JP2019134351A - 画像読取装置、及び、プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】イメージセンサーで画像をスキャニングする画像読取装置であって、正確なシェーディング補正を維持しつつ、処理速度の向上を図ることのできる画像読取装置、等を提供する。【解決手段】原稿を読み取ってイメージデータを生成する画像読取装置が、原稿を読み取るイメージセンサーと、黒基準データと白基準データを含むシェーディングデータに基づいて、イメージセンサーによって読み取られた原稿のデータを補正し、イメージデータを生成するデジタルデータ処理部と、イメージセンサーに読み取られたデータからシェーディングデータを生成する読取制御部と、を有し、読取制御部は、画像読取装置の電源投入の際に、シェーディングデータを生成し、原稿の読み取りの際に、黒基準データを生成し、当該黒基準データに基づいて上記生成されたシェーディングデータを補正する。【選択図】 図1

Description

本発明は、イメージセンサーで画像をスキャニングする画像読取装置等に関し、特に、正確なシェーディング補正を維持しつつ、処理速度の向上を図ることのできる画像読取装置等に関する。
従来、原稿の画像を読み込んでイメージデータを生成するスキャナー等の画像読取装置が普及している。かかる画像読取装置には、画像を読み取る際の解像度及びカラーが異なる複数の読取モードを備えているものがある。
また、画像読取装置におけるスキャニング処理(読取処理)には、各種設定情報、具体的には、シェーディング補正に用いられるシェーディングデータ、光源の点灯時間等の情報が、必要となり、これらの設定情報は、画像を読み取る際の解像度及びカラーに依存する。
そのため、複数の読取モードを備える画像読取装置では、スキャニング要求を受けてその読取モードが決定した後に、上記設定情報を生成し設定していた。
また、下記特許文献1には、画像読取装置の発明について記載され、電源起動時にシェーディングデータを読み取る旨の記載がある。
特開平11−205539号公報
しかしながら、画像読取装置におけるシェーディングデータの生成は、イメージセンサーを所定の位置に移動してイメージセンサーによりデータを読み取る必要があり、時間を要する。そのため、従来のように、スキャニング要求を受けた際に、シェーディングデータを含む上述した設定情報を準備すると、原稿の読取指示を受けてから原稿の読み取りを開始するまでに長い時間がかかる。特に、画像読取装置で読み取ったイメージデータをファクシミリのダイレクト送信用に出力する場合には、ファクシミリによるデータ送信開始までのタイムアウトエラーになってしまう虞もある。
また、上記特許文献1には、電源起動時にどのようにシェーディングデータを用意するのか、また、その場合に他の設定情報をどのようなタイミングで設定するのかについて記載されていない。
また、電源起動時とスキャニング要求の受信時では装置の温度差があり、電源起動時に読み取ったシェーディングデータを用いると正確なシェーディング補正が行えないという課題がある。
そこで、本発明の目的は、イメージセンサーで画像をスキャニングする画像読取装置であって、正確なシェーディング補正を維持しつつ、処理速度の向上を図ることのできる画像読取装置、等を提供することである。
上記の目的を達成するために、本発明の一つの側面は、原稿を読み取ってイメージデータを生成する画像読取装置が、前記原稿を読み取るイメージセンサーと、黒基準データと白基準データを含むシェーディングデータに基づいて、前記イメージセンサーによって読み取られた前記原稿のデータを補正し、前記イメージデータを生成するデジタルデータ処理部と、前記イメージセンサーに読み取られたデータから前記シェーディングデータを生成する読取制御部と、を有し、前記読取制御部は、前記画像読取装置の電源投入の際に、前記シェーディングデータを生成し、前記原稿の読み取りの際に、前記黒基準データを生成し、当該黒基準データに基づいて前記生成されたシェーディングデータを補正する、ことである。
当該側面により、原稿読み取りの指示を受けた際の処理時間を短縮でき、正確なシェーディング補正が可能である。
更に、上記発明において、その好ましい一つの態様は、前記読取制御部は、前記生成されたシェーディングデータの黒基準データと、前記原稿の読み取りの際に生成された黒基準データとの差分に基づいて、前記生成されたシェーディングデータの白基準データを補正する、ことを特徴とする。
