触する部位である。なお、本実施形態に係る凸部2Eは、図6Bに示されるように、上記長手方向に連続した突条で構成されている。
<化粧パネルの詳細>
化粧パネル4には、図9示されように、ストライカー8が嵌り込み可能な凹部4Aが設けられている。凹部4Aの縁部には規制部4B〜4Dが設けられている。規制部4B〜4Dは、ストライカー8の外周部8G、8H、8J等(図5A参照)に接触してストライカー8の変位を規制するための部位である。
規制部4B〜4Dのうち少なくとも1つの規制部(本実施形態では、規制部4D)には、図7に示されるように、嵌合部4Eが設けられている。嵌合部4Eは、ストライカー8に設けられた被嵌合部8Kに嵌り込む部位である。
3.本実施形態に係るコンソールボックスの特徴
ラッチ7と係合可能なストライカー8は、ボックス本体2に対して変位可能に連結されている。これにより、ストライカー8及びボックス本体2それぞれの寸法バラツキを吸収することが可能となる。
化粧パネル4は、ストライカー8の変位を規制する規制部4B〜4Dを有する。これにより、ストライカー8と化粧パネル4との間に意匠性を損なうような大きな隙間等が発生することが抑制される。
ストライカー8はボックス本体2に連結されている。このため、ラッチ7がストライカー8と嵌合してロック機構6がロック状態となったときに、ラッチ7を介してストライカー8に作用する力、つまり蓋体3を第2位置に変位させる力(以下、開放力という。)は、ボックス本体2で受ける。
つまり、ストライカー8に作用する開放力の殆どは、ボックス本体2に入力され、化粧パネル4には殆ど入力されない。したがって、コンソールボックス1では、蓋体3に開放力が作用しても、化粧パネル4が歪む等の意匠性を損なう現象が発生し難い。
ボックス本体2とストライカー8との間には、ストライカー8の変位を案内する案内部、つまり、突起部8B、フランジ部8C、8Dが設けられている。これにより、ストライカー8は、安定的に変位する。
突起部8Bが穴部2Cに変位可能に嵌り込むことにより、ストライカー8がボックス本体2に対して変位可能に連結されている(図7参照)。これにより、ストライカー8は、変位可能な状態でボックス本体2に連結され得る。
ボックス本体2とストライカー8との接触面圧を増大させる向きの弾性力を当該ストライカー8に作用させる弾性部8Eを備える。これにより、コンソールボックス1が振動した場合であっても、ボックス本体2とストライカー8との連結箇所から異音が発生することが抑制される。
ボックス本体2には、ストライカー8の部位8Fに向けて突出した凸部2Eが設けられている(図8参照)。これにより、ボックス本体2とストライカー8との接触面圧を高めることが可能となるので、上記異音が発生することが確実に抑制され得る。
規制部4Dは、ストライカー8に設けられた被嵌合部8Kに嵌り込む嵌合部4Eを有している。これにより、化粧部材4でストライカー8をボックス本体2と共に挟み込み固定できる。したがって、コンソールボックス1が振動した場合であっても、化粧パネル4とストライカー8との位置が維持され、断続的な異音が発生することが抑制される。
(第2実施形態)
本実施形態では、規制部4B〜4Dとストライカー8との間に弾性変形可能な弾性部材9(図10)が配設されている。弾性部材9は、例えばゴム等の弾性体により構成されている、
これにより、本実施形態では、規制部4B〜4Dから異音が発生することが確実に抑制される。なお、上述の実施形態と同一の構成要件等は、上述の実施形態と同一の符号を付したので、重複する説明は省略する。
(その他の実施形態)
上述の実施形態では、ストライカー8の部位8Fに向けて突出した凸部2Eがボックス本体2に設けられていた。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、コンソールボックス1は、ストライカー8に凸部2Eが設けられた構成、又は凸部2Eが廃止された構成であってもよい。
