JP2019134303A - 無線通信装置、及び無線通信システム - Google Patents

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浩伸 畑本
Hironobu Hatamoto
浩伸 畑本
貴大 矢野
Takahiro Yano
貴大 矢野
典恭 菊池
Noriyasu Kikuchi
典恭 菊池
昭一 中林
Shoichi Nakabayashi
昭一 中林
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Abstract

【課題】信号の受信品質が高いアンテナをより効率よく選択することを実現する。【解決手段】高周波信号の電界を第1の方向に振動させた第1の信号として他の無線通信装置へ送信する第1の通信部と、前記高周波信号を他の無線通信装置へ光ファイバを介して送信する送信部と、前記光ファイバを介して前記他の無線通信装置から高周波信号を受信する受信部と、前記受信部が受信した前記高周波信号の電界を前記第1の方向と偏波の方向が異なる第2の方向に振動させた第2の信号として他の無線通信装置へ送信する第2の通信部と、を備える、無線通信装置。【選択図】図2

Description

本発明は、無線通信装置、及び無線通信システムに関する。
近年、基地局がカバーする通信可能エリアを拡大するための技術が開発されている。具体的な方法として、ダイバーシチ方式を利用する方法がある。
上述した方法に関連し、例えば、下記特許文献1では、2本のアンテナを備えた送信側の端末が各々のアンテナから同一の信号を送信し、受信側の端末が受信した信号に対して等化信号処理を実施することで、ダイバーシチ利得を得る方法が開示されている。具体的に、送信側の端末は、1本目の送信アンテナから送信した信号より1シンボル長以上遅延させた信号を、2本目の送信アンテナから送信する。そして、受信側の端末は、フェージング回路を経由して合成された受信信号に対して等化信号処理を実施することで、ダイバーシチ利得を得ることができる。
特開昭63−286027号公報
しかし、特許文献1の技術では、2本目のアンテナから送信する信号を1シンボル長以上遅延させるための遅延回路を送信側の端末に用意する必要がある。また、合成された受信信号に対して等化信号処理を行うための等化器を受信側の端末に用意する必要もある。そのため、特許文献1の技術には、デジタル信号処理が複雑になるという問題点がある。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、本発明の目的とするところは、信号の受信品質が高いアンテナをより効率よく選択することが可能な、新規かつ改良された無線通信装置、及び無線通信システムを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある観点によれば、高周波信号の電界を第1の方向に振動させた第1の信号として他の無線通信装置へ送信する第1の通信部と、前記高周波信号を他の無線通信装置へ光ファイバを介して送信する送信部と、前記光ファイバを介して前記他の無線通信装置から高周波信号を受信する受信部と、前記受信部が受信した前記高周波信号の電界を前記第1の方向と偏波の方向が異なる第2の方向に振動させた第2の信号として他の無線通信装置へ送信する第2の通信部と、を備える、無線通信装置が提供される。
前記第1の信号の偏波の方向と、前記第2の信号の偏波の方向は互いに直交してもよい。
前記第1の方向は水平方向または垂直方向のいずれか一方であり、前記第2の方向は前記水平方向または前記垂直方向のうち前記第1の方向とは異なる方向であってもよい。
前記無線通信装置は、複数の前記第1の通信部、及び複数の前記第2の通信部を備えてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、第1の方向に振動する第1の信号を受信する第1の通信部と、前記第1の方向と偏波の方向が異なる第2の方向に振動する第2の信号を受信する第2の通信部と、前記第1の信号に関する第1の値を取得する第1の取得部と、前記第2の信号に関する第2の値を取得する第2の取得部と、前記第1の値、及び前記第2の値に基づき、前記第1の信号、または前記第2の信号のいずれかを選択して復調、及び復号を行う制御部と、を備える、無線通信装置が提供される。
前記制御部は、前記第1の信号の前記第1の値と前記第2の信号の前記第2の値を比較し、値が大きい方の信号を選択してもよい。
前記第1の取得部は、第1の値として検波電圧値を取得し、前記第2の取得部は、前記第2の値として検波電圧値を取得してもよい。
前記無線通信装置は、複数の前記第1の通信部、及び複数の前記第2の通信部を備えてもよい。
