JP2019129395A - 中継装置、ルータ、通信装置および通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】通信網を経由した温水利用設備の遠隔監視及び/又は遠隔操作のための通信システムにおいて、ユーザのネットワークに影響を及ぼすことなく、通信網を経由して管理装置及び温水利用設備を通信接続するための中継装置と、通信網と中継装置とを通信接続するためのルータとの通信接続を確立する。【解決手段】通信アダプタ40は、温水利用設備10との間で情報を送受信する第1の通信部と、ルータおよび通信網を経由して管理装置20との間で情報を送受信する第2の通信部とを備える。第2の通信部には、ルータとして、通信アダプタ40により専用されるルータ60、および、複数のユーザ端末80間で共用されるルータ90のいずれか一方が選択的に接続される。第2の通信部は、通信アダプタ40の起動後の所定時間内に、ルータ60の存在を示す存在情報を受信したときには、ルータ60とのデータ送受信を開始する。【選択図】図1
Description
本発明は、中継装置、ルータ、通信装置および通信システムに関し、より特定的には、温水利用設備(例えば、給湯器、マルチ給湯システム、浴槽内湯水の追い焚き装置、ろ過装置、又は、温水暖房機器等)の遠隔監視及び/又は遠隔操作のための通信システムに適用される中継装置、ルータ、通信装置および通信システムに関する。
本願出願人は、温水利用設備の一例であるマルチ給湯システム用の遠隔管理システムを、特開2017−62054号公報(特許文献1)に開示している。特許文献1の遠隔管理システムでは、給湯システムの各種情報が、給湯システムと通信接続された通信アダプタを中継装置として、管理センター(サーバ)へ伝送される。
特許文献1では、通信アダプタは、2心通信線を介して給湯システムと通信可能に接続されるとともに、インターネットなどの通信網に接続されたルータと通信ケーブルによって接続される。通信アダプタがルータ及び通信網を介して管理センター(サーバ)と通信可能に接続されることにより、給湯システム及び管理センターの間では、通信網を経由した、双方向の情報伝送が可能となる。
本願出願人は、上記遠隔管理システムの汎用性を高めるために、上記ルータに、通信アダプタが専用するルータ(以下、専用ルータとも称する)、および複数のユーザ端末の間で共用されるルータ(以下、汎用ルータとも称する)のいずれも適用できる構成とすることを検討している。
このような構成では、通信アダプタを、専用ルータおよび汎用ルータのいずれか一方が選択的に接続可能な構成とすることにより、専用ルータ対応の通信アダプタと汎用ルータ対応の通信アダプタとで、通信アダプタの構成を共通化することができる。
その一方で、通信アダプタは、ルータの種類に合った通信を行うためには、接続されているルータが専用ルータであるか、汎用ルータであるかを識別する必要が生じる。これには、例えば、通信アダプタが、ブロードキャストパケットを用いて、専用ルータの存在を問い合わせる手法を用いることができる。
しかしながら、上記の手法では、通信アダプタが汎用ルータに接続されている場合、ブロードキャストパケットが、ユーザのネットワークに接続される全てのユーザ端末に向けて送信されることになり、ユーザ端末の通信に影響を及ぼしてしまうことが懸念される。
この発明はこのような問題点を解決するためになされたものであって、この発明の目的は、通信網を経由した温水利用設備の遠隔監視及び/又は遠隔操作のための通信システムにおいて、ユーザのネットワークに影響を及ぼすことなく、通信網を経由して管理装置及び温水利用設備を通信接続するための中継装置と、通信網と中継装置とを通信接続するためのルータとの通信接続を確立することである。
本発明のある局面では、通信網に接続された管理装置と、温水利用設備との間でデータ送受信を中継するための中継装置は、通信線を経由して接続された温水利用設備との間で情報を送受信する第1の通信部と、ルータおよび通信網を経由して管理装置との間で情報を送受信する第2の通信部とを備える。第2の通信部には、ルータとして、中継装置により専用される第1のルータ、および、複数のユーザ端末間で共用される第2のルータのいずれか一方が選択的に接続される。第2の通信部は、中継装置の起動後の所定時間内に、第1のルータの存在を示す存在情報を受信したときには、第1のルータとのデータ送受信を開始する。
上記中継装置によれば、中継装置は、第1のルータ(専用ルータ)自らが送信する存在情報に基づいて、接続されているルータが、第1のルータであるか、第2のルータ(汎用ルータ)であるかを識別することができる。これによれば、中継装置は、第1のルータに対する問合せを送信する必要がなくなるため、当該問合せが、第2のルータが通信接続されるユーザのネットワークに影響を及ぼすことを防ぐことができる。この結果、ユーザのネットワークに影響を及ぼすことなく、中継装置とルータとの通信接続を確立することができる。
