JP2019131425A - オゾン発生器 - Google Patents

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Abstract

【課題】オゾン発生器では、高電流が給電部材に流れると破損するおそれがあり、耐久性の高い給電部材が求められている。【解決手段】オゾン発生器は、金属電極と、誘電体部と、導電膜と、給電部材と、を備える。誘電体部は、管状であって、前記金属電極との間に原料ガスが供給される放電ギャップを空けて配置されている。導電膜は、前記誘電体部の内面に設けられている。給電部材は、複数の金属線材が編み込まれた網目状であって前記導電膜と接する接触部材を有し、前記導電膜と電気的に接続されている。【選択図】図3

Description

実施形態は、オゾン発生器に関する。
オゾンを発生させるオゾン発生器が知られている。例えば、オゾン発生器は、誘電体を介して対向した電極間に電圧を印加して、電極間の放電ギャップに無声放電を発生させる。これにより、オゾン発生器は、放電ギャップ間に供給された酸素等を含む原料ガスからオゾンを発生させる。このようなオゾン発生器は、外部の電源からの高電圧を一方の電極に印加する給電部材を有する。
特開2011−37689号公報 国際公開第2015/122132号 特開2013−184874号公報 特開平11−199208号公報 特開2004−59365号公報 特開2009−34674号公報
しかしながら、上述のオゾン発生器では、高電流が給電部材に流れると破損するおそれがあり、耐久性の高い給電部材が求められている。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、実施形態のオゾン発生器は、金属電極と、誘電体部と、導電膜と、給電部材と、を備える。誘電体部は、管状であって、前記金属電極との間に原料ガスが供給される放電ギャップを空けて配置されている。導電膜は、前記誘電体部の内面に設けられている。給電部材は、複数の金属線材が編み込まれた網目状であって前記導電膜と接する接触部材を有し、前記導電膜と電気的に接続されている。
図1は、第1実施形態にかかるオゾン発生器の全体構成を示す断面図である。 図2は、第1実施形態の誘電体電極の近傍の拡大断面図である。 図3は、第1実施形態の給電部材の側面図である。 図4は、IV−IV線に沿った給電部材の断面図である。 図5は、給電部材の弾性部材の全体斜視図である。 図6は、弾性部材の側面図である。 図7は、給電部材の接触部材の側面図である。 図8は、第2実施形態の給電部材の断面図である。 図9は、第3実施形態の給電部材の断面図である。
以下の例示的な実施形態や変形例には、同様の構成要素が含まれている。よって、以下では、同様の構成要素には共通の符号が付されるとともに、重複する説明が部分的に省略される。実施形態や変形例に含まれる部分は、他の実施形態や変形例の対応する部分と置き換えて構成されることができる。また、実施形態や変形例に含まれる部分の構成や位置等は、特に言及しない限りは、他の実施形態や変形例と同様である。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態にかかるオゾン発生器10の全体構成を示す断面図である。図2は、第1実施形態の誘電体電極24の近傍の拡大断面図である。図1に矢印で示すX軸、Y軸、Z軸で示されるそれぞれの方向を、X方向、Y方向、Z方向とする。図1及び図2に示すように、オゾン発生器10は、装置本体12と、高圧電源14と、冷却水供給部16とを備えている。
装置本体12は、気密容器20と、一対の端板21a、21bと、複数の金属電極22と、複数の誘電体電極24と、ヒューズ40と、スペーサ42とを備える。
気密容器20は、Y方向に沿った中心軸を有する中空の管状に形成されている。気密容器20は、一対の端板21a、21b、複数の金属電極22、複数の誘電体電極24、ヒューズ40、及び、スペーサ42を収容して保持する。気密容器20の外周部には、ガス入口27、ガス出口28、冷却水入口30及び冷却水出口32が接続されている。ガス入口27は、外部から供給される酸素を含む原料ガスを気密容器20内に導入する。ガス出口28は、未反応の原料ガス及びオゾン(O)を外部へ排出する。冷却水入口30は、気密容器20の下部に設けられている。冷却水入口30は、外部から供給された冷却水供給部16を金属電極22の外周部へ導入する。冷却水出口32は、気密容器20の上部に設けられている。冷却水出口32は、金属電極22の外周部を流れた冷却水を外部へ排出する。