また、上記課題を解決するために、本発明の別の観点によれば、第1の方向に振動する高周波信号を第1の信号として他の無線通信装置へ送信する第1の無線通信装置と、第1の方向とは異なる第2の方向に振動する高周波信号を第2の信号として前記他の無線通信装置へ送信する第2の無線通信装置と、前記第1の無線通信装置から前記第1の信号を、前記第2の無線通信装置から前記第2の信号を受信し、前記第1の信号と前記第2の信号の各々の検波電圧値を取得し、当該検波電圧値に基づき、前記第1の信号、または前記第2の信号のいずれかを選択して復調、及び復号を行う第3の無線通信装置と、を有する、無線通信システムが提供される。
以上説明したように本発明によれば、信号の受信品質が高いアンテナをより効率よく選択することが可能である。
本実施形態に係る無線通信システムの概要を示す説明図である。 同実施形態に係る基地局の構成例を示す説明図である。 同実施形態に係る移動局の構成例を示すブロック図である。 同実施形態に係る検波電圧値の例を示す説明図である。 同実施形態に係る無線通信システムの動作例を示すシーケンス図である。 同実施形態に係る信号送信準備処理の例を示すフローチャートである。 同実施形態に係るアンテナの選択処理の例を示すフローチャートである。 同実施形態に係る無線通信装置のハードウェア構成例を示したブロック図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成を有する構成要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略する。
また、本明細書および図面において、実質的に同一の機能構成または論理的意義を有する複数の構成要素を、同一の符号の後に異なるアルファベットを付して区別する場合もある。ただし、実質的に同一の機能構成または論理的意義を有する複数の構成要素の各々を特に区別する必要がない場合、複数の構成要素の各々に同一符号のみを付する。
<<1.無線通信システムの概要>>
本実施形態は、複数のアンテナを備えた移動局である無線通信装置が、複数のアンテナを備えた基地局である無線通信装置から受信した偏波方向が異なる複数の無線信号に基づき、アンテナを選択する無線通信システムに関する。以下では、図1を参照しながら、本発明の実施形態に係る無線通信システムの概要について説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る無線通信システムの概要を示す説明図である。図1に示すように、本実施形態の無線通信システムは、2つの基地局10Aと基地局10B、及び移動局20で構成される。また、2つの基地局は、光ファイバ30A、及び光ファイバ30Bで接続されている。
本実施形態の無線通信システムでは、基地局10は、パケットを生成し、当該パケットを無線信号で送信する。この時、電界の振動方向の異なる2つの無線信号が、2つの基地局10の各々から送信される。例えば、1つ目の基地局10Aは、生成したパケットを水平方向に振動する無線信号で送信する。また、2つ目の基地局10Bは、基地局10Aが生成したパケットを垂直方向に振動する無線信号で送信する。なお、基地局10Aと基地局10Bは、光ファイバ30Aと光ファイバ30Bを介して、パケットを共有する。
移動局20は、基地局10から受信した無線信号に対して信号処理を行う。移動局20は、基地局10Aと基地局10Bの各々から電界の振動方向の異なる無線信号を受信し、2つの無線信号を比較することで、より受信品質の高い無線信号を受信したアンテナを選択する。そして、移動局20は、選択したアンテナが受信した無線信号に対して信号処理を行う。
なお、本実施形態における移動局20は、基地局10Aがカバーする通信エリア40Aと、基地局10Bがカバーする通信エリア40Bとが重複するエリアに位置するものとする。当該通信エリアは、通信エリア40Aと通信エリア40Bの境界であり、移動局20における無線信号の受信電力は低下するため、無線通信の品質が劣化しやすいエリアである。なお、以下では、基地局10から送信される信号が移動局20で受信されるまでに経由する伝搬路では、フェージングと呼ばれる現象が発生する。フェージングとは、移動局20のように移動する無線通信装置において、無線通信装置の移動や周辺物体の移動等の周辺環境の変化により、送受信間の電磁波の経路が変化し、無線通信装置での信号の受信レベルがダイナミックに変動する現象のことである。
以上、図1を参照しながら、本発明の実施形態に係る無線通信システムの概要について説明した。続いて、本発明の実施形態に係る無線通信システムの構成例について説明する。
<<2.無線通信システムの構成例>>
以下では、図1〜4を参照しながら、本実施形態に係る無線通信システムの構成例について説明する。上述したように、本実施形態の無線通信システムは、基地局10、移動局20、光ファイバ30で構成されている。なお、本実施形態では、無線信号を送信する基地局10、及び無線信号を受信する移動局20は、どちらも無線通信装置である。
<2−1.基地局の機能構成例>
以下では、図2を参照しながら、基地局10の機能、及び構成例について説明する。図2は、本発明の実施形態に係る無線通信装置の1つである基地局10の構成例を示すブロック図である。図2に示すように、本実施形態に係る基地局10は、水平偏波アンテナ110、垂直偏波アンテナ120、無線信号処理装置130、分配器140、光送信器150、光受信器160を備える。