上記中継装置において好ましくは、第2の通信部は、所定時間内に存在情報を受信しなかったときには、第2のルータとのデータ送信を開始する。
これによると、中継装置は、第1のルータが送信した存在情報の受信の有無に基づいて、接続されているルータが第1のルータであるか、第2のルータであるかを識別することができる。よって、中継装置は、接続されているルータが第1のルータおよび第2のルータのいずれであっても、ルータとの通信接続を確立することができる。
本発明の他のある局面では、通信網に接続された管理装置と、温水利用設備に接続された中継装置との間を通信接続するためのルータは、中継装置により専用される。ルータは、起動後であって中継装置との通信接続が確立する前に、中継装置に対して、自装置の存在を示す存在情報を送信する。
上記ルータによれば、自らが存在情報を送信することで、中継装置がルータに対する問合せを送信する必要をなくすことができる。よって、当該問合せが、汎用ルータが通信接続されるユーザのネットワークに影響を及ぼすことを防ぐことができる。この結果、ユーザのネットワークに影響を及ぼすことなく、中継装置とルータとの通信接続を確立することができる。
好ましくは、ルータは、起動後、所定の時間間隔で存在情報を送信する。これによると、中継装置は、起動後において、ルータから送信される存在情報を確実に受信することができる。
本発明の他のある局面では、通信装置は、通信線を経由して温水利用設備と接続された中継装置と、通信網と中継装置との間を通信接続するためのルータとを備える。ルータは、中継装置により専用され、起動後であって中継装置との通信接続が確立する前に、中継装置に対して、自装置の存在を示す存在情報を送信するように構成される。中継装置は、起動後の所定時間内に存在情報を受信したときに、ルータに向けたデータの送信を開始する。
上記通信装置によれば、中継装置と専用ルータとが一体化された通信装置において、汎用ルータに対応した中継装置を適用することができる。
上記通信装置において好ましくは、中継装置およびルータを収容する筐体をさらに備える。
上記通信装置において好ましくは、中継装置は、通信線から電力供給を受けて電源電圧を生成する第1の電源回路を有する。ルータは、第1の電源回路とは独立した第2の電源回路を有する。
これによると、中継装置と専用ルータとの間で起動タイミングが異なる場合においても、中継装置は専用ルータが送信する存在情報に基づいて、接続されているルータを識別することができる。
本発明のある局面では、通信システムは、通信線を経由して温水利用設備と接続された中継装置と、通信網と中継装置との間を通信接続するためのルータと、通信網およびルータを経由して中継装置と通信接続された管理装置とを備える。ルータは、中継装置により専用され、起動後であって中継装置との通信接続が確立する前に、中継装置に対して、自装置の存在を示す存在情報を送信するように構成される。中継装置は、起動後の所定時間内に存在情報を受信したときに、ルータに向けたデータの送信を開始する。
上記通信システムによれば、中継装置は、ルータ(専用ルータ)自らが送信する存在情報に基づいて、接続されているルータが、専用ルータであるか、汎用ルータであるかを識別することができる。これによれば、中継装置は、専用ルータに対する問合せを送信する必要がなくなるため、当該問合せが、汎用ルータが通信接続されるユーザのネットワークに影響を及ぼすことを防ぐことができる。この結果、ユーザのネットワークに影響を及ぼすことなく、中継装置とルータとの通信接続を確立することができる。
本発明によれば、通信網を経由した温水利用設備の遠隔監視及び/又は遠隔操作のための通信システムにおいて、ユーザのネットワークに影響を及ぼすことなく、通信網を経由して管理装置及び温水利用設備を通信接続するための中継装置と、通信網と中継装置とを通信接続するためのルータとの通信接続を確立することができる。
以下に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。なお、以下では図中の同一または相当部分には同一符号を付してその説明は原則的に繰返さないものとする。
図1は、本実施の形態に従う通信システムの構成例を示すブロック図である。図1に示されるように、本実施の形態に従う通信システムは、温水利用設備の遠隔監視および/または遠隔操作のためのデータの送受信を実行する。
図1を参照して、温水供給システム10は、「温水利用設備」の一例である温水供給装置100と、温水供給装置100の運転操作指令を入力するためのリモートコントローラ(以下、単に「リモコン」とも称する)105とを含む。本実施の形態では、温水供給装置100が遠隔管理及び/又は遠隔操作の対象とされる。