上述の実施形態では、実施形態に係る凸部2Eは、上記長手方向に連続した突条で構成されていた。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、凸部2Eは、1つ又は複数の柱状突起部にて構成されていてもよい。
上述の実施形態に係る規制部4Dは嵌合部4Eを有していた。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、当該規制部4Dは嵌合部4Eが設けられていない構成であってもよい。
上述の実施形態に係るストライカー8は、突起部8Bが2つ設けられていた。しかし、本願明細書に開示された発明はこれに限定されるものではない。すなわち、当該ストライカー8は、1つの突起部8Bが設けられた構成であってもよい。
上述の実施形態に係るコンソールボックス1は、車両に適用したものであった。しかし、本願明細書に開示された発明の適用はこれに限定されるものではなく、鉄道車両、船舶及び航空機等の乗物に用いられるシート、並びに劇場や家庭用等に用いられる据え置き型シートにも適用できる。
さらに、本発明は、特許請求の範囲に記載された発明の趣旨に合致するものであればよく、上述の実施形態に限定されるものではない。したがって、上述した複数の実施形態のうち少なくとも2つの実施形態を組み合わせてもよい。
1… コンソールボックス 2… ボックス本体 2A… 収納部
2B… 開口部 2C… 穴部 2D… 穴部 2E… 凸部
3… 蓋体 4… 化粧パネル 4A… 凹部 4B〜4D… 規制部
4E… 嵌合部 5… フレーム 6… ロック機構 6A… 操作部
7… ラッチ 8… ストライカー 8A… 凹部 8B… 突起部
8C、8D… フランジ部 8E… 弾性部
8K… 被嵌合部 9… 弾性部材

Claims (7)

  1. 乗物に搭載される乗物用コンソールボックスにおいて、
    物品が収納される収納部が設けられたボックス本体と、
    前記収納部の開口部を閉じる第1位置と当該開口部を開く第2位置との間で変位可能な蓋体と、
    前記蓋体を前記第1位置に保持するロック状態と当該ロック状態が開放された解放状態とを切替可能なロック機構と、
    前記ロック機構の一部を構成するラッチであって、前記蓋体に設けられたラッチと、
    前記ロック機構の一部を構成するストライカーであって、前記ボックス本体に対して変位可能に連結され、前記ラッチと係合可能なストライカーと、
    前記ボックス本体に対して固定され、外観意匠面を有する化粧部材であって、前記ストライカーの変位を規制する規制部を有する化粧部材と
    を備える乗物用コンソールボックス。
  2. 前記ボックス本体と前記ストライカーとの間には、前記ストライカーの変位を案内する案内部を備える請求項1に記載の乗物用コンソールボックス。
  3. 前記ボックス本体及び前記ストライカーのうちいずれか一方には、他方に設けられた突起部が変位可能に嵌り込んだ穴部が設けられ、
    前記突起部が前記穴部に変位可能に嵌り込むことにより、前記ストライカーが前記ボックス本体に対して変位可能に連結されており、
    さらに、前記案内部は、前記突起部及び前記穴部により構成されている請求項2に記載の乗物用コンソールボックス。
  4. 前記ボックス本体又は前記ストライカーには、前記ボックス本体と前記ストライカーとの接触面圧を増大させる向きの弾性力を当該ストライカーに作用させる弾性部を備える請求項1ないし3のいずれか1項に記載の乗物用コンソールボックス。
  5. 前記ボックス本体及び前記ストライカーのうちいずれか一方に設けられ、他方に向けて突出した凸部であって、先端が当該他方に接触した凸部を備える請求項4に記載の乗物用コンソールボックス。
  6. 前記規制部は、前記ストライカーに設けられた被嵌合部に嵌り込む嵌合部を有している請求項1ないし5のいずれか1項に記載の乗物用コンソールボックス。
  7. 前記規制部と前記ストライカーとの間には、弾性変形可能な弾性部材が配設されている請求項1ないし6のいずれか1項に記載の乗物用コンソールボックス。
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