当該態様により、白基準データを読み取るためにイメージセンサーを白基準板の位置まで移動することを省くことができる。
更に、上記発明において、その好ましい一つの態様は、更に、前記原稿に対して発光する光源と、前記イメージセンサーから出力されるアナログ信号をデジタル変換するA/D変換部と、を有し前記読取制御部は、前記画像読取装置の電源投入の際に、前記光源のための光源点灯時間と、前記A/D変換部のためのゲイン・オフセット値を生成する、ことを特徴とする。
当該態様により、原稿読み取りの指示を受けた際の処理時間を短縮できる。
更に、上記発明において、その好ましい一つの態様は、解像度及び色数が異なる複数の読取モードを備え、前記読取制御部は、前記画像読取装置の電源投入の際に最高解像度及び最多色数の前記読取モードについて前記シェーディングデータを生成し、その他の前記読取モードについては、前記最高解像度及び最多色数の読取モードのシェーディングデータから演算により前記シェーディングデータを生成する、ことを特徴とする。
当該態様により、シェーディングデータの生成にかかる時間を短縮することができる。
更に、上記発明において、その好ましい一つの態様は、前記読取制御部は、前記原稿の読み取りの際に生成された黒基準データの値が、予め定められた閾値以上である場合には、前記イメージセンサーを外光の影響を受けない位置へ移動させて、前記イメージセンサーに読み取られたデータから再度黒基準データを生成する、ことを特徴とする。
当該態様により、外光の影響を排除した正確なシェーディングデータの補正が可能となる。
更に、上記発明において、その好ましい一つの態様は、更に、前記原稿が前記イメージセンサーに読み取られる際に載る原稿台と、前記イメージセンサーの長手方向と交差する方向に延びるヒンジにより、前記原稿台の表面を開閉可能に、前記原稿台に取り付けられたスキャナーカバーと、を有し、前記読取制御部は、前記黒基準データの値が予め定められた閾値以上であるか否かの判定を、前記イメージセンサーの前記ヒンジから離れた位置で読み取られたデータに基づく黒基準データを用いて行う、ことを特徴とする。
当該態様により、黒基準データの判定をより正しく行うことができる。
上記の目的を達成するために、本発明の別の側面は、原稿を読み取ってイメージデータを生成する画像読取装置であって、前記原稿を読み取るイメージセンサーと、黒基準データと白基準データを含むシェーディングデータに基づいて、前記イメージセンサーによって読み取られた前記原稿のデータを補正し、前記イメージデータを生成するデジタルデータ処理部と、を有する画像読取装置の制御部に、前記画像読取装置の電源投入の際に、前記イメージセンサーに読み取られたデータから前記シェーディングデータを生成し、前記原稿の読み取りの際に、前記黒基準データを生成し、当該黒基準データに基づいて前記生成されたシェーディングデータを補正する、処理を実行させる、ことを特徴とするプログラムである。
本発明の更なる目的及び、特徴は、以下に説明する発明の実施の形態から明らかになる。
本発明を適用した画像読取装置の実施の形態例に係る構成図である。 電源投入時における処理手順を例示したフローチャートである。 電源投入時におけるキャリッジ3の動作等を説明するための図である。 スキャニング指示受信時における処理手順を例示したフローチャートである。 スキャニング指示受信時におけるキャリッジ3の動作等を説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態例を説明する。しかしながら、かかる実施の形態例が、本発明の技術的範囲を限定するものではない。なお、図において、同一又は類似のものには同一の参照番号又は参照記号を付して説明する。
図1は、本発明を適用した画像読取装置の実施の形態例に係る構成図である。図1に示す画像読取装置1が本発明を適用した画像読取装置であり、本画像読取装置1では、電源投入時(電源がオンにされた際)に、スキャニング処理に必要なシェーディングデータを含む設定情報を準備しておき、スキャニング要求を受信した際には、準備しておいた各種設定情報の所定箇所への設定と、シェーディングデータの補正を行う。これにより、正確なシェーディング補正を維持しつつ、スキャニング要求の受信時における処理時間を短縮する。
画像読取装置1は、単体のスキャナーであっても良いし、プリンター部(印刷機能)を備えるプリンター複合機などであってもよい。