温水供給システム10において、温水供給装置100およびリモコン105は、2心通信線50を介して相互に通信可能に接続される。より詳細には、温水供給装置100およびリモコン105の各々には、マイクロコンピュータ等を含む制御部(図示せず)が内蔵されており、これらの制御部同士が所定の通信プロトコルで2心通信線50を介して、シリアル通信可能に構成されている。また、温水供給装置100は、外部機器用の電源電圧を2心通信線50に出力するように構成することが可能である。この場合には、通信データは、電源電圧に重畳させることができる。
さらに、温水供給装置100の制御部は、2心通信線50を介して、通信アダプタ40と接続される。例えば、温水供給システム10は、屋外、例えば住宅の外壁の周辺やガレージなどに設置することができる。通信アダプタ40は、屋内に配置されたLAN(Local Area Network)ルータ60と通信接続される。
LANルータ60は、所定の通信規格に従う通信ケーブル65(例えば、イーサネット(登録商標)ケーブル)によって通信アダプタ40と通信接続される。LANルータ60は、さらに、通信網の代表例であるインターネットに接続されている。これにより、通信アダプタ40は、LANルータ60を経由して、インターネットと通信接続することができる。
図1の構成では、LANルータ60は、通信アダプタ40によって専用される専用ルータである。通信アダプタ40およびLANルータ60はともに、筐体110内に収容されており、一体の通信装置を構成する。筐体110は、屋内または屋外に配置される。すなわち、LANルータ60は「第1のルータ」の一実施例に対応し、通信アダプタ40、LANルータ60および筐体110は「通信装置」の一実施例を構成する。図1の構成例では、通信アダプタ40とLANルータ60とが通信ケーブル65によって有線接続されているが、通信アダプタ40とLANルータ60とは無線LANによって通信接続されていてもよい。通信アダプタ40およびLANルータ60の詳細については後程説明する。
さらに、本実施の形態に従う通信システムでは、管理センター20及びサポートセンター70がインターネット(通信網)に接続される。管理センター20は、クラウドサーバ21a及びアプリケーションサーバ21bを含む。クラウドサーバ21a及びアプリケーションサーバ21bは、インターネットもしくは専用回線を介して相互に通信可能に接続されており、互いに連携して各種サービスを提供することができる。
図2は、クラウドサーバ21a及びアプリケーションサーバ21bを構成するサーバ装置21の概略構成図である。
図2を参照して、サーバ装置21は、装置全体を制御するためのCPU(Central Processing Unit)25と、CPU25と接続された、通信ユニット26、メモリ27、及び、表示部28とを含む。通信ユニット26は、通信網(インターネット)に接続された通信によって、他の機器又はサーバと通信する機能を有する。
メモリ27は、例えば、CPU25で実行されるプログラムを記憶するためのメモリであるROM(Read Only Memory)27a、CPU30でプログラムを実行する際の作業領域となったり計算値を記憶したりするためのメモリであるRAM(Random Access Memory)27b、及び、大型の記憶装置の一例としてのHDD(Hard Disk Drive)27cを含む。
サーバ装置21は、一般的なコンピュータに相当する機能を有して構成することができる。表示部28は、例えば、液晶ディスプレイによって構成することができる。サーバ装置21は、操作入力を受け付けるための操作部をさらに含んでもよい。
図3は、通信アダプタ40の構成例を示すブロック図である。
図3を参照して、通信アダプタ40は、制御部41と、通信ユニット42,43,46と、電源回路44と、メモリ45と、アンテナ47と、手動スイッチ49とを含む。
図3を参照して、通信アダプタ40は、制御部41と、通信ユニット42,43,46と、電源回路44と、メモリ45と、アンテナ47と、手動スイッチ49とを含む。
制御部41は、CPU41a及びインターフェイス(I/F)41bを含むマイクロコンピュータによって構成することができる。
通信ユニット42は、2心通信線50を経由して、温水供給装置100及びリモコン105との間で双方向にデータを送受信可能に構成される。電源回路44は、2心通信線50から電力供給を受けて、通信アダプタ40内の各要素の動作電源電圧を生成する。
通信ユニット43は、アンテナ47を経由した無線通信によって、スマートフォン30を始めとする外部機器との間で双方向にデータを送受信する機能を有するように構成される。
通信ユニット46は、通信ケーブル65を経由した有線通信によって、図1に示されたLANルータ60(専用ルータ)との間で双方向にデータを送受信する機能を有するように構成される。
ここで、通信ケーブル65は、図1に示されたLANルータ60(専用ルータ)、および、LANルータ90のいずれか一方と選択的に接続可能に構成される。LANルータ90は、屋内に配置され、ユーザのネットワーク85に接続される複数のユーザ端末80の間で共用される汎用ルータである。LANルータ90は「第2のルータ」の一実施例に対応する。なお、図1では、ユーザ端末80として、パーソナルコンピュータを例示したが、これに限定するものではない。