<2−1−1.基地局の機能例>
基地局10は、移動局20と通信を行う無線通信装置である。図1に示す無線通信システムでは、2つの基地局10が移動局20とパケットの送受信を行う。2つの基地局10の各々は、複数のアンテナとして、水平偏波アンテナ110(第1の通信部)と垂直偏波アンテナ120(第2の通信部)を備えている。
また、2つの基地局10はそれぞれ異なる役割を有している。一方の基地局10Aは、パケットを生成する役割を有する。基地局10Aは、パケットを生成し、当該パケットに基づく高周波(RF:Radio Frequency)信号を移動局20に送信する役割を有する。この時、基地局10Aは、RF信号を水平偏波アンテナ110から送信する。また、基地局10Aは、RF信号を基地局10Bに光ファイバ30Aを介して送信する。なお、水平方向は、第1の方向である。また、水平方向に振動するRF信号は、第1の信号である。
もう一方の基地局10Bは、基地局10Aに協力する基地局としての役割を有する。例えば、基地局10Bは、RF信号を基地局Aから光ファイバ30Aを介して受信する。そして、基地局10Bは、当該RF信号を基地局10Aが移動局20に水平偏波で送信したRF信号とは異なる偏波の方向で移動局20に送信する。この時、基地局10Bは、RF信号を垂直偏波アンテナ120から送信する。なお、垂直方向は、第2の方向である。また、垂直方向に振動するRF信号は、第2の信号である。
なお、第1の信号の偏波の方向と前記第2の信号の偏波の方向は空間上において互いに直交する。上述のように、例えば、第1の信号の電界は水平方向に振動し、第2の信号の電界は垂直方向に振動することから、第1の信号の偏波の方向と第2の信号の偏波の方向は空間上において互いに直交する。第1の信号の偏波の方向と第2の信号の偏波の方向が直交することで、フェージング通信路におけるそれぞれの信号の包絡線変動量や位相回転量が異なっていても、移動局20で水平偏波のRF信号と垂直偏波のRF信号が相互に干渉することなく直交して受信されるため、RF信号の分離が可能となる。
また、第1の方向は、水平方向または垂直方向のいずれか一方であれば、どちらの方向であってもよい。ただし、第1の方向が水平方向の場合、第2の方向は垂直方向である。また、第1の方向が垂直方向の場合、第2の方向は水平方向である。上述のように、第1の方向と第2の方向は、異なる方向となる。
また、基地局10Aと基地局10Bの各々が有する役割は、逆であってもよい。例えば、基地局10Aが基地局10Bに協力する基地局としての役割を有し、基地局10Bがパケットを生成する役割を有してもよい。
また、基地局10は、移動局20と任意の通信方式で接続され、通信を行う。例えば、基地局10は、外部ネットワークと接続されることで、移動局20と通信を行う。なお、基地局10の通信方式は特に限定されない。例えば、基地局10は、移動局20と無線通信によって接続される。
<2−1−2.基地局の構成例>
(1)水平偏波アンテナ110
水平偏波アンテナ110は、電界が水平方向に振動する無線信号を受信する機能、及び無線信号を水平方向に振動させて送信する機能を有する。本実施形態における水平偏波アンテナ110は、例えば、分配器140から入力されたRF信号を水平方向に振動させて送信する。なお、基地局10の構成は、水平偏波アンテナ110が光受信器160からRF信号を入力される構成であってもよい。
(2)垂直偏波アンテナ120
垂直偏波アンテナ120は、電界が垂直方向に振動する無線信号を受信する機能、及び無線信号を垂直方向に振動させて送信する機能を有する。本実施形態における垂直偏波アンテナ120は、例えば、光受信器160から入力されたRF信号を垂直方向に振動させて送信する。なお、基地局10の構成は、垂直偏波アンテナ120が分配器140からRF信号を入力される構成であってもよい。
(3)無線信号処理装置130
無線信号処理装置130は、パケットを生成する機能を有する。例えば、無線信号処理装置130は、基地局10が移動局20へ送信するためのパケットを生成する。そして、無線信号処理装置130は、生成したパケットに基づくRF信号を分配器140へ出力する。
(4)分配器140
分配器140は、信号を分配する機能を有する。例えば、分配器140は、無線信号処理装置130から入力されたRF信号を2つに分配する。そして、分配器140は、分配したRF信号の一方を水平偏波アンテナ110へ、もう一方のRF信号を光送信器150へ出力する。なお、基地局10は、分配器140がRF信号を水平偏波アンテナ110ではなく垂直偏波アンテナ120へ出力する構成であってもよい。
(5)光送信器150
光送信器150は、入力された信号を光信号に変換し、他の機器へ送信する機能を有する。例えば、光送信器150は、分配器140から入力されたRF信号を光信号に変換する。そして、光送信器150は、当該光信号を他の基地局10の光受信器160に光ファイバ30Aを介して送信する。
(6)光受信器160
光受信器160は、受信した光信号を変換する機能を有する。例えば、光受信器160は、他の基地局10の光送信器150から受信した光信号をRF信号に変換する。そして、光受信器160は、RF信号を水平偏波アンテナ110へ出力する。なお、基地局10は、光受信器160がRF信号を垂直偏波アンテナ120ではなく水平偏波アンテナ110へ出力する構成であってもよい。
以上、図2を参照しながら、本発明の実施形態に係る基地局の機能、及び構成例について説明した。続いて、本発明の実施形態に係る移動局について説明する。
<2−2.移動局の機能構成例>
以下では、図3、4を参照しながら、移動局20の機能、及び構成例について説明する。図3は、本発明の実施形態に係る無線通信装置の1つである移動局20の構成例を示すブロック図である。図3に示すように、本実施形態に係る移動局20は、水平偏波アンテナ210、垂直偏波アンテナ220、分配器230、検波器240、制御部250を備える。
<2−1−1.移動局の機能例>
移動局20は、基地局10と通信を行う無線通信装置である。図1に示す無線通信システムでは、移動局20が2つの基地局10とパケットの送受信を行う。移動局20は、複数のアンテナとして、水平偏波アンテナ210(第1の通信部)と垂直偏波アンテナ220(第2の通信部)を備えている。
移動局20の水平偏波アンテナ210は、基地局10から送信される水平方向に振動するRF信号(第1の信号)を受信する。また、移動局20の垂直偏波アンテナ220は、水平偏波アンテナ210が受信するRF信号と偏波の方向が異なる垂直方向に振動するRF信号(第2の信号)を受信する。例えば、移動局20の水平偏波アンテナ210は、基地局10Aの水平偏波アンテナ110から水平偏波で送信されたRF信号を受信する。また、移動局20の垂直偏波アンテナ220は、基地局10Aの垂直偏波アンテナ120から垂直偏波で送信されたRF信号を受信する。
また、移動局20は、基地局10から受信したRF信号に基づき、アンテナ選択処理を行う機能を有する。例えば、移動局20は、水平偏波で受信したRF信号の検波電圧値を取得する検波器240Aと、垂直偏波で受信したRF信号の検波電圧値を取得する検波器240Bを備え、取得した各々の検波電圧値に基づきアンテナを選択する。アンテナを選択することは、すなわち、移動局20が水平偏波で受信したRF信号と垂直偏波で受信したRF信号のいずれかを選択することである。そして、移動局20は、選択したRF信号に対して、復調、及び復号等の処理を行う。
なお、水平偏波で受信したRF信号(第1の信号)の検波電圧値は、水平偏波で受信したRF信号に関する第1の値の一例である。また、検波電圧値(第1の値)を取得する検波器240Aは、検波電圧値を取得する第1の取得部の一例である。また、垂直偏波で受信したRF信号(第2の信号)の検波電圧値は、垂直偏波で受信したRF信号に関する第2の値の一例である。また、検波電圧値(第2の値)を取得する検波器240Bは、検波電圧値を取得する第2の取得部の一例である。
なお、第1の取得部が取得する第1の値、及び第2の取得部が取得する第2の値は、検波電圧値に限定されない。例えば、第1の取得部、及び第2の取得部は、検波電圧値ではなく相互相関値を取得してもよい。そして、移動局20は、当該相互相関値に基づき、アンテナの選択処理を行ってもよい。
<2−2−2.移動局の構成例>
(1)水平偏波アンテナ210
水平偏波アンテナ210は、電界が水平方向に振動する無線信号を受信する機能、及びRF信号の電界を水平方向に振動させて送信する機能を有する。本実施形態における水平偏波アンテナ210は、例えば、基地局10から送信された水平方向に振動するRF信号を受信する。そして、水平偏波アンテナ210は、受信したRF信号を分配器230Aに出力する。
(2)垂直偏波アンテナ220
垂直偏波アンテナ220は、電界が垂直方向に振動する無線信号を受信する機能、及びRF信号の電界を垂直方向に振動させて送信する機能を有する。本実施形態における垂直偏波アンテナ220は、例えば、基地局10から送信された垂直方向に振動するRF無線信号を受信する。そして、垂直偏波アンテナ220は、受信したRF信号を分配器230Bに出力する。
(3)分配器230
分配器230は、信号を分配する機能を有する。本実施形態における分配器230は、分配器230Aと分配器230Bの2つの分配器を備え、各々の分配器で異なる方向に振動する信号を分配する。
例えば、分配器230Aは、水平偏波アンテナ210で受信したRF信号を分配する。より具体的に、分配器230Aは、水平偏波アンテナ210から入力されたRF信号を2つに分配する。そして、分配器230Aは、分配したRF信号の一方を検波器240Aに出力し、もう一方のRF信号を制御部250に出力する。
また、分配器230Bは、垂直偏波アンテナ220で受信したRF信号を分配する。より具体的に、分配器230Bは、垂直偏波アンテナ220から入力されたRF信号を2つに分配する。そして、分配器230Bは、分配したRF信号の一方を検波器240Bに出力し、もう一方のRF信号を制御部250に出力する。
(4)検波器240
検波器240は、信号の検波電圧を算出する機能を有する。本実施形態における検波器240は、検波器240Aと検波器240Bの2つの検波器を備え、各々の検波器で異なる方向に振動する信号の検波電圧値を算出する。
例えば、検波器240Aは、水平偏波アンテナ210で受信したRF信号の検波電圧値Vを算出する。より具体的に、検波器240Aは、分配器230Aから入力されたRF信号の検波電圧値Vを算出する。そして、検波器240Aは、算出した検波電圧値Vを制御部250に出力する。
また、検波器240Bは、垂直偏波アンテナ220で受信したRF信号の検波電圧値Vを算出する。より具体的に、検波器240Bは、分配器230Bから入力されたRF信号の検波電圧値Vを算出する。そして、検波器240Bは、算出した検波電圧値Vを制御部250に出力する。
(5)制御部250
制御部250は、信号処理を制御する機能を有する。例えば、制御部250は、検波器240から受信した検波電圧値に基づき、アンテナの選択判定を行う。そして、制御部250は、判定結果に基づき、分配器230から入力された水平偏波アンテナ210で受信したRF信号または垂直偏波アンテナ220で受信したRF信号を選択し、選択したRF信号に対して復調や復号等の処理を行う。
上述の機能を実現するために、制御部250は、判定部252、無線信号処理装置254を備える。
(判定部252)
判定部252は、アンテナを選択するための判定を行う機能を有する。例えば、判定部252は、複数の検波器240から入力された複数の検波電圧値に基づき、アンテナの選択判定処理を行う。より具体的に、判定部252は、検波器240Aから入力された水平偏波アンテナ210で受信したRF信号の検波電圧値Vと、検波器240Bから入力された垂直偏波アンテナ220で受信したRF信号の検波電圧値Vを比較し、検波電圧値が大きい方の信号を受信したアンテナを選択する。判定処理後、判定部252は、分配器230から入力された水平偏波アンテナ210で受信したRF信号、及び垂直偏波アンテナ220で受信したRF信号の内、選択したアンテナに対応するRF信号を無線信号処理装置254へ出力する。
ここで、図4を参照しながら、検波電圧値に基づくアンテナの選択処理の詳細について説明する。図4は、本発明の実施形態に係る検波電圧値の例を示す説明図である。図4に示すグラフは、検波器240が算出した検波電圧値の時間変化を示している。また、グラフの縦軸は、検波電圧値を、横軸は時間を示している。
上述したように、判定部252は水平偏波アンテナ210で受信したRF信号と垂直偏波アンテナ220で受信したRF信号の内、各々のRF信号の検波電圧値を比較し、検波電圧値が大きい方のRF信号に対応するアンテナを選択する。例えば、時刻T〜Tでは、検波電圧値Vの方が大きいため、水平偏波アンテナ210が選択される。また、時刻T〜Tでは、検波電圧値Vの方が大きいため、垂直偏波アンテナ220が選択される。また、時刻T〜Tでは、検波電圧値Vの方が大きいため、水平偏波アンテナ210が選択される。また、時刻T〜Tでは、検波電圧値Vの方が大きいため、垂直偏波アンテナ220が選択される。また、時刻T〜Tでは、検波電圧値Vの方が大きいため、水平偏波アンテナ210が選択される。
移動局20の水平偏波アンテナ210と垂直偏波アンテナ220の各々で受信されたRF信号は、フェージングの影響によりアンテナ毎の受信信号電力が時間変化するため、図4に示すように検波電圧値も時間変化する。そこで、移動局20は、上述した判定部252の判定結果に基づき、検波電圧値が大きいRF信号を選択し続けることで、ダイバーシチ利得による受信信号の信号対雑音電力比(SNR:Signal to Noize power Ratio)の改善を容易にできる。
(無線信号処理装置254)
無線信号処理装置254は、信号に対する処理を行う機能を有する。例えば、無線信号処理装置254は、RF信号に復調処理、及び復号処理を行う。より具体的に、無線信号処理装置254は、判定部252から入力される水平偏波アンテナ210で受信したRF信号、または垂直偏波アンテナ220で受信したRF信号のいずれか一方に対して、復調処理、及び復号処理を行う。
以上、図3、4を参照しながら、本発明の実施形態に係る移動局の機能、及び構成例について説明した。続いて、本発明の実施形態に係る光ファイバについて説明する。
<2−3.光ファイバの機能構成例>
光ファイバ30は、複数の基地局間でパケット信号を共有するための機能を有する。例えば、光ファイバ30は、基地局10Aと基地局10Bを互いに接続し、基地局10Aと基地局10B間におけるパケットの送受信を可能とする。より具体的に、基地局10Aと基地局10Bは、図1に示すように光ファイバ30Aと光ファイバ30Bにより互いに接続される。光ファイバ30Aは、基地局10Aから基地局10Bに光信号を送信するための光ファイバであり、基地局10Aで生成されたパケットが変換された光信号を基地局10Bに送信する。また、光ファイバ30Bは、基地局10Bから基地局10Aに光信号を送信するための光ファイバであり、基地局10Bで生成されたパケットが変換された光信号を基地局10Aに送信する。
以上、本発明の実施形態に係る光ファイバの構成例について説明した。
以上、図1〜4を参照しながら、本発明の実施形態に係る無線通信システムの構成例について説明した。続いて、本発明の実施形態に係る無線通信システムの動作例について説明する。
<<3.動作例>>
以下では、図5〜7を参照しながら、本発明の実施形態に係る無線通信システムの動作例について説明する。図5は、本発明の実施形態に係る無線通信システムの動作例を示すシーケンス図である。
図5に示すように、まず、基地局10Aは、基地局10B、及び移動局20に信号を送信する準備を行う(ステップS1000)。信号送信準備終了後、基地局10Aは、水平偏波アンテナ110AからRF信号を移動局20に送信する(ステップS1004)。また、基地局10Aは、光ファイバ30Aを介して光信号を基地局10Bに送信する(ステップS1008)。基地局10Aから光信号を受信した基地局10Bは、当該光信号をRF信号に変換する(ステップS1012)。変換処理後、基地局10Bは、垂直偏波アンテナ120Bから当該RF信号を移動局20に送信する(ステップS1016)。そして、移動局20は、ステップS1004にて基地局10Aから水平偏波で受信したRF信号と、ステップS1016にて基地局10Bから垂直偏波で受信したRF信号に基づき、アンテナを選択する処理を行う(ステップS1020)。
ここで、図6を参照しながら、ステップS1000における、信号送信準備処理の詳細について説明する。図6は、本発明の実施形態に係る信号送信準備処理の例を示すフローチャートである。図6に示すように、まず、基地局10Aは、無線信号処理装置130Aで無線パケットを生成する(ステップS2000)。次に、基地局10Aは、当該無線パケットに基づくRF信号を分配器140Aで分配する(ステップS2004)。そして、基地局10Aは、分配した一方のRF信号を水平偏波アンテナ110Aに出力し(ステップS2008)、もう一方のRF信号を光送信器150Aに出力する(ステップS2012)。
また、図7を参照しながら、ステップS1020における、アンテナの選択処理の詳細について説明する。図7は、本発明の実施形態に係るアンテナの選択処理の例を示すフローチャートである。まず、移動局20は、基地局10Aから受信した水平偏波アンテナ210で受信したRF信号の検波電圧値Vと、基地局20Bから受信した垂直偏波アンテナ220で受信したRF信号の検波電圧値Vを算出する。なお、検波電圧値Vを算出するステップS3000、及び3004の処理と、検波電圧値Vを算出するステップS3008、及び3012の処理は並列処理が可能である。
1つ目の並列処理として、まず、移動局20は、図5のステップS1004にて基地局10Aから受信した水平偏波アンテナ210で受信したRF信号を分配器230Aで分配する(ステップS3000)。そして、移動局20は、分配された一方の水平偏波アンテナ210で受信したRF信号の検波電圧値Vを、検波器240Aで算出する(ステップS3004)。
2つ目の並列処理として、まず、移動局20は、図5のステップS1016にて基地局10Bから受信した垂直偏波アンテナ220で受信したRF信号を分配器230Bで分配する(ステップS3008)。そして、移動局20は、分配された一方の垂直偏波アンテナ220で受信したRF信号の検波電圧値Vを、検波器240Bで算出する(ステップS3012)。
並列処理終了後、移動局20の判定部252は、検波電圧値Vが検波電圧値Vより大きいか否かを確認する(ステップS3016)。検波電圧値Vの方が大きい場合(ステップS3016/YES)、判定部252は、水平偏波アンテナ210を選択する(ステップS3020)。また、検波電圧値Vの方が小さい場合(ステップS3016/NO)、判定部252は、垂直偏波アンテナ220を選択する(ステップ3024)。アンテナ選択後、判定部252は、選択したアンテナで受信したRF信号を無線信号処理装置254に出力する。そして、無線信号処理装置254は、当該RF信号に基づき信号処理を行う(ステップS3028)。
以上、図5〜7を参照しながら、本発明の実施形態に係る無線通信システムの動作例について説明した。
以上、図1〜7を参照しながら、本発明の実施形態について説明した。続いて、本発明の実施形態に係る変形例について説明する。
<<4.変形例>>
以下では、本発明の実施形態の幾つかの変形例を説明する。なお、以下に説明する各変形例は、単独で本発明の実施形態に適用されてもよいし、組み合わせで本発明の実施形態に適用されてもよい。また、各変形例は、本発明の実施形態で説明した構成に代えて適用されてもよいし、本発明の実施形態で説明した構成に対して追加的に適用されてもよい。
上述の実施形態では、無線通信装置は、SISO(Single Input and Single Output)伝送を行うことを前提に説明した。しかし、本実施形態の変形例として、無線通信装置は、複数の第1の通信部、及び複数の第2の通信部を備え、同一周波数において無線パケットを重ね合わせて送受信するMIMO(Multiple Input and Multiple Output)伝送を行ってもよい。例えば、基地局10は、N本の水平偏波アンテナとN本の垂直偏波アンテナを備えることで、N個のパケットを送信する。また、移動局20は、N本の水平偏波アンテナとN本の垂直偏波アンテナを備えることで、各々のアンテナでN個のパケットを受信する。そして、移動局20は、N個の検波電圧値VとN個の検波電圧値Vに対し、VとVそれぞれの平均値、もしくは中央値等の統計値を計算し、当該統計値の比較に基づいてアンテナの選択判定処理を行う。
上述のように、移動局20は、複数の検波電圧値VとVに基づきアンテナの選択処理を行うことで、1つの検波電圧値VとVに基づきアンテナの選択処理を行う場合と比べ、より精度よくアンテナを選択することができる。
以上、本発明の実施形態に係る変形例について説明した。続いて、本発明の実施形態に係る無線通信装置のハードウェア構成について説明する。
<<5.ハードウェア構成>>
最後に、図8を参照しながら、本発明の実施形態に係る無線通信装置のハードウェア構成について説明する。図8は、本発明の実施形態に係る無線通信装置のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。なお、図8に示す無線通信装置900は、例えば、図2及び図3にそれぞれ示した基地局10または移動局20を実現し得る。本発明の実施形態に係る基地局10または移動局20による無線通信処理は、ソフトウェアと、以下に説明するハードウェアとの協働により実現される。
図8に示すように、無線通信装置900は、CPU(Central Processing Unit)901と、ROM(Read Only Memory)903と、RAM(Random Access Memory)905を備える。また、無線通信装置900は、ストレージ装置907と、ネットワークインタフェース909とを備える。
CPU901は、演算処理装置および制御装置として機能し、各種プログラムに従って無線通信装置900内の動作全般を制御する。また、CPU901は、マイクロプロセッサであってもよい。ROM903は、CPU901が使用するプログラムや演算パラメータ等を記憶する。RAM905は、CPU901の実行において使用するプログラムや、その実行において適宜変化するパラメータ等を一時記憶する。これらはCPUバスなどから構成されるホストバスにより相互に接続されている。CPU901、ROM903およびRAM905は、例えば、図2を参照して説明した無線信号処理装置130の機能を実現し得る。また、CPU901、ROM903およびRAM905は、図3を参照して説明した制御部250の機能を実現し得る。
ストレージ装置907は、データ格納用の装置である。ストレージ装置907は、記憶媒体、記憶媒体にデータを記録する記録装置、記憶媒体からデータを読み出す読出し装置および記憶媒体に記録されたデータを削除する削除装置などを含んでもよい。ストレージ装置907は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)またはSSD(Solid Strage Drive)、あるいは同等の機能を有するメモリ等で構成される。このストレージ装置907は、ストレージを駆動し、CPU901が実行するプログラムや各種データを格納する。
ネットワークインタフェース909は、例えば、ネットワークに接続するための通信デバイス等で構成された通信インタフェースである。かかる通信インタフェースは、例えば、Bluetooth(登録商標)またはZigBee(登録商標)等の近距離無線通信インタフェースや、無線LAN(Local Area Network)、Wi−Fi(登録商標)、または携帯通信網(LTE、3G)等の通信インタフェースである。また、ネットワークインタフェース909は、有線による通信を行う有線通信装置であってもよい。ネットワークインタフェース909は、例えば、図2を参照して説明した水平偏波アンテナ110、垂直偏波アンテナ120、光送信器150、及び光受信器160の機能を実現し得る。また、ネットワークインタフェース909は、例えば、図3を参照して説明した水平偏波アンテナ210、及び垂直偏波アンテナ220の機能を実現し得る。
以上、図8を参照しながら、無線通信装置のハードウェア構成例について説明した。
<<6.むすび>>
以上説明したように、本発明の実施形態に係る無線通信装置では、基地局10Aは、水平偏波アンテナ(第1の通信部)で水平偏波のRF信号を移動局20に送信する。また、基地局10Aは、光送信器(送信部)からRF信号を基地局10Bの光受信器(受信部)に光ファイバ30Aを介して送信する。そして、基地局10Bは、垂直偏波アンテナ(第2の通信部)から垂直偏波のRF信号を移動局20に送信する。
上述のように、基地局10は、2つの基地局の各々から電界の振動方向が異なり、互いに直交するRF信号を移動局20に送信することができる。その結果、移動局20は、受信した2つのRF信号に基づき、より受信電力の高いRF信号を受信するアンテナを選択することができる。また、基地局10に遅延回路を、移動局20に等化器を用意する必要もなく、デジタル信号処理が複雑になることもない。
よって、信号の受信品質が高いアンテナをより効率よく選択することが可能な、新規かつ改良された無線通信装置、及び無線通信システムを提供することが可能である。
<<7.補足>>
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について詳細に説明したが、本発明はかかる例に限定されない。本発明の属する技術の分野における通常の知識を有する者であれば、特許請求の範囲に記載された技術的思想の範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、これらについても、当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
なお、本明細書の無線通信システムの処理における各ステップは、必ずしもフローチャートとして記載された順序に沿って時系列に処理する必要はない。例えば、無線通信システムの処理における各ステップは、フローチャートとして記載した順序と異なる順序で処理されても、並列的に処理されてもよい。また、追加的な処理ステップが採用されてもよく、一部の処理ステップが省略されてもよい。
10 基地局
20 移動局
30 光ファイバ
110 水平偏波アンテナ
120 垂直偏波アンテナ
130 無線信号処理装置
140 分配器
150 光送信器
160 光受信器
210 水平偏波アンテナ
220 垂直偏波アンテナ
230 分配器
240 検波器
250 制御部
252 判定部
254 無線信号処理装置

Claims (9)

  1. 高周波信号の電界を第1の方向に振動させた第1の信号として他の無線通信装置へ送信する第1の通信部と、
    前記高周波信号を他の無線通信装置へ光ファイバを介して送信する送信部と、
    前記光ファイバを介して前記他の無線通信装置から高周波信号を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した前記高周波信号の電界を前記第1の方向と偏波の方向が異なる第2の方向に振動させた第2の信号として他の無線通信装置へ送信する第2の通信部と、
    を備える、無線通信装置。
  2. 前記第1の信号の偏波の方向と、前記第2の信号の偏波の方向は互いに直交する、請求項1に記載の無線通信装置。
  3. 前記第1の方向は水平方向または垂直方向のいずれか一方であり、前記第2の方向は前記水平方向または前記垂直方向のうち前記第1の方向とは異なる方向である、請求項2に記載の無線通信装置。
  4. 前記無線通信装置は、複数の前記第1の通信部、及び複数の前記第2の通信部を備える、請求項1に記載の無線通信装置。
  5. 第1の方向に振動する第1の信号を受信する第1の通信部と、
    前記第1の方向と偏波の方向が異なる第2の方向に振動する第2の信号を受信する第2の通信部と、
    前記第1の信号に関する第1の値を取得する第1の取得部と、
    前記第2の信号に関する第2の値を取得する第2の取得部と、
    前記第1の値、及び前記第2の値に基づき、前記第1の信号、または前記第2の信号のいずれかを選択して復調、及び復号を行う制御部と、
    を備える、無線通信装置。
  6. 前記制御部は、前記第1の信号の前記第1の値と前記第2の信号の前記第2の値を比較し、値が大きい方の信号を選択する、請求項5に記載の無線通信装置。
  7. 前記第1の取得部は、第1の値として検波電圧値を取得し、前記第2の取得部は、前記第2の値として検波電圧値を取得する、請求項5または6に記載の無線通信装置。
  8. 前記無線通信装置は、複数の前記第1の通信部、及び複数の前記第2の通信部を備える、請求項5に記載の無線通信装置。
  9. 第1の方向に振動する高周波信号を第1の信号として他の無線通信装置へ送信する第1の無線通信装置と、
    第1の方向とは異なる第2の方向に振動する高周波信号を第2の信号として前記他の無線通信装置へ送信する第2の無線通信装置と、
    前記第1の無線通信装置から前記第1の信号を、前記第2の無線通信装置から前記第2の信号を受信し、前記第1の信号と前記第2の信号の各々の検波電圧値を取得し、当該検波電圧値に基づき、前記第1の信号、または前記第2の信号のいずれかを選択して復調、及び復号を行う第3の無線通信装置と、
    を有する、無線通信システム。
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