図示していないが、画像読取装置1は、被処理物である原稿の供給部、例えば、ADF(Auto Document Feeder)、供給された原稿が載せられるガラス等で生成された原稿台、当該原稿台を覆う開閉可能なスキャナーカバー、及び、処理後の原稿が排出される排紙部などを備える。
また、上記スキャナーカバーは、矩形である原稿台の一辺でヒンジにより回転可能に原稿台に取り付けられている。
また、原稿台には、シェーディングデータを構成する白基準データを生成するための白基準板(図3のbなど)を備える。
図1に示すように、画像読取装置1は、制御部2、キャリッジ3、駆動機構4、イメージセンサー5、及び、LED光源6を備える。
キャリッジ3は、イメージセンサー5及びLED光源6を搭載し、駆動機構4により、原稿台上を副走査方向に原稿台に沿って移動する。
イメージセンサー5は、LED光源6から発せられ原稿に反射した光を受光し、受光量に応じた電荷を蓄積し、それを画像の読取信号(アナログデータ)として出力するセンサーである。
また、イメージセンサー5は、原稿の供給方向と概ね直交する方向(主走査方向)に並んだ複数のセンサーチップからなり、各センサーチップは、例えば、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサーである。
なお、センサーチップが並ぶ方向、すなわち、イメージセンサー5の長手方向は、本画像読取装置1では、上述したスキャナーカバーが取り付けられる原稿台の一辺(上記ヒンジ)と交差する方向、より具体的には、概ね直交する方向である。
LED光源6は、赤色LED、緑色LED、青色LEDを備え、原稿台及び原稿に対して発光する部分であり、これらRGB3色の光を順番に発生させる。
制御部2は、画像読取装置1の各部の動作を制御するコントローラーである。制御部2は、CPU、ROM、RAM、NVRAM、ASIC等で構成され、機能構成としては、図1に示されるように、読取制御部21、一時保存メモリー22、光源レジスター23、AFEレジスター24、シェーディングメモリー25、A/D変換部26、及び、デジタルデータ処理部27等を備える。
読取制御部21は、スキャニング処理の全体を制御し、特に、シェーディングデータを含む設定情報を生成して、それらの情報を所定箇所(シェーディングメモリー25、光源レジスター23、AFEレジスター24)に設定する処理を実行する。
なお、本画像読取装置1では、複数の読取モードを、具体的には一例として、4つの読取モードを備えている。4つの読取モードは、例えば、(1)解像度:300dpi、色:モノクロ、(2)解像度:300dpi、色:カラー、(3)解像度:600dpi、色:モノクロ、(4)解像度:600dpi、色:カラー、である。
なお、読取制御部21は、処理内容を指示するプログラム、当該プログラムに従って処理を実行するCPU、RAMなどで構成される。
一時保存メモリー22は、シェーディングデータを含む設定情報を一時的に保存する記憶装置であり、RAMなどで構成される。
光源レジスター23は、LED光源6の点灯時間などの光源に関する設定値を登録するレジスターであり、光源レジスター23の設定値に基づいてLED光源6が動作する。
AFEレジスター24は、後述するA/D変換部26のためのレジスターであり、上記設定情報として、AFE(Analog Front End)のゲイン・オフセット設定値が登録される。
シェーディングメモリー25は、シェーディングデータが設定される記憶部であり、RAMなどによって構成される。後述するデジタルデータ処理部27は、当該シェーディングメモリー25に設定されたシェーディングデータに基づいてシェーディング処理を実行する。
A/D変換部26は、イメージセンサー5から出力されるアナログデータ(画像の読取信号)を増幅しデジタルデータに変換するデバイスであり、具体的には、AFEである。
デジタルデータ処理部27は、A/D変換部26から出力された画像のデジタルデータに対してシェーディング補正を施し、その結果のイメージデータを出力する部分である。具体的には、デジタルデータ処理部27が備える演算回路が、シェーディングメモリー25に設定されるシェーディングデータに基づいてシェーディング補正を実行する。また、出力されるイメージデータは、PC(パーソナルコンピューター)やプリンター部(印刷機構)へ送信される。
以上説明したような構成を備える本実施の形態例に係る画像読取装置1では、シェーディングデータなどのスキャニング処理に必要な各種設定情報の生成処理に特徴があり、以下、その具体的な処理内容について説明する。上述の通り、本画像読取装置1では、装置の電源投入時(電源オン時)に、シェーディングデータ等の設定情報を準備(生成)しておき、スキャニング処理の指示受信時に、それらの設定情報を所定箇所に設定する。