すなわち、通信ユニット46は、通信ケーブル65を介して、LANルータ60(専用ルータ)およびLANルータ90(汎用ルータ)のいずれか一方と選択的に接続可能に構成されている。これによると、LANルータ60に対応した通信アダプタ40と、LANルータ90に対応した通信アダプタ40とで、通信アダプタの構成を共通化することができる。後程説明するように、通信ケーブル65をLANルータ90(汎用ルータ)に接続した場合には、通信ユニット46は、通信ケーブル65を経由した有線通信によって、LANルータ90(汎用ルータ)との間で双方向にデータを送受信することが可能となる。
メモリ45は、ROM45a及びRAM45bを有する。ROM45aは、不揮発性メモリ(代表的には、フラッシュメモリ)によって構成されるので、その記憶内容は、通信アダプタ40の電源をオフしても保持される。また、ROM45aの記憶内容は、制御部41によって書換え可能である。例えば、ROM45aには、通信アダプタ40の動作を制御するためのプログラムが格納される。
RAM45bは、揮発性メモリ(代表的には、DRAM(Dynamic Random Access Memory))によって構成されるので、その記憶内容は通信アダプタ40の電源オフによってクリアされる。特に、RAM45bの記憶内容は、通信アダプタ40の起動処理時に初期化される。なお、図3では、メモリ45及び制御部41を別個の要素として表記したが、メモリ45の一部又は全部について、制御部41に内蔵することも可能である。
手動スイッチ49は、ユーザ又は作業員等が操作可能なプッシュスイッチによって構成することができる。手動スイッチ49の操作に応じて、所定の電気信号が手動スイッチ49から制御部41へ入力される。これにより、制御部41は、手動スイッチ49の操作を検知することができる。例えば、手動スイッチ49には、通信アダプタ40のアクセスポイントモード(APモード)をオン/オフするためのプッシュスイッチが含まれる。
通信アダプタ40は、通信ユニット46を用いて、LANルータ60及びインターネットを経由して管理センター20の通信ユニット26との間で通信することができる。これにより、通信アダプタ40は、管理センター20との間でデータ及び情報を送受信することができる。また、通信アダプタ40がAPモードで動作することにより、通信ユニット43により、一定距離内の外部機器と無線LANによる通信を行うことが可能である。このように、通信アダプタ40は、図1に示された通信システムにおいて、温水供給システム10、管理センター20、及び、後述するスマートフォン30の間でのデータ送受信の中継機能を有することが理解される。
図3の構成例において、通信ユニット42は「第1の通信部」の一実施例に対応し、通信ユニット46は「第2の通信部」の一実施例に対応する。
上述したように、LANルータ60は、通信アダプタ40によって専用される専用ルータである。LANルータ60は、基本的には、通信アダプタ40から受信した情報を変換してインターネットを通じて管理センター20に対して伝送する。一方、インターネットを通じて管理センター20から伝送される情報を変換して通信アダプタ40に送信する。LANルータ60としては、例えば、インターネットとの常時接続機能、DHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)サーバ機能およびHUB機能を備えたブロードバンドルータおよびスイッチングハブ等が用いられる。本実施の形態では、LANルータ60は、3Gルータである。
図4は、LANルータ60の構成例を示すブロック図である。図4を参照して、LANルータ60は、制御部61と、通信ユニット62と、電源回路64と、メモリ66と、アンテナ67を含む。
制御部61は、CPU61a及びインターフェイス(I/F)61bを含むマイクロコンピュータによって構成することができる。
通信ユニット62は、通信ケーブル65を経由して、通信アダプタ40との間で双方向にデータを送受信可能に構成される。電源回路64は、2心通信線50とは独立した電源線(例えば、商用電源線)から電力供給を受けて、LANルータ60内の各要素の動作電源電圧を生成する。すなわち、LANルータ60は、通信アダプタ40とは別電源である。
通信ユニット63は、アンテナ67を経由して、3G回線からなる移動体通信網に通信接続されている。これにより、通信アダプタ40は、LANルータ60との通信接続が確立されると、LANルータ60および移動体通信網を経由してインターネットに接続することができる。