一対の端板21a、21bは、ステンレス等の導電性の材料を含む。端板21a、21bは、円板状に形成されている。端板21a、21bの外周部は気密容器20に固定されている。端板21bは、端板21aと対向して、かつ、端板21aとほぼ平行になるように配置されている。端板21a、21bは、気密容器20を介して、接地電位と接続されている。端板21a、21bには、複数の円形状の穴26a、26bが形成されている。穴26a、26bは、金属電極22の端部とほぼ同じ形状である。複数の穴26a、26bは、ほぼ等間隔で配置されている。
金属電極22は、端板21a、21bと同じ材料であって、ステンレス等の導電性の材料を含み、導電性を有する。複数の金属電極22は、気密容器20の内部に設けられている。複数の金属電極22は、それぞれの長手方向(即ち、中心軸方向)がY方向に沿った平行な状態で、かつ、X方向及びZ方向にほぼ均等な間隔で配列されている。金属電極22は、気密容器20の中心軸と平行なY方向に沿った中心軸を有する管状に形成されている。金属電極22の一端は、一方の端板21aの円形状の穴26aと連結されている。金属電極22の他端は、他方の端板21bの円形状の穴26bと連結されている。金属電極22の端部は、例えば、端板21a、21bと溶接によって連結されている。これにより、金属電極22の両端部は、塞がれることなく一対の端板21a、21bに保持され、端板21a、21bと電気的に接続される。金属電極22は、端板21a、21bを介して、接地電位と接続されている。複数の金属電極22のうち、最も外周に設けられた金属電極22は、気密容器20の内周面との間に冷却水の水路46を形成する。水路46は、気密容器20の冷却水入口30及び冷却水出口32と繋がっている。水路46は、最も外周に設けられた金属電極22以外の中央部の金属電極22の外周部にも形成されている。
各誘電体電極24は、気密容器20内であって、いずれかの金属電極22の内部に金属電極22と同軸になるように配置されている。誘電体電極24は、誘電体部34と、導電膜36と、給電部材38とを有する。
誘電体部34は、石英ガラス、ホウケイ酸ガラス、高ケイ酸ガラス、アルミノケイ酸ガラス、セラミックス等の誘電体材料を含み、電気的に絶縁性である。誘電体部34は、管状に形成されている。誘電体部34の端板21a側の端部は、開口している。誘電体部34の端板21b側の端部は、閉口している。誘電体部34は、いずれかの金属電極22の内部に設けられている。誘電体部34は、金属電極22との間に原料ガスが供給される放電ギャップ44を空けて配置されている。誘電体部34の中心軸が気密容器20及び金属電極22の中心軸とほぼ平行になるように、かつ、誘電体部34の外周面が金属電極22の内周面と対向するように設けられている。誘電体部34の開口側の端部は、端板21aよりも外側に突出している。
導電膜36は、ステンレス、ニッケル、カーボンあるいはアルミニウム等の導電性の材料を含み、導電性を有する。導電膜36は、導電性の材料をスパッタリング、溶射、蒸着、無電解メッキ、電解メッキ、塗料塗布等により誘電体部34の内面に設けられている。従って、導電膜36は、誘電体部34の内面とほぼ同形の管状に形成される。
給電部材38は、ステンレス等の導電性の材料を含み、導電性及び耐オゾン性を有する。給電部材38は、誘電体部34の開口部の近傍の内側に設けられている。給電部材38は、導電膜36及びヒューズ40と電気的に接続されている。これにより、給電部材38は、ヒューズ40を介して印加される高圧電源14の交流電圧を導電膜36に印加する。
ヒューズ40は、中心軸が誘電体部34の中心軸とほぼ一致するように配置されている。ヒューズ40の一端は、高圧碍子14a及びリード線14bを介して、高圧電源14と電気的に接続されている。ヒューズ40の他端は、給電部材38と電気的に接続されている。ヒューズ40は、誘電体部34が絶縁破壊によって破損した場合に、導電膜36に対して流れる過電流を遮断し、破損した誘電体電極24を他の誘電体電極24から切り離すことによって、オゾン発生器10の運転を継続する。
スペーサ42は、金属電極22と誘電体電極24との間に配置されている。スペーサ42は、金属電極22と導電膜36との間の放電ギャップ44を所定間隔に維持する。尚、スペーサ42は、金属電極22と一体化された突起であってもよい。
高圧電源14は、リード線14b及びヒューズ40を介して、給電部材38に接続されている。高圧電源14は、ヒューズ40及び給電部材38を介して、高周波かつ高電圧の交流電圧を導電膜36に印加する。
冷却水供給部16は、例えば、チラー、ポンプである。冷却水供給部16は、気密容器20の冷却水入口30と接続され、冷却水入口30から気密容器20の内部の水路46へ冷却水を供給する。