まず、電源投入時の処理について説明する。図2は、電源投入時における処理手順を例示したフローチャートである。また、図3は、電源投入時におけるキャリッジ3の動作等を説明するための図である。
画像読取装置1の電源が投入されると、読取制御部21は、画像読取装置1が備える全
読取モードについて、本実施の形態例では、4つの読取モード(1)−(4)について、順次、光源レジスター23及びAFEレジスター24に設定する設定情報を、具体的には、光源点灯時間とAFEゲイン・オフセット値を生成し、一時保存メモリー22に保持する。
より具体的には、読取制御部21は、まず、読取モード(1)について処理を実行し、色の設定をモノクロに、解像度の設定を300dpiに設定する(図2のステップS1及びS2)。
その後、読取制御部21は、光源点灯時間を決定するための調整処理と、AFEゲイン・オフセット値を決定するための調整処理を実行し(図2のステップS3及びS4)、それらの調整により得られる光源点灯時間及びAFEゲイン・オフセット値を、それぞれ、一時保存メモリー22のメモリーA1及びメモリーB1に保存する(図2のステップS5)。なお、上記調整処理は従前の方法で実行することができる。
次に、読取制御部21は、読取モード(2)−(4)についても同様の処理を行う。すなわち、読取制御部21は、色と解像度をその読取モードの内容に設定し(図2のステップS6及びS7、S11及びS12、S16及びS17)、光源点灯時間とAFEゲイン・オフセット値の調整処理を実行し(図2のステップS8及びS9、S13及びS14、S18及びS19)、生成された光源点灯時間及びAFEゲイン・オフセット値を、それぞれ、一時保存メモリー22の所定箇所(メモリーA2及びB2、A3及びB3、A4及びB4)に保存する(図2のステップS10、S15、S20)。
次に、読取制御部21は、シェーディングデータの読取処理(生成処理)を行う。シェーディングデータは、黒基準データと白基準データを含み、各データは、主走査方向の画素データ(画素毎の各色の濃度階調値データ)から成る。
また、シェーディングデータは、読取モード毎に生成されるデータであるが、読取制御部21は、このタイミングでは、最も高い解像度で最も色数が多い読取モードについて、本実施の形態例では、読取モード(4)についてシェーディングデータを生成する。
まず、読取制御部21は、ステップS20でメモリーA4に保存した光源点灯時間を光源レジスター23に設定し、また、ステップS20でメモリーB4に保存したAFEゲイン・オフセット値をAFEレジスター24に設定する(図2のステップS21、S22)。
次に、読取制御部21は、LED光源6を消灯した状態で(図2のステップS23)、黒基準の読取処理を実行する(図2のステップS24)。具体的には、図3の(A)の状態で、すなわち、キャリッジ3が副走査方向のcの位置(ホーム位置)で、読取制御部21は、イメージセンサー5に黒基準データを読み取らせる。
続いて、読取制御部21は、LED光源6を点灯し(図2のステップS25)、白基準の読取処理を実行する(図2のステップS26)。具体的には、図3の(B)に示されるように、読取制御部21は、キャリッジ3が副走査方向に白基準板(図3のb)の上を走査するように動作させ、イメージセンサー5に白基準データを読み取らせる。
読取制御部21は、読み取ったシェーディングデータ(黒基準データ及び白基準データ)を、一時保存メモリー22のメモリーCに保存する(図2のステップS27)。(図3に示されるように、この時点では、シェーディングデータはシェーディングメモリー25にセットされない。)
このようにして各設定情報が取得されると、読取制御部21は、画像読取装置1をアイドル状態とする。その際、図3の(C)に示されるように、読取制御部21は、キャリッジ3を副走査方向にアイドル位置(図3のc2)まで移動させる。
以上のようにして、電源投入時の処理が終了する。
次に、原稿読取の指示を受信した際(スキャニング指示受信時)の処理について説明する。図4は、スキャニング指示受信時における処理手順を例示したフローチャートである。また、図5は、スキャニング指示受信時におけるキャリッジ3の動作等を説明するための図である。
画像読取装置1に対するユーザー操作等が実行されて、原稿の読み取り指示がなされると、読取制御部21は、その指示を受信し、まず、指示された処理の読取モードを判別する(図4のステップS31)。
次に、読取制御部21は、当該判別の結果に基づいて、判別された読取モードに相応しい、シェーディングデータを含む設定情報を、一時保存メモリー22に保存されるデータを用いて所定箇所へ設定する。
具体的には、当該判別の結果、読取モードが読取モード(1)(色:モノクロ、解像度300dpi)である場合には、読取制御部21は、電源投入時に取得(生成)された読取モード(4)(最高解像度、最多色数のモード)のシェーディングデータから、読取モード(1)のシェーディングデータを生成する。
具体的には、読取制御部21は、一時保存メモリー22のメモリーCに保存されたシェーディングデータを、一時保存メモリー22のメモリーD(処理用のメモリー)にコピーする(図4のステップS32)。
次に、読取制御部21は、メモリーDのシェーディングデータについて、2画素ずつデータ(階調値)を加算する処理を実行し、シェーディングデータの解像度を変換する(図4のステップS33)。ここでは、600dpiのデータを300dpiのデータに変換する。
その後、読取制御部21は、解像度変換された上記シェーディングデータについて、カラーのデータをモノクロのデータにする処理を実行する。すなわち、解像度変換されたシェーディングデータはカラーのデータであるので、そのデータを、読取モード(1)に合わせて、モノクロのデータに変換する。なお、カラーのシェーディングデータは、R(レッド)G(グリーン)B(ブルー)の各色の濃度階調値から成るものとする。
具体的には、読取制御部21は、シェーディングデータの各画素について、RGBの階調値を、一例として、R:G:B=3:6:1の比率で足し合わせてモノクロ階調値のデータとする(図4のステップS34)。
このようにして、読取モード(1)用のシェーディングデータがメモリーDに生成されるので、読取制御部21は、そのシェーディングデータをシェーディングメモリー25に設定する(図4のステップS35)。
続いて、読取制御部21は、ステップS5でメモリーA1に保存した光源点灯時間を光源レジスター23に設定し、また、ステップS5でメモリーB1に保存したAFEゲイン・オフセット値をAFEレジスター24に設定する(図4のステップS36、S37)。その後、処理がステップS51に移行する。
また、ステップS31に戻って、上記判別の結果、読取モードが読取モード(2)(色:カラー、解像度300dpi)である場合には、読取制御部21は、同様に、電源投入時に取得(生成)された読取モード(4)(最高解像度、最多色数のモード)のシェーディングデータから、読取モード(2)のシェーディングデータを生成する。
この場合には、読取制御部21は、読取モード(1)の場合に行った解像度変換及びモノクロ変換のうち、解像度変換のみを実行する。
具体的には、読取制御部21は、一時保存メモリー22のメモリーCに保存されたシェーディングデータを、一時保存メモリー22のメモリーD(処理用のメモリー)にコピーし(図4のステップS38)、読取モード(1)の場合と同様に、600dpiのシェーディングデータを300dpiのデータに変換する(図4のステップS39)。
このようにして、読取モード(2)用のシェーディングデータがメモリーDに生成されるので、読取制御部21は、そのシェーディングデータをシェーディングメモリー25に設定する(図4のステップS40)。
続いて、読取制御部21は、ステップS10でメモリーA2に保存した光源点灯時間を光源レジスター23に設定し、また、ステップS10でメモリーB2に保存したAFEゲイン・オフセット値をAFEレジスター24に設定する(図4のステップS41、S42)。その後、処理がステップS51に移行する。
また、ステップS31に戻って、上記判別の結果、読取モードが読取モード(3)(色:モノクロ、解像度600dpi)である場合には、読取制御部21は、同様に、電源投入時に取得(生成)された読取モード(4)(最高解像度、最多色数のモード)のシェーディングデータから、読取モード(3)のシェーディングデータを生成する。
この場合には、読取制御部21は、読取モード(1)の場合に行った解像度変換及びモノクロ変換のうち、モノクロ変換のみを実行する。
具体的には、読取制御部21は、一時保存メモリー22のメモリーCに保存されたシェーディングデータを、一時保存メモリー22のメモリーD(処理用のメモリー)にコピーし(図4のステップS43)、読取モード(1)の場合と同様に、カラーのシェーディングデータをモノクロのデータに変換する(図4のステップS4)。
このようにして、読取モード(3)用のシェーディングデータがメモリーDに生成されるので、読取制御部21は、そのシェーディングデータをシェーディングメモリー25に設定する(図4のステップS45)。
続いて、読取制御部21は、ステップS15でメモリーA3に保存した光源点灯時間を光源レジスター23に設定し、また、ステップS15でメモリーB3に保存したAFEゲイン・オフセット値をAFEレジスター24に設定する(図4のステップS46、S47)。その後、処理がステップS51に移行する。
また、ステップS31に戻って、上記判別の結果、読取モードが読取モード(4)(色:カラー、解像度600dpi)である場合には、読取制御部21は、当該読取モード(4)のシェーディングデータは、電源投入時に保存されているので、そのデータを用いて設定を行う。すなわち、読取モード(4)用のシェーディングデータがメモリーCに保存されるので、読取制御部21は、そのシェーディングデータをシェーディングメモリー25に設定する(図4のステップS48)。
続いて、読取制御部21は、ステップS20でメモリーA4に保存した光源点灯時間を光源レジスター23に設定し、また、ステップS20でメモリーB4に保存したAFEゲイン・オフセット値をAFEレジスター24に設定する(図4のステップS49、S50)。その後、処理がステップS51に移行する。
処理がステップS51に移行すると、読取制御部21は、シェーディングデータの補正処理を行う。当該補正は、イメージセンサー5の出力値は温度に依存し、電源投入時とスキャニング指示受付時とではイメージセンサー5の温度が変化するためである。
具体的には、読取制御部21は、まず、LED光源6を消灯し(図4のステップS51)、キャリッジ3を移動させずにその位置(アイドリング位置)で、黒基準の読み取りを行う(図4のステップS52)。なお、電源消灯時には原稿台の副走査方向のいずれの位置においても黒基準データを読み取ることができる。
次に、読取制御部21は、読み取られた黒基準データが正しい状態で得られたものであるか否かのチェックを行う。スキャナーカバーが開いている場合には、外光の影響により読み取られた黒基準データが異常な値となるからである。
具体的には、読取制御部21は、読み取られた黒基準データの値が予め定められた閾値以上であるか否かを判断する(図4のステップS53)。当該判断は、イメージセンサー5で読み取られる全(画素の)データを用いて行っても良いが、スキャナーカバーの開度に応じて外光の影響も変化するので、外光の影響を受けやすい位置のデータを用いて判断することが好ましい。
具体的は、イメージセンサー5のセンサーチップが並ぶ方向(主走査方向)は、スキャナーカバーが原稿台に取り付けられるヒンジ部と概ね直交する方向であるので、外光が入りやすいヒンジ部から遠い位置のイメージセンサー5で取得されたデータ、換言すれば、主走査方向にヒンジ部の反対側に位置する所定範囲の画素データを用いることが好ましい。
上記判断の結果、読み取られた黒基準データの値が予め定められた閾値以上である場合には(図4のステップS53のYes)、読取制御部21は、キャリッジ3を白基準板の位置へ移動させて(図4のステップS54)、再度、黒基準データを読み取る(ステップS52)。なお、白基準板は、外光の影響を受けない位置に備えられている。
一方、上記判断の結果、読み取られた黒基準データの値が予め定められた閾値以上でない場合には(図4のステップS53のNo)、読取制御部21は、黒基準値変動ΔBKを求める(図4のステップS55)。具体的には、読取制御部21は、電源投入時に読み取られた黒基準データ又はそれに基づいて求められた黒基準データ(シェーディングメモリー25に保存されている黒基準データ)の各画素の階調値をBK0とし、今回読み取られた黒基準データの各画素の階調値をBK1とすると、ΔBK=BK1−BK0から黒基準値変動ΔBKを算出する。なお、当該演算は、同位置の画素で行われる。
次に、読取制御部21は、シェーディングメモリー25に設定されている黒基準データを今回読み取られた(ステップS52で読み取られた)黒基準データに変更し、また、シェーディングメモリー25に設定されている白基準データを、当該白基準データの各画素データに黒基準値変動ΔBKを加算したデータに変更する(図4のステップ56)。
なお、白基準データの変更は、黒基準値変動ΔBKを加算する方法に限らず、イメージセンサー5の特性に応じて、黒基準値変動ΔBKに基づく所定の演算を用いて行うようにしても良い。
このようにしてシェーディングデータの補正が実行されると、スキャニング処理(原稿読取処理)のための各設定情報の準備が完了するので、読取制御部21は、原稿の読み取りを実行する(図4のステップ57)。
具体的には、読取制御部21は、ADFを起動して原稿を原稿台へ供給し、LED光源6を光源レジスター23に設定されている光源点灯時間等に基づいて点灯させ、供給された原稿を副走査方向にイメージセンサー5で読み取る。
イメージセンサー5から出力されるアナログ信号は、A/D変換部(AFE)26により、増幅されてデジタルデータに変換される。そのデジタルデータは、デジタルデータ処理部27に入力され、デジタルデータ処理部27の演算回路により、シェーディングメモリー25に設定されたシェーディングデータに基づいてシェーディング補正が施される。
シェーディング補正後のデジタルデータ(イメージデータ)は、画像読取装置1からPCなどに出力される。
このようにして、指示されたスキャニング処理を終了すると、画像読取装置1はアイドル状態となる。
以上説明したように、スキャニング指示受信時には、図5に示されるように、一時保存メモリー22に保存されていたシェーディングデータ、または、当該データから演算されたシェーディングデータがシェーディングメモリー25に設定される。したがって、図5の(A)及び(B)に示されるように、キャリッジ3を白基準板の位置まで移動させる必要はなく、ADFから給紙される原稿を読み取るための位置(ADF読み取り位置)へ移動させるだけで良い。また、シェーディングデータを補正するための黒基準データの読み取りも原稿台の任意の位置で行えるので、そのためにキャリッジ3を移動させる必要がない。
なお、図4に基づく上記説明では、シェーディングデータを補正するために読み取った黒基準データのチェックを行う処理手順としたが、スキャナーカバーが確実に閉じられていることを前提として、当該チェックのステップ(S53、S54)を省く処理手順としても良い。
以上説明したように、本実施の形態例に係る画像読取装置1では、原稿読取時に行うシェーディング補正のためのシェーディングデータを電源投入時に生成しておき、原稿読取時には黒基準データの再読み取りに基づくシェーディングデータの補正と補正後のシェーディングデータの設定を行う。したがって、キャリッジ3の白基準板への移動などの動作を省くことができ、原稿読取指示の受信時における処理時間を短縮することができる。また、シェーディングデータの補正により、イメージセンサー5の温度差による読取誤差を解消できるので、シェーディング補正の精度も維持できる。
また、シェーディングデータの補正時において、白基準データは再読み取りされた黒基準データに基づいて補正されるので、白基準データを再度読み取る必要はない。
また、電源投入時には、原稿読取処理に必要な光源点灯時間、AFEゲイン・オフセット値なども生成されるので、原稿読取時にはそれらの情報を設定するだけで良く、この点においても原稿読取指示の受信時における処理時間を短縮することができる。
また、複数の読取モードのうち、最高解像度及び最高色数の読取モードについて、電源投入時にシェーディングデータを生成し、他の読取モードについては、原稿読取時に、生成されていたシェーディンデータから演算により生成される。したがって、電源投入時における処理時間を短縮できると共に、保存しておくデータ量も抑えることができる。
また、シェーディングデータの補正時に再読み取りされた黒基準データが評価され、異常値であると判断された場合には、外光の影響を受けない位置で黒基準データが再読み込みされる。したがって、スキャナーカバーが開放されていて原稿台に外光が入っている場合にも、外光の影響を排除した正確な補正が可能である。
さらに、上記黒基準データの評価は、外光の影響を受けやすい位置のデータに基づいて行われるので、正しい評価を行うことができる。
なお、本実施の形態例では、読取モード(1)−(3)についてのシェーディングデータの生成を、原稿読取指示の受信時に行ったが、電源投入時に生成しておき、原稿読取指示の受信時には、いずれの読取モードであっても、その生成しておいたシェーディングデータを演算することなくシェーディングメモリー25に設定するようにしてもよい。
本明細書において、CPUは、1又は複数のCPUにより構成されていてもよいし、1又は複数の集積回路(例えば、ASIC)により構成されていてもよい。また、CPUは、1又は複数のCPUと、1又は複数の集積回路と、の組み合わせにより構成されていてもよい。
本発明の保護範囲は、上記の実施の形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶものである。
1…画像読取装置、2…制御部、3…キャリッジ、4…駆動機構、5…イメージセンサー、6…LED光源、21…読取制御部、22…一時保存メモリー、23…光源レジスター、24…AFEレジスター、25…シェーディングメモリー、26…A/D変換部、27…デジタルデータ処理部。

Claims (7)

  1. 原稿を読み取ってイメージデータを生成する画像読取装置であって、
    前記原稿を読み取るイメージセンサーと、
    黒基準データと白基準データを含むシェーディングデータに基づいて、前記イメージセンサーによって読み取られた前記原稿のデータを補正し、前記イメージデータを生成するデジタルデータ処理部と、
    前記イメージセンサーに読み取られたデータから前記シェーディングデータを生成する読取制御部と、を有し、
    前記読取制御部は、前記画像読取装置の電源投入の際に、前記シェーディングデータを生成し、前記原稿の読み取りの際に、前記黒基準データを生成し、当該黒基準データに基づいて前記生成されたシェーディングデータを補正する
    ことを特徴とする画像読取装置。
  2. 請求項1において、
    前記読取制御部は、前記生成されたシェーディングデータの黒基準データと、前記原稿の読み取りの際に生成された黒基準データとの差分に基づいて、前記生成されたシェーディングデータの白基準データを補正する
    ことを特徴とする画像読取装置。
  3. 請求項1あるいは2において、
    更に、
    前記原稿に対して発光する光源と、
    前記イメージセンサーから出力されるアナログ信号をデジタル変換するA/D変換部と、を有し
    前記読取制御部は、前記画像読取装置の電源投入の際に、前記光源のための光源点灯時間と、前記A/D変換部のためのゲイン・オフセット値を生成する
    ことを特徴とする画像読取装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項において、
    解像度及び色数が異なる複数の読取モードを備え、
    前記読取制御部は、前記画像読取装置の電源投入の際に最高解像度及び最多色数の前記読取モードについて前記シェーディングデータを生成し、その他の前記読取モードについては、前記最高解像度及び最多色数の読取モードのシェーディングデータから演算により前記シェーディングデータを生成する
    ことを特徴とする画像読取装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項において、
    前記読取制御部は、前記原稿の読み取りの際に生成された黒基準データの値が、予め定められた閾値以上である場合には、前記イメージセンサーを外光の影響を受けない位置へ移動させて、前記イメージセンサーに読み取られたデータから再度黒基準データを生成する
    ことを特徴とする画像読取装置。
  6. 請求項5において、
    更に、
    前記原稿が前記イメージセンサーに読み取られる際に載る原稿台と、
    前記イメージセンサーの長手方向と交差する方向に延びるヒンジにより、前記原稿台の表面を開閉可能に、前記原稿台に取り付けられたスキャナーカバーと、を有し、
    前記読取制御部は、前記黒基準データの値が予め定められた閾値以上であるか否かの判定を、前記イメージセンサーの前記ヒンジから離れた位置で読み取られたデータに基づく黒基準データを用いて行う
    ことを特徴とする画像読取装置。
  7. 原稿を読み取ってイメージデータを生成する画像読取装置であって、前記原稿を読み取るイメージセンサーと、黒基準データと白基準データを含むシェーディングデータに基づいて、前記イメージセンサーによって読み取られた前記原稿のデータを補正し、前記イメージデータを生成するデジタルデータ処理部と、を有する画像読取装置の制御部に、
    前記画像読取装置の電源投入の際に、前記イメージセンサーに読み取られたデータから前記シェーディングデータを生成し、前記原稿の読み取りの際に、前記黒基準データを生成し、当該黒基準データに基づいて前記生成されたシェーディングデータを補正する、処理を実行させる
    ことを特徴とするプログラム。
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