メモリ66は、ROM66a、RAM66b及び記憶部66cを有する。ROM66aは、不揮発性メモリ(代表的には、フラッシュメモリ)によって構成されるので、その記憶内容は、LANルータ60の電源をオフしても保持される。また、ROM66aの記憶内容は、制御部61によって書換え可能である。例えば、ROM66aには、LANルータ60の動作を制御するためのプログラムが格納される。
RAM66bは、揮発性メモリ(代表的には、DRAM(Dynamic Random Access Memory))によって構成されるので、その記憶内容はLANルータ60の電源オフによってクリアされる。特に、RAM66bの記憶内容は、LANルータ60の起動処理時に初期化される。
記憶部66cは、不揮発性メモリによって構成されるので、その記憶内容は、LANルータ60の電源をオフしても保持される。記憶部66cには、自装置の存在を示す情報(以下、「存在情報」とも称する)が格納される。この存在情報は、通信アダプタ40に対して、通信ケーブル65を介して接続されているルータがLANルータ60(専用ルータ)であることを知らせるために用いられる。後程説明するように、LANルータ60は、起動後、通信アダプタ40に対して、この存在情報を、通信アダプタ40からの応答があるまで、所定の時間間隔で送信するように構成される。LANルータ60は、さらに、移動体通信網(3G回線)との接続が切断された場合には、再び移動体通信網と接続された後、通信アダプタ40からの応答があるまで、所定の時間間隔で存在情報を送信するように構成される。
なお、図4では、メモリ66及び制御部61を別個の要素として表記したが、メモリ66の一部又は全部について、制御部61に内蔵することも可能である。
再び図1を参照して、スマートフォン30は、LTE回線、4G回線又は3G回線などの移動体通信網を介してインターネットに通信接続するように構成されている。さらに、スマートフォン30は、通信アダプタ40がアクセスポイントモード(APモード)で動作することにより、通信アダプタ40との間に無線LAN接続を形成することが可能である。
クラウドサーバ21aは、主として、各家庭に設置された多数の通信アダプタ40が常時接続されて、これらの通信アダプタ40との間で通信することにより、各家庭の温水供給システム10の各種情報を収集するとともに管理する。例えば、収集する情報には、単位時間毎の給湯量、消費燃料量、給湯温度、及び、各温水供給システム10で発生したエラー情報などを含むことができる。
アプリケーションサーバ21bは、各家庭の多数のユーザのための多数のユーザアカウントを管理するとともに、ユーザが保有するスマートフォン30(無線操作端末)からのログインを受け付けて、その操作端末に対して各種サービスを提供することができる。
好ましくは、アプリケーションサーバ21bが提供するサービスを利用するための専用アプリケーションソフトウェアをスマートフォン30にインストールして、該アプリケーションソフトウェアからログイン操作及びログイン後の各種操作を行えるようにすることができる。あるいは、Webベースのサービス提供を行うことにより、適宜のWebブラウザを用いてログインその他の操作を行えるようにすることもできる。
なお、アプリケーションサーバ21bは、スマートフォン30などのユーザ端末に対するアプリケーションサービスのみを提供するものとし、ユーザアカウントを含む顧客情報はさらに別の顧客情報管理センターによって管理するよう構成することも可能である。あるいは、クラウドサーバ21a及びアプリケーションサーバ21bは、一体化されたサーバ装置により構成されてもよい。
クラウドサーバ21a及びアプリケーションサーバ21bによって提供するサービスは適宜必要に応じて設計することができる。例えば、接続機器確認サービス、運転情報収集管理サービス、エラー監視サービス、メンテナンスモニタサービス等の遠隔管理サービスを提供することができる。
接続機器確認サービスによれば、後述する通信アダプタ40に接続されている温水供給システム10のシステム構成及び温水供給装置100の機種を確認することができる。通信アダプタ40が温水供給システム10から収集した情報に基づいて、サーバ側で機種やシステム構成を判別することができる。
運転情報収集管理サービスによれば、単位時間毎(例えば1時間毎)に定期的に温水供給システム10の運転情報を、通信アダプタ40から収集して管理することができる。収集する運転情報は任意であるが、例えば、単位時間毎の累積給湯量又は累積消費燃料量を収集することができる。収集された運転情報は、ビッグデータ解析による開発資料の作成に利用することも可能である。
エラー監視サービスによれば、温水供給システム10でエラーが発生した場合に、当該エラーに関する情報を通信アダプタ40から取得して、サポートセンター70の端末71に対して、あるいはユーザのメールアドレス宛にエラー通知を行うことができる。
メンテナンスモニタサービスによれば、温水供給システム10の修理作業を行う場合などに、温水供給システム10の動作状況をリアルタイムでモニタリングすることができる。具体的には、クラウドサーバ21aに通信接続した現場作業員用のタブレット端末(図示せず)等によって、指定した通信アダプタ40に接続された温水供給システム10の動作状況をリアルタイムでモニタリングすることが可能である。