次に、給電部材38について説明する。図3は、第1実施形態の給電部材38の側面図である。図4は、IV−IV線に沿った給電部材38の断面図である。図5は、給電部材38の弾性部材50の全体斜視図である。図6は、弾性部材50の側面図である。図7は、給電部材38の接触部材52の側面図である。図3では、接触部材52の一部を省略している。図7の接触部材52の外側の円内は、接触部材52の内側の円内の拡大図である。
図3及び図4に示すように、給電部材38は、弾性部材50と、接触部材52とを有する。
図3から図6に示すように、弾性部材50は、管状に形成されている。弾性部材50は、誘電体部34と同軸になるように、誘電体部34の内側に配置されている。弾性部材50は、ステンレス等の導電性の材料を含み、導電性及び耐オゾン性を有する。弾性部材50の一端は、ヒューズ40に接続される。弾性部材50の中央部には、弾性変形可能な弾性部54が形成されている。弾性部54は、中央部が両端部に比べて大径の管状に形成されている。弾性部54は、誘電体部34の径方向に弾性変形可能に構成されている。弾性部54には、弾性部材50の中心軸方向に長い複数の開口部54aが形成されている。これにより、弾性部54は、より容易に弾性変形して、外周部に設けられた接触部材52を導電膜36へと押圧する。
図3、図4及び図7に示すように、接触部材52は、長手方向の両端が開口した管状に形成されている。接触部材52は、弾性部材50の外周面に設けられ、弾性部材50の外周面のほぼ全面を覆う。接触部材52は、ステンレス等の導電性の材料を含み、導電性及び耐オゾン性を有する。接触部材52は、複数の金属線材56を有する。複数の金属線材56は、ほぼ等間隔で配置された複数の経糸と複数の緯糸とを含み、メリヤス編み等によって編み込まれている。これにより、接触部材52は、弾性部材50の周方向及び長手方向に複数の金属線材56がほぼ均等に配置され、複数の開口がほぼ等間隔で二方向に配列された網目状となる。各金属線材56は、複数(例えば、2本)の金属細線58を有する。複数の金属細線58は、撚られている。金属細線58の線径は、80μm以上である。接触部材52は、弾性部材50の弾性力によって径方向の外側に押圧されることによって、導電膜36と接触して電気的に接続される。これにより、接触部材52は、導電膜36と弾性部材50とを電気的に接続する。
続いて、オゾン発生器10の動作について説明する。オゾン発生器10では、冷却水入口30から供給された冷却水が金属電極22の外側の水路46を流れつつ、金属電極22を冷却している状態で、ガス入口27から原料ガスが供給される。この状態で、高圧電源14が、ヒューズ40、給電部材38の弾性部材50及び接触部材52を介して、導電膜36と金属電極22との間に交流電圧を供給する。これにより、導電膜36と金属電極22との間の放電ギャップ44に高電圧が印加され、放電ギャップ44に生じた無声放電によって原料ガス中の酸素からオゾンが生成される。生成されたオゾンは、ガス出口28から排出される。
上述したように、第1実施形態のオゾン発生器10は、複数の金属線材56が編み込まれた網目状に構成された接触部材52を有する給電部材38を備えている。これにより、オゾン発生器10は、接触部材をブラシまたはステンレスウール及びメタルウール等によって構成した場合に比べて、給電部材38の機械的強度を向上させて耐久性を高めることができる。従って、オゾン発生器10は、高電圧が印加される給電部材38の接触部材52の破損を低減できる。
オゾン発生器10は、金属線材56が周方向及び長手方向にほぼ均等に配置された網状に構成された接触部材52を備える。これにより、オゾン発生器10は、接触部材52の機械的な強度及び接触部材52と導電膜36との電気的な接触抵抗を、周方向及び長手方向において均等にすることができる。この結果、オゾン発生器10は、接触部材52に機械的または電気的な負荷が局所的に作用することを低減して、接触部材52の破損をより低減できる。
オゾン発生器10は、80μm以上の金属細線58が撚られた金属線材56を有する接触部材52を備える。ここで、本願の発明者は、50μm以下の金属細線による接触部材と、80μm以上の金属細線58の接触部材52とに同じ高電圧を印加した場合の破損状況を実験して調べた。実験の結果、80μm以上の金属細線58による接触部材52はほとんど破損しなかったが、50μm以下の金属細線による接触部材の多くは熱等によって破損することがわかった。これは金属細線58の直径が大きくなると単位表面積が増加し、金属細線の熱による酸化が抑制されたためである。これにより、実施形態の接触部材52は、高電圧が印加された場合の熱等による破損をより抑制できることがわかる。
オゾン発生器10は、複数の金属細線58が撚られた金属線材56によって構成された接触部材52を有する。これにより、オゾン発生器10は、金属線材56の強度をより向上させて、接触部材52の破損を抑制できる。