さらに、本実施の形態に従う温水利用設備の遠隔管理システムでは、温水供給システム10の遠隔操作サービスを提供することができる。
遠隔操作サービスによれば、サポートセンター70の端末71や、ユーザ所有のスマートフォン30等から、温水供給システム10の所定の操作、例えば、給湯運転スイッチのオン/オフの切替操作及び給湯設定温度の変更操作等を遠隔で行うことを可能にする。例えば、ユーザによる遠隔操作は、スマートフォン30等からアプリケーションサーバ21bにログインすることによって実行可能となる運用とすることができる。
また、遠隔管理システムのサービスの一環として、ログインした状態で通信アダプタ40から収集した運転情報をスマートフォン30で閲覧できるように表示することも可能である。本実施の形態に従う通信システムは、温水供給システム10の遠隔監視及び遠隔操作の一方のみ又は両方を実行するように構成することができる。
このように、実施の形態に従う通信システムでは、通信アダプタ40による中継によって、温水供給システム10及び管理センター20の間でデータが送受信されることにより、温水供給システム10の遠隔監視及び/又は遠隔操作が実現される。さらに、スマートフォン30等の無線操作端末によってユーザが通信システムと接続可能となることにより、温水利用設備の遠隔監視及び/又は遠隔操作のユーザ利便性が向上する。
すなわち、図1の構成例において、通信アダプタ40は「中継装置」の一実施例に対応し、LANルータ60は「ルータ」あるいは「第1のルータ」の一実施例に対応し、サーバ(管理センター)20は「管理装置」の一実施例に対応する。
ここで、本実施の形態に従う通信システムにおいて、通信アダプタ40には、ルータとして、図1に示したLANルータ60(専用ルータ)およびLANルータ90(汎用ルータ)のいずれか一方が選択的に接続される。言い換えれば、通信アダプタ40は、LANルータ60(専用ルータ)とLANルータ90(汎用ルータ)とで共通化されている。LANルータ90は「第2のルータ」の一実施例に対応する。
図5には、本実施の形態に従う通信システムの別の構成例として、通信アダプタ40にLANルータ90(汎用ルータ)が接続されている通信システムが示される。
図5の構成例では、LANルータ90(汎用ルータ)は、ユーザのネットワーク85に通信接続されるとともに、通信ケーブル65によって通信アダプタ40と通信接続される、有線LANルータとして示される。LANルータ90は、無線LANルータであってもよい。なお、LANルータ90にも、LANルータ60のアンテナ67と同様、図示しないアンテナが備えられている。LANルータ90は、さらにインターネットに接続されている。これにより、通信アダプタ40は、LANルータ90を経由して、インターネットと通信接続することができる。LANルータ90としては、例えば、インターネットとの常時接続機能、DHCPサーバ機能およびHUB機能を備えたブロードバンドルータ・スイッチングハブ等が用いられる。
通信アダプタ40は、電源オンによる起動後、LANルータを経由してインターネットとの通信接続を確立するために、自己が接続されているルータがLANルータ60(専用ルータ)であるか、LANルータ90(汎用ルータ)であるかを識別する必要がある。接続されているルータに対応した通信を行なうためである。
ここで、LANルータ60(専用ルータ)が接続されているか否かを判定する手法としては、通信アダプタ40が、LANルータ60に対してブロードキャストパケットを用いて、LANルータ60の存在を問い合わせる手法を用いることができる。ブロードキャストとは、同じデータリンク内の全宛先を指定し、1対不特定多数で行われるデータ通信である。
上記手法では、通信アダプタ40は、ブロードキャストパケットを用いて、LANルータ60の接続情報を問い合わせる。この接続情報には、LANルータ60のIP(Internet Protocol)アドレスやMAC(Media Access Control)アドレス、および、LANルータ60と移動体通信網(3G回線)との間の通信状態を示す情報等が含まれる。その通信状態を示す情報には、受信信号強度およびキャリア対干渉雑音比などが含まれる。
通信アダプタ40は、LANルータ60からの応答パケットを受信すると、LANルータ60が存在している(すなわち、LANルータ60が接続されている)と判定することができる。応答パケットには、LANルータ60の接続情報が含まれている。
しかしながら、その一方で、図5のように、通信アダプタ40が、LANルータ60(専用ルータ)ではなく、LANルータ90(汎用ルータ)に接続されている場合、通信アダプタ40から送信されたブロードキャストパケットは、ユーザのネットワーク85に接続されている全てのユーザ端末80に向けて送信されることになる。このように、応答する必要のないネットワーク85に対してブロードキャストパケットが送信されることで、ネットワーク85に接続されるユーザ端末80の通信に影響が生じてしまうことが懸念される。
したがって、ブロードキャストパケットを用いることなく、LANルータ60(専用ルータ)の存在を判定する手法が必要となる。
以下では、本実施の形態に従う通信システムにおけるLANルータ60(専用ルータ)の存在の判定処理手順について、図6を用いて説明する。
図6には、LANルータ60(専用ルータ)の存在の判定処理手順のシーケンス図が示されている。
図6を参照して、温水供給システム10が起動すると(S1)、2心通信線50から電力供給を受けて通信アダプタ40も起動する。なお、LANルータ60は通信アダプタ40とは別電源であるため、通信アダプタ40が起動した時刻よりも前の時刻で、LANルータ60は既に起動しているものとする。
LANルータ60は、起動後、所定の時間間隔(例えば、60秒)で、通信アダプタ40に対して、ブロードキャストパケットを用いて存在情報(自装置の存在を示す情報)を送信する。通信アダプタ40から応答があるまで、LANルータ60は、存在情報を定期的に送信する。
通信アダプタ40は、起動後、LANルータ60からの存在情報の受信を待ち受ける待機状態となる。起動後から所定時間(例えば、300秒)が経過するまでの間に存在情報を受信した場合(S2)、通信アダプタ40は、LANルータ60が存在している(すなわち、LANルータ60が接続されている)と判定する。なお、所定時間は、LANルータ60が存在情報を送信する時間間隔よりも長い時間に設定されている。
一方、起動後から所定時間が経過するまでの間に存在情報を受信しなかった場合、通信アダプタ40は、LANルータ60が存在しておらず、LANルータ90(汎用ルータ)に接続されていると判定する。
通信アダプタ40は、LANルータ60が存在していると判断すると、続いて、LANルータ60に対して、LANルータ60の接続情報を問い合わせる(S3)。LANルータ60は、通信アダプタ40からの問合せを受信すると、応答として、自己の接続情報を通信アダプタ40に送信する(S4)。上述したように、接続情報には、LANルータ60のIPアドレスやMACアドレス、および、LANルータ60と移動体通信網(3G回線)との間の通信状態を示す情報(受信信号強度およびキャリア対干渉雑音比)等が含まれる。
通信アダプタ40は、LANルータ60の応答を受信すると、当該応答に含まれているLANルータ60の接続情報を取得する。そして、通信アダプタ40は、取得したLANルータ60の接続情報を、LANルータ60およびインターネットを経由して、サーバ20に向けて送信する(S5)。
サーバ20が通信アダプタ40からLANルータ60の接続情報を受信することにより、通信アダプタ40およびサーバ20の間の通信接続が確立する(S6)。以降、通信アダプタ40は、LANルータ60およびインターネットを経由してサーバ20との間で通信することができる。
ここで、通信中において、LANルータ60と移動体通信網(3G回線)との接続が切断される等に起因して、通信アダプタ40とサーバ20との間の通信接続が切断された場合を想定する(S7)。
この場合、LANルータ60は、移動体通信網に再び接続されると(S8)、所定の時間間隔で、通信アダプタ40に対して存在情報を送信する。
通信アダプタ40は、通信接続(S8)後、LANルータ60からの存在情報の受信を待ち受ける待機状態となる。通信接続後から所定時間が経過するまでの間に存在情報を受信した場合(S9)、通信アダプタ40は、LANルータ60が存在していると判断する。
LANルータ60が存在していると判断されると、次に、通信アダプタ40は、LANルータ60に対して、再びLANルータ60の接続情報を問い合わせる(S10)。
LANルータ60は、通信アダプタ40からの問合せを受信すると、応答として、自己の接続情報を通信アダプタ40に送信する(S11)。通信アダプタ40は、LANルータ60からの応答を受信すると、当該応答に含まれているLANルータ60の接続情報を取得する。そして、通信アダプタ40は、取得したLANルータ60の接続情報をLANルータ60およびインターネットを経由して、サーバ20に送信する(S12)。
サーバ20が通信アダプタ40からLANルータ60の接続情報を受信することにより、通信アダプタ40およびサーバ20の間の通信接続が再び確立する(S13)。したがって、通信アダプタ40は、LANルータ60およびインターネットを経由してサーバ20との間で通信を再開することができる。
以上説明したように、本実施の形態に従う通信システムによれば、専用ルータ(LANルータ60)および汎用ルータ(LANルータ90)のいずれか一方が選択的に接続されるように構成された通信アダプタ40において、専用ルータ自らが送信した存在情報に基づいて、専用ルータが接続されているか、あるいは、汎用ルータが接続されているかを判定することができる。これによれば、通信アダプタ40は、専用ルータに対する問合せを送信する必要がなくなるため、当該問合せがユーザのネットワークに影響を及ぼすことを防ぐことができる。この結果、ユーザのネットワークに影響を及ぼすことなく、通信アダプタ40とルータとの通信接続を確立することができる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
10 温水供給システム、20 管理センター(サーバ)、21 サーバ装置、21a クラウドサーバ、21b アプリケーションサーバ、26,42,43,46,62,63 通信ユニット、27,45,66 メモリ、28 表示部、30 スマートフォン、40 通信アダプタ、41,61 制御部、44,64 電源回路、45a,66a ROM、45b,66b RAM、47,67 アンテナ、49 手動スイッチ、50 2心通信線、60,90 LANルータ、65 通信ケーブル、66c 記憶部、70 サポートセンター、71 端末、80 ユーザ端末、85 ネットワーク、100 温水供給装置、105 リモコン、110 筐体。
Claims (8)
- 通信網に接続された管理装置と、温水利用設備との間でデータ送受信を中継するための中継装置であって、
通信線を経由して接続された前記温水利用設備との間で情報を送受信する第1の通信部と、
ルータおよび前記通信網を経由して前記管理装置との間で情報を送受信する第2の通信部とを備え、
前記第2の通信部には、前記ルータとして、前記中継装置により専用される第1のルータ、および、複数のユーザ端末間で共用される第2のルータのいずれか一方が選択的に接続され、
前記第2の通信部は、前記中継装置の起動後の所定時間内に、前記第1のルータの存在を示す存在情報を受信したときには、前記第1のルータとのデータ送受信を開始する、中継装置。 - 前記第2の通信部は、前記所定時間内に前記存在情報を受信しなかったときには、前記第2のルータとのデータ送信を開始する、請求項1に記載の中継装置。
- 通信網に接続された管理装置と、温水利用設備に接続された中継装置との間を通信接続するためのルータであって、前記ルータは、前記中継装置により専用され、
起動後であって前記中継装置との通信接続が確立する前に、前記中継装置に対して、自装置の存在を示す存在情報を送信する、ルータ。 - 前記ルータは、起動後、所定の時間間隔で前記存在情報を送信する、請求項3に記載のルータ。
- 通信線を経由して温水利用設備と接続された中継装置と、
通信網と前記中継装置との間を通信接続するためのルータとを備え、
前記ルータは、前記中継装置により専用され、起動後であって前記中継装置との通信接続が確立する前に、前記中継装置に対して、自装置の存在を示す存在情報を送信するように構成され、
前記中継装置は、起動後の所定時間内に前記存在情報を受信したときに、前記ルータに向けたデータの送信を開始する、通信装置。 - 前記中継装置および前記ルータを収容する筐体をさらに備える、請求項5に記載の通信装置。
- 前記中継装置は、前記通信線から電力供給を受けて電源電圧を生成する第1の電源回路を有し、
前記ルータは、前記第1の電源回路とは独立した第2の電源回路を有する、請求項5または6に記載の通信装置。 - 通信線を経由して温水利用設備と接続された中継装置と、
通信網と前記中継装置との間を通信接続するためのルータと、
前記通信網および前記ルータを経由して前記中継装置と通信接続された管理装置とを備え、
前記ルータは、前記中継装置により専用され、起動後であって前記中継装置との通信接続が確立する前に、前記中継装置に対して、自装置の存在を示す存在情報を送信するように構成され、
前記中継装置は、起動後の所定時間内に前記存在情報を受信したときに、前記ルータに向けたデータの送信を開始する、通信システム。
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JP2018009455A JP2019129395A (ja) | 2018-01-24 | 2018-01-24 | 中継装置、ルータ、通信装置および通信システム |
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WO2022257667A1 (zh) * | 2021-06-08 | 2022-12-15 | 荣耀终端有限公司 | 路由器控制方法、装置和存储介质 |
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- 2018-01-24 JP JP2018009455A patent/JP2019129395A/ja active Pending
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