オゾン発生器10は、径方向に弾性変形する弾性部材50を有する。これにより、オゾン発生器10は、弾性部材50の周囲に設けられた接触部材52を導電膜36へ弾性力によって押圧することができる。この結果、オゾン発生器10は、接触部材52と導電膜36との接触面積を増加させて、電気的な接触抵抗を低減することができる。
<第2実施形態>
図8は、第2実施形態の給電部材38Aの断面図である。図8に示すように、給電部材38Aは、弾性部材50と、接触部材52Aとを有する。接触部材52Aは、一方(例えば、ヒューズ40側)が開口し、他方が閉口した管状に構成されている。接触部材52Aは、接触部60と、閉口部62とを有する。
接触部60は、第1実施形態の接触部材52とほぼ同様の構成を有する。従って、接触部60は、両端が開口した管状に形成されている。接触部60は、弾性部材50の外周部に設けられる。接触部60は、弾性部材50に押圧されて導電膜36と電気的に接続される。
閉口部62は、管状の接触部材52の他方(即ち、誘電体部34の閉口端側)の開口に連結されている。閉口部62は、接触部材52の他方の開口を覆って閉じる。閉口部62は、接触部材52及び接触部60と同様に、複数の金属細線58が撚られた金属線材56が編み込まれた網目状に構成されている。
上述したように、第2実施形態の接触部材52Aは、接触部60の他方の開口を閉じる閉口部62を有する。これにより、接触部60を弾性部材50の外周部に装着する際に、組立員または組立機械は、接触部60を容易に位置決めすることができる。
<第3実施形態>
図9は、第3実施形態の給電部材38Bの断面図である。図9に示すように、第3実施形態の給電部材38Bは、弾性部材50と、複数の接触部材52Bとを備える。
接触部材52Bは、第1実施形態の接触部材52と同様の構成を有する。複数の接触部材52Bは、弾性部材50の外周部に積層されている。
上述したように、第3実施形態の給電部材38Bは、積層された複数の接触部材52Bを有する。これにより、給電部材38Bは、接触部材52Bの機械的強度をより向上させることができる。また、給電部材38Bは、複数の接触部材52Bのいずれかの一部が破損しても、残りの接触部材52Bによって弾性部材50と導電膜36との電気的接続が切断されることを抑制できる。
上述の実施形態の構成の形状、個数、配置、及び、数値等は適宜変更してよい。各実施形態は、適宜組み合わされてもよい。
例えば、上述の実施形態では、2本の金属細線58を有する金属線材56を例に挙げたが、金属細線58の本数は適宜変更してよい。例えば、金属線材56は、1本または3本以上の金属細線58を有してもよい。
上述の実施形態では、金属細線58の線径を80μm以上としたが、線径は80μm以上に限定されない。例えば、金属細線58は、70μm以上であってもよく、120μm以下であってもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10:オゾン発生器、22:金属電極、24:誘電体電極、34:誘電体部、36:導電膜、38:給電部材、38A:給電部材、38B:給電部材、44:放電ギャップ、50:弾性部材、52:接触部材、52A:接触部材、52B:接触部材、54:弾性部、54a:開口部、56:金属線材、58:金属細線、60:接触部、62:閉口部。

Claims (6)

  1. 金属電極と、
    前記金属電極との間に原料ガスが供給される放電ギャップを空けて配置された管状の誘電体部と、
    前記誘電体部の内面に設けられた導電膜と、
    複数の金属線材が編み込まれた網目状であって前記導電膜と接する接触部材を有し、前記導電膜と電気的に接続される給電部材と、
    を備えるオゾン発生器。
  2. 前記金属線材は、80μm以上の金属細線を有する
    請求項1に記載のオゾン発生器。
  3. 前記金属線材は、撚られた複数の金属細線を有する
    請求項1または請求項2に記載のオゾン発生器。
  4. 前記接触部材は、一方が開口し、他方が閉口した管状に構成されている
    請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のオゾン発生器。
  5. 前記給電部材は、積層された複数の前記接触部材を有する
    請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のオゾン発生器。
  6. 前記給電部材は、前記誘電体部の径方向に弾性変形可能な弾性部材を有し、
    前記接触部材は、前記弾性部材の外周部に設けられている
    請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のオゾン発生